JPH09144485A - 掘進機及び掘進装置 - Google Patents

掘進機及び掘進装置

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JPH09144485A
JPH09144485A JP30876395A JP30876395A JPH09144485A JP H09144485 A JPH09144485 A JP H09144485A JP 30876395 A JP30876395 A JP 30876395A JP 30876395 A JP30876395 A JP 30876395A JP H09144485 A JPH09144485 A JP H09144485A
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excavator
pipe
tail
cutter head
casing
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Akira Ishigami
彬 石神
Makoto Iyama
誠 楮山
Hideki Uno
秀樹 宇野
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Iseki Poly Tech Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】掘進機の外周に管を配置して両者を同時に推進
する工法を実施する際に地山を管の外径と略等しい径も
しくは該外径以上の径で掘削して管に作用する地山の抵
抗を軽減させ、カッターヘッドのスポークを屈折させて
管との干渉を回避して該管の内部を通って発進立坑側に
引き戻す。 【解決手段】掘進機Aのカッターヘッド6を、半径方向
に配置した複数のスポーク6bによって構成し、該スポ
ーク6bの先端に外周ビット8bを取り付けると共にピ
ン7を中心として掘削面側に回動可能に構成する。カッ
ターヘッド6を回転させたとき外周ビット8bの軌跡が
外筒Bの外径と略等しいかもしくは該外径以上になるよ
うにスポーク6bの長さを設定する。外筒Bと掘進機A
を接続して推力を伝達する推力伝達部材Cと、掘進機A
に接続され該掘進機Aに引抜力を伝達する引抜力伝達部
材Dを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管に内挿されて該
管の外径と略等しいかもしくは該外径以上の径で地山を
掘削しつつ管と共に推進され、且つ所定長さの管を推進
した後、カッターヘッドを屈折させて管の内部を通して
発進立坑側に引き戻すことが出来る掘進機と、前記掘進
機を用いた掘進装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の管を連続させて推進し、これらの
管からなる管路を下水道管路や電線或いは通信線の管路
として用いることがある。このような管路を敷設する場
合、セミシールド工法と呼ばれる推進工法が採用される
ことが多い。
【0003】上記推進工法は、予め設定された管路の敷
設予定線上に発進立坑と到着立坑を構築し、発進立坑に
設置した元押し装置によって掘進機及び該掘進機に後続
させた管を推進することで実施される。そして先頭に配
置された掘進機が到着立坑に到着したとき、発進立坑と
到着立坑の間に複数の管からなる管路が敷設され、掘進
機は到着立坑から地上に排除される。
【0004】上記工法に用いられる掘進機は、先端にカ
ッターヘッドを設けたシールド本体と、カッターヘッド
を回転駆動するモーターや推進方向を管理するための機
器類を設けたテールシールドとを有して構成され、シー
ルド本体とテールシールドを複数の油圧ジャッキ及びロ
ッドを介して接続して構成されている。そして元押し装
置によって推進された掘進機が予定敷設線からズレたと
き、ズレ量に応じて油圧ジャッキを操作して予定敷設線
に一致するように方向制御を行なうことで、該掘進機に
後続した管を予定敷設線に一致させている。
【0005】また埋設される管はテールシールドに直接
或いは間接的に接触し得るように後続し、該管に元押し
装置の押し輪を当接させて推進することで、連続した管
を介して掘進機に推力を伝達し得るように構成されてい
る。
【0006】上記推進工法は発進立坑から到着立坑に向
けて掘進機を推進すると共に該掘進機に後続させた複数
の管を推進し、掘進機が到着立坑に到着したとき、予め
設定された予定線に沿って管を埋設するものである。即
ち、推進工法では予め発進立坑と到着立坑を構築するこ
とが必須となる。発進立坑には元押し装置や掘削した土
