JPH09145875A - 沸騰水型原子炉用の核燃料集合体 - Google Patents

沸騰水型原子炉用の核燃料集合体

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JPH09145875A
JPH09145875A JP8256733A JP25673396A JPH09145875A JP H09145875 A JPH09145875 A JP H09145875A JP 8256733 A JP8256733 A JP 8256733A JP 25673396 A JP25673396 A JP 25673396A JP H09145875 A JPH09145875 A JP H09145875A
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fuel
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group
rods
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JP8256733A
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Harold E Williamson
イー ウイリアムスン ハロルド
Kenneth V Walters
ヴィー ウォルターズ ケネス
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Siemens Nuclear Power Corp
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    • G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
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    • G21C3/30—Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32—Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/326—Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements comprising fuel elements of different composition; comprising, in addition to the fuel elements, other pin-, rod-, or tube-shaped elements, e.g. control rods, grid support rods, fertile rods, poison rods or dummy rods
    • G21C3/328—Relative disposition of the elements in the bundle lattice
    • G—PHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料棒を、燃料棒配列が直交対称となるよう
に3角形格子状に方形燃料集合体内に配置し、位置決め
する。 【解決手段】 核燃料集合体が、集合体底部側に配置さ
れた下部タイプレートと、集合体頂部側に配置された上
部タイプレートとの間に保持された複数の細長い平行な
燃料棒と、前記複数の燃料棒を取囲み、燃料棒の周囲で
集合体底部から集合体頂部へ冷却材/減速材を導くため
の事実上方形横断面区域を有する外側チャネルと、燃料
棒を所定配列に位置決め保持するための少なくとも1個
のスペーサとを有しており、前記燃料棒の第1群が、所
定ピッチで長方形状に配列され、また、前記燃料棒の第
2群が、所定ピッチで3角形状に配列され、しかも燃料
棒の複数中心が、2等辺3角形の頂点に位置するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉用の核燃料
集合体に関し、より具体的には、方形横断面を有し、か
つ直交対称(orthogonally symmetrical)である燃料集
