JPH09148326A - 半導体素子およびその製造方法 - Google Patents
半導体素子およびその製造方法Info
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- JPH09148326A JPH09148326A JP30284195A JP30284195A JPH09148326A JP H09148326 A JPH09148326 A JP H09148326A JP 30284195 A JP30284195 A JP 30284195A JP 30284195 A JP30284195 A JP 30284195A JP H09148326 A JPH09148326 A JP H09148326A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配線と保護膜との密着性の向上による耐湿性
の向上。 【解決手段】 最上層がMo層となる多層配線と、前記
多層配線上に設けられる保護膜と、前記保護膜が部分的
に除去されて前記多層配線の表面が露出するボンディン
グパッドとを有する半導体素子(GaAsIC)であっ
て、前記多層配線と前記保護膜との間には前記Mo層の
酸化防止を図る酸化防止膜が設けられている。前記多層
配線はMo層/Au層/Mo層の3層構造となってい
る。前記酸化防止膜はその形成の段階で前記Mo層を酸
化させない雰囲気で形成された膜であり、たとえばプラ
ズマシリコン酸化膜(P−SiO膜)となっている。前
記保護膜は多層構造となり、外部の不純物の侵入を防止
する最上層のプラズマシリコン窒化膜(ブロック層)
と、前記ブロック層の下に設けられる応力緩和層として
のリンシリケートガラス膜を有する。
の向上。 【解決手段】 最上層がMo層となる多層配線と、前記
多層配線上に設けられる保護膜と、前記保護膜が部分的
に除去されて前記多層配線の表面が露出するボンディン
グパッドとを有する半導体素子(GaAsIC)であっ
て、前記多層配線と前記保護膜との間には前記Mo層の
酸化防止を図る酸化防止膜が設けられている。前記多層
配線はMo層/Au層/Mo層の3層構造となってい
る。前記酸化防止膜はその形成の段階で前記Mo層を酸
化させない雰囲気で形成された膜であり、たとえばプラ
ズマシリコン酸化膜(P−SiO膜)となっている。前
記保護膜は多層構造となり、外部の不純物の侵入を防止
する最上層のプラズマシリコン窒化膜(ブロック層)
と、前記ブロック層の下に設けられる応力緩和層として
のリンシリケートガラス膜を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子およびそ
の製造方法、特にGaAsIC等の製造における配線お
よび電極(ボンディングパッド)の形成技術に適用して
有効な技術に関する。
の製造方法、特にGaAsIC等の製造における配線お
よび電極(ボンディングパッド)の形成技術に適用して
有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】GaAsICの配線として、Mo/Au
/Moの3層構造の配線が使用されている。Mo/Au
/Mo配線については、特開平 3-30428号公報に記載さ
れている。
/Moの3層構造の配線が使用されている。Mo/Au
/Mo配線については、特開平 3-30428号公報に記載さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本出願人にあっては、
GaAsIC(GaAsIC素子:半導体素子)の開発
において、配線をMo/Au/Moの3層構造とし、こ
の多層配線を保護する保護膜をリンシリケートガラス膜
(PSG膜)上にプラズマシリコン窒化膜(P−SiN
膜)を重ねた多層構造の保護膜としてみた。また、半導
体素子の表面には、前記保護膜を部分的に除去して形成
した電極(ボンディングパッド)が設けられている。
GaAsIC(GaAsIC素子:半導体素子)の開発
において、配線をMo/Au/Moの3層構造とし、こ
の多層配線を保護する保護膜をリンシリケートガラス膜
(PSG膜)上にプラズマシリコン窒化膜(P−SiN
膜)を重ねた多層構造の保護膜としてみた。また、半導
体素子の表面には、前記保護膜を部分的に除去して形成
した電極(ボンディングパッド)が設けられている。
【0004】なお、前記PSG膜はアルカリイオンを固
定(トラップ)する役割を果たすとともに応力緩和層と
もなる。また、P−SiN膜は外部のアルカリイオンを
侵入拡散させないブロック層となる。
定(トラップ)する役割を果たすとともに応力緩和層と
もなる。また、P−SiN膜は外部のアルカリイオンを
侵入拡散させないブロック層となる。
【0005】このような半導体素子を高温加湿試験して
みたところ、前記電極(ボンディングパッド)部分にお
いて、前記保護膜が配線から剥離する不良が発生した。
みたところ、前記電極(ボンディングパッド)部分にお
いて、前記保護膜が配線から剥離する不良が発生した。
【0006】この剥離は、配線の最上層のMo層の酸化
が原因であることが判明した。すなわち、多層配線上に
形成されるPSG膜は、モノシラン(SiH4),酸素
(O2),ホスフィン(PH3)のガスを使用するCVD
法(気相化学成長法)によって形成される。この際、高
温下の酸素ガスが原因で、前記最上層のMo層が酸化す
