JPH09142799A - 荷揚機械の落下防止装置 - Google Patents
荷揚機械の落下防止装置Info
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- JPH09142799A JPH09142799A JP30155795A JP30155795A JPH09142799A JP H09142799 A JPH09142799 A JP H09142799A JP 30155795 A JP30155795 A JP 30155795A JP 30155795 A JP30155795 A JP 30155795A JP H09142799 A JPH09142799 A JP H09142799A
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 30
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 23
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 台車の下降開始時における瞬時のワイヤロー
プの緩みを原因とする誤作動を生じることのない荷揚機
械の落下防止装置を提供する。 【解決手段】 ガイドレール12と、ガイドレール12
に沿って昇降する台車20と、台車20に車軸31を介
して回転自在に取り付けられガイドレール12に接して
転動する車輪30とを備えた荷揚機械において、車軸3
1に車輪30と独立に回動可能なカム39を取り付け
る。カム39は、非作動位置から作動位置に回動するこ
とで、ガイドレール12に食い付いてブレーキ力を発生
する。車輪30に、遠心係合部材として揺動爪37を取
り付ける。揺動爪37は、車輪30の回転による遠心力
が大のとき、非作動位置から作動位置に変位してカム3
9と一体の爪車38に係合し、カム39を車輪30と一
体回転させて、カム39をガイドレール12に食い付か
せる。カム39と揺動爪37は、バネ42、44により
非作動位置に付勢されている。
プの緩みを原因とする誤作動を生じることのない荷揚機
械の落下防止装置を提供する。 【解決手段】 ガイドレール12と、ガイドレール12
に沿って昇降する台車20と、台車20に車軸31を介
して回転自在に取り付けられガイドレール12に接して
転動する車輪30とを備えた荷揚機械において、車軸3
1に車輪30と独立に回動可能なカム39を取り付け
る。カム39は、非作動位置から作動位置に回動するこ
とで、ガイドレール12に食い付いてブレーキ力を発生
する。車輪30に、遠心係合部材として揺動爪37を取
り付ける。揺動爪37は、車輪30の回転による遠心力
が大のとき、非作動位置から作動位置に変位してカム3
9と一体の爪車38に係合し、カム39を車輪30と一
体回転させて、カム39をガイドレール12に食い付か
せる。カム39と揺動爪37は、バネ42、44により
非作動位置に付勢されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設現場で用いる
瓦揚機のような簡易型の荷揚機械の落下防止装置に関す
る。
瓦揚機のような簡易型の荷揚機械の落下防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は建設現場で用いる瓦揚機の一般的
な構成を示す。この瓦揚機は、上下方向に延びる梯子形
のガイドレール1と、ガイドレール1に沿って昇降させ
られる荷揚用の台車2と、この台車2を吊り上げたり吊
り下ろしたりするワイヤロープ3と、一端が台車2に連
結されて上方に延びたワイヤロープ3を巻回することで
ワイヤロープ3を下向きに方向転換する上部滑車4と、
上部滑車4に巻回されたワイヤロープ3の他端側を巻き
上げたり巻き戻したりすることで台車2を昇降させるウ
インチ5とを備えたものである。
な構成を示す。この瓦揚機は、上下方向に延びる梯子形
のガイドレール1と、ガイドレール1に沿って昇降させ
られる荷揚用の台車2と、この台車2を吊り上げたり吊
り下ろしたりするワイヤロープ3と、一端が台車2に連
結されて上方に延びたワイヤロープ3を巻回することで
ワイヤロープ3を下向きに方向転換する上部滑車4と、
上部滑車4に巻回されたワイヤロープ3の他端側を巻き
