JPH1038227A - 低NOxバーナ - Google Patents
低NOxバーナInfo
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- JPH1038227A JPH1038227A JP19502496A JP19502496A JPH1038227A JP H1038227 A JPH1038227 A JP H1038227A JP 19502496 A JP19502496 A JP 19502496A JP 19502496 A JP19502496 A JP 19502496A JP H1038227 A JPH1038227 A JP H1038227A
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- gas combustion
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Landscapes
- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外装壁体が加熱されず、面積負荷率が大き
く、低燃焼負荷率まで低NOxで安定して燃焼できるバ
ーナを提供する。 【解決手段】 一対の外装壁体62間に複数の燃焼体6
1が設けられる。各燃焼体61はセラミック多孔板から
成る一対の淡ガス燃焼壁体28と、淡ガス燃焼壁体28
の下部中央に水平に設けられ、セラミック多孔板から成
る濃ガス燃焼板17とを含む。濃ガス燃焼板17で空気
過剰率の低い濃ガスを燃焼させ、濃ガス燃焼炎18を形
成し、これによって淡ガス燃焼壁体28から噴出される
淡ガスを保炎し、淡ガス燃焼炎を安定化する。特に、燃
焼体61を外装壁体62間に3組設け、低燃焼負荷率の
とき、中央の燃焼体61bを前記によって燃焼させ、両
側の燃焼体61a,61cから空気のみを噴出させ、エ
アーカーテンを形成し、燃焼をより一層安定化する。
く、低燃焼負荷率まで低NOxで安定して燃焼できるバ
ーナを提供する。 【解決手段】 一対の外装壁体62間に複数の燃焼体6
1が設けられる。各燃焼体61はセラミック多孔板から
成る一対の淡ガス燃焼壁体28と、淡ガス燃焼壁体28
の下部中央に水平に設けられ、セラミック多孔板から成
る濃ガス燃焼板17とを含む。濃ガス燃焼板17で空気
過剰率の低い濃ガスを燃焼させ、濃ガス燃焼炎18を形
成し、これによって淡ガス燃焼壁体28から噴出される
淡ガスを保炎し、淡ガス燃焼炎を安定化する。特に、燃
焼体61を外装壁体62間に3組設け、低燃焼負荷率の
とき、中央の燃焼体61bを前記によって燃焼させ、両
側の燃焼体61a,61cから空気のみを噴出させ、エ
アーカーテンを形成し、燃焼をより一層安定化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気過剰率の高い
ガスを燃焼させることによる窒素酸化物(NOx)の発
生量の少ないバーナに関する。
ガスを燃焼させることによる窒素酸化物(NOx)の発
生量の少ないバーナに関する。
【0002】
【従来の技術】空気過剰率の高いガスは、単独では安定
して燃焼することができないので、空気過剰率の低いガ
スを燃焼させ、この燃焼炎を保炎として、空気過剰率の
高いガスを燃焼している。
して燃焼することができないので、空気過剰率の低いガ
スを燃焼させ、この燃焼炎を保炎として、空気過剰率の
高いガスを燃焼している。
【0003】このような保炎機構を有する典型的な従来
技術のバーナ40を、図7に示す。互に対向する平行な
外装壁体41の間に左右対称な一対の燃焼領域B1,B
2が設けられ、各燃焼領域B1,B2には、濃ガス燃焼
壁体42と淡ガス燃焼壁体43とが、濃ガス燃焼壁体4
2を外装壁体41側に位置させた状態で対向して配置さ
れる。濃ガスは、濃ガス供給管44から連絡路45を通
って濃ガス炎口46に至り、濃ガス燃焼壁体42に沿っ
て噴出される。燃焼用2次空気は、図示しない送風機か
ら、2次空気通路47を通って濃ガス燃焼壁体42の上
下方向に沿って設けられた2次空気吐出孔48に至り、
