JPH09166497A - 赤外線検出器及びその製造方法 - Google Patents

赤外線検出器及びその製造方法

Info

Publication number
JPH09166497A
JPH09166497A JP7328672A JP32867295A JPH09166497A JP H09166497 A JPH09166497 A JP H09166497A JP 7328672 A JP7328672 A JP 7328672A JP 32867295 A JP32867295 A JP 32867295A JP H09166497 A JPH09166497 A JP H09166497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor layer
thin film
infrared detector
semiconductor layers
junction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7328672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3608858B2 (ja
Inventor
Tomohiro Ishikawa
智広 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP32867295A priority Critical patent/JP3608858B2/ja
Priority to CA002182041A priority patent/CA2182041C/en
Priority to AU60743/96A priority patent/AU683045B2/en
Priority to US08/693,602 priority patent/US5977603A/en
Priority to DE19633849A priority patent/DE19633849B4/de
Publication of JPH09166497A publication Critical patent/JPH09166497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3608858B2 publication Critical patent/JP3608858B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F30/00Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors
    • H10F30/20Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors
    • H10F30/21Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation
    • H10F30/22Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having only one potential barrier, e.g. photodiodes
    • H10F30/227Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having only one potential barrier, e.g. photodiodes the potential barrier being a Schottky barrier
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F30/00Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors
    • H10F30/20Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors
    • H10F30/21Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation
    • H10F30/22Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having only one potential barrier, e.g. photodiodes