上げたり巻き戻したりすることで台車2を昇降させるウ
インチ5とを備えたものである。
【0003】ガイドレール1は、傾斜の急な立ち上がり
部1Aと、屋根面に沿うよう緩く傾斜した緩傾斜部1B
とからなり、ワイヤロープ3はガイドレール1の曲がり
に沿って案内されている。
部1Aと、屋根面に沿うよう緩く傾斜した緩傾斜部1B
とからなり、ワイヤロープ3はガイドレール1の曲がり
に沿って案内されている。
【0004】この種の瓦揚機の台車の落下防止装置とし
ては、一般的にワイヤロープ3の張力が所定以下になっ
たとき、台車の落下防止のためのブレーキ力を発生させ
る方式が採用されていた。
ては、一般的にワイヤロープ3の張力が所定以下になっ
たとき、台車の落下防止のためのブレーキ力を発生させ
る方式が採用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の落下防
止装置は、ワイヤロープ3の張力に応じた作動方式であ
るため、緩傾斜部1Bの傾斜が非常に緩い場合、緩傾斜
部1Bからの台車2の下降開始時に、台車2の下降速度
がウインチ5の繰出し速度に追い付かないことがある。
つまり台車2の速度がワイヤロープ3の繰出し速度以下
となることがあり、結果的にワイヤロープ3が緩んで張
力が低下し、落下防止装置が誤作動してしまうことがあ
った。そのために、実際にはほとんど使われていないの
が現状である。
止装置は、ワイヤロープ3の張力に応じた作動方式であ
るため、緩傾斜部1Bの傾斜が非常に緩い場合、緩傾斜
部1Bからの台車2の下降開始時に、台車2の下降速度
がウインチ5の繰出し速度に追い付かないことがある。
つまり台車2の速度がワイヤロープ3の繰出し速度以下
となることがあり、結果的にワイヤロープ3が緩んで張
力が低下し、落下防止装置が誤作動してしまうことがあ
った。そのために、実際にはほとんど使われていないの
が現状である。
【0006】本発明は、上記事情を考慮し、台車の下降
開始時における瞬時のワイヤロープの緩みを原因とする
誤作動を生じることのない荷揚機械の落下防止装置を提
供することを目的とする。
開始時における瞬時のワイヤロープの緩みを原因とする
誤作動を生じることのない荷揚機械の落下防止装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る上記目的は
下記構成により達成される。 上下方向に延びるガイドレール(12)と、前記ガ
イドレール(12)に沿って昇降する台車(20)と、
前記台車(20)に車軸(31)を介して回転自在に取
り付けられ、前記ガイドレール(12)に接して転動す
る車輪(30)とを備えた荷揚機械において、前記車軸
(31)に前記車輪(30)と独立に回動可能に取り付
けられ、非作動位置から作動位置に回動することで、前
記ガイドレール(12)に食い付いてブレーキ力を発生
するカム(39)と、前記車輪(30)に取り付けら
れ、前記車輪(30)の回転による遠心力が大のとき、
非作動位置から作動位置に変位して、前記車輪(30)
と前記カム(39)を、前記カム(39)が非作動位置
から作動位置に向けて回転する方向に一体回転するよう
係合する遠心係合部材(37)とを備えたことを特徴と
する荷揚機械の落下防止装置。
下記構成により達成される。 上下方向に延びるガイドレール(12)と、前記ガ
イドレール(12)に沿って昇降する台車(20)と、
前記台車(20)に車軸(31)を介して回転自在に取
り付けられ、前記ガイドレール(12)に接して転動す
る車輪(30)とを備えた荷揚機械において、前記車軸
(31)に前記車輪(30)と独立に回動可能に取り付
けられ、非作動位置から作動位置に回動することで、前
記ガイドレール(12)に食い付いてブレーキ力を発生
するカム(39)と、前記車輪(30)に取り付けら
れ、前記車輪(30)の回転による遠心力が大のとき、
非作動位置から作動位置に変位して、前記車輪(30)
と前記カム(39)を、前記カム(39)が非作動位置
から作動位置に向けて回転する方向に一体回転するよう
係合する遠心係合部材(37)とを備えたことを特徴と
する荷揚機械の落下防止装置。
【0008】 前記記載の荷揚機械の落下防止装置
であって、前記遠心係合部材が、前記車輪(30)の回
転による遠心力が大のときに揺動して爪部(37a)を
