JPH09150357A - 半導体ウェーハの面取り面研磨方法および装置 - Google Patents

半導体ウェーハの面取り面研磨方法および装置

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JPH09150357A
JPH09150357A JP31135995A JP31135995A JPH09150357A JP H09150357 A JPH09150357 A JP H09150357A JP 31135995 A JP31135995 A JP 31135995A JP 31135995 A JP31135995 A JP 31135995A JP H09150357 A JPH09150357 A JP H09150357A
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semiconductor wafer
polishing
chamfered surface
polishing cloth
cloth
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JP31135995A
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Akira Kawaguchi
章 川口
Kenji Munezane
賢二 宗実
Shoji Tsuruta
捷二 鶴田
Shigeo Kumabe
重男 熊部
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Mitsubishi Materials Silicon Corp
Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Silicon Corp
Mitsubishi Materials Corp
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨ドラムを半導体ウェーハの回転軸と平行
な軸回りに回転させると半導体ウェーハの面取り面に円
周方向に研磨によるすじが残り、面取り面が滑らかに形
成されない恐れがあった。 【解決手段】 半導体ウェーハWをその円周方向に回転
させるとともに、半導体ウェーハWの面取り面に研磨液
を供給しながら、半導体ウェーハWの面取り面に接して
配された研磨布23aを半導体ウェーハWの回転方向、
もしくはその逆方向のいずれの方向とも異なる方向に摺
動させることによって半導体ウェーハWの面取り面を研
磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェーハの
面取り面研磨方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンウェーハ等の半導体ウェーハの
面取り面(周縁)を食刻加工(エッチング)する技術と
して、CCR(Chemical Corner Ro
unding)加工が知られているが、このCCR加工
を施した場合、面取り面と半導体ウェーハ表裏面との境
界部分に突起が形成される。この突起は微小であるが、
半導体ウェーハを樹脂製のカセットに収容したとき、こ
れがカセットに接触してカセットを削り、微小な削り屑
を生じてしまう。この削り屑が半導体ウェーハの性能を
劣化させる原因となることはいうまでもない。
【0003】そこで、CCR加工とは別に半導体ウェー
ハの面取り面にCMP(Chemical Mecha
nical Polishing)加工を施すことが知
られている。このCMP加工は、半導体ウェーハの面取
り面に向けて研磨液を供給しながら研磨布によって研磨
する技術であって、従来、このCMP加工を実施する装
置としては、研磨布が巻回された研磨ドラムを半導体ウ
ェーハの回転軸と平行な軸回りに回動可能に支持し、こ
の研磨ドラムを回転させながら半導体ウェーハの面取り
面に押し付けることによって研磨を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記C
MP加工装置を用いても、研磨ドラムを半導体ウェーハ
の回転軸と平行な軸回りに回転させると半導体ウェーハ