合体用の3角形状の燃料棒配列に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、使用されている軽水炉では、方形
横断面区域に燃料棒を配置した燃料集合体が用いられて
いる。軽水炉の設計では、制御棒ドライブの配置形式と
して、方形の配列を採用しており、したがって、燃料集
合体に割り当てられる区域も方形である。燃料棒は、各
燃料棒に冷却材/減速材用の区域がほぼ均等に分配され
るように、利用可能な方形区域内に分配される。燃料棒
を利用可能な方形区域内に配置する解決策は、燃料棒
を、等しい燃料棒中心間隔(すなわちピッチ)で等数の
縦・横列に配置するというものだった。この配置は、隣
接燃料棒中心を通る線が横断面区域を多くの一様な方形
に分割するので、方形格子と呼ばれる。原子炉の出力密
度及び出力分布(軸方向、半径方向、局所の各ピーク)
により、燃料棒内に発生する体積出力密度が決められ
る。隣接燃料棒表面を確実に適正冷却するための燃料棒
最小間隔は、熱伝達試験により決定されてきたが、この
最小間隔は、製作公差と、稼動中に予想される燃料棒の
反りとを見込んだゆとり有していなければならない。燃
料棒を均等に配列する場合、この所要燃料棒最小間隔に
よって、配列される燃料棒の最大許容直径が制限され
る。ウラン燃料と冷却材/減速材(すなわち軽水)との
均等な分配は、通例、等数の燃料棒縦・横列を、方形格
子状に配置し、各方形のかどに燃料棒中心が位置するよ
うにすることで達せられてきた。したがって、燃料棒横
列数は、1つの横列の燃料棒数に等しかった。この燃料
棒配列は、燃料棒内の核燃料体積に十分な熱伝達区域を
与え得るように寸法付けされ、それによって、核燃料に
より発生する熱が除去され、燃料棒に使用された材料の
温度限界を超えないようにされる。
【0003】沸騰水型原子炉(BWR)燃料集合が通常
有する燃料棒配列の場合、燃料棒が、それぞれ等数の燃
料棒を有する複数横列の形式で配置される。その場合、
燃料棒は、隣接する横列内で、各燃料棒の中心が方形の
かどに位置するように配置される。このような方形の配
列又は格子は、通常、燃料棒の横列数と横列内の燃料棒
数と応じて、8×8、9×9、10×10等々と名付け
られる。燃料棒の横列数とは無関係に、各配列は、標準
寸法の燃料集合体用チャネル内に適合するように強制さ
れる。
【0004】方形格子の使用により、燃料棒の中心は方
形のかどに位置することになり、その結果、必要以上に
大きな流れ区域が、4個の燃料棒により形成される方形
の中央に生じることになる。これでは、燃料集合体用チ
ャネル内の横断面が効率的には利用できない。望ましい
ことは、所定燃料集合体出力レベルの場合に、燃料棒数
を増加することによって、燃料棒の線形熱発生率と燃料
棒内部温度とを低減することである。この低減は、例え
ば、10×10の燃料棒配列から11×11の燃料棒配
列へ変えることで達せられる。しかし、燃料棒配列は、
標準燃料集合体用チャネルの固定寸法内に適合するよう
強制されており、かつまた一定の燃料棒表面最小間隔及
び燃料棒表面・チャネル壁最小間隔を有することを要求
されている。このため、燃料棒横列数と1横列の燃料棒
数とを増加させるには、燃料棒直径を減少させざるをえ
ない。直径の減少は、燃料棒の中心間隔の減少時にも、
燃料棒表面間隔を維持するため必要となる。燃料棒間隔
は、適正な冷却と燃料棒の反りへの適応とを考慮に入れ
たものであるから、燃料棒ピッチに比例して減少させる
ことはできない。方形格子内の燃料棒の数を増加させた
場合、燃料棒の増加は、必要とされる燃料棒直径の減少
の補償にはならず、その結果、より細かく分割された配
列の燃料集合体によりウラン装入量が減少する。
【0005】3角形状の格子配列の場合は、燃料棒の中
心が3角形の頂点に位置するので、より効率的な燃料棒
配置が可能になる一方、所要燃料棒間隔も維持される点
で、方形格子より望ましい。特定の燃料棒直径で燃料棒
最小間隔の場合、3角形ピッチによって、燃料集合体チ
ャネルの所定横断面積内に、より密に燃料棒を装填で
き、その結果、燃料棒間に冷却材が流れる区域をよりよ
く配分できる。燃料棒密度が高められることにより、ウ
ラン装入量を増し、熱伝達特性を改善できる。冷却材
が、燃料棒表面近くに平均して流れるからである。加え
て、同じピッチの方形格子の場合よりも、単位面積に組
入れられる燃料棒熱伝達面積が多くなり、流水ロッドと
