JPH09156048A - スチレン系樹脂積層二軸延伸シート - Google Patents
スチレン系樹脂積層二軸延伸シートInfo
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- JPH09156048A JPH09156048A JP31542095A JP31542095A JPH09156048A JP H09156048 A JPH09156048 A JP H09156048A JP 31542095 A JP31542095 A JP 31542095A JP 31542095 A JP31542095 A JP 31542095A JP H09156048 A JPH09156048 A JP H09156048A
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Abstract
性、耐折性及び透明性に優れたスチレン系樹脂積層二軸
延伸シートを提供する。 【課題を解決するための手段】 スチレン系樹脂を基材
層(A)とし、このA層の少なくとも一方の面にポリフ
ェニレンエーテル系樹脂10〜40重量%及びスチレン
系樹脂90〜60重量%よりなる混合樹脂100重量部
に対し、透明な耐衝撃性スチレン系樹脂が5〜40重量
部配合された樹脂組成物よりなる耐油性樹脂層(B)が
形成され、配向緩和応力が縦横ともに3〜8kg/cm2、耐
折強度が200回以上であり、24時間を超える耐油性
を有することを特徴とするスチレン系樹脂積層二軸延伸
シート。
Description
層二軸延伸シートに関する。さらに詳しくは、透明性、
剛性、成形性などのスチレン系樹脂延伸シートの本来有
する諸特性を保ち、且つ、耐油性、耐可塑剤性、リサイ
クル性、耐折性に優れ、油分を含有する食品を収納して
ラップ包装に供される容器の成形材料として安価で、好
適なスチレン系樹脂積層二軸延伸シートに関する。
ポリスチレンを主成分とするスチレン系樹脂よりなる二
軸延伸シートは、良好な透明性を示し、腰が強く、また
成形性にも優れ、真空成形法や圧空成形法等の熱成形法
により容易に容器等が成形できるため、主として食品包
装用の軽量容器の製造に大量に使用されている。
途や直接沸騰水に接する用途等に応じるため、耐熱性等
の改良が行われてきた。しかしながら現在、多種多様な
食品を包装するため、未だ改良すべき課題が残されてい
る。その1つには、耐油性による問題がある。包装され
る多くの食品は艶を出すため等の理由で合成食品用油
脂、例えばMCT(中鎖脂肪酸トリグリセリド)を含有
している。通常のスチレン系樹脂延伸シートであると、
このような合成食品油脂により短時間の内に侵され、容
器が白化したり、容器にクラックが発生して割れるとい
う欠点があった。
チフィルムでオーバーラップする場合、ストレッチフィ
ルムとして軟質ポリ塩化ビニルフィルムを用いると、フ
ィルム中に含まれる可塑剤やその他の添加剤により、特
に容器のフランジ部が侵されて劣化し、非常に割れ易く
なるという欠点があった。スチレン系樹脂延伸シートに
耐油性を付与させる方法として、例えば特開昭54―2
9381号公報、特定のグラフト型ハイインパクトポリ
スチレンを用いる方法や、例えば特開平5―31858
0号公報、スチレン―メタクリル酸二元共重合体を用い
る方法等が提案されているが、いずれも合成食用油脂に
対しては侵され易く、とても十分な耐油性を発揮すると
は言えない。また、耐油性の良好な樹脂を用いる方法と
して、例えば特開平4―145155号公報、実質的に
非晶質な特定のポリエステル系重合体と、スチレン系誘
導体等よりなる特定の共重合体等を特定割合で配合して
なる樹脂組成物を利用する方法や、例えば特開平6―8
7191号公報、スチレン系樹脂層にプロピレン系樹脂
層を積層する方法等が提案されている。
良されても、積層シート製造時に出るトリム、スクラッ
プ、或いは積層シートから成形品を打ち抜いた際に生じ
るスケルトン(骨)等を再利用することができない。な
ぜなら上記ポリエステル類、ポリプロピレン類等は、ス
チレン系樹脂との相溶性が極めて悪く、物性低下が著し
い。かりに相溶化剤等の利用により再利用を試みても、
コストがかかる上、シートが不透明になってしまい、食
品容器用としての価値を失ってしまう。
らの課題を解決しようとするものであり、透明性、剛
性、成形性などのスチレン系樹脂延伸シートの本来有す
る諸特性を保ち、且つ食品中の油分やストレッチフィル
ム中の可塑剤成分によって侵されず、さらに、積層シー
ト製造時に出るトリム、スクラップ、或いは積層シート
から成形品を打ち抜いた際に生じるスケルトン(骨)等
を再利用することができ、また充分な強度を備えたフー
ドパック等の成形品を得ることができる、安価なスチレ
ン系樹脂積層二軸延伸シートを提供することを目的とす
るものである。
ては、上記課題を解決するため次のような手段を講じて
いる。すなわち本発明は、スチレン系樹脂(a)を基材
層(A)とし、この基材層(A)の少なくとも一方の面
