JPH09150022A - フィルタ - Google Patents

フィルタ

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Publication number
JPH09150022A
JPH09150022A JP7332488A JP33248895A JPH09150022A JP H09150022 A JPH09150022 A JP H09150022A JP 7332488 A JP7332488 A JP 7332488A JP 33248895 A JP33248895 A JP 33248895A JP H09150022 A JPH09150022 A JP H09150022A
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screen
cap
cover
filter
fitted
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JP7332488A
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English (en)
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Norihito Horikawa
紀人 堀川
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Kyosan Denki Co Ltd
Original Assignee
Kyosan Denki Co Ltd
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Publication date
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期使用にわたっても濾過材の密封性に支障
をきたすことがなく、良好な濾過精度を維持できるフィ
ルタを提供する。 【解決手段】 樹脂製のメッシュを二つ折りして重ね合
わされた辺を溶着して袋状に形成されたスクリーン1
と、スクリーン1の中に配置されスクリーン1の膨らみ
状態を保持するプロテクタ2と、スクリーン1の内外を
連通しスクリーン1の外部に液体の出口7を開口された
流路とを有するキャップ4と、スクリーン1の外側を覆
って設けられ底面に液体の入口5が開口して形成された
カバー6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などのオイ
ルパンや燃料タンクなどの中に配置されたインタンク型
のフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のオートマチックトランスミッシ
ョンのトルコンオイルのダスト除去に用いるフィルタ
(オイルストレーナ)として、従来、図17に示すよう
なものが知られている。
【0003】このフィルタは、プレート100と、この
プレート100の片側に設けられるカバー101と、プ
レート100とカバー101との間に挾み込まれて全周
をかしめられるステンレス製などのスクリーン102
と、これらプレート100とスクリーン102とカバー
101とをユニット(図示略)に取り付けるボルト10
3とから成る。
【0004】しかしながら、この図17のフィルタによ
ると次のような問題点があった。すなわち、最近、フィ
ルタの濾過精度の向上が望まれているに拘らず、構造
上、濾過面積(スクリーンを張る面積)の拡大が困難で
あった。
【0005】この図17のフィルタの問題点を解消する
ため提案されたフィルタが、実公平7−7650号公報
に開示されている。
【0006】このフィルタは、図18に示すように、オ
イル入口104を有する下ケース105と、オイル出口
106を有する上ケース107と、上・下ケース10
7,105の中に固定されたフェルト状の濾過材108
と、この濾過材108の中に入れられ濾過材108の内
部隙間を広げる矯正部材109とを備えている。
【0007】濾過材108は、開口部110が形成さ
れ、その開口部110が下ケース105のオイル入口1
04に連通して取り付けらる。濾過材108は、一枚の
シートを二つ折りしてり、重ね合わされた三辺が上ケー
ス107と下ケース105との間の周縁に挾み込まれて
固定される。
【0008】これによると、濾過材108が袋状に形成
されているので、濾過面積を拡大できる。ところで、濾