の面取り面に円周方向に研磨によるすじが残り、面取り
面が滑らかに形成されない恐れがあった。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、面取り面を滑らかに形成して半導体ウェーハの
加工精度を高めて製造時の歩留りや半導体ウェーハの特
性の劣化を食い止めることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
ウェーハの面取り面研磨方法は、半導体ウェーハをその
円周方向に回転させるとともに、半導体ウェーハの面取
り面に研磨液を供給しながら、半導体ウェーハの面取り
面に接して配された研磨布を半導体ウェーハの円周方向
とは異なる方向に摺動させることによって半導体ウェー
ハの面取り面を研磨することを特徴とする。
【0007】請求項1に記載の半導体ウェーハの面取り
面研磨方法においては、研磨布を半導体ウェーハの回転
方向、もしくはその逆方向のいずれの方向とも異なる方
向に摺動させることによって、研磨布と半導体ウェーハ
の面取り面との接触点において研磨布が移動する方向と
半導体ウェーハの面取り面の移動する方向とが一致せ
ず、また相反する向きにも一致せずに面取り面が研磨さ
れる。
【0008】請求項2に記載の半導体ウェーハの面取り
面研磨装置は、半導体ウェーハを保持し、該半導体ウェ
ーハをその円周方向に回転可能に支持する回転機構と、
該回転機構に保持された半導体ウェーハの円周方向とは
異なる方向に走行可能に支持された研磨布と、該研磨布
を走行させる研磨布駆動機構と、前記回転機構に保持さ
れた半導体ウェーハと研磨布とを相対的に離間、接近さ
せて研磨布と半導体ウェーハの面取り面とを接触させる
研磨布変位機構とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の半導体ウェーハの面取り
面研磨装置においては、研磨布を半導体ウェーハの円周
方向とは異なる方向に走行させながら半導体ウェーハの
面取り面に接触させることによって、研磨布と半導体ウ
ェーハの面取り面との接触点において研磨布が走行する
方向と半導体ウェーハの面取り面が移動する方向とが一
致せず、また相反する向きにも一致せずに面取り面が研
磨される。
【0010】請求項3に記載の半導体ウェーハの面取り
面研磨装置は、前記研磨布駆動機構は、前記半導体ウェ
ーハの表裏面と平行な軸線まわりについて回動可能に支
持された研磨ドラムと、該研磨ドラムを回転させる駆動
源とを備え、前記研磨布は研磨ドラムの外周面に貼設さ
れていることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の半導体ウェーハの面取り
面研磨装置においては、研磨ドラムを半導体ウェーハに
接触させたとき、研磨ドラムが回転する方向と半導体ウ
ェーハの面取り面が移動する方向とが直交する状態で研
磨が行なわれる。
【0012】請求項4に記載の半導体ウェーハの面取り
面研磨装置は、前記研磨布駆動機構は、前記半導体ウェ
ーハの面取り面に対して平行に配置された当て板と、該
当て板に沿って前記研磨布を支持し、該研磨布を半導体
ウェーハの面取り面に沿って摺動可能とする研磨布支持
部と、該研磨布支持部に付設されて研磨布を作動させる
駆動源とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の半導体ウェーハの面取り
面研磨装置においては、研磨布を半導体ウェーハに摺接
させたとき、研磨布の面取り面に対する押圧力が均一に
作用する状態で研磨が行なわれる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体ウェーハの面
取り面研磨方法および装置を示す第1の実施の形態を図
1ないし図4を参照して説明する。図1および図2に示
す半導体ウェーハの面取り面研磨装置1は、回転支持機
構(回転機構)10、研磨機構20、オリエンテーショ
ンフラット位置合わせ部30、ファイナルセンタリング
機構(中心位置合わせ機構)40、研磨済みウェーハ受
け渡し機構50、洗浄部60、乾燥部70を基台2にそ
れぞれ備えている。
【0015】回転支持機構10は、同一平面上に離間し
て配され、半導体ウェーハWを表裏両面から挟んで支持
する一対の支持部11を備えている。
