JPH10149251A - ペン入力装置及び該装置における位置座標補正方法 - Google Patents
ペン入力装置及び該装置における位置座標補正方法Info
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- JPH10149251A JPH10149251A JP30947796A JP30947796A JPH10149251A JP H10149251 A JPH10149251 A JP H10149251A JP 30947796 A JP30947796 A JP 30947796A JP 30947796 A JP30947796 A JP 30947796A JP H10149251 A JPH10149251 A JP H10149251A
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- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 超音波の先頭波の受信ミスに起因する位置座
標のずれ防止にレスポンス良く対処し得るペン入力装置
及び位置座標補正方法を提供する。 【解決手段】 入力ペン1の超音波送出器から送信され
た超音波を超音波受信素子31a、31bにより受信
し、受信処理部32で上記超音波が送出されてから受信
されるまでの時間に基づき上記超音波送信器/超音波受
信素子31a、31b間の距離を算出し、通信部33を
介して演算処理部40に送出する。演算処理部40は、
入力する距離データを用いて入力ペン1による位置座標
を演算して表示部50に表示する。その際、演算処理部
40は、過去の計測データと現在の計測データとを比較
し、その差が超音波の1波長分に一致する場合、現在の
計測データを過去の計測データに置き換えて入力ペン1
の位置座標を演算し直す。
標のずれ防止にレスポンス良く対処し得るペン入力装置
及び位置座標補正方法を提供する。 【解決手段】 入力ペン1の超音波送出器から送信され
た超音波を超音波受信素子31a、31bにより受信
し、受信処理部32で上記超音波が送出されてから受信
されるまでの時間に基づき上記超音波送信器/超音波受
信素子31a、31b間の距離を算出し、通信部33を
介して演算処理部40に送出する。演算処理部40は、
入力する距離データを用いて入力ペン1による位置座標
を演算して表示部50に表示する。その際、演算処理部
40は、過去の計測データと現在の計測データとを比較
し、その差が超音波の1波長分に一致する場合、現在の
計測データを過去の計測データに置き換えて入力ペン1
の位置座標を演算し直す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書き入力機能を
有するコンピュータシステム等におけるペン入力装置に
関し、特に、超音波を用いて入力ペンの位置座標を検出
し当該入力ペンの指示位置を入力するペン入力装置にお
いて、上記超音波の先頭波の受信ミスに起因する位置座
標ずれを補正するための処理方法の改良に関する。
有するコンピュータシステム等におけるペン入力装置に
関し、特に、超音波を用いて入力ペンの位置座標を検出
し当該入力ペンの指示位置を入力するペン入力装置にお
いて、上記超音波の先頭波の受信ミスに起因する位置座
標ずれを補正するための処理方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き入力機能を有するコンピュ
ータシステム等における入力装置としては、 1)赤外線方式によるもの 2)感圧方式によるもの 3)静電容量方式によるもの 4)電磁方式によるもの 5)超音波方式によるもの 等が知られている。
ータシステム等における入力装置としては、 1)赤外線方式によるもの 2)感圧方式によるもの 3)静電容量方式によるもの 4)電磁方式によるもの 5)超音波方式によるもの 等が知られている。
【0003】ここで、1)の赤外線方式によるものとし
ては、赤外線を発光するライトペンによるスポット位置
を半導体位置検出素子を用いて検出するもの、入力面に
複数の赤外線発光素子および受光素子を配設して、赤外
線発光素子から発光された赤外線が指、入力ペン等によ
り遮られた位置を受光素子の出力から判別することによ
り指示位置を検出するもの等が知られている。
ては、赤外線を発光するライトペンによるスポット位置
を半導体位置検出素子を用いて検出するもの、入力面に
複数の赤外線発光素子および受光素子を配設して、赤外
線発光素子から発光された赤外線が指、入力ペン等によ
り遮られた位置を受光素子の出力から判別することによ
り指示位置を検出するもの等が知られている。
【0004】また、2)の感圧方式によるものとして
は、複数のX軸電極が配設された電極シートと複数のY
軸電極が配設された支持体とをドットスペーサを介在さ
せて重ね合わせた感圧パネルを用いたもの、平行する2
枚のプレートを3次元スプリングを介して重ね合わせ、
指、入力ペン等により触れた位置の電流の変化を検出す
ることにより指示位置を検出するもの等が知られてい
る。
は、複数のX軸電極が配設された電極シートと複数のY
軸電極が配設された支持体とをドットスペーサを介在さ
せて重ね合わせた感圧パネルを用いたもの、平行する2
枚のプレートを3次元スプリングを介して重ね合わせ、
指、入力ペン等により触れた位置の電流の変化を検出す
ることにより指示位置を検出するもの等が知られてい
る。
【0005】また、3)の静電容量方式によるものとし
ては、2枚のガラス上に蒸着形成された導電性の膜をそ
れぞれX軸、Y軸電極パターンとしてこの2枚のガラス
を電極パターン形成面を向かい合わせて張り合わせた静
電容量結合方式パネルを用いたもの等が知られている。
ては、2枚のガラス上に蒸着形成された導電性の膜をそ
れぞれX軸、Y軸電極パターンとしてこの2枚のガラス
を電極パターン形成面を向かい合わせて張り合わせた静
電容量結合方式パネルを用いたもの等が知られている。
【0006】更に、4)の電磁方式によるものとして
は、入力面に複数のセンサアンテナコイルを配設すると
ともに、入力ペンにはコイルとコンデンサからなる共振
回路を内蔵させ、まず上記複数のセンサアンテナコイル
に交流電流を流すことにより電磁誘導を利用して上記入
力ペンの共振回路に電流を流し、次に上記複数のセンサ
アンテナコイルに流した交流電流をを切り、この状態で
上記上記入力ペンの共振回路に流れる電流により発生す
る磁界を上記複数のセンサアンテナコイルで検出するこ
とにより入力ペンの指示位置を検出するもの等が知られ
ている。
は、入力面に複数のセンサアンテナコイルを配設すると
ともに、入力ペンにはコイルとコンデンサからなる共振
回路を内蔵させ、まず上記複数のセンサアンテナコイル
に交流電流を流すことにより電磁誘導を利用して上記入
力ペンの共振回路に電流を流し、次に上記複数のセンサ
アンテナコイルに流した交流電流をを切り、この状態で
上記上記入力ペンの共振回路に流れる電流により発生す
る磁界を上記複数のセンサアンテナコイルで検出するこ
とにより入力ペンの指示位置を検出するもの等が知られ
ている。
【0007】また、5)の超音波方式によるものとして
は、 a)ガラス基板上に超音波表面弾性波を発生する超音波
振動素子および超音波受信素子を配設し、指等の弾性波
吸収体の存在を上記超音波受信素子の受信信号の変化か
ら検出する超音波表面弾性波方式によるもの b)特開昭64−10319号に開示されているよう
に、スクリーンパネルの表面に少なくとも2つの超音波
送受信機のセットを実装し、上記各セットの超音波送受
信機から送出された超音波が上記スクリーンパネルで所
望の位置を指示しているスタイラスペンで反射され該セ
ットの超音波送受信機で受信されるまでの時間から上記
スタイラスペンで指示されている上記スクリーンパネル
上の位置を演算算出するようにしたもの c)実開昭64−7340号に開示されているように、
同一平面上の既知な3点以上の点にマイクロホンを配設
するとともに、上記平面上の任意の座標位置に置くこと
のできる発音体を設け、上記マイクロホンの中の2つの
マイクロホンに発生する電圧の時間差から上記発音体を
含む双曲線の位置を決定し、この双曲線の2本以上の交
点から上記発音体の座標位置を決定するようにしたもの
等が知られている。
は、 a)ガラス基板上に超音波表面弾性波を発生する超音波
振動素子および超音波受信素子を配設し、指等の弾性波
吸収体の存在を上記超音波受信素子の受信信号の変化か
ら検出する超音波表面弾性波方式によるもの b)特開昭64−10319号に開示されているよう
に、スクリーンパネルの表面に少なくとも2つの超音波
送受信機のセットを実装し、上記各セットの超音波送受
信機から送出された超音波が上記スクリーンパネルで所
望の位置を指示しているスタイラスペンで反射され該セ
ットの超音波送受信機で受信されるまでの時間から上記
スタイラスペンで指示されている上記スクリーンパネル
上の位置を演算算出するようにしたもの c)実開昭64−7340号に開示されているように、
同一平面上の既知な3点以上の点にマイクロホンを配設
するとともに、上記平面上の任意の座標位置に置くこと
のできる発音体を設け、上記マイクロホンの中の2つの
マイクロホンに発生する電圧の時間差から上記発音体を
含む双曲線の位置を決定し、この双曲線の2本以上の交
点から上記発音体の座標位置を決定するようにしたもの
等が知られている。
【0008】しかしながら上記従来の1)〜4)の入力
装置はいずれも構造が複雑であり、製造コストが高価に
なるという問題がある。また、任意サイズ、種類の入力
面(ディスプレイ)への適用が困難である。
装置はいずれも構造が複雑であり、製造コストが高価に
なるという問題がある。また、任意サイズ、種類の入力
面(ディスプレイ)への適用が困難である。
【0009】また、5)のa)のものもその製造が難し
く、製造コストが高価になるという問題があり、1)〜
4)と同様に任意サイズ、種類の入力面(ディスプレ
イ)への適用が困難であるという問題がある。
く、製造コストが高価になるという問題があり、1)〜
4)と同様に任意サイズ、種類の入力面(ディスプレ
イ)への適用が困難であるという問題がある。
【0010】更に、5)のb)のものは、操作者の手な
どとスタイラスペンとの区別が不可能であり、それに起
因して誤動作を引き起こす可能性が高いという問題があ
る。また、5)のc)のものは、例えばスタイラスペン
の2次元座標上での指示位置を検出するためには、少な
くとも3個のマイクロホンを配設する必要があり、その
処理も複雑になるという問題がある。また、複数の入力
ペンの使用を可能にするマルチペン機能の実現が難し
い。
どとスタイラスペンとの区別が不可能であり、それに起
因して誤動作を引き起こす可能性が高いという問題があ
る。また、5)のc)のものは、例えばスタイラスペン
の2次元座標上での指示位置を検出するためには、少な
くとも3個のマイクロホンを配設する必要があり、その
処理も複雑になるという問題がある。また、複数の入力
ペンの使用を可能にするマルチペン機能の実現が難し
い。
【0011】そこで、今日では、スタイラスペンに超音
波送信手段を実装すると共に、スタイラスペンの入力領
域内の所定の箇所に超音波受信手段を配置し、スタイラ
スペンに実装された超音波送信手段から超音波を送出し
た時間と、超音波受信手段により超音波を受信した時間
とからこれら超音波送信手段と超音波受信手段との間の
距離を計測すると共に、この計測距離を用いてスタイラ
スペンの2次元若しくは3次元の位置座標を算出し、こ
の算出された位置座標に基づき所定の入力領域における
スタイラスペンによる指示位置を入力するような超音波
位置検出機構が実現されている。
波送信手段を実装すると共に、スタイラスペンの入力領
域内の所定の箇所に超音波受信手段を配置し、スタイラ
スペンに実装された超音波送信手段から超音波を送出し
た時間と、超音波受信手段により超音波を受信した時間
とからこれら超音波送信手段と超音波受信手段との間の
距離を計測すると共に、この計測距離を用いてスタイラ
スペンの2次元若しくは3次元の位置座標を算出し、こ
の算出された位置座標に基づき所定の入力領域における
スタイラスペンによる指示位置を入力するような超音波
位置検出機構が実現されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のものでは、
スタイラスペンからの超音波送出タイミングは、ある間
隔毎に一定期間だけ所定の周波数の超音波を送出するよ
うに制御されるのが一般的である。これを受信側から観
察すると、所定の周波数の超音波をある周期毎に一定期
間ずつ受信することになるが、その際、各回の受信タイ
ミングにおいて超音波の先頭波を取りこぼしてしまうと
いった危険性がある。これは、主として、受信回路部の
アンプ部の増幅能力に起因するものであり、超音波を用
いた位置検出機構に特有の問題である。
スタイラスペンからの超音波送出タイミングは、ある間
隔毎に一定期間だけ所定の周波数の超音波を送出するよ
うに制御されるのが一般的である。これを受信側から観
察すると、所定の周波数の超音波をある周期毎に一定期
間ずつ受信することになるが、その際、各回の受信タイ
ミングにおいて超音波の先頭波を取りこぼしてしまうと
いった危険性がある。これは、主として、受信回路部の
アンプ部の増幅能力に起因するものであり、超音波を用
いた位置検出機構に特有の問題である。
【0013】この場合、先頭波の取りこぼしに伴って超
音波送/受信手段間の計測距離に誤差が生じ、この誤っ
た計測距離を用いてスタイラスペンの位置座標が算出さ
れる結果、例えば、このスタイラスペンの座標位置にカ
ーソルを対応させて表示するようにしたものにおいて
は、スタイラスペンが停止しているにも拘わらず、カー
ソルがブルブルと震える手ぶれに似た現象を起こすこと
があった。
音波送/受信手段間の計測距離に誤差が生じ、この誤っ
た計測距離を用いてスタイラスペンの位置座標が算出さ
れる結果、例えば、このスタイラスペンの座標位置にカ
ーソルを対応させて表示するようにしたものにおいて
は、スタイラスペンが停止しているにも拘わらず、カー
ソルがブルブルと震える手ぶれに似た現象を起こすこと
があった。
【0014】これを解消するために、従来では、例え
ば、過去に算出された座標値を複数回の受信タイミング
にまでさかのぼってサンプリングしておき、これら複数
回のサンプリングデータの平均値を算出することによ
り、位置座標の算出値を正しく補正する方法があった。
ば、過去に算出された座標値を複数回の受信タイミング
にまでさかのぼってサンプリングしておき、これら複数
回のサンプリングデータの平均値を算出することによ
り、位置座標の算出値を正しく補正する方法があった。
【0015】しかしながら、かかる従来の補正方法によ
れば、過去の算出座標値を複数回前までサンプリングし
てこれらの平均値をとるという処理に起因して、スタイ
ラスペンの移動に対して十分なレスポンスを持った補正
が行えないという問題点があった。
れば、過去の算出座標値を複数回前までサンプリングし
てこれらの平均値をとるという処理に起因して、スタイ
ラスペンの移動に対して十分なレスポンスを持った補正
が行えないという問題点があった。
【0016】なお、この種の位置検出機構における一般
的な計測距離補正方法としては、特開平7-64696号公報
に開示されるように、 6)位置検出機構から読み込まれた座標Piの直前に検出
された座標Pi-1と、座標Piの直後に検出された座標Pi+1
とからPiの有効性を判断するものあるいは、特開昭62-1
75821号公報、特開昭63-14220号公報、特開平4-38510号
公報、特開平8-16308号公報等に開示されるように、 7)超音波送出器を備えたスタイラスペンに対して少な
くとも2,3個の超音波受信器を配し、上記スタイラス
ペンの2次元または3次元の位置座標を検出する超音波
位置検出機構を前提とし、最低限必要とされる超音波受
信器の個数以上の超音波受信器を増設し、これによりス
タイラスペンの位置座標の検出精度を高めたもの等が知
られる。
的な計測距離補正方法としては、特開平7-64696号公報
に開示されるように、 6)位置検出機構から読み込まれた座標Piの直前に検出
された座標Pi-1と、座標Piの直後に検出された座標Pi+1
とからPiの有効性を判断するものあるいは、特開昭62-1
75821号公報、特開昭63-14220号公報、特開平4-38510号
公報、特開平8-16308号公報等に開示されるように、 7)超音波送出器を備えたスタイラスペンに対して少な
くとも2,3個の超音波受信器を配し、上記スタイラス
ペンの2次元または3次元の位置座標を検出する超音波
位置検出機構を前提とし、最低限必要とされる超音波受
信器の個数以上の超音波受信器を増設し、これによりス
タイラスペンの位置座標の検出精度を高めたもの等が知
られる。
【0017】しかしながら、6)のものは、突発的に発
生した電気的ノイズなどによる誤入力防止を目的とした
ものであって、上述した如く、超音波の先頭波の受信ミ
スに起因して計測距離に誤差を生じるという、この種の
超音波位置検出機構に特有の距離計測ミスには対処し得
なかった。
生した電気的ノイズなどによる誤入力防止を目的とした