過精度を向上させようとすると、濾過流粒径を小さくし
なければならない。したがって、前述した図17のフィ
ルタのように、濾過面積が小さいと、目詰まりによる寿
命の低下が著しいものとなる。これに対して、この図1
8のフィルタによると、濾過面積を拡大できるので、寿
命を向上させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
のオイルフィルタでは、濾過材108が一枚のシートを
二つ折りし、重ね合わされた三辺を上ケース107と下
ケース105との間の周縁に挾み込んで固定される。し
たがって、上ケースと107下ケース105とのかしめ
部分が長期使用により緩んでくると、濾過材108の挾
み込まれた部分が緩み、濾過材108の重ねられた部分
がシールされなくなるおそれがある。そのため、濾過材
108の袋の中に濾過前のオイルが侵入し、濾過精度の
悪化を引き起こすことになった。
【0010】本発明の目的は、長期使用にわたっても濾
過材の密封性に支障をきたすことがなく、良好な濾過精
度を維持できるフィルタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成されている。
【0012】(1)請求項1のフィルタは、樹脂製のメ
ッシュを二つ折りして重ね合わされた辺を溶着して袋状
に形成されたスクリーンと、このスクリーンの中に配置
されスクリーンの膨らみ状態を保持するプロテクタと、
スクリーンの内外を連通しスクリーンの外部に液体の出
口を開口された流路とを有するキャップと、前記スクリ
ーンの外側を覆って設けられ底面に液体の入口が開口し
て形成されたカバーとを備えている。
【0013】この請求項1のフィルタは、スクリーンが
メッシュを溶着により封して形成されているので、長期
使用によってもスクリーンの袋が綻びることがない。こ
のようにスクリーンがメッシュを溶着して形成されるこ
とは、全ての請求項に共通している。
【0014】さらに、この請求項1のフィルタは、スク
リーンおよびキャップの流路の入口部分がカバーにより
覆われており、そのカバーの底面に液体の入口が開口し
ている。したがって、液面が低下したとき、あるいは自
動車などが急旋回したとき、フィルタ表面の一部が液体
から露出しても、エアーを吸い込んでしまうことがな
い。また、スクリーンとカバーの内面との間の隙間に液
体が残留し、スクリーンの表面に液体の膜が張り、スク
リーンが乾くことがないので、この点からもエアを吸い
込むことが防止される。
【0015】(2)請求項2のフィルタは、一枚の樹脂
製のメッシュを二つ折りして左右の重ね合わされた二辺
を溶着して一端が開口した袋状にして形成されたスクリ
ーンと、 この袋状のスクリーンの中に入れられてスク
リーンの膨らみ状態を保持するプロテクタと、プロテク
タ側に環状に配置された突起とこの突起の内側に形成さ
れた受け部との間に設けられスクリーンの開口縁を差し
込む間隙と、スクリーンの内外を連通し且つスクリーン
の外部に液体の出口を開口された流路と、外周に形成さ
れたフランジとを有するキャップと、前記キャップの外
周に嵌合可能に形成された嵌合口と、この嵌合口の周縁
に形成され前記キャップのフランジに係合可能に形成さ
れた爪と、底面に開口して形成された液体の入口とが設
けられたカバーとを備えている。
【0016】この請求項2のフィルタは、次のように製
造される。すなわち、キャップの突起とその内側の受け
部との間の間隙に袋状のスクリーンの開口縁を差し込
み、次いでカバーをキャップに嵌合させてカバーの爪を
キャップのフランジに係合させると共に、カバーの内面
によりキャップの突起を倒して突起と受け部との間にス
クリーンの開口縁を押さえつける。
【0017】(3)請求項3のフィルタの場合、爪は、
フランジとの係合面にテーパーが形成されている。
【0018】この請求項3のフィルタは、カバーをキャ
ップに嵌合させるときに、カバーにてキャップのフラン
ジの一部を押えることにより、スクリーンを保持させ、
カバーの爪によりカバーの抜けを防止する。
【0019】(4)請求項4のフィルタの場合、キャッ
プとカバーとの間に設けられたシール部で、キャップの
内面又はカバーの外面の一方にテーパーが形成されてい
る。
【0020】この請求項4のフィルタによると、シール
部にテーパーが形成されているので、カバーをキャップ
に圧入することになり、シール性が向上する。
【0021】(5)請求項5のフィルタの場合、爪は、
全周にわたって複数個に分割して形成されている。
【0022】この請求項5のフィルタによると、カバー
