JPH09138875A - 媒体撮像装置および硬貨処理装置 - Google Patents

媒体撮像装置および硬貨処理装置

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JPH09138875A
JPH09138875A JP31949195A JP31949195A JPH09138875A JP H09138875 A JPH09138875 A JP H09138875A JP 31949195 A JP31949195 A JP 31949195A JP 31949195 A JP31949195 A JP 31949195A JP H09138875 A JPH09138875 A JP H09138875A
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JP
Japan
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medium
coin
accelerating
image
conveying
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JP31949195A
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English (en)
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Masaki Hori
雅貴 堀
Koji Sogo
浩二 十河
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • G07D5/005Testing the surface pattern, e.g. relief

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Abstract

(57)【要約】 【課題】媒体搬送手段と、加速手段と、媒体撮像手段と
を有することで、前段から連続して搬送されてくる媒体
を加速手段で加速して、撮像すべき媒体と後続の媒体と
の間に間隔を形成して、媒体の確実な個別分離を図っ
て、媒体個々の全面を良好に撮像することができる媒体
撮像装置の提供を目的とする。 【解決手段】搬送される媒体Aを撮像する媒体撮像装置
であって、上面に媒体Aを載せて搬送する媒体搬送手段
18と、上記媒体搬送手段18上の媒体Aを加速する加
速手段20と、上記媒体搬送手段18による搬送中の媒
体Aを撮像する媒体撮像手段22とを備えたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばベルト上
を搬送される硬貨などの媒体をCCDカメラのような撮
像手段で撮像する媒体撮像装置および硬貨処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の媒体撮像装置における媒
体の搬送構造としては大別して図11、図12に示す構
造と、図13に示す構造と、図14に示す構造と、図1
5に示す構造との4通りの搬送構造がある。
【0003】図11、図12に示す従来構造は硬貨など
の媒体Bをベルト101,102で挟持して搬送する両
面搬送構造であって、媒体Bを確実に搬送することがで
きる利点がある反面、媒体Bの上下両面がベルト10
1,102で覆われるため、媒体Bの画像を良好に取得
することが不可能な問題点があった。図11、図12に
示す構造において仮りに上側のベルト102を透明部材
で構成しても、ベルト102の表面の傷および汚れによ
って撮像画像に大きな影響を受けるための実用化に支障
をきたす問題がある。
【0004】図13に示す従来構造は硬貨などの媒体B
をベルト101上面に載せて搬送する片面搬送構造であ
って、媒体Bの上面が覆われていないためCCDカメラ
(図示せず)等による撮像手段で撮像した画像の取得に
適している利点がある反面、媒体Bに与えられる搬送力
はベルト101との摩擦力に依存するため搬送力が弱
く、連続媒体の分離に必要な急激な搬送速度制御を行う
ことが困難であり、媒体Bの種類によってはその搬送速
度にばらつきが発生する問題点があった。
【0005】図14に示す従来構造は硬貨などの媒体B
をベルト101上面に載せて搬送すると共に、搬送され
る媒体B上面に透明ガラス板などの透明部材103を対
接する片面搬送構造であって、媒体Bとベルト101と
の摩擦力向上により媒体Bの挙動が安定し、搬送の正確
性を確保することができる利点がある反面、移動中の媒
体Bが透明部材103に摺接するため、この透明部材1
03に傷および汚れが付きやすく、画像取得に不向きと