内部水チャネルを用いた内部減速を、よりフレキシブル
に実施できる。燃料棒密度を高めることにより、集合体
内の燃料棒数が増加するため、ウラン装入量を高めるこ
とができる。このため、流水ロッド又は内部水チャネル
用により多くの燃料棒配置位置を確保でき、燃料棒配置
位置のより少ない方形格子配列に比してウラン装入量が
多い。
【0006】しかし、3角形格子の場合には、燃料棒の
縦・横列が等数では、方形横断面内へ適合させることが
できず、したがって、3角形格子は、方形横断面を有す
る燃料集合体内へ配置できず、直交対称にすることもで
きない。
【0007】最も有効な3角形燃料棒ピッチ(最大装填
密度)は、正3角形の頂点に燃料棒中心が位置するピッ
チである。しかし、このピッチは、方形配置では、例え
ば、12横列で各横列が10燃料棒を有する配置等の極
めて限定された場合にしか可能ではない。この配置は、
しかし、直交対称ではない。この配置に関しては、更
に、1994年9月30日に出願され、本発明の譲受人
に譲渡されたアメリカ合衆国特許同時係属出願第08/
316657号明細書『BWR用の6角形10×12配
列燃料集合体』に開示されている。密に装填された3角
形格子の配置は、3角形ピッチの底辺対高さの寸法比の
調整によって、方形の外側境界に適合させることができ
る。これに関しては、更に、1994年9月30日に出
願され、本発明の譲受人に譲渡されたアメリカ合衆国特
許同時係属出願第08/315379号『LWRの方形
燃料集合体用の3角形格子』に開示されている。他の3
角形格子や偶数の燃料棒横列を有する3角形格子配置
も、対称ではなく、したがって、最適の減速材分配のた
めの、中央水チャネル又は水ロッドの位置決め及び分析
が一層複雑になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、燃料棒
を、燃料棒配列が直交対称となる3角形格子状に方形燃
料集合体内に配置し、位置決めする方法を得ることが望
ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、沸騰水型原子炉用の核燃料集合体が、集合体底部側
に配置された下部タイプレートと、集合体頂部側に配置
された上部タイプレートとの間に保持された複数の細長
い平行な燃料棒と、前記複数の燃料棒を取囲み、燃料棒
の周囲で集合体底部から集合体頂部へ冷却材/減速材を
導くための事実上方形横断面区域を有する外側チャネル
と、燃料棒を所定配列に位置決め保持するための少なく
とも1個のスペーサとを有しており、前記燃料棒の第1
群が、所定ピッチで長方形状に配列され、また、前記燃
料棒の第2群が、所定ピッチで3角形状に配列され、し
かも燃料棒の複数中心が、次式、すなわち
【0010】
【数4】
【0011】によって決定される底辺対高さ比を有する
2等辺3角形の頂点に位置するようにされており、この
式において、 h/b=外側チャネルの事実上方形の横断面区域内に適
合するように3角形状に配置された第2群燃料棒の3角
形ピッチの底辺対高さ比、 N=最大燃料棒数を有する横列内の燃料棒数、 n=最大燃料棒数を有する横列内の燃料棒間の間隙数=
N−1、 M=燃料棒横列の数、 a=M−N、 P=外側チャネル横断面区域の中心線のところに所定ピ
ッチで長方形に配列された第1群燃料棒の隣接横列数、 x=第1群燃料棒の各隣接横列の燃料棒間の間隙数=P
−1、 r=c/b=3角形状に配列された第2群燃料棒の3角
形ピッチの底辺をなす間隔bに対する第1群燃料棒隣接
横列の間隔cの比、 c=長方形配列の第1群燃料棒の隣接横列間隔であるよ
うにされている。
【0012】
【発明の実施の形態】3角形状の燃料棒ピッチは、方形
燃料集合体の場合、燃料棒中心が2等辺3角形の頂点に
位置するようにすることにより達せられる。そのさい、
この2等辺3角形の底辺対高さ比は、3角形ピッチでの
密な燃料棒配置が可能になるように決められる。この配
置は、単位面積内の燃料棒数を最大化する配置であり、
これにより方形境界内で特定燃料棒直径と燃料棒最小間
隙とが可能になる。燃料棒直径と燃料棒最小間隙とは、
例えば、燃料棒の反りに対するゆとり、流れ抵抗、中性
子効率が得られる燃料対軽水比等の種々の基準に合致す
るように設定する。2等辺3角形は、底辺対高さ比を
0.8〜0.93とし、出来るかぎり正3角形に近いも