をキャップに嵌合させるときに、爪がフランジに係合し
やすくなる。
【0023】(6)請求項6のフィルタの場合、カバー
の内面は、前記キャップに嵌合するとき突起に当たる面
にテーパー部が形成されている。
【0024】この請求項6のフィルタによると、カバー
をキャップに嵌合させるときに、カバーのテーパー面に
よりキャップの突起が簡単に倒される。
【0025】(7)請求項7のフィルタの場合、キャッ
プは、ユニットのセット穴に圧入して嵌合可能なスナッ
プ構造が設けられている。
【0026】(8)請求項8のフィルタの場合、キャッ
プのスナップ構造は、縦方向にスリットが形成されてい
る。
【0027】この請求項8のフィルタによると、スリッ
トによりキャップに弾力を付与するので、キャップ穴内
に圧入されたキャップを保持する力が増大される。
【0028】(9)請求項9のフィルタの場合、キャッ
プの液体の出口の部分は、燃料ポンプの取付口を圧入可
能に略筒状に形成されている。
【0029】(10)請求項10のフィルタは、一枚の
樹脂製のメッシュを二つ折りして重ね合わされた三辺を
溶着して閉鎖袋状に形成され且つキャップ穴が穿って形
成されたスクリーンと、このスクリーンの中に配置され
スクリーンの膨らみ状態を保持するプロテクタと、スク
リーンの内外を連通しスクリーンの外部に液体の出口を
開口した流路と、外周部に環状に形成されユニットのセ
ット穴の内周部との間に前記スクリーンのキャップ穴の
近傍部分を挾み込むスクリーン支持部とを有するキャッ
プとを備えている。
【0030】この請求項11のフィルタは、キャップの
スクリーン支持部とユニットのセット穴との間にスクリ
ーンを挾み込んで固定する。
【0031】すなわち、フィルタをユニットへ取り付け
ると同時に、スクリーンのキャップ穴の近傍部分をシー
ルする。
【0032】(11)請求項11のフィルタの場合、ス
クリーン支持部の下方に隙間が形成されている。
【0033】この請求項11のフィルタによると、スク
リーン支持部の下面の隙間により、スクリーン支持部に
弾力を持たせているので、スクリーンを保持する力が一
層大きくなる。
【0034】(12)請求項12のフィルタは、スクリ
ーン支持部は、ユニットのセット穴の内周に断面角状に
形成された押付け部との間でスクリーンのキャップ穴の
近傍部分を挾み込むように外周にテーパー面を形成され
ている。
【0035】すなわち、キャップ側のテーパー面とユニ
ット側の押付け部との間に作用する非常に強い圧接力に
より、スクリーンを一層強力な保持力で固定する。
【0036】(13)請求項13のフィルタの場合、キ
ャップは、ユニットのセット穴に圧入して嵌合可能なス
ナップ構造が設けられている。
【0037】(14)請求項14のフィルタの場合、キ
ャップのスナップ構造は、縦方向にスリットが形成され
ている。
【0038】(15)請求項15のフィルタの場合、キ
ャップの液体の出口の部分は、燃料ポンプの取付口を圧
入可能に略筒状に形成されている。
【0039】
【発明の実施の形態】
【0040】第一の実施例 (請求項1〜8記載の発明
の実施例) 図1に請求項1,2記載のフィルタの一実施例が示され
ている。本実施例では、フィルタとして、オートマチッ
ク・トランスミッションのトルコンオイルの中に浸漬さ
れるオイルストレーナを例に挙げる。
【0041】このフィルタは、一枚の樹脂製のメッシュ
から袋状に形成されたスクリーン1と、このスクリーン
1の中に配置されたプロテクタ2とスクリーン1の内外
を連通した流路3とを有するキャップ4と、スクリーン
1の外側を覆って設けられ底面に液体(オイル)の入口
5が開口して形成されたカバー6とを備えて構成されて
いる。
【0042】ここで、スクリーン1は、例えばPPSの
ような合成樹脂製のメッシュから形成される。すなわ
ち、一枚の例えば四角形状の樹脂製のメッシュを二つ折
りし、左右の重ね合わされた二辺を例えば超音波により
溶着することにより、一端が開口した袋状にして形成さ
れる。図1(A)の斜線で示す部分が溶着部分1Sであ
る。このように、本発明のスクリーン1は、メッシュを
溶着により封して形成されているので、長期使用によっ
ても袋が綻びることがない。なお、溶着手段として、本
実施例では、超音波溶着としているが、これに限らず、
電気溶着その他、適宜の溶着手段を用いることができ
る。
【0043】また、キャップ4は、この実施例では、ス
クリーン1内に配置されるプロテクタ2と、スクリーン
1の外部にオイルの出口7を有する部分とが一体的に
(一体として成形するか、又は複数個の部品を合体し
