JPH09139660A - 半導体スイッチ回路 - Google Patents
半導体スイッチ回路Info
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- JPH09139660A JPH09139660A JP7298346A JP29834695A JPH09139660A JP H09139660 A JPH09139660 A JP H09139660A JP 7298346 A JP7298346 A JP 7298346A JP 29834695 A JP29834695 A JP 29834695A JP H09139660 A JPH09139660 A JP H09139660A
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- Japan
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- gate
- semiconductor switch
- voltage
- circuit
- variable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 直列接続式の半導体スイッチ回路において、
ゲート信号の時間バラツキにより発生する過電圧を抑制
するためスナバコンデンサの容量を増やすと、その充放
電に伴う損失が大きくなるという問題があった。 【解決手段】 ゲートドライブ回路7a、7bとIGB
T1a、1bのゲート端子との間に可変式ゲート抵抗6
a、6bを挿入する。そして、その抵抗値をゲート信号
の時間バラツキに応じて調整することにより、上記時間
バラツキに基づくIGBT1a、1bの動作時間のバラ
ツキを抑制する。 【効果】 スナバコンデンサの容量を増大することな
く、IGBT1a、1bにかかる過電圧が抑制される。
ゲート信号の時間バラツキにより発生する過電圧を抑制
するためスナバコンデンサの容量を増やすと、その充放
電に伴う損失が大きくなるという問題があった。 【解決手段】 ゲートドライブ回路7a、7bとIGB
T1a、1bのゲート端子との間に可変式ゲート抵抗6
a、6bを挿入する。そして、その抵抗値をゲート信号
の時間バラツキに応じて調整することにより、上記時間
バラツキに基づくIGBT1a、1bの動作時間のバラ
ツキを抑制する。 【効果】 スナバコンデンサの容量を増大することな
く、IGBT1a、1bにかかる過電圧が抑制される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電圧駆動型半導
体スイッチ素子(以下、単に素子という)を直列接続し
て使用する半導体スイッチ回路に係り、例えば、IGB
T素子のターンオン、ターンオフの時間バラツキによる
電圧アンバランスを抑制して直列接続された素子を有効
に利用する半導体スイッチ回路に関するものである。
体スイッチ素子(以下、単に素子という)を直列接続し
て使用する半導体スイッチ回路に係り、例えば、IGB
T素子のターンオン、ターンオフの時間バラツキによる
電圧アンバランスを抑制して直列接続された素子を有効
に利用する半導体スイッチ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、装置の電源電圧が素子の使用可能
電圧より高い場合には、素子を直列接続して使用する。
この時、直列接続された素子のスイッチングに時間バラ
ツキがあると、先にターンオフする素子や後にターンオ
ンする素子に過電圧が加わり素子が破壊する可能性があ
る。例えば、特開昭60−210026号公報には、ス
ナバコンデンサにより、各素子のスイッチング時の電圧
分担を均一化する技術が開示されている。
電圧より高い場合には、素子を直列接続して使用する。
この時、直列接続された素子のスイッチングに時間バラ
ツキがあると、先にターンオフする素子や後にターンオ
ンする素子に過電圧が加わり素子が破壊する可能性があ
る。例えば、特開昭60−210026号公報には、ス
ナバコンデンサにより、各素子のスイッチング時の電圧
分担を均一化する技術が開示されている。
【0003】図7は上記スナバコンデンサを使用した従
来の直列接続式の半導体スイッチ回路を示す図である。
図において、1a、1bは主回路端子(コレクタ、エミ
ッタ)が互いに直列に接続されたIGBT、2a、2b
は、スナバダイオード、3a、3bはスナバコンデン
サ、4a、4bはスナバ抵抗、5a、5bは分圧抵抗、
16a、16bはゲート抵抗、7a、7bはIGBT1
a、1bのゲート端子にゲート信号を供給するゲートド