外方の非作動位置から内方の作動位置に変位させる揺動
爪(37)からなり、前記カム(39)が、前記車軸
(31)に回動可能に取り付けられ且つ前記揺動爪(3
7)の爪部(37a)が内方の作動位置に変位したとき
前記爪部(37a)と係合して前記車輪(30)と一体
回転する爪車(38)に一体化されていることを特徴と
する荷揚機械の落下防止装置。
であって、前記遠心係合部材が、前記車輪(30)の回
転による遠心力が大のときに揺動して爪部(37a)を
外方の非作動位置から内方の作動位置に変位させる揺動
爪(37)からなり、前記カム(39)が、前記車軸
(31)に回動可能に取り付けられ且つ前記揺動爪(3
7)の爪部(37a)が内方の作動位置に変位したとき
前記爪部(37a)と係合して前記車輪(30)と一体
回転する爪車(38)に一体化されていることを特徴と
する荷揚機械の落下防止装置。
【0009】 前記又は記載の荷揚機械の落下防
止装置であって、前記車軸(31)と前記ガイドレール
(12)を挟んで対向する別軸(32)が前記台車(2
0)に取り付けられ、前記カム(39)が非作動位置か
ら作動位置に回動したとき、前記カム(39)と前記別
軸(32)とで前記ガイドレール(12)を挟むことに
より、ブレーキ力を発生するようにしたことを特徴とす
る荷揚機械の落下防止装置。
止装置であって、前記車軸(31)と前記ガイドレール
(12)を挟んで対向する別軸(32)が前記台車(2
0)に取り付けられ、前記カム(39)が非作動位置か
ら作動位置に回動したとき、前記カム(39)と前記別
軸(32)とで前記ガイドレール(12)を挟むことに
より、ブレーキ力を発生するようにしたことを特徴とす
る荷揚機械の落下防止装置。
【0010】 前記〜のいずれかに記載の荷揚機
械の落下防止装置であって、前記遠心係合部材(37)
と前記カム(39)が、それぞれ付勢手段(42、4
4)によって非作動位置に付勢されていることを特徴と
する荷揚機械の落下防止装置。
械の落下防止装置であって、前記遠心係合部材(37)
と前記カム(39)が、それぞれ付勢手段(42、4
4)によって非作動位置に付勢されていることを特徴と
する荷揚機械の落下防止装置。
【0011】本発明によれば、台車の降下速度に応じて
回転する車輪の遠心力によって、ブレーキ力発生のため
のカムを作動させるので、ワイヤロープの緩みに関係な
く、必要時に確実に台車を緊急停止させることができ
る。従って、ワイヤロープの操作上の緩みを原因とする
誤作動を生じることがなく、信頼性の高い落下防止機能
を確保し得る。
回転する車輪の遠心力によって、ブレーキ力発生のため
のカムを作動させるので、ワイヤロープの緩みに関係な
く、必要時に確実に台車を緊急停止させることができ
る。従って、ワイヤロープの操作上の緩みを原因とする
誤作動を生じることがなく、信頼性の高い落下防止機能
を確保し得る。
【0012】特に、前記の構成によれば、遠心力によ
って揺動する揺動爪を、カムと一体の爪車に係合させる
ことにより、カムを作動位置に変位させるようにしたの
で、車輪が落下時と逆に回転しているときにはカムを回
動させないが、落下時の方向に回転しているときには、
確実にカムを回転させることができる。従って、台車落
下時に確実なブレーキをきかせることができる。
って揺動する揺動爪を、カムと一体の爪車に係合させる
ことにより、カムを作動位置に変位させるようにしたの
で、車輪が落下時と逆に回転しているときにはカムを回
動させないが、落下時の方向に回転しているときには、
確実にカムを回転させることができる。従って、台車落
下時に確実なブレーキをきかせることができる。
【0013】また、前記の構成によれば、別軸とカム
でガイドレールを挟むことによりブレーキ力を発生する
ようにしたので、別軸を例えばチャンネル型のガイドレ
ールの側溝内に挿入し、カムを同側溝外に配置すること
ができ、カムやその作動機構部のレイアウト上の自由度
が増す。
でガイドレールを挟むことによりブレーキ力を発生する
ようにしたので、別軸を例えばチャンネル型のガイドレ
ールの側溝内に挿入し、カムを同側溝外に配置すること
ができ、カムやその作動機構部のレイアウト上の自由度
が増す。
【0014】また、前記の構成によれば、付勢手段に
より遠心係合部材とカムが常時非作動位置に付勢されて
