JPH0914037A - エンジンの回転数制御方法 - Google Patents
エンジンの回転数制御方法Info
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- JPH0914037A JPH0914037A JP16230895A JP16230895A JPH0914037A JP H0914037 A JPH0914037 A JP H0914037A JP 16230895 A JP16230895 A JP 16230895A JP 16230895 A JP16230895 A JP 16230895A JP H0914037 A JPH0914037 A JP H0914037A
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Links
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Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 走行のための操作状態とエンジン運転状態と
に基づいて適切な運転モードで暖機を行い、エンジン騒
音の防止、燃費低減、冷却水温の上昇促進、暖房性能の
向上等を満足する。 【構成】 走行暖機に移行前の放置暖機(第1の運転モ
ード)であるとき、放置暖機目標回転数テーブルTNSE
TS1を参照して目標回転数NSETを設定することで、低水
温時に水温上昇率を効果的に高め、暖房性能を確保す
る。また、走行暖機(第2の運転モード)のときには、
走行暖機目標回転数テーブルTNSETRを参照して目標回
転数NSETを設定することで、エンジン回転数を低く抑
えて走行前の操作性を重視し、エンジン騒音の低減、燃
費低減を図る。さらに、走行暖機から放置暖機(第3の
運転モード)に復帰したときには、放置暖機目標回転数
テーブルTNSETS2を参照して目標回転数NSETを設定す
ることで、低外気温時の暖房性能を確保しながらエンジ
ン騒音の低減を図る。
に基づいて適切な運転モードで暖機を行い、エンジン騒
音の防止、燃費低減、冷却水温の上昇促進、暖房性能の
向上等を満足する。 【構成】 走行暖機に移行前の放置暖機(第1の運転モ
ード)であるとき、放置暖機目標回転数テーブルTNSE
TS1を参照して目標回転数NSETを設定することで、低水
温時に水温上昇率を効果的に高め、暖房性能を確保す
る。また、走行暖機(第2の運転モード)のときには、
走行暖機目標回転数テーブルTNSETRを参照して目標回
転数NSETを設定することで、エンジン回転数を低く抑
えて走行前の操作性を重視し、エンジン騒音の低減、燃
費低減を図る。さらに、走行暖機から放置暖機(第3の
運転モード)に復帰したときには、放置暖機目標回転数
テーブルTNSETS2を参照して目標回転数NSETを設定す
ることで、低外気温時の暖房性能を確保しながらエンジ
ン騒音の低減を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行のための操作状態
に応じて運転モードを選択し、アイドル回転数を制御す
るエンジンの回転数制御方法に関する。
に応じて運転モードを選択し、アイドル回転数を制御す
るエンジンの回転数制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子制御システムにおけるファー
ストアイドル制御では、エンジン温度に応じて設定した
目標回転数をエンジン温度が上昇するにつれて徐々に下
げ、暖機途上での騒音防止、燃費低減を図っている。
ストアイドル制御では、エンジン温度に応じて設定した
目標回転数をエンジン温度が上昇するにつれて徐々に下
げ、暖機途上での騒音防止、燃費低減を図っている。
【0003】この場合、例えば、特開平5−17197
5号公報に開示されているように、走行のための操作が
なされていない停車状態に対応する運転モード(放置暖
機)と、走行のための操作がなされた場合に対応する走
行へ移行可能な運転モード(走行暖機)との2つのモー
ドで運転を行うようになっており、放置暖機におけるア
イドル回転数を比較的高く設定することで、水温上昇を
促進して暖機完了時間の短縮を図るとともに低外気温時
の暖房性能の向上を図り、走行暖機におけるアイドル回
転数を比較的低く設定することで、円滑な発進を得ると
ともに走行時の違和感を防止するようにしている。
5号公報に開示されているように、走行のための操作が
なされていない停車状態に対応する運転モード(放置暖
機)と、走行のための操作がなされた場合に対応する走
行へ移行可能な運転モード(走行暖機)との2つのモー
ドで運転を行うようになっており、放置暖機におけるア
イドル回転数を比較的高く設定することで、水温上昇を
促進して暖機完了時間の短縮を図るとともに低外気温時
の暖房性能の向上を図り、走行暖機におけるアイドル回
転数を比較的低く設定することで、円滑な発進を得ると
ともに走行時の違和感を防止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、放置暖機による暖機が完了する前に走行のための操
作がなされると、走行暖機へ移行し、再び放置暖機に復
帰することはない。このため、エンジン始動時にアクセ
ルペダルを踏んでアシストした場合や、始動直後に空吹
かしを行った場合には、走行暖機に移行してエンジン回
転数が低下してしまい、そのまま放置すると水温上昇が
遅くなり、暖機の遅れ、低外気温時の暖房性能の悪化を
招く。
は、放置暖機による暖機が完了する前に走行のための操
作がなされると、走行暖機へ移行し、再び放置暖機に復
帰することはない。このため、エンジン始動時にアクセ
ルペダルを踏んでアシストした場合や、始動直後に空吹
かしを行った場合には、走行暖機に移行してエンジン回
転数が低下してしまい、そのまま放置すると水温上昇が
遅くなり、暖機の遅れ、低外気温時の暖房性能の悪化を
招く。
【0005】また、暖機途中で走行のための操作がなさ
れた場合であっても、必ずしも発進・走行に移るとは限
らず、そのまま暖機のために放置状態となる場合もあ
り、このような場合には、エンジン回転数が低く保た
れ、同様に、水温上昇が遅れることになる。
れた場合であっても、必ずしも発進・走行に移るとは限
らず、そのまま暖機のために放置状態となる場合もあ
り、このような場合には、エンジン回転数が低く保た
れ、同様に、水温上昇が遅れることになる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、走行のための操作状態とエンジン運転状態とに基づ
いて適切な運転モードで暖機を行い、エンジン騒音の防
止、燃費低減、冷却水温の上昇促進、暖房性能の向上等
を満足することのできるエンジンの回転数制御方法を提
供することを目的としている。
で、走行のための操作状態とエンジン運転状態とに基づ
いて適切な運転モードで暖機を行い、エンジン騒音の防
止、燃費低減、冷却水温の上昇促進、暖房性能の向上等
を満足することのできるエンジンの回転数制御方法を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車輌の走行のための操作状態に応じて運転モードを選択
し、エンジン温度に基づいてアイドル回転数を制御する
エンジンの回転数制御方法において、エンジン始動後、
設定時間が経過するまでの間、走行・停車状態に拘わら
ず、走行のための操作がなされていない場合に対応する
運転モードを強制的に選択することを特徴とする。
車輌の走行のための操作状態に応じて運転モードを選択
し、エンジン温度に基づいてアイドル回転数を制御する
エンジンの回転数制御方法において、エンジン始動後、
設定時間が経過するまでの間、走行・停車状態に拘わら
ず、走行のための操作がなされていない場合に対応する
運転モードを強制的に選択することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、車輌の走行のため
の操作状態に応じて運転モードを選択し、エンジン温度
に基づいてアイドル回転数を制御するエンジンの回転数
制御方法において、エンジン始動後に走行のための操作
がなされていない場合に対応する第1の運転モードか
ら、走行のための操作がなされた場合に対応する第2の
運転モードへ移行後、走行のための操作がなされていな
い状態が設定時間以上継続し、且つ、エンジン温度が設
定値より低いとき、第3の運転モードを選択することを
特徴とする。
の操作状態に応じて運転モードを選択し、エンジン温度
に基づいてアイドル回転数を制御するエンジンの回転数
制御方法において、エンジン始動後に走行のための操作
がなされていない場合に対応する第1の運転モードか
ら、走行のための操作がなされた場合に対応する第2の
運転モードへ移行後、走行のための操作がなされていな
い状態が設定時間以上継続し、且つ、エンジン温度が設
定値より低いとき、第3の運転モードを選択することを
特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記第3の運転モードを、アイドル回転数
