JPH09143622A - 制振合金及びその製造方法 - Google Patents

制振合金及びその製造方法

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JPH09143622A
JPH09143622A JP30783595A JP30783595A JPH09143622A JP H09143622 A JPH09143622 A JP H09143622A JP 30783595 A JP30783595 A JP 30783595A JP 30783595 A JP30783595 A JP 30783595A JP H09143622 A JPH09143622 A JP H09143622A
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less
rolling
vibration damping
damping alloy
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Yukio Tomita
幸男 冨田
Hidesato Mabuchi
秀里 間渕
Tatsuyuki Suyama
竜之 壽山
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 靭性、制振性が同時に優れた構造材料用制振
合金を提供する。 【解決手段】 C、Si、P、S、Cr、Al、Mn、
Cu、Ni、Mo、Nb、V、Ti、B、N、Ca、R
EMを特定した鋼において、(200)回折強度比が
3.5以上の制振合金、及び、(200)回折強度比が
3.5以上で、結晶粒径120μ以下の高靭性を有する
制振合金。上記成分を有する鋳片を加熱温度が1000
〜1200℃、970℃以下の圧下率70%以上、圧延
仕上温度が870℃以下、更に、高靭性を有するために
は圧延仕上温度が720〜870℃、更に、制振性向上
のためには圧延仕上温度がAr1 +50℃〜Ar1 +1
00℃で、圧延後に660〜960℃の焼戻しまたは焼
きなましを行うことを特徴とする制振合金及びその製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶、橋梁、産業
機械、建築用構造材料として高い制振性を有する制振合
金及び高靭性を有する制振合金に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】最近、船舶、橋梁、産業機械、建築物の
材料には、構造材料の基本特性である強度、靭性に加え
高い制振性が同時に要求される傾向にある。即ち、例え
ば橋梁上の高速鉄道走行時や大規模土木、建築作業時の
騒音、振動を構造材料そのものの制振効果で抑え、かつ
構造部材として十分な靭性を有するという課題を解決し
ようとするものである。
【0003】樹脂サンドイッチ型制振鋼板に代わる制振
性を目的とした部材に供される従来の鉄系材料は、振動
による交番応力作用下での磁壁移動の非可逆運動による
ヒステリシスに起因した高い制振特性を得るため、フェ
ライトフォーマーを添加して組織をフェライト単相化す
ることを狙い、Al及びSiを添加した材料と、Crを
積極的に添加した材料との2種類に分けられる。前者の
例としては、特開平4−99148号公報記載のように
Alを最高7.05%及びSiを最高4.5%まで添加
した強磁性型合金があり、後者の例としては、特開昭5
2−73118号公報記載のようにCrを8〜30%添
加した強磁性制振合金などがある。
【0004】更に、特開平6−220583号公報及び
特開平5−302148号公報で、Mnが0.1または
0.2%以下で、Crを1〜5%添加した強磁性制振合
金がある。また本発明者らは、特願平6−258982
号でMnが0.2〜2.5%、Crを1〜5%添加した
強磁性制振合金を提案した。また、田中良平、制振材料
「その機能と応用」広済堂、1992年3月発行、P. 1
92〜197 に強磁性型合金として、外部応力が磁区壁の移
動を引き起こし、それによるヒステリシス損で振動エネ
ルギーが吸収されることが記述されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の合金のうち特開平4−99148号公報記載の合金は
Al及びSi添加量の上限規制が不適当であるため、粗
大なAl系及びSi系介在物の生成を招き、これが破壊
の発生点として作用するため靭性が低下する。また、特
開昭52−73118号公報記載の合金はCr添加が過
剰なため、上記と同様にCr系介在物による靭性低下を
招く。
【0006】更に、特開平6−220583号公報及び
特開平5−302148号公報は、積極的な靭性向上策
がなされていないため、靭性が低い。また、特願平6−
258982号は靭性の確保優先で制振性については不
十分である。また制振材料の文献では、制振合金の機構
を書いたもので、その向上策や具体的な成分系・製造方
法あるいは制振性に加えて靭性を同時に満足する方法に
関する記述はない。本発明は、優れた制振性及び制振性
と高靭性を有する制振合金を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は次の通り
である。 (1) 重量%で、C:0.02%以下、Si:0.5
%以上、3.5%以下、Mn:0.2%未満、P:0.
