JPH09155244A - 粉体塗布ノズル装置 - Google Patents
粉体塗布ノズル装置Info
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- JPH09155244A JPH09155244A JP34724195A JP34724195A JPH09155244A JP H09155244 A JPH09155244 A JP H09155244A JP 34724195 A JP34724195 A JP 34724195A JP 34724195 A JP34724195 A JP 34724195A JP H09155244 A JPH09155244 A JP H09155244A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 粉体コーティング剤を帯状に塗布するのに適
した粉体塗布ノズル装置を提供する。 【解決手段】 ノズル本体2に、該ノズル本体の軸方向
に沿って細長く開口するスリット状のノズル開口部5を
設け、高電圧発生装置13と導電状に連結されかつスパ
ーク防止のための抵抗値をもった1個又は複数の電極ピ
ン8が該ノズル開口部底部に露出させて設けられた粉体
塗布ノズル装置であって、ノズル開口部を通気性多孔質
板20で上下に区分し、多孔質板の上側区画室には粉体
コーティング剤の供給管路6と被塗物に付着しなかった
粉体コーティング剤17を回収するための回収管路が設
けられ、また多孔質板の下側区画室には、粉体コーティ
ング剤塗着率向上のための流動促進用及びクリーニング
用のエア供給管路21を設ける。
した粉体塗布ノズル装置を提供する。 【解決手段】 ノズル本体2に、該ノズル本体の軸方向
に沿って細長く開口するスリット状のノズル開口部5を
設け、高電圧発生装置13と導電状に連結されかつスパ
ーク防止のための抵抗値をもった1個又は複数の電極ピ
ン8が該ノズル開口部底部に露出させて設けられた粉体
塗布ノズル装置であって、ノズル開口部を通気性多孔質
板20で上下に区分し、多孔質板の上側区画室には粉体
コーティング剤の供給管路6と被塗物に付着しなかった
粉体コーティング剤17を回収するための回収管路が設
けられ、また多孔質板の下側区画室には、粉体コーティ
ング剤塗着率向上のための流動促進用及びクリーニング
用のエア供給管路21を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉体塗装の分野等
で、粉体を被塗物に帯状に塗布するのに適した粉体塗布
ノズル装置に関するものであり、更に詳細には最近普及
がめざましい飲料缶などの、缶の内面の縦方向溶接継ぎ
目線上を、粉体コーティング剤で帯状にコーティングす
るのに適した、粉体塗布ノズル装置に関するものであ
る。
で、粉体を被塗物に帯状に塗布するのに適した粉体塗布
ノズル装置に関するものであり、更に詳細には最近普及
がめざましい飲料缶などの、缶の内面の縦方向溶接継ぎ
目線上を、粉体コーティング剤で帯状にコーティングす
るのに適した、粉体塗布ノズル装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から飲料や食料品などを缶詰にする
場合、容器である缶が、内容物によって腐食されたり、
逆に缶材成分が内容物中に溶出して、うま味などを損な
うのを防止する等の目的で、缶の内面にコーティングが
施されてきた。
場合、容器である缶が、内容物によって腐食されたり、
逆に缶材成分が内容物中に溶出して、うま味などを損な
うのを防止する等の目的で、缶の内面にコーティングが
施されてきた。
【0003】最近の製缶技術やコーティング技術の進歩
により、食料品等の缶はあらかじめコーティングが施さ
れた塗装鋼板、いわゆるプレコートメタルから製缶され
るのがほとんどである。ところが、アルミ材などのしぼ
り缶いわゆる2ピース缶や引抜缶を除けば、缶の縦方向
の継ぎ目の部分は溶接工程が必要となるため、どうして
も溶接工程後に、溶接の継ぎ目の部分を覆うように帯状
にコーティングするコーティング加工が必要となる。
により、食料品等の缶はあらかじめコーティングが施さ
れた塗装鋼板、いわゆるプレコートメタルから製缶され
るのがほとんどである。ところが、アルミ材などのしぼ
り缶いわゆる2ピース缶や引抜缶を除けば、缶の縦方向
の継ぎ目の部分は溶接工程が必要となるため、どうして
も溶接工程後に、溶接の継ぎ目の部分を覆うように帯状
にコーティングするコーティング加工が必要となる。
【0004】この溶接線上を覆うように帯状にコーティ
ングするための、コーティング剤として、従来は液状コ
ーティング剤が用いられているのが一般的であった。特
に最近普及がめざましい小容量の飲料缶、例えば直径が
52〜65mm、内容積が190〜350mlクラスの
缶においては、ほとんどすべてのものが液状コーティン
グ剤を用いているといっても過言ではない。それは一般
的に、液体コーティング技術に比べて粉体コーティング
技術の方が多くの点で技術的困難性があり安定したコー
テイングが得難いこと、また粉体コーティング剤用のノ
ズル装置の方が、液体コーティング剤用のノズル装置よ
りも、構造的に大きくなってしまうことにもよってい
た。
ングするための、コーティング剤として、従来は液状コ
ーティング剤が用いられているのが一般的であった。特