の目標値が、上記第1の運転モードにおけるアイドル回
転数の目標値より低く、且つ、上記第2の運転モードに
おけるアイドル回転数の目標値よりも高いモードとする
ことを特徴とする。
明において、上記第3の運転モードを、アイドル回転数
の目標値が、上記第1の運転モードにおけるアイドル回
転数の目標値より低く、且つ、上記第2の運転モードに
おけるアイドル回転数の目標値よりも高いモードとする
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、エンジン始動後、設
定時間が経過するまでの間、走行・停車状態に拘わら
ず、走行のための操作がなされていない場合に対応する
運転モードを強制的に選択し、この運転モードにおい
て、エンジン温度に基づくアイドル回転数制御を行う。
定時間が経過するまでの間、走行・停車状態に拘わら
ず、走行のための操作がなされていない場合に対応する
運転モードを強制的に選択し、この運転モードにおい
て、エンジン温度に基づくアイドル回転数制御を行う。
【0011】請求項2記載の発明では、車輌の走行のた
めの操作状態に応じて運転モードを選択し、エンジン温
度に基づいてアイドル回転数を制御する際、エンジン始
動後に走行のための操作がなされていない場合に対応す
る第1の運転モードから、走行のための操作がなされた
場合に対応する第2の運転モードへ移行後、走行のため
の操作がなされていない状態が設定時間以上継続し、且
つ、エンジン温度が設定値より低いとき、第3の運転モ
ードを選択してアイドル回転数を制御する。
めの操作状態に応じて運転モードを選択し、エンジン温
度に基づいてアイドル回転数を制御する際、エンジン始
動後に走行のための操作がなされていない場合に対応す
る第1の運転モードから、走行のための操作がなされた
場合に対応する第2の運転モードへ移行後、走行のため
の操作がなされていない状態が設定時間以上継続し、且
つ、エンジン温度が設定値より低いとき、第3の運転モ
ードを選択してアイドル回転数を制御する。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明における第3の運転モードでアイドル回転数を制御
する際、第1の運転モードにおけるアイドル回転数の目
標値より低く、且つ、第2の運転モードにおけるアイド
ル回転数の目標値よりも高い目標値で制御する。
発明における第3の運転モードでアイドル回転数を制御
する際、第1の運転モードにおけるアイドル回転数の目
標値より低く、且つ、第2の運転モードにおけるアイド
ル回転数の目標値よりも高い目標値で制御する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図面は本発明の一実施例を示し、図1及び図2は
アイドル目標回転数設定サブルーチンのフローチャー
ト、図3及び図4はISCV制御メインルーチンのフロ
ーチャート、図5及び図6は基本特性値設定サブルーチ
ンのフローチャート、図7はエンジン制御系の概略構成
図、図8は電子制御系の回路構成図、図9は各目標回転
数テーブルの説明図、図10は目標回転数テーブルの特
性を示す説明図、図11は運転モードによる目標回転数
の変化を示す説明図である。
する。図面は本発明の一実施例を示し、図1及び図2は
アイドル目標回転数設定サブルーチンのフローチャー
ト、図3及び図4はISCV制御メインルーチンのフロ
ーチャート、図5及び図6は基本特性値設定サブルーチ
ンのフローチャート、図7はエンジン制御系の概略構成
図、図8は電子制御系の回路構成図、図9は各目標回転
数テーブルの説明図、図10は目標回転数テーブルの特
性を示す説明図、図11は運転モードによる目標回転数
の変化を示す説明図である。
【0014】図7において、符号1はエンジンであり、
図においては水平対向4気筒型エンジンを示す。このエ
ンジン1のシリンダヘッド2に形成された各吸気ポート
2aにインテークマニホルド3が連通され、このインテ
ークマニホルド3にエアチャンバ4を介してスロットル
チャンバ5が連通され、このスロットルチャンバ5上流
側に吸気管6を介してエアクリーナ7が取付けられてい
る。
図においては水平対向4気筒型エンジンを示す。このエ
ンジン1のシリンダヘッド2に形成された各吸気ポート
2aにインテークマニホルド3が連通され、このインテ
ークマニホルド3にエアチャンバ4を介してスロットル
チャンバ5が連通され、このスロットルチャンバ5上流
側に吸気管6を介してエアクリーナ7が取付けられてい
る。
【0015】また、上記吸気管6の上記エアクリーナ7
の直下流に、例えばホットワイヤ式等の吸入空気量セン
サ8が介装され、さらに、上記スロットルチャンバ5に
設けられたスロットルバルブ5aに、スロットル開度に
応じた電圧値を出力するスロットル開度センサ9aとス
ロットルバルブ全閉でONするアイドル接点を有するア
イドルスイッチ9bとが組込まれたスロットルセンサ9
が連設されている。
の直下流に、例えばホットワイヤ式等の吸入空気量セン
サ8が介装され、さらに、上記スロットルチャンバ5に
設けられたスロットルバルブ5aに、スロットル開度に
応じた電圧値を出力するスロットル開度センサ9aとス
ロットルバルブ全閉でONするアイドル接点を有するア
イドルスイッチ9bとが組込まれたスロットルセンサ9
が連設されている。
【0016】また、上記スロットルバルブ5aの上流側
と下流側とを連通するバイパス通路10に、駆動パルス
信号のデューティ比に応じてバルブ開度が調整されるア
イドルスピードコントロールバルブ(ISCV)11が
介装されており、上記インテークマニホルド3に連通す
る通路に、上記インテークマニホルド3内部側と大気側
とに選択的に連通する吸気管圧力/大気圧切換ソレノイ
ド弁12が介装され、この吸気管圧力/大気圧切換ソレ
ノイド弁12に絶対圧センサ13が接続されている。
と下流側とを連通するバイパス通路10に、駆動パルス
信号のデューティ比に応じてバルブ開度が調整されるア
イドルスピードコントロールバルブ(ISCV)11が
介装されており、上記インテークマニホルド3に連通す
る通路に、上記インテークマニホルド3内部側と大気側
とに選択的に連通する吸気管圧力/大気圧切換ソレノイ
ド弁12が介装され、この吸気管圧力/大気圧切換ソレ
ノイド弁12に絶対圧センサ13が接続されている。
【0017】さらに、上記インテークマニホルド3の各
気筒の各吸気ポート2a直上流側にインジェクタ14が
臨まされ、上記シリンダヘッド2には、先端を燃焼室に
露呈する点火プラグ15aが各気筒毎に取付けられてい
る。この点火プラグ15aに連設される点火コイル15
bには、イグナイタ16が接続されている。
気筒の各吸気ポート2a直上流側にインジェクタ14が
臨まされ、上記シリンダヘッド2には、先端を燃焼室に
露呈する点火プラグ15aが各気筒毎に取付けられてい
る。この点火プラグ15aに連設される点火コイル15
bには、イグナイタ16が接続されている。
【0018】上記インジェクタ14は、燃料供給路17
を介して燃料タンク18に連通されており、この燃料タ
ンク18内にはインタンク式の燃料ポンプ19が設けら
れている。この燃料ポンプ19からの燃料は、上記燃料
供給路17に介装された燃料フィルタ20を経て上記イ
ンジェクタ14及びプレッシャレギュレータ21に圧送
され、このプレッシャレギュレータ21から上記燃料タ
ンク18にリターンされて上記インジェクタ14への燃
料圧力が所定の圧力に調圧される。
を介して燃料タンク18に連通されており、この燃料タ
ンク18内にはインタンク式の燃料ポンプ19が設けら
れている。この燃料ポンプ19からの燃料は、上記燃料
供給路17に介装された燃料フィルタ20を経て上記イ
ンジェクタ14及びプレッシャレギュレータ21に圧送
され、このプレッシャレギュレータ21から上記燃料タ
ンク18にリターンされて上記インジェクタ14への燃
料圧力が所定の圧力に調圧される。
【0019】また、上記エンジン1のシリンダブロック
1aにノックセンサ22が取付けられるとともに、この
シリンダブロック1aの左右バンクを連通する冷却水通
路23に水温センサ24が臨まされている。さらに、上
記シリンダヘッド2の排気ポート2bに連通するエグゾ
ーストマニホルド25の集合部に、O2センサ26が臨
まされている。尚、符号27は触媒コンバータである。
1aにノックセンサ22が取付けられるとともに、この
シリンダブロック1aの左右バンクを連通する冷却水通
路23に水温センサ24が臨まされている。さらに、上
記シリンダヘッド2の排気ポート2bに連通するエグゾ
ーストマニホルド25の集合部に、O2センサ26が臨
まされている。尚、符号27は触媒コンバータである。
【0020】また、上記シリンダブロック1aに支承さ
れたクランクシャフト1bに、クランクロータ28が軸
着され、このクランクロータ28の外周に、所定のクラ
ンク角に対応する突起(あるいはスリットでも良い)を
検出する磁気センサ(電磁ピックアップ等)あるいは光
センサ等からなるクランク角センサ29が対設されてい
る。さらに、上記シリンダヘッド2のカムシャフト1c
にカムロータ30が連設され、このカムロータ30に、
同じく磁気センサあるいは光センサ等からなる気筒判別