なる問題点があった。
【0006】図15に示す従来構造は硬貨などの外径が
円形の媒体Bを傾斜搬送路104に沿ってその自重で転
動させるころがり搬送構造であって、駆動部を要しない
ため低コスト化、低騒音化を図ることができる利点があ
る反面、連続して搬送される媒体Bの個別分離に必要な
搬送速度制御が不可能なうえ、媒体Bと上述の傾斜搬送
路104とが常時一点接触するために媒体Bの周辺部の
画像が一部不鮮明となる関係上、媒体B全体の良好な画
像取得ができない問題点があった。
【0007】さらに上記各従来構造に共通する問題点と
しては、媒体Bが連続して搬送されてきた場合に、個別
に媒体B全面の画像を取得することが困難となる点が挙
げられる。
【0008】このような問題点を解決するためには図1
6に示すように上述のベルト105の搬送始端側に媒体
Bを加速する加速ローラ105を配設して、後続の媒体
との間隔を拡げる構成が考えられるが、図17、図1
8、図19に示すような円柱状の加速ローラ105を用
いると、媒体Bが円柱状加速ローラ105と最後に接す
る接触点106が、媒体後尾の1点となるため、図1
6、図17に示すように媒体Bにおける搬送先行側が跳
ね上がり、このためベルト101上においては図16に
仮想線βで示すように同媒体Bが上下方向に挙動し、画
像品質が悪化するだけでなく、媒体搬送時間にばらつき
が発生する問題点があった。
【0009】ところで、上述のベルト101上を搬送さ
れる硬貨などの媒体BをCCDカメラのような撮像手段
で撮像して画像取得する場合には、撮像手段に対して撮
像指令を出力するために、画像取得のタイミング信号を
得る必要がある。
【0010】このため従来にあっては図20、図21に
示すように投光器107と受光器108とを含む透過型
センサ109を用い、ベース110上のベルト101を
隔てて投光器107、受光器108を上下方向に配置し
ている。この際、上述のベルト101がベース110の
中央部分を走行するので、センサ配設位置は図21に示
すようにベルト101を回避したオフセット位置にベル
ト101と干渉しないように取付けられ、センサ109
が媒体Bを検知した時、センサ信号を2値化信号に変換
して、そのエッジを基準に画像取得のタイミング信号を
得るように構成されている。
【0011】しかし、このようなセンサ上下配置構造で
媒体Bを検出する時、媒体が硬貨の場合にあっては図2
2に示すように500円硬貨B1と1円硬貨B2とのよ
うに異金種硬貨にあっては外径差があるため、これら異
径硬貨B1,B2がセンサ109配設部を通過する際、
各硬貨B1,B2の先端位置には位置ずれΔχが生じ、
この媒体の位置ずれΔχに起因して、タイミング信号発
生時点に差が生ずるので、撮像手段で撮像された画像が
画面から食み出す問題点があり、このことは媒体Bが搬
送方向に対して左右に位置ずれした場合も同様である。
【0012】一方、上述の画像取得のタイミング信号を
得る目的で図23に示すように投光器107と受光器1
08とを含む透過型センサ109を左右横方向に配置し
た場合、一般に透過型センサ109にあっては投光器1
07の光ビーム107aが図24に示す如く拡がり、受
光器108側の受光エリア108aも拡がった状態の所
定の範囲を有しているので、媒体Bが硬貨である場合に
は、図25に示すように硬貨厚みは受光エリア108a
と比較して薄くなる。このため硬貨による受光エリア1
08aの遮光はその一部分のみとなり、センサ109の
受光量の透過時と遮光時との差が小となる。
【0013】また硬貨の先端が進行方向へ進みながらセ
ンサ109の受光エリア108a内に存在する間は、遮
光面積が硬貨の位置に従って変化するのでセンサ受光量
は図25に示す如く徐々に変化する。この受光信号は変
化レベルが小さく、かつ緩やかな変化であるため、ノイ
ズ等の外乱があると2値化されたデジタル信号(2値化
信号参照)のエッジ位置が図25に矢印で示すように変
動しやすくなる。このような媒体Bの位置を正確に検出
できなくなって、画像取得する基準タイミングがすれる
ので、媒体画像が撮像した画面から食み出す問題点があ
った。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、媒体搬送手段と、加速手段と、媒体撮像手
段とを有することで、前段から連続して搬送されてくる
媒体を加速手段で加速して、撮像すべき媒体と後続の媒
体との間に間隔を形成して、媒体の確実な個別分離を図
って、媒体個々の全面を良好に撮像することができる媒
体撮像装置の提供を目的とする。
【0015】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、搬送幅方向中央に凹
部を有する加速ローラで上述の加速手段を構成すること
