JPH09145018A - 低NOxバーナ - Google Patents
低NOxバーナInfo
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- JPH09145018A JPH09145018A JP30792995A JP30792995A JPH09145018A JP H09145018 A JPH09145018 A JP H09145018A JP 30792995 A JP30792995 A JP 30792995A JP 30792995 A JP30792995 A JP 30792995A JP H09145018 A JPH09145018 A JP H09145018A
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Links
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Landscapes
- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外装壁体が過熱されず、面積負荷率の大きい
燃焼の安定した低NOxバーナを提供する。 【解決手段】 外装壁体20に沿って設けられるセラミ
ック多孔板から成る一対の淡ガス燃焼壁体19と、淡ガ
ス燃焼壁体19と対向し、淡ガス燃焼壁体19の下端と
同じ高さに下端があり、燃焼領域9の中央寄りに設けら
れる濃ガス燃焼壁体8とを含み、濃ガス燃焼壁体8上で
空気過剰率の低い濃ガスを燃焼させて、濃ガス燃焼炎1
0を形成し、空気過剰率の高い淡ガスを淡ガス燃焼壁体
19から噴出させ、濃ガス燃焼炎10を保炎として淡ガ
ス燃焼壁体19から噴出する淡ガスを安定して燃焼させ
る。
燃焼の安定した低NOxバーナを提供する。 【解決手段】 外装壁体20に沿って設けられるセラミ
ック多孔板から成る一対の淡ガス燃焼壁体19と、淡ガ
ス燃焼壁体19と対向し、淡ガス燃焼壁体19の下端と
同じ高さに下端があり、燃焼領域9の中央寄りに設けら
れる濃ガス燃焼壁体8とを含み、濃ガス燃焼壁体8上で
空気過剰率の低い濃ガスを燃焼させて、濃ガス燃焼炎1
0を形成し、空気過剰率の高い淡ガスを淡ガス燃焼壁体
19から噴出させ、濃ガス燃焼炎10を保炎として淡ガ
ス燃焼壁体19から噴出する淡ガスを安定して燃焼させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気過剰率の高い
ガスを燃焼させることによる窒素酸化物(NOx)の発
生量の少ないバーナに関する。
ガスを燃焼させることによる窒素酸化物(NOx)の発
生量の少ないバーナに関する。
【0002】
【従来の技術】空気過剰率の高いガスは、単独では安定
して燃焼することができないので、空気過剰率の低いガ
スを燃焼され、この燃焼炎を保炎として、空気過剰率の
高いガスを燃焼している。
して燃焼することができないので、空気過剰率の低いガ
スを燃焼され、この燃焼炎を保炎として、空気過剰率の
高いガスを燃焼している。
【0003】このような保炎機構を有する典型的な従来
技術のバーナ40を、図8に示す。互に対向する平行な
外装壁体41の間に左右対称な一対の燃焼領域B1,B
2が設けられ、各燃焼領域B1,B2には、濃ガス燃焼
壁体42と淡ガス燃焼壁体43とが、濃ガス燃焼壁体4
2を外装壁体41側に位置させた状態で対向して配置さ
れる。濃ガスは、濃ガス供給管44から連絡路45を通
って濃ガス炎口46に至り、濃ガス燃焼壁体42に沿っ
て噴出される。燃焼用2次空気は、図示しない送風機か
ら、2次空気通路47を通って濃ガス燃焼壁体42の上
下方向に沿って設けられた2次空気吐出孔48に至り、
ここから噴出され、前記濃ガスとともに燃焼して、濃ガ
