JPH091510A - 中質繊維板用ブラケット、中質繊維板の構造体及び中質繊維板の接合方法 - Google Patents
中質繊維板用ブラケット、中質繊維板の構造体及び中質繊維板の接合方法Info
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- JPH091510A JPH091510A JP7158870A JP15887095A JPH091510A JP H091510 A JPH091510 A JP H091510A JP 7158870 A JP7158870 A JP 7158870A JP 15887095 A JP15887095 A JP 15887095A JP H091510 A JPH091510 A JP H091510A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 中質繊維板を用いたキャビネットを形成する
際に使用することができる中質繊維板用ブラケット、中
質繊維板の構造体、中質繊維板の接合方法及び中質繊維
板を用いて形成することができるキャビネットを提供す
る。 【構成】 中質繊維板の側面に当接する側板部25a,
25bと、側板部25a,25bに形成され、中質繊維
板の貫通孔を貫通するボルトBを固着するボルト固着部
28と、側板部25a,25bと一体的に形成され、中
質繊維板への荷重付加時、貫通孔内におけるボルト位置
を維持するように、中質繊維板の荷重付加方向側端面を
係止する係止部26a,26bとを有する。
際に使用することができる中質繊維板用ブラケット、中
質繊維板の構造体、中質繊維板の接合方法及び中質繊維
板を用いて形成することができるキャビネットを提供す
る。 【構成】 中質繊維板の側面に当接する側板部25a,
25bと、側板部25a,25bに形成され、中質繊維
板の貫通孔を貫通するボルトBを固着するボルト固着部
28と、側板部25a,25bと一体的に形成され、中
質繊維板への荷重付加時、貫通孔内におけるボルト位置
を維持するように、中質繊維板の荷重付加方向側端面を
係止する係止部26a,26bとを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中質繊維板を用いたキ
ャビネットを形成する際に使用する中質繊維板用ブラケ
ット、中質繊維板用ブラケットを用いた中質繊維板の構
造体、波釘を用いた中質繊維板の接合方法、波釘により
接合した中質繊維板の構造体、及び中質繊維板を用いて
形成したキャビネットに関する。
ャビネットを形成する際に使用する中質繊維板用ブラケ
ット、中質繊維板用ブラケットを用いた中質繊維板の構
造体、波釘を用いた中質繊維板の接合方法、波釘により
接合した中質繊維板の構造体、及び中質繊維板を用いて
形成したキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲーム機用キャビネットは、一般
にベニヤ合板を用いて組み立てられている。縦長の箱型
に形成されたゲーム機用キャビネットは、上部に、ディ
スプレイ装置が組み込まれると共に、ディスプレイ装置
下方の中央部に、操作部が取り付けられる。ゲーム機用
キャビネットの底部には、レグアジャスタブラケットを
介して脚が装着される。ゲーム機用キャビネットの内部
には、ゲーム機本体が収納される。
にベニヤ合板を用いて組み立てられている。縦長の箱型
に形成されたゲーム機用キャビネットは、上部に、ディ
スプレイ装置が組み込まれると共に、ディスプレイ装置
下方の中央部に、操作部が取り付けられる。ゲーム機用
キャビネットの底部には、レグアジャスタブラケットを
介して脚が装着される。ゲーム機用キャビネットの内部
には、ゲーム機本体が収納される。
【0003】このゲーム機用キャビネットは、相当な重
量を有するディスプレイ装置を保持すると共に、ゲーム
プレイに熱中したプレーヤの操作時の衝撃に耐えるため
に、十分な強度を有する構造体となるように形成されて
いる。ベニヤ合板の板組みに際し、例えば、図16に示
すように、2枚の板体1,1をほぼ直角に組み合わせる
場合、直方体の隅木2を使用する。この隅木2は、板体
1とは別の角材を加工して形成する。隅木2と板体1
は、木ネジ3により締結される。
量を有するディスプレイ装置を保持すると共に、ゲーム
プレイに熱中したプレーヤの操作時の衝撃に耐えるため
に、十分な強度を有する構造体となるように形成されて
いる。ベニヤ合板の板組みに際し、例えば、図16に示
すように、2枚の板体1,1をほぼ直角に組み合わせる
場合、直方体の隅木2を使用する。この隅木2は、板体
1とは別の角材を加工して形成する。隅木2と板体1
は、木ネジ3により締結される。
【0004】また、図17に示すように、2枚の板体
1,1を横に並べて板継ぎを行う場合、継ぎ目において
両板体1,1に打ち込まれた波釘4を用いて接合してい
る。また、図18に示すように、脚を装着するためのレ
グアジャスタブラケット5は、ゲーム機用キャビネット
の底部角部を形成する、側板1aと前板1b(或は後
板)とに取り付けられている。レグアジャスタブラケッ
ト5と側板1a及び前板1bとの取り付けは、側板1a
及び前板1bを貫通してレグアジャスタブラケット5の
係止部6に係止するボルト(図示せず)により行われ
る。
1,1を横に並べて板継ぎを行う場合、継ぎ目において
両板体1,1に打ち込まれた波釘4を用いて接合してい
る。また、図18に示すように、脚を装着するためのレ
グアジャスタブラケット5は、ゲーム機用キャビネット
の底部角部を形成する、側板1aと前板1b(或は後
板)とに取り付けられている。レグアジャスタブラケッ
ト5と側板1a及び前板1bとの取り付けは、側板1a
及び前板1bを貫通してレグアジャスタブラケット5の
係止部6に係止するボルト(図示せず)により行われ
る。
【0005】ところで、ゲーム機用キャビネットの製造
コスト低減の観点から、ベニヤ合板に変えて中質繊維板
(Medium Density Fibreboar
d,MDF)を用いることが考えられる。ベニヤ合板
は、薄板を複数枚張り合わせて形成されているのに対
し、中質繊維板は、木片等の繊維質材料を接着剤を加え
て熱圧成形することにより形成されている。即ち、中質
繊維板は、より安い価格で購入することができるため、
材料費の低減が可能となる。
コスト低減の観点から、ベニヤ合板に変えて中質繊維板
(Medium Density Fibreboar
d,MDF)を用いることが考えられる。ベニヤ合板
は、薄板を複数枚張り合わせて形成されているのに対
し、中質繊維板は、木片等の繊維質材料を接着剤を加え
て熱圧成形することにより形成されている。即ち、中質
繊維板は、より安い価格で購入することができるため、
材料費の低減が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中質繊
維板の構造の特性から、ベニヤ合板に用いた通常の板組
み方法によって中質繊維板を用いたゲーム機用キャビネ
ットを形成することはできないという問題点がある。つ
まり、中質繊維板は、その板体構造からして脆いという
弱点を有しているので、ベニヤ合板を用いたゲーム機用
キャビネットと同様に形成したのでは、十分な強度を有
する構造体を得ることができないためである。
維板の構造の特性から、ベニヤ合板に用いた通常の板組
み方法によって中質繊維板を用いたゲーム機用キャビネ
ットを形成することはできないという問題点がある。つ
まり、中質繊維板は、その板体構造からして脆いという
弱点を有しているので、ベニヤ合板を用いたゲーム機用
キャビネットと同様に形成したのでは、十分な強度を有
する構造体を得ることができないためである。
【0007】例えば、レグアジャスタブラケット5と側
板1a及び前板1bとの取り付けにおいて、中質繊維板
を貫通するボルトと中質繊維板が干渉するような力が作
用した場合、中質繊維板のボルト接触部分が崩れて中質
繊維板に形成した貫通孔が広がってしまう。また、中質
繊維板には木ネジ3が利かないので、木ネジ3により中
質繊維板と隅木2を締結することができない。
板1a及び前板1bとの取り付けにおいて、中質繊維板
を貫通するボルトと中質繊維板が干渉するような力が作
用した場合、中質繊維板のボルト接触部分が崩れて中質
繊維板に形成した貫通孔が広がってしまう。また、中質
繊維板には木ネジ3が利かないので、木ネジ3により中
質繊維板と隅木2を締結することができない。
【0008】本発明の第1の目的は、中質繊維板を用い
たキャビネットを形成する際に使用することができる中
質繊維板用ブラケットを提供することにある。本発明の
第2の目的は、中質繊維板を用いたキャビネットを形成
する際に使用することができる中質繊維板の構造体を提
供することにある。本発明の第3の目的は、中質繊維板
を用いたキャビネットを形成する際に使用することがで
きる中質繊維板の接合方法を提供することにある。