により、媒体が加速ローラを通過する時、この媒体の加
速ローラと最後に接する接触点を2点と成して、媒体の
跳ね上がり防止を図り、搬送中における媒体の上下挙動
を防いで、画像品質の向上と媒体搬送時間のばらつき発
生防止との両立を図ることができる媒体撮像装置の提供
を目的とする。
【0016】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、加速手段の後方に媒
体の姿勢を規制する規制手段を設けることで、加速手段
から送り出された媒体の挙動を規制手段で防止して、媒
体姿勢の安定化を図り、媒体撮像手段による画像品質の
向上を達成することができる媒体撮像装置の提供を目的
とする。
【0017】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、厚みが異なる媒体に
対して加速手段および規制手段を追従させることで、こ
れら両手段を媒体の厚みに対応した最適位置に変更許容
して、媒体の厚みの大小にかかわらず媒体姿勢の安定化
を図り、媒体撮像手段による画像品質の向上を達成する
ことができる媒体撮像装置の提供を目的とする。
【0018】この発明の請求項5記載の発明、上記請求
項1,2,3もしくは4記載の発明の目的を達成するこ
とができる硬貨処理装置の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、搬送される媒体を撮像する媒体撮像装置であ
って、上面に媒体を載せて搬送する媒体搬送手段と、上
記媒体搬送手段上の媒体を加速する加速手段と、上記媒
体搬送手段による搬送中の媒体を撮像する媒体撮像手段
とを備えた媒体撮像装置であることを特徴とする。
【0020】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記加速手段を、搬
送幅方向中央に凹部を有する加速ローラで構成した媒体
撮像装置であることを特徴とする。
【0021】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記加速手段の後方
に該加速手段を通過した媒体の姿勢を規制する規制手段
を備えた媒体撮像装置であることを特徴とする。
【0022】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記加速手段は媒体
搬送手段の搬送面との間の離間距離が変更許容される一
方、上記加速手段後方に設けられて媒体の姿勢を規制す
る規制手段が上記加速手段の変更許容動作に従動する媒
体撮像装置であることを特徴とする。
【0023】この発明の請求項5記載の発明は、上記媒
体を硬貨に設定した請求項1,2,3もしくは4記載の
硬貨処理装置であることを特徴とする。
【0024】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、上述の媒体搬送手段はその上面に媒体を載せ
て搬送し、上述の加速手段は媒体搬送手段上の媒体を加
速し、媒体撮像手段は媒体搬送手段による搬送中の媒体
を撮像する。このように上述の加速手段で媒体を加速す
るので、撮像すべき媒体と後続の媒体との間に間隔を形
成して、媒体の確実な個別分離を図り、媒体個々の全面
を上記媒体撮像手段にて良好に撮像することができる効
果がある。
【0025】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の加速ロ
ーラはその搬送幅方向中央に凹部を有するので、媒体が
加速ローラを通過する時、この媒体の加速ローラと最後
に接する接触点を2点と成して、媒体の浮き上がり、跳
ね上がりを防止することができる。この結果、搬送中に
おける媒体の上下挙動を防止して、画像品質の向上と媒
体搬送時間のばらつき発生防止との両立を図ることがで
き、特に硬貨のような円形媒体の処理時に有効である。
【0026】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の加速手
段の後方に設けられた規制手段は加速手段を通過した媒
体の姿勢を規制する。このため加速手段から送り出され
た媒体の挙動を上述の規制手段で防止して、媒体搬送姿
勢の安定化を図ることができて、媒体撮像手段による画
像品質の向上を達成することができる効果がある。
【0027】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の加速手
段およびその後方に設けられた規制手段は通過する媒体
の厚みに対応して媒体搬送手段の搬送面との間の離間距
離が変更許容されるので、これら両手段を媒体の厚みに
対応した最適位置に変位させて、媒体の厚みの大小にか
かわらず上述の規制手段にて媒体姿勢の安定化を図るこ