【0016】支持部11は、上下に離間して位置する軸
受部13、14に相対して配され、それぞれの先端間に
て半導体ウェーハWを1枚ずつ挟んで支持する一対の支
持ロッド15、16を備えている。
【0017】支持ロッド15、16は上下の軸受部1
3、14にそれぞれ配されたモータ15a、16aによ
って回転可能とされ、挟持した半導体ウェーハWをその
円周方向に回転させるようになっている。
【0018】下に位置する軸受部14は、支持部11間
に位置しかつ両支持部11から等距離に位置する鉛直軸
12まわりについて上下動可能かつ回転可能とされ、こ
の軸受部14が上方に移動することによって支持ロッド
15、16の間で半導体ウェーハWが挟持される。しか
も、支持ロッド16には半導体を吸着する真空吸着機構
16bが設けられている。
【0019】軸受部14は、鉛直軸12に貫通して配さ
れた昇降ブロック17に下から支持され、この昇降ブロ
ック17の昇降に伴って上下動するようになっている。
昇降ブロック17の両端は基台2に鉛直方向に向けて取
り付けられたガイドレール17aにそれぞれ嵌挿されて
おり、昇降ブロック17はこのガイドレール17aに沿
って昇降可能とされている。なお、昇降ブロック17の
昇降は、ガイドレール17aと平行に配置されたリード
スクリュー(図示せず)により行なわれるものとする。
【0020】さらに軸受部14は、鉛直軸12の基端側
に取り付けられたプーリ18と、このプーリ18に係わ
って基台2に取り付けられた反転用モータ19によって
鉛直軸12まわりについて180°ごとの回転が可能と
なっている。反転用モータ19にもプーリ19aが取り
付けられており、プーリ18、19a間に無端ベルト1
9bが巻回されて反転用モータ19の駆動力が伝達され
るようになっている。
【0021】研磨機構20は、回転支持機構10に支持
された2枚の半導体ウェーハWの面取り面を研磨する複
数(本実施の形態においては4個)の研磨ドラム回転機
構(研磨布駆動機構)21と、研磨ドラムを移動させて
半導体ウェーハWに接触させる研磨ドラム移動機構(研
磨布変位機構)22と、半導体ウェーハWの研磨面に向
けて研磨液を供給する研磨液供給機構29とを備えてい
る。
【0022】研磨ドラム回転機構21は、図3に示すよ
うに、半導体ウェーハWの表裏面と平行な軸線まわりに
ついて回動可能に支持されるとともにその側面に研磨布
23aが貼設された研磨ドラム23と、該研磨ドラム2
3を支持して回転させる駆動モータ部(駆動源)24と
を備えている。
【0023】駆動モータ部24は本体ブロック25に固
定され、この本体ブロック25に設けられた研磨ドラム
23の軸線に平行な軸支点Oを中心として研磨ドラム2
3の回転軸を平行に保ったまま上下に移動可能とされて
いる。さらに、研磨ドラム23を移動させる研磨ドラム
移動機構22として、本体ブロック25の上方に駆動シ
リンダ26、27がそれぞれ配置されている。
【0024】駆動シリンダ26のピストンロッド26a
先端には、駆動モータ部24が取り付けられた側の本体
ブロック25を押圧する押圧体26bが取り付けられ、
本体ブロック25を挟んで押圧体26bに相対する側に
は、駆動モータ部24の下方への移動を制限するストッ
パ26cが配置されている。
【0025】本体ブロック25には軸支点Oを挟んで駆
動モータ部24の反対側に重りGが取り付けられてお
り、駆動シリンダ27のピストンロッド27a先端に
は、重りGが取り付けられた側の本体ブロック25を押
圧する押圧体27bが取り付けられ、本体ブロック25
を挟んで押圧体27bに相対する側には、重りGの下方
への移動を制限してストッパ27cが配置されている。
【0026】駆動モータ部24は、通常は重りGの重量
によって半導体ウェーハWから離間し、本体ブロック2
5はストッパ27cに当接した状態にある。そして、研
磨を行なうときには駆動シリンダ26を駆動させて駆動
モータ部24側の本体ブロック25を押し下げ、半導体
ウェーハWに研磨ドラム23を押圧して研磨を行なうよ
うになっている。このとき本体ブロック25はストッパ
26cに当接した状態となる。研磨が終了したら駆動シ
リンダ27を駆動させて重りG側の本体ブロック25を
研磨ドラムを半導体ウェーハWから離間させるようにな
っている。
