JPH09150446A - 押出成形方法および押出機への原料供給装置 - Google Patents
押出成形方法および押出機への原料供給装置Info
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- JPH09150446A JPH09150446A JP7310717A JP31071795A JPH09150446A JP H09150446 A JPH09150446 A JP H09150446A JP 7310717 A JP7310717 A JP 7310717A JP 31071795 A JP31071795 A JP 31071795A JP H09150446 A JPH09150446 A JP H09150446A
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Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来時間経過に伴って変化することを前提と
していた押出機の溶融樹脂の押出量を常時一定とさせて
フィルムやシートの連続生産を行なうことができる押出
成形方法および押出機への原料供給装置を提供するこ
と。 【解決手段】 原料樹脂2を押出機7に供給し、この押
出機7により原料樹脂2を溶融させてダイ10から押出
し、その後原料樹脂をフィルム若しくはシート状にして
引取るようにする押出成形方法において、前記原料樹脂
2を自然落下により、かつ、当該自然落下量を調節自在
にして前記押出機7へ供給するとともに、前記押出機7
のスクリュー9を一定速度で回転させて成形することを
特徴とする。
していた押出機の溶融樹脂の押出量を常時一定とさせて
フィルムやシートの連続生産を行なうことができる押出
成形方法および押出機への原料供給装置を提供するこ
と。 【解決手段】 原料樹脂2を押出機7に供給し、この押
出機7により原料樹脂2を溶融させてダイ10から押出
し、その後原料樹脂をフィルム若しくはシート状にして
引取るようにする押出成形方法において、前記原料樹脂
2を自然落下により、かつ、当該自然落下量を調節自在
にして前記押出機7へ供給するとともに、前記押出機7
のスクリュー9を一定速度で回転させて成形することを
特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムやシート
を生産する押出成形方法および押出機への原料供給装置
に関する。
を生産する押出成形方法および押出機への原料供給装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、押出成形方法においては、熱可
塑性樹脂等の原料樹脂を押出機によって溶融させ、その
後環状の吐出口を有するダイ若しくは直線状の吐出口を
有するTダイ等のダイをもって吐出することにより、フ
ィルムやシートを生産している。
塑性樹脂等の原料樹脂を押出機によって溶融させ、その
後環状の吐出口を有するダイ若しくは直線状の吐出口を
有するTダイ等のダイをもって吐出することにより、フ
ィルムやシートを生産している。
【0003】そして、インフレーション成形方法等の押
出成形方法においては、生産されるフィルムやシートの
幅と厚みとを常に設定値に維持するための調整が行なわ
れている。
出成形方法においては、生産されるフィルムやシートの
幅と厚みとを常に設定値に維持するための調整が行なわ
れている。
【0004】この調整を人手により行なうには長期間に
亘る熟練と経験とが必要とされるものであった。
亘る熟練と経験とが必要とされるものであった。
【0005】そこで、近年この問題を合理化するため
に、前記調整を自動的に行なう自動調整制御方式が提案
されている(特開平1ー24721号公報、特開平1ー
26424号公報等参照)。
に、前記調整を自動的に行なう自動調整制御方式が提案
されている(特開平1ー24721号公報、特開平1ー
26424号公報等参照)。
【0006】この自動調整制御方式を図5により更に説
明すると、原料ホッパ1内に投入された原料樹脂2は、
原料開閉シリンダ4によって開閉される原料シャッタ
3、重量測定器5および計量釜6を順に通して押出機7
の加熱シリンダ8内に供給される。その後、原料樹脂2
はスクリュー9の回転により加熱シリンダ8内を移送さ
れる間に溶融され、ダイ10の環状の吐出口より吐出さ
れ、その後バブル11内に供給される空気によって吹膨
されて薄いフィルム状とされ、ピンチローラ12によっ
て引取られていく。
明すると、原料ホッパ1内に投入された原料樹脂2は、
原料開閉シリンダ4によって開閉される原料シャッタ
3、重量測定器5および計量釜6を順に通して押出機7
の加熱シリンダ8内に供給される。その後、原料樹脂2
はスクリュー9の回転により加熱シリンダ8内を移送さ
れる間に溶融され、ダイ10の環状の吐出口より吐出さ
れ、その後バブル11内に供給される空気によって吹膨
されて薄いフィルム状とされ、ピンチローラ12によっ
て引取られていく。
【0007】実際には、スクリュー9によって原料樹脂
2が送られることによって計量釜6内の原料樹脂2が消
費され、下限設定値用センサ14にて下限設定値を計量
した時に原料開閉シリンダ4と原料シャッタ3とがオン
して、原料ホッパ1から計量釜6へ原料樹脂2を落下さ
せ、また、上限設定用センサ13にて上限設定値を計量
した時にオフとなって原料ホッパ1からの原料樹脂2の
落下を止めるようにされている。
2が送られることによって計量釜6内の原料樹脂2が消
費され、下限設定値用センサ14にて下限設定値を計量
した時に原料開閉シリンダ4と原料シャッタ3とがオン
して、原料ホッパ1から計量釜6へ原料樹脂2を落下さ
せ、また、上限設定用センサ13にて上限設定値を計量
した時にオフとなって原料ホッパ1からの原料樹脂2の
落下を止めるようにされている。
【0008】この時に、上限設定値用センサ13が上限
設定値を検出した後に、原料樹脂2が消費されて上限設
定値用センサ13が上限設定値を検出しなくなりオフに
なった瞬間より、更に原料樹脂2が消費され下限設定値
用センサ14が下限設定値を検出してオンになる瞬間ま
での単位時間当りの原料消費重量を計測することにより
押出量を算出する。更に、この算出した押出量と予め設