いるので、何らかの原因で不用意にブレーキが作動する
のを防ぐことができ、必要時のみ確実にブレーキを利か
せることができる。
より遠心係合部材とカムが常時非作動位置に付勢されて
いるので、何らかの原因で不用意にブレーキが作動する
のを防ぐことができ、必要時のみ確実にブレーキを利か
せることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。ここでは、瓦揚機の場合を説明す
る。図4は実施形態の瓦揚機の要部斜視図である。この
瓦揚機は、図5に示したものと同様に、上下方向に延び
るガイドレール11と、ガイドレール11に沿って昇降
する台車20と、台車20を吊り上げ吊り下ろしするワ
イヤロープ3と、図示しない上部滑車およびウインチ等
を備えている。
に基づいて説明する。ここでは、瓦揚機の場合を説明す
る。図4は実施形態の瓦揚機の要部斜視図である。この
瓦揚機は、図5に示したものと同様に、上下方向に延び
るガイドレール11と、ガイドレール11に沿って昇降
する台車20と、台車20を吊り上げ吊り下ろしするワ
イヤロープ3と、図示しない上部滑車およびウインチ等
を備えている。
【0016】ガイドレール11は、平行な一対のレール
部材12と、それらの間をつなぐ桟材13とにより梯子
状に形成されている。左右のレール部材12は、上下フ
ランジ12a、12bと、ウェブ12cとからなるチャ
ンネル型のもので、溝部12dをそれぞれ外側方に向け
て配設されている。
部材12と、それらの間をつなぐ桟材13とにより梯子
状に形成されている。左右のレール部材12は、上下フ
ランジ12a、12bと、ウェブ12cとからなるチャ
ンネル型のもので、溝部12dをそれぞれ外側方に向け
て配設されている。
【0017】台車20は、板状の基台21の下端部に荷
載板22を設けたもので、基台21の裏面側には、レー
ル部材12の外側に位置する4つの脚部23が突設され
ている。各脚部23には車軸31が固定され、各車軸3
1に、レール部材12の上フランジ12a上面に接して
転動する車輪30が回転自在に取り付けられている。ま
た、脚部23には、車軸31と平行に別軸32が固定さ
れており、この別軸32がレール部材12の溝部12d
に挿入されている。そして、車輪30と別軸32と脚部
23がレール部材12に係合した形になり、これにより
台車20がガイドレール11に沿って脱線せずに安定走
行するようになっている。
載板22を設けたもので、基台21の裏面側には、レー
ル部材12の外側に位置する4つの脚部23が突設され
ている。各脚部23には車軸31が固定され、各車軸3
1に、レール部材12の上フランジ12a上面に接して
転動する車輪30が回転自在に取り付けられている。ま
た、脚部23には、車軸31と平行に別軸32が固定さ
れており、この別軸32がレール部材12の溝部12d
に挿入されている。そして、車輪30と別軸32と脚部
23がレール部材12に係合した形になり、これにより
台車20がガイドレール11に沿って脱線せずに安定走
行するようになっている。
【0018】この瓦揚機では、前記4つの車輪30のう
ちの上側の左右輪に落下防止装置が組み込まれている。
もちろん全部の車輪30に組み込んでもよいし、下側の
車輪30だけに組み込んでもよい。
ちの上側の左右輪に落下防止装置が組み込まれている。
もちろん全部の車輪30に組み込んでもよいし、下側の
車輪30だけに組み込んでもよい。
【0019】図1〜図3は落下防止装置の詳細図であ
る。図1は分解斜視図、図2は縦断面図、図3は車輪3
0の外側から見た正面図である。図1、図2に示すよう
に、台車20から延ばした脚部23には、車軸31と別
軸32が設けられ、車軸31には、ベアリング35を介
して車輪30が回転自在に取り付けられている。また、
車軸30には、車輪30と独立に回動可能にカム39が
取り付けられている。
る。図1は分解斜視図、図2は縦断面図、図3は車輪3
0の外側から見た正面図である。図1、図2に示すよう
に、台車20から延ばした脚部23には、車軸31と別
軸32が設けられ、車軸31には、ベアリング35を介
して車輪30が回転自在に取り付けられている。また、
車軸30には、車輪30と独立に回動可能にカム39が
取り付けられている。
【0020】カム39は、車輪30と脚部23の間に配