ライブ回路である。そして、両ゲートドライブ回路7
a、7bは、共通のスイッチング制御信号によって動作
する。
来の直列接続式の半導体スイッチ回路を示す図である。
図において、1a、1bは主回路端子(コレクタ、エミ
ッタ)が互いに直列に接続されたIGBT、2a、2b
は、スナバダイオード、3a、3bはスナバコンデン
サ、4a、4bはスナバ抵抗、5a、5bは分圧抵抗、
16a、16bはゲート抵抗、7a、7bはIGBT1
a、1bのゲート端子にゲート信号を供給するゲートド
ライブ回路である。そして、両ゲートドライブ回路7
a、7bは、共通のスイッチング制御信号によって動作
する。
【0004】次に、図8により、ターンオンおよびター
ンオフの動作について説明する。図8において、Vaは
IGBT1aのコレクタ・エミッタ間電圧、VbはIG
BT1bのコレクタ・エミッタ間電圧である。オン動作
が開始されるまでは、両IGBT1a、1bのコレクタ
・エミッタ間電圧Va、Vbは分圧抵抗5により互いに
ほぼ等しい値となっている。ここで、ゲートドライブ回
路からのターンオンのゲート信号が供給されてオン動作
に入るが、実際の回路においては、ゲートドライブ回路
7a、7bに同時にスイッチング制御信号が入力されて
も、ゲートドライブ回路7a、7bを構成する部品精度
のバラツキによって出力信号、即ち、IGBT1a、1
bのゲート端子に供給されるゲート信号には若干の時間
差が生じる。
ンオフの動作について説明する。図8において、Vaは
IGBT1aのコレクタ・エミッタ間電圧、VbはIG
BT1bのコレクタ・エミッタ間電圧である。オン動作
が開始されるまでは、両IGBT1a、1bのコレクタ
・エミッタ間電圧Va、Vbは分圧抵抗5により互いに
ほぼ等しい値となっている。ここで、ゲートドライブ回
路からのターンオンのゲート信号が供給されてオン動作
に入るが、実際の回路においては、ゲートドライブ回路
7a、7bに同時にスイッチング制御信号が入力されて
も、ゲートドライブ回路7a、7bを構成する部品精度
のバラツキによって出力信号、即ち、IGBT1a、1
bのゲート端子に供給されるゲート信号には若干の時間
差が生じる。
【0005】ここでは、例えば、ゲートドライブ回路7
aから信号が出力されるタイミングがゲートドライブ回
路7bから信号が出力されるタイミングより早い場合を
想定する。この場合、図8に示すように、先ず、IGB
T1aが時刻t=t1でターンオン動作を開始してコレ
クタ・エミッタ間電圧Vaが下がり始める。そして、次
に時刻t=t2でIGBT1bがターンオン動作を開始
するまでのΔT1の期間では、コレクタ・エミッタ間電
圧Vaが下がった分、コレクタ・エミッタ間電圧Vbは
逆に上昇して過電圧が発生する。この時、スナバコンデ
ンサ3bによってIGBT1bの電圧上昇は若干抑制さ
れる。遅れて、時刻t=t2でIGBT1bがターンオ
ン動作を開始すると、コレクタ・エミッタ間電圧Vbも
下がり始め、コレクタ・エミッタ間電圧Vaが零になる
のに遅れてコレクタ・エミッタ間電圧Vbも零となって
ターンオン動作が終了する。
aから信号が出力されるタイミングがゲートドライブ回
路7bから信号が出力されるタイミングより早い場合を
想定する。この場合、図8に示すように、先ず、IGB
T1aが時刻t=t1でターンオン動作を開始してコレ
クタ・エミッタ間電圧Vaが下がり始める。そして、次
に時刻t=t2でIGBT1bがターンオン動作を開始
するまでのΔT1の期間では、コレクタ・エミッタ間電
圧Vaが下がった分、コレクタ・エミッタ間電圧Vbは
逆に上昇して過電圧が発生する。この時、スナバコンデ
ンサ3bによってIGBT1bの電圧上昇は若干抑制さ
れる。遅れて、時刻t=t2でIGBT1bがターンオ
ン動作を開始すると、コレクタ・エミッタ間電圧Vbも
下がり始め、コレクタ・エミッタ間電圧Vaが零になる
のに遅れてコレクタ・エミッタ間電圧Vbも零となって
ターンオン動作が終了する。
【0006】ターンオフ動作においては、ターンオン動
作とは逆に、早くターンオフするIGBT1aに過電圧
が発生する。
作とは逆に、早くターンオフするIGBT1aに過電圧
が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、直列に
接続された素子に供給されるゲート信号に時間差がある
ため、いずれかの素子に過電圧が発生するが、この過電
圧を抑制するため、従来はスナバコンデンサの容量を増
大したり、別途、分圧コンデンサを設けたりしていた。
この結果、これらコンデンサの充放電に伴う損失が大き
くなるという問題があった。
接続された素子に供給されるゲート信号に時間差がある