ものであって、上述した如く、超音波の先頭波の受信ミ
スに起因して計測距離に誤差を生じるという、この種の
超音波位置検出機構に特有の距離計測ミスには対処し得
なかった。
【0018】また、7)のものでは、必要個数以上の超
音波受信器を設けることにより、検出精度そのものは向
上させ得るが、超音波受信器で先頭波を取りこぼさない
ための対策は一切講じられておらず、結局は、6)のも
のと同様、先頭波受信ミスに起因する超音波位置検出機
構特有の距離計測ミスに対処し得なかった。また、この
種の超音波位置検出機構では、入力面に対する超音波受
信器の実装にあたって小型、簡易なことが望まれるが、
必要個数以上の超音波受信器を設ける7)のものにあっ
ては、この点において製品価値が低下するという問題点
もあった。
音波受信器を設けることにより、検出精度そのものは向
上させ得るが、超音波受信器で先頭波を取りこぼさない
ための対策は一切講じられておらず、結局は、6)のも
のと同様、先頭波受信ミスに起因する超音波位置検出機
構特有の距離計測ミスに対処し得なかった。また、この
種の超音波位置検出機構では、入力面に対する超音波受
信器の実装にあたって小型、簡易なことが望まれるが、
必要個数以上の超音波受信器を設ける7)のものにあっ
ては、この点において製品価値が低下するという問題点
もあった。
【0019】そこで、本発明では、超音波発信手段から
送信される超音波の先頭波を取りこぼした際の超音波送
/受信手段間の距離の誤計測に伴う入力ペンの位置座標
のずれ防止にレスポンス良く対応可能なペン入力装置及
び当該装置における位置座標補正方法を提供することを
目的とする。
送信される超音波の先頭波を取りこぼした際の超音波送
/受信手段間の距離の誤計測に伴う入力ペンの位置座標
のずれ防止にレスポンス良く対応可能なペン入力装置及
び当該装置における位置座標補正方法を提供することを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明のペン入力装置は、入力ペンに実装された
超音波送信手段から超音波を送出した時間と、超音波受
信手段により前記超音波を受信した時間とから前記超音
波送信手段と前記超音波受信手段間の距離を計測する距
離計測手段と、前記計測距離を用いて前記入力ペンの2
次元若しくは3次元の位置座標を算出する演算手段とを
具備し、該演算手段により算出された前記位置座標に基
づき所定の入力領域における前記入力ペンによる指示位
置を入力するペン入力装置において、過去における前記
超音波送信手段と前記超音波受信手段間の計測距離を保
存する計測距離保存手段と、前記計測距離保存手段に保
存されている過去の計測距離と現在の計測距離とを比較
する比較手段と、前記過去の計測距離と前記現在の計測
距離との差が前記超音波の1波長に等しい場合、前記現
在の計測距離を放棄し、前記過去の計測距離を前記演算
手段に与える補正手段とを具備することを特徴とする。
ため、本発明のペン入力装置は、入力ペンに実装された
超音波送信手段から超音波を送出した時間と、超音波受
信手段により前記超音波を受信した時間とから前記超音
波送信手段と前記超音波受信手段間の距離を計測する距
離計測手段と、前記計測距離を用いて前記入力ペンの2
次元若しくは3次元の位置座標を算出する演算手段とを
具備し、該演算手段により算出された前記位置座標に基
づき所定の入力領域における前記入力ペンによる指示位
置を入力するペン入力装置において、過去における前記
超音波送信手段と前記超音波受信手段間の計測距離を保
存する計測距離保存手段と、前記計測距離保存手段に保
存されている過去の計測距離と現在の計測距離とを比較
する比較手段と、前記過去の計測距離と前記現在の計測
距離との差が前記超音波の1波長に等しい場合、前記現
在の計測距離を放棄し、前記過去の計測距離を前記演算
手段に与える補正手段とを具備することを特徴とする。
【0021】このペン入力装置においては、前記比較手
段の比較結果を監視し、過去の計測距離と現在の計測距
離との差が前記超音波の1波長に等しいとの比較結果が
連続してN(Nは自然数)回得られた場合、前記過去の
計測距離を放棄し、前記現在の計測距離を前記演算手段
に与える補正解除手段を更に具備して構成することもで
きる。
段の比較結果を監視し、過去の計測距離と現在の計測距
離との差が前記超音波の1波長に等しいとの比較結果が
連続してN(Nは自然数)回得られた場合、前記過去の
計測距離を放棄し、前記現在の計測距離を前記演算手段
に与える補正解除手段を更に具備して構成することもで
きる。
【0022】また、本発明のペン入力装置における位置
座標補正方法は、入力ペンに実装された超音波送信手段
から超音波を送出した時間と、超音波受信手段により前
記超音波を受信した時間とから前記超音波送信手段と前
記超音波受信手段間の距離を計測すると共に、該計測距
離を用いて前記入力ペンの2次元若しくは3次元の位置
座標を算出し、所定の入力領域における前記入力ペンに
よる指示位置を入力するペン入力装置において、過去に
おける前記超音波送信手段と前記超音波受信手段間の計
測距離を保存すると共に、該保存されている過去の計測
距離と現在の計測距離とを比較し、前記過去の計測距離
と前記現在の計測距離との差が前記超音波の1波長に等
しい場合、前記現在の計測距離を放棄し、前記過去の計
測距離を用いて前記位置座標を算出することを特徴とす
る。
座標補正方法は、入力ペンに実装された超音波送信手段
から超音波を送出した時間と、超音波受信手段により前
記超音波を受信した時間とから前記超音波送信手段と前
記超音波受信手段間の距離を計測すると共に、該計測距
離を用いて前記入力ペンの2次元若しくは3次元の位置
座標を算出し、所定の入力領域における前記入力ペンに
よる指示位置を入力するペン入力装置において、過去に
おける前記超音波送信手段と前記超音波受信手段間の計
測距離を保存すると共に、該保存されている過去の計測
距離と現在の計測距離とを比較し、前記過去の計測距離
と前記現在の計測距離との差が前記超音波の1波長に等
しい場合、前記現在の計測距離を放棄し、前記過去の計
測距離を用いて前記位置座標を算出することを特徴とす
る。
【0023】このペン入力装置における位置座標補正方
法においては、前記過去の計測距離と前記現在の計測距
離との差が前記超音波の1波長に等しいとの比較結果が
連続してN(Nは自然数)回得られた場合、前記過去の
計測距離を用いるのを止め、前記現在の計測距離を用い
て前記位置座標を算出することを特徴とする。
法においては、前記過去の計測距離と前記現在の計測距
離との差が前記超音波の1波長に等しいとの比較結果が
連続してN(Nは自然数)回得られた場合、前記過去の
計測距離を用いるのを止め、前記現在の計測距離を用い
て前記位置座標を算出することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明に係わるペン入力装置は、
入力ペンに設けられた超音波送信手段から送出される超
音波の送信タイミングとこの超音波送信手段から送出さ
れる超音波を受信する超音波受信手段における受信タイ
ミングとの同期をとるように構成したうえで、超音波送
信手段から超音波を送信したタイミングと超音波受信手
段で上記超音波を受信したタイミングとの時間差から当
該超音波送信手段と超音波受信手段との間の距離を算出
し、更にこの超音波送信手段/受信手段間の距離を用い
て上記入力ペンの位置座標を演算して例えばパソコンの
ディスプレイ等の所定の入力領域における上記入力ペン
による指示位置を例えばカーソル等を用いて入力する超
音波位置検出機構を前提とするものである。
入力ペンに設けられた超音波送信手段から送出される超
音波の送信タイミングとこの超音波送信手段から送出さ
れる超音波を受信する超音波受信手段における受信タイ
ミングとの同期をとるように構成したうえで、超音波送
信手段から超音波を送信したタイミングと超音波受信手
段で上記超音波を受信したタイミングとの時間差から当
該超音波送信手段と超音波受信手段との間の距離を算出
し、更にこの超音波送信手段/受信手段間の距離を用い
て上記入力ペンの位置座標を演算して例えばパソコンの
ディスプレイ等の所定の入力領域における上記入力ペン
による指示位置を例えばカーソル等を用いて入力する超
音波位置検出機構を前提とするものである。
【0025】特に、本発明では、上記超音波位置検出機
構において、超音波の先頭波の受信ミスによる超音波送
信手段/受信手段間の距離の誤計測に起因した指示位置
のずれを防止すべく、既に計測された距離データを保存
しておくと共に、その後、距離データが計測される毎に
現在の計測データと記憶しておいた過去の計測データと
比較し、これらの差が当該機構で用いる超音波の1波長
に一致する場合、超音波の先頭波の受信ミスと判断し、
現在の計測データを過去の計測データに置き換えて上記
入力ペンの位置座標を演算し直すという計測距離補正処
理機能を有したものである。
構において、超音波の先頭波の受信ミスによる超音波送
信手段/受信手段間の距離の誤計測に起因した指示位置
のずれを防止すべく、既に計測された距離データを保存
しておくと共に、その後、距離データが計測される毎に
現在の計測データと記憶しておいた過去の計測データと
比較し、これらの差が当該機構で用いる超音波の1波長
に一致する場合、超音波の先頭波の受信ミスと判断し、
現在の計測データを過去の計測データに置き換えて上記
入力ペンの位置座標を演算し直すという計測距離補正処
理機能を有したものである。
【0026】上記補正処理機能によれば、過去の計測デ
ータと現在の計測データとの差が超音波の1波長分に一
致するか否かに応じて該超音波の先頭波が受信できなか
ったか否かを認識し、超音波の先頭波が受信できなかっ
た場合は、先頭波の受信に伴い正しく計測された過去の
計測データを用いて入力ペンの位置座標を演算し直すよ
うにしているため、先頭波の受信ミスに起因する超音波
送信手段/受信手段間の誤った計測距離をその都度正し
く補正して入力ペンによる指示位置のずれを確実に防止
できる。
ータと現在の計測データとの差が超音波の1波長分に一
致するか否かに応じて該超音波の先頭波が受信できなか
ったか否かを認識し、超音波の先頭波が受信できなかっ
た場合は、先頭波の受信に伴い正しく計測された過去の
計測データを用いて入力ペンの位置座標を演算し直すよ
うにしているため、先頭波の受信ミスに起因する超音波
送信手段/受信手段間の誤った計測距離をその都度正し
く補正して入力ペンによる指示位置のずれを確実に防止
できる。
【0027】以下、本発明に係わるペン入力装置の実施
の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図
1は、本発明に係わるペン入力装置を適用して構成した
情報処理装置の一実施の形態の概略構成をブロック図で
示したものである。この情報処理装置は、入力ペン(以
下、これをスタイラスペンという)1を用いて表示部5
0の表示画面上で指示された指示位置に対応する画像を
表示部50の表示画面上に表示するものである。
の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図
1は、本発明に係わるペン入力装置を適用して構成した
情報処理装置の一実施の形態の概略構成をブロック図で
示したものである。この情報処理装置は、入力ペン(以
下、これをスタイラスペンという)1を用いて表示部5
0の表示画面上で指示された指示位置に対応する画像を
表示部50の表示画面上に表示するものである。
【0028】この実施の形態において、スタイラスペン
1には後に詳述するようにその先端から超音波を出力す
る超音波送信手段が設けられており、この超音波送信手
段から送出される超音波に基づき表示部50の表示画面
上における指示位置を検出してこの指示位置に対応する
画像を表示部50の表示画面上に表示する。
1には後に詳述するようにその先端から超音波を出力す
る超音波送信手段が設けられており、この超音波送信手
段から送出される超音波に基づき表示部50の表示画面
上における指示位置を検出してこの指示位置に対応する
画像を表示部50の表示画面上に表示する。
【0029】すなわち、本実施の形態に係わる情報処理
装置はスタイラスペン1から発生された超音波を受信す
る2個の超音波受信素子31a、31b、この2個の超
音波受信素子31a、31bの受信出力を処理する超音
波受信部30、この超音波受信部30の処理結果に基づ
きスタイラスペン1による指示位置を演算してこの指示
位置に対応する画像の表示部50における表示制御を行
う演算処理部40を具備して構成される。
装置はスタイラスペン1から発生された超音波を受信す
る2個の超音波受信素子31a、31b、この2個の超
音波受信素子31a、31bの受信出力を処理する超音
波受信部30、この超音波受信部30の処理結果に基づ
きスタイラスペン1による指示位置を演算してこの指示
位置に対応する画像の表示部50における表示制御を行
う演算処理部40を具備して構成される。
【0030】この実施の形態に係わる情報処理装置の全
体構成は図2に示す如くである。操作者は、ペンホルダ
34で同期化されたスタイラスペン(超音波送出器)1
を用いて入力領域(表示部50として用いられるDispl
ay装置の表示領域)にて、操作を行う。この時、超音波
受信部30において、スタイラスペン1から送出された
超音波の送/受信タイミングからスタイラスペン1と超
音波センサ(超音波受信素子)31a,31b,…まで
の距離が算出され、演算処理部40としてのComputer
へ入力される。Computerは、超音波受信部30から受
け取った距離値からDisplay装置の表示領域におけるス
タイラスペン1の2次元または3次元位置を算出し、そ
のデータを基にアプリケーション上の処理を行う。
体構成は図2に示す如くである。操作者は、ペンホルダ
34で同期化されたスタイラスペン(超音波送出器)1
を用いて入力領域(表示部50として用いられるDispl
ay装置の表示領域)にて、操作を行う。この時、超音波
受信部30において、スタイラスペン1から送出された
超音波の送/受信タイミングからスタイラスペン1と超
音波センサ(超音波受信素子)31a,31b,…まで
の距離が算出され、演算処理部40としてのComputer
へ入力される。Computerは、超音波受信部30から受
け取った距離値からDisplay装置の表示領域におけるス
タイラスペン1の2次元または3次元位置を算出し、そ
のデータを基にアプリケーション上の処理を行う。
【0031】図3は、本実施の形態に係わる情報処理装
置の外観構造の具体例を示したものであり、表示部50
としてのCRTディスプレイの表示画面に対して所定の
位置関係で2個の超音波受信素子31a、31bが配設
されており、また図1及び図2にて開示した超音波受信
部30および演算処理部40はこの情報処理装置本体1
00内に内蔵されている。
置の外観構造の具体例を示したものであり、表示部50
としてのCRTディスプレイの表示画面に対して所定の
位置関係で2個の超音波受信素子31a、31bが配設
されており、また図1及び図2にて開示した超音波受信
部30および演算処理部40はこの情報処理装置本体1
00内に内蔵されている。
【0032】また、表示部50の表示画面の近傍には、
スタイラスペン1の不使用時にこのスタイラスペン1を
収容するためのペンホルダ34が設けられている。ここ
で、スタイラスペン1はコードレスのスタイラスペンと
して構成され、このスタイラスペン1の駆動電源はこの
スタイラスペン1に内蔵された二次電池が用いられてお
り、上記ペンホルダ34はこの二次電池を充電するため
のアダプタとしての機能も有している。
スタイラスペン1の不使用時にこのスタイラスペン1を
収容するためのペンホルダ34が設けられている。ここ
で、スタイラスペン1はコードレスのスタイラスペンと
して構成され、このスタイラスペン1の駆動電源はこの
スタイラスペン1に内蔵された二次電池が用いられてお
り、上記ペンホルダ34はこの二次電池を充電するため
のアダプタとしての機能も有している。
【0033】まず、この実施の形態における2個の超音
波受信素子31a、31bの受信出力に基づき表示部5
0の表示画面上に対するスタイラスペン1による指示位
置の検出原理を説明する。
波受信素子31a、31bの受信出力に基づき表示部5
0の表示画面上に対するスタイラスペン1による指示位
置の検出原理を説明する。
【0034】図4は、表示部50の表示画面に対して所
定の位置関係で配設された2個の超音波受信素子31
a、31bとスタイラスペン1による指示位置の関係を
示したものである。今、この2個の超音波受信素子31
a、31bに固定された2次元座標系X−Yを考え、こ
の表示部50の表示画面の横方向の長さをWとする。
定の位置関係で配設された2個の超音波受信素子31
a、31bとスタイラスペン1による指示位置の関係を
示したものである。今、この2個の超音波受信素子31
a、31bに固定された2次元座標系X−Yを考え、こ
の表示部50の表示画面の横方向の長さをWとする。
【0035】ここで、超音波受信素子31aは、この2
次元座標系X−Yの原点(0、0)に配設されており、
超音波受信素子31bは、この2次元座標系X−YのY
軸上の点(0、W)に配設されているとする。