砂を排除する設備等の装置類を設置し得るスペースと元
押し装置に管を供給する作業を実施し得るスペースが必
要となり、また到着立坑には到着した掘進機を排除し且
つこの作業を実施し得るスペースが必要となる。このた
め、周辺の事情により到着立坑が構築出来ない場合には
管を埋設することが出来ないという問題がある。
【0007】然し、到着立坑を構築することなく掘進機
及び管を推進し、管が予定長に達したとき掘進機のみを
発進立坑に引き戻すようにした推進工法も開発されてい
る。例えば、本件出願人が開発して既に特許出願した排
水用管路の敷設工法(特願平4−108392号)は、掘進機
の外周に多孔管を配設し、掘進機にさや管を後続させる
と共に多孔管にはさや管と等しい長さの多孔管を後続さ
せ、掘進機と多孔管或いはさや管と多孔管を同時に推進
し、多孔管を所定長推進した後、さや管及び掘進機を発
進立坑に引き戻すものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】最近では、周囲の事情
から予めマンホール程度の到着立坑を構築して或いは到
着立坑を構築することなく管を推進して下水道管や電線
管等の管路を敷設することが要求されている。この要求
を満足するには、掘進機推進方向を極めて正確に制御す
ると共に掘進機が到着立坑或いは予定到着立坑に到着し
た後、この掘進機を発進立坑側に引き戻すことが必須と
なる。
【0009】また多数の鋼管を隣接させて地中に埋設
し、この鋼管からなる壁を立壁及び天井壁とする所謂パ
イプルーフ構造によってトンネルを構築することが行わ
れるが、この場合にも鋼管の内部に掘進機を配置して推
進し、その後、掘進機のみを引き戻すことを要求される
ことがある。
【0010】本件出願人は、上記工法を実施するための
掘進装置を開発して既に特許出願している(特願平7- 8
5299)。しかし、この発明であっても全く問題が無いわ
けではなく、目的の管路を敷設した後、掘進機を引き戻
す際にカッターヘッドが外筒に干渉することがないよう
に該ヘッドの外径を外筒の内径よりも小さく構成してい
る。このため、カッターヘッドによって掘削したトンネ
ルの径が外筒の径よりも小さくなり、推力の上昇,方向
修正がしずらい,刃口部分の磨耗,掘進機外周の磨耗等
の問題を解決するための余掘りが出来ないという問題が
ある。
【0011】本発明の目的は、管を推進する際には外筒
の外径と略等しいかもしくは該外径以上の径を持って地
山を掘削することが出来、且つカッターヘッドを折り曲
げて外筒内に収容して掘進機を引き戻すことが出来る掘
進装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る掘進機は、地山を掘削するカッターヘッ
ドを有し且つ地中に埋設される管の内部に挿入されて該
管と共に推進される掘進機であって、前記カッターヘッ
ドが先端に外周ビットを取り付けた複数のスポークを半
径方向に配置して構成され、且つ該スポークが掘削面側
に向けて屈折可能に構成されると共にカッターヘッドを
回転させたとき外周ビットの軌跡が前記管の外径と略等
しいかもしくは該外径以上の径となる長さを有するもの
である。
【0013】上記掘進機では、カッターヘッドを回転す
ることによって管の外径と略等しい径かもしくは該外径
以上の径で地山を掘削することが出来る。このため、地
中に埋設される管はカッターヘッドによって掘削された
トンネル内を推進されることとなり、小さい推力を付与
して円滑に推進することが出来る。また管の推進が終了
して掘進機を引き戻す際にスポークの先端部分が管の端
部に接触したとき、この接触に伴ってスポークが掘削面
側に屈折する。このため、外周ビットの軌跡が管の外径
と略等しいかもしくは該外径以上であるにも関わらず掘
進機を円滑に引き戻すことが出来る。
【0014】また本発明に係る掘進装置は、地山を掘削
するカッターヘッドと推進方向を制御するために屈折可
能に接続されたシールド本体とテールシールドを有する
掘進機と、前記掘進機のシールド本体の外周に配設され
たフロントケーシングとテールシールドの外周に配設さ
れたテールケーシングを有し掘進機の屈折に伴って屈折
する外筒と、前記掘進機と外筒とを接続し且つ外筒に作
用する推力を掘進機に伝達する推力伝達部材と、前記掘
進機に接続され該掘進機に引抜力を伝達する引抜力伝達
部材とを有し、前記掘進機のカッターヘッドが先端に外
周ビットを取り付けた複数のスポークを半径方向に配置
して構成され、且つ該スポークが掘削面側に向けて屈折
可能に構成されると共にカッターヘッドを回転させたと
き外周ビットの軌跡が前記フロントケーシングの外径と
略等しい径かもしくは該外径以上の径となる長さを有し