たキャビネットを形成する際に使用することができる中
質繊維板用ブラケットを提供することにある。本発明の
第2の目的は、中質繊維板を用いたキャビネットを形成
する際に使用することができる中質繊維板の構造体を提
供することにある。本発明の第3の目的は、中質繊維板
を用いたキャビネットを形成する際に使用することがで
きる中質繊維板の接合方法を提供することにある。
【0009】本発明の第4の目的は、中質繊維板を用い
て形成することができるキャビネットを提供することに
ある。
て形成することができるキャビネットを提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、中質
繊維板の側面に当接する側板部と、前記側板部に形成さ
れ、前記中質繊維板の貫通孔を貫通するボルトを固着す
るボルト固着部と、前記側板部と一体的に形成され、前
記中質繊維板への荷重付加時、前記貫通孔内における前
記ボルト位置を維持するように、前記中質繊維板の荷重
付加方向側端面を係止する係止部とを有することを特徴
とする中質繊維板用ブラケットにより達成される。
繊維板の側面に当接する側板部と、前記側板部に形成さ
れ、前記中質繊維板の貫通孔を貫通するボルトを固着す
るボルト固着部と、前記側板部と一体的に形成され、前
記中質繊維板への荷重付加時、前記貫通孔内における前
記ボルト位置を維持するように、前記中質繊維板の荷重
付加方向側端面を係止する係止部とを有することを特徴
とする中質繊維板用ブラケットにより達成される。
【0011】また、上述した中質繊維板用ブラケットに
おいて、前記側板部が、角部を形成する2枚の中質繊維
板の各側面に当接するように、角度を有する屈曲面によ
り形成され、前記係止部が、前記2枚の中質繊維板のそ
れぞれの荷重付加方向側端面を係止することが望まし
い。また、上記第2の目的は、中質繊維板と、上述した
中質繊維板用ブラケットと、前記中質繊維板を貫通して
前記中質繊維板用ブラケットのボルト固着部に固着し、
前記中質繊維板に前記中質繊維板用ブラケットを装着す
るボルトとを有することを特徴とする中質繊維板の構造
体により達成される。
おいて、前記側板部が、角部を形成する2枚の中質繊維
板の各側面に当接するように、角度を有する屈曲面によ
り形成され、前記係止部が、前記2枚の中質繊維板のそ
れぞれの荷重付加方向側端面を係止することが望まし
い。また、上記第2の目的は、中質繊維板と、上述した
中質繊維板用ブラケットと、前記中質繊維板を貫通して
前記中質繊維板用ブラケットのボルト固着部に固着し、
前記中質繊維板に前記中質繊維板用ブラケットを装着す
るボルトとを有することを特徴とする中質繊維板の構造
体により達成される。
【0012】また、上記第3の目的は、角度を有して当
接する2枚の中質繊維板を、当接部の内側から前記両中
質繊維板に打ち込んだ波釘により接合することを特徴と
する中質繊維板の接合方法により達成される。また、上
記第2の目的は、角度を有して当接する2枚の中質繊維
板と、前記両中質繊維板の当接部の内側から前記両中質
繊維板に打ち込まれ、前記両中質繊維板を接合する波釘
とを有することを特徴とする中質繊維板の構造体により
達成される。
接する2枚の中質繊維板を、当接部の内側から前記両中
質繊維板に打ち込んだ波釘により接合することを特徴と
する中質繊維板の接合方法により達成される。また、上
記第2の目的は、角度を有して当接する2枚の中質繊維
板と、前記両中質繊維板の当接部の内側から前記両中質
繊維板に打ち込まれ、前記両中質繊維板を接合する波釘
とを有することを特徴とする中質繊維板の構造体により
達成される。
【0013】更に、上記第4の目的は、上述した中質繊
維板の構造体を有することを特徴とする中質繊維板を用
いて形成したキャビネットにより達成される。
維板の構造体を有することを特徴とする中質繊維板を用
いて形成したキャビネットにより達成される。
【0014】
【作用】本発明によれば、中質繊維板の側面に当接する
側板部と、前記側板部に形成され、前記中質繊維板の貫
通孔を貫通するボルトを固着するボルト固着部と、前記
側板部と一体的に形成され、前記中質繊維板への荷重付
加時、前記貫通孔内における前記ボルト位置を維持する
ように、前記中質繊維板の荷重付加方向側端面を係止す
る係止部とを有するので、中質繊維板を用いたキャビネ
ットを形成する際に使用することができる。
側板部と、前記側板部に形成され、前記中質繊維板の貫
通孔を貫通するボルトを固着するボルト固着部と、前記
側板部と一体的に形成され、前記中質繊維板への荷重付
加時、前記貫通孔内における前記ボルト位置を維持する
ように、前記中質繊維板の荷重付加方向側端面を係止す
る係止部とを有するので、中質繊維板を用いたキャビネ
ットを形成する際に使用することができる。
【0015】また、上述した中質繊維板用ブラケットに
おいて、前記側板部が、角部を形成する2枚の中質繊維
板の各側面に当接するように、角度を有する屈曲面によ
り形成され、前記係止部が、前記2枚の中質繊維板のそ
れぞれの荷重付加方向側端面を係止すれば、中質繊維板
を用いたキャビネットを形成する際に、2枚の中質繊維
板により形成された角部にも使用することができる。
おいて、前記側板部が、角部を形成する2枚の中質繊維
板の各側面に当接するように、角度を有する屈曲面によ
り形成され、前記係止部が、前記2枚の中質繊維板のそ
れぞれの荷重付加方向側端面を係止すれば、中質繊維板
を用いたキャビネットを形成する際に、2枚の中質繊維
板により形成された角部にも使用することができる。
【0016】また、本発明によれば、中質繊維板と、上
述した中質繊維板用ブラケットと、前記中質繊維板を貫
通して前記中質繊維板用ブラケットのボルト固着部に固
着し、前記中質繊維板に前記中質繊維板用ブラケットを
装着するボルトとを有するので、中質繊維板を用いたキ
ャビネットを形成する際に使用することができる。ま
た、本発明によれば、角度を有して当接する2枚の中質
繊維板を、当接部の内側から前記両中質繊維板に打ち込
んだ波釘により接合するので、中質繊維板を用いたキャ
ビネットを形成する際に使用することができる。
述した中質繊維板用ブラケットと、前記中質繊維板を貫
通して前記中質繊維板用ブラケットのボルト固着部に固
着し、前記中質繊維板に前記中質繊維板用ブラケットを
装着するボルトとを有するので、中質繊維板を用いたキ
ャビネットを形成する際に使用することができる。ま
た、本発明によれば、角度を有して当接する2枚の中質
繊維板を、当接部の内側から前記両中質繊維板に打ち込
んだ波釘により接合するので、中質繊維板を用いたキャ
ビネットを形成する際に使用することができる。
【0017】また、本発明によれば、角度を有して当接
する2枚の中質繊維板と、前記両中質繊維板の当接部の
内側から前記両中質繊維板に打ち込まれ、前記両中質繊
維板を接合する波釘とを有するので、中質繊維板を用い
たキャビネットを形成する際に使用することができる。
更に、本発明によれば、上述した中質繊維板の構造体を
有するので、中質繊維板を用いてキャビネットを形成す
ることができる。
する2枚の中質繊維板と、前記両中質繊維板の当接部の
内側から前記両中質繊維板に打ち込まれ、前記両中質繊
維板を接合する波釘とを有するので、中質繊維板を用い
たキャビネットを形成する際に使用することができる。
更に、本発明によれば、上述した中質繊維板の構造体を
有するので、中質繊維板を用いてキャビネットを形成す
ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例による中質繊維板を
用いて形成したゲーム機用キャビネット、及びゲーム機
用キャビネットの製作における中質繊維板の種々の接合
方法を、図1乃至図15を用いて説明する。図1は、中
質繊維板を用いて形成したゲーム機用キャビネットの斜
視図である。
用いて形成したゲーム機用キャビネット、及びゲーム機
用キャビネットの製作における中質繊維板の種々の接合
方法を、図1乃至図15を用いて説明する。図1は、中
質繊維板を用いて形成したゲーム機用キャビネットの斜
視図である。
【0019】図1に示すように、ゲーム機用キャビネッ
ト10は、複数の板体11を用いて縦長の箱型に形成さ
れている。このゲーム機用キャビネット10には、上部
にディスプレイ装置12が組み込まれると共に、ディス
プレイ装置12下方の操作部10aに、コントロールレ
バー、プッシュスイッチ等を備えたコントロール装置
(図示せず)が取り付けられる。また、ゲーム機用キャ
ビネット10の内部には、ゲーム機用電子回路基板や電
源装置等(図示せず)が収納される。
ト10は、複数の板体11を用いて縦長の箱型に形成さ
れている。このゲーム機用キャビネット10には、上部
にディスプレイ装置12が組み込まれると共に、ディス
プレイ装置12下方の操作部10aに、コントロールレ
バー、プッシュスイッチ等を備えたコントロール装置
(図示せず)が取り付けられる。また、ゲーム機用キャ