る。Moの酸化物は水に溶解する。
が原因であることが判明した。すなわち、多層配線上に
形成されるPSG膜は、モノシラン(SiH4),酸素
(O2),ホスフィン(PH3)のガスを使用するCVD
法(気相化学成長法)によって形成される。この際、高
温下の酸素ガスが原因で、前記最上層のMo層が酸化す
る。Moの酸化物は水に溶解する。
【0007】したがって、電極(ボンディングパッド)
部分では、保護膜の縁の下のMo層部分(酸化部分)が
溶け、保護膜が多層配線の最上層のMo層から剥離す
る。保護膜の剥離は半導体素子の耐湿性低下の原因とな
る。
部分では、保護膜の縁の下のMo層部分(酸化部分)が
溶け、保護膜が多層配線の最上層のMo層から剥離す
る。保護膜の剥離は半導体素子の耐湿性低下の原因とな
る。
【0008】また、最上層のMo層の酸化は配線の信頼
性の低下の原因となる。
性の低下の原因となる。
【0009】本発明の目的は、配線と保護膜との密着性
の高い半導体素子およびその製造方法を提供することに
ある。
の高い半導体素子およびその製造方法を提供することに
ある。
【0010】本発明の他の目的は、耐湿性が高い半導体
素子およびその製造方法を提供することにある。
素子およびその製造方法を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、配線の信頼性が高い
半導体素子およびその製造方法を提供することにある。
半導体素子およびその製造方法を提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0014】(1)最上層がMo層となる多層配線(M
o層/Au層/Mo層の3層構造)と、前記多層配線上
に設けられる保護膜と、前記保護膜が部分的に除去され
て前記多層配線の表面が露出する電極とを有する半導体
素子であって、前記多層配線と前記保護膜との間には前
記Mo層を酸化させない雰囲気で形成される酸化防止膜
が設けられている。前記保護膜は多層構造となり、外部
の不純物の侵入を防止する最上層のブロック層(プラズ
マシリコン窒化膜)と、前記ブロック層の下に設けられ
る応力緩和層(リンシリケートガラス膜)とを有する。
前記酸化防止膜はモノシラン(SiH4)と酸化窒素
(N2O)のガスを用いたプラズマCVD法によって形
成されたプラズマシリコン酸化膜(P−SiO膜)とな
っている。前記半導体素子は半絶縁性GaAs基板によ
って構成され、GaAs−MESFETを有している。
o層/Au層/Mo層の3層構造)と、前記多層配線上
に設けられる保護膜と、前記保護膜が部分的に除去され
て前記多層配線の表面が露出する電極とを有する半導体
素子であって、前記多層配線と前記保護膜との間には前
記Mo層を酸化させない雰囲気で形成される酸化防止膜
が設けられている。前記保護膜は多層構造となり、外部
の不純物の侵入を防止する最上層のブロック層(プラズ
マシリコン窒化膜)と、前記ブロック層の下に設けられ
る応力緩和層(リンシリケートガラス膜)とを有する。
前記酸化防止膜はモノシラン(SiH4)と酸化窒素
(N2O)のガスを用いたプラズマCVD法によって形
成されたプラズマシリコン酸化膜(P−SiO膜)とな
っている。前記半導体素子は半絶縁性GaAs基板によ
って構成され、GaAs−MESFETを有している。
【0015】(2)GaAs−MESFETを形成した
半絶縁性GaAs基板(半導体基板)の主面にMo層/
Au層/Mo層を順次積層して多層配線を形成する工程
と、前記多層配線上に1層または多層からなる保護膜を
形成する工程と、前記保護膜を部分的に除去して前記多
層配線の表面のMo層を露出させて電極を形成する工程
とを有する半導体素子の製造方法であって、前記多層配
線を形成した後、前記多層配線上に最上層のMo層の酸
化防止を図る酸化防止膜(プラズマシリコン酸化膜)を
前記Mo層を酸化させない雰囲気(モノシランと酸化窒
素のガスを用いるプラズマCVD法)によって形成し、
その後酸化雰囲気で保護膜(リンシリケートガラス膜)
を形成する。酸化性雰囲気で前記酸化防止膜上に応力緩
和層となる前記保護膜(リンシリケートガラス膜)を形
成した後、外部の不純物の侵入を防止するブロック層と
なる保護膜(プラズマシリコン窒化膜)を形成する。
半絶縁性GaAs基板(半導体基板)の主面にMo層/
Au層/Mo層を順次積層して多層配線を形成する工程
と、前記多層配線上に1層または多層からなる保護膜を
形成する工程と、前記保護膜を部分的に除去して前記多
層配線の表面のMo層を露出させて電極を形成する工程
とを有する半導体素子の製造方法であって、前記多層配
線を形成した後、前記多層配線上に最上層のMo層の酸
化防止を図る酸化防止膜(プラズマシリコン酸化膜)を
前記Mo層を酸化させない雰囲気(モノシランと酸化窒
素のガスを用いるプラズマCVD法)によって形成し、
その後酸化雰囲気で保護膜(リンシリケートガラス膜)
を形成する。酸化性雰囲気で前記酸化防止膜上に応力緩
和層となる前記保護膜(リンシリケートガラス膜)を形
成した後、外部の不純物の侵入を防止するブロック層と
なる保護膜(プラズマシリコン窒化膜)を形成する。
【0016】前記(1)の手段によれば、最上層がMo
層となる多層配線上には、前記Mo層の酸化を防止する
酸化防止膜(保護膜)としてP−SiO膜が形成されて
いる。このP−SiO膜は、P−SiO膜上に酸化雰囲