のにして、特定直径と燃料棒最小間隙とを有する燃料棒
の装填密度を最大化するようにする。
【0013】本発明によれば、偶数の燃料棒横列を有す
る格子のための方形境界内に、密に装填された直交対称
3角形格子を得るため、燃料棒が配置される方形境界
は、燃料棒横列と平行な中心線により、2つの等しい長
方形に分割される。一方の長方形内の燃料棒3角形格子
は、他方の長方形内の格子と反転同一的(reflectively
identical)に構成されている。これが、図1には、8個
の燃料棒を有する外側横列を含めた10列の横列配置で
示され、図2には、9個の燃料棒を有する外側横列を含
めた10列の、別の横列配置で示されている。2つの長
方形それぞれの、互いに隣接する燃料棒横列の燃料棒
は、長方形ピッチを有するように配置されている。ま
た、奇数の燃料棒横列を有する格子のための方形境界内
に、密に装入された直交対称の3角形格子を設けるに
は、中央の3列の燃料棒横列が、等数の燃料棒を有し、
かつ長方形ピッチを有するように配置し、前記中央の3
横列の両側の燃料棒の3角形格子は、例えば図5に示し
たように、互いに等しく構成されている。
【0014】互いに隣接する中央の燃料棒横列は、選択
された最小燃料棒間隔で配置され、3角形格子の底辺と
高さは、方形境界の寸法に適合するように定められる。
あるいはまた、3角形格子は、等辺に構成し、隣接する
前記中央横列の燃料棒間隔は、方形境界の寸法に適合す
るように定めこともできる。あるいはまた、隣接横列間
隔は、両極値の範囲内で選定でき、3角形格子の底辺と
高さとは、方形境界に適合するように選定することもで
きる。
【0015】本発明によれば、3角形ピッチの燃料棒か
ら構成され、一部に長方形ピッチの燃料棒横列を有する
直交対称の方形燃料集合体を有する燃料棒格子を得るに
は、燃料棒の中心が2等辺3角形の頂点に位置するよう
にすることによって達せられる。この2等辺3角形の底
辺対高さ比は次式により決められる:
【0016】
【数5】
【0017】この式において、 h/b=方形境界内に適合する3角形ピッチの底辺対高
さ比、 N=最大数の燃料棒を有する横列の燃料棒数、この数は
変化する、 n=最大数の燃料棒を有する横列の燃料棒の間隙数=N
−1、 M=燃料棒横列の数、 a=M−N、 P=隣接する等しい燃料棒横列の数(中心線のところ
で)、 x=隣接する等しい燃料棒横列それぞれの燃料棒間隙の
数=P−1、 r=c/b=隣接する等しい燃料棒横列の間隔cと、別
の数の燃料棒を有する横列内の燃料棒間隔b(3角形ピ
ッチの底辺)との比、 c=長方形配列の、隣接する等しい燃料棒横列の中心線
と中心線との間隔である。
【0018】3角形格子の燃料棒間隔cが、3角形格子
の燃料棒ピッチbに等しくなるように選択された燃料棒
構成の場合、式1にr=c/b=1を代入すると、次式
が得られる:
【0019】
【数6】
【0020】3角形格子の燃料棒の中心が、2等辺3角
形ではなく正3角形の頂点に位置し、6角形配列を形成
する燃料棒配置の場合には、式1のh/bに0.866
[すなわち(+√3/2)]を代入し再整理することに
より次式が得られる:
【0021】
【数7】
【0022】これらの式は、手探り法よりはるかに便利
であり、縦・横列数の差と、横列内の燃料棒数と、長方
形格子に配置された燃料棒横列の間隙数との間に認めら
れる関係を利用するものである。
【0023】特定3角形格子の燃料棒ピッチbは、外側
チャネルの寸法と、最大数の燃料棒を有する横列(W)
内の燃料棒数(N)と、隣接燃料棒表面間の所要間隙
と、チャネル表面と隣接燃料棒表面との間隔とから決定
される。このピッチbは、BWRの場合、次式により表
わされる:
【0024】
【数8】
【0025】この式において、 z=方形外側チャネルの内法、 y=外側チャネル内壁と燃料棒との間隔、 s=隣接燃料棒表面の間隙である。
【0026】次に、本発明により、直交対称格子を構成
する実施例を挙げる。
【0027】図1の実施例の場合、最大数の燃料棒を有
する横列が符号Wで示され、N=9、n=8である。燃
料棒横列数Mは10、またa=M−N=1である。中心
線のところに配置された等しい隣接燃料棒横列の数は、
2であり、x=P−1は1である。沸騰水型原子炉のチ
ャネル内法zは、炉心内部構造体の寸法と、チャネルの
所要壁厚とにより決定され、この実施例の場合は、5.