置されており、通常は付勢部材42により非作動位置に
付勢されている。そして、カム39は、必要に応じてレ
ール部材12側に向けて図1中矢印(ニ)のように上方
(作動位置)に向けて回動することにより、レール部材
12の上フランジ12aに食い付いて、溝部12d内の
別軸32との間に上フランジ12aを挟み、ブレーキ力
を発生するようになっている。
置されており、通常は付勢部材42により非作動位置に
付勢されている。そして、カム39は、必要に応じてレ
ール部材12側に向けて図1中矢印(ニ)のように上方
(作動位置)に向けて回動することにより、レール部材
12の上フランジ12aに食い付いて、溝部12d内の
別軸32との間に上フランジ12aを挟み、ブレーキ力
を発生するようになっている。
【0021】このカム39は、図3に示すように、回転
中心N1から偏心した位置にカム部外周39bの曲率中
心N2を持つもので、レール部材12に近い側から下端
(図3中左端側)に向かうに従い、漸次回転中心N1か
らカム部外周39bまでの距離が増大するようになって
いる。なお、回転中心N1からカム部外周39bまでの
最小距離は、車輪30の径と同じに設定されている。ま
た、カム部外周39bには、レール部材12への食い付
きを良くするための鋸刃状の刃39aが付いている。
中心N1から偏心した位置にカム部外周39bの曲率中
心N2を持つもので、レール部材12に近い側から下端
(図3中左端側)に向かうに従い、漸次回転中心N1か
らカム部外周39bまでの距離が増大するようになって
いる。なお、回転中心N1からカム部外周39bまでの
最小距離は、車輪30の径と同じに設定されている。ま
た、カム部外周39bには、レール部材12への食い付
きを良くするための鋸刃状の刃39aが付いている。
【0022】一方、図1、図2に示すように、車輪30
の外側面には、車輪30の回転による遠心力によって揺
動する揺動爪37が、遠心係合部材として取り付けられ
ている。揺動爪37は、円周方向2箇所に等間隔をもっ
て配設されている。揺動爪37の配置箇所は、1箇所で
もよいし、3箇所以上でもよい。揺動爪37は、図3に
示すように、ピン36によって車輪30に揺動可能に取
り付けられており、落下時の車輪30の回転方向である
矢印(ロ)方向に向いた爪部37aと、遠心力によって
外方に変位する重り部37bとからなる。従って、重り
部37bが遠心力で外方に変位すると、反対側の爪部3
7aが、外方の非作動位置から内方の作動位置に、矢印
(ハ)のように変位する。
の外側面には、車輪30の回転による遠心力によって揺
動する揺動爪37が、遠心係合部材として取り付けられ
ている。揺動爪37は、円周方向2箇所に等間隔をもっ
て配設されている。揺動爪37の配置箇所は、1箇所で
もよいし、3箇所以上でもよい。揺動爪37は、図3に
示すように、ピン36によって車輪30に揺動可能に取
り付けられており、落下時の車輪30の回転方向である
矢印(ロ)方向に向いた爪部37aと、遠心力によって
外方に変位する重り部37bとからなる。従って、重り
部37bが遠心力で外方に変位すると、反対側の爪部3
7aが、外方の非作動位置から内方の作動位置に、矢印
(ハ)のように変位する。
【0023】この揺動爪37が遠心力で揺動したとき爪
部37aが係合する位置には、爪車38が配設されてい
る。爪車38は全周に爪部38aを有するもので、カム
39と共通のボス部40を介して一体化され、すべり軸
受41により車軸31の外周に回動自在に取り付けられ
ている。なお、爪車38と揺動爪37は、車輪30の側
面に形成した凹所30a内に収容されている。
部37aが係合する位置には、爪車38が配設されてい
る。爪車38は全周に爪部38aを有するもので、カム
39と共通のボス部40を介して一体化され、すべり軸
受41により車軸31の外周に回動自在に取り付けられ
ている。なお、爪車38と揺動爪37は、車輪30の側
面に形成した凹所30a内に収容されている。
【0024】また、カム39は、戻りバネ(付勢手段)
42によりストッパ43で規制された非作動位置に付勢
され、揺動爪37も、小バネ(付勢手段)44によりス
トッパ45で規制された非作動位置に付勢されている。
42によりストッパ43で規制された非作動位置に付勢
され、揺動爪37も、小バネ(付勢手段)44によりス