用のカム角センサ31が対設されている。
れたクランクシャフト1bに、クランクロータ28が軸
着され、このクランクロータ28の外周に、所定のクラ
ンク角に対応する突起(あるいはスリットでも良い)を
検出する磁気センサ(電磁ピックアップ等)あるいは光
センサ等からなるクランク角センサ29が対設されてい
る。さらに、上記シリンダヘッド2のカムシャフト1c
にカムロータ30が連設され、このカムロータ30に、
同じく磁気センサあるいは光センサ等からなる気筒判別
用のカム角センサ31が対設されている。
【0021】一方、図8において、符号40はマイクロ
コンピュータからなる電子制御装置(ECU)であり、
このECU40は、点火時期制御、燃料噴射制御、エン
ジン回転数制御等を行うメインコンピュータ41と、ノ
ック検出処理を行う専用のサブコンピュータ42との2
つのコンピュータと中心として構成され、各部に安定化
電源を供給する定電圧回路43、上記メインコンピュー
タ41に接続される駆動回路44及びA/D変換器4
5、上記サブコンピュータ42に接続されるA/D変換
器46、このA/D変換器46に周波数フィルタ47を
介して接続されるアンプ48等が内蔵されている。
コンピュータからなる電子制御装置(ECU)であり、
このECU40は、点火時期制御、燃料噴射制御、エン
ジン回転数制御等を行うメインコンピュータ41と、ノ
ック検出処理を行う専用のサブコンピュータ42との2
つのコンピュータと中心として構成され、各部に安定化
電源を供給する定電圧回路43、上記メインコンピュー
タ41に接続される駆動回路44及びA/D変換器4
5、上記サブコンピュータ42に接続されるA/D変換
器46、このA/D変換器46に周波数フィルタ47を
介して接続されるアンプ48等が内蔵されている。
【0022】上記定電圧回路43は、2回路のリレー接
点を有する電源リレー49の第1のリレー接点を介して
バッテリ50に接続されるとともに、このバッテリ50
に、直接、接続され、イグニッションスイッチ51のO
N,OFFに拘わらず上記メインコンピュータ41のバ
ックアップRAM58に常時バックアップ用の電源を供
給するようになっている。
点を有する電源リレー49の第1のリレー接点を介して
バッテリ50に接続されるとともに、このバッテリ50
に、直接、接続され、イグニッションスイッチ51のO
N,OFFに拘わらず上記メインコンピュータ41のバ
ックアップRAM58に常時バックアップ用の電源を供
給するようになっている。
【0023】また、上記バッテリ50には、上記イグニ
ッションスイッチ51を介して上記電源リレー49のリ
レーコイルの一端が接続され、このリレーコイルの他端
が接地されている。さらに、上記バッテリ50には、燃
料ポンプリレー53のリレー接点を介して燃料ポンプ1
9が接続されており、この燃料ポンプリレー53は、そ
のリレーコイルの一端が上記電源リレー49の第2のリ
レー接点を介して上記バッテリ50に接続され、リレー
コイルの他端が上記駆動回路44に接続されている。
尚、上記電源リレー49の第2のリレー接点からは、各
アクチュエータへの電源線が延出されている。
ッションスイッチ51を介して上記電源リレー49のリ
レーコイルの一端が接続され、このリレーコイルの他端
が接地されている。さらに、上記バッテリ50には、燃
料ポンプリレー53のリレー接点を介して燃料ポンプ1
9が接続されており、この燃料ポンプリレー53は、そ
のリレーコイルの一端が上記電源リレー49の第2のリ
レー接点を介して上記バッテリ50に接続され、リレー
コイルの他端が上記駆動回路44に接続されている。
尚、上記電源リレー49の第2のリレー接点からは、各
アクチュエータへの電源線が延出されている。
【0024】上記メインコンピュータ41は、CPU5
5、ROM56、RAM57、バックアップRAM5
8、カウンタ・タイマ群59、シリアルコミュニケーシ
ョンインターフェース(SCI)60、及び、I/Oイ
ンターフェース61がバスライン62を介して互いに接
続されている。
5、ROM56、RAM57、バックアップRAM5
8、カウンタ・タイマ群59、シリアルコミュニケーシ
ョンインターフェース(SCI)60、及び、I/Oイ
ンターフェース61がバスライン62を介して互いに接
続されている。
【0025】上記I/Oインターフェース61の入力ポ
ートには、アイドルスイッチ9b、クランク角センサ2
9、カム角センサ31、変速機のシフトレバーをニュー
トラル位置にセットしたときONするニュートラルスイ
ッチ32、エアコンスイッチ33、スタータスイッチ3
4、車速センサ35、イグニッションスイッチ51が接
続されており、さらに、上記A/D変換器45を介し
て、吸入空気量センサ8、スロットル開度センサ9a、
絶対圧センサ13、水温センサ24、O2センサ26が
接続されるとともに、バッテリ電圧VBが入力されてモ
ニタされる。
ートには、アイドルスイッチ9b、クランク角センサ2
9、カム角センサ31、変速機のシフトレバーをニュー
トラル位置にセットしたときONするニュートラルスイ
ッチ32、エアコンスイッチ33、スタータスイッチ3
4、車速センサ35、イグニッションスイッチ51が接
続されており、さらに、上記A/D変換器45を介し
て、吸入空気量センサ8、スロットル開度センサ9a、
絶対圧センサ13、水温センサ24、O2センサ26が
接続されるとともに、バッテリ電圧VBが入力されてモ
ニタされる。
【0026】また、上記I/Oインターフェース61の
出力ポートには、イグナイタ16が接続され、さらに、
上記駆動回路44を介して、ISCV11、インジェク
タ14、吸気管圧力/大気圧切換ソレノイド弁12、燃
料ポンプリレー53のリレーコイル等が接続されてい
る。
出力ポートには、イグナイタ16が接続され、さらに、
上記駆動回路44を介して、ISCV11、インジェク
タ14、吸気管圧力/大気圧切換ソレノイド弁12、燃
料ポンプリレー53のリレーコイル等が接続されてい
る。
【0027】一方、サブコンピュータ42は、CPU6
5、ROM66、RAM67、カウンタ・タイマ群6
8、SCI69、及び、I/Oインターフェース70が
バスライン71を介して互いに接続されて構成されてい
る。
5、ROM66、RAM67、カウンタ・タイマ群6
8、SCI69、及び、I/Oインターフェース70が
バスライン71を介して互いに接続されて構成されてい
る。
【0028】上記I/Oインターフェース70の入力ポ
ートには、上記メインコンピュータ41と同様、クラン
ク角センサ29、カム角センサ31が接続されるととも
に、ノックセンサ22が、アンプ48、周波数フィルタ
47、A/D変換器46を介して接続されており、ノッ
クセンサ22からの信号が上記アンプ48により所定の
レベルに増幅された後、上記周波数フィルタ47で必要
な周波数成分が抽出され、上記A/D変換器46でアナ
ログデータからデジタルデータに高速変換されて入力さ
れるようになっている。
ートには、上記メインコンピュータ41と同様、クラン
ク角センサ29、カム角センサ31が接続されるととも
に、ノックセンサ22が、アンプ48、周波数フィルタ
47、A/D変換器46を介して接続されており、ノッ
クセンサ22からの信号が上記アンプ48により所定の
レベルに増幅された後、上記周波数フィルタ47で必要
な周波数成分が抽出され、上記A/D変換器46でアナ
ログデータからデジタルデータに高速変換されて入力さ
れるようになっている。
【0029】上記メインコンピュータ41と上記サブコ
ンピュータ42とは、SCI60,69を介したシリア
ル回線によって接続されており、さらに、上記サブコン
ピュータ42のI/Oインターフェース70の所定の出
力ポートと、上記メインコンピュータ41のI/Oイン
ターフェース61の所定の入力ポートとが接続されてい
る。
ンピュータ42とは、SCI60,69を介したシリア
ル回線によって接続されており、さらに、上記サブコン
ピュータ42のI/Oインターフェース70の所定の出
力ポートと、上記メインコンピュータ41のI/Oイン
ターフェース61の所定の入力ポートとが接続されてい
る。
【0030】点火時期制御、燃料噴射制御、アイドル回
転数制御等を行うメインコンピュータ41に対し、ノッ
ク検出処理用のサブコンピュータ42では、ノックセン
サ22からの信号に基づいてノック発生の有無を判定
し、このノック発生有無の判定結果をI/Oインターフ
ェース70の出力ポートを介して出力する。そして、ノ
ック発生の場合、シリアル回線を通じて上記サブコンピ
ュータ42から上記メインコンピュータ41にノックデ
ータが読込まれ、このノックデータに基づいてメインコ
ンピュータ41で該当気筒の点火時期を遅らせ、ノック
を回避するようになっている。
転数制御等を行うメインコンピュータ41に対し、ノッ
ク検出処理用のサブコンピュータ42では、ノックセン
サ22からの信号に基づいてノック発生の有無を判定
し、このノック発生有無の判定結果をI/Oインターフ
ェース70の出力ポートを介して出力する。そして、ノ
ック発生の場合、シリアル回線を通じて上記サブコンピ
ュータ42から上記メインコンピュータ41にノックデ