に耐油性樹脂層(B)が形成されてなるスチレン系樹脂
積層二軸延伸シートにおいて、基材層(A)はその厚み
が80〜500μmであり、耐油性樹脂層(B)は、ポ
リフェニレンエーテル系樹脂(b1)10〜40重量%
及びスチレン系樹脂(b2)90〜60重量%からなる
樹脂組成物100重量部に対して、透明な耐衝撃性スチ
レン系樹脂(b3)が5〜40重量部配合された樹脂組
成物から構成され、その厚みが10〜100μmであ
り、積層シートの配向緩和応力が、流れ方向及びこれと
直角方向ともに3〜8kg/cm2となるように二軸延伸され
ており、耐折強度が200回以上であり、かつ、24時
間を超える耐油性を有することを特徴とする耐油性スチ
レン系樹脂積層二軸延伸シートに関する。
スチレン系樹脂二軸延伸積層シートは、スチレン系樹脂
(a)よりなる基材層(A)を有する。スチレン系樹脂
(a)は、特に限定されるものではなく、従来公知の各
種のスチレン系樹脂を適宜選択して使用することができ
る。代表例としては、スチレン、oーメチルスチレン、
mーメチルスチレン、pーメチルスチレン、ジメチルス
チレン、αーメチルスチレン、pークロロスチレン、
2,4ージクロロスチレン等のスチレン及びその誘導体
よりなる単独重合体、又は共重合体、スチレンもしくは
上記スチレン誘導体のうち少なくとも1種とこれら重合
体と共重合可能な他の単量体との2元系、3元系もしく
は4元系以上の共重合体が挙げられる。また、これら重
合体を2種以上混合した混合組成物が挙げられる。
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
プロピル、メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸エステ
ル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸ブチル等のアクリル酸エステル
類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等の不飽和
ニトリル化合物;無水マレイン酸、無水イタコン酸等の
不飽和カルボン酸無水物;アクリル酸、メタクリル酸等
の不飽和カルボン酸等が挙げられる。
特に、一般用ポリスチレン(スチレンの単独重合体)が
透明性に優れ、且つ入手が容易で安価なことから最も好
ましい。この基材層(A)には、シート成形時に発生す
る耳トリム、シート屑、或いはシートから成形品を打ち
抜いた後に発生するスケルトン等のいわゆるリサイクル
材を含んでも良く、その量は10〜50重量%が好まし
い。この時、基材層(A)中のポリフェニレンエーテル
系樹脂(b1)の濃度が5%より大きいと、積層シート
全体の強度が低下するので好ましくない。
した後、バージン原料とブレンドされ、シート化に供さ
れる。基材層(A)の厚みは80〜500μmであり、
好ましくは100〜300μmである。80μm未満で
あると成形した際の積層シート全体の剛性が低下し、そ
の結果、耐油性樹脂層(B)への負荷が大きくなり、望
ましい耐油性及び耐可塑剤性が得られない。
トは、基材層(A)の少なくとも一方の面に耐油性樹脂
層(B)が形成されてなり、耐油性樹脂層(B)は、ス
チレン系樹脂積層二軸延伸シートに耐油性、耐可塑剤
性、耐折性を付与する。この耐油性樹脂層(B)は、ポ
リフェニレンエーテル系樹脂(b1)及びスチレン系樹
脂(b2)、さらに透明な耐衝撃性スチレン系樹脂(b
3)が特定の割合で混合されてなる樹脂より構成されて
いる。
しては、下記一般式(I)で表されるものが挙げられ
る。
アルキル基、ハロゲン原子、水素原子、アリール基また
は、置換アリール基などから選ばれる、nは重合度を表
す整数、X1、X2は、フェニレンエーテル系重合体にお
ける自由な末端基である。]
ンエーテル系樹脂の具体例としては、ポリ(2,6−ジ
メチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,6
−ジエチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ
(2,6−ジプロピル−1,4−フェニレン)エーテ
ル、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−プロピル−1,
4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6−プ
ロピル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メ
チル−6−ブロム−1,4−フェニレン)エーテル、ポ
リ(2−メチル−6−クロル−1,4−フェニレン)エ
ーテル、等が挙げられる。
脂(b1)として、前記一般式(〓)で表される化学構
造を主体とするものであれば共重合可能な他の単量体も
使用可能である。このような共重合体の具体例として
は、2,6−ジ置換フェノ−ルと2,4−ジ置換フェノ
−ルとの共重合体、2,6−ジ置換フェノ−ルと2,
3、6−トリ置換フェノ−ルとの共重合体、2,6−ジ