010%以下、S:0.005%以下、Cr:0.5%
以上、3.5%以下、Al:0.060%超、3.5%
以下、N:0.006%以下を含有し、残部Fe及び不
可避的不純物からなり、(200)回折強度比が3.5
以上であることを特徴とする制振合金。
【0008】(2) 重量%で、C:0.02%以下、
Si:0.5%以上、3.5%以下、Mn:0.2%以
上、2.5%以下、P:0.010%以下、S:0.0
05%以下、Cr:0.5%以上、3.5%以下、A
l:0.060%超、3.5%以下、N:0.006%
以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、
(200)回折強度比が3.5以上であることを特徴と
する制振合金。
【0009】(3) 重量%で、Cu:0.05〜2.
5%、Ni:0.05〜2.5%、Mo:0.05〜
4.5%、Nb:0.005〜0.2%、V:0.00
5〜0.2%、Ti:0.005〜0.1%、B:0.
0003〜0.005%を1種または2種以上含有する
ことを特徴とする(1)または(2)のいずれかに記載
の制振合金。
【0010】(4) 重量%で、Ca:0.001〜
0.05%、REM:0.001〜0.1%を1種また
は2種含有することを特徴とする(1)〜(3)のいず
れかに記載の制振合金。 (5) 結晶粒径を120μ以下にすることにより高い
靭性を確保したことを特徴とする(1)〜(4)のいず
れかに記載の制振合金。
【0011】(6) 加熱温度が1000〜1200
℃、970℃以下の圧下率が70%以上、圧延仕上温度
が870℃以下で熱間圧延後、室温まで冷却し、660
〜960℃で焼戻しまたは焼きなまし熱処理することを
特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載の制振合金
の製造方法。 (7) 圧延仕上温度の範囲を720〜870℃とする
熱間圧延を行うことを特徴とする(6)記載の制振合金
の製造方法。 (8) 圧延仕上温度の範囲をAr1 +50℃〜Ar1
+100℃とする熱間圧延を行うことを特徴とする
(6)または(7)のいずれかに記載の制振合金の製造
方法。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は上記事情に鑑みなされた
もので、振動による交番応力作用下での磁壁移動の非可
逆運動によるヒステリシスに起因した高い制振特性を得
るために、磁壁移動に有害な各種元素や介在物、析出物
の生成を招き、磁壁移動を妨げ、制振性を大きく損なう
元素を極力低下した純鉄系成分を基本としている。
【0013】更に、従来は結晶粒界が磁壁移動を阻害す
るため、もっぱら粗粒化することで制振性を向上させて
いたが、発明者らは種々検討した結果、粗粒化による制
振性向上の方法に替わる方法として、(200)回折強
度を高くすることで、大幅に制振性が向上することを発
見した。(200)回折強度を高くすることで、鋼板表
面に平行な方向の〈100〉方位が強化される。つま
り、磁化容易方向が鋼板表面に平行な方向に強化され
る。磁化容易方向を強化することで制振性が向上するこ
とは新たな発見である。
【0014】そして、この(200)回折強度比を3.
5以上にすることで制振性が向上することを見い出し
た。(200)回折強度比を3.5以上にすると、制振
性の指標である損失係数は0.035以上確保できて良
く、制振性能の観点から見ると、(200)回折強度比
は高いほど良いが、靭性など他の鋼材特性との兼ね合い
から、実用上(200)回折強度比は3.5から13.
0の範囲が好ましく、その結果として0.035〜0.
