JPH0914456A - 密封室壁貫通軸密封方法およびその装置 - Google Patents

密封室壁貫通軸密封方法およびその装置

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JPH0914456A
JPH0914456A JP7180558A JP18055895A JPH0914456A JP H0914456 A JPH0914456 A JP H0914456A JP 7180558 A JP7180558 A JP 7180558A JP 18055895 A JP18055895 A JP 18055895A JP H0914456 A JPH0914456 A JP H0914456A
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JP
Japan
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sealing
shaft
chamber wall
bearing
penetrating shaft
Prior art date
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Application number
JP7180558A
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English (en)
Inventor
Masao Kyonaka
正夫 杏中
Souichirou Ueda
奏一朗 上田
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Mutsubushi Rubber Co Ltd
Original Assignee
Mutsubushi Rubber Co Ltd
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放射性物質や有害化学物質などを取扱う密封
室壁を貫通せしめて設けられた軸材を的確に密封して回
転駆動または往復駆動する設備において、そのシール部
材または軸受部材の何れか一方または双方をその密封シ
ール条件を確保した条件下で適切に回転または往復駆動
せしめる。 【構成】 密封室壁に対し摺動可能に設けられた貫通軸
5に対し軸着部の内外側に夫々配設されたシール材3に
対しそれぞれグリースを含滲付着させてシールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は密封室壁貫通軸密封装置
に係り、放射性物質や有害化学物質などを取扱う密封室
壁を貫通せしめて設けられた軸材を的確に密封して回転
駆動または往復駆動するようにした設備において、その
シール部材または軸受部材の何れか一方または双方をそ
の密封シール条件を確保した条件下において適切に回転
または往復駆動しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】原子力や化学的処理を前提とした機器な
いし設備において回転作動または往復スライド作動を必
要とする場合には機器ないし設備に設けられた回転軸ま
たは往復作動軸に対しシール材を用いたシール機構を形
成することにより放射性物質や化学成分の漏洩すること
を防止することが行われている。即ち機器や設備を形成
するセルの回転軸または往復作動軸挿着部にシール材を
設けて漏洩防止を図るものである。
【0003】なお前記のような回転軸は、例えば図3に
示すようにセル10の挿着部に軸受20とOリングなど
のシール部材22を有する閉塞蓋21を用い、回転また
はスライド軸5の周面をシール部材22で囲繞シールさ
せたもので、シール部材22を有する閉塞蓋21は別に
図4として示すように径の異る閉塞蓋21aを併用して
多段に設け、シールの完全を図るもので、軸受20も適
宜多段とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来技
術によるものは運転初期には放射能物質や有害化学成分
などをセル内に封入した条件で適切にシールすることが
できるとしても、そのシール部材22が摩耗し、あるい
は経年老化によって変質した際に、その密閉条件を確保
してシール部材22を変換することができない不利があ
る。このためその交換をなすには有害物質の空気中分散
を避けるべく、セル10内の全般を除染するような汚染
の拡散防止対策を講じてから実施することとならざるを
得ず、その工数は著しく大で、相当の時間を必要とする
ことになる。