て)設けられている。プロテクタ2は、袋状のスクリー
ン1の膨らみ状態を保持するために設けられる。この実
施例のプロテクタ2は、キャップ4から複数本並んで延
びた部分からなる。
【0044】キャップ4のプロテクタ2を支持する部分
は、図4,図5に示すように、プロテクタ2側に、環状
に配置された突起8とこの突起8の内側に形成された受
け部9との間に断面略V状の間隙10が設けられてい
る。突起8は、図5に示すように、間隔をおいて切れ目
11が入れられ、倒し易くなっている。
【0045】キャップ4の流路3は、図2,図3
(B),図4に示すように、スクリーン1の内外を連通
し且つスクリーン1の外部にオイルの出口7を開口され
ている。本実施例の出口7は、上方を向いて形成されて
いる。
【0046】キャップ4は、外周にフランジ13が形成
され、図10に示すように、カバー6をキャップ4に嵌
合するとき、カバー6の爪14を係合させるようになっ
ている。
【0047】また、カバー6は、図2,図6〜図8に示
すように、嵌合口12が形成され、キャップ4に嵌合可
能となっている。そして、スクリーン1およびキャップ
4の流路3の入口15部分を覆って設けられ、且つ底面
にオイルの入口5が開口して形成されている。したがっ
て、エアーの吸い込みが防止される。
【0048】カバー6に設けられた爪14は、図2,図
7に示すように、先端の係合面16(フランジ13と係
合する面)に若干のテーパーが形成される。この爪14
のテーパーがあることによって、カバー6にてキャップ
4のフランジ13の一部を押えることにより、スクリー
ン1を保持させ、カバー6の爪14によりカバー6の抜
けを防止する。
【0049】カバー6とキャップ4との間は、図2に示
すように、シール部17が設けられる。このシール部1
7において、キャップ4の外面又はカバー6の内面の一
方にテーパーが形成される。このようにシール部17に
テーパーが形成されることによって、カバー6をキャッ
プ4に圧入することになり、シール性が向上する。
【0050】カバー6の爪14は、図9に示すように、
全周にわたって複数個に分割して形成されている。した
がって、爪14がフランジ13に係合しやすくなる。
【0051】カバー6の内面は、図10に示すように、
キャップ4に嵌合するとき突起8に当たる面にテーパー
部18が形成されている。したがって、カバー6をキャ
ップ4に嵌合させるときに、テーパー部18により突起
8が簡単に倒される。
【0052】本実施例のフィルタは、次のようにして組
み立てられる(図2,図10参照)。キャップ4の突起
8とその内側の受け部9との間の間隙10に袋状のスク
リーン1の開口縁を差し込み、次いでカバー6をキャッ
プ4に嵌合させてカバー6の爪14をキャップ4のフラ
ンジ13に係合させると共に、カバー6のテーパー部1
8によりキャップ4の突起8が倒されて突起8と受け部
9との間にスクリーン1を押さえつけるようにする。
【0053】本実施例では、図4,図10に示すよう
に、突起8が上向きの角度θをつけて形成されている。
したがって、スクリーン1を差し込み易く、またカバー
6で覆って突起8が倒された状態でスクリーン1を強い
力で押しつけることができる。
【0054】キャップ4は、スクリーン1の外部に突出
する出口7部分の外周にスナップ構造が設けられ、図1
(B)に示すように、ユニット19のセット穴20に圧
入して嵌合可能となっている。本実施例のスナップ構造
は、先端部の外周に先細に形成された傘部21と、この
傘部21の下方の外周に凹状に形成された周溝22とか
らなる。ユニット19に保持されたキャップ4の出口7
に配管(図示略)が接続され、この配管を介してオイル
ポンプ(図示略)が接続される。
【0055】キャップ4のスナップ構造は、本実施例で
は、縦方向にスリット23が形成される。このスリット
23によりキャップ4に弾力を付与するので、ユニット
19に圧入されたキャップ4を保持する力が増大され
る。
【0056】以上のように構成されたフィルタによる
と、次のようにオイルを濾過する。
【0057】図示しないオイルポンプの駆動により、オ
イルがカバー6の入口5→スクリーン1→キャップ4の
入口15→キャップ4の出口7→配管の経路でオイルポ
ンプに吸い上げられる。ここで、オイルがスクリーン1
を通過するときに、オイル中のダストが除去される。
【0058】フィルタは、スクリーン1およびキャップ
4の流路3の入口15部分がカバー6により覆われてお
り、且つそのカバー6の底面にオイルの入口5が開口し
