JPH09142007A - インキジェット記録用紙 - Google Patents

インキジェット記録用紙

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JPH09142007A
JPH09142007A JP7299865A JP29986595A JPH09142007A JP H09142007 A JPH09142007 A JP H09142007A JP 7299865 A JP7299865 A JP 7299865A JP 29986595 A JP29986595 A JP 29986595A JP H09142007 A JPH09142007 A JP H09142007A
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JP
Japan
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ink jet
paper
jet recording
pulp
water
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JP7299865A
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English (en)
Inventor
Katsumi Moronuki
克己 諸貫
Emiko Ono
恵美子 大野
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New Oji Paper Co Ltd
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インキ吸収性が高く、寸法安定性が有り、かつ
走行性に優れ、しかも経済的に有利なインキジェット用
紙を提供すること。 【解決手段】植物繊維からなる濾水度(カナディアン
スタンダード フリーネス)600ml以下のパルプを
用いて抄紙され、填料としてふっ石水を含む化合物を対
絶乾パルプあたり8重量%以上含有したものであり、Fe
deral Test Method Standard No.101 Method 4046 に規
定される帯電電位の減衰特性における10%カットオフ
時間が、20℃・20%RH雰囲気における測定で60
秒以内である支持体に塗工層を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクの裏抜け、
コックリングの無い、帯電防止性に優れたインキジェッ
ト記録用紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録は現像定着などのプ
ロセスがなく、装置が簡単で普通紙が使用でき上質紙、
塗工紙、フィルムなど記録媒体の選択の幅が広く、カラ
ー化が容易で自在の文字図形の記録ができる。また、低
騒音、低コスト、高速プリントが可能という特徴をもっ
ている。
【0003】インキジェット記録のインキ供給量は単色
ベタ部で、例えば8g/m2のインクが転移するとすれば、
カラー記録の最暗部ではCyane,Magenta,
Yellow,Blackの4色のインクが重なり、U
CR(Cyane+Magenta+Yellowのイ
ンクをBlackインクに置き換える)画像処理を行っ
てもインキ供給量は200〜300%となる。カラー記
録では、インキ中の染料の吸着、保持機能の高く色再現
性の優れた塗工層を設けることで高画質を得られるが、
記録紙が多量のインキを連続的に吸収することによっ
て、記録部に部分的に伸びてしわが発生(コックリン
グ)し、これが記録ヘッドやガイドとの接触トラブルや
汚れの原因になり、記録全体の伸縮は記録紙のカールに
もつながる。
【0004】また、塗工タイプのインキジェット記録体
は上質紙など体積固有抵抗の高い支持体を使用するため
帯電しやすく、記録装置のロールに巻き込まれたりする
などプリンタで印字する際の紙の送行不良を起こしやす
いという問題があった。送行不良とは、紙の重送、紙づ
まり、紙の空送、耳折れなどを総称するものである。こ
れらは、紙の剛性不足、紙のカール、摩擦係数の大小、
静電気などに起因するが、複数の要因が関係したり、そ
の他の要因が関係する場合もあるが特に重送に関しては
静電気との関係が強い。このため支持体に導電性付与の
処理が行われるが、通常用いられる帯電処理剤(塩化ナ
トリウム等の無機塩類、第四アンモニウム塩、アルキル
スルホネート、導電性樹脂)などは潮解性が有り、べと
つきによる障害の発生があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
