JPH0914068A - 車両用走行距離積算計 - Google Patents

車両用走行距離積算計

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JPH0914068A
JPH0914068A JP16169595A JP16169595A JPH0914068A JP H0914068 A JPH0914068 A JP H0914068A JP 16169595 A JP16169595 A JP 16169595A JP 16169595 A JP16169595 A JP 16169595A JP H0914068 A JPH0914068 A JP H0914068A
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リザーブ位置からの走行距離を表示すること
によってユーザーが燃料給油のタイミングを適切に判断
できる。 【構成】 車両の燃料タンク14内燃料の液面がリザー
ブ位置になったことを検出し、前記リザーブ位置を検出
するフューエルゲージ15(サーミスタ16、18)の
出力に基づいて、CPU38で前記燃料液面がリザーブ
位置になったときからの車両走行距離を積算しかつその
積算距離値をリザーブトリップ表示部20に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車あるいは四
輪車のメータおよび燃料タンク内の燃料液面検出用フュ
ーエルゲージ関し、電気式スピードメータ、液晶表示の
積算計を有する車両に適用できる車両用走行距離積算計
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車において、走行中にタンク内
の燃料が残り少なくなると燃料を給油する必要があるの
で、ユーザーは燃料残量が少なくなったことを知りたい
要請がある。フューエルメータが設けられていればその
表示により、燃料が残り少なくなったことを知ることが
できる。しかしながら、自動二輪車によっては、設置場
所を取れないためフューエルメータの設けられていない
種類のものがある。
【0003】(1)前記種類の自動二輪車のようにフュ
ーエルメータが設けられていない場合には、タンク内の
燃料残量をユーザーに知らせるため、フューエルコック
のオン(ON)←→リザーブ(RES)の切り替えやフ
ューエルランプなどの機能があり、この機能により燃料
がリザーブになったことを示す。リザーブは燃料タンク
内の燃料が完全になくなる前の燃料を補給すべき状態を
いい、リザーブになると最寄りのガソリンスタンドなど
の燃料補給場所に到達できる程度の燃料が残されるのが
通常である。
【0004】(2)また、タンク内燃料残量を表示器に
表示する技術(特開昭63−8517号公報、同63−
8518号公報、同63−8519号公報)や、残りの
燃料であとは何km走行可能か、つまり残り走行可能距
離を表示する(いわゆる減算トリップ表示)技術(特開
昭60−177221号公報)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
(1)の機能によりユーザーはリザーブになったことを
示されたとしても、タンク内燃料がリザーブになってか
ら実際に今何km走行したのかユーザーは記憶していな
いことが多く、給油のタイミングを誤る場合がある。ま
た、リザーブ後の走行距離を記憶していたとしても、走
行条件により燃費が異なることから、走行可能距離は一
定でなく、給油のタイミングを決定し難いなどの問題点
がある。
【0006】また、前記(2)の技術では、各種の演算
装置を必要として装置構成が複雑になり、コストがかか
る。また、残量や走行可能距離数そのものが推測により
計算されているものなので、やはり信頼性に欠けるなど
の問題点を有する。
【0007】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、リザーブからの走行距離を表
示することによってユーザーが燃料給油のタイミングを
適切に判断できる車両用走行距離積算計を提供すること
を第1の課題とする。
【0008】また、本発明は、前記第1の課題と共に、
車両がサイドスタンドを出して停車しても正確にリザー
ブを検出できる車両用走行距離積算計を提供することを
第2の課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の構成を有する。請求項1の発明は、前
記第1の課題を解決するため、車両の走行距離を積算す
る積算計であって、車両の燃料タンク内燃料の液面がリ
ザーブ位置になったことを検出する燃料リザーブ検出手