次元座標系X−Yの原点(0、0)に配設されており、
超音波受信素子31bは、この2次元座標系X−YのY
軸上の点(0、W)に配設されているとする。
【0036】また、スタイラスペン1による指示位置
が、この2次元座標系X−Y上の点(x、y)であると
するとし、超音波受信素子31aから点(x、y)まで
の距離をa、超音波受信素子31bから点(x、y)ま
での距離をbとすると、 a2=x2+y2 …(1) b2=(W−x)2+y2 …(2) の関係が成立する。この式(1)〜(2)からx、yに
ついて解くと x=(a2−b2+W)/2W …(3) y=±SQRT[a2−{(a2−b2+W2)/2W}2]…(4) ただし、SQRT(A)はAの平方根を示す。
が、この2次元座標系X−Y上の点(x、y)であると
するとし、超音波受信素子31aから点(x、y)まで
の距離をa、超音波受信素子31bから点(x、y)ま
での距離をbとすると、 a2=x2+y2 …(1) b2=(W−x)2+y2 …(2) の関係が成立する。この式(1)〜(2)からx、yに
ついて解くと x=(a2−b2+W)/2W …(3) y=±SQRT[a2−{(a2−b2+W2)/2W}2]…(4) ただし、SQRT(A)はAの平方根を示す。
【0037】となる。ここで、Wは既知の値であるの
で、超音波受信素子31aから点(x、y)までの距離
a、超音波受信素子31bから点(x、y)までの距離
bが分かれば、2個の超音波受信素子31a、31bに
固定された2次元座標系X−Y上におけるスタイラスペ
ン1による指示位置(x、y)を求めることができる。
で、超音波受信素子31aから点(x、y)までの距離
a、超音波受信素子31bから点(x、y)までの距離
bが分かれば、2個の超音波受信素子31a、31bに
固定された2次元座標系X−Y上におけるスタイラスペ
ン1による指示位置(x、y)を求めることができる。
【0038】この実施の形態においては、超音波受信素
子31aからスタイラスペン1による指示位置(x、
y)までの距離a、超音波受信素子31bからスタイラ
スペン1による指示位置(x、y)までの距離bを、ス
タイラスペン1の先端から出力される超音波を用いて検
出する。
子31aからスタイラスペン1による指示位置(x、
y)までの距離a、超音波受信素子31bからスタイラ
スペン1による指示位置(x、y)までの距離bを、ス
タイラスペン1の先端から出力される超音波を用いて検
出する。
【0039】具体的には、この距離a、距離bの検出
は、スタイラスペン1の先端から出力される超音波が超
音波受信素子31a、31bで検出されるまでの時間T
a、Tbを検出することにより行われる。
は、スタイラスペン1の先端から出力される超音波が超
音波受信素子31a、31bで検出されるまでの時間T
a、Tbを検出することにより行われる。
【0040】すなわち、スタイラスペン1の先端から出
力される超音波の空間伝達速度をCとすると、上記時間
Ta、Tbを検出することにより上記距離a、距離bは a=C×Ta …(5) b=C×Tb …(6) により求めることができる。
力される超音波の空間伝達速度をCとすると、上記時間
Ta、Tbを検出することにより上記距離a、距離bは a=C×Ta …(5) b=C×Tb …(6) により求めることができる。
【0041】このスタイラスペン1の先端から出力され
る超音波が超音波受信素子31a、31bで検出される
までの時間Ta、Tbを検出する処理は、図1に示す超
音波受信部30における受信処理部32で行われる。
る超音波が超音波受信素子31a、31bで検出される
までの時間Ta、Tbを検出する処理は、図1に示す超
音波受信部30における受信処理部32で行われる。
【0042】図5は、図1に示す超音波受信部30にお
ける受信処理部32の具体的構成を示したものである。
この実施の形態では、スタイラスペン1の不使用時にこ
のスタイラスペン1を収納するペンホルダ34が設けら
れており、このペンホルダ34には、後に詳述するよう
に、スタイラスペン1の超音波発信手段から出力される
超音波の出力タイミングと受信処理部32における受信
処理との同期をとる同期回路35が設けられている。
ける受信処理部32の具体的構成を示したものである。
この実施の形態では、スタイラスペン1の不使用時にこ
のスタイラスペン1を収納するペンホルダ34が設けら
れており、このペンホルダ34には、後に詳述するよう
に、スタイラスペン1の超音波発信手段から出力される
超音波の出力タイミングと受信処理部32における受信
処理との同期をとる同期回路35が設けられている。
【0043】この同期回路35は、受信処理部32に設
けられた基本クロック生成回路324から出力される基
本クロックを計数し、その計数値が一定の値になる毎に
スタイラスペン1の超音波発信手段から出力される超音
波の出力タイミングを制御する同期信号を出力するよう
に構成されている。
けられた基本クロック生成回路324から出力される基
本クロックを計数し、その計数値が一定の値になる毎に
スタイラスペン1の超音波発信手段から出力される超音
波の出力タイミングを制御する同期信号を出力するよう
に構成されている。
【0044】また、スタイラスペン1には、上記基本ク
ロック生成回路324と同一の周波数の基本クロックを
生成する基本クロック生成回路(後に説明するオシレー
タ13)が設けられており、この基本クロック生成回路
は、スタイラスペン1がペンホルダ34に収納された時
に、上記同期回路35から出力される同期信号を入力し
て、上記受信処理部32に設けられた基本クロック生成
回路324との同期を確立し、スタイラスペン1をペン
ホルダ34から取り出した後は、上記同期回路35と同
様にこの受信処理部32に設けられた基本クロック生成
回路324と同期して動作する基本クロック生成回路か
ら出力される図6(a)に示すような基本クロックを計
数し、図6(b)に示すようにその計数値が一定の値に
なる毎にスタイラスペン1の超音波発信手段から出力さ
れる超音波の出力タイミングを制御するように構成され
ている。
ロック生成回路324と同一の周波数の基本クロックを
生成する基本クロック生成回路(後に説明するオシレー
タ13)が設けられており、この基本クロック生成回路
は、スタイラスペン1がペンホルダ34に収納された時
に、上記同期回路35から出力される同期信号を入力し
て、上記受信処理部32に設けられた基本クロック生成
回路324との同期を確立し、スタイラスペン1をペン
ホルダ34から取り出した後は、上記同期回路35と同
様にこの受信処理部32に設けられた基本クロック生成
回路324と同期して動作する基本クロック生成回路か
ら出力される図6(a)に示すような基本クロックを計
数し、図6(b)に示すようにその計数値が一定の値に
なる毎にスタイラスペン1の超音波発信手段から出力さ
れる超音波の出力タイミングを制御するように構成され
ている。
【0045】すなわち、スタイラスペン1をペンホルダ
34に収納すると、スタイラスペン1の超音波発信手段
から出力される超音波の出力タイミングと受信処理部3
2における受信処理との同期がとられ、スタイラスペン
1の超音波発信手段から出力される超音波の出力タイミ
ングは同期回路35から受信処理部32に加えられる同
期信号のタイミングと一致することになる。
34に収納すると、スタイラスペン1の超音波発信手段
から出力される超音波の出力タイミングと受信処理部3
2における受信処理との同期がとられ、スタイラスペン
1の超音波発信手段から出力される超音波の出力タイミ
ングは同期回路35から受信処理部32に加えられる同
期信号のタイミングと一致することになる。
【0046】同期回路35から受信処理部32に加えら
れる同期信号は、受信処理部32のカウンタ321、3
22のリセット端子に加えられ、カウンタ321、32
2はこの同期信号に同期してクリアされる。
れる同期信号は、受信処理部32のカウンタ321、3
22のリセット端子に加えられ、カウンタ321、32
2はこの同期信号に同期してクリアされる。
【0047】また、カウンタ321、322の計数入力
端子には基本クロック生成回路324から出力される基
本クロックが入力され、またこのカウンタ321、32
2の計数停止を制御する制御入力端子には、スタイラス
ペン1の先端から出力される超音波を受信した時に超音
波受信素子31a、31bからそれぞれ出力される受信
クロックが入力されている。
端子には基本クロック生成回路324から出力される基
本クロックが入力され、またこのカウンタ321、32
2の計数停止を制御する制御入力端子には、スタイラス
ペン1の先端から出力される超音波を受信した時に超音
波受信素子31a、31bからそれぞれ出力される受信
クロックが入力されている。
【0048】すなわち、カウンタ321、322は、ス
タイラスペン1の先端から超音波が出力されるタイミン
グで同時にリセットされ、それぞれ超音波受信素子31
a、31bから受信クロックが入力されるまで基本クロ
ック生成回路324から出力される基本クロックを計数
し、その結果、カウンタ321、322の計数値は、ス
タイラスペン1の先端から出力される超音波が超音波受
信素子31a、31bで検出するまでの時間Ta、Tb
に対応するものになる。
タイラスペン1の先端から超音波が出力されるタイミン
グで同時にリセットされ、それぞれ超音波受信素子31
a、31bから受信クロックが入力されるまで基本クロ
ック生成回路324から出力される基本クロックを計数
し、その結果、カウンタ321、322の計数値は、ス
タイラスペン1の先端から出力される超音波が超音波受
信素子31a、31bで検出するまでの時間Ta、Tb
に対応するものになる。
【0049】図7は、このカウンタ321、322によ
る時間Ta、Tbの検出動作をタイミングチャートで示
したものである。すなわち、スタイラスペン1の図示し
ない基本クロック生成回路は図7(a)に示す基本クロ
ックを生成し、図7(b)に示す同期信号の立上がりに
同期してスタイラスペン1の先端から超音波を出力する
ための図7(c)に示す送信クロックを発生し、この送
信クロックに同期してスタイラスペン1の超音波発信手
段を駆動するための図7(d)に示す超音波駆動信号を
発生する。この超音波駆動信号によりスタイラスペン1
の超音波発信手段が駆動され、スタイラスペン1の先端
からは送信クロックが生じている間だけ超音波が出力さ
れる。
る時間Ta、Tbの検出動作をタイミングチャートで示
したものである。すなわち、スタイラスペン1の図示し
ない基本クロック生成回路は図7(a)に示す基本クロ
ックを生成し、図7(b)に示す同期信号の立上がりに
同期してスタイラスペン1の先端から超音波を出力する
ための図7(c)に示す送信クロックを発生し、この送
信クロックに同期してスタイラスペン1の超音波発信手
段を駆動するための図7(d)に示す超音波駆動信号を
発生する。この超音波駆動信号によりスタイラスペン1
の超音波発信手段が駆動され、スタイラスペン1の先端
からは送信クロックが生じている間だけ超音波が出力さ
れる。
【0050】このスタイラスペン1の先端から出力され
た超音波は超音波受信素子31a、31bで受信され、
超音波受信素子31a、31bからはこの超音波の受信
に対応して図7(e)に示すような受信クロックが出力
される。
た超音波は超音波受信素子31a、31bで受信され、
超音波受信素子31a、31bからはこの超音波の受信
に対応して図7(e)に示すような受信クロックが出力
される。
【0051】そこで、カウンタ321、322では、図
7(b)に示す同期信号の立上がりタイミングから図7
(e)に示す受信クロックの立上がりタイミングまでの
時間T、すなわち時間Ta、Tbを図7(a)に示す基
本クロックを計数することにより求めることができる。
7(b)に示す同期信号の立上がりタイミングから図7
(e)に示す受信クロックの立上がりタイミングまでの
時間T、すなわち時間Ta、Tbを図7(a)に示す基
本クロックを計数することにより求めることができる。
【0052】このカウンタ321、322で計数された
スタイラスペン1の先端から出力される超音波が超音波
受信素子31a、31bで検出するまでの時間Ta、T
bは、受信時間保持回路325、326でそれぞれ保持
され、図1に示した通信部33を介して演算処理部40
に伝送される。
スタイラスペン1の先端から出力される超音波が超音波
受信素子31a、31bで検出するまでの時間Ta、T
bは、受信時間保持回路325、326でそれぞれ保持
され、図1に示した通信部33を介して演算処理部40
に伝送される。
【0053】演算処理部40は、通信部33を介して伝
送される上記時間Ta、Tbを受取り、この時間Ta、
Tbに基づきスタイラスペン1により表示部50の画面
上で指示された指示位置を演算する。
送される上記時間Ta、Tbを受取り、この時間Ta、
Tbに基づきスタイラスペン1により表示部50の画面
上で指示された指示位置を演算する。
【0054】この演算においては、まず、前述した式
(5)〜(6)に基づき、スタイラスペン1から超音波
受信素子31a、31bまでの距離a、bを算出する。
そして、この算出した距離a、bおよび前述した式
(3)〜(4)に基づき、超音波受信素子31a、31
bに固定された2次元座標系X−Y上におけるスタイラ
スペン1による指示位置(x、y)を算出する。そし
て、この算出したスタイラスペン1による指示位置
(x、y)に基づき表示部50における表示制御を行
う。
(5)〜(6)に基づき、スタイラスペン1から超音波
受信素子31a、31bまでの距離a、bを算出する。
そして、この算出した距離a、bおよび前述した式
(3)〜(4)に基づき、超音波受信素子31a、31
bに固定された2次元座標系X−Y上におけるスタイラ
スペン1による指示位置(x、y)を算出する。そし
て、この算出したスタイラスペン1による指示位置
(x、y)に基づき表示部50における表示制御を行
う。
【0055】次に、図1に示したスタイラスペン1、超
音波受信部30及び演算処理部40の具体的詳細構成に
ついて説明する。
音波受信部30及び演算処理部40の具体的詳細構成に
ついて説明する。
【0056】この実施の形態に係わる装置で用いるスタ
イラスペン1の外観構造は例えば図8に示す如くの形態
から成る。このスタイラスペン1は、内部に超音波送信
手段を有するとともに、第1ボタン14a,第2ボタン
14b,第3ボタン14cの3つのボタンを有してい
る。ここで、第1ボタン14aは、例えばこのスタイラ
スペン1を用いて描画を行う際に操作されるものであ
る。また、第2ボタン14c、第3ボタンにも、例え
ば、マルチモード機能における表示モードの設定等、当
該スタイラスペン1を用いて実行し得る種々の機能との
対応付けがなされており、それぞれ対応する機能を実行
する際に操作される。
イラスペン1の外観構造は例えば図8に示す如くの形態
から成る。このスタイラスペン1は、内部に超音波送信
手段を有するとともに、第1ボタン14a,第2ボタン
14b,第3ボタン14cの3つのボタンを有してい
る。ここで、第1ボタン14aは、例えばこのスタイラ
スペン1を用いて描画を行う際に操作されるものであ
る。また、第2ボタン14c、第3ボタンにも、例え
ば、マルチモード機能における表示モードの設定等、当
該スタイラスペン1を用いて実行し得る種々の機能との
対応付けがなされており、それぞれ対応する機能を実行
する際に操作される。
【0057】これにより、本実施の形態においては、例
えば、スタイラスペン1に設けられた第1ボタン14a
の操作状態がオン状態に制御されている時には、このス
タイラスペン1に描画ペンとしての機能を与え、このス
タイラスペン1に設けられた第2ボタン14bの操作状
態がオン状態に制御されている時には、このスタイラス
ペン1にイレーサ、すなわち消しゴムとしての機能を与
える等の運用が可能となる。
えば、スタイラスペン1に設けられた第1ボタン14a
の操作状態がオン状態に制御されている時には、このス
タイラスペン1に描画ペンとしての機能を与え、このス
タイラスペン1に設けられた第2ボタン14bの操作状
態がオン状態に制御されている時には、このスタイラス
ペン1にイレーサ、すなわち消しゴムとしての機能を与
える等の運用が可能となる。
【0058】図9は、このスタイラスペン1の内部回路
構成を示したものである。同図からも分かるように、こ
のスタイラスペン1は、該スタイラスペン1からの超音
波の送信タイミングを制御する送信タイミング制御部1
1、オペアンプ16を有し送信タイミング制御部11か
ら出力された超音波送出器駆動信号を増幅するアンプ部
15、超音波送出器18を有しアンプ部15から出力さ
れる超音波送出器駆動信号により超音波を送出する送出
部17を具備している。
構成を示したものである。同図からも分かるように、こ
のスタイラスペン1は、該スタイラスペン1からの超音
波の送信タイミングを制御する送信タイミング制御部1
1、オペアンプ16を有し送信タイミング制御部11か
ら出力された超音波送出器駆動信号を増幅するアンプ部
15、超音波送出器18を有しアンプ部15から出力さ
れる超音波送出器駆動信号により超音波を送出する送出
部17を具備している。
【0059】送信タイミング制御部11には、更に、図
8に示した第1ボタン14a,第2ボタン14b,第3