定されているフィルムやシートの幅と厚みによって求め
られる製品の断面積と比重の値から引取速度を算出して
自動引取速度制御盤15からの信号によりピンチローラ
12の回転速度を制御するようにされている。
設定値を検出した後に、原料樹脂2が消費されて上限設
定値用センサ13が上限設定値を検出しなくなりオフに
なった瞬間より、更に原料樹脂2が消費され下限設定値
用センサ14が下限設定値を検出してオンになる瞬間ま
での単位時間当りの原料消費重量を計測することにより
押出量を算出する。更に、この算出した押出量と予め設
定されているフィルムやシートの幅と厚みによって求め
られる製品の断面積と比重の値から引取速度を算出して
自動引取速度制御盤15からの信号によりピンチローラ
12の回転速度を制御するようにされている。
【0009】また、前記ピンチローラ12の回転速度の
制御に加えて押出機7のスクリュー9の回転速度も可変
制御することも提案されている。
制御に加えて押出機7のスクリュー9の回転速度も可変
制御することも提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記各
公報に記載されている従来例の制御方式においては、押
出機7から押出される溶融樹脂の押出し量、即ち原料消
費重量が変化することを前提として、ピンチローラ12
の回転速度、押出機7のスクリュー9の回転速度等を可
変制御するものであるから、制御すべき対象が常時変化
し、適正な制御を行なうことが非常に困難であり、制御
システムも複雑となり、コストも非常に高いものとな
り、また、生産されたフィルムやシートにも偏肉が発生
する等の欠点があった。
公報に記載されている従来例の制御方式においては、押
出機7から押出される溶融樹脂の押出し量、即ち原料消
費重量が変化することを前提として、ピンチローラ12
の回転速度、押出機7のスクリュー9の回転速度等を可
変制御するものであるから、制御すべき対象が常時変化
し、適正な制御を行なうことが非常に困難であり、制御
システムも複雑となり、コストも非常に高いものとな
り、また、生産されたフィルムやシートにも偏肉が発生
する等の欠点があった。
【0011】これらの欠点を以下に更に説明する。
【0012】欠点1 従来法においては原料消費重量を測定しても、この原料
消費重量そのものは制御されていないために押出量が定
量にならない。そこで、フィルムやシートの幅と厚みと
を設定値に近づけるために、押出量の変動に応じて引取
速度が絶えず変動させられているが、この引取速度が変
動させられると、逆にそれが原因となって次の1)から5)
に示すような悪影響を発生させてしまう。 1) 引取速度が大の時と小の時とにおいては、エアーリ
ングの冷却効果が異なるために、結果としてできた製品
であるフイルムに対する冷却ムラを誘発させている。 2) 引取速度が変化するために、安定板16部分におけ
るバブル11に対する抵抗が変化し、そのために製品で
あるフイルムにシワを発生させる場合がある。 3) 引取速度が変化するために、フイルムを捲取る捲取
機との追従性が悪くなり、一定の捲取りができず、フイ
ルムに耳づれやシワ等を発生させる場合がある。 4) インラインで印刷機等を動かす場合においては、引
取速度が変化するために、印刷のピッチづれを誘発させ
ている。 5) 従って、品質条件の厳しい高級シートやフィルムの
生産には利用できない場合がある。
消費重量そのものは制御されていないために押出量が定
量にならない。そこで、フィルムやシートの幅と厚みと
を設定値に近づけるために、押出量の変動に応じて引取
速度が絶えず変動させられているが、この引取速度が変
動させられると、逆にそれが原因となって次の1)から5)
に示すような悪影響を発生させてしまう。 1) 引取速度が大の時と小の時とにおいては、エアーリ
ングの冷却効果が異なるために、結果としてできた製品
であるフイルムに対する冷却ムラを誘発させている。 2) 引取速度が変化するために、安定板16部分におけ
るバブル11に対する抵抗が変化し、そのために製品で
あるフイルムにシワを発生させる場合がある。 3) 引取速度が変化するために、フイルムを捲取る捲取
機との追従性が悪くなり、一定の捲取りができず、フイ
ルムに耳づれやシワ等を発生させる場合がある。 4) インラインで印刷機等を動かす場合においては、引
取速度が変化するために、印刷のピッチづれを誘発させ
ている。 5) 従って、品質条件の厳しい高級シートやフィルムの
生産には利用できない場合がある。
【0013】欠点2 原料樹脂2について単位重量を消費する時間を測定する
方法を採用している前記従来方式においては、計量釜6
によって原料消費重量を測定する際に、原料消費重量が
変動してしまうという問題を発生させている。
方法を採用している前記従来方式においては、計量釜6
によって原料消費重量を測定する際に、原料消費重量が
変動してしまうという問題を発生させている。
【0014】欠点3 原料消費重量が制御されないために、様々な原因によっ
て発生する押出機7の押出ムラ(サージング)を防止で
きない。
て発生する押出機7の押出ムラ(サージング)を防止で
きない。
【0015】欠点4 原料釜6の上限設定値と下限設定値との間の原料樹脂2
の容量を1単位として測定する構造のため、押出量が極
端に少ない時には、上限から下限に達する時間がかかり
すぎて制御不良となり、引取装置であるピンチローラ1
2との連動ができなくなることがある。
の容量を1単位として測定する構造のため、押出量が極
端に少ない時には、上限から下限に達する時間がかかり
すぎて制御不良となり、引取装置であるピンチローラ1
2との連動ができなくなることがある。
【0016】欠点5 原料開閉シリンダ4により原料シャッタ3を開閉させる
ため、原料シャッタ3に原料樹脂2が詰って動作不能に
なったり、違う種類の原料樹脂に変えた際に前日詰って
いた原料樹脂が取れて入り込み、色換え等の問題を起こ
していた。
ため、原料シャッタ3に原料樹脂2が詰って動作不能に
なったり、違う種類の原料樹脂に変えた際に前日詰って
いた原料樹脂が取れて入り込み、色換え等の問題を起こ
していた。
【0017】欠点6 原料釜6の上限設定値と下限設定値とを設けて小ロット
単位で測定するため、原料樹脂2の落差(上限設定値に
