JPH09144836A - Hst式変速装置のチャージポンプ - Google Patents

Hst式変速装置のチャージポンプ

Info

Publication number
JPH09144836A
JPH09144836A JP29870195A JP29870195A JPH09144836A JP H09144836 A JPH09144836 A JP H09144836A JP 29870195 A JP29870195 A JP 29870195A JP 29870195 A JP29870195 A JP 29870195A JP H09144836 A JPH09144836 A JP H09144836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charge pump
center section
plate
pump
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29870195A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryota Ohashi
良太 大橋
Kenichi Takada
憲一 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP29870195A priority Critical patent/JPH09144836A/ja
Priority to US08/749,501 priority patent/US5862664A/en
Publication of JPH09144836A publication Critical patent/JPH09144836A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 センタセクションに設置された自己チャージ
リリーフ機能付きのチャージポンプにおいて、センタセ
クションのチャージポンプが密着する面に精度の高い機
械加工を無くすると共に、チャージポンプの摺動回転抵
抗を軽減させる。 【解決手段】ハウジングに内装されたセンタセクション
の一面に向けて作動油補給用のチャージポンプを密着付
勢し、該センタセクションを貫通するHST式変速装置
の入力軸によりチャージポンプを駆動する構成におい
て、センタセクションとチャージポンプとの間に、チャ
ージポンプの吐出油をセンタセクションの作動油補給ポ
ートへ導くための吐出口を備えたプレートを介装すると
共に、該プレートは、チャージポンプを収容するポンプ
ケースに対して相対回転不能に、ポンプケースあるいは
センタセクションに係止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングに内装
されたHST式変速装置のチャージポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】ハウジングに内装されたセンタセクショ
ンの一面に向けて作動油補給用のチャージポンプを密着
付勢し、該センタセクションを貫通するHST式変速装
置の入力軸によりチャージポンプを駆動する構成は、同
一出願人による実公平6−12276号公報に記載の技
術が公知とされている。この技術は、チャージポンプを
収容するポンプケースは、ボルト等を用いずに、ポンプ
ケースの下面とハウジングの内底面との間に配置したバ
ネにより弾性的に支持され、チャージポンプの側面をセ
ンタセクションの下部水平面に向けて密着付勢すること
により、自己チャージリリーフ機能付きのチャージポン
プが構成されているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、チャージポ
ンプの側面が密着するセンタセクションの下部水平面に
精度の高い機械加工をする必要を無くすると共に、セン
タセクションの一面に摺接回転するチャージポンプの摺
動抵抗を軽減したものである。また更に、チャージポン
プの吐出油を効率良くセンタセクションの閉回路へ供給
されるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
する為に次の如く構成したものである。請求項1におい
ては、ハウジングに内装されたセンタセクションの一面
に向けて作動油補給用のチャージポンプを密着付勢し、
該センタセクションを貫通するHST式変速装置の入力
軸によりチャージポンプを駆動する構成において、セン
タセクションとチャージポンプとの間に、チャージポン
プの吐出油をセンタセクションの作動油補給ポートへ導
くための吐出口を備えたプレートを介装すると共に、該
プレートは、チャージポンプを収容するポンプケースに
対して相対回転不能に、ポンプケースあるいはセンタセ
クションに係止したものである。
【0005】請求項2においては、前記プレートの吐出
口の周縁部に、弾性シール材を装着したものである。
【0006】請求項3においては、前記弾性シール材は
前記プレートから隆起するように装着されて、前記プレ