【0005】またシール材22よりセル10の内側にセ
ットされることが一般的である軸受20の老朽時などに
おける交換に際しては軸荷重および軸の構造上、並びに
軸と軸受との配設関係(軸の両端側に軸受が配設)から
してセル10から軸5自体を抜き取ることが必要であ
り、当然に相当の工数を必要とし、前記したような汚染
の拡散防止対策も一層入念に行うこととならざるを得な
い。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
従来技術における課題を解消することについて検討を重
ね、上述したような回転軸の如きを有するセル部分にグ
リースを注入する構成を採用することによってセル内の
シールを維持した条件下でシール材およびシール材と共
に軸受を適切に交換更新することに成功したものであっ
て、以下の如くである。
【0007】(1) 密封室壁に対し摺動可能に設けら
れた貫通軸に対し軸着部の内外側に夫々配設されたシー
ル材に対しそれぞれグリースを含滲付着させてシールす
ることを特徴とした密封室壁貫通軸密封方法。
【0008】(2) シール材に対しそれぞれグリース
を含滲付着させると共に貫通軸の摺動または回転を停止
することを特徴とした前記(1)項に記載の密封室壁貫
通軸密封方法。
【0009】(3) 密封室壁に対し挿着された貫通軸
に対し該貫通軸軸着部の室壁内外側に夫々シール材をセ
ットし、しかもそれらシール材の間にグリース注入孔を
開口させたことを特徴とする密封室壁貫通軸密封装置。
【0010】(4) 貫通軸が回転軸であり、密封室壁
に貫通軸を囲繞した軸受が設けられ、該軸受の内外側に
シール材をセットしたことを特徴とする前記(3)項に
記載の密封室壁貫通軸密封装置。
【0011】(5) 密封室壁に貫通軸に対する軸受金
具を取付け、該軸受金具に軸受および一方のシール材を
設けると共に該軸受金具と密閉室壁取付部との間に固定
用ボルトと位置決め用ボルトとを配設し、前記軸受を上
記軸受金具に取付けたスリーブとリング部体で定着し、
該リング部体に他方のシール材を設けたことを特徴とす
る前記(3)、(4)項の何れか1つに記載の密封室壁
貫通軸密封装置。
【0012】(6) 貫通軸のスリーブ装着部に縮径部
を形成すると共に該縮径部に装着されるスリーブを複数
個の分割スリーブとなし、しかも前記貫通軸のスリーブ
装着部より密封室壁外側部分の径を密封室壁内側部分よ
り小径としたことを特徴とする前記(5)項に記載の密
封室壁貫通軸密封装置。
【0013】
【作用】密封室壁に対し回転可能に設けられた貫通軸に
対し軸着部の内外側に夫々配設されたシール材に対しそ
れぞれグリースを含滲付着させてシールすることによっ
て潤滑剤として回転または摺動する貫通軸に潤滑性を附
与するグリースにより同時に気密なシール作用を行わし
めることができ、簡易な構成で軸方向スライド作用を含
む的確な潤滑作用とシール作用を達成する。
【0014】シール材に対しそれぞれグリースを含滲付
着させると共に貫通軸の摺動または回転を停止すること
によりグリースによるシール作用を高め、有効でより高
い圧力差条件の如きにおいても適切なシール作用を得し
める。
【0015】密封室壁に対し挿着された貫通軸に対し該
貫通軸軸着部の室壁内外側に夫々シール材をセットし、
しかもそれらシール材の間にグリース注入孔を開口させ
たことによって比較的単純なグリース供給系によって貫
通軸軸着部の全般における回転と共に軸方向スライド作
用の何れか一方または双方に対する潤滑作用とシール作
用とを適切に図らしめる。
【0016】貫通軸が回転軸であり、密封室壁に貫通軸
を囲繞した軸受が設けられ、該軸受の内外側にシール材
をセットしたことにより上記したようなグリース利用に
よる潤滑作用とシール作用とを回転軸に対して有効に得
しめる。
【0017】密封室壁に貫通軸に対する軸受金具を取付
け、該軸受金具に軸受および一方のシール材を設けると
共に該軸受金具と密閉室壁取付部との間に固定用ボルト
と位置決め用ボルトとを配設し、前記軸受を上記軸受金
具に取付けたスリーブとリング部体で定着し、該リング
部体に他方のシール材を設けたことによって位置決め用
ボルトで軸受金具の位置を適宜に可変し上記したような
グリース利用による好ましい潤滑作用とシール作用をも
った軸受部分に関し適宜に密閉室壁から引出し交換ない
し調整の容易な設定状態を構成する。
【0018】貫通軸のスリーブ装着部に縮径部を形成す
ると共に該縮径部に装着されるスリーブを複数個の分割
スリーブとなし、しかも前記貫通軸のスリーブ装着部よ
り密封室壁外側部分の径を密封室壁内側部分より小径と
したことによって貫通軸をスリーブで的確に位置決めし