ボタン14cから成るボタン14の出力及び基本クロッ
クを生成するオシレータ(基本クロック生成部)13か
らの基本クロックに応じてこのスタイラスペン1からの
超音波送信タイミング制御の状態遷移を制御するシーケ
ンサ12が設けられている。
8に示した第1ボタン14a,第2ボタン14b,第3
ボタン14cから成るボタン14の出力及び基本クロッ
クを生成するオシレータ(基本クロック生成部)13か
らの基本クロックに応じてこのスタイラスペン1からの
超音波送信タイミング制御の状態遷移を制御するシーケ
ンサ12が設けられている。
【0060】図10は、図1に示した超音波受信部30
及び演算処理部40の具体的構成を示したものである。
同図において、超音波受信部30は、受信処理部32、
通信部33から構成される。
及び演算処理部40の具体的構成を示したものである。
同図において、超音波受信部30は、受信処理部32、
通信部33から構成される。
【0061】ここで、超音波受信部30は図1に示した
超音波受信素子31a、31bから構成される受信セン
サ部31からの超音波受信出力を入力処理する。受信処
理部32は、アンプ部60、受信タイミング制御部70
から成り、アンプ部60にはオペアンプ61が設けら
れ、受信タイミング制御部70にはカウンタ、レジスタ
71、シーケンサ72、オシレータ73、SCC(シリ
アル通信制御部)初期化部74が設けられている。
超音波受信素子31a、31bから構成される受信セン
サ部31からの超音波受信出力を入力処理する。受信処
理部32は、アンプ部60、受信タイミング制御部70
から成り、アンプ部60にはオペアンプ61が設けら
れ、受信タイミング制御部70にはカウンタ、レジスタ
71、シーケンサ72、オシレータ73、SCC(シリ
アル通信制御部)初期化部74が設けられている。
【0062】ここで、カウンタ、レジスタ71は、図5
に示したカウンタ321、322、及び受信時間保持回
路325、326に対応し、オシレータ73は基本クロ
ックを生成する図5に示した基本クロック生成回路32
4に対応する。
に示したカウンタ321、322、及び受信時間保持回
路325、326に対応し、オシレータ73は基本クロ
ックを生成する図5に示した基本クロック生成回路32
4に対応する。
【0063】また、シーケンサ72は、オシレータ73
から出力される基本クロックに基づきこの受信タイミン
グ制御部70の受信タイミング制御の遷移状態を制御す
るものである。このシーケンサ72は、図5に示したペ
ンホルダ34の同期回路35からの同期信号(リセット
信号)によりリセットされ、受信タイミング制御部70
における受信タイミング制御の遷移状態を制御する。ま
た、通信部33には、SCC(シリアル通信制御部)3
31及びRS232Cインタフェースを駆動するための
232Cドライバ332が設けられている。
から出力される基本クロックに基づきこの受信タイミン
グ制御部70の受信タイミング制御の遷移状態を制御す
るものである。このシーケンサ72は、図5に示したペ
ンホルダ34の同期回路35からの同期信号(リセット
信号)によりリセットされ、受信タイミング制御部70
における受信タイミング制御の遷移状態を制御する。ま
た、通信部33には、SCC(シリアル通信制御部)3
31及びRS232Cインタフェースを駆動するための
232Cドライバ332が設けられている。
【0064】また、図10において、演算処理部40
は、所定のアプリケーションが搭載され、スタイラスペ
ン1の指示位置に対応した表示を制御するウインドウ処
理部やマウスドライバ等を有し、RS232Cインタフ
ェースを介して超音波受信部30の通信部33に接続さ
れるパーソナルコンピュータから構成される。
は、所定のアプリケーションが搭載され、スタイラスペ
ン1の指示位置に対応した表示を制御するウインドウ処
理部やマウスドライバ等を有し、RS232Cインタフ
ェースを介して超音波受信部30の通信部33に接続さ
れるパーソナルコンピュータから構成される。
【0065】ところで、本実施の形態に係わる装置で
は、複数のスタイラスペンを同時使用可能なマルチペン
機能もサポートしており、このマルチペン機能を選択す
るか否か及び同時に使用するスタイラスペンの数につい
ては図示しないディップスイッチにより切換え可能に構
成されている。
は、複数のスタイラスペンを同時使用可能なマルチペン
機能もサポートしており、このマルチペン機能を選択す
るか否か及び同時に使用するスタイラスペンの数につい
ては図示しないディップスイッチにより切換え可能に構
成されている。
【0066】図11は、本実施の形態の構成において、
マルチペン機能が選択された場合におけるPenNo=
#0のスタイラスペンおよびPenNo=#1のスタイ
ラスペンの超音波送信タイミング制御をタイミングチャ
ートで示したものである。
マルチペン機能が選択された場合におけるPenNo=
#0のスタイラスペンおよびPenNo=#1のスタイ
ラスペンの超音波送信タイミング制御をタイミングチャ
ートで示したものである。
【0067】この例において、PenNo=#0のスタ
イラスペン及びPenNo=#1のスタイラスペンはそ
れぞれ4回の超音波送信タイミング(◇数字1〜4で示
す。以下、フレーム#1〜#4という)を1単位として
交互に超音波を送出する。
イラスペン及びPenNo=#1のスタイラスペンはそ
れぞれ4回の超音波送信タイミング(◇数字1〜4で示
す。以下、フレーム#1〜#4という)を1単位として
交互に超音波を送出する。
【0068】すなわち、図11に示すように、PenN
o=0のスタイラスペン、すなわちスタイラスペンPe
n#0は、4回の超音波送信タイミングを1ブロックと
して超音波を送出する。ここで、各超音波送信タイミン
グにおける超音波送出期間はTsendであり、その超
音波送出間隔はTwaitである。そしてこの4回の超
音波送信タイミングの1回目の超音波送信タイミングに
おいては、このスタイラスペンPen#0の位置に対応
して表示部50に表示されるカーソルを追従移動制御す
るために常時超音波を送出する。また、2回目の超音波
送信タイミングにおいては、このスタイラスペンPen
#0で第1ボタン14aが押された時のみ超音波を送出
する。また、3回目の超音波送信タイミングにおいて
は、このスタイラスペンPen#0で第2ボタン14b
が押された時のみ超音波を送出する。また、4回目の超
音波送信タイミングにおいては、このスタイラスペンP
en#0で第3ボタン14cが押された時のみ超音波を
送出する。
o=0のスタイラスペン、すなわちスタイラスペンPe
n#0は、4回の超音波送信タイミングを1ブロックと
して超音波を送出する。ここで、各超音波送信タイミン
グにおける超音波送出期間はTsendであり、その超
音波送出間隔はTwaitである。そしてこの4回の超
音波送信タイミングの1回目の超音波送信タイミングに
おいては、このスタイラスペンPen#0の位置に対応
して表示部50に表示されるカーソルを追従移動制御す
るために常時超音波を送出する。また、2回目の超音波
送信タイミングにおいては、このスタイラスペンPen
#0で第1ボタン14aが押された時のみ超音波を送出
する。また、3回目の超音波送信タイミングにおいて
は、このスタイラスペンPen#0で第2ボタン14b
が押された時のみ超音波を送出する。また、4回目の超
音波送信タイミングにおいては、このスタイラスペンP
en#0で第3ボタン14cが押された時のみ超音波を
送出する。
【0069】同様に、PenNo=1のスタイラスペ
ン、すなわちスタイラスペンPen#1においても、4
回の超音波送信タイミングを1ブロックとして超音波を
送出する。すなわち、この4回の超音波送信タイミング
の1回目の超音波送信タイミングにおいてはこのスタイ
ラスペンPen#1の位置に対応して表示部50に表示
されるカーソルを追従移動制御するために常時超音波を
送出する。また、2回目の超音波送信タイミングにおい
ては、このスタイラスペンPen#1で第1ボタン14
aが押された時のみ超音波を送出する。また、3回目の
超音波送信タイミングにおいては、このスタイラスペン
Pen#1で第2ボタン14bが押された時のみ超音波
を送出する。また、4回目の超音波送信タイミングにお
いては、このスタイラスペンPen#1で第3ボタン1
4cが押された時のみ超音波を送出する。
ン、すなわちスタイラスペンPen#1においても、4
回の超音波送信タイミングを1ブロックとして超音波を
送出する。すなわち、この4回の超音波送信タイミング
の1回目の超音波送信タイミングにおいてはこのスタイ
ラスペンPen#1の位置に対応して表示部50に表示
されるカーソルを追従移動制御するために常時超音波を
送出する。また、2回目の超音波送信タイミングにおい
ては、このスタイラスペンPen#1で第1ボタン14
aが押された時のみ超音波を送出する。また、3回目の
超音波送信タイミングにおいては、このスタイラスペン
Pen#1で第2ボタン14bが押された時のみ超音波
を送出する。また、4回目の超音波送信タイミングにお
いては、このスタイラスペンPen#1で第3ボタン1
4cが押された時のみ超音波を送出する。
【0070】なお、各超音波送信タイミングで発生され
る超音波駆動信号(超音波駆動クロック)は、例えばF
Hzの信号であり、超音波駆動クロックは図9に示した
アンプ部15を介して送出部17に加えられ、送出部1
7からは、このFHzの超音波が送出される。
る超音波駆動信号(超音波駆動クロック)は、例えばF
Hzの信号であり、超音波駆動クロックは図9に示した
アンプ部15を介して送出部17に加えられ、送出部1
7からは、このFHzの超音波が送出される。
【0071】なお、図11では、マルチペン機能が選択
された場合における超音波送信タイミングついて説明し
たが、スタイラスペンがPenNO=0の一本であり、
マルチペン機能が選択されていない場合は、同図に示し
たスタイラスペンPen#0による超音波送信タイミン
グ制御のみが、このPenNO=0のスタイラスペンが
図5に示すペンホルダ34に収納され、このペンホルダ
34の同期回路35から同期信号を受け取るまで繰り返
されることになる。また、マルチペン機能が選択され、
同時に使用するスタイラスペンの数が3本以上の場合
は、それぞれのスタイラスペンがそれぞれ4回の超音波
送信タイミングを1単位として順次超音波を送出するこ
とになる。
された場合における超音波送信タイミングついて説明し
たが、スタイラスペンがPenNO=0の一本であり、
マルチペン機能が選択されていない場合は、同図に示し
たスタイラスペンPen#0による超音波送信タイミン
グ制御のみが、このPenNO=0のスタイラスペンが
図5に示すペンホルダ34に収納され、このペンホルダ
34の同期回路35から同期信号を受け取るまで繰り返
されることになる。また、マルチペン機能が選択され、
同時に使用するスタイラスペンの数が3本以上の場合
は、それぞれのスタイラスペンがそれぞれ4回の超音波
送信タイミングを1単位として順次超音波を送出するこ
とになる。
【0072】更に、上記の例ではスタイラスペンPen
#0,Pen#1における超音波送信タイミングを4回
と規定したが、この超音波送信タイミングの回数は、こ
れらスタイラスペンPen#0,Pen#1に設けられ
るボタン14の数や運用条件等に応じて任意に設定でき
る。また、上記の例では、スタイラスペンPen#0,
Pen#1の例えば描画時に操作する第1ボタン14a
の押下に対して、2回目の超音波送信タイミングにおい
てのみ当該第1ボタン14aが押されたことを示す超音
波を発生するようにしているが、当該第1ボタン14a
の押下時、上記2回目の超音波送信タイミングと例えば
5回目の超音波送信タイミングとにおいて当該第1ボタ
ン14aが押されたことを示す超音波を発生するように
構成することもできる。この場合には、上記第1ボタン
14aの描画に係わる指示位置の検出密度(サンプリン
グ周期)を高くでき、更に高精度の指示位置検出が可能
となる。
#0,Pen#1における超音波送信タイミングを4回
と規定したが、この超音波送信タイミングの回数は、こ
れらスタイラスペンPen#0,Pen#1に設けられ
るボタン14の数や運用条件等に応じて任意に設定でき
る。また、上記の例では、スタイラスペンPen#0,
Pen#1の例えば描画時に操作する第1ボタン14a
の押下に対して、2回目の超音波送信タイミングにおい
てのみ当該第1ボタン14aが押されたことを示す超音
波を発生するようにしているが、当該第1ボタン14a
の押下時、上記2回目の超音波送信タイミングと例えば
5回目の超音波送信タイミングとにおいて当該第1ボタ
ン14aが押されたことを示す超音波を発生するように
構成することもできる。この場合には、上記第1ボタン
14aの描画に係わる指示位置の検出密度(サンプリン
グ周期)を高くでき、更に高精度の指示位置検出が可能
となる。
【0073】図11に示したスタイラスペンPen#
0,Pen#1側の超音波送信タイミングに対し、超音
波受信部30の受信タイミング制御部70におけるシー
ケンサ72では、上記超音波送信タイミング(各フレー
ム#1〜#4)に同期して超音波受信素子31a,31
bで受信した受信信号の処理を行い、演算処理部40で
は例えば上述したPen#0とPen#1の2本のスタ
イラスペンの位置をそれぞれ算出する。
0,Pen#1側の超音波送信タイミングに対し、超音
波受信部30の受信タイミング制御部70におけるシー
ケンサ72では、上記超音波送信タイミング(各フレー
ム#1〜#4)に同期して超音波受信素子31a,31
bで受信した受信信号の処理を行い、演算処理部40で
は例えば上述したPen#0とPen#1の2本のスタ
イラスペンの位置をそれぞれ算出する。
【0074】ここで、上記各フレーム#1〜#4は、前
述の如くに同期化の図られた超音波送信側(スタイラス
ペンPen#0及びPen#1)と超音波受信側(超音
波受信部30)とで同一の意味付けがなされている。こ
れにより、超音波受信部30のシーケンサ72では、フ
レーム#1での受信信号に応じてスタイラスペンPen
#0及びPen#1毎における超音波受信素子31a,
31bとの間の距離を算出し得ると同時に、フレーム#
2〜#4での受信信号に応じてこれら各ペンPen#0
及びPen#1における第1,第2,第3の各ボタン1
4a,14b,14cの押下状況の認識が行える。ここ
で算出された距離及び認識されたボタン押下状況は、当
該受信タイミング制御部70から通信部33を通じて演
算処理部40へと送信される。
述の如くに同期化の図られた超音波送信側(スタイラス
ペンPen#0及びPen#1)と超音波受信側(超音
波受信部30)とで同一の意味付けがなされている。こ
れにより、超音波受信部30のシーケンサ72では、フ
レーム#1での受信信号に応じてスタイラスペンPen
#0及びPen#1毎における超音波受信素子31a,
31bとの間の距離を算出し得ると同時に、フレーム#
2〜#4での受信信号に応じてこれら各ペンPen#0
及びPen#1における第1,第2,第3の各ボタン1
4a,14b,14cの押下状況の認識が行える。ここ
で算出された距離及び認識されたボタン押下状況は、当
該受信タイミング制御部70から通信部33を通じて演
算処理部40へと送信される。
【0075】図12は、受信タイミング制御部70から
演算処理部40に送信されるデータの構造の一例を示す
図である。このデータは3バイトから構成され、第1バ
イト〔同図(a)〕はスタイラスペン1に実装された各
ボタン14の押下状態を示している。第2バイト〔同図
(b)〕は、超音波受信部30における超音波受信素子
31aからスタイラスペン1までの距離すなわち図4に
おける距離aを示す値である。第3バイト〔同図
(c)〕は、超音波受信部30における超音波受信素子
31bからスタイラスペン1までの距離すなわち図4に
おける距離bを示す値である。
演算処理部40に送信されるデータの構造の一例を示す
図である。このデータは3バイトから構成され、第1バ
イト〔同図(a)〕はスタイラスペン1に実装された各
ボタン14の押下状態を示している。第2バイト〔同図
(b)〕は、超音波受信部30における超音波受信素子
31aからスタイラスペン1までの距離すなわち図4に
おける距離aを示す値である。第3バイト〔同図
(c)〕は、超音波受信部30における超音波受信素子
31bからスタイラスペン1までの距離すなわち図4に
おける距離bを示す値である。
【0076】第2,3バイトの値は、図5における基本
クロック生成回路324にて作られた基本クロックが、
スタイラスペン1から超音波が送出され、超音波受信素
子31a,31bにてそれぞれ受信されるまでカウンタ
321,322でカウントされた数をそれぞれ示してい
る。このカウント値を利用して、演算処理部40にて、
例えば上記基本クロックが1MHzであるならば、1ク
ロック時間は1usecであり第2,3バイトの1bit が
超音波が1usec 間で空気中を伝播する距離(0.344m
m)であることを利用して、各超音波受信素子31a,
31bとスタイラスペン1との距離を算出する。更に、
この算出された各超音波受信素子31a,31bとスタ
イラスペン1の距離を用いて、入力面(図4参照)上に
設定された座標軸におけるスタイラスペン1の座標を算