とができて、媒体撮像手段による画像品質の向上を達成
することができる効果がある。
【0028】この発明の請求項5記載の発明によれば、
上述の媒体を硬貨に設定したもので、上述の媒体撮像手
段の出力により良好な硬貨識別を行なうことができる
等、上記請求項1,2,3もしくは4記載の発明の効果
を備えた硬貨処理装置を得ることができる。
【0029】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は本発明の媒体撮像装置を備えた硬貨処理
装置を示し、図1においてこの硬貨処理装置11はロー
ラ12,13間にエンドレス状の供給ベルト14を張架
して、供給ベルトコンベア15を構成すると共に、媒体
としての硬貨Aの搬送面が供給ベルト14の搬送面と同
一平面内に位置するように、ローラ16,17間にエン
ドレス状の搬送ベルト18を張架して、搬送ベルトコン
ベア19を構成している。
【0030】上述の搬送ベルト18はその上面に硬貨A
を載せて搬送する片面搬送構造の媒体搬送手段であっ
て、この搬送ベルト18の搬送始端側には硬貨Aを加速
する加速手段としての加速ローラ20を配設している。
上述の加速ローラ20は図2、図3、図4に示す如く搬
送幅方向中央に環状の凹部20aを有し、硬貨Aが加速
ローラ20を通過する時、この硬貨Aの加速ローラ20
と最後に接する接触点p1,p2を図4に示す如く2点
と成して、硬貨Aの浮き上がり、跳ね上がりを防止する
作用を奏する。
【0031】ところで、図1において供給ベルト14に
よる硬貨Aの移動速度をVとし、上述の加速ローラ20
では硬貨Aの移動速度をn倍(但しn≧1)に加速すべ
く構成している。而して、速度Vで連続して送られてき
た硬貨Aはまず前位の硬貨Aが加速ローラ20によりn
倍に加速される。後位の硬貨Aが加速ローラ20に到達
するまでには前位の硬貨Aの長さLだけ進む必要があ
る。一方、後位の硬貨Aが長さLだけ進む間に、前位の
硬貨Aは後位の硬貨Aのn倍(すなわちnL)の距離を
進むことになる。したがって、前位の硬貨Aと後位の硬
貨Aとの間の間隔D(図1参照)はn・L−L=(n−
1)・Lとなり、仮りに、直径20mmの硬貨Aが連続的
に搬送され、かつ加速ローラ20に加速された場合に
は、 D=(n−1)・L=(3−1)・20=40mm の間隔が開くことになり、この間隔Dの形成により硬貨
Aの確実な個別分離を図って、硬貨A個々の全面(つま
り上面)を良好に撮像することができるように構成して
いる。
【0032】また上述の加速ローラ20の後方(図1の
右方)には、この加速ローラ20を通過した硬貨Aの姿
勢を規制する規制手段としての規制部材21を配設し、
この規制部材21で硬貨Aの挙動を防止すべく構成して
いる。一方、上述の規制部材21よりも後方における搬
送ベルト18の上方には、この搬送ベルト18による搬
送中の硬貨A全面を撮像する媒体撮像手段としてのCC
Dカメラ22(撮像カメラ)を配設している。
【0033】図5は硬貨処理装置の制御回路ブロック図
を示し、ベース23上の搬送ベルト18と直交する左右
横方向に投光器と受光器とを含む透過型センサ24を配
置する一方、上述のCCDカメラ22の次段にはA/D
変換器25および画像メモリ26を接続している。また
撮影位置の硬貨Aを照光する目的で照光手段としての照
明ランプ27,27を設けている。
【0034】而して、CPU30はトリガセンサとして
作用する透過型センサ24、CCDカメラ22の次段に
接続された画像メモリ26からの入力に基づいて、RO
M28に格納されたプログラムに従って、出力装置31
およびCCDカメラ22を駆動制御し、またRAM29
は正しい硬貨の表裏両面の特徴データや特徴抽出用のル
ールなどの必要なテーブルやデータを記憶する。
【0035】ここで、上述の透過型センサ24における
受光器の受光エリア24aは図6に示すようにベース2
3の介設により図25の従来の受光エリア108aの半
分に遮光設定されている。このように構成すると透過時
と遮光時との受光差レベルは図25の構成に対して2倍
となり、2値化信号はそのエッジ位置の変動が僅少とな
る。このように構成した硬貨処理装置の作用を、図1に
示す側面図、図7に示すフローチャートを参照して、以
下に詳述する。
【0036】前段側の供給ベルトコンベア15から搬送
ベルトコンベア19の搬送ベルト18、加速ローラ20
間に供給された硬貨Aは、この加速ローラ20により加
速処理されて送り出される。硬貨Aが加速ローラ20を
通過する時、この硬貨Aが加速ローラ20と最後に接す
る接触点p1,p2は図4に示す如く2点となるので、
硬貨Aの浮き上がり、跳ね上がりが防止され、かつ加速
ローラ20の後方に設けられた規制部材21で硬貨Aの
挙動が阻止されるので、撮像すべき硬貨Aは後続の硬貨