287インチ(1インチ=2.54cm)と仮定されて
いる。チャネル・燃料棒間隔の典型的な値は、0.14
6インチ程度である。燃料棒の格子が位置決めされる横
方向の外法は、z−2y、つまり4.986インチであ
る。燃料棒表面間隙の典型的な値は、0.136インチ
である。燃料棒ピッチは、横列内の各燃料棒に等しい値
の間隙を割りふることによって決定される。この値は、
次式により得られる:
【0028】
【数9】
【0029】燃料棒直径b−sは、0.569−0.1
36=0.433インチである。したがって、式2から
次式が得られる:
【0030】
【数10】
【0031】したがって、
【0032】
【数11】
【0033】図1に示した3角形格子のパターンを形成
する2等辺3角形の底角αは、次式によって決定され
る:
【0034】
【数12】
【0035】この式において、α=60.26°であ
る。
【0036】図2の別の実施例の場合は、N=9、n=
N−1=8、M=10、a=M−N=10−9=1であ
る。等しい隣接燃料棒横列数P=2であり、x=P−1
=1である。cがbに等しと置けば、式2から次式が得
られる:
【0037】
【数13】
【0038】そして、図2に示した3角形格子のパター
ンを形成する2等辺3角形の底角は、60.26°であ
る。図1と図2に示した構成は、中央に位置する燃料棒
のための、大きな円筒形又は楕円形の中央内部水チャネ
ル又は水ロッドを配置する構成に変更し、燃料集合体を
横切る熱中性子束を平滑化する一方、配置の対称性が維
持されるようにすることもできる。図1の構成を、この
ように変更したのが図3に示した構成である。この構成
の場合、中央の6個の燃料棒が、内部水チャネルに代え
られている。また、図4には、図2の構成の中央の10
個の燃料棒が、同じように内部水チャネルに代えられて
いる。いずれの別形式も、数個の水ロッド又は部分長さ
の燃料棒が、内部水チャネルの代わりに、利用可能であ
る。
【0039】より細かく分割した格子の実施例を示した
のが図6であり、この場合N=10、n=9、M=1
2、a=2、p=2、x=1であり、cがbに等しい場
合は、式2から次式が得られる:
【0040】
【数14】
【0041】また、この3角形格子のパターンを形成す
る2等辺3角形の底角は57.99°である。
【0042】偶数の燃料棒横列を有する格子の直交対称
は、長方形格子に配置された燃料棒横列数Pが、偶数個
だけ増した場合に、維持される。
【0043】図1〜図4に示した各実施例の場合、直交
対称は、偶数の燃料棒横列を有する格子配置の場合に達
せられる。奇数の燃料棒横列を有する格子配置の場合
に、長方形境界内に直交対称の、密に装填された3角形
格子を得るために、本発明によれば、中央の3列の燃料
棒横列が、等数の燃料棒を有するようにし、かつまた長
方形のピッチを有するように位置決めしておく。また、
これら中央横列の両側の燃料棒の3角形格子が、それぞ
れ互いに等しくなるようにしておく。長方形ピッチでの
中央横列を有するこの配置により、奇数横列を有する燃
料棒配列の直交対称性が維持され、かつまた複数燃料棒
の中央の方形配列に代えて、1個の方形中央水チャネル
を設けることが容易になる。例えば図5に示したこの種
の格子の場合は、M=11、N=10、n=9、a=
1、P=3、x=P−1=2である。c=bと置けば、
式2から次式が得られる:
【0044】
【数15】
【0045】また、図5に示した3角形格子のパターン
を形成する2等辺3角形の底角は60.26°である。
奇数燃料棒横列を有する格子を直交対称にするために
は、燃料棒横列数Pが奇数でなければならない。したが
って、図5の格子配置は、寸法を増すことができる、つ
まり横列を2列増すことができる。
【0046】図5の配置の利点は、9個の燃料棒を有す
る中央横列群は、減速及び付帯的な核反応特性の改善の