気で形成されるPSG膜の形成時、前記Mo層を酸化さ
せない酸化防止膜として作用する。また、P−SiO膜
の形成において、モノシラン(SiH4)と酸化窒素
(N2O)のガスを用いたプラズマCVD法によって形
成するため、前記Mo層を酸化させない。したがって、
多層配線と多層保護膜との密着性は高い状態に維持され
る。また、最上層のMo層は酸化されていないことか
ら、水分によって溶解することもなく、電極部分の保護
膜の剥離も発生しなくなり、耐湿性の高い半導体素子と
なる。また、配線の信頼性も高くなる。
層となる多層配線上には、前記Mo層の酸化を防止する
酸化防止膜(保護膜)としてP−SiO膜が形成されて
いる。このP−SiO膜は、P−SiO膜上に酸化雰囲
気で形成されるPSG膜の形成時、前記Mo層を酸化さ
せない酸化防止膜として作用する。また、P−SiO膜
の形成において、モノシラン(SiH4)と酸化窒素
(N2O)のガスを用いたプラズマCVD法によって形
成するため、前記Mo層を酸化させない。したがって、
多層配線と多層保護膜との密着性は高い状態に維持され
る。また、最上層のMo層は酸化されていないことか
ら、水分によって溶解することもなく、電極部分の保護
膜の剥離も発生しなくなり、耐湿性の高い半導体素子と
なる。また、配線の信頼性も高くなる。
【0017】前記(2)の手段によれば、最上層がMo
層となる多層配線を形成した後、前記Mo層の酸化を防
止するためにP−SiO膜を多層配線上に形成する。こ
の結果、前記P−SiO膜上に応力緩和層としてのPS
G膜を酸化雰囲気で形成しても前記Mo層が酸化しなく
なる。また、前記P−SiO膜はSiH4とN2Oのガス
によるプラズマCVDによって形成されるため、Mo層
を酸化させることもない。したがって、最上層のMo層
が水分によって溶解することもなく、耐湿性に優れた配
線構造を有するGaAsICを製造することができる。
層となる多層配線を形成した後、前記Mo層の酸化を防
止するためにP−SiO膜を多層配線上に形成する。こ
の結果、前記P−SiO膜上に応力緩和層としてのPS
G膜を酸化雰囲気で形成しても前記Mo層が酸化しなく
なる。また、前記P−SiO膜はSiH4とN2Oのガス
によるプラズマCVDによって形成されるため、Mo層
を酸化させることもない。したがって、最上層のMo層
が水分によって溶解することもなく、耐湿性に優れた配
線構造を有するGaAsICを製造することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【0019】なお、発明の実施の形態を説明するための
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0020】図1は本発明の一実施形態(実施形態)で
あるGaAsICの一部を示す断面図、図2乃至図5は
本実施形態のGaAsICの製造方法を示す各工程での
断面図であり、図2はソース・ドレイン領域となるn+
型半導体領域およびn型動作層を形成した状態を示す断
面図、図3はソース・ドレイン・ゲート電極を形成した
状態を示す断面図、図4は多層配線を形成した状態を示
す断面図、図5は酸化防止膜を形成した状態を示す断面
図である。
あるGaAsICの一部を示す断面図、図2乃至図5は
本実施形態のGaAsICの製造方法を示す各工程での
断面図であり、図2はソース・ドレイン領域となるn+
型半導体領域およびn型動作層を形成した状態を示す断
面図、図3はソース・ドレイン・ゲート電極を形成した
状態を示す断面図、図4は多層配線を形成した状態を示
す断面図、図5は酸化防止膜を形成した状態を示す断面
図である。
【0021】本実施形態では、半絶縁性GaAs基板を
使用したGaAs−MESFETを有するGaAsIC
に本発明を適用した例について説明する。
使用したGaAs−MESFETを有するGaAsIC
に本発明を適用した例について説明する。
【0022】図1はGaAsIC1の一部を示す断面図
であり、リセス構造のMESFET2部分を示す図であ
る。
であり、リセス構造のMESFET2部分を示す図であ
る。
【0023】MESFET2は、半絶縁性GaAs基板
3の表層部分に形成されたソース領域およびドレイン領
域となる一対のn+型半導体領域4,5と、これらn+型
半導体領域4,5を繋ぐn型動作層6を有している。ま
た、半絶縁性GaAs基板3の主面は絶縁膜10で選択
的に覆われている。そして、露出した前記n+型半導体
領域4,5上には、ソース・ドレイン電極となるコンタ
クト電極7,8が設けられている。このコンタクト電極
7,8は、たとえば、AuGeとなっている。また、前
記n型動作層6はリセス構造となり、このリセス上には
WSiからなるゲート電極9が設けられている。
3の表層部分に形成されたソース領域およびドレイン領
域となる一対のn+型半導体領域4,5と、これらn+型
半導体領域4,5を繋ぐn型動作層6を有している。ま
た、半絶縁性GaAs基板3の主面は絶縁膜10で選択
的に覆われている。そして、露出した前記n+型半導体
領域4,5上には、ソース・ドレイン電極となるコンタ
クト電極7,8が設けられている。このコンタクト電極
7,8は、たとえば、AuGeとなっている。また、前
記n型動作層6はリセス構造となり、このリセス上には
WSiからなるゲート電極9が設けられている。