て構成されるものである。
【0015】上記掘進装置では、掘進機のカッターヘッ
ドを回転することによって地山を外筒を構成するフロン
トケーシングの外径と略等しい径かもしくは該外径以上
の径で掘削することが出来る。そして掘進機のシールド
本体の外周に配設したフロントケーシングとテールシー
ルドの外周に配設したテールケーシングからなる外筒、
或いは外筒に後続させた管に推力を作用させると、この
推力は推力伝達部材を介して掘進機に伝達され、外筒及
び掘進機を推進することが出来る。
【0016】掘進機及び外筒の推進に伴って推進方向の
ズレが生じたとき、発生したズレに応じてシールド本体
とテールシールドを屈折させると、この屈折に伴って外
筒を構成するフロントケーシングとテールケーシングも
屈折する。従って、掘進機の方向制御を行なうことが出
来る。そして推力伝達部材による外筒と掘進機の接続を
解除して引抜力伝達部材を介して引抜力を掘進機に伝達
することで、掘進機を引き戻すことが出来る。
【0017】上記掘進装置に於いて、掘進機のシールド
本体と前記外筒のフロントケーシングが所定値以上の剪
断力が作用したときに剪断されるシャーピンを介して接
続されると共に、前記掘進機のテールシールドと前記外
筒のテールケーシングが推力伝達部材を介して接続さ
れ、且つ前記フロントケーシングとテールケーシングが
止水材を介して移動可能に接続されるように構成するこ
とが好ましい。
【0018】上記の如く構成することによって、方向制
御に伴う掘進機の屈折に対し外筒が円滑に追従すること
が出来、且つ掘進機を推進する際にフロントケーシング
がシールド本体から離脱することがない。また掘進機を
引き戻したとき、フロントケーシングがテールケーシン
グに当接してシャーピンに剪断力が作用し、この剪断力
が所定値以上になったとき該ピンが剪断されるため、掘
進機を引き戻すことが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、上記掘進機及び掘進装置の
好ましい実施形態について図を用いて説明する。図1は
掘進機のカッターヘッドの構成を説明する図、図2はス
ポークが屈折状態を説明する図、図3は掘進装置の断面
図、図4は掘進装置の推進状態を示す図、図5は掘進機
を引き戻す手順を説明する図、図6は掘進機を引き戻す
手順を説明する図である。
【0020】先ず、図1〜図3により掘進機A及び掘進
装置の構成について説明する。掘進装置は、推進方向を
制御し得るように構成された掘進機Aと、掘進機Aの外
周に配設された外筒Bと、掘進機Aと外筒Bを接続する
と共に外筒Bに付与された推力を掘進機Aに伝達する推
力伝達部材Cと、掘進機Aに接続され該掘進機Aに引抜
力を伝達する引抜力伝達部材Dとを有して構成されてい
る。
【0021】掘進機Aは、シールド本体1とテールシー
ルド2を複数の方向制御ジャッキ3及び図示しないロッ
ドによって接続して構成され、複数の方向制御ジャッキ
3を独立して或いは同時に駆動して押し,引きすること
で、シールド本体1とテールシールド2を相対的に屈折
させ、この状態で推進することで推進方向を制御し得る
ように構成されている。またシールド本体1の後端側は
テールシールド2の先端側に移動可能に嵌合している。
【0022】シールド本体1の後端側所定位置には隔壁
5が設けられており、この隔壁5の前方側(図1の左
側)にカッターヘッド6が配置され、また隔壁5の後方
側(図1の右側)であってテールシールド2の内部にカ
ッターヘッド6を駆動するモーター10,掘進機Aの予定
敷設線からのズレを監視する光学系11及び他の計器類が
配置されている。
【0023】カッターヘッド6は、偏心回転可能に構成
された圧密ヘッド6aと、圧密ヘッド6aの先端部から
半径方向に配置された複数のスポーク6b(本実施形態
では3本)を有している。前記各スポーク6bは圧密ヘ
ッド6aに固着された基部6b1と先端部6b2を有し、こ
れらの基部6b1と先端部6b2をピン7を介して接続する
ことで、回動可能に構成されている。基部6b1及び先端
部6b2の圧密ヘッド6a側には顎部6c(図2参照)が
設けられており、この顎部6cの当接によってスポーク
6bの圧密ヘッド6a側への回動を規制している。また
スポーク6bの前方側の面であって所定位置には夫々カ
ッタービット8aが取り付けられており、先端には外周
ビット8bが取り付けられている。
【0024】従って、スポーク6bはカッタービット8
aの取付面、即ち、掘削面側に屈折可能に構成されてお
り、掘削時には、基部6b1及び先端部6b2の顎6cが当
接して互いの姿勢が規制され、図1に示すように、先端