ている。したがって、オイルの液面が低下したとき、あ
るいは自動車などが急旋回したとき、フィルタ表面の一
部がオイルから露出しても、エアーを吸い込んでしまう
ことがない。また、スクリーン1とカバー6の内面との
間の隙間に液体が残留し、スクリーン1は表面に液体の
膜が張り、乾くことがないので、この点からもエアーを
吸い込むことが防止される。
【0059】第二の実施例(請求項10〜14のフィル
タの実施例) 図11に本発明のフィルタの他の実施例が示されいる。
この実施例でも、オートマチック・トランスミッション
のトルコンオイルの中に浸漬されるオイルストレーナを
例に挙げる。
【0060】このフィルタは、スクリーン1と、プロテ
クタ2と流路3とが設けられたキャップ4とを備えてい
る。
【0061】本実施例では、カバーが設けられておら
ず、構造が簡素化されている点で上述の実施例と大きく
相違する。
【0062】本実施例のスクリーン1は、一枚の例えば
四角形状の樹脂製のメッシュを二つ折りして重ね合わさ
れた三辺を例えば超音波により溶着して閉鎖袋状に形成
され、且つキャップ穴24が穿って形成されている。キ
ャップ穴24は、図13に示すように、キャップ4を通
すために形成される。スクリーン1のキャップ穴24の
近傍部分は、キャップ4をユニット19に取り付けると
きに、キャップ4の外周に形成されたスクリーン支持部
25と、ユニット19のセット穴20の内周との間に挾
み込まれる。すなわち、フィルタをユニット19へ取り
付けると同時に、スクリーン1のキャップ穴24の近傍
部分をシールするようになっている。
【0063】スクリーン支持部25は、本実施例では、
下方に隙間26が形成されている。この隙間26により
スクリーン支持部25に弾力を持たせているので、スク
リーン1を保持する力が一層大きくなる。
【0064】一方、ユニット19のセット穴20は、内
周に嵌合凸部27が形成され、キャップ4の周溝22に
嵌合して、キャップ4を保持するようになっている。ま
た、断面角状に押付け部29が形成され、スクリーン1
を強い力で押しつけるようになっている。すなわち、本
実施例のスクリーン支持部25は、外周にテーパー面3
0を形成されており、ユニット19の断面角状の押付け
部29との間でスクリーン1のキャップ穴24の近傍部
分を強い力で挾み込むようになっている。
【0065】キャップ4にスナップ構造が設けられる
点、スナップ構造に縦方向のスリット23が形成される
点は、上述の実施例と同様である。
【0066】本実施例のプロテクタ2は、上述の実施例
のものとは構造が異なる。すなわち、本実施例のプロテ
クタ2は、扁平のパイプ状に形成され、中が流路31と
なっている。この流路31の始端がオイルの入口32と
して開口される。流路31の終端には、キャップ4の流
路3が連通している。したがって、スクリ−ン1により
濾過されたオイルは、プロテクタ2の入口32→プロテ
クタの流路31→キャップ4の流路3→キャップ4の出
口7の経路で流れる。
【0067】この扁平のプロテクタ2は、図11,図1
2に示すように、外面に上下に例えば板状の突出部33
が設けられている。また、左右側に水平板34が延びて
設けられ、その水平板34にも突出部33が複数個設け
られている。このように左右に延びた水平板34を設け
た理由は、スクリ−ン1の面積をより拡大するためであ
る。突出部33は、スクリ−ン1がプロテクタ2に密着
することを防止するためのものである。
【0068】変形例 なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形例が実施可能である。
【0069】(1)例えば、上述した実施例ではフィル
タとしてオイルストレーナを例示したが、これに限ら
ず、ガソリンタンクその他の任意の液体に浸漬して使用
するフィルタに適用可能である。
【0070】これに関連して、キャップ4は、上述した
実施例ではユニット19に取付け可能に形成されていた
が、これに限らず、図14に示すように、燃料ポンプ3
5の筒状の取付口36(吸込口)を圧入可能な筒部37
を形成してもよい。図示例では、燃料ポンプ35の下方
に延びた突起38をキャップ4側の突片39に形成した
係合穴に差し込んで位置決めしている(請求項9,15
のフィルタの例)。
【0071】(2)また、キャップ4とカバー6との間
にスクリーン1の開口縁を挾み込む方式のフィルタ(例
えば第一の実施例)では、カバー6をキャップ4に嵌合
する前に、スクリーン1を押えておく必要がある。
【0072】スクリーン1の開口縁を押えておく手段と