【0024】また、前記コンタクト電極7,8、ゲート
電極9および絶縁膜10上には層間絶縁膜11が形成さ
れている。前記層間絶縁膜11にはコンタクト用の穴が
設けられている。そして、前記層間絶縁膜11およびコ
ンタクト用穴部分には、配線(多層配線)15が形成さ
れている。前記配線15は、相互に電気的に独立し、そ
れぞれコンタクト電極7,8やゲート電極9に繋がって
いる。
電極9および絶縁膜10上には層間絶縁膜11が形成さ
れている。前記層間絶縁膜11にはコンタクト用の穴が
設けられている。そして、前記層間絶縁膜11およびコ
ンタクト用穴部分には、配線(多層配線)15が形成さ
れている。前記配線15は、相互に電気的に独立し、そ
れぞれコンタクト電極7,8やゲート電極9に繋がって
いる。
【0025】前記配線15は、モリブデン(Mo)層1
6/Au層17/Mo層18と三層構造となっている。
これら各層は数十〜数百nmの厚さとなっている。
6/Au層17/Mo層18と三層構造となっている。
これら各層は数十〜数百nmの厚さとなっている。
【0026】また、前記配線15や層間絶縁膜11上に
は保護膜20が形成されている。この保護膜20は多層
構造となり、外部の不純物の侵入を防止する最上層のブ
ロック層22と、前記ブロック層22の下に設けられる
応力緩和層21とからなっている。
は保護膜20が形成されている。この保護膜20は多層
構造となり、外部の不純物の侵入を防止する最上層のブ
ロック層22と、前記ブロック層22の下に設けられる
応力緩和層21とからなっている。
【0027】前記ブロック層22はアルカリイオンや水
分の侵入を防止するのに効果のあるプラズマシリコン窒
化膜(P−SiN膜)22で形成されている。
分の侵入を防止するのに効果のあるプラズマシリコン窒
化膜(P−SiN膜)22で形成されている。
【0028】前記応力緩和層21は、応力を緩和するの
に効果のあるリンシリケートガラス膜(PSG膜)で形
成されている。応力緩和のための膜としては、CVDS
iO2膜やポリイミド樹脂等からなる絶縁性の樹脂膜が
使用できる。
に効果のあるリンシリケートガラス膜(PSG膜)で形
成されている。応力緩和のための膜としては、CVDS
iO2膜やポリイミド樹脂等からなる絶縁性の樹脂膜が
使用できる。
【0029】前記PSG膜21は、SiH4,O2,ホス
フィン(PH3)等のガスを使用したCVD法で形成さ
れる。また、CVDSiO2膜は、SiH4とO2等のガ
スを使用したCVD法で形成される。
フィン(PH3)等のガスを使用したCVD法で形成さ
れる。また、CVDSiO2膜は、SiH4とO2等のガ
スを使用したCVD法で形成される。
【0030】前記応力緩和層21やP−SiN膜22
は、数十〜数百nmの厚さとなっている。
は、数十〜数百nmの厚さとなっている。
【0031】また、前記配線15と保護膜20との間に
は、数十〜数百nmの厚さの酸化防止膜25が設けられ
ている。この酸化防止膜25は、多層配線15の最上層
のMo層18が酸化しないようにするための膜であり、
酸化雰囲気で形成される前記PSG膜21の形成時、前
記Mo層18を酸化させないための保護膜である。した
がって、この酸化防止膜25を形成する際、Mo層18
を酸化させないことも本発明の特長の一つである。
は、数十〜数百nmの厚さの酸化防止膜25が設けられ
ている。この酸化防止膜25は、多層配線15の最上層
のMo層18が酸化しないようにするための膜であり、
酸化雰囲気で形成される前記PSG膜21の形成時、前
記Mo層18を酸化させないための保護膜である。した
がって、この酸化防止膜25を形成する際、Mo層18
を酸化させないことも本発明の特長の一つである。
【0032】このため、本実施形態では、前記酸化防止
膜25は、処理ガスとしてSiH4とN2O等のガスを使
用したP−SiO膜25で形成してある。この処理によ
れば、O2ガスを使用しないことから、P−SiO膜2
5を形成する際、Mo層18を酸化させることはない。
膜25は、処理ガスとしてSiH4とN2O等のガスを使
用したP−SiO膜25で形成してある。この処理によ
れば、O2ガスを使用しないことから、P−SiO膜2
5を形成する際、Mo層18を酸化させることはない。
【0033】また、前記酸化防止膜25は、後に酸化雰
囲気で形成する保護膜の形成時や酸化防止膜25自体の
形成時にMo層18の酸化を防止できる膜であれば良い
ことから、他の絶縁膜、たとえば、P−SiN膜等であ
っても良い。
囲気で形成する保護膜の形成時や酸化防止膜25自体の
形成時にMo層18の酸化を防止できる膜であれば良い
ことから、他の絶縁膜、たとえば、P−SiN膜等であ
っても良い。
【0034】一方、前記保護膜20は部分的に除去され
て多層配線15の表面が露出する電極(ボンディングパ
ッド)30が設けられている。このボンディングパッド
30には、ワイヤがボンディングされる。
て多層配線15の表面が露出する電極(ボンディングパ
ッド)30が設けられている。このボンディングパッド
30には、ワイヤがボンディングされる。
【0035】なお、前記電極30にバンプ電極を設ける
ようにしても良い。
ようにしても良い。
【0036】また、半絶縁性GaAs基板3の裏面全体
には電極23が形成されている。
には電極23が形成されている。
【0037】このようなGaAsIC(半導体素子)1
は、所定のパッケージに封止されて使用される。
