JPH09160721A - ペン入力装置 - Google Patents

ペン入力装置

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JPH09160721A
JPH09160721A JP32463195A JP32463195A JPH09160721A JP H09160721 A JPH09160721 A JP H09160721A JP 32463195 A JP32463195 A JP 32463195A JP 32463195 A JP32463195 A JP 32463195A JP H09160721 A JPH09160721 A JP H09160721A
Authority
JP
Japan
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pen
ultrasonic wave
input
ultrasonic
stylus pen
Prior art date
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Pending
Application number
JP32463195A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Tsushimi
圭一 都志見
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09160721A publication Critical patent/JPH09160721A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な構成により、コードレスの入力ペンを
用いた指示位置の入力を可能にするとともに、複数の入
力ペンを用いたマルチペン入力および複数の表示モード
の切換えることのできるマルチモード機能を可能にした
ペン入力装置を提供する。 【解決手段】 入力ペン(1)に超音波送出器を設ける
とともに、所定の箇所にこの超音波送出器から発信され
た超音波を受信する複数の超音波受信素子(31a、3
1b)を設け、また、入力ペンの超音波送出器から送出
される超音波の送出タイミングと複数の超音波受信素子
による超音波の受信タイミングを検出する超音波受信部
(30)との同期をとるように構成し、この超音波受信
部で検出した複数の超音波受信素子による超音波の受信
タイミングに基づき所定の入力領域における入力ペンに
よる指示位置を演算処理部(40)で演算して表示部
(50)に表示する。また複数の入力ペンを同時に使用
可能にするマルチペン機能および入力ペンのボタン操作
により複数のモードを切換えるマルチモード機能を実現
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は手書き入力機能を
有するコンピュータシステム等におけるペン入力装置に
関し、特に簡単な構成によりコードレスの入力ペンを用
いた指示位置の入力を可能にするとともに、複数の入力
ペンを用いたマルチペン入力および複数の表示モードの
切換えることのできるマルチモード機能を可能にしたペ
ン入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き入力機能を有するコンピュ
ータシステム等における入力装置としては、 1)赤外線方式によるもの 2)感圧方式によるもの 3)静電容量方式によるもの 4)電磁方式によるもの 5)超音波方式によるもの 等が知られている。
【0003】ここで、1)の赤外線方式によるものとし
ては、赤外線線を発光するライトペンによるスポット位
置を半導体位置検出素子を用いて検出するもの、入力面
に複数の赤外線発光素子および受光素子を配設して、赤
外線発光素子から発光された赤外線が指、入力ペン等に
より遮られた位置を受光素子の出力から判別することに
より指示位置を検出するもの等が知られている。
【0004】また、2)の感圧方式によるものとして
は、複数のX軸電極が配設された電極シートと複数のY
軸電極が配設された支持体とをドットスペーサを介在さ
せて重ね合わせた感圧パネルを用いたもの、平行する2
枚のプレートを3次元スプリングを介して重ね合わせ、
指、入力ペン等により触れた位置の電流の変化を検出す
ることにより指示位置を検出するもの等が知られてい
る。
【0005】また、3)の静電容量方式によるものとし
ては、2枚のガラス上に蒸着形成された導電性の膜をそ
れぞれX軸、Y軸電極パターンとしてこの2枚のガラス
を電極パターン形成面を向かい合わせて張り合わせた静
電容量結合方式パネルを用いたもの等が知られている。
【0006】更に、4)の電磁方式によるものとして
は、入力面に複数のセンサアンテナコイルを配設すると
ともに、入力ペンにはコイルとコンデンサからなる共振
回路を内蔵させ、まず上記複数のセンサアンテナコイル
に交流電流を流すことにより電磁誘導を利用して上記入
力ペンの共振回路に電流を流し、次に上記複数のセンサ
アンテナコイルに流した交流電流をを切り、この状態で
上記上記入力ペンの共振回路に流れる電流により発生す
る磁界を上記複数のセンサアンテナコイルで検出するこ
とにより入力ペンの指示位置を検出するもの等が知られ
ている。
【0007】また、5)の超音波方式によるものとして
は、 a)ガラス基板上に超音波表面弾性波を発生する超音波
振動素子および超音波受信素子を配設し、指等の弾性波
吸収体の存在を上記超音波受信素子の受信信号の変化か
ら検出する超音波表面弾性波方式によるもの b)特開昭64−10319号に開示されているよう
に、スクリーンパネルの表面に少なくとも2つの超音波
送受信機のセットを実装し、上記各セットの超音波送受
信機から送出された超音波が上記スクリーンパネルで所
望の位置を指示しているスタイラスペンで反射され該セ
ットの超音波送受信機で受信されるまでの時間から上記
スタイラスペンで指示されている上記スクリーンパネル
上の位置を演算算出するようにしたもの c)実開昭64−7340号に開示されているように、
同一平面上の既知な3点以上の点にマイクロホンを配設
するとともに、上記平面上の任意の座標位置に置くこと
のできる発音体を設け、上記マイクロホンの中の2つの
マイクロホンに発生する電圧の時間差から上記発音体を
含む双曲線の位置を決定し、この双曲線の2本以上の交
点から上記発音体の座標位置を決定するようにしたもの
等が知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の1)〜4)の入力装置はいずれも構造が複雑であり、
製造コストが高価になるという問題がある。また、任意
サイズ、種類の入力面(ディスプレイ)への適用が困難
である。
【0009】また、5)のa)のものもその製造が難し
く、製造コストが高価になるという問題があり、1)〜
4)と同様に任意サイズ、種類の入力面(ディスプレ
イ)への適用が困難であるという問題がある。
【0010】更に、5)のb)のものは、操作者の手な
どとスタイラスペンとの区別が不可能であり、それに起
因して誤動作を引き起こす可能性が高いという問題があ
る。また、5)のc)のものは、例えばスタイラスペン
の2次元座標上での指示位置を検出するためには、少な
くとも3個のマイクロホンを配設する必要があり、その
処理も複雑になるという問題がある。また、複数の入力
ペンの使用を可能にするマルチペン機能の実現が難し
い。
【0011】そこで、この発明は、安価な構成により、
コードレスの入力ペンを用いた指示位置の入力を可能に
するとともに、複数の入力ペンを用いたマルチペン入力
および複数の表示モードの切換えることのできるマルチ
モード機能を可能にしたペン入力装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明は、所定の入力領域における入力ペン
(1)による指示位置を入力するペン入力装置におい
て、前記入力ペンに設けられた超音波発信手段(17)
と、前記所定の入力領域に対して所定の位置関係で配設
され、前記超音波発信手段から送出された超音波を受信
する超音波受信手段(31a、31b)と、所定周期の
同期信号を発生する同期信号発生手段(35)と、前記
入力ペンに設けられ、前記同期信号発生手段から発生さ
れる同期信号に基づき、前記超音波発信手段から送出さ
れた超音波の送信タイミングを制御する送信タイミング
制御手段(11)と、前記同期信号発生手段から発生さ
れる同期信号を基準として前記超音波受信手段による前
記超音波の受信タイミングをそれぞれ検出する受信タイ
ミング検出手段(70)と、前記受信タイミング検出手
段で検出した前記超音波受信手段による前記超音波の受
信タイミングに基づき前記所定の入力領域における前記
入力ペンによる指示位置を演算する演算手段(40)と
を具備することを特徴とする。
【0013】ここで、前記同期信号発生手段は、前記入
力ペンの不使用時に該入力ペンが収納されるペンホルダ
(34)に設けられ、前記送信タイミング制御手段は、
前記入力ペンが前記ペンホルダに収容されたときに前記
同期信号発生手段から前記同期信号を受取り、前記入力
ペンが前記ペンホルダから取り出された後は前記入力ペ
ンが前記ペンホルダに収容されたときに前記同期信号発
生手段から受け取った同期信号に基づき自律的に前記超
音波発信手段から送出された超音波の送信タイミングを
制御することを特徴とする。
【0014】また、この構成において、前記同期信号発
生手段から発生される同期信号に同期して発光する発光
手段(61)と、前記入力ペンに設けられ、前記発光手
段の発光信号を受信して該受信出力に基づき前記送信タ
イミング制御手段により制御される前記超音波発信手段
から送出された超音波の送信タイミングを補正する補正
手段(61、11)とを更に具備して構成することがで
きる。
【0015】また、上記構成において、前記送信タイミ
ング制御手段により制御される前記超音波発信手段から
送出された超音波の送信タイミングに同期して発光する
発光手段(63)と、前記発光手段の発光信号を受信し
て該受信出力に基づき前記同期信号発生手段から発生さ
れる同期信号の発生タイミングを補正する補正手段(6