各種の問題点の解決をすること、即ち、インキ吸収性を
高め、寸法安定性が有り、かつ走行性に優れ、しかも経
済的に有利なインキジェット用紙を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は以下の構成をとる。すなわち、植物繊維か
らなる濾水度(カナディアン スタンダード フリーネ
ス)600ml以下のパルプを用いて抄紙され、填料と
してふっ石水を含む化合物を対絶乾パルプあたり8重量
%以上含有したものであり、Federal TestMethod Stand
ard No.101 Method 4046 に規定される帯電電位の減衰
特性における10%カットオフ時間が、20℃・20%
RH雰囲気における測定で60秒以内である支持体に塗
工層を設けたインキジェット記録用紙である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の支持体を製造するために
用いられるパルプは、通常の印刷紙、情報記録紙、電子
写真用転写用紙などに使用されるパルプであれば特に制
限はない。化学パルプ(NBKP、LBKPなど)、機
械パルプ(GP、CGP、RGP、TMPなど)、脱墨
古紙パルプ(DIP)のいずれでも良く、これらが混合
して配合されたものであっても良い。本発明が対象とす
る支持体は、米坪で30〜200g/m2 程度である。
【0008】本発明に用いられるふっ石水を含む化合物
とは、次の事項を具備しているものと定義される。即
ち、該化合物は、その構造内の「あきま」に、ゆるく結
合した水分(以下ふっ石水という)を含有しており、そ
の「あきま」の中に充分ふっ石水を含有している状態に
ても、塩化ナトリウム等が示す潮解、風解現象に見られ
るベトツキはなく、見かけ上乾燥状態を保っている。該
化合物が含有するふっ石水を加熱あるいは減圧等の手段
により完全に除去しても、その結晶構造は破壊されな
い。ふっ石水を完全に除去した該化合物は低湿時におい
ても直ちに水分を再吸着し、すぐ元の飽和状態に戻る。
ふっ石水は該化合物が含有している各種イオンと共存し
ており、それにより、良好な電気伝導性を示す。ふっ石
水を含む化合物は、内部にとりこんでいる水と水中に電
離しているイオンにより導電性が出ると推定されてい
る。そのため、空気中の水分変化によって導電性の値の
変化が少ないという利点がある。また、潮解や溶解のよ
うな現象を利用していないので、表面にべとつきがない
と言う利点がある。
【0009】ふっ石水を含む化合物として本発明に適用
できる化合物の例としては、各種縮合酸が挙げられる
が、そのうち、代表的なものとして、天然ゼオライト鉱
物、合成ゼオライト、ゼオライト類似鉱物が挙げられ
る。天然ゼオライト鉱物はアルミノ珪酸塩と呼ばれ、下
式(1)の一般式で現される。 式(1) Wmn2n・sH20 上の式でWは2価及び1価の金属イオンを現すが、多く
はCa2+またはNa+ ,K+で、まれにSr2+,Ba2+
が含まれ、ZはSi+Al(Si:Al>1)、sは一
定しない。Wは他の陽イオンと交換可能である。
【0010】これらのゼオライト鉱物は、3次元骨組構
造中に特有の「あきま」を持っており、交換可能な陽イ
オンは水分子とともにこの「あきま」に入っている。水
の他、一般の溶媒もその「あきま」に吸着され得るが極
性の強いものほど選択的に吸着される。天然ゼオライト
とほぼ同様な3次元骨組構造を持ち基本的な性質は天然
ゼオライトと変わりない合成ゼオライトも多数存在す
る。さらに、「あきま」を持ち水分子の脱吸着現象にお
いてその結晶構造が変化しないなどの性質においてはゼ
オライト鉱物と同じであるが、化学組成はゼオライトと
異なる鉱物も天然及び合成品として存在する。これをゼ
オライト類似鉱物と言い、本発明に使用することができ
る。
【0011】本発明に用いられるゼオライト鉱物を天
然、合成とりまぜて構造的に分類すれば次の6種類にな
る。
【0012】 (1)ホウフッ石群 アナルサイト NaAlSi26・H2O ボルサイト (Ca,Na)AlSi26・xH2O (x<1.0) ビサイト Ca10Na2Al10Si610(H312(H2O)1696 ケホサイト Zn5.5Ca2.5Al1616(H316(H2O)3296
【0013】 (2)ホウソーダ群 ハイドロソーダライト Na5(Al6Si612)(OH)2 フォージャス石 Na28.6Ca14.8(Al57.6Si134.4384)・262.3H2O モレキュラーシーブA型* Na12(Al12Si1224)NaAlO2・29H2O X型* Na2(Al2Si2.89.6)・xH2O(x=約6) Y型* Na2O.Al23.3-6SiO2・xH2O(x=7-9) SK型* ほぼフォージャス石と同様