Aとの間隔Dを隔てて、しかも安定姿勢にて搬送され
る。
【0037】このように安定姿勢で離間搬送される硬貨
Aが透過型センサ24(図5参照)配設部に達し、図6
に示す2値化信号が「0」から「1」に立ち上がると、
CPU30はCCDカメラ22に撮像指令を出力し、こ
のCCDカメラ22で搬送ベルト18上の硬貨Aの全面
が照光条件下にて撮像される。
【0038】第1ステップS1で、CPU30はCCD
カメラ22からの撮像データ(硬貨模様画像のデータ)
を一旦、A/D変換器25でアナログ・デジタル変換し
た後に、画像メモリ26を介して読取り入力する画像入
力を実行する。次に第2ステップS2で、CPU30は
硬貨模様のコントラスト向上を図る目的でエッジ強調処
理を実行する。
【0039】次に第3ステップS3で、CPU30は硬
貨画像をクリアするためにノイズ除去処理を実行し、次
の第4ステップS4で、CPU30は硬貨Aの外径を決
定する円検出を行ない、さらに次の第5ステップS5
で、CPU30はRAM29に記憶させた一定のルール
に基づいて硬貨模様の特徴を抽出する処理を実行し、次
の第6ステップS6で、CPU30はRAM29に予め
記憶させた正しい硬貨の特徴データ(表裏両面のデータ
を有する)との照合により金種判定を実行する。なお、
金種判定結果は図5に示す出力装置31に出力される。
【0040】このように、上述の搬送ベルト18はその
上面に硬貨Aを載せて搬送し、上述の加速ローラ20は
搬送ベルト18上の硬貨Aをn倍に加速し、CCDカメ
ラ22は搬送ベルト18による搬送中の硬貨Aを撮像す
る。この結果、上述の加速ローラ20で硬貨Aをn倍に
加速することができて、撮像すべき硬貨Aと後続の硬貨
Aとの間に間隔Dを形成して、硬貨Aの確実な個別分離
を図り、硬貨A個々の全面を上述のCCDカメラ22に
て良好に撮像することができる効果がある。
【0041】また、上述の加速ローラ20はその搬送幅
方向中央に凹部20aを有するので、硬貨Aが加速ロー
ラ20を通過する時、この硬貨Aの加速ローラ20と最
後に接する接触点p1,p2を2点と成して、硬貨Aの
浮き上がり、跳ね上がりを防止することができる。この
結果、搬送中における硬貨Aの上下挙動を防止して、画
像品質の向上と硬貨搬送時間のばらつき発生防止との両
立を図ることができる効果がある。
【0042】さらに、上述の加速ローラ20の後方に設
けられた規制部材21は加速ローラ20を通過した硬貨
Aの姿勢を規制する。このため加速ローラ20から送り
出された硬貨Aの挙動を上述の規制部材21で防止し
て、硬貨搬送姿勢の安定化を図ることができて、CCD
カメラ22による画像品質の向上を達成することができ
る効果がある。
【0043】図8は硬貨処理装置の他の実施例を示し、
加速ローラ20のローラ軸20bの両サイド(但し、図
8では一方のみを示す)にスプリングリテーナ用遊嵌リ
ング32を遊嵌し、スプリング33の図示下方へのバネ
力を上述の遊嵌リング32を介して加速ローラ20に付
勢して、厚さが異なる硬貨A1,A2,A3に対応して
加速ローラ20と搬送ベルト18の搬送面との間の離間
距離(上下距離)を変更許容すべく構成している。この
実施例では上述のローラ軸20bおよび遊嵌リング32
はガイド34に沿って上下動する。
【0044】しかも、この加速ローラ20と規制部材2
1とを連結部材35で相互連結して、加速ローラ20の
変更許容動作つまり上下動作に対して規制部材21が従
動するように構成している。
【0045】このように構成すると、上述の加速ローラ
20およびその後方に設けられた規制部材21は通過す
る硬貨A1,A2,A3の厚みに対応して搬送ベルト1
8の搬送面との間の離間距離が変更許容されるので、こ
れら両者20,21を硬貨A1,A2,A3の厚みに対
応した最適位置に変位させて、硬貨A1,A2,A3の
厚みの大小にかかわらず上述の規制部材21にて硬貨姿
勢の安定化を図ることができて、CCDカメラ22(前
図参照)による画像品質の向上を達成することができる
効果がある。
【0046】なお、この図8に示す実施例においても、
その他の点については先の実施例とほぼ同様の作用、効
果を奏するので、図8において前図と同一の部分には同
一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0047】図9、図10はセンサ配設部位における受
光エリア形成構造の他の実施例を示し、図9の構成は、
スリット状受光エリア形成部材40を設けて、上下方向
に細長く、かつ比較的狭いスリット状の受光エリア41
を形成している。このように構成すると硬貨Aの先端が
進行方向に進みながら透過型センサ24(前図参照)の
受光範囲に存在する時間が大幅に短縮されるので、相対
