JPH09140193A - ステップモータの駆動装置及び指示計器 - Google Patents
ステップモータの駆動装置及び指示計器Info
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- JPH09140193A JPH09140193A JP29997795A JP29997795A JPH09140193A JP H09140193 A JPH09140193 A JP H09140193A JP 29997795 A JP29997795 A JP 29997795A JP 29997795 A JP29997795 A JP 29997795A JP H09140193 A JPH09140193 A JP H09140193A
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- angular velocity
- input
- step motor
- signal
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- Control Of Stepping Motors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステップモータの駆動力に応じて変化する負
荷部材の共振角速度範囲を有効に活用して、負荷部材の
共振を抑制するステップモータの駆動装置及びこの駆動
装置を採用した指示計器を提供することを目的とする。 【解決手段】 ステップモータに対する入力角速度αが
共振角速度範囲(15n+2n)≧α≧(15n−2
n)の値になると、ステップモータの駆動力が、40m
Aに対応する振幅値のSIN信号IS1及びCOS信号I
C1に応じた駆動力から20mAに対応する振幅値のSI
N信号IS2及びCOS信号IC2に応じた駆動力に同時に
減少する。これにより、指針の共振角速度範囲が、現段
階における入力指示角速度に対応する共振角速度範囲か
ら外れる。
荷部材の共振角速度範囲を有効に活用して、負荷部材の
共振を抑制するステップモータの駆動装置及びこの駆動
装置を採用した指示計器を提供することを目的とする。 【解決手段】 ステップモータに対する入力角速度αが
共振角速度範囲(15n+2n)≧α≧(15n−2
n)の値になると、ステップモータの駆動力が、40m
Aに対応する振幅値のSIN信号IS1及びCOS信号I
C1に応じた駆動力から20mAに対応する振幅値のSI
N信号IS2及びCOS信号IC2に応じた駆動力に同時に
減少する。これにより、指針の共振角速度範囲が、現段
階における入力指示角速度に対応する共振角速度範囲か
ら外れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両、船舶、航空
機や産業機器等において負荷部材の駆動源として採用さ
れるステップモータの駆動装置及びこの駆動装置を採用
するに適した各種の指示計器に関する。
機や産業機器等において負荷部材の駆動源として採用さ
れるステップモータの駆動装置及びこの駆動装置を採用
するに適した各種の指示計器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、車両用指示計器において
は、一対のステータ内に回転自在にマグネットロータを
組み付けてなる2相励磁方式で駆動するPM型ステップ
モータを採用したものがある。このような指示計器で
は、各ステータに巻装されたコイルにそれぞれ正弦波電
流及び余弦波電流を流し、これら両電流に基づき生ずる
各磁界の合成による回転磁界に応じた駆動力にてマグネ
ットロータを回転させて、この回転に連動して指針を振
らせるようになっている。
は、一対のステータ内に回転自在にマグネットロータを
組み付けてなる2相励磁方式で駆動するPM型ステップ
モータを採用したものがある。このような指示計器で
は、各ステータに巻装されたコイルにそれぞれ正弦波電
流及び余弦波電流を流し、これら両電流に基づき生ずる
各磁界の合成による回転磁界に応じた駆動力にてマグネ
ットロータを回転させて、この回転に連動して指針を振
らせるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
指示計器では、指針の振れ作動中における実際のある指
示角速度にて、当該指針が共振現象を起こして針振れを
生じ、指示精度や視認性の低下を招くという不具合があ
る。これに対し、ダンパオイル等を用いて、上述した指
針の共振現象を抑制することも考えられる。しかし、ダ
ンパオイルの粘性抵抗のために、指針の振れに応答速度
の低下が生ずる。
指示計器では、指針の振れ作動中における実際のある指
示角速度にて、当該指針が共振現象を起こして針振れを
生じ、指示精度や視認性の低下を招くという不具合があ
る。これに対し、ダンパオイル等を用いて、上述した指
針の共振現象を抑制することも考えられる。しかし、ダ
ンパオイルの粘性抵抗のために、指針の振れに応答速度
の低下が生ずる。
【0004】そこで、本発明者らは、上述した指針の共
振現象の発生原因につき、種々検討を加えてみた。この
検討の結果、かかる共振現象は、上記指示角速度がステ
ップモータのトルクや負荷(指針の重量、慣性モーメン
トや摩擦抵抗等)に影響されるために、生ずることが分
かった。例えば、ステップモータの駆動トルクをKtと
し、指針の共振角速度及び慣性モーメントをω及びJと
すれば、次の数1の式が成立する。但し、指針の静止摩
擦を無視するものとする。
振現象の発生原因につき、種々検討を加えてみた。この
検討の結果、かかる共振現象は、上記指示角速度がステ
ップモータのトルクや負荷(指針の重量、慣性モーメン
トや摩擦抵抗等)に影響されるために、生ずることが分
かった。例えば、ステップモータの駆動トルクをKtと
し、指針の共振角速度及び慣性モーメントをω及びJと
すれば、次の数1の式が成立する。但し、指針の静止摩
擦を無視するものとする。
【0005】
【数1】Kt=ω2 ・J これによれば、駆動トルクKtは共振角速度ωと一定の
関係を有することが分かる。しかも、駆動トルクKtは
ステップモータに対する流入電流に応じて変化する。
関係を有することが分かる。しかも、駆動トルクKtは
ステップモータに対する流入電流に応じて変化する。
【0006】ここで、指針の実際の指示角速度(以下、
実指示角速度という)が、入力信号の時間的変化に基づ
くステップモータへの入力指示角速度といかなる関係を
有するかにつき調べてみた。これによれば、図8にて例
示するように、入力指示角速度が15n±2n(r.
p.m.)の共振角速度範囲にあるとき指針の共振現象
がみられた。但し、ステップモータへの流入電流を、振
幅値40mAを有する正弦波電流及び余弦波電流とし
た。なお、15n±2nにおいて、符号nは自然数を表
す。
実指示角速度という)が、入力信号の時間的変化に基づ
くステップモータへの入力指示角速度といかなる関係を
有するかにつき調べてみた。これによれば、図8にて例
示するように、入力指示角速度が15n±2n(r.