メチルフェノ−ルと2−置換フェノ−ル、3−置換フェ
ノ−ルまたは4−置換フェノ−ルとの共重合体等が挙げ
られる。
−1,4−フェニレン)エーテルが特に好ましい。ま
た、その重合体の固有粘度(クロロホルム、25℃測
定)は0.2〜1dl/gの範囲が好ましく、0.3〜
0.7dl/gの範囲のものを使用したときには、機械
的強度及び成形性の優れたスチレン系樹脂積層二軸延伸
シートが得られ、更に好ましい。
ーメチルスチレン、mーメチルスチレン、pーメチルス
チレン、ジメチルスチレン、αーメチルスチレン、pー
クロロスチレン、2,4ージクロロスチレン等のスチレ
ン及びその誘導体よりなる単量体、又は共重合体、スチ
レンもしくは上記スチレン誘導体のうち少なくとも1種
とこれら重合体と共重合可能な他の単量体との2元系、
3元系もしくは4元系以上の共重合体が挙げられる。ま
た、これら重合体を2種以上混合した混合組成物が挙げ
られる。
の未溶融物等の発生を極力抑えるためにもスチレン系樹
脂(a)と同じ組成のものを用いるのが好ましく、一般
用ポリスチレン(スチレンの単独重合体)が透明性に優
れ、且つ入手が容易で安価なことから最も好ましい。耐
油性樹脂層(B)に用いる透明な耐衝撃性スチレン系樹
脂(b3)は、透明であれば特に限定されるものではな
いが、スチレン系単量体と共役ジエン単量体からなるブ
ロック共重合体が好ましい。スチレン系単量体として
は、前記スチレン系樹脂(b2)と同じ組成のものが好
ましく、特にスチレンが好ましい。共役ジエン単量体と
しては1,3―ブタジエン、イソプレン、2,3―ジメ
チル―1,3ブタジエン、1,3―ヘキサジエンなどが
挙げられるが、1,3―ブタジエンが好ましい。これら
ブロック共重合体の構造はA−B、A−B−A等いかな
る構造でもかまわない。この時、共役ジエン単量体に由
来する部分が5〜40重量%であるのが好ましく、10
〜30重量%が更に好ましい。40重量%よりも多い
と、シートの透明性が低下したり、コストも高くなるの
で好ましくない。また、スチレンージエンブロック共重
合体が水添されているとシートの透明性が失われて好ま
しくない。
する前記ポリフェニレンエーテル系樹脂(b1)、スチ
レン系樹脂(b2)及び透明な耐衝撃性スチレン系樹脂
(b3)の混合割合は、ポリフェニレンエーテル系樹脂
(b1)10〜40重量%、スチレン系樹脂(b2)9
0〜60重量%、及びこれら混合樹脂100重量部に対
して透明な耐衝撃性スチレン系樹脂(b3)が3〜40
重量部である。
10重量%未満で、スチレン系樹脂(b2)が90重量
%より多いと、得られるスチレン系樹脂二軸延伸積層シ
ートの耐油性、耐可塑剤性を十分に発揮させることがで
きない。他方、ポリフェニレンエーテル系樹脂が40重
量%より多く、スチレン系樹脂(b2)が60重量%未
満であると、シートの透明性が低下し、コストが高くな
り、また、耐油性樹脂層(B)と基材層(A)の溶融粘
度差が大きくなるため、共押出時のシート成形性及び二
次加工時の成形性が難しくなり、生産性が悪くなってし
まう。更に好ましくは(b1)の割合が15〜25重量
%、且つ(b2)のそれが85〜75重量%である。こ
れらは、製品の耐油性、耐可塑剤性、低コスト等の目的
に合わせて合理的に決められる。
3)の混合割合は、上記(b1)と(b2)の混合樹脂
100重量部に対して5〜40重量部、特に5〜20重
量部が好ましい。(b3)をこの範囲内で混合すること
によって、ポリフェニレンエーテル系樹脂(b1)とス
チレン系樹脂(b2)との相溶性を向上することがで
き、その結果、シートの表面にゲル化したポリフェニレ
ンエーテル系樹脂に由来するブツなどが現れることな
く、外観に優れたシートを得られる。また、本発明に係
るシートの要件である十分な耐折強度が得られる。更に
透明な耐衝撃性スチレン系樹脂とポリフェニレンエーテ
ル系樹脂を併用することにより、耐油性をより向上させ
る。
と、ポリフェニレンエーテル系樹脂(b1)とスチレン
系樹脂(b2)との相溶性の向上、並びに十分な耐折強
度が期待できない。従って蓋、容器等の成形品にした場
合に、耐油性樹脂層(B)に掛かる応力ひずみが大きく
なり、機械的強度不足による割れや、合成食用油脂等に
よるクラックや白化が生じてしまう。一方、40重量部
より多いと透明性を著しく低下させる上、かなりのコス
ト高になってしまう。
は特に制限はなく、一般の溶融混練による混合でも良い
し、共重合による混合でも良い。溶融混練の場合にはポ
リフェニレンエーテル系樹脂(b1)とスチレン系樹脂
(b2)をあらかじめ溶融混練してペレット化し、シー
ト成形時に透明な耐衝撃性スチレン系樹脂(b3)ペレ
ットとドライブレンドするか、3者を同時に溶融混練し
てペレット化する方法が好ましい。共重合の場合は、ポ
リフェニレンエーテル系樹脂(b1)をスチレン系樹脂
(b2)の量に相当する量の単量体に溶解させ、重合し
た後にペレット化し、シート成形時に透明な耐衝撃性ス
チレン系樹脂(b3)ペレットとドライブレンドする
か、ポリフェニレンエーテル系樹脂(b1)と透明なス