は、所定のパッケージに封止されて使用される。
【0038】つぎに、GaAsIC(半導体素子)1の
製造、特に配線および保護膜の形成方法について、図2
乃至図4を参照しながら説明する。
製造、特に配線および保護膜の形成方法について、図2
乃至図4を参照しながら説明する。
【0039】図2に示すように、半絶縁性GaAs基板
3の主面に、イオン注入と、その後のアニール処理によ
って、いずれもソース領域あるいはドレイン領域となる
一対のn+型半導体領域4,5およびn+型半導体領域
4,5を繋ぐn型層からなる動作層6を形成する。前記
n+型半導体領域4,5およびn型動作層6はMESF
ET2を形成するためのものである。
3の主面に、イオン注入と、その後のアニール処理によ
って、いずれもソース領域あるいはドレイン領域となる
一対のn+型半導体領域4,5およびn+型半導体領域
4,5を繋ぐn型層からなる動作層6を形成する。前記
n+型半導体領域4,5およびn型動作層6はMESF
ET2を形成するためのものである。
【0040】つぎに、半絶縁性GaAs基板3の主面の
スルー膜やアニール処理時に発生した酸化膜等からなる
絶縁膜31を除去する。その後、図3に示すように、半
絶縁性GaAs基板3の主面に、厚さ数百nmの絶縁膜
10を形成する。この絶縁膜10は、たとえば、CVD
(気相化学成長法)によって形成したSiO2膜からな
る。
スルー膜やアニール処理時に発生した酸化膜等からなる
絶縁膜31を除去する。その後、図3に示すように、半
絶縁性GaAs基板3の主面に、厚さ数百nmの絶縁膜
10を形成する。この絶縁膜10は、たとえば、CVD
(気相化学成長法)によって形成したSiO2膜からな
る。
【0041】つぎに、前記n+型半導体領域4,5上の
前記SiO2膜を除去した後、蒸着によってソース電極
やドレイン電極となるコンタクト電極7,8を形成す
る。コンタクト電極7,8は、たとえば、AuGeから
なっている。コンタクト電極7,8は厚さ数百nmとな
る。
前記SiO2膜を除去した後、蒸着によってソース電極
やドレイン電極となるコンタクト電極7,8を形成す
る。コンタクト電極7,8は、たとえば、AuGeから
なっている。コンタクト電極7,8は厚さ数百nmとな
る。
【0042】つぎに、ゲート電極形成パターン部の絶縁
膜10を除去した後、閾値制御のため、n型動作層6の
厚さをエッチングしてコントロール(リセス処理)す
る。
膜10を除去した後、閾値制御のため、n型動作層6の
厚さをエッチングしてコントロール(リセス処理)す
る。
【0043】その後、n型動作層6上にゲート電極9を
形成し、MESFET2を形成する。前記ゲート電極9
はWSiからなり、厚さ数百nmとなる。
形成し、MESFET2を形成する。前記ゲート電極9
はWSiからなり、厚さ数百nmとなる。
【0044】つぎに、図4に示すように、前記半絶縁性
GaAs基板3の主面側に層間絶縁膜11を形成する。
層間絶縁膜11は厚さ数百nmのPSG膜やCVDSi
O2膜で形成される。
GaAs基板3の主面側に層間絶縁膜11を形成する。
層間絶縁膜11は厚さ数百nmのPSG膜やCVDSi
O2膜で形成される。
【0045】その後、前記層間絶縁膜11の所定部分に
穴(スルーホール)を設けた後、スパッタ装置や蒸着装
置によって配線材料を形成し、かつドライエッチングに
よってパターニングして配線(多層配線)15を形成す
る。各配線部分は相互に電気的に独立し、それぞれコン
タクト電極7,8やゲート電極9に接続される。
穴(スルーホール)を設けた後、スパッタ装置や蒸着装
置によって配線材料を形成し、かつドライエッチングに
よってパターニングして配線(多層配線)15を形成す
る。各配線部分は相互に電気的に独立し、それぞれコン
タクト電極7,8やゲート電極9に接続される。
【0046】多層配線15は、たとえば、Mo層16,
Au層17,Mo層18と順次積み重ねた多層構造とな
る。この多層構造はスパッタ装置や蒸着装置によって連
続的に形成される。したがって、相互の層の接着度は良
好となる。各層の厚さは数十〜数百nmとなる。
Au層17,Mo層18と順次積み重ねた多層構造とな
る。この多層構造はスパッタ装置や蒸着装置によって連
続的に形成される。したがって、相互の層の接着度は良
好となる。各層の厚さは数十〜数百nmとなる。
【0047】つぎに、前記半絶縁性GaAs基板3の主
面側に数十〜数百nmの厚さの酸化防止膜25を形成す
る。酸化防止膜25は、多層配線15の最上層のMo層
18が酸化しないようにするための膜である。すなわ
ち、酸化防止膜25は、後工程の酸化雰囲気で形成する
PSG膜21の形成時、前記Mo層18を酸化させない
ための保護膜である。また、酸化防止膜25を形成する
際、Mo層18を酸化させないことも本発明の特長の一
つである。
面側に数十〜数百nmの厚さの酸化防止膜25を形成す
る。酸化防止膜25は、多層配線15の最上層のMo層
18が酸化しないようにするための膜である。すなわ
ち、酸化防止膜25は、後工程の酸化雰囲気で形成する
PSG膜21の形成時、前記Mo層18を酸化させない
ための保護膜である。また、酸化防止膜25を形成する
際、Mo層18を酸化させないことも本発明の特長の一
つである。
【0048】このため、本実施形態では、処理ガスとし
てSiH4とN2O等のガスを使用したプラズマCVD法