部6b2に作用する力を基部6b1に伝達することが可能で
ある。そしてスポーク6bの先端部6b2に圧密ヘッド6
a側から掘削面側に向かう力が作用したとき、この力に
応じて先端部6b2はピン7を中心として回動し、スポー
ク6bが掘削面側に屈折する。
【0025】スポーク6bの長さは、カッターヘッド6
がシールド本体1に対し予め設定された偏心量を持って
偏心回転したとき、3本のスポーク6bに取り付けられ
た外周ビット8bの軌跡が後述するフロントケーシング
21の外径と略等しいかもしくは該外径以上の径となるよ
うに設定されている。従って、カッターヘッド6を回転
させて地山を掘削することで、掘進機Aの外周に配置さ
れた外筒B或いは図示しない管の外径と等しいかもしく
は該外径以上の径を持ったトンネルを掘削することが可
能である。
【0026】上記の如く、カッターヘッド6を回転させ
て地山を掘削してフロントケーシング21の外径と略等し
い径もしくは該外径以上の径を持ったトンネルを掘削す
ることで、掘進機A及び外筒Bを推進したとき、該外筒
Bは既に掘削されたトンネル内を推進される。このた
め、外筒Bに作用する地山の抵抗が極端に小さくなって
付与すべき推力を軽減することが可能となる。
【0027】テールシールド2の後端にはブラケット12
が設けられており、このブラケット12に推力伝達部材
C,引抜力伝達部材Dが配置されている。また本実施形
態に用いた掘進機Aは泥水工法を実施するものであり、
機内室6には送泥管及び排泥管が配置され、夫々削土室
6に連通している。
【0028】外筒Bは、掘進機Aのシールド本体1の外
周に配設されたフロントケーシング21と、テールシール
ド2の外周に配設されたテールケーシング22とによって
構成されている。
【0029】各ケーシング21,22の内周には長手方向に
沿って表面が平坦な複数のレール21a,22aが固着され
ている。またシールド本体1及びテールシールド2の外
周には長手方向に沿って表面が平坦な複数の摺動部材1
a,2aが固着されている。そして各摺動部材1a,2
aにレール21a,22aを接触させて外筒Bを掘進機Aの
外周に配設することで、掘進機Aと外筒Bの間には間隙
が形成されている。
【0030】フロントケーシング21の後端側にはシール
リング21bが固着されている。このシールリング21bは
後述するテールケーシング22に固着した止水部材24に嵌
合して外筒Bに対する地下水の浸入を防止する機能を有
している。
【0031】シールド本体1はシャーピン23によってフ
ロントケーシング21と接続されている。従って、推力が
付与されたとき、この推力はシールド本体1の先端に形
成された段部を介してフロントケーシング21に伝達さ
れ、シャーピン23に剪断力が作用することはない。また
シールド本体1に引抜力が作用したとき、この引抜力は
シャーピン23を介してフロントケーシング21に伝達され
る。尚、シャーピン23の数及び太さ等の仕様は予め設計
段階で設定される。
【0032】テールケーシング22はテールシールド2よ
りも長い筒状の本体部22bを有しており、本体部22bの
先端には所定の肉厚を有し且つ外周に複数のシール材25
を取り付けた止水部材24が固着され、後端側には複数の
推力伝達部材Cが配置されている。
【0033】推力伝達部材Cは図示しない元押し装置に
よって外筒Bに付与された推力を掘進機Aに伝達する機
能を有するものであり、この機能を有するものであれば
特に構成を限定するものではない。
【0034】本実施形態に於いて、推力伝達部材Cは、
テールケーシング22の内周面に固着したブラケット26
と、このブラケット26に取り付けられ先端がテールシー
ルド2の後端に設けたブラケット12に接続されたロッド
27とによって構成されている。然し、この構成以外であ
っても良く、例えばテールシールド2の外周に複数の油
圧ジャッキを配置しておき、この油圧ジャッキを駆動し
てテールケーシング22に押圧力を作用させて該ケーシン
グ22とテールシールド2を接続するように構成すること
も可能である。
【0035】上記構成に於いて、元押し装置からテール
ケーシング22に直接或いは後続する管28を介して付与さ
れた推力は、ブラケット26,ロッド27,ブラケット12を
介してテールシールド2に伝達され、該シールド2に配
置された方向制御ジャッキ3,ロッドを介してシールド
本体1に伝達される。即ち、テールケーシング22或いは
管28に推力を付与することによって、掘進機A及び外筒
Bを推進することが可能である。尚、推力伝達部材Cの
数及び配置位置は予め設計段階で設定される。
【0036】フロントケーシング21とテールケーシング
22は、フロントケーシング21のシールリング21bにテー