出する。この算出方法は上述した通りである。
クロック生成回路324にて作られた基本クロックが、
スタイラスペン1から超音波が送出され、超音波受信素
子31a,31bにてそれぞれ受信されるまでカウンタ
321,322でカウントされた数をそれぞれ示してい
る。このカウント値を利用して、演算処理部40にて、
例えば上記基本クロックが1MHzであるならば、1ク
ロック時間は1usecであり第2,3バイトの1bit が
超音波が1usec 間で空気中を伝播する距離(0.344m
m)であることを利用して、各超音波受信素子31a,
31bとスタイラスペン1との距離を算出する。更に、
この算出された各超音波受信素子31a,31bとスタ
イラスペン1の距離を用いて、入力面(図4参照)上に
設定された座標軸におけるスタイラスペン1の座標を算
出する。この算出方法は上述した通りである。
【0077】ところで、この演算処理部40での位置座
標の算出精度は、前段の受信タイミング制御部70にお
ける距離計測精度に依存する。受信タイミング制御部7
0で正確な距離計測を行うためには、超音波受信素子3
1a,31bからの受信信号を確実に受信処理する必要
があり、このための対策として、通常は、上記超音波受
信素子31a,31bからの受信信号をアンプ部60で
所定レベルに増幅して受信タイミング制御部70のシー
ケンサ72に入力する方法がとられる。
標の算出精度は、前段の受信タイミング制御部70にお
ける距離計測精度に依存する。受信タイミング制御部7
0で正確な距離計測を行うためには、超音波受信素子3
1a,31bからの受信信号を確実に受信処理する必要
があり、このための対策として、通常は、上記超音波受
信素子31a,31bからの受信信号をアンプ部60で
所定レベルに増幅して受信タイミング制御部70のシー
ケンサ72に入力する方法がとられる。
【0078】次に、このアンプ部60における受信信号
の増幅処理について説明する。図13は、本実施の形態
に係わる装置の超音波受信部30におけるアンプ部60
の詳細回路図を示したものである。このアンプ部60で
は、超音波受信素子31a,31bの受信信号(受信ア
ナログ信号)を1段目のオペアンプ601で100倍に
増幅し、2段目のオペアンプ602で更に100倍に増
幅している。このオペアンプ構成は一般にインスツルメ
ンテーションアンプとして知られており、センサ出力等
の微小信号の増幅に用いられる回路である。
の増幅処理について説明する。図13は、本実施の形態
に係わる装置の超音波受信部30におけるアンプ部60
の詳細回路図を示したものである。このアンプ部60で
は、超音波受信素子31a,31bの受信信号(受信ア
ナログ信号)を1段目のオペアンプ601で100倍に
増幅し、2段目のオペアンプ602で更に100倍に増
幅している。このオペアンプ構成は一般にインスツルメ
ンテーションアンプとして知られており、センサ出力等
の微小信号の増幅に用いられる回路である。
【0079】次に、このアンプ部60では、スレッショ
ルド電圧を1Vに設定された3段目のオペアンプ(比較
器)603において、上記2段目のオペアンプ602で
増幅された受信信号(Vout )と上記スレッショルド電
圧とを比較し、このスレッショルド電圧よりも上記受信
信号の値が高ければ5Vに、また低ければ0Vに相当す
る受信デジタル信号を生成して出力する。
ルド電圧を1Vに設定された3段目のオペアンプ(比較
器)603において、上記2段目のオペアンプ602で
増幅された受信信号(Vout )と上記スレッショルド電
圧とを比較し、このスレッショルド電圧よりも上記受信
信号の値が高ければ5Vに、また低ければ0Vに相当す
る受信デジタル信号を生成して出力する。
【0080】上記増幅処理において、超音波受信素子3
1a,31bの受信信号(受信アナログ信号)は数mV
程度の微小アナログ信号であるため、図13に示す回路
のノイズ対策、電源パターンについての実装については
特に注意を必要とする。これは、周囲のデジタル信号が
生成するノイズ等がこの回路の中に入り込むと正常な動
作は期待できないからである。
1a,31bの受信信号(受信アナログ信号)は数mV
程度の微小アナログ信号であるため、図13に示す回路
のノイズ対策、電源パターンについての実装については
特に注意を必要とする。これは、周囲のデジタル信号が
生成するノイズ等がこの回路の中に入り込むと正常な動
作は期待できないからである。
【0081】図14は、上記受信アナログ信号を100
倍に増幅した信号、すなわち図13における信号1の波
形の一例を示す図である。このように、本装置で扱われ
る受信アナログ信号は、100倍に増幅した場合でも、
その先頭波が200mV程度のレベルにしか増幅されな
い。すなわち、この場合における受信アナログ信号の先
頭波は2mV程度のレベルしかない。こうした微小レベ
ルの信号はデジタル波形に増幅することが非常に困難で
あるが、仮に、この微小レベルの信号(受信信号の先頭
波)を、図15に示すように、数百mV程度までに増幅
することができれば、図7(e)に示すようなデジタル
波形に増幅することは容易である。
倍に増幅した信号、すなわち図13における信号1の波
形の一例を示す図である。このように、本装置で扱われ
る受信アナログ信号は、100倍に増幅した場合でも、
その先頭波が200mV程度のレベルにしか増幅されな
い。すなわち、この場合における受信アナログ信号の先
頭波は2mV程度のレベルしかない。こうした微小レベ
ルの信号はデジタル波形に増幅することが非常に困難で
あるが、仮に、この微小レベルの信号(受信信号の先頭
波)を、図15に示すように、数百mV程度までに増幅
することができれば、図7(e)に示すようなデジタル
波形に増幅することは容易である。
【0082】しかしながら、本装置においては、受信ア
ナログ信号における先頭波形がアンプ部60の増幅能力
が原因で増幅できない場合が少なくない。その理由は、
先に図14を参照して説明したように、受信アナログ信
号の先頭波の電圧レベルが微小であると共に、それが故
に当該先頭波が立ち上がってGNDレベルに戻るまでの
時間も他の波形に比べ極端に少ないからである。
ナログ信号における先頭波形がアンプ部60の増幅能力
が原因で増幅できない場合が少なくない。その理由は、
先に図14を参照して説明したように、受信アナログ信
号の先頭波の電圧レベルが微小であると共に、それが故
に当該先頭波が立ち上がってGNDレベルに戻るまでの
時間も他の波形に比べ極端に少ないからである。
【0083】発明者の行った実験によると、受信アナロ
グ信号における各波形レベル(図14参照)は各受信波
形おきにほぼ2倍の倍率で高くなる。それにより、先頭
波の次の波形は100%の確率でオペアンプ601で増
幅可能であり、取りこぼすことはない。また、同じく発
明者の実験によって、先頭波を取りこぼす確率は1/2
0以下程度であることが分かっている。この実験は汎用
的に用いられている高精度オペアンプを用いた場合であ
る。なお、この実験結果は、図13におけるアンプ部6
0の1段目のオペアンプ601の増幅率を10倍、2段
目のオペアンプ602の増幅率を200倍とした場合の
例である。
グ信号における各波形レベル(図14参照)は各受信波
形おきにほぼ2倍の倍率で高くなる。それにより、先頭
波の次の波形は100%の確率でオペアンプ601で増
幅可能であり、取りこぼすことはない。また、同じく発
明者の実験によって、先頭波を取りこぼす確率は1/2
0以下程度であることが分かっている。この実験は汎用
的に用いられている高精度オペアンプを用いた場合であ
る。なお、この実験結果は、図13におけるアンプ部6
0の1段目のオペアンプ601の増幅率を10倍、2段
目のオペアンプ602の増幅率を200倍とした場合の
例である。
【0084】このように、本装置では、通常の状態(後
述する補正処理を講じない状態)において、スタイラス
ペン1から送出された超音波をサンプリングし、その超
音波の送信手段と超音波受信素子31a,31bとの間
の距離を計測し、該計測距離を用いてスタイラスペン1
の位置座標を算出して当該位置座標を上位ソフトウェア
に引き渡す場合、20回に1回以下の確率で誤ったスタ
イラスペン位置を認識してしまうことになる。
述する補正処理を講じない状態)において、スタイラス
ペン1から送出された超音波をサンプリングし、その超
音波の送信手段と超音波受信素子31a,31bとの間
の距離を計測し、該計測距離を用いてスタイラスペン1
の位置座標を算出して当該位置座標を上位ソフトウェア
に引き渡す場合、20回に1回以下の確率で誤ったスタ
イラスペン位置を認識してしまうことになる。
【0085】図2に示すような手書き入力装置として、
本装置のような超音波位置検出機構を利用する場合、上
述したスタイラスペン位置の誤認識によって、同図のD
isplay装置に対してスタイラスペン1を用いて入力操作
を行った際にいわゆる手ぶれのような現象が生じる。例
えばスタイラスペン1を移動させ、カーソルを追従させ
ている場合はカーソルがぶるぶると震え、またスタイラ
スペン1にて描画入力を行っている場合には描画ライン
が波打つような現象が生じることになる。
本装置のような超音波位置検出機構を利用する場合、上
述したスタイラスペン位置の誤認識によって、同図のD
isplay装置に対してスタイラスペン1を用いて入力操作
を行った際にいわゆる手ぶれのような現象が生じる。例
えばスタイラスペン1を移動させ、カーソルを追従させ
ている場合はカーソルがぶるぶると震え、またスタイラ
スペン1にて描画入力を行っている場合には描画ライン
が波打つような現象が生じることになる。
【0086】これら現象の発生メカニズムについて、図
16から図19を参照してより詳しく述べる。本実施の
形態に係わる装置では、図16に示される入力面の上端
に2つの超音波送受信器1,2(超音波受信素子31
a,31bに相当する)が設けられ、スタイラスペン1
から送出された超音波を上記超音波送受信器1,2で受
信し、スタイラスペン1の位置座標を特定する。この
時、入力面に対してX,Y軸が同図に示すように定義さ
れ、既に説明したような方法で、スタイラスペン1の指
示位置に対応するX軸上及びY軸上の座標XL及びYLを
算出する。
16から図19を参照してより詳しく述べる。本実施の
形態に係わる装置では、図16に示される入力面の上端
に2つの超音波送受信器1,2(超音波受信素子31
a,31bに相当する)が設けられ、スタイラスペン1
から送出された超音波を上記超音波送受信器1,2で受
信し、スタイラスペン1の位置座標を特定する。この
時、入力面に対してX,Y軸が同図に示すように定義さ
れ、既に説明したような方法で、スタイラスペン1の指
示位置に対応するX軸上及びY軸上の座標XL及びYLを
算出する。
【0087】次に、図17において、超音波受信器2で
スタイラスペン1の距離を計測した時、正しく先頭波を
受信することができれば、図中の距離Lを計測可能であ
るが、先頭波を取りこぼした際には、距離L+aを計測
してしまう。この距離aは、上述のように、超音波の1
波長分の距離に相当するが、例えば通常使用される40
KHzの超音波では8.6mmであり、手書き入力装置として
は多くの場合その計測誤差が問題になることは容易に予
測できる。
スタイラスペン1の距離を計測した時、正しく先頭波を
受信することができれば、図中の距離Lを計測可能であ
るが、先頭波を取りこぼした際には、距離L+aを計測
してしまう。この距離aは、上述のように、超音波の1
波長分の距離に相当するが、例えば通常使用される40
KHzの超音波では8.6mmであり、手書き入力装置として
は多くの場合その計測誤差が問題になることは容易に予
測できる。
【0088】更に、図18では超音波受信器1とスタイ
ラスペン1の距離計測の様子を示しており、図17にお
ける超音波受信器2に対する時と同様に先頭波形を取り
こぼした際の距離計測ミスの問題が発生する。
ラスペン1の距離計測の様子を示しており、図17にお
ける超音波受信器2に対する時と同様に先頭波形を取り
こぼした際の距離計測ミスの問題が発生する。
【0089】この結果、図19に示すように、本来なら
ばスタイラスペン1が図示されている座標の算出が行わ
れるべきであるが、その他に示される黒丸3か所の座標
が算出される可能性が十分に考えられる。上述の如く、
40KHzの超音波を使用した場合、図中aは8.6mmであ
り、この結果、1辺がほぼ8.6mmの四角領域の4つの角
の座標においてカーソルがブルブルと震えるような現象
が発生する。
ばスタイラスペン1が図示されている座標の算出が行わ
れるべきであるが、その他に示される黒丸3か所の座標
が算出される可能性が十分に考えられる。上述の如く、
40KHzの超音波を使用した場合、図中aは8.6mmであ
り、この結果、1辺がほぼ8.6mmの四角領域の4つの角
の座標においてカーソルがブルブルと震えるような現象
が発生する。
【0090】上述した手ぶれ等の現象を誘発するスタイ
ラスペン位置の誤検出を回避するための一方法として、
超音波受信部30から各超音波受信素子31a,31b
と超音波送信器間の距離を受け取りスタイラスペン位置
座標を算出する演算処理部40(図10ではPCがそれ
に当たる。)において、以下の式(7),(8)を用い
た補正処理を行うことが考えられる。なお、この例の場
合、座標系として2次元座標系を想定している。
ラスペン位置の誤検出を回避するための一方法として、
超音波受信部30から各超音波受信素子31a,31b
と超音波送信器間の距離を受け取りスタイラスペン位置
座標を算出する演算処理部40(図10ではPCがそれ
に当たる。)において、以下の式(7),(8)を用い
た補正処理を行うことが考えられる。なお、この例の場
合、座標系として2次元座標系を想定している。
【0091】 X=(X0+3×X1+2×X2+2×X3+2×X4)÷10 …(7) Y=(Y0+3×Y1+2×Y2+2×Y3+2×Y4)÷10 …(8) ここで、X,Yは上位ソフトウェアに引き渡すスタイラ
スペン座標値。X0,Y0は算出された最新のスタイラ
スペン座標値。Xn,Yn(n=1〜4)はn回前に上
位ソフトウェアに引き渡されたスタイラスペン座標値で
ある。
スペン座標値。X0,Y0は算出された最新のスタイラ
スペン座標値。Xn,Yn(n=1〜4)はn回前に上
位ソフトウェアに引き渡されたスタイラスペン座標値で
ある。
【0092】この補正処理を行うことによって、超音波
受信素子31a,31bにおける先頭波の受信ミスに起
因するカーソル等の手ぶれに似た現象を回避し、滑らか
な入力を実現可能となる。この補正方式は、数回前から
サンプリングされたスタイラスペン座標値の平均を取る
ことで、安定したスタイラスペン座標値を生成するとい
う単純な方法ではあるが、効果は極めて高いと言える。
受信素子31a,31bにおける先頭波の受信ミスに起
因するカーソル等の手ぶれに似た現象を回避し、滑らか
な入力を実現可能となる。この補正方式は、数回前から
サンプリングされたスタイラスペン座標値の平均を取る
ことで、安定したスタイラスペン座標値を生成するとい
う単純な方法ではあるが、効果は極めて高いと言える。
【0093】しかしながら、この補正方式によれば、上
位ソフトウェアに引き渡すスタイラスペン座標値を算出
するにあたって、過去数回前までのスタイラスペンのサ
ンプリング座標データを参考にしているので、スタイラ
スペン1の動きに対してその反応(追従性)が鈍くな
り、操作者に大きなストレスを与えてしまうといった傾
向が高い。
位ソフトウェアに引き渡すスタイラスペン座標値を算出
するにあたって、過去数回前までのスタイラスペンのサ
ンプリング座標データを参考にしているので、スタイラ
スペン1の動きに対してその反応(追従性)が鈍くな
り、操作者に大きなストレスを与えてしまうといった傾
向が高い。
【0094】この点に関し、例えば、描画時には、ある
程度レスポンスが悪くなることは許容可能である。その
理由は、描画に際しては、操作者は滑らかな入力を行う
べくゆっくりとスタイラスペン1を移動させて入力を行
うことが一般的と認められるからである。従って、その
描画操作を認識して、上記(7),(8)式に基づく重
たい補正処理を行えば、描画線が波打つ等の障害は回避
可能となる。
程度レスポンスが悪くなることは許容可能である。その
理由は、描画に際しては、操作者は滑らかな入力を行う
べくゆっくりとスタイラスペン1を移動させて入力を行
うことが一般的と認められるからである。従って、その
描画操作を認識して、上記(7),(8)式に基づく重
たい補正処理を行えば、描画線が波打つ等の障害は回避
可能となる。
【0095】上述の如く、本実施の形態では、スタイラ
スペン1に3つのボタン(図8参照)が実装されてお
り、第1ボタン14aが描画する際に押下される機能構
成となっている。図11におけるフレーム#1〜#4か
ら成る超音波送出シーケンスにおいて、フレーム#1は
常時超音波が送出され、フレーム#2〜#4はスタイラ
スペン1の第1〜第3ボタン(14a〜14c)が押下
された際にのみ超音波が送出される。よって、お互いに
同期化された超音波送信側と超音波受信側との間で、超
音波がフレーム#2において送受信されたならば描画操
作が行われたものと認識できる。
スペン1に3つのボタン(図8参照)が実装されてお