4)とを更に具備して構成することができる。
【0016】また、この発明は、所定の入力領域におけ
る入力ペン(1)による指示位置を入力するとともに、
前記指示位置に対応した表示を行う表示手段(50)を
有するペン入力装置において、前記入力ペンに設けられ
た超音波発信手段(17)と、前記所定の入力領域に対
して所定の位置関係で配設され、前記超音波発信手段か
ら送出された超音波を受信する超音波受信手段(31
a、31b)と、所定周期の同期信号を発生する同期信
号発生手段(35)と、前記入力ペンに設けられた表示
モード切換えスイッチ(14a)と、前記入力ペンに設
けられ、前記同期信号発生手段から発生される同期信号
に基づき、前記超音波発信手段から送出される超音波の
送信タイミングを制御するとともに、前記表示モード切
換えスイッチの操作状態を前記送信タイミングの内の予
め設定された送信タイミングに割当てて前記超音波発信
手段からの超音波の発信を制御する送信タイミング制御
手段(11)と、前記同期信号発生手段から発生される
同期信号を基準として前記超音波受信手段による前記超
音波の受信タイミングをそれぞれ検出する受信タイミン
グ検出手段(70)と、前記受信タイミング検出手段で
検出した前記超音波受信手段による前記超音波の受信タ
イミングに基づき前記所定の入力領域における前記入力
ペンによる指示位置を演算する演算手段(40)と、前
記演算手段で演算された前記入力ペンによる指示位置に
対応して前記表示手段による表示を制御するとともに、
前記受信タイミング検出手段による前記予め設定された
送信タイミングに対応する超音波の受信出力から前記表
示手段における表示モードを切換える表示制御手段(4
0)とを具備することを特徴とする。
【0017】また、この発明は、所定の入力領域におけ
る複数の入力ペンによる指示位置をそれぞれ入力するペ
ン入力装置において、前記複数の入力ペンにそれぞれ設
けられた超音波発信手段(17)と、前記所定の入力領
域に対して所定の位置関係で配設され、前記超音波発信
手段から送出された超音波を受信する超音波受信手段
(31a、31b)と、所定周期の同期信号を発生する
同期信号発生手段(35)と、前記複数の入力ペンにそ
れぞれ設けられ、前記同期信号発生手段から発生される
同期信号に基づき、前記超音波発信手段から送出された
超音波の送信タイミングを前記複数の入力ペン別に制御
する送信タイミング制御手段(11)と、前記同期信号
発生手段から発生される同期信号を基準として前記超音
波受信手段による前記複数の超音波発信手段からの超音
波の受信タイミングをそれぞれ検出する受信タイミング
検出手段(70)と、前記受信タイミング検出手段で検
出した前記超音波受信手段による前記複数の超音波発信
手段からの超音波の受信タイミングに基づき前記所定の
入力領域における前記複数の入力ペンによる指示位置を
それぞれ演算する演算手段(40)とを具備することを
特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明に係わるペン入力装置で
は、入力ペンに設けられた超音波発信手段から送出され
る超音波の送信タイミングとこの超音波発信手段から送
出される超音波を受信する超音波受信手段における受信
タイミングとの同期をとるように構成し、これにより複
数の表示モードを切り換えるマルチモード機能および複
数の入力ペンの同時使用を可能にするマルチペン機能を
実現する。
【0019】入力ペンに設けられた超音波発信手段から
送出される超音波の送信タイミングとこの超音波発信手
段から送出される超音波を受信する超音波受信手段にお
ける受信タイミングとの同期は、入力ペンをペンホルダ
に収納したときを利用してこのペンホルダ内に設けられ
た同期信号発生手段を介して行われる。
【0020】このように入力ペンに設けられた超音波発
信手段から送出される超音波の送信タイミングとこの超
音波発信手段から送出される超音波を受信する超音波受
信手段における受信タイミングとの同期がとられている
と、入力ペンをコードレスで構成することができるとと
もに、にの入力ペンに設けられた超音波発信手段から送
出される超音波の送信タイミングを利用して、上記入力
ペンの位置入力だけでなく、上記マルチモード機能を実
現するために信号および上記マルチペン機能を実現する
ための信号を入力ペンから送出することが可能になる。
【0021】以下、この発明に係わるペン入力装置の実
施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は、この発明に係わるペン入力装置を
適用して構成した情報処理装置の一実施例の概略構成を
ブロック図で示したものである。
【0023】図1において、この実施例の情報処理装置
は入力ペン(以下これをスタイラスペンという)1を用
いて表示部50の表示画面上で指示された指示位置に対
応する画像を表示部50の表示画面上に表示するもので
ある。
【0024】この実施例において、スタイラスペン1に
は後に詳述するようにその先端から超音波を出力する超
音波発信手段が設けられており、この超音波発信手段か
ら送出される超音波に基づき表示部50の表示画面上に
おける指示位置を検出してこの指示位置に対応する画像
を表示部50の表示画面上に表示する。
【0025】すなわち、この実施例の情報処理装置はス
タイラスペン1から発生された超音波を受信する2個の
超音波受信素子31a、31b、この2個の超音波受信
素子31a、31bの受信出力を処理する超音波受信部
30、この超音波受信部30の処理結果に基づきスタイ
ラスペン1による指示位置を演算してこの指示位置に対
応する画像の表示部50における表示制御を行う演算処
理部40を具備して構成される。
【0026】この実施例の情報処理装置の外観は、例え
ば図2に示すように構成されており、表示部50の表示
画面に対して所定の位置関係で2個の超音波受信素子3
1a、31bが配設されており、また上記超音波受信部
30および演算処理部40はこの情報処理装置本体10
0内に内蔵されている。
【0027】また、表示部50の表示画面の近傍には、
図2に示すように、スタイラスペン1の不使用時にこの
スタイラスペン1を収容するためのペンホルダ34が設
けられている。ここで、スタイラスペン1はコードレス
のスタイラスペンとして構成され、このスタイラスペン
1の駆動電源はこのスタイラスペン1に内蔵された二次
電池が用いられており、上記ペンホルダ34はこの二次
電池を充電するためのアダプタとしての機能も有してい
る。
【0028】まず、この実施例における2個の超音波受
信素子31a、31bの受信出力に基づき表示部50の
表示画面上に対するスタイラスペン1による指示位置の
検出原理を説明する。
【0029】図3は、表示部50の表示画面に対して所
定の位置関係で配設された2個の超音波受信素子31
a、31bとスタイラスペン1による指示位置の関係を
示したものである。
【0030】今、この2個の超音波受信素子31a、3
1bに固定された2次元座標系X−Yを考え、この表示
部50の表示画面の横方向の長さをWとする。
【0031】ここで、超音波受信素子31aは、この2
次元座標系X−Yの原点に配設されており、超音波受信
素子31bは、この2次元座標系X−YのY軸上の点
(0、W)に配設されているとする。
【0032】また、スタイラスペン1による指示位置
が、この2次元座標系X−Y上の点(x、y)であると
するとし、超音波受信素子31aから点(x、y)まで
の距離をa、超音波受信素子31bから点(x、y)ま
での距離をbとすると、 a2 =x2 +y2 …(1) b2 =(W−x)2 +y2 …(2) の関係が成立する。この式(1)〜(2)からx、yに
ついて解くと x=(a2 −b2 +W2 )/2W …(3) y=±SQRT[a2 −{(a2 −b2 +W2 )/2W}2 ]…(4) ただし、SQRT(A)はAの平方根を示す。
【0033】となる。ここでWは既知の値であるので、
超音波受信素子31aから点(x、y)までの距離a、
超音波受信素子31bから点(x、y)までの距離bが
わかれば、2個の超音波受信素子31a、31bに固定
された2次元座標系X−Y上におけるスタイラスペン1
による指示位置(x、y)を求めることができる。
【0034】この実施例においては、超音波受信素子3
1aからスタイラスペン1による指示位置(x、y)ま
での距離a、超音波受信素子31bからスタイラスペン
1による指示位置(x、y)までの距離bを、スタイラ
スペン1の先端から出力される超音波を用いて検出す
る。
【0035】具体的には、この距離a、距離bの検出
は、スタイラスペン1の先端から出力される超音波が超
音波受信素子31a、31bで検出するまでの時間T
a、Tbを検出することにより行われる。
【0036】すなわち、スタイラスペン1の先端から出
力される超音波の空間伝達速度をCとすると、上記時間
Ta、Tbを検出することにより上記距離a、距離bは a=C×Ta …(5) b=C×Tb …(6) により求めることができる。
【0037】このスタイラスペン1の先端から出力され
る超音波が超音波受信素子31a、31bで検出するま
での時間Ta、Tbを検出する処理は、図1に示す超音
波受信部30における受信処理部32で行われる。
【0038】ところで、この実施例では、図1に示すよ
うにスタイラスペン1の不使用時にこのスタイラスペン
1を収納するペンホルダ35が設けられており、このペ
ンホルダ35には、後に詳述するように、スタイラスペ
ン1の超音波発信手段から出力される超音波の出力タイ
ミングと受信処理部32における受信処理との同期をと
る同期回路35が設けられている。
【0039】この同期回路35は、受信処理部32に設
けられた基本クロック生成回路324から出力される基
本クロックを計数し、その計数値が一定の値になる毎に
スタイラスペン1の超音波発信手段から出力される超音
波の出力タイミングを制御する同期信号を出力するよう
に構成されている。
【0040】また、スタイラスペン1には、上記基本ク
ロック生成回路324と同一の周波数の基本クロックを
生成する後に説明する基本クロック生成回路(オシレー
タ)が設けられており、この基本クロック生成回路は、