ートと前記センタセクションの前記一面との間に間隙を
形成してあるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に添付の図面に示した本発明の
実施例を説明する。図1はHST式変速装置の正面全体
断面図、図2は図1におけるチャージポンプ11周辺の
要部拡大断面図、図3はプレート7の平面図、図4はプ
レート7に弾性シール材28を装着した実施例に係るチ
ャージポンプ11周辺の要部拡大断面図、図5は弾性シ
ール材28を装着したプレート7の平面図、図6は油フ
ィルター12の保守点検を容易にするための蓋2aを下
半割ケース2の底部に装着した実施例に係るチャージポ
ンプ11周辺の要部拡大断面図、図7は図6におけるセ
ンタセクション5に対するチャージポンプ11の分解斜
視図、図8はリリーフ作動時のポンプケース10を摺動
案内するガイドピン部2eを蓋2aに設けた実施例に係
るチャージポンプ11周辺の要部拡大断面図、図9はポ
ンプケース10の廻り止めを、センタセクション5に一
体形成したガイド突起5gで行う実施例に係るチャージ
ポンプ11周辺の要部拡大断面図、図10はポンプケー
ス10の廻り止めを、ポンプケース10に一体形成した
ガイド突起10gで行う実施例に係るチャージポンプ1
1周辺の要部拡大断面図、図11はポンプケース10に
作用するラジアル力をセンタセクション5で受けさせた
実施例に係るチャージポンプ11の分解斜視図、図12
はポンプケース10の保持を下半割ケース2の内底面に
形成した突起2bで行う実施例に係るチャージポンプ1
1周辺の要部拡大断面図、図13は図12におけるプレ
ート7の弾性シール材28とセンタセクション5の下部
水平面との密着状態を示す要部拡大断面図である。
【0008】図1において、車軸駆動装置の構成から説
明する。HST式変速装置のハウジングは上半割ケース
1と下半割ケース2を水平な接合面で接合して構成して
いる。このハウジング内にHST式変速装置を収納し、
また、ハウジング内を油溜まりとしてその作動油を充填
している。該上半割ケース1の内部に、側面断面視で略
L字形のセンタセクション5がボルト6・6・・・によ
って固定されている。該センタセクション5の上部水平
面にポンプ取付面20が形成され、該ポンプ取付面20
に、油圧ポンプPを構成するシリンダブロック16が回
転自在に設置されている。該シリンダブロック16の複
数のシリンダ孔内に、複数のピストン13・13・・・
がバネ18・18・・・に付勢されて出退自在に挿入さ
れている。該複数のピストン13の頭部に、可動斜板8
に嵌装されたスラストベアリングが接当している。前記
可動斜板8は上半割ケース1の内壁円弧面に沿って傾転
自在に構成されている。
【0009】シリンダブロック16の回転中心位置にポ
ンプ軸となる入力軸3が係合されている。前記入力軸3
の回転軸線は垂直方向に沿って延び、その上端面は上半
割ケース1に支持され、下端側はセンタセクション5に
支持される。前記入力軸3の上端側は更に上方へ延びて
上半割ケース1の外方へ突出させている。該入力軸3の
上端に入力プーリー(図示せず)が固設されて、該ベル
トを介してエンジン等から動力が入力される。
【0010】また、センタセクション5の側部垂直面に
モータ取付面21が形成されている。該モータ取付面2
1に、油圧モータMを構成するシリンダブロック17が
回転自在に設置されている。該シリンダブロック17の
複数のシリンダ孔内に複数のピストン14・14・・・
がバネ19・19・・・に付勢されて出退自在に挿入さ
れている。該ピストン14・14・・・の頭部は固定斜
板9のスラストベアリングに接当している。該固定斜板
9は上半割ケース1と下半割ケース2との間に挟持固定
されている。
【0011】シリンダブロック17の回転中心位置にモ
ーター軸4が係合されている。前記上半割ケース1と下
半割ケース2との接合面には、モーター軸4の軸受部分
を構成している。また、ハウジング内には図示しない左
右一対の車軸が収容されており、前記モーター軸4上に
はギヤ25が設けられて、該ギヤ25は歯車等の動力伝
達機構を介して前記車軸に連動連結されている。そし
て、前記モーター軸4の先端はハウジングより外側へ突
出して、該モーター軸4上に車軸を制動するためのブレ
ーキディスク15を固設している。
【0012】前記センタセクション5内には、平行に一
対の油路5a・5bが穿設されて、それぞれは前記ポン
プ取付面20に開口した一対のキドニーポートの各々
と、モータ取付面21に開口した一対のキドニーポート
の各々とを連通し、油圧ポンプPと油圧モータMの間で
作動油が循環するための閉回路を構成している。この油
路5a・5bの開口端は、そこに作動油補給用のチェッ
クバルブを配設することで封鎖されている。
【0013】そして、該センタセクション5の下部水平
面に作動油補給ポート5cが垂直に開口され、その開口
側の一端は後述するチャージポンプ11の吐出ポートと
連通している。該作動油補給ポート5cの他端は、セン
タセクション5内において、水平な油路5dを介して前
記チェックバルブの入口ポートに通じる油路5eと連通