り、第1ボタン14aが描画する際に押下される機能構
成となっている。図11におけるフレーム#1〜#4か
ら成る超音波送出シーケンスにおいて、フレーム#1は
常時超音波が送出され、フレーム#2〜#4はスタイラ
スペン1の第1〜第3ボタン(14a〜14c)が押下
された際にのみ超音波が送出される。よって、お互いに
同期化された超音波送信側と超音波受信側との間で、超
音波がフレーム#2において送受信されたならば描画操
作が行われたものと認識できる。
【0096】しかしながら、描画時においてたとえある
程度のレスポンスの低下が許容できるとしても、レスポ
ンス良く描画できるにこしたことはなく、かかる観点か
ら、常にレスポンスを低下させることなく上述した手ぶ
れに似た現象を回避するための補正方式の実現が望まれ
る。
程度のレスポンスの低下が許容できるとしても、レスポ
ンス良く描画できるにこしたことはなく、かかる観点か
ら、常にレスポンスを低下させることなく上述した手ぶ
れに似た現象を回避するための補正方式の実現が望まれ
る。
【0097】また、スタイラスペン1の移動に対するカ
ーソルの追従性(レスポンス)が悪いと、その操作に悪
影響を与えるような運用例は数多く見受けられる。例え
ば、プレゼンテーションを行っている場合、説明者がス
タイラスペン1を用いて説明しようとする場所を指し示
す時に、カーソルのレスポンスが悪いと、スムーズな説
明が出来ないことになる。
ーソルの追従性(レスポンス)が悪いと、その操作に悪
影響を与えるような運用例は数多く見受けられる。例え
ば、プレゼンテーションを行っている場合、説明者がス
タイラスペン1を用いて説明しようとする場所を指し示
す時に、カーソルのレスポンスが悪いと、スムーズな説
明が出来ないことになる。
【0098】そこで、本実施の形態に係わる超音波位置
検出機構では、以下の如く、計測された距離データを保
存しておくと共に、距離データを計測する毎に現在の計
測データと記憶しておいた過去の計測データと比較し、
これらの差が超音波の1波長に相当する場合、現在の計
測データを過去の計測データに置き換え、常に先頭波正
常受信時の正確な計測データを用いてスタイラスペン位
置座標を算出することにより、超音波の先頭波をとりこ
ぼした際のスタイラスペン位置座標の誤認識を防止しか
つ良好なレスポンスも維持できるようにしている。
検出機構では、以下の如く、計測された距離データを保
存しておくと共に、距離データを計測する毎に現在の計
測データと記憶しておいた過去の計測データと比較し、
これらの差が超音波の1波長に相当する場合、現在の計
測データを過去の計測データに置き換え、常に先頭波正
常受信時の正確な計測データを用いてスタイラスペン位
置座標を算出することにより、超音波の先頭波をとりこ
ぼした際のスタイラスペン位置座標の誤認識を防止しか
つ良好なレスポンスも維持できるようにしている。
【0099】以下、本発明の第1の補正方法に基づく補
正処理の概要を図20を参照して説明する。図20は、
説明を分かりやすくするため、一次元座標上における超
音波送/受信器間の計測距離補正方式を示している。
正処理の概要を図20を参照して説明する。図20は、
説明を分かりやすくするため、一次元座標上における超
音波送/受信器間の計測距離補正方式を示している。
【0100】今、上記第1の補正方法に基づく補正処理
の対象として、図20中、時間1n〜3n,7n,8
n,10nでは距離L、時間4n〜6n,9nでは距離
L+aとして超音波送/受信器間の距離計測がなされた
ものとする。ここで、超音波送/受信器間の距離計測は
時間1nから10nへと順次実行され、また図中距離a
は使用する超音波の1波長であるものとする。
の対象として、図20中、時間1n〜3n,7n,8
n,10nでは距離L、時間4n〜6n,9nでは距離
L+aとして超音波送/受信器間の距離計測がなされた
ものとする。ここで、超音波送/受信器間の距離計測は
時間1nから10nへと順次実行され、また図中距離a
は使用する超音波の1波長であるものとする。
【0101】この時、時間4nにおける計測距離が過去
の計測データ(この例の場合は時間3nにおける距離デ
ータL)と比較して距離aの差があり、すなわち使用す
る超音波の1波長分に相当する差が認められるため、当
該時間4nでの計測距離は破棄し、過去の計測データ
(時間3nの距離データL)を用いてスタイラスペン1
の位置の算出を行う。更に、この時、時間4nにおける
超音波送/受信器間の計測データは補正後の値である距
離Lとして記憶される。
の計測データ(この例の場合は時間3nにおける距離デ
ータL)と比較して距離aの差があり、すなわち使用す
る超音波の1波長分に相当する差が認められるため、当
該時間4nでの計測距離は破棄し、過去の計測データ
(時間3nの距離データL)を用いてスタイラスペン1
の位置の算出を行う。更に、この時、時間4nにおける
超音波送/受信器間の計測データは補正後の値である距
離Lとして記憶される。
【0102】次に、時間5nにおいて、これもまた既に
記憶されている過去の計測データがLで、かつ今回の計
測データがL+aであることから、当該時間5nでの計
測距離は破棄し、過去の計測データ(時間4nの計測デ
ータとして保管されているL)を用いてスタイラスペン
1の位置の算出を行う。この時間5nにおける計測デー
タはLと記憶される。
記憶されている過去の計測データがLで、かつ今回の計
測データがL+aであることから、当該時間5nでの計
測距離は破棄し、過去の計測データ(時間4nの計測デ
ータとして保管されているL)を用いてスタイラスペン
1の位置の算出を行う。この時間5nにおける計測デー
タはLと記憶される。
【0103】この様な処理を繰り返し、時間10nで
は、保管されている過去の計測データがLで、かつ今回
の計測データがLなので、この時間10nでの計測距離
をそのまま利用してスタイラスペン1の位置検出を行
う。この時間10nにおける計測データは当然ながらL
と記憶される。
は、保管されている過去の計測データがLで、かつ今回
の計測データがLなので、この時間10nでの計測距離
をそのまま利用してスタイラスペン1の位置検出を行
う。この時間10nにおける計測データは当然ながらL
と記憶される。
【0104】本発明の実施の形態に係わる装置(図1参
照)において、上記補正処理は、演算処理部40の演算
部42において行われる。図21は、この演算部42の
詳細な機能構成を示すブロック図であり、データ取込部
421、演算実行部422、受信タイミング監視部42
3、履歴データ記憶部424、比較部425、データ置
換部426を具備して構成される。なお、図10に例示
した装置においては、上記演算部42はPCに相当す
る。
照)において、上記補正処理は、演算処理部40の演算
部42において行われる。図21は、この演算部42の
詳細な機能構成を示すブロック図であり、データ取込部
421、演算実行部422、受信タイミング監視部42
3、履歴データ記憶部424、比較部425、データ置
換部426を具備して構成される。なお、図10に例示
した装置においては、上記演算部42はPCに相当す
る。
【0105】この演算部42における補正処理の更に詳
しい動作を図22に示すフローチャートを参照して説明
する。この演算処理部42では、受信処理部32から通
信部33を通じて入力される超音波送/受信器間の距離
データを受け取る処理の開始(ステップ220)に伴
い、まず、受信タイミング監視部423で何回目の受信
タイミングであるかを示す変数nに0を代入し(ステッ
プ221)、データ取込部421により上記距離データ
を取得する(ステップ222)。
しい動作を図22に示すフローチャートを参照して説明
する。この演算処理部42では、受信処理部32から通
信部33を通じて入力される超音波送/受信器間の距離
データを受け取る処理の開始(ステップ220)に伴
い、まず、受信タイミング監視部423で何回目の受信
タイミングであるかを示す変数nに0を代入し(ステッ
プ221)、データ取込部421により上記距離データ
を取得する(ステップ222)。
【0106】次いで、受信タイミング監視部423にて
上記受信タイミング回数nが0かどうかを判断し(ステ
ップ223)、n=0であれば(ステップ223Ye
s)、履歴データ記憶部424に過去の計測データとし
て現在の計測データをストアする(ステップ227)。
この時、演算実行部422では、上記ストアした現在の
計測データを用いてスタイラスペン1の座標値を算出す
る(ステップ226)。
上記受信タイミング回数nが0かどうかを判断し(ステ
ップ223)、n=0であれば(ステップ223Ye
s)、履歴データ記憶部424に過去の計測データとし
て現在の計測データをストアする(ステップ227)。
この時、演算実行部422では、上記ストアした現在の
計測データを用いてスタイラスペン1の座標値を算出す
る(ステップ226)。
【0107】これに対して、n=0でない場合(ステッ
プ223NO)、履歴データ記憶部424に既にストア
されている過去の計測データとステップ222でデータ
取込部421により取得した今回の計測データとを比較
部425で比較し(ステップ224)、これら過去の計
測データと現在の計測データとの差が本装置で使用する
超音波の1波長分の距離に一致するかどうかを判定す
る。本実施の形態では、40KHzの超音波を用いるこ
とを前提とし、該超音波の1波長分の長さ8.6mmを基
準値として上述した現在の計測データと現在の計測デー
タとの距離差が当該基準値に一致するかどうかを判断す
る(ステップ225)。
プ223NO)、履歴データ記憶部424に既にストア
されている過去の計測データとステップ222でデータ
取込部421により取得した今回の計測データとを比較
部425で比較し(ステップ224)、これら過去の計
測データと現在の計測データとの差が本装置で使用する
超音波の1波長分の距離に一致するかどうかを判定す
る。本実施の形態では、40KHzの超音波を用いるこ
とを前提とし、該超音波の1波長分の長さ8.6mmを基
準値として上述した現在の計測データと現在の計測デー
タとの距離差が当該基準値に一致するかどうかを判断す
る(ステップ225)。
【0108】ここで、現在の計測データと過去の計測デ
ータの差が上記1波長分の長さと不一致の場合(ステッ
プ225NO)、データ置換部426は現在の計測デー
タを演算実行部422に供給し、演算実行部422は当
該現在の計測データを用いてスタイラスペン1の座標値
を算出する(ステップ226)。
ータの差が上記1波長分の長さと不一致の場合(ステッ
プ225NO)、データ置換部426は現在の計測デー
タを演算実行部422に供給し、演算実行部422は当
該現在の計測データを用いてスタイラスペン1の座標値
を算出する(ステップ226)。
【0109】一方、現在の計測データと過去の計測デー
タとの差が上記1波長分の長さと一致する場合(ステッ
プ225YES)、データ置換部426は現在の計測デ
ータを履歴データ記憶部424内の過去の計測データに
置き換えて演算実行部422に供給すると共に、当該置
き換えられた過去の計測データを今回の計測データとし
て履歴データ記憶部424にストアする(ステップ22
8)。また、その際、演算実行部422は、データ置換
部426により置き換えられた過去の計測データを現在
の計測データと見なし、当該計測データを用いてスタイ
ラスペン1の座標値を算出する(ステップ226)。
タとの差が上記1波長分の長さと一致する場合(ステッ
プ225YES)、データ置換部426は現在の計測デ
ータを履歴データ記憶部424内の過去の計測データに
置き換えて演算実行部422に供給すると共に、当該置
き換えられた過去の計測データを今回の計測データとし
て履歴データ記憶部424にストアする(ステップ22
8)。また、その際、演算実行部422は、データ置換
部426により置き換えられた過去の計測データを現在
の計測データと見なし、当該計測データを用いてスタイ
ラスペン1の座標値を算出する(ステップ226)。
【0110】以上の処理を受信タイミング回数nだけ繰
り返し実施することにより、図20に示すような補正処
理を実現できる。この図22におけるフローチャートで
は、1対の超音波送/受信器間における補正処理につい
てのみ開示しているが、実際には実装された超音波受信
器の数だけ行われる。また、実際の装置として例示した
例えば図10に示すPCでは、上記補正処理は、当該P
Cのマウスドライバまたはアプリケーションにて実行さ
れることになる。
り返し実施することにより、図20に示すような補正処
理を実現できる。この図22におけるフローチャートで
は、1対の超音波送/受信器間における補正処理につい
てのみ開示しているが、実際には実装された超音波受信
器の数だけ行われる。また、実際の装置として例示した
例えば図10に示すPCでは、上記補正処理は、当該P
Cのマウスドライバまたはアプリケーションにて実行さ
れることになる。
【0111】次に、本発明の第2の補正方法について説
明する。上記第1の補正方法に基づく1次元の超音波送
/受信器間の計測距離補正処理(図20参照)におい
て、時間1nに計測した距離が超音波の先頭波を取りこ
ぼしたものであった場合、この補正処理における「現在
の計測データと過去の計測データの差が超音波の1波長
分に相当する時には現在の計測データを過去の計測デー
タに置き換える」という原則に従って、時間1nの計測
データに追従した計測値の置換処理がなされる結果、図
23に示す如く、上記時間1n以後、全ての受信タイミ
ングにおいて、実際の計測距離よりも超音波の1波形長
だけ長い誤った値の距離が算出されてしまうことにな
る。同図における計測距離補正結果によれば、本来超音
波送/受信器間の距離はLであるにも拘わらず、当該本
来の距離Lが距離L+aとしてスタイラスペン1の位置
座標値として算出されることになる。この場合、確か
に、カーソルのふれ等は発生しなくなるが、スタイラス
ペン1が指し示した位置とカーソルの位置がずれてしま
うことになる。
明する。上記第1の補正方法に基づく1次元の超音波送
/受信器間の計測距離補正処理(図20参照)におい
て、時間1nに計測した距離が超音波の先頭波を取りこ
ぼしたものであった場合、この補正処理における「現在
の計測データと過去の計測データの差が超音波の1波長
分に相当する時には現在の計測データを過去の計測デー
タに置き換える」という原則に従って、時間1nの計測
データに追従した計測値の置換処理がなされる結果、図
23に示す如く、上記時間1n以後、全ての受信タイミ
ングにおいて、実際の計測距離よりも超音波の1波形長
だけ長い誤った値の距離が算出されてしまうことにな
る。同図における計測距離補正結果によれば、本来超音
波送/受信器間の距離はLであるにも拘わらず、当該本
来の距離Lが距離L+aとしてスタイラスペン1の位置
座標値として算出されることになる。この場合、確か
に、カーソルのふれ等は発生しなくなるが、スタイラス
ペン1が指し示した位置とカーソルの位置がずれてしま
うことになる。
【0112】先に発明者が行った実験結果によると、先
頭波を取りこぼす確率はおよそ1/20程度であり、頻
度的には非常に少ないことが分かっている。よって、超
音波送/受信器間の距離計測においては、図23に示す
ように正確な距離Lを計測している場合の方が頻度的に
圧倒的に多いことは明らかである。
頭波を取りこぼす確率はおよそ1/20程度であり、頻
度的には非常に少ないことが分かっている。よって、超
音波送/受信器間の距離計測においては、図23に示す
ように正確な距離Lを計測している場合の方が頻度的に
圧倒的に多いことは明らかである。
【0113】かかる観点から、本発明の第2の補正方法
では、過去の計測データと現在の計測データとの比較に
おいて、2回連続して超音波の1波長分の差異が発生し
た場合には、過去の計測データとして現在の計測データ
をストアし、かつスタイラスペン1の位置検出に当該現
在のデータを用いることにより、上記不都合を解決する
ものである。
では、過去の計測データと現在の計測データとの比較に
おいて、2回連続して超音波の1波長分の差異が発生し
た場合には、過去の計測データとして現在の計測データ
をストアし、かつスタイラスペン1の位置検出に当該現
在のデータを用いることにより、上記不都合を解決する
ものである。
【0114】この第2の補正方法に基づく計測距離補正
結果の一例を図24に示している。同図に示す如く、第
2の補正方法に基づく補正結果においては、時間1nで
超音波の先頭波を取りこぼした時の計測距離L+aに対
し、時間2nから時間3nに至る間にこの超音波送/受
信器間の距離が2回連続して距離L+aとなるのに伴い
2回目の計測データである距離aに補正されている。
結果の一例を図24に示している。同図に示す如く、第
2の補正方法に基づく補正結果においては、時間1nで
超音波の先頭波を取りこぼした時の計測距離L+aに対
し、時間2nから時間3nに至る間にこの超音波送/受
信器間の距離が2回連続して距離L+aとなるのに伴い
2回目の計測データである距離aに補正されている。
【0115】この場合、時間2nから時間3nに至る間
に超音波送/受信器間の距離が変動する為、この瞬間に
はカーソルの振れ等が発生するが、それ以後は正確な値
が計測可能である。上記の瞬間的なカーソルの振れは一