このスタイラスペン1がペンホルダ35に収納されたと
きに、上記同期回路35から出力される同期信号を入力
して、上記受信処理部32に設けられた基本クロック生
成回路324との同期を確立し、このスタイラスペン1
をペンホルダ35から取り出した後は、上記同期回路3
5と同様にこの受信処理部32に設けられた基本クロッ
ク生成回路324との同期して動作する基本クロック生
成回路から出力される基本クロックを計数し、その計数
値が一定の値になる毎にスタイラスペン1の超音波発信
手段から出力される超音波の出力タイミングを制御する
ように構成されている。
【0041】すなわち、スタイラスペン1をペンホルダ
35に収納すると、スタイラスペン1の超音波発信手段
から出力される超音波の出力タイミングと受信処理部3
2における受信処理との同期がとられ、スタイラスペン
1の超音波発信手段から出力される超音波の出力タイミ
ングは同期回路35から受信処理部32に加えられる同
期信号のタイミングと一致することになる。
【0042】同期回路35から受信処理部32に加えら
れる同期信号は、受信処理部32のカウンタ321、3
22のリセット端子に加えられ、カウンタ321、32
2はこの同期信号に同期してクリアされる。
【0043】また、カウンタ321、322の計数入力
端子には基本クロック生成回路324から出力される基
本クロックが入力され、またこのカウンタ321、32
2の計数停止を制御する制御入力端子には、スタイラス
ペン1の先端から出力される超音波を受信したときに超
音波受信素子31a、31bからそれぞれ出力される受
信クロックが入力されている。
【0044】すなわち、カウンタ321、322は、ス
タイラスペン1の先端から超音波が出力されるタイミン
グで同時にリセットされ、それぞれ超音波受信素子31
a、31bから受信クロックが入力されるまで基本クロ
ック生成回路324から出力される基本クロックを計数
し、その結果、カウンタ321、322の計数値は、ス
タイラスペン1の先端から出力される超音波が超音波受
信素子31a、31bで検出するまでの時間Ta、Tb
に対応するものになる。
【0045】図4は、このカウンタ321、322によ
る時間Ta、Tbの検出動作をタイミングチャートで示
したものである。
【0046】すなわち、スタイラスペン1の図示しない
基本クロック生成回路は図4の(a)に示す基本クロッ
クを生成し、図4の(b)に示す同期信号の立上がりに
同期してスタイラスペン1の先端から超音波を出力する
ための図4の(c)に示す送信クロックを発生し、この
送信クロックに同期してスタイラスペン1の超音波発信
手段を駆動するための図4の(d)に示す超音波駆動信
号を発生する。この超音波駆動信号によりスタイラスペ
ン1の超音波発信手段が駆動され、スタイラスペン1の
先端からは送信クロックが生じている間だけ超音波が出
力される。
【0047】このスタイラスペン1の先端から出力され
た超音波は超音波受信素子31a、31bで受信され、
超音波受信素子31a、31bからはこの超音波の受信
に対応して図4の(e)に示すような受信クロックが出
力される。
【0048】そこで、カウンタ321、322では、図
4の(b)に示す同期信号の立上がりタイミングから図
4の(e)に示す受信クロックの立上がりタイミングま
での時間T、すなわち時間Ta、Tbを図4の(a)に
示す基本クロックを計数することにより求めることがで
きる。
【0049】このカウンタ321、322で計数された
スタイラスペン1の先端から出力される超音波が超音波
受信素子31a、31bで検出するまでの時間Ta、T
bは、受信時間保持回路325、326でそれぞれ保持
され、図1に示した通信部33を介して演算処理部40
に伝えられる。
【0050】演算処理部40は、この通信部33を介し
て伝えられた時間Ta、Tbを受取り、この時間Ta、
Tbに基づきスタイラスペン1により表示部50の画面
上で指示された指示位置を演算する。
【0051】この演算は、まず、前述した式(5)〜
(6)に基づき、スタイラスペン1から超音波受信素子
31a、31bまでの距離a、bを算出する。
【0052】そして、この算出した距離a、bおよび前
述した式(3)〜(4)に基づき、超音波受信素子31
a、31bに固定された2次元座標系X−Y上における
スタイラスペン1による指示位置(x、y)を算出す
る。
【0053】そして、この算出したスタイラスペン1に
よる指示位置(x、y)に基づき表示部50における表
示制御を行う。
【0054】次に、図1に示したスタイラスペン1およ
び超音波受信部30および演算処理部40の具体的詳細
構成について説明する。
【0055】図5は、この実施例で用いるスタイラスペ
ン1の外観を示したものである。この図5に示すスタイ
ラスペン1は、内部に超音波発信手段を有するととも
に、第一ボタン14aおよび第二ボタン14bを有して
いる。ここで、第一ボタン14aは単なるプッシュボタ
ンから構成され、第二ボタン14bはオン状態保持機構
を有するラッチ機構付きのプッシュボタンから構成され
る。
【0056】後述するように、第一ボタン14aはこの
スタイラスペン1から指示位置を入力するときに操作さ
れ、また、第二ボタン14bは、このスタイラスペン1
による位置入力に対応する表示モードを切換えるときに
操作される。
【0057】図6は、このスタイラスペン1の内部回路
構成を示したものである。図6において、このスタイラ
スペン1は、このスタイラスペン1からの超音波の送信
タイミングを制御する送信タイミング制御部11、オペ
アンプ16を有し送信タイミング制御部11から出力さ
れた超音波駆動クロックを増幅するアンプ部15、超音
波送出器18を有しアンプ部15から出力される超音波
送出器駆動信号により超音波を送出する送出部17を具
備している。
【0058】ところで、この実施例においては、後に詳
述する複数のスタイラスペンを同時使用可能なマルチペ
ン機能および複数の表示モードを切替可能なマルチモー
ド機能を可能にしているので、送信タイミング制御部1
1は、図5に示した第一ボタン14aおよび第二ボタン
14bからなるボタン14の出力および基本クロックを
生成するオシレータ(基本クロック生成部)13からの
基本クロックに応じてこのスタイラスペン1からの超音
波送信タイミング制御の状態遷移を制御するシーケンサ
12を有している。なお、このシーケンサ12による超
音波送信タイミング制御の状態遷移の制御の詳細につい
ては後述する。
【0059】図7は、図1に示した超音波受信部30お
よび演算処理部40の具体的構成を示したものである。
【0060】図7において、超音波受信部30は、受信
処理部32、通信部33から構成される。
【0061】ここで、超音波受信部30は図1に示した
超音波受信素子31a、31bから構成される受信セン
サ部31からの超音波受信出力を入力処理する。
【0062】受信処理部32には、アンプ部60、受信
タイミング制御部70からなり、アンプ部60にはオペ
アンプ61が設けられ、受信タイミング制御部70には
カウンタ、レジスタ71、シーケンサ72、オシレータ
73、SCC(シリアル通信制御部)初期化部74が設
けられている。
【0063】ここで、カウンタ、レジスタ71は、図1
に示したカウンタ321、322、および受信時間保持
回路325、326に対応し、オシレータ73は基本ク
ロックを生成する図1に示した基本クロック生成回路3
24に対応する。
【0064】また、シーケンサ72は、オシレータ73
から出力される基本クロックに基づきこの受信タイミン
グ制御部70の受信タイミング制御の遷移状態を制御す
るものである。このシーケンサ72は、図1に示したペ
ンホルダ34の同期回路35からの同期信号(リセット
信号)によりリセットされ、受信タイミング制御部70
における受信タイミング制御の遷移状態を制御する。な
お、このシーケンサ72による受信タイミング制御の遷
移状態の制御の詳細については後述する。
【0065】また、通信部33には、SCC(シリアル
通信制御部)331およびRS232Cインタフェース
を駆動するための232Cドライバ332が設けられて
いる。
【0066】また、図7において、演算処理部40は、
所定のアプリケーションが搭載され、スタイラスペン1
の指示位置に対応した表示を制御するウインドウ処理部
(Win for Pen)、マウスドライバ等を有
し、RS232Cインタフェースを介して超音波受信部
30の通信部33に接続されるパーソナルコンピュータ
から構成される。
【0067】図8は、図6に示したスタイラスペンに設
けられたシーケンサ12による超音波送信タイミング制
御の状態遷移を状態遷移図で示したものである。
【0068】ところで、この実施例においては、上述し
たように複数のスタイラスペンを同時使用可能なマルチ
ペン機能および複数の表示モードの切換えるマルチモー
ド機能を有しており、ここで、マルチペン機能を選択す
るか否かおよび同時に使用するスタイラスペンの数は図
示しないディップスイッチにより切換えられる。
【0069】今、図示しないディップスイッチによりマ
ルチペン機能が選択されており(MPen=1)、同時
に使用するスタイラスペンの数がPenNO=0とPe
nNO=1の2本に設定されているとする。
【0070】なお、図8に示す状態遷移図において、あ
る遷移状態から他の遷移状態への遷移は、PenNO=
0またはPenNO=1のスタイラスペンに設けられる
図6に示したオシレータ13から出力される基本クロッ
クを所定数計数する毎に行われる。
【0071】図8において、状態142(Init 0
000(0))は、スタイラスペンのいわゆる初期状態
で、このスタイラスペンが図1に示したペンホルダ34
に収納され、ペンホルダ34の同期回路35から同期信
号を受けると(ResetPen=1)、いかなる状態
141(AnyState)からもこの状態142(I
nit 0000(0))に遷移する。この状態142
(Init 0000(0))ではなにも行わない。
【0072】ところで、この場合は、マルチペン機能が
選択されたMPen=1に設定されているので、次に、
PenNO=0のスタイラスペンは、状態143(Tr
ace 0001(1))に遷移し、また、PenNO