によってP−SiO膜25を形成し、このP−SiO膜
25を酸化防止膜25とする。この処理方法では、O2
ガスを使用しないことから、P−SiO膜25を形成す
る際、Mo層18を酸化させることはない。
てSiH4とN2O等のガスを使用したプラズマCVD法
によってP−SiO膜25を形成し、このP−SiO膜
25を酸化防止膜25とする。この処理方法では、O2
ガスを使用しないことから、P−SiO膜25を形成す
る際、Mo層18を酸化させることはない。
【0049】なお、酸化防止膜25は、後に酸化雰囲気
で形成する保護膜(PSG膜等)の形成時や酸化防止膜
25自体の形成時にMo層18の酸化を防止できる膜で
あれば良いことから、他の絶縁膜、たとえば、P−Si
N膜等を酸化防止膜25として形成しても良い。
で形成する保護膜(PSG膜等)の形成時や酸化防止膜
25自体の形成時にMo層18の酸化を防止できる膜で
あれば良いことから、他の絶縁膜、たとえば、P−Si
N膜等を酸化防止膜25として形成しても良い。
【0050】つぎに、前記酸化防止膜25上に保護膜2
0を形成するとともに、保護膜20と保護膜20の下の
酸化防止膜25を選択的にエッチング除去して、図1に
示すように電極(ボンディングパッド)30を形成す
る。
0を形成するとともに、保護膜20と保護膜20の下の
酸化防止膜25を選択的にエッチング除去して、図1に
示すように電極(ボンディングパッド)30を形成す
る。
【0051】前記保護膜20は、各層の厚さが数十〜数
百nmとなる多層構造となり、前記酸化防止膜25上に
設けられるPSG膜21と、このPSG膜21上に設け
られる外部の不純物の侵入を防止するブロック層22と
からなっている。
百nmとなる多層構造となり、前記酸化防止膜25上に
設けられるPSG膜21と、このPSG膜21上に設け
られる外部の不純物の侵入を防止するブロック層22と
からなっている。
【0052】すなわち、酸化防止膜25上には、応力を
緩和するのに効果のあるリンシリケートガラス膜(PS
G膜)が応力緩和層21として形成されている。PSG
膜21は、SiH4,O2,PH3等のガスを処理ガスと
するCVD法によって形成される。
緩和するのに効果のあるリンシリケートガラス膜(PS
G膜)が応力緩和層21として形成されている。PSG
膜21は、SiH4,O2,PH3等のガスを処理ガスと
するCVD法によって形成される。
【0053】なお、前記PSG膜21としては、CVD
SiO2膜やポリイミド樹脂等による樹脂膜でも良い。
前記P−SiN膜22がアルカリイオンや水分の侵入を
防止する働きをすることから、P−SiN膜22の下層
となる応力緩和層21は少なくとも応力緩和作用のある
膜であれば良い。
SiO2膜やポリイミド樹脂等による樹脂膜でも良い。
前記P−SiN膜22がアルカリイオンや水分の侵入を
防止する働きをすることから、P−SiN膜22の下層
となる応力緩和層21は少なくとも応力緩和作用のある
膜であれば良い。
【0054】つぎに、前記応力緩和層21上にP−Si
N膜22がブロック層22として形成される。P−Si
N膜22は、SiH4,NH3等のガスを処理ガスとする
プラズマCVD法によって形成される。
N膜22がブロック層22として形成される。P−Si
N膜22は、SiH4,NH3等のガスを処理ガスとする
プラズマCVD法によって形成される。
【0055】なお、ブロック層22としては、アルカリ
イオンや水分の侵入を防止するのに効果のある他の被膜
であっても良い。
イオンや水分の侵入を防止するのに効果のある他の被膜
であっても良い。
【0056】つぎに、前記半絶縁性GaAs基板3の裏
面を研削し、半絶縁性GaAs基板3の厚さを所定の厚
さとした後、半絶縁性GaAs基板3の裏面全体に電極
23を形成し、半絶縁性GaAs基板3を縦横に分断し
て、図1に示すようなGaAsIC(半導体素子)1を
製造する。
面を研削し、半絶縁性GaAs基板3の厚さを所定の厚
さとした後、半絶縁性GaAs基板3の裏面全体に電極
23を形成し、半絶縁性GaAs基板3を縦横に分断し
て、図1に示すようなGaAsIC(半導体素子)1を
製造する。
【0057】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0058】すなわち、前記実施形態では、前記酸化防
止膜は絶縁膜で形成したが、多層配線の形成時に最上層
のMo層上に酸化防止用の金属膜を形成し、その後酸化
防止用金属膜を選択的にエッチング除去して導体による
酸化防止膜を形成するようにしてもよい。
止膜は絶縁膜で形成したが、多層配線の形成時に最上層
のMo層上に酸化防止用の金属膜を形成し、その後酸化
防止用金属膜を選択的にエッチング除去して導体による
酸化防止膜を形成するようにしてもよい。
【0059】また、前記配線や保護膜はさらに多い層で
形成しても良い。また、保護膜は1層でも良い。
形成しても良い。また、保護膜は1層でも良い。
【0060】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるGaA
sICの製造技術に適用した場合について説明したが、
それに限定されるものではなく、たとえば、シリコンを
基板とする半導体素子の製造技術には適用できる。
なされた発明をその背景となった利用分野であるGaA
sICの製造技術に適用した場合について説明したが、
それに限定されるものではなく、たとえば、シリコンを
