JPH09146506A - Ramdac装置 - Google Patents

Ramdac装置

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Publication number
JPH09146506A
JPH09146506A JP7308825A JP30882595A JPH09146506A JP H09146506 A JPH09146506 A JP H09146506A JP 7308825 A JP7308825 A JP 7308825A JP 30882595 A JP30882595 A JP 30882595A JP H09146506 A JPH09146506 A JP H09146506A
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JP
Japan
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signal
frequency
ramdac
color difference
circuit
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Application number
JP7308825A
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English (en)
Inventor
安希子 ▲高▼濱
Akiko Takahama
Masahiko Nakamura
雅彦 中村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 NTSCエンコードをディジタル処理化可能
としてそれをRAMDACと共にオンチップ化し、ボー
ド規模の小さい安価なシステムを実現する。 【解決手段】 RAMDAC装置1は、RAMDAC部
15とNTSCエンコーダ部16を有する。第2PLL
回路6は12.273MHzピクセルクロックに同期し
た周波数4fscのクロックを生成し、変換回路7はRG
B信号を輝度信号Yと色差信号(R−Y),(B−Y)
に変換し、サンプリング周波数変換回路8は、両色差信
号の周波数を12.273MHzから4fscに変換す
る。更にLPF9は変換後の色差信号の帯域を約1MH
zに制限し、クロマエンコーダ回路10は色差信号に対
して平衡変調を行ってクロマ信号Cを生成する。他方、
輝度信号Yは、遅延合わせ回路12によって、色差信号
に対する上記処理に要する時間だけ遅延される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば3次元グ
ラフィックス用等として用いられるRAMDAC装置に
関するものであり、特にTVポート用のNTSC方式の
出力部(NTSCエンコーダ)をRAMDAC部と同一
のチップ内に設けた装置に関している。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元グラフィックス用RAMD
AC1Pは、図4に示すようなブロック構成となってい
る。ここで、「RAMDAC」とは、既知の通り、当該
RAMDAC外部のフレームバッファ70から読み出さ
れた8ビットのピクセル(画素)データ71によりパレ
ットRAM3Pをアドレシングし、これによってパレッ
トRAM3Pから出力された3原色成分に関するRGB
データ74をそれぞれ対応するDA変換器4Pによって
D/A変換することで、RGB信号を出力する機能を備
えたデバイスをいう。
【0003】上記パレットRAM3Pは、入力されたピ
クセルデータ71をRGBデータ74に変換するテーブ
ルとしての役割を持つ。しかも、ピクセルデータ71と
RGBデータ74との関係は可変である必要があるの
で、MPU2PによってパレットRAM3Pの内容を読
み出し/書き込み(R/W)できるようになっている。
このため、RAMDAC1Pは、MPUポート72を有
し、また、MPU2Pからの制御信号73とフレームバ
ッファ70から読み出されて入力する水平同期信号HS
YNC,垂直同期信号VSYNCとは、タイミング発生
器5Pにアクセスし、これにより、以下の表1に示すよ
うな水平同期信号HSYNC及び垂直同期信号VSYN
Cの出力が得られる。
【0004】
【表1】
【0005】この表1に示された値は、NTSC方式の
規格と同じである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図14に示されたRA
MDAC1Pの出力ポートをNTSC方式の機器に接続