に最近普及がめざましい小容量の飲料缶、例えば直径が
52〜65mm、内容積が190〜350mlクラスの
缶においては、ほとんどすべてのものが液状コーティン
グ剤を用いているといっても過言ではない。それは一般
的に、液体コーティング技術に比べて粉体コーティング
技術の方が多くの点で技術的困難性があり安定したコー
テイングが得難いこと、また粉体コーティング剤用のノ
ズル装置の方が、液体コーティング剤用のノズル装置よ
りも、構造的に大きくなってしまうことにもよってい
た。
【0005】しかし最近、大気汚染、悪臭防止や有機溶
剤等による環境汚染を防止する等の観点や、うま味など
に対して無溶媒型のコーティング剤の利点などから、小
形缶においていも無公害型の粉体コーティング剤を用い
た、コーティング技術の開発要請が高くなり、粉体コー
ティング剤を用いた缶のコーティング加工が試みられつ
つある。このような用途に適した構造の粉体塗布ノズル
装置の一例として、本出願人が先に出願し公開となっ
た、特開平7−189955号の粉体塗布ノズル装置が
知られている。本願は、これの改良技術に関するもので
ある。
剤等による環境汚染を防止する等の観点や、うま味など
に対して無溶媒型のコーティング剤の利点などから、小
形缶においていも無公害型の粉体コーティング剤を用い
た、コーティング技術の開発要請が高くなり、粉体コー
ティング剤を用いた缶のコーティング加工が試みられつ
つある。このような用途に適した構造の粉体塗布ノズル
装置の一例として、本出願人が先に出願し公開となっ
た、特開平7−189955号の粉体塗布ノズル装置が
知られている。本願は、これの改良技術に関するもので
ある。
【0006】以下特開平7−189955号公報に開示
された粉体塗布ノズル装置の代表例を図を用いて簡単に
説明する。すなわち、図5は従来技術である特開平7−
189955号公報に開示された粉体塗布ノズル装置の
実施例を示す縦断面図であり、図6は図5の横断面図で
ある。
された粉体塗布ノズル装置の代表例を図を用いて簡単に
説明する。すなわち、図5は従来技術である特開平7−
189955号公報に開示された粉体塗布ノズル装置の
実施例を示す縦断面図であり、図6は図5の横断面図で
ある。
【0007】まず、図5及び図6において、符号1は粉
体塗布ノズル装置を示し、該粉体塗布ノズル装置1は、
被塗物である小形飲料用缶等の内面のシーム溶接部を、
帯状にコーティングするのに適するように構成されたも
ので、一連の製缶工程における図示されていないシーム
溶接機の下流に、連設した形で配置される。2はノズル
本体を示し、該ノズル本体2は、ポリプロピレン等のプ
ラスチック製で、被塗物である缶胴3の内面の溶接線4
へ向けて軸方向(被塗物の移動方向)に細長いスリット
状に開口したノズル開口部5が設けられている。ノズル
開口部5の軸方向長さは少なくとも20mm以上が望ま
しい。
体塗布ノズル装置を示し、該粉体塗布ノズル装置1は、
被塗物である小形飲料用缶等の内面のシーム溶接部を、
帯状にコーティングするのに適するように構成されたも
ので、一連の製缶工程における図示されていないシーム
溶接機の下流に、連設した形で配置される。2はノズル
本体を示し、該ノズル本体2は、ポリプロピレン等のプ
ラスチック製で、被塗物である缶胴3の内面の溶接線4
へ向けて軸方向(被塗物の移動方向)に細長いスリット
状に開口したノズル開口部5が設けられている。ノズル
開口部5の軸方向長さは少なくとも20mm以上が望ま
しい。
【0008】図示されないシーム溶接機側から送られて
くる粉体コーティング剤17の供給管路6及び被塗物に
付着しなかった粉体コーティング剤17を回収するため
の回収管路7が前記ノズル本体部2のノズル開口部5に
連通して設けられる。8はスパーク防止型のカーボンフ
ァイバーからなる電極ピンであり、該電極ピン8は電気
抵抗値が105 〜107 Ω・cm、望ましくは106 Ω
・cm程度のものが用いられる。電極ピン8は電気抵抗
値がこれから外れると火花放電を発生したり、望ましい
コロナ放電が得られない。電極ピン8はシリコーン材か
らなる絶縁材9を介してノズル本体部2のノズル開口部
5内に軸方向に複数個設けられている。10はカーボン
ファイバー材等からなる電極棒で、該電極棒10はシリ
コーン材からなる絶縁被覆材11を介してノズル本体2
に埋設され、電極棒10と電極ピン8とは導電材からな
る接続ピン12で連結される。なお電極ピン8はブラシ
状にノズル開口部5の長手方向に連続して植毛された構
成であってもよい。
くる粉体コーティング剤17の供給管路6及び被塗物に
付着しなかった粉体コーティング剤17を回収するため
の回収管路7が前記ノズル本体部2のノズル開口部5に
連通して設けられる。8はスパーク防止型のカーボンフ
ァイバーからなる電極ピンであり、該電極ピン8は電気
抵抗値が105 〜107 Ω・cm、望ましくは106 Ω
・cm程度のものが用いられる。電極ピン8は電気抵抗
値がこれから外れると火花放電を発生したり、望ましい
コロナ放電が得られない。電極ピン8はシリコーン材か
らなる絶縁材9を介してノズル本体部2のノズル開口部
5内に軸方向に複数個設けられている。10はカーボン
ファイバー材等からなる電極棒で、該電極棒10はシリ
コーン材からなる絶縁被覆材11を介してノズル本体2
に埋設され、電極棒10と電極ピン8とは導電材からな
る接続ピン12で連結される。なお電極ピン8はブラシ