【0027】研磨ドラム回転機構21は、2層に構成さ
れた第1スライドテーブル28a、第2スライドテーブ
ル28b上に固定されている。第1スライドテーブル2
8aは、基台2に取り付けられたガイドレール28c上
に配置され、研磨ドラム回転機構21を研磨ドラム23
の回転軸に平行な方向に水平移動可能に支持している。
さらに第2スライドテーブル28bは、第1スライドテ
ーブル28a上にガイドレール28cと直交する方向に
向けて取り付けられたスクリューロッド28d上に配置
され、このスクリューロッド28dを駆動手段(図示せ
ず)により回転させることによって研磨ドラム回転機構
21を半導体ウェーハWの半径方向に水平移動可能に支
持している。
【0028】第1スライドテーブル28aは、半導体ウ
ェーハWの研磨の際に作動され、研磨ドラム回転機構2
1を研磨ドラム23の回転軸方向に水平移動させること
によって研磨ドラム23の外周面全体で研磨を行なうよ
うにするものである。第2スライドテーブル28bは、
研磨加工の前段において予め作動され、研磨する半導体
ウェーハWの大きさに応じて研磨する位置を変化させる
ものである。
【0029】なお、研磨ドラム回転機構21は1枚の半
導体ウェーハWにつき2個が対応し、双方が半導体ウェ
ーハWの中心を挟んで平行に配置され、半導体ウェーハ
Wの表面、もしくは裏面を研磨するようになっている。
【0030】研磨液供給機構29には、研磨液を一定の
流出量を保って供給する公知の技術が採用されている。
【0031】オリエンテーションフラット位置合わせ部
30は、回転支持機構10に半導体ウェーハWを搬送す
る搬送経路中に設けられ、搬送途中の半導体ウェーハW
のオリエンテーションフラットを所定の位置に合わせる
ようになっている。
【0032】ファイナルセンタリング機構40は、オリ
エンテーションフラット位置合わせ部30の後段に設け
られ、オリエンテーションフラットの位置合わせがなさ
れた半導体ウェーハWを支持ロッド15、16間まで搬
送して支持ロッド15、16の回転軸線に半導体ウェー
ハWの中心を一致させるようになっている。
【0033】研磨済みウェーハ受け渡し機構50は、研
磨後の半導体ウェーハWを搬送する搬送経路中に設けら
れ、研磨された半導体ウェーハWを支持ロッド15、1
6から受け取って次の工程に渡すようになっている。
【0034】洗浄部60は、研磨済みウェーハ受け渡し
機構50の後段に設けられ、研磨された半導体ウェーハ
Wを受け取って清澄な水によって洗浄するようになって
いる。
【0035】乾燥部70は、洗浄部60の後段に設けら
れ、洗浄された半導体ウェーハWを乾燥させるようにな
っている。
【0036】次に、上記の半導体ウェーハの面取り面研
磨装置1を用いて半導体ウェーハの面取り面の研磨を行
なう工程を説明する。
【0037】1.〔オリフラ合わせ工程〕 回転支持機構10に向けて搬送される1枚目の半導体ウ
ェーハW1について、オリエンテーションフラット位置
合わせ部30にてオリエンテーションフラットを所定の
位置に合わせる。
【0038】2.〔芯合わせ工程〕 オリエンテーションフラットの位置合わせがなされた半
導体ウェーハW1を、ファイナルセンタリング機構40
によって支持ロッド15、16間まで搬送して支持ロッ
ド15、16の回転軸線に半導体ウェーハW1の中心を
一致させる。
【0039】3−1.〔研磨工程(表面の研磨)〕 軸受部14を上方に移動させて支持ロッド16によって
半導体ウェーハWを持ち上げ、そのまま支持ロッド1
5、16の間で挟持させる。このとき真空吸着機構16
bを作動させて半導体ウェーハW1を支持ロッド16に
吸着させ、半導体ウェーハW1が支持ロッド16上から
落下しないようにする。
【0040】続いて、図4に示すように、支持ロッド1
5、16を回転させて半導体ウェーハW1をその円周方
向に回転させるとともに、研磨ドラム23を回転させな
がら半導体ウェーハW1の表(おもて)面に接近させ、
研磨液を供給しながら面取り面の研磨を行なう。このと
き、研磨ドラム回転機構21を研磨ドラム23の回転軸
方向に水平移動させることによって研磨ドラム23の側
面全体で研磨を行なうようにする。なお、オリエンテー
ションフラットの研磨を行なうときには支持ロッド1
5、16の回転を一時的に停止して研磨ドラム23とオ
