JPH09158100A - 繊維板 - Google Patents

繊維板

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JPH09158100A JP31768395A JP31768395A JPH09158100A JP H09158100 A JPH09158100 A JP H09158100A JP 31768395 A JP31768395 A JP 31768395A JP 31768395 A JP31768395 A JP 31768395A JP H09158100 A JPH09158100 A JP H09158100A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木質繊維等の繊維に該繊維同士を結合するた
めの結合剤が混合された繊維状物を板状に成形してなる
繊維板において、軟質繊維板よりも遥かに軽量でありな
がら、発泡スチレンボードと同程度の厚さ方向の圧縮強
度が得られるようにする。 【解決手段】 繊維板を構成する繊維1,1,…が、板
面2に平行な少なくとも1つの方向3において板面2に
対し垂直に切断した切断面4において板面2に対して
0.55以上の垂直配向度でもって配向されているもの
とする。その際に、垂直配向度は、切断面4のデジタル
画像信号の2次元フーリエ変換により誘導された2次元
パワースペクトルを極座標解析して得られる繊維1,
1,…の配向方向の頻度分布に基づいて計測されたもの
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は繊維板に関し、特
に重量化を招くことなく圧縮強度を高める対策に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、木質繊維を用いた繊維板のう
ち、JIS A 5905に規定されている軟質繊維板
は、その密度が0.35g/cm3 未満であって、中硬
質繊維板(密度:0.35g/cm3 以上でかつ0.8
0g/cm3 未満)及び硬質繊維板(密度:0.80g
/cm3 以上)と比べて軽量であるにも拘らず、比較的
優れた厚さ方向の圧縮強度(圧縮比例限界点は例えば
0.225MPa、また圧縮ヤング率は例えば2.90
MPa)を具備していることから、吸音板や壁板等、広
い方面で使用されている。
【0003】上記軟質繊維板は、木質繊維等からなる繊
維状物を湿式又は乾式でマット状に成形して製造される
が、その成形の際にマットの厚さ方向に圧縮するため
に、繊維の大半が上記圧縮方向に直交する方向、つまり
板面に平行な方向に配向するようになり、よって、曲げ
強度の大きい板材が得られることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、畳芯やパネ
ル芯材等に使用される場合には、曲げ強度等はさして要
求されず、むしろ、圧縮比例限界点や圧縮ヤング率等、
JISには規定されていない圧縮強度の高さが要求され
る。
【0005】実際には、上記のような使用分野では、軟
質繊維板よりも遥かに軽量であり、かつ圧縮強度(特に
圧縮ヤング率)に優れた発泡スチレンボードや発泡ウレ
タンボード等が多く使用されている。これら発泡ボード
では、密度は例えば0.028g/cm3 であり、圧縮
比例限界点は0.205MPaであって軟質繊維板の場
合と同程度であるが、圧縮ヤング率は例えば8.33M
Paであって軟質繊維板よりも優れている。ところが、
発泡ボードの場合には、端材の処分や廃棄後の処理等が
困難であるという欠点がある。
【0006】そこで、上記軟質繊維板の圧縮強度を発泡
ボードの場合と同程度に高める対策として、密度を高く
することが考えられる。しかしながら、密度を高くする
と、それに略比例して圧縮強度は確実に高くはなるが、
その分だけ重量化することにもなるため、今度は軽量性
が損なわれることになる。
【0007】この発明は斯かる諸点に鑑みてなされたも
のであり、その主な目的は、繊維状物が板状に成形され
た繊維板において、繊維の配向性に改良を加えること
で、軟質繊維板よりも遥かに軽量でありながら、発泡ボ
ードと同程度の圧縮強度が得られるようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、板面に対する繊維の垂直配向度を
高くすることで、密度が低い場合でも厚さ方向の圧縮強
度を高めることができるようにした。
【0009】具体的には、請求項1の発明では、木質繊
維或いはその他の繊維に該繊維同士を結合するための結
合剤が混合された繊維状物を板状に成形してなる繊維板
が前提である。そして、上記繊維板を構成する繊維が、
板面に平行な少なくとも1つの方向において板面に対し
垂直に切断した切断面において板面に対して0.55以
上、好ましくは0.6以上の垂直配向度でもって配向さ
れているものとする。上記の構成において、板面に平行
な少なくとも1つの方向での繊維の垂直配向度が0.5
5以上であるので、軟質繊維板の垂直配向度が例えば
0.373であるのに比べて厚さ方向の圧縮強度は高く
なり、発泡ボードの場合と略同程度になる。その際に、
軟質繊維板と比べると、基本的に繊維の配向方向が異な
るだけであるのに対し、密度を1/2ないしは、場合に
よってはさらに低くすることもできる。また、例えば互
いに略直交する2方向の各々において、垂直配向度がそ
れぞれ高いと、1方向においてだけ垂直配向度が高い場
合に比べて圧縮強度はさらに高くなる。よって、軟質繊
維板よりも遥かに軽量でありながら、それよりも優れた
厚さ方向の圧縮強度が得られる。
【0010】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
において、繊維の垂直配向度は、切断面のデジタル画像
信号の2次元フーリエ変換により誘導された2次元パワ
ースペクトルを極座標解析して得られる繊維の配向方向
の頻度分布に基づいて計測されたものとする。上記の構
成において、繊維に全く配向性がない場合には、そのデ
ジタル画像信号を2次元フーリエ変換して誘導される2
次元パワースペクトルを極座標表示すると、そのパター
ンは円形状を示す。一方、繊維に配向性がある場合に
は、パワースペクトルパターンは楕円形状を示す。そし
て、その楕円の長軸方向が繊維の主配向方向として示さ
れる。つまり、上記パワースペクトルパターンには方位
毎のパワーの各強度が角度分布として示されるが、その
角度分布は繊維の配向方向毎の頻度分布と考えられる。
したがって、上記主配向方向を極座標のθ=0°に一致
させ、−45°≦θ≦+45°の範囲のパワーの各強度
を集計し、その集計値を、極座標の−90°≦θ≦+9
0°の範囲のパワーの各強度の合計値で除することによ
り、上記垂直配向度が得られる。よって、繊維板を構成
する各繊維が種々多様な形態や長さ等を有するものであ
るにも拘らず、繊維の垂直配向度が適正に計測でき、そ
の垂直配向度に基づいて繊維板の圧縮強度が適正に評価
できるようになる。尚、上記画像処理については、「フ
ーリエ変換画像処理によるパーティクルの配向解析」
(雑誌「材料」Vol.44,No.498,pp.267-272,Mar.1995 )
にパーティクルボードの表面について記載されている。
【0011】
【発明の実施形態】以下、この発明の木質繊維板につい
ての実施形態を図面に基づいて説明する。この発明の実
施形態に係る繊維板は、木質繊維に、それら繊維同士を
結合するための結合剤が混合された繊維状物を板状に成
形してなるものであって、図1に示すように、上記繊維
板を構成する繊維1,1,…が、板面2に平行な少なく
とも1つの方向3において板面2に対し垂直に切断した
切断面4において板面2に対して0.55以上、好まし
くは0.6以上の垂直配向度でもって配向されている。
【0012】具体的には、上記垂直配向度は、切断面4
に見える全ての繊維1,1,…のうち、板面2に垂直な
方向に対し−45°〜+45°の角度をなす方向に配向
された繊維1,1,…の占める割合を示すものとされて
いる。したがって、全ての繊維1,1,…が上記角度の
方向に配向されている場合の垂直配向度は1.0であ
り、また繊維の配向方向が完全にランダムである場合の
垂直配向度は0.5である。因みに、軟質繊維板の垂直
配向度は例えば0.373である。
【0013】そして、上記垂直配向度は、切断面4のデ
ジタル画像信号の2次元フーリエ変換により誘導された
2次元パワースペクトルを極座標解析して得られる繊維
1,1,…の配向方向の頻度分布に基づいて計測された
ものである。
【0014】ここで、配向度を計測するために行った繊
維板の切断面4の画像処理について説明する。
【0015】先ず、上記繊維板を厚さ方向に切断し、そ
の切断面4を拡大して複写する。この原画像を画像解析
装置(例えばニレコ社製のLuzex III)に入力し、
その矩形状の表示画面内にデジタル画像として表示す
る。表示画面の解像度は512×512ドットであり、
各ドットにおける輝度は0〜255の256階調であ
る。また、繊維板の厚さ方向(垂直方向)は、表示画面
の縦軸に一致させる。
【0016】上記表示画面を、半径が256ドットであ
る円で切り取り、その円外の輝度のレベルを0に設定し
て原画像とし、この原画像から2次元高速フーリエ変換
(FFT)によりパワースペクトルを誘導する。これ
は、矩形画像のままで2次元フーリエ変換を行うと、そ
の画像の形状がパワースペクトルパターンに現れて大き
な誤差が生じるからである。
【0017】そして、上記パワースペクトルを、図2に
模式的に示すように、極座標表示する。このとき、繊維
に全く配向性がない場合には、そのパワースペクトルパ
ターンは円形状を示す。一方、この実施形態のように繊
維1,1,…に配向性がある場合には、パワースペクト
ルパターン5は楕円形状を示す。そして、その楕円の長
軸方向が繊維1,1,…の主配向方向として現れる。
【0018】次に、上記パワースペクトルパターン5の
極座標解析を行う。上記原画像における繊維1,1,…
の配向状態は、パワースペクトルパターン5では該配向
状態と直交する方向に反映されるので、原画像の垂直方
向の配向は、パワースペクトルパターン5の水平方向の
配向(θ=0°)として現れる。
【0019】そして、同一方位のパワースペクトルをそ
れぞれ積分し、各方位毎(1°毎)の頻度を計算する。
その際に、パワースペクトルパターン5の中心付近の輝
度の値は255であって飽和しているために、その飽和
している半径部分6を除いて積分する。
【0020】最後に、パワースペクトルの水平方向(−
45°≦θ≦+45°)の頻度を集計し、その値を全方
位(−90°≦θ≦+90°)の頻度の集計値で除する
ことで、繊維板を構成する繊維1,1,…の垂直配向度
が求められる。具体的には、繊維板の切断面4において
任意の5点で測定し、それらの平均値を求めて上記切断
面4における垂直配向度とする。
【0021】したがって、この実施形態によれば、木質
繊維に該繊維同士を結合するための結合剤が混合された
繊維状物を板状に成形してなる繊維板において、板面2
に平行な少なくとも1つの方向3における繊維1,1,
…の垂直配向度を0.55以上にすると、その分だけ垂
直方向における圧縮強度を従来の軟質繊維板よりも高め
ることができ、発泡ポリスチレンボードと同程度の優れ
た圧縮比例限界点及び圧縮ヤング率を得ることができ
る。その際に、軟質繊維板に比べて繊維の配向方向が異
なるだけであるが、密度としては1/2ないしは、場合
によってはさらに低くして大幅な軽量化を図ることがで
きる。また、例えば互いに略直交する2方向における繊
維1,1,…の各垂直配向度をそれぞれ0.55以上と
なるようにすると、1方向における垂直配向度だけが
0.55以上である場合に比べて圧縮強度をさらに高く
することができる。
【0022】さらに、上記垂直配向度を、繊維板の切断
面4のデジタル画像信号の2次元フーリエ変換により誘
導された2次元パワースペクトルを極座標解析して得ら
れる繊維1,1,…の配向方向の頻度分布に基づいて計
測するようにしたので、繊維板を構成する各繊維1が種
々多様な形態や長さ等を有するものであるにも拘らず、
繊維1,1,…の垂直配向度を適正に計測することがで
き、上記垂直配向度に基づいて繊維板の圧縮強度を適正
に評価することができる。
【0023】尚、上記実施形態では、木質繊維について
述べたが、他の繊維、例えばロックウール、グラスウー
ル、綿花、麻、ナイロン、アクリル等でも同様に圧縮強
度に優れたものが得られる。
【0024】
【実施例】次に、上記実施形態に係る繊維板を作製し、
その垂直配向度と圧縮強度との関係を調べるために行っ
た実験について説明する。
【0025】先ず、杉材を解繊して得た木質繊維として
のパルプに、結合剤としてのスターチを混合し、さらに
清水を分散するように供給しつつ撹拌して上記スターチ
をパルプに付着させた。各添加量としては、100重量
部のパルプに対し、スターチを22重量部、また清水を
150重量部とした。
【0026】上記のようにして得た繊維状物を一定の高
さから落下させ、縦横が500×500mmでかつ厚さ
が25mmであるマットを形成した。このマットを、厚
さを保持したままで、図3に示すように縦方向に1/2
に圧縮し、スプリングバックさせた後、160℃のスチ
ームを噴射しながら150℃の空気を通気させることに
よりマット内のスターチを糊化させ、次いでスチームを
止めて熱風のみで乾燥させた。その際に、密度〔g/c
3 〕の互いに異なる3種類の繊維板を作製した。これ
らを発明例1a〜1cとする。
【0027】また、上記マットを、発明例1の場合と同
じく厚さを保持したままで、図4に示すように縦方向に
1/2に圧縮してスプリングバックさせ、次いで上記縦
方向と90°の角度をなす横方向に同じく1/2に圧縮
してスプリングバックさせた後、上記発明例1の場合と
同一条件でスターチを糊化し、次いで乾燥させた。その
際に、密度の互いに異なる3種類の繊維板を作製した。
これらを発明例2a〜2cとする。
【0028】さらに、上記発明例2aの表面平滑性を得
るために、上記の場合と同様にして厚さが30mmであ
るマットを成形し、その後、スターチ糊化前に上下方向
の圧力をかけ、25mm厚にしたものを発明例3とし
た。尚、圧縮方向等については発明例2aの場合と同じ
である。
【0029】そして、上記発明例1a〜1c、2a〜2
c及び3の各々について、圧縮強度としての圧縮比例限
界点〔MPa〕及び圧縮ヤング率〔MPa〕と垂直配向
度とをそれぞれ調べた。上記圧縮比例限界点及び圧縮ヤ
ング率については、図5に示すように、縦横共に95m
mでかつ厚さが25mmのサンプルSの上に直径が80
mmである円柱状の治具8を置き、その上から負荷9を
加え、5mm/minの速度で圧縮して測定した。
【0030】また、上記垂直配向度については、圧縮方
向及びその圧縮方向に直交する方向でのものをそれぞれ
調べた。つまり、縦方向に圧縮された発明例1a〜1
c、縦横2方向に圧縮された発明例2a〜2c及び発明
例3の各々について、縦方向において板面に対し垂直に
切断した切断面、及び横方向において板面に対し垂直に
切断した切断面の各々における繊維の垂直配向度をそれ
ぞれ計測した。
【0031】一方、比較例1として、上記マットを圧縮
しないままでスターチを糊化させて乾燥させたものを作
製した。さらに、市販のインシュレーションボード(軟
質繊維板)を比較例2、発泡スチレンボードを比較例3
とし、これら比較例1〜3についても、密度、圧縮比例
限界点及び圧縮ヤング率をそれぞれ調べた。尚、垂直配
向度については、比較例1及び2のみとした。以上の結
果を、次の表1に併せて示す。
【0032】
【表1】
【0033】発明例1a〜1c及び2a〜2cでみられ
るように、密度が上がるにつれて圧縮比例限界点及び圧
縮ヤング率は共に直線的に増加しており、しかも発明例
1a〜1cの場合より発明例2a〜2cの方が値は遥か
に大きい。その理由は、2方向に圧縮されることで板面
の方向に関係なく略均一な状態で繊維が垂直に配向され
るようになることによるものと判断される。これは、2
方向に圧縮した発明例2a〜2cにおいては、発明例1
a〜1cの場合に比べて縦横方向における各垂直配向度
の間に大きな差がないことで示されている。
【0034】発明例1a〜1c及び2a〜2cを、圧縮
されていない比較例1と比べると、それと密度の略等し
い発明例1aの場合でも、圧縮比例限界点は約2倍であ
り、圧縮ヤング率では約3倍となっている。しかも、比
較例2と比べると、2方向に圧縮された発明例2aで
は、密度が1/2以下であるにも拘らず、圧縮比例限界
点及び圧縮ヤング率が共に上回っており、密度の点を除
けば、比較例3に匹敵する性能を有する。また、発明例
3の場合には、発明例1a及び2aと比べ、圧縮強度は
低下するものの、表面性状は改善されたものとなった。
【0035】以上のことから、圧縮比例限界点ないし圧
縮ヤング率が重視される用途の場合には、1方向のみの
圧縮で比較例2の1/2以下の重量である発明例1a〜
1cの場合でも、十分に満足できる性能の得られること
が判る。また、2方向に圧縮された発明例2a〜2cの
場合には、比較例3に代替可能な性能を発揮することが
判る。さらに、発明例3のように、表面平滑性を向上さ
せたものは、複合材を作るのに適している。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、木質繊維等の繊維に該繊維同士を結合するため
の結合剤が混合された繊維状物を板状に成形してなる繊
維板として、上記繊維板を構成する繊維が、板面に平行
な少なくとも1つの方向において板面に対し垂直に切断
した切断面において板面に対して0.55以上、好まし
くは0.6以上の垂直配向度でもって配向されているも
のとしたので、軟質繊維板よりも遥かに軽量でありなが
ら、発泡ボードの場合と同程度に優れた圧縮強度を付与
することができる。
【0037】請求項2の発明によれば、上記垂直配向度
を、繊維板の切断面のデジタル画像信号の2次元フーリ
エ変換により誘導された2次元パワースペクトルを極座
標解析して得られる繊維の配向方向の頻度分布に基づい
て計測されたものとしたので、各繊維が種々多様な形態
及び長さ等を有するものであるにも拘らず、その垂直配
向度を適正に計測することができ、その垂直配向度に基
づいて繊維板の圧縮強度を適正に評価することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る繊維板の切断面にお
ける繊維の垂直配向度を説明するための斜視図である。
【図2】極座標に示されたパワースペクトルパターンを
用いて繊維の垂直配向度を求める状態を模式的に示す状
態図である。
【図3】この発明の実施例に係る発明例1a〜1cの圧
縮方向を示す平面図である。
【図4】発明例2a〜2c及び3の圧縮方向を示す平面
図である。
【図5】圧縮比例限界点及び圧縮ヤング率の測定方法を
模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 繊維 2 板面 3 方向 4 切断面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸田 剛 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 大建工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木質繊維等の繊維に該繊維同士を結合す
    るための結合剤が混合された繊維状物を板状に成形して
    なる繊維板であって、 上記繊維板を構成する繊維が、板面に平行な少なくとも
    1つの方向において板面に対し垂直に切断した切断面に
    おいて板面に対して0.55以上の垂直配向度でもって
    配向されていることを特徴とする繊維板。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の繊維板において、 繊維の垂直配向度は、切断面のデジタル画像信号の2次
    元フーリエ変換により誘導された2次元パワースペクト
    ルを極座標解析して得られる繊維の配向方向の頻度分布
    に基づいて計測されたものであることを特徴とする繊維
    板。
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