ここから噴出され、前記濃ガスとともに燃焼して、濃ガ
ス炎49を形成する。一方、空気過剰率の大きい淡ガス
は、燃料ガスが管路51から供給され、送風機から送ら
れて来る空気と混合室52で混ざって作られ、これは、
ステンレス製淡ガス燃焼壁体43にスリット状に設けら
れた炎孔53から噴出され、淡ガス燃焼炎54を形成す
る。淡ガス燃焼炎54は、対向する位置にある濃ガス燃
焼炎49の保炎作用で安定して燃焼を継続できる。
技術のバーナ40を、図7に示す。互に対向する平行な
外装壁体41の間に左右対称な一対の燃焼領域B1,B
2が設けられ、各燃焼領域B1,B2には、濃ガス燃焼
壁体42と淡ガス燃焼壁体43とが、濃ガス燃焼壁体4
2を外装壁体41側に位置させた状態で対向して配置さ
れる。濃ガスは、濃ガス供給管44から連絡路45を通
って濃ガス炎口46に至り、濃ガス燃焼壁体42に沿っ
て噴出される。燃焼用2次空気は、図示しない送風機か
ら、2次空気通路47を通って濃ガス燃焼壁体42の上
下方向に沿って設けられた2次空気吐出孔48に至り、
ここから噴出され、前記濃ガスとともに燃焼して、濃ガ
ス炎49を形成する。一方、空気過剰率の大きい淡ガス
は、燃料ガスが管路51から供給され、送風機から送ら
れて来る空気と混合室52で混ざって作られ、これは、
ステンレス製淡ガス燃焼壁体43にスリット状に設けら
れた炎孔53から噴出され、淡ガス燃焼炎54を形成す
る。淡ガス燃焼炎54は、対向する位置にある濃ガス燃
焼炎49の保炎作用で安定して燃焼を継続できる。
【0004】しかしこの従来技術のバーナ40は、NO
xの発生量の少ない淡ガス燃焼量を多くして、全体のN
Ox発生量を低減するため、濃ガス燃焼壁体42の面積
を淡ガス燃焼壁体43の面積よりも狭くしている。ま
た、濃ガス燃焼の保炎作用を効果的に作用させるため、
濃ガス燃焼壁体42を淡ガス燃焼壁体43の位置より相
対的に低く、すなわち濃ガス燃焼壁体42と淡ガス燃焼
壁体43との下端は略同じ高さとし、濃ガス燃焼壁体4
2の上端は淡ガス燃焼壁体43の中間の高さにしてい
る。このため、淡ガス燃焼壁体43と直接対向する外装
壁体41の部分55が、淡ガス燃焼炎に曝される。これ
を防ぐため、2次空気の一部を濃ガス燃焼壁体42の上
部に設けた冷却用空気吐出孔50から噴出させている。
しかし、これだけでは充分に外装壁体41が冷却され
ず、外装壁体41の耐久性の点で問題がある。
xの発生量の少ない淡ガス燃焼量を多くして、全体のN
Ox発生量を低減するため、濃ガス燃焼壁体42の面積
を淡ガス燃焼壁体43の面積よりも狭くしている。ま
た、濃ガス燃焼の保炎作用を効果的に作用させるため、
濃ガス燃焼壁体42を淡ガス燃焼壁体43の位置より相
対的に低く、すなわち濃ガス燃焼壁体42と淡ガス燃焼
壁体43との下端は略同じ高さとし、濃ガス燃焼壁体4
2の上端は淡ガス燃焼壁体43の中間の高さにしてい
る。このため、淡ガス燃焼壁体43と直接対向する外装
壁体41の部分55が、淡ガス燃焼炎に曝される。これ
を防ぐため、2次空気の一部を濃ガス燃焼壁体42の上
部に設けた冷却用空気吐出孔50から噴出させている。
しかし、これだけでは充分に外装壁体41が冷却され
ず、外装壁体41の耐久性の点で問題がある。
【0005】また、淡ガス燃焼壁体43は、ステンレス
板をプレス加工してスリット状バーナ炎孔53を形成し
ている。淡ガス燃焼壁体43は、コンパクトな構造とす
るため面積負荷を高くすることが好ましいが、ステンレ
ス板を加工した炎孔を用いている限り面積負荷を上げる
と、ステンレス板が焼け、変形を起こすという問題があ
る。
板をプレス加工してスリット状バーナ炎孔53を形成し
ている。淡ガス燃焼壁体43は、コンパクトな構造とす
るため面積負荷を高くすることが好ましいが、ステンレ
ス板を加工した炎孔を用いている限り面積負荷を上げる
と、ステンレス板が焼け、変形を起こすという問題があ
る。
【0006】このことは濃ガス燃焼壁体42についても
云える。濃ガス燃焼壁体42は、濃ガス炎によって、ま
た淡ガス燃焼炎の輻射熱によって加熱されるので、ステ
ンレス板が焼け変形を起こす。また濃ガス燃焼炎の保炎