【0014】 (3)リョウフッ石群 チャバサイト (Ca.Na2)Al2Si412・6H2O グリメンフッ石 (Na2.Ca)Al2Si412・6H2O エリオナイト (Ca.Mg.Na2.K2).Al2Si412・6H2O レビナイト Ca(Al2Si412)・6H2O モレキュラーシーブR型 チャバサイトと同様 S型 グメリンフッ石と同様 T型* エリオナイトと同様
【0015】 (4)ソーダフッ石群 ソーダフッ石 Na2(Al2Si310)・2H2O メソフッ石 Na2Ca2(Al6Si930)・8H2O スコレスフッ石 Ca(Al2Si310)・3H2O トムソンフッ石 NaCa2(Al5Si520)・6H2O エジントンフッ石 Ba(Al2Si310)・4H2O ゴナルドフッ石 Na2Ca(Al4Si620)・6H2O ローデサイト KNaCa2(H2Si820)・5H2O マウンテナイト KNa2Ca2(HSi820)・5H2
【0016】 (5)ジュウジフッ石群 ジュウジフッ石 Ba2(Al4Si1232)・4H2O カイジュウジフッ石 (KxNa1-x)5Al5Si1132・10H2O ジスモンドフッ石 Ca(Al2Si25)・4H2O モレキュラーシーブB型* Na2(Al2Si310)・5H2O ガロナイト NaCa2.5(Al3Si5162・13.5H2
【0017】 (6)モルデンフッ石群 モルデンフッ石 Na(AlSi512)・3H2O ダキアルドフッ石 (Na2Ca)2Al4Si2048・12H2O フェリエライト Na1.5Mg2(Al5.5Si30.572)・18H2O ゼオロン** モルデンフッ石と同様 (注)* ユニオンカーバイド社製合成ゼオライト ** ノートン社製
【0018】本発明でいうふっ石水を含む化合物を含有
する支持体は、植物繊維からなる濾水度(カナディアン
スタンダード フリーネス)600ml以下のパルプ
を用いて抄紙され、填料としてふっ石水を含む化合物を
対絶乾パルプあたり8重量%以上含有しものであり、か
つFederal Test Method Standard No.101Method 4046
に規定される帯電電位の減衰特性における10%カット
オフ時間が、20℃・20%RH雰囲気における測定で
60秒以内にすることが必要である。
【0019】従来インキジェット記録用紙の走行性と帯
電防止方法およびその評価方法については、支持体の片
側また両側に帯電防止処理を付与することにより表面抵
抗値を所定の範囲に入れて制御することが一般的に行わ
れて来たが、本願のように帯電防止剤を内添せしめる方
法では、表面抵抗値で評価するよりも Federal Test Me
thod Standard No.101 Method 4046 に規定される帯電
電位の減衰特性を測定することにより得られた減衰時間
と走行性との相関が強く見られることがわかった。
【0020】また、填料としてふっ石水を含む化合物を
対絶乾パルプあたり8重量%以上含有せしめることによ
り、ふっ石水を含む化合物がインキを吸収する特性が優
れ乾燥性、定着性、ストライクスルー(インキの裏抜け
特性)防止特性に優れていることが判明した。
【0021】インキジェット記録用紙の支持体としては
前記の性能以外にカール適性、仕上げ適性など優れてい
ることが求められるので下記の要件を満たすことが好ま
しい。 A:アルキルケテンダイマーサイズ剤が内添され、かつ、
澱粉、アルキルケテンダイマーサイズ剤、スチレン系樹
脂混合系の表面サイズ剤を塗工 B:JIS P8122に規定するサイズ度30秒以上 C:静摩擦係数0.5〜0.6
【0022】表面サイズ剤は、更に寸法安定性を向上す
るため、及び、インキジェット記録適性の向上、即ち、
インキのにじみを防止するために必要である。この目的
に対してはアルキルケテンダイマーサイズ剤(以下AK
Dと略称する)を表面塗工することが最も確実で有効な
手段である。しかし、AKD単独では内部に浸透し過ぎ
るので、澱粉を混合する必要がある。また、澱粉は、表
面強度の向上の意味でも必要であり、寸法安定性にも寄
与する。
【0023】さらに、澱粉/AKDの2成分から成る表
面サイズ剤の塗布では、摩擦係数が低下し過ぎて、断裁
における不揃いの問題があるため、スチレン系樹脂を混
合することにより摩擦係数の制御を行う必要がある。不
揃いのものは、重走や紙詰まりの原因となるためであ
る。表面サイズ剤の塗布量は、前記目的を達成するため
には、0.2〜2g/m2が好ましい範囲である。
【0024】本発明に使用する澱粉としては、小麦澱
粉、玉蜀黍澱粉、甘薯澱粉、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉
などのいずれでも良く、これらの変性澱粉であっても良
い。スチレン系樹脂としては、スチレン・マレイン酸共