基板とする半導体素子の製造技術には適用できる。
【0061】本発明は少なくとも最上層がMo層となる
多層配線を有する半導体素子の製造技術には適用でき
る。
多層配線を有する半導体素子の製造技術には適用でき
る。
【0062】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0063】(1)最上層がMo層となる多層配線上に
は、前記Mo層の酸化を防止する酸化防止膜が形成され
ている。したがって、酸化雰囲気でPSG膜を形成して
も、前記酸化防止膜によって前記Mo層は覆われている
ことから酸化しない。また、前記酸化防止膜は前記Mo
層を酸化させない雰囲気で形成されるため前記Mo層は
酸化されない。この結果、高温加湿試験において、ボン
ディングパッド部分に露出するMo層が、酸化のため水
分で溶解するようなこともなくなり、Mo層から保護膜
が剥離する不良も発生しなくなり、半導体素子の耐湿性
が向上する。また、配線の信頼性も高くなる。
は、前記Mo層の酸化を防止する酸化防止膜が形成され
ている。したがって、酸化雰囲気でPSG膜を形成して
も、前記酸化防止膜によって前記Mo層は覆われている
ことから酸化しない。また、前記酸化防止膜は前記Mo
層を酸化させない雰囲気で形成されるため前記Mo層は
酸化されない。この結果、高温加湿試験において、ボン
ディングパッド部分に露出するMo層が、酸化のため水
分で溶解するようなこともなくなり、Mo層から保護膜
が剥離する不良も発生しなくなり、半導体素子の耐湿性
が向上する。また、配線の信頼性も高くなる。
【図1】本発明の一実施形態(実施形態)であるGaA
sICの一部を示す断面図である。
sICの一部を示す断面図である。
【図2】本実施形態のGaAsICの製造においてソー
ス・ドレイン領域となるn+型半導体領域およびn型動
作層を形成した状態を示す断面図である。
ス・ドレイン領域となるn+型半導体領域およびn型動
作層を形成した状態を示す断面図である。
【図3】本実施形態のGaAsICの製造においてソー
ス・ドレイン・ゲート電極を形成した状態を示す断面図
である。
ス・ドレイン・ゲート電極を形成した状態を示す断面図
である。
【図4】本実施形態のGaAsICの製造において多層
配線を形成した状態を示す断面図である。
配線を形成した状態を示す断面図である。
【図5】本実施形態のGaAsICの製造において酸化
防止膜を形成した状態を示す断面図である。
防止膜を形成した状態を示す断面図である。
1…GaAsIC(半導体素子)、2…MESFET、
3…半絶縁性GaAs基板、4,5…n+型半導体領
域、6…n型動作層、7,8…コンタクト電極、9…ゲ
ート電極、10…絶縁膜、11…層間絶縁膜、15…配
線(多層配線)、16…Mo層、17…Au層、18…
Mo層、20…保護膜、21…応力緩和層(リンシリケ
ートガラス膜:PSG膜)、22…ブロック層(プラズ
マシリコン窒化膜:P−SiN膜)、23…電極、25
…酸化防止膜(プラズマシリコン酸化膜:P−SiO
膜)、30…電極(ボンディングパッド)。
3…半絶縁性GaAs基板、4,5…n+型半導体領
域、6…n型動作層、7,8…コンタクト電極、9…ゲ
ート電極、10…絶縁膜、11…層間絶縁膜、15…配
線(多層配線)、16…Mo層、17…Au層、18…
Mo層、20…保護膜、21…応力緩和層(リンシリケ
ートガラス膜:PSG膜)、22…ブロック層(プラズ
マシリコン窒化膜:P−SiN膜)、23…電極、25
…酸化防止膜(プラズマシリコン酸化膜:P−SiO
膜)、30…電極(ボンディングパッド)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大鹿 克志 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内
Claims (8)
- 【請求項1】 最上層がMo層となる多層配線と、前記
多層配線上に設けられる保護膜と、前記保護膜が部分的
に除去されて前記多層配線の表面が露出する電極とを有
する半導体素子であって、前記多層配線と前記保護膜と
の間には前記Mo層を酸化させない雰囲気で形成される
酸化防止膜が設けられていることを特徴とする半導体素
子。 - 【請求項2】 前記保護膜は多層構造となり、外部の不
純物の侵入を防止する最上層のブロック層と、前記ブロ
ック層の下に設けられる応力緩和層とを有することを特
徴とする請求項1記載の半導体素子。 - 【請求項3】 前記保護膜のブロック層はプラズマシリ
コン窒化膜となり、前記応力緩和層はリンシリケートガ
ラス膜,CVD−SiO2膜,樹脂膜のうちのいずれか
の膜であることを特徴とする請求項2記載の半導体素
子。 - 【請求項4】 前記多層配線はMo層/Au層/Mo層
の3層構造からなり、前記保護膜は下から上に向かって
プラズマシリコン酸化膜,リンシリケートガラス膜,プ
ラズマシリコン窒化膜の3層構造となっていることを特
徴とする請求項3記載の半導体素子。 - 【請求項5】 前記半導体素子は半絶縁性GaAs基板
によって構成され、GaAs−MESFETを有してい
ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1
項記載の半導体素子。 - 【請求項6】 半導体基板の主面に最上層がMo層とな