瞬の時間内に収まるため、実際の運用において問題にな
ることはない。その理由は、スタイラスペン1の位置座
標検出においては十分なカーソルの追従性や、滑らかな
描画入力を実現するためには、1秒間に最低でも40ポ
イントの入力が必要であることが分かっており、1ポイ
ント間に要する時間は多くとも1/40秒すなわち25mse
cであって、人間の目にはその一瞬の振れが知覚できな
いと言えるからである。
に超音波送/受信器間の距離が変動する為、この瞬間に
はカーソルの振れ等が発生するが、それ以後は正確な値
が計測可能である。上記の瞬間的なカーソルの振れは一
瞬の時間内に収まるため、実際の運用において問題にな
ることはない。その理由は、スタイラスペン1の位置座
標検出においては十分なカーソルの追従性や、滑らかな
描画入力を実現するためには、1秒間に最低でも40ポ
イントの入力が必要であることが分かっており、1ポイ
ント間に要する時間は多くとも1/40秒すなわち25mse
cであって、人間の目にはその一瞬の振れが知覚できな
いと言えるからである。
【0116】図25は、本発明の第2の補正方法を実現
するための演算部42の機能構成を示すブロック図であ
り、図21に示す第1の補正方法に対応する演算部42
の機能構成に、比較部425の比較結果を監視し、過去
の計測データと現在の計測データとの差が前記超音波の
1波長に等しいとの比較結果が連続してN(Nは自然
数)回得られた場合、現在の計測データを過去の計測デ
ータに置き換える処理を禁止し、現在の計測データをそ
のまま演算実行部422に与える置換解除部427を更
に具備して構成される。
するための演算部42の機能構成を示すブロック図であ
り、図21に示す第1の補正方法に対応する演算部42
の機能構成に、比較部425の比較結果を監視し、過去
の計測データと現在の計測データとの差が前記超音波の
1波長に等しいとの比較結果が連続してN(Nは自然
数)回得られた場合、現在の計測データを過去の計測デ
ータに置き換える処理を禁止し、現在の計測データをそ
のまま演算実行部422に与える置換解除部427を更
に具備して構成される。
【0117】以下、この第2の補正方法に基づく補正処
理の更に詳しい動作を図26に示すフローチャートを参
照して説明する。なお、同図におけるフローチャートで
は、1波長分の差を示す比較結果の連続回数(以下、比
較結果連続回数という)Nはmとして表され、特に、
(m=1)の場合、すなわち現在の計測データから過去
の計測データへの置換が連続して発生した場合に以後上
記置換を禁止して現在の計測データをそのまま用いる処
理に復帰する場合に対応する例を示している。
理の更に詳しい動作を図26に示すフローチャートを参
照して説明する。なお、同図におけるフローチャートで
は、1波長分の差を示す比較結果の連続回数(以下、比
較結果連続回数という)Nはmとして表され、特に、
(m=1)の場合、すなわち現在の計測データから過去
の計測データへの置換が連続して発生した場合に以後上
記置換を禁止して現在の計測データをそのまま用いる処
理に復帰する場合に対応する例を示している。
【0118】この演算処理部42では、受信処理部32
から通信部33を通じて入力される超音波送/受信器間
の距離データを受け取る処理の開始(ステップ260)
に伴い、まず、受信タイミング監視部423及び置換解
除部427でそれぞれ何回目の受信タイミングであるか
を示す変数n及び比較結果連続回数を示す変数mに共に
0を代入し(ステップ261)、データ取込部421に
より上記距離データを取得する(ステップ262)。
から通信部33を通じて入力される超音波送/受信器間
の距離データを受け取る処理の開始(ステップ260)
に伴い、まず、受信タイミング監視部423及び置換解
除部427でそれぞれ何回目の受信タイミングであるか
を示す変数n及び比較結果連続回数を示す変数mに共に
0を代入し(ステップ261)、データ取込部421に
より上記距離データを取得する(ステップ262)。
【0119】次いで、受信タイミング監視部423にて
上記受信タイミング回数nが0かどうかを判断し(ステ
ップ263)、n=0であれば(ステップ263Ye
s)、履歴データ記憶部424に過去の計測データとし
て現在の計測データをストアする(ステップ268)。
この時、演算実行部422では、上記ストアした現在の
計測データを用いてスタイラスペン1の座標値を算出す
る(ステップ267)。
上記受信タイミング回数nが0かどうかを判断し(ステ
ップ263)、n=0であれば(ステップ263Ye
s)、履歴データ記憶部424に過去の計測データとし
て現在の計測データをストアする(ステップ268)。
この時、演算実行部422では、上記ストアした現在の
計測データを用いてスタイラスペン1の座標値を算出す
る(ステップ267)。
【0120】これに対して、n=0でない場合(ステッ
プ263NO)、履歴データ記憶部424に既にストア
されている過去の計測データとステップ262でデータ
取込部421により取得した今回の計測データとを比較
部425で比較し(ステップ264)、これらの差が本
装置で使用する超音波の1波長分の距離に一致するかど
うかを判定する。本実施の形態では、40KHzの超音
波を用いることを前提とし、該超音波の1波長分の長さ
8.6mmを基準値として上述した現在の計測データと現
在の計測データとの距離差が当該基準値に一致するかど
うかを判断する(ステップ265)。
プ263NO)、履歴データ記憶部424に既にストア
されている過去の計測データとステップ262でデータ
取込部421により取得した今回の計測データとを比較
部425で比較し(ステップ264)、これらの差が本
装置で使用する超音波の1波長分の距離に一致するかど
うかを判定する。本実施の形態では、40KHzの超音
波を用いることを前提とし、該超音波の1波長分の長さ
8.6mmを基準値として上述した現在の計測データと現
在の計測データとの距離差が当該基準値に一致するかど
うかを判断する(ステップ265)。
【0121】ここで、現在の計測データと過去の計測デ
ータの差が上記1波長分の長さと不一致の場合(ステッ
プ265NO)、データ置換部426は現在の計測デー
タを過去の計測データに置き換えることなくそのまま演
算実行部422に供給する。この時、置換解除部427
は、上記置き換えがないことにより比較結果連続回数m
を(m=0)に維持し(ステップ266)、演算実行部
422はデータ置換部426から与えられる現在の計測
データを用いてスタイラスペン1の座標値を算出する
(ステップ267)。
ータの差が上記1波長分の長さと不一致の場合(ステッ
プ265NO)、データ置換部426は現在の計測デー
タを過去の計測データに置き換えることなくそのまま演
算実行部422に供給する。この時、置換解除部427
は、上記置き換えがないことにより比較結果連続回数m
を(m=0)に維持し(ステップ266)、演算実行部
422はデータ置換部426から与えられる現在の計測
データを用いてスタイラスペン1の座標値を算出する
(ステップ267)。
【0122】これに対し、現在の計測データと過去の計
測データとの差が上記1波長分の長さと一致する場合
(ステップ265YES)、置換解除部427は当該時
点での比較結果連続回数mが予め設定された値m=1で
あるかどうかを判断する(ステップ269)。ここで、
m=1でない場合(ステップ269NO)、データ置換
部426は現在の計測データを履歴データ記憶部424
内の過去の計測データに置き換えて演算実行部422に
供給すると共に、当該置き換えられた過去の計測データ
を今回の計測データとして履歴データ記憶部424にス
トアする(ステップ270)。その際、置換解除部42
7は、上記置き換えが発生したことにより比較結果連続
回数mに1を加算して(m=1)とし(ステップ27
1)、他方、演算実行部422はデータ置換部426に
より置き換えられた過去の計測データを現在の計測デー
タと見なし、当該計測データを用いてスタイラスペン1
の座標値を算出する(ステップ267)。
測データとの差が上記1波長分の長さと一致する場合
(ステップ265YES)、置換解除部427は当該時
点での比較結果連続回数mが予め設定された値m=1で
あるかどうかを判断する(ステップ269)。ここで、
m=1でない場合(ステップ269NO)、データ置換
部426は現在の計測データを履歴データ記憶部424
内の過去の計測データに置き換えて演算実行部422に
供給すると共に、当該置き換えられた過去の計測データ
を今回の計測データとして履歴データ記憶部424にス
トアする(ステップ270)。その際、置換解除部42
7は、上記置き換えが発生したことにより比較結果連続
回数mに1を加算して(m=1)とし(ステップ27
1)、他方、演算実行部422はデータ置換部426に
より置き換えられた過去の計測データを現在の計測デー
タと見なし、当該計測データを用いてスタイラスペン1
の座標値を算出する(ステップ267)。
【0123】以上の処理に際し、現在の計測データと過
去の計測データとの差が超音波の1波長に相当するとの
比較結果が連続して得られた場合、ステップ269で置
換解除部427によりm=1であるとの判断(ステップ
269Yes)がなされることになる。この場合、置換
解除部427は、その判断結果をデータ置換部426に
伝え、データ置換部426は置換解除部427から通知
される「超音波の1波長分の差が連続して発生」したと
の判断結果に基づき現在の計測データを過去の計測デー
タに置き換えるのを止め、履歴データ記憶部424に過
去のデータとして現在のデータをストアする(ステップ
268)。この時、演算実行部422では、上記ストア
した現在の計測データを用いてスタイラスペン1の座標
値を算出する(ステップ267)。
去の計測データとの差が超音波の1波長に相当するとの
比較結果が連続して得られた場合、ステップ269で置
換解除部427によりm=1であるとの判断(ステップ
269Yes)がなされることになる。この場合、置換
解除部427は、その判断結果をデータ置換部426に
伝え、データ置換部426は置換解除部427から通知
される「超音波の1波長分の差が連続して発生」したと
の判断結果に基づき現在の計測データを過去の計測デー
タに置き換えるのを止め、履歴データ記憶部424に過
去のデータとして現在のデータをストアする(ステップ
268)。この時、演算実行部422では、上記ストア
した現在の計測データを用いてスタイラスペン1の座標
値を算出する(ステップ267)。
【0124】以上の処理によって、図24に示すような
補正処理が実現でき、この場合には、時間1nで計測し
た距離が超音波の先頭波を取りこぼしたものであって
も、それ以後、実際の計測距離よりも超音波の1波形長
だけ長い距離計測が続いてしまうといった事態を上記置
換処理をN回実行後に確実に禁止でき、スタイラスペン
1が指し示した位置とカーソルの位置とを合致させるこ
とが可能となる。
補正処理が実現でき、この場合には、時間1nで計測し
た距離が超音波の先頭波を取りこぼしたものであって
も、それ以後、実際の計測距離よりも超音波の1波形長
だけ長い距離計測が続いてしまうといった事態を上記置
換処理をN回実行後に確実に禁止でき、スタイラスペン
1が指し示した位置とカーソルの位置とを合致させるこ
とが可能となる。
【0125】次に、スタイラスペン1が本当に超音波の
1波長分だけ移動した場合について考える。操作者がス
タイラスペン1を超音波の1波長分(例えば、超音波の
周波数が40KHzであった場合は約8.6mmに相当する)
移動させることは、現実的には非常にその頻度は低いと
考えられるが、実際には起こり得ることである。この場
合に上記補正方法(図20,図24参照)を適用する
と、スタイラスペン1が移動した座標は無視されてしま
うことになる。しかしながら、本発明では、かかる状況
に際しても、以下に述べるように問題なく対処できる。
ここで、スタイラスペン1が本当に超音波の1波長分だ
け移動した後、更に移動し続ける場合と静止する場合と
を区別して上記対処方法を検証してみる。
1波長分だけ移動した場合について考える。操作者がス
タイラスペン1を超音波の1波長分(例えば、超音波の
周波数が40KHzであった場合は約8.6mmに相当する)
移動させることは、現実的には非常にその頻度は低いと
考えられるが、実際には起こり得ることである。この場
合に上記補正方法(図20,図24参照)を適用する
と、スタイラスペン1が移動した座標は無視されてしま
うことになる。しかしながら、本発明では、かかる状況
に際しても、以下に述べるように問題なく対処できる。
ここで、スタイラスペン1が本当に超音波の1波長分だ
け移動した後、更に移動し続ける場合と静止する場合と
を区別して上記対処方法を検証してみる。
【0126】・スタイラスペン1が移動し続ける場合 図27において、時間1nにおいて超音波送/受信器間
の距離をLであると計測したものとする。更に、時間2
nにおいて超音波送受信器間の距離をL+aであると計
測したものとする。この計測結果に対して本発明の第1
の補正方法を用いることで、時間2nにおける超音波送
/受信器間の距離はLであると補正される〔同図
(a),(b)参照〕。
の距離をLであると計測したものとする。更に、時間2
nにおいて超音波送受信器間の距離をL+aであると計
測したものとする。この計測結果に対して本発明の第1
の補正方法を用いることで、時間2nにおける超音波送
/受信器間の距離はLであると補正される〔同図
(a),(b)参照〕。
【0127】次に、時間3nにおいて、スタイラスペン
1が移動しているので、超音波送/受信器間の距離はL
+a以外の値をとる。よって、時間3nにおける上記距
離値は、図27(a),(b)のように、L+b(ただ
し、aとbは等しくない。)をとり、この値を基にスタ
イラスペン1の位置座標を算出する。この時、時間2n
において、一瞬スタイラスペン1の動きとは異なる場所
にカーソルが表示されてしまうが、上述した通り、この
時間は多くても25msecであり、人間の目には問題に
なることはない。
1が移動しているので、超音波送/受信器間の距離はL
+a以外の値をとる。よって、時間3nにおける上記距
離値は、図27(a),(b)のように、L+b(ただ
し、aとbは等しくない。)をとり、この値を基にスタ
イラスペン1の位置座標を算出する。この時、時間2n
において、一瞬スタイラスペン1の動きとは異なる場所
にカーソルが表示されてしまうが、上述した通り、この
時間は多くても25msecであり、人間の目には問題に
なることはない。
【0128】・スタイラスペン1が静止する場合 図28において、時間1nにおいて、超音波送/受信器
間の距離をLであると計測したものとする。更に、時間
2nにおいて超音波送/受信器間の距離をL+aである
と計測したものとする。この計測結果に対して本発明の
第1の補正方法を用いることで、同図に示す如く、時間
2nにおける超音波送/受信器間の距離はLであると補
正される。
間の距離をLであると計測したものとする。更に、時間
2nにおいて超音波送/受信器間の距離をL+aである
と計測したものとする。この計測結果に対して本発明の
第1の補正方法を用いることで、同図に示す如く、時間
2nにおける超音波送/受信器間の距離はLであると補
正される。
【0129】次に、時間3nにおいて、スタイラスペン
1が静止しているため、超音波送/受信器間の距離はL
+aの値をとる。この時、本発明の第2の補正方法が適
用されることにより、時間3nにおける超音波送/受信
器間の距離値はL+aと補正される。この時、時間2n
において一瞬カーソルが実際のスタイラスペン位置とは
違う場所を指し示すことになるが、既に述べてきた理由
により、運用上支障を来すことはない。
1が静止しているため、超音波送/受信器間の距離はL
+aの値をとる。この時、本発明の第2の補正方法が適
用されることにより、時間3nにおける超音波送/受信
器間の距離値はL+aと補正される。この時、時間2n
において一瞬カーソルが実際のスタイラスペン位置とは
違う場所を指し示すことになるが、既に述べてきた理由
により、運用上支障を来すことはない。
【0130】なお、上記実施の形態では、図4における
表示部50としてリアプロジェクタディスプレイを想定
しているが、本発明のペン入力装置はこのリアプロジェ
クタディスプレイを用いた情報処理装置に限定されず、
例えば、図29に示すような表示部50としてフロント
プロジェクタディスプレイを用いた情報処理装置にも同
様に適用することができる。
表示部50としてリアプロジェクタディスプレイを想定
しているが、本発明のペン入力装置はこのリアプロジェ
クタディスプレイを用いた情報処理装置に限定されず、
例えば、図29に示すような表示部50としてフロント
プロジェクタディスプレイを用いた情報処理装置にも同
様に適用することができる。
【0131】また、本発明のペン入力装置は、上記大型
のディスプレイを用いた情報処理装置以外にも、図30
に示すようなCRTディスプレイを有するディスクトッ
プ型のコンピュータまたは図31に示すようなLCDデ
ィスプレイを有するノート型のコンピュータを用いた情
報処理装置にも同様に適用することができる。
のディスプレイを用いた情報処理装置以外にも、図30
に示すようなCRTディスプレイを有するディスクトッ