=1のスタイラスペンは、状態151(WaitMPe
n0 1100(9))に遷移する。
【0073】状態143(Trace 0001
(1))は、このPenNO=0のスタイラスペンの位
置を図7に示した超音波受信部30に認識させるための
状態である。つまり、図1に示した表示部50に表示さ
れるカーソルをこのスタイラスペンの位置に合わせて追
従移動させるための状態である。したがって、この状態
においてはこのPenNO=0のスタイラスペンから超
音波を出力する。
【0074】また、状態143(Trace 0001
(1))において、このPenNO=0のスタイラスペ
ンの図5に示した第二ボタン14bが押されていず(M
odeSync=0)、かつこのPenNO=0のスタ
イラスペンの図5に示した第一ボタン14aが押されて
いる場合は(PenDownSync=1)の場合は、
状態145(Data0 0110(6))に遷移し、
それ以外の場合は、状態144(Dummy0 001
0(2))に遷移する。
【0075】状態145(Data0 0110
(6))では、このPenNO=0のスタイラスペンの
第一ボタン14aが押されていることを超音波受信部3
0に認識させるために、このPenNO=0のスタイラ
スペンから超音波を出力する。
【0076】この状態145(Data0 0110
(6))からは無条件で状態147(Dummy1 0
101(5))に遷移する。
【0077】また、状態144(Dummy0 001
0(2))ではなにも行わず、この状態144(Dum
my0 0010(2))で第二ボタン14bが押され
た場合は(ModeSync=1)、状態146(Mo
de 0011(3))に遷移し、第二ボタン14bが
押されていない場合は(ModeSync=0)、状態
147(Dummy1 0101(5))に遷移する。
【0078】状態146(Mode 0011(3))
では、このPenNO=0のスタイラスペンの第二ボタ
ン14bが押されていることを超音波受信部30に認識
させるために、このPenNO=0のスタイラスペンか
ら超音波を出力する。
【0079】そして、この状態146(Mode 00
11(3))において、このPenNO=0のスタイラ
スペンの第一ボタン14aが押されている場合は(Pe
nDownSync=1)の場合は、状態149(Da
ta2 0100(8))に遷移し、このPenNO=
0のスタイラスペンの第一ボタン14aが押されていな
い場合は(PenDownSync=0)の場合は、状
態150(Dummy2 0100(4))に遷移す
る。
【0080】また、状態147(Dummy1 010
1(5))ではなにも行わず、この状態147(Dum
my1 0101(5))において、このPenNO=
0のスタイラスペンの第一ボタン14aが押されている
場合は(PenDownSync=1)の場合は、状態
148(Data1 0111(7))に遷移し、この
PenNO=0のスタイラスペンの第一ボタン14aが
押されていない場合は(PenDownSync=0)
の場合は、状態150(Dummy2 0100
(4))に遷移する。
【0081】状態149(Data2 0100
(8))、状態150(Dummy2 0100
(4))、状態148(Data1 0111(7))
からは、マルチペン機能が選択されている場合は(MP
en=1)、状態151(WaitMPen0 110
0(9))に遷移し、マルチペン機能が選択されていな
い場合は(MPen=0)、状態143(Trace
0001(1))に遷移する。
【0082】ところで、今はマルチペン機能が選択され
ている状態、すなわち(MPen=1)を想定している
ので、ここでは、状態149(Data2 0100
(8))、状態150(Dummy2 0100
(4))、状態148(Data10111(7))か
ら状態151(WaitMPen0 1100(9))
に遷移する。
【0083】また、状態142(Init 0000
(0))から状態151(WaitMPen0 110
0(9))に遷移したPenNO=1のスタイラスペン
は、無条件で、状態152(WaitMPen1 11
01(A))、状態153(WaitMPen2 11
10(B))、状態154(WaitMPen3 11
10(C))を経て状態143(Trace 0001
(1))に遷移する。
【0084】この状態143(Trace 0001
(1))に遷移したPenNO=1のスタイラスペン
は、次に、PenNO=0のスタイラスペンと同様の状
態遷移を行う。
【0085】また、状態149(Data2 0100
(8))、状態150(Dummy2 0100
(4))、状態148(Data1 0111(7))
から状態151(WaitMPen0 1100
(9))に遷移したPenNO=0のスタイラスペン
は、PenNO=1のスタイラスペンと同様に、無条件
で、状態152(WaitMPen1 1101
(A))、状態153(WaitMPen21110
(B))、状態154(WaitMPen3 1110
(C))を経て状態143(Trace 0001
(1))に遷移する。
【0086】そして、PenNO=0のスタイラスペン
およびPenNO=1のスタイラスペンは、上記状態遷
移をこれらスタイラスペンが図1に示したペンホルダ3
4に収納され、ペンホルダ34の同期回路35から同期
信号を受けるまで繰り返すことになる。
【0087】図9は、上記マルチペン機能が選択された
場合(MPen=1)におけるPenNO=0のスタイ
ラスペンおよびPenNO=1のスタイラスペンの超音
波送信タイミング制御をタイミングチャートで示したも
のである。
【0088】図8に示した状態遷移図から明らかなよう
に、PenNO=0のスタイラスペンおよびPenNO
=1のスタイラスペンはそれぞれ4回の超音波送信タイ
ミングを1単位として交互に超音波を送出する。
【0089】すなわち、図9に示すように、PenNO
=0のスタイラスペン、すなわちスタイラスペンPen
#0は、4回の超音波送信タイミングを1ブロックとし
て超音波を送出する。ここで、各超音波送信タイミング
における超音波送出期間はTsendであり、その超音
波送出間隔はTwaitである。そしてこの4回の超音
波送信タイミングの1回目の超音波送信タイミングにお
いては、このスタイラスペンPen#0の位置に対応し
て図1に示した表示部50に表示されるカーソルを追従
移動制御するために常時超音波を送出する。また、2回
目の超音波送信タイミングにおいては、このスタイラス
ペンPen#0で第一ボタン14aが押されたときのみ
超音波を送出する。また、3回目の超音波送信タイミン
グにおいては、このスタイラスペンPen#0で第二ボ
タン14bが押されたときのみ超音波を送出する。ま
た、4回目の超音波送信タイミングにおいては、2回目
の超音波送信タイミングと同様にこのスタイラスペンP
en#0で第一ボタン14aが押されたときのみ超音波
を送出する。
【0090】また、PenNO=1のスタイラスペン、
すなわちスタイラスペンPen#1もスタイラスペンP
en#0と同様に、4回の超音波送信タイミングを1ブ
ロックとして超音波を送出する。すなわち、この4回の
超音波送信タイミングの1回目の超音波送信タイミング
においてはこのスタイラスペンPen#1の位置に対応
して図1に示した表示部50に表示されるカーソルを追
従移動制御するために常時超音波を送出する。また、2
回目の超音波送信タイミングにおいては、このスタイラ
スペンPen#1で第一ボタン14aが押されたときの
み超音波を送出する。また、3回目の超音波送信タイミ
ングにおいては、このスタイラスペンPen#1で第二
ボタン14bが押されたときのみ超音波を送出する。ま
た、4回目の超音波送信タイミングにおいては、2回目
の超音波送信タイミングと同様にこのスタイラスペンP
en#1で第一ボタン14aが押されたときのみ超音波
を送出する。
【0091】ここで、スタイラスペンPen#0および
Pen#1から2回目の超音波送信タイミングと4回目
の超音波送信タイミングの両者において第一ボタン14
aが押されたことを示す超音波を発生するように構成し
た理由は、この実施例においては、スタイラスペンによ
る描画に際して第一ボタン14aを押しながら描画を行
うように構成されているので、この描画に係わる指示位
置の検出密度(サンプリング周期)を高くするためであ
る。
【0092】なお、各超音波送信タイミングで発生され
る超音波駆動信号(超音波駆動クロック)は、例えばF
Hzの信号であり、超音波駆動クロックは図6に示した
アンプ部15を介して送出部17に加えられ、送出部1
7からは、このFHzの超音波が送出される。
【0093】なお、上記説明においては、マルチペン機
能が選択された場合(MPen=1)について説明し
た、スタイラスペンがPenNO=0の一本であり、マ
ルチペン機能が選択されていない場合は(MPen=
0)、図8に示す状態遷移図において、状態142(I
nit 0000(0))から状態151(WaitM
Pen0 1100(9))への遷移はなくなり、ま
た、状態149(Data20100(8))、状態1
50(Dummy2 0100(4))、状態148
(Data1 0111(7))からは、状態143
(Trace 0001(1))に遷移し、この状態遷
移がこのPenNO=0のスタイラスペンが図1に示し
たペンホルダ34に収納され、ペンホルダ34の同期回
路35から同期信号を受けるまで繰り返すことになる。
【0094】この場合は、図9に示したスタイラスペン
Pen#0による超音波送信タイミング制御のみが繰り
返されることになる。
【0095】また、マルチペン機能が選択され(MPe
n=1)、同時に使用するスタイラスペンの数が3本以
上の場合は、それぞれのスタイラスペンがそれぞれ4回
の超音波送信タイミングを1単位として順次超音波を送
出することになる。
【0096】図10は、図7に示したシーケンサ72に
よる受信タイミング制御の状態遷移を状態遷移図で示し
たものである。
【0097】図10に示す状態遷移は、図8に示したス
タイラスペンにおける超音波送信タイミング制御の状態
遷移と同期して遷移するもので、スタイラスペンにおい