    • H10F30/221Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having only one potential barrier, e.g. photodiodes the potential barrier being a PN homojunction

Landscapes

  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造ラインで使用される材料を使用し
て、高いTCRを有するとともに、適度の大きさの抵抗
を有し、かつ1/fノイズが小さな高性能の赤外線検出
器及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 絶縁物からなる絶縁薄膜3上に島状に形
成された複数の半導体層1と、半導体層1それぞれに設
けられ、外部バイアス電圧に対して順バイアスの接合部
5と逆バイアスの接合部6とを介して複数の半導体層1
を直列に連結する金属薄膜2を備えた赤外線検出器とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体から放射され
る赤外線を検知する赤外線検出器に関し、特に赤外線に
よる温度変化によって抵抗が変化する材料を使用して検
知するボロメータ型赤外線検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】ボロメータ型赤外線検出器は、放射され
た赤外線によって抵抗体からなる感熱部分が温度変化
し、この温度変化によって上記抵抗体の抵抗値が変化す
るのを検知するもので、上記抵抗体に印加されたバイア
ス電流またはバイアス電圧の変化として赤外線を観察す
ることができる。
【0003】図13は従来のボロメータ型赤外線検出器
の検出素子部を示す構成図で、USP5,260,22
5などに記載されたものである。図において、33は抵
抗体、12はバイアス電圧またはバイアス電流を印加す
るための金属からなるリード、3はSiO2などの絶縁
物からなる絶縁薄膜であり、入射した赤外線による抵抗
体33の温度上昇を効果的にするために絶縁薄膜3の下
部を中空とし、抵抗体33が絶縁薄膜3のみで支えられ
るように構成されている。
【0004】抵抗体33の材料には、白金あるいはチタ
ニウムなどの金属薄膜、酸化バナジウムなどのセラミッ
クスあるいは多結晶シリコン及び非晶質シリコンなどの
半導体が使用される。抵抗温度係数(以下、TCRと略
す)は、抵抗体の抵抗値をR、絶対温度をTとして(1
/R)×(dR/dT)%/kと表され、金属薄膜は+
0.1%/k、半導体は−2.0%/k、VOXは−
2.0%/k以上のTCRを有する。
【0005】大きなTCRを有する酸化バナジウムを使
用することは、赤外線検出器の高感度化には有利である
が、装置汚染などの問題から一般の集積回路を製造する
半導体ラインには導入されていない。固体撮像素子など
のように赤外線を検出する検出素子を集積した大規模赤
外線2次元アレイにおいては、集積した検出素子の周辺
部に電気信号を読み出すためのシリコン集積回路を形成
するので、検出素子作製工程をシリコン集積回路を作製
する工程とともに半導体ラインに導入すれば安価で高歩
留まりとすることができる。従って、多結晶シリコンあ
るいは非晶質シリコンなどの半導体を抵抗体に使用する
のが有利である。
【0006】ドーパントを含む多結晶シリコンの電気伝
導のメカニズムは、Setoらが示した結晶が連結した
1次元モデル(Jounal of Applied
Pysics,Vol.46,No.12,1975)
に示されているように、結晶中の伝導と結晶粒界のトラ
ップ準位を介した伝導との合計として表される。結晶中
のキャリアが少ない時は、キャリアはトラップ準位をす
べて埋めることができず、結晶粒界に電位障壁を形成
し、結晶中のキャリアが多くなると、トラップ準位をす
べて埋め尽くし、残りの余剰のキャリアは結晶のフェル
ミレベルを変化させ、電位障壁を低下させる。この電位
障壁の高さをEa(eV)とすると、TCR=Ea/k
2で表される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ボロメータ型赤外線検
出器の抵抗体に多結晶シリコンを用いる場合、その感度
は多結晶シリコンのTCRの大きさに比例するため、高
感度とするためには電位障壁の高さEaを大きくするこ
とが必要になるが、電位障壁の高さEaを大きくすると
電気伝導は結晶粒界のトラップ準位を介した電気伝導が
行われ、この電気伝導においては1/fノイズが大きく
なる。ボロメータ型赤外線検出器の性能は出力信号の大
きさに対するノイズの大きさの比率で表されるので、ノ
イズの増加はボロメータ型赤外線検出器の性能の低下に