p.m.)の共振角速度範囲にあるとき指針の共振現象
がみられた。但し、ステップモータへの流入電流を、振
幅値40mAを有する正弦波電流及び余弦波電流とし
た。なお、15n±2nにおいて、符号nは自然数を表
す。
【0007】これに対し、正弦波電流及び余弦波電流の
各振幅値を20mAに減少させてステップモータを駆動
したところ、図9にて示すごとく、共振角速度範囲が、
振幅値40mAの場合の範囲から振幅値20mAの場合
の範囲に変化した。その結果、振幅値40mAの場合に
生ずるであろう指針の共振現象を防止できた。このよう
なことは、共振角速度範囲を、振幅値40mAの場合の
範囲から40mAよりも大きい振幅値の場合の範囲に変
化させても同様であった。
各振幅値を20mAに減少させてステップモータを駆動
したところ、図9にて示すごとく、共振角速度範囲が、
振幅値40mAの場合の範囲から振幅値20mAの場合
の範囲に変化した。その結果、振幅値40mAの場合に
生ずるであろう指針の共振現象を防止できた。このよう
なことは、共振角速度範囲を、振幅値40mAの場合の
範囲から40mAよりも大きい振幅値の場合の範囲に変
化させても同様であった。
【0008】以上のことから、入力指示角速度が共振角
速度範囲に達するとき、ステップモータの駆動力を変化
させるように制御することにより、指針の共振を未然に
防止できることが分かった。そこで、本発明は、このよ
うな点に着目し、ステップモータの駆動力に応じて変化
する負荷部材の共振角速度範囲を有効に活用して、負荷
部材の共振を抑制するステップモータの駆動装置及びこ
の駆動装置を採用した指示計器を提供することを目的と
する。
速度範囲に達するとき、ステップモータの駆動力を変化
させるように制御することにより、指針の共振を未然に
防止できることが分かった。そこで、本発明は、このよ
うな点に着目し、ステップモータの駆動力に応じて変化
する負荷部材の共振角速度範囲を有効に活用して、負荷
部材の共振を抑制するステップモータの駆動装置及びこ
の駆動装置を採用した指示計器を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1及び2に記載の発明によれば、入力指示角
速度算出手段が入力信号の変化に基づき入力指示角速度
を算出し、判定手段が、入力指示角速度が指針の共振角
速度範囲の値か否かを判定する。そして、この判定手段
が共振角速度範囲の値と判定したとき、駆動制御手段
が、ステップモータを回転させる駆動力を変化させる。
め、請求項1及び2に記載の発明によれば、入力指示角
速度算出手段が入力信号の変化に基づき入力指示角速度
を算出し、判定手段が、入力指示角速度が指針の共振角
速度範囲の値か否かを判定する。そして、この判定手段
が共振角速度範囲の値と判定したとき、駆動制御手段
が、ステップモータを回転させる駆動力を変化させる。
【0010】これにより、入力指示角速度がこれに対応
する共振角速度範囲から外れ、指針の共振現象が未然に
防止され得る。また、請求項3及び4に記載の発明によ
れば、入力指示角速度算出手段が、入力信号の時間的変
化に基づき入力指示角速度を算出し、判定手段が、入力
指示角速度が指針の共振角速度範囲の値か否かを判定す
る。そして、この判定手段が共振角速度範囲の値と判定
したとき、交流制御信号発生手段が、交流制御信号の振
幅値を変化させ、駆動手段が、当該変化振幅値の交流制
御信号に応じた駆動力にてステップモータを回転させ
る。
する共振角速度範囲から外れ、指針の共振現象が未然に
防止され得る。また、請求項3及び4に記載の発明によ
れば、入力指示角速度算出手段が、入力信号の時間的変
化に基づき入力指示角速度を算出し、判定手段が、入力
指示角速度が指針の共振角速度範囲の値か否かを判定す
る。そして、この判定手段が共振角速度範囲の値と判定
したとき、交流制御信号発生手段が、交流制御信号の振
幅値を変化させ、駆動手段が、当該変化振幅値の交流制
御信号に応じた駆動力にてステップモータを回転させ
る。
【0011】このように交流制御信号の振幅値を変化さ
せることによっても、請求項1及びに記載の発明と同様
の作用効果を達成できる。また、請求項5に記載の発明
によれば、第1交流制御信号発生手段が、入力信号に対
応する目標振れ角に向け指針を振れさせるように第1振
幅値の交流制御信号を発生し、第2交流制御信号発生手
段が、目標振れ角に向け指針を振れさせるように第1振
幅値と異なる第2振幅値の交流制御信号を発生する。そ
して、入力指示角速度算出手段が、入力信号の時間的変
化に基づき入力指示角速度を算出し、判定手段が、入力
指示角速度が一方の交流制御信号に対応する指針の共振
角速度範囲の値か否かにつき判定する。
せることによっても、請求項1及びに記載の発明と同様
の作用効果を達成できる。また、請求項5に記載の発明
によれば、第1交流制御信号発生手段が、入力信号に対
応する目標振れ角に向け指針を振れさせるように第1振
幅値の交流制御信号を発生し、第2交流制御信号発生手
段が、目標振れ角に向け指針を振れさせるように第1振
幅値と異なる第2振幅値の交流制御信号を発生する。そ
して、入力指示角速度算出手段が、入力信号の時間的変
化に基づき入力指示角速度を算出し、判定手段が、入力
指示角速度が一方の交流制御信号に対応する指針の共振
角速度範囲の値か否かにつき判定する。
【0012】そして、判定手段が一方の交流制御信号に
対応する共振角速度範囲の値と判定したとき、駆動手段
が、他方の交流制御信号に応じた駆動力にてステップモ
ータを回転させる。また、判定手段が、一方の交流制御
信号に対応する共振角速度範囲の値でないと判定したと
き、駆動手段が、一方の交流制御信号に応じた駆動力に
てステップモータを回転させる。
対応する共振角速度範囲の値と判定したとき、駆動手段
が、他方の交流制御信号に応じた駆動力にてステップモ
ータを回転させる。また、判定手段が、一方の交流制御
信号に対応する共振角速度範囲の値でないと判定したと
き、駆動手段が、一方の交流制御信号に応じた駆動力に
てステップモータを回転させる。
【0013】このような構成によっても、請求項1及び
2に記載の発明と同様の作用効果を達成できる。また、
請求項6に記載の発明によれば、入力指示角速度算出手
段が入力信号の変化に基づき入力指示角速度を算出し、
判定手段が、入力指示角速度が前記指針の共振角速度範
囲の値か否かを判定する。
2に記載の発明と同様の作用効果を達成できる。また、
請求項6に記載の発明によれば、入力指示角速度算出手
段が入力信号の変化に基づき入力指示角速度を算出し、
判定手段が、入力指示角速度が前記指針の共振角速度範
囲の値か否かを判定する。
【0014】そして、この判定手段が共振角速度範囲の
値と判定したとき、制御信号発生手段が、SIN信号及
びCOS信号の各振幅値を、上記入力指示角速度とは異
なる入力指示角速度に対応する共振角速度範囲の値とな
るように、同一比率にて変化させる。このようにSIN
信号及びCOS信号の各振幅値を同一比率で変化させる
ことでも、請求項1及び2に記載の発明と同様に指針の
共振を未然に防止できる。
値と判定したとき、制御信号発生手段が、SIN信号及
びCOS信号の各振幅値を、上記入力指示角速度とは異
なる入力指示角速度に対応する共振角速度範囲の値とな
るように、同一比率にて変化させる。このようにSIN
信号及びCOS信号の各振幅値を同一比率で変化させる
ことでも、請求項1及び2に記載の発明と同様に指針の
共振を未然に防止できる。
【0015】また、請求項7及び8に記載の発明によれ
ば、出力算出手段が、入力信号に対応する目標振れ角に
向け指針を振れさせるように所定振幅値及びステップモ
ータの目標回転角を出力として算出し、かつ駆動手段が
所定振幅値及び目標回転角に基づき交流制御信号を発生
しこの交流制御信号に応じた駆動力にてステップモータ
を回転させる。
ば、出力算出手段が、入力信号に対応する目標振れ角に
向け指針を振れさせるように所定振幅値及びステップモ
ータの目標回転角を出力として算出し、かつ駆動手段が
所定振幅値及び目標回転角に基づき交流制御信号を発生
しこの交流制御信号に応じた駆動力にてステップモータ
を回転させる。
【0016】ここで、入力指示角速度算出手段が、入力
信号の変化に基づき入力指示角速度を算出し、判定手段
が、入力指示角速度が前記指針の共振角速度範囲の値か
否かを判定する。そして、この判定手段が共振角速度範
囲の値と判定したとき、出力算出手段が、上記所定振幅
値を変化させるように処理し、駆動手段が、交流制御信
号を上記変化振幅値の交流制御信号に変化させ、この変
化交流制御信号に応じた駆動力にてステップモータを回
転させる。
信号の変化に基づき入力指示角速度を算出し、判定手段
が、入力指示角速度が前記指針の共振角速度範囲の値か
否かを判定する。そして、この判定手段が共振角速度範
囲の値と判定したとき、出力算出手段が、上記所定振幅
値を変化させるように処理し、駆動手段が、交流制御信
号を上記変化振幅値の交流制御信号に変化させ、この変
化交流制御信号に応じた駆動力にてステップモータを回
転させる。
【0017】これにより、所定振幅値及びその変化と、
これに基づく交流制御制御信号の発生とを、出力算出手
段及び駆動手段で役割分担することとなる。従って、交
流制御信号の振幅値の変化を応答性よく実現することが
でき、その結果、請求項1に記載の発明の作用効果をよ
り一層確実に達成し得る。また、請求項9に記載の発明
によれば、入力指示角速度算出手段が入力信号に応じて
目標角に向け負荷部材を回動するための入力指示角速度
を算出し、駆動制御手段が、ステップモータの駆動力を
表す複数の駆動パターンから入力指示角速度に基づき負
荷部材の非共振状態を表す駆動パターンを選択し、この
駆動パターンに応じてステップモータの駆動力を変化さ
せる。
これに基づく交流制御制御信号の発生とを、出力算出手
段及び駆動手段で役割分担することとなる。従って、交
流制御信号の振幅値の変化を応答性よく実現することが
でき、その結果、請求項1に記載の発明の作用効果をよ
り一層確実に達成し得る。また、請求項9に記載の発明
によれば、入力指示角速度算出手段が入力信号に応じて
目標角に向け負荷部材を回動するための入力指示角速度
を算出し、駆動制御手段が、ステップモータの駆動力を
表す複数の駆動パターンから入力指示角速度に基づき負
荷部材の非共振状態を表す駆動パターンを選択し、この
駆動パターンに応じてステップモータの駆動力を変化さ
せる。
【0018】これにより、負荷部材の共振を抑制し得る
ようなステップモータの駆動装置を提供できる。
ようなステップモータの駆動装置を提供できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る車両用指
示計器の回路構成を示しており、この指示計器は、図1
乃至図3にて示すごとく、二相励磁式PM型ステップモ
ータMを駆動源として採用している。
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る車両用指
示計器の回路構成を示しており、この指示計器は、図1
乃至図3にて示すごとく、二相励磁式PM型ステップモ
ータMを駆動源として採用している。
【0020】このステップモータMは、図2にて示すご
とく、円筒状ケーシング10を備えており、このケーシ
ング10内には、上下一対の環状ステータ20、30
が、図3にて示すごとく、同軸的に組み付けられてい
る。ステータ20は、略コ字状に組み合わせた二つの環
状ヨーク21、22間にボビン23を介し環状コイル2
4を収容して構成されており、これら両ヨーク21、2
2の各内周縁には、各磁極歯21a、22aが互いに交
互に延出形成されている。なお、交互に位置する各磁極
歯21a、22aの周方向間隔は等角度ピッチである。
とく、円筒状ケーシング10を備えており、このケーシ
ング10内には、上下一対の環状ステータ20、30
が、図3にて示すごとく、同軸的に組み付けられてい
る。ステータ20は、略コ字状に組み合わせた二つの環
状ヨーク21、22間にボビン23を介し環状コイル2
4を収容して構成されており、これら両ヨーク21、2
2の各内周縁には、各磁極歯21a、22aが互いに交
互に延出形成されている。なお、交互に位置する各磁極
歯21a、22aの周方向間隔は等角度ピッチである。
【0021】一方、ステータ30は、略コ字状に組み合
わせた二つの環状ヨーク31、32間にボビン33を介
し環状コイル34を収容して構成されており、これら両
ヨーク31、32の各内周縁には、各磁極歯31a、3
2aが互いに交互に延出形成されている。なお、各磁極
歯31a、32aは、各磁極歯21a、22aから1/
2ピッチずれている。
わせた二つの環状ヨーク31、32間にボビン33を介
し環状コイル34を収容して構成されており、これら両
ヨーク31、32の各内周縁には、各磁極歯31a、3
2aが互いに交互に延出形成されている。なお、各磁極
歯31a、32aは、各磁極歯21a、22aから1/
2ピッチずれている。
【0022】また、ステップモータMはマグネットロー
タ40を備えており、このマグネットロータ40は、両
ステータ20、30内に同軸的に組付けられている。こ
のマグネットロータ40は、その出力軸41にて、ケー
シング10の上壁11の中央軸受け部及び底壁の中央軸
受け部により回転自在に軸支されている。なお、マグネ
ットロータ40の外周面には、その周方向に多数の磁極
が着磁形成されている。
タ40を備えており、このマグネットロータ40は、両
ステータ20、30内に同軸的に組付けられている。こ
のマグネットロータ40は、その出力軸41にて、ケー
シング10の上壁11の中央軸受け部及び底壁の中央軸
受け部により回転自在に軸支されている。なお、マグネ
ットロータ40の外周面には、その周方向に多数の磁極
が着磁形成されている。
【0023】また、指示計器は、指針50を備えてお
り、この指針50は、その指針ボス51にて、ケーシン
グ10の上壁11から上方へ延出する回転軸41の上端
部に同軸的に軸支されている。これにより、指針50
は、マグネットロータ40の回転に連動して図示しない
目盛り盤の表面に沿い回動する。なお、図2にて符号1
2はストッパを示す。
り、この指針50は、その指針ボス51にて、ケーシン
グ10の上壁11から上方へ延出する回転軸41の上端
部に同軸的に軸支されている。これにより、指針50
は、マグネットロータ40の回転に連動して図示しない
目盛り盤の表面に沿い回動する。なお、図2にて符号1
2はストッパを示す。
【0024】また、指示計器は、図1にて示すごとく、
マイクロコンピュータ60を備えており、このマイクロ
コンピュータ60は、その電源端子にて、当該車両のイ
グニッションスイッチIGを介しバッテリBaの正側端
子に接続されている。このマイクロコンピュータ60
は、図4及び図5にて示すフローチャートに従い、コン
ピュータプログラムの実行を開始し、この実行中におい
て、ステップモータMの各コイル24、34に接続した
駆動回路70の駆動制御に必要な演算処理を行う。
マイクロコンピュータ60を備えており、このマイクロ
コンピュータ60は、その電源端子にて、当該車両のイ
グニッションスイッチIGを介しバッテリBaの正側端
子に接続されている。このマイクロコンピュータ60
は、図4及び図5にて示すフローチャートに従い、コン
ピュータプログラムの実行を開始し、この実行中におい
て、ステップモータMの各コイル24、34に接続した
駆動回路70の駆動制御に必要な演算処理を行う。
【0025】駆動回路70は、マイクロコンピュータ6
0による制御を受けて、コイル24に正弦波電流(以
下、SIN電流という)を流すとともに、コイル34に
余弦波電流(以下、COS電流という)を流すように構
成されている。このように構成した本実施の形態におい
て、指示計器を作動状態におけば、マイクロコンピュー
タ60が、図4のフローチャートに従いコンピュータプ
ログラムの実行を開始する。
0による制御を受けて、コイル24に正弦波電流(以
下、SIN電流という)を流すとともに、コイル34に
余弦波電流(以下、COS電流という)を流すように構
成されている。このように構成した本実施の形態におい
て、指示計器を作動状態におけば、マイクロコンピュー
タ60が、図4のフローチャートに従いコンピュータプ
ログラムの実行を開始する。
【0026】ステップ100において、当該車両の車速
等のアナログ量が入力信号としてマイクロコンピュータ
60に読み込まれると、次のステップ110において、
指針50の目標振れ角θoが上記入力信号に基づいて算
出される。然る後、ステップ120において、入力信号
の時間的変化、即ち、ステップモータMに対する入力指
示角速度αが今回の目標振れ角θo及び前回の目標振れ
角θoとの差に基づき算出される。なお、入力指示角速
度αは、入力信号の時間的変化から直接求めてもよい。
等のアナログ量が入力信号としてマイクロコンピュータ
60に読み込まれると、次のステップ110において、
指針50の目標振れ角θoが上記入力信号に基づいて算
出される。然る後、ステップ120において、入力信号
の時間的変化、即ち、ステップモータMに対する入力指
示角速度αが今回の目標振れ角θo及び前回の目標振れ
角θoとの差に基づき算出される。なお、入力指示角速
度αは、入力信号の時間的変化から直接求めてもよい。
【0027】すると、指針50の現在振れ角θa と今回
の目標振れ角θoとがステップ130にて比較判定され
る。ここで、現在振れ角θa が目標振れ角θoよりも小
さければ、正転処理ルーチン140の処理がなされる
(図4及び図5参照)。しかして、図5のステップ14
1において、入力指示角速度αが指針50の所定の共振
角速度範囲の値であるか否かが判定される。ここで、当
該所定の共振角速度範囲は、上述した図8の共振角速度
範囲、即ち、(15n+2n)(r.p.m.)乃至
(15n−2n)(r.p.m.)の範囲に相当する。
の目標振れ角θoとがステップ130にて比較判定され
る。ここで、現在振れ角θa が目標振れ角θoよりも小
さければ、正転処理ルーチン140の処理がなされる
(図4及び図5参照)。しかして、図5のステップ14
1において、入力指示角速度αが指針50の所定の共振
角速度範囲の値であるか否かが判定される。ここで、当
該所定の共振角速度範囲は、上述した図8の共振角速度
範囲、即ち、(15n+2n)(r.p.m.)乃至
(15n−2n)(r.p.m.)の範囲に相当する。
【0028】ここで、入力指示角速度αが(15n+2
n)よりも大きいか(15n−2n)よりも小さけれ
ば、入力指示角速度αが指針50の共振角速度範囲には
ないとの判断のもとに、ステップ141における判定が
NOとなる。すると、ステップ142において、次の数
2にて示す正弦波信号IS1及び余弦波信号IC1が駆動回
路70に出力される。
n)よりも大きいか(15n−2n)よりも小さけれ
ば、入力指示角速度αが指針50の共振角速度範囲には
ないとの判断のもとに、ステップ141における判定が
NOとなる。すると、ステップ142において、次の数
2にて示す正弦波信号IS1及び余弦波信号IC1が駆動回
路70に出力される。
【0029】
【数2】IS1=I40SIN(ωt) IC1=I40COS(ωt) ここで、I40は、40mAの電流値に相当する振幅値で
ある。このように正弦波信号IS1(以下、SIN信号I
S1という)及び余弦波信号I C1(以下、COS信号IC1
という)が駆動回路70に出力されると、この駆動回路
70が、コイル24に、振幅値40mAのSIN電流を
流すとともに、コイル34に、振幅値40mAのCOS
電流を流す。これにより、ステップモータが振幅値40
mAを有するSIN信号IS1及びCOS信号IC1に応じ
た駆動力にて駆動される。このため、指針50の振れ角
が現在振れ角θa から目標振れ角θoに向けて変化す
る。なお、ステップ142における処理が終了すると、
ステップ160にてNOと判定され、コンピュータプロ
グラムがステップ100に戻る。
ある。このように正弦波信号IS1(以下、SIN信号I
S1という)及び余弦波信号I C1(以下、COS信号IC1
という)が駆動回路70に出力されると、この駆動回路
70が、コイル24に、振幅値40mAのSIN電流を
流すとともに、コイル34に、振幅値40mAのCOS
電流を流す。これにより、ステップモータが振幅値40
mAを有するSIN信号IS1及びCOS信号IC1に応じ
た駆動力にて駆動される。このため、指針50の振れ角
が現在振れ角θa から目標振れ角θoに向けて変化す
る。なお、ステップ142における処理が終了すると、
ステップ160にてNOと判定され、コンピュータプロ
グラムがステップ100に戻る。
【0030】然る後、ステップ141における判定がY
ESになると、次のステップ143において、次の数3
にて示すSIN信号IS2及びCOS信号IC2が駆動回路
70に出力される。
ESになると、次のステップ143において、次の数3
にて示すSIN信号IS2及びCOS信号IC2が駆動回路
70に出力される。
【0031】
【数3】IS2=I20SIN(ωt) IC2=I20COS(ωt) ここで、I20は、20mAの電流値に相当する振幅値で
ある。このようにSIN信号IS2及びCOS信号IC2が
駆動回路70に出力されると、この駆動回路70が、コ