なってから原料開閉シリンダ4が閉じるまでの時間とそ
の間に原料釜6に入ってしまう分の原料樹脂)が時間的
な遅れとなってしまう。
単位で測定するため、原料樹脂2の落差(上限設定値に
なってから原料開閉シリンダ4が閉じるまでの時間とそ
の間に原料釜6に入ってしまう分の原料樹脂)が時間的
な遅れとなってしまう。
【0018】欠点7 上限設定値から下限設定値になるまでの時間が計測され
るが、反対に下限設定値から上限設定値になるまでの時
間は計測されない。従って、測定可能域と測定不可能域
とが経時的に繰り返されることになり、その分時間遅れ
が発生するとともに、分解能が悪くなる。
るが、反対に下限設定値から上限設定値になるまでの時
間は計測されない。従って、測定可能域と測定不可能域
とが経時的に繰り返されることになり、その分時間遅れ
が発生するとともに、分解能が悪くなる。
【0019】欠点8 原料シャッタ3および原料開閉シリンダ4は一般的に作
業環境の近くにあるため、怪我の危険性を伴う。
業環境の近くにあるため、怪我の危険性を伴う。
【0020】欠点9 原料シャッタ3および原料開閉シリンダ4を設置する必
要があり、機械コストが高くなる。
要があり、機械コストが高くなる。
【0021】欠点10 一般的に計量釜6が小さいため、上限設定値近辺と下限
設定値近辺とにおいては、押出機7への原料樹脂2の食
い込み量が異なるために、押出量に変動が発生してしま
う。
設定値近辺とにおいては、押出機7への原料樹脂2の食
い込み量が異なるために、押出量に変動が発生してしま
う。
【0022】欠点11 上限設定値と下限設定値との間に計測される小ロットの
容量が測定単位となっているために、この間に計測され
る時間よりも短いサイクルで計測することができず、結
果として制御性能が悪くなる。
容量が測定単位となっているために、この間に計測され
る時間よりも短いサイクルで計測することができず、結
果として制御性能が悪くなる。
【0023】このように、制御対象が時間経過に伴って
変化することを前提とした押出成形方法においては、大
きな問題点がった。
変化することを前提とした押出成形方法においては、大
きな問題点がった。
【0024】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、従来時間経過に伴って変化することを前提とし
ていた押出機の溶融樹脂の押出量を常時一定とさせてフ
ィルムやシートの連続生産を行なうことができ、換言す
れば押出機のスクリューを一定速度で回転させて溶融樹
脂の押出量を一定値とするとともに、当該スクリュー部
分への原料樹脂の供給量を適正値に保持しながら連続運
転して高品質のフィルムやシートの連続生産を行なうこ
とができ、従来の原料シャッタおよび原料開閉シリンダ
等を不要とし、構成も簡単となり、コストも低廉な押出
成形方法および押出機への原料供給装置を提供すること
を目的とする。
であり、従来時間経過に伴って変化することを前提とし
ていた押出機の溶融樹脂の押出量を常時一定とさせてフ
ィルムやシートの連続生産を行なうことができ、換言す
れば押出機のスクリューを一定速度で回転させて溶融樹
脂の押出量を一定値とするとともに、当該スクリュー部
分への原料樹脂の供給量を適正値に保持しながら連続運
転して高品質のフィルムやシートの連続生産を行なうこ
とができ、従来の原料シャッタおよび原料開閉シリンダ
等を不要とし、構成も簡単となり、コストも低廉な押出
成形方法および押出機への原料供給装置を提供すること
を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明の押出成形方法は、原料樹
脂を押出機に供給し、この押出機により原料樹脂を溶融
させてダイから押出し、その後原料樹脂をフィルム若し
くはシート状にして引取るようにする押出成形方法にお
いて、前記原料樹脂を自然落下により、かつ、当該自然
落下量を調節自在にして前記押出機へ供給するととも
に、前記押出機のスクリューを一定速度で回転させて成
形することを特徴とする。
に、請求項1に記載の本発明の押出成形方法は、原料樹
脂を押出機に供給し、この押出機により原料樹脂を溶融
させてダイから押出し、その後原料樹脂をフィルム若し
くはシート状にして引取るようにする押出成形方法にお
いて、前記原料樹脂を自然落下により、かつ、当該自然
落下量を調節自在にして前記押出機へ供給するととも
に、前記押出機のスクリューを一定速度で回転させて成
形することを特徴とする。
【0026】また、請求項2に記載の本発明の押出機へ
の原料供給装置は、押出機へ原料樹脂を自然落下によ
り、かつ、当該自然落下量を調節自在にして供給するよ
うに形成されていることを特徴とする。
の原料供給装置は、押出機へ原料樹脂を自然落下によ
り、かつ、当該自然落下量を調節自在にして供給するよ
うに形成されていることを特徴とする。
【0027】また、この押出機への原料供給装置は、原
料樹脂が自然落下する原料供給口の開口面積の大きさを
可変自在に形成されている。
料樹脂が自然落下する原料供給口の開口面積の大きさを
可変自在に形成されている。
【0028】本発明によれば、本発明の押出機への原料
供給装置を有する押出機をもって、本発明方法に従って
押出成形すると、前記原料供給装置から原料樹脂を自然
落下により、かつ、当該自然落下量を調節自在にして前
記押出機へ供給しながら押出機のスクリューを一定速度
で回転させ、当該押出機により原料樹脂を溶融させてダ
イから一定量ずつ押出し、その後原料樹脂をフィルム若
しくはシート状にして引取成形することができる。本発
明によれば、スクリューが一定速度で回転し、その回転
速度によって消費される量の原料樹脂を原料供給装置か
ら自由落下により供給するために、溶融樹脂の押出量が
一定となり、フィルムやシートの幅と厚みとが自動的に
設定値に維持され、製品としてばらつきのないフィルム
やシートの連続生産を行なうことができる。
供給装置を有する押出機をもって、本発明方法に従って
押出成形すると、前記原料供給装置から原料樹脂を自然
落下により、かつ、当該自然落下量を調節自在にして前
記押出機へ供給しながら押出機のスクリューを一定速度
で回転させ、当該押出機により原料樹脂を溶融させてダ
イから一定量ずつ押出し、その後原料樹脂をフィルム若