06の損失係数を確保するのが好ましい。
【0015】ここで、(200)回折強度比は、X線回
折により板厚方向4分の1厚み位置における(200)
回折強度を測定し、特定の方位を強化や制御していない
ランダムサンプル材の(200)回折強度に対する比を
求めた。今回検討した結果では、(200)回折強度比
は最大値でも15程度であった。
【0016】この(200)回折強度比を高くするため
には低温圧延を行うことが必要で、検討の結果、970
℃以下の圧下率を70%以上にすることで達成できる。
このため、圧延仕上温度は870℃以下となる。更に、
制振性向上のため詳細に検討した結果、圧延仕上温度を
Ar1 +50℃〜Ar1 +100℃にすることで、(2
00)回折強度比が更に向上し制振性が一層向上するこ
とを見い出した。
【0017】更に、420MPa以上の高強度を要求さ
れる場合には、制振性及び靭性を損なうことなく、強度
を大幅に上昇させることのできる元素としてMnを見い
出した。Mnを0.2%以上添加することにより、損失
係数(=η)0.035以上の制振性と420MPa以
上の強度の両立、あるいは損失係数(=η)0.035
以上の制振性と420MPa以上の強度並びにVノッチ
シャルピー衝撃試験の0℃の吸収エネルギーが80J以
上の高靭性の全てを満足させることが可能である。
【0018】次に靭性向上のためには、結晶粒径を12
0μ以下にすることが必要である。上記の(200)回
折強度比を3.5以上にする製造方法のうち、圧延仕上
温度が720℃未満では結晶粒径が120μを超えるこ
とがあるため、圧延仕上温度は720℃以上とする。熱
間圧延後、(200)回折強度比を高くし、圧延によっ
て鋼板中に導入された歪を減少するために、焼戻しまた
は焼きなまし熱処理が必要であるが、高温で熱処理する
と(200)回折強度比が低くなるため、上限温度は9
60℃である。
【0019】このように、細粒組織でも集合組織を導入
することで制振性が向上するが、更に一層の制振性向上
の検討を行った。その結果、フェライトフォーマーであ
るSi,Al,Crを添加することで、熱間圧延後の歪
取り熱処理の過程で若干の粗粒が達成され、制振性が更
に向上することを見い出した。Si,Al,Crの添加
で強度も上昇する。
【0020】次に、本発明の限定理由を説明する。C
は、固溶状態でも炭化物として析出しても磁壁移動の障
害として作用し、制振性を低下させるため好ましくな
く、上限を0.02%とする。
【0021】Siは、脱酸材として重要である以外に、
重要なフェライトフォーマーかつ固溶体強化元素である
ため制振性向上に不可欠であり、0.5%以上の添加が
必要である。一方、3.5%を超えて添加するとSiO
2 などの介在物の生成を招き、破壊の発生点として作用
するため靭性を著しく低下させる。従ってSiの添加範
囲は0.5%以上、3.5%以下とする。
【0022】Mnは、固溶体強化元素であり、制振性及
び靭性向上に効果がなく、添加することでコストアップ
となるため、特に420MPa以上の高強度が必要でな
い場合は、0.2%未満に限定するのが良い。ただし、
特に420MPa以上の高強度が必要な場合は、Mnは
強度確保のためには必須の元素であり、この目的のため
には0.2%以上添加する必要があるが、2.5%を超
えて添加すると制振性の低下が起こるため、Mn量の上
限は2.5%とする。
【0023】P,Sは、鋼中において非金属介在物を形
成し、かつ、偏析することにより磁壁の移動を妨げる害
を及ぼし、制振性を低下させるので少ないほど良い。こ
のため、Pは0.010%以下、Sは0.005%以下
とする。
【0024】Alは、脱酸材として重要である以外に、
重要なフェライトフォーマーであるため制振性向上に不
可欠であり、0.060%超の添加が必要である。一
方、3.5%を超えて添加するとAl2 3 などの介在
物の生成を招き、破壊の発生点として作用するため靭性
を著しく低下させる。従ってAlの添加範囲は0.06
0%超、3.5%以下とする。
【0025】Crは、フェライトフォーマーであり、添
加することにより結晶粒を若干粗大化する元素であり、
制振性を向上させるため0.50%以上添加するが、同
時に靭性の低下を招き、また高価な元素であるため極力
添加量を低減することが好ましいため、上限を3.5%
以下に制限する。Nは、固溶状態でも窒化物として析出
しても磁壁移動の障害として作用し、制振性を低下させ
るため低いほど好ましく、上限を0.006%とする。
【0026】更に、必要に応じて添加されるCu,N
i,Mo,Nb,V,Ti,Bは、強度上昇に有効な元
素であり、その効果が不足しない範囲として前記の量を
下限とし、また制振性及び靭性が低下しない範囲とし
て、前記の量を上限とした。更に、必要に応じて添加さ
れるCa,REMは、靭性向上に有効な元素であり、そ
の効果が不足しない範囲として前記の量を下限とし、ま