チレン―ブタジエンブロック共重合体をスチレン系樹脂
(b2)に相当する単量体に溶解させ、3者を同時に共
重合した後ペレット化する方法が好ましい。
系単量体への溶解は、適宜の溶解槽を利用し、60〜1
00℃、好ましくは70〜90℃の温度で1〜2時間攪
拌を続けることにより行われる。溶解温度が60℃未満
の場合は、ポリフェニレンエーテル系樹脂が十分に溶解
せずにスラリー状となり、また100℃を越える場合は
スチレンの熱重合が促進されてしまう。
合、塊状重合のいずれによっても良い。ラジカル重合開
始剤としては、例えば、t-ブチルペルオキシド、ジ-t
-ブチルペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、ジ
クミルペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、1,1-
ビス(t-ブチルペルオキシド)シクロヘキサン、1,1
-ビス(t-ブチルペルオキシ)-3,3,5-トリメチルシ
クロヘキサン、2,2-ビス(4,4-ジ-t-ブチルペルオ
キシシクロヘキシル)プロパノンなどの有機過酸化物、
アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス-2,4-ジメチ
ルバレロニトリル、アゾビスシクロヘキサンカルボニト
リル、アゾビスイソ酪酸メチル、アゾビスシアノ吉草
酸、1-t-ブチルアゾ-1-シアノシクロヘキサン、1,
1'-アゾビス-1-カルボニトリルなどのアゾ化合物が挙
げられる。重合開始剤は、スチレン系単量体を重合させ
るために適当な量で使用することができるが、スチレン
系単量体100重量部に対し0.1〜10重量%が好ま
しい。
μmのものであるのが好ましい。耐油性樹脂層(B)の
厚みが10μm未満であると、耐油性樹脂層(B)中の
ポリフェニレンエーテル系樹脂(b1)の割合を高めて
も、成形品表面に付着したMCT等の油分が基材層
(A)まで浸透してしまい、成形品にクレイズやクラッ
クが生じてしまう。万一、成形品にキズ等が入った場合
は特に顕著である。一方、100μmを超えるとシート
の二次加工性が悪くなり、透明性も劣るため食品容器と
しての使用に適さなくなる。
みとの関係で、成形する容器の用途、要求される耐油
性、耐可塑剤性、コストに応じて適宜選択されるが、例
えば層厚みが200〜300μmであるときには、耐油
性樹脂層(B)は通常15〜90μm、特に好ましくは
20〜60μmであるのが良い。本発明の積層シート
は、ASTM D−1504に準拠して測定した配向緩
和応力が、シートの流れ方向及びこれと直角方向ともに
3〜8kg/cm2となるように延伸されてなり、強度
と成形性とを兼ね備えている。配向緩和応力が3kg/
cm2未満であると実用強度を有する成形品が得られ
ず、また8kg/cm2を超えると型決まりの悪い成形
品しか得られない。
右に90°とするように変更した他はASTM D−2
176に準拠して測定した耐折強度(縦横の平均値)
が、200回以上であることが必要である。耐折強度が
200回より少ないと、食品容器としての使用に適さな
い。本発明の積層シートは、24時間を超える耐油性を
有することが必要である。24時間を超える耐油性を有
するとは、後記する耐油性評価方法において、24時間
以内にシート表面にクレイズやクラックが発生しないこ
とを意味する。耐油性が24時間以内であると、本発明
のシートの用途の1つである食品用容器として好ましく
ない。
(A)に用いるスチレン系樹脂(a)及び耐油性樹脂層
(B)を構成するスチレン系樹脂(b2)は、好ましく
は一般用ポリスチレンとし、ASTM D−1003に
準拠して測定した積層シートの透明度は好ましくは70
%以上である。更に好ましくは、透明度が80%以上で
ある。透明度が70%未満であると、食品用容器として
使用する際、見栄えが悪くなる。
トの層構成としては、容器成形に供する際に容器の食品
収納側が耐油性樹脂層(B)となるようにすれば制限は
ないが、シートの製造、成形性とのバランス等を考える
と特に2層構造、3層構造のものが好ましい。具体的に
は、耐油性樹脂層(B)/基材層(A)の2層構造、ま
たは耐油性樹脂層(B)/基材層(A)/耐油性樹脂層
(B)の3層構造が挙げられる。このように使用するこ
とにより、2層構造のものは容器の内面とフランジ部と
で耐油性、耐可塑剤性を発揮し、また3層構造のものは
容器の内面とフランジ部での耐油性、耐可塑剤性に加
え、容器の外壁部や底部でも同様に良好な耐油性、耐可
塑剤性を発揮する。
なわれない範囲内で、接着剤層、100%または自由な
混合比率での回収樹脂層、その他の樹脂よりなる付加層
を加えても良い。本発明のスチレン系樹脂二軸延伸積層
シートは、基材層(A)用のスチレン系樹脂(a)、及
び耐油性樹脂層(B)用の樹脂組成物(b)をそれぞれ
準備し、従来より知られている積層二軸延伸シートの製
造方法に従って容易に製造することができる。
それぞれよりスチレン系樹脂(a)及び樹脂組成物