てマルチペン機能が選択されている場合は(MPen=
1)、状態722(Trace0 001(1))、状
態723(Data0 010(2))、状態724
(Mode0 011(3))、状態725(Data
1 100(4))のタイミングで受信した超音波はP
enNO=0のスタイラスペンから送出された超音波と
して処理し、状態726(Trace1 101
(5))、状態727(Data2 110(2))、
状態728(Mode1 111(7))、状態729
(Data3 000(0))のタイミングで受信した
超音波はPenNO=1のスタイラスペンから送出され
た超音波として処理する。
【0098】また、スタイラスペンにおいてマルチペン
機能が選択されていない場合は(MPen=0)、状態
722(Trace0 001(1))、状態723
(Data0 010(2))、状態724(Mode
0 011(3))、状態725(Data1 100
(4))、状態726(Trace1 101
(5))、状態727(Data2 110(2))、
状態728(Mode1 111(7))、状態729
(Data3 000(0))のタイミングで受信した
超音波はすべてPenNO=0のスタイラスペンから送
出された超音波として処理する。
【0099】また、図10において、状態729(Da
ta3 000(0))は、この超音波受信部30にお
ける受信タイミング制御の遷移状態の初期状態で、この
超音波受信部30にハードウエアリセット(Reset
Pen=1)が発生した場合には、いかなる状態721
(AnyState)からも、この状態729(Dat
a3 000(0))に遷移する。
【0100】この状態729(Data3 000
(0))で受信した超音波に基づく指示位置は、図1に
示した表示部50における描画データとして認識する。
【0101】状態729(Data3 000(0))
からは、無条件で、状態722(Trace0 001
(1))に遷移する。
【0102】状態722(Trace0 001
(1))で受信した超音波に基づく指示位置は、図1に
示した表示部50においてカーソルを追従移動制御する
ために位置データとして認識する。
【0103】状態722(Trace0 001
(1))からは、無条件で、状態723(Data0
010(2))に遷移する。
【0104】この状態723(Data0 010
(2))で受信した超音波に基づく指示位置は、図1に
示した表示部50における描画データとして認識する。
【0105】状態723(Data0 010(2))
からは、無条件で、状態724(Mode0 011
(3))に遷移する。
【0106】この状態724(Mode0 011
(3))で受信した超音波は、スタイラスペンによる表
示モードを切換えるモード切換えデータとして認識す
る。
【0107】状態724(Mode0 011(3))
からは、無条件で、状態725(Data1 100
(4))に遷移する。
【0108】この状態725(Data1 100
(4))で受信した超音波に基づく指示位置は、図1に
示した表示部50における描画データとして認識する。
【0109】状態725(Data1 100(4))
からは、無条件で、状態726(Trace1 101
(5))に遷移する。
【0110】この状態726(Trace1 101
(5))で受信した超音波に基づく指示位置は、図1に
示した表示部50においてカーソルを追従移動制御する
ために位置データとして認識する。
【0111】状態726(Trace1 101
(5))からは、無条件で、状態727(Data2
110(2))に遷移する。
【0112】この状態727(Data2 110
(2))では、で受信した超音波に基づく指示位置は、
図1に示した表示部50における描画データとして認識
する。
【0113】状態727(Data2 110(2))
からは、無条件で、状態728(Mode1 111
(7))に遷移する。
【0114】この状態728(Mode1 111
(7))で受信した超音波は、スタイラスペンによる表
示モードを切り換えるモード切換えデータとして認識す
る。
【0115】状態728(Mode1 111(7))
からは、無条件で、状態729(Data3 000
(0))に遷移する。
【0116】そして上記状態遷移は、この超音波受信部
30にハードウエアリセットが発生するまで繰り返され
る。
【0117】図11は、図7に示した通信部33からR
S232Cインタフェースを介して演算処理部40にデ
ータを送信するデータ送信制御の状態遷移を状態遷移図
で示したものである。
【0118】図11において、状態802(Init
000)は、この状態遷移の初期状態であり、この通信
部33にハードウエアリセット(ResetSync=
1)が発生した場合には、いかなる状態801(Any
State)からも、この状態802(Init 00
0)に遷移する。この状態802(Init 000)
ではなにも行わない。
【0119】この状態802(Init 000)にお
いて、図7に示したSCC(シリアル通信制御部)33
1への初期設定モードであり(SCCNotlnit=
1)、かつSCC(シリアル通信制御部)331への図
示しない設定許可用ディップスイッチ(PushSWA
SyncおよびPushSWBSync)がその設定許
可を示しているならば(DataCount0=1,P
ushSWBSync=1、DataCount0=
1,PushSWASync=1)、状態803(Se
tUp 001)に遷移するが、それ以外の場合はこの
状態802に止まる。
【0120】状態803(SetUp 001)からは
状態804(Write 010)、状態805(Ho
ld 011)、状態806(CountUp 10
0)の順で遷移する。
【0121】ここで、状態803(SetUp 00
1)、状態804(Write 010)、状態805
(Hold 011)は、SCC331へデータを書き
込むバスサイクルを生成するために設けられている。す
なわち、ハードウエアリセット(ResetSync=
1)が発生した後、SCC331への初期設定モードの
間(SCCNotlnit=1)に42byteの初期
設定値をSCC331に書き込む。
【0122】状態806(CountUp 100)で
は、以下に示す2つの処理を行う。 1)SCC331の初期設定モードの判定、つまりSC
C331へ書き込んだ初期設定データ数の監視を行う。
【0123】2)受信タイミング制御部70から転送さ
れたデータのすべてをSCC331に書き込んだかの判
定を行う。
【0124】上記処理がすべて終了したならば状態80
7(WaitData 101)に遷移する。
【0125】状態807(WaitData 101)
では、図7に示した受信センサ部31でスタイラスペン
からの超音波を受信したかどうかを判定する。ここで受
信していない場合は(RdySync=0)は、状態8
07(WaitData 101)に止まるが、受信し
た場合は(RdySync=1)、状態808(Wai
tLoad0 110)に遷移する。
【0126】状態808(WaitLoad0 11
0)からは状態809(WaitLoad1 111)
を経て状態802(Init 000)に遷移する。
【0127】ここで、状態808(WaitLoad0
110)、状態809(WaitLoad1 11
1)は、受信タイミング制御部70から転送されたデー
タを受け取るための時間を稼ぐ状態である。
【0128】ところで、この実施例においては、表示部
50における複数の表示モードの切換え制御をることが
できるようにしたマルチモード機能を実現するように構
成されており、このマルチモード機能における表示モー
ドは、スタイラスペン1に設けられた第二ボタン14b
の操作状態に応じて行うように構成されている。
【0129】すなわち、この実施例においては、スタイ
ラスペン1に設けられた第二ボタン14bの操作状態が
オフ状態に制御されているときには、このスタイラスペ
ン1に描画ペンとしての機能を与え、このスタイラスペ
ン1に設けられた第二ボタン14bの操作状態がオン状
態に制御されているときには、このスタイラスペン1に
イレーサ、すなわち消しゴムとしての機能を与えるよう
に構成されている。
【0130】図12は、スタイラスペン1に設けられた
第二ボタン14bの操作状態がオフ状態に制御された場
合の操作例を示したものである。
【0131】この場合、図12に示すように、表示部5
0の表示画面上には、鉛筆の画像からなるカーソル50
aが表示される。ここでこのスタイラスペン1に設けら
れた第一ボタン14aを押した状態で表示部50の表示
画面上に所望の画像を描くと、このスタイラスペン1の
先端の位置の移動が超音波受信素子31a、31bの受
信出力に基づき検出され、その結果、このスタイラスペ
ン1の位置の移動に追随して表示部50の表示画面上に
表示されている鉛筆の画像からなるカーソル50aが移
動し、表示部50の表示画面上にこのスタイラスペン1
により描画した画像と同一の画像が表示される。
【0132】図13は、スタイラスペン1に設けられた
第二ボタン14bの操作状態がオン状態に制御された場
合の他の操作例を示したものである。
【0133】この場合、図13に示すように、表示部5
0の表示画面上には、消しゴムの画像なるカーソル50
bが表示される。ここで、このスタイラスペン1に設け
られた第一ボタン14aを押した状態で表示部50の表
示画面上に表示されている画像をなぞると、このスタイ
ラスペン1の先端の位置の移動が超音波受信素子31
a、31bの受信出力に基づき検出され、その結果、こ
のスタイラスペン1の位置の移動に追随して表示部50
の表示画面上に表示されている消しゴムの画像なるカー
ソル50bが移動し、この表示部50の表示画面上に表
示されている画像のこの消しゴムの画像なるカーソル5
0bが移動した部分が消去される。
【0134】また、この実施例においては、複数のスタ
イラスペンを同時に使用することを可能にするするマル
チペン機能を有している。
【0135】すなわち、この実施例においては、図8お
よび図9の状態遷移図で説明したように、例えば、2本