ータが読込まれ、このノックデータに基づいてメインコ
ンピュータ41で該当気筒の点火時期を遅らせ、ノック
を回避するようになっている。
【0031】上記メインコンピュータ41によるアイド
ル回転数制御は、ISCV11をデューティ制御して弁
開度を調整することにより、バイパス通路10からの空
気流量を制御してアイドル回転数を最適な状態に維持す
るようになっている。以下、アイドル時のエンジン回転
数制御動作について説明する。
ル回転数制御は、ISCV11をデューティ制御して弁
開度を調整することにより、バイパス通路10からの空
気流量を制御してアイドル回転数を最適な状態に維持す
るようになっている。以下、アイドル時のエンジン回転
数制御動作について説明する。
【0032】最初に、イグニッションスイッチ51がO
NされてECU40の電源がONされると、システムが
イニシャライズされ、RAM57の各フラグ、各カウン
ト値等のデータ(但し、バックアップRAM58のデー
タを除く)がクリアされる。そして、イニシャライズ終
了後、図3及び図4に示すISCV制御メインルーチン
が設定周期毎(例えば、10msec毎)に実行され
る。
NされてECU40の電源がONされると、システムが
イニシャライズされ、RAM57の各フラグ、各カウン
ト値等のデータ(但し、バックアップRAM58のデー
タを除く)がクリアされる。そして、イニシャライズ終
了後、図3及び図4に示すISCV制御メインルーチン
が設定周期毎(例えば、10msec毎)に実行され
る。
【0033】このISCV制御メインルーチンでは、ス
テップS201で、バッテリ電圧VBによって変化するIS
CV11の流量特性を補償するためのバッテリ電圧補正
値ISCVBを、バッテリ電圧VBに基づいて設定する。
バッテリ電圧VBが基準電圧よりも低い場合にはISC
V11が設定開度に達しなくなるため、上記バッテリ電
圧補正値ISCVBはバッテリ電圧VBが低いほど大きな
値に設定される。
テップS201で、バッテリ電圧VBによって変化するIS
CV11の流量特性を補償するためのバッテリ電圧補正
値ISCVBを、バッテリ電圧VBに基づいて設定する。
バッテリ電圧VBが基準電圧よりも低い場合にはISC
V11が設定開度に達しなくなるため、上記バッテリ電
圧補正値ISCVBはバッテリ電圧VBが低いほど大きな
値に設定される。
【0034】続くステップS202では、バックアップRA
M58にストアされている学習値ISCILを読出し、ス
テップS203で、始動判別を行うべくスタータスイッチ3
4がONか否かを判断する。そして、スタータスイッチ
34がONのとき、始動中と判断してステップS204へ進
み、エンジン始動後の経過時間をカウントするための始
動後時間カウント値CSTを設定値CS(例えば、10s
ec相当値)に初期設定してステップS206以降の始動時
制御処理へ進む。尚、始動後時間カウント値CSTは初期
設定値CSからダウンカウントされる。
M58にストアされている学習値ISCILを読出し、ス
テップS203で、始動判別を行うべくスタータスイッチ3
4がONか否かを判断する。そして、スタータスイッチ
34がONのとき、始動中と判断してステップS204へ進
み、エンジン始動後の経過時間をカウントするための始
動後時間カウント値CSTを設定値CS(例えば、10s
ec相当値)に初期設定してステップS206以降の始動時
制御処理へ進む。尚、始動後時間カウント値CSTは初期
設定値CSからダウンカウントされる。
【0035】また、上記ステップS203で、スタータスイ
ッチ34がOFFのときには、エンジン停止あるいはエ
ンジン稼動中と判断してステップS205へ進み、クランク
角センサ29からの出力によって算出したエンジン回転
数NEに基づきエンジン停止中か否かを判断する。そし
て、NE=0(エンジン停止中)のとき、ステップS206
以降の始動時制御処理へ進み、NE≠0(エンジン稼動
中)のときには、ステップS209以降の通常時制御処理へ
進む。
ッチ34がOFFのときには、エンジン停止あるいはエ
ンジン稼動中と判断してステップS205へ進み、クランク
角センサ29からの出力によって算出したエンジン回転
数NEに基づきエンジン停止中か否かを判断する。そし
て、NE=0(エンジン停止中)のとき、ステップS206
以降の始動時制御処理へ進み、NE≠0(エンジン稼動
中)のときには、ステップS209以降の通常時制御処理へ
進む。
【0036】ステップS206以降の始動時制御処理では、
ステップS206でエンジン温度を代表する冷却水温TWに
基づき始動時基本値ISCSを設定する。この始動時基
本値ISCSは、ステップS206中に図示するように、冷
却水温TWをパラメータとするテーブルにストアされて
おり、このテーブルを水温センサ24によって検出した
冷却水温TWをパラメータとして補間計算付きで参照す
ることにより設定される。
ステップS206でエンジン温度を代表する冷却水温TWに
基づき始動時基本値ISCSを設定する。この始動時基
本値ISCSは、ステップS206中に図示するように、冷
却水温TWをパラメータとするテーブルにストアされて
おり、このテーブルを水温センサ24によって検出した
冷却水温TWをパラメータとして補間計算付きで参照す
ることにより設定される。
【0037】次に、ステップS207では、上記始動時基本
値ISCSに、上記学習値ISCIL、及び、上記バッテ
リ電圧補正値ISCVBを加算し、ISCV11に出力す
るパルス信号のデューティ比ISCONを設定する(IS
CON←ISCS+ISCIL+ISCVB)。
値ISCSに、上記学習値ISCIL、及び、上記バッテ
リ電圧補正値ISCVBを加算し、ISCV11に出力す
るパルス信号のデューティ比ISCONを設定する(IS
CON←ISCS+ISCIL+ISCVB)。
【0038】その後、ステップS208へ進み、始動時制御
実行中であることを示すため、始動時制御判別フラグF
STをセット(FST←1)すると、ステップS216へ進ん
で、デューティ比ISCONをISCV11に対するデュ
ーティ信号DUTYとして設定し(DUTY←ISCO
N)、ステップS217で、このデューティ信号DUTYを
出力ポートの該当アドレスにセットしてルーチンを抜け
る。これにより、ISCV11が駆動されて設定弁開度
に制御され、次回ルーチン実行時に新たなデューティ信
号DUTYが設定されるまでの間、保持される。
実行中であることを示すため、始動時制御判別フラグF
STをセット(FST←1)すると、ステップS216へ進ん
で、デューティ比ISCONをISCV11に対するデュ
ーティ信号DUTYとして設定し(DUTY←ISCO
N)、ステップS217で、このデューティ信号DUTYを
出力ポートの該当アドレスにセットしてルーチンを抜け
る。これにより、ISCV11が駆動されて設定弁開度
に制御され、次回ルーチン実行時に新たなデューティ信
号DUTYが設定されるまでの間、保持される。
【0039】次に、上記ステップS205でNE≠0(エン
ジン稼動中)と判断され、ステップS209以降の通常時制
御処理へ進んだときには、ステップS209で後述する放置
暖機と走行暖機とに応じ、通常時制御におけるデューテ
ィ比ISCONのベース値である基本特性値ISCTWを設
定し、ステップS210でアイドル回転数の制御目標値であ
る目標回転数NSETを放置暖機と走行暖機とに応じて設
定する。尚、基本特性値ISCTW、目標回転数NSET
は、詳細には、それぞれ、図5,6に示す基本特性値設
定サブルーチン、図1,2に示すアイドル目標回転数設
定サブルーチンによって設定されるが、これらのサブル
ーチンについては後述する。
ジン稼動中)と判断され、ステップS209以降の通常時制
御処理へ進んだときには、ステップS209で後述する放置
暖機と走行暖機とに応じ、通常時制御におけるデューテ
ィ比ISCONのベース値である基本特性値ISCTWを設
定し、ステップS210でアイドル回転数の制御目標値であ
る目標回転数NSETを放置暖機と走行暖機とに応じて設
定する。尚、基本特性値ISCTW、目標回転数NSET
は、詳細には、それぞれ、図5,6に示す基本特性値設
定サブルーチン、図1,2に示すアイドル目標回転数設
定サブルーチンによって設定されるが、これらのサブル
ーチンについては後述する。
【0040】さらに、ステップS211で、エンジン始動後
の設定時間、アイドルスイッチ9b、ニュートラルスイ
ッチ32、エアコンスイッチ33のON,OFF状態、
車速VSP、エンジン回転数NE、エンジン回転数NEと
目標回転数NSETとの偏差ΔNE等に基づいてクローズル
ープ制御かオープンループ制御かを判別し、ステップS2
12で、クローズループ制御においてアイドル回転数を目
標回転数に収束させるための補正値であるクローズルー
プ補正値ISCCLを偏差ΔNEに基づいて設定する。
の設定時間、アイドルスイッチ9b、ニュートラルスイ
ッチ32、エアコンスイッチ33のON,OFF状態、
車速VSP、エンジン回転数NE、エンジン回転数NEと
目標回転数NSETとの偏差ΔNE等に基づいてクローズル
ープ制御かオープンループ制御かを判別し、ステップS2