リエンテーションフラットとを対応させ、研磨ドラム回
転機構21のみを研磨ドラム23の回転軸方向に移動さ
せて研磨する。
【0041】3−2.〔研磨工程(表裏面の反転)〕 半導体ウェーハW1の表面の研磨が終了したら、軸受部
14を下方に移動させてから鉛直軸12まわりについて
180°回転させ、半導体ウェーハが載置されていない
支持ロッド16をファイナルセンタリング機構40側に
位置させたうえで、2枚目の半導体ウェーハW2を先の
1枚目の半導体ウェーハW1と同様に支持ロッド15、
16の間で挟持させる。ところで、この半導体ウェーハ
2は1.〔オリフラ合わせ工程〕、2.〔芯合わせ工
程〕の操作がすでになされたものとする。
【0042】3−3.〔研磨工程(裏面の研磨)〕 支持ロッド15、16を回転させて半導体ウェーハ
1、W2をその円周方向に回転させるとともに、研磨ド
ラム23を回転させながら半導体ウェーハW2の表(お
もて)面に接近させ、研磨液を供給しながら面取り面の
研磨を行なう。同時に、研磨ドラム23を回転させなが
ら半導体ウェーハW1の裏面に接近させ、研磨液を供給
しながら面取り面の研磨を行なう。オリエンテーション
フラットの研磨、研磨ドラム回転機構21の移動も3−
1.〔研磨工程(表面の研磨)〕と同様に行なうものと
する。
【0043】4.〔洗浄・乾燥工程〕 半導体ウェーハW2の表面、半導体ウェーハW1の裏面の
研磨が終了したら、軸受部14を下方に移動させる。表
裏両面の研磨が終了した半導体ウェーハW1は、軸受部
14が下方に移動する過程において研磨済みウェーハ受
け渡し機構50に受け取られて洗浄部60に渡され、洗
浄されたのちに乾燥部70にて乾燥され、次に控える加
工工程に移される。
【0044】半導体ウェーハWを研磨済みウェーハ受け
渡し機構50に受け渡した後には、軸受部14を鉛直軸
12まわりについて180°回転させ、先程半導体ウェ
ーハW1を取り上げられた支持ロッド16をファイナル
センタリング機構40側に位置させたうえで、3枚目の
半導体ウェーハW3を先の2枚目の半導体ウェーハW2
同様に支持ロッド15、16の間で挟持させる。
【0045】以下、1.〔オリフラ合わせ工程〕、2
〔芯合わせ工程〕、3−1〜3〔研磨工程〕、4.〔洗
浄・乾燥工程〕を繰り返して順次搬送される半導体ウェ
ーハの面取り面の研磨を行なう。
【0046】以上のように、半導体ウェーハの面取り面
研磨装置1を用いて半導体ウェーハの面取り面の研磨を
行なえば、一連の搬送経路中を順次搬送される半導体ウ
ェーハWについて研磨、洗浄、乾燥を行ない、効率良く
半導体ウェーハWの面取り面の研磨を行なうことができ
る。特に、回転支持機構10によって半導体ウェーハW
を2枚支持し、一方の半導体ウェーハについてはその表
(おもて)面を、他方の半導体ウェーハについてはその
裏面を同時に研磨することができ、研磨工程の効率を向
上させてている。
【0047】また、回転支持機構10による半導体ウェ
ーハWの回転位置および研磨ドラム回転機構21の移動
を制御することによってオリエンテーションフラットの
研磨を高精度に行なうことができる。
【0048】研磨ドラム23と半導体ウェーハWの面取
り面との接触点においては研磨布23aが移動する方向
と半導体ウェーハWの面取り面が移動する方向とが直交
する状態で研磨が行なわれるので、面取り面が滑らかに
形成されて研磨による円周方向のすじの発生を防止する
ことができる。さらに、半導体ウェーハWに柔らかな研
磨布23aを押し付けるので、研磨布23aが半導体ウ
ェーハWの表裏面や外周側面に回りこみ、半導体ウェー
ハWの表面と面取り面との境界、もしくは両面取り面の
境界に位置する角部に面取りの際にできるエッジを除去
するとともに外周側面の研磨をも行なうことができる。
この結果、半導体ウェーハの加工精度を高めて製造時の
歩留りや半導体ウェーハの特性の劣化を食い止めること
ができる。
【0049】なお、本実施の形態においては、オリエン
テーションフラットを有する半導体ウェーハWの研磨に
ついて説明したが、本発明の半導体ウェーハの面取り面
研磨装置1を用いれば、V字ノッチを有する半導体ウェ
ーハの研磨も十分かつ高精度に行なうことができる。研
磨ドラム23と半導体ウェーハの面取り面との接触点に