ため、いずれかの素子に過電圧が発生するが、この過電
圧を抑制するため、従来はスナバコンデンサの容量を増
大したり、別途、分圧コンデンサを設けたりしていた。
この結果、これらコンデンサの充放電に伴う損失が大き
くなるという問題があった。
【0008】また、他の対策として、上記過電圧を考慮
して直列接続する素子数を多くすることが考えられる
が、素子の利用率が低下し、装置が大形化して価格が上
昇する。
して直列接続する素子数を多くすることが考えられる
が、素子の利用率が低下し、装置が大形化して価格が上
昇する。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、損失が少なくしかも素子の利
用率も良好な半導体スイッチ回路を得ることを目的とす
る。
るためになされたもので、損失が少なくしかも素子の利
用率も良好な半導体スイッチ回路を得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体ス
イッチ回路は、ゲートドライブ回路と各半導体スイッチ
素子のゲート端子との間に可変式の抵抗素子を挿入し、
上記各半導体スイッチ素子に供給されるゲート信号の時
間バラツキに応じて上記各抵抗素子の抵抗値を調整する
ことにより、上記ゲート信号の時間バラツキに基づく上
記半導体スイッチ素子の動作時間のバラツキを抑制する
ようにしたものである。
イッチ回路は、ゲートドライブ回路と各半導体スイッチ
素子のゲート端子との間に可変式の抵抗素子を挿入し、
上記各半導体スイッチ素子に供給されるゲート信号の時
間バラツキに応じて上記各抵抗素子の抵抗値を調整する
ことにより、上記ゲート信号の時間バラツキに基づく上
記半導体スイッチ素子の動作時間のバラツキを抑制する
ようにしたものである。
【0011】また、請求項2に係る半導体スイッチ回路
は、各半導体スイッチ素子の主回路端子間の電圧を検出
する電圧検出回路、およびこの検出電圧が所定の設定値
を越えたとき当該電圧検出回路に係る半導体スイッチ素
子のゲート端子にターンオン信号を供給するゲート電圧
制御回路を備えたものである。
は、各半導体スイッチ素子の主回路端子間の電圧を検出
する電圧検出回路、およびこの検出電圧が所定の設定値
を越えたとき当該電圧検出回路に係る半導体スイッチ素
子のゲート端子にターンオン信号を供給するゲート電圧
制御回路を備えたものである。
【0012】また、請求項3に係る半導体スイッチ回路
は、各半導体スイッチ素子の陽極端子とゲート端子との
間に定電圧素子を挿入し、上記定電圧素子に印加される
電圧が所定値を越えたとき当該定電圧素子を介してゲー
ト端子に印加される電圧により当該半導体スイッチ素子
をオン動作させるようにしたものである。
は、各半導体スイッチ素子の陽極端子とゲート端子との
間に定電圧素子を挿入し、上記定電圧素子に印加される
電圧が所定値を越えたとき当該定電圧素子を介してゲー
ト端子に印加される電圧により当該半導体スイッチ素子
をオン動作させるようにしたものである。
【0013】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による半
導体スイッチ回路を示す図である。図において、1〜
5、7は従来の図7の場合と同様であるが、ここでは、
従来の固定抵抗式のゲート抵抗16に替わって、可変式
の可変式ゲート抵抗6a、6bを備えている。そして、
従来と同様に、ゲートドライブ回路7aから出力される
ゲート信号の方がゲートドライブ回路7bから出力され
るゲート信号より早いものとすると、上記可変式ゲート
抵抗6aの抵抗値を可変式ゲート抵抗6bの抵抗値より
若干大きめに設定する。
導体スイッチ回路を示す図である。図において、1〜
5、7は従来の図7の場合と同様であるが、ここでは、
従来の固定抵抗式のゲート抵抗16に替わって、可変式
の可変式ゲート抵抗6a、6bを備えている。そして、
従来と同様に、ゲートドライブ回路7aから出力される
ゲート信号の方がゲートドライブ回路7bから出力され
るゲート信号より早いものとすると、上記可変式ゲート
抵抗6aの抵抗値を可変式ゲート抵抗6bの抵抗値より
若干大きめに設定する。
【0014】図2は、可変式ゲート抵抗6a、6bの抵
抗値を以上のように設定した場合のターンオン、ターン
オフの動作を示すタイミングチャートである。ゲートド
ライブ回路7aからのターンオンのゲート信号が出力さ
れるタイミングは従来と同じであっても、可変式ゲート
抵抗6aの抵抗値が従来より大き目に設定されているの
で、IGBT1aのゲート・エミッタ間へのキャリア注
入がその分遅れ、図2に示すように、ターンオン動作を