ス炎49を形成する。一方、空気過剰率の大きい淡ガス
は、燃料ガスが管路51から供給され、送風機から送ら
れて来る空気と混合室52で混ざって作られ、これは、
ステンレス製淡ガス燃焼壁体43にスリット状に設けら
れた炎は孔53から噴出され、淡ガス燃焼炎54を形成
する。淡ガス燃焼炎54は、対向する位置にある濃ガス
燃焼炎49の保炎作用で安定して燃焼を継続できる。
技術のバーナ40を、図8に示す。互に対向する平行な
外装壁体41の間に左右対称な一対の燃焼領域B1,B
2が設けられ、各燃焼領域B1,B2には、濃ガス燃焼
壁体42と淡ガス燃焼壁体43とが、濃ガス燃焼壁体4
2を外装壁体41側に位置させた状態で対向して配置さ
れる。濃ガスは、濃ガス供給管44から連絡路45を通
って濃ガス炎口46に至り、濃ガス燃焼壁体42に沿っ
て噴出される。燃焼用2次空気は、図示しない送風機か
ら、2次空気通路47を通って濃ガス燃焼壁体42の上
下方向に沿って設けられた2次空気吐出孔48に至り、
ここから噴出され、前記濃ガスとともに燃焼して、濃ガ
ス炎49を形成する。一方、空気過剰率の大きい淡ガス
は、燃料ガスが管路51から供給され、送風機から送ら
れて来る空気と混合室52で混ざって作られ、これは、
ステンレス製淡ガス燃焼壁体43にスリット状に設けら
れた炎は孔53から噴出され、淡ガス燃焼炎54を形成
する。淡ガス燃焼炎54は、対向する位置にある濃ガス
燃焼炎49の保炎作用で安定して燃焼を継続できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このバーナ40は、N
Oxの発生量の少ない淡ガス燃焼量を多くして、全体の
NOx発生量を低減するため、濃ガス燃焼壁体42の面
積を濃ガス燃焼壁体43の面積よりも狭くしている。ま
た、濃ガス燃焼の保炎作用を効果的に作用させるため、
濃ガス燃焼壁体42を淡ガス燃焼壁体43の位置より相
対的に低く、すなわち濃ガス燃焼壁体42と淡ガス燃焼
壁体43との下端は略同じ高さとし、濃ガス燃焼壁体4
2の上端は淡ガス燃焼壁体43の中間の高さにしてい
る。このため、淡ガス燃焼壁体43と直接対向する外装
壁体41の部分55が、淡ガス燃焼炎54に曝される。
これを防ぐため、2次空気の一部を濃ガス燃焼壁体42
の上部に設けた冷却用空気吐出孔50から噴出させてい
る。しかし、これだけでは充分に外装壁体41が冷却さ
れず、外装壁体41の耐久性の点で問題がある。
Oxの発生量の少ない淡ガス燃焼量を多くして、全体の
NOx発生量を低減するため、濃ガス燃焼壁体42の面
積を濃ガス燃焼壁体43の面積よりも狭くしている。ま
た、濃ガス燃焼の保炎作用を効果的に作用させるため、
濃ガス燃焼壁体42を淡ガス燃焼壁体43の位置より相
対的に低く、すなわち濃ガス燃焼壁体42と淡ガス燃焼
壁体43との下端は略同じ高さとし、濃ガス燃焼壁体4
2の上端は淡ガス燃焼壁体43の中間の高さにしてい
る。このため、淡ガス燃焼壁体43と直接対向する外装
壁体41の部分55が、淡ガス燃焼炎54に曝される。
これを防ぐため、2次空気の一部を濃ガス燃焼壁体42
の上部に設けた冷却用空気吐出孔50から噴出させてい
る。しかし、これだけでは充分に外装壁体41が冷却さ
れず、外装壁体41の耐久性の点で問題がある。
【0005】また、淡ガス燃焼壁体43は、ステンレス
板をプレス加工してスリット状バーナ炎孔53を形成し
ている。淡ガス燃焼壁体43は、面積負荷を高くするこ
とが好ましいが、ステンレス板を加工した炎孔を用いて
いる限り面積負荷を上げると、ステンレス板が焼け、変
形を起こすという問題がある。
板をプレス加工してスリット状バーナ炎孔53を形成し
ている。淡ガス燃焼壁体43は、面積負荷を高くするこ
とが好ましいが、ステンレス板を加工した炎孔を用いて