トッパ45で規制された非作動位置に付勢されている。
【0025】次に図1、図3を参照しながら作用を説明
する。例えば、台車20を吊り上げるワイヤロープが切
れて、台車20が通常の運転速度以上で矢印(イ)方向
に落下したとする(図4参照)。その場合、車輪30は
通常以上の回転速度で矢印(ロ)方向に回転し、その遠
心力によって揺動爪37が矢印(ハ)方向に揺動し、揺
動爪37の爪部37aが爪車38に係合する。それによ
り、爪車38と共にカム39が、車輪30と矢印(ニ)
方向に一体回転して、作動位置に移動し、カム39がレ
ール部材12の上フランジ12aに食い付いて、上フラ
ンジ12aを別軸32との間に挟んで、ブレーキ力を発
生する。その結果、台車20が急停止される。
する。例えば、台車20を吊り上げるワイヤロープが切
れて、台車20が通常の運転速度以上で矢印(イ)方向
に落下したとする(図4参照)。その場合、車輪30は
通常以上の回転速度で矢印(ロ)方向に回転し、その遠
心力によって揺動爪37が矢印(ハ)方向に揺動し、揺
動爪37の爪部37aが爪車38に係合する。それによ
り、爪車38と共にカム39が、車輪30と矢印(ニ)
方向に一体回転して、作動位置に移動し、カム39がレ
ール部材12の上フランジ12aに食い付いて、上フラ
ンジ12aを別軸32との間に挟んで、ブレーキ力を発
生する。その結果、台車20が急停止される。
【0026】このように台車20の降下速度に応じて回
転する車輪30の遠心力によって、ブレーキ力発生のた
めのカム39が作動するため、ワイヤロープ3の緩みに
関係なく、必要時に確実に台車20を緊急停止させるこ
とができる。
転する車輪30の遠心力によって、ブレーキ力発生のた
めのカム39が作動するため、ワイヤロープ3の緩みに
関係なく、必要時に確実に台車20を緊急停止させるこ
とができる。
【0027】また、通常時には、戻りバネ42や小バネ
44によって、カム39や揺動爪37を非作動位置に保
持しているので、何らかの原因で不用意にブレーキが作
動することはなく、必要時のみ確実にブレーキをきかせ
ることができる。
44によって、カム39や揺動爪37を非作動位置に保
持しているので、何らかの原因で不用意にブレーキが作
動することはなく、必要時のみ確実にブレーキをきかせ
ることができる。
【0028】なお、別軸32に別途車輪を取り付けても
よい。また、上記実施形態では、カム39が作動したと
き、カム39と別軸32でレール部材12の上フランジ
12aを挟むことでブレーキ力を発生するようにしてい
たが、レール部材12の溝部12d内に車輪30を嵌
め、作動時のカム39の突っ張り力によりブレーキ力を
得るようにすることも可能である。
よい。また、上記実施形態では、カム39が作動したと
き、カム39と別軸32でレール部材12の上フランジ
12aを挟むことでブレーキ力を発生するようにしてい
たが、レール部材12の溝部12d内に車輪30を嵌
め、作動時のカム39の突っ張り力によりブレーキ力を
得るようにすることも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、発明によれば、台
車の降下速度に応じて回転する車輪の遠心力によって、
ブレーキ力発生のためのカムを作動させるので、ワイヤ
ロープの緩みに関係なく、必要時に確実に台車を緊急停
止させることができる。従って、ワイヤロープの操作上
の緩みを原因とする誤作動を生じることがなく、信頼性
の高い落下防止機能を確保し得る。
車の降下速度に応じて回転する車輪の遠心力によって、
ブレーキ力発生のためのカムを作動させるので、ワイヤ
ロープの緩みに関係なく、必要時に確実に台車を緊急停
止させることができる。従って、ワイヤロープの操作上
の緩みを原因とする誤作動を生じることがなく、信頼性
の高い落下防止機能を確保し得る。
【0030】特に、遠心力によって揺動する揺動爪を、
カムと一体の爪車に係合させることにより、カムを作動
位置に変位させるようにしたので、車輪が落下時と逆に
回転しているときにはカムを回動させないが、落下時の
方向に回転しているときには、確実にカムを回転させる
ことができる。従って、台車落下時に確実なブレーキを
きかせることができる。
カムと一体の爪車に係合させることにより、カムを作動
位置に変位させるようにしたので、車輪が落下時と逆に