開始する時刻は、従来の時刻t=t1から時刻t=t3ま
で遅れる。この結果、IGBT1bがターンオン動作を
開始する時刻t=t2までの時間差は従来のΔT1から
ΔT2にまでに抑制されることになり、これに伴いコレ
クタ・エミッタ間電圧Vbの過電圧が小さく抑えられ
る。
抗値を以上のように設定した場合のターンオン、ターン
オフの動作を示すタイミングチャートである。ゲートド
ライブ回路7aからのターンオンのゲート信号が出力さ
れるタイミングは従来と同じであっても、可変式ゲート
抵抗6aの抵抗値が従来より大き目に設定されているの
で、IGBT1aのゲート・エミッタ間へのキャリア注
入がその分遅れ、図2に示すように、ターンオン動作を
開始する時刻は、従来の時刻t=t1から時刻t=t3ま
で遅れる。この結果、IGBT1bがターンオン動作を
開始する時刻t=t2までの時間差は従来のΔT1から
ΔT2にまでに抑制されることになり、これに伴いコレ
クタ・エミッタ間電圧Vbの過電圧が小さく抑えられ
る。
【0015】そして、遅れてIGBT1bが時刻t=t
2でターンオン動作を開始すると、コレクタ・エミッタ
間電圧Vbの減少速度に比べてコレクタ・エミッタ間電
圧Vaの減少速度は、可変式ゲート抵抗6aの抵抗値を
可変式ゲート抵抗6bの抵抗値より大きく設定した分、
遅くなり、両コレクタ・エミッタ間電圧Va、Vbはほ
ぼ同時に零となってターンオン動作が終了する。
2でターンオン動作を開始すると、コレクタ・エミッタ
間電圧Vbの減少速度に比べてコレクタ・エミッタ間電
圧Vaの減少速度は、可変式ゲート抵抗6aの抵抗値を
可変式ゲート抵抗6bの抵抗値より大きく設定した分、
遅くなり、両コレクタ・エミッタ間電圧Va、Vbはほ
ぼ同時に零となってターンオン動作が終了する。
【0016】なお、ターンオフ動作においては、ターン
オン動作とは逆に、早くターンオフするIGBT1aに
過電圧が発生するが、この場合も、可変式ゲート抵抗6
aの抵抗値が大きい分、IGBT1aの動作が遅れるの
で、結果として両IGBT1a、1bの動作時間差が小
さくなり過電圧が抑制されることになる。
オン動作とは逆に、早くターンオフするIGBT1aに
過電圧が発生するが、この場合も、可変式ゲート抵抗6
aの抵抗値が大きい分、IGBT1aの動作が遅れるの
で、結果として両IGBT1a、1bの動作時間差が小
さくなり過電圧が抑制されることになる。
【0017】以上のように、この実施の形態1では、可
変式ゲート抵抗を可変式とし、素子に供給されるゲート
信号の時間バラツキに応じて可変式ゲート抵抗6の抵抗
値を調整することにより、ゲート信号の時間バラツキに
基づく素子の動作時間のバラツキを抑制するようにした
ので、スナバコンデンサの容量を増やすことなく、従っ
て、損失を増大させることなく、素子の過電圧を抑える
ことができる。
変式ゲート抵抗を可変式とし、素子に供給されるゲート
信号の時間バラツキに応じて可変式ゲート抵抗6の抵抗
値を調整することにより、ゲート信号の時間バラツキに
基づく素子の動作時間のバラツキを抑制するようにした
ので、スナバコンデンサの容量を増やすことなく、従っ
て、損失を増大させることなく、素子の過電圧を抑える
ことができる。
【0018】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による半導体スイッチ回路を示す図である。図にお
いて、1〜5、7、16は従来の図7の場合と同様で、
個々の説明は省略する。100a、100bはIGBT
1a、1bのコレクタ・エミッタ間電圧を検出する電圧
検出回路で、抵抗8と9とからなっている。101a、
101bは過電圧判定回路で、基準電圧入力10(電圧
Vset相当)を備えたコンパレータ11からなってい
る。102a、102bはゲート電圧制御回路で、トラ
ンジスタ12、抵抗13、14からなっている。15
a、15bはゲートドライブ回路7a、7bに入力され
るターンオン信号電位線である。
態2による半導体スイッチ回路を示す図である。図にお
いて、1〜5、7、16は従来の図7の場合と同様で、
個々の説明は省略する。100a、100bはIGBT
1a、1bのコレクタ・エミッタ間電圧を検出する電圧
検出回路で、抵抗8と9とからなっている。101a、
101bは過電圧判定回路で、基準電圧入力10(電圧
Vset相当)を備えたコンパレータ11からなってい
る。102a、102bはゲート電圧制御回路で、トラ
ンジスタ12、抵抗13、14からなっている。15
a、15bはゲートドライブ回路7a、7bに入力され
るターンオン信号電位線である。
【0019】次にターンオン、ターンオフの動作を図4