いる限り面積負荷を上げると、ステンレス板が焼け、変
形を起こすという問題がある。
【0006】本発明の目的は、安定燃焼ができ、外装壁
体の過熱を防止し、面積負荷が大きい、低NOxバーナ
を提供することである。
体の過熱を防止し、面積負荷が大きい、低NOxバーナ
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、互に対向する
平行な一対の外装壁体の間で燃料ガスおよび空気を下方
から上方に流して燃焼させるバーナにおいて、前記外装
壁体に沿って、上端が外装壁体の上端に一致し、下方に
なるに従って断面の間隔が狭くなる台状に形成され、セ
ラミック多孔板から成る一対の淡ガス燃焼壁体と、前記
淡ガス燃焼壁体と燃焼面が対向して設けられ、淡ガス燃
焼壁体の中間の高さに上端があり、淡ガス燃焼用壁体の
下端と略等しい高さに下端がある濃ガス燃焼壁体であっ
て、濃ガス燃焼壁体の下端に沿って間隔をあけて複数個
設けられる濃ガス炎孔と、濃ガス炎孔の間に対応する位
置に濃ガス燃焼壁体の上下方向に沿って延びるスリット
状に複数個設けられる2次空気吐出孔とを有する濃ガス
燃焼壁体とを含み、空気混合率の低い濃ガスを濃ガス炎
口から噴出させ、前記濃ガスと2次空気とで濃ガス燃焼
壁体上に濃ガス燃焼炎を形成し、空気混合率の高い淡ガ
スを淡ガス燃焼壁体のセラミック多孔板から噴出させ、
前記濃ガス燃焼炎を保炎として、セラミック多孔板から
噴出する淡ガスを燃焼させることを特徴とする低NOx
バーナである。 本発明に従えば、外装壁体に沿って淡ガス燃焼壁体が設
けられているので、外装壁体が過熱することがない。ま
た、淡ガス燃焼壁体がセラミック多孔板からできてお
り、熱による変形が生じ難いので、高い面積負荷で燃焼
することができる。
平行な一対の外装壁体の間で燃料ガスおよび空気を下方
から上方に流して燃焼させるバーナにおいて、前記外装
壁体に沿って、上端が外装壁体の上端に一致し、下方に
なるに従って断面の間隔が狭くなる台状に形成され、セ
ラミック多孔板から成る一対の淡ガス燃焼壁体と、前記
淡ガス燃焼壁体と燃焼面が対向して設けられ、淡ガス燃
焼壁体の中間の高さに上端があり、淡ガス燃焼用壁体の
下端と略等しい高さに下端がある濃ガス燃焼壁体であっ
て、濃ガス燃焼壁体の下端に沿って間隔をあけて複数個
設けられる濃ガス炎孔と、濃ガス炎孔の間に対応する位
置に濃ガス燃焼壁体の上下方向に沿って延びるスリット
状に複数個設けられる2次空気吐出孔とを有する濃ガス
燃焼壁体とを含み、空気混合率の低い濃ガスを濃ガス炎
口から噴出させ、前記濃ガスと2次空気とで濃ガス燃焼
壁体上に濃ガス燃焼炎を形成し、空気混合率の高い淡ガ
スを淡ガス燃焼壁体のセラミック多孔板から噴出させ、
前記濃ガス燃焼炎を保炎として、セラミック多孔板から
噴出する淡ガスを燃焼させることを特徴とする低NOx
バーナである。 本発明に従えば、外装壁体に沿って淡ガス燃焼壁体が設
けられているので、外装壁体が過熱することがない。ま
た、淡ガス燃焼壁体がセラミック多孔板からできてお
り、熱による変形が生じ難いので、高い面積負荷で燃焼
することができる。
【0008】また本発明の最高燃焼負荷の1/5未満の
燃焼負荷では、濃ガス燃焼炎のみで燃焼を行い、燃焼負
荷が最高燃焼負荷の1/5以上では、濃ガス中の燃料ガ
ス量と淡ガス中の燃料ガス量との比を1:3〜4とする
ことを特徴とする。 本発明に従えば、燃焼負荷が最高燃焼負荷の1/5未満
の不安定な燃焼のときは、燃焼の安定した濃ガス燃焼を
行い、燃焼負荷が比較的安定する最高燃焼負荷の1/5
以上のときは、淡ガス燃焼を濃ガス燃焼の3〜4倍に増
して行うので、負荷変動を大きくしても常に安定した燃
焼を行うことができる。
燃焼負荷では、濃ガス燃焼炎のみで燃焼を行い、燃焼負