して、まず図15(A)に示すように、キャップ4の外
側(又はカバーの内側)にスクリーン1を置いて、溶着
又は接着などにより固定したり、あるいは別の押え用部
品(図示略)により押えるようにしたものがある。
【0073】また他に、図15(B)(C)に示すよう
に、キャップ4に形成した間隙10にスクリーン1を入
れ込むようにしたものがある。この場合、間隙10がス
クリーン1の厚みより大きいと、スクリーン1が抜け出
るおそれがある。この問題を解消するためには、間隙1
0の寸法をスクリーン1の厚みより小さくしたり、ある
いは別の押え用部品(図示略)により押えるようにする
とよい。
【0074】さらに、上述した第一の実施例のように、
キャップ4の隙間10にスクリーン1を挾み込んだ後、
カバー6により外力を加えれば、スクリーン1を強い力
で押えつけることができるので、最も望ましい。
【0075】(3)フィルタがオイルストレーナであ
り、それをユニットに取り付ける構造として次のような
ものがある。
【0076】例えば、図16(A)(B)に示す構造で
は、キャップ4の嵌合部を形成する突起40の弾性によ
りユニット19に押しつけられてシール部を構成してい
る。特に、図16(B)の例では、突起40とユニット
19との間に弾性材からなるシール部材41を介在させ
て、シール性のより一層の向上を図っている。
【0077】また、このような突起40とユニット19
の間のシール部にスクリーン1を入れた構造が図16
(C)(D)(E)に示されている。図16(E)は、
上述した第二の実施例の構造である。
【0078】
【発明の効果】以上説明した本発明のフィルタによると
次のような効果を奏する。
【0079】(1)請求項1のフィルタによると、スク
リーンがメッシュを溶着により封して形成されているの
で、長期使用によってもスクリーンの袋が綻びることが
なく、フィルタの寿命を伸ばすことができる。
【0080】また、このフィルタは、スクリーンおよび
キャップの流路の入口部分がカバーにより覆われてお
り、且つそのカバーの底面に液体の入口が開口してい
る。したがって、フィルタ表面の一部が液体から露出し
ても、エアーを吸い込むことが防止できる。
【0081】(2)請求項2のフィルタは、キャップの
突起とその内側の受け部との間の間隙に袋状のスクリー
ンの開口縁を差し込み、次いでカバーをキャップに嵌合
させてカバーの爪をキャップのフランジに係合させると
共に、カバーの内面によりキャップの突起が倒されて突
起と受け部との間にスクリーンの開口縁を押さえつけて
組み立てられる。したがって、容易に組立てられる。
【0082】(3)請求項3のフィルタの場合、爪のフ
ランジとの係合面にテーパーが形成されている。したが
って、カバーにてキャップのフランジの一部を押えるこ
とにより、スクリーンを保持させ、カバーの爪によりカ
バーの抜けを防止できる。
【0083】(4)請求項4のフィルタの場合、キャッ
プとカバーとの間に設けられたシール部にテーパーが形
成されている。したがって、カバーがキャップに圧入さ
れ、シール性が向上する。
【0084】(5)請求項5のフィルタの場合、カバー
の爪が複数個に分割して形成されている。したがって、
カバーをキャップに嵌合させるときに、爪がフランジに
係合しやすくなる。
【0085】(6)請求項6のフィルタの場合、カバー
の内面のキャップの突起に当たる面にテーパー部が形成
される。したがって、このテーパー部によりキャップの
突起が簡単に倒されるので、カバーをキャップに嵌合さ
せ易くできる。
【0086】(7)請求項7のフィルタの場合、キャッ
プをユニットのセット穴に圧入して嵌合可能なスナップ
構造が設けられる。したがって、ワンタッチに取り付け
ることができる。
【0087】(8)請求項8のフィルタの場合、キャッ
プのスナップ構造は、縦方向にスリットが形成されてい
る。すなわち、スリットによりキャップに弾力を付与す
るので、キャップ穴に圧入されたキャップを保持する力
が増大される。
【0088】(9)請求項9のフィルタの場合、キャッ
プの液体の出口の部分が略筒状に形成されていので、燃
料ポンプの取付口に接続できる。
【0089】(10)請求項10のフィルタは、一枚の
樹脂製のメッシュを二つ折りして重ね合わされた三辺を
溶着して閉鎖袋状に形成され且つキャップ穴が穿って形
成されたスクリーンと、このスクリーンの中に配置され
スクリーンの膨らみ状態を保持するプロテクタと、スク
リーンのキャップ穴を通してスクリーンの外部に液体の
出口を開口した流路と、外周部に環状に形成されユニッ