つながるという問題がある。この問題は抵抗体に非晶質
シリコンを用いた場合においても同様である。
【0008】また、多結晶シリコンはドーパントを少な
くすることによって、TCRを−8%/K程度まで大き
くすることができるが、反面において抵抗が大きくな
り、信号を読み出す信号処理回路との整合性が取れなく
なるという問題がある。
【0009】本発明は上記のような問題を解決すること
を目的とし、半導体製造ラインで使用される材料を使用
して、高いTCRを有するとともに、適度の大きさの抵
抗を有し、かつ1/fノイズが小さな高性能の赤外線検
出器及びその製造方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
絶縁物からなる絶縁薄膜、この絶縁薄膜上に形成された
複数の半導体層、この半導体層それぞれに設けられ、外
部バイアス電圧に対して順バイアスの接合部と逆バイア
スの接合部、この接合部を介して上記複数の半導体層を
直列に連結する金属薄膜を備えたことを特徴とする赤外
線検出器である。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1記載の赤
外線検出器において、半導体層が島状に形成され、この
半導体層上面に接合部が設けられたものである。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
赤外線検出器において、金属薄膜が複数の半導体層間に
埋設されて接合部を形成したものである。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1、2また
は3のいずれかに記載の赤外線検出器において、順バイ
アスの接合部側及び逆バイアスの接合部側における半導
体層の一方をp+領域とし他方をn+領域とし、上記半導
体層にpn接合を形成したものである。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1、2また
は3のいずれかに記載の赤外線検出器において、接合部
がショットキー障壁であるものである。
【0015】請求項6に係る発明は、請求項1ないし5
に記載の赤外線検出器において、半導体層がSOI基板
に設けたものである。
【0016】請求項7に係る発明は、請求項1、2また
は3のいずれかに記載の赤外線検出器において、接合部
間の半導体層の不純物濃度を、接合部近傍の半導体層の
不純物濃度より高くしたものである。
【0017】請求項8に係る発明は、請求項1、2また
は3のいずれかに記載の赤外線検出器において、逆バイ
アスの接合部側における半導体層の不純物濃度を、順バ
イアスの接合部近傍における半導体層の不純物濃度より
高くしたものである。
【0018】請求項9に係る発明は、絶縁薄膜上に半導
体層を形成する工程、この半導体層に金属イオンを注入
して注入部を金属薄膜とし、上記半導体層を、複数の半
導体層に分割するとともにこの複数の半導体層と上記金
属薄膜との界面を介して直列に連結する工程を備えた赤
外線検出器の製造方法である。
【0019】請求項10に係る発明は、SOI基板上の
半導体層に金属イオンを注入して注入部を金属薄膜と
し、上記半導体層を、複数の半導体層に分割するととも
にこの複数の半導体層と上記金属薄膜との界面を介して
直列に連結する工程を備えた赤外線検出器の製造方法で
ある。
【0020】請求項11に係る発明は、請求項9または
10に記載の赤外線検出器の製造方法において、複数の
半導体層に不純物を注入し、界面間の半導体層の不純物
濃度を金属薄膜近傍の半導体層の不純物濃度より高くす
るものである。
【0021】請求項12に係る発明は、請求項9または
10に記載の赤外線検出器の製造方法において、一方の
界面側領域における複数の半導体層の不純物濃度を、他
方の界面近傍における複数の半導体層の不純物濃度より
高くするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】図面を使用して、本発明の実施の
形態を説明する。図1は本発明の赤外線検出器の特徴部
分を示すもので、平面図(a)及び断面図(b)にしめ
すように、絶縁薄膜3と、絶縁薄膜3上に複数個の半導
体層1と、半導体層1それぞれに設けられた外部バイア
ス電圧に対して順バイアスの接合部5と逆バイアスの接
合部6(接合部5が逆バイアスで接合部6が順バイアス
でもよい)とを介して複数の半導体層1を直列に連結す
る金属薄膜2とを備えているる。
【0023】図1(a)及び(b)の構成において、半
導体層1をN個形成し、図1(c)回路図に示すように
バイアス電圧VBを印加すると、キャリアは半導体層1
の抵抗RSi、接合部5のショットキー障壁のショットキ