ルケーシング22の止水部材24が嵌合することで、互いに
屈折可能に接続されている。またフロントケーシング21
とテールケーシング22を接続したとき、フロントケーシ
ング21の後端と止水部材24の前端とは直接当接すること
のないように所定の間隙が形成されている。
【0037】そしてフロントケーシング21がシールド本
体1とシャーピン23によって接続され且つ摺動部材1a
とレール21aが互いに接触し、またテールケーシング22
がテールシールド22と推力伝達部材Cによって接続され
且つ摺動部材2aとレール22aが互いに接触すること
で、掘進機Aの方向制御に応じたシールド本体1とテー
ルシールド2の相対的な屈折に伴ってフロントケーシン
グ21とテールケーシング22は容易に屈折することが可能
である。
【0038】引抜力伝達部材Dは、平行に配置された複
数本の棒鋼(PC棒)29によって構成されており、該P
C棒29の一端はテールシールド2に設けたブラケット12
に接続され、他端は元押し装置の押し輪に接続されてい
る。このPC棒29はテールケーシング22に後続する管28
と略等しい長さを有しており、既に推進された管28に新
たな管28を接続する毎に延長される。
【0039】次に、上記の如く構成された掘進装置を用
いて地中に管28を埋設する工程について説明する。図示
しない発進立坑には、掘進装置及び管28を推進する元押
し装置が設置されている。この元押し装置に掘進装置を
載置し、テールケーシング22の後端に押し輪を当接させ
て推力を付与して掘進機Aのカッターヘッド6を推進す
べき地盤に接触させ、圧密ヘッド6aの周辺に泥水を供
給しつつカッターヘッド6を回転させると、カッタービ
ット8a及び外周ビット8bによって地山が掘削され、
フロントケーシング21(管28)の外径と略等しい径かも
しくは該外径以上の径を持ったトンネルが形成され、同
時に掘進機A及び外筒Bが地中に推進される。
【0040】掘進装置の推進が終了した後、押し輪を引
き戻し、テールケーシング22の後端に管28を接続すると
共にテールシールド2のブラケット12にPC棒29を接続
して管28の後端の押し輪を当接させて推力を付与するこ
とで管28を推進する。管28を推進した後、同様の操作を
繰り返して順次新たな管28を推進する。
【0041】管28の推進長が予め設定された長さに一致
したとき、掘進機Aを発進立坑に引き戻す操作を実施す
る。この操作は、図5,図6に示す手順で行なうことが
可能である。
【0042】即ち、図5に示すように、テールケーシン
グ22に後続させた管28が予め設定された推進長に到達し
たとき、テールケーシング22とテールシールド2を接続
する推力伝達部材Cの接続を解除する。この解除は推力
伝達部材Cを構成するブラケット26を切断することで行
なわれる。
【0043】ブラケット26を切断してテールケーシング
22とテールシールド2の接続を解除した後、元押し装置
の押し輪を引き戻すことによってPC棒29を介してテー
ルシールド2に引抜力を伝達すると、この引抜力はテー
ルシールド2からシールド本体1に伝達され、更に、シ
ャーピン23を介してフロントケーシング21に伝達され
る。
【0044】従って、テールシールド2,シールド本体
1及びフロントケーシング21が後方に引き戻される。引
き戻しに伴いフロントケーシング21の後端がテールケー
シング22の先端に固着した止水部材24に当接して引き戻
しが阻止される。フロントケーシング21の引き戻しの阻
止に関わらずシールド本体1には引き続き引抜力が付与
され、これに伴ってシャーピン23に作用する剪断力が増
大する。そしてシャーピン23に作用する剪断力が所定値
に達したとき、該ピン23は剪断されてフロントケーシン
グ21のシールド本体1に対する接続が解除される。
【0045】その後、図6に示すように、掘進機Aのみ
が引き戻され、この過程でスポーク6bの先端に取り付
けた外周ビット8bがフロントケーシング21の端部と接
触し、引き続く掘進機Aの引き戻しに伴ってスポーク6
bの先端部6b2はピン7を中心として掘削面側に屈折
し、フロントケーシング21との干渉を回避して該ケーシ
ング21の内部を通って引き戻される。
【0046】上記の如くして外筒Bは推進位置に残置さ
れて管28の一部を構成する。そして掘進機Aが発進立坑
に引き戻され、該立坑から外部に搬出されることで、地
中には管28による管路が敷設される。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
掘進機では、カッターヘッドを半径方向に配置された複
数のスポークによって構成すると共に該スポークを掘削