トのセット穴の内周部との間に前記スクリーンのキャッ
プ穴の近傍部分を挾み込むスクリーン支持部とを有する
キャップとを備えている。
【0090】この請求項10のフィルタは、キャップの
スクリーン支持部とユニットのキャップ穴との間にスク
リーンのキャップ穴の近傍部分を挾み込んで固定する。
【0091】すなわち、フィルタのユニットへの取り付
けと同時にスクリーンを密封することができる。
【0092】(11)請求項11のフィルタの場合、ス
クリーン支持部の下方に隙間が形成されている。スクリ
ーン支持部に弾力を持たせているので、スクリーンを保
持する力が一層大きくなる。
【0093】(12)請求項12のフィルタの場合、キ
ャップのスクリーン支持部のテーパー部とユニットに断
面角状に形成された押付け部との間でスクリーンのキャ
ップ穴の近傍部分を挾み込むようになっている。したが
って、スクリーンを一層強力な保持力で固定する。
【0094】(13)請求項13のフィルタの場合、キ
ャップにスナップ構造が設けられている。したがって、
ワンタッチにユニットに取り付けできる。
【0095】(14)請求項14のフィルタの場合、ス
ナップ構造にスリットが形成されている。すなわち、ス
リットによりキャップに弾力を付与して、キャップ穴に
圧入されたキャップを保持する力を増大できる。
【0096】(15)請求項15のフィルタの場合、キ
ャップの液体の出口の部分が略筒状に形成されていの
で、燃料ポンプの取付口に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルタの一実施例を示す全体図であ
り、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図2】図1AのフィルタのA−A線の縦断面図であ
る。
【図3】図1のフィルタのキャップを示す図であり、
(A)は平面図、(B)はA図のB−B線の縦断面図、
(C)は後方から見た図である。
【図4】図1BのCで示す囲み部分の拡大図である。
【図5】図1CのDで示す囲み部分の拡大図である。
【図6】図1のフィルタのカバーを示す図であり、
(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図7】図6AのE−E線の断面図である。
【図8】図6のカバーの正面の一部拡大図である。
【図9】図6のカバーの一部の斜視図である。
【図10】図4のキャップと図7のカバーとの嵌合直前
の状態を示す断面図である。
【図11】本発明のフィルタの他の実施例の全体図であ
り、(A)は横手方向断面図(図11BのG−G線の断
面図)、(B)は長さ方向断面図(図11AのF−F線
の断面図)である。
【図12】図11のフィルタのキャップおよびプロテク
タ部分を示す斜視図である。
【図13】図11のフィルタをユニットに取り付けた状
態を示す拡大縦断面図である。
【図14】本発明のフィルタを燃料ポンプ取付用に適用
した例を示す概略図である。
【図15】スクリーンをキャップに押える手段を示す図
であり、(A)は溶着などにより押える場合の説明図、
(B)(C)は間隙にスクリーンを入れ込む場合の説明
図である。
【図16】キャップのユニットへの取付状態を示す図で
あり、(A)(B)はユニットをキャップに嵌合した状
態図、(C)(D)(E)はスクリーンを挾んだ状態図
である。
【図17】従来のフィルタの一例を示す概略図である。
【図18】従来のフィルタの他の例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 スクリーン 2 プロテクタ 3 流路 4 キャップ 5 カバーの液体の入口 6 カバー 7 キャップの液体の出口 8 突起 9 受け部 10 間隙 12 カバーの嵌合口 13 フランジ 14 爪 15 キャップの入口 16 係合面 17 シール部 18 テーパー部 19 ユニット 20 セット穴 21 傘部 22 周溝 23 スリット 24 キャップ穴 25 スクリーン支持部 26 隙間 29 押付部 30 テーパー面 35 燃料ポンプ 36 取付口 37 筒部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製のメッシュを二つ折りして重ね合
    わされた辺を溶着して袋状に形成されたスクリーンと、 このスクリーンの中に配置されスクリーンの膨らみ状態
    を保持するプロテクタと、スクリーンの内外を連通しス
    クリーンの外部に液体の出口を開口された流路とを有す