を参照して説明する。なお、この場合も、ゲートドライ
ブ回路7aから出力されるゲート信号の方がゲートドラ
イブ回路7bから出力されるゲート信号より早いものと
する。先ず、時刻t=t1でIGBT1aがターンオン
動作を開始してコレクタ・エミッタ間電圧Vaが下がり
始めると、この下がった分IGBT1bのコレクタ・エ
ミッタ間電圧Vbが上昇する。そして、この上昇したコ
レクタ・エミッタ間電圧Vbが基準電圧入力10で設定
された電圧Vset相当値を越えると、過電圧判定回路
101bのコンパレータ11が動作して“L”レベルの
信号を出力し、ゲート電圧制御回路102bのトランジ
スタ12がオンする。
を参照して説明する。なお、この場合も、ゲートドライ
ブ回路7aから出力されるゲート信号の方がゲートドラ
イブ回路7bから出力されるゲート信号より早いものと
する。先ず、時刻t=t1でIGBT1aがターンオン
動作を開始してコレクタ・エミッタ間電圧Vaが下がり
始めると、この下がった分IGBT1bのコレクタ・エ
ミッタ間電圧Vbが上昇する。そして、この上昇したコ
レクタ・エミッタ間電圧Vbが基準電圧入力10で設定
された電圧Vset相当値を越えると、過電圧判定回路
101bのコンパレータ11が動作して“L”レベルの
信号を出力し、ゲート電圧制御回路102bのトランジ
スタ12がオンする。
【0020】この結果、IGBT1bのゲート端子がタ
ーンオン信号電位線15bとつながり、IGBT1bが
オン動作する。但し、ゲートドライブ回路7bからのタ
ーンオン信号は未だ供給されていないので、上記オン動
作は直ぐに解除する方向となるが、コレクタ・エミッタ
間電圧Vaは下降を続けており、オン動作が解除される
とコレクタ・エミッタ間電圧Vbは瞬時に電圧Vset
を越え再びゲート電圧制御回路102bが動作すること
になる。即ち、IGBT1bのコレクタ・エミッタ間電
圧Vbは、図4に示すように、電圧Vsetでクランプ
される現象となる。
ーンオン信号電位線15bとつながり、IGBT1bが
オン動作する。但し、ゲートドライブ回路7bからのタ
ーンオン信号は未だ供給されていないので、上記オン動
作は直ぐに解除する方向となるが、コレクタ・エミッタ
間電圧Vaは下降を続けており、オン動作が解除される
とコレクタ・エミッタ間電圧Vbは瞬時に電圧Vset
を越え再びゲート電圧制御回路102bが動作すること
になる。即ち、IGBT1bのコレクタ・エミッタ間電
圧Vbは、図4に示すように、電圧Vsetでクランプ
される現象となる。
【0021】そして、このクランプ状態は、IGBT1
bに従来通りの過電圧が生じ、これが、ゲートドライブ
回路7bからの本来のゲート信号により時刻t=t2で
開始されるIGBT1bのターンオン動作とともに下降
して電圧Vsetに至る時に相当する時刻まで継続す
る。その後は、コレクタ・エミッタ間電圧Va、Vbが
共に下降し、コレクタ・エミッタ間電圧Vaが零になる
のに遅れてコレクタ・エミッタ間電圧Vbも零となって
ターンオン動作が終了する。
bに従来通りの過電圧が生じ、これが、ゲートドライブ
回路7bからの本来のゲート信号により時刻t=t2で
開始されるIGBT1bのターンオン動作とともに下降
して電圧Vsetに至る時に相当する時刻まで継続す
る。その後は、コレクタ・エミッタ間電圧Va、Vbが
共に下降し、コレクタ・エミッタ間電圧Vaが零になる
のに遅れてコレクタ・エミッタ間電圧Vbも零となって
ターンオン動作が終了する。
【0022】なお、ターンオフ動作においては、ターン
オン動作とは逆に、早くターンオフするIGBT1aに
過電圧が発生するが、この場合は、過電圧判定回路10
1a、ゲート電圧制御回路102aが動作してコレクタ
・エミッタ間電圧Vaが電圧Vsetにクランプされ過
電圧が抑制される。
オン動作とは逆に、早くターンオフするIGBT1aに
過電圧が発生するが、この場合は、過電圧判定回路10
1a、ゲート電圧制御回路102aが動作してコレクタ
・エミッタ間電圧Vaが電圧Vsetにクランプされ過
電圧が抑制される。
【0023】以上のように、この実施の形態2では、電
圧検出回路、過電圧判定回路およびゲート電圧制御回路
を備えたので、スナバコンデンサの容量を増やすことな
く、従って、損失を増大させることなく、素子の過電圧
を一定値以下に確実に抑制することができる。
圧検出回路、過電圧判定回路およびゲート電圧制御回路
を備えたので、スナバコンデンサの容量を増やすことな
く、従って、損失を増大させることなく、素子の過電圧
を一定値以下に確実に抑制することができる。
【0024】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3による半導体スイッチ回路を示す図である。先の実
施の形態2とほぼ同一であり、詳細な説明は省略する
が、ここでは、過電圧判定回路101a、101bをト
ランジスタ17で構成している。そして、コレクタ・エ
ミッタ間電圧Va、Vbが図4の電圧Vsetを越えた
とき、このトランジスタ17がオンとなるよう、電圧検
出回路100a、100bの抵抗8、9による分圧比が
設定されている。トランジスタ17のオン動作と同時に
ゲート電圧制御回路102のトランジスタ12がオンし
てコレクタ・エミッタ間電圧Va、Vbを電圧Vset
にクランプする動作は、実施の形態2で説明した場合と
全く同様である。従って、この実施の形態3において
も、形態2の場合と同様の効果が得られる。
態3による半導体スイッチ回路を示す図である。先の実
施の形態2とほぼ同一であり、詳細な説明は省略する
が、ここでは、過電圧判定回路101a、101bをト
ランジスタ17で構成している。そして、コレクタ・エ
ミッタ間電圧Va、Vbが図4の電圧Vsetを越えた
とき、このトランジスタ17がオンとなるよう、電圧検
出回路100a、100bの抵抗8、9による分圧比が
設定されている。トランジスタ17のオン動作と同時に
ゲート電圧制御回路102のトランジスタ12がオンし
てコレクタ・エミッタ間電圧Va、Vbを電圧Vset
にクランプする動作は、実施の形態2で説明した場合と
全く同様である。従って、この実施の形態3において
も、形態2の場合と同様の効果が得られる。
【0025】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4による半導体スイッチ回路を示す図である。図にお
いて、1〜5、7、16は従来の図7の場合と同様で、
個々の説明は省略する。18a、18bはIGBT1
a、1bのコレクタ端子とゲート端子との間に挿入され
た定電圧素子としてのツェナーダイオードである。
態4による半導体スイッチ回路を示す図である。図にお
いて、1〜5、7、16は従来の図7の場合と同様で、
個々の説明は省略する。18a、18bはIGBT1
a、1bのコレクタ端子とゲート端子との間に挿入され
た定電圧素子としてのツェナーダイオードである。
【0026】次に、先の図4を参照してターンオン、タ
ーンオフの動作を説明する。先ず、時刻t=t1でIG
BT1aがターンオン動作を開始してコレクタ・エミッ
タ間電圧Vaが下がり始めると、この下がった分IGB
T1bのコレクタ・エミッタ間電圧Vbが上昇する。そ
して、この上昇したコレクタ・エミッタ間電圧Vbがツ
ェナーダイオード18bのツェナー電圧を越えるとIG
BT1bがオン動作する。しかし、ゲートドライブ回路
7bからのターンオン信号は未だ供給されていないの
で、上記オン動作は直ぐに解除する方向となるが、コレ
クタ・エミッタ間電圧Vaは下降を続けており、オン動
作が解除されるとコレクタ・エミッタ間電圧Vbは瞬時
に電圧Vsetを越えツェナーダイオード18bが再び
動作することになる。即ち、IGBT1bのコレクタ・
エミッタ間電圧Vbは、図4に示すように、電圧Vse
tでクランプされる。
ーンオフの動作を説明する。先ず、時刻t=t1でIG
BT1aがターンオン動作を開始してコレクタ・エミッ
タ間電圧Vaが下がり始めると、この下がった分IGB
T1bのコレクタ・エミッタ間電圧Vbが上昇する。そ
して、この上昇したコレクタ・エミッタ間電圧Vbがツ
ェナーダイオード18bのツェナー電圧を越えるとIG
BT1bがオン動作する。しかし、ゲートドライブ回路
7bからのターンオン信号は未だ供給されていないの
で、上記オン動作は直ぐに解除する方向となるが、コレ
クタ・エミッタ間電圧Vaは下降を続けており、オン動
作が解除されるとコレクタ・エミッタ間電圧Vbは瞬時
に電圧Vsetを越えツェナーダイオード18bが再び
動作することになる。即ち、IGBT1bのコレクタ・
エミッタ間電圧Vbは、図4に示すように、電圧Vse
tでクランプされる。
【0027】なお、ターンオフ動作においては、ターン
オン動作とは逆に、早くターンオフするIGBT1aに
過電圧が発生するが、この場合は、ツェナーダイオード
18aが動作してコレクタ・エミッタ間電圧Vaが電圧
Vsetにクランプされ過電圧が抑制される。
オン動作とは逆に、早くターンオフするIGBT1aに
過電圧が発生するが、この場合は、ツェナーダイオード
18aが動作してコレクタ・エミッタ間電圧Vaが電圧
Vsetにクランプされ過電圧が抑制される。
【0028】従って、ツェナーダイオード18a、18
bのツェナー電圧を適当に選定することにより、簡単な
構成で、実施の形態2の場合と同等の効果を奏する。
bのツェナー電圧を適当に選定することにより、簡単な
構成で、実施の形態2の場合と同等の効果を奏する。
【0029】なお、上記各形態では、半導体スイッチ素
子としてIGBTの場合について説明したが、これに限
られるものではなく、この発明は他の種類の電圧駆動型
の半導体スイッチに同様に適用することができ同等の効
果を奏する。また、その直列数も2個に限られるもので
はないのは勿論である。
子としてIGBTの場合について説明したが、これに限
られるものではなく、この発明は他の種類の電圧駆動型
の半導体スイッチに同様に適用することができ同等の効
果を奏する。また、その直列数も2個に限られるもので
はないのは勿論である。
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体スイッ
チ回路を示す図である。
チ回路を示す図である。
【図2】 図1の回路のターンオン、ターンオフ動作時
の電圧波形を示すタイミングチャートである。
の電圧波形を示すタイミングチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2による半導体スイッ
チ回路を示す図である。
チ回路を示す図である。
【図4】 図3の回路のターンオン、ターンオフ動作時
の電圧波形を示すタイミングチャートである。
の電圧波形を示すタイミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態3による半導体スイッ
チ回路を示す図である。
チ回路を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による半導体スイッ
チ回路を示す図である。
チ回路を示す図である。
【図7】 従来の半導体スイッチ回路を示す図である。
【図8】 図7の回路のターンオン、ターンオフ動作時
の電圧波形を示すタイミングチャートである。
の電圧波形を示すタイミングチャートである。
1a,1b IGBT、6a,6b 可変式ゲート抵
抗、7a,7b ゲートドライブ回路、18a,18b
ツェナーダイオード、100a,100b 電圧検出
回路、101a,101b 過電圧判定回路、102
a,102b ゲート電圧制御回路。
抗、7a,7b ゲートドライブ回路、18a,18b
ツェナーダイオード、100a,100b 電圧検出
回路、101a,101b 過電圧判定回路、102
a,102b ゲート電圧制御回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 主回路端子が互いに直列に接続された複
数個の電圧駆動型の半導体スイッチ素子、および上記各
半導体スイッチ素子のゲート端子にゲート信号を供給す
るゲートドライブ回路を備えた半導体スイッチ回路にお
いて、 上記ゲートドライブ回路と各半導体スイッチ素子のゲー
ト端子との間に可変式の抵抗素子を挿入し、上記各半導
体スイッチ素子に供給されるゲート信号の時間バラツキ
に応じて上記各抵抗素子の抵抗値を調整することによ
り、上記ゲート信号の時間バラツキに基づく上記半導体
スイッチ素子の動作時間のバラツキを抑制するようにし
たことを特徴とする半導体スイッチ回路。 - 【請求項2】 主回路端子が互いに直列に接続された複
数個の電圧駆動型の半導体スイッチ素子、および上記各
半導体スイッチ素子のゲート端子にゲート信号を供給す
るゲートドライブ回路を備えた半導体スイッチ回路にお
いて、 上記各半導体スイッチ素子の主回路端子間の電圧を検出
する電圧検出回路、およびこの検出電圧が所定の設定値
を越えたとき当該電圧検出回路に係る半導体スイッチ素
子のゲート端子にターンオン信号を供給するゲート電圧
制御回路を備えたことを特徴とする半導体スイッチ回
路。 - 【請求項3】 主回路端子が互いに直列に接続された複
数個の電圧駆動型の半導体スイッチ素子、および上記各
半導体スイッチ素子のゲート端子にゲート信号を供給す
るゲートドライブ回路を備えた半導体スイッチ回路にお
いて、 上記各半導体スイッチ素子の陽極端子とゲート端子との
間に定電圧素子を挿入し、上記定電圧素子に印加される
電圧が所定値を越えたとき当該定電圧素子を介してゲー
ト端子に印加される電圧により当該半導体スイッチ素子
をオン動作させるようにしたことを特徴とする半導体ス