効果が、特に燃焼負荷が小さいとき不充分となる。この
ため低負荷(たとえば最大燃焼負荷の1/3未満)燃焼
が安定せず、低負荷のときは、濃ガス燃焼のみを行って
おり、このときのNOx発生量が多くなるという問題が
ある。
云える。濃ガス燃焼壁体42は、濃ガス炎によって、ま
た淡ガス燃焼炎の輻射熱によって加熱されるので、ステ
ンレス板が焼け変形を起こす。また濃ガス燃焼炎の保炎
効果が、特に燃焼負荷が小さいとき不充分となる。この
ため低負荷(たとえば最大燃焼負荷の1/3未満)燃焼
が安定せず、低負荷のときは、濃ガス燃焼のみを行って
おり、このときのNOx発生量が多くなるという問題が
ある。
【0007】前記問題点を解決するため、本発明者は先
に図8に示す第2従来技術のバーナ(以下「改良バー
ナ」という)1を提案した(特願平7−30797
9)。改良バーナ1は、外装壁体6に沿って、上端が外
装壁体6の上端に一致し、下方になるに従って断面の間
隔が狭くなる台状に形成され、セラミック多孔板から成
る一対の淡ガス燃焼壁体28と、前記一対の淡ガス燃焼
壁体28の中央下部に形成され、セラミック多孔板から
成る濃ガス燃焼板17とを含み、空気過剰率の低い濃ガ
スを濃ガス燃焼板17から噴出させ、燃焼板上に濃ガス
燃焼炎18を形成し、空気過剰率の高い淡ガスを淡ガス
燃焼壁体28のセラミック多孔板から噴出させ、前記濃
ガス燃焼炎18を保炎として、セラミック多孔板から噴
出する淡ガス燃焼炎29を形成させるものである。
に図8に示す第2従来技術のバーナ(以下「改良バー
ナ」という)1を提案した(特願平7−30797
9)。改良バーナ1は、外装壁体6に沿って、上端が外
装壁体6の上端に一致し、下方になるに従って断面の間
隔が狭くなる台状に形成され、セラミック多孔板から成
る一対の淡ガス燃焼壁体28と、前記一対の淡ガス燃焼
壁体28の中央下部に形成され、セラミック多孔板から
成る濃ガス燃焼板17とを含み、空気過剰率の低い濃ガ
スを濃ガス燃焼板17から噴出させ、燃焼板上に濃ガス
燃焼炎18を形成し、空気過剰率の高い淡ガスを淡ガス
燃焼壁体28のセラミック多孔板から噴出させ、前記濃
ガス燃焼炎18を保炎として、セラミック多孔板から噴
出する淡ガス燃焼炎29を形成させるものである。
【0008】改良バーナ1は、外装壁体6に沿って淡ガ
ス燃焼壁体28が設けられているので、外装壁体6が過
熱することがない。また、淡ガス燃焼壁体28および濃
ガス燃焼板17がセラミック多孔板からできており、熱
による変形が生じ難いので、高い面積負荷で燃焼するこ
とができる。
ス燃焼壁体28が設けられているので、外装壁体6が過
熱することがない。また、淡ガス燃焼壁体28および濃
ガス燃焼板17がセラミック多孔板からできており、熱
による変形が生じ難いので、高い面積負荷で燃焼するこ
とができる。
【0009】また濃ガス燃焼板17が、淡ガス燃焼壁体
28の下部中央に水平に設けられるので、濃ガス燃焼炎
18がより大きい保炎効果を有する。このため低負荷燃
焼も、淡ガス燃焼炎29を濃ガス燃焼炎18で保炎する
状態で行え、前記従来技術のバーナ40よりも低負荷で
低NOx化が図れる。
28の下部中央に水平に設けられるので、濃ガス燃焼炎
18がより大きい保炎効果を有する。このため低負荷燃
焼も、淡ガス燃焼炎29を濃ガス燃焼炎18で保炎する
状態で行え、前記従来技術のバーナ40よりも低負荷で
低NOx化が図れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】改良バーナ1は、たと
えば最大燃焼負荷の1/3では安定して燃焼できるが、
最大燃焼負荷の1/5未満の低燃焼負荷時には燃焼炎の
腰が弱く外気の影響、特に風によって吹消されるという
問題がある。
えば最大燃焼負荷の1/3では安定して燃焼できるが、
最大燃焼負荷の1/5未満の低燃焼負荷時には燃焼炎の
腰が弱く外気の影響、特に風によって吹消されるという
問題がある。
【0011】本発明の目的は、低負荷時でも外気の影響
を受けずに安定燃焼できる低NOxバーナを提供するこ
とである。
を受けずに安定燃焼できる低NOxバーナを提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、互に対向する
平行な一対の外装壁体の間で燃料ガスおよび空気を下方
から上方に流して燃焼させるバーナにおいて、前記外装
壁体に沿って、上端が外装壁体の上端に一致し、下方に
なるに従って断面の間隔が狭くなる台状に形成され、セ
ラミック多孔板から成る一対の淡ガス燃焼壁体と、前記
一対の淡ガス燃焼壁体の中央下部に形成され、セラミッ
ク多孔板から成る濃ガス燃焼板とを含む燃焼体を一対の
外装壁体間に複数組設け、空気過剰率の低い濃ガスを濃
ガス燃焼板から噴出させ、燃焼板上に濃ガス燃焼炎を形
成し、空気過剰率の高い淡ガスを淡ガス燃焼壁体のセラ
ミック多孔板から噴出させ、前記濃ガス燃焼炎を保炎と
して、セラミック多孔板から噴出する淡ガスを燃焼させ
ることを特徴とする低NOxバーナである。本発明に従
えば、燃焼体を複数組設けるので燃焼体の組数だけ、た
とえば燃焼体を3組設けたときは、改良バーナの1/
3、前記例では最大燃焼負荷の1/15まで安定して低
負荷燃焼が行える。
平行な一対の外装壁体の間で燃料ガスおよび空気を下方
から上方に流して燃焼させるバーナにおいて、前記外装
壁体に沿って、上端が外装壁体の上端に一致し、下方に
なるに従って断面の間隔が狭くなる台状に形成され、セ
ラミック多孔板から成る一対の淡ガス燃焼壁体と、前記
一対の淡ガス燃焼壁体の中央下部に形成され、セラミッ
ク多孔板から成る濃ガス燃焼板とを含む燃焼体を一対の
外装壁体間に複数組設け、空気過剰率の低い濃ガスを濃
ガス燃焼板から噴出させ、燃焼板上に濃ガス燃焼炎を形
成し、空気過剰率の高い淡ガスを淡ガス燃焼壁体のセラ
ミック多孔板から噴出させ、前記濃ガス燃焼炎を保炎と
して、セラミック多孔板から噴出する淡ガスを燃焼させ
ることを特徴とする低NOxバーナである。本発明に従
えば、燃焼体を複数組設けるので燃焼体の組数だけ、た
とえば燃焼体を3組設けたときは、改良バーナの1/
3、前記例では最大燃焼負荷の1/15まで安定して低
負荷燃焼が行える。
【0013】また本発明は、前記燃焼体を一対の外装壁
体間に3組設け、燃焼負荷の低いとき、中央の燃焼体で
濃ガスと淡ガスとで燃焼炎を形成し、両側の燃焼体から
空気を噴出させることを特徴とする。本発明に従えば、
低負荷の場合は、中央の燃焼体で燃焼炎が形成され、こ
の燃焼炎は両側の燃焼体から噴出される空気流によるエ
アーカーテンに守られるので、外気の影響を受け難く、
さらに低負荷、前記例では最大燃焼負荷の1/20まで
安定した燃焼炎を得ることができる。
体間に3組設け、燃焼負荷の低いとき、中央の燃焼体で
濃ガスと淡ガスとで燃焼炎を形成し、両側の燃焼体から
空気を噴出させることを特徴とする。本発明に従えば、
低負荷の場合は、中央の燃焼体で燃焼炎が形成され、こ
の燃焼炎は両側の燃焼体から噴出される空気流によるエ
アーカーテンに守られるので、外気の影響を受け難く、
さらに低負荷、前記例では最大燃焼負荷の1/20まで
安定した燃焼炎を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態によっ
て、より具体的に説明する。
て、より具体的に説明する。
【0015】図1は、本発明の低NOxバーナ60の一
実施の形態の断面図である。本発明の低NOxバーナ6
0は、先に図9で説明した改良バーナ1から成る燃焼体
61a,61b,61c(以下61と総称する)を隔壁
63によって区分して外装壁62の間に設けた構成を有
する。各燃焼体61の構成は、図8の構成に等しいもの
であるが、図1では一部を省略して示す。
実施の形態の断面図である。本発明の低NOxバーナ6
0は、先に図9で説明した改良バーナ1から成る燃焼体
61a,61b,61c(以下61と総称する)を隔壁
63によって区分して外装壁62の間に設けた構成を有
する。各燃焼体61の構成は、図8の構成に等しいもの
であるが、図1では一部を省略して示す。
【0016】図2は、燃料ガスの供給管路を示す系統図
である。燃料ガスは、管路2から元コック3、電磁弁
4、比例弁5を経て、その1/3が本低NOxバーナ6