(b)を溶融押出しし、2層または3層構成の多層Tダ
イにより前記2層構造または3層構造の未延伸積層シー
トを得、次いで従来より公知の方法で二軸方向に延伸す
る方法、(ロ)2台の押出機を用い、それぞれよりスチ
レン系樹脂(a)及び樹脂組成物(b)を溶融押出し
し、2個または3個の単層Tダイにより基材層(A)用
の溶融状シート1枚と耐油性樹脂層(B)用の溶融状シ
ート1枚または2枚とを別々に得、これらが未だ溶融状
態にあるうちに圧着積層して前記2層構造または3層構
造の未延伸積層シートを得、次いで従来より公知の方法
により二軸方向に延伸する方法、(ハ)基材層(A)用
のスチレン系樹脂(a)よりなる二軸延伸シート、及び
耐油性樹脂層(B)用の樹脂組成物(b)よりなる二軸
延伸シートの2種の二軸延伸シートを別々に製造し、こ
れらの二軸延伸シートを接着剤を用いて接着する方法、
等が挙げられる。
的に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限りこ
れらの実施例の記載に限定されるものではない。なお、
以下の記載において、特に記載のない限り「部」は重量
基準を意味する。各実施例、比較例により得られた二軸
延伸シートについて、下記の方法で評価した。 (1)配向緩和応力 得られた二軸延伸シートの配向緩和応力をASTM D
−1504準拠して、シートの流れ方向及びこれと直角
方向に測定した。 (2)耐折強度 得られた二軸延伸シートの耐折強度を、折り曲げ角度を
左右90°に変更した他はASTM D−2176に準
拠してシートの流れ方向及びこれと直角方向に測定し、
平均値を求めた。 (3)耐油性 得られた二軸延伸シートより、圧空成形(関西自動成形
機PK―450型)により蓋状成形品(長さ226m
m、幅147mm、高さ12mm)を得た。この時、2
種2層シートの場合には耐油性樹脂層(B)が容器の内
側となるようにした。一方、市販のおにぎり型に油分
(花王(株)製、商品名ココナードMT、主成分:中鎖
脂肪酸トリグリセリド、の原液)を一様に塗布し、炊き
たてのご飯を詰めておにぎりを作成した後、これを汎用
のポリプロピレンより成形した容器(長さ223mm、
幅144mm、深さ30mm)に詰め、上記成形蓋を乗
せて輪ゴムで止めた(総重量360g)。これを複数個
作り、3段に積み重ね(最下段から1段目、2段目、3
段目とする)、最上段には重量のみ合わせたダミーを乗
せ、23℃の室内に放置し、所定時間ごとに各段の成形
蓋についてクレイズやクラックの発生の有無をチェック
した。評価の基準は次の通りとした。
かったが、48時間以内に発生 ◎ :48時間経過後もクレイズやクラック発生せず (4)耐可塑剤性 上記、(3)耐油性の評価に供したのと同様の成形蓋を
成形した。但し、2種2層シートの場合には耐油性樹脂
層(B)が容器の外側となるようにした。次に、(3)
耐油性の評価に使用したのと同じ汎用ポリプロピレン製
の容器に炊き立てのご飯を詰め、成形蓋を乗せた(総重
量360g)。次にこれをストレッチ自動包装機(フジ
パックシステム(株)製、A−12型)に掛け、市販の
ポリ塩化ビニル製ストレッチフィルム(三菱樹脂(株)
製、商品名ダイヤラップ)を使用してラップ包装した。
これを複数個作り、3段に積み重ね(最下段から1段
目、2段目、3段目とする)、最上段には重量のみ合わ
せたダミーを乗せ、23℃の室内に放置し、所定時間ご
とに各段の成形蓋のフランジ部や角部についてクレイズ
やクラックの発生の有無をチェックした。評価の基準は
次の通りとした。
−1003に準拠して測定し、次の評価基準で表した。
商品名「ダイヤレックスHH−102」(以下、GPP
Sという) ・ポリフェニレンエーテル系樹脂(b2):三菱ガス化
学(株)製、商品名「YPX−100L」、主成分;ポ
リ(2,6ージメチルー1,4ーフェニレン)エーテル
(以下、PPEという) ・透明な耐衝撃性スチレン系樹脂(b3):旭化成
(株)製、商品名「アサフレックス815」(ゴム成分
含有率約25%)(以下、SBBCという) ・スチレン単量体(以下、SMという) 尚、以下の実施例及び比較例中、シートの層構成比率の
調節・変更、或いはシート全体厚みの調節・変更は各押
出機の押出量とラインの速度をコントロールすることに
よって行なった。 実施例1 基材層(A)用のスチレン系樹脂(a)としてGPPS
を使用した。一方、PPE20部に対し、GPPS80
部を加え、同方向回転二軸押出機(東芝機械(株)製)を
用いて310℃の条件で溶融混合することにより、2成
分からなる中間樹脂組成物をペレット化して調整した。
この中間樹脂組成物100部に対してSBBCのペレッ
ト5部をドライブレンドしたものを耐油性樹脂層(B)
用の樹脂組成物(b)として使用した。
(株)製と池貝鉄工(株)製)を用い、これに2種2層
用フィードブロック及びコートハンガータイプのT―ダ
イ(いずれもプラ技研(株)製)を取り付け、一方の押
出機に前記スチレン系樹脂(a)を、他方の押出機に前
記樹脂組成物(b)を供給し、共押出しして厚み約1.