回転しているときにはカムを回動させないが、落下時の
方向に回転しているときには、確実にカムを回転させる
ことができる。従って、台車落下時に確実なブレーキを
きかせることができる。
【0031】また、別軸とカムでガイドレールを挟むこ
とによりブレーキ力を発生するようにしたので、別軸を
例えばチャンネル型のガイドレールの側溝内に挿入し、
カムを同側溝外に配置することができ、カムやその作動
機構部のレイアウト上の自由度が増す。
とによりブレーキ力を発生するようにしたので、別軸を
例えばチャンネル型のガイドレールの側溝内に挿入し、
カムを同側溝外に配置することができ、カムやその作動
機構部のレイアウト上の自由度が増す。
【0032】また、付勢手段により遠心係合部材とカム
が常時非作動位置に付勢されているので、何らかの原因
で不用意にブレーキが作動するのを防ぐことができ、必
要時のみ確実にブレーキを利かせることができる。
が常時非作動位置に付勢されているので、何らかの原因
で不用意にブレーキが作動するのを防ぐことができ、必
要時のみ確実にブレーキを利かせることができる。
【図1】本発明の一実施形態の要部分解斜視図である。
【図2】図1のII−II矢視断面図である。
【図3】図1のIII矢視図である。
【図4】本発明の一実施形態の台車周辺の外観を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】瓦揚機の一般的構成を示す斜視図である。
12 ガイドレール 20 台車 30 車輪 31 車軸 32 別軸 37 揺動爪(遠心係合部材) 37a 爪部 38 爪車 39 カム 42 戻りバネ(付勢手段) 44 小バネ(付勢手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角本 忠 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町金堀塚2418 番地 トーヨーコーケン株式会社内 (72)発明者 砂川 雅彦 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町金堀塚2418 番地 トーヨーコーケン株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 上下方向に延びるガイドレール(12)
と、 前記ガイドレール(12)に沿って昇降する台車(2
0)と、 前記台車(20)に車軸(31)を介して回転自在に取
り付けられ、前記ガイドレール(12)に接して転動す
る車輪(30)とを備えた荷揚機械において、 前記車軸(31)に前記車輪(30)と独立に回動可能
に取り付けられ、非作動位置から作動位置に回動するこ
とで、前記ガイドレール(12)に食い付いてブレーキ
力を発生するカム(39)と、 前記車輪(30)に取り付けられ、前記車輪(30)の
回転による遠心力が大のとき、非作動位置から作動位置
に変位して、前記車輪(30)と前記カム(39)を、
前記カム(39)が非作動位置から作動位置に向けて回
転する方向に一体回転するよう係合する遠心係合部材
(37)とを備えたことを特徴とする荷揚機械の落下防
止装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の荷揚機械の落下防止装置
であって、 前記遠心係合部材が、前記車輪(30)の回転による遠
心力が大のときに揺動して爪部(37a)を外方の非作
動位置から内方の作動位置に変位させる揺動爪(37)
からなり、 前記カム(39)が、前記車軸(31)に回動可能に取
り付けられ且つ前記揺動爪(37)の爪部(37a)が
内方の作動位置に変位したとき前記爪部(37a)と係
合して前記車輪(30)と一体回転する爪車(38)に
一体化されていることを特徴とする荷揚機械の落下防止
装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の荷揚機械の落下防
止装置であって、 前記車軸(31)と前記ガイドレール(12)を挟んで
対向する別軸(32)が前記台車(20)に取り付けら
れ、 前記カム(39)が非作動位置から作動位置に回動した
とき、前記カム(39)と前記別軸(32)とで前記ガ
イドレール(12)を挟むことにより、ブレーキ力を発