ため、中央方形水チャネルに置き換えができる点であ
る。この配置は、中央に9個の燃料棒の横列を有する1
0燃料棒横列の格子配置の場合の唯一の配置である。
【0047】燃料棒横列に出入りがあることによって、
2つの直線的な外側チャネル壁が、燃料棒横列の外輪郭
に、より密に従うよう輪郭付けることが出来る。この結
果、燃料集合体の冷却材流れ区域が、より均等に分配さ
れるように改善される。
【0048】以上、本発明を有利な複数実施例について
具体的に図面につき、説明したが、当業者には、構成や
細部に種々の変更が、本発明の精神及び範囲を逸脱する
ことなしに可能であることが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料集合体が、方形境界内に密に装填された3
角形格子状の燃料棒配置を有し、本発明により直交対称
性を有している、沸騰水型原子炉燃料集合体の水平横断
面図である。
【図2】燃料集合体が、方形境界内に密に装填された3
角形格子状の、別の燃料棒配置を有し、本発明により直
交対称性を有している、沸騰水型原子炉燃料集合体の水
平横断面図である。
【図3】図1の燃料集合体の中央に配置された6個の燃
料棒に代えて、大型の中央水ロッド又は水チャネルが配
置された燃料集合体の水平横断面図である。
【図4】図2の燃料集合体の中央に配置された10個の
燃料棒に代えて、大型の中央水ロッド又は水チャネルが
配置された燃料集合体の水平横断面図である。
【図5】燃料集合体が、方形境界内に密に装填された3
角形格子状の燃料棒配置を有し、かつ通常は9個の燃料
棒が配置される中央に大型の方形水チャネルを有し、直
交対称に構成されている、沸騰水型原子炉燃料集合体の
水平横断面図である。
【図6】燃料集合体が、方形境界内に密に装填された3
角形格子の燃料棒が、別の配置形式を有し、直交対称に
構成されている、沸騰水型原子炉燃料集合体の水平横断
面図である。
【符号の説明】
a 燃料棒横列数M−最大数の燃料棒を有する横列の燃
料棒数N b 3角形ピッチの底辺 c 長方形配列での、等しい隣接燃料棒横列の中心線間
隔 h 3角形ピッチの高さ n 燃料棒間の間隙数=N−1 P 等しい隣接燃料棒横列の数 r c/b x 燃料棒間の間隙数=P−1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沸騰水型原子炉用の核燃料集合体におい
    て、前記集合体が、集合体底部側に配置された下部タイ
    プレートと、集合体頂部側に配置された上部タイプレー
    トとの間に保持された複数の細長い平行な燃料棒と、前
    記複数の燃料棒を取囲み、燃料棒の周囲で集合体底部か
    ら集合体頂部へ冷却材/減速材を導くための事実上方形
    横断面の区域を有する外側チャネルと、燃料棒を所定配
    列に位置決め保持するための少なくとも1個のスペーサ
    とを有しており、前記燃料棒の第1群が、所定ピッチで
    長方形状に配列され、また、前記燃料棒の第2群が、所
    定ピッチで3角形状に配列され、しかも燃料棒の複数中
    心が、次式、すなわち 【数1】 によって決定される底辺対高さ比を有する2等辺3角形
    の頂点に位置しており、この式において、 h/b=外側チャネルの事実上方形の横断面区域内に適
    合するように3角形状に配列された第2群燃料棒の3角
    形ピッチの底辺対高さ比、 N=最大数の燃料棒を有する横列内の燃料棒数、 n=最大数の燃料棒を有する横列内の燃料棒間隙の数=
    N−1、 M=燃料棒横列の数、 a=M−N、 P=外側チャネル横断面区域の中心線のところに所定ピ
    ッチで長方形に配列された第1群燃料棒の隣接横列の
    数、 x=第1群燃料棒の隣接横列それぞれの燃料棒間隙の数