ビネット10の内部には、ゲーム機用電子回路基板や電
源装置等(図示せず)が収納される。
【0020】従って、ゲーム機用キャビネット10は、
ディスプレイ装置12、ゲーム機用電子回路基板及び電
源装置等を収納するための十分な内部空間を有するよう
に形成されている。板体11は、中質繊維板(Medi
um Density Fibreboard,MD
F)により形成されている。各板体11は、ゲーム機用
キャビネット10の各部位に用いられる、天板、側板、
地板或は棚板等からなり、各部位に応じた形状を有して
いる。これらの板体11を、種々の接合方法により板組
みし、ゲーム機用キャビネット10を製作する。
ディスプレイ装置12、ゲーム機用電子回路基板及び電
源装置等を収納するための十分な内部空間を有するよう
に形成されている。板体11は、中質繊維板(Medi
um Density Fibreboard,MD
F)により形成されている。各板体11は、ゲーム機用
キャビネット10の各部位に用いられる、天板、側板、
地板或は棚板等からなり、各部位に応じた形状を有して
いる。これらの板体11を、種々の接合方法により板組
みし、ゲーム機用キャビネット10を製作する。
【0021】次に、ゲーム機用キャビネットの製作にお
ける中質繊維板の種々の接合方法を、図2乃至図14を
用いて説明する。 1.ホゾの使用による接合 ホゾは、強度を必要とする部位に用いる板体11の接合
に使用する。このような部位に用いる板体11として
は、例えば、地板11aがある。
ける中質繊維板の種々の接合方法を、図2乃至図14を
用いて説明する。 1.ホゾの使用による接合 ホゾは、強度を必要とする部位に用いる板体11の接合
に使用する。このような部位に用いる板体11として
は、例えば、地板11aがある。
【0022】図2に示すように、ホゾ13は、地板11
aの端部に突起状に形成されており、荷重方向に対して
十分な広さの係止面積を有している。図2に示すホゾ1
3の場合、ホゾ13の突出長さと幅方向長さからなる上
端面13aの広さが係止面積となる。ホゾ13を用いた
接合方法を次に示す。
aの端部に突起状に形成されており、荷重方向に対して
十分な広さの係止面積を有している。図2に示すホゾ1
3の場合、ホゾ13の突出長さと幅方向長さからなる上
端面13aの広さが係止面積となる。ホゾ13を用いた
接合方法を次に示す。
【0023】先ず、縦方向に位置する側板11bに溝状
のホゾ受け14を形成する。次に、このホゾ受け14
に、横方向に位置する地板11aのホゾ13を差し込
む。ホゾ受け14に差し込まれたホゾ13により、図2
に示すように、地板11aと側板11bの板体11同士
が接合される。ここに、ホゾ13により接合した中質繊
維板の構造体が形成される。
のホゾ受け14を形成する。次に、このホゾ受け14
に、横方向に位置する地板11aのホゾ13を差し込
む。ホゾ受け14に差し込まれたホゾ13により、図2
に示すように、地板11aと側板11bの板体11同士
が接合される。ここに、ホゾ13により接合した中質繊
維板の構造体が形成される。
【0024】ホゾ13が荷重方向に対して十分な広さの
係止面積を有することにより、中質繊維板同士の接触部
分が、ホゾ13の上端面13aへの荷重によって崩れて
しまうことがない。ホゾ13の大きさやホゾ受け14の
深さは、使用する板体11の厚さや大きさに応じて任意
に決定する。例えば、ホゾ受け14の深さは、板体11
の厚さが15mmで3mm、板体11の厚さが18mm
で5mmとする。
係止面積を有することにより、中質繊維板同士の接触部
分が、ホゾ13の上端面13aへの荷重によって崩れて
しまうことがない。ホゾ13の大きさやホゾ受け14の
深さは、使用する板体11の厚さや大きさに応じて任意
に決定する。例えば、ホゾ受け14の深さは、板体11
の厚さが15mmで3mm、板体11の厚さが18mm
で5mmとする。
【0025】2.ダボの使用による接合 ダボは、特に強度を必要としない部位や位置出しが必要
な部位に用いる板体11の接合に使用する。このような
部位に用いる板体11としては、例えば、棚板11cが
ある。図3に示すように、ダボ15は、円柱体からなり
(図3(a),(b)参照)、例えば、ブナ材により、
外径8mm、長さ30mmの大きさに形成される。
な部位に用いる板体11の接合に使用する。このような
部位に用いる板体11としては、例えば、棚板11cが
ある。図3に示すように、ダボ15は、円柱体からなり
(図3(a),(b)参照)、例えば、ブナ材により、
外径8mm、長さ30mmの大きさに形成される。
【0026】このダボ15を用いて、棚板を側板に接合
する場合を次に示す。先ず、図4に示すように、棚板1
1cの端面(小口)にダボ打ち込み用の丸穴16を開け
る。丸穴16は、ダボ15の全長の約2/3が埋没する
深さとし、所定の離間間隔を有して複数個設ける。次
に、図5(a)に示すように、丸穴16に接着剤Sを塗
布した後、ダボ15の全長の約1/3が露出するように
治具により寸法出しを行って、丸穴16にダボ15を打
ち込む。
する場合を次に示す。先ず、図4に示すように、棚板1
1cの端面(小口)にダボ打ち込み用の丸穴16を開け
る。丸穴16は、ダボ15の全長の約2/3が埋没する
深さとし、所定の離間間隔を有して複数個設ける。次
に、図5(a)に示すように、丸穴16に接着剤Sを塗
布した後、ダボ15の全長の約1/3が露出するように
治具により寸法出しを行って、丸穴16にダボ15を打
ち込む。
【0027】続いて、図5(b)に示すように、側板1
1bの棚板11c取付け位置にも、ダボ打ち込み用の丸
穴17を開ける。丸穴17は、ダボ15の全長の約1/
3が埋没する深さ、或は棚板11cの板厚のほぼ半分の
深さとし、内径を7.8mmとする。次に、図6に示す
ように、接着剤Sを塗布した側板11bの各丸穴17
に、棚板11cから露出する各ダボ15を打ち込む。各
ダボ15が側板11bの各丸穴17に圧入し固着するこ
とにより、ダボ15を介して、側板11bと棚板11c
が接合される。ここに、ダボ15により接合した中質繊
維板の構造体が形成される。
1bの棚板11c取付け位置にも、ダボ打ち込み用の丸
穴17を開ける。丸穴17は、ダボ15の全長の約1/
3が埋没する深さ、或は棚板11cの板厚のほぼ半分の
深さとし、内径を7.8mmとする。次に、図6に示す
ように、接着剤Sを塗布した側板11bの各丸穴17
に、棚板11cから露出する各ダボ15を打ち込む。各
ダボ15が側板11bの各丸穴17に圧入し固着するこ
とにより、ダボ15を介して、側板11bと棚板11c
が接合される。ここに、ダボ15により接合した中質繊
維板の構造体が形成される。
【0028】棚板11cのダボ打ち込み用の丸穴16の
深さa(図4(a)参照)と、側板11bのダボ打ち込
み用の丸穴17の深さb(図5(b)参照)と、ダボ打
ち込み用の丸穴16に打ち込まれたダボ15の露出長さ
c(図5(a)参照)は、次のような関係になる。板体
11の厚さが15mmの場合、aを22mm、bを10
mm、cを9mmとし、板体11の厚さが18mmの場
合、aを16mm、bを15mm、cを14.5mmと
する。
深さa(図4(a)参照)と、側板11bのダボ打ち込
み用の丸穴17の深さb(図5(b)参照)と、ダボ打
ち込み用の丸穴16に打ち込まれたダボ15の露出長さ
c(図5(a)参照)は、次のような関係になる。板体
11の厚さが15mmの場合、aを22mm、bを10
mm、cを9mmとし、板体11の厚さが18mmの場
合、aを16mm、bを15mm、cを14.5mmと
する。
【0029】ダボ15を用いることにより、ホゾ13を
用いる場合に比べて、板体11の接合が簡略化される。
ホゾ13を用いて板体11を接合する場合、板体11に
おいて、ホゾ13の加工と共にホゾ13に合わせたホゾ
受け14のための加工を必要とする。これに対し、ダボ
15を用いて板体11を接合する場合、板体11にはダ
ボ15用の丸穴16,17を開けるだけでよいからであ
る。
用いる場合に比べて、板体11の接合が簡略化される。
ホゾ13を用いて板体11を接合する場合、板体11に
おいて、ホゾ13の加工と共にホゾ13に合わせたホゾ
受け14のための加工を必要とする。これに対し、ダボ
15を用いて板体11を接合する場合、板体11にはダ
ボ15用の丸穴16,17を開けるだけでよいからであ
る。
【0030】また、ダボ15を用いた板体11端面の接
合は、中質繊維板においては可能だが、ベニヤ合板では
不可能である。ベニヤ合板の場合、ベニヤ合板を構成す
る薄い板と板の間にダボ15が取り付けられることとな
り、ダボ15へ荷重が付加されることにより板と板が剥
がれてしまうためである。ダボ15の大きさや打ち込む
本数及び位置は、使用する板体11の厚さや大きさに応
じて任意に決定する。
合は、中質繊維板においては可能だが、ベニヤ合板では
不可能である。ベニヤ合板の場合、ベニヤ合板を構成す