段と、前記燃料リザーブ検出手段の出力に基づいて、前
記燃料液面がリザーブ位置になったときからの車両走行
距離を積算しかつその積算距離値を表示する距離積算表
示手段と、前記燃料タンク内の燃料が前記リザーブ位置
より高い所定位置以上に充填されたときかつエンジン回
転数が所定回転数以上で所定時間連続したときに前記距
離積算表示手段の積算距離値をリセットする距離積算リ
セット手段とを備えることを特徴とする車両用走行距離
積算計である。
【0010】請求項2の発明は、前記第2の課題を解決
するため、燃料タンク内に燃料がリザーブ位置より高い
所定位置以上に充填されたことを燃料液面で検出する燃
料充填検出手段を有し、燃料リザーブ検出手段および該
燃料充填検出手段が燃料タンク内であって車両のサイド
スタンド取り付け側に偏位して設けられていることを特
徴とする請求項1に記載の車両用走行距離積算計であ
る。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、車両の燃料タンク内
燃料の液面がリザーブ位置になったことを検出し、燃料
リザーブ検出手段の出力に基づいて、前記燃料液面がリ
ザーブ位置になったときからの車両走行距離を積算しか
つその積算距離値を表示するので、ユーザーはリザーブ
位置になったときからの走行距離を正確に知ることがで
きる。したがって、燃料補給のタイミングを適切に決定
できる。
【0012】また、前記燃料タンク内に燃料がリザーブ
位置より高い所定位置以上(例えばタンクほぼ満タン)
に充填されたときであって、かつエンジン回転数が所定
値を所定時間連続したときに前記距離積算表示手段の積
算距離値をリセットするので、積算距離計のオン/オフ
が自動的にされ、ユーザーは距離を記憶する必要がな
く、また、リセットする必要もない。
【0013】請求項2の発明によれば、燃料タンク内に
燃料がリザーブ位置より高い所定位置以上に充填された
ことを検出し、かつ、燃料リザーブ検出手段および該燃
料充填検出手段が燃料タンク内であって車両のサイドス
タンド取り付け側に偏位して設けているので、車両が停
車時にサイドスタンドを出していて、傾いて停車してい
ても、正確にリザーブ位置を検出できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1〜図10は本発明の実施例に係る距離
積算計10の説明図である。図1は実施例の自動二輪車
の説明図、図2はフューエルゲージ15の説明図、図3
はフューエルゲージ15の燃料タンク14への配置説明
図、図4は表示メータ12の説明図、図5はリザーブト
リップ表示部20の説明図である。
【0015】実施例は、車両例えば図1に示すような自
動二輪車のリザーブ後の走行距離を積算する距離積算計
10であって、距離積算計10は自動二輪車の前部に設
けられた表示メータ12(図4に示す)と、燃料タンク
14内の燃料の液面がリザーブ位置になったことを検出
する、フューエルゲージ15(図2、図3に示す)に設
けられた第1のサーミスタ16と、燃料タンク14内燃
料が所定の満タンになったことを検出する、フューエル
ゲージ15に設けられた第2のサーミスタ18と、前記
第1のサーミスタ16の出力に基づいて、前記燃料液面
がリザーブ位置になったときからの車両走行距離を積算
しかつその積算距離値を前記表示メータ12に表示させ
るリザーブトリップ表示部20(図4、図5に示す)と
を主に有する。
【0016】前記表示メータ12は、図1に示すよう
に、前記自動二輪車の前部であって、フロントフォーク
22上部に取り付けられており、ライダー(ユーザー)
から見て概略楕円形状の筐体であって、ライダー側が平
面でその平面に各種メータ部が横方向に配列されてい
る。
【0017】すなわち、表示メータ12は、図4に示す
ように、リザーブトリップ表示部20の他に、車速を表
示するスピードメータ24と、エンジン回転数を表示す
るタコメータ26と、燃料リザーブ状態で点灯するフュ
ーエルランプ28aを含むパイロットランプ部28と、
水温を表示する水温メータ部30と、時刻表示部32と
を有している。リザーブトリップ表示部20と時刻表示
部32とは、図5に示すように同じ円形枠内に上下に配
列されており、いずれも数値をディジタル表示するもの
である。また、図4の符号33aはオドメータ表示部、
33bはトリップメータ表示部である。
【0018】前記自動二輪車には、図1に示すように、
後輪駆動用スプロケットカバー付近に車速を検出する車
速センサ34が設けられている。また、燃料タンク14
内のフューエルゲージ15は、図3に示すように、燃料
タンク14の下面部からタンク内部に突出して配置され
ていて、第1のサーミスタ16の液面検出位置はリザー
ブするべき液面位置F1になり、第2のサーミスタ18
の液面検出位置が燃料満タン液面F2よりもやや低くか
つ前記液面位置F1より高い液面位置F3になる。これ
らサーミスタ16および18は、図2に示すように、剛
体の支柱15aで離間隔例えば間隔40mmをおいて支
持・固定されていて、支柱15aの下端部は螺子部(例
えばM18)15bおよびフランジ15cからなる取り
付けボルト部15dに固定され、この取り付けボルト部
15dが燃料タンク14の下面に形成された透孔14a
に螺合してフューエルゲージ15が燃料タンク14内に
臨むようになっている。なお、図2は符号15eはパッ
キン、15fはリード線である。また、燃料タンク14
の上面部にはインレット14bが形成されている。
【0019】図6は、前記表示メータ12の回路構成説
明図である。図6に示すように、車速センサ34の出力
信号(パルス信号)が入力回路36を介して表示メータ
12内の中央処理ユニット(CPU)38に入力され、
また、このCPU38は、イグニッションスイッチ40
を介して電源が供給され、また、イグナイタ42からの
エンジン回転数信号(パルス信号)が入力回路44を介
して入力され、さらに、フューエルゲージ15の各サー
ミスタ16および18の液面検出信号が入力される。C
PU38は、これらの入力信号により、各駆動回路4
6、48、50により、スピードメータ24に車速を、
タコメータ26にエンジン回転数を、リザーブトリップ
表示部20にリザーブトリップを、オドメータ表示部3
3aに積算走行距離を、トリップメータ表示部33bに
トリップを、それぞれ表示する。なお、CPU38に
は、タイマー52と処理プログラムを記憶する不揮発性
メモリー54と、フューエルランプ28aを点灯する駆
動回路56がそれぞれ接続されている。
【0020】前記距離積算回路10は、前記CPU38
の指令により前記燃料タンク14内に燃料が所定レベル
に充填されたときであって、かつエンジン回転数が所定
値を所定時間連続したときに前記表示メータ12の積算
距離値をリセットする。このプログラムは不揮発性メモ
リー54に記憶されている。
【0021】また、実施例では、第1のサーミスタ16
および第2のサーミスタ18が燃料タンク14内であっ
て自動二輪車のサイドスタンド取り付け側(通常は左
側)に偏位して設けられている。
【0022】第1のサーミスタ16、第2のサーミスタ
18の動作は、サーミスタが温度によって端子電圧が変
化することにより、液面を検出するものであって、当該
端子電圧は例えば図7に示すように、サーミスタ16、
18が液中にあれば約12ボルト(v)であり、空気中
にあれば時間にしたがって、徐々に電圧が低下して約3
ボルト(v)になり、その後液中になれば、また12ボ
ルト(v)に電圧上昇する。前記のサーミスタ16、1
8では、8ボルト以下でオンとし、10ボルト以上でオ
フとしている。
【0023】また、前記のサーミスタ16、18は、エ
ンジンの運転中と停止中で、空気中に出た場合に8ボル
トに低下する時間が異なる。図8の(a)、(b)は、
エンジン停止中、運転中でのサーミスタが8ボルト以下
になる(サーミスタオンする)電圧変化状態を示す。一
例としてはエンジン停止中ではバッテリー電圧VBが1
2ボルトから8ボルトになる時間t1が約50秒以上で
あり、また、運転中でバッテリー電圧VBが14ボルト
から8ボルトになる時間t2が約30秒以上となり、そ
れぞれ異なる(t1>t2)。
【0024】実施例の距離積算計10の作動を説明す
る。イグニッションスイッチ40のオン/オフにおいて
リザーブトリップ状況をCPU38がメモリーする。イ
グニッションスイッチ40のオン以前でリザーブトリッ
プがオンならばオンを、また、トリップオフならばオフ
の表示をリザーブトリップ表示部20に表示する。
【0025】図9に示すように、リザーブトリップのオ
フ状況時には、表示メータ12内CPU38は、サーミ
スタ16、18の各端子電圧を検索していて、サーミス
タ16、18のそれぞれのオン/オフの組み合わせによ
り、〜のそれぞれの場合に、リザーブトリップ表示
部20に動作を指示しおよび表示させる。
【0026】すなわち、の場合は、第1、第2のサー
ミスタ16、18のいずれもオンであるときは、燃料液
面が下がってリザーブトリップ液面位置以下になってい
る。このときは現在のリザーブトリップ表示部20が作
動前(オフ)であれば、トリップ作動を開始し、作動中
であればトリップ作動の積算を継続する。
【0027】また、の場合は、第1、第2のサーミス
タ16、18のいずれもオフであるときは、燃料タンク
14内に燃料が満タンに充填されている。このときは現
在のリザーブトリップ表示部20が作動前(オフ)であ
ればオフのままとし、作動中であれば積算表示をリセッ