荷が最高燃焼負荷の1/5以上では、濃ガス中の燃料ガ
ス量と淡ガス中の燃料ガス量との比を1:3〜4とする
ことを特徴とする。 本発明に従えば、燃焼負荷が最高燃焼負荷の1/5未満
の不安定な燃焼のときは、燃焼の安定した濃ガス燃焼を
行い、燃焼負荷が比較的安定する最高燃焼負荷の1/5
以上のときは、淡ガス燃焼を濃ガス燃焼の3〜4倍に増
して行うので、負荷変動を大きくしても常に安定した燃
焼を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明をより
具体的に説明する。
具体的に説明する。
【0010】図1は本発明の低NOxバーナ1の一実施
の形態の一部を切欠いた側面図であり、図2は図1の切
断面線II−IIによる断面図である。燃料ガスの一部
は、濃ガス管路2からノズル3を介して本バーナ1の下
部中央寄りに供給される。ノズル3の周辺には空気吸引
孔4が設けられ、燃料ガスがノズル3から噴出すること
によって1次空気が吸引される。ノズル3の先には混合
管4があり、ここで燃料ガスと1次空気とが混合され
る。混合管4は、連絡部5を介して配合部6に接続さ
れ、配合部6上面にある濃ガス炎孔7から燃料領域9の
中央寄りにある濃ガス燃焼壁体8に沿って噴出される。
濃ガス燃焼壁体8からは、後述する2次空気が供給さ
れ、濃ガスは、図示しない点火装置によって点火され、
濃ガス燃焼炎10を形成して燃焼する。空気孔4の大き
さは制限されているので、1次空気の混合量は制限さ
れ、濃ガスの空気混合割合は、理論空気に対し0.3程
度で、さらに2次空気によって完全燃焼する。
の形態の一部を切欠いた側面図であり、図2は図1の切
断面線II−IIによる断面図である。燃料ガスの一部
は、濃ガス管路2からノズル3を介して本バーナ1の下
部中央寄りに供給される。ノズル3の周辺には空気吸引
孔4が設けられ、燃料ガスがノズル3から噴出すること
によって1次空気が吸引される。ノズル3の先には混合
管4があり、ここで燃料ガスと1次空気とが混合され
る。混合管4は、連絡部5を介して配合部6に接続さ
れ、配合部6上面にある濃ガス炎孔7から燃料領域9の
中央寄りにある濃ガス燃焼壁体8に沿って噴出される。
濃ガス燃焼壁体8からは、後述する2次空気が供給さ
れ、濃ガスは、図示しない点火装置によって点火され、
濃ガス燃焼炎10を形成して燃焼する。空気孔4の大き
さは制限されているので、1次空気の混合量は制限さ
れ、濃ガスの空気混合割合は、理論空気に対し0.3程
度で、さらに2次空気によって完全燃焼する。
【0011】燃料ガスの大部分は、淡ガス管路11から
電磁弁12を介して本バーナ1の下部両側方に供給され
る。本バーナ1内の淡ガス分配管13は、上面に間隔を
あけて複数の噴出孔14が設けられている。燃料ガス
は、噴出孔14から混合室15内に噴出される。混合室
15には、図示しない送風機から空気が供給され、混合
室15内で燃料ガスと空気とが混合される。混合室15
には、燃料ガスと空気との混合をよくするため絞り16
や邪魔板17が設けられ、さらに整流板18で整流さ
れ、両外装壁体20に沿って設けられた淡ガス燃焼壁体
19を構成するセラミック多孔板から噴出し、濃ガス燃
焼炎10によって点火されて淡ガス燃焼炎21を形成し
て燃焼する。淡ガス燃焼炎21は、濃ガス燃焼炎10に
よって保炎され安定化する。混合室15では、約2の空
気過剰率で材料ガスと1次空気とが混合され、淡ガスが
作られる。
電磁弁12を介して本バーナ1の下部両側方に供給され
る。本バーナ1内の淡ガス分配管13は、上面に間隔を
あけて複数の噴出孔14が設けられている。燃料ガス
は、噴出孔14から混合室15内に噴出される。混合室
15には、図示しない送風機から空気が供給され、混合
室15内で燃料ガスと空気とが混合される。混合室15