面側に屈折可能に構成し、更に、スポークの先端に取り
付けた外周ビットの軌跡を掘進機の外周に配置された管
の外径と略等しいかもしくは該外径以上の径になるよう
に構成することで、推力の上昇,方向修正がしずらい,
刃口部分の磨耗,掘進機外周の磨耗等の問題を解決する
ための余掘りを行うことが出来る。また掘進機を引き戻
す際にはスポークが掘削面側に屈折して管の内部に挿入
されるため、掘削径が管の外径と略等しいかもしくは該
外径以上であるにも関わらず引き戻しを容易に行うこと
が出来る。
【0048】また本発明に係る掘進装置では、掘進機を
構成するシールド本体とテールシールドの外周に夫々外
筒を構成するフロントケーシングとテールケーシングを
配設したので、掘進機の方向制御に伴ってフロントケー
シングとテールケーシングが相対的に屈折し、掘進機の
推進方向を正確に制御することが出来る。
【0049】また掘進機を発進立坑側に引き戻す際に、
フロントケーシングとシールド本体を接続したシャーピ
ンが剪断されるため、外筒を地中に残置して管の一部を
構成することが出来る等の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】掘進機のカッターヘッドの構成を説明する図で
ある。
【図2】スポークが屈折状態を説明する図である。
【図3】掘進装置の断面図である。
【図4】掘進装置の推進状態を示す図である。
【図5】掘進機を引き戻す手順を説明する図である。
【図6】掘進機を引き戻す手順を説明する図である。
【符号の説明】
A 掘進機 B 外筒 C 推力伝達部材 D 引抜力伝達部材 1 シールド本体 1a,2a 摺動部材 2 テールシールド 3 方向制御ジャッキ 4 ロッド 5 隔壁 6 カッターヘッド 6a 圧密ヘッド 6b スポーク 6c 顎部 7 ピン 8a カッタービット 8b 外周ビット 10 モーター 11 光学系 12,26 ブラケット 21 フロントケーシング 21a,22a レール 22 テールケーシング 23 シャーピン 24 止水部材 25 シール材 27 ロッド 28 管 29 PC棒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地山を掘削するカッターヘッドを有し且
    つ地中に埋設される管の内部に挿入されて該管と共に推
    進される掘進機であって、前記カッターヘッドが先端に
    外周ビットを取り付けた複数のスポークを半径方向に配
    置して構成され、且つ該スポークが掘削面側に向けて屈
    折可能に構成されると共にカッターヘッドを回転させた
    とき外周ビットの軌跡が前記管の外径と略等しいかもし
    くは該外径以上の径となる長さを有することを特徴とす
    る掘進機。
  2. 【請求項2】 地山を掘削するカッターヘッドと推進方
    向を制御するために屈折可能に接続されたシールド本体
    とテールシールドを有する掘進機と、前記掘進機のシー
    ルド本体の外周に配設されたフロントケーシングとテー
    ルシールドの外周に配設されたテールケーシングを有し
    掘進機の屈折に伴って屈折する外筒と、前記掘進機と外
    筒とを接続し且つ外筒に作用する推力を掘進機に伝達す
    る推力伝達部材と、前記掘進機に接続され該掘進機に引
    抜力を伝達する引抜力伝達部材とを有し、前記掘進機の
    カッターヘッドが先端に外周ビットを取り付けた複数の
    スポークを半径方向に配置して構成され且つ該スポーク
    が掘削面側に向けて屈折可能に構成されると共にカッタ
    ーヘッドを回転させたとき外周ビットの軌跡が前記フロ
    ントケーシングの外径と略等しいかもしくは該外径以上
    の径となる長さを有することを特徴とする掘進装置。
  3. 【請求項3】 前記掘進機のシールド本体と前記外筒の
    フロントケーシングが所定値以上の剪断力が作用したと
    きに剪断されるシャーピンを介して接続されると共に、
    前記掘進機のテールシールドと前記外筒のテールケーシ
    ングが推力伝達部材を介して接続され、且つ前記フロン
    トケーシングとテールケーシングが止水材を介して移動
    可能に接続されることを特徴とする請求項2記載の掘進
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN119712136A (zh) * 2024-12-10 2025-03-28 中铁工程装备集团有限公司 一种组合式刀盘及掘进机

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