る薄い板と板の間にダボ15が取り付けられることとな
り、ダボ15へ荷重が付加されることにより板と板が剥
がれてしまうためである。ダボ15の大きさや打ち込む
本数及び位置は、使用する板体11の厚さや大きさに応
じて任意に決定する。
【0031】例えば、ダボ15の本数は、接合する板体
11の接合面の長さが300mm以下の場合は2本、接
合面の長さが301mm〜480mmの場合は3本、接
合面の長さが480mmを越える場合は4本以上とす
る。ダボ15とダボ15の間は、30mmの倍数とす
る。 3.波釘の使用による接合 波釘は、大きな強度を必要とする部位に用いる板体11
の接合に使用する。このような部位に用いる板体11と
しては、例えば、地板11aがある。
11の接合面の長さが300mm以下の場合は2本、接
合面の長さが301mm〜480mmの場合は3本、接
合面の長さが480mmを越える場合は4本以上とす
る。ダボ15とダボ15の間は、30mmの倍数とす
る。 3.波釘の使用による接合 波釘は、大きな強度を必要とする部位に用いる板体11
の接合に使用する。このような部位に用いる板体11と
しては、例えば、地板11aがある。
【0032】図7に示すように、波釘18は、鉄板等の
金属製の薄板からなり、波型を呈している。横長矩形の
薄板の両側部には、上下縦方向に延びる凹凸18aがそ
れぞれ設けられている。凹凸18aは、下方に向かうに
連れて外側に広がっている。波釘18の下端は、鋭利な
先端を有するように斜面18bにより切り落とされてい
る。波釘18は、釘打ち機(図示せず)を用いて板体1
1に打ち込むことができる。
金属製の薄板からなり、波型を呈している。横長矩形の
薄板の両側部には、上下縦方向に延びる凹凸18aがそ
れぞれ設けられている。凹凸18aは、下方に向かうに
連れて外側に広がっている。波釘18の下端は、鋭利な
先端を有するように斜面18bにより切り落とされてい
る。波釘18は、釘打ち機(図示せず)を用いて板体1
1に打ち込むことができる。
【0033】この波釘18を用いて地板11aを側板1
1bに接合する場合を次に示す。先ず、図8(a)に示
すように、側板11bの下端部側面に地板11aの端面
を当接するように、側板11bと地板11aの位置決め
をする。当接部内側の側板11bと地板11aの成す角
度は、ほぼ直角となる。次に、当接部内側から、釘打ち
機で波釘18を打ち込む。波釘18は、両側部の各凹凸
18aが側板11bと地板11aの双方に入り込むよう
に、当接部の内角中心線に沿って打ち込まれる(図8
(a)参照)。打ち込まれた波釘18は、当接部内側の
境界部分において、三角形状に露出する露出部分18c
を有するが(図8(a)参照)、打ち込み力を高めるこ
とにより、露出せずに波釘18全体を側板11b及び地
板11aの内部に打ち込むこともできる。
1bに接合する場合を次に示す。先ず、図8(a)に示
すように、側板11bの下端部側面に地板11aの端面
を当接するように、側板11bと地板11aの位置決め
をする。当接部内側の側板11bと地板11aの成す角
度は、ほぼ直角となる。次に、当接部内側から、釘打ち
機で波釘18を打ち込む。波釘18は、両側部の各凹凸
18aが側板11bと地板11aの双方に入り込むよう
に、当接部の内角中心線に沿って打ち込まれる(図8
(a)参照)。打ち込まれた波釘18は、当接部内側の
境界部分において、三角形状に露出する露出部分18c
を有するが(図8(a)参照)、打ち込み力を高めるこ
とにより、露出せずに波釘18全体を側板11b及び地
板11aの内部に打ち込むこともできる。
【0034】図8(b)に示すように、波釘18が側板
11bと地板11aの双方に打ち込まれることにより、
波釘18を介して側板11bと地板11aが接合され
る。ここに、波釘18により接合した中質繊維板の構造
体が形成される。波釘18を用いることにより、波釘1
8は釘打ち機で一瞬に打ち込むことができるため、板体
11の接合時間を短縮することができる。
11bと地板11aの双方に打ち込まれることにより、
波釘18を介して側板11bと地板11aが接合され
る。ここに、波釘18により接合した中質繊維板の構造
体が形成される。波釘18を用いることにより、波釘1
8は釘打ち機で一瞬に打ち込むことができるため、板体
11の接合時間を短縮することができる。
【0035】波釘18の大きさや打ち込む本数及び位置
は、使用する板体11の厚さや大きさに応じて任意に決
定する。例えば、波釘18は、原則として両端、中央、
及び両端と中央の間に打つこととし(図8(b)参
照)、接合する板体11の接合面の長さが250mm以
下の場合は2個、接合面の長さが250mmを越える場
合は奇数個とする。両端の波釘の位置は、板体11端面
から50mm以内とする。波釘が奇数個の場合、波釘と
波釘の離間距離は、120mm〜200mmとする。
は、使用する板体11の厚さや大きさに応じて任意に決
定する。例えば、波釘18は、原則として両端、中央、
及び両端と中央の間に打つこととし(図8(b)参
照)、接合する板体11の接合面の長さが250mm以
下の場合は2個、接合面の長さが250mmを越える場
合は奇数個とする。両端の波釘の位置は、板体11端面
から50mm以内とする。波釘が奇数個の場合、波釘と
波釘の離間距離は、120mm〜200mmとする。
【0036】従って、波釘18により、ほぼ直角に組み
合わせた側板11bと地板11aを接合することができ
るため、従来、2枚の板体11,11をほぼ直角に組み
合わせる場合に用いていた直方体の隅木(図16参照)
が不要となる。よって、材料コストの低減に加えて、ネ
ジ止め工程を省略することができるため、ゲーム機用キ
ャビネット10の製作コストの低減が可能となる。
合わせた側板11bと地板11aを接合することができ
るため、従来、2枚の板体11,11をほぼ直角に組み
合わせる場合に用いていた直方体の隅木(図16参照)
が不要となる。よって、材料コストの低減に加えて、ネ
ジ止め工程を省略することができるため、ゲーム機用キ
ャビネット10の製作コストの低減が可能となる。
【0037】なお、波釘18とは形状の異なる他の波釘
19を用いて板体11を接合してもよい。図9に示すよ
うに、波釘19は、薄板の両側部に、凹凸18aの代り
に溝19aをそれぞれ設けて形成されている。波釘19
の下端は、鋭利な先端を有するように斜面19bにより
切り落とされている。この波釘19によっても、波釘1
8と同様の接合効果を得ることができる。
19を用いて板体11を接合してもよい。図9に示すよ
うに、波釘19は、薄板の両側部に、凹凸18aの代り
に溝19aをそれぞれ設けて形成されている。波釘19
の下端は、鋭利な先端を有するように斜面19bにより
切り落とされている。この波釘19によっても、波釘1
8と同様の接合効果を得ることができる。
【0038】4.タッカの使用による接合 タッカは、強度をあまり必要としない部位に用いる板体
11の接合に使用する。図10に示すように、タッカ2
0は、U字状に折り曲げた金属製の棒材からなり(図1
1(b)参照)、タッカ打ち機(図示せず)を用いて板
体11に打ち込むことができる。
11の接合に使用する。図10に示すように、タッカ2
0は、U字状に折り曲げた金属製の棒材からなり(図1
1(b)参照)、タッカ打ち機(図示せず)を用いて板
体11に打ち込むことができる。
【0039】このタッカ20を用いて、板体11を接合
する場合を次に示す。図10に示すように、横置き状態
の板体11の端面に、ほぼ直交するように上下縦置き状
態の板体11の表面を当接する。上下縦置き状態の板体
11の当接面裏側から、横置き状態の板体11の端面に
向けてタッカ20を打ち込む。タッカ20は、原則とし
て、板体11の厚さが15mmの場合は4×32のサイ
ズ、板体11の厚さが18mmの場合は4×32のサイ
ズのものを用いる。
する場合を次に示す。図10に示すように、横置き状態
の板体11の端面に、ほぼ直交するように上下縦置き状
態の板体11の表面を当接する。上下縦置き状態の板体
11の当接面裏側から、横置き状態の板体11の端面に
向けてタッカ20を打ち込む。タッカ20は、原則とし
て、板体11の厚さが15mmの場合は4×32のサイ
ズ、板体11の厚さが18mmの場合は4×32のサイ
ズのものを用いる。
【0040】タッカ20はタッカ打ち機で一瞬に打ち込
むことができるため、タッカ20を用いることにより板
体11の接合時間を短縮することができる。タッカ20
の打ち込み本数及び位置は、使用する板体11の厚さや
大きさに応じて任意に決定する。例えば、タッカ20
は、原則として両端、中央、及び両端と中央の間に打つ
こととし(図10参照)、接合する板体11の接合面の
長さが150mm以下の場合は2本、接合面の長さが1
50mmを越える場合は奇数本とする。両端のタッカの
位置は、板体11端面から20mm以上離間するものと
する。タッカ20が奇数本の場合、タッカ20とタッカ
20の離間距離は、50mm〜100mmとする。