た靭性がむしろ低下し制振性が低下しない範囲として、
前記の量を上限とした。
【0027】製造条件については、加熱温度は加熱オー
ステナイト粒を微細にし、(200)回折強度比を高く
するため、1200℃以下とし、更に、加熱時の鋼板内
温度偏差をなくすため、1000℃以上とする。圧延条
件に関しては、(200)回折強度比を高くするため、
970℃以下で70%以上の圧延が必要である。
【0028】圧延仕上温度は、970℃以下で70%以
上の圧延を行うため、870℃以下となるが、720℃
未満ではフェライト域圧延となり結晶粒径が120μ超
となることがあり靭性が低下するため、下限を720℃
とする。更に、圧延仕上温度をAr1 +50℃〜Ar1
+100℃にすることで、(200)回折強度比が更に
向上し制振特性が一層向上する。
【0029】熱間圧延後室温まで冷却した後、(20
0)回折強度比を更に向上させ、圧延によって鋼板中に
導入された歪を減少するために、焼戻しまたは焼きなま
し熱処理が必要であり、660℃以上の熱処理を行う
が、(200)回折強度比は高温で熱処理すると弱くな
るため、上限温度は960℃とする。
【0030】
【実施例】先ず表1に示す成分範囲の供試合金を作製
し、これから元厚×40mm幅×400mm長さの板状試験
片を加工し、機械インピーダンス法による制振性測定を
行った。表1に示す合金のうち、鋼 No.A〜Fは本発明
の成分範囲の合金であり、鋼 No.G〜Pは本発明の成分
範囲外の合金である。これらの鋼について、表2に示す
製造条件で製造したものの各種特性を合わせて表2に示
す。なお、板厚6mm以上の各鋼板は熱間圧延後室温まで
冷却した後に熱処理した。板厚がそれ未満のものは熱間
圧延後、巻取り、その後熱処理した。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】例1〜7は本発明例であり、例8〜21は
比較例である。例1〜4、8〜14は板厚24mm、例5
は板厚1.8mm、例6〜7は板厚32mm、例15〜21
は板厚16mmである。例1の本発明例は(200)回折
強度比が3.5以上で、高い制振性能(η≧0.03
5)を有し、Mnが0.2%未満のために強度は378
MPaにとどまっている。例2〜7は圧延仕上温度が7
20℃以上で、(200)回折強度比が3.5以上で、
結晶粒径が120μ以下であり、Mnが0.2%以上添
加されているため、高強度(≧420MPa)で、高い
制振性能(η≧0.035)と高靭性(≧80J)を有
する。
【0034】例4、5は、強度上昇に有効な選択元素を
含有するため、更に高強度(≧450MPa)で、例
6、7は、靭性上昇に有効な選択元素を含有するため、
更に高靭性(≧100J)である。
【0035】比較例8は(200)回折強度比が3.5
以上だが、結晶粒径が120μ超で、Cが高く、制振性
能と靭性が低い。例9は(200)回折強度比が3.5
以上で、結晶粒径が120μ以下であるが、Siが低
く、強度、制振性能が低い。例10は(200)回折強
度比が3.5以上で、結晶粒径が120μ以下である
が、Siが高く、制振性能が低い。例11、12は(2
00)回折強度比が3.5以上で、結晶粒径が120μ
以下であるが、例11はPが高く、例12はSが高く、
制振性能が低い。
【0036】例13は(200)回折強度比が3.5以
上で、結晶粒径が120μ以下であるが、Crが低く、
強度、制振性能が低い。例14は(200)回折強度比
が3.5以上で、結晶粒径が120μ以下であるが、C
rが高く、靭性が低い。例15は(200)回折強度比
が3.5以上で、結晶粒径が120μ以下であるが、A
lが低く、強度、制振性能が低い。
【0037】例16は(200)回折強度比が3.5以
上で、結晶粒径が120μ以下であるが、Alが高く、
靭性が低い。例17は(200)回折強度比が3.5以
上で、結晶粒径が120μ以下であるが、Nが高く、制
振性能が低い。例18は加熱温度が高く、例19は97
0℃以下の圧下率が低く、(200)回折強度比が低
く、結晶粒径が120μ超で、制振性能と靭性が低い。
【0038】例20は熱処理温度が低く、(200)回
折強度比が低く、結晶粒径は120μ以下であるが、制
振性能が低い。例21は熱処理温度が高く、(200)
回折強度比が低く、結晶粒径が120μ以下であるが、
制振性能が低い。
【0039】次に、表3に示す本発明の成分範囲の合金
の鋼P,Q,Rについて、表4に示す本発明の製造条件
で製造したものの各種特性を合わせて示す。例1、2、
3は圧延仕上温度が更に望ましい範囲にある例である。
板厚は全て24mmである。鋼P,Q,RのAr1 はそれ
ぞれ735℃、740℃、730℃である。
【0040】例1、2、3は圧延仕上温度がAr1 +5
0℃〜Ar1 −20℃の範囲内にあり、(200)回折
強度比が5.0以上で、更に良好な制振性能(η≧0.