プ型のコンピュータまたは図31に示すようなLCDデ
ィスプレイを有するノート型のコンピュータを用いた情
報処理装置にも同様に適用することができる。
【0132】また、上記実施の形態においては、スタイ
ラスペン1の位置を2次元的に検出する構成について示
したが、本発明はスタイラスペ1ンの位置を3次元的に
検出することもできる。更に、上記実施の形態では、超
音波受信部30と演算処理部40(PC)との通信イン
タフェースとしてRS232Cインタフェースを用いて
いるが、本発明においては、当該RS232Cインタフ
ェース以外の通信インタフェースについても同様に適用
できることはいうまでもない。
ラスペン1の位置を2次元的に検出する構成について示
したが、本発明はスタイラスペ1ンの位置を3次元的に
検出することもできる。更に、上記実施の形態では、超
音波受信部30と演算処理部40(PC)との通信イン
タフェースとしてRS232Cインタフェースを用いて
いるが、本発明においては、当該RS232Cインタフ
ェース以外の通信インタフェースについても同様に適用
できることはいうまでもない。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
超音波受信部からの超音波送/受信器間計測距離を受け
取る演算処理部において、過去の計測データと現在の計
測データとを比較し、両者の差が当該装置で用いる超音
波の1波長分に一致する場合、現在の計測データを過去
の計測データに置き換え、常に先頭波正常受信時の正確
な計測データを用いて入力ペンの指示位置を演算するよ
うにしたため、先頭波の受信ミス(増幅ミス)に対して
も入力ペンによる手ぶれ現象の無い安定した指示位置の
入力を果たせる。また、この場合において、過去の計測
データとして少なくとも直前に計測した1つの距離デー
タさえ保持しておけば、数回前からのサンプリング値を
保持しておく必要はないため、入力ペンの高速移動に対
しても良好なレスポンスを維持できる。
超音波受信部からの超音波送/受信器間計測距離を受け
取る演算処理部において、過去の計測データと現在の計
測データとを比較し、両者の差が当該装置で用いる超音
波の1波長分に一致する場合、現在の計測データを過去
の計測データに置き換え、常に先頭波正常受信時の正確
な計測データを用いて入力ペンの指示位置を演算するよ
うにしたため、先頭波の受信ミス(増幅ミス)に対して
も入力ペンによる手ぶれ現象の無い安定した指示位置の
入力を果たせる。また、この場合において、過去の計測
データとして少なくとも直前に計測した1つの距離デー
タさえ保持しておけば、数回前からのサンプリング値を
保持しておく必要はないため、入力ペンの高速移動に対
しても良好なレスポンスを維持できる。
【0134】また、本発明においては、過去の計測デー
タと現在の計測データとの差が超音波の1波長分に相当
する状態が連続してN回続いた場合、現在の計測データ
を過去の計測データに置き換えることを止め、現在の計
測データを用いて入力ペンの指示位置を算出するように
したため、先頭波の受信ミスに伴い誤検出された最初の
距離データを基準値として以後の全ての受信タイミング
での計測距離が上記誤った基準値に追従して補正し続け
られる事態を防止でき、頻度的にN回連続して超音波送
/受信器間の誤った距離計測が起こり得ないといった実
情に沿った信頼性の高い補正機能を実現できる。
タと現在の計測データとの差が超音波の1波長分に相当
する状態が連続してN回続いた場合、現在の計測データ
を過去の計測データに置き換えることを止め、現在の計
測データを用いて入力ペンの指示位置を算出するように
したため、先頭波の受信ミスに伴い誤検出された最初の
距離データを基準値として以後の全ての受信タイミング
での計測距離が上記誤った基準値に追従して補正し続け
られる事態を防止でき、頻度的にN回連続して超音波送
/受信器間の誤った距離計測が起こり得ないといった実
情に沿った信頼性の高い補正機能を実現できる。
【図1】本発明に係わるペン入力装置を適用した情報処
理装置の概略構成を示すブロック図。
理装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】図1に示した情報処理装置全体の概略構成を示
す図。
す図。
【図3】図1に示した情報処理装置の外観構造の一例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図4】図1に示した表示部の表示画面に対して所定の
位置関係で配設された2個の超音波受信素子とスタイラ
スペンによる指示位置の関係を示す図。
位置関係で配設された2個の超音波受信素子とスタイラ
スペンによる指示位置の関係を示す図。
【図5】図1に示した超音波受信部の受信処理部の機能
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図6】図5に示したスタイラスペンにおける基本クロ
ックと超音波送出タイミングとの関係を示すフローチャ
ート。
ックと超音波送出タイミングとの関係を示すフローチャ
ート。
【図7】図5に示したカウンタによる超音波受信時間の
検出動作を示すタイミングチャート。
検出動作を示すタイミングチャート。
【図8】図1に示した情報処理装置で用いるスタイラス
ペンの外観構成図。
ペンの外観構成図。
【図9】図1に示した情報処理装置で用いるスタイラス
ペンの内部回路構成を示すブロック図。
ペンの内部回路構成を示すブロック図。
【図10】図1に示した超音波受信部及び演算処理部の
機能構成を示すブロック図。
機能構成を示すブロック図。
【図11】図1に示した情報処理装置でマルチペン機能
が選択された場合におけるPenNO=0のスタイラス
ペンおよびPenNO=1のスタイラスペンの超音波送
信タイミング制御を示すタイミングチャート。
が選択された場合におけるPenNO=0のスタイラス
ペンおよびPenNO=1のスタイラスペンの超音波送
信タイミング制御を示すタイミングチャート。
【図12】図10に示した受信タイミング制御部からの
出力データのデータ形式の一例を示す図。
出力データのデータ形式の一例を示す図。
【図13】図10に示した受信処理部におけるアンプ部
の回路構成の一例を示す図。
の回路構成の一例を示す図。
【図14】図13に示したアンプ部の初段オペアンプに
よる受信超音波増幅波形の一例を示す図。
よる受信超音波増幅波形の一例を示す図。
【図15】図13に示したアンプ部の初段オペアンプに
よる望ましい受信超音波増幅波形の一例を示す図。
よる望ましい受信超音波増幅波形の一例を示す図。
【図16】図1に示した情報処理装置における入力面と
入力座標の関係図。
入力座標の関係図。
【図17】図16に示した入力面上における超音波送/
受信器間の距離計測ミスの一態様を示す図。
受信器間の距離計測ミスの一態様を示す図。
【図18】図16に示した入力面上における超音波送/
受信器間の距離計測ミスの別の態様を示す図。
受信器間の距離計測ミスの別の態様を示す図。
【図19】図17及び図18に示す態様での算出距離を
用いた場合における入力ペン指示位置の位置ずれの様子
を示す図。
用いた場合における入力ペン指示位置の位置ずれの様子
を示す図。
【図20】本発明の第1の補正方法に基づく超音波送/
受信器間計測距離補正処理の一例を示す概念図。
受信器間計測距離補正処理の一例を示す概念図。
【図21】図1に示した情報処理装置の演算処理部にお
ける図20に示す補正処理を実現するための演算部の機
能構成を示すブロック図。
ける図20に示す補正処理を実現するための演算部の機
能構成を示すブロック図。
【図22】図21に示す演算部による補正処理動作を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図23】図20に示した補正処理に基づく超音波送/
受信器間計測距離補正ミスの一例を示す概念図。
受信器間計測距離補正ミスの一例を示す概念図。
【図24】図23に示す補正ミスを解消するための本発
明の第2の補正方法に基づく超音波送/受信器間計測距
離補正処理の一例を示す概念図。
明の第2の補正方法に基づく超音波送/受信器間計測距
離補正処理の一例を示す概念図。
【図25】図1に示した情報処理装置の演算処理部にお
ける図24に示す補正処理を実現するための演算部の機
能構成を示すブロック図。
ける図24に示す補正処理を実現するための演算部の機
能構成を示すブロック図。
【図26】図25に示す演算部による補正処理動作を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図27】スタイラスペンが実際に超音波の1波長分だ
け移動した場合における図20に示す補正処理の適用例
を示す概念図。
け移動した場合における図20に示す補正処理の適用例
を示す概念図。
【図28】スタイラスペンが実際に超音波の1波長分だ
け移動した場合における図24に示す補正処理の適用例
を示す概念図。
け移動した場合における図24に示す補正処理の適用例
を示す概念図。
【図29】表示部としてフロントプロジェクタディスプ
レイを用いた本発明の他の実施の形態を示す図。
レイを用いた本発明の他の実施の形態を示す図。
【図30】表示部としてCRTディスプレイを有するデ
ィスクトップ型コンピュータを用いた本発明の更に他の
実施の形態を示す図。
ィスクトップ型コンピュータを用いた本発明の更に他の
実施の形態を示す図。
【図31】表示部としてLCDディスプレイを有するノ
ート型コンピュータを用いた本発明の別の実施の形態を
示す図。
ート型コンピュータを用いた本発明の別の実施の形態を
示す図。
1…スタイラスペン、11…送信タイミング制御部、1
2…シーケンサ、13…オシレータ、14…ボタン、1
5…アンプ部、16…オペアンプ、17…送出部、18
…超音波送出器、30…超音波受信部、31…受信セン
サ部、31a,31b,31c…超音波受信素子、32
…受信処理部、60…アンプ部、61…オペアンプ、7
0…受信タイミング制御部、71…カウンタ、レジス
タ、72…シーケンサ、73…オシレータ、74…SC
C(シリアル通信制御部)初期化部、321,322…
カウンタ、324…基本クロック生成回路、325,3
26…受信時間保持回路、33…通信部、331…SC
C(シリアル通信制御部)、332…232Cドライ
バ、34…ペンホルダ、35…同期回路、40…演算処
理部、41…通信部、42…演算部、421…データ取
込部、422…演算実行部、423…受信タイミング監
視部、424…履歴データ記憶部、425…比較部、4
26…データ置換部、427…置換解除部、43…判別
部、44…表示制御部、50…表示部
2…シーケンサ、13…オシレータ、14…ボタン、1
5…アンプ部、16…オペアンプ、17…送出部、18
…超音波送出器、30…超音波受信部、31…受信セン
サ部、31a,31b,31c…超音波受信素子、32
…受信処理部、60…アンプ部、61…オペアンプ、7
0…受信タイミング制御部、71…カウンタ、レジス
タ、72…シーケンサ、73…オシレータ、74…SC
C(シリアル通信制御部)初期化部、321,322…
カウンタ、324…基本クロック生成回路、325,3
26…受信時間保持回路、33…通信部、331…SC
C(シリアル通信制御部)、332…232Cドライ
バ、34…ペンホルダ、35…同期回路、40…演算処
理部、41…通信部、42…演算部、421…データ取
込部、422…演算実行部、423…受信タイミング監
視部、424…履歴データ記憶部、425…比較部、4
26…データ置換部、427…置換解除部、43…判別
部、44…表示制御部、50…表示部
Claims (4)
- 【請求項1】 入力ペンに実装された超音波送信手段か
ら超音波を送出した時間と、超音波受信手段により前記
超音波を受信した時間とから前記超音波送信手段と前記
超音波受信手段間の距離を計測する距離計測手段と、前
記計測距離を用いて前記入力ペンの2次元若しくは3次
元の位置座標を算出する演算手段とを具備し、該演算手
段により算出された前記位置座標に基づき所定の入力領
域における前記入力ペンによる指示位置を入力するペン
入力装置において、 過去における前記超音波送信手段と前記超音波受信手段
間の計測距離を保存する計測距離保存手段と、 前記計測距離保存手段に保存されている過去の計測距離
と現在の計測距離とを比較する比較手段と、 前記過去の計測距離と前記現在の計測距離との差が前記
超音波の1波長に等しい場合、前記現在の計測距離を放
棄し、前記過去の計測距離を前記演算手段に与える補正
手段とを具備することを特徴とするペン入力装置。 - 【請求項2】 前記比較手段の比較結果を監視し、過去
の計測距離と現在の計測距離との差が前記超音波の1波
長に等しいとの比較結果が連続してN(Nは自然数)回
得られた場合、前記過去の計測距離を放棄し、前記現在
の計測距離を前記演算手段に与える補正解除手段を更に
具備することを特徴とする請求項1記載のペン入力装
置。 - 【請求項3】 入力ペンに実装された超音波送信手段か
ら超音波を送出した時間と、超音波受信手段により前記
超音波を受信した時間とから前記超音波送信手段と前記
超音波受信手段間の距離を計測すると共に、該計測距離
を用いて前記入力ペンの2次元若しくは3次元の位置座
標を算出し、所定の入力領域における前記入力ペンによ
る指示位置を入力するペン入力装置において、 過去における前記超音波送信手段と前記超音波受信手段
間の計測距離を保存すると共に、該保存されている過去
の計測距離と現在の計測距離とを比較し、前記過去の計
測距離と前記現在の計測距離との差が前記超音波の1波
長に等しい場合、前記現在の計測距離を放棄し、前記過
去の計測距離を用いて前記位置座標を算出することを特
徴とするペン入力装置における位置座標補正方法。 - 【請求項4】 前記過去の計測距離と前記現在の計測距
離との差が前記超音波の1波長に等しいとの比較結果が
連続してN(Nは自然数)回得られた場合、前記過去の
計測距離を用いるのを止め、前記現在の計測距離を用い
て前記位置座標を算出することを特徴とする請求項3記
載のペン入力装置における位置座標補正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30947796A JPH10149251A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ペン入力装置及び該装置における位置座標補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30947796A JPH10149251A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ペン入力装置及び該装置における位置座標補正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10149251A true JPH10149251A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17993461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30947796A Pending JPH10149251A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ペン入力装置及び該装置における位置座標補正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10149251A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009032283A (ja) * | 2008-10-03 | 2009-02-12 | Fujitsu Ltd | タッチパネル装置 |
| KR101113247B1 (ko) * | 2010-03-22 | 2012-02-20 | 고도영 | 휴대용 정보 입력 장치 |
| CN113918043A (zh) * | 2021-09-08 | 2022-01-11 | 华人运通(上海)云计算科技有限公司 | 一种触控方法 |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP30947796A patent/JPH10149251A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009032283A (ja) * | 2008-10-03 | 2009-02-12 | Fujitsu Ltd | タッチパネル装置 |
| KR101113247B1 (ko) * | 2010-03-22 | 2012-02-20 | 고도영 | 휴대용 정보 입력 장치 |
| CN113918043A (zh) * | 2021-09-08 | 2022-01-11 | 华人运通(上海)云计算科技有限公司 | 一种触控方法 |
| CN113918043B (zh) * | 2021-09-08 | 2023-12-05 | 华人运通(上海)云计算科技有限公司 | 一种触控方法 |
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