0の中央の燃焼体61bに供給され、他のそれぞれ1/
3ずつが、電磁弁7a,7cを経て、左右の燃焼体61
a,61cに供給される。各燃焼体61に供給される燃
料ガスは、その一部が濃ガス管路11に、他の大部分が
2本の淡ガス管路21に供給される。図2は、中央の燃
焼体61aに供給される管路のみが示されているが、両
側の燃焼体にも同様に燃料ガスが供給される。
である。燃料ガスは、管路2から元コック3、電磁弁
4、比例弁5を経て、その1/3が本低NOxバーナ6
0の中央の燃焼体61bに供給され、他のそれぞれ1/
3ずつが、電磁弁7a,7cを経て、左右の燃焼体61
a,61cに供給される。各燃焼体61に供給される燃
料ガスは、その一部が濃ガス管路11に、他の大部分が
2本の淡ガス管路21に供給される。図2は、中央の燃
焼体61aに供給される管路のみが示されているが、両
側の燃焼体にも同様に燃料ガスが供給される。
【0017】濃ガス管路11は、本バーナ1の中央下部
に設けられた濃ガス分配管12に接続される。濃ガス分
配管12の上面にはガス吐出孔13が穿設され、ここか
ら燃料ガスが濃ガス混合室14に吐出され、送風機64
から送られてきた空気と混合される。濃ガス混合室14
には、燃料ガスと空気との混合をよくするため、図1で
は省略されているが、図8に示すような絞り15や邪魔
板16が設けられている。空気と充分混合された濃ガス
は、セラミック多孔板20で構成される濃ガス燃焼板1
7の細孔から噴出し、図示しない点火装置によって点火
され、濃ガス燃焼炎18を形成する。濃ガスの空気混合
率は理論空気の1.05〜1.1倍である。
に設けられた濃ガス分配管12に接続される。濃ガス分
配管12の上面にはガス吐出孔13が穿設され、ここか
ら燃料ガスが濃ガス混合室14に吐出され、送風機64
から送られてきた空気と混合される。濃ガス混合室14
には、燃料ガスと空気との混合をよくするため、図1で
は省略されているが、図8に示すような絞り15や邪魔
板16が設けられている。空気と充分混合された濃ガス
は、セラミック多孔板20で構成される濃ガス燃焼板1
7の細孔から噴出し、図示しない点火装置によって点火
され、濃ガス燃焼炎18を形成する。濃ガスの空気混合
率は理論空気の1.05〜1.1倍である。
【0018】淡ガス管路21は、2つに分岐され、各燃
焼体61の両側下部に設けられた淡ガス分配管22に接
続される。淡ガス分配管22の上面には、ガス吐出孔2
3が穿設される。ガス吐出孔23は、濃ガス分配管12
に設けられるガス吐出孔13よりも密に設けられる。ガ
ス吐出孔23から吐出される燃料ガスは、淡ガス混合室
24内で送風機64から送られてきた空気と混合され淡
ガスを作る。淡ガス混合室24にも空気と燃料ガスとの
混合をよくするため、図1では省略されているが、図8
に示すような絞り25や邪魔板26が設けられている。
さらにその下流側に整流板27が設けられる。空気と燃
料ガスの混合気体は、セラミック多孔板30で構成され
た淡ガス燃焼壁体28の細孔から噴出し、濃ガス燃焼炎
18によって点火され、淡ガス燃焼炎29を形成して燃
焼する。淡ガス燃焼炎29は濃ガス燃焼炎18によって
保炎される。淡ガスの空気混合率は、理論空気量の1.
5〜1.6倍である。
焼体61の両側下部に設けられた淡ガス分配管22に接
続される。淡ガス分配管22の上面には、ガス吐出孔2
3が穿設される。ガス吐出孔23は、濃ガス分配管12
に設けられるガス吐出孔13よりも密に設けられる。ガ
ス吐出孔23から吐出される燃料ガスは、淡ガス混合室
24内で送風機64から送られてきた空気と混合され淡
ガスを作る。淡ガス混合室24にも空気と燃料ガスとの
混合をよくするため、図1では省略されているが、図8
に示すような絞り25や邪魔板26が設けられている。
さらにその下流側に整流板27が設けられる。空気と燃
料ガスの混合気体は、セラミック多孔板30で構成され
た淡ガス燃焼壁体28の細孔から噴出し、濃ガス燃焼炎
18によって点火され、淡ガス燃焼炎29を形成して燃
焼する。淡ガス燃焼炎29は濃ガス燃焼炎18によって
保炎される。淡ガスの空気混合率は、理論空気量の1.