おいてV字ノッチに研磨布の生地が入り込むため、従来
不可能であったノッチ面を研磨することができるからで
ある。
【0050】次に、本発明に係る半導体ウェーハの面取
り面研磨装置を示す第2の実施の形態を図5を参照して
説明する。図5に示す半導体ウェーハの面取り面研磨装
置100は、研磨機構120として、無端状に形成され
た研磨ベルト(研磨布)121と、この研磨ベルト12
1を半導体ウェーハWの回転方向、もしくはその逆方向
のいずれの方向とも異なる方向に回転可能に支持し、駆
動する研磨ベルト駆動機構(研磨布駆動機構)122と
を備えている。
【0051】研磨ベルト駆動機構122は、半導体ウェ
ーハWの面取り面に対して平行に配置された当て板12
3と、この当て板123に沿って研磨ベルト121を2
点間で支持する支持ローラ124とからなる研磨布支持
部125と、支持ローラ124に付設されて研磨ベルト
121を回動させる駆動源126とを備えている。その
他の構成は第1の実施の形態にて説明した半導体ウェー
ハの面取り面研磨装置1と同様なものとする。
【0052】上記の半導体ウェーハの面取り面研磨装置
100を用いて半導体ウェーハの面取り面の研磨を行な
えば、研磨ベルト121を半導体ウェーハWに摺接させ
たとき、面取り面に対する研磨ベルト121の押圧力が
均一に作用するので、面取り面の幅方向の研磨ムラを無
くし、研磨による円周方向のすじの発生を防止すること
はもとより面取り面をより滑らかに研磨することができ
る。よって、半導体ウェーハWの表面側の面取り面から
裏面側の面取り面にかけて研磨布を押し付け、この研磨
布を両面取り面に沿わせて摺動させた場合と比較して
も、半導体ウェーハWの表面と面取り面との境界、もし
くは両面取り面の境界に位置する角部が過剰に研磨され
ることがない。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載の半導体ウェーハの面取
り面研磨方法によれば、研磨布を半導体ウェーハの回転
方向、もしくはその逆方向のいずれの方向とも異なる方
向に摺動させることによって、研磨布と半導体ウェーハ
の面取り面との接触点において研磨布が移動する方向と
半導体ウェーハの面取り面の移動する方向とが一致せ
ず、また相反する向きにも一致せずに面取り面が研磨さ
れるので、面取り面が滑らかに形成されて研磨による円
周方向のすじの発生を防止することができ、結果として
半導体ウェーハの加工精度を高めて製造時の歩留りや半
導体ウェーハの特性の劣化を食い止めることができる。
【0054】請求項2に記載の半導体ウェーハの面取り
面研磨装置によれば、回転手段によって半導体ウェーハ
を保持してその円周方向に回転させるとともに、研磨布
駆動機構によって研磨布を半導体ウェーハの回転方向、
もしくはその逆方向のいずれの方向とも異なる方向に摺
動させることによって、研磨布と半導体ウェーハの面取
り面との接触点において研磨布が移動する方向と半導体
ウェーハの面取り面の移動する方向とが一致せず、また
相反する向きにも一致せずに面取り面が研磨されるの
で、面取り面が滑らかに形成されて研磨による円周方向
のすじの発生を防止することができる。
【0055】請求項3に記載の半導体ウェーハの面取り
面研磨装置によれば、研磨ドラムを半導体ウェーハに摺
接させたとき、研磨布が移動する方向と半導体ウェーハ
の面取り面が移動する方向とが直交する状態で研磨が行
なわれるので、研磨による円周方向のすじの発生を防止
し、面取り面を滑らかに研磨することができる。
【0056】請求項4に記載の半導体ウェーハの面取り
面研磨装置によれば、研磨布を半導体ウェーハに摺接さ
せたとき、面取り面に対する研磨布の押圧力が均一に作
用する状態で研磨が行なわれるので、面取り面の幅方向
の研磨ムラを無くし、研磨による円周方向のすじの発生
を防止することはもとより面取り面をより滑らかに研磨
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体ウェーハの面取り面研磨装
置の第1の実施の形態を示す側面図である。
【図2】図1に示した半導体ウェーハの面取り面研磨装
置を示す平面図である。
【図3】図1および図2に示した半導体ウェーハの面取
り面研磨装置に備わる研磨ドラム回転機構を示す側面図
である。