しくはシート状にして引取成形することができる。本発
明によれば、スクリューが一定速度で回転し、その回転
速度によって消費される量の原料樹脂を原料供給装置か
ら自由落下により供給するために、溶融樹脂の押出量が
一定となり、フィルムやシートの幅と厚みとが自動的に
設定値に維持され、製品としてばらつきのないフィルム
やシートの連続生産を行なうことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図4について説明する。
から図4について説明する。
【0030】図1は本発明に係る押出機への原料供給装
置の一実施の形態を取付けた押出機を利用している本発
明に係る押出成形方法を実施する押出成形装置の一実施
の形態を示したものであり、図5の従来例と同一部分に
は同一符号を付してあり、図2から図4は前記原料供給
装置を示している。
置の一実施の形態を取付けた押出機を利用している本発
明に係る押出成形方法を実施する押出成形装置の一実施
の形態を示したものであり、図5の従来例と同一部分に
は同一符号を付してあり、図2から図4は前記原料供給
装置を示している。
【0031】図1に示す本発明の実施の形態において
は、従来例の計量釜6に代えて原料ホッパ1から原料供
給装置20を経て原料樹脂2を押出し手段である押出機
7の原料投入筒7aに供給するようにしている。この原
料供給装置20は押出機7へ原料樹脂2を自然落下によ
り、かつ、当該自然落下量を調節自在にして供給するよ
うに形成されており、本実施の形態においては図2から
図4に示すように、原料樹脂2が自然落下する開口33
aの開口面積の大きさを可変自在にして自然落下量を調
節自在にしている。前記原料ホッパ1は押出機7の原料
投入筒7aの外側に固定したホッパ支持台21にストレ
インゲージ等からなる原料重量測定器22を介して固定
されている。この原料重量測定器22は原料ホッパ1と
原料供給装置20と原料樹脂2との合計重量を常時測定
して、その測定重量を原料供給重量演算部23に出力す
る。この原料供給重量演算部23は原料重量測定器22
から送られてくる原料ホッパ1と原料供給装置20と原
料樹脂2との合計重量の変化量から、原料樹脂2のみの
供給重量を常時演算して求め、その演算結果を原料供給
量制御器24に出力するようにされている。この原料供
給量制御器24は原料供給装置20の開口33aの開度
を制御して原料樹脂2の供給量を制御するものであり、
内部には押出機7のスクリュー9の回転速度に対応する
適正な原料供給重量を設定する原料供給重量設定部25
と、原料供給重量の設定値と原料供給重量演算部23か
ら送られてくる実際の原料供給重量の実測値とを比較し
て当該実測値が設定値に常に一致するように原料供給装
置20の開口33aの開度を制御する指令を原料供給装
置20の後述する駆動モータ37へ出力する開口開度演
算部26とが設けられている。また、原料ホッパ1内に
はその上部に宙吊り状にして設置されている原料投入筒
27を経て原料樹脂2が供給されるようになっている。
は、従来例の計量釜6に代えて原料ホッパ1から原料供
給装置20を経て原料樹脂2を押出し手段である押出機
7の原料投入筒7aに供給するようにしている。この原
料供給装置20は押出機7へ原料樹脂2を自然落下によ
り、かつ、当該自然落下量を調節自在にして供給するよ
うに形成されており、本実施の形態においては図2から
図4に示すように、原料樹脂2が自然落下する開口33
aの開口面積の大きさを可変自在にして自然落下量を調
節自在にしている。前記原料ホッパ1は押出機7の原料
投入筒7aの外側に固定したホッパ支持台21にストレ
インゲージ等からなる原料重量測定器22を介して固定
されている。この原料重量測定器22は原料ホッパ1と
原料供給装置20と原料樹脂2との合計重量を常時測定
して、その測定重量を原料供給重量演算部23に出力す
る。この原料供給重量演算部23は原料重量測定器22
から送られてくる原料ホッパ1と原料供給装置20と原
料樹脂2との合計重量の変化量から、原料樹脂2のみの
供給重量を常時演算して求め、その演算結果を原料供給
量制御器24に出力するようにされている。この原料供
給量制御器24は原料供給装置20の開口33aの開度
を制御して原料樹脂2の供給量を制御するものであり、
内部には押出機7のスクリュー9の回転速度に対応する
適正な原料供給重量を設定する原料供給重量設定部25
と、原料供給重量の設定値と原料供給重量演算部23か
ら送られてくる実際の原料供給重量の実測値とを比較し
て当該実測値が設定値に常に一致するように原料供給装
置20の開口33aの開度を制御する指令を原料供給装
置20の後述する駆動モータ37へ出力する開口開度演
算部26とが設けられている。また、原料ホッパ1内に
はその上部に宙吊り状にして設置されている原料投入筒
27を経て原料樹脂2が供給されるようになっている。
【0032】前記原料供給装置20は原料ホッパ1から
下方に延出されている供給筒1aの途中に設けられてお
り、図2から図4に示すように形成されている。即ち、
図2に示すように、前記供給筒1aは途中で上部供給筒
1auと下部供給筒1adとに分割されており、上部供
給筒1auおよび下部供給筒1adの外周面にそれぞれ
固着した上部フランジ28uおよび下部フランジ28d
とを複数の連結ステー29によって連結することによ
り、上部供給筒1auおよび下部供給筒1adの間に環
状の間隙30を形成している。下部フランジ28dの上
面には、半径方向を向き、かつ、上方から見て矩形状を
なす複数の角溝31が刻設されており、各角溝31には
外端部32aが上方を向くほぼL字状のスライド杆32
の水平部が摺動自在に嵌合されている。各スライド杆3
2の水平部の内端部上面には、円弧状をなし、かつ両端
部が半円状をなす水平なアイリス板33が固着されてい
る。各アイリス板33は両端部において隣接するアイリ
ス板33と重なり、全体としてリング状となって原料樹
脂2が通過する開口33aを形成するようにされている
とともに、前記間隙30を通して供給筒1a内に出入し
て、原料樹脂2の通過する開口33aの開度を可変調整
するようにされている。また、スライド杆32の外端部
32aの上端にはローラ34が回転自在に装着されてい
る。両フランジ28u、28dの間のスライド杆32の
上方には、環状のカム体35が回動自在に装着されてい