    るキャップと、 前記スクリーンの外側を覆って設けられ底面に液体の入
    口が開口して形成されたカバーとを備えていることを特
    徴とするフィルタ。
  2. 【請求項2】 一枚の樹脂製のメッシュを二つ折りして
    左右の重ね合わされた二辺を溶着して一端が開口した袋
    状にして形成されたスクリーンと、 この袋状のスクリーンの中に入れられてスクリーンの膨
    らみ状態を保持するプロテクタと、プロテクタ側に環状
    に配置された突起とこの突起の内側に形成された受け部
    との間に設けられスクリーンの開口縁を差し込む間隙
    と、スクリーンの内外を連通し且つスクリーンの外部に
    液体の出口を開口された流路と、外周に形成されたフラ
    ンジとを有するキャップと、 前記キャップの外周に嵌合可能に形成された嵌合口と、
    この嵌合口の周縁に形成され前記キャップのフランジに
    係合可能に形成された爪と、底面に開口して形成された
    液体の入口とが設けられたカバーとを備えていることを
    特徴とするフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記爪は、フランジとの係合面にテーパ
    ーが形成されていることを特徴とする請求項2記載のフ
    ィルタ。
  4. 【請求項4】 前記キャップとカバーとの間に設けられ
    たシール部で、キャップの外面又はカバーの内面の一方
    にテーパーが形成されていることを特徴とする請求項2
    記載のフィルタ。
  5. 【請求項5】 前記爪は、全周にわたって複数個に分割
    して形成されていることを特徴とする請求項2記載のフ
    ィルタ。
  6. 【請求項6】 前記カバーは、前記キャップに嵌合する
    とき突起に当たる面にテーパー部が形成されていること
    を特徴とする請求項2記載のフィルタ。
  7. 【請求項7】 前記キャップは、ユニットのセット穴に
    圧入して嵌合可能なスナップ構造が設けられていること
    を特徴とする請求項1又は2記載のオイルフィルタ。
  8. 【請求項8】 前記キャップのスナップ構造は、縦方向
    にスリットが形成されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載のオイルフィルタ。
  9. 【請求項9】 前記キャップの液体の出口の部分は、燃
    料ポンプの取付口を圧入可能に略筒状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のオイルフィル
    タ。
  10. 【請求項10】 一枚の樹脂製のメッシュを二つ折りし
    て重ね合わされた三辺を溶着して閉鎖袋状に形成され且
    つキャップ穴が穿って形成されたスクリーンと、 このスクリーンの中に配置されスクリーンの膨らみ状態
    を保持するプロテクタと、スクリーンのキャップ穴を通
    してスクリーンの外部に液体の出口を開口した流路と、
    外周部に環状に形成されユニットのセット穴の内周部と
    の間に前記スクリーンのキャップ穴の近傍部分を挾み込
    むスクリーン支持部とを有するキャップとを備えている
    ことを特徴とするフィルタ。
  11. 【請求項11】 前記スクリーン支持部の下方に隙間が
    形成されていることを特徴とする請求項11記載のオイ
    ルフィルタ。
  12. 【請求項12】 前記スクリーン支持部は、ユニットの
    セット穴の内周に断面角状に形成された押付け部との間
    でスクリーンのキャップ穴の近傍部分を挾み込むように
    外周にテーパー面を形成されていることを特徴とする請
    求項11記載のフィルタ。
  13. 【請求項13】 前記キャップは、ユニットのセット穴
    に圧入して嵌合可能なスナップ構造が設けられているこ
    とを特徴とする請求項10又は11記載のフィルタ。
  14. 【請求項14】 前記キャップのスナップ構造は、縦方
    向にスリットが形成されていることを特徴とする請求項
    14記載のフィルタ。
  15. 【請求項15】 前記キャップの液体の出口の部分は、
    燃料ポンプの取付口を圧入可能に略筒状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項10又は11記載のフィル
    タ。
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