重合体、スチレン・アクリル酸共重合体、スチレン・ア
クリル酸エステル共重合体などが一例として挙げられ
る。
【0025】そして、内添サイズ剤との適当な組み合わ
せによって、サイズ度を30秒以上とすることにより、
上記各目的が達成される。サイズ度はステキヒト法(J
IS P8122)により測定される値である。サイズ
度の低い紙にインキジェット記録を行うとインキが紙の
横方向ににじみ、明瞭な印字ができないので、そのため
にも、本発明においては、サイズ度が30秒以上が必要
である。
【0026】静摩擦係数は、0.5未満では用紙が滑り
過ぎて、断裁機において不揃いとなり、また、0.6を
越えると、プリンターにおいて紙が2枚以上重なって供
給される。これらを防止するため、上記範囲の静摩擦係
数が必要である。
【0027】本発明に用いるふっ石水を含む化合物の含
有量については、対絶乾パルプあたり8〜50重量%、
好ましくは10〜40重量%が適当で、これより含有量
が少ないと特徴的な効果が得られず、また含有量が多す
ぎると紙質が損なわれる結果となる。また、ふっ石水を
含む化合物以外の填料を配合することも可能である。な
お、本発明における含有量とはJIS P 8128に規
定される紙中の灰分測定値である。
【0028】またふっ石水を含む化合物と併用する、そ
の他の填料としては、一般に製紙用填料として用いられ
るあらゆる種類の填料が使用可能であるが、たとえばク
レー、タルク、炭酸カルシウム等の汎用填料が挙げられ
る。
【0029】インキジェット記録用紙の塗工層中の顔料
としてはケイソウ土、タルク、カオリン、焼成カオリ
ン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、
酸化亜鉛、酸化ケイ素、水酸化アルミニウム、尿素−ホ
ルマリン樹脂などが利用される。特に吸油性の高い、酸
化ケイ素(シリカ)が好ましく用いられる。顔料は必要
に応じて2種以上を混合して使用される。
【0030】また、インキジェット塗工層中のバインダ
ーとしては、ポリビニルアルコール類、変成ポリビニル
アルコール類、デンプン類、ヒドロキシエチルセルロー
スなどのセルロース誘導体、ポリアクリル酸エステルな
どのアクリル系樹脂、ポリアクリルアミド系樹脂、ゼラ
チン、カゼイン、スチレン−無水マレイン酸共重合体、
エチレン−無水マレイン酸共重合体などの水溶性結着剤
や、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリル酸エステ
ル−ブタジエン共重合体などの水分散性結着剤等であ
る。これらの結着剤に対して耐水性等の性能向上のた
め、硬化剤、そのほかに、インキの耐水化剤(定着
剤)、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム等の分散
剤、界面活性剤、蛍光染料、防腐剤、PH調整剤などが
必要に応じて添加される。顔料とバインダーの混合比率
は顔料100重量部に対しバインダーを10〜100重
量部とすればよい。塗布量は通常5〜30g/m2 であれ
ばよい。これらは記録特性を満たすものであれば特に制
限されない。
【0031】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが本発明はこれに限定されるものではない。 (実施例1)白色度70%まで脱インキされた脱墨古紙
パルプ50重量部、カナダ標準濾水度で500ccに調
成されたNBKP・LBKPの1:1混合パルプ50重
量部から成るパルプを用いて米坪64g/m2 のインキ
ジェット記録用原紙をツインワイヤー抄紙機で抄紙し
た。内添サイズ剤としては固形分換算で対パルプでAK
D(荒川化学社製SPK287)0.2重量%、カチオ
ン澱粉0.5重量%添加し、填料として、ふっ石水を含
む化合物として天然ゼオライト(モルデナイト,クリノ
プチロライトの混合物)を灰分10重量%(対パルプ)
配合した。表面サイズ剤として、変性タピオカ澱粉の1
5重量%糊液を使用した。該澱粉糊液には、対澱粉固形
分で、AKD(日本PMC社製SS−362)0.3重
量%、スチレン・マレイン酸共重合体樹脂5重量%を添
加して表面サイズ剤とした。上記表面サイズ剤を乾燥固
形分で1g/m2 となるように、ゲートロールコーター
で上記用紙の両面に塗布・乾燥した。得られた支持体の
片面にテストバーコーターを用いて下記塗工液1を12
g/m2 になるように塗工し、乾燥して本発明のインキ
ジェット記録用紙を得た。 塗工液1成分 配合量 微粉末ケイ酸 100重量部 ポリビニルアルコール 50重量部 水溶性ポリアミド 1重量部水 500重量部
【0032】実施例2 実施例1において、天然ゼオライトに変えて合成ゼオラ
