JPH0915785A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0915785A
JPH0915785A JP18464595A JP18464595A JPH0915785A JP H0915785 A JPH0915785 A JP H0915785A JP 18464595 A JP18464595 A JP 18464595A JP 18464595 A JP18464595 A JP 18464595A JP H0915785 A JPH0915785 A JP H0915785A
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silver halide
sensitivity
halide emulsion
light
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JP18464595A
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Inventor
Yorihiro Yamatani
自広 山谷
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、最大濃度(Dmax)に近い濃度と
かぶり(Fog)に近い濃度で表される文字情報の像の
エッジ部の切れが良いハロゲン化銀写真感光材料を提供
することを目的とする。 【構成】支持体上の一方の側に、感度の異なる少なくと
も2層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化
銀写真感光材料において、感度の低い方の感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層に、現像時に酸化されることにより現像抑
制剤を放出する特定の化合物を含有するハロゲン化銀写
真感光材料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀写真感光材
料に関し、詳しくは、キャラクター文字の抜けに優れた
ハロゲン化銀写真感光材料に関するものである。
【0002】
【発明の背景】CTスキャン等から得られるCT画像
を、半導体レーザ光を用いてハロゲン化銀写真感光材料
に露光し、現像によって可視化して、診断が行われてい
る。この際、キャラクター文字の抜けが見られると実用
上、診断に支障をきたす。このキャラクター文字の抜け
は、省銀感光材料を用いて高濃度の画像を得ようとする
場合には頻繁に発生し、従来のこの種のハロゲン化銀写
真感光材料を用いた場合は、最大濃度(Dmax)に近
い濃度とかぶり(Fog)に近い濃度で表される文字情
報の像のエッジの切れが悪く、キャラクター文字の抜け
という問題点があった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、最大濃度(Dmax)に近い
濃度とかぶり(Fog)に近い濃度で表される文字情報
の像のエッジ部の切れが良いハロゲン化銀写真感光材料
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、 1.支持体上の一方の側に、感度の異なる少なくとも2
層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写
真感光材料において、感度の低い方の感光性ハロゲン化
銀乳剤層に、一般式(R−1)、(R−2)又は(R−
3)で表わされる化合物を含有することを特徴とするハ
ロゲン化銀写真感光材料、
【0005】
【化2】 [各式中、R21は脂肪族基又は芳香族基、G21は−
CO−、−COCO−、−CS−S−、−C(=N−G
22−R22)−、−SO−又は−P(=O)(−G
22−R22)−、G22は単なる結合手、−O−、−
S−又は−N(R22)−、R22は水素原子、又はR
21、A21、A22は水素原子、各々置換、未置換の
アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基もしくは
アシル基、A 23はA21又は−CH−CH
(A24)−(Time)−PUG、A24はニトロ
基、シアノ基、カルボキシル基、スルホ基もしくは−G
21−G22−R21、Timeは二価のタイミング
基、PUGは放出されて現像抑制剤となる基、tは0又
は1を表わす。(但し、一般式(R−1)において、A
21及びA22の少なくとも一方は水素原子であ
る。)] 2.感度が低い感光性ハロゲン化銀乳剤層が、該感度の
低い感光性ハロゲン化銀乳剤層より感度の高い感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層より支持体から遠い側に位置すること
を特徴とする前記1記載のハロゲン化銀写真感光材料、 3.感度が低い感光性ハロゲン化銀乳剤層が、感度の高
い方の感光性ハロゲン化銀乳剤の肩部以上の濃度を形成
するような露光量より高い露光量で感光するような感度
を有することを特徴とする前記1又は2記載のハロゲン
化銀写真感光材料、 の各々により達成される。
【0006】
【発明の作用】本発明は、現像時に酸化されることによ
り現像抑制剤を放出する化合物のうち、一般式(R−
1)、(R−2)又は(R−3)で表わされる化合物
(以下、レドックス化合物という)を、Dmaxを形成
する乳剤層に添加することにより本発明の目的を達成で
きた。特に、感度の高い方の感光性ハロゲン化銀乳剤の
肩部以上の濃度を形成するような露光量より高い露光量
で感光するような感度の低い感光性ハロゲン化銀乳剤層
にレドックス化合物を含有せしめることによって、本発
明の目的を達成できた。
【0007】
【発明の具体的構成】以下、本発明の具体的構成につい
て説明する。 (感度差の説明)本発明において、乳剤層を2層にする
とは、上下層の銀/Gel比率が異なっているもの、上
下層に含有されるハロゲン化銀乳剤の組成や粒径、ヨウ
素含有率が異なっていること等の手段により、上下層の
乳剤層感度が異なっているものである。感度差を与える
手段については次の通りである。即ち、感度の高い方の
乳剤層の感度と低い方の乳剤層の感度の差は0.7〜
1.7が好ましい。感度差を設ける手段としては、銀付
量を変える、ハロゲン化銀組成を変える、片方の層に減
感剤を含有させる等、一般的に知られる如何なる手段を
用いることができる。銀量で差をつける場合は、下層が
上層の4〜14倍量がよく、付き量としては下層が1.
2〜2.8g/mであることが好ましい。また、粒径
で感度差をつける場合は、下層が上層の1.5〜4倍で
あることが好ましく、好ましい粒径は下層が0.15〜
0.60μmである。この場合、上層に本発明のレドッ
クス化合物を含有しせめる。
【0008】本発明において感度の差をつける手段は、
例えば次の、又は両者の組み合わせ等によればよ
い。 銀量による手段:下層が上層の4〜14倍の銀量であ
ることであり、好ましい銀量は下層が1.2〜2.8g
/mである。 平均粒径による手段:下層が上層の1.5〜4倍の粒
径であり、好ましい値は下層が0.15〜0.30μm
である。但し、このときの各層の銀量は同等で下層が上
層の0.9〜1.1倍の銀量でよく、量的には下層が
0.8〜1.4g/mでよい。
【0009】本発明において、複数のEm層の感度が異
なるとは、感度の最も高いEm層の感度Sと、最も低
い層Sが下記の関係を満たす場合を言う。 S−S=0.7〜1.7 但し、ここでS、Sとは、各々の層において、最大
濃度からFogを引いた値の半分の濃度を得るために必
要な露光量の逆数の対数値である。 [S=LogE:E=(Dmax−Dmin)/2] また、最も感度の高いEm層が濃度2.5を得るのに必
要な露光量において、最も低いEm層の濃度がFog+
0.20以下であることが好ましい。
【0010】Em層により異なった感度をもたせる手段
としては、各々のEm層で、一定面積当たりの塗布銀量
を変える、用いる乳剤粒子を変える、用いる乳剤の化学
増感条件(増感剤、増感色素等)を変える、又は感度を
低くするEm層に有機及び/又は無機減感剤を添加す
る、等、一般的に当業界で考えられるあらゆる手段を用
いることができるが、高感度を維持したまま、迅速処理
適性をもたせる観点から、塗布銀量及び/又は粒径を変
化させる手段が好ましい。
【0011】塗布銀量を変化させる場合、最も感度の低
い層の塗布銀量に対して、最も感度の高い層の塗布銀量
が4〜14倍であることが好ましい。この場合、各々の
Em層に用いられるEm粒子の粒径は同じでも異なって
いてもよい。また、粒径を変化させる場合は、最も感度
の低いEm層の平均粒径に対して高い層のEmの平均粒
径が1.5〜4倍であることが好ましい。この場合、各
々の層の塗布銀量は同じでも異なっていてもよい。本発
明において、「肩部以上」とは、銀画像を形成したとき
その濃度が2.0以上にあることをいう。
【0012】(レドックス化合物)本発明のレドックス
化合物について説明する。レドックス化合物のレドック
ス基としては、ハイドロキノン類、カテコール類、ナフ
トハイドロキノン類、アミノフェノール類、ピラゾリド
ン類、ヒドラジン類、ヒドロキシルアミン類、レダクト
ン類であることが好ましく、ヒドラジン類であることが
さらに好ましい。
【0013】本発明のレドックス化合物として用いられ
るヒドラジン類は好ましくは以下の一般式(R−1)、
一般式(R−2)、一般式(R−3)で表わされる。そ
の中で一般式(R−1)で表わされる化合物が特に好ま
しい。
【0014】
【化3】 これらの式中、R21は脂肪族基または芳香族基を表わ
す。G21は−CO−基、−COCO−基、−CS−S
−基、−C(=NG2222)−基、−SO−基、−
SO−基または−P(O)(G2222)−基を表
わす。G22は単なる結合手、−O−、−S−または−
N(R22)−を表わし、R22は水素原子またはR
21を表わす。A21、A22は水素原子、アルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基またはアシル基を表
わし、これらの基は置換されていても良い。一般式(R
−1)ではA21、A22の少なくとも一方は水素原子
である。A23はA21と同義または−CH−CH
(A24)−(Time)−PUGを表わす。A24
はニトロ基、シアノ基、カルボキシル基、スルホ基また
は−G21−G22−R21を表わす。Timeは二価
の連結基を表わし、tは0または1を表わす。PUGは
放出されて現像抑制剤となる基を表わす。一般式(R−
1)、(R−2)、(R−3)において、R21で表わ
される脂肪族基は好ましくは炭素数1〜30のものであ
って、特に炭素数1〜20の直鎖、分岐または環状のア
ルキル基である。このアルキル基は置換基を有していて
も良い。
【0015】一般式(R−1)、(R−2)、(R−
3)において、R21で表わされる芳香族基は、好まし
くは単環または2環のアリール基または不飽和ヘテロ環
基である。ここで不飽和ヘテロ環基はアリール基と縮合
してヘテロアリール基を形成してもよい。例えばベンゼ
ン環、ナフタレン環、ピリジン環、キノリン環、イソキ
ノリン環等があるなかでもベンゼン環を含むものが好ま
しい。R21として特に好ましいものはアリール基であ
る。R21のアリール基または不飽和ヘテロ環基は置換
されていてもよく、代表的な置換基としては、アルキル
基、アラルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アル
コキシ基、アリール基、置換アミノ基、ウレイド基、ウ
レタン基、アリールオキシ基、アスファモイル基、カル
バモイル基、アルキルチオ基、アリールチオ基、スルホ
ニル基、スルフィニル基、ヒドロキシ基、ハロゲン原
子、シアノ基、スルホ基、アリールオキシカルボニル
基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アシルオキシ
基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルボキシ
ル基、リン酸アミド基などが挙げられ、好ましい置換基
としては直鎖、分岐または環状のアルキル基(好ましく
は炭素数1〜20のもの)、アラルキル基(好ましくは
炭素数7〜30のもの)、アルコキシ基(好ましくは炭
素数1〜30のもの)、置換アミノ基(好ましくは炭素
数1〜30のアルキル基で置換されたアミノ基)、アシ
ルアミノ基(好ましくは炭素数2〜40を持つもの)、
スルホンアミド基(好ましくは炭素数1〜40を持つも
の)、ウレイド基(好ましくは炭素数1〜40を持つも
の)、リン酸アミド基(好ましくは炭素数1〜40を持
つもの)などである。
【0016】一般式(R−1)、(R−2)、(R−
3)のG21としては−CO−基、−SO−基が好ま
しく−CO−基が最も好ましい。A21、A22として
は水素原子が好ましく、A23としては水素原子、−C
−CH(A )−(Time)−PUGが好ま
しい。一般式(R−1)、(R−2)、(R−3)にお
いてTimeは二価の連結基を表わし、タイミング調節
機能を有している。Timeで表わされる二価の連結基
は酸化還元母核の酸化体から放出されるTime−PU
Gから一段階あるいは、それ以上の段階の反応を経てP
UGを放出せしめる基を表わす。
【0017】Timeで表わされる二価の連結基として
は、例えば米国特許第4,248,962号等に記載の
p−ニトロフェノキシ誘導体の分子内閉環反応によって
PUGを放出するもの;米国特許第4,310,612
号及び同4,358,525号等に記載の環開裂後の分
子内閉環反応によってPUGを放出するもの;米国特許
第4,330,617号等に記載のコハク酸モノエステ
ルまたはその類縁体のカルボキシル基の分子内閉環反応
による酸無水物の生成を伴って、PUGを放出するも
の;米国特許第4,409,323号等に記載のアリー
ルオキシ基またはヘテロ環オキシ基が共役した二重結合
を介した電子移動によりキノモノメタン、またはその類
縁体を生成してPUGを放出するもの;米国特許第4,
420,554号(特開昭57−136640号)等に
記載の含窒素ヘテロ環のエナミン構造を有する部分の電
子移動によりエナミンのγ位よりPUGを放出するも
の;特開昭57−56837号に記載の含窒素ヘテロ環
の窒素原子と共役したカルボニル基への電子移動により
生成したオキシ基の分子内閉環反応によりPUGを放出
するもの;米国特許第4,146,396号(特開昭5
2−90932号)等に記載のアルデヒド類の生成を伴
ってPUGを放出するもの;特開昭51−146828
号等に記載のカルボキシル基の脱炭酸を伴ってPUGを
放出するもの;−O−COOCR−PUG
(R,Rは一価の基を表わす。)の構造を有し、脱
炭酸と引き続くアルデヒド類の生成を伴ってPUGを放
出するもの;特開昭60−7429号に記載のイソシア
ナートの生成を伴ってPUGを放出するもの;米国特許
第4,438,193号等に記載のカラー現像薬の酸化
体とのカップリング反応によりPUGを放出するものな
どを挙げることができる。
【0018】これら、Timeで表わされる二価の連結
基の具体例については特開昭61−236549号等に
も詳細に記載されている。PUGは−(Time)
PUGまたはPUGとして放出されて現像抑制剤となる
基を表わす。この現像抑制剤はヘテロ原子を有し、ヘテ
ロ原子を介して結合している公知の現像抑制剤であり、
これらは例えばシー・イー・ケー・ミース(C.E.
K.Mess)及びテー・エッチ・ジェームズ(T.
H.James)著「ザ・セオリー・オブ・ザ・フォト
グラフィック・プロセス(The Theory of
Photographic Processes)」
第3版、1966マクミラン(Macmillan)社
刊、344頁〜346頁等に記載されている。この現像
抑制剤は置換基を有していてもよい。置換基の例として
は例えばRの置換基として列挙したものが挙げられ、
これらの置換基はさらに置換されていてもよい。好まし
い置換基としてはニトロ基、スルホ基、カルボキシル
基、スルファモイル基、ホスホノ基、ホスフィニコ基、
スルホンアミド基である。
【0019】また一般式(R−1)、(R−2)、(R
−3)において、Rまたは−(Time)−PUG
は、その中にカプラー等の不動性写真用添加剤において
常用されているバラスト基や一般式(R−1)、(R−
2)、(R−3)で表わされる化合物がハロゲン化銀に
吸着することを促進する基が組み込まれていてもよい。
【0020】バラスト基は一般式(R−1)、(R−
2)、(R−3)で表わされる化合物が実質的に他層ま
たは処理液中へ拡散できないようにするのに十分な分子
量を与える有機基であり、アルキル基、アリール基、ヘ
テロ環基、エーテル基、チオエーテル基、アミド基、ウ
レイド基、ウレタン基、スルホンアミド基等の一つ以上
の組合せからなるものである。バラスト基として好まし
くは置換ベンゼン環を有するバラスト基であり、特に分
岐状アルキル基で置換されたベンゼン環を有するバラス
ト基が好ましい。
【0021】ハロゲン化銀への吸着促進基としては、具
体的には4−チアゾリン−2−チオン、4−イミダゾリ
ン−2−チオン、2−チオヒダントイン、ローダニン、
チオバルビツール酸、テトラゾリン−5−チオン、1,
2,4−トリアゾリン−3−チオン、1,3,4−オキ
サゾリン−2−チオン、ベンズイミダゾリン−2−チオ
ン、ベンズオキサゾリン−2−チオン、ベンゾチアゾリ
ン−2−チオン、チオトリアジン、1,3−イミダゾリ
ン−2−チオンのような環状チオアミド基、鎖状チオア
ミド基、脂肪族メルカプト基、芳香族メルカプト基、ヘ
テロ環メルカプト基(−SH基が結合した炭素原子の隣
が窒素原子の場合はこれと互変異性体の関係にある環状
チオアミド基と同義であり、この基の具体例は上に列挙
したものと同じである。)、ジスルフィド結合を有する
基、ベンゾトリアゾール、トリアゾール、テトラゾー
ル、インダゾール、ベンズイミダゾール、イミダゾー
ル、ベンゾチアゾール、チアゾール、チアゾリン、ベン
ゾオキサゾール、オキサゾール、オキサゾリン、チアジ
アゾール、オキサチアゾール、トリアジン、アザインデ
ンのような窒素、酸素、硫黄及び炭素の組合せからなる
5員ないし6員の含窒素ヘテロ環基、及びベンズイミダ
ゾリニウムのような複素環四級塩などが挙げられる。
【0022】これらはさらに適当な置換基で置換されて
いてもよい。置換基としては、例えばR21の置換基と
して述べたものが挙げられる。以下に本発明に用いられ
る化合物の具体例を列記するが本発明はこれに限定され
るものではない。
【0023】
【化4】
【0024】
【化5】
【0025】
【化6】
【0026】
【化7】
【0027】
【化8】
【0028】
【化9】
【0029】
【化10】
【0030】
【化11】
【0031】
【化12】
【0032】
【化13】
【0033】本発明のレドックス化合物としては上記の
ものの他に現像時に酸化されて現像抑制剤を放出する化
合物であるならば任意に使用できる。本発明のレドック
ス化合物の合成法は例えば特開昭61−213847
号、米国特許第4,684,604号等に記載されてい
る。
【0034】本発明のレドックス化合物は、ハロゲン化
銀1モルあたり1×10−6〜5×10−2モル、より
好ましくは1×10−5〜1×10−2モルの範囲内で
用いられる。本発明のレドックス化合物は、適当な水混
和性有機溶媒、例えば、アルコール類(メタノール、エ
タノール、プロパノール、フッ素化アルコール)、ケト
ン類(アセトン、メチルエチルケトン)、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシド、メチルセロソルブ等
に溶解して用いることができる。また、既に良く知られ
ている乳化分散法によって、ジブチルフタレート、トリ
クレジルフォスフェニート、グリセリルトリアセテート
あるいはジニチルフタレート等のオイル、酢酸エチルや
シクロヘキサノン等の補助溶媒を用いて溶解し、機械的
に乳化分散物を作成して用いることもできる。あるいは
固体分散法として知られている方法によって、レドック
ス化合物の粉末を水の中にボールミル、コロイドミルあ
るいは超音波によって分散して用いることができる。
【0035】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤のハ
ロゲン組成は特に制限はないが沃化銀含有率が5モル%
以下であり沃臭化銀、沃塩臭化銀のいずれかが、好まし
い。沃化銀含有率は3モル%以下、より好ましくは0.
5モル%以下である。本発明に用いられる単分散ハロゲ
ン化銀乳剤の調製方法は、ハロゲン化銀写真感光材料の
分野で公知の種々の手法が用いられる。例えば、ピ・グ
ラフキデ(P.Glafkides)著「シミー・エ・
フィジク・フォトグラフィック(Chimieet P
hysique Photographique)」
(ポール・モンテル(Paul Montel)社刊1
967年)、ジー・エフ・デュフィン(G.F.Duf
fin)著「フォトグラフィック・エマルジョン・ケミ
ストリー(Photographic Emulsio
n Chemistry)(ザ・フォーカル・プレス
(The Focal Press)刊1966年)、
ブイ・エル・ツェリクマン(V.L.Zelikman
et al)著「メーキング・アンド・コーティング
・フォトグラフィック・エマルジョン(Makinga
nd Coating Photographic E
mulsion)」(ザ・フォーカル・プレス(The
Focal Press)刊1964年)等に記載さ
れている方法を用いて調製することができる。
【0036】本発明におけるハロゲン化銀乳剤は単分散
乳剤が、好ましく変動計数が20%以下、特に好ましく
は15%以下である。ここで変動計数(%)は粒径の標
準偏差を粒径の平均値で除して100倍した値である。
単分散ハロゲン化銀乳剤中に粒子の平均粒子サイズは
0.5μm以下であり、特に好ましくは0.1〜0.4
μmである。
【0037】水溶性銀塩(硝酸銀水溶液)と水溶性ハロ
ゲン塩を反応させる形式としては、片側混合法、同時混
合法、それらの組合せのいずれを用いてもよい。同時混
合法の一つの形式として、ハロゲン化銀の生成される液
相中のpAgを一定に保つ方法、即ち、コントロールダ
ブルジェット法を用いることもできる。またアンモニ
ア、チオエーテル、四置換チオ尿素等の所謂ハロゲン化
銀溶剤を使用して粒子形成させることが好ましい。より
好ましくは四置換チオ尿素化合物であり、特開昭53−
82408号、同55−77737号に記載されてい
る。好ましいチオ尿素化合物は、テトラメチニチオ尿
素、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジンチオンであ
る。コントロールダブルジェット法及びハロゲン化銀溶
剤を使用した粒子形成方法では、結晶形が規則的で粒子
サイズ分布の狭いハロゲン化銀乳剤を作ることが容易で
あり、本発明に用いられる乳剤を作るのに有効な手段で
ある。単分散乳剤は立方体、八面体、十四面体のような
規則的な結晶形を有するのが好ましく、特に立方体が好
ましい。ハロゲン化銀粒子は内部と表層が均一な相から
なっていても、異なる相からなっていてもよい。
【0038】本発明の単分散乳剤は、化学増感する方が
好ましく硫黄増感、還元増感、金増感等の知られている
方法を用いることができ、単独又は組み合わせで用いら
れる。好ましい化学増感方法は金硫黄増感である。硫黄
増感剤としては、ゼラチン中に含まれる硫黄化合物の
他、種々の硫黄化合物、例えば、チオ硫酸塩、チオ尿素
類、チアゾール類、ローダニン類等を用いることができ
る。好ましい硫黄化合物は、チオ硫酸塩、チオ尿素化合
物であり、化学増感時のpAgとしては好ましくは8.
3以下、より好ましくは7.3〜8.0の範囲である。
更にMoisar,Klein Gelatine.P
roc.Syme.2nd,301〜309(197
0)らによって報告されているようなポリビニルピロリ
ドンとチオ硫酸塩を併用する方法も良好な結果を与え
る。貴金属増感法の内、金増感法はその代表的なもので
金化合物、主として金錯塩を用いる。金以外の貴金属、
例えば、白金、パラジウム、イリジウム等の錯塩を含有
しても差し支えない。
【0039】写真乳剤の結合剤又は保護コロイドとして
は、ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ以外の親
水性コロイドも用いることができる。例えばゼラチン誘
導体、ゼラチンと他の高分子とのグラフトポリマー、ア
ルブミン、カゼイン等の蛋白質ヒドロキシエチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、セルロース硫酸エ
ステル類等の如きセルロース誘導体、アルギン酸ソー
ダ、澱粉誘導体等の糖誘導体、ポリビニルアルコール、
ポリビニルアルコール部分アセタール、ポリ−N−ビニ
ルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポ
リアクリルアミド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニ
ルピラゾール等の単一或いは共重合体の如き多種の合成
親水性高分子物質を用いることができる。ゼラチンとし
ては石灰処理ゼラチンの他、酸処理ゼラチンを用いても
よく、ゼラチン加水分解物、ゼラチン酵素分解物も用い
ることができる。
【0040】写真乳剤の結合剤または保護コロイドとし
ては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ以外の
親水性コロイドも用いることができる。例えばゼラチン
誘導体、ゼラチンと他の高分子とのグラフトポリマー、
アルブミン、カゼイン等の蛋白質ヒドロキシエチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、セルロース硫酸
エステル類等のセルロース誘導体、アルギン酸ソーダ、
澱粉誘導体等の糖誘導体、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルアルコール部分アセタール、ポリ−N−ビニルピ
ロリドン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリア
クリルアミド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルピ
ラゾール等の単一或いは共重合体の如き多種の合成親水
性高分子物質を用いることができる。
【0041】(脱塩)本発明の実施に際して用いられる
ハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の成長の終了後
に、適当な方法によって可溶性塩類を除去して化学増感
に適するpAgイオン濃度にすることができる。凝集法
やヌードル水洗法など、リサーチ・ディスクロージャー
17643号(Research Disclosur
e 17643号、1978年12月)記載の方法を用
いてよく、好ましい水洗法としては例えば、特公昭35
−16086号記載のスルホ酸を含む芳香族炭化水素系
アルデヒド樹脂を用いる方法、又は特開昭63−158
644号記載の高分子凝集剤である例示G−3、G−8
などを用いる脱塩法を挙げることができる。
【0042】(化学熟成)本発明における化学熟成時と
は、化学増感剤を添加した時点から、その後化学熟成を
停止するための操作を施した時点までの間を示す。なお
化学熟成を終了させる方法としては、温度を下げる方
法、pHを下げる方法、化学熟成停止剤を用いる方法な
どが知られており、いずれの方法でも良い。また、化学
熟成剤の添加は時間間隔をとって数回に分けて行っても
よいが、本発明における化学熟成時とは、最初の化学増
感剤を添加した時点から始まる。化学熟成の温度は30
〜80℃の範囲が望ましく、更に好ましくは40〜65
℃の範囲である。
【0043】(写真用添加剤)本発明のハロゲン化銀写
真乳剤による写真感光材料は、乳剤の物理熟成又は化学
熟成前後の工程で、各種の写真用添加剤を用いることが
できる。このような工程で使用できる化合物としては例
えば、前記のリサーチ・ディスクロージャー(RD)1
7643号、(RD)18716号(1979年11
月)及び(RD)308119号(1989年12月)
に記載されている各種の化合物が挙げられる。これら3
つの(RD)に記載されている化合物の種類と記載箇所
を下記に掲載した。尚、本発明の感光色素は、本発明の
効果を損なわない範囲で以下の増・減感色素と併用して
もよい。
【0044】 添加剤 RD−17643 RD−18716 RD−308119 頁 分類 頁 分類 頁 分類 化学増感剤 23 III 648右上 996 III 増感色素 23 IV 648〜649 996〜8 IV 減感色素 23 IV 998 B 染料 25〜26 VIII 649〜650 1003 VIII 現像促進剤 29 XXI 648右上 カブリ抑制剤・ 安定剤 24 IV 649右上 1006〜7 VI 増白剤 24 V 998 III 硬膜剤 26 X 651左 1004〜5 X 界面活性剤 26〜27 XI 650右 1005〜6 XI 可塑剤 27 XXI 650右 1006 XXI スベリ剤 27 XXI マット剤 28 XVI 650右 1008〜9 XVI バインダー 26 XXII 1003〜4 IX 支持体 28 XVII 1009 XVII
【0045】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
られる支持体としては、上記のRDに記載されているも
のが挙げられるが、適当な支持体としてはプラスチック
フィルムなどで、支持体表面は塗布層の接着性をよくす
るために下引き層を設けたり、コロナ放電や紫外線照射
などが施されてもよい。
【0046】(処理)本発明の感光材料の処理は例え
ば、前記のRD−17643のXX〜XXI、29〜3
0頁或いは同308119のXX〜XXI、1011〜
1012頁に記載されているような処理液による処理が
なされてよい。白黒写真処理での現像剤としては、ジヒ
ドロキシベンゼン類(例えばハイドロキノン)、3−ピ
ラゾリドン類(例えば1−フェニル−3−ピラゾリド
ン)、アミノフェノール類(例えばN−メチル−アミノ
フェノール)などを単独もしくは組み合わせて用いるこ
とができる。なお、現像液には公知の各種添加剤、例え
ば保恒剤、アルカリ剤、pH緩衝剤、カブリ防止剤、硬
膜剤、現像促進剤、界面活性剤、消泡剤、色調剤、硬水
軟化剤、溶解助剤、粘性付与剤などを必要に応じて用い
てもよい。定着液にはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩など
の定着剤が用いられ、さらに硬膜剤として水溶性のアル
ミニウム塩例えば硫酸アルミニウム或いはカリ明ばんな
どを含んでいてもよい。そのほか保恒剤、pH調製剤、
硬水軟化剤などを含有していてもよい。
【0047】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。な
お、当然のことながら、本発明は以下述べる実施例によ
り限定されるものではない。 実施例1 平均粒径0.1μmの沃臭化銀(沃化銀含有率2mol
%)の種乳剤を用いて、アンモニア性硝酸銀水溶液と臭
化カリウム水溶液をダブルジェット法で添加し、平均粒
径0.26μmの沃臭化銀(平均沃化銀含有率0.1m
ol%)の立方晶単分散乳剤を成長させた。粒径の変動
係数は17%であった。
【0048】上記乳剤を化学熟成前に溶解し、温度が一
定になったところで下記増感色素(1)、(2)、
(3)をそれぞれハロゲン化銀1mol当たり70m
g、90mg、80mgになるよう添加してからチオシ
アン酸アンモニウム、塩化金酸、下記(4)のセレン増
感剤及びチオ硫酸ナトリウムを加えて化学増感を施した
後、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−
テトラザインデンを加えた。
【0049】
【化14】
【0050】上記のごとく得られた乳剤は、塗布液とす
るために以下の添加剤をハロゲン化銀1モル当たり添加
した。 ニトロフェニル−トリフェニルホスホニウムクロライド 30mg 1,3−ジヒドロキシベンゼン−4−スルホン酸アンモニウム 1g 2−メルカプトベンツイミダゾール−5−スルホン酸ナトリウム 10mg 2−メルカプトベンゾチアゾール 10mg トリメチロールプロパン 9g 1,1−ジメチロール−1−ブロム−1−ニトロメタン 10mg COCHCH(OH)CHN(CHCOOH) 1g
【0051】また下記の組成により保護層塗布液を調整
した。添加量は塗布液1リットル当たりの量で示す。
【0052】 石灰処理イナートゼラチン 68g 酸処理ゼラチン 2g スルホ琥珀酸(i−アミル・デシル)エステル−ナトリウム塩 1g ポリメチルメタクリレート4μm粒径 0.5g 二酸化硅素粒子(面積平均粒径1.2μmのマット剤) 0.5g ルドックスAM(デュポン社製コロイドシリカ) 30g 2,4−ジクロロ−6−ヒロドキシ−1,3,5−トリアジン・ナトリウム塩 の2%水溶液) 10ml 35%ホルマリン(硬膜剤) 2ml グリオギザール40%水溶液(硬膜剤) 1.5ml
【0053】なお、支持体は、グリシジルメタクリレー
ト50wt%、メチルアクリレート10wt%、ブチル
メタクリレート40wt%の3種のモノマーからなる共
重合体の濃度が10wt%になるように希釈して得た共
重合体水性分散液を下引きとして塗布した厚さ175n
mのポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた。
【0054】さらに、支持体には裏引き層として、ゼラ
チン400g、平均粒径6μmのポリメチルメタクリレ
ート2g、硝酸カリウム24g、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム6g、下記ハレーション防止染料20
gよりなる染料乳化分散物を2g/m相当、及びグリ
オギザールからなるバッキング層液を調整し、前記支持
体の片側の面に、ゼラチン、マット剤(ポリメチルメタ
クリレート:平均粒径5μm)KNO30mg/
、C1123CONH(CHCHO)Hを
0.1g/m及びグリオギザールの適量からなる保護
層と共に塗布した。塗布量は裏引き層、保護層共それぞ
れゼラチン付き量として2.0g/mである。
【0055】ハレーション防止染料
【0056】
【化15】
【0057】得られた乳剤層塗布液及び保護層塗布液
を、上記支持体の、裏引き層とは反対の側に上層と下層
の銀量及びゼラチン量並びに本発明のレドックス化合物
含有量がそれぞれ表1記載のように、そして保護層ゼラ
チン量が0.7g/mになるように、スライドホッパ
ーにて3層同時塗布し、試料1〜11を得た。得られた
試料について、キャラクターの抜けについて評価した。
試料は全て、以下に示す現像液、定着液を用いた処理を
行い評価した。
【0058】 現像液処方 Part−A(10.8リットル仕上げ用) 臭化カリウム 4g 水酸化カリウム 340g 亜硫酸カリウム(50%溶液) 2150g ジエチレントリアミン5酢酸 32.3g 炭酸水素ナトリウム 108g 5−メチルベンゾトリアゾール 150mg 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 15mg ハイドロキノン 280g 水を加えて3600mlに仕上げる。
【0059】 Part−B(10.8リットル仕上げ用) 氷酢酸 158g トリエチレングリコール 114g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 19.5g 5−ニトロインダゾール 0.32g n−アセチル−D,L−ペニシラミン 0.11g Part−AとPart−Bを混合し、水を加えて10.8リットルに仕上げ た。
【0060】 定着液処方 Part−A(16.4リットル仕上げ用) チオ硫酸アンモニウム(70wt/vol%) 3640g 亜硫酸ナトリウム 150g 酢酸ナトリウム3水塩 350g クエン酸ナトリウム 43g グルコン酸 33g ホウ酸 26g 氷酢酸 120g
【0061】 Part−B(16.4リットル仕上げ用) 硫酸アルミニウム 56g 硫酸(50wt%) 91g Part−AとPart−Bを混合し、水を加えて16.4リットルに仕上げ た。
【0062】 処理工程 工程 処理温度(℃) 処理時間(秒) 補充量 挿入 − 0.7 − 現像+渡り 35 8.0 300ml/m 定着+渡り 33 5.8 200ml/m 水洗+渡り 18 5.6 7.0リットル/分 スクイズ 40 2.5 − 乾燥 下記参照 4.3 − 合計 24.9 −
【0063】用いた自動現像機の各槽の容量は、現像槽
が16リットル、定着槽が10リットル、水洗槽が10
リットルであり、クリンカ205〔(株)日板研究所製
造、販売〕200gを20メッシュのポリエステル製織
布で縫製した袋に充填して水洗槽の水洗水供給部付近に
浸漬させた。また、乾燥は赤外線ヒーター(ヒーター温
度220℃)と温風(60℃)を併用した。補充量は赤
外線センサー検出機構を用いた面積補充方式で、四つ切
4枚分の面積を検出し補充した。
【0064】<キャラクターの抜け性>670nmで発
光する半導体レーザー光を用いて、14×17inch
の試料にCT画像を露光した。現像処理した試料のキャ
ラクターの鮮明度を評価した。評価は5段階で、5は最
高レベルであり、3は診断上許容できる限界のレベルで
あり、3未満のレベルは実用上診断には用いることので
きないレベルを示す。結果を表1に示す。
【0065】実施例2 実施例1において、沃化銀含有率を0.1mol%にし
た種乳剤及び、実施例1で作成した平均粒径0.26μ
mの乳剤を用いて、各々別々に、実施例1と同様の方法
で化学増感を施した。各乳剤に、実施例1と同様の添加
剤を添加することにより、粒径の異なる2つの乳剤層塗
布液を調整した。粒径の小さい方をEM−L、大きい方
をEM−Bとする。
【0066】得られた乳剤層塗布液及び保護層塗布液
を、実施例1で調整した裏引き層を塗布された支持体
の、裏引き層とは反対の側に、表2に示すように、そし
て保護層のゼラチン量は0.7g/mになるように、
スライドホッパーにて3層同時塗布し、試料12〜22
を得た。評価は、実施例1と同様の方法で行った。結果
を表2に示す。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、最大濃度(Dmax)
に近い濃度とかぶり(Fog)に近い濃度で表される文
字情報の像のエッジ部の切れが良いハロゲン化銀写真感
光材料を提供することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上の一方の側に、感度の異なる少な
    くとも2層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲ
    ン化銀写真感光材料において、感度の低い方の感光性ハ
    ロゲン化銀乳剤層に、一般式(R−1)、(R−2)又
    は(R−3)で表わされる化合物を含有することを特徴
    とするハロゲン化銀写真感光材料。 【化1】 [各式中、R21は脂肪族基又は芳香族基、G21は−
    CO−、−COCO−、−CS−S−、−C(=N−G
    22−R22)−、−SO−又は−P(=O)(−G
    22−R22)−、G22は単なる結合手、−O−、−
    S−又は−N(R22)−、R22は水素原子、又はR
    21、A21、A22は水素原子、各々置換、未置換の
    アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基もしくは
    アシル基、A23はA21又は−CH−CH
    (A24)−(Time)−PUG、A24はニトロ
    基、シアノ基、カルボキシル基、スルホ基もしくは−G
    21−G22−R21、Timeは二価のタイミング
    基、PUGは放出されて現像抑制剤となる基、tは0又
    は1を表わす。(但し、一般式(R−1)において、A
    21及びA22の少なくとも一方は水素原子であ
    る。)]
  2. 【請求項2】感度が低い感光性ハロゲン化銀乳剤層が、
    該感度の低い感光性ハロゲン化銀乳剤層より感度の高い
    感光性ハロゲン化銀乳剤層より支持体から遠い側に位置
    することを特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀写真
    感光材料。
  3. 【請求項3】感度が低い感光性ハロゲン化銀乳剤層が、
    感度の高い方の感光性ハロゲン化銀乳剤の肩部以上の濃
    度を形成するような露光量より高い露光量で感光するよ
    うな感度を有することを特徴とする請求項1又は2記載
    のハロゲン化銀写真感光材料。
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