状にノズル開口部5の長手方向に連続して植毛された構
成であってもよい。
【0009】13は高電圧発生装置であり、該高電圧発
生装置13は、ポリプロピレン又はMCナイロン等から
なるプラスチック製の支持部材14を介してノズル本体
2に連結され、高電圧発生装置13の出力端子部は前記
電極棒10に接続される。15はノズル開口部5の両側
に設けられたブラシ又はブレードで、該ブラシ又はブレ
ード15は柔軟性のあるグラスファイバー、ナイロン、
PET等のプラスチック等からなり、ノズル開口部5か
ら被塗物へ向けて噴出される粉体コーティング剤17の
幅が必要以上に広がるのを、防止する機能を果たす。1
6は高電圧発生装置13の給電用ケーブルの一部を示す
ものであり、また17は搬送用のエアと共に供給される
粉体コーティング剤を示し、18は塗布作業中の被塗物
である缶胴3がアース接地されていることを示したもの
である。
生装置13は、ポリプロピレン又はMCナイロン等から
なるプラスチック製の支持部材14を介してノズル本体
2に連結され、高電圧発生装置13の出力端子部は前記
電極棒10に接続される。15はノズル開口部5の両側
に設けられたブラシ又はブレードで、該ブラシ又はブレ
ード15は柔軟性のあるグラスファイバー、ナイロン、
PET等のプラスチック等からなり、ノズル開口部5か
ら被塗物へ向けて噴出される粉体コーティング剤17の
幅が必要以上に広がるのを、防止する機能を果たす。1
6は高電圧発生装置13の給電用ケーブルの一部を示す
ものであり、また17は搬送用のエアと共に供給される
粉体コーティング剤を示し、18は塗布作業中の被塗物
である缶胴3がアース接地されていることを示したもの
である。
【0010】上記した従来技術による、粉体塗布ノズル
装置の作用を説明すると、被塗物である小形飲料缶等の
縦方向の継ぎ目部を、シーム溶接機で溶接した円筒状の
缶胴3は、図5の左手上流側より連続的に供給される。
そして、搬送エアと共に供給される粉体コーティング剤
17は、図示されていないホース等の管路を介して供給
管路6に供給される。高電圧発生装置13から電極棒1
0及び接続ピン12を介して電極ピン8へ供給される高
電圧は、電極ピン8とアース接地18されている被塗物
すなわち缶胴3との間の電位差によってコロナ放電を発
生し、この電界を粉体コーティング剤17が通過するこ
とにより、粉体コーティング剤17は静電気的に荷電さ
れ、被塗物である缶胴3に静電気のクーロン力で付着す
る。
装置の作用を説明すると、被塗物である小形飲料缶等の
縦方向の継ぎ目部を、シーム溶接機で溶接した円筒状の
缶胴3は、図5の左手上流側より連続的に供給される。
そして、搬送エアと共に供給される粉体コーティング剤
17は、図示されていないホース等の管路を介して供給
管路6に供給される。高電圧発生装置13から電極棒1
0及び接続ピン12を介して電極ピン8へ供給される高
電圧は、電極ピン8とアース接地18されている被塗物
すなわち缶胴3との間の電位差によってコロナ放電を発
生し、この電界を粉体コーティング剤17が通過するこ
とにより、粉体コーティング剤17は静電気的に荷電さ
れ、被塗物である缶胴3に静電気のクーロン力で付着す
る。
【0011】そして缶胴3に付着した粉体コーテイング
剤17は、粉体塗布ノズル装置1の下流側に隣接して設
けたこれも図示されていない加熱炉で熱処理が施され
て、コーティング膜が形成される。また付着しなかった
粉体コーティング剤は、回収管路7を通り図示されない
ホース等の管路を介して回収タンク等へ回収される。
剤17は、粉体塗布ノズル装置1の下流側に隣接して設
けたこれも図示されていない加熱炉で熱処理が施され
て、コーティング膜が形成される。また付着しなかった
粉体コーティング剤は、回収管路7を通り図示されない
ホース等の管路を介して回収タンク等へ回収される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術であ
る粉体塗布ノズル装置においては、次のような問題があ
った。すなわち、それは連続的に長時間にわたって粉体
コーティング作業を行うと、ノズル開口部5の底部や電
極ピン8の先端部に失速した粉体コーテイング材17が
付着し、あるいは何らかの原因で逆電位にイオン化され
た粉体コーテイング材17が付着し、それが原因で静電
気力が低下したり、粉体コーテイング材17の塗着効率
が落ちたり、あるいは塗着厚みにばらつきが発生するこ
とである。粉体コーティング剤がノズル開口部の底部に
付着した状態を図6にEで示す。
る粉体塗布ノズル装置においては、次のような問題があ
った。すなわち、それは連続的に長時間にわたって粉体
コーティング作業を行うと、ノズル開口部5の底部や電
極ピン8の先端部に失速した粉体コーテイング材17が
付着し、あるいは何らかの原因で逆電位にイオン化され
た粉体コーテイング材17が付着し、それが原因で静電
気力が低下したり、粉体コーテイング材17の塗着効率
が落ちたり、あるいは塗着厚みにばらつきが発生するこ
とである。粉体コーティング剤がノズル開口部の底部に
付着した状態を図6にEで示す。
【0013】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、粉体コーティング剤
を帯状に塗布するのに適した粉体塗布ノズル構造であっ
て、ノズル開口部に粉体コーティング剤が付着して静電