むことができるため、タッカ20を用いることにより板
体11の接合時間を短縮することができる。タッカ20
の打ち込み本数及び位置は、使用する板体11の厚さや
大きさに応じて任意に決定する。例えば、タッカ20
は、原則として両端、中央、及び両端と中央の間に打つ
こととし(図10参照)、接合する板体11の接合面の
長さが150mm以下の場合は2本、接合面の長さが1
50mmを越える場合は奇数本とする。両端のタッカの
位置は、板体11端面から20mm以上離間するものと
する。タッカ20が奇数本の場合、タッカ20とタッカ
20の離間距離は、50mm〜100mmとする。
【0041】5.三角隅木或はドアの当て木等の取り付
け 三角隅木、ドアの当て木等の取り付けは、接着剤Sとタ
ッカ20を併用して行う。三角隅木21は、原則とし
て、ゲーム機用キャビネット10を形成する板体11の
廃材で、長さが250mm〜300mmのものを使用す
る。この三角隅木21は、図11(a)に示すように、
45度の傾斜角度αでカットした両側面21a,21a
からなる台形断面を有している。台形断面を有するため
に、板体11の接合により形成された角部に三角隅木2
1を取り付けた場合、上面21bと角部との間に三角形
状断面の隙間ができる(図11(b)参照)。この隙間
により、板体11を接合するために角部に打ち込んだ波
釘18の露出部分18c(図8(a)参照)を逃がすた
めの空間dを確保することができる。三角隅木21の底
面21c幅は、三角隅木21の高さが18mmの場合は
49mmとなり、高さが15mmの場合は43mmとな
る。
け 三角隅木、ドアの当て木等の取り付けは、接着剤Sとタ
ッカ20を併用して行う。三角隅木21は、原則とし
て、ゲーム機用キャビネット10を形成する板体11の
廃材で、長さが250mm〜300mmのものを使用す
る。この三角隅木21は、図11(a)に示すように、
45度の傾斜角度αでカットした両側面21a,21a
からなる台形断面を有している。台形断面を有するため
に、板体11の接合により形成された角部に三角隅木2
1を取り付けた場合、上面21bと角部との間に三角形
状断面の隙間ができる(図11(b)参照)。この隙間
により、板体11を接合するために角部に打ち込んだ波
釘18の露出部分18c(図8(a)参照)を逃がすた
めの空間dを確保することができる。三角隅木21の底
面21c幅は、三角隅木21の高さが18mmの場合は
49mmとなり、高さが15mmの場合は43mmとな
る。
【0042】タッカ20は、原則として、三角隅木21
の高さが15mmの場合は4×25のサイズ、高さが1
8mmの場合は4×32のサイズのものを用いて、図1
1(b)に示すように、三角隅木21の底面21cに対
し縦方向に打つ。タッカ20の打ち込み本数は、原則と
して、図11(c)に示すように、千鳥ピッチで6本以
上とする。タッカ20の打ち込み位置は、原則として、
底面21c端辺とタッカ20の中心との離間距離が10
mm〜15mmとなるようにする(図11(b)参
照)。
の高さが15mmの場合は4×25のサイズ、高さが1
8mmの場合は4×32のサイズのものを用いて、図1
1(b)に示すように、三角隅木21の底面21cに対
し縦方向に打つ。タッカ20の打ち込み本数は、原則と
して、図11(c)に示すように、千鳥ピッチで6本以
上とする。タッカ20の打ち込み位置は、原則として、
底面21c端辺とタッカ20の中心との離間距離が10
mm〜15mmとなるようにする(図11(b)参
照)。
【0043】また、フロントガラスやビルボードの当て
木を含むドアの当て木等に使用するタッカ20は、原則
として両端、中央、及び両端と中央の間に打つことと
し、接合面の長さが150mm以下の場合は2本、接合
面の長さが150mmを越える場合は奇数本とする。タ
ッカ20が奇数本の場合、タッカ20とタッカ20の離
間距離は、50mm〜100mmとする。
木を含むドアの当て木等に使用するタッカ20は、原則
として両端、中央、及び両端と中央の間に打つことと
し、接合面の長さが150mm以下の場合は2本、接合
面の長さが150mmを越える場合は奇数本とする。タ
ッカ20が奇数本の場合、タッカ20とタッカ20の離
間距離は、50mm〜100mmとする。
【0044】なお、上記各方法により板組みする場合、
波釘18やタッカ20等の打ち込み力による逃げを防ぐ
ため、プレス機やハンドバイス等を使用して、板体11
を固定保持しておく。 6.端面処理 ゲーム機用キャビネット10の表面に露出している板体
11の全ての端面を、オーナメントエッジ22等により
全周に渡って覆う(図1参照)。端面を、オーナメント
エッジ22等により覆うことにより、水分吸収率の高い
中質繊維板からなる板体11の防湿力を高めることがで
きる。
波釘18やタッカ20等の打ち込み力による逃げを防ぐ
ため、プレス機やハンドバイス等を使用して、板体11
を固定保持しておく。 6.端面処理 ゲーム機用キャビネット10の表面に露出している板体
11の全ての端面を、オーナメントエッジ22等により
全周に渡って覆う(図1参照)。端面を、オーナメント
エッジ22等により覆うことにより、水分吸収率の高い
中質繊維板からなる板体11の防湿力を高めることがで
きる。
【0045】7.接着剤の使用 板体11の接合に際し、必要に応じて接着剤Sを使用す
る。接着剤Sは、図12に示すように、板体11同士の
面接合の場合(図12(a)、(d)参照)、板体11
同士のホゾ13による接合の場合(図12(b)参
照)、三角隅木21の接合の場合(図12(c)参照)
等において、接合面全域に均一に塗布し接合面同士を確
実に密着する。外表面に露出しない部分に設けた三角隅
木21等に接着剤Sを使用する場合は、必要に応じ接着
剤Sの剰余分を逃がすための空間dを設ける(図12
(c)参照)。また、外表面に露出する接合面から逃げ
た余分な接着剤S(図12(d)参照)は拭き取る。
る。接着剤Sは、図12に示すように、板体11同士の
面接合の場合(図12(a)、(d)参照)、板体11
同士のホゾ13による接合の場合(図12(b)参
照)、三角隅木21の接合の場合(図12(c)参照)
等において、接合面全域に均一に塗布し接合面同士を確
実に密着する。外表面に露出しない部分に設けた三角隅
木21等に接着剤Sを使用する場合は、必要に応じ接着
剤Sの剰余分を逃がすための空間dを設ける(図12
(c)参照)。また、外表面に露出する接合面から逃げ
た余分な接着剤S(図12(d)参照)は拭き取る。
【0046】8.レグアジャスタブラケットの取り付け 中質繊維板用ブラケットであるレグアジャスタブラケッ
トは、ゲーム機用キャビネット10の脚(図示せず)を
ゲーム機用キャビネット10に装着するためのものであ
り、ゲーム機用キャビネット10の底部角部に取り付け
られる。ゲーム機用キャビネット10の底部角部は、図
13に示すように、地板11aと側板11bと前板11
d(或は後板)の集合部であり、側板11bと前板11
dはほぼ直角に交わっている。
トは、ゲーム機用キャビネット10の脚(図示せず)を
ゲーム機用キャビネット10に装着するためのものであ
り、ゲーム機用キャビネット10の底部角部に取り付け
られる。ゲーム機用キャビネット10の底部角部は、図
13に示すように、地板11aと側板11bと前板11
d(或は後板)の集合部であり、側板11bと前板11
dはほぼ直角に交わっている。
【0047】図14に示すように、レグアジャスタブラ
ケット23は、直角三角形状の上板部24と、上板部2
4のほぼ直交する2辺にそれぞれ一体的に形成された2
つの側板部25a,25bと、両側板部25a,25b
の下端にそれぞれ一体的に形成された両係止部26a,
26bとを有している。両側板部25a,25bと両係
止部26a,26bは、長方形状を呈しており、上板部
24と両側板部25a,25b及び両側板部25a,2
5bと両係止部26a,26bは、ほぼ直角に屈曲して
いる。従って、2つの側板部25a,25bは、ほぼ9
0度の角度で折り曲げられた屈曲面を形成しており、側
板11bと前板11dが形成するほぼ直角の角部と同一
角度の角部を形成する。
ケット23は、直角三角形状の上板部24と、上板部2
4のほぼ直交する2辺にそれぞれ一体的に形成された2
つの側板部25a,25bと、両側板部25a,25b
の下端にそれぞれ一体的に形成された両係止部26a,
26bとを有している。両側板部25a,25bと両係
止部26a,26bは、長方形状を呈しており、上板部
24と両側板部25a,25b及び両側板部25a,2
5bと両係止部26a,26bは、ほぼ直角に屈曲して
いる。従って、2つの側板部25a,25bは、ほぼ9
0度の角度で折り曲げられた屈曲面を形成しており、側
板11bと前板11dが形成するほぼ直角の角部と同一
角度の角部を形成する。
【0048】即ち、レグアジャスタブラケット23は、
ゲーム機用キャビネット10の底部角部に装着した際、