する場合には、図15に示すように、RAMDAC1P
の出力信号、即ちRGB信号の後段側に、当該RGB信
号をNTSC方式の映像信号(輝度信号Y,クロマ信
号)にエンコードするための、アナログICであるNT
SCアナログエンコーダ75を別個取り付けることで対
応していた。そのため、ボード規模が大きくなってしま
うという問題点があった。
【0007】この発明は、かかる問題点を克服すべくな
されたものであり、RAMDACのRGB信号からNT
SC方式の映像信号にエンコードする機能をRAMDA
C装置自体に設けることを主目的としている。これによ
りNTSCエンコーダのオンチップ化を実現し、以てボ
ード規模の縮小化を図るものである。
【0008】又、この発明は、同装置内のゲート規模の
削減化、画質劣化の防止、画質の調整等の各機能を実現
することをも目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るR
AMDAC装置は、格納する3原色成分信号をピクセル
クロックのタイミングで読み出してディジタル・アナロ
グ変換して出力する一方、前記3原色成分信号をNTS
C方式に対応した信号として出力するRAMDAC装置
であり、前記3原色成分信号を映像信号に変換し、直線
補間を行うことによって前記映像信号の内の少なくとも
色差信号を色副搬送波周波数の4倍の周波数に周波数変
換し、更に前記色差信号をエンコードすることで、前記
NTSC方式に対応した信号として出力することを特徴
とする。
【0010】請求項2の発明に係るRAMDAC装置
は、請求項1において、前記ピクセルクロックに同期し
た前記色副搬送波周波数の4倍の周波数のクロックを生
成し、当該クロックに応じて前記周波数変換及び前記エ
ンコードを行うことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明に係るRAMDAC装置
は、請求項2において、前記映像信号中、前記色差信号
に対してのみ前記周波数変換を行い、輝度信号に対して
は前記色差信号に対する処理時間分だけの遅延合わせ処
理を行うことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明に係るRAMDAC装置
は、請求項3において、前記周波数変換後の前記エンコ
ード前又は前記エンコード後の何れかに於いて前記NT
SC方式によって定まる帯域に前記色差信号を制限する
ことを特徴とする。
【0013】請求項5の発明に係るRAMDAC装置
は、請求項4記載において、前記輝度信号に対する前記
遅延合わせ処理に先立って水平エンハンス処理を行うこ
とを特徴とする。
【0014】請求項6の発明に係るRAMDAC装置
は、請求項3において、前記周波数変換時に於いて前記
直線補間と同時に前記色差信号を前記NTSC方式によ
って定まる帯域に制限することを特徴とする。
【0015】請求項7の発明に係るRAMDAC装置
は、請求項6において、前記色副搬送波周波数の4倍の
周波数と前記ピクセルクロックの周波数との比をx:y
とすると、前記色差信号の周波数をx倍してy個毎にデ
ータを補間すると同時に前記NTSC方式によって定ま
る前記帯域制限を行い、その後に前記色差信号の周波数
を1/y倍することを特徴とする。
【0016】請求項8の発明に係るRAMDAC装置
は、請求項2において、前記NTSC方式に対応した前
記信号はそのディジタル・アナログ変換時に複合同期信
号を付加されて出力されることを特徴とする。
【0017】請求項9の発明に係るRAMDAC装置
は、請求項8において、前記ディジタル・アナログ変換
を行うDA変換器は前記映像信号用の電流源と当該電流
源と並列にスイッチを介して接続された前記複合同期信
号用の別の電流源とを含むことを特徴とする。
【0018】請求項10の発明に係るRAMDAC装置
は、請求項2において、前記色差信号と輝度信号の双方
に対して別個に前記周波数変換を行い、前記周波数変換
後の前記輝度信号と前記エンコードにより得られるクロ
マ信号との加算処理を行って得られる複合映像信号を前
記NTSC方式に対応した前記信号として出力すること
を特徴とする。
【0019】請求項11の発明に係るRAMDAC装置
は、請求項2に関して、前記色差信号と輝度信号の双方
に対して別個に前記周波数変換を行うと共に、前記NT
SC方式に対応した前記信号を出力する段階において、
前記周波数変換後の前記輝度信号と前記エンコードによ
り得られるクロマ信号との加算処理を行って複合映像信
号を得る加算器と、前記3原色成分信号の内の第1原色
成分信号と前記周波数変換後の前記輝度信号とを選択・