12で、クローズループ制御においてアイドル回転数を目
標回転数に収束させるための補正値であるクローズルー
プ補正値ISCCLを偏差ΔNEに基づいて設定する。
【0041】尚、上記クローズループ補正値ISCCL
は、比例成分ISCPと積分成分ISCIとからなり、比
例成分ISCPは、オープンループ制御においては0で
あり、また、積分成分ISCIは、エンジン停止状態、
始動時制御中、あるいは、オープンループ制御中で冷却
水温TWが設定値以下且つ車速VSPが設定値以上のと
き、0である。
は、比例成分ISCPと積分成分ISCIとからなり、比
例成分ISCPは、オープンループ制御においては0で
あり、また、積分成分ISCIは、エンジン停止状態、
始動時制御中、あるいは、オープンループ制御中で冷却
水温TWが設定値以下且つ車速VSPが設定値以上のと
き、0である。
【0042】その後、ステップS213へ進み、エアコンコ
ンプレッサ駆動による負荷の影響を補正するためのエア
コン補正値、変速機のギヤ位置によって異なる負荷の影
響を補正するためのギヤ位置補正値、加減速による回転
収束性への影響を補正するための加減速補正値、始動時
制御から通常時制御への移行を円滑に行うための始動後
補正値、パワーステアリングオイルポンプの駆動による
負荷の影響を補正するためのパワステ補正値、ラジエー
タファンの駆動による負荷の影響を補正するためのラジ
ファン補正値等を合計した各種補正値ISCCOEFを設定
する。尚、各補正値の算出については、本出願人によっ
て先に提出された特開平5−171975号に詳述され
ている。
ンプレッサ駆動による負荷の影響を補正するためのエア
コン補正値、変速機のギヤ位置によって異なる負荷の影
響を補正するためのギヤ位置補正値、加減速による回転
収束性への影響を補正するための加減速補正値、始動時
制御から通常時制御への移行を円滑に行うための始動後
補正値、パワーステアリングオイルポンプの駆動による
負荷の影響を補正するためのパワステ補正値、ラジエー
タファンの駆動による負荷の影響を補正するためのラジ
ファン補正値等を合計した各種補正値ISCCOEFを設定
する。尚、各補正値の算出については、本出願人によっ
て先に提出された特開平5−171975号に詳述され
ている。
【0043】次いで、ステップS214へ進み、上記基本特
性値ISCTWに、上記ステップS202で読出した学習値I
SCIL、上記ステップS212で設定したクローズループ補
正値ISCCL、上記ステップS213で設定した各種補正値
ISCCOEFを加算し、さらに、上記ステップS201で設定
したバッテリ電圧補正値ISCVBを加算してデューティ
比ISCONを設定すると(ISCON←ISCTW+ISC
IL+ISCCL+ISCCOEF+ISCVB)、ステップS215
へ進んで始動時制御判別フラグFSTをクリアし(FST←
0)、前述のステップS216,S217(デューティ信号DU
TYの設定及び出力ポートの該当アドレスへのセット)
を経てルーチンを抜ける。
性値ISCTWに、上記ステップS202で読出した学習値I
SCIL、上記ステップS212で設定したクローズループ補
正値ISCCL、上記ステップS213で設定した各種補正値
ISCCOEFを加算し、さらに、上記ステップS201で設定
したバッテリ電圧補正値ISCVBを加算してデューティ
比ISCONを設定すると(ISCON←ISCTW+ISC
IL+ISCCL+ISCCOEF+ISCVB)、ステップS215
へ進んで始動時制御判別フラグFSTをクリアし(FST←
0)、前述のステップS216,S217(デューティ信号DU
TYの設定及び出力ポートの該当アドレスへのセット)
を経てルーチンを抜ける。
【0044】ここで、上記ISCV制御メインルーチン
のステップS209における基本特性値ISCTWの設定につ
いて説明する。
のステップS209における基本特性値ISCTWの設定につ
いて説明する。
【0045】前述したように、上記基本特性値ISCTW
は放置暖機と走行暖機とに区別して設定される。放置暖
機は、運転者によるアクセルワークや変速機のシフト操
作による走行のための操作がなされていない場合に対応
する運転モードであり、走行暖機は、運転者による走行
のための操作がなされた場合に対応する走行直前状態の
運転モードである。
は放置暖機と走行暖機とに区別して設定される。放置暖
機は、運転者によるアクセルワークや変速機のシフト操
作による走行のための操作がなされていない場合に対応
する運転モードであり、走行暖機は、運転者による走行
のための操作がなされた場合に対応する走行直前状態の
運転モードである。
【0046】この場合、従来では、運転者がアクセルワ
ークを行ってエンジン始動を補助した場合や始動直後に
空吹かしを行うと、走行暖機となり、エンジン温度(冷
却水温)が十分に上昇していないにも拘わらず、エンジ
ン回転数が低くなってエンジンストールや回転変動等を
引き起こし、迅速な暖機を行う上での支障となっていた
が、本発明では、エンジン始動後、設定時間(例えば、
10sec)が経過するまでの間は、走行・停止状態に
拘わらず、強制的に放置暖機とされ、水温上昇を促進し
て、冬季等の低外気温時の暖房性能を確保することがで
きる。
ークを行ってエンジン始動を補助した場合や始動直後に
空吹かしを行うと、走行暖機となり、エンジン温度(冷
却水温)が十分に上昇していないにも拘わらず、エンジ
ン回転数が低くなってエンジンストールや回転変動等を
引き起こし、迅速な暖機を行う上での支障となっていた
が、本発明では、エンジン始動後、設定時間(例えば、
10sec)が経過するまでの間は、走行・停止状態に
拘わらず、強制的に放置暖機とされ、水温上昇を促進し
て、冬季等の低外気温時の暖房性能を確保することがで
きる。
【0047】さらに、放置暖機の途中で走行のための操
作を行って走行暖機に移行後、そのまま発進に至らずに
放置状態とした場合には、冷却水温TWが設定値TWSよ
り低く、且つ、運転者による走行のための操作がなされ
ていない状態が設定時間(例えば、3min)以上継続
すると、放置暖機に復帰する。
作を行って走行暖機に移行後、そのまま発進に至らずに
放置状態とした場合には、冷却水温TWが設定値TWSよ
り低く、且つ、運転者による走行のための操作がなされ
ていない状態が設定時間(例えば、3min)以上継続
すると、放置暖機に復帰する。
【0048】この走行暖機から復帰した場合の放置暖機
は、走行状態あるいは走行直前状態からそのまま車体放
置状態に継続して変化した場合に対応する運転モードで
あり、走行暖機移行前の放置暖機を第1の運転モード、
走行暖機を第2の運転モードとすると、走行暖機から復
帰する放置暖機が第3の運転モードとなり、走行のため
の操作状態とエンジン運転状態とに基づいて適切な運転
モードが選択されるようになっている。
は、走行状態あるいは走行直前状態からそのまま車体放
置状態に継続して変化した場合に対応する運転モードで
あり、走行暖機移行前の放置暖機を第1の運転モード、
走行暖機を第2の運転モードとすると、走行暖機から復
帰する放置暖機が第3の運転モードとなり、走行のため
の操作状態とエンジン運転状態とに基づいて適切な運転
モードが選択されるようになっている。
【0049】具体的には、図5,6の基本特性値設定サ
ブルーチンでは、まず、ステップS301で、始動後時間カ
ウント値CSTの値を読込み、先にISCV制御メインル
ーチンのステップS204で初期セットされた設定値CS
(例えば、10sec相当値)からのカウントダウンが
終了し、エンジン始動後に設定時間が経過しているか否
かを調べる。
ブルーチンでは、まず、ステップS301で、始動後時間カ
ウント値CSTの値を読込み、先にISCV制御メインル
ーチンのステップS204で初期セットされた設定値CS
(例えば、10sec相当値)からのカウントダウンが
終了し、エンジン始動後に設定時間が経過しているか否
かを調べる。
【0050】そして、上記ステップS301においてCST≠
0であり、カウントダウン途中で設定時間が経過してい
ないときには、放置暖機(第1の運転モード)と判断し
てステップS302へ分岐し、このステップS302で始動後時
間カウント値CSTをダウンカウントした後(CST←CST
−1)、ステップS303へ進む。
0であり、カウントダウン途中で設定時間が経過してい
ないときには、放置暖機(第1の運転モード)と判断し
てステップS302へ分岐し、このステップS302で始動後時
間カウント値CSTをダウンカウントした後(CST←CST
−1)、ステップS303へ進む。
【0051】ステップS303では、冷却水温TWに基づい
てROM56の放置暖機基本特性値テーブルTISTWS1
を補間計算付きで参照し、放置暖機(第1の運転モー
ド)に対応する基本特性値ISCTWを設定すると、ステ
ップS304へ進み、放置暖機(第1の運転モード)を判別
するための暖機判別フラグFIDをクリアし(FID←
0)、ルーチンを抜ける。
てROM56の放置暖機基本特性値テーブルTISTWS1
を補間計算付きで参照し、放置暖機(第1の運転モー
ド)に対応する基本特性値ISCTWを設定すると、ステ