る。このカム体35の下面には、前記ローラ34を摺動
かつ回転自在に挟持しうる幅を有し、かつカム体35の
内周面に対して所定の角度をもって交差する複数の円弧
状のカム溝35aが形成されている。このカム体35の
外周面にはウオームホイール36が形成されており、下
部フランジ28d上に固着されている駆動モータ37の
出力軸に固着されているウオーム38が前記ウオームホ
イール36に噛合させられている。この駆動モータ37
は前記原料供給量制御器24の開口開度演算部26から
の指令を受けて正逆回転させられて、カム体35を所定
量回動させて、前記各アイリス板33の供給筒1a内へ
の突出長さを調節して、開口33aの開度の調整をする
ように形成されている。
下方に延出されている供給筒1aの途中に設けられてお
り、図2から図4に示すように形成されている。即ち、
図2に示すように、前記供給筒1aは途中で上部供給筒
1auと下部供給筒1adとに分割されており、上部供
給筒1auおよび下部供給筒1adの外周面にそれぞれ
固着した上部フランジ28uおよび下部フランジ28d
とを複数の連結ステー29によって連結することによ
り、上部供給筒1auおよび下部供給筒1adの間に環
状の間隙30を形成している。下部フランジ28dの上
面には、半径方向を向き、かつ、上方から見て矩形状を
なす複数の角溝31が刻設されており、各角溝31には
外端部32aが上方を向くほぼL字状のスライド杆32
の水平部が摺動自在に嵌合されている。各スライド杆3
2の水平部の内端部上面には、円弧状をなし、かつ両端
部が半円状をなす水平なアイリス板33が固着されてい
る。各アイリス板33は両端部において隣接するアイリ
ス板33と重なり、全体としてリング状となって原料樹
脂2が通過する開口33aを形成するようにされている
とともに、前記間隙30を通して供給筒1a内に出入し
て、原料樹脂2の通過する開口33aの開度を可変調整
するようにされている。また、スライド杆32の外端部
32aの上端にはローラ34が回転自在に装着されてい
る。両フランジ28u、28dの間のスライド杆32の
上方には、環状のカム体35が回動自在に装着されてい
る。このカム体35の下面には、前記ローラ34を摺動
かつ回転自在に挟持しうる幅を有し、かつカム体35の
内周面に対して所定の角度をもって交差する複数の円弧
状のカム溝35aが形成されている。このカム体35の
外周面にはウオームホイール36が形成されており、下
部フランジ28d上に固着されている駆動モータ37の
出力軸に固着されているウオーム38が前記ウオームホ
イール36に噛合させられている。この駆動モータ37
は前記原料供給量制御器24の開口開度演算部26から
の指令を受けて正逆回転させられて、カム体35を所定
量回動させて、前記各アイリス板33の供給筒1a内へ
の突出長さを調節して、開口33aの開度の調整をする
ように形成されている。
【0033】また、押出機7のスクリュー9には駆動モ
ータ39の回転力がベルト40、減速機41を介して伝
達されるようになっている。また、制御器42には、駆
動モータ39の回転速度を制御してスクリュー9の回転
速度を制御する指令を発するスクリュー回転速度制御器
43が設けられている。また、このスクリュー回転速度
制御器43から原料供給量制御器24の原料供給重量設
定部25に対しても前記スクリューの回転速度の指令が
出力される。更に、制御器42には、フイルムを引取る
ピンチロール12の回転速度を制御する前記引取速度制
御器44が設けられている。
ータ39の回転力がベルト40、減速機41を介して伝
達されるようになっている。また、制御器42には、駆
動モータ39の回転速度を制御してスクリュー9の回転
速度を制御する指令を発するスクリュー回転速度制御器
43が設けられている。また、このスクリュー回転速度
制御器43から原料供給量制御器24の原料供給重量設
定部25に対しても前記スクリューの回転速度の指令が
出力される。更に、制御器42には、フイルムを引取る
ピンチロール12の回転速度を制御する前記引取速度制
御器44が設けられている。
【0034】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0035】まず、運転条件を次のようにして設定す
る。
る。
【0036】即ち、生産すべきフイルムの材質、幅、厚
み等に合わせて原料樹脂2の材質を設定し、設定された
原料樹脂2を用いてフイルムを生産する場合に最適なス
クリュー回転速度を決定して、当該スクリュー回転速度
を制御器42のスクリュー回転速度制御器43にインプ
ットする。このスクリュー回転速度は駆動モータ39に
出力されるとともに、原料供給量制御器24の原料供給
重量設定部25にも出力される。
み等に合わせて原料樹脂2の材質を設定し、設定された
原料樹脂2を用いてフイルムを生産する場合に最適なス
クリュー回転速度を決定して、当該スクリュー回転速度
を制御器42のスクリュー回転速度制御器43にインプ
ットする。このスクリュー回転速度は駆動モータ39に
出力されるとともに、原料供給量制御器24の原料供給
重量設定部25にも出力される。
【0037】この原料供給重量設定部25はインプット
されたスクリュー回転速度でスクリュー7が回転した際
にスクリュー7によって搬送される原料樹脂2の重量を
求め、その重量を原料供給重量として設定して開口開度
演算部26へ出力させる。この開口開度演算部26は、
設定された原料供給重量の原料樹脂2が各アイリス板3
3によって形成される開口33aから自然落下により押
出機7の原料投入筒7aに供給される開口開度を演算し
て、駆動モータ37へカム体35を所定位置まで回転さ
せる指令を出力する。この指令を受けた駆動モータ37
は指令に応じた回転量だけ回転し、ウオーム38および
ウオームホイール36を介して前記カム体35を所定位
置まで回転させる。このカム体35の回転に伴ってカム
溝35aに係合しているローラ34がスライド杆32と
一緒に角溝31に沿って供給筒1aの径方向に移動させ
られる。これにより各スライド杆32に固着されている
アイリス板33が上部供給筒1auと下部供給筒1ad
との間の間隙30から所定長供給筒1a内に突出して、
各アイリス板33によって形成される開口33aの開度