イル24に、振幅値20mAのSIN電流を流すととも
に、コイル34に、振幅値20mAのCOS電流を流
す。
ある。このようにSIN信号IS2及びCOS信号IC2が
駆動回路70に出力されると、この駆動回路70が、コ
イル24に、振幅値20mAのSIN電流を流すととも
に、コイル34に、振幅値20mAのCOS電流を流
す。
【0032】これにより、ステップモータが、振幅値2
0mAを有するSIN信号IS2及びCOS信号IC2に応
じた駆動力にて駆動される。このように、入力指示角速
度が上記共振角速度範囲の値になると、ステップモータ
の駆動力が、振幅値40mAのSIN信号IS1及びCO
S信号IC1に応じた駆動力から振幅値20mAのSIN
信号IS2及びCOS信号IC2に応じた駆動力に同時に減
少するので、現段階における入力指示角速度が、上記所
定の共振角速度範囲の値から外れる。
0mAを有するSIN信号IS2及びCOS信号IC2に応
じた駆動力にて駆動される。このように、入力指示角速
度が上記共振角速度範囲の値になると、ステップモータ
の駆動力が、振幅値40mAのSIN信号IS1及びCO
S信号IC1に応じた駆動力から振幅値20mAのSIN
信号IS2及びCOS信号IC2に応じた駆動力に同時に減
少するので、現段階における入力指示角速度が、上記所
定の共振角速度範囲の値から外れる。
【0033】これを図8及び図9に基づいて例示する
と、振幅値40mAのとき入力指示角速度が共振角速度
範囲30±4(r.p.m.)にあれば、振幅値を20
mAに減少させることにより、当該共振角速度範囲が、
両共振角速度範囲15±2(r.p.m.)及び30±
4(r.p.m.)の間の範囲、つまり、振幅値20m
Aのときの共振角速度範囲にずれる。
と、振幅値40mAのとき入力指示角速度が共振角速度
範囲30±4(r.p.m.)にあれば、振幅値を20
mAに減少させることにより、当該共振角速度範囲が、
両共振角速度範囲15±2(r.p.m.)及び30±
4(r.p.m.)の間の範囲、つまり、振幅値20m
Aのときの共振角速度範囲にずれる。
【0034】その結果、現段階における指針50の共振
が防止される。これにより、指針50の実指示精度や応
答性を高く維持して視認性を良好に維持できる。また、
コンピュータプログラムがステップ130からステップ
150に移行した場合も、正転処理ルーチン140の場
合と同様に、図5のフローチャートに従い、処理され
る。これにより、正転処理ルーチン140の場合と同様
の作用効果を達成できる。
が防止される。これにより、指針50の実指示精度や応
答性を高く維持して視認性を良好に維持できる。また、
コンピュータプログラムがステップ130からステップ
150に移行した場合も、正転処理ルーチン140の場
合と同様に、図5のフローチャートに従い、処理され
る。これにより、正転処理ルーチン140の場合と同様
の作用効果を達成できる。
【0035】ちなみに、入力指示角速度とステップモー
タへの電流との関係を実験により調べてみた。ここで、
入力指示角速度が上記共振角速度範囲の値になったとき
に、振幅値40mAのCOS電流及びSIN電流でもっ
て駆動していたステップモータを、振幅値20mAのC
OS電流及びSIN電流でもって駆動するようにした場
合、図6及び図7にて示すような結果が得られた。
タへの電流との関係を実験により調べてみた。ここで、
入力指示角速度が上記共振角速度範囲の値になったとき
に、振幅値40mAのCOS電流及びSIN電流でもっ
て駆動していたステップモータを、振幅値20mAのC
OS電流及びSIN電流でもって駆動するようにした場
合、図6及び図7にて示すような結果が得られた。
【0036】但し、図6及び図7において、符号L1及
びL3は、それぞれ、ステップモータMの駆動電流が振
幅値20mAのCOS電流及びSIN電流である場合の
電流と入力指示角速度との関係を示し、また、符号L2
及びL4は、それぞれ、ステップモータMの駆動電流が
振幅値40mAのCOS電流及びSIN電流である場合
の電流と入力指示角速度との関係を示す。
びL3は、それぞれ、ステップモータMの駆動電流が振
幅値20mAのCOS電流及びSIN電流である場合の
電流と入力指示角速度との関係を示し、また、符号L2
及びL4は、それぞれ、ステップモータMの駆動電流が
振幅値40mAのCOS電流及びSIN電流である場合
の電流と入力指示角速度との関係を示す。
【0037】これによれば、入力指示角速度が共振角速
度範囲(17乃至13)(r.p.m.)に入ると、図
6では、電流が、曲線L1で特定される電流から曲線L
2で特定される電流に減少する。一方、図7では、曲線
L3で特定される電流から曲線L4で特定される電流に
変化する。これに伴い、ステップモータの駆動力が減少
し、入力指示角速度が共振角速度範囲(17乃至13)
(r.p.m.)から外れる。
度範囲(17乃至13)(r.p.m.)に入ると、図
6では、電流が、曲線L1で特定される電流から曲線L
2で特定される電流に減少する。一方、図7では、曲線
L3で特定される電流から曲線L4で特定される電流に
変化する。これに伴い、ステップモータの駆動力が減少
し、入力指示角速度が共振角速度範囲(17乃至13)
(r.p.m.)から外れる。
【0038】即ち、入力指示角速度が(17乃至13)
(r.p.m.)の共振角速度範囲内にあるとき、上述
のような駆動力の減少により指針50の共振角速度範囲
が40mAの場合の範囲から20mAの場合の範囲にず
れるので、結果として、指針50の共振現象の発生が未
然に防止される。なお、上記実施の形態では、ステップ
143(図5参照)におけるSIN信号及びCOS信号
の各振幅値をステップ142におけるSIN信号及びC
OS信号の各振幅値の半分に減少させるようにしたが、
これに代えて、逆に増大するようにしてもよい。要する
に、入力指示角速度を指針50の現実の共振角速度範囲
から外すように変更すれば、上記実施の形態にて述べた
と同様の作用効果を達成できる。
(r.p.m.)の共振角速度範囲内にあるとき、上述
のような駆動力の減少により指針50の共振角速度範囲
が40mAの場合の範囲から20mAの場合の範囲にず
れるので、結果として、指針50の共振現象の発生が未
然に防止される。なお、上記実施の形態では、ステップ
143(図5参照)におけるSIN信号及びCOS信号
の各振幅値をステップ142におけるSIN信号及びC
OS信号の各振幅値の半分に減少させるようにしたが、
これに代えて、逆に増大するようにしてもよい。要する
に、入力指示角速度を指針50の現実の共振角速度範囲
から外すように変更すれば、上記実施の形態にて述べた
と同様の作用効果を達成できる。
【0039】また、上記実施の形態では、マイクロコン
ピュータ60が、ステップ142においてIS1=I40S
IN(ωt)及びIC1=I40COS(ωt)の出力処理
をし、かつ、ステップ143においてIS2=I20SIN
(ωt)及びIC2=I20COS(ωt)を出力処理し、
駆動回路70がマイクロコンピュータ60の各出力に応
じたSIN電流及びCOS電流をステップモータMの各
コイルに供給して当該ステップモータMを駆動する例に
ついて説明したが、これに代えて、次のように変形して
実施してもよい。
ピュータ60が、ステップ142においてIS1=I40S
IN(ωt)及びIC1=I40COS(ωt)の出力処理
をし、かつ、ステップ143においてIS2=I20SIN
(ωt)及びIC2=I20COS(ωt)を出力処理し、
駆動回路70がマイクロコンピュータ60の各出力に応
じたSIN電流及びCOS電流をステップモータMの各
コイルに供給して当該ステップモータMを駆動する例に
ついて説明したが、これに代えて、次のように変形して
実施してもよい。
【0040】即ち、この変形例では、マイクロコンピュ
ータ60が、ステップ142において、振幅値I40と共
にステップモータMの目標回転角を出力処理し、かつ、
ステップ143において、振幅値I20と共にステップモ
ータMの目標回転角を出力処理するように変更されてい
る。また、駆動回路70に代えて、予め記憶したSIN
波形データ及びCOS波形データに基づき、マイクロコ
ンピュータ60からの各目標回転角出力に応じてSIN
信号及びCOS信号を形成し、これら形成信号に基づき
SIN電流及びCOS電流をマイクロコンピュータ60
の出力振幅値にてステップモータMの両コイルに出力す
るように構成した他の駆動回路が採用されている。
ータ60が、ステップ142において、振幅値I40と共
にステップモータMの目標回転角を出力処理し、かつ、
ステップ143において、振幅値I20と共にステップモ
ータMの目標回転角を出力処理するように変更されてい
る。また、駆動回路70に代えて、予め記憶したSIN
波形データ及びCOS波形データに基づき、マイクロコ
ンピュータ60からの各目標回転角出力に応じてSIN
信号及びCOS信号を形成し、これら形成信号に基づき
SIN電流及びCOS電流をマイクロコンピュータ60
の出力振幅値にてステップモータMの両コイルに出力す
るように構成した他の駆動回路が採用されている。
【0041】これにより、マイクロコンピュータ60に
おいて、SIN信号及びCOS信号の各振幅値及びステ
ップモータMの目標回転角の出力処理を出力し、上記他
の駆動回路において、当該出力振幅値及び出力目標回転
角に基づきSIN電流及びCOS電流を形成しステップ
モータMに出力することとなる。このように、SIN電
流及びCOS電流の形成にあたり、マイクロコンピュー
タ60と上記他の駆動回路とで役割分担することで、振
幅値I40の電流から振幅値I20の電流に応答性よく変化
させることができる。その結果、上記実施の形態にて述
べた作用効果をより一層確実に達成し得る。
おいて、SIN信号及びCOS信号の各振幅値及びステ
ップモータMの目標回転角の出力処理を出力し、上記他
の駆動回路において、当該出力振幅値及び出力目標回転
角に基づきSIN電流及びCOS電流を形成しステップ
モータMに出力することとなる。このように、SIN電
流及びCOS電流の形成にあたり、マイクロコンピュー
タ60と上記他の駆動回路とで役割分担することで、振
幅値I40の電流から振幅値I20の電流に応答性よく変化
させることができる。その結果、上記実施の形態にて述
べた作用効果をより一層確実に達成し得る。
【0042】また、本発明の実施にあたっては、入力信
号に対応する目標角に向け負荷部材(指針50に相当す
る)を回動させるようにステップモータMを駆動する駆
動制御回路(60、70)を備えた駆動装置に本発明を
適用して実施してもよい。この場合、入力信号に応じて
目標角に向け負荷部材を回動するための入力指示角速度
をステップ100乃至120にて算出するようにする。
そして、駆動制御回路が、ステップモータMの駆動力を
表す複数の駆動パターンから上記入力指示角速度に基づ
き負荷部材の非共振状態を表す駆動パターンを選択し、
この駆動パターンに応じてステップモータの駆動力を変
化させるようにする。
号に対応する目標角に向け負荷部材(指針50に相当す
る)を回動させるようにステップモータMを駆動する駆
動制御回路(60、70)を備えた駆動装置に本発明を
適用して実施してもよい。この場合、入力信号に応じて
目標角に向け負荷部材を回動するための入力指示角速度
をステップ100乃至120にて算出するようにする。
そして、駆動制御回路が、ステップモータMの駆動力を
表す複数の駆動パターンから上記入力指示角速度に基づ
き負荷部材の非共振状態を表す駆動パターンを選択し、
この駆動パターンに応じてステップモータの駆動力を変
化させるようにする。
【0043】これによれば、負荷部材の共振の抑制に関
し、上記実施の形態にて述べたと実質的に同様の作用効
果を達成できる。また、本発明の実施にあたっては、図
4のステップ130の処理に限ることなく、例えば、目
標振れ角θoと現在振れ角θa の差の絶対値を求め、目
標振れ角θoと現在振れ角θa の大小に応じて、上記絶
対値に相当する指示角度だけステップモータMを正逆転
させるようにし、この過程において、図5のフローチャ
ートによる処理を行うようにしてもよい。
し、上記実施の形態にて述べたと実質的に同様の作用効
果を達成できる。また、本発明の実施にあたっては、図
4のステップ130の処理に限ることなく、例えば、目
標振れ角θoと現在振れ角θa の差の絶対値を求め、目
標振れ角θoと現在振れ角θa の大小に応じて、上記絶
対値に相当する指示角度だけステップモータMを正逆転
させるようにし、この過程において、図5のフローチャ
ートによる処理を行うようにしてもよい。
【0044】また、本発明の実施にあたっては、2相励
磁式ステップモータMに限ることなく、3相励磁式以上
のPM型ステップモータを採用して実施してもよい。こ
の場合、PM型ステップモータに限ることなく、例え
ば、ハイブリッド型ステップモータを採用して実施して
もよい。また、本発明の実施にあたっては、上記実施の
形態にて述べたようにSIN電流やCOS電流に限るこ
となく、疑似SIN電流や疑似COS電流或いは交流台
形波電流等の各種の一対の交流電流(互いに、例えば半
周期だけ位相を異にしたもの)によりステップモータを
駆動するようにしてもよい。
磁式ステップモータMに限ることなく、3相励磁式以上
のPM型ステップモータを採用して実施してもよい。こ
の場合、PM型ステップモータに限ることなく、例え
ば、ハイブリッド型ステップモータを採用して実施して
もよい。また、本発明の実施にあたっては、上記実施の
形態にて述べたようにSIN電流やCOS電流に限るこ
となく、疑似SIN電流や疑似COS電流或いは交流台
形波電流等の各種の一対の交流電流(互いに、例えば半
周期だけ位相を異にしたもの)によりステップモータを
駆動するようにしてもよい。
【0045】また、本発明の実施にあたっては、図5の
ステップ141の判定基準は、指示計器の仕様に応じて
適宜変更して実施してもよい。また、本発明の実施にあ
たっては、上記実施の形態にて述べたように20mA及
び40mAに対応する各振幅値のSIN信号及びCOS
信号に加え、例えば30mAに対応する振幅値のSIN
信号及びCOS信号を採用して実施してもよい。