気力が低下したり、あるいは塗着効率が低下したり、塗
着厚みにばらつきが生ずることがなく、常に安定した塗
着厚みの得られる粉体塗布ノズル装置を提供すること
を、目的とするものである。
れたものであり、本発明の目的は、粉体コーティング剤
を帯状に塗布するのに適した粉体塗布ノズル構造であっ
て、ノズル開口部に粉体コーティング剤が付着して静電
気力が低下したり、あるいは塗着効率が低下したり、塗
着厚みにばらつきが生ずることがなく、常に安定した塗
着厚みの得られる粉体塗布ノズル装置を提供すること
を、目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次のような構成とした。すなわち、ノズ
ル本体に、該ノズル本体の軸方向に沿って細長く開口す
るスリット状のノズル開口部を設け、高電圧発生装置と
導電状に連結されかつスパーク防止のための抵抗値をも
った1個又は複数の電極ピンが該ノズル開口部底部に露
出させて設けられた粉体塗布ノズル装置であって、前記
ノズル開口部を通気性多孔質板で上下に区分し、多孔質
板の上側区画室には粉体コーティング剤の供給管路と被
塗物に付着しなかった粉体コーティング剤を回収するた
めの回収管路が設けられ、また多孔質板の下側区画室に
は、粉体コーティング剤塗着率向上のための流動促進用
及びクリーニング用のエア供給管路が設けられているこ
とを特徴とする粉体塗布ノズル装置とした。
達成するために次のような構成とした。すなわち、ノズ
ル本体に、該ノズル本体の軸方向に沿って細長く開口す
るスリット状のノズル開口部を設け、高電圧発生装置と
導電状に連結されかつスパーク防止のための抵抗値をも
った1個又は複数の電極ピンが該ノズル開口部底部に露
出させて設けられた粉体塗布ノズル装置であって、前記
ノズル開口部を通気性多孔質板で上下に区分し、多孔質
板の上側区画室には粉体コーティング剤の供給管路と被
塗物に付着しなかった粉体コーティング剤を回収するた
めの回収管路が設けられ、また多孔質板の下側区画室に
は、粉体コーティング剤塗着率向上のための流動促進用
及びクリーニング用のエア供給管路が設けられているこ
とを特徴とする粉体塗布ノズル装置とした。
【0015】また前記1個又は複数の電極ピンに代え
て、鋸刃状の電極板で構成されていることを特徴とす
る、粉体塗布ノズル装置とした。
て、鋸刃状の電極板で構成されていることを特徴とす
る、粉体塗布ノズル装置とした。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。本発明では、前記したような構成の粉体塗布ノズル
装置としたので、搬送エアと共に供給管路からスリット
状のノズル開口部へと供給される粉体コーティング剤
は、ノズル本体の軸方向、すなわち被塗物の移動方向に
沿って細長く開口するスリット状のノズル開口部底部に
露出させて設けた、1個又は複数の電極ピンあるいは鋸
刃状の電極板と、被塗物との間に発生するコロナ放電に
よって、十分に静電気的に帯電されて、被塗物に塗布さ
れる。
る。本発明では、前記したような構成の粉体塗布ノズル
装置としたので、搬送エアと共に供給管路からスリット
状のノズル開口部へと供給される粉体コーティング剤
は、ノズル本体の軸方向、すなわち被塗物の移動方向に
沿って細長く開口するスリット状のノズル開口部底部に
露出させて設けた、1個又は複数の電極ピンあるいは鋸
刃状の電極板と、被塗物との間に発生するコロナ放電に
よって、十分に静電気的に帯電されて、被塗物に塗布さ
れる。
【0017】その際、使用される粉体コーティング剤を
通過させない程度の大きさの孔が無数にあいている通気
性多孔質板で上下に区画されたノズル開口部の下側区画
室に、適量の粉体コーティング剤の流動促進用及びクリ
ーニング用のエアをエア供給管路から供給し、多孔質板
を通して多孔質板の上側区画室へ向けて吹き込んでやる
ことにより、粉体コーテイング剤は流動状態が促進さ
れ、コロナ放電と満遍無く接触し、静電気帯電量が高め
られ塗着効率が向上すると共にノズル開口部の底部に滞
留したり付着堆積することがない。またコロナ放電用の
電極ピン又は鋸刃状の電極板は、多孔質板で区画された
下側区画室底部に露出させているので、粉体コーティン
グ剤とは直接接触することがないので、電極ピン又は鋸
刃状の電極板は粉体コーティング剤で汚れることもな
く、常に清浄な状態に保たれる。
通過させない程度の大きさの孔が無数にあいている通気
性多孔質板で上下に区画されたノズル開口部の下側区画
室に、適量の粉体コーティング剤の流動促進用及びクリ
ーニング用のエアをエア供給管路から供給し、多孔質板
を通して多孔質板の上側区画室へ向けて吹き込んでやる
ことにより、粉体コーテイング剤は流動状態が促進さ
れ、コロナ放電と満遍無く接触し、静電気帯電量が高め
られ塗着効率が向上すると共にノズル開口部の底部に滞
留したり付着堆積することがない。またコロナ放電用の
電極ピン又は鋸刃状の電極板は、多孔質板で区画された
下側区画室底部に露出させているので、粉体コーティン
グ剤とは直接接触することがないので、電極ピン又は鋸
刃状の電極板は粉体コーティング剤で汚れることもな
く、常に清浄な状態に保たれる。
【0018】また多孔質板はポリエチレン、ポリプロピ
レン等プラスチック材又はセラミック材等で構成するこ
とにより、コロナ放電は電極ピンと被塗物との間で、多
孔質板を通過して発生するので、粉体コーティング剤は