を設定された原料供給重量に対応する大きさとさせる。
されたスクリュー回転速度でスクリュー7が回転した際
にスクリュー7によって搬送される原料樹脂2の重量を
求め、その重量を原料供給重量として設定して開口開度
演算部26へ出力させる。この開口開度演算部26は、
設定された原料供給重量の原料樹脂2が各アイリス板3
3によって形成される開口33aから自然落下により押
出機7の原料投入筒7aに供給される開口開度を演算し
て、駆動モータ37へカム体35を所定位置まで回転さ
せる指令を出力する。この指令を受けた駆動モータ37
は指令に応じた回転量だけ回転し、ウオーム38および
ウオームホイール36を介して前記カム体35を所定位
置まで回転させる。このカム体35の回転に伴ってカム
溝35aに係合しているローラ34がスライド杆32と
一緒に角溝31に沿って供給筒1aの径方向に移動させ
られる。これにより各スライド杆32に固着されている
アイリス板33が上部供給筒1auと下部供給筒1ad
との間の間隙30から所定長供給筒1a内に突出して、
各アイリス板33によって形成される開口33aの開度
を設定された原料供給重量に対応する大きさとさせる。
【0038】これらと同時に、制御器2の引取速度制御
器44にフイルムの幅と厚みとの設定値をインプットす
る。
器44にフイルムの幅と厚みとの設定値をインプットす
る。
【0039】次に、本実施の形態の押出成形装置の運転
を開始する。
を開始する。
【0040】まず、押出成形装置の運転を立上げ、前記
各設定値になるようにして押出成形装置の運転を安定状
態する。
各設定値になるようにして押出成形装置の運転を安定状
態する。
【0041】更に説明すると、押出機7のスクリュー9
が設定された回転速度をもって一定速度で回転させられ
ているところへ、原料投入筒27より原料ホッパ1に投
入された原料樹脂2が前記のようにして開度を調整され
た原料供給装置20の開口33aから自然落下状態にし
て一定量ずつ供給される。このようにして原料投入筒7
aに供給された原料樹脂2はその場に停留することなく
直ちに回転しているスクリュー7によりスクリュー7の
先端部に向けて搬送されて行く。この原料樹脂2はスク
リュー9の回転により加熱シリンダ8内を移送される間
に溶融され、ダイ10の環状の吐出口より吐出され、そ
の後バブル11内に供給される空気によって吹膨されて
薄いフィルム状とされ、ピンチローラ12によって引取
られていく。この時、生産されるフイルムが目的の幅と
厚みとを有するように、各アイリス板33により形成さ
れる開口33aの開度を変更したり、スクリュー9の回
転速度と開口33の開度との両方を変更して微調整す
る。更に、この微調整に加えて、ピンチローラ12の引
取速度を変更したり、必要によってはバブル11を外側
から冷却する冷却空気の供給量や温度を変更する。
が設定された回転速度をもって一定速度で回転させられ
ているところへ、原料投入筒27より原料ホッパ1に投
入された原料樹脂2が前記のようにして開度を調整され
た原料供給装置20の開口33aから自然落下状態にし
て一定量ずつ供給される。このようにして原料投入筒7
aに供給された原料樹脂2はその場に停留することなく
直ちに回転しているスクリュー7によりスクリュー7の
先端部に向けて搬送されて行く。この原料樹脂2はスク
リュー9の回転により加熱シリンダ8内を移送される間
に溶融され、ダイ10の環状の吐出口より吐出され、そ
の後バブル11内に供給される空気によって吹膨されて
薄いフィルム状とされ、ピンチローラ12によって引取
られていく。この時、生産されるフイルムが目的の幅と
厚みとを有するように、各アイリス板33により形成さ
れる開口33aの開度を変更したり、スクリュー9の回
転速度と開口33の開度との両方を変更して微調整す
る。更に、この微調整に加えて、ピンチローラ12の引
取速度を変更したり、必要によってはバブル11を外側
から冷却する冷却空気の供給量や温度を変更する。
【0042】このようにして押出成形装置の運転が安定
状態になった後は、押出機7のスクリュー9の回転速度
は一定とさせながらフイルムの生産を継続させる。この
時、本実施の形態においては、原料重量測定器22が原
料ホッパ1と原料樹脂2と原料供給装置20との合計重
量を常時測定して、その測定重量を原料供給重量演算部
23に出力する。この原料供給重量演算部23は原料重
量測定器22から送られてくる原料ホッパ1と原料樹脂
2と原料供給装置20との合計重量から、原料樹脂2の
みの供給重量を常時演算して求め、その演算結果を原料
供給量制御器24に出力する。
状態になった後は、押出機7のスクリュー9の回転速度
は一定とさせながらフイルムの生産を継続させる。この
時、本実施の形態においては、原料重量測定器22が原
料ホッパ1と原料樹脂2と原料供給装置20との合計重
量を常時測定して、その測定重量を原料供給重量演算部
23に出力する。この原料供給重量演算部23は原料重
量測定器22から送られてくる原料ホッパ1と原料樹脂
2と原料供給装置20との合計重量から、原料樹脂2の
みの供給重量を常時演算して求め、その演算結果を原料
供給量制御器24に出力する。
【0043】この原料供給量制御器24においては、開
口開度演算部26が原料供給重量設定部25によって設
定されている原料供給重量の設定値と原料供給重量演算
部23から送られてくる実際の原料供給重量の実測値と
を比較して、当該実測値が設定値に常に一致するように
開口33aの開度を制御する指令を駆動モータ37へ出
力する。この駆動モータ37は当該指令に応じた回転角
度だけ回転して、前記と同様にして各アイリス板33に
よって形成される開口33aの開度を微調整する。これ
により実際の原料供給重量が設定値と常時一致した押出
成形が行なわれる。
口開度演算部26が原料供給重量設定部25によって設
定されている原料供給重量の設定値と原料供給重量演算
部23から送られてくる実際の原料供給重量の実測値と
を比較して、当該実測値が設定値に常に一致するように
開口33aの開度を制御する指令を駆動モータ37へ出
力する。この駆動モータ37は当該指令に応じた回転角
度だけ回転して、前記と同様にして各アイリス板33に
よって形成される開口33aの開度を微調整する。これ
により実際の原料供給重量が設定値と常時一致した押出