5〜1.6倍である。
【0019】電磁弁7aは、燃焼負荷率(最大燃焼負荷
に対する割合)が約1/3を超えたとき、また電磁弁7
cは燃焼負荷率が2/3を超えたときにそれぞれ開く。
燃焼負荷率が前記境界値付近で変動するとき、電磁弁7
a,7cが開閉を繰返すのを防ぐため、電磁弁7a,7
cの開閉は燃焼負荷率に対し一定の幅で行うよう調節さ
れる。
に対する割合)が約1/3を超えたとき、また電磁弁7
cは燃焼負荷率が2/3を超えたときにそれぞれ開く。
燃焼負荷率が前記境界値付近で変動するとき、電磁弁7
a,7cが開閉を繰返すのを防ぐため、電磁弁7a,7
cの開閉は燃焼負荷率に対し一定の幅で行うよう調節さ
れる。
【0020】送風機64によって、燃料ガス供給量に見
合った空気量が加圧供給される。両側の燃焼体61a,
61cに供給される空気は、ダンパ65a,65cによ
って制限される。電磁弁7aが開いたときダンパ65a
が開き、また電磁弁7cが開いたときダンパ65cが開
く。これによって中央の燃焼体61bだけが燃焼してい
る燃焼負荷率が1/3以下のとき、ダンパ65a,65
cの隙間から洩れた空気が両側の燃焼体61a,61c
から噴出し、エアーカーテンを作って、中央の燃焼体6
1bの燃焼炎29の風による吹消を防止する。各燃焼体
61に供給される空気は、分配板66によって分配さ
れ、各混合室14,24に送られる。
合った空気量が加圧供給される。両側の燃焼体61a,
61cに供給される空気は、ダンパ65a,65cによ
って制限される。電磁弁7aが開いたときダンパ65a
が開き、また電磁弁7cが開いたときダンパ65cが開
く。これによって中央の燃焼体61bだけが燃焼してい
る燃焼負荷率が1/3以下のとき、ダンパ65a,65
cの隙間から洩れた空気が両側の燃焼体61a,61c
から噴出し、エアーカーテンを作って、中央の燃焼体6
1bの燃焼炎29の風による吹消を防止する。各燃焼体
61に供給される空気は、分配板66によって分配さ
れ、各混合室14,24に送られる。
【0021】図3は、濃ガス燃焼板17を構成するセラ
ミック多孔板20の一例の正面図であり、図4は淡ガス
燃焼壁体28を構成するセラミック多孔板30の一例の
正面図である。セラミック多孔板20,30は、赤外線
ストーブ用に搬用されているものを、複数枚横に並べて
使用できる。厚さ13mm、図3の黒点で示す炎孔は
1.0mmφ、図4の黒点で示す炎孔は1.25mmφ
のものが常用される。このセラミック多孔板の面積負荷
は、6.5〜7.0kcal/hmm2 と大きく、ステ
ンレス板を加工したスリット状炎孔53の1.5〜2倍
の面積負荷とすることができる。
ミック多孔板20の一例の正面図であり、図4は淡ガス
燃焼壁体28を構成するセラミック多孔板30の一例の
正面図である。セラミック多孔板20,30は、赤外線
ストーブ用に搬用されているものを、複数枚横に並べて
使用できる。厚さ13mm、図3の黒点で示す炎孔は
1.0mmφ、図4の黒点で示す炎孔は1.25mmφ
のものが常用される。このセラミック多孔板の面積負荷
は、6.5〜7.0kcal/hmm2 と大きく、ステ
ンレス板を加工したスリット状炎孔53の1.5〜2倍
の面積負荷とすることができる。
【0022】図5は、セラミック多孔板20,30の取
付部分の拡大断面図である。セラミック多孔板30は、
濃ガス混合室14と淡ガス混合室24との間に設けられ
る2枚の隔壁35,36によって固定される支持枠37
に、セラミックウール38を介して支持される。セラミ
ック多孔板30の上部は、上部外壁62に固定される枠
板8によって空間9をあけて支持される。セラミック多
孔板20は、両側を一方の隔壁36に固定される支持枠
39にセラミックウール38を介して支持される。この
ようにセラミック多孔板20,30が加熱されても、こ
れらを支持する支持枠37,39および枠板8には熱が
伝わり難く、これらを加工し易い材料SUS板で作るこ
とができる。
付部分の拡大断面図である。セラミック多孔板30は、
濃ガス混合室14と淡ガス混合室24との間に設けられ
る2枚の隔壁35,36によって固定される支持枠37
に、セラミックウール38を介して支持される。セラミ
ック多孔板30の上部は、上部外壁62に固定される枠
板8によって空間9をあけて支持される。セラミック多
孔板20は、両側を一方の隔壁36に固定される支持枠
39にセラミックウール38を介して支持される。この
ようにセラミック多孔板20,30が加熱されても、こ
れらを支持する支持枠37,39および枠板8には熱が
伝わり難く、これらを加工し易い材料SUS板で作るこ
とができる。
【0023】図2に示すように燃料ガス供給管路には、
元コック3の他に電磁弁4と比例弁5とが接続される。
