JPH09157955A - 潜在捲縮性ポリエステル複合繊維 - Google Patents
潜在捲縮性ポリエステル複合繊維Info
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- JPH09157955A JPH09157955A JP34495895A JP34495895A JPH09157955A JP H09157955 A JPH09157955 A JP H09157955A JP 34495895 A JP34495895 A JP 34495895A JP 34495895 A JP34495895 A JP 34495895A JP H09157955 A JPH09157955 A JP H09157955A
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Landscapes
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 操業性良く製造することができ、伸縮性、弾
性回復性に優れ、高密度化された不織布あるいは織編物
を得るのに適した潜在捲縮性を有するポリエステル複合
繊維を提供する。 【解決手段】 2,2−ビス〔4−(2−ヒドロキシエ
トキシ)フェニル〕プロパンが1〜5モル%、イソフタ
ル酸が1〜4.5 モル%で、両者の合計が3〜9モル%と
なるように共重合したエチレンテレフタレート単位主体
の共重合ポリエステルAと、実質的にエチレンテレフタ
レート単位よりなるポリエステルBとからなる複合繊維
であって、 170℃における自由収縮熱処理で50個/25mm
以上のスパイラル捲縮を発現する潜在捲縮能を有し、か
つ8〜18個/25mmの機械捲縮が付与されている。
性回復性に優れ、高密度化された不織布あるいは織編物
を得るのに適した潜在捲縮性を有するポリエステル複合
繊維を提供する。 【解決手段】 2,2−ビス〔4−(2−ヒドロキシエ
トキシ)フェニル〕プロパンが1〜5モル%、イソフタ
ル酸が1〜4.5 モル%で、両者の合計が3〜9モル%と
なるように共重合したエチレンテレフタレート単位主体
の共重合ポリエステルAと、実質的にエチレンテレフタ
レート単位よりなるポリエステルBとからなる複合繊維
であって、 170℃における自由収縮熱処理で50個/25mm
以上のスパイラル捲縮を発現する潜在捲縮能を有し、か
つ8〜18個/25mmの機械捲縮が付与されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮性、弾性回復
性の優れた紡績糸、織編物もしくは中入綿用不織布を得
るのに適した優れた潜在捲縮能を有するポリエステル複
合繊維に関するものである。
性の優れた紡績糸、織編物もしくは中入綿用不織布を得
るのに適した優れた潜在捲縮能を有するポリエステル複
合繊維に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル繊維は、力学的性質、熱安
定性、ウォッシャブル性等に優れているために、衣料
用、産業資材用、インテリア用等極めて広い分野に使用
されている。その中で、スポーツ衣料等の織編物あるい
はスポーツ衣料の中入綿等の不織布等には機能性及びフ
ィット性等の要求から伸縮性及び弾性回復性に富んだ繊
維が求められている。
定性、ウォッシャブル性等に優れているために、衣料
用、産業資材用、インテリア用等極めて広い分野に使用
されている。その中で、スポーツ衣料等の織編物あるい
はスポーツ衣料の中入綿等の不織布等には機能性及びフ
ィット性等の要求から伸縮性及び弾性回復性に富んだ繊
維が求められている。
【0003】従来、伸縮性を有する繊維として、潜在捲
縮能を有するポリエステル複合繊維が知られている。例
えば、特開平3−161519号公報には、イソフタル酸(I
PA)を7〜15モル%共重合した共重合ポリエステルを
高収縮成分として使用した複合繊維が開示されている。
しかし、このようなIPAだけを共重合したポリエステ
ルを使用した複合繊維では、潜在捲縮能が不十分で、伸
長後の弾性回復性が不十分であった。
縮能を有するポリエステル複合繊維が知られている。例
えば、特開平3−161519号公報には、イソフタル酸(I
PA)を7〜15モル%共重合した共重合ポリエステルを
高収縮成分として使用した複合繊維が開示されている。
しかし、このようなIPAだけを共重合したポリエステ
ルを使用した複合繊維では、潜在捲縮能が不十分で、伸
長後の弾性回復性が不十分であった。
【0004】また、特開平7− 54216号公報には、2,
2−ビス〔4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル〕
プロパン(BA・EO)2〜7モル%とIPA5〜13モ
ル%とを共重合した共重合ポリエステルを高収縮成分と
して使用した複合繊維が開示されている。しかし、この
共重合ポリエステルは、融点が低く、結晶性に乏しいこ
とからチップの乾燥時にチップ同士が融着するという問
題があり、また、複合繊維としたとき、熱処理時の収縮
率が大きくなるという問題があった。
2−ビス〔4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル〕
プロパン(BA・EO)2〜7モル%とIPA5〜13モ
ル%とを共重合した共重合ポリエステルを高収縮成分と
して使用した複合繊維が開示されている。しかし、この
共重合ポリエステルは、融点が低く、結晶性に乏しいこ
とからチップの乾燥時にチップ同士が融着するという問
題があり、また、複合繊維としたとき、熱処理時の収縮
率が大きくなるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決し、操業性良く製造することができ、伸縮性、弾
性回復性の優れた紡績糸、織編物、不織布を得るのに適
した優れた潜在捲縮能を有するポリエステル複合繊維を
提供しようとするものである。
を解決し、操業性良く製造することができ、伸縮性、弾
性回復性の優れた紡績糸、織編物、不織布を得るのに適
した優れた潜在捲縮能を有するポリエステル複合繊維を
提供しようとするものである。
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
する。
【0008】本発明における共重合ポリエステルAは、
エチレンテレフタレート単位を主たる構成単位とし、B
A・EOとIPAとを共重合成分とするものである。
エチレンテレフタレート単位を主たる構成単位とし、B
A・EOとIPAとを共重合成分とするものである。
【0009】共重合ポリエステルAにおけるBA・EO
の共重合割合は1〜5モル%とすることが必要である。
BA・EOの共重合割合が1モル%未満では、収縮特性
が不十分となり、紡績糸、不織布等にした場合、その伸
長性や弾性回復性が悪く、十分な伸縮機能が得られな
い。一方、この共重合割合が5モル%を超えると、融点
が低下したり、繊維の強力低下が著しいため、不織布用
途には適さなくなる。
の共重合割合は1〜5モル%とすることが必要である。
BA・EOの共重合割合が1モル%未満では、収縮特性
が不十分となり、紡績糸、不織布等にした場合、その伸
長性や弾性回復性が悪く、十分な伸縮機能が得られな
い。一方、この共重合割合が5モル%を超えると、融点
が低下したり、繊維の強力低下が著しいため、不織布用
途には適さなくなる。
【0010】また、IPAの共重合割合は1〜4.5 モル
%とすることが必要である。IPAの共重合割合が1モ
ル%未満では、実質的に大きな捲縮が得られず、一方、
4.5モル%を超えると、融点が低下するため、熱安定性
が損なわれる。
%とすることが必要である。IPAの共重合割合が1モ
ル%未満では、実質的に大きな捲縮が得られず、一方、
4.5モル%を超えると、融点が低下するため、熱安定性
が損なわれる。
【0011】さらに、BA・EOとIPAの共重合量の
割合の合計が3〜9モル%であることが必要である。こ
の割合が3モル%未満では、収縮特性が不十分となり、
不織布にした場合、その伸長性や弾性回復性が不十分
で、十分な伸縮機能が得られない。一方、この割合が9
モル%を超えると、チップの乾燥時に融着したり、製糸
後の延伸糸の収縮特性に経時変化が生じたりして好まし
くない。
割合の合計が3〜9モル%であることが必要である。こ
の割合が3モル%未満では、収縮特性が不十分となり、
不織布にした場合、その伸長性や弾性回復性が不十分
で、十分な伸縮機能が得られない。一方、この割合が9
モル%を超えると、チップの乾燥時に融着したり、製糸
後の延伸糸の収縮特性に経時変化が生じたりして好まし
くない。
【0012】ポリエステルBとしては、実質的にエチレ
ンテレフタレート単位よりなるポリエステルが用いら
れ、ポリエチレンテレフタレートホモポリマーが好まし
い。共重合ポリエステルAは、極限粘度が0.55〜0.80、
ポリエステルBは、極限粘度が0.50〜0.75のものが好ま
しい。
ンテレフタレート単位よりなるポリエステルが用いら
れ、ポリエチレンテレフタレートホモポリマーが好まし
い。共重合ポリエステルAは、極限粘度が0.55〜0.80、
ポリエステルBは、極限粘度が0.50〜0.75のものが好ま
しい。
【0013】なお、共重合ポリエステルA及びポリエス
テルBは、本発明の効果を損なわない範囲で、他の共重
合成分を含有していてもよく、難燃剤、制電剤、抗菌
剤、セラミックス等種々の改質剤や添加剤を含有してい
てもよい。
テルBは、本発明の効果を損なわない範囲で、他の共重
合成分を含有していてもよく、難燃剤、制電剤、抗菌
剤、セラミックス等種々の改質剤や添加剤を含有してい
てもよい。
【0014】本発明の複合繊維は、共重合ポリエステル
AとポリエステルBとが偏心的に接合した複合繊維であ
って、弛緩熱処理によってスパイラル捲縮を発現する潜
在捲縮性繊維である。複合形態は、特に限定されない
が、芯鞘型よりもサイドバイサイド型の方が捲縮発現能
が優れている点で好ましい。
AとポリエステルBとが偏心的に接合した複合繊維であ
って、弛緩熱処理によってスパイラル捲縮を発現する潜
在捲縮性繊維である。複合形態は、特に限定されない
が、芯鞘型よりもサイドバイサイド型の方が捲縮発現能
が優れている点で好ましい。
【0015】また、本発明の複合繊維は、170 ℃におけ
る自由収縮熱処理で50個/25mm以上のスパイラル捲縮を
発現する潜在捲縮能を有することが必要である。伸縮性
を有する織編物及び不織布を得るためには、捲縮を発現
させた時、織編物及び不織布を構成する繊維が30個/25
mm以上、好ましくは40個/25mm以上のスパイラル捲縮を
有するようにすることが必要で、そのためには原綿状態
で50個/25mm以上のスパイラル捲縮発現能を有すること
が必要である。
る自由収縮熱処理で50個/25mm以上のスパイラル捲縮を
発現する潜在捲縮能を有することが必要である。伸縮性
を有する織編物及び不織布を得るためには、捲縮を発現
させた時、織編物及び不織布を構成する繊維が30個/25
mm以上、好ましくは40個/25mm以上のスパイラル捲縮を
有するようにすることが必要で、そのためには原綿状態
で50個/25mm以上のスパイラル捲縮発現能を有すること
が必要である。
【0016】また、梳綿工程でネップや未開繊部の発生
しない原綿とすることが必要である。一般にネップや未
開繊部の発生は、捲縮数、捲縮形態と密接な関係にあ
り、機械捲縮の場合、捲縮数が8個/25mm未満では未開
繊部が発生しやすく、18個/25mmを超えるとネップが発
生しやすい。また、梳綿工程以前でスパイラル捲縮を発
現させた場合、ネップが発生し易く、ウエブの均斉度が
悪くなるほか、ウエブの素抜けが発生し易い。
しない原綿とすることが必要である。一般にネップや未
開繊部の発生は、捲縮数、捲縮形態と密接な関係にあ
り、機械捲縮の場合、捲縮数が8個/25mm未満では未開
繊部が発生しやすく、18個/25mmを超えるとネップが発
生しやすい。また、梳綿工程以前でスパイラル捲縮を発
現させた場合、ネップが発生し易く、ウエブの均斉度が
悪くなるほか、ウエブの素抜けが発生し易い。
【0017】したがって、50個/25mm以上のスパイラル
捲縮発現能を有する潜在捲縮性複合繊維に8〜18個/25
mmの機械捲縮を付与すると好ましい原綿となる。
捲縮発現能を有する潜在捲縮性複合繊維に8〜18個/25
mmの機械捲縮を付与すると好ましい原綿となる。
【0018】機械捲縮を付与する方法としては、スタッ
フィングボックス式、加熱ギヤ式等が採用できるが、一
般にスタッフィングボックス式が採用される。
フィングボックス式、加熱ギヤ式等が採用できるが、一
般にスタッフィングボックス式が採用される。
【0019】本発明の複合繊維は、共重合ポリエステル
AとポリエステルBとを用いて、常法によって製糸する
ことにより製造することができる。この際、共重合ポリ
エステルAの共重合組成、複合比、紡糸速度、延伸倍率
及び熱処理温度等を適切に選定することにより、前記の
潜在捲縮特性を有する繊維とすることができる。
AとポリエステルBとを用いて、常法によって製糸する
ことにより製造することができる。この際、共重合ポリ
エステルAの共重合組成、複合比、紡糸速度、延伸倍率
及び熱処理温度等を適切に選定することにより、前記の
潜在捲縮特性を有する繊維とすることができる。
【0020】例えば、貼付剤の基布用伸縮性不織布とし
て用いる繊維の場合、共重合ポリエステルAにおけるB
A・EO及びIPAの共重合量をそれぞれ4モル%と
し、複合重量比1/1のサイドバイサイド型複合繊維を
引取り速度1200m/分で溶融紡糸し、延伸倍率2〜3
倍、熱処理温度 150〜170 ℃で延伸、熱処理した後、切
断して短繊維とする。
て用いる繊維の場合、共重合ポリエステルAにおけるB
A・EO及びIPAの共重合量をそれぞれ4モル%と
し、複合重量比1/1のサイドバイサイド型複合繊維を
引取り速度1200m/分で溶融紡糸し、延伸倍率2〜3
倍、熱処理温度 150〜170 ℃で延伸、熱処理した後、切
断して短繊維とする。
【0021】また、本発明の繊維を不織布として用いる
場合、用途に応じた適度の目付けのウエブとし、必要に
応じてニードルパンチを施した後、熱処理する。
場合、用途に応じた適度の目付けのウエブとし、必要に
応じてニードルパンチを施した後、熱処理する。
【0022】例えば、貼付剤の基布用伸縮性不織布の場
合、上記の方法で得られた短繊維を80〜150 g/m2程度
の目付けのウエブとし、ニードルパンチを施した後、 1
20〜160 ℃の温度で熱処理する。
合、上記の方法で得られた短繊維を80〜150 g/m2程度
の目付けのウエブとし、ニードルパンチを施した後、 1
20〜160 ℃の温度で熱処理する。
【0023】また、クッション材用不織布 (いわゆる固
綿) の場合、500 〜1500g/m2程度の目付けの大きいウ
エブとし、 150〜200 ℃の比較的高温で熱処理する。
綿) の場合、500 〜1500g/m2程度の目付けの大きいウ
エブとし、 150〜200 ℃の比較的高温で熱処理する。
【0024】本発明の複合繊維は、機械捲縮の付与され
た潜在捲縮繊維であるため、梳綿工程でネップや未解繊
部を発生することがなく、紡績糸又は織編物もしくは不
織布とした後に、弛緩熱処理することによりスパイラル
捲縮を発現し、高伸縮性、高弾性回復性を有する紡績糸
又は織編物もしくは不織布を与えるものである。
た潜在捲縮繊維であるため、梳綿工程でネップや未解繊
部を発生することがなく、紡績糸又は織編物もしくは不
織布とした後に、弛緩熱処理することによりスパイラル
捲縮を発現し、高伸縮性、高弾性回復性を有する紡績糸
又は織編物もしくは不織布を与えるものである。
【0025】
【実施例】次に、実施例によって本発明を具体的に説明
する。なお、実施例における特性値等の測定法は次の通
りである。 (a) 極限粘度〔η〕 フェノールと四塩化エタンとの等重量混合溶媒を用い、
温度20℃で測定した。 (b) 繊度 JIS L 1015 7-5-1-1A の方法により測定した。 (c) 強伸度 JIS L 1015 7-7-1の方法により測定した。 (d) 捲縮数 JIS L 1015 7-12-1 の方法により測定した。 (e) 伸長率 不織布を幅5cmに切断し、30g荷重時の長さL0と 240
g荷重時の長さL1を測定し、次式より伸長率を算出し
た。 伸長率 (%) =〔 (L1−L0)/L0〕×100 (f) 伸長弾性率 JIS L 1015 7-10Bの方法により測定した。(伸長弾性率
の大きいものは、弾性回復性が良好である。)
する。なお、実施例における特性値等の測定法は次の通
りである。 (a) 極限粘度〔η〕 フェノールと四塩化エタンとの等重量混合溶媒を用い、
温度20℃で測定した。 (b) 繊度 JIS L 1015 7-5-1-1A の方法により測定した。 (c) 強伸度 JIS L 1015 7-7-1の方法により測定した。 (d) 捲縮数 JIS L 1015 7-12-1 の方法により測定した。 (e) 伸長率 不織布を幅5cmに切断し、30g荷重時の長さL0と 240
g荷重時の長さL1を測定し、次式より伸長率を算出し
た。 伸長率 (%) =〔 (L1−L0)/L0〕×100 (f) 伸長弾性率 JIS L 1015 7-10Bの方法により測定した。(伸長弾性率
の大きいものは、弾性回復性が良好である。)
【0026】実施例1 共重合ポリエステルAとして、BA・EO4モル%とI
PA3モル%とを共重合した〔η〕0.70ポリエチレンテ
レフタレート系共重合ポリエステル、ポリエステルBと
して、〔η〕0.68ののポリエチレンテレフタレートを用
い、複合重量比1/1で、複合溶融紡糸装置によって、
円形紡糸孔を 344個有する紡糸口金を用い、紡糸温度 2
90℃、引取速度1150m/分、吐出量 204g/分で、サイ
ドバイサイド型複合繊維を紡糸した。得られた未延伸糸
をトウ状に集束し、延伸倍率 2.4倍、延伸温度70℃で延
伸し、 160℃で緊張熱処理を行い、スタッフィングボッ
クスで機械捲縮を付与した後、カットしてカット長51mm
の短繊維を得た。得られた繊維の性能を表1に示す。
PA3モル%とを共重合した〔η〕0.70ポリエチレンテ
レフタレート系共重合ポリエステル、ポリエステルBと
して、〔η〕0.68ののポリエチレンテレフタレートを用
い、複合重量比1/1で、複合溶融紡糸装置によって、
円形紡糸孔を 344個有する紡糸口金を用い、紡糸温度 2
90℃、引取速度1150m/分、吐出量 204g/分で、サイ
ドバイサイド型複合繊維を紡糸した。得られた未延伸糸
をトウ状に集束し、延伸倍率 2.4倍、延伸温度70℃で延
伸し、 160℃で緊張熱処理を行い、スタッフィングボッ
クスで機械捲縮を付与した後、カットしてカット長51mm
の短繊維を得た。得られた繊維の性能を表1に示す。
【0027】実施例2〜6 実施例1において、共重合ポリエステルAのBA・EO
及びIPAの共重合量を表1に従って変えた以外は、実
施例1と同様に実施し、表1に示す特性を有する短繊維
を得た。得られた繊維の性能を表1に示す。
及びIPAの共重合量を表1に従って変えた以外は、実
施例1と同様に実施し、表1に示す特性を有する短繊維
を得た。得られた繊維の性能を表1に示す。
【0028】比較例1 BA・EO1モル%とIPA1モル%とを共重合した
〔η〕0.67のポリエチレンテレフタレート系共重合ポリ
エステルと〔η〕0.68のポリエチレンテレフタレートを
用いた他は、実施例1と同様にして短繊維を得た。得ら
れた繊維の性能を表1に示す。
〔η〕0.67のポリエチレンテレフタレート系共重合ポリ
エステルと〔η〕0.68のポリエチレンテレフタレートを
用いた他は、実施例1と同様にして短繊維を得た。得ら
れた繊維の性能を表1に示す。
【0029】比較例2 BA・EO6モル%とIPA7モル%とを共重合した
〔η〕0.65のポリエチレンテレフタレート系共重合ポリ
エステル、ポリエステルBとして、〔η〕0.68ののポリ
エチレンテレフタレートを用いた他は、実施例1と同様
にして短繊維を得た。得られた繊維の性能を表1に示
す。
〔η〕0.65のポリエチレンテレフタレート系共重合ポリ
エステル、ポリエステルBとして、〔η〕0.68ののポリ
エチレンテレフタレートを用いた他は、実施例1と同様
にして短繊維を得た。得られた繊維の性能を表1に示
す。
【0030】比較例3 BA・EOを8モル%共重合した〔η〕0.64のポリエチ
レンテレフタレート系共重合ポリエステルと〔η〕0.68
のポリエチレンテレフタレートを用いた他は、実施例1
と同様にして短繊維を得た。得られた繊維の性能を表1
に示す。
レンテレフタレート系共重合ポリエステルと〔η〕0.68
のポリエチレンテレフタレートを用いた他は、実施例1
と同様にして短繊維を得た。得られた繊維の性能を表1
に示す。
【0031】次に、前記各例で得られた短繊維にユニチ
カ株式会社製の低融点ポリエステル繊維「メルティ」2
d×51mmを全体の15重量%の割合でオープナーで混綿
し、梳綿機でカーディングして、35g/m2の目付けのウ
エブを作成した。次いで、ウエブを表面温度 115℃の熱
ロールで50秒間一次熱処理を行い、続いて 170℃のオー
ブン中で5分間無荷重下で熱処理を行い不織布を得た。
得られた不織布の伸長率、目付け及び弾性回復率を表1
に示す。
カ株式会社製の低融点ポリエステル繊維「メルティ」2
d×51mmを全体の15重量%の割合でオープナーで混綿
し、梳綿機でカーディングして、35g/m2の目付けのウ
エブを作成した。次いで、ウエブを表面温度 115℃の熱
ロールで50秒間一次熱処理を行い、続いて 170℃のオー
ブン中で5分間無荷重下で熱処理を行い不織布を得た。
得られた不織布の伸長率、目付け及び弾性回復率を表1
に示す。
【0032】
【表1】
【0033】なお、比較例2〜3では、共重合ポリエス
テルのチップを乾燥する際に融着が起こった。
テルのチップを乾燥する際に融着が起こった。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、操業性良く製造するこ
とができ、伸縮性、弾性回復性に優れ、高密度化された
不織布あるいは織編物を得るのに適した潜在捲縮性を有
するポリエステル複合繊維が提供される。
とができ、伸縮性、弾性回復性に優れ、高密度化された
不織布あるいは織編物を得るのに適した潜在捲縮性を有
するポリエステル複合繊維が提供される。
Claims (1)
- 【請求項1】 2,2−ビス〔4−(2−ヒドロキシエ
トキシ)フェニル〕プロパンとイソフタル酸とを下記式
〜を満足するように共重合したエチレンテレフタレ
ート単位主体の共重合ポリエステルAと、実質的にエチ
レンテレフタレート単位よりなるポリエステルBとから
なる複合繊維であって、 170℃における自由収縮熱処理
で50個/25mm以上のスパイラル捲縮を発現する潜在捲縮
能を有し、かつ8〜18個/25mmの機械捲縮が付与されて
いることを特徴とするポリエステル複合繊維。 1≦Ma≦5 1≦Mb≦4.5 3≦(Ma+Mb)≦9 〔式中、Maは共重合ポリエステルA中の全グリコール
成分に対する2,2−ビス〔4−(2−ヒドロキシエト
キシ)フェニル〕プロパンのモル%を示し、Mbは共重
合ポリエステルA中の全酸成分に対するイソフタル酸の
モル%を示す。〕
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34495895A JPH09157955A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 潜在捲縮性ポリエステル複合繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34495895A JPH09157955A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 潜在捲縮性ポリエステル複合繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09157955A true JPH09157955A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18373312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34495895A Pending JPH09157955A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 潜在捲縮性ポリエステル複合繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09157955A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100624151B1 (ko) * | 2003-10-15 | 2006-09-18 | 주식회사 코오롱 | 자발적 3차원 나선형 구조를 갖는 사이드 바이 사이드형복합 필라멘트 및 그의 제조방법 |
-
1995
- 1995-12-05 JP JP34495895A patent/JPH09157955A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100624151B1 (ko) * | 2003-10-15 | 2006-09-18 | 주식회사 코오롱 | 자발적 3차원 나선형 구조를 갖는 사이드 바이 사이드형복합 필라멘트 및 그의 제조방법 |
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