十分に静電気帯電される。その結果、静電気力が低下し
たり、粉体コーテイング材の塗着効率が落ちたり、ある
いは塗着厚みにばらつきが発生することが解消される。
レン等プラスチック材又はセラミック材等で構成するこ
とにより、コロナ放電は電極ピンと被塗物との間で、多
孔質板を通過して発生するので、粉体コーティング剤は
十分に静電気帯電される。その結果、静電気力が低下し
たり、粉体コーテイング材の塗着効率が落ちたり、ある
いは塗着厚みにばらつきが発生することが解消される。
【0019】
【実施例】以下本発明の粉体塗布ノズル装置を、その実
施例を示す図面を用いて詳細に説明する。なお図中従来
技術として説明した、図5及び図6の粉体塗布ノズル装
置と同一の機能を果たす部分には、図5及び図6と同一
の符号を付して説明する。すなわち図1は本発明の粉体
塗布ノズル装置の一実施例を示す縦断面図であり、図2
は図1の横断面図である。
施例を示す図面を用いて詳細に説明する。なお図中従来
技術として説明した、図5及び図6の粉体塗布ノズル装
置と同一の機能を果たす部分には、図5及び図6と同一
の符号を付して説明する。すなわち図1は本発明の粉体
塗布ノズル装置の一実施例を示す縦断面図であり、図2
は図1の横断面図である。
【0020】図1及び図2において、符号1は粉体塗布
ノズル装置を示し、該粉体塗布ノズル装置1は、被塗物
である小形飲料用缶等の内面のシーム溶接部を、帯状に
コーティングするのに適するように構成されたもので、
一連の製缶工程における図示されていないシーム溶接機
の下流に、連設した形で配置される。2はノズル本体を
示し、該ノズル本体2は、ポリプロピレン等のプラスチ
ック製で、製作上二つの部材2a及び2bによって構成
され、被塗物である缶胴3の内面の溶接線4へ向けて軸
方向(被塗物の移動方向)に細長いスリット状に開口し
たノズル開口部5が設けられている。ノズル開口部5の
軸方向長さは少なくとも20mm以上が望ましい。
ノズル装置を示し、該粉体塗布ノズル装置1は、被塗物
である小形飲料用缶等の内面のシーム溶接部を、帯状に
コーティングするのに適するように構成されたもので、
一連の製缶工程における図示されていないシーム溶接機
の下流に、連設した形で配置される。2はノズル本体を
示し、該ノズル本体2は、ポリプロピレン等のプラスチ
ック製で、製作上二つの部材2a及び2bによって構成
され、被塗物である缶胴3の内面の溶接線4へ向けて軸
方向(被塗物の移動方向)に細長いスリット状に開口し
たノズル開口部5が設けられている。ノズル開口部5の
軸方向長さは少なくとも20mm以上が望ましい。
【0021】ノズル開口部5は使用する粉体コーティン
剤17を通過させない程度の大きさの孔が無数にあいて
いる多孔質板20で上側区画室5aと下側区画室5bに
区分される。多孔質板20はポリエチレン、ポリプロピ
レン等のプラスチック材又はセラミック材等で構成す
る。
剤17を通過させない程度の大きさの孔が無数にあいて
いる多孔質板20で上側区画室5aと下側区画室5bに
区分される。多孔質板20はポリエチレン、ポリプロピ
レン等のプラスチック材又はセラミック材等で構成す
る。
【0022】シーム溶接機側から送られてくる粉体コー
ティング剤17の供給管路6及び被塗物に付着しなかっ
た粉体コーティング剤17を回収するための回収管路7
が、前記ノズル本体部2のノズル開口部5の上側区画室
5aに連通して設けられる。また下側区画室5bには、
粉体コーティング剤塗着率向上のための流動促進用及び
クリーニング用のエア供給管路21が設けられる。8は
スパーク防止型のカーボンファイバーからなる電極ピン
であり、該電極ピン8は電気抵抗値が105 〜107 Ω
・cm、望ましくは106 Ω・cm程度のものが用いら
れる。電極ピン8は電気抵抗値がこれから外れると火花
放電を発生したり、望ましいコロナ放電が得られない。
ティング剤17の供給管路6及び被塗物に付着しなかっ
た粉体コーティング剤17を回収するための回収管路7
が、前記ノズル本体部2のノズル開口部5の上側区画室
5aに連通して設けられる。また下側区画室5bには、
粉体コーティング剤塗着率向上のための流動促進用及び
クリーニング用のエア供給管路21が設けられる。8は
スパーク防止型のカーボンファイバーからなる電極ピン
であり、該電極ピン8は電気抵抗値が105 〜107 Ω
・cm、望ましくは106 Ω・cm程度のものが用いら
れる。電極ピン8は電気抵抗値がこれから外れると火花
放電を発生したり、望ましいコロナ放電が得られない。
【0023】電極ピン8は、シリコーン材からなる絶縁
材9を介してノズル本体部2のノズル開口部5の下側区
画室5b内に露出するように、1個又は軸方向に複数個
設けられている。10はカーボンファイバー材等からな
る電極棒で、該電極棒10はシリコーン材からなる絶縁
被覆材11を介してノズル本体2に埋設され、電極棒1
0と電極ピン8とは導電材からなる接続ピン12で連結
される。なお電極ピン8はブラシ状にノズル開口部5の
長手方向に連続して植毛された構成であってもよい。
材9を介してノズル本体部2のノズル開口部5の下側区
画室5b内に露出するように、1個又は軸方向に複数個
設けられている。10はカーボンファイバー材等からな
る電極棒で、該電極棒10はシリコーン材からなる絶縁
被覆材11を介してノズル本体2に埋設され、電極棒1
0と電極ピン8とは導電材からなる接続ピン12で連結