電磁弁4は、燃焼負荷に応じて燃料ガス量を徐々に増加
し、最終的に最大負荷にするもので、比例弁5は、燃料
ガス量に比例して送風機31からの空気量を制御するも
のである。燃料ガスは、各燃焼体61において濃ガス管
路11に全体の約1/5、淡ガス管路21に各2/5ず
つ、合計で4/5が供給される。
元コック3の他に電磁弁4と比例弁5とが接続される。
電磁弁4は、燃焼負荷に応じて燃料ガス量を徐々に増加
し、最終的に最大負荷にするもので、比例弁5は、燃料
ガス量に比例して送風機31からの空気量を制御するも
のである。燃料ガスは、各燃焼体61において濃ガス管
路11に全体の約1/5、淡ガス管路21に各2/5ず
つ、合計で4/5が供給される。
【0024】空気量は、分配板66によって、ダンパ6
5a,65cが開いているとき、濃ガス混合室には全体
の約1/7、淡ガス混合室には各3/7ずつ、合計6/
7が供給される。またダンパ65a,65cが閉じてい
るとき、空気量は燃料ガスに比例する量の約2割増とな
り各ダンパ65a,65cの隙間から全空気量の各1割
程度の空気が余分に流れる。図6は、燃焼負荷率と空気
量との関係を示すグラフであり、ダンパ65a,65c
がそれぞれ開く時点で空気量が減少する。ダンパ65
a,65cを設ければ、空気量の制御が前記のようにう
まく行われるが、ダンパ65a,65cは特に設けなく
ともよい。
5a,65cが開いているとき、濃ガス混合室には全体
の約1/7、淡ガス混合室には各3/7ずつ、合計6/
7が供給される。またダンパ65a,65cが閉じてい
るとき、空気量は燃料ガスに比例する量の約2割増とな
り各ダンパ65a,65cの隙間から全空気量の各1割
程度の空気が余分に流れる。図6は、燃焼負荷率と空気
量との関係を示すグラフであり、ダンパ65a,65c
がそれぞれ開く時点で空気量が減少する。ダンパ65
a,65cを設ければ、空気量の制御が前記のようにう
まく行われるが、ダンパ65a,65cは特に設けなく
ともよい。
【0025】本バーナ60においては、燃焼負荷率5%
程度でも安定してガスを燃焼できる。またこのような低
い燃焼負荷率では相対的に濃ガス燃焼が増加する傾向に
あるが、両側の燃焼体61a,61cから余分の空気が
供給されることになり、全体として淡ガス燃焼と同じく
空気過剰の高い燃焼となり、NOx発生量を20ppm
以下(本発明者の実験結果)とすることができた。な
お、NOxの含有量は、O2=0%に換算した値であ
る。
程度でも安定してガスを燃焼できる。またこのような低
い燃焼負荷率では相対的に濃ガス燃焼が増加する傾向に
あるが、両側の燃焼体61a,61cから余分の空気が
供給されることになり、全体として淡ガス燃焼と同じく
空気過剰の高い燃焼となり、NOx発生量を20ppm
以下(本発明者の実験結果)とすることができた。な
お、NOxの含有量は、O2=0%に換算した値であ
る。
【0026】以上のとおり、NOx発生量が20ppm
以下で安定して燃焼できる最低の燃焼負荷率は、図7で
示す従来技術のバーナでは、1/3程度であり、これが
図8で示す改良バーナでは1/5程度となり、本願の請
求項1に記載の燃焼体を3組設けたバーナでは1/5×
1/3=1/15程度となり、さらに本願の請求項2に
記載のバーナでは1/20程度となる。なお、請求項1
に記載のバーナに設ける燃焼体の組数は3組に限らず2
組または4組以上でもよい。
以下で安定して燃焼できる最低の燃焼負荷率は、図7で
示す従来技術のバーナでは、1/3程度であり、これが
図8で示す改良バーナでは1/5程度となり、本願の請
求項1に記載の燃焼体を3組設けたバーナでは1/5×
1/3=1/15程度となり、さらに本願の請求項2に
記載のバーナでは1/20程度となる。なお、請求項1
に記載のバーナに設ける燃焼体の組数は3組に限らず2
組または4組以上でもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、平行な一
対の外装壁体間に複数の燃焼体が設けられ、各燃焼体は
セラミック多孔板から成る一対の淡ガス燃焼壁体が設け
られているので、淡ガス燃焼壁体による面積負荷を増大
しても外装壁体が過熱されず、小面積で大きい燃焼負荷
の低NOxバーナを得ることができる。また濃ガス燃焼
板が、セラミック多孔板から構成され、淡ガス燃焼壁体
の中央下部に水平に設けられるので、濃ガス燃焼板が熱
による歪を受けず、大きい保炎効果を有し、低燃焼負荷
率まで低NOxで安定した燃焼炎を確保できる。
対の外装壁体間に複数の燃焼体が設けられ、各燃焼体は
セラミック多孔板から成る一対の淡ガス燃焼壁体が設け
られているので、淡ガス燃焼壁体による面積負荷を増大
しても外装壁体が過熱されず、小面積で大きい燃焼負荷