て回転せしめ、しかも適宜に密閉室壁から貫通軸を引出
さしめると共にこの引出された状態でシール材と共に軸
受の交換ないし調整を平易に行わしめる。
【0019】
【実施例】上記したような本発明によるものの具体的な
実施態様を添附図面に示すものについて説明すると、放
射性物質や化学反応物質などを処理するための密閉室を
形成する区劃壁であるセル10に図1に示すように貫通
軸5を設けるに当って、貫通軸5がピストン軸のような
軸方向に往復作動する場合および回転軸のように回転作
動する場合の何れであるにしろ挿着部体4に対して軸受
1を用いてそれらの往復または回転作動を円滑ならしめ
るように設定することは従来から一般に行われている通
りである。軸受1としては貫通軸5の軸方向スライドま
たは円周方向回転に適した構成のものが採用される。
【0020】前記図1のものにおいては旋回軸が貫通軸
5とされた場合を示し、セル10に設けられた設定部1
1の挿着部体4に軸受1、1を介装して貫通軸5をセッ
トし、即ち貫通軸5には鍔部15が形成され、この鍔部
15において軸受1、1の何れかと係合させる。また鍔
部15の外端側にはリング部材2を取付けるが前記挿着
部体4およびリング部材2と貫通軸5との間には夫々シ
ール材3、3が多段に設けられており、しかも挿着部体
4およびリング部材2にはそれぞれシール材3、3間に
開口したグリース供給孔12または14が形成されてい
る。
【0021】即ち供給孔12または14の開口端に施さ
れたグリースキャップを取外しグリースを注入すること
によって挿着部体4およびリング部材2における各シー
ル材3、3間に夫々グリースが充填され、この充填シー
ルをも用いた気密シールが形成され、しかも貫通軸5が
円滑に回転されることは明らかである。
【0022】またこの図1のものにおいて相当期間の使
用後にシール材3によるシール性能が劣化ならば貫通軸
5の回転またはスライドを停止させ、供給孔14より図
示下部の挿着部体4におけるシール材3、3間にグリー
スを圧入充満させるもので、このようにすると、挿着部
体4のシール材3、3の何れかが摩耗し貫通軸5の作動
条件下では何れか一方のシール材3のみでシールできな
い場合であっても貫通軸5が停止した条件下ではこのシ
ール材3、3間において密封状態を保持できることが確
認される。従ってこの状態でリング部材2におけるシー
ル材3、3を新しいものと交換でき、斯うして交換され
た新しいシール材3、3は貫通軸5の回転時においても
充分な気密性を保持する。即ちセル10の内面側にある
シール材3、3は回転停止時のシールを確保し、新しい
リング部材2のシール材3、3は回転時のシールを的確
に確保し得ることからシール材の交換をなしつつ相当長
期に亘って気密性の確保された運転操業をなし得る。
【0023】図2には本発明によるもう1つの構成関係
が示されている。即ちこのものにおいても貫通軸5に対
する軸受1およびリング部材2、挿着部体4およびそれ
らの部体2、4における各シール材3、3の配設関係は
前記した図1のものと同じであるが、挿着部体4とセル
10との間には先端がセル10に接することにより関係
位置を決定する位置決めボルト6を設けると共に、該位
置決めボルト6で関係位置が決められた条件下で、セル
10に螺入され両部体4、10の関係を固定する固定用
ボルト7が配設されていて、セル10に対し挿着部体4
の関係位置を適宜に決定した条件下で両部体10、4が
固定されるように成っている。
【0024】またこのものにおける貫通軸5はセル内部
域部分5bよりセル外部域部分5cが適度に小径とされ
て内部域部分5bに装着された軸受1がこの外部域部分
5cを自在にスライドするようにされ、しかもそれらの
部分5b、5cの間に縮径部5aが形成され、該縮径部
5aに対しては2つ割またはそれ以上に分割されたスリ
ーブ部体8、8がそれらの接合端8aを対向させた状態
に嵌装され、斯うしたスリーブ部体8、8の外側にリン
グ部体2が取付けられている。なおスリーブ部体8、8
とリング部体2の間には断面L形のコーナリング9が介
装されて分割スリーブ部体8、8であっても一体的に保
持して組込まれ、安定な取付関係が形成されている。
【0025】即ち、この図2に示したもののシール材
3、3の取替操作は前記した図1のものと同様の操作手
順により行い得る。然して軸受1の取換について説明す
ると、位置決めボルト6を緩めると共に固定用ボルト7
を締め込むことにより挿着部体4をセル10の内部方向
に移動することとなり、軸受1とスリーブ部体8との間
に間隙が形成され、スリーブ部体8、8には荷重が作用
しないこととなるのでコーナリング9を取外し、スリー