出力する第1セレクタと、前記3原色成分信号の内の第
2原色成分信号と前記複合映像信号とを選択・出力する
第2セレクタと、前記3原色成分信号の内の第3原色成
分信号と前記クロマ信号とを選択・出力する第3セレク
タと、前記第1セレクタの出力をディジタル・アナログ
変換する第1DA変換器と、前記第2セレクタの出力を
ディジタル・アナログ変換する第2DA変換器と、前記
第2セレクタの出力をディジタル・アナログ変換する第
3DA変換器とを備えることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1は、実施の形態1に係るRAMD
AC装置1の構成を示すブロック図であり、本装置1
は、後述するように、NTSCエンコーダをオンチップ
化するための構成を有している。同装置1は、破線で囲
まれた部分にあたるRAMDAC部15と、それ以外の
部分にあたるNTSCエンコーダ部16とに大別され
る。この内、RAMDAC部15は、NTSCエンコー
ドを入れる前のシステムであり、図14で示したRAM
DAC装置1Pと同様のシステムである。
【0021】まず、RAMDAC部15においては、R
AMDAC装置1の外部に設けられた、ここでは図示し
ていないフレームバッファ(図14参照)から読み出さ
れたピクセル(画素)データ(8ビット)により、カラ
ーパレットRAM3がアクセスされ、カラーパレットR
AM3から3原色成分のRGB信号が出力される。
【0022】ここで、上記RGB信号が与える電気映像
をパソコン等の外部装置に画面表示させる時には、RG
B信号は、それぞれの色成分に対応したDA変換器4
R,4G,4Bによってディジタルアナログ変換され
る。尚、3つのDA変換器4R,4G,4Bを総称し
て、DA変換器4と称する。
【0023】他方、RGB信号をNTSCエンコードす
る時には、MPU2は、カラーパレットRAM3より読
み出されるRGB信号のタイミングを、NTSC規格の
タイミングと同じようになるように設定する。設定され
たRGB信号(各8ビット信号)は、(RGBtoY、R
−Y、B−Y)変換回路7に入力され、同変換回路7
は、下記の数1〜数3で与えられる輝度信号方程式に従
って、RGB信号を、輝度信号Y、色差信号(R−
Y)、(B−Y)に変換する。
【0024】
【数1】
【0025】
【数2】
【0026】
【数3】
【0027】変換された色差信号(R−Y)、(B−
Y)(各9ビット)は、サンプリング周波数変換回路8
に入力され、同変換回路8は、直線補間を行うことによ
り、周波数12.273MHzの色差信号(R−Y)、
(B−Y)を、色副搬送波信号の周波数fsc(3.5
8MHz)の4倍の周波数4fsc(14.31818
MHz)に周波数変換する。この直線補間は、上記周波
数比が簡単な整数比(14.31818MHz:12.
273MHz=7:6)で表わされることを利用したも
のである。
【0028】次に、周波数変換後の色差信号(R−
Y)、(B−Y)は、ローパスフィルタ(LPF)回路
9に入力され、LPF回路9は、両色差信号(R−
Y),(B−Y)の周波数帯域を、NTSC方式によっ
て定まる1MHzの帯域に制限する。そして、クロマエ
ンコーダ回路10は、帯域制限された色差信号(R−
Y),(B−Y)をエンコードしてクロマ信号(搬送色
信号)Cに変調し、クロマ信号CをDA変換器11に出
力する。DA変換器11は、入力したクロマ信号Cに対
してディジタル/アナログ変換を行って、アナログ信号
としてのクロマ信号Cを出力する。
【0029】尚、本例では、周波数帯域を1MHz程度
に制限するための帯域制限回路をクロマエンコーダ回路
10の前段にLPF9を設けることで構成しているが、
これに代えて、クロマエンコーダ回路10の後段にバン
ドバスフィルタBPFを設けることで上記帯域制限回路
を構成することもできる。
【0030】一方、(RGBtoY、R−Y、B−Y変換
回路)7によって変換された輝度信号Yは、遅延合わせ
回路12に入力される。同回路12は、色差信号(B−
Y),(R−Y)からクロマ信号Cを生成するために要
する処理時間分だけ輝度信号Yを遅延して、両信号Y,
Cの位相を合わせる。そして、遅延合わせされた輝度信
号Yは、DA変換器13によってディジタルアナログ変
換されて出力される。出力される映像信号(Y,C)
は、“NTSC方式に対応した信号”である。
【0031】以上のように、実施の形態1においては、
クロマエンコーダ回路10において、色差信号(R−
Y),(B−Y)を4fsc(14.31818MH
z)の周波数でエンコードする為に、サンプリング周波
数変換回路8において、ピクセルクロック周波数12.