のスタイラスペンを用いた場合、この2本のスタイラス
ペンの位置を個別に検出することが可能になり、この処
理を用いることによりマルチペン機能を実現している。
【0136】図14は、2本のスタイラスペンを用いて
マルチペン機能を実現した場合の操作例を示したもので
ある。
【0137】この図14に示す操作例は、2本のスタイ
ラスペンの第二ボタン14bの操作状態をそれぞれオフ
状態にして、この2本のスタイラスペンのそれぞれに描
画ペンとしての機能を与えた場合を示している。
【0138】この場合、図14に示すように、表示部5
0の表示画面上には、2本のスタイラスペンのそれぞれ
に対応して鉛筆の画像からなるカーソル51aおよび5
1bが表示される。ここでこの2本のスタイラスペンに
設けられた第一ボタン14aを押した状態でそれぞれ表
示部50の表示画面上に所望の画像を描くと、この2本
スタイラスペンの先端の位置の移動が超音波受信素子3
1a、31bの受信出力に基づきそれぞれ検出され、そ
の結果、この2本のスタイラスペンの位置の移動に追随
して表示部50の表示画面上に表示されている鉛筆の画
像からなるカーソル51aおよび51bが別々に移動
し、表示部50の表示画面上にこの2本のスタイラスペ
ンにより描画した画像と同一の画像が表示される。
【0139】なお、この場合、表示部50の表示画面の
近傍には、図14に示すようにこの2本のスタイラスペ
ンを収容するための2個のペンホルダ34aおよび34
bが設けられており、この2個のペンホルダ34aおよ
び34bにはそれぞれスタイラスペンが収容されたとき
このスタイラスペンに同期信号を与えるための図1に示
した同期回路35と同様の同期回路が設けられている。
【0140】ところで、スタイラスペン1から送出さ
れ、超音波受信素子31a、31bで受信される超音波
は、直接超音波受信素子31a、31bに伝達されるも
のと、1つまたは複数の障害物で反射されて直接超音波
受信素子31a、31bに伝達されるものとが存在する
場合がある。
【0141】図15は、スタイラスペン1から送出され
た超音波が、直接超音波受信素子31aに伝達される第
1の経路P1と、4個の障害物36a〜36dで反射さ
れて超音波受信素子31aに伝達される第2の経路P2
とを示したものである。この場合、第2の経路P2の方
が第1の経路P1より長くなるので、図16に示すよう
に、1つの超音波駆動信号37に対応してスタイラスペ
ン1から送出された超音波に対して、超音波受信素子3
1aでは第1の経路P1を経た超音波の受信信号37a
と第2の経路P2を経た超音波の受信信号37bの2つ
が生じる。
【0142】また、この実施例では、図17に示すよう
に、スタイラスペン1からは、所定の時間間隔Twai
tで間欠的に超音波が送出される。
【0143】ここで、図17に示すように、ある超音波
駆動信号37により送出される超音波の伝達経路として
図15に示したように2つの経路P1とP2が存在し、
この超音波駆動信号37に対応する超音波受信素子31
aにおける超音波受信信号としてこの第1の経路P1の
超音波の受信信号37aと第2の経路P2の超音波の受
信信号37bの2つが生じ、この超音波駆動信号37の
次の送信タイミングで発生される超音波駆動信号38に
より送出される超音波が超音波受信素子31aにおいて
超音波の受信信号38aとして受信されたとし、上記第
2の経路P2の超音波の受信信号37bの受信タイミン
グが、超音波駆動信号38より後になった場合を考え
る。
【0144】この場合、上記第2の経路P2の超音波の
受信信号37bは、超音波駆動信号38により送出され
る超音波の先頭波として誤認識され、また超音波の受信
信号38aは超音波駆動信号38により送出される超音
波の先頭波として認識されないことになり、これにより
誤動作が生じる。
【0145】このような誤動作は、この装置の表示部5
0の表示画面のサイズに対応して、スタイラスペン1か
ら発生される超音波の強度、超音波受信素子における受
信ステショルドレベル、スタイラスペン1から送出され
る超音波の時間間隔Twaitを適宜に設定することに
よりなくすことができる。
【0146】すなわち、スタイラスペン1から発生され
る超音波の強度および超音波受信素子における受信ステ
ショルドレベルを適宜に設定することにより、超音波受
信素子で図15に示したような複数の障害物を経て到来
する超音波を受信しないようにすることができ、またス
タイラスペン1から送出される超音波の時間間隔Twa
itを長くすることにより、障害物による反射波の影響
を少なくすることができる。
【0147】また、この実施例では、図6および図7に
示したようにスタイラスペン1および超音波受信部30
に個別にオシレータ(基本クロック生成回路)13およ
び73を設け、このオシレータ13および73の同期を
ペンホルダ34に設けた同期回路35を介してとるよう
に構成されている。
【0148】しかし、スタイラスペン1をペンホルダ3
4から取り出した後は、このスタイラスペン1のオシレ
ータ13は自律的に動作するように構成されているの
で、ある時間が経過すると、超音波受信部30のオシレ
ータ73の出力とタイラスペン1のオシレータ13の出
力とは、図18に示すようにずれ時間t0の位相ずれが
生じる場合がある。この位相ずれは、スタイラスペン1
の連続使用時間がある時間の範囲内であれば、オシレー
タ13および73として発振周波数が10MHz程度の
ものを用いることにより、スタイラスペン1の位置検出
動作の上では特に問題は生じない。
【0149】また、スタイラスペン1の連続使用時間が
長くなると、オシレータ13の精度が悪い場合、図19
に示すように、超音波受信部30の同期信号に対応する
超音波の送出タイミングが時刻T0から時刻T1にず
れ、そのずれ時間がt1になると、このずれ時間がt1
のためにスタイラスペン1の位置を正確に検出できなく
なる。
【0150】図20は、上記超音波受信部30の同期信
号とスタイラスペン1における超音波送出タイミングの
ずれを補正するためにこの実施例で採用されている手法
を示したものである。
【0151】すなわち、この実施例においては、超音波
受信部30側に超音波受信部30側の同期信号に同期し
て赤外線を発光する発光素子61を設け、スタイラスペ
ン1側ではこの発光素子61から発光される赤外線を受
光することによりスタイラスペン1側における超音波送
出タイミングのずれを補正するように構成される。
【0152】図21および図22は、図20に手法を採
用した場合の超音波受信部30側の構成およびスタイラ
スペン1側の構成をブロック図で示したものである。
【0153】すなわち、図21に示す超音波受信部30
側の構成においては、ペンホルダ34からの同期信号に
同期して赤外線を発光する発光素子61を設け、スタイ
ラスペン1側には、この発光素子61から発光される赤
外線を受光する受光素子62を設け、この受光素子62
の受光出力によりシ−ケンサ12の遷移状態をリセット
するように構成する。なお、図21および図22に示す
他の構成は図7および図6に示した構成と同一である。
【0154】このように構成すると、スタイラスペン1
を連続して使用しながら、あたかもスタイラスペン1を
ペンホルダ34に収納して初期リセットをかけたと等価
になり、超音波受信部30の同期信号とスタイラスペン
1における超音波送出タイミングのずれを補正すること
ができる。
【0155】図23は、上記構成による超音波受信部3
0の同期信号とスタイラスペン1における超音波送出タ
イミングのずれの補正の様子をタイミングチャートで示
したものである。
【0156】すなわち、時点t−1でスタイラスペン1
がペンホルダ34から同期信号を受け、超音波受信部3
0側の同期信号とスタイラスペン1における超音波送出
タイミングが一致制御されたとする。ここで、スタイラ
スペン1がペンホルダ34から取り出され、一定時間経
過した時点t−2、およびt−3では超音波受信部30
の同期信号とスタイラスペン1における超音波送出タイ
ミングにがずれが生じているが、時点t−4で超音波受
信部30側の発光素子61から超音波受信部30側の同
期信号に同期してが発光され、スタイラスペン1側では
この赤外線を受光素子62で受光することにより超音波
受信部30の同期信号とスタイラスペン1における超音
波送出タイミングのずれを補正するように動作するの
で、再び超音波受信部30側の同期信号とスタイラスペ
ン1における超音波送出タイミングが一致制御される。
【0157】なお、上記図20乃至図22に示した構成
においては、超音波受信部30側にペンホルダ34から
の同期信号に同期して赤外線を発光する発光素子61を
設け、スタイラスペン1側にこの発光素子61から発光
される赤外線を受光する受光素子62を設けるようにし
て、スタイラスペン1における超音波送出タイミングを
超音波受信部30側の同期信号に同期させるように構成
したが、図24および図25に示すように、スタイラス
ペン1側にスタイラスペン1側の同期信号に同期して赤
外線を発光する発光素子63を設け、超音波受信部30
側にこの発光素子63から発光される赤外線を受光する
受光素子64を設け、この受光素子64の受信出力に基
づきペンホルダ34の同期回路35から発生される同期
信号を補正するように構成してもよい。なお、図24お
よび図25の他の構成は図6および図7に示した構成と
同一である。
【0158】なお、上記実施例において、図3に示した
表示部50はリアプロジェクタディスプレイを想定して
いるが、この発明のペン入力装置はこのリアプロジェク
タディスプレイを用いた情報処理装置に限定されず、例
えば、図26に示すような表示部50としてフロントプ
ロジェクタディスプレイを用いた情報処理装置にも同様
に適用することができる。
【0159】また、この発明のペン入力装置は、上記大
型のディスプレイを用いた情報処理装置以外にも、図2
7に示すようなCRTディスプレイを有するディスクト
ップ型のコンピュータまたは図28に示すようなLCD
ディスプレイを有するノート型のコンピュータを用いた
情報処理装置にも同様に適用することができる。
【0160】更に、上記実施例においては、スタイラス
ペンの位置を2次元的に検出する構成について示した
が、この発明はスタイラスペンの位置を3次元的に検出