の低NOxバーナを得ることができる。また濃ガス燃焼
板が、セラミック多孔板から構成され、淡ガス燃焼壁体
の中央下部に水平に設けられるので、濃ガス燃焼板が熱
による歪を受けず、大きい保炎効果を有し、低燃焼負荷
率まで低NOxで安定した燃焼炎を確保できる。
【0028】また本発明によれば、燃焼体を3組設け、
低燃焼負荷率のとき、中央の燃焼体で燃焼炎を形成し、
両側の燃焼体から空気を噴出し、エアーカーテンを形成
するので、さらに低燃焼負荷率まで低NOxで安定した
燃焼炎を確保できる。
低燃焼負荷率のとき、中央の燃焼体で燃焼炎を形成し、
両側の燃焼体から空気を噴出し、エアーカーテンを形成
するので、さらに低燃焼負荷率まで低NOxで安定した
燃焼炎を確保できる。
【図1】本発明の一実施の形態の低NOxバーナ60の
断面図である。
断面図である。
【図2】燃料ガスの系統図である。
【図3】濃ガス燃焼板17を構成するセラミック多孔板
20の正面図である。
20の正面図である。
【図4】淡ガス燃焼壁体28を構成するセラミック多孔
板30の正面図である。
板30の正面図である。
【図5】セラミック多孔板20,30の取付部分の部分
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図6】燃焼負荷率と空気供給量との関係を示すグラフ
である。
である。
【図7】従来技術の低NOxバーナ40の断面図であ
る。
る。
【図8】第2従来技術の低NOxバーナ1の断面図であ
る。
る。
12 濃ガス分配管 13 濃ガス用ガス吐出孔 17 濃ガス燃焼板 18 濃ガス燃焼炎 20,30 セラミック多孔板 22 淡ガス分配管 23 淡ガス用ガス吐出孔 28 淡ガス燃焼壁体 29 淡ガス燃焼炎 60 低NOxバーナ 61,61a,61b,61c 燃焼体 62 外装壁体 63 隔壁 64 送風機 65a,65c ダンパ 66 分配板
Claims (2)
- 【請求項1】 互に対向する平行な一対の外装壁体の間
で燃料ガスおよび空気を下方から上方に流して燃焼させ
るバーナにおいて、 前記外装壁体に沿って、上端が外装壁体の上端に一致
し、下方になるに従って断面の間隔が狭くなる台状に形
成され、セラミック多孔板から成る一対の淡ガス燃焼壁
体と、 前記一対の淡ガス燃焼壁体の中央下部に形成され、セラ
ミック多孔板から成る濃ガス燃焼板とを含む燃焼体を一
対の外装壁体間に複数組設け、 空気過剰率の低い濃ガスを濃ガス燃焼板から噴出させ、
燃焼板上に濃ガス燃焼炎を形成し、空気過剰率の高い淡
ガスを淡ガス燃焼壁体のセラミック多孔板から噴出さ
せ、前記濃ガス燃焼炎を保炎として、セラミック多孔板
から噴出する淡ガスを燃焼させることを特徴とする低N
Oxバーナ。 - 【請求項2】 前記燃焼体を一対の外装壁体間に3組設
け、燃焼負荷の低いとき、中央の燃焼体で濃ガスと淡ガ
スとで燃焼炎を形成し、両側の燃焼体から空気を噴出さ
せることを特徴とする請求項1記載の低NOxバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19502496A JPH1038227A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 低NOxバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19502496A JPH1038227A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 低NOxバーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1038227A true JPH1038227A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16334274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19502496A Pending JPH1038227A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 低NOxバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1038227A (ja) |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP19502496A patent/JPH1038227A/ja active Pending
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