トする。
【0028】また、の場合は、第1のサーミスタ16
がオンで、第2のサーミスタ18がオフであり、この組
み合わせはあり得ないのでリザーブトリップ表示部20
のと現在のリザーブトリップ表示部20が作動前、作動
中のいずれも該表示部20のディジタル表示を点滅させ
る。例えば、図9に示すように、該表示部20のデジタ
ル数字20a最小桁表示部の中央の横棒20bを点滅さ
せる。
【0029】また、の場合は、第1のサーミスタ16
がオフで、第2のサーミスタ18がオンであるときは、
燃料液面がリザーブ液面よりも上位置の通常状態である
ので、現在のリザーブトリップ表示部20が作動前であ
れば積算はさせず、積算作動中であれば、積算を継続す
る。
【0030】なお、リザーブトリップ部20がオン状況
時には、図10の条件を満足した上でサーミスタ16、
18の端子電圧を初めて検索する。すなわち、この条件
は、一度エンジン回転数が一度500rpm未満にな
り、再度500rpm以上になった時点でタイマー52
のオンで30秒間500rpm以上が継続した後、サー
ミスタ端子電圧を検索する。その30秒間はリザーブト
リップはオン状態である。つまり、エンジンをとめて燃
料を補給したあと30秒間はトリップを続ける。
【0031】前記条件がなぜ必要であるかというと、一
度作動を開始したリザーブトリップ表示部20がどの時
点でリセットさせればよいかという問題を解決するため
である。リザーブトリップ表示部20のオン状態でイグ
ニッションスイッチ40がオフし、再びオンしたとき、
燃料を補給の有無を短時間で判断するための方法として
エンジン回転を利用した。
【0032】すなわち、図8に示すように、エンジンが
オンすれば電源電圧VBが14ボルト付近に上がり、第
2のサーミスタ18が空気中にあった場合に30秒あれ
ば十分に電圧が降下し8ボルト以下でオンすることにな
る。これにより、リザーブトリップを継続する。逆に、
30秒後に第2のサーミスタ18が燃料中にあった場合
に、電圧は10ボルト以上でオフになる。これにより、
リザーブトリップはリセットする。
【0033】図11はリザーブトリップ表示部20の作
動説明図である。図11においての状態、すなわち、
燃料タンク14内に燃料(ガソリンGASなど)が図3
に示す満タン液面位置F2にあると仮定する。この際に
は、第1、第2のサーミスタ16、18はいずれもオフ
であり、リザーブトリップ表示部20は作動しない。
【0034】そして、自動二輪車が走行して燃料の液面
が徐々に減って行くと、の状態のように、燃料液面が
第2のサーミスタ18の液面位置F3を通過すると第2
のサーミスタ18はオンする。ただ、第1のサーミスタ
16はオンしないため、リザーブトリップ表示部20は
作動しない。
【0035】さらに走行して、燃料液面が低下して液面
がリザーブ液面位置F1以下になると第1、第2のサー
ミスタ16、18はいずれもオンし、の状態になり、
リザーブトリップ表示部20は作動を開始する。さらに
ユーザが走行していくと燃料が減っていき、ユーザは燃
料が残り少なくなったので、燃料を補給したいと考え
る。
【0036】ここで、ユーザが一度エンジンを切り(イ
グニッションスイッチ40をオフし)、燃料を満タン程
度に補給する。このとき、の状態になり、満タンのた
めにいずれのサーミスタ16、18も燃料中にあり、い
ずれもオフする。イグニッションスイッチをオンして、
エンジンをかける。エンジン回転数がアイドリングにな
るから、図10に示すように、30秒間500rpm以
上になる条件がそろう。
【0037】このとき、CPU38が前記サーミスタ1
6、18の端子電圧を検索し、サーミスタ16、18は
いずれもオフなので、リザーブトリップ表示部20はリ
セットして初めの状態に戻り、作動の準備状態に入る。
【0038】以上のように積算計10の基本動作は燃料
がリザーブになったら、つまりサーミスタ16が液面検
出すれば、別付の積算計(リザーブトリップ表示部2
0)が積算を開始する。燃料を補給し、ほぼ満タン近く
なれば、つまりサーミスタ18が液面検出すれば、リザ
ーブトリップ表示部20が積算を中止し、リセットす
る。
【0039】このリザーブトリップは減算ではなく、通
常の加算トリップで何km走行しているのかを表示する
システムで、ユーザーに燃料がリザーブになってから何
km走行しているのかを知らせ、給油のタイミングを促
す。また、走行距離なので、電気式車速センサとの相性
により非常に正確である。
【0040】本実施例のフューエルゲージ15はつまり
第1のサーミスタ16および第2のサーミスタ18が燃
料タンク14内であって自動二輪車のサイドスタンド取
り付け側(通常は左側)に偏位して設けられている。図