ブ部体8、8を取外すことができる。即ちスリーブ部体
8、8を取外すことにより軸受1をも貫通軸5の小径と
なった外部域部分を介し抜き取り、適宜に点検し交換す
ることができる。
【0026】又上記のような交換操作に当ってセル10
の内部側に位置したシール材3、3間にグリースを充填
することによりセル10内の雰囲気を有効に遮断シール
し得ることは明かで、セル10内が放射能雰囲気または
有害ガス雰囲気であるような条件下で安全且つ的確なシ
ール材や軸受の取換えを行わせ得る。即ちセル10内が
汚染された条件下においても除染作業することなく、し
かも長い貫通軸5を取外すことなしに目的の交換作業を
実施できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したような本発明によるときは
放射性物質や有害ガス雰囲気であるセルの貫通軸につい
て、そのシール材または軸受の何れか、またはその双方
を平易に交換点検し得ることは明かであり、従来のよう
に拡散防止や除染に苦心することなしに、しかも長い貫
通軸を装脱するようなことなく的確な作業をなし得るも
のであるから工業的にその効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による密封室壁貫通軸密封装置の1例を
示した要部の断面図である。
【図2】本発明によるもう1つの軸受をも交換操作し得
るようにした構成例を示した部分的な断面図を示すもの
である。
【図3】従来の密封室壁貫通軸密封装置の1例を示した
断面図である。
【図4】同じく従来の密封室壁貫通軸密封装置の別の例
を示した断面図である。
【符号の説明】
1 軸受 2 リング部材 3 シール材 4 挿着部体 5 貫通軸 5a その縮径部 5b その内部域部分 5c その外部域部分 6 位置決めボルト 7 固定用ボルト 8 スリーブ部体 8a その接合端 9 コーナリング 10 密封室壁を形成するセル 11 設定部 12 グリース供給孔 14 グリース供給孔 15 鍔部 20 従来の軸受 21 閉塞蓋 21a 径の異る閉塞蓋 22 シール部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封室壁に対し摺動可能に設けられた貫
    通軸に対し軸着部の内外側に夫々配設されたシール材に
    対しそれぞれグリースを含滲付着させてシールすること
    を特徴とした密封室壁貫通軸密封方法。
  2. 【請求項2】 シール材に対しそれぞれグリースを含滲
    付着させると共に貫通軸の摺動または回転を停止するこ
    とを特徴とした請求項1に記載の密封室壁貫通軸密封方
    法。
  3. 【請求項3】 密封室壁に対し挿着された貫通軸に対し
    該貫通軸軸着部の室壁内外側に夫々シール材をセット
    し、しかもそれらシール材の間にグリース注入孔を開口
    させたことを特徴とする密封室壁貫通軸密封装置。
  4. 【請求項4】 貫通軸が回転軸であり、密封室壁に貫通
    軸を囲繞した軸受が設けられ、該軸受の内外側にシール
    材をセットしたことを特徴とする請求項3に記載の密封
    室壁貫通軸密封装置。
  5. 【請求項5】 密封室壁に貫通軸に対する軸受金具を取
    付け、該軸受金具に軸受および一方のシール材を設ける
    と共に該軸受金具と密閉室壁取付部との間に固定用ボル
    トと位置決め用ボルトとを配設し、前記軸受を上記軸受
    金具に取付けたスリーブとリング部体で定着し、該リン
    グ部体に他方のシール材を設けたことを特徴とする請求
    項3、4の何れか1つに記載の密封室壁貫通軸密封装
    置。
  6. 【請求項6】 貫通軸のスリーブ装着部に縮径部を形成
    すると共に該縮径部に装着されるスリーブを複数個の分
    割スリーブとなし、しかも前記貫通軸のスリーブ装着部
    より密封室壁外側部分の径を密封室壁内側部分より小径
    としたことを特徴とする請求項5に記載の密封室壁貫通
    軸密封装置。
JP7180558A 1995-06-26 1995-06-26 密封室壁貫通軸密封方法およびその装置 Pending JPH0914456A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2025021072A1 (zh) * 2023-07-25 2025-01-30 广东华兴玻璃股份有限公司 一种窑炉燃烧压力调节闸门

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040525