成形が行なわれる。
【0044】このようにして押出成形すると、前記原料
供給装置20から原料樹脂2を自然落下により、かつ、
当該自然落下量を調節自在にして前記押出機7へ供給し
ながら、押出機7のスクリュー9を一定速度で回転さ
せ、当該押出機7により原料樹脂2を溶融させてダイ1
0から一定量ずつ押出し、その後原料樹脂2をフィルム
若しくはシート状にして引取成形することができる。そ
して、本実施の形態によれば、スクリュー9が一定速度
で回転し、その回転速度によって消費される量の原料樹
脂2を原料供給装置20から自由落下により供給するた
めに、溶融樹脂の押出量が一定となり、フィルムやシー
トの幅と厚みとが自動的に設定値に維持され、製品とし
てばらつきのないフィルムやシートの連続生産を行なう
ことができる。
供給装置20から原料樹脂2を自然落下により、かつ、
当該自然落下量を調節自在にして前記押出機7へ供給し
ながら、押出機7のスクリュー9を一定速度で回転さ
せ、当該押出機7により原料樹脂2を溶融させてダイ1
0から一定量ずつ押出し、その後原料樹脂2をフィルム
若しくはシート状にして引取成形することができる。そ
して、本実施の形態によれば、スクリュー9が一定速度
で回転し、その回転速度によって消費される量の原料樹
脂2を原料供給装置20から自由落下により供給するた
めに、溶融樹脂の押出量が一定となり、フィルムやシー
トの幅と厚みとが自動的に設定値に維持され、製品とし
てばらつきのないフィルムやシートの連続生産を行なう
ことができる。
【0045】更に説明すると、本発明は次の様な利点を
有している。
有している。
【0046】利点1 図5に示す従来法においては、押出機7の加熱シリンダ
8から計量釜6までの間に原料樹脂2が一杯に詰った状
態にして原料樹脂2を供給していた。そのために回転す
るスクリュー9のブラインドによって加熱シリンダ8か
ら計量釜6までの間に詰っている原料樹脂2が押上げら
れたり、下げられたりして、加熱シリンダ8内への原料
樹脂2の供給圧力が変化してしまい、押出むらが発生し
てしまう。
8から計量釜6までの間に原料樹脂2が一杯に詰った状
態にして原料樹脂2を供給していた。そのために回転す
るスクリュー9のブラインドによって加熱シリンダ8か
ら計量釜6までの間に詰っている原料樹脂2が押上げら
れたり、下げられたりして、加熱シリンダ8内への原料
樹脂2の供給圧力が変化してしまい、押出むらが発生し
てしまう。
【0047】これに対して、本発明に従えばスクリュー
9の回転速度によって消費される量の原料樹脂2を原料
供給装置20から自由落下により供給するために、供給
された原料樹脂2は原料投入筒7a部分に停留すること
なく直ちに回転しているスクリュー7によりスクリュー
7の先端部に向けて搬送されて行く。従って、スクリュ
ー7と原料供給装置20との間に原料樹脂2が詰ること
がなく、従来のような原料樹脂2が押上げられたり、下
げられたりすることがなくなり、押出機7による溶融樹
脂の押出量が一定値に制御され、製品としてのフイルム
等が完全に均一な幅および厚み等を有するものとなる。
9の回転速度によって消費される量の原料樹脂2を原料
供給装置20から自由落下により供給するために、供給
された原料樹脂2は原料投入筒7a部分に停留すること
なく直ちに回転しているスクリュー7によりスクリュー
7の先端部に向けて搬送されて行く。従って、スクリュ
ー7と原料供給装置20との間に原料樹脂2が詰ること
がなく、従来のような原料樹脂2が押上げられたり、下
げられたりすることがなくなり、押出機7による溶融樹
脂の押出量が一定値に制御され、製品としてのフイルム
等が完全に均一な幅および厚み等を有するものとなる。
【0048】利点2 スクリュー9を一定速度で回転させており、加熱シリン
ダ8内を搬送される樹脂の量および状態も一定となる。
そのため加熱シリンダ8内を搬送される樹脂が受ける熱
受量やせん断力が常に一定となり、均一なフイルムやシ
ート等の製品を生産することができる。
ダ8内を搬送される樹脂の量および状態も一定となる。
そのため加熱シリンダ8内を搬送される樹脂が受ける熱
受量やせん断力が常に一定となり、均一なフイルムやシ
ート等の製品を生産することができる。
【0049】利点3 フイルム等の製品が均一となるために、ピンチローラ1
2による引取速度等も変化させる必要性が大きく低減さ
れ、成形条件がほぼ一定となり、信頼性も大きく向上さ
れる。
2による引取速度等も変化させる必要性が大きく低減さ
れ、成形条件がほぼ一定となり、信頼性も大きく向上さ
れる。
【0050】利点4 近年の傾向は製品の付加価値を向上させたり、他製品と
の種別化のために原料樹脂の混合、フィラー等の混合、
添加剤の混合や、場合によっては発泡剤の混合等が行な
われており、従来のホッパ形状では均一な定量押出が難
しくなってきている。
の種別化のために原料樹脂の混合、フィラー等の混合、
添加剤の混合や、場合によっては発泡剤の混合等が行な
われており、従来のホッパ形状では均一な定量押出が難
しくなってきている。
【0051】これに対し、本発明においては、複数種類
の原料を用いた成形を行う場合には、押出機7の加熱シ
リンダ8への原料投入筒7aを複数設け、各原料投入筒
7aに図1から図4に示す原料ホッパ1、供給筒1aお
よび原料供給装置20を設置することにより、各原料を
それぞれ適正量ずつ押出機7に供給し、これらを加熱シ
リンダ8内において均一に混合させて、一定量ずつ押出
すことにより、所望の特性を備えた製品を均一生産する
ことができる。
の原料を用いた成形を行う場合には、押出機7の加熱シ
リンダ8への原料投入筒7aを複数設け、各原料投入筒
7aに図1から図4に示す原料ホッパ1、供給筒1aお
よび原料供給装置20を設置することにより、各原料を
それぞれ適正量ずつ押出機7に供給し、これらを加熱シ
リンダ8内において均一に混合させて、一定量ずつ押出
すことにより、所望の特性を備えた製品を均一生産する
ことができる。
【0052】利点5 原料供給重量が制御されるために様々な原因によって発
生する押出ムラ(一般的にサージングという)を防止す
ることができる。
生する押出ムラ(一般的にサージングという)を防止す
ることができる。
【0053】利点6 従来法の原料シャッタ3に原料樹脂2が詰るといったト