には、燃料ガスと空気との混合をよくするため絞り16
や邪魔板17が設けられ、さらに整流板18で整流さ
れ、両外装壁体20に沿って設けられた淡ガス燃焼壁体
19を構成するセラミック多孔板から噴出し、濃ガス燃
焼炎10によって点火されて淡ガス燃焼炎21を形成し
て燃焼する。淡ガス燃焼炎21は、濃ガス燃焼炎10に
よって保炎され安定化する。混合室15では、約2の空
気過剰率で材料ガスと1次空気とが混合され、淡ガスが
作られる。
【0012】空気は、図示しない送風機によって加圧供
給され、第1整流板23によって整流された後、分配板
24で淡ガス用空気と2次空気との比が約4:1となる
ように分配され、前記混合室15と2次空気通路25と
に供給される。
給され、第1整流板23によって整流された後、分配板
24で淡ガス用空気と2次空気との比が約4:1となる
ように分配され、前記混合室15と2次空気通路25と
に供給される。
【0013】図3は、濃ガス燃焼壁体8の正面図であ
る。濃ガス燃焼壁体8はステンレス製であり、濃ガス炎
孔7の中間にスリット状の空気吐出孔26が設けられて
いる。また、濃ガス燃焼壁体8の上部、空気吐出孔26
の中間には、角孔状の補助燃焼用空気吐出孔27が設け
られている。2次空気は、2次空気通路25を経て、主
としてスリット状の空気吐出孔26から、また一部は補
助燃焼用空気吐出孔27から吐出され、濃ガスを長い炎
の濃ガス燃焼炎10として燃焼させ、淡ガスの燃焼を安
定化させる。
る。濃ガス燃焼壁体8はステンレス製であり、濃ガス炎
孔7の中間にスリット状の空気吐出孔26が設けられて
いる。また、濃ガス燃焼壁体8の上部、空気吐出孔26
の中間には、角孔状の補助燃焼用空気吐出孔27が設け
られている。2次空気は、2次空気通路25を経て、主
としてスリット状の空気吐出孔26から、また一部は補
助燃焼用空気吐出孔27から吐出され、濃ガスを長い炎
の濃ガス燃焼炎10として燃焼させ、淡ガスの燃焼を安
定化させる。
【0014】図4は、淡ガス燃焼壁体19を構成するセ
ラミック多孔板30の正面図である。セラミック多孔板
30は、赤外線ストーブ用に搬用されているものを、複
数枚横に並べて使用できる。厚さ13mm、図4の黒点
で示す炎孔は1.25mmφのものが常用される。この
セラミック多孔板の面積負荷は、6.5〜7.0kca
l/hmm2 と大きく、ステンレス板を加工したスリッ
ト状炎孔53の1.5〜2倍の面積負荷とすることがで
きる。
ラミック多孔板30の正面図である。セラミック多孔板
30は、赤外線ストーブ用に搬用されているものを、複
数枚横に並べて使用できる。厚さ13mm、図4の黒点
で示す炎孔は1.25mmφのものが常用される。この
セラミック多孔板の面積負荷は、6.5〜7.0kca
l/hmm2 と大きく、ステンレス板を加工したスリッ
ト状炎孔53の1.5〜2倍の面積負荷とすることがで
きる。
【0015】図5は、セラミック多孔板30の取付部分
の拡大断面図である。セラミック多孔板30は、混合室
15の隔壁31と配合部6の隔壁32とによって支持さ
れる支持枠33に、セラミックウール34を介して接す
る。これによって、セラミック多孔体30表面で淡ガス
が燃焼しても、前記隔壁31,32および支持枠33に
は熱が伝わり難く、これらを加工し易い材料、たとえば
鋼板で作ることができる。
の拡大断面図である。セラミック多孔板30は、混合室
15の隔壁31と配合部6の隔壁32とによって支持さ
れる支持枠33に、セラミックウール34を介して接す
る。これによって、セラミック多孔体30表面で淡ガス
が燃焼しても、前記隔壁31,32および支持枠33に
は熱が伝わり難く、これらを加工し易い材料、たとえば
鋼板で作ることができる。
【0016】図6は、燃料ガスの供給管路を示す系統図