地板11aと側板11bと前板11dのそれぞれの側面
に密着状態に当接することができる形状を有している。
上板部24の内表面中央には、ゲーム機用キャビネット
10の脚を取り付けるための脚取付部27が設けられて
いる(図13,14参照)。脚取付部27は、脚に突設
されたネジ込み部をネジ込むためのネジ穴27aを有す
るナット状に形成されている(図14参照)。この脚取
付部27への脚のネジ込み量を変えることにより、脚の
高さを調整することができる。また、上板部24には、
2ヶ所に、ボルトBを螺着してボルトBを固着するボル
ト固着部28が形成されている(図13,14参照)。
ゲーム機用キャビネット10の底部角部に装着した際、
地板11aと側板11bと前板11dのそれぞれの側面
に密着状態に当接することができる形状を有している。
上板部24の内表面中央には、ゲーム機用キャビネット
10の脚を取り付けるための脚取付部27が設けられて
いる(図13,14参照)。脚取付部27は、脚に突設
されたネジ込み部をネジ込むためのネジ穴27aを有す
るナット状に形成されている(図14参照)。この脚取
付部27への脚のネジ込み量を変えることにより、脚の
高さを調整することができる。また、上板部24には、
2ヶ所に、ボルトBを螺着してボルトBを固着するボル
ト固着部28が形成されている(図13,14参照)。
【0049】両側板部25a,25bのそれぞれにも、
長辺に沿って2ヶ所に、ボルトBを螺着してボルトBを
固着するボルト固着部28が形成されている(図13,
14参照)。また、側板部25aは、上板部24が地板
11aに当接した状態で係止部26aが側板11bの下
端面に当接するように、上板部24下方に露出する側板
11bの高さと同一の高さを有している。同様に、側板
部25bは、上板部24が地板11aに当接した状態で
係止部26bが前板11dの下端面に当接するように、
上板部24下方に露出する前板11dの高さと同一の高
さを有している(図13参照)。
長辺に沿って2ヶ所に、ボルトBを螺着してボルトBを
固着するボルト固着部28が形成されている(図13,
14参照)。また、側板部25aは、上板部24が地板
11aに当接した状態で係止部26aが側板11bの下
端面に当接するように、上板部24下方に露出する側板
11bの高さと同一の高さを有している。同様に、側板
部25bは、上板部24が地板11aに当接した状態で
係止部26bが前板11dの下端面に当接するように、
上板部24下方に露出する前板11dの高さと同一の高
さを有している(図13参照)。
【0050】係止部26aは、側板11bの下端面幅と
同一の幅を有しており、側板11bの下端面を載置する
ことができる。同様に、係止部26bは、前板11dの
下端面幅と同一の幅を有しており、前板11dの下端面
を載置することができる(図13参照)。このレグアジ
ャスタブラケット23は、図15に示すように、例え
ば、三角形と四角形を組み合わせた形状の一枚の金属板
29を、点線部分で折り曲げて形成することができる。
同一の幅を有しており、側板11bの下端面を載置する
ことができる。同様に、係止部26bは、前板11dの
下端面幅と同一の幅を有しており、前板11dの下端面
を載置することができる(図13参照)。このレグアジ
ャスタブラケット23は、図15に示すように、例え
ば、三角形と四角形を組み合わせた形状の一枚の金属板
29を、点線部分で折り曲げて形成することができる。
【0051】次に、ゲーム機用キャビネット10へのレ
グアジャスタブラケット23の取り付け方法を示す。先
ず、図13に示すように、レグアジャスタブラケット2
3を、ゲーム機用キャビネット10の底部角部の内側に
位置決めする。位置決めされたレグアジャスタブラケッ
ト23は、地板11aに上板部24の外表面が当接し、
側板11bに側板部25aが、前板11dに側板部25
bがそれぞれ当接する。同時に、側板11bの下端面に
は係止部26aが、前板11dの下端面には係止部26
bがそれぞれ当接し、両係止部26a,26b上に、側
板11bと前板11dが載置された状態となる。
グアジャスタブラケット23の取り付け方法を示す。先
ず、図13に示すように、レグアジャスタブラケット2
3を、ゲーム機用キャビネット10の底部角部の内側に
位置決めする。位置決めされたレグアジャスタブラケッ
ト23は、地板11aに上板部24の外表面が当接し、
側板11bに側板部25aが、前板11dに側板部25
bがそれぞれ当接する。同時に、側板11bの下端面に
は係止部26aが、前板11dの下端面には係止部26
bがそれぞれ当接し、両係止部26a,26b上に、側
板11bと前板11dが載置された状態となる。
【0052】続いて、レグアジャスタブラケット23
を、地板11aと側板11bと前板11dのそれぞれに
固定する。レグアジャスタブラケット23の固定は、地
板11aと側板11bと前板11dのそれぞれに開けた
貫通孔(図示せず)を介して、ボルトBにより行う。貫
通孔は、ボルト固着部28に対応して地板11aと側板
11bと前板11dのそれぞれに開けられている。地板
11aと側板11bと前板11dの外側から各貫通孔に
ボルトBを挿入し、挿入した各ボルトBを各ボルト固着
部28に螺着する。各ボルトBが、各ボルト固着部28
に螺着することにより、上板部24は地板11aに、側
板部25aは側板11bに、側板部25bは前板11d
に、それぞれ固定される。
を、地板11aと側板11bと前板11dのそれぞれに
固定する。レグアジャスタブラケット23の固定は、地
板11aと側板11bと前板11dのそれぞれに開けた
貫通孔(図示せず)を介して、ボルトBにより行う。貫
通孔は、ボルト固着部28に対応して地板11aと側板
11bと前板11dのそれぞれに開けられている。地板
11aと側板11bと前板11dの外側から各貫通孔に
ボルトBを挿入し、挿入した各ボルトBを各ボルト固着
部28に螺着する。各ボルトBが、各ボルト固着部28
に螺着することにより、上板部24は地板11aに、側
板部25aは側板11bに、側板部25bは前板11d
に、それぞれ固定される。
【0053】従って、側板部25aは、係止部26aに
側板11bを載置した状態で側板11bに固定され、側
板部25bは、係止部26bに前板11dを載置した状
態で前板11dに固定される。ここに、レグアジャスタ
ブラケット23を用いた中質繊維板の構造体が形成され
る(図13参照)。このため、脚取付部27に脚を取り
付けたゲーム機用キャビネット10を、例えば床等に載
置した場合、地板11aと共に側板11bと前板11d
を下方に押し下げようとする力が作用するが、この力に
よるボルトBへの影響を極力排除することができる。
側板11bを載置した状態で側板11bに固定され、側
板部25bは、係止部26bに前板11dを載置した状
態で前板11dに固定される。ここに、レグアジャスタ
ブラケット23を用いた中質繊維板の構造体が形成され
る(図13参照)。このため、脚取付部27に脚を取り
付けたゲーム機用キャビネット10を、例えば床等に載
置した場合、地板11aと共に側板11bと前板11d
を下方に押し下げようとする力が作用するが、この力に
よるボルトBへの影響を極力排除することができる。
【0054】つまり、脚が装着されたレグアジャスタブ
ラケット23の両側板部25a,25bには、側板11
bと前板11dを下方に押し下げようとする力が作用す
る。しかしながら、両係止部26a,26bは、地板1
1a、側板11b及び前板11d等の中質繊維板への荷
重付加時に、貫通孔内におけるボルトBの位置を維持す
るように、中質繊維板の下端面に係止して中質繊維板に
取り付けられている。即ち、両係止部26a,26b
は、荷重が付加される中質繊維板の荷重付加方向側端面
である下端面に係止している。
ラケット23の両側板部25a,25bには、側板11
bと前板11dを下方に押し下げようとする力が作用す
る。しかしながら、両係止部26a,26bは、地板1
1a、側板11b及び前板11d等の中質繊維板への荷
重付加時に、貫通孔内におけるボルトBの位置を維持す
るように、中質繊維板の下端面に係止して中質繊維板に
取り付けられている。即ち、両係止部26a,26b
は、荷重が付加される中質繊維板の荷重付加方向側端面
である下端面に係止している。
【0055】よって、側板11bと前板11dを下方に
押し下げようとする力は、両係止部26a,26bによ
ってレグアジャスタブラケット23全体に作用する。こ
の結果、側板11bと前板11dを下方に押し下げよう
とする力が、中質繊維板を貫通するボルトBのみに直接
作用することがないので、中質繊維板のボルトB接触部
分が崩れて中質繊維板に形成した貫通孔が広がってしま
うことを防止することができる。
押し下げようとする力は、両係止部26a,26bによ
ってレグアジャスタブラケット23全体に作用する。こ
の結果、側板11bと前板11dを下方に押し下げよう