イッチ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7298346A JPH09139660A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 半導体スイッチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7298346A JPH09139660A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 半導体スイッチ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09139660A true JPH09139660A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17858494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7298346A Pending JPH09139660A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 半導体スイッチ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09139660A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6373731B1 (en) | 2000-02-28 | 2002-04-16 | Hitachi, Ltd. | Surge voltage suppressed power inverter using a voltage driven switching element |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5533315A (en) * | 1978-08-30 | 1980-03-08 | Toshiba Corp | Serial connection circuit for self-arc-extinguishing semiconductor element |
| JPS62115916A (ja) * | 1985-11-14 | 1987-05-27 | Fuji Electric Co Ltd | Gtoサイリスタの過電圧破損防止回路 |
| JPH0225107A (ja) * | 1988-07-13 | 1990-01-26 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体スイッチ素子の過電圧抑制回路 |
| JPH0465866A (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-02 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体装置 |
| JPH0470209A (ja) * | 1990-07-11 | 1992-03-05 | Hitachi Ltd | スイッチング素子駆動方法及びその装置 |
| JPH05304451A (ja) * | 1992-04-24 | 1993-11-16 | Pulse Denshi Gijutsu Kk | 直流高圧固体スイッチ装置 |
| JPH05328735A (ja) * | 1992-05-22 | 1993-12-10 | Fuji Electric Co Ltd | モジュール化igbtのゲート駆動方法 |
| JPH06244694A (ja) * | 1993-02-16 | 1994-09-02 | Yokogawa Electric Corp | 半導体スイッチ装置 |
-
1995
- 1995-11-16 JP JP7298346A patent/JPH09139660A/ja active Pending
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| US6373731B1 (en) | 2000-02-28 | 2002-04-16 | Hitachi, Ltd. | Surge voltage suppressed power inverter using a voltage driven switching element |
| EP1128539A3 (en) * | 2000-02-28 | 2003-07-23 | Hitachi, Ltd. | Surge voltage suppressed power inverter using a voltage driven switching circuit |
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