される。なお電極ピン8はブラシ状にノズル開口部5の
長手方向に連続して植毛された構成であってもよい。
【0024】13は高電圧発生装置であり、該高電圧発
生装置13は、ポリプロピレン又はMCナイロン等から
なるプラスチック製の支持部材14を介してノズル本体
2に連結され、高電圧発生装置13の出力端子部は前記
電極棒10に接続される。15はノズル開口部5の両側
に設けられたブラシ又はブレードで、該ブラシ又はブレ
ード15は柔軟性のあるグラスファイバー、ナイロン、
PET等のプラスチック等からなり、ノズル開口部5か
ら被塗物へ向けて噴出される粉体コーティング剤17の
幅が必要以上に広がるのを、防止する機能を果たす。1
6は高電圧発生装置13の給電用ケーブルの一部を示す
ものであり、また17は搬送用のエアと共に供給される
粉体コーティング剤を示し、18は塗布作業中の被塗物
である缶胴3がアース接地されていることを示したもの
である。
生装置13は、ポリプロピレン又はMCナイロン等から
なるプラスチック製の支持部材14を介してノズル本体
2に連結され、高電圧発生装置13の出力端子部は前記
電極棒10に接続される。15はノズル開口部5の両側
に設けられたブラシ又はブレードで、該ブラシ又はブレ
ード15は柔軟性のあるグラスファイバー、ナイロン、
PET等のプラスチック等からなり、ノズル開口部5か
ら被塗物へ向けて噴出される粉体コーティング剤17の
幅が必要以上に広がるのを、防止する機能を果たす。1
6は高電圧発生装置13の給電用ケーブルの一部を示す
ものであり、また17は搬送用のエアと共に供給される
粉体コーティング剤を示し、18は塗布作業中の被塗物
である缶胴3がアース接地されていることを示したもの
である。
【0025】上記した本発明の実施例による、粉体塗布
ノズル装置1の作用を説明すると、被塗物である小形飲
料缶等の縦方向の継ぎ目部を、図示されないシーム溶接
機で溶接した円筒状の缶胴3は、図1の左手上流側より
連続的に供給される。また、粉体塗布ノズル装置1の多
孔質板20で区分されたノズル開口部5の下側区画室5
bには、図外のエア供給装置からエア供給管路21を介
して圧縮エア22が供給され、多孔質板20を通して上
側区画室5aへ吹き出す。
ノズル装置1の作用を説明すると、被塗物である小形飲
料缶等の縦方向の継ぎ目部を、図示されないシーム溶接
機で溶接した円筒状の缶胴3は、図1の左手上流側より
連続的に供給される。また、粉体塗布ノズル装置1の多
孔質板20で区分されたノズル開口部5の下側区画室5
bには、図外のエア供給装置からエア供給管路21を介
して圧縮エア22が供給され、多孔質板20を通して上
側区画室5aへ吹き出す。
【0026】そしてこれも図示されていない粉体供給装
置及びホース等の管路を介して搬送エアと共に供給され
る粉体コーティング剤17は、供給管路6を通って多孔
質板20で区画されたノズル開口部5の上側区画室5a
に供給される。
置及びホース等の管路を介して搬送エアと共に供給され
る粉体コーティング剤17は、供給管路6を通って多孔
質板20で区画されたノズル開口部5の上側区画室5a
に供給される。
【0027】図外の電源から給電用ケーブル16を介し
て高電圧発生装置13に供給された電力は、高電圧発生
装置13で高電圧に変換されてから電極棒10及び接続
ピン12を介して電極ピン8へ供給され、電極ピン8と
アース接地18されている被塗物すなわち缶胴3との間
の電位差によって多孔質板20を通過してコロナ放電を
発生し、この電界を粉体コーティング剤17が通過する
ことにより、粉体コーティング剤17は静電気的に荷電
され、被塗物である缶胴3に静電気のクーロン力で付着
する。
て高電圧発生装置13に供給された電力は、高電圧発生
装置13で高電圧に変換されてから電極棒10及び接続
ピン12を介して電極ピン8へ供給され、電極ピン8と
アース接地18されている被塗物すなわち缶胴3との間
の電位差によって多孔質板20を通過してコロナ放電を
発生し、この電界を粉体コーティング剤17が通過する
ことにより、粉体コーティング剤17は静電気的に荷電
され、被塗物である缶胴3に静電気のクーロン力で付着
する。
【0028】なおノズル開口部5内では、粉体コーティ
ング剤17は、多孔質板20を通して吹き込まれる圧縮
エア22によって流動状態が促進され、それによって万
遍なくコロナ放電に接触するので静電気帯電効率が高め
られ、塗着効率も高められる。それでもなおかつ付着し
なかった粉体コーティング剤は、搬送用エア及び圧縮エ
ア22と共に回収管路7を介して図外の粉体回収装置に
回収される。従ってノズル開口部5内には失速した粉体
コーティング剤が付着することもなく、いつも清浄な状
態に保たれ、また下側区画室5bに露出した電極ピン8
は、粉体コーティング剤17と直接接触しないので、粉
体コーティング剤17が付着して汚れることもなく、静
電気力が低下することもない。これにより常に安定した
高品質のコーティングを行うことができる。
ング剤17は、多孔質板20を通して吹き込まれる圧縮
エア22によって流動状態が促進され、それによって万
遍なくコロナ放電に接触するので静電気帯電効率が高め
られ、塗着効率も高められる。それでもなおかつ付着し
なかった粉体コーティング剤は、搬送用エア及び圧縮エ
ア22と共に回収管路7を介して図外の粉体回収装置に
回収される。従ってノズル開口部5内には失速した粉体