的にS/N比が向上し、2値化信号のエッジ位置変動が
僅少となるので、硬貨Aの位置を正確に検出することが
できて、画像取得する基準タイミングの正確化を図っ
て、硬貨画像を撮像された画面に確実に収めることがで
き、特に金種識別性能の向上を達成することができる効
果がある。
【0048】図10に示す構成は、トリガセンサとして
用いる投光器に半導体レーザもしくは発光部の小さい点
光源LEDを用い、レンズにて平行光にビーム整形し、
比較的ビーム径の小さい受光エリア42を形成する。こ
のように構成すると、相対的に透過時と遮光時との受光
差レベルが大きくなり、かつ硬貨Aの先端が進行方向に
進みながらセンサの受光エリア42内に存在する時間も
大幅に短縮されるので、相対的にS/N比が向上し、2
値化信号のエッジ位置変動が僅少となる。
【0049】この結果、硬貨Aの位置を正確に検出する
ことができて、画像取得する基準タイミングの正確化を
図って、硬貨画像を撮像された画面に確実に収めること
ができ、金種識別性能の向上を達成することができる効
果がある。
【0050】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の媒体は、実施例の硬貨A,A1,
A2,A3に対応し、以下同様に、媒体搬送手段は、搬
送ベルト18に対応し、加速手段は、加速ローラ20に
対応し、規制手段は、規制部材21に対応し、媒体撮像
装置は、硬貨処理装置に対応するも、この発明は、上述
の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の媒体撮像装置を備えた硬貨処理装置
の側面図。
【図2】 図1の部分抽出拡大図。
【図3】 図2のE−E線矢視図。
【図4】 図2の平面図。
【図5】 硬貨処理装置の制御回路ブロック図。
【図6】 受光エリアと2値化信号との関係を示す説明
図。
【図7】 金種判定処理を示すフローチャート。
【図8】 硬貨処理装置の他の実施例を示す側面図。
【図9】 受光エリアと2値化信号との関係を示す説明
図。
【図10】 受光エリアと2値化信号との関係を示す説
明図。
【図11】 従来の両面搬送構造を示す側面図。
【図12】 図11の平面図。
【図13】 従来の片面搬送構造を示す側面図。
【図14】 従来の他の片面搬送構造を示す側面図。
【図15】 従来のころがり搬送構造を示す説明図。
【図16】 従来の硬貨処理装置を示す側面図。
【図17】 図16の部分抽出部。
【図18】 図17の側面図。
【図19】 図17の平面図。
【図20】 従来のセンサ上下方向配置構造を示す側面
図。
【図21】 図20の平面図。
【図22】 異径硬貨検出時の位置ずれ発生を示す説明
図。
【図23】 従来のセンサ左右横方向配置構造を示す平
面図。
【図24】 光ビームの拡がり状態を示す説明図。
【図25】 従来の受光エリアと2値化信号との関係を
示す説明図。
【符号の説明】
18…搬送ベルト 20…加速ローラ 20a…凹部 21…規制部材 22…CCDカメラ A,A1,A2,A3…硬貨

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送される媒体を撮像する媒体撮像装置で
    あって、上面に媒体を載せて搬送する媒体搬送手段と、
    上記媒体搬送手段上の媒体を加速する加速手段と、上記
    媒体搬送手段による搬送中の媒体を撮像する媒体撮像手
    段とを備えた媒体撮像装置。
  2. 【請求項2】上記加速手段を、搬送幅方向中央に凹部を
    有する加速ローラで構成した請求項1記載の媒体撮像装
    置。
  3. 【請求項3】上記加速手段の後方に該加速手段を通過し
    た媒体の姿勢を規制する規制手段を備えた請求項1記載
    の媒体撮像装置。
  4. 【請求項4】上記加速手段は媒体搬送手段の搬送面との
    間の離間距離が変更許容される一方、上記加速手段後方
    に設けられて媒体の姿勢を規制する規制手段が上記加速
    手段の変更許容動作に従動する請求項1記載の媒体撮像
    装置。
  5. 【請求項5】上記媒体を硬貨に設定した請求項1,2,
    3もしくは4記載の硬貨処理装置。
JP31949195A 1995-11-13 1995-11-13 媒体撮像装置および硬貨処理装置 Pending JPH09138875A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110084953A (zh) * 2019-05-22 2019-08-02 象山冰川智能装备有限公司 一种自动化硬币分拣控制终端

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