    =P−1、 r=c/b=3角形状に配列された第2群燃料棒の3角
    形ピッチの底辺をなす間隔bに対する第1群燃料棒隣接
    横列の間隔cの比、 c=長方形配列の第1群燃料棒隣接横列の間隔であるこ
    とを特徴とする、沸騰水型原子炉用の核燃料集合体。
  2. 【請求項2】 沸騰水型原子炉用の核燃料集合体におい
    て、前記集合体が、集合体底部側に配置された下部タイ
    プレートと、集合体頂部側に配置された上部タイプレー
    トとの間に保持された複数の細長い平行な燃料棒と、前
    記複数の燃料棒を取囲み、燃料棒の周囲で集合体底部か
    ら集合体頂部へ冷却材/減速材を導くための事実上方形
    横断面の区域を有する外側チャネルと、燃料棒を所定配
    列に位置決め保持するための少なくとも1個のスペーサ
    とを有しており、前記燃料棒の第1群が、所定ピッチで
    長方形状に配列され、また、前記燃料棒の第2群が、所
    定ピッチで3角形状に配列され、しかも燃料棒の複数中
    心が、次式、すなわち 【数2】 によって決定される底辺対高さ比を有する2等辺3角形
    の頂点に位置しており、この式において、 h/b=外側チャネルの事実上方形の横断面区域内に適
    合するように3角形状に配列された第2群燃料棒の3角
    形ピッチの底辺対高さ比、 N=最大数の燃料棒を有する横列内の燃料棒数、 n=最大数の燃料棒を有する横列内の燃料棒間隙数=N
    −1、 M=燃料棒横列の数、 a=M−N、 P=外側チャネル横断面区域の中心線のところに所定ピ
    ッチで長方形に配列された第1群燃料棒隣接横列の数、 x=第1群燃料棒の隣接横列それぞれの燃料棒の間隙数
    =P−1であり、 更に、3角形状に配列された第2群の燃料棒の3角形ピ
    ッチの底辺をなす間隔bが、長方形配列の第1群燃料棒
    の隣接横列間隔に等しいことを特徴とする、沸騰水型原
    子炉用の燃料棒集合体。
  3. 【請求項3】 沸騰水型原子炉用の核燃料集合体におい
    て、前記集合体が、集合体底部側に配置された下部タイ
    プレートと、集合体頂部側に配置された上部タイプレー
    トとの間に保持された複数の細長い平行な燃料棒と、前
    記複数の燃料棒を取囲み、燃料棒の周囲で集合体底部か
    ら集合体頂部へ冷却材/減速材を導くための事実上方形
    横断面の区域を有する外側チャネルと、燃料棒を所定配
    列に位置決め保持するための少なくとも1個のスペーサ
    とを有しており、前記燃料棒の第1群が、所定ピッチで
    長方形状に配列され、また、前記燃料棒の第2群が、所
    定ピッチで3角形状に配列され、燃料棒の複数中心が、
    次式、すなわち 【数3】 によって決定される底辺を有する正3角形の頂点に位置
    しており、この式において、 b=外側チャネルの事実上方形の横断面区域内に適合す
    るように正3角形状に配列された第2群燃料棒の3角形
    ピッチの底辺、 N=最大数の燃料棒を有する横列内の燃料棒数、 n=最大数の燃料棒を有する横列内の燃料棒間隙数、 M=燃料棒列の数、 a=M−N、 P=外側チャネル横断面区域の中心線のところに所定ピ
    ッチで長方形状に配列された第1群燃料棒の隣接横列
    数、 x=第1群燃料棒の隣接横列それぞれの燃料棒間隙数=
    P−1、 c=長方形状に配列された第1群燃料棒の隣接横列間隔
    であることを特徴とする、沸騰水型原子炉用の核燃料集
    合体。
JP8256733A 1995-09-28 1996-09-27 沸騰水型原子炉用の核燃料集合体 Pending JPH09145875A (ja)

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