ステップ141の判定基準は、指示計器の仕様に応じて
適宜変更して実施してもよい。また、本発明の実施にあ
たっては、上記実施の形態にて述べたように20mA及
び40mAに対応する各振幅値のSIN信号及びCOS
信号に加え、例えば30mAに対応する振幅値のSIN
信号及びCOS信号を採用して実施してもよい。
【0046】この場合、20mA及び40mAに対応す
る各振幅値のSIN信号及びCOS信号では、指針50
の共振を防止できない場合に、30mAに対応する振幅
値のSIN信号及びCOS信号でもってステップモータ
を駆動することで指針50の共振を防止することも可能
となる。また、本発明の実施にあたっては、上記実施の
形態にて述べたように20mA及び40mAに対応する
各振幅値のSIN信号及びCOS信号によらず、連続的
に変化する振幅値のSIN信号及びCOS信号を採用し
て、指針50の共振を防止するようにステップモータを
駆動してもよい。
る各振幅値のSIN信号及びCOS信号では、指針50
の共振を防止できない場合に、30mAに対応する振幅
値のSIN信号及びCOS信号でもってステップモータ
を駆動することで指針50の共振を防止することも可能
となる。また、本発明の実施にあたっては、上記実施の
形態にて述べたように20mA及び40mAに対応する
各振幅値のSIN信号及びCOS信号によらず、連続的
に変化する振幅値のSIN信号及びCOS信号を採用し
て、指針50の共振を防止するようにステップモータを
駆動してもよい。
【0047】また、上記実施の形態においては、ステッ
プモータとして2相式ステップモータを採用した例につ
いて説明したが、これに代えて、単相励磁式ステップモ
ータを採用して実施してもよい。また、本発明の実施に
あたっては、車両用指示計器に限ることなく、船舶、航
空機等に採用される指示計器に本発明を適用して実施し
てもよい。
プモータとして2相式ステップモータを採用した例につ
いて説明したが、これに代えて、単相励磁式ステップモ
ータを採用して実施してもよい。また、本発明の実施に
あたっては、車両用指示計器に限ることなく、船舶、航
空機等に採用される指示計器に本発明を適用して実施し
てもよい。
【0048】また、上記実施の形態のフローチャートに
おける各ステップは、それぞれ、機能実行手段としてハ
ードロジック構成により実現するようにしてもよい。
おける各ステップは、それぞれ、機能実行手段としてハ
ードロジック構成により実現するようにしてもよい。
【図1】本発明に係る指示計器の一実施の形態を示す全
体概略構成図である。
体概略構成図である。
【図2】図1のステップモータの部分破断斜視図であ
る。
る。
【図3】図1のステップモータのステータ及びマグネッ
トロータを示す部分破断斜視図である。
トロータを示す部分破断斜視図である。
【図4】図1のマイクロコンピュータの作用を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】図4の逆転処理ルーチン及び正転処理ルーチン
の詳細フローチャートである。
の詳細フローチャートである。
【図6】COS信号の20mA及び40mAに対応する
各振幅値をパラメータとするステップモータへの入力指
示角速度とステップモータに流れる電流との関係を示す
グラフである。
各振幅値をパラメータとするステップモータへの入力指
示角速度とステップモータに流れる電流との関係を示す
グラフである。
【図7】SIN信号の20mA及び40mAに対応する
各振幅値をパラメータとするステップモータへの入力指
示角速度とステップモータに流れる電流との関係を示す
グラフである。
各振幅値をパラメータとするステップモータへの入力指
示角速度とステップモータに流れる電流との関係を示す
グラフである。
【図8】40mAに対応する振幅値のときの指針の実指
示角速度と入力指示角速度との関係を示すグラフであ
る。
示角速度と入力指示角速度との関係を示すグラフであ
る。
【図9】20mAに対応する振幅値のときの指針の実指
示角速度と入力指示角速度との関係を示すグラフであ
る。
示角速度と入力指示角速度との関係を示すグラフであ
る。
Ba・・・バッテリ、M・・・ステップモータ、50・
・・指針、60・・・マイクロコンピュータ、70・・
・駆動回路。
・・指針、60・・・マイクロコンピュータ、70・・
・駆動回路。
Claims (9)
- 【請求項1】 ステップモータ(M)と、 このステップモータの回転に応じて振れる指針(50)
と、 入力信号に対応する目標振れ角に向け前記指針を振れさ
せるように前記ステップモータを回転させる駆動制御手
段(60、70)とを備えた指示計器において、 前記入力信号の時間的変化に基づき入力指示角速度を算
出する入力指示角速度算出手段(100乃至120)
と、 前記入力指示角速度が前記指針の共振角速度範囲の値か
否かを判定する判定手段(140、150、141)と
を備え、 この判定手段が前記共振角速度範囲の値と判定したと
き、前記駆動制御手段が、前記ステップモータの駆動力
を変化させることを特徴とする指示計器。 - 【請求項2】 前記共振角速度範囲は、前記入力指示角
速度に応じて定まり、 前記駆動制御手段が、前記入力指示角速度に対して、前
記共振角速度範囲を前記入力指示角速度に対応する範囲
とは異なる範囲に変えるように、前記駆動力を変化させ
ることを特徴とする請求項1に記載の指示計器。 - 【請求項3】 ステップモータ(M)と、 このステップモータの回転に応じて振れる指針(50)
と、 入力信号に対応する目標振れ角に向け前記指針を振れさ
せるように所定振幅値の交流制御信号を発生する交流制
御信号発生手段(142、143)と、 前記交流制御信号に応じた駆動力にて前記ステップモー
タを回転させる駆動手段(70)とを備えた指示計器に
おいて、 前記入力信号の時間的変化に基づき入力指示角速度を算
出する入力指示角速度算出手段(100乃至120)
と、 前記入力指示角速度が前記指針の共振角速度範囲の値か
否かを判定する判定手段(141)とを備え、 この判定手段が前記共振角速度範囲の値と判定したと
き、前記交流制御信号発生手段が、前記交流制御信号の
振幅値を変化させ、 前記駆動手段が、前記変化振幅値の交流制御信号に応じ
た駆動力にて前記ステップモータを回転させることを特
徴とする指示計器。 - 【請求項4】 前記共振角速度範囲は、前記入力指示角
速度に応じて定まり、 前記駆動手段が、前記入力指示角速度に対して、前記共
振角速度範囲を前記入力指示角速度に対応する範囲とは
異なる範囲に変えるように、前記振幅値を変化させるこ
とを特徴とする請求項3に記載の指示計器。 - 【請求項5】 ステップモータ(M)と、 このステップモータの回転に応じて振れる指針(50)
と、 入力信号に対応するに向け前記指針を振れさせるように
第1振幅値の交流制御信号を発生する第1交流制御信号
発生手段(142)と、 前記目標振れ角に向け前記指針を振れさせるように前記
第1振幅値と異なる第2振幅値の交流制御信号を発生す
る第2交流制御信号発生手段(143)と、 前記入力信号の変化に基づき入力指示角速度を算出する