コーティング剤が付着することもなく、いつも清浄な状
態に保たれ、また下側区画室5bに露出した電極ピン8
は、粉体コーティング剤17と直接接触しないので、粉
体コーティング剤17が付着して汚れることもなく、静
電気力が低下することもない。これにより常に安定した
高品質のコーティングを行うことができる。
【0029】次に他の実施例を図3及び図4を用いて説
明する。この実施例は、図1及び図2で説明した実施例
の電極ピン8に代えて鋸刃状の電極板30を設けたもの
で、他の構成は図1及び図2で説明した実施例と全く同
様である。鋸刃状の電極板30は金属又はカーボン等の
導電体又は半導体で構成され、ノズル開口部5の下側区
画室5b内に鋸刃の突端が露出するように軸方向に長く
埋設されている。
明する。この実施例は、図1及び図2で説明した実施例
の電極ピン8に代えて鋸刃状の電極板30を設けたもの
で、他の構成は図1及び図2で説明した実施例と全く同
様である。鋸刃状の電極板30は金属又はカーボン等の
導電体又は半導体で構成され、ノズル開口部5の下側区
画室5b内に鋸刃の突端が露出するように軸方向に長く
埋設されている。
【0030】高電圧発生装置13から電極板30へ供給
される高電圧電力は、電極板30とアース接地されてい
る被塗物すなわち缶胴3との間の電位差によって、電極
板30の鋸刃状の多数の尖端からそれぞれ多数のコロナ
放電を発生し、この電界を粉体コーティング剤17が通
過することにより、粉体コーティング剤17は静電気的
に荷電され、被塗物である缶胴3に付着する。その際粉
体コーティング剤17は多孔質板20を通して吹き込ま
れる圧縮エア22によって流動状態が促進され、コロナ
放電と万遍なく接触するので静電気帯電効率が高められ
る。
される高電圧電力は、電極板30とアース接地されてい
る被塗物すなわち缶胴3との間の電位差によって、電極
板30の鋸刃状の多数の尖端からそれぞれ多数のコロナ
放電を発生し、この電界を粉体コーティング剤17が通
過することにより、粉体コーティング剤17は静電気的
に荷電され、被塗物である缶胴3に付着する。その際粉
体コーティング剤17は多孔質板20を通して吹き込ま
れる圧縮エア22によって流動状態が促進され、コロナ
放電と万遍なく接触するので静電気帯電効率が高められ
る。
【0031】それでもなおかつノズル開口部5内で失速
したり付着しなかった粉体コーティング剤17は、多孔
質板20を通して吹き込まれる圧縮エア22と共に、回
収管路7を介して図外の粉体回収装置に回収される。従
ってノズル開口部5内には、失速した粉体コーティング
剤が付着することもなく、いつも清浄な状態に保たれ、
また下側区画室5bに露出した電極板30は、粉体コー
ティング剤17と直接接触しないので、粉体コーティン
グ剤17が付着して汚れることもなく、静電気力が低下
することもない。これにより、常に安定した高品質のコ
ーティングを行うことができる。
したり付着しなかった粉体コーティング剤17は、多孔
質板20を通して吹き込まれる圧縮エア22と共に、回
収管路7を介して図外の粉体回収装置に回収される。従
ってノズル開口部5内には、失速した粉体コーティング
剤が付着することもなく、いつも清浄な状態に保たれ、
また下側区画室5bに露出した電極板30は、粉体コー
ティング剤17と直接接触しないので、粉体コーティン
グ剤17が付着して汚れることもなく、静電気力が低下
することもない。これにより、常に安定した高品質のコ
ーティングを行うことができる。
【0032】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は、そもそも従来粉体コーティング剤による帯状コーテ
イングが困難であった飲料缶などの、缶の内面の縦方向
溶接継ぎ目線上を、粉体のコーティング剤で帯状にコー
ティングすることを目的に開発されたもので、実施例の
説明も便宜上、飲料缶等の缶を対象にして説明した。し
かし、被塗物対象は単に飲料缶に限定されるものではな
い。例えば家具や電気製品等の粉体コーティング分野に
おいても、粉体コーティング剤の帯状塗布はしばしば必
要となる。
は、そもそも従来粉体コーティング剤による帯状コーテ
イングが困難であった飲料缶などの、缶の内面の縦方向
溶接継ぎ目線上を、粉体のコーティング剤で帯状にコー
ティングすることを目的に開発されたもので、実施例の
説明も便宜上、飲料缶等の缶を対象にして説明した。し
かし、被塗物対象は単に飲料缶に限定されるものではな
い。例えば家具や電気製品等の粉体コーティング分野に
おいても、粉体コーティング剤の帯状塗布はしばしば必
要となる。
【0033】また帯状塗布は単列だけでなく、本発明の
粉体塗布ノズル装置を複数個並列に設けることにより、
複数列の帯状コーティングを同時に塗布することもでき
るし、また複数列の粉体塗布ノズル装置のそれぞれに異
なった粉体コーティング剤を供給することにより、異な
った材質による縞模様のコーティング膜が得られるな
ど、その用途は幅広いものである。更に1個のノズル本
体に、電極ピン又は電極板を配設したスリット状のノズ
ル開口溝を、複数列隣接して配設することにより広幅の
面塗布も可能となる。
粉体塗布ノズル装置を複数個並列に設けることにより、
複数列の帯状コーティングを同時に塗布することもでき
るし、また複数列の粉体塗布ノズル装置のそれぞれに異
なった粉体コーティング剤を供給することにより、異な