することもできる。
【0161】図29は、スタイラスペン1の位置を3次
元的に検出するように構成したこの発明の他の実施例を
示したものである。
【0162】この実施例においても図1に示した実施例
と同様に、スタイラスペン1はその先端から超音波を出
力する超音波発信手段が設けられており、この超音波発
信手段から送出される超音波に基づき表示部50の表示
画面上における指示位置を検出してこの指示位置に対応
する画像を表示部50の表示画面上に表示する。
【0163】すなわち、この実施例においては、スタイ
ラスペン1の先端から送出された超音波を表示部50の
表示画面に対して所定の位置関係で配設された3個の超
音波受信素子31a、31b、31cで受信し、その受
信出力に基づきスタイラスペン1の先端の位置を3次元
的に検出し、その検出結果に対応して表示部50の表示
画面における表示制御を行う。
【0164】この実施例における3個の超音波受信素子
31a、31b、31cを用いたスタイラスペン1の先
端の位置の3次元的検出原理は以下に示すようになる。
【0165】すなわち、図30に示すように、この3個
の超音波受信素子31a、31b、31cに固定された
3次元座標系X−Y−Zを考える。
【0166】ここで、超音波受信素子31aは、この3
次元座標系X−Y−Zの原点に配設されており、超音波
受信素子31bは、この3次元座標系X−Y−ZのY軸
上の点(0、Ly、0)に配設され、超音波受信素子3
1cは、3次元座標系X−Y−ZのZ軸上の点(0、
0、Lz)に配設されているとする。
【0167】また、スタイラスペン1による指示位置
が、この3次元座標系X−Y−Z上の点(x、y、z)
であるとするとし、超音波受信素子31aから点(x、
y、z)までの距離がa、超音波受信素子31bから点
(x、y、z)までの距離がb、超音波受信素子31c
から点(x、y、z)までの距離がcであるとすると、 c2 =(Lz−z)2 +a2 −z2 …(7) a2 =x2 +y2 +z2 …(8) b2 =x2 +(Ly−y)2 +z2 …(9) の関係が成立する。この式(7)〜(9)からx、y、
zについて解くと x=±SQRT[a2 −{(Ly2 +a2 −b2 )/2Ly}2 −{(Lz2 +a2 −c2 )/2Lz}2 ] …(10) y=(Ly2 +a2 −b2 )/2Ly …(11) z=(Lz2 +a2 −c2 )/2Lz …(12) ただし、SQRT(A)はAの平方根を示す。
【0168】となる。ここでLyおよびLzは、超音波
受信素子31a、31b、31cの配設位置によって決
定される既知の値であるので、超音波受信素子31aか
ら点(x、y、z)までの距離a、超音波受信素子31
bから点(x、y、z)までの距離b、超音波受信素子
31cから点(x、y、z)までの距離cがわかれば、
3次元的に配設された3つの超音波受信素子31a、3
1b、31cに固定された3次元座標系X−Y−Z上に
おけるスタイラスペン1による指示位置(x、y、z)
を求めることができる。
【0169】ここで、超音波受信素子31aからスタイ
ラスペン1による指示位置(x、y、z)までの距離
a、超音波受信素子31bからスタイラスペン1による
指示位置(x、y、z)までの距離b、超音波受信素子
31cからスタイラスペン1による指示位置(x、y、
z)までの距離cの検出は、スタイラスペン1の先端か
ら出力される超音波が超音波受信素子31a、31b、
31cで検出するまでの時間Ta、Tb、Tcを検出す
ることにより求めることができる。
【0170】すなわち、スタイラスペン1の先端から出
力される超音波の空間伝達速度をCとすると、上記時間
Ta、Tb、Tcを検出することにより上記距離a、距
離b、距離cは a=C×Ta …(13) b=C×Tb …(14) c=C×Tc …(15) により求めることができる。
【0171】このスタイラスペン1の先端から出力され
る超音波が超音波受信素子31a、31b、31cで検
出するまでの時間Ta、Tb、Tcを検出する処理は、
図29に示す超音波受信部30における受信処理部32
で行われる。
【0172】すなわち、この実施例では、図1に示した
実施例と同様に、スタイラスペン1の不使用時にこのス
タイラスペン1を収納するペンホルダ35が設けられて
おり、このペンホルダ35には、スタイラスペン1の超
音波発信手段から出力される超音波の出力タイミングと
受信処理部32における受信処理との同期をとる同期回
路35が設けられている。
【0173】この同期回路35は、受信処理部32に設
けられた基本クロック生成回路324から出力される基
本クロックを計数し、その計数値が一定の値になる毎に
スタイラスペン1の超音波発信手段から出力される超音
波の出力タイミングを制御する同期信号を出力する。
【0174】また、スタイラスペン1には、上記基本ク
ロック生成回路324と同一の周波数の基本クロックを
生成する基本クロック生成回路が設けられており、この
基本クロック生成回路は、このスタイラスペン1がペン
ホルダ35に収納されたときに、上記同期回路35から
出力される同期信号を入力して、上記受信処理部32に
設けられた基本クロック生成回路324との同期を確立
し、このスタイラスペン1をペンホルダ35から取り出
した後は、上記同期回路35と同様にこの受信処理部3
2に設けられた基本クロック生成回路324との同期し
て動作する基本クロック生成回路から出力される基本ク
ロックを計数し、その計数値が一定の値になる毎にスタ
イラスペン1の超音波発信手段から出力される超音波の
出力タイミングを制御するように構成されている。
【0175】すなわち、スタイラスペン1をペンホルダ
35に収納すると、スタイラスペン1の超音波発信手段
から出力される超音波の出力タイミングと受信処理部3
2における受信処理との同期がとられ、スタイラスペン
1の超音波発信手段から出力される超音波の出力タイミ
ングは同期回路35から受信処理部32に加えられる同
期信号のタイミングと一致することになる。
【0176】同期回路35から受信処理部32に加えら
れる同期信号は、受信処理部32のカウンタ321、3
22、323のリセット端子に加えられ、カウンタ32
1、322、323はこの同期信号に同期してクリアさ
れる。
【0177】また、カウンタ321、322、323の
計数入力端子には基本クロック生成回路324から出力
される基本クロックが入力され、またこのカウンタ32
1、322、323の計数停止を制御する制御入力端子
には、スタイラスペン1の先端から出力される超音波を
受信したときに超音波受信素子31a、31b、31c
からそれぞれ出力される受信クロックが入力されてい
る。
【0178】すなわち、カウンタ321、322、32
3は、スタイラスペン1の先端から超音波が出力される
タイミングで同時にリセットされ、それぞれ超音波受信
素子31a、31b、31cから受信クロックが入力さ
れるまで基本クロック生成回路324から出力される基
本クロックを計数し、その結果、カウンタ321、32
2、323の計数値は、スタイラスペン1の先端から出
力される超音波が超音波受信素子31a、31b、31
cで検出するまでの時間Ta、Tb、Tcに対応するも
のになる。
【0179】このカウンタ321、322、323で計
数されたスタイラスペン1の先端から出力される超音波
が超音波受信素子31a、31b、31cで検出するま
での時間Ta、Tb、Tcは、受信時間保持回路32
5、326、327でそれぞれ保持され、通信部33を
介して演算処理部40に伝えられる。
【0180】演算処理部40は、この通信部33を介し
て伝えられた時間Ta、Tb、Tcを受取り、この時間
Ta、Tb、Tcに基づきスタイラスペン1により表示
部50の画面上で指示された指示位置を3次元的に演算
する。
【0181】この演算は、まず、前述した式(13)〜
(15)に基づき、スタイラスペン1から超音波受信素
子31a、31bまでの距離a、b、cを算出する。
【0182】そして、この算出した距離a、b、cおよ
び前述した式(10)〜(12)に基づき、超音波受信
素子31a、31b、31cに固定された3次元座標系
X−Y−Z上におけるスタイラスペン1による指示位置
(x、y,z)を演算算出する。
【0183】そして、この算出したスタイラスペン1に
よる指示位置(x、y,z)に基づき表示部50におけ
る表示制御を行う。
【0184】ここで、この実施例においては、スタイラ
スペン1による指示位置を3次元的に検出定可能である
ので、表示部50において、この3次元的に検出した指
示位置(x、y、z)に対応する3次元的表示が可能で
ある。
【0185】なお、表示部50が3次元表示可能な表示
器である場合は、この3次元の指示位置(x、y、z)
に基づく3次元表示をそのまま行えばよいが、表示部5
0が2次元表示器である場合は、この3次元の指示位置
(x、y、z)に基づく3次元表示を階調表示または色
調表示と組み合わせることにより行うようにしてもよ
い。
【0186】また、上記3次元座標値のx、y値のみを
利用することにより入力平面以外の空間から2次元入力
を行うことも可能であり、このような構成によると更に
ユーザインターフェースの向上を図ることができる。
【0187】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、入力ペンに超音波送出手段を設けるとともに、この
入力ペンの所定の入力領域に対して入力ペンに設けられ
た超音波発信素子から送出された超音波を受信する複数
の超音波受信素子を配設し、また、入力ペンの超音波送
出手段から送出される超音波の送出タイミングと複数の
超音波受信素子による超音波の受信タイミングを検出す
る受信タイミング検出手段との同期をとるように構成
し、この受信タイミング検出手段で検出した複数の超音
波受信素子による超音波の受信タイミングに基づき所定
の入力領域における入力ペンによる指示位置を演算する
ように構成したので、安価な構成により、コードレスの
入力ペンを用いた指示位置の入力を可能にするととも
に、複数の入力ペンを用いたマルチペン入力および複数
の表示モードの切換えることのできるマルチモード機能