273MHzから周波数4fsc(14.31818M
Hz)へのサンプリング周波数変換を行っている。
【0032】この場合、色差信号に加えて輝度信号Yに
対しても、つまりピクセルクロック12.273MHz
の映像信号の全てに対して上記のサンプリング周波数変
換を行うことも可能である。しかし、輝度信号Yも同様
に上記周波数変換を行った場合には、帯域が落ちるた
め、水平方向の輪郭強調の処理が更に輝度信号に対して
必要となる。
【0033】よって、本実施の形態1では、色差信号
(B−Y)、(R−Y)に対してのみ上記サンプリング
周波数変換を行うこととし、輝度信号Yについては、上
記サンプリング周波数変換を行わずに、色差信号(B−
Y)、(R−Y)の処理時間分の遅延合わせの処理を行
っている。しかも、この構成を採る場合には、遅延合わ
せ回路12をDフリップフロップ(以後、単にDFFと
記す)だけで構成することができ、輝度信号Yに対して
周波数変換と水平方向の輪郭強調と色差信号(B−
Y)、(R−Y)の処理時間分の遅延合わせとの各処理
を行なった場合に比べて、ゲート規模を小さくすること
ができる利点がある。
【0034】また、図1のRAMDAC装置1では、発
振周波数13.5MHzのオシレータ14からの基本ク
ロックは、第1位相同期ループ回路(以後、第1PLL
回路と称す)5に入力され、第1PLL回路5は、1
3.5MHzの基本クロックに同期した12.273M
Hzのピクセルクロックを発生する。この12.273
MHzのピクセルクロックは、RAMDAC部15,
(RGBtoY、R−Y、B−Y変換回路)7,サンプリ
ング周波数変換回路8,遅延合わせ回路12、輝度信号
Y用のDA変換器13、及び第2PLL回路6に入力し
ている。又、第2PLL回路6では、12.273MH
zのピクセルクロックに同期した周波数4fsc(1
4.31818MHz)のクロックを発生させる。発生
した周波数4fsc(14.31818MHz)のクロ
ックは、サンプリング周波数変換回路8、LPF回路
9、クロマエンコーダ回路10、及びクロマ信号C用の
DA変換器9に入力される。
【0035】以上のように、第1PLL回路5と同等の
第2PLL回路6とを用いて、14.31818MHz
のクロックを生成しているのは、仮に周波数4fsc
(14.31818MHz)のクロックをフリーランク
ロックで構成した場合には、周波数がずれて、ライン間
の色位相ずれが発生し、非標準信号となるという問題点
が生じるので、これを回避するためである。しかも、R
AMDAC装置では、通常、PLL回路を用いて発振周
波数13.5MHzのクロックに12.273MHzの
クロックを同期させている。そこで、本RAMDAC装
置1では、上記第1PLL回路5とそれと同等の性能を
有する第2PLL回路6とを用いて、13.5MHzの
基本クロックに同期した12.273MHzのピクセル
クロックに14.31818MHzのクロックを同期さ
せることとしている。第1及び第2PLL回路5,6の
具体的な構成図を、図3に示す。
【0036】まず、第1PLL回路5では、13.5M
Hzの基本クロックで働く11カウンター18で上記基
本クロックを11回カウントして得られる位相と、9
8.1818MHzのVCO出力クロックで働く80カ
ウンター21で上記VCO出力クロックを80回カウン
トして得た位相との位相差を、位相比較器19で検出
し、その位相差を与える電圧値を積分器20で積分して
98.1818MHz電圧制御発振器(第1VCO)2
2の同期特性を決定する制御信号に変換する。その結
果、第1VCO22は、周波数13.5MHzの基本ク
ロックに同期した周波数98.1818MHzのVCO
出力クロックを生成・出力する。そして、このVCOク
ロックを8回カウントする8カウンター23で分周する
と、周波数12.273MHzのピクセルクロックが生
成される。
【0037】同様に、第2PLL回路6では、周波数1
2.273MHzのピクセルクロックを受けて働く6カ
ウンター24がピクセルクロックを6回カウントとして
得た位相と、周波数14.31818MHzのクロック
を受けて働く7カウンター28が上記クロックを7回カ
ウントして得た位相との位相差を、位相比較器26で検
出し、その位相差の電圧値を積分器27で積分して、1
4.31818MHz電圧制御発振器(第2VCO)2
8の同期特性を決定する制御信号に変換し、その結果、
第2VCO28は、周波数12.273MHzのピクセ
ルクロックに同期した周波数14.31818MHzの
クロックを生成・出力する。
【0038】このように構成することで、非標準信号に
なることを防ぎ、画質の劣化を防止することが可能とな
る。
【0039】図1に示した回路構成をとることにより、
NTSCクロマエンコードのディジタル処理を簡単に行
えることについて、以下に説明する。
【0040】NTSCクロマエンコード方式は、2つの
色差信号(R−Y)、(B−Y)を、周波数が同じで位
相が90゜異なる2つの色副搬送波信号(fsc=3.