【図4】研磨ドラム回転機構と半導体ウェーハとの接触
状態を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る半導体ウェーハの面取り面研磨装
置の第2の実施の形態を示す要部側面図である。
【符号の説明】
W 半導体ウェーハ 1 半導体ウェーハの面取り面研磨装置 10 回転支持機構(回転機構) 20 研磨機構 21 研磨ドラム回転機構(研磨布駆動機構) 22 研磨ドラム移動機構(研磨布変位機構) 23 研磨ドラム 23a 研磨布 24 駆動モータ部(駆動源) 100 半導体ウェーハの面取り面研磨装置 120 研磨機構 121 研磨ベルト(研磨布) 122 研磨ベルト駆動機構(研磨布駆動機構) 123 当て板 125 研磨布支持部 126 駆動源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗実 賢二 兵庫県朝来郡生野町口銀谷字猪野々985番 地1 三菱マテリアル株式会社生野製作所 内 (72)発明者 鶴田 捷二 東京都千代田区大手町1丁目5番1号 三 菱マテリアルシリコン株式会社内 (72)発明者 熊部 重男 東京都千代田区大手町1丁目5番1号 三 菱マテリアルシリコン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェーハの面取り面を研磨する半
    導体ウェーハの面取り面研磨方法であって、 半導体ウェーハをその円周方向に回転させるとともに、 半導体ウェーハの面取り面に研磨液を供給しながら、半
    導体ウェーハの面取り面に接して配された研磨布を半導
    体ウェーハの円周方向とは異なる方向に摺動させること
    によって半導体ウェーハの面取り面を研磨することを特
    徴とする半導体ウェーハの面取り面研磨方法。
  2. 【請求項2】 半導体ウェーハの面取り面を研磨する半
    導体ウェーハの面取り面研磨装置であって、 半導体ウェーハを保持し、該半導体ウェーハをその円周
    方向に回転可能に支持する回転機構と、 該回転機構に保持された半導体ウェーハの円周方向とは
    異なる方向に走行可能に支持された研磨布と、 該研磨布を走行させる研磨布駆動機構と、 前記回転機構に保持された半導体ウェーハと研磨布とを
    相対的に離間、接近させて研磨布と半導体ウェーハの面
    取り面とを接触させる研磨布変位機構とを備えることを
    特徴とする半導体ウェーハの面取り面研磨装置。
  3. 【請求項3】 前記研磨布駆動機構は、前記半導体ウェ
    ーハの表裏面と平行な軸線まわりについて回動可能に支
    持された研磨ドラムと、 該研磨ドラムを回転させる駆動源とを備え、 前記研磨布は研磨ドラムの外周面に貼設されていること
    を特徴とする請求項2に記載の半導体ウェーハの面取り
    面研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記研磨布駆動機構は、前記半導体ウェ
    ーハの面取り面に対して平行に配置された当て板と、 該当て板に沿って前記研磨布を支持し、該研磨布を半導
    体ウェーハの面取り面に沿って摺動可能とする研磨布支
    持部と、 該研磨布支持部に付設されて研磨布を作動させる駆動源
    とを備えることを特徴とする請求項2に記載の半導体ウ
    ェーハの面取り面研磨装置。
JP31135995A 1995-11-29 1995-11-29 半導体ウェーハの面取り面研磨方法および装置 Pending JPH09150357A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111482817A (zh) * 2018-08-18 2020-08-04 章梦月 建筑钢筋材料两端的自动抛光倒角装置
CN111975531A (zh) * 2020-07-08 2020-11-24 大同新成新材料股份有限公司 半导体石墨圆晶用倒角加工设备及其倒角方法
CN118493246A (zh) * 2024-07-12 2024-08-16 深圳至元精密设备有限公司 一种用于碳化硅晶圆的边缘抛光装置

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