ップS304へ進み、放置暖機(第1の運転モード)を判別
するための暖機判別フラグFIDをクリアし(FID←
0)、ルーチンを抜ける。
【0052】尚、放置暖機では、ISCV11の開度を
大きくしてバイパス空気量を増大させ、エンジン回転数
を高めてエンジン暖機完了時間を短縮させるため、走行
暖機よりも高めに設定された基本特性値がストアされて
いる。この場合、基本特性値には燃料消費率及びフィー
リングを考慮すると自ずと上限があるが、冷却水温をパ
ラメータとして実験等から求めた最適な値がテーブルに
ストアされている。
大きくしてバイパス空気量を増大させ、エンジン回転数
を高めてエンジン暖機完了時間を短縮させるため、走行
暖機よりも高めに設定された基本特性値がストアされて
いる。この場合、基本特性値には燃料消費率及びフィー
リングを考慮すると自ずと上限があるが、冷却水温をパ
ラメータとして実験等から求めた最適な値がテーブルに
ストアされている。
【0053】一方、上記ステップS301においてCST=0
であり、カウントダウンが終了して設定時間に達してい
るときには、上記ステップS301からステップS305へ進ん
で暖機判別フラグFIDの値を調べ、FID=0で放置暖機
(第1の運転モード)中であるとき、ステップS306へ進
んでアイドルスイッチ9bがONか否かを調べる。
であり、カウントダウンが終了して設定時間に達してい
るときには、上記ステップS301からステップS305へ進ん
で暖機判別フラグFIDの値を調べ、FID=0で放置暖機
(第1の運転モード)中であるとき、ステップS306へ進
んでアイドルスイッチ9bがONか否かを調べる。
【0054】そして、アイドルスイッチ9bがOFFの
ときには、運転者によりアクセル操作がなされてスロッ
トルバルブ5aが開かれているため、走行暖機(第2の
運転モード)へ移行すべく上記ステップS306からステッ
プS308へジャンプし、アイドルスイッチ9bがON(ス
ロットルバルブ5aが閉)のときには、さらに、ステッ
プS307で、ニュートラルスイッチ32がOFFか否かを
調べる。
ときには、運転者によりアクセル操作がなされてスロッ
トルバルブ5aが開かれているため、走行暖機(第2の
運転モード)へ移行すべく上記ステップS306からステッ
プS308へジャンプし、アイドルスイッチ9bがON(ス
ロットルバルブ5aが閉)のときには、さらに、ステッ
プS307で、ニュートラルスイッチ32がOFFか否かを
調べる。
【0055】そして、上記ステップS307でニュートラル
スイッチ32がONのとき、すなわち、アイドルスイッ
チ9bがONでスロットルバルブ5aが閉じられてお
り、且つ、変速機のセレクトレバーがNレンジにセット
されて放置状態になっているときには、放置暖機(第1
の運転モード)を継続すべく前述のステップS303,S304
を経てルーチンを抜け、上記ステップS307でニュートラ
ルスイッチ32がOFFで運転者による走行のための操
作がなされたときには、走行暖機へ移行すべくステップ
S308へ進む。
スイッチ32がONのとき、すなわち、アイドルスイッ
チ9bがONでスロットルバルブ5aが閉じられてお
り、且つ、変速機のセレクトレバーがNレンジにセット
されて放置状態になっているときには、放置暖機(第1
の運転モード)を継続すべく前述のステップS303,S304
を経てルーチンを抜け、上記ステップS307でニュートラ
ルスイッチ32がOFFで運転者による走行のための操
作がなされたときには、走行暖機へ移行すべくステップ
S308へ進む。
【0056】ステップS308では、冷却水温TWに基づい
てROM56の走行暖機基本特性値テーブルTISTWR
を補間計算付きで参照し、走行暖機の基本特性値ISC
TWを設定すると、ステップS309で暖機判別フラグFIDを
セットし(FID←1)、ステップS310で第3の運転モー
ド(放置暖機)での運転中であることを判別するための
放置暖機復帰フラグFRDをクリアして(FRD←0)ルー
チンを抜ける。
てROM56の走行暖機基本特性値テーブルTISTWR
を補間計算付きで参照し、走行暖機の基本特性値ISC
TWを設定すると、ステップS309で暖機判別フラグFIDを
セットし(FID←1)、ステップS310で第3の運転モー
ド(放置暖機)での運転中であることを判別するための
放置暖機復帰フラグFRDをクリアして(FRD←0)ルー
チンを抜ける。
【0057】走行暖機では、走行時の違和感を防ぐため
基本特性値は放置暖機よりも低く設定されており、走行
暖機に適応した最適な値が冷却水温をパラメータとして
実験等により求められ、テーブルにストアされている。
基本特性値は放置暖機よりも低く設定されており、走行
暖機に適応した最適な値が冷却水温をパラメータとして
実験等により求められ、テーブルにストアされている。
【0058】一方、上記ステップS305においてFID=1
であり、走行暖機中であるときには、上記ステップS305
からステップS311へ分岐して冷却水温TWが設定値TWS
(例えば、80°C)より低いか否かを調べ、TW≧TW
Sのとき、走行暖機を継続すべく前述のステップS308へ
戻り、TW<TWSのときには、ステップS312へ進んでア
イドルスイッチ9bがONか否かを調べる。
であり、走行暖機中であるときには、上記ステップS305
からステップS311へ分岐して冷却水温TWが設定値TWS
(例えば、80°C)より低いか否かを調べ、TW≧TW
Sのとき、走行暖機を継続すべく前述のステップS308へ
戻り、TW<TWSのときには、ステップS312へ進んでア
イドルスイッチ9bがONか否かを調べる。
【0059】上記ステップS312でアイドルスイッチ9b
がOFFのときには、ステップS314で走行暖機移行後の
経過時間を計時するためのカウント値CIDをクリアして
(CID←0)走行暖機の前述のステップS308へ戻り、ア
イドルスイッチ9bがON(スロットルバルブ5aが
閉)のとき、さらに、ステップS313でニュートラルスイ
ッチ32がOFFか否かを調べる。
がOFFのときには、ステップS314で走行暖機移行後の
経過時間を計時するためのカウント値CIDをクリアして
(CID←0)走行暖機の前述のステップS308へ戻り、ア
イドルスイッチ9bがON(スロットルバルブ5aが
閉)のとき、さらに、ステップS313でニュートラルスイ
ッチ32がOFFか否かを調べる。
【0060】その結果、上記ステップS313でニュートラ
ルスイッチ32がOFFのときには、前述のステップS3
14を経て走行暖機のステップS308へ戻り、ニュートラル
スイッチ32がONのとき、ステップS315で、カウント
値CIDが設定値CIDS(例えば、3min相当値)以上
となっているか否かを調べる。
ルスイッチ32がOFFのときには、前述のステップS3
14を経て走行暖機のステップS308へ戻り、ニュートラル
スイッチ32がONのとき、ステップS315で、カウント
値CIDが設定値CIDS(例えば、3min相当値)以上
となっているか否かを調べる。
【0061】そして、上記ステップS315でCID<CIDS
のときには、ステップS316でカウント値CIDをカウント
アップして(CID←CID+1)ルーチンを抜け、CID≧
CIDSであり、走行暖機に移行後、アイドルスイッチ9
bがON、且つ、変速機のセレクトレバーがNレンジに
セットされて放置状態になった時間が設定時間以上継続
しているときには、走行暖機から放置暖機(第3の運転
モード)に復帰すべくステップS317で、冷却水温TWに
基づいてROM56の放置暖機基本特性値テーブルTI
STWS2を補間計算付きで参照して基本特性値ISCTWを
設定すると、ステップS318で放置暖機復帰フラグFRDを
セットし(FRD←1)、ルーチンを抜ける。
のときには、ステップS316でカウント値CIDをカウント
アップして(CID←CID+1)ルーチンを抜け、CID≧
CIDSであり、走行暖機に移行後、アイドルスイッチ9
bがON、且つ、変速機のセレクトレバーがNレンジに
セットされて放置状態になった時間が設定時間以上継続
しているときには、走行暖機から放置暖機(第3の運転
モード)に復帰すべくステップS317で、冷却水温TWに
基づいてROM56の放置暖機基本特性値テーブルTI
STWS2を補間計算付きで参照して基本特性値ISCTWを
設定すると、ステップS318で放置暖機復帰フラグFRDを
セットし(FRD←1)、ルーチンを抜ける。
【0062】次に、ISCV制御メインルーチンのステ
ップS210における目標回転数NSETの設定について説明
する。
ップS210における目標回転数NSETの設定について説明
する。
【0063】図1,2に示すアイドル目標回転数サブル
ーチンでは、ステップS401で暖機判別フラグFIDを参照
し、FID=0のとき、すなわち、走行暖機に移行前の放
置暖機(第1の運転モード)であるときには、ステップ
S402へ進んで冷却水温TWに基づきROM56の放置暖
機目標回転数テーブルTNSETS1を補間計算付きで参照
し、放置暖機(第1の運転モード)の目標回転数NSET
を設定する。
ーチンでは、ステップS401で暖機判別フラグFIDを参照
し、FID=0のとき、すなわち、走行暖機に移行前の放