とする力が、中質繊維板を貫通するボルトBのみに直接
作用することがないので、中質繊維板のボルトB接触部
分が崩れて中質繊維板に形成した貫通孔が広がってしま
うことを防止することができる。
【0056】また、このレグアジャスタブラケット23
に側板11bと前板11dを固定することにより、側板
11bと前板11dが形成した角部を補強保持すること
ができる。このように、本実施例によれば、中質繊維板
を用いたゲーム機用キャビネット10を形成する際に使
用するレグアジャスタブラケット23により、中質繊維
板の構造体を形成することができる。この構造体によ
り、地板11a、側板11b及び前板11d等の中質繊
維板への荷重付加時に、中質繊維板とレグアジャスタブ
ラケット23を固定するボルトBへの影響を極力排除す
ることができる。
に側板11bと前板11dを固定することにより、側板
11bと前板11dが形成した角部を補強保持すること
ができる。このように、本実施例によれば、中質繊維板
を用いたゲーム機用キャビネット10を形成する際に使
用するレグアジャスタブラケット23により、中質繊維
板の構造体を形成することができる。この構造体によ
り、地板11a、側板11b及び前板11d等の中質繊
維板への荷重付加時に、中質繊維板とレグアジャスタブ
ラケット23を固定するボルトBへの影響を極力排除す
ることができる。
【0057】また、中質繊維板を用いたゲーム機用キャ
ビネット10を形成する際に使用する中質繊維板の接合
方法により、波釘により接合した中質繊維板の構造体を
形成することができる。この構造体により、脆いという
弱点を有する中質繊維板においても、十分な強度を備え
た構造体を得ることができる。また、中質繊維板を用い
て形成したゲーム機用キャビネット10により、構造体
として十分な強度を有する上に製造コストの低減が可能
となる。
ビネット10を形成する際に使用する中質繊維板の接合
方法により、波釘により接合した中質繊維板の構造体を
形成することができる。この構造体により、脆いという
弱点を有する中質繊維板においても、十分な強度を備え
た構造体を得ることができる。また、中質繊維板を用い
て形成したゲーム機用キャビネット10により、構造体
として十分な強度を有する上に製造コストの低減が可能
となる。
【0058】なお、本発明は上記実施例に限らず種々の
変形が可能であり、例えば、波釘は、波釘18,19と
同様に板体11の接合効果を得ることができるものであ
れば、波釘18,19と形状が異なっていてもよい。ま
た、レグアジャスタブラケット23の各係止部26a,
26bは、側板11bの下端面と前板11dの下端面を
それぞれ載置しているが、各係止部26a,26bは、
例えば、板体の下端面以外に係止していてもよい。
変形が可能であり、例えば、波釘は、波釘18,19と
同様に板体11の接合効果を得ることができるものであ
れば、波釘18,19と形状が異なっていてもよい。ま
た、レグアジャスタブラケット23の各係止部26a,
26bは、側板11bの下端面と前板11dの下端面を
それぞれ載置しているが、各係止部26a,26bは、
例えば、板体の下端面以外に係止していてもよい。
【0059】即ち、各係止部26a,26bは、中質繊
維板への荷重付加時に貫通孔内におけるボルト位置を維
持するように、中質繊維板の荷重付加方向側端面を係止
していればよい。例えば、側板11b及び前板11dの
ボルトBを通す貫通孔と下端面との間に切り込みを入れ
て、この切り込みに各係止部26a,26bを挿入する
ことにより、側板11b及び前板11dと各係止部26
a,26bを係止してもよい。
維板への荷重付加時に貫通孔内におけるボルト位置を維
持するように、中質繊維板の荷重付加方向側端面を係止
していればよい。例えば、側板11b及び前板11dの
ボルトBを通す貫通孔と下端面との間に切り込みを入れ
て、この切り込みに各係止部26a,26bを挿入する
ことにより、側板11b及び前板11dと各係止部26
a,26bを係止してもよい。
【0060】また、レグアジャスタブラケット23の両
側板部25a,25bを、両側板部25a,25bの隣
接端同士を接続した一つの屈曲面により形成してもよ
い。更に、レグアジャスタブラケット23に脚取付部2
7を設けず、中質繊維板の組み合わせにより形成される
角部を補強保持するためのブラケットとしてもよい。こ
の際、上板部24を有しないL字状の屈曲面からなるブ
ラケットとしてもよい。
側板部25a,25bを、両側板部25a,25bの隣
接端同士を接続した一つの屈曲面により形成してもよ
い。更に、レグアジャスタブラケット23に脚取付部2
7を設けず、中質繊維板の組み合わせにより形成される
角部を補強保持するためのブラケットとしてもよい。こ
の際、上板部24を有しないL字状の屈曲面からなるブ
ラケットとしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、中質繊維
板の側面に当接する側板部と、前記側板部に形成され、
前記中質繊維板の貫通孔を貫通するボルトを固着するボ
ルト固着部と、前記側板部と一体的に形成され、前記中
質繊維板への荷重付加時、前記貫通孔内における前記ボ
ルト位置を維持するように、前記中質繊維板の荷重付加
方向側端面を係止する係止部とを有するので、中質繊維
板を用いたキャビネットを形成する際に使用することが
できる。
板の側面に当接する側板部と、前記側板部に形成され、
前記中質繊維板の貫通孔を貫通するボルトを固着するボ
ルト固着部と、前記側板部と一体的に形成され、前記中
質繊維板への荷重付加時、前記貫通孔内における前記ボ
ルト位置を維持するように、前記中質繊維板の荷重付加
方向側端面を係止する係止部とを有するので、中質繊維
板を用いたキャビネットを形成する際に使用することが
できる。
【0062】また、上述した中質繊維板用ブラケットに
おいて、前記側板部が、角部を形成する2枚の中質繊維
板の各側面に当接するように、角度を有する屈曲面によ
り形成され、前記係止部が、前記2枚の中質繊維板のそ
れぞれの荷重付加方向側端面を係止すれば、中質繊維板
を用いたキャビネットを形成する際に、2枚の中質繊維
板により形成された角部にも使用することができる。
おいて、前記側板部が、角部を形成する2枚の中質繊維
板の各側面に当接するように、角度を有する屈曲面によ
り形成され、前記係止部が、前記2枚の中質繊維板のそ
れぞれの荷重付加方向側端面を係止すれば、中質繊維板
を用いたキャビネットを形成する際に、2枚の中質繊維
板により形成された角部にも使用することができる。
【0063】また、本発明によれば、中質繊維板と、上
述した中質繊維板用ブラケットと、前記中質繊維板を貫
通して前記中質繊維板用ブラケットのボルト固着部に固
着し、前記中質繊維板に前記中質繊維板用ブラケットを
装着するボルトとを有するので、中質繊維板を用いたキ
ャビネットを形成する際に使用することができる。ま
た、本発明によれば、角度を有して当接する2枚の中質
繊維板を、当接部の内側から前記両中質繊維板に打ち込
んだ波釘により接合するので、中質繊維板を用いたキャ
ビネットを形成する際に使用することができる。
述した中質繊維板用ブラケットと、前記中質繊維板を貫
通して前記中質繊維板用ブラケットのボルト固着部に固
着し、前記中質繊維板に前記中質繊維板用ブラケットを
装着するボルトとを有するので、中質繊維板を用いたキ
ャビネットを形成する際に使用することができる。ま
た、本発明によれば、角度を有して当接する2枚の中質
繊維板を、当接部の内側から前記両中質繊維板に打ち込
んだ波釘により接合するので、中質繊維板を用いたキャ
ビネットを形成する際に使用することができる。
【0064】また、本発明によれば、角度を有して当接
する2枚の中質繊維板と、前記両中質繊維板の当接部の
内側から前記両中質繊維板に打ち込まれ、前記両中質繊
維板を接合する波釘とを有するので、中質繊維板を用い
たキャビネットを形成する際に使用することができる。
更に、本発明によれば、上述した中質繊維板の構造体を
有するので、中質繊維板を用いてキャビネットを形成す
ることができる。
する2枚の中質繊維板と、前記両中質繊維板の当接部の
内側から前記両中質繊維板に打ち込まれ、前記両中質繊
維板を接合する波釘とを有するので、中質繊維板を用い
たキャビネットを形成する際に使用することができる。
更に、本発明によれば、上述した中質繊維板の構造体を
有するので、中質繊維板を用いてキャビネットを形成す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例による中質繊維板を用いて形
成したゲーム機用キャビネットの斜視図である。
成したゲーム機用キャビネットの斜視図である。
【図2】本発明の一実施例による中質繊維板の接合に用
いるホゾにより接合した中質繊維板の構造体の部分説明
図である。
いるホゾにより接合した中質繊維板の構造体の部分説明
図である。
【図3】本発明の一実施例による中質繊維板の接合に用