されている。該油路5dの開口端はボルト6の挿入孔を
有するスリーブ6aによって封鎖されている。
【0014】前記可動斜板8は走行車両に装備されたレ
バーまたはペダル等の変速操作具に連動連係され、前記
可動斜板8を中立位置から左右に傾動操作することによ
って、油圧ポンプPの油吐出量及び油吐出方向が変更さ
れ、その作動油をセンタセクション5の閉回路を通じて
油圧モータMに送油することで、油圧モータMのモータ
ー軸4に無段階な出力回転が得られるようにHST式変
速装置を構成している。
【0015】前記チェックバルブの各々にはその出口側
を入口側へ開放するためのプッシュピンを備えており、
該プッシュピンの先端はバネに付勢されて、センタセク
ション5より外方へ平行に突出して、バイパス操作体2
2と対向している。該バイパス操作体22は長孔22a
を有し、該長孔22aにカムピン34が挿入され、該カ
ムピン34は操作軸35に固設されて、該操作軸35は
その上端をハウジング外に突出してバイパスレバー23
を固設している。故に、車両を牽引する時などで、該バ
イパスレバー23を回転操作すると、カムピン34を介
してバイパス操作体22を、プッシュピン33・33を
押し込む方向に摺動させてチェックバルブが開かれ、閉
回路をハウジングの油溜まり内に開放して油圧モータM
の自由回転が得られるようにしている。
【0016】前記センタセクション5の、前記上部水平
面の反対側に位置する下部水平面には、チャージポンプ
11を収容したポンプケース10が配置されている。ポ
ンプケース10は焼結金属で構成されている。該ポンプ
ケース10内には、前記閉回路内に油の補給をするため
のトロコイド式のチャージポンプ11が収容されてい
る。該チャージポンプ11はインナーロータ11aとア
ウターロータ11bからなり、該アウターロータ11b
の外周はポンプケース10の内面で回転自在に案内さ
れ、該アウターロータ11bに一部が噛み合うインナー
ロータ11aが収納されている。
【0017】該インナーロータ11aがセンタセクショ
ン5の下部水平面より突出した前記入力軸3の下端にピ
ン36を介して、軸方向へは摺動可能で、かつ、相対回
転不能に係合されており、チャージポンプ11の回転軸
心は垂直方向を向くように構成されて、該入力軸3によ
りチャージポンプ11が駆動される。入力軸3の下端部
はインナーロータ11aを貫通してポンプケース10に
設けた孔に突入しており、これにより、チャージポンプ
11が駆動される際にポンプケース10に作用するラジ
アル力は入力軸3で受け止められるように構成されてい
る。前記インナーロータ11aとアウターロータ11b
の非噛み合い部分の一方側には吸入ポート、他方側には
吐出ポートが形成される。なお、チャージポンプ11は
前述したトロコイド式に限定するものではなく、ギア式
であってもベーン式であっても良い。
【0018】また、センタセクション5の下部水平面に
複数のガイドピン27・27・・・をチャージポンプ1
1の回転軸心と平行に下方へ突出し、一方、ポンプケー
ス10の端面周囲に2箇所に凹部10e・10eを形成
し、前記ガイドピン27・27・・・を係止させてあ
る。前述のチャージポンプ11が駆動される時のポンプ
ケース10の連れ廻りを、ガイドピン27・27・・・
によって阻止しているのである。
【0019】前記ポンプケース10を収容するように、
センタセクション5の下部水平面と下半割ケース2の内
底面との間に油フィルター12が介装されている。該油
フィルター12は多孔質材料を環状に、かつ、ポンプケ
ース10の全てを覆う程度の大きさに、成形されてお
り、その環状端縁部の各々にシール材12a・12bが
被装され、その一方のシール材12aが前記センタセク
ション5の下部水平面に密着し、他方のシール材12b
が下半割ケース2の内底面に密着して、油フィルター1
2の内外が区画されるように、センタセクション5の下
部水平面と下半割ケース2の内底面との間に配置され
る。そして、前記ポンプケース10の下面には吸入口1
0aが開口され油フィルター12内と連通している。吸
入口10aはポンプケース10内でチャージポンプ11
の吸入ポートに通じている。
【0020】前記センタセクション5の下部水平面とチ
ャージポンプ11の側面との間には、金属材又は焼結合
金から成る比較的薄いプレート7が介装されている。該
プレート7には図3に示すように、チャージポンプ11
の吸入ポートと対応する位置にキドニー形の吐出口7a
が開口されている。そして該吐出口7aは、センタセク
ション5に設けた作動油補給ポート5cと連通されてい
る。また、プレート7の中心部は、入力軸3を挿通させ
るために開口されている。
【0021】また、プレート7の周面には凹部7c・7
cを設け、前記ポンプケース10の凹部10e・10e
に係止するガイドピン27基端側に係止させてある。こ
れにより前記プレート7はセンタセクション5の下部水
平面とチャージポンプ11の側面との間において、その
吐出口7aが、チャージポンプ11の吐出ポートと作動
油補給ポート5cとの連通状態を維持するように、不動
状態に保たれる。
【0022】そして、前記ポンプケース10の下面と下
半割ケース2の内底面との間にはバネ26が介装され
て、チャージポンプ11の側面をプレート7に向けて押
圧付勢しており、プレート7の吐出口7aと作動油補給
ポート5c及びチャージポンプ11の吐出ポートとの間
は油密状態に保たれている。このバネ26によってチャ
ージポンプ11のポンプ吐出圧を規定している。つま
り、吐出ポートに発生する油圧力がバネ26の所定の付
勢力相当以上となると、ポンプケース10がチャージポ
ンプ11と共に入力軸3の軸線方向に沿って下向きに移
動し、プレート7に対する油密状態が解かれてプレート
7とセンタセクション5との間、プレート7とチャージ
ポンプ11との間から油フィルター12内の油溜まりへ
吐出ポート内の圧油が一部放出される。つまり、チャー
ジリリーフバルブをセンタセクション5内に特別に設け
ることなく、同等の機能をポンプケース10に備えさせ
ているのである。
【0023】また、図4・図5に示す実施例ではセンタ
セクション5の下部水平面に対する密着度を向上させて
チャージポンプ11からの吐出油を効率良く補給するた
めに、プレート7の吐出口7aと吸入口7bの周縁部に
Oリング等の弾性シール材28を嵌装している。
【0024】図6・図7の実施例においては、下半割ケ
ース2の底部から油フィルター12の保守点検が行える
ように、下半割ケース2の底面に油フィルター12より
も大きな開口部を設け、該開口部は蓋2aにより封鎖し
ている。該蓋2aを設けたことにより、前述したバネ2
6はポンプケース10の下面と蓋2aの内面との間に配
置されている。50は、前記入力軸3の下端側がポンプ
ケース10より下向きに突出した部分に着脱自在に嵌合
した止め輪であり、該止め輪50とポンプケース10と
の間には、ポンプケース10が前述のリリーフ作動に伴
う変位を許容し得るだけの隙間が形成されている。油フ
ィルター12の保守点検時に蓋2aが下半割ケース2よ
り取り外されるとバネ26も外れてポンプケース10に
対する付勢力が解かれる。しかし、ポンプケース10は
前述の隙間の分だけが落下した後に前記止め輪50によ
り受け止められるので入力軸3からポンプケース10が
脱落することが阻止され、前記ガイドピン27にポンプ
ケース10の凹部10e・10eを係止した状態が保た
れるのである。よって、蓋2aが取り外されると、チャ
ージポンプ11はハウジング内に残したままで、油フィ
ルター12をハウジング内から抜き出すことができるの
である。
【0025】図8の実施例においては、下半割ケース2
の底部に装着した蓋2aの内面に、ポンプケース10の
下面に設けたガイド孔10n内に嵌入するガイドピン部
2eを一体的に突出形成している。このガイドピン部2
eとガイド孔10nは、ポンプケース10がリリーフ作
動する時の摺動案内部材として機能し、入力軸3の短尺
化に貢献している。
【0026】図9の実施例においては、図6で示された
ガイドピン27に代わり、ガイド突起5gがセンタセク
ション5の下部水平面から下方へ一体的に突出されてい
る。該ガイド突起5gが、プレート7の凹部7c・7c
と、ポンプケース10の凹部10e・10eに係止して
プレート7とポンプケース10の各々の廻り止めを行っ
ているのである。
【0027】図10の実施例においては、油フィルター
12の下部のシール材12bを円盤状に形成し、該シー
ル材12bの下面と蓋2aの内面との間に前述のバネ2
6を介装する一方、油フィルター12のシール材12a
の内周側をポンプケース10の段差部に係止している。
これによりポンプケース10は油フィルター12を介し
てバネ26の付勢力を受けてプレート7に押圧される。
また、該ポンプケース10の上面からガイド突起10g
が突出しており、センタセクション5の下部水平面に設
けた嵌合孔5f内にすることによりポンプケース10を
廻り止めしている。また、ガイド突起10gにプレート
7の凹部7c・7cが係止されてプレート7の廻り止め
も行っている。
【0028】図11においては、センタセクション5の
下部水平面に、ポンプケース10の上端側を挿入可能な
大きさで、ポンプケース10に作用するラジアル力を受
け止めるためのガイド凹部5kを穿設し、該ポンプケー
ス10の上面からガイド突起10gを突出し、センタセ
クション5の前記ガイド凹部5k内に該ガイド突起10
gを係止させる摺動嵌入孔5mが穿設されている。ポン
プケース10の外周に切欠部10mを設けてあり、ポン
プケース10にバネ26の付勢力以上の油圧力が作用し
た場合にポンプケース10がガイド凹部5k内で下方に
押されてガイド凹部5kの周面と切欠部10mとの間か
らチャージポンプ11の吐出圧油を排出させるための通
路を構成している。
【0029】図12・図13に示す実施例においては、
下半割ケース2の内底面に突起2bが設けられ、バネ2
6を廃止し、その頂面を直接にポンプケース10の下面
に接当させてある。そして、図13に明瞭に示すよう
に、プレート7の吐出口7aの周縁部に設ける弾性シー
ル材28を嵌め込む溝の深さよりも弾性シール材28の
直径を大きく設定してあるので、弾性シール材28はプ
レート7に装着されると、センタセクション5の下部水
平面に向けてプレート7の面より隆起する。これによ
り、該プレート7をセンタセクション5とポンプケース
10との間に介在させた際には、センタセクション5の
下部水平面とプレート7との間に隙間eを形成しなが
ら、プレート7の吐出口7aは弾性シール材28を通じ
てチャージポンプ11の吐出ポートと作動油補給ポート
5cとの間を連通するのである。
【0030】チャージポンプ11からの吐出油が吐出口
7aを介して前記補給ポート5cへ供給される際には、
その油圧力は弾性シール材28の内周側にも作用し、油
圧力がその弾性力相当以上であると、弾性シール材28
を変形させて、前記隙間eからハウジング内の油溜まり
へ漏れる。つまり、前述の如きバネ26を用いてポンプ
ケース10をプレート7に密着付勢するのではなく、ポ
ンプケース10は不動で、プレート7に装着する弾性シ
ール材28を利用し、その弾性力を適宜設定しておくこ
とにより、チャージリリーフ弁と同等の機能をさせるこ
とができるのである。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、センタセクション
5の一面とチャージポンプ11との間に介装したプレー
ト7はチャージポンプ11が密着付勢されるセンタセク
ション5の該一面の加工精度を向上させる必要を無く
し、これによりセンタセクション5の製作コストを低減
させることが出来たのである。また、チャージポンプ1
1の側面はプレート7に摺接しながら回転するので、チ
ャージポンプ11の回転摩擦抵抗を少なくすることが出
来るのである。
【0032】請求項2の如く、プレート7の吐出口7a
の周縁部に装着した弾性シール材28はチャージポンプ
11の吐出ポートとセンタセクション5の作動油補給ポ
ート5cとの間の油密性の向上に寄与し、チャージポン
プ11の吐出油を効率良く補給することが出来るのであ
る。
【0033】請求項3の如く構成した弾性シール材28
は、その弾性力の適宜設定によりチャージリリーフ弁と
同等の機能をするうえに、ポンプケース10を不動の状
態でハウジング内に取り付けておくことができるので、
バネ26等の部品が省略でき、自己チャージリリーフ機
能付きのチャージポンプを低コストで製作することが出
来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】HST式変速装置の正面全体断面図である。
【図2】図1におけるチャージポンプ11周辺の要部拡
大断面図である。
【図3】プレート7の平面図である。
【図4】プレート7に弾性シール材28を装着した実施
例に係るチャージポンプ11周辺の要部拡大断面図であ
る。
【図5】弾性シール材28を装着したプレート7の平面
図である。
【図6】油フィルター12の保守点検を容易にするため
の蓋2aを下半割ケース2の底部に装着した実施例に係
るチャージポンプ11周辺の要部拡大断面図である。
【図7】図6におけるセンタセクション5に対するチャ
ージポンプ11の分解斜視図である。
【図8】リリーフ作動時のポンプケース10を摺動案内
するガイドピン部2eを蓋2aに設けた実施例に係るチ
ャージポンプ11周辺の要部拡大断面図である。
【図9】ポンプケース10の廻り止めを、センタセクシ
ョン5に一体形成したガイド突起5gで行う実施例に係
るチャージポンプ11周辺の要部拡大断面図である。
【図10】ポンプケース10の廻り止めを、ポンプケー
ス10に一体形成したガイド突起10gで行う実施例に
係るチャージポンプ11周辺の要部拡大断面図である。
【図11】ポンプケース10に作用するラジアル力をセ
ンタセクション5で受けさせた実施例に係るチャージポ
ンプ11の分解斜視図である。
【図12】ポンプケース10の保持を下半割ケース2の
内底面に形成した突起2bで行う実施例に係るチャージ
ポンプ11周辺の要部拡大断面図である。
【図13】図12におけるプレート7の弾性シール材2
8とセンタセクション5の下部水平面との密着状態を示
す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
P 油圧ポンプ M 油圧モータ 3 入力軸 5 センタセクション 7 プレート 7a 吐出口 7c 凹部 10 ポンプケース 11 チャージポンプ 12 油フィルター 27 ガイドピン 28 弾性シール材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに内装されたセンタセクショ
    ンの一面に向けて作動油補給用のチャージポンプを密着
    付勢し、該センタセクションを貫通するHST式変速装
    置の入力軸によりチャージポンプを駆動する構成におい
    て、センタセクションとチャージポンプとの間に、チャ
    ージポンプの吐出油をセンタセクションの作動油補給ポ
    ートへ導くための吐出口を備えたプレートを介装すると
    共に、該プレートは、チャージポンプを収容するポンプ
    ケースに対して相対回転不能に、ポンプケースあるいは
    センタセクションに係止したことを特徴とするHST式
    変速装置のチャージポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の、前記プレートの吐出口
    の周縁部に、弾性シール材を装着したことを特徴とする
    HST式変速装置のチャージポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の、前記弾性シール材は前
    記プレートから隆起するように装着されて、前記プレー
    トと前記センタセクションの前記一面との間に間隙を形
    成してあることを特徴とするHST式変速装置のチャー
    ジポンプ。
JP29870195A 1995-11-16 1995-11-16 Hst式変速装置のチャージポンプ Pending JPH09144836A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29870195A JPH09144836A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 Hst式変速装置のチャージポンプ
US08/749,501 US5862664A (en) 1995-11-16 1996-11-15 Charging pump for a hydrostatic transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29870195A JPH09144836A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 Hst式変速装置のチャージポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09144836A true JPH09144836A (ja) 1997-06-03

Family

ID=17863172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29870195A Pending JPH09144836A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 Hst式変速装置のチャージポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09144836A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6314730B1 (en) Axle driving apparatus
JP3612611B2 (ja) 車軸駆動装置の中立復帰機構
US5163293A (en) Axle driving apparatus with variable depth crescent oil passages
USRE37049E1 (en) Axle driving apparatus
US6592191B2 (en) Pump equipment and method for assembling same
US7340891B2 (en) Axle driving system
US5862664A (en) Charging pump for a hydrostatic transmission
CN101460704B (zh) 摆线马达和制动组件
US6007449A (en) Differential locking system of axle driving apparatus
US5809845A (en) Housing for an axle driving apparatus
US3978772A (en) Piston shoe for fluid pressure pump motor
US5799486A (en) Axle driving apparatus
JPH09144836A (ja) Hst式変速装置のチャージポンプ
US11338671B2 (en) Hydraulic transaxle
GB2383611A (en) Rotary vane-type machine
EP0272844B1 (en) Hydraulically operated continuously variable transmission
JPH09189352A (ja) Hst式変速装置のチャージポンプ
US5713203A (en) Charge pump for a hydrostatic transmission
WO1998040237A1 (en) Axle driving system
JP3641962B2 (ja) 内接ギヤポンプ及びその製造方法
JP2515830Y2 (ja) 車軸駆動装置におけるブレーキ装置
JPH0968276A (ja) 車軸駆動装置のフリーホィール防止装置
JPH0631190Y2 (ja) アキシャルピストンポンプ
JP2017066949A (ja) 可変容量形ベーンポンプ
JP3575933B2 (ja) 斜板式流体ポンプ・モータ