ラブルや、違う種類の原料樹脂2に換えた際に、前日に
詰った原料樹脂2が取れて入り込む等のトラブルが皆無
となる。
ラブルや、違う種類の原料樹脂2に換えた際に、前日に
詰った原料樹脂2が取れて入り込む等のトラブルが皆無
となる。
【0054】利点7 原料開閉シリンダ4等が不要なために、原料樹脂2の落
差を処理する必要がないので時間的遅れがない。
差を処理する必要がないので時間的遅れがない。
【0055】利点8 原料開閉シリンダ4等がないために機械コストが安い。
【0056】利点9 原料開閉シリンダ4等が無いので、それによる怪我の危
険性が無い。
険性が無い。
【0057】なお、前記実施の形態においては溶融樹脂
をチューブ状に押出してフイルムを生産する場合につい
て説明したが、本発明はTダイを用いてシートを生産す
る場合にも、同様にして適用することができる。
をチューブ状に押出してフイルムを生産する場合につい
て説明したが、本発明はTダイを用いてシートを生産す
る場合にも、同様にして適用することができる。
【0058】また、本発明は前記実施の形態のものに限
定されるものではなく、必要に応じて種々変更すること
が可能である。例えば、駆動モータ37、ウオーム38
およびウオームホイール36に代えて、カム体5にレバ
ー等を取付けて、カム体35を手動により回動させるよ
うにしてもよい。
定されるものではなく、必要に応じて種々変更すること
が可能である。例えば、駆動モータ37、ウオーム38
およびウオームホイール36に代えて、カム体5にレバ
ー等を取付けて、カム体35を手動により回動させるよ
うにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る押出成形
方法および押出機への原料供給装置は構成され、作用す
るものであるために、従来時間経過に伴って変化するこ
とを前提としていた押出機の溶融樹脂の押出量を常時一
定とさせてフィルムやシートの連続生産を行なうことが
でき、換言すれば押出機のスクリューを一定速度で回転
させて溶融樹脂の押出量を一定値とするとともに、当該
スクリュー部分への原料樹脂の供給量を適正値に保持し
ながら連続運転して高品質のフィルムやシートの連続生
産を行なうことができ、従来の原料シャッタおよび原料
開閉シリンダ等を不要とし、構成も簡単となり、コスト
も低廉となる等の効果を奏する。
方法および押出機への原料供給装置は構成され、作用す
るものであるために、従来時間経過に伴って変化するこ
とを前提としていた押出機の溶融樹脂の押出量を常時一
定とさせてフィルムやシートの連続生産を行なうことが
でき、換言すれば押出機のスクリューを一定速度で回転
させて溶融樹脂の押出量を一定値とするとともに、当該
スクリュー部分への原料樹脂の供給量を適正値に保持し
ながら連続運転して高品質のフィルムやシートの連続生
産を行なうことができ、従来の原料シャッタおよび原料
開閉シリンダ等を不要とし、構成も簡単となり、コスト
も低廉となる等の効果を奏する。
【図1】本発明の押出機への原料供給装置の一実施の形
態を設置した押出成形装置の一実施の形態を示す概略図
態を設置した押出成形装置の一実施の形態を示す概略図
【図2】本発明の押出機への原料供給装置の一実施の形
態を示す縦断面図
態を示す縦断面図
【図3】図2のA−A線に沿った断面図
【図4】図2の一部切断平面図
【図5】従来の押出成形装置の一例を示す概略図
2 原料樹脂 7 押出機 9 スクリュー 10 ダイ 20 原料供給装置 33 アイリス板 33a 開口
Claims (4)
- 【請求項1】 原料樹脂を押出機に供給し、この押出機
により原料樹脂を溶融させてダイから押出し、その後原
料樹脂をフィルム若しくはシート状にして引取るように
する押出成形方法において、前記原料樹脂を自然落下に
より、かつ、当該自然落下量を調節自在にして前記押出
機へ供給するとともに、前記押出機のスクリューを一定
速度で回転させて成形することを特徴とする押出成形方
法。 - 【請求項2】 押出機へ原料樹脂を自然落下により、か
つ、当該自然落下量を調節自在にして供給するように形
成されていることを特徴とする押出機への原料供給装
置。 - 【請求項3】 原料樹脂が自然落下する原料供給口の開
口面積の大きさを可変自在に形成されていることを特徴
とする請求項2に記載の押出機への原料供給装置。 - 【請求項4】 押出機のスクリューは一定速度で回転さ
せられていることを特徴とする請求項2または請求項3
に記載の押出機への原料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7310717A JPH09150446A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 押出成形方法および押出機への原料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7310717A JPH09150446A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 押出成形方法および押出機への原料供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09150446A true JPH09150446A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18008638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7310717A Pending JPH09150446A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 押出成形方法および押出機への原料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09150446A (ja) |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP7310717A patent/JPH09150446A/ja active Pending
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