を可能にしたペン入力装置を提供することができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わるペン入力装置を適用して構
成した情報処理装置の一実施例の概略構成を示すブロッ
ク図。
【図2】 図1に示した情報処理装置の外観を示す斜視
図。
【図3】 図1に示した表示部の表示画面に対して所定
の位置関係で配設された2個の超音波受信素子とスタイ
ラスペンによる指示位置の関係を示した図。
【図4】 図1に示したカウンタによる超音波受信時間
の検出動作を示すタイミングチャート。
【図5】 図1に示した実施例の情報処理装置で用いる
スタイラスペンの外観を示した外観図。
【図6】 図1に示した実施例の情報処理装置で用いる
スタイラスペンの内部回路構成を示したブロック図。
【図7】 図1に示した超音波受信部および演算処理部
の具体的構成を示したブロック図。
【図8】 図6に示したスタイラスペンに設けられたシ
ーケンサによる超音波送信タイミング制御の状態遷移を
示す状態遷移図。
【図9】 図8に示す状態遷移図において、マルチペン
機能が選択された場合(MPen=1)におけるPen
NO=0のスタイラスペンおよびPenNO=1のスタ
イラスペンの超音波送信タイミング制御を示すタイミン
グチャート。
【図10】 図7に示したシーケンサによる受信タイミ
ング制御の状態状態を示す状態遷移図。
【図11】 図7に示した通信部からRS232Cイン
タフェースを介して演算処理部にデータを送信するデー
タ送信制御の状態遷移を示す状態遷移図。
【図12】 図1に示した実施例において、スタイラス
ペンに設けられた第二ボタンの操作状態がオフ状態に制
御された場合の操作例を示した図。
【図13】 図1に示した実施例において、スタイラス
ペンに設けられた第二ボタンの操作状態がオン状態に制
御された場合の操作例を示した図。
【図14】 図1に示した実施例において、マルチペン
機能が選択された場合における操作例を示した図。
【図15】 図1に示したスタイラスペンから送出され
た超音波が超音波受信素子で受信される経路が複数存在
する場合の一例を説明する図。
【図16】 図15に示した場合における超音波受信素
子における超音波受信信号を説明する図。
【図17】 図16に示した場合における不都合を説明
するための図。
【図18】 図7に示した超音波受信部のオシレータの
出力と図6に示したスタイラスペンのオシレータの出力
との間にずれが発生した場合を示す図。
【図19】 図7に示した超音波受信部の同期信号と図
6に示したスタイラスペンにおける超音波送出タイミン
グのずれを説明する図。
【図20】 図19で示した超音波受信部の同期信号と
スタイラスペンにおける超音波送出タイミングとのずれ
を補正する構成を説明する図。
【図21】 図20に示す構成における超音波受信部側
の構成を示す図。
【図22】 図20に示す構成におけるスタイラスペン
側の構成を示す図。
【図23】 図21および図22の構成における超音波
受信部の同期信号とスタイラスペンにおける超音波送出
タイミングとのずれの補正の様子を示すタイミングチャ
ート。
【図24】 図19で示した超音波受信部の同期信号と
スタイラスペンにおける超音波送出タイミングとのずれ
を補正するためのスタイラスペン側の他の構成を示す
図。
【図25】 図19で示した超音波受信部の同期信号と
スタイラスペンにおける超音波送出タイミングとのずれ
を補正するための超音波受信部側の他の構成を示す図。
【図26】 表示部としてフロントプロジェクタディス
プレイを用いたこの発明の他の実施例を示す図。
【図27】 表示部としてCRTディスプレイを有する
ディスクトップ型のコンピュータを用いたこの発明の更
に他の実施例を示す図。
【図28】 表示部としてLCDディスプレイを有する
ノート型のコンピュータを用いたこの発明の更に他の実
施例を示す図。
【図29】 スタイラスペンの位置を3次元的に検出す
るようにしたこの発明の他の実施例を示す図。
【図30】 図29に示した実施例におけるスタイラス
ペンの先端の位置の3次元的検出原理を説明する図。
【符号の説明】
1…スタイラスペン、30…超音波受信部、31a,3
1b,31c…超音波受信素子、32…受信処理部、3
3…通信部、40…演算処理部、41…通信部、50…
表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の入力領域における入力ペンによる
    指示位置を入力するペン入力装置において、 前記入力ペンに設けられた超音波発信手段と、 前記所定の入力領域に対して所定の位置関係で配設さ
    れ、前記超音波発信手段から送出された超音波を受信す
    る超音波受信手段と、 所定周期の同期信号を発生する同期信号発生手段と、 前記入力ペンに設けられ、前記同期信号発生手段から発
    生される同期信号に基づき、前記超音波発信手段から送
    出された超音波の送信タイミングを制御する送信タイミ
    ング制御手段と、 前記同期信号発生手段から発生される同期信号を基準と
    して前記超音波受信手段による前記超音波の受信タイミ
    ングをそれぞれ検出する受信タイミング検出手段と、 前記受信タイミング検出手段で検出した前記複数の超音
    波受信手段による前記超音波の受信タイミングに基づき
    前記所定の入力領域における前記入力ペンによる指示位
    置を演算する演算手段と を具備することを特徴とするペン入力装置。
  2. 【請求項2】 前記同期信号発生手段は、 前記入力ペンの不使用時に該入力ペンが収納されるペン
    ホルダに設けられ、 前記送信タイミング制御手段は、 前記入力ペンが前記ペンホルダに収容されたときに前記
    同期信号発生手段から前記同期信号を受取り、前記入力
    ペンが前記ペンホルダから取り出された後は前記入力ペ
    ンが前記ペンホルダに収容されたときに前記同期信号発
    生手段から受け取った同期信号に基づき自律的に前記超
    音波発信手段から送出された超音波の送信タイミングを
    制御することを特徴とする請求項1記載のペン入力装
    置。
  3. 【請求項3】 前記同期信号発生手段から発生される同
    期信号に同期して発光する発光手段と、 前記入力ペンに設けられ、前記発光手段の発光信号を受
    信して該受信出力に基づき前記送信タイミング制御手段
    により制御される前記超音波発信手段から送出された超
    音波の送信タイミングを補正する補正手段とを更に具備
    することを特徴とする請求項2記載のペン入力装置。
  4. 【請求項4】 前記送信タイミング制御手段により制御
    される前記超音波発信手段から送出された超音波の送信
    タイミングに同期して発光する発光手段と、 前記発光手段の発光信号を受信して該受信出力に基づき
    前記同期信号発生手段から発生される同期信号の発生タ
    イミングを補正する補正手段とを更に具備することを特
    徴とする請求項2記載のペン入力装置。
  5. 【請求項5】 所定の入力領域における入力ペンによる
    指示位置を入力するとともに、前記指示位置に対応した
    表示を行う表示手段を有するペン入力装置において、 前記入力ペンに設けられた超音波発信手段と、 前記所定の入力領域に対して所定の位置関係で配設さ
    れ、前記超音波発信手段から送出された超音波を受信す
    る超音波受信手段と、 所定周期の同期信号を発生する同期信号発生手段と、 前記入力ペンに設けられた表示モード切換えスイッチ
    と、 前記入力ペンに設けられ、前記同期信号発生手段から発
    生される同期信号に基づき、前記超音波発信手段から送
    出される超音波の送信タイミングを制御するとともに、
    前記表示モード切換えスイッチの操作状態を前記送信タ
    イミングの内の予め設定された送信タイミングに割当て
    て前記超音波発信手段からの超音波の発信を制御する送
    信タイミング制御手段と、 前記同期信号発生手段から発生される同期信号を基準と
    して前記超音波受信手段による前記超音波の受信タイミ
    ングをそれぞれ検出する受信タイミング検出手段と、 前記受信タイミング検出手段で検出した前記複数の超音
    波受信手段による前記超音波の受信タイミングに基づき
    前記所定の入力領域における前記入力ペンによる指示位
    置を演算する演算手段と、 前記演算手段で演算された前記入力ペンによる指示位置
    に対応して前記表示手段による表示を制御するととも
    に、前記受信タイミング検出手段による前記予め設定さ
    れた送信タイミングに対応する超音波の受信出力から前
    記表示手段における表示モードを切換える表示制御手段
    とを具備することを特徴とするペン入力装置。
  6. 【請求項6】 所定の入力領域における複数の入力ペン
    による指示位置をそれぞれ入力するペン入力装置におい
    て、 前記複数の入力ペンにそれぞれ設けられた超音波発信手
    段と、 前記所定の入力領域に対して所定の位置関係で配設さ
    れ、前記超音波発信手段から送出された超音波を受信す
    る超音波受信手段と、 所定周期の同期信号を発生する同期信号発生手段と、 前記複数の入力ペンにそれぞれ設けられ、前記同期信号
    発生手段から発生される同期信号に基づき、前記超音波
    発信手段から送出された超音波の送信タイミングを前記
    複数の入力ペン別に制御する送信タイミング制御手段
    と、 前記同期信号発生手段から発生される同期信号を基準と
    して前記超音波受信手段による前記複数の超音波発信手
    段からの超音波の受信タイミングをそれぞれ検出する受
    信タイミング検出手段と、 前記受信タイミング検出手段で検出した前記超音波受信
    手段による前記複数の超音波発信手段からの超音波の受
    信タイミングに基づき前記所定の入力領域における前記
    複数の入力ペンによる指示位置をそれぞれ演算する演算
    手段とを具備することを特徴とするペン入力装置。
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