った材質による縞模様のコーティング膜が得られるな
ど、その用途は幅広いものである。更に1個のノズル本
体に、電極ピン又は電極板を配設したスリット状のノズ
ル開口溝を、複数列隣接して配設することにより広幅の
面塗布も可能となる。
【0034】
【発明の効果】本発明の粉体塗布ノズル装置は、上記の
ような構成としたので、粉体コーティング剤を帯状に塗
布するのに適した粉体塗布ノズル構造であって、ノズル
開口部に粉体コーティング剤が付着して静電気力が低下
したり、あるいは塗着効率が低下したり塗着厚みにばら
つきが生ずることがなく、常に安定した塗着厚みの得ら
れる粉体塗布ノズル装置を提供することができる。
ような構成としたので、粉体コーティング剤を帯状に塗
布するのに適した粉体塗布ノズル構造であって、ノズル
開口部に粉体コーティング剤が付着して静電気力が低下
したり、あるいは塗着効率が低下したり塗着厚みにばら
つきが生ずることがなく、常に安定した塗着厚みの得ら
れる粉体塗布ノズル装置を提供することができる。
【図1】本発明の粉体塗布ノズル装置の実施例を示す縦
断面図。
断面図。
【図2】図1の横断面図。
【図3】本発明の粉体塗布ノズル装置の他の実施例を示
す縦断面図。
す縦断面図。
【図4】図3の横断面図。
【図5】従来の粉体塗布ノズル装置の縦断面図。
【図6】図5の横断面図。
1…粉体塗布ノズル装置、2…ノズル本体、3…被塗物
(缶胴)、5…ノズル開口部、6…供給管路、8…電極
ピン、13…高電圧発生装置、17…粉体コーティング
剤、20…多孔質板、21…エア供給管路、30…電極
板、
(缶胴)、5…ノズル開口部、6…供給管路、8…電極
ピン、13…高電圧発生装置、17…粉体コーティング
剤、20…多孔質板、21…エア供給管路、30…電極
板、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05B 5/16 B05B 5/16
Claims (2)
- 【請求項1】 ノズル本体に、該ノズル本体の軸方向に
沿って細長く開口するスリット状のノズル開口部を設
け、高電圧発生装置と導電状に連結されかつスパーク防
止のための抵抗値をもった1個又は複数の電極ピンが該
ノズル開口部底部に露出させて設けられた粉体塗布ノズ
ル装置であって、前記ノズル開口部を通気性多孔質板で
上下に区分し、多孔質板の上側区画室には粉体コーティ
ング剤の供給管路と被塗物に付着しなかった粉体コーテ
ィング剤を回収するための回収管路が設けられ、また多
孔質板の下側区画室には、粉体コーティング剤塗着率向
上のための流動促進用及びクリーニング用のエア供給管
路が設けられていることを特徴とする粉体塗布ノズル装
置。 - 【請求項2】 1個又は複数の電極ピンに代えて、鋸刃
状の電極板で構成されていることを特徴とする、請求項
1に記載の粉体塗布ノズル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34724195A JPH09155244A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 粉体塗布ノズル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34724195A JPH09155244A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 粉体塗布ノズル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09155244A true JPH09155244A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18388881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34724195A Pending JPH09155244A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 粉体塗布ノズル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09155244A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111438009A (zh) * | 2019-01-17 | 2020-07-24 | 西安派普韦尔机器人技术有限公司 | 一种适用于60毫米直径输油管道的环氧粉末涂料内补口装置 |
-
1995
- 1995-12-14 JP JP34724195A patent/JPH09155244A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111438009A (zh) * | 2019-01-17 | 2020-07-24 | 西安派普韦尔机器人技术有限公司 | 一种适用于60毫米直径输油管道的环氧粉末涂料内补口装置 |
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| Date | Code | Title | Description |
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