4mmの未延伸2層シートを得た。引き続き未延伸2層
シートをロール方式縦延伸機、次いでテンター横延伸機
にて、縦方向に約2.6倍、横方向に約2.5倍それぞれ
延伸することにより、基材層(A)の厚みが192μ
m、耐油性樹脂層(B)の厚みが18μmで、全厚み2
10μmの二軸延伸シートを得た。
施例1で得た二軸延伸シートの粉砕品30部を加えたも
のを基材層(A)に用い、耐油性樹脂層(B)用の樹脂
組成物(b)は実施例1と全く同じにして、実施例1と
同じ方法で共押出し、共延伸することにより、基材層
(A)の厚みが172μm、耐油性樹脂層(B)の厚み
が40μmで、全厚み212μmの二軸延伸シートを得
た。
を使用した。一方、PPE10部に対し、GPPS90
部を加え、同方向回転二軸押出機(東芝機械(株)製)を
用いて310℃の条件で溶融混合することにより、2成
分からなる中間樹脂組成物をペレット化して調整した。
この中間樹脂組成物100部に対してSBBCのペレッ
ト10部をドライブレンドしたものを耐油性樹脂層
(B)用の樹脂組成物(b)として使用した。以後は実
施例1と同じ方法で共押出し、共延伸することにより、
基材層(A)の厚みが172μm、耐油性樹脂層(B)
の厚みが39μmで、全厚み211μmの二軸延伸シー
トを得た。
延伸シートの粉砕品30部を加えたものを基材層(A)
に用い、実施例3と同じ中間樹脂組成物100部に対し
てSBBC30部加えたものを耐油性樹脂層(B)用の
樹脂組成物(b)として、実施例1と同じ方法で共押出
し、共延伸することにより、基材層(A)の厚みが17
1μm、耐油性樹脂層(B)の厚みが40μmで、全厚
み211μmの二軸延伸シートを得た。
は実施例1と全く同じ樹脂、同じ方法で共押出し、共延
伸することにより、基材層(A)の厚みが169μm、
両側の耐油性樹脂層(B)の厚みが20μmで、全厚み
209μmの二軸延伸シートを得た。
延伸シートの粉砕品30部を加えたものを基材層(A)
に用い、耐油性樹脂層(B)用の樹脂組成物(b)は実
施例5と全く同じにして、実施例5と同じ方法で共押出
し、共延伸することにより、基材層(A)の厚みが12
0μm、両側の耐油性樹脂層(B)の厚みが18μm
で、全厚み156μmの二軸延伸シートを得た。
に示す。 実施例7 実施例1と同じGPPS70部に、実施例5で得た二軸
延伸シートの粉砕品30部を加えたものを基材層(A)
に用い、実施例1と同じ中間樹脂組成物100部に対し
てSBBCを20部加えたものを耐油性樹脂層(B)用
の樹脂組成物(b)として、実施例5と同じ方法で共押
出し、共延伸することにより、基材層(A)の厚みが1
70μm、両側の耐油性樹脂層(B)の厚みが20μm
で、全厚み210μmの二軸延伸シートを得た。
軸延伸シートの粉砕品30部を加えたものを基材層
(A)に用い、実施例1と同じ中間樹脂組成物(b’)
100部に対してSBBCを40部加えたものを耐油性
樹脂層(B)用の樹脂組成物(b)として、実施例5と
同じ方法で共押出し、共延伸することにより、基材層
(A)の厚みが176μm、両側の耐油性樹脂層(B)
の厚みが16μmで、全厚み208μmの二軸延伸シー
トを得た。
延伸シートの粉砕品30部を加えたものを基材層(A)
に用い、実施例3と同じ中間樹脂組成物100部に対し
てSBBCを20部加えたものを耐油性樹脂層(B)用
の樹脂組成物(b)として、実施例5と同じ方法で共押
出し、共延伸することにより、基材層(A)の厚みが3
69μm、両側の耐油性樹脂層(B)の厚みが39μm
で、全厚み447μmの二軸延伸シートを得た。
を使用した。PPE40重量部に対してGPPS60部
を加え、同方向回転二軸押出機(東芝機械(株)製)を用
いて320℃の条件で溶融混合することにより、2成分
からなる中間樹脂組成物をペレット化して調整した。こ
の中間樹脂組成物100部に対してSBBCを10部加
えたものを耐油性樹脂層(B)用の樹脂組成物(b)と
した以外は実施例5と同じ樹脂、同じ方法で共押出し、
共延伸することにより、基材層(A)の厚みが180μ
m、両側の耐油性樹脂層(B)の厚みが15μmで、全
厚み210μmの二軸延伸シートを得た。
延伸シートの粉砕品30部を加えたものを基材層(A)
に用い、耐油性樹脂層(B)用の中間樹脂組成物に下記
の重合品を用いた。
溶解層にPPE5.0kg、SM15.0kgを入れ80℃に
昇温し、PPEをSMに十分溶解させるため60分間攪
拌を続けた。その後、熱脱イオン水20kg、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム1.0kg、ポリアクリレー
ト系懸濁剤の2%水溶液450g、硫酸ナトリウム10
0gを加えて120℃に昇温した。120℃に達した
後、ジクミルパーオキサイド30gを加え5時間かけて
150℃に昇温し、更に、1時間保ち反応を終了した。
得られたビードを乾燥した後、単軸押出機(プラ技研
(株)製)により260℃設定で1パス溶融混錬させてペ
レットを得た。
BCのペレット5部をドライブレンドしたものを耐油性