いるダボを示しており、(a)は正面図、(b)は側面
図である。
いるダボを示しており、(a)は正面図、(b)は側面
図である。
【図4】本発明の一実施例による中質繊維板の接合に用
いるダボ穴を示しており、(a)は断面図、(b)は正
面図である。
いるダボ穴を示しており、(a)は断面図、(b)は正
面図である。
【図5】本発明の一実施例による中質繊維板の接合に用
いるダボを示しており、(a)はダボ穴に打ち込まれた
状態の説明図、(b)はダボが打ち込まれるダボ穴の断
面図である。
いるダボを示しており、(a)はダボ穴に打ち込まれた
状態の説明図、(b)はダボが打ち込まれるダボ穴の断
面図である。
【図6】本発明の一実施例による中質繊維板の接合に用
いるダボにより板体同士を接合する状態の説明図であ
る。
いるダボにより板体同士を接合する状態の説明図であ
る。
【図7】本発明の一実施例による中質繊維板の接合に用
いる波釘の斜視図である。
いる波釘の斜視図である。
【図8】本発明の一実施例による中質繊維板の接合に用
いる波釘による接合状態を示しており、(a)は接合し
た中質繊維板の構造体の部分断面図、(b)は接合した
中質繊維板の構造体の斜視図である。
いる波釘による接合状態を示しており、(a)は接合し
た中質繊維板の構造体の部分断面図、(b)は接合した
中質繊維板の構造体の斜視図である。
【図9】本発明の一実施例による中質繊維板の接合に用
いる他の波釘の斜視図である。
いる他の波釘の斜視図である。
【図10】本発明の一実施例による中質繊維板の接合に
用いるタッカにより接合した中質繊維板の構造体の部分
斜視図である。
用いるタッカにより接合した中質繊維板の構造体の部分
斜視図である。
【図11】本発明の一実施例による中質繊維板の接合に
用いる三角隅木を示しており、(a)は端面図、(b)
はタッカによる装着状態の側面図、(c)はタッカによ
る装着状態の斜視図である。
用いる三角隅木を示しており、(a)は端面図、(b)
はタッカによる装着状態の側面図、(c)はタッカによ
る装着状態の斜視図である。
【図12】本発明の一実施例による中質繊維板の接合に
用いる接着剤の種々の使用状態を示す説明図である。
用いる接着剤の種々の使用状態を示す説明図である。
【図13】本発明の一実施例によるレグアジャスタブラ
ケットを用いた中質繊維板の構造体の部分斜視図であ
る。
ケットを用いた中質繊維板の構造体の部分斜視図であ
る。
【図14】図13に示すレグアジャスタブラケットの斜
視図である。
視図である。
【図15】図14に示すレグアジャスタブラケットを形
成する金属板の平面図である。
成する金属板の平面図である。
【図16】従来の隅木を用いたベニヤ合板の接合状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図17】従来の波釘を用いたベニヤ合板の接合状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図18】従来のレグアジャスタブラケットを用いたベ
ニヤ合板の接合状態を示す説明図である。
ニヤ合板の接合状態を示す説明図である。
10…ゲーム機用キャビネット 10a…操作部 11…板体 11a…地板 11b…側板 11c…棚板 11d…前板 12…ディスプレイ装置 13…ホゾ 13a…上端面 14…ホゾ受け 15…ダボ 16…丸穴 17…丸穴 18…波釘 18a…凹凸 18b…斜面 18c…露出部分 19…波釘 19a…溝 19b…斜面 20…タッカ 21…三角隅木 21a…側面 21b…上面 21c…底面 22…オーナメントエッジ 23…レグアジャスタブラケット 24…上板部 25a…側板部 25b…側板部 26a…係止部 26b…係止部 27…脚取付部 27a…ネジ穴 28…ボルト固着部 29…金属板 B…ボルト S…接着剤 a…深さ b…深さ c…露出長さ d…空間 α…傾斜角度
Claims (6)
- 【請求項1】 中質繊維板の側面に当接する側板部と、 前記側板部に形成され、前記中質繊維板の貫通孔を貫通
するボルトを固着するボルト固着部と、 前記側板部と一体的に形成され、前記中質繊維板への荷
重付加時、前記貫通孔内における前記ボルト位置を維持
するように、前記中質繊維板の荷重付加方向側端面を係
止する係止部とを有することを特徴とする中質繊維板用
ブラケット。 - 【請求項2】 請求項1記載の中質繊維板用ブラケット
において、 前記側板部は、角部を形成する2枚の中質繊維板の各側
面に当接するように、角度を有する屈曲面により形成さ
れ、 前記係止部は、前記2枚の中質繊維板のそれぞれの荷重
付加方向側端面を係止することを特徴とする中質繊維板
用ブラケット。 - 【請求項3】 中質繊維板と、 請求項1又は2記載の中質繊維板用ブラケットと、 前記中質繊維板を貫通して前記中質繊維板用ブラケット
のボルト固着部に固着し、前記中質繊維板に前記中質繊
維板用ブラケットを装着するボルトとを有することを特
徴とする中質繊維板の構造体。 - 【請求項4】 角度を有して当接する2枚の中質繊維板
を、当接部の内側から前記両中質繊維板に打ち込んだ波
釘により接合することを特徴とする中質繊維板の接合方
法。 - 【請求項5】 角度を有して当接する2枚の中質繊維板
と、 前記両中質繊維板の当接部の内側から前記両中質繊維板
に打ち込まれ、前記両中質繊維板を接合する波釘とを有
することを特徴とする中質繊維板の構造体。 - 【請求項6】 請求項3記載の中質繊維板の構造体と、 請求項5記載の中質繊維板の構造体とを有することを特
徴とする中質繊維板を用いて形成したキャビネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158870A JPH091510A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 中質繊維板用ブラケット、中質繊維板の構造体及び中質繊維板の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158870A JPH091510A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 中質繊維板用ブラケット、中質繊維板の構造体及び中質繊維板の接合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH091510A true JPH091510A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15681211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7158870A Withdrawn JPH091510A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 中質繊維板用ブラケット、中質繊維板の構造体及び中質繊維板の接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH091510A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011010993A (ja) * | 2009-07-06 | 2011-01-20 | Takara Standard Co Ltd | 吊戸棚及びその製造方法 |
| JP2020519823A (ja) * | 2017-05-11 | 2020-07-02 | ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハーJulius Blum GmbH | 金具部材を固定するためのダボ |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP7158870A patent/JPH091510A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011010993A (ja) * | 2009-07-06 | 2011-01-20 | Takara Standard Co Ltd | 吊戸棚及びその製造方法 |
| JP2020519823A (ja) * | 2017-05-11 | 2020-07-02 | ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハーJulius Blum GmbH | 金具部材を固定するためのダボ |
| US11519440B2 (en) | 2017-05-11 | 2022-12-06 | Julius Blum Gmbh | Dowel for fastening fitting parts |
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