生するようにしたことを特徴とする荷揚機械の落下防止
装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の荷揚機
械の落下防止装置であって、 前記遠心係合部材(37)と前記カム(39)が、それ
ぞれ付勢手段(42、44)によって非作動位置に付勢
されていることを特徴とする荷揚機械の落下防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30155795A JPH09142799A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 荷揚機械の落下防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30155795A JPH09142799A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 荷揚機械の落下防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09142799A true JPH09142799A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=17898376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30155795A Pending JPH09142799A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 荷揚機械の落下防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09142799A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002087263A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Nippon Cable Co Ltd | ケーブルカーの車両ブレーキ装置 |
| KR100450378B1 (ko) * | 2001-02-16 | 2004-10-06 | (주)명광엔지니어링건축사사무소 | 이동 작업이 용이한 승,하강기 |
| CN111777000A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-10-16 | 熊卫明 | 一种电力维修用升降机限速装置 |
| CN115365864A (zh) * | 2022-07-07 | 2022-11-22 | 杭州锐冠科技有限公司 | 一种防脱落装置 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP30155795A patent/JPH09142799A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002087263A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Nippon Cable Co Ltd | ケーブルカーの車両ブレーキ装置 |
| KR100450378B1 (ko) * | 2001-02-16 | 2004-10-06 | (주)명광엔지니어링건축사사무소 | 이동 작업이 용이한 승,하강기 |
| CN111777000A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-10-16 | 熊卫明 | 一种电力维修用升降机限速装置 |
| CN115365864A (zh) * | 2022-07-07 | 2022-11-22 | 杭州锐冠科技有限公司 | 一种防脱落装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040510 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040804 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041222 |