ー障壁抵抗Rsch、金属薄膜2の抵抗Rm、接合部6のシ
ョットキー障壁のショットキー障壁抵抗Rschを順次繰
り返し通過して電流が流れる。全抵抗は(RSi+Rsch
+Rm)×Nで表される。金属薄膜2の抵抗Rmは小さい
ので、全抵抗は抵抗RSiとショットキー障壁のみで決ま
り、全抵抗は(Rsch+RSi)×Nとなる。
【0024】バイアス電圧VBの印加に対して、接合部
5及び6のショットキー障壁における合計の電位差をV
sch、半導体層1部の電位差をVSi、もともとのショッ
トキー障壁の高さをVbとした時、Vbは低下してショッ
トキー障壁の高さはVb´となる。VB、Vsch、VSi
b、Vb´、電流I及びTCRは次式(1)〜(4)で
表される。
【0025】 Vsch+VSi=VB/N ………………………………………………(1) Vb´=(Vb−Vsch/2) ………………………………………(2) I=S×A*×T2×exp(−(Vb−Vsch/2))/kT =S×A*×T2×exp(−Vb´/kT) ……………………(3) (3)式から、 TCR=(Vb−Vsch/2)/kT =Vb´/kT2 ………………………………………………(4)
【0026】上記式(1)〜(4)において、Sは接合
部5及び6の界面の面積、A*はリチャードソン定数で
ある。上記式(1)から明らかなように、半導体層1の
接続個数Nを増減することによってショットキー障壁に
印加される電圧Vschを種々に変化させることができ
る。また、式(2)に示したように、バイアス電圧Vsc
hを印加するとショットキー障壁の高さVb´は低下す
る。従って、バイアス後のショットキー障壁の高さVb
´はもともとのショットキー障壁の高さVbとバイアス
電圧VBの大きさとショットキー障壁の連結個数Nで決
まる。式(4)から明かなように、ショットキー障壁の
高さVbを大きくするほどTCRは増加し、赤外線検出
器としての感度は増加するが、感度の増加とともに抵抗
も増加して信号読みだし回路との整合性が得られなくな
る。本実施の形態によれば、これを解決するために、適
切な抵抗値になるように金属薄膜2の種類、半導体層1
の連結数N及びバイアス電圧VBを選ぶとともに、最大
のVb´が得られるように、最適条件に設定することに
よって、信号読みだし回路との整合性を得るとともに、
赤外線検出器の感度を向上することができる。
【0027】また、図1に示した構成は、絶縁薄膜3上
に半導体層1を島状に形成し、半導体層1上にに設けた
接合部5及び6を介して、金属薄膜2で半導体層1を直
列に連結したもので、この構成において、図2に示すよ
うに、接合部5及び6の面積を増加させることによっ
て、同じTCRでも抵抗値を小さくでき、また、接合部
5及び6の面積を増加させることによって抵抗値を下
げ、この抵抗の低下分、ショットキー障壁抵抗を上げ
て、全抵抗は変えずにTCRを大きくすることができる
ので、信号読みだし回路との整合性を得るとともに、赤
外線検出器の感度を向上することができる。
【0028】図1の複数の半導体層1を直列に連結する
構成は、図6に示すように、金属薄膜2が複数の半導体
層1間に埋設され、複数の半導体層1を界面21及び2
2を介して直列に連結する構成とすることもできる。
【0029】図6の構成によれば、半導体層1の厚さ方
向及び長さ方向の寸法を適切に選び、界面21及び22
の面積を大きくすることによって、TCRを大きくし
て、かつ小型にすることができるとともに、構造が簡単
になり製造工程を減少させることができる。
【0030】図1及び図2に示したショットキー障壁と
同様の電位障壁として、pn接合を利用することができ
る。図11は、順バイアスの接合部5側及び逆バイアス
の接合部6側における半導体層1にp+領域及びn+領域
30及び31を形成し、半導体層1にpn接合32を形
成し、接合部5及び6を介して複数の半導体層1を直列
に連結したものである。
【0031】pn接合部32はショットキー障壁と同
様、電位障壁として作用し、大きなTCRが得られる。
また、p+領域及びn+領域30及び31は高濃度に不純
物をドープするので、接合部5および6はオーミック接
合になり、また、p+領域及びn+領域30及び31は低
抵抗になるので、半導体層1の抵抗に起因する1/fノ
イズが低減されるとともに、信号読みだし回路との整合
性が得られ易くなり、大きなTCRによって高性能の赤
外線検出器が得られる。
【0032】図4は接合部5および6間の半導体層1の
不純物濃度を、接合部5及び6近傍の半導体層1の不純
物濃度より高くして不純物高濃度領域16を形成したも
のであり、図6の構成においても同様に、界面(接合
部)21及び22間の半導体層1の不純物濃度を接合部