イト(トーソー(株)製:トヨビルダー)を使用した以外
は、実施例1と全く同様にして実施例2のインキジェッ
ト記録用紙を得た。
【0033】実施例3 実施例1において、天然ゼオライトの配合量を灰分20
重量%(対パルプ)配合しそのほかは実施例1と全く同
様にして実施例のインキジェット記録用紙を得た。
【0034】比較例1 実施例1において、天然ゼオライトに変えて炭酸カルシ
ウムを使用した以外は、実施例1と全く同様にして比較
例1のインキジェット記録用紙を得た。
【0035】比較例2 実施例1において、天然ゼオライトに変えて炭酸カルシ
ウムを使用し、かつ表面サイズ液に塩化ナトリウムを2
5重量%添加し、表面サイズ剤を乾燥固形分で1.3g
/m2 となるようにした以外は実施例1と全く同様にし
て比較例2のインキジェット記録用紙を得た。
【0036】<評価方法>なお、ここで、表1に記載し
た各種評価についてその方法を説明する。 (1)インキジェット適性 エプソン社のインキジェットプリンター(MJ800
C)により、印字を行い乾燥性、定着性、ストライクス
ルー(インキの裏抜け特性)特性を評価した。 乾燥性:記録直後表面をガーゼで強くこすりインキの転
移性を見た。 ○ 転移無し × 転移有り 定着性:記録1日後、水道水に1時間漬けた後乾燥させ
印字の判読性を評価した。 ○ 視認できる △ 視認しにくい × 視認でき
ない ストライクスルー特性:ベタ記録を行い裏面からインキ
の裏抜けの程度を目視評価した。 ○ 裏抜け無し △ やや有り × 裏抜け有り 走行性:各インキジェット記録用紙をA−4判に断裁
し、20℃・60%RHの条件下で30枚揃えて5kg
の荷重を全面にかけ8時間放置後、連続印字し、重送の
有無を評価した。 ○ 重送無し △ 重送ぎみ × 重送発生
【0037】(2)帯電性評価法 STATIC DECAY METER-406C(electro-tech systems,inc.
製)を用いてFederal Test Method Standard No.101 Met
hod 4046に規定される10%カットオフ時間を測定し
た。20℃、20%RHの雰囲気下で測定した。
【0038】(3)表面抵抗測定方法 参考までにヒューレットパッカード社製高抵抗測定器4
329A及び抵抗測定箱16008Aを用いて、印加電
圧100Vで測定した。20℃、20%RHの雰囲気下
で測定した。
【0039】(4)コックリング評価方法 エプソン社のインキジェットプリンター(MJ800
C)により、インク量を変えてベタ印刷を行い、記録直
後の用紙裏面の凸凹状態を目視評価した。 ○ 凸凹無し △ やや有り × 凸凹有り
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】表1に示したように、本発明のインキジ
ェット記録用紙はふっ石水を含む化合物を填料として支
持体が含有するため、インキの吸収性に係るインキジェ
ット記録適性が優れ、帯電性が低く、べたつきが無いた
め走行性も安定しており、比較例1のものは帯電による
シート付着があり重送ぎみであり、比較例2のものは潮
解性によるべたつきで重送が発生した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植物繊維からなる濾水度(カナディアン
    スタンダード フリーネス)600ml以下のパルプを
    用いて抄紙され、填料としてふっ石水を含む化合物を対
    絶乾パルプあたり8重量%以上含有したものであり、Fe
    deral Test Method Standard No.101 Method 4046 に規
    定される帯電電位の減衰特性における10%カットオフ
    時間が、20℃・20%RH雰囲気における測定で60
    秒以内である支持体に塗工層を設けたことを特徴とする
    インキジェット記録用紙。
JP7299865A 1995-11-17 1995-11-17 インキジェット記録用紙 Pending JPH09142007A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1571000A2 (en) 2004-03-04 2005-09-07 Oji Paper Co., Ltd. Ink jet recording sheet

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1571000A2 (en) 2004-03-04 2005-09-07 Oji Paper Co., Ltd. Ink jet recording sheet

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040330