58MHz)で以て平衡変調したものであり、平衡変調
後のクロマ信号Cは次の数4で表わされる。
【0041】
【数4】
【0042】そのため、色差信号(R−Y)、(B−
Y)を色副搬送波周波数fscの4倍の周波数の上記ク
ロックでサンプリングしたときには、各サンプリング時
におけるクロマ信号は、次の数5〜数8で表わされる。
【0043】
【数5】
【0044】
【数6】
【0045】
【数7】
【0046】
【数8】
【0047】これらの数式より明らかな通り、サンプリ
ング後のクロマ信号は、R−Y、B−Y、−(R−
Y)、−(B−Y)、R−Y、B−Y、−(R−Y)、
−(B−Y)・・・・・というように簡単に表わされ
る。本発明では、このことを利用しているために、サン
プリング周波数変換では上記周波数fscの4倍の周波
数への変換を行っている。しかも、14.31818M
Hz:12.273MHz=7:6の簡単な整数比であ
らわされるため、図2に示されるような、簡単な直線補
間を用いることで、上記サンプリング周波数変換を行う
ことが可能である。
【0048】以上の様に、周波数変換された色差信号
(R−Y)、(B−Y)に対して、NTSC方式のシス
テムに従って、1MHzの帯域に制限するLPFを作用
させた後、(NTSC)クロマエンコーダ回路10によ
って、色差信号はエンコードされ、クロマ信号Cが生成
される。これによって、NTSC方式で定められた帯域
制限を実現できる。
【0049】このように、ピクセルクロック周波数から
4fscの周波数への周波数変換を1チップのRAMD
AC装置内で実現することによって、NTSCエンコー
ドのディジタル処理化及びそのオンチップ化を簡単に実
現することができ、このため、従来のシステムに比べ
て、ボード規模を小さくすることが可能となり、安価な
システムを実現できる。
【0050】(実施の形態1の変形)上述した実施の形
態1では、周波数4fsc(14.31818MHz)
への周波数変換を行っていたが、色差信号(B−Y)、
(R−Y)について着目すると、2fsc(7.190
9MHz)への周波数変換でもNTSCエンコーダ部の
ディジタル構成が可能である。この場合、クロマエンコ
ーダ回路は、図4に示す回路で構成することができ、そ
のタイミングチャートは図5に示すようになる。
【0051】図4の回路について、以下に説明する。2
fscレートの色差信号(R−Y)、(B−Y)は、オ
フセットバイナリーの形式で同回路に入力し、セレクタ
29は、色差信号(R−Y)、(B−Y)を、周波数2
fscのクロックを制御信号として周波数4fscで与
えられるタイミング毎にマルチプレクスする。その後、
DFF30は、セレクトされた一方の色差信号を周波数
4fscの逆数、即ち周期分だけシフトさせる。シフト
されたデータAは、図5のAに対応する。続いて、図4
の信号a=1の時、EX−OR回路31によって“H”
と“L”とを反転させ、加算器32によって+1だけ加
算することで、データの正と負とを反転させることが可
能となる。他方、a=0の時は、そのままセレクトされ
た色差信号のデータが出力される。ここで、OR回路3
3はアンダーフローに対応している。OR回路33から
出力されたデータは、DFF6によってシフトされ、ク
ロマ信号Cが出力される。
【0052】図5に示したタイミングチャートからも理
解されるように、図4のクロマエンコーダ回路の入力信
号としての色差信号(R−Y)、(B−Y)は、2fs
cレートで与えられる。よって、図1のサンプリング周
波数変換回路8において、2fscへの周波数変換を行
っても、実施の形態1と同等の効果が得られる。
【0053】尚、図4では、DFF30,34を挿入し
ているが、高速演算処理が可能な場合には、必ずしも必
要ではない。
【0054】(実施の形態2)通常、クロマエンコード
されたクロマ信号Cについては、その周波数帯域を1M
Hz程度に制限する必要がある。この帯域制限を行う回
路としては、クロマエンコーダ回路10の前段にLPF
(図1参照)を、もしくは、その後段にBPFを設けて
も実現することができるが、サンプリング周波数変換処
理部に1MHzの帯域制限の機能、即ちLPF機能をも
たせることも可能である。後者の場合が、本実施の形態
2である。
【0055】以下、その原理について説明する。図6の
(a)〜(e)の各々は、周波数帯域を示したものであ
る。まず、6.1365MHz(12.273MHz/
2)の周波数帯域(図6(a))をもつ色差信号(R−
Y)、(B−Y)の周波数を7倍(x倍)し(図6
(b))、6個(y個)ごとにデータを補間する(図6
(c))。そのとき、図6から分かるように、43タッ
プの補間となる。その際に、補間と同時に1MHzのL
PFをかけて、1/6倍(1/y倍)(図6(d))す
るというものである。図で書くと複雑なようだが、単純
に図6(c)に示す様な特性のLPFをかけたあと、図
2のような直線補間を行うだけでよい。
【0056】上記原理を適用した本実施の形態2におけ
るRAMDAC装置1Aのブロック図を、図7に示す。
ちなみに、クロマエンコーダ後の帯域は、図6(e)に
示すようになる。
【0057】このように構成すれば、本実施の形態2に
おいても実施の形態1と同様の効果が得られ、しかも、
実施の形態1よりもゲート規模の削減を図ることができ
る利点がある。
【0058】(実施の形態3)NTSCエンコーダ部内
の輝度信号Y用DA変換器が電流源により構成されてい
る場合には、図8、又は図9に示す様に、映像信号用の
電流源37又は42に並列に電流源セル38又は43を
追加配設することによって、映像信号に複合同期信号を
付加することができる。
【0059】図8についての動作を説明する。同図中、
37は映像信号の電流源、38は複合同期信号の電流源
(別の電流源に該当)、35は電源電位、36は負荷抵
抗、39はスイッチである。図10に示されるように、
複合映像信号が同期信号部分47の期間T内にあるとき
に、図8のスイッチ39をONに制御することで、映像
信号に同期信号を付加することができる。このとき、複
合同期信号付き映像信号は、{V−(R・(I1+I
2))}の式で構成される。
【0060】スイッチ39がOFF状態にある時は、映
像信号は(V−(R・I1))で表わされる。
【0061】従来、同期信号はディジタル部を用いて映
像信号に重畳されていた為、加算器もしくは、セレクタ
ーなどを必要とする上、DA変換器の精度が映像信号の
ビット数よりも1ビット多く必要であったが、この実施
の形態3のように構成することで、複合同期信号用の電
流源38とスイッチ39とで簡単に上記重畳機能部を構
成することができる。
【0062】同様に、図9の場合でも、上記機能・効果
の実現が可能である。同図中、42は映像信号の電流
源、43は複合同期信号の電流源(別の電流源)、40
及び41は電源電位、44はスイッチ、45は負荷抵抗
である。この場合には、図10に示される同期信号部分
47のときに、図9のスイッチ44をOFFに制御する
ことで、映像信号に同期信号を付加することができる。
【0063】本実施の形態3におけるRAMDAC装置
のブロック構成は、図1のDAC13を図8又は図9に
置き換えたものに相当する。
【0064】(実施の形態4)実施の形態1の構成にお
いては、図1からわかるように、クロマ信号C用DA変
換器11と輝度信号Y用DA変換器13の計2個のDA
変換器を必要としていた。
【0065】これに対して、本実施の形態4では、図1
のクロマエンコーダ回路10から出力されたクロマ信号
Cと図1の遅延合わせ回路12から出力された輝度信号
Yとを、図11に示すように、加算器48で加算し、加
算後の信号をDA変換器49でディジタルアナログ変換
することで、複合映像信号(Y+C)を出力可能として
いる。但し、この場合には、輝度信号Yを加算器48に
入力する前の段階に、いずれも周波数4fscのクロッ
クタイミングで動作する、別個のサンプリング周波数変
換回路46,水平方向の輪郭強調処理部77及び遅延合
わせ回路76を更に設ける必要がある。
【0066】これにより、本実施の形態4では、DA変
換器を1個分削減して、複合映像信号を出力することが
できる。
【0067】(実施の形態5)実施の形態1の構成にお
いては、図1からわかるように、3個のRGB用DA変
換器4とクロマ信号C用DA変換器11と輝度信号Y用
DA変換器13の計5個のDA変換器を必要としてい
た。
【0068】これに対して、本実施の形態5のRAMD
AC装置では、RGB信号出力用の3個のDA変換器
に、NTSC方式の出力である輝度信号Y、クロマ信号
C、又は複合映像信号(Y+C)用の各DA変換器を兼
用させることが可能である。そのDA変換器のブロック
構成図を、図12に示す。
【0069】即ち、パソコン等に本RAMDAC装置を
接続するときには、図12の第1〜第3セレクター5
0,51,52により、A側が選ばれ、図1のカラーパ
レット3からの出力であるRGB信号が選択される。こ
れにより、図12の第1〜第3DA変換器53,54,
55は、それぞれR信号(ここでは、第1原色成分信号
に該当),G信号(第2原色成分信号),B信号(第3
原色成分信号)をディジタルアナログ変換して出力す
る。
【0070】他方、RAMDAC装置が、NTSC方式
のTV等に接続されるときには、各第1〜第3セレクタ
50〜52はB側を選択し、図1のクロマエンコーダ回
路10から出力されたクロマ信号Cと、図1の遅延合わ
せ回路12から出力された輝度信号Yと上記クロマ信号
Cとを図12の加算器56で加算して得られる複合映像
信号(Y+C)と、輝度信号Yとがそれぞれ選択され、
それらがそれぞれ第1〜第3DA変換器53〜55の各
々によってディジタル/アナログ変換されて出力され
る。
【0071】このように、RAMDAC装置の出力ポー
ト側のDA変換器の機能を全て3個のDA変換器53〜
55に兼用させることで、使用するDA変換器の数を図
1の場合よりも2個分削除することができる。と同時
に、本実施の形態5では、両信号Y,Cに加えて、複合
映像信号(Y+C)をも出力することができるという利
点がある。
【0072】(実施の形態6)ここでは、輝度信号Yの
遅延合わせに用いられていた図1の遅延合わせ回路12
内部に、水平エンハンス回路を設けて、その水平エンハ
ンス回路自体に上記遅延合わせの機能を一部負担させよ
うとするものである。
【0073】本実施の形態6における遅延合わせ回路1
2のブロック構成図を、図13に示す。同図中、破線で
囲まれた部分58は、水平エンハンス回路の一例であ
る。遅延合わせ回路部12’は、水平エンハンス回路5
8で実現された遅延時間分を除いた、残りの必要な遅延
時間を実現する部分である。
【0074】エンハンス成分は、第1DFF59の出力
データSBと第3DFF61の出力データSCとを加算
器62で加算し、2分の1のレベルにされた加算器出力
データを、データSAから加算器63によって引き算し
て得られるものである。このエンハンス成分のデータS
Dに対しては、GAIN回路64によって、エンハンス
の量を調整することができる。GAIN回路64で調整
されたエンハンス成分は、第4DFF65でシフトされ
た後、加算器66によって、輝度信号YであるデータS
Cと加算される。この時、エンハンス成分は第4DFF
65でシフトされているので、輝度信号としては、デー
タSAを第3DFF6でシフトして得たデータCを用い
ている。
【0075】このように、水平エンハンス回路58は、
3個分のDFF機能を兼用している。従って、水平エン
ハンス回路部58は、図1の遅延合わせ回路12中の3
個分だけのDFF機能を兼用することができるので、そ
の分だけ図12の遅延合わせ回路12’に必要なDFF
の数を減らすことができ、その上、図13中のゲイン回
路3のゲインを調整することで画質を好みに応じて調整
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるRAMDA
C装置のシステムブロック図である。
【図2】 12.273MHzから14.318MHz
に周波数変換する際のサンプル点のモデルを示す図であ
る。
【図3】 第1及び第2PLL回路を示す図である。
【図4】 変形例におけるクロマエンコーダのブロック
図である。
【図5】 変形例におけるクロマエンコーダのタイミン
グチャートである。
【図6】 周波数変換とLPFを兼用した際の周波数特
性を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態2におけるRAMDA
Cの構成を示す図である。
【図8】 実施の形態3における、電流源により構成さ
れたDA変換器の回路構成図である。
【図9】 実施の形態3における、電流源により構成さ
れたDA変換器の回路構成図である。
【図10】 複合映像信号を示す図である。
【図11】 実施の形態4における、NTSCエンコー
ダ部の構成を示したブロック図である。
【図12】 実施の形態5における、DA変換器の構成
を示したブロック図である。
【図13】 実施の形態6における、水平エンハンス回
路機能を兼用した遅延合わせ回路の構成を示すブロック
図である。
【図14】 従来のRAMDACの機能ブロック図であ
る。
【図15】 NTSCアナログエンコーダを付けた、従
来のRAMDACの構成図である。
【符号の説明】
1 RAMDAC装置、15 RAMDAC部、16
NTSCエンコーダ部、5 第1PLL回路、6 第2
PLL回路、7 (RGB to Y,R−Y,B−
Y)変換回路、8 サンプリング周波数変換回路、9
LPF回路、10クロマエンコーダ回路、4,11,1
3 DAC。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納する3原色成分信号をピクセルクロ
    ックのタイミングで読み出してディジタル・アナログ変
    換して出力する一方、前記3原色成分信号をNTSC方
    式に対応した信号として出力するRAMDAC装置であ
    って、 前記3原色成分信号を映像信号に変換し、直線補間を行
    うことによって前記映像信号の内の少なくとも色差信号
    を色副搬送波周波数の4倍の周波数に周波数変換し、更
    に前記色差信号をエンコードすることで、前記NTSC
    方式に対応した信号として出力することを特徴とするR
    AMDAC装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のRAMDAC装置におい
    て、 前記ピクセルクロックに同期した前記色副搬送波周波数
    の4倍の周波数のクロックを生成し、当該クロックに応
    じて前記周波数変換及び前記エンコードを行うことを特
    徴とするRAMDAC装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のRAMDAC装置におい
    て、 前記映像信号中、前記色差信号に対してのみ前記周波数
    変換を行い、輝度信号に対しては前記色差信号に対する
    処理時間分だけの遅延合わせ処理を行うことを特徴とす
    るRAMDAC装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のRAMDAC装置におい
    て、 前記周波数変換後の前記エンコード前又は前記エンコー
    ド後の何れかに於いて前記NTSC方式によって定まる
    帯域に前記色差信号を制限することを特徴とするRAM
    DAC装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のRAMDAC装置におい
    て、 前記輝度信号に対する前記遅延合わせ処理に先立って水
    平エンハンス処理を行うことを特徴とするRAMDAC
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のRAMDAC装置におい
    て、 前記周波数変換時に於いて前記直線補間と同時に前記色
    差信号を前記NTSC方式によって定まる帯域に制限す
    ることを特徴とするRAMDAC装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のRAMDAC装置におい
    て、 前記色副搬送波周波数の4倍の周波数と前記ピクセルク
    ロックの周波数との比をx:yとすると、 前記色差信号の周波数をx倍してy個毎にデータを補間
    すると同時に前記NTSC方式によって定まる前記帯域
    制限を行い、その後に前記色差信号の周波数を1/y倍
    することを特徴とするRAMDAC装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載のRAMDAC装置におい
    て、 前記NTSC方式に対応した前記信号はそのディジタル
    ・アナログ変換時に複合同期信号を付加されて出力され
    ることを特徴とするRAMDAC装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のRAMDAC装置におい
    て、 前記ディジタル・アナログ変換を行うDA変換器は前記
    映像信号用の電流源と当該電流源と並列にスイッチを介
    して接続された前記複合同期信号用の別の電流源とを含
    むことを特徴とするRAMDAC装置。
  10. 【請求項10】 請求項2記載のRAMDAC装置にお
    いて、 前記色差信号と輝度信号の双方に対して別個に前記周波
    数変換を行い、前記周波数変換後の前記輝度信号と前記
    エンコードにより得られるクロマ信号との加算処理を行
    って得られる複合映像信号を前記NTSC方式に対応し
    た前記信号として出力することを特徴とするRAMDA
    C装置。
  11. 【請求項11】 請求項2記載のRAMDAC装置にお
    いて、 前記色差信号と輝度信号の双方に対して別個に前記周波
    数変換を行うと共に、前記NTSC方式に対応した前記
    信号を出力する段階において、 前記周波数変換後の前記輝度信号と前記エンコードによ
    り得られるクロマ信号との加算処理を行って複合映像信
    号を得る加算器と、 前記3原色成分信号の内の第1原色成分信号と前記周波
    数変換後の前記輝度信号とを選択・出力する第1セレク
    タと、 前記3原色成分信号の内の第2原色成分信号と前記複合
    映像信号とを選択・出力する第2セレクタと、 前記3原色成分信号の内の第3原色成分信号と前記クロ
    マ信号とを選択・出力する第3セレクタと、 前記第1セレクタの出力をディジタル・アナログ変換す
    る第1DA変換器と、 前記第2セレクタの出力をディジタル・アナログ変換す
    る第2DA変換器と、 前記第2セレクタの出力をディジタル・アナログ変換す
    る第3DA変換器とを備えたことを特徴とするRAMD
    AC装置。
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