12は、本発明によるフューエルゲージの取り付け位置
の優位性の説明図であって、図12(a)は本発明例で
あって、車体中心軸から左側に100mmに偏位して設
ける。(b)、(c)は比較例を示す。
【0041】つまり、サイドスタンド付きの自動二輪車
では、リザーブトリップ表示部20のオンの状態でアイ
ドリング放置が十分に考えられる。図12の(b)のよ
うに、一個のサーミスタ50でリザーブトリップ表示を
実現しようとした場合、リザーブトリップ表示部がオン
した後に、サイドスタンドを傾けたとき、燃料を補給し
ていないのに、サーミスタ50がオフしてリザーブトリ
ップがオフしてしまう。
【0042】また、図12の(c)のように、2個のサ
ーミスタ52、54が車体の右側に設けられた場合、燃
料がまだ十分にあるのにサイドスタンドを出して自動二
輪車を傾けると、リザーブトリップ表示部がオンしてし
まう。
【0043】これに対して図12の(a)のように、本
実施例では、リザーブトリップ表示部オン後、サイドス
タンドを出して自動二輪車を傾けるとサーミスタ16、
18は燃料中に浸らない位置に設定しており、リザーブ
トリップ表示部はオフしない。すなわち、車体左側にフ
ューエルゲージ15を設けるのには右側に設けることに
比較して優位性がある。
【0044】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1の発明によ
れば、リザーブ位置からの積算走行距離を表示すること
によってユーザーが燃料給油のタイミングを適切に判断
できる。つまり、ユーザはリザーブ位置になったときか
らの走行距離を知ることにより、走行条件(路面状態、
上り、下り、車速、一定速度走行かあるいは頻繁に変速
する走行かなど)を勘案して残り走行可能距離を予想す
ることができる。また、請求項2の発明によれば、車両
がサイドスタンドを出して傾いた状態で停車しても正確
にリザーブを検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動二輪車の説明図であ
る。
【図2】フューエルゲージの説明図である。
【図3】フューエルゲージの燃料タンクへの配置説明図
である。
【図4】表示メータの説明図である。
【図5】表示メータのリザーブトリップ表示部の詳細説
明図である。
【図6】表示メータの回路構成説明図である。
【図7】サーミスタ端子電圧の基本変化の説明図であ
る。
【図8】(a)、(b)はエンジン停止中、運転中にお
けるサーミスタ端子電圧変化の説明図である。
【図9】サーミスタの作動とリザーブトリップ表示部の
作動説明図である。
【図10】リザーブトリップのエンジン回転数との連動
説明図である。
【図11】実施例のリザーブトリップ作動説明図であ
る。
【図12】本発明によるフューエルゲージの取り付け位
置の優位性の説明図であって、(a)は本発明例であっ
て、(b)、(c)はそれぞれ比較例を示す。
【符号の説明】
10 距離積算計 12 表示メータ 14 燃料タンク 15 フューエルゲージ 16 第1のサーミスタ 18 第2のサーミスタ 20 リザーブトリップ表示部 34 車速センサ 42 イグナイタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行距離を積算する積算計であっ
    て、 車両の燃料タンク内燃料の液面がリザーブ位置になった
    ことを検出する燃料リザーブ検出手段と、 前記燃料リザーブ検出手段の出力に基づいて、前記燃料
    液面がリザーブ位置になったときからの車両走行距離を
    積算しかつその積算距離値を表示する距離積算表示手段
    と、 前記燃料タンク内の燃料が前記リザーブ位置より高い所
    定位置以上に充填されたときかつエンジン回転数が所定
    回転数以上で所定時間連続したときに前記距離積算表示
    手段の積算距離値をリセットする距離積算リセット手段
    とを備えることを特徴とする車両用走行距離積算計。
  2. 【請求項2】 燃料タンク内に燃料がリザーブ位置より
    高い所定位置以上に充填されたことを燃料液面で検出す
    る燃料充填検出手段を有し、 燃料リザーブ検出手段および該燃料充填検出手段が燃料
    タンク内であって車両のサイドスタンド取り付け側に偏
    位して設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    の車両用走行距離積算計。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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