樹脂層(B)用の樹脂組成物(b)として使用した。実
施例5と同じ方法で共押出し、共延伸することにより、
基材層(A)の厚みが175μm、両側の耐油性樹脂層
(B)の厚みが18μmで、全厚み211μmの二軸延
伸シートを得た。
れに単層用フィードブロック及びコートハンガータイプ
のT―ダイ(いずれもプラ技研(株)製)を取り付け、
スチレン系樹脂(a)としてGPPSを使用した。以後
は実施例1と同じ方法で延伸することにより、全厚み2
10μmの単層二軸延伸シートを得た。
(B)用の樹脂組成物(b)とした以外は実施例1と同
じ樹脂、同じ方法で共押出し、共延伸することにより、
基材層(A)の厚みが192μm、耐油性樹脂層(B)
の厚みが18μmで、全厚み210μmの二軸延伸シー
トを得た。
Cを20部加えたものを耐油性樹脂層(B)用の樹脂組
成物(b)とした以外は実施例1と全く同じ樹脂、同じ
方法で共押出し、共延伸することにより、基材層(A)
の厚みが205μm、耐油性樹脂層(B)の厚みが5μ
mで、全厚み210μmの二軸延伸シートを得た。
を使用した。一方、PPE50部に対し、GPPS50
部を加え、同方向回転二軸押出機(東芝機械(株)製)を
用いて320℃の条件で溶融混合することにより、2成
分からなる中間樹脂組成物をペレット化して調整した。
この中間樹脂組成物をそのまま耐油性樹脂層(B)用の
樹脂組成物(b)として使用した。以後は実施例1と同
じ方法で共押出し、共延伸することにより、基材層
(A)の厚みが193μm、耐油性樹脂層(B)の厚み
が16μmで、全厚み209μmの二軸延伸シートを得
た。
た。耐油性樹脂層(B)用の樹脂組成物(b)としてG
PPS100部にSBBCのペレット20部をドライブ
レンドしたものを使用した。以後は実施例5と同じ方法
で共押出し、共延伸することにより、基材層(A)の厚
みが169μm、両側の耐油性樹脂層(B)の厚みが2
0μmで、全厚み209μmの二軸延伸シートを得た。
(B)用の樹脂組成物(b)とした以外は実施例5と同
じ樹脂、同じ方法で共押出し、共延伸することにより、
基材層(A)の厚みが180μm、両側の耐油性樹脂層
(B)の厚みが16μmで、全厚み212μmの二軸延
伸シートを得た。
延伸シートの粉砕品30部を加えたものを基材層(A)
に用い、実施例1と同じ中間樹脂組成物100部に対し
てSBBCを30部加えたものを耐油性樹脂層(B)用
の樹脂組成物(b)として、実施例5と同じ方法で共押
出し、共延伸することにより、基材層(A)の厚みが2
00μm、両側の耐油性樹脂層(B)の厚みが5μm
で、全厚み210μmの二軸延伸シートを得た。
Cを50部加えたものを耐油性樹脂層(B)用の樹脂組
成物(b)とした以外は実施例5と同じ樹脂、同じ方法
で共押出し、共延伸することにより、基材層(A)の厚
みが119μm、両側の耐油性樹脂層(B)の厚みが1
8μmで、全厚み155μmの二軸延伸シートを得た。
延伸シートの粉砕品30部を加えたものを基材層(A)
に用い、実施例11と同じ中間樹脂組成物をそのまま耐
油性樹脂層(B)用の樹脂組成物(b)とした以外は実
施例5と同じ方法で共押出し、共延伸することにより、
基材層(A)の厚みが171μm、両側の耐油性樹脂層
(B)の厚みが20μmで、全厚み211μmの二軸延
伸シートを得た。
一方、耐衝撃性ポリスチレンの替わりに汎用ポリスチレ
ンを用いてもポリフェニレンエーテル系樹脂と任意の組
成で混ざり合って完全相溶系を形成することが知られて
いるが、実際にはポリフェニレンエーテル系樹脂の高い
軟化点と低い流動性のため、特別な場合を除き、完全溶
解させることは困難である。混練、押出条件によっては
混合樹脂組成物中に未溶融のポリフェニレンエーテル系
樹脂、或いはゲル化したポリフェニレンエーテル系樹脂
に由来する”ブツ”や”焼けポリ”が見受けられること
がある。これらの異物は、例えば着色した射出成形品の
場合には、中に潜り込んで目立たなくなるだろうが、食
品容器成形用の二軸延伸シートの場合には、該シートが
透明性故に目立ち易く、また食品容器用という観点から
も極力排除しなければならない。
ートは、耐油性樹脂層を特定の配合割合で混合したポリ
フェニレンエーテル系樹脂、スチレン系樹脂及び透明な
耐衝撃性スチレン系樹脂の組成物で構成し、積層シート
が特定の物性値を兼ね備えることにより、耐油性、耐可
塑剤性、耐折性に優れ、且つ透明性、剛性、成形性を併
せ持つ上、シート自身のリサイクルが可能で、成形品に
おいても充分な強度がある。そのため、安価にして性質
の優れた食品包装用シートに広く用いることができる。
特に食品油が使用される食品の包装に最適である。
Claims (3)
- 【請求項1】スチレン系樹脂(a)を基材層(A)と
し、この基材層(A)の少なくとも一方の面に耐油性樹
脂層(B)が形成されてなるスチレン系樹脂積層二軸延
伸シートにおいて、基材層(A)はその厚みが80〜5
00μmであり、耐油性樹脂層(B)は、ポリフェニレ
ンエーテル系樹脂(b1)10〜40重量%及びスチレ
ン系樹脂(b2)90〜60重量%からなる樹脂組成物