045)を有し、圧延仕上温度がAr1 +50℃〜Ar
1 +100℃の範囲にない例4〜6に比べ、より良好な
制振性能を有している。
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】
【発明の効果】本発明により、制振性能を要求される場
合や、靭性あるいは強度などの特性と制振性能が同時に
要求される船舶、橋梁、産業機械、建設用構造材料等の
供給が可能となり、工業界に与える効果は極めて大き
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 38/58 C22C 38/58

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、 C :0.02%以下、 Si:0.5%以上、3.5%以下、 Mn:0.2%未満、 P :0.010%以下、 S :0.005%以下、 Cr:0.5%以上、3.5%以下、 Al:0.060%超、3.5%以下、 N :0.006%以下を含有し、残部Fe及び不可避
    的不純物からなり、(200)回折強度比が3.5以上
    であることを特徴とする制振合金。
  2. 【請求項2】 重量%で、 C :0.02%以下、 Si:0.5%以上、3.5%以下、 Mn:0.2%以上、2.5%以下、 P :0.010%以下、 S :0.005%以下、 Cr:0.5%以上、3.5%以下、 Al:0.060%超、3.5%以下、 N :0.006%以下を含有し、残部Fe及び不可避
    的不純物からなり、(200)回折強度比が3.5以上
    であることを特徴とする制振合金。
  3. 【請求項3】 重量%で、 Cu:0.05〜2.5%、 Ni:0.05〜2.5%、 Mo:0.05〜4.5%、 Nb:0.005〜0.2%、 V :0.005〜0.2%、 Ti:0.005〜0.1%、 B :0.0003〜0.005%を1種または2種以
    上含有することを特徴とする請求項1または2のいずれ
    かに記載の制振合金。
  4. 【請求項4】 重量%で、 Ca :0.001〜0.05%、 REM:0.001〜0.1%を1種または2種含有す
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の制
    振合金。
  5. 【請求項5】 結晶粒径を120μ以下にすることによ
    り高い靭性を確保したことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の制振合金。
  6. 【請求項6】 加熱温度が1000〜1200℃、97
    0℃以下の圧下率が70%以上、圧延仕上温度が870
    ℃以下で熱間圧延後、室温まで冷却し、660〜960
    ℃で焼戻しまたは焼きなまし熱処理することを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれかに記載の制振合金の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 圧延仕上温度の範囲を720〜870℃
    とする熱間圧延を行うことを特徴とする請求項6記載の
    制振合金の製造方法。
  8. 【請求項8】 圧延仕上温度の範囲をAr1 +50℃〜
    Ar1 +100℃とする熱間圧延を行うことを特徴とす
    る請求項6または7のいずれかに記載の制振合金の製造
    方法。
JP30783595A 1995-11-27 1995-11-27 制振合金及びその製造方法 Withdrawn JPH09143622A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113637920A (zh) * 2021-08-19 2021-11-12 西南交通大学 一种多元Fe-Al基阻尼合金及其制备方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113637920A (zh) * 2021-08-19 2021-11-12 西南交通大学 一种多元Fe-Al基阻尼合金及其制备方法

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