21及び22近傍の半導体層1の不純物濃度より高くし
てもよい。
【0033】不純物高濃度領域16を形成することによ
って、半導体層1の抵抗を下げることができ、この抵抗
の低下分ショットキー障壁抵抗を上げることができるの
で、全抵抗は変えずにTCRを大きくすることができる
とともに、半導体層1の抵抗に起因する1/fノイズを
低減することができる。
【0034】図5は逆バイアスの接合部5側における半
導体層1の不純物濃度を、順バイアスの接合部6近傍に
おける半導体層1の不純物濃度より高くして不純物高濃
度領域17を形成したもので、図6に示した構成におい
ても図8に示すように金属薄膜18と接する逆バイアス
の領域に高濃度不純物領域24を形成してもよく、ここ
で、接合部6を逆バイアス、接合部5を順バイアスとし
てもよい。
【0035】逆バイアス接合部は高抵抗になる可能性が
あるが、不純物高濃度領域17、24を形成することに
よって、半導体層1の抵抗を下げるとともに、逆バイア
ス接合部をオーミック接合とすることができるので、全
抵抗は変えずにTCRを大きくできるとともに、半導体
層1の抵抗に起因する1/fノイズを低減することがで
きる。
【0036】また、SOI基板の半導体層は単結晶から
なる結晶性のよいものである。図1、図2及び図6の構
成において、半導体層1としてSOI基板に設けた半導
体層を利用することによって、安定したショットキー障
壁あるいはpn接合32が得られるので、TCRが安定
して得られ、赤外線検出器の特性を安定したものとする
ことができるとともに、1/fノイズをきわめて小さく
することができる。
【0037】図7は、図6に示した構成の製造方法を示
す断面図である。この製造方法は、同図(a)に示すよ
うに、絶縁薄膜3上に半導体層膜19を形成し、有機レ
ジスト22のパターンを形成した後、半導体層膜19に
金属イオン23を注入し、同図(b)に示すように注入
部を金属薄膜18とし、半導体層膜19を、複数の半導
体層1に分割するとともに複数の半導体層1と金属薄膜
18との界面を介して直列に連結する構成を形成するも
のである。
【0038】図7に示した製造方法によれば、半導体層
1の厚さ方向の寸法及び長さ方向の寸法を適切に選び、
ショットキー障壁の面積を大きくすることによって、T
CRを大きくしてし、かつ小型にすることができるとと
もに、構造が簡単になり製造工程を減少させることがで
きる。
【0039】図9はSOI基板を利用した製造方法を示
す断面図で、この製造法は、同図(a)のように、シリ
コン板26上に順次、絶縁薄膜27及び不純物をドープ
した単結晶シリコンからなる半導体層膜28を形成した
SOI基板25を利用し、同図(b)のように、半導体
層膜28を所定の大きさにパターニングした後、図7に
示したように、半導体層膜28に金属イオン23を注入
して注入部を金属薄膜18とし、半導体層膜28を、複
数の半導体層1に分割するとともに複数の半導体層1と
金属薄膜18との界面を介して直列に連結するチェーン
9を形成する工程を備えたものである。
【0040】図9に示した製造方法によれば、結晶性の
よいSOI基板25を利用することよって、安定したシ
ョットキー障壁が得られ、赤外線検出器を安定したもの
とすることができるとともに、複数の半導体層1を結晶
性のよいもので構成できるので1/fを低減することが
でき、さらに、製造工程を簡略化できる。
【0041】また、図7及び図9に示した製造方法にお
いて、複数の半導体層1に不純物を注入し、界面間の半
導体層1の不純物濃度を金属薄膜18近傍の半導体層1
の不純物濃度より高くすることによって半導体層1の抵
抗を下げ、この抵抗の低下分ショットキー障壁抵抗を上
げ、TCRを大きくすることができるので、赤外線検出
器を高性能にすることができる。
【0042】また、図7及び図9に示した製造方法にお
いて、一方の界面側領域における複数の半導体層1の不
純物濃度を、他方の界面近傍における複数の半導体層1
の不純物濃度より高くすることによって、高抵抗になる
可能性がある逆バイアス接合部をオーミック接合とし、
さらに、半導体層1の抵抗を下げることができるので、
全抵抗は変えずにTCRを大きくできるとともに、半導
体層1の抵抗に起因する1/fノイズを低減することが
できる。
【0043】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の特徴部分の一実施例を示す平
面図(a)、断面図(b)及び回路図である。図(a)
及び(b)において、3はSiO2などの絶縁物からな
る絶縁薄膜、1は絶縁薄膜上に島状に複数個形成された
で多結晶シリコンあるいは非晶質シリコンなどにP(リ
ン)あるいはB(ボロン)などの不純物を1017