である。燃料ガスは、管路35から元コック36、電磁
弁37、比例弁38を経て、分岐して濃ガス管路2およ
び淡ガス管路11に接続される。さらに、濃ガス管路2
は、2つに分岐してノズル3に、また淡ガス管路11は
電磁弁12を経てから2つに分岐して、淡ガス分配管1
3に接続される。電磁弁37は、燃料ガス量を徐々に増
加し、最終的に最大負荷にするもので、比例弁38は燃
料ガス量に比例して、送風機から空気量を供給するため
に設けられる。淡ガス管路11に設けられる電磁弁12
は、燃料ガス供給量が少ない間は閉じ、燃料ガスの量が
最大負荷の1/5以上になれば開き、淡ガス管路11に
供給する燃料ガスの量を濃ガス管路2に供給する量の3
〜4倍にする。これによって、低負荷時に濃ガスのみを
燃焼させて安定した燃焼を行い、高負荷時には低NOx
燃焼をすることができる。
である。燃料ガスは、管路35から元コック36、電磁
弁37、比例弁38を経て、分岐して濃ガス管路2およ
び淡ガス管路11に接続される。さらに、濃ガス管路2
は、2つに分岐してノズル3に、また淡ガス管路11は
電磁弁12を経てから2つに分岐して、淡ガス分配管1
3に接続される。電磁弁37は、燃料ガス量を徐々に増
加し、最終的に最大負荷にするもので、比例弁38は燃
料ガス量に比例して、送風機から空気量を供給するため
に設けられる。淡ガス管路11に設けられる電磁弁12
は、燃料ガス供給量が少ない間は閉じ、燃料ガスの量が
最大負荷の1/5以上になれば開き、淡ガス管路11に
供給する燃料ガスの量を濃ガス管路2に供給する量の3
〜4倍にする。これによって、低負荷時に濃ガスのみを
燃焼させて安定した燃焼を行い、高負荷時には低NOx
燃焼をすることができる。
【0017】図7は、本バーナ1による燃焼量と燃料ガ
ス供給量の関係を示すグラフである。図7において、L
2(破線)は淡ガス用燃料ガスの供給量を示し、L3
(1点鎖線)は濃ガス用の燃料ガス供給量を示し、L1
(実線)は前記を合算した全燃料ガス供給量を示す。燃
焼が進むに伴って、全燃料ガス供給量は、L1に沿って
増加する。たとえば、最大燃焼負荷30,000kca
l/hのバーナにおいて、燃焼量が6,000kcal
/h(最大燃焼負荷の1/5)までは、電磁弁12は閉
じられており、全燃料ガスは、濃ガス管路2に供給され
る。この状態で濃ガスは、ノズル3によって吸引された
1次空気と、濃ガス燃焼壁体8の空気吐出孔8からの2
次空気とによって、安定に燃焼し、さらに淡ガス燃焼壁
体19から空気のみが噴出するので、完全燃焼する。全
燃料量が6,000kcal/h以上では、電磁弁12
が開く。これによって、濃ガス用の燃料ガス供給量が約
1/4に減少し、淡ガス管路11に燃料ガスが供給され
る。電磁弁12が開いた直後は、濃ガス管路2には約
1,500kcal/hの燃料ガスが供給され、安定に
燃焼する。これに対し、淡ガス管路11には約4,50
0kcal/hの燃料ガスが供給され、濃ガス燃焼炎1
0によって点火され、淡ガス燃焼炎21を形成する。濃
ガス燃焼炎10は、長炎を形成するので、保炎効果が大
きく、淡ガス燃焼炎21は安定化される。
ス供給量の関係を示すグラフである。図7において、L
2(破線)は淡ガス用燃料ガスの供給量を示し、L3
(1点鎖線)は濃ガス用の燃料ガス供給量を示し、L1
(実線)は前記を合算した全燃料ガス供給量を示す。燃
焼が進むに伴って、全燃料ガス供給量は、L1に沿って
増加する。たとえば、最大燃焼負荷30,000kca
l/hのバーナにおいて、燃焼量が6,000kcal
/h(最大燃焼負荷の1/5)までは、電磁弁12は閉
じられており、全燃料ガスは、濃ガス管路2に供給され
る。この状態で濃ガスは、ノズル3によって吸引された
1次空気と、濃ガス燃焼壁体8の空気吐出孔8からの2