置暖機(第1の運転モード)であるときには、ステップ
S402へ進んで冷却水温TWに基づきROM56の放置暖
機目標回転数テーブルTNSETS1を補間計算付きで参照
し、放置暖機(第1の運転モード)の目標回転数NSET
を設定する。
【0064】一方、上記ステップS401でFID=1のとき
には、上記ステップS401からステップS403へ進んで放置
暖機復帰フラグFRDを参照し、FRD=0すなわち、走行
暖機(第2の運転モード)中であるとき、ステップS404
へ進んでROM56の走行暖機目標回転数テーブルTN
SETRを冷却水温TWに基づいて補間計算付きで参照し、
走行暖機の目標回転数NSETを設定する。
には、上記ステップS401からステップS403へ進んで放置
暖機復帰フラグFRDを参照し、FRD=0すなわち、走行
暖機(第2の運転モード)中であるとき、ステップS404
へ進んでROM56の走行暖機目標回転数テーブルTN
SETRを冷却水温TWに基づいて補間計算付きで参照し、
走行暖機の目標回転数NSETを設定する。
【0065】また、上記ステップS403においてFRD=1
であり、走行暖機(第2の運転モード)から放置暖機
(第3の運転モード)に復帰したときには、上記ステッ
プS403からステップS405へ進み、放置暖機目標回転数テ
ーブルTNSETS2を冷却水温TWに基づいて補間計算付き
で参照することにより、放置暖機(第3の運転モード)
における目標回転数NSETを設定する。
であり、走行暖機(第2の運転モード)から放置暖機
(第3の運転モード)に復帰したときには、上記ステッ
プS403からステップS405へ進み、放置暖機目標回転数テ
ーブルTNSETS2を冷却水温TWに基づいて補間計算付き
で参照することにより、放置暖機(第3の運転モード)
における目標回転数NSETを設定する。
【0066】放置暖機目標回転数テーブルTNSETS1,T
NSETS2、及び、走行暖機目標回転数テーブルTNSETR
の各領域には、冷却水温に対応して予め実験等から求め
た最適な目標回転数が格納されており、各目標回転数テ
ーブルTNSETS1,TNSETR,TNSETS2の一例を図9に示
す。第1の運転モードに対応する放置暖機目標回転数テ
ーブルTNSETS1は、低水温時に水温上昇率を効果的に
高め、暖房性能を確保することのできる特性、第2の運
転モードに対応する走行暖機目標回転数テーブルTNSE
TRは、発進時の車体飛び出し感を防ぐため、第1の運転
モードに対してエンジン回転数を低く抑え、走行前の操
作性を重視し、エンジン騒音の低減、燃費低減を図った
特性となっている。
NSETS2、及び、走行暖機目標回転数テーブルTNSETR
の各領域には、冷却水温に対応して予め実験等から求め
た最適な目標回転数が格納されており、各目標回転数テ
ーブルTNSETS1,TNSETR,TNSETS2の一例を図9に示
す。第1の運転モードに対応する放置暖機目標回転数テ
ーブルTNSETS1は、低水温時に水温上昇率を効果的に
高め、暖房性能を確保することのできる特性、第2の運
転モードに対応する走行暖機目標回転数テーブルTNSE
TRは、発進時の車体飛び出し感を防ぐため、第1の運転
モードに対してエンジン回転数を低く抑え、走行前の操
作性を重視し、エンジン騒音の低減、燃費低減を図った
特性となっている。
【0067】また、第3の運転モードに対応する放置暖
機目標回転数テーブルTNSETS2は、低外気温時の暖房
性能を確保しながらエンジン騒音の低減を図る特性とな
っており、図10に示すように、暖機途上での同一の冷
却水温に着目すると、第1の運転モードにおける目標回
転数より低く、且つ、上記第2の運転モードにおける目
標回転数よりも高い、第1の運転モードと第2の運転モ
ードとの中間的な目標回転数となっている。各目標回転
数テーブルTNSETS1,TNSETS2,TNSETRに格納されて
いる目標回転数の回転差は、低水温の状態で大きく、暖
機完了に近づくにつれて小さくなり、暖機完了時点では
各目標回転数は同じ値となる。
機目標回転数テーブルTNSETS2は、低外気温時の暖房
性能を確保しながらエンジン騒音の低減を図る特性とな
っており、図10に示すように、暖機途上での同一の冷
却水温に着目すると、第1の運転モードにおける目標回
転数より低く、且つ、上記第2の運転モードにおける目
標回転数よりも高い、第1の運転モードと第2の運転モ
ードとの中間的な目標回転数となっている。各目標回転
数テーブルTNSETS1,TNSETS2,TNSETRに格納されて
いる目標回転数の回転差は、低水温の状態で大きく、暖
機完了に近づくにつれて小さくなり、暖機完了時点では
各目標回転数は同じ値となる。
【0068】そして、上記ステップS402,S404,S405のい
ずれかで目標回転数NSETを設定した後は、該当ステッ
プからステップS406へ進んでエアコンスイッチ33がO
Nか否かを判断し、エアコンスイッチ33がOFFのと
き、ルーチンを抜け、ONのとき、ステップS407で、設
定した目標回転数NSETにエアコンコンプレッサ駆動時
に対応するための目標回転数アップ分NSETUPを加算し
てエアコンON時の目標回転数NSETとする(NSET←N
SET+NSETUP)。
ずれかで目標回転数NSETを設定した後は、該当ステッ
プからステップS406へ進んでエアコンスイッチ33がO
Nか否かを判断し、エアコンスイッチ33がOFFのと
き、ルーチンを抜け、ONのとき、ステップS407で、設
定した目標回転数NSETにエアコンコンプレッサ駆動時
に対応するための目標回転数アップ分NSETUPを加算し
てエアコンON時の目標回転数NSETとする(NSET←N
SET+NSETUP)。
【0069】次いで、ステップS408へ進み、エアコンO
N時の目標回転数NSETを、エアコンON時の負荷に対
処可能な下限リミッタである下限値NARCONと比較
し、NSET≧NARCONのときには、そのままルーチ
ンを抜け、NSET<NARCONでアイドルアップ後の
目標回転数NSETが下限値NARCONよりも低いと
き、ステップS409へ進んで目標回転数NSETを下限値N
ARCONとし(NSET←NARCON)、ルーチンを
抜ける。
N時の目標回転数NSETを、エアコンON時の負荷に対
処可能な下限リミッタである下限値NARCONと比較
し、NSET≧NARCONのときには、そのままルーチ
ンを抜け、NSET<NARCONでアイドルアップ後の
目標回転数NSETが下限値NARCONよりも低いと
き、ステップS409へ進んで目標回転数NSETを下限値N
ARCONとし(NSET←NARCON)、ルーチンを
抜ける。
【0070】以上により、走行のための操作状態とエン
ジン運転状態とに基づいて適切な運転モードで暖機が行
われ、エンジン騒音の防止、燃費低減、冷却水温の上昇
促進、暖房性能の向上等を満足することができる。すな
わち、図11に示すように、エンジンが始動されると、
車輌の走行・停止状態に拘わらず強制的に第1の運転モ
ード(放置暖機)が選択され、エンジン回転数が目標回
転数RPM1に制御されて低温時の水温上昇を促進する
とともに暖房性能を確保する。
ジン運転状態とに基づいて適切な運転モードで暖機が行
われ、エンジン騒音の防止、燃費低減、冷却水温の上昇
促進、暖房性能の向上等を満足することができる。すな
わち、図11に示すように、エンジンが始動されると、
車輌の走行・停止状態に拘わらず強制的に第1の運転モ
ード(放置暖機)が選択され、エンジン回転数が目標回
転数RPM1に制御されて低温時の水温上昇を促進する
とともに暖房性能を確保する。
【0071】やがて、設定時間が経過し、運転者が走行
を開始すべくアクセルを踏み込む、あるいは、変速機の
セレクトレバーをNレンジから動かす等の操作をする
と、第2の運転モード(走行暖機)に移行してエンジン
回転数が目標回転数RPM2に低下し、エンジンを騒音
を低減するとともに、発進時の車体飛び出し感を防止す
る。
を開始すべくアクセルを踏み込む、あるいは、変速機の
セレクトレバーをNレンジから動かす等の操作をする
と、第2の運転モード(走行暖機)に移行してエンジン
回転数が目標回転数RPM2に低下し、エンジンを騒音
を低減するとともに、発進時の車体飛び出し感を防止す
る。
【0072】ここで、第2の運転モード(走行暖機)の
状態で車輌を発進させることを止め、スロットルを閉じ
て変速機のセレクトレバーをNレンジに戻した状態に放
置した場合には、走行暖機のままアイドル回転数制御が
行われるが、冷却水温TWが設定値TWSより低く、放置
状態が設定時間以上継続すると、第3の運転モード(放
置暖機)が選択される。この第3の運転モードでは、エ
ンジン回転数がRPM1とRPM2との中間的な目標回
転数RPM3に上昇し、エンジン騒音の低減と水温上昇
促進との両立が図られる。
状態で車輌を発進させることを止め、スロットルを閉じ
て変速機のセレクトレバーをNレンジに戻した状態に放
置した場合には、走行暖機のままアイドル回転数制御が
行われるが、冷却水温TWが設定値TWSより低く、放置
状態が設定時間以上継続すると、第3の運転モード(放
置暖機)が選択される。この第3の運転モードでは、エ