入力指示角速度算出手段(100乃至120)と、 前記入力指示角速度が前記両交流制御信号の一方に対応
する前記指針の共振角速度範囲の値か否かを判定する判
定手段(141)と、 この判定手段が前記一方の交流制御信号に対応する前記
共振角速度範囲の値と判定したとき、他方の交流制御信
号に応じた駆動力にて前記ステップモータを回転させ、
前記判定手段が前記一方の交流制御信号に対応する前記
共振角速度範囲の値でないと判定したとき、前記一方の
交流制御信号に応じた駆動力にて前記ステップモータを
回転させる駆動手段(70)とを備えた指示計器。 - 【請求項6】 2相励磁式ステップモータ(M)と、 このステップモータの回転に応じて振れる指針(50)
と、 入力信号に対応する目標振れ角に向け前記指針を振れさ
せるように所定振幅値のSIN信号及びCOS信号を発
生する制御信号発生手段(142、143)と、 前記SIN信号及びCOS信号に応じた駆動力にて前記
ステップモータを回転させる駆動手段(70)とを備え
た指示計器において、 前記入力信号の変化に基づき入力指示角速度を算出する
入力指示角速度算出手段(100乃至120)と、 前記入力指示角速度が前記指針の共振角速度範囲の値か
否かを判定する判定手段(141)とを備え、 この判定手段が前記共振角速度範囲の値と判定したと
き、前記制御信号発生手段が、前記SIN信号及びCO
S信号の各振幅値を、前記入力指示角速度とは異なる入
力指示角速度に対応する共振角速度範囲の値となるよう
に、同一比率にて変化させることを特徴とする指示計
器。 - 【請求項7】 ステップモータ(M)と、 このステップモータの回転に応じて振れる指針(50)
と、 入力信号に対応する目標振れ角に向け前記指針を振れさ
せるように所定振幅値及び前記ステップモータの目標回
転角を出力として算出する出力算出手段(142、14
3)と、 前記所定振幅値及び目標回転角に基づき交流制御信号を
発生しこの交流制御信号に応じた駆動力にて前記ステッ
プモータを回転させる駆動手段(70)とを備えた指示
計器において、 前記入力信号の変化に基づき入力指示角速度を算出する
入力指示角速度算出手段(100乃至120)と、 前記入力指示角速度が前記指針の共振角速度範囲の値か
否かを判定する判定手段(141)とを備え、 この判定手段が前記共振角速度範囲の値と判定したと
き、前記出力算出手段が、前記所定振幅値を変化させる
ように処理し、 前記駆動手段が、前記交流制御信号を前記変化振幅値の
交流制御信号に変化させ、この変化交流制御信号に応じ
た駆動力にて前記ステップモータを回転させることを特
徴とする指示計器。 - 【請求項8】 前記共振角速度範囲は、前記入力指示角
速度に応じて定まり、 前記出力算出手段が、前記共振角速度範囲を、前記入力
指示角速度とは異なる入力指示角速度に対応する範囲に
変えるように、前記所定振幅値を変化させることを特徴
とする請求項7に記載の指示計器。 - 【請求項9】 入力信号に対応する目標角に向け負荷部
材(50)を回動させるようにステップモータ(M)を
駆動する駆動制御手段(60、70)を備えた駆動装置
において、 前記入力信号に応じて前記目標角に向け前記負荷部材を
回動するための入力指示角速度を算出する入力指示角速
度算出手段(100乃至120)を備え、 前記駆動制御手段が、前記ステップモータの駆動力を表
す複数の駆動パターンから前記入力指示角速度に基づき
前記負荷部材の非共振状態を表す駆動パターンを選択
し、この駆動パターンに応じて前記ステップモータの駆
動力を変化させることを特徴とするステップモータの駆
動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29997795A JPH09140193A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | ステップモータの駆動装置及び指示計器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29997795A JPH09140193A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | ステップモータの駆動装置及び指示計器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09140193A true JPH09140193A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17879267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29997795A Pending JPH09140193A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | ステップモータの駆動装置及び指示計器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09140193A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008070015A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
| WO2008053640A1 (en) | 2006-10-30 | 2008-05-08 | Nippon Seiki Co., Ltd. | Stepping motor drive control device and drive control method |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP29997795A patent/JPH09140193A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008070015A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
| WO2008053640A1 (en) | 2006-10-30 | 2008-05-08 | Nippon Seiki Co., Ltd. | Stepping motor drive control device and drive control method |
| JP2008113491A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Nippon Seiki Co Ltd | ステッピングモータの駆動制御装置及び駆動制御方法 |
| US8067919B2 (en) | 2006-10-30 | 2011-11-29 | Nippon Seiki Co., Ltd. | Drive control system of stepping motor and drive control method |
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