100重量部に対して、透明な耐衝撃性スチレン系樹脂
(b3)が5〜40重量部配合された樹脂組成物から構
成され、その厚みが10〜100μmであり、積層シー
トの配向緩和応力が、流れ方向及びこれと直角方向とも
に3〜8kg/cm2となるように二軸延伸されており、耐折
強度が200回以上であり、かつ24時間を超える耐油
性を有することを特徴とする耐油性スチレン系樹脂積層
二軸延伸シート。 - 【請求項2】スチレン系樹脂(a)及び(b2)がスチ
レンの単独重合体であり、積層シートの透明度が70%
以上であることを特徴とする請求項1に記載のスチレン
系樹脂積層二軸延伸シート。 - 【請求項3】透明な耐衝撃性スチレン系樹脂(b3)が
スチレン系単量体と共役ジエン単量体からなるブロック
共重合体であることを特徴とする請求項1または2のい
ずれか1項に記載のスチレン系樹脂積層二軸延伸シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31542095A JP3909881B2 (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | スチレン系樹脂積層二軸延伸シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31542095A JP3909881B2 (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | スチレン系樹脂積層二軸延伸シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09156048A true JPH09156048A (ja) | 1997-06-17 |
| JP3909881B2 JP3909881B2 (ja) | 2007-04-25 |
Family
ID=18065173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31542095A Expired - Lifetime JP3909881B2 (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | スチレン系樹脂積層二軸延伸シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3909881B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999004973A1 (en) * | 1997-07-23 | 1999-02-04 | Nyman Mfg. Co. | Multilayer, microwaveable container |
| US6436529B1 (en) * | 1997-01-21 | 2002-08-20 | 3M Innovative Properties Company | Elatomeric laminates and composites |
| JP2011043619A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Nippon Shokubai Co Ltd | 画像表示装置用前面板とその製造方法 |
| JP2012255046A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 真空成形またはブロー成形による成形体 |
-
1995
- 1995-12-04 JP JP31542095A patent/JP3909881B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6436529B1 (en) * | 1997-01-21 | 2002-08-20 | 3M Innovative Properties Company | Elatomeric laminates and composites |
| WO1999004973A1 (en) * | 1997-07-23 | 1999-02-04 | Nyman Mfg. Co. | Multilayer, microwaveable container |
| JP2011043619A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Nippon Shokubai Co Ltd | 画像表示装置用前面板とその製造方法 |
| JP2012255046A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 真空成形またはブロー成形による成形体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3909881B2 (ja) | 2007-04-25 |
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