ンジン回転数がRPM1とRPM2との中間的な目標回
転数RPM3に上昇し、エンジン騒音の低減と水温上昇
促進との両立が図られる。
【0073】以後は、放置状態が維持される限り、第3
の運転モードで暖機完了まで回転数制御が行われ、暖機
途中で再び走行のための操作がなされると、再度、第2
の運転モード(走行暖機)に移行する。
の運転モードで暖機完了まで回転数制御が行われ、暖機
途中で再び走行のための操作がなされると、再度、第2
の運転モード(走行暖機)に移行する。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、走
行のための操作状態とエンジン運転状態とに基づいて適
切な運転モードで暖機を行うことができ、エンジン騒音
の防止、燃費低減、冷却水温の上昇促進、暖房性能の向
上等を満足することができる。特に、請求項1記載の発
明では、エンジン始動後、設定時間が経過するまでの
間、走行・停車状態に拘わらず、走行のための操作がな
されていない場合に対応する運転モードを強制的に選択
し、この運転モードにおいて、エンジン温度に基づくア
イドル回転数制御を行うため、始動時あるいは始動後直
ちに運転者が走行のための操作を行った場合、エンジン
温度が十分に上昇していないにも拘わらず、エンジン回
転数が低くなってエンジンストールや回転変動等を引き
起こすことを防止し、低温時の水温上昇を促進して冬季
等の低外気温時の暖房性能を確保することができる。
行のための操作状態とエンジン運転状態とに基づいて適
切な運転モードで暖機を行うことができ、エンジン騒音
の防止、燃費低減、冷却水温の上昇促進、暖房性能の向
上等を満足することができる。特に、請求項1記載の発
明では、エンジン始動後、設定時間が経過するまでの
間、走行・停車状態に拘わらず、走行のための操作がな
されていない場合に対応する運転モードを強制的に選択
し、この運転モードにおいて、エンジン温度に基づくア
イドル回転数制御を行うため、始動時あるいは始動後直
ちに運転者が走行のための操作を行った場合、エンジン
温度が十分に上昇していないにも拘わらず、エンジン回
転数が低くなってエンジンストールや回転変動等を引き
起こすことを防止し、低温時の水温上昇を促進して冬季
等の低外気温時の暖房性能を確保することができる。
【0075】また、請求項2記載の発明では、エンジン
始動後に走行のための操作がなされていない場合に対応
する第1の運転モードから、走行のための操作がなされ
た場合に対応する第2の運転モードへ移行後、走行のた
めの操作がなされていない状態が設定時間以上継続し、
且つ、エンジン温度が設定値より低いとき、第3の運転
モードを選択してアイドル回転数を制御するため、暖機
途中で走行のための操作を行い、そのまま発進に至らず
に放置状態とした場合でも、低いエンジン回転数のまま
水温上昇が遅れることを防止することができる。
始動後に走行のための操作がなされていない場合に対応
する第1の運転モードから、走行のための操作がなされ
た場合に対応する第2の運転モードへ移行後、走行のた
めの操作がなされていない状態が設定時間以上継続し、
且つ、エンジン温度が設定値より低いとき、第3の運転
モードを選択してアイドル回転数を制御するため、暖機
途中で走行のための操作を行い、そのまま発進に至らず
に放置状態とした場合でも、低いエンジン回転数のまま
水温上昇が遅れることを防止することができる。
【0076】この場合、請求項3に記載したように、第
3の運転モードにおけるアイドル回転数の目標値を、第
1の運転モードにおけるアイドル回転数の目標値より低
く、且つ、第2の運転モードにおけるアイドル回転数の
目標値よりも高くすることにより、エンジン騒音の低減
と水温上昇促進との両立を図ることができる。
3の運転モードにおけるアイドル回転数の目標値を、第
1の運転モードにおけるアイドル回転数の目標値より低
く、且つ、第2の運転モードにおけるアイドル回転数の
目標値よりも高くすることにより、エンジン騒音の低減
と水温上昇促進との両立を図ることができる。
【図1】アイドル目標回転数設定サブルーチンのフロー
チャート(その1)
チャート(その1)
【図2】アイドル目標回転数設定サブルーチンのフロー
チャート(その2)
チャート(その2)
【図3】ISCV制御メインルーチンのフローチャート
(その1)
(その1)
【図4】ISCV制御メインルーチンのフローチャート
(その2)
(その2)
【図5】基本特性値設定サブルーチンのフローチャート
(その1)
(その1)
【図6】基本特性値設定サブルーチンのフローチャート
(その2)
(その2)
【図7】エンジン制御系の概略構成図
【図8】電子制御系の回路構成図
【図9】各目標回転数テーブルの説明図
【図10】目標回転数テーブルの特性を示す説明図
【図11】運転モードによる目標回転数の変化を示す説
明図
明図
1 … エンジン NSET … 目標回転数(目標値) TW … 冷却水温(エンジン温度) TWS … 設定値 CIDS … 設定値(設定時間相当値)
Claims (3)
- 【請求項1】 車輌の走行のための操作状態に応じて運
転モードを選択し、エンジン温度に基づいてアイドル回
転数を制御するエンジンの回転数制御方法において、 エンジン始動後、設定時間が経過するまでの間、走行・
停車状態に拘わらず、走行のための操作がなされていな
い場合に対応する運転モードを強制的に選択することを
特徴とするエンジンの回転数制御方法。 - 【請求項2】 車輌の走行のための操作状態に応じて運
転モードを選択し、エンジン温度に基づいてアイドル回
転数を制御するエンジンの回転数制御方法において、 エンジン始動後に走行のための操作がなされていない場
合に対応する第1の運転モードから、走行のための操作
がなされた場合に対応する第2の運転モードへ移行後、
走行のための操作がなされていない状態が設定時間以上
継続し、且つ、エンジン温度が設定値より低いとき、第
3の運転モードを選択することを特徴とするエンジンの
回転数制御方法。 - 【請求項3】 上記第3の運転モードを、アイドル回転
数の目標値が、上記第1の運転モードにおけるアイドル
回転数の目標値より低く、且つ、上記第2の運転モード
におけるアイドル回転数の目標値よりも高いモードとす
ることを特徴とする請求項2記載のエンジンの回転数制
御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16230895A JPH0914037A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | エンジンの回転数制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16230895A JPH0914037A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | エンジンの回転数制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0914037A true JPH0914037A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15752049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16230895A Pending JPH0914037A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | エンジンの回転数制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0914037A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103225564A (zh) * | 2012-01-31 | 2013-07-31 | 万国引擎知识产权有限责任公司 | 设定点库控制架构 |
| CN103362675A (zh) * | 2012-01-31 | 2013-10-23 | 万国引擎知识产权有限责任公司 | 用于设定点改进的烟灰累积模型 |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP16230895A patent/JPH0914037A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103225564A (zh) * | 2012-01-31 | 2013-07-31 | 万国引擎知识产权有限责任公司 | 设定点库控制架构 |
| CN103362675A (zh) * | 2012-01-31 | 2013-10-23 | 万国引擎知识产权有限责任公司 | 用于设定点改进的烟灰累积模型 |
| CN103225564B (zh) * | 2012-01-31 | 2016-12-28 | 万国引擎知识产权有限责任公司 | 设定点库控制架构 |
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