次空気とによって、安定に燃焼し、さらに淡ガス燃焼壁
体19から空気のみが噴出するので、完全燃焼する。全
燃料量が6,000kcal/h以上では、電磁弁12
が開く。これによって、濃ガス用の燃料ガス供給量が約
1/4に減少し、淡ガス管路11に燃料ガスが供給され
る。電磁弁12が開いた直後は、濃ガス管路2には約
1,500kcal/hの燃料ガスが供給され、安定に
燃焼する。これに対し、淡ガス管路11には約4,50
0kcal/hの燃料ガスが供給され、濃ガス燃焼炎1
0によって点火され、淡ガス燃焼炎21を形成する。濃
ガス燃焼炎10は、長炎を形成するので、保炎効果が大
きく、淡ガス燃焼炎21は安定化される。
【0018】本バーナ1は、前記のように燃焼領域9の
両側に面積負荷の大きいセラミック多孔板30から成る
淡ガス燃焼壁体19が対向して設けられているので、淡
ガス燃焼炎21によって外装壁体20が過熱されること
がない。また、両淡ガス燃焼壁体19と対向するよう
に、燃焼領域9の下部中央寄りに濃ガス燃焼壁体8が設
けられているので、濃ガス燃焼壁体8に沿って長く伸び
た濃ガス燃焼炎10によって、淡ガス燃焼炎21がよく
保炎され、バーナ全体として安定した燃焼ができる。ま
た、最大燃焼負荷の1/5未満の低負荷のときは、濃ガ
ス燃焼のみを行うので、燃焼が低負荷から最大負荷まで
安定する。
両側に面積負荷の大きいセラミック多孔板30から成る
淡ガス燃焼壁体19が対向して設けられているので、淡
ガス燃焼炎21によって外装壁体20が過熱されること
がない。また、両淡ガス燃焼壁体19と対向するよう
に、燃焼領域9の下部中央寄りに濃ガス燃焼壁体8が設
けられているので、濃ガス燃焼壁体8に沿って長く伸び
た濃ガス燃焼炎10によって、淡ガス燃焼炎21がよく
保炎され、バーナ全体として安定した燃焼ができる。ま
た、最大燃焼負荷の1/5未満の低負荷のときは、濃ガ
ス燃焼のみを行うので、燃焼が低負荷から最大負荷まで
安定する。
【0019】なお、本バーナ1を用いて濃ガス燃焼およ
び淡ガス燃焼を行った場合、すなわち最大燃焼負荷の1
/5以上の負荷で燃焼を行った場合、両者を合せた全体
の空気過剰率は、1.6〜1.9程度になるように、空
気供給量が調整されており、これによってNOxの発生
量を22〜28ppm(O2 =0%)程度まで低減でき
た。
び淡ガス燃焼を行った場合、すなわち最大燃焼負荷の1
/5以上の負荷で燃焼を行った場合、両者を合せた全体
の空気過剰率は、1.6〜1.9程度になるように、空
気供給量が調整されており、これによってNOxの発生
量を22〜28ppm(O2 =0%)程度まで低減でき
た。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外装壁体
に沿って、セラミック多孔板から成る一対の淡ガス燃焼
壁体が設けられているので、淡ガス燃焼壁体による面積
負荷を増大しても外装壁体が過熱されず、小面積で大き
い燃焼負荷の低NOxバーナを得ることができる。
に沿って、セラミック多孔板から成る一対の淡ガス燃焼
壁体が設けられているので、淡ガス燃焼壁体による面積
負荷を増大しても外装壁体が過熱されず、小面積で大き
い燃焼負荷の低NOxバーナを得ることができる。
【0021】また本発明によれば、最大燃焼負荷の1/
5未満では、濃ガス燃焼のみを行うので、負荷変動幅の
大きい低NOxバーナを得ることができる。
5未満では、濃ガス燃焼のみを行うので、負荷変動幅の
大きい低NOxバーナを得ることができる。
【図1】本発明の一実施の形態の低NOxバーナ1の一
部を切欠いた側面図である。
部を切欠いた側面図である。
【図2】図1の切断面線II−IIによる断面図であ
る。
る。
【図3】濃ガス燃焼壁体8の正面図である。