る多層配線を形成する工程と、前記多層配線上に1層ま
たは多層からなる保護膜を形成する工程と、前記保護膜
を部分的に除去して前記多層配線の表面のMo層を露出
させてボンディングパッドを形成する工程とを有する半
導体素子の製造方法であって、前記多層配線を形成した
後、前記多層配線上に最上層のMo層の酸化防止を図る
酸化防止膜を前記Mo層を酸化させない雰囲気で形成
し、その後酸化雰囲気で保護膜を形成することを特徴と
する半導体素子の製造方法。 - 【請求項7】 酸化性雰囲気で前記酸化防止膜上に応力
緩和層となる保護膜を形成した後、外部の不純物の侵入
を防止するブロック層となる保護膜を形成することを特
徴とする請求項6記載の半導体素子の製造方法。 - 【請求項8】 GaAs−MESFETを形成した半絶
縁性GaAs基板上に部分的に絶縁膜を介してMo層/
Au層/Mo層を順次積層して多層配線を形成した後、
前記多層配線上に酸化防止膜としてプラズマシリコン酸
化膜を形成し、その後リンシリケートガラス膜,プラズ
マシリコン窒化膜を順次積層形成することを特徴とする
請求項7記載の半導体素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30284195A JPH09148326A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 半導体素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30284195A JPH09148326A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 半導体素子およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09148326A true JPH09148326A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17913746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30284195A Withdrawn JPH09148326A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 半導体素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09148326A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100401365B1 (ko) * | 2000-03-31 | 2003-10-17 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 반도체장치 |
| JP2011066068A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2011187946A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-22 | Internatl Rectifier Corp | はんだ濡れ性の前面金属部を備えるiii族窒化物パワーデバイス |
| US8044421B2 (en) | 2006-09-22 | 2011-10-25 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Light emitting device with tension relaxation |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP30284195A patent/JPH09148326A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100401365B1 (ko) * | 2000-03-31 | 2003-10-17 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 반도체장치 |
| US8044421B2 (en) | 2006-09-22 | 2011-10-25 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Light emitting device with tension relaxation |
| JP2011066068A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2011187946A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-22 | Internatl Rectifier Corp | はんだ濡れ性の前面金属部を備えるiii族窒化物パワーデバイス |
| US8853744B2 (en) | 2010-02-16 | 2014-10-07 | International Rectifier Corporation | Power device with solderable front metal |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |