JPH0916009A - ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置 - Google Patents
ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置Info
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- JPH0916009A JPH0916009A JP16529795A JP16529795A JPH0916009A JP H0916009 A JPH0916009 A JP H0916009A JP 16529795 A JP16529795 A JP 16529795A JP 16529795 A JP16529795 A JP 16529795A JP H0916009 A JPH0916009 A JP H0916009A
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- heating element
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で片端からの給電が可能であると
ともに小形化が可能なヒータおよび定着装置ならびに画
像形成装置を提供することを目的とする。 【構成】 スルーホール11が形成された電気絶縁性の
部材からなる円筒状の基体1と、この基体1の外周面1
Aに形成された抵抗発熱体膜2と、この抵抗発熱体膜2
と電気的に接続した複数のうちの少なくとも一つが上記
基体1端部の内周面1Bに形成された給電用端子5とを
備えているヒータHおよびこのヒータHを装着した定着
装置Dならびにこの定着装置Dを組込んだ画像形成装置
Pである。 【効果】 円筒状のヒータの外面には露出した導電部や
突起がなく安全性が高くなるとともに小形化でき、配線
も簡単化できるとともに片端給電も可能になった。ま
た、異常発生時にはヒータの基体を破壊して電気回路を
確実に遮断して、過熱による発火などを防ぐことができ
た。
ともに小形化が可能なヒータおよび定着装置ならびに画
像形成装置を提供することを目的とする。 【構成】 スルーホール11が形成された電気絶縁性の
部材からなる円筒状の基体1と、この基体1の外周面1
Aに形成された抵抗発熱体膜2と、この抵抗発熱体膜2
と電気的に接続した複数のうちの少なくとも一つが上記
基体1端部の内周面1Bに形成された給電用端子5とを
備えているヒータHおよびこのヒータHを装着した定着
装置Dならびにこの定着装置Dを組込んだ画像形成装置
Pである。 【効果】 円筒状のヒータの外面には露出した導電部や
突起がなく安全性が高くなるとともに小形化でき、配線
も簡単化できるとともに片端給電も可能になった。ま
た、異常発生時にはヒータの基体を破壊して電気回路を
確実に遮断して、過熱による発火などを防ぐことができ
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばOA機器に
おけるトナー定着や暖房装置、加熱装置などに用いられ
るヒータおよびこのヒータを用いた定着装置ならびにこ
の定着装置を有する画像形成装置に関する。
おけるトナー定着や暖房装置、加熱装置などに用いられ
るヒータおよびこのヒータを用いた定着装置ならびにこ
の定着装置を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば電子式複写機においては、トナ
ー像を形成した複写紙をロールヒータと加圧ローラとの
間で挟圧しながら通過させ、ヒータの熱によって複写紙
を加熱してトナーを溶着させて定着するようにしてい
る。
ー像を形成した複写紙をロールヒータと加圧ローラとの
間で挟圧しながら通過させ、ヒータの熱によって複写紙
を加熱してトナーを溶着させて定着するようにしてい
る。
【0003】上記のロールヒータとしては表面にテフロ
ン(登録商標)などの耐熱性および弾性を有する弗素樹
脂被膜を形成したアルミニウム製の円筒状の加熱筒の内
部に、加熱源として長尺のハロゲン電球を配設したもの
が用いられている。そして、定着装置はロールヒータと
このヒータと平行な回転軸を有する加圧ローラとを対向
してそれぞれを反対方向に回転させ、ハロゲン電球を点
灯してこの電球の輻射熱で加熱筒を加熱することによっ
てヒータとしている。そして、複写紙がこのロールヒー
タと加圧ローラとの間に供給されると、ロールヒータの
熱およびヒータと加圧ローラ間の圧力により、トナーが
加熱され複写紙上に溶着して定着するようになってい
る。
ン(登録商標)などの耐熱性および弾性を有する弗素樹
脂被膜を形成したアルミニウム製の円筒状の加熱筒の内
部に、加熱源として長尺のハロゲン電球を配設したもの
が用いられている。そして、定着装置はロールヒータと
このヒータと平行な回転軸を有する加圧ローラとを対向
してそれぞれを反対方向に回転させ、ハロゲン電球を点
灯してこの電球の輻射熱で加熱筒を加熱することによっ
てヒータとしている。そして、複写紙がこのロールヒー
タと加圧ローラとの間に供給されると、ロールヒータの
熱およびヒータと加圧ローラ間の圧力により、トナーが
加熱され複写紙上に溶着して定着するようになってい
る。
【0004】ところが、このロールヒータはハロゲン電
球の輻射熱で加熱筒を加熱するため、加熱筒を所定の温
度にまで上昇させるウォームアップに時間がかかり立上
り特性が悪いととともに熱損失も多く効率が悪いという
問題があった。また、ハロゲン電球はフィラメントコイ
ルを用いているため断線するということもあった。
球の輻射熱で加熱筒を加熱するため、加熱筒を所定の温
度にまで上昇させるウォームアップに時間がかかり立上
り特性が悪いととともに熱損失も多く効率が悪いという
問題があった。また、ハロゲン電球はフィラメントコイ
ルを用いているため断線するということもあった。
【0005】そこで、このような間接的な加熱のハロゲ
ン電球に変えて、ほぼ直接的に複写紙と接触する熱効率
のよい膜状の抵抗発熱体をローラの表面に形成したロー
ルヒータが開発され実用化されている。
ン電球に変えて、ほぼ直接的に複写紙と接触する熱効率
のよい膜状の抵抗発熱体をローラの表面に形成したロー
ルヒータが開発され実用化されている。
【0006】このロールヒータはたとえば特開昭63−
158583号公報に記載されている。このヒータはセ
ラミックや金属の表面を電気絶縁処理して形成した円筒
状加熱筒の外面上にニッケルなどの薄膜状の抵抗発熱体
膜を形成したもので、昇温時間が速く立上り特性がよい
とともに所要の電力も少なく効率が高いという利点があ
る。
158583号公報に記載されている。このヒータはセ
ラミックや金属の表面を電気絶縁処理して形成した円筒
状加熱筒の外面上にニッケルなどの薄膜状の抵抗発熱体
膜を形成したもので、昇温時間が速く立上り特性がよい
とともに所要の電力も少なく効率が高いという利点があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭63−
158583号公報に記載のヒータは、長尺の加熱筒の
両端部に抵抗発熱体膜への給電部があり、このような構
成であるとヒータがより長尺化するとともに定着装置な
どにおいて給電部への給電線が遠く2か所に別れ配線が
複雑になるという問題がある。また、このようなヒータ
にはその近傍に温度を検出するセンサなどや保護回路の
部品などを配置する必要があるが、スペースの確保がし
にくいことと上記と同様に部品の配線の引回しが複雑で
面倒であるということがあった。また、これらをまとめ
収納するには装置が大形化する問題がある。
158583号公報に記載のヒータは、長尺の加熱筒の
両端部に抵抗発熱体膜への給電部があり、このような構
成であるとヒータがより長尺化するとともに定着装置な
どにおいて給電部への給電線が遠く2か所に別れ配線が
複雑になるという問題がある。また、このようなヒータ
にはその近傍に温度を検出するセンサなどや保護回路の
部品などを配置する必要があるが、スペースの確保がし
にくいことと上記と同様に部品の配線の引回しが複雑で
面倒であるということがあった。また、これらをまとめ
収納するには装置が大形化する問題がある。
【0008】また、定着装置において回転するヒータの
外周面に導電線などが露出していると、斜行した複写紙
がこの導電線などと接触して導電線などに断線を生じヒ
ータとしての作用をなさなくなることもある。また、複
写紙の大きさによって抵抗発熱体膜への通電範囲を変え
不要部分を発熱しないようにした省エネルギ形の定着装
置などには使えないこともある。
外周面に導電線などが露出していると、斜行した複写紙
がこの導電線などと接触して導電線などに断線を生じヒ
ータとしての作用をなさなくなることもある。また、複
写紙の大きさによって抵抗発熱体膜への通電範囲を変え
不要部分を発熱しないようにした省エネルギ形の定着装
置などには使えないこともある。
【0009】また、電気機器においては、スペース、価
格、他の部品との共通性や安全性を考慮して特別のもの
を除き、通常、その機器への定格入力電圧よりも低い電
圧や電流制御によって動作する各種部品が使用できるよ
う設計され組立てられている。これは、上記複写機にお
いても同様で、定着用のロールヒータも複写機に給電さ
れる電圧より低電圧か電流を制限することにより使用さ
れている。
格、他の部品との共通性や安全性を考慮して特別のもの
を除き、通常、その機器への定格入力電圧よりも低い電
圧や電流制御によって動作する各種部品が使用できるよ
う設計され組立てられている。これは、上記複写機にお
いても同様で、定着用のロールヒータも複写機に給電さ
れる電圧より低電圧か電流を制限することにより使用さ
れている。
【0010】しかし、最近は機器の多様化などが望ま
れ、電圧や電流制御を行うに際しても複雑な回路で、電
子部品が増えるなどのことがあり、それだけ事故などの
不具合の発生する確率も高まってきている。もちろん、
電気機器においては各種の事故への対応がとられ、それ
ら事故が発生した場合は安全装置が動作するようなされ
ているが、二重、三重の安全装置が働かなかったり事故
が他の回路にまで及んだりする予期しない事故の発生も
ある。
れ、電圧や電流制御を行うに際しても複雑な回路で、電
子部品が増えるなどのことがあり、それだけ事故などの
不具合の発生する確率も高まってきている。もちろん、
電気機器においては各種の事故への対応がとられ、それ
ら事故が発生した場合は安全装置が動作するようなされ
ているが、二重、三重の安全装置が働かなかったり事故
が他の回路にまで及んだりする予期しない事故の発生も
ある。
【0011】たとえば上記のようなロールヒータを用い
た複写機において、ヒータに過電流が流れても安全装置
が動作しない場合は通電が続きヒータが過熱して発火の
虞があり、この発火を未然に防ぐ手立てが必要である。
た複写機において、ヒータに過電流が流れても安全装置
が動作しない場合は通電が続きヒータが過熱して発火の
虞があり、この発火を未然に防ぐ手立てが必要である。
【0012】本発明者はロールヒータなどにおいて、基
体の内部から給電が行えるとともに簡単な構成で片端か
らの給電も可能で、定着装置などが小形化できるととも
に万が一ヒータに過電流が流れ過熱した場合には、その
ヒータへの通電を強制的に停止し過熱による発火を防止
することを目的とする。
体の内部から給電が行えるとともに簡単な構成で片端か
らの給電も可能で、定着装置などが小形化できるととも
に万が一ヒータに過電流が流れ過熱した場合には、その
ヒータへの通電を強制的に停止し過熱による発火を防止
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のヒータは、電気絶縁性の部材からなる円筒状の基体
と、この基体の外周面に形成された抵抗発熱体膜と、こ
の抵抗発熱体膜と電気的に接続した複数のうちの少なく
とも一つが上記基体端部の内周面に形成された給電用端
子とを具備していることを特徴としている。
のヒータは、電気絶縁性の部材からなる円筒状の基体
と、この基体の外周面に形成された抵抗発熱体膜と、こ
の抵抗発熱体膜と電気的に接続した複数のうちの少なく
とも一つが上記基体端部の内周面に形成された給電用端
子とを具備していることを特徴としている。
【0014】本発明の請求項2に記載のヒータは、スル
ーホールが形成された電気絶縁性の部材からなる円筒状
の基体と、この基体の外周面に形成された抵抗発熱体膜
と、この抵抗発熱体膜と電気的に接続して上記基体端部
の内周面にまで延在して形成された配線用導体膜と、こ
の配線用導体膜に接続した複数のうちの少なくとも一つ
が上記基体端部の内周面に形成された給電用端子とを具
備していることを特徴としている。
ーホールが形成された電気絶縁性の部材からなる円筒状
の基体と、この基体の外周面に形成された抵抗発熱体膜
と、この抵抗発熱体膜と電気的に接続して上記基体端部
の内周面にまで延在して形成された配線用導体膜と、こ
の配線用導体膜に接続した複数のうちの少なくとも一つ
が上記基体端部の内周面に形成された給電用端子とを具
備していることを特徴としている。
【0015】本発明の請求項3に記載のヒータは、抵抗
発熱体膜の表面にガラス質の保護被膜が形成されている
ことを特徴としている。
発熱体膜の表面にガラス質の保護被膜が形成されている
ことを特徴としている。
【0016】本発明の請求項4に記載のヒータは、基体
の内周面に抵抗発熱体膜および給電用端子と接続した給
電用導体が設けられ、基体の一端部側に全ての給電用端
子が形成されていることを特徴としている。
の内周面に抵抗発熱体膜および給電用端子と接続した給
電用導体が設けられ、基体の一端部側に全ての給電用端
子が形成されていることを特徴としている。
【0017】本発明の請求項5に記載のヒータは、基体
の内周面にこの基体の長手方向に間隔を隔てて抵抗発熱
体膜に接続した複数個の給電用端子が形成されているこ
とを特徴としている。
の内周面にこの基体の長手方向に間隔を隔てて抵抗発熱
体膜に接続した複数個の給電用端子が形成されているこ
とを特徴としている。
【0018】本発明の請求項6に記載のヒータは、抵抗
発熱体膜が給電用端子より高抵抗値の被膜であることを
特徴としている。
発熱体膜が給電用端子より高抵抗値の被膜であることを
特徴としている。
【0019】本発明の請求項7に記載のヒータは、基体
に形成されたスルーホールが他の部分より低強度である
ことを特徴としている。
に形成されたスルーホールが他の部分より低強度である
ことを特徴としている。
【0020】本発明の請求項8に記載のヒータは、基体
のスルーホールには、抵抗発熱体膜と給電用端子とを電
気的に接続する接続用導体膜が形成されていることを特
徴としている。
のスルーホールには、抵抗発熱体膜と給電用端子とを電
気的に接続する接続用導体膜が形成されていることを特
徴としている。
【0021】本発明の請求項9に記載のヒータは、スル
ーホールに形成された接続用導体膜が、抵抗発熱体膜の
被膜より高抵抗値の被膜であることを特徴としている。
ーホールに形成された接続用導体膜が、抵抗発熱体膜の
被膜より高抵抗値の被膜であることを特徴としている。
【0022】本発明の請求項10に記載のヒータは、ス
ルーホールに近接して配線用導体膜が形成されているこ
とを特徴としている。
ルーホールに近接して配線用導体膜が形成されているこ
とを特徴としている。
【0023】本発明の請求項11に記載のヒータは、基
体の内周面にこの基体の温度を検知するセンサに接続し
た配線用導体が設けられていることを特徴としている。
体の内周面にこの基体の温度を検知するセンサに接続し
た配線用導体が設けられていることを特徴としている。
【0024】本発明の請求項12に記載のヒータは、基
体の長手方向の両端部に抵抗発熱体膜と電気的に接続し
たキャップ状物が設けられていることを特徴としてい
る。
体の長手方向の両端部に抵抗発熱体膜と電気的に接続し
たキャップ状物が設けられていることを特徴としてい
る。
【0025】本発明の請求項13に記載のヒータは、基
体の端部に設けたキャップ状物が同軸的に互いに絶縁さ
れた複数の導電端子を有することを特徴としている。
体の端部に設けたキャップ状物が同軸的に互いに絶縁さ
れた複数の導電端子を有することを特徴としている。
【0026】本発明の請求項14に記載のヒータは、基
体の端部に設けたキャップ状物が電気的接続部をなす支
持軸であることを特徴としている。
体の端部に設けたキャップ状物が電気的接続部をなす支
持軸であることを特徴としている。
【0027】本発明の請求項15に記載の定着装置は、
請求項1ないし請求項14のいずれか一に記載のヒータ
と、このヒータの支持軸方向に沿って軸方向を有しこの
ヒータに対向して設けられた回転自在の加圧ローラとを
具備したことを特徴としている。
請求項1ないし請求項14のいずれか一に記載のヒータ
と、このヒータの支持軸方向に沿って軸方向を有しこの
ヒータに対向して設けられた回転自在の加圧ローラとを
具備したことを特徴としている。
【0028】本発明の請求項16に記載の画像形成装置
は、請求項15に記載の定着装置と、この定着装置を収
容する筐体とを具備したことを特徴としている。
は、請求項15に記載の定着装置と、この定着装置を収
容する筐体とを具備したことを特徴としている。
【0029】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、抵抗発熱体膜
への給電を基体の内部から行うことによりヒータ端部の
支持部を除く外面に露出した導電部や突起がなく安全性
が高い。また、ヒータが装着された機器において配線の
簡単化がはかれる。
への給電を基体の内部から行うことによりヒータ端部の
支持部を除く外面に露出した導電部や突起がなく安全性
が高い。また、ヒータが装着された機器において配線の
簡単化がはかれる。
【0030】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記請求項1の作用のほか異常発生でヒータが過熱した場
合に、穿孔加工時の歪みおよび基体の熱膨張による歪み
によって強度的に弱くなったスルーホール部またはこの
ホールの近傍にクラックが入りこれが割れて電気回路を
切断し、ヒータへの通電を停止する。
記請求項1の作用のほか異常発生でヒータが過熱した場
合に、穿孔加工時の歪みおよび基体の熱膨張による歪み
によって強度的に弱くなったスルーホール部またはこの
ホールの近傍にクラックが入りこれが割れて電気回路を
切断し、ヒータへの通電を停止する。
【0031】また、請求項3に記載の発明によれば、た
とえば定着装置において複写紙に熱が吸収されても、ヒ
ータと複写紙との密着性が高く、複写紙の搬送に伴って
ヒータも確実に回転するので部分的な温度の低下はな
い。また、ガラス質であるので複写紙との間に静電気が
生ぜず、保護被膜と複写紙とが密着し過ぎることを防止
でき、定着を正確に行い品位を向上できる。
とえば定着装置において複写紙に熱が吸収されても、ヒ
ータと複写紙との密着性が高く、複写紙の搬送に伴って
ヒータも確実に回転するので部分的な温度の低下はな
い。また、ガラス質であるので複写紙との間に静電気が
生ぜず、保護被膜と複写紙とが密着し過ぎることを防止
でき、定着を正確に行い品位を向上できる。
【0032】また、請求項4に記載の発明によれば、片
端子形のヒータとすることができ、電気配線を簡単化で
きる。
端子形のヒータとすることができ、電気配線を簡単化で
きる。
【0033】また、請求項5に記載の発明によれば、抵
抗発熱体膜の中間部からの電気端子の取出しが容易であ
り、発熱部の長さが変えられる。
抗発熱体膜の中間部からの電気端子の取出しが容易であ
り、発熱部の長さが変えられる。
【0034】また、請求項6に記載の発明によれば、通
電時抵抗発熱体膜より給電用端子の方が温度が低く、電
気接続部としての作用を果たす。
電時抵抗発熱体膜より給電用端子の方が温度が低く、電
気接続部としての作用を果たす。
【0035】また、請求項7に記載の発明によれば、穿
孔加工されたスルーホール部は加工時の歪みおよび基体
の熱膨張による歪みが残存していて強度的に弱く、基体
のうちでは最も割れ易い部分であり、異常発生などでこ
の部分の近傍に昇温などの熱衝撃を受けるとクラックが
生じ基体を破壊して電気回路を遮断することができる。
孔加工されたスルーホール部は加工時の歪みおよび基体
の熱膨張による歪みが残存していて強度的に弱く、基体
のうちでは最も割れ易い部分であり、異常発生などでこ
の部分の近傍に昇温などの熱衝撃を受けるとクラックが
生じ基体を破壊して電気回路を遮断することができる。
【0036】また、請求項8に記載の発明によれば、抵
抗発熱体膜と給電用端子との通電を基体の外部を回るこ
となく接続できる。
抗発熱体膜と給電用端子との通電を基体の外部を回るこ
となく接続できる。
【0037】また、請求項9に記載の発明によれば、ス
ルーホールに形成した接続用導体膜の方が高い抵抗値を
有し抵抗発熱体膜の昇温温度より高く、被膜に異常高電
流が流れたときに強度的に弱いスルーホール部にクラッ
クを生じさせ基体を破壊して電気回路を遮断することが
できる。
ルーホールに形成した接続用導体膜の方が高い抵抗値を
有し抵抗発熱体膜の昇温温度より高く、被膜に異常高電
流が流れたときに強度的に弱いスルーホール部にクラッ
クを生じさせ基体を破壊して電気回路を遮断することが
できる。
【0038】また、請求項10に記載の発明によれば、
スルーホール部に近接した配線用導体膜に異常高電流が
流れると、配線用導体膜が異常昇温して強度的に弱いス
ルーホール部にクラックを生じさせ基体を破壊して電気
回路を遮断することができる。
スルーホール部に近接した配線用導体膜に異常高電流が
流れると、配線用導体膜が異常昇温して強度的に弱いス
ルーホール部にクラックを生じさせ基体を破壊して電気
回路を遮断することができる。
【0039】また、請求項11に記載の発明によれば、
センサによる検知回路の配線が簡単化できるとともにそ
の電気的取出しも容易にできる。
センサによる検知回路の配線が簡単化できるとともにそ
の電気的取出しも容易にできる。
【0040】また、請求項12に記載の発明によれば、
ヒータ端部のキャップ状物が抵抗発熱体膜への電気的接
続部をなす。
ヒータ端部のキャップ状物が抵抗発熱体膜への電気的接
続部をなす。
【0041】また、請求項13に記載の発明によれば、
ヒータ端部のキャップ状物が電気的に一極以上の複数の
導電端子部を有し、形成した抵抗発熱体膜の複数箇所へ
給電できるので、発熱長さなど範囲を変えることができ
る。
ヒータ端部のキャップ状物が電気的に一極以上の複数の
導電端子部を有し、形成した抵抗発熱体膜の複数箇所へ
給電できるので、発熱長さなど範囲を変えることができ
る。
【0042】また、請求項14に記載の発明によれば、
ヒータ端部のキャップ状物が抵抗発熱体膜への電気的接
続部をなすとともに機器などへの支持体としての作用を
有する。
ヒータ端部のキャップ状物が抵抗発熱体膜への電気的接
続部をなすとともに機器などへの支持体としての作用を
有する。
【0043】また、請求項15に記載の発明によれば、
請求項1ないし請求項14のいずれかに記載のヒータ
と、このヒータに対向して設けられた加圧ローラとを備
えたため、上記請求項1ないし請求項14のいずれかの
作用を奏する。
請求項1ないし請求項14のいずれかに記載のヒータ
と、このヒータに対向して設けられた加圧ローラとを備
えたため、上記請求項1ないし請求項14のいずれかの
作用を奏する。
【0044】さらに、請求項16に記載の発明によれ
ば、請求項15に記載の定着装置と、この定着装置を収
容する筐体とを備えたため、それぞれに対応する作用を
奏する。
ば、請求項15に記載の定着装置と、この定着装置を収
容する筐体とを備えたため、それぞれに対応する作用を
奏する。
【0045】
【実施例】以下、本発明ヒータの第一実施例を図面を参
照して説明する。図1はヒータHの正面図、図2は図1
の左右端部部分の拡大断面正面図、図3は図2中のA−
A線に沿って切断した部分の拡大断面側面図である。図
中1は耐熱・電気絶縁性材料たとえばアルミナ(Al2
O3 )セラミックスからなる長さ約360mm、外径約
15mm、内径約11mmの円筒形状をなす基体、11
L、11Rはこの基体1端部近傍の内外を貫通して形成
された径が約0.4mmのスルーホールである。 ま
た、2は基体1の外周面1Aおよびスルーホール11
L、11Rの外周面1Aに形成された抵抗発熱体膜、3
はこの抵抗発熱体膜2を覆うよう形成されたガラス質の
保護被膜、4は上記スルーホール11L、11Rの内周
面1B側内壁面から開口部周辺の内周面1Bにかけて形
成された接続用導体膜で、内周面1Bの部分は給電用端
子5L、5Rを構成している。また、6L、6Rは銅、
黄銅などの金属導体からなるキャップ状の支持体で、基
体1両端部の内面1Bに挿入され、その先端に軸部61
を有する。
照して説明する。図1はヒータHの正面図、図2は図1
の左右端部部分の拡大断面正面図、図3は図2中のA−
A線に沿って切断した部分の拡大断面側面図である。図
中1は耐熱・電気絶縁性材料たとえばアルミナ(Al2
O3 )セラミックスからなる長さ約360mm、外径約
15mm、内径約11mmの円筒形状をなす基体、11
L、11Rはこの基体1端部近傍の内外を貫通して形成
された径が約0.4mmのスルーホールである。 ま
た、2は基体1の外周面1Aおよびスルーホール11
L、11Rの外周面1Aに形成された抵抗発熱体膜、3
はこの抵抗発熱体膜2を覆うよう形成されたガラス質の
保護被膜、4は上記スルーホール11L、11Rの内周
面1B側内壁面から開口部周辺の内周面1Bにかけて形
成された接続用導体膜で、内周面1Bの部分は給電用端
子5L、5Rを構成している。また、6L、6Rは銅、
黄銅などの金属導体からなるキャップ状の支持体で、基
体1両端部の内面1Bに挿入され、その先端に軸部61
を有する。
【0046】そして、上記の基体1はアルミナ(Al2
O3 )粉末などの混練体を円筒状に成型したものを焼成
してセラミックス化し、その後、基体1の端部にレーザ
加工などによりスルーホール11L、11Rが設けられ
る。このスルーホール11L、11Rの形成により基体
1には熱加工歪みが残りスルーホール11L、11R近
傍の剛性強度は低下している。
O3 )粉末などの混練体を円筒状に成型したものを焼成
してセラミックス化し、その後、基体1の端部にレーザ
加工などによりスルーホール11L、11Rが設けられ
る。このスルーホール11L、11Rの形成により基体
1には熱加工歪みが残りスルーホール11L、11R近
傍の剛性強度は低下している。
【0047】また、上記の抵抗発熱体膜2は発熱体材料
となる厚膜の銀・パラジウム(Ag・Pd)合金や銀・
プラチナ(Ag・Pt)合金あるいはこれらを主体とす
る合金からなる金属ペーストを基体1の外周面にスクリ
ーン印刷により塗布し、乾燥したのち約850℃で約1
0分間の高温度で焼成することによって形成してある。
この被膜2は基体1外周面1Aにその回転方向にとぎれ
ることなく1〜10μm程度のほぼ一様の膜厚で、抵抗
値が約10Ω/100mmに設定されたシート抵抗値が
どこでも実用上等しい程度で形成してある。また、スル
ーホール11L、11Rの外周面1A側の内壁面には上
記抵抗発熱体膜2と同材料によるこの抵抗発熱体膜2と
同等の抵抗値かあるいは高抵抗値の接続用導体膜4が形
成されている。
となる厚膜の銀・パラジウム(Ag・Pd)合金や銀・
プラチナ(Ag・Pt)合金あるいはこれらを主体とす
る合金からなる金属ペーストを基体1の外周面にスクリ
ーン印刷により塗布し、乾燥したのち約850℃で約1
0分間の高温度で焼成することによって形成してある。
この被膜2は基体1外周面1Aにその回転方向にとぎれ
ることなく1〜10μm程度のほぼ一様の膜厚で、抵抗
値が約10Ω/100mmに設定されたシート抵抗値が
どこでも実用上等しい程度で形成してある。また、スル
ーホール11L、11Rの外周面1A側の内壁面には上
記抵抗発熱体膜2と同材料によるこの抵抗発熱体膜2と
同等の抵抗値かあるいは高抵抗値の接続用導体膜4が形
成されている。
【0048】また、基体1の内周面1Bおよびスルーホ
ール11L、11R内面の抵抗発熱体膜2に重層して電
気的に接続して形成した接続用導体膜4は、上記抵抗発
熱体膜2よりも接触電気抵抗が小さい材料たとえば銀
(Ag)、銀・プラチナ合金(Ag・Pt)、金(A
u)、プラチナ(Pt)などの金属ペーストを厚膜状に
塗布、あるいは抵抗発熱体膜2と同材料で抵抗発熱体膜
2よりも厚膜状に塗布して、乾燥したのち焼成すること
によって形成してある。なお、この接続用導体膜4およ
び上記抵抗発熱体膜2の金属ペーストの塗布順序はどち
らが先でもよく、焼成は同時に行ってもよい。
ール11L、11R内面の抵抗発熱体膜2に重層して電
気的に接続して形成した接続用導体膜4は、上記抵抗発
熱体膜2よりも接触電気抵抗が小さい材料たとえば銀
(Ag)、銀・プラチナ合金(Ag・Pt)、金(A
u)、プラチナ(Pt)などの金属ペーストを厚膜状に
塗布、あるいは抵抗発熱体膜2と同材料で抵抗発熱体膜
2よりも厚膜状に塗布して、乾燥したのち焼成すること
によって形成してある。なお、この接続用導体膜4およ
び上記抵抗発熱体膜2の金属ペーストの塗布順序はどち
らが先でもよく、焼成は同時に行ってもよい。
【0049】また、保護被膜3は上記抵抗発熱体膜2お
よび基体1端部の外周面1A側の表面に酸化鉛(Pb
O)を主成分としたたとえばPbO(55〜85Wt
%)−B2 O3 (5〜15Wt%)−SiO2 (10〜
30Wt%)系ガラスの粉末からなる絶縁ガラスペース
トをスクリーン印刷塗布し、隙間なく連続した塗膜を形
成する。そして、乾燥した後、約700℃で約10分間
焼成して、厚さ15μm〜100μmのガラス質層から
なる。
よび基体1端部の外周面1A側の表面に酸化鉛(Pb
O)を主成分としたたとえばPbO(55〜85Wt
%)−B2 O3 (5〜15Wt%)−SiO2 (10〜
30Wt%)系ガラスの粉末からなる絶縁ガラスペース
トをスクリーン印刷塗布し、隙間なく連続した塗膜を形
成する。そして、乾燥した後、約700℃で約10分間
焼成して、厚さ15μm〜100μmのガラス質層から
なる。
【0050】また、キャップ状物からなる支持体6L、
6Rは基体1両端部の内周面1Bにそれぞれ挿入され給
電用端子5L、5Rと接触して電気的に接続され導電端
子部材としての機能を有するとともにヒータHの機器な
どへの装着に際し、ヒータHの支持作用と外部からの電
気的接続をなす。なお、図示していないが、基体1両端
部に挿入された支持体6L、6Rは、基体1両端部の内
周面1Bにねじや隙間に導電接着剤を介在させることに
より強固に固定されている。
6Rは基体1両端部の内周面1Bにそれぞれ挿入され給
電用端子5L、5Rと接触して電気的に接続され導電端
子部材としての機能を有するとともにヒータHの機器な
どへの装着に際し、ヒータHの支持作用と外部からの電
気的接続をなす。なお、図示していないが、基体1両端
部に挿入された支持体6L、6Rは、基体1両端部の内
周面1Bにねじや隙間に導電接着剤を介在させることに
より強固に固定されている。
【0051】そして、このように構成されたヒータHは
両支持体6L、6R間に通電すると、図2において左方
の支持体6L→給電用端子5L→スルーホール11Lの
接続用導体膜4→抵抗発熱体膜2の左方側端部→抵抗発
熱体膜2→抵抗発熱体膜2の右方側端部→スルーホール
11Rの接続用導体膜4→給電用端子5R→右方の支持
体6R(交流の場合は逆方向にもサイクル毎に交互に)
を通じ電流が流れ、基体1外周面1A上の抵抗発熱体膜
2が各部においてほぼ均一の温度で発熱する。このヒー
タHは、金属合金中に含まれるパラジウム(Pd)が電
気的な抵抗要素となり、その比率によって発熱体膜2の
抵抗値が調整される。
両支持体6L、6R間に通電すると、図2において左方
の支持体6L→給電用端子5L→スルーホール11Lの
接続用導体膜4→抵抗発熱体膜2の左方側端部→抵抗発
熱体膜2→抵抗発熱体膜2の右方側端部→スルーホール
11Rの接続用導体膜4→給電用端子5R→右方の支持
体6R(交流の場合は逆方向にもサイクル毎に交互に)
を通じ電流が流れ、基体1外周面1A上の抵抗発熱体膜
2が各部においてほぼ均一の温度で発熱する。このヒー
タHは、金属合金中に含まれるパラジウム(Pd)が電
気的な抵抗要素となり、その比率によって発熱体膜2の
抵抗値が調整される。
【0052】そして、このヒータHは、抵抗発熱体膜2
への給電を基体1の内部から行うことによりヒータH端
部の支持部を除く外面に露出した充電部がなく、ヒータ
Hが装着された機器において電気的な安全性および配線
が簡単化できる。また、後述するように、ヒータHに過
電流が流れスルーホール11L、11R近傍が異常発熱
した場合には、、穿孔加工時の歪みおよび基体1の熱膨
張による歪みにより強度の低下したこのスルーホール1
1L、11R近傍に加わる熱衝撃によってこの部分の基
体1に割れを生じ、接続用導体膜4などが破壊すること
によりヒータHの電気回路が遮断されて抵抗発熱体膜2
の発熱が停止する。
への給電を基体1の内部から行うことによりヒータH端
部の支持部を除く外面に露出した充電部がなく、ヒータ
Hが装着された機器において電気的な安全性および配線
が簡単化できる。また、後述するように、ヒータHに過
電流が流れスルーホール11L、11R近傍が異常発熱
した場合には、、穿孔加工時の歪みおよび基体1の熱膨
張による歪みにより強度の低下したこのスルーホール1
1L、11R近傍に加わる熱衝撃によってこの部分の基
体1に割れを生じ、接続用導体膜4などが破壊すること
によりヒータHの電気回路が遮断されて抵抗発熱体膜2
の発熱が停止する。
【0053】なお、図2および図3中の基体1に示す支
持体6L、6Rと対向する部分の点線はスルーホール1
1、11、…であって、これらスルーホール11、1
1、…箇所を増すことにより接続用導体膜4(給電用端
子5)の容量を増すことができ、より高電力のヒータH
への適用が可能となり、また、複数箇所に分散させても
一箇所で過熱により断路すれば、残りの箇所だけでは容
量不足となって他の箇所に過電流が流れ他の箇所も追っ
て断路し、ついには基体1の割れを生じ電気的な接続が
遮断され発熱を止めることができる。
持体6L、6Rと対向する部分の点線はスルーホール1
1、11、…であって、これらスルーホール11、1
1、…箇所を増すことにより接続用導体膜4(給電用端
子5)の容量を増すことができ、より高電力のヒータH
への適用が可能となり、また、複数箇所に分散させても
一箇所で過熱により断路すれば、残りの箇所だけでは容
量不足となって他の箇所に過電流が流れ他の箇所も追っ
て断路し、ついには基体1の割れを生じ電気的な接続が
遮断され発熱を止めることができる。
【0054】また、図4および図5は本発明ヒータの第
二実施例を示し、図4は中間部を省略した拡大断面正面
図、図5(a)、(b)は図4中のB−B線およびC−
C線に沿って切断した部分の拡大断面側面図である。図
中、上記図1ないし図3と同一部分には同一の符号を付
してその説明は省略する。図4および図5のヒータHの
特徴は、基体1の一端部側(この図では左側)に給電用
端子5を集めたもので、片端子形ヒータなどとも呼ばれ
ている。この第二実施例のヒータHは、一方の端部(こ
の図では左側)に通電部材兼用の保持体6Lが、また、
他方の端部(この図では右側)には保持体6R(この場
合は電気は通さず支持用としてのみ)が図示しないねじ
あるいは導電性接着剤を介して取付けられている。
二実施例を示し、図4は中間部を省略した拡大断面正面
図、図5(a)、(b)は図4中のB−B線およびC−
C線に沿って切断した部分の拡大断面側面図である。図
中、上記図1ないし図3と同一部分には同一の符号を付
してその説明は省略する。図4および図5のヒータHの
特徴は、基体1の一端部側(この図では左側)に給電用
端子5を集めたもので、片端子形ヒータなどとも呼ばれ
ている。この第二実施例のヒータHは、一方の端部(こ
の図では左側)に通電部材兼用の保持体6Lが、また、
他方の端部(この図では右側)には保持体6R(この場
合は電気は通さず支持用としてのみ)が図示しないねじ
あるいは導電性接着剤を介して取付けられている。
【0055】そして、図4において基体1の右方端部の
抵抗発熱体膜2と連接しスルーホル11Rの内壁面から
導出した接続用導体膜4には、内周面1Bに帯状に形成
され左方端部に向かう配線用導体膜7が接続されてい
る。また、この配線用導体膜7は左方端部において給電
用端子5を構成している。
抵抗発熱体膜2と連接しスルーホル11Rの内壁面から
導出した接続用導体膜4には、内周面1Bに帯状に形成
され左方端部に向かう配線用導体膜7が接続されてい
る。また、この配線用導体膜7は左方端部において給電
用端子5を構成している。
【0056】また、左方の支持体6Lは絶縁層62を介
して同軸的に内外二極の通電端子63、64が設けられ
ていて、この支持体6Lを基体1の内面に挿入すると内
側の通電端子63が第一実施例と同様に給電用端子5と
圧接して電気的な接続がなされる。また、外側の通電端
子64は基体1とほぼ同径の外周面65にまで抵抗発熱
体膜2が形成され、外周面65と連接した細径部66が
電気的な接続部となり、このヒータHの給電は細径部6
6と上記通電端子63に連接した軸部67に行えばよ
い。
して同軸的に内外二極の通電端子63、64が設けられ
ていて、この支持体6Lを基体1の内面に挿入すると内
側の通電端子63が第一実施例と同様に給電用端子5と
圧接して電気的な接続がなされる。また、外側の通電端
子64は基体1とほぼ同径の外周面65にまで抵抗発熱
体膜2が形成され、外周面65と連接した細径部66が
電気的な接続部となり、このヒータHの給電は細径部6
6と上記通電端子63に連接した軸部67に行えばよ
い。
【0057】この構成のヒータHは、一方の端部から通
電が行えるので、ヒータHへの配線が容易であり、ま
た、ヒータHの温度を検出するセンサなどや保護回路の
部品などの配置スペースが確保できるほか上記と同様に
配線の引回しがなくなり容易に取扱いできるという利点
がある。なお、このヒータHの支持は両端の支持体6
L、6Rを支持しても一端部を支持しても、どちらの場
合も電気的および機械的な支持が可能である。また、ヒ
ータHが異常過熱した場合は、スルーホル11R部から
基体1が割れ接続用導体膜4や配線用導体膜7などを切
断して電気回路を遮断するので発火の虞がない。
電が行えるので、ヒータHへの配線が容易であり、ま
た、ヒータHの温度を検出するセンサなどや保護回路の
部品などの配置スペースが確保できるほか上記と同様に
配線の引回しがなくなり容易に取扱いできるという利点
がある。なお、このヒータHの支持は両端の支持体6
L、6Rを支持しても一端部を支持しても、どちらの場
合も電気的および機械的な支持が可能である。また、ヒ
ータHが異常過熱した場合は、スルーホル11R部から
基体1が割れ接続用導体膜4や配線用導体膜7などを切
断して電気回路を遮断するので発火の虞がない。
【0058】また、図6および図7は本発明ヒータの第
三実施例を示し、図6は全体概略の説明図、図7は図6
の左方端部部分の拡大断面正面図である。図中、上記図
1ないし図5と同一部分には同一の符号を付してその説
明は省略する。この第三実施例は上記第二実施例を発展
させたもので、たとえば複写機において複写紙の大きさ
に応じてヒータHの発熱幅が変えられるなど、必要最小
限部分のみを発熱できる省エネルギタイプに適するもの
である。
三実施例を示し、図6は全体概略の説明図、図7は図6
の左方端部部分の拡大断面正面図である。図中、上記図
1ないし図5と同一部分には同一の符号を付してその説
明は省略する。この第三実施例は上記第二実施例を発展
させたもので、たとえば複写機において複写紙の大きさ
に応じてヒータHの発熱幅が変えられるなど、必要最小
限部分のみを発熱できる省エネルギタイプに適するもの
である。
【0059】このものはたとえば複写紙A4判の縦長さ
(297mm)に相当する幅をA4mm、B4判の横長
さ(257mm)に相当する幅をB4mm、複写紙A5
判の縦長さ(210mm)に相当する幅をA5mmの3
種類の長さについての発熱を1本のヒータHで行えるも
のである。すなわち、基体1には右方のスルーホール1
1Rを基準としてA5mm、B4mmおよびA4mmの
位置に(実際にはヒータH端部の温度は低くなるのでこ
れより長目である。)スルーホール11A、11Bおよ
び11Lが形成してある。
(297mm)に相当する幅をA4mm、B4判の横長
さ(257mm)に相当する幅をB4mm、複写紙A5
判の縦長さ(210mm)に相当する幅をA5mmの3
種類の長さについての発熱を1本のヒータHで行えるも
のである。すなわち、基体1には右方のスルーホール1
1Rを基準としてA5mm、B4mmおよびA4mmの
位置に(実際にはヒータH端部の温度は低くなるのでこ
れより長目である。)スルーホール11A、11Bおよ
び11Lが形成してある。
【0060】そして、左方のスルーホール11Aおよび
11Bの開口部内周面1Bには接続用導体膜4、4(1
1B側は図示してない。)が形成され、この接続用導体
膜4、4に連設して配線用導体膜7、7(11B側は図
示してない。)が左方端部に向かい内周面1Bに設けら
れている。この配線用導体膜7、7(11B側は図示し
てない。)の左方端部および上記スルーホール11Lの
開口部内周面1Bには給電用端子51、52、53(5
3は図示してない。)が形成されている。 そして、こ
の左方端部には上記第二実施例に示されたような各通電
端子65、67、68を絶縁した多重同軸構造の支持体
6Lが挿入され、給電用端子51は通電端子67と、給
電用端子52は通電端子68と、図示しない給電用端子
53は通電端子65とそれぞれ電気的に接続されてい
る。また、右方の端部には上記第一実施例に示されたよ
うな支持体6Rが挿入されている。そして、このヒータ
Hは、右方端部の支持体6Rと左方端部の支持体6Lの
通電端子67との間に電圧を供給すればスルーホール1
1Rと11L間のA4mm幅の全体部分を発熱させるこ
とができる。また、右方端部の支持体6Rと左方端部の
支持体6Lの通電端子68との間に電圧を供給すればス
ルーホール11Rと11A間のB4mm幅の部分を発熱
させることができる。
11Bの開口部内周面1Bには接続用導体膜4、4(1
1B側は図示してない。)が形成され、この接続用導体
膜4、4に連設して配線用導体膜7、7(11B側は図
示してない。)が左方端部に向かい内周面1Bに設けら
れている。この配線用導体膜7、7(11B側は図示し
てない。)の左方端部および上記スルーホール11Lの
開口部内周面1Bには給電用端子51、52、53(5
3は図示してない。)が形成されている。 そして、こ
の左方端部には上記第二実施例に示されたような各通電
端子65、67、68を絶縁した多重同軸構造の支持体
6Lが挿入され、給電用端子51は通電端子67と、給
電用端子52は通電端子68と、図示しない給電用端子
53は通電端子65とそれぞれ電気的に接続されてい
る。また、右方の端部には上記第一実施例に示されたよ
うな支持体6Rが挿入されている。そして、このヒータ
Hは、右方端部の支持体6Rと左方端部の支持体6Lの
通電端子67との間に電圧を供給すればスルーホール1
1Rと11L間のA4mm幅の全体部分を発熱させるこ
とができる。また、右方端部の支持体6Rと左方端部の
支持体6Lの通電端子68との間に電圧を供給すればス
ルーホール11Rと11A間のB4mm幅の部分を発熱
させることができる。
【0061】この発熱長が切替できるヒータHは、複写
機の定着装置などに使用して省エネルギの効果がある。
また、このヒータHも右方端部のスルーホール11Rか
ら配線用導体膜7を介し左方端部の支持体6Lの通電端
子に接続させて、基体1の一端部側(この図では左側)
に通電端子部を集めた片端子形のヒータとすることもで
きる。また、このヒータHも異常過熱した場合は、上述
したと同様にスルーホル11R部から基体1が割れ電気
回路を断路するので発火の虞がない。
機の定着装置などに使用して省エネルギの効果がある。
また、このヒータHも右方端部のスルーホール11Rか
ら配線用導体膜7を介し左方端部の支持体6Lの通電端
子に接続させて、基体1の一端部側(この図では左側)
に通電端子部を集めた片端子形のヒータとすることもで
きる。また、このヒータHも異常過熱した場合は、上述
したと同様にスルーホル11R部から基体1が割れ電気
回路を断路するので発火の虞がない。
【0062】また、図8および図9は本発明ヒータの他
の実施例の要部を示す拡大断面正面図である。図中、上
記図1ないし図7と同一部分には同一の符号を付してそ
の説明は省略する。上記実施例がスルーホール11部内
に抵抗発熱体膜2または接続用導体膜4を形成していた
のに対し、この実施例は導体を形成していないスルーホ
ール11を設けたことを特徴とするものである。
の実施例の要部を示す拡大断面正面図である。図中、上
記図1ないし図7と同一部分には同一の符号を付してそ
の説明は省略する。上記実施例がスルーホール11部内
に抵抗発熱体膜2または接続用導体膜4を形成していた
のに対し、この実施例は導体を形成していないスルーホ
ール11を設けたことを特徴とするものである。
【0063】すなわち、基体1内周面1Bの接続用導体
膜4に連接して形成した配線用導体膜7の近傍にスルー
ホール11、11が設けられているものであって、図8
は配線用導体膜7を挟み両側にある。この図8のもの
は、配線用導体膜7も高抵抗値の被膜であって、ヒータ
Hの電気回路に過電流が流れ異常発熱して抵抗発熱体膜
2と同じ被膜4が形成されたスルーホール11Rが高温
度になっても基体1が割れないときに、同じく高温度に
なった配線用導体膜7の熱によってその両側に形成した
強度の劣るスルーホール11、11部分からクラック
W、W、…を入れ基体1を割って、配線用導体膜7から
なる配線を切断して電気回路を断路させる。また、図9
のものも図8と同じであるが、抵抗発熱体膜2から基体
1内周面1Bにまでの配線をスルーホールを経ることな
く、基体1の端面を経て形成した接続用導体膜4によっ
て配線用導体膜7と接続させたものであって、抵抗発熱
体膜2より高抵抗値で形成された配線用導体膜7が高温
度となってスルーホール11部分からクラックW、W、
…を生じさせ基体1を割らせることは上記と同じであ
る。
膜4に連接して形成した配線用導体膜7の近傍にスルー
ホール11、11が設けられているものであって、図8
は配線用導体膜7を挟み両側にある。この図8のもの
は、配線用導体膜7も高抵抗値の被膜であって、ヒータ
Hの電気回路に過電流が流れ異常発熱して抵抗発熱体膜
2と同じ被膜4が形成されたスルーホール11Rが高温
度になっても基体1が割れないときに、同じく高温度に
なった配線用導体膜7の熱によってその両側に形成した
強度の劣るスルーホール11、11部分からクラック
W、W、…を入れ基体1を割って、配線用導体膜7から
なる配線を切断して電気回路を断路させる。また、図9
のものも図8と同じであるが、抵抗発熱体膜2から基体
1内周面1Bにまでの配線をスルーホールを経ることな
く、基体1の端面を経て形成した接続用導体膜4によっ
て配線用導体膜7と接続させたものであって、抵抗発熱
体膜2より高抵抗値で形成された配線用導体膜7が高温
度となってスルーホール11部分からクラックW、W、
…を生じさせ基体1を割らせることは上記と同じであ
る。
【0064】また、図10および図11は上記円筒状の
ロールヒータHを組込んだ複写機やファクシミリなどの
定着装置Dの一例を示し、図10は定着装置D要部の一
部断面正面図、図11は図10中のE−E線に沿って切
断した部分の断面側面図である。図中ヒータH部分は上
記図1〜図9と同じであるので同一部分には同一の符号
を付してその説明は省略する。図中Rは加圧ローラで、
両端面に回転軸R1を突設した円筒形ローラ本体R2の
表面に耐熱性弾性材料たとえばシリコーンゴムR3が嵌
合してある。
ロールヒータHを組込んだ複写機やファクシミリなどの
定着装置Dの一例を示し、図10は定着装置D要部の一
部断面正面図、図11は図10中のE−E線に沿って切
断した部分の断面側面図である。図中ヒータH部分は上
記図1〜図9と同じであるので同一部分には同一の符号
を付してその説明は省略する。図中Rは加圧ローラで、
両端面に回転軸R1を突設した円筒形ローラ本体R2の
表面に耐熱性弾性材料たとえばシリコーンゴムR3が嵌
合してある。
【0065】そして、上記ヒータHと加圧ローラRとは
筐体の一部を構成するシャーシSに互いの軸方向を平行
に対向して、外周がほぼ一直線状に軽く弾接して当接す
るよう取付けられている。すなわち、このシャーシSに
は取付孔S1、S1、S2、S2が穿孔され、この取付
孔S1、S1には電気絶縁性樹脂にて形成された係止部
材S3、S3を介して導電性ベアリングS4、S4が装
着され、この導電性ベアリングS4、S4に形成された
挿通孔S5、S5に上記ヒータHの支持体6の軸部61
が回転自在に嵌合取付けされている。
筐体の一部を構成するシャーシSに互いの軸方向を平行
に対向して、外周がほぼ一直線状に軽く弾接して当接す
るよう取付けられている。すなわち、このシャーシSに
は取付孔S1、S1、S2、S2が穿孔され、この取付
孔S1、S1には電気絶縁性樹脂にて形成された係止部
材S3、S3を介して導電性ベアリングS4、S4が装
着され、この導電性ベアリングS4、S4に形成された
挿通孔S5、S5に上記ヒータHの支持体6の軸部61
が回転自在に嵌合取付けされている。
【0066】また、上記シャーシSの取付孔S2、S2
にはベアリングなどからなる軸受S6、S6が装着さ
れ、この軸受S6、S6の挿通孔S7、S7に上記加圧
ローラRの回転軸R1が回転自在に嵌合取付けされてい
る。
にはベアリングなどからなる軸受S6、S6が装着さ
れ、この軸受S6、S6の挿通孔S7、S7に上記加圧
ローラRの回転軸R1が回転自在に嵌合取付けされてい
る。
【0067】なお、このヒータHと加圧ローラRとは図
10において支持体6の軸部61および回転軸R1の左
方に延在した箇所において、モータと減速ギアなどとを
組合わせた動力源(図示しない。)と連結され連動して
駆動させる。
10において支持体6の軸部61および回転軸R1の左
方に延在した箇所において、モータと減速ギアなどとを
組合わせた動力源(図示しない。)と連結され連動して
駆動させる。
【0068】そして、この定着装置Dは複写機に組込ま
れたとえば商用100Vの電圧で使用され、上記ヒータ
Hは複写機内にある電流制御器によって電流が制御され
通電される。この通電はリード線8、8から導電体とし
て形成されたベアリングS4、S4を通じ、このベアリ
ングS4、S4に支持された支持体6の軸部61を介し
上記と同様に給電用端子5に給電され抵抗発熱体膜2が
発熱する。
れたとえば商用100Vの電圧で使用され、上記ヒータ
Hは複写機内にある電流制御器によって電流が制御され
通電される。この通電はリード線8、8から導電体とし
て形成されたベアリングS4、S4を通じ、このベアリ
ングS4、S4に支持された支持体6の軸部61を介し
上記と同様に給電用端子5に給電され抵抗発熱体膜2が
発熱する。
【0069】そして、複写紙KをトナーTが付着した面
側が円筒状のヒータHに対向して位置するように、ヒー
タHと加圧ローラR間に挿入し、これらヒータHおよび
加圧ローラRを動力源(図示しない。)を介し連動して
それぞれ反対方向に回転させる。この円筒状のヒータH
の熱およびヒータHと加圧ローラR間の圧力により、複
写紙K上にトナーTが溶着して定着できるとともに複写
紙Kは矢印方向に搬送される。
側が円筒状のヒータHに対向して位置するように、ヒー
タHと加圧ローラR間に挿入し、これらヒータHおよび
加圧ローラRを動力源(図示しない。)を介し連動して
それぞれ反対方向に回転させる。この円筒状のヒータH
の熱およびヒータHと加圧ローラR間の圧力により、複
写紙K上にトナーTが溶着して定着できるとともに複写
紙Kは矢印方向に搬送される。
【0070】この定着装置Dは、定着用のロールヒータ
Hが抵抗発熱体膜2からの熱伝導により直接に複写紙K
を加熱するので、高い熱効率で加熱をすることができ
る。また、ヒータHの最外面の保護被膜3はガラス質で
あるので複写紙Kとの間に静電気が生じないので吸引作
用が働かず、保護被膜3と複写紙Kとが密着し過ぎるこ
とを防止でき、複写紙Kの円滑な搬送ができる。
Hが抵抗発熱体膜2からの熱伝導により直接に複写紙K
を加熱するので、高い熱効率で加熱をすることができ
る。また、ヒータHの最外面の保護被膜3はガラス質で
あるので複写紙Kとの間に静電気が生じないので吸引作
用が働かず、保護被膜3と複写紙Kとが密着し過ぎるこ
とを防止でき、複写紙Kの円滑な搬送ができる。
【0071】そして、たとえば電流制御器を構成する半
導体などの電子部品に異常を生じ過電流がヒータHに流
入したにも拘らず、電流制御器などに接続した安全器が
動作しない場合、抵抗発熱体膜2およびスルーホール1
1L、11R内面に形成した高抵抗の接続用導体膜4が
過熱する。この抵抗発熱体膜2および接続用導体膜4の
過熱が続くと、基体1の被膜の中で最も高抵抗値な被膜
4が最高温度に達し、かつ、穿孔加工して基体1中で最
も強度が弱くなっているスルーホール11L、11R部
分に熱衝撃によるクラックが入る。
導体などの電子部品に異常を生じ過電流がヒータHに流
入したにも拘らず、電流制御器などに接続した安全器が
動作しない場合、抵抗発熱体膜2およびスルーホール1
1L、11R内面に形成した高抵抗の接続用導体膜4が
過熱する。この抵抗発熱体膜2および接続用導体膜4の
過熱が続くと、基体1の被膜の中で最も高抵抗値な被膜
4が最高温度に達し、かつ、穿孔加工して基体1中で最
も強度が弱くなっているスルーホール11L、11R部
分に熱衝撃によるクラックが入る。
【0072】このクラックによりアルミナからなる基体
1はスルーホール11Lまたは/および11Rの内壁面
からやこの近傍で割れバラバラになって、抵抗発熱体膜
2の通電回路はスルーホール11Lおよび/または11
R部分において断路し電気的接続が切れる。したがっ
て、抵抗発熱体2からの発熱は停止され、複写機から発
火するなどの不測の事態を解消できる。
1はスルーホール11Lまたは/および11Rの内壁面
からやこの近傍で割れバラバラになって、抵抗発熱体膜
2の通電回路はスルーホール11Lおよび/または11
R部分において断路し電気的接続が切れる。したがっ
て、抵抗発熱体2からの発熱は停止され、複写機から発
火するなどの不測の事態を解消できる。
【0073】本発明者等の実験では、図1の構成のヒー
タHにおいて基体1に抵抗値が約32オーム[Ω]の抵
抗発熱体膜2、スルーホール11L、11R部分に抵抗
値が約0.6[Ω/□]の高抵抗値の接続用導体膜4を
形成し、給電用端子5、5部間に70Vの定格電圧を印
加した場合、約2.2Aの電流が流れ、抵抗発熱体膜2
の表面温度が約200℃に対して、接続用導体膜4の表
面温度は約200℃であった。そして、印加電圧を80
Vに上げたら、電流は約2.5Aとなり、抵抗発熱体膜
2の表面温度が約400℃、接続用導体膜4の表面温度
は約400℃になった。さらに印加電圧を95Vに上
げ、電流が約3.0Aとなり、抵抗発熱体膜2の表面温
度が約500℃、接続用導体膜4の表面温度が約500
℃になったとき、この高抵抗値の接続用導体膜4の形成
してあるスルーホール11R近傍が割れ基体1がバラバ
ラになってヒータHは破壊し通電回路は断路した。
タHにおいて基体1に抵抗値が約32オーム[Ω]の抵
抗発熱体膜2、スルーホール11L、11R部分に抵抗
値が約0.6[Ω/□]の高抵抗値の接続用導体膜4を
形成し、給電用端子5、5部間に70Vの定格電圧を印
加した場合、約2.2Aの電流が流れ、抵抗発熱体膜2
の表面温度が約200℃に対して、接続用導体膜4の表
面温度は約200℃であった。そして、印加電圧を80
Vに上げたら、電流は約2.5Aとなり、抵抗発熱体膜
2の表面温度が約400℃、接続用導体膜4の表面温度
は約400℃になった。さらに印加電圧を95Vに上
げ、電流が約3.0Aとなり、抵抗発熱体膜2の表面温
度が約500℃、接続用導体膜4の表面温度が約500
℃になったとき、この高抵抗値の接続用導体膜4の形成
してあるスルーホール11R近傍が割れ基体1がバラバ
ラになってヒータHは破壊し通電回路は断路した。
【0074】また、上記のような構成の定着装置Dは、
図12に示すような画像形成装置としての複写機Pに組
込まれている。図12は複写機Pの概要構成を示す断面
図で、P1は複写機Pの筐体、P2は筐体P1の上面に
設けられたガラスなどの透明部材からなる原稿載置台で
矢印Y方向に往復動して原稿Gを走査する。
図12に示すような画像形成装置としての複写機Pに組
込まれている。図12は複写機Pの概要構成を示す断面
図で、P1は複写機Pの筐体、P2は筐体P1の上面に
設けられたガラスなどの透明部材からなる原稿載置台で
矢印Y方向に往復動して原稿Gを走査する。
【0075】筐体P1内の上方には光照射用のランプL
が設けられていて、このランプLにより照射された原稿
Gからのの反射光線が短焦点小径結像素子アレイP3に
よって感光ドラムP4上にスリット露光される。なお、
この感光ドラムP4は矢印方向に回転する。
が設けられていて、このランプLにより照射された原稿
Gからのの反射光線が短焦点小径結像素子アレイP3に
よって感光ドラムP4上にスリット露光される。なお、
この感光ドラムP4は矢印方向に回転する。
【0076】また、P5は帯電器で、たとえば酸化亜鉛
感光層あるいは有機半導体感光層が被覆された感光ドラ
ムP4上に一様に帯電を行う。この帯電器P5により帯
電されたドラムP4には、結像素子アレイP3によって
画像露光が行われた静電画像が形成される。この静電画
像は、現像器P6による加熱で軟化溶融する樹脂などか
らなるトナーを用いて顕像化される。
感光層あるいは有機半導体感光層が被覆された感光ドラ
ムP4上に一様に帯電を行う。この帯電器P5により帯
電されたドラムP4には、結像素子アレイP3によって
画像露光が行われた静電画像が形成される。この静電画
像は、現像器P6による加熱で軟化溶融する樹脂などか
らなるトナーを用いて顕像化される。
【0077】一方、カセットP7内に収納されている複
写紙Kは、給送ローラP8と感光ドラムP4上の画像と
同期するようタイミングとって上下方向で圧接して回転
される対の搬送ローラP9によって、ドラムP4上に送
り込まれる。そして、転写放電器P10によって感光ド
ラムP4上に形成されているトナー像は複写紙K上に転
写される。この後、ドラムP4上から離れた複写紙K
は、搬送ガイドP11によって定着装置Dに導かれ加熱
定着処理された後にトレイP12上排出される。なお、
トナー像を転写後、ドラムP4上の残留トナーはクリー
ナP13によって除去される。
写紙Kは、給送ローラP8と感光ドラムP4上の画像と
同期するようタイミングとって上下方向で圧接して回転
される対の搬送ローラP9によって、ドラムP4上に送
り込まれる。そして、転写放電器P10によって感光ド
ラムP4上に形成されているトナー像は複写紙K上に転
写される。この後、ドラムP4上から離れた複写紙K
は、搬送ガイドP11によって定着装置Dに導かれ加熱
定着処理された後にトレイP12上排出される。なお、
トナー像を転写後、ドラムP4上の残留トナーはクリー
ナP13によって除去される。
【0078】上記定着装置Dは複写紙Kの移動方向と直
交する方向に、この複写機Pが複写できる最大判用紙の
幅(長さ)に合わせた有効長、すなわち最大判用紙の幅
(長さ)より長い抵抗発熱体膜2を延在させた円筒状の
ロールヒータHを配置しているとともにこの抵抗発熱体
膜2の延在方向に軽く弾接するよう抵抗発熱体膜2と相
対して加圧ローラRが設けられている。そして、ヒータ
Hと加圧ローラRとの間を送られる複写紙K上の未定着
のトナー像は、抵抗発熱体膜2からの熱を受け溶融して
複写紙K面上に文字、英数字、記号、図面などの複写像
を現出させる。このような、定着装置Dを組付けた複写
機Pは、上述したように定着装置Dが小形化して配線が
簡単化でき複写機Pをもコンパクト化がはかれる。ま
た、ヒータHに異常が発生して安全装置が作動せず温度
が上昇しても、基体1にクラックを生じ電気回路が遮断
されるので発火するなどの虞もない。
交する方向に、この複写機Pが複写できる最大判用紙の
幅(長さ)に合わせた有効長、すなわち最大判用紙の幅
(長さ)より長い抵抗発熱体膜2を延在させた円筒状の
ロールヒータHを配置しているとともにこの抵抗発熱体
膜2の延在方向に軽く弾接するよう抵抗発熱体膜2と相
対して加圧ローラRが設けられている。そして、ヒータ
Hと加圧ローラRとの間を送られる複写紙K上の未定着
のトナー像は、抵抗発熱体膜2からの熱を受け溶融して
複写紙K面上に文字、英数字、記号、図面などの複写像
を現出させる。このような、定着装置Dを組付けた複写
機Pは、上述したように定着装置Dが小形化して配線が
簡単化でき複写機Pをもコンパクト化がはかれる。ま
た、ヒータHに異常が発生して安全装置が作動せず温度
が上昇しても、基体1にクラックを生じ電気回路が遮断
されるので発火するなどの虞もない。
【0079】また、定着装置Dに回転自在のヒータを使
用できるので、部分的な温度低下もしにくくなり、全面
にわたり転写むらなどがない同一コントラストの鮮明な
高品質の複写が得られる。また、抵抗発熱体膜2からの
熱伝導によって複写紙Kを加熱するので、高い熱効率で
一様に定着をさせることができ、また、複写紙Kとの密
着し過ぎることもなく、複写紙Kを円滑に搬送できる。
用できるので、部分的な温度低下もしにくくなり、全面
にわたり転写むらなどがない同一コントラストの鮮明な
高品質の複写が得られる。また、抵抗発熱体膜2からの
熱伝導によって複写紙Kを加熱するので、高い熱効率で
一様に定着をさせることができ、また、複写紙Kとの密
着し過ぎることもなく、複写紙Kを円滑に搬送できる。
【0080】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
たとえば基体の材質はアルミナセラミックスに限らず、
他のセラミックスやガラス、ポリイミド樹脂のような耐
熱性・電気絶縁性の高い合成樹脂部材などであってもよ
く、また、金属など導電性部材の表面を電気絶縁処理し
た材質のものであってもよい。また、基体の表面にはガ
ラス質などの下塗り層が形成してあってもよい。
たとえば基体の材質はアルミナセラミックスに限らず、
他のセラミックスやガラス、ポリイミド樹脂のような耐
熱性・電気絶縁性の高い合成樹脂部材などであってもよ
く、また、金属など導電性部材の表面を電気絶縁処理し
た材質のものであってもよい。また、基体の表面にはガ
ラス質などの下塗り層が形成してあってもよい。
【0081】また、スルーホールはレーザ加工による穿
孔などで熱歪みが残り、基体の中でこのスルーホール近
傍における強度が他の部分より最も弱く、基体の中間部
に穿孔してあってもよいが、基体を割れ易くするために
は基体の端部に近くにスルーホールを設けるのが好まし
い。また、スルーホールの数は1個に限らず複数個穿孔
してあってもよく、その形状も真円状に限らず円状、角
状あるいは一部が縁部に開口した切欠状のものであって
もよい。要するに加工などを施すことによって熱歪みな
どを残存させることや、孔、切欠などを設け他の部分と
の状態や形状を変えることによって強度の弱い部分を設
けてあればよい。
孔などで熱歪みが残り、基体の中でこのスルーホール近
傍における強度が他の部分より最も弱く、基体の中間部
に穿孔してあってもよいが、基体を割れ易くするために
は基体の端部に近くにスルーホールを設けるのが好まし
い。また、スルーホールの数は1個に限らず複数個穿孔
してあってもよく、その形状も真円状に限らず円状、角
状あるいは一部が縁部に開口した切欠状のものであって
もよい。要するに加工などを施すことによって熱歪みな
どを残存させることや、孔、切欠などを設け他の部分と
の状態や形状を変えることによって強度の弱い部分を設
けてあればよい。
【0082】また、抵抗発熱体膜は上記実施例記載の材
料のほかニッケル系やルテニウム系の材料を用いてもよ
い。また、接続用導体膜、配線用導体膜やガラス質の保
護被膜などを形成する材料も実施例のものに限らない。
これら材料の選択は発熱温度やそれぞれ使用する状況に
応じて適宜選べばよい。また、スルーホールの内壁面や
スルーホールの近傍に形成する被膜は、抵抗発熱体膜と
同等かそれ以上の高い抵抗値を有するものであることが
望ましい。
料のほかニッケル系やルテニウム系の材料を用いてもよ
い。また、接続用導体膜、配線用導体膜やガラス質の保
護被膜などを形成する材料も実施例のものに限らない。
これら材料の選択は発熱温度やそれぞれ使用する状況に
応じて適宜選べばよい。また、スルーホールの内壁面や
スルーホールの近傍に形成する被膜は、抵抗発熱体膜と
同等かそれ以上の高い抵抗値を有するものであることが
望ましい。
【0083】また、基体の端部に挿入されるキャップ状
の支持体は一方が通電部材として使用されない場合は特
に金属部材で形成してなくてもよく、その形状も図示し
たものに限らず静止して使用されるものにおいては軸部
は不要である。
の支持体は一方が通電部材として使用されない場合は特
に金属部材で形成してなくてもよく、その形状も図示し
たものに限らず静止して使用されるものにおいては軸部
は不要である。
【0084】また、基体の内部にサーミスタ、熱電対な
どの温度検知用のセンサや他の測定用の素子あるいは回
路部品などを収容配置しておくことも構わず、これらセ
ンサや部品への配線用導体膜を上述した抵抗発熱体膜と
同様に基体の内周面に形成しても差支えない。この場
合、センサなどからの信号取出しも基体端部に設けたキ
ャップを同様に利用してもよい。また、これらセンサな
どとの接続に配線用導体膜を用いると、たとえば基体が
破壊しても抵抗発熱体膜への電気回路が切断せずセンサ
などと接続した配線用導体膜が切断した場合、検知が不
可能になるところからヒータに何か異常が発生したこと
が分かり、早めの対策を行うことができる。 さらに、
上記定着装置の実施例ではガラス質の保護被膜表面に直
接複写紙が接触したが、ヒータ保護や円滑な紙送り用に
プラスチックシートを介在させた間接的な接触であって
もよい。
どの温度検知用のセンサや他の測定用の素子あるいは回
路部品などを収容配置しておくことも構わず、これらセ
ンサや部品への配線用導体膜を上述した抵抗発熱体膜と
同様に基体の内周面に形成しても差支えない。この場
合、センサなどからの信号取出しも基体端部に設けたキ
ャップを同様に利用してもよい。また、これらセンサな
どとの接続に配線用導体膜を用いると、たとえば基体が
破壊しても抵抗発熱体膜への電気回路が切断せずセンサ
などと接続した配線用導体膜が切断した場合、検知が不
可能になるところからヒータに何か異常が発生したこと
が分かり、早めの対策を行うことができる。 さらに、
上記定着装置の実施例ではガラス質の保護被膜表面に直
接複写紙が接触したが、ヒータ保護や円滑な紙送り用に
プラスチックシートを介在させた間接的な接触であって
もよい。
【0085】さらにまた、本発明のヒータはOA機器類
の定着用に限らず、暖房機器や加熱炉などの加熱用など
他の分野においても種々実用化できるものであり、ヒー
タは回転できるものに限らず、静止して使用されるもの
にも適用できる。また、画像形成装置としては複写機に
限らず、種々のOA機器に適用できる。
の定着用に限らず、暖房機器や加熱炉などの加熱用など
他の分野においても種々実用化できるものであり、ヒー
タは回転できるものに限らず、静止して使用されるもの
にも適用できる。また、画像形成装置としては複写機に
限らず、種々のOA機器に適用できる。
【0086】
【発明の効果】請求項1に記載のヒータは、給電用端子
が基体内にあり有効発熱長を同じとすれば端子分の全長
を短くして小形化できる。また、外周表面側には露出し
た充電部や突起がなく安全性が高い。また、このヒータ
を装着した機器においては配線の簡単化がはかれる。
が基体内にあり有効発熱長を同じとすれば端子分の全長
を短くして小形化できる。また、外周表面側には露出し
た充電部や突起がなく安全性が高い。また、このヒータ
を装着した機器においては配線の簡単化がはかれる。
【0087】請求項2に記載のヒータは、上記請求項1
の効果のほか過熱時に安全装置などが作動しない場合、
基体の穿孔加工や熱によって強度的に弱くなったスルー
ホール部またはこのホール近傍にクラックが入りこれが
割れて電気回路を確実に遮断するのでヒータへの通電が
止り、さらに発熱して発火するなどの事故を未然に防ぐ
ことが可能になった。
の効果のほか過熱時に安全装置などが作動しない場合、
基体の穿孔加工や熱によって強度的に弱くなったスルー
ホール部またはこのホール近傍にクラックが入りこれが
割れて電気回路を確実に遮断するのでヒータへの通電が
止り、さらに発熱して発火するなどの事故を未然に防ぐ
ことが可能になった。
【0088】請求項3に記載のヒータは、ヒータと複写
紙との密着性が高く、熱効率よく一様に定着をさせるこ
とができ、全面にわたり転写むらなどがない同一コント
ラストで鮮明な高品質の複写が得られる。また、ガラス
質であるので複写紙との間に静電気が生ぜず吸着もな
く、複写紙を円滑に搬送できる。
紙との密着性が高く、熱効率よく一様に定着をさせるこ
とができ、全面にわたり転写むらなどがない同一コント
ラストで鮮明な高品質の複写が得られる。また、ガラス
質であるので複写紙との間に静電気が生ぜず吸着もな
く、複写紙を円滑に搬送できる。
【0089】請求項4に記載のヒータは、ヒータの一端
側に給電用端子が設けられるので、電気配線を簡単化で
きる。
側に給電用端子が設けられるので、電気配線を簡単化で
きる。
【0090】請求項5に記載のヒータは、発熱部の長さ
が変えられ対象被加熱体の大きさに対応した必要部分の
みの発熱が可能で、無駄な電力を消費しない省エネルギ
とすることができる。
が変えられ対象被加熱体の大きさに対応した必要部分の
みの発熱が可能で、無駄な電力を消費しない省エネルギ
とすることができる。
【0091】請求項6に記載のヒータは、不要部分の発
熱を防ぎ良好な電気接続をなさしめる。
熱を防ぎ良好な電気接続をなさしめる。
【0092】請求項7に記載のヒータは、穿孔加工また
は他の部分と形状を変えた穿孔部分を設けることによっ
て基体の一部に強度の弱い部分をつくり、過熱したとき
の熱衝撃でこの穿孔部分よりクラックを生じさせ基体を
破壊して電気回路を遮断して発火するなどの事故を未然
に防ぐことができる。
は他の部分と形状を変えた穿孔部分を設けることによっ
て基体の一部に強度の弱い部分をつくり、過熱したとき
の熱衝撃でこの穿孔部分よりクラックを生じさせ基体を
破壊して電気回路を遮断して発火するなどの事故を未然
に防ぐことができる。
【0093】請求項8に記載のヒータは、接続用導体を
基体内に通したのでヒータの外面には突起物がない。
基体内に通したのでヒータの外面には突起物がない。
【0094】請求項9に記載のヒータは、異常高電流が
流れたときに最も昇温する被膜を強度的に弱いスルーホ
ール部に形成してあるので、このホール部からクラック
が発生し基体を破壊して電気回路を遮断することができ
る。
流れたときに最も昇温する被膜を強度的に弱いスルーホ
ール部に形成してあるので、このホール部からクラック
が発生し基体を破壊して電気回路を遮断することができ
る。
【0095】また、請求項10に記載の発明によれば、
異常高電流が流れたときに最も昇温する被膜を強度的に
弱いスルーホールの近傍に形成してあるので、このホー
ル部からクラックが発生し基体を破壊して電気回路を遮
断することができる。
異常高電流が流れたときに最も昇温する被膜を強度的に
弱いスルーホールの近傍に形成してあるので、このホー
ル部からクラックが発生し基体を破壊して電気回路を遮
断することができる。
【0096】請求項11に記載のヒータは、温度センサ
などからの信号の取出しおよびセンサなどの取付けを容
易に行うことができ、また、基体内に収容できるので正
確な測定および取付けスペースの節約ができる。
などからの信号の取出しおよびセンサなどの取付けを容
易に行うことができ、また、基体内に収容できるので正
確な測定および取付けスペースの節約ができる。
【0097】請求項12記載のヒータは、キャップ状物
が抵抗発熱体膜への電気的接続部をなす。
が抵抗発熱体膜への電気的接続部をなす。
【0098】請求項13記載のヒータは、抵抗発熱体膜
の複数箇所へ給電できるので、発熱長さなどの範囲を変
えることができ対象被加熱体の大きさに対応した必要部
分のみの発熱が可能で、無駄な電力を消費しない省エネ
ルギとすることができる。請求項14記載のヒータは、
キャップ状物が電気的接続部と装着される機器などへの
支持体として用いられ、静止はもちろん回転支持も可能
である。
の複数箇所へ給電できるので、発熱長さなどの範囲を変
えることができ対象被加熱体の大きさに対応した必要部
分のみの発熱が可能で、無駄な電力を消費しない省エネ
ルギとすることができる。請求項14記載のヒータは、
キャップ状物が電気的接続部と装着される機器などへの
支持体として用いられ、静止はもちろん回転支持も可能
である。
【0099】請求項15記載の定着装置は、請求項1な
いし請求項14いずれかに記載のヒータと、このヒータ
に対向して設けられた加圧ローラとを備えたため、上記
請求項1ないし請求項14のいずれかの効果を奏するこ
とができる。
いし請求項14いずれかに記載のヒータと、このヒータ
に対向して設けられた加圧ローラとを備えたため、上記
請求項1ないし請求項14のいずれかの効果を奏するこ
とができる。
【0100】請求項16に記載の画像形成装置は、請求
項15に記載の定着装置と、この定着装置を収容する筐
体とを備えたため、それぞれに対応する効果を奏するこ
とができる。
項15に記載の定着装置と、この定着装置を収容する筐
体とを備えたため、それぞれに対応する効果を奏するこ
とができる。
【図1】本発明ヒータの第一実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図2】図1のヒータの一部を切欠して示す拡大断面正
面図である。
面図である。
【図3】図2中のA−A線に沿って切断した部分を示す
断面側面図である。
断面側面図である。
【図4】本発明ヒータの第二実施例を示す一部切欠拡大
断面正面図である。
断面正面図である。
【図5】図(a)は図4中のB−B線に沿って切断した
部分を示す断面側面図、図(b)は同じくC−C線に沿
って切断した部分を示す断面側面図である。
部分を示す断面側面図、図(b)は同じくC−C線に沿
って切断した部分を示す断面側面図である。
【図6】本発明ヒータの第三実施例を示す全体概略の説
明図である。
明図である。
【図7】図6の左方端部部分の拡大断面正面図である。
【図8】本発明ヒータの他の実施例の要部を示す拡大断
面正面図である。
面正面図である。
【図9】本発明ヒータの他の実施例の要部を示す拡大断
面正面図である。
面正面図である。
【図10】本発明定着装置の実施例の要部を示す一部断
面正面図である。
面正面図である。
【図11】図10中のE−E線に沿って切断した部分を
示す断面側面図である。
示す断面側面図である。
【図12】本発明画像形成装置に代表される複写機の概
要構成を示す断面図である。
要構成を示す断面図である。
H:ヒータ 1:基体 1A:外周面 1B:内周面 11、11A、11B、11L、11R:スルーホール 2:抵抗発熱体膜 3:保護被膜 4:接続導体膜 5:給電用端子 6、6L、6R:キャップ状の支持体 61:軸部 65、67、68:通電端子 7:配線用導体膜 D:定着装置 R:加圧ローラ K:複写紙 P:複写機
Claims (16)
- 【請求項1】 電気絶縁性の部材からなる円筒状の基体
と;この基体の外周面に形成された抵抗発熱体膜と;こ
の抵抗発熱体膜と電気的に接続した複数のうちの少なく
とも一つが上記基体端部の内周面に形成された給電用端
子と;を具備していることを特徴とするヒータ。 - 【請求項2】 スルーホールが形成された電気絶縁性の
部材からなる円筒状の基体と;この基体の外周面に形成
された抵抗発熱体膜と;この抵抗発熱体膜と電気的に接
続して上記基体端部の内周面にまで延在して形成された
配線用導体膜と;この配線用導体膜に接続した複数のう
ちの少なくとも一つが上記基体端部の内周面に形成され
た給電用端子と;を具備していることを特徴とするヒー
タ。 - 【請求項3】 抵抗発熱体膜の表面にガラス質の保護被
膜が形成されていることを特徴とする請求項1または請
求項2に記載のヒータ。 - 【請求項4】 基体の内周面に抵抗発熱体膜および給電
用端子と接続した給電用導体が設けられ、基体の一端部
側に全ての給電用端子が形成されていることを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載のヒータ。 - 【請求項5】 基体の内周面にこの基体の長手方向に間
隔を隔てて抵抗発熱体膜に接続した複数個の給電用端子
が形成されていることを特徴とする請求項2ないし請求
項4のいずれか一に記載のヒータ。 - 【請求項6】 抵抗発熱体膜は給電用端子より高抵抗値
の被膜であることを特徴とする請求項1ないし請求項5
のいずれか一に記載のヒータ。 - 【請求項7】 基体に形成されたスルーホールは他の部
分より低強度であることを特徴とする請求項2ないし請
求項6のいずれか一に記載のヒータ。 - 【請求項8】 基体のスルーホールには、抵抗発熱体膜
と給電用端子とを電気的に接続する接続用導体膜が形成
されていることを特徴とする請求項2ないし請求項7の
いずれか一に記載のヒータ。 - 【請求項9】 スルーホールに形成された接続用導体膜
は、抵抗発熱体膜の被膜より高抵抗値の被膜であること
を特徴とする請求項8に記載のヒータ。 - 【請求項10】 スルーホールに近接して配線用導体膜
が形成されていることを特徴とする請求項2ないし請求
項9のいずれか一に記載のヒータ。 - 【請求項11】 基体の内周面にこの基体の温度を検知
するセンサに接続した配線用導体が設けられていること
を特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか一に
記載のヒータ。 - 【請求項12】 基体の長手方向の両端部に抵抗発熱体
膜と電気的に接続したキャップ状物が設けられているこ
とを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか一
に記載のヒータ。 - 【請求項13】 基体の端部に設けたキャップ状物が同
軸的に互いに絶縁された複数の導電端子を有することを
特徴とする請求項12に記載のヒータ。 - 【請求項14】 基体の端部に設けたキャップ状物が電
気的接続部をなす支持軸であることを特徴とする請求項
13に記載のヒータ。 - 【請求項15】 請求項14に記載のヒータと;このヒ
ータの支持軸方向に沿って軸方向を有しこのヒータに対
向して設けられた回転自在の加圧ローラと;を具備した
ことを特徴とする定着装置。 - 【請求項16】 請求項15に記載の定着装置と;この
定着装置を収容する筐体と;を具備したことを特徴とす
る画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16529795A JPH0916009A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16529795A JPH0916009A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0916009A true JPH0916009A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15809662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16529795A Pending JPH0916009A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0916009A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11640130B2 (en) | 2020-06-30 | 2023-05-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Heating unit, fixing unit, and image forming apparatus for heat generation performance and miniaturization |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16529795A patent/JPH0916009A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11640130B2 (en) | 2020-06-30 | 2023-05-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Heating unit, fixing unit, and image forming apparatus for heat generation performance and miniaturization |
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