【図4】淡ガス燃焼壁体19を構成するセラミック多孔
板30の正面図である。
板30の正面図である。
【図5】セラミック多孔板30の取付部分の部分拡大断
面図である。
面図である。
【図6】燃料ガスの系統図である。
【図7】燃料ガスの供給量と燃焼量との関係を示すグラ
フである。
フである。
【図8】従来技術の低NOxバーナの断面図である。
1 低NOxバーナ 7 濃ガス炎孔 8 濃ガス燃焼壁体 9 燃焼領域 10 濃ガス燃焼炎 19 淡ガス燃焼壁体 20 外装壁体 21 淡ガス燃焼炎 26 2次空気吐出孔 30 セラミック多孔板
Claims (2)
- 【請求項1】 互に対向する平行な一対の外装壁体の間
で燃料ガスおよび空気を下方から上方に流して燃焼させ
るバーナにおいて、 前記外装壁体に沿って、上端が外装壁体の上端に一致
し、下方になるに従って断面の間隔が狭くなる台状に形
成され、セラミック多孔板から成る一対の淡ガス燃焼壁
体と、 前記淡ガス燃焼壁体と燃焼面が対向して設けられ、淡ガ
ス燃焼壁体の中間の高さに上端があり、淡ガス燃焼用壁
体の下端と略等しい高さに下端がある濃ガス燃焼壁体で
あって、 濃ガス燃焼壁体の下端に沿って間隔をあけて複数個設け
られる濃ガス炎孔と、 濃ガス炎孔の間に対応する位置に濃ガス燃焼壁体の上下
方向に沿って延びるスリット状に複数個設けられる2次
空気吐出孔とを有する濃ガス燃焼壁体とを含み、 空気混合率の低い濃ガスを濃ガス炎口から噴出させ、前
記濃ガスと2次空気とで濃ガス燃焼壁体上に濃ガス燃焼
炎を形成し、空気混合率の高い淡ガスを淡ガス燃焼壁体
のセラミック多孔板から噴出させ、前記濃ガス燃焼炎を
保炎として、セラミック多孔板から噴出する淡ガスを燃
焼させることを特徴とする低NOxバーナ。 - 【請求項2】 最高燃焼負荷の1/5未満の燃焼負荷で
は、濃ガス燃焼炎のみで燃焼を行い、燃焼負荷が最高燃
焼負荷の1/5以上では、濃ガス中の燃料ガス量と淡ガ
ス中の燃料ガス量との比を1:3〜4とすることを特徴
とする請求項1記載の低NOxバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30792995A JPH09145018A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 低NOxバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30792995A JPH09145018A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 低NOxバーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09145018A true JPH09145018A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17974875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30792995A Pending JPH09145018A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 低NOxバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09145018A (ja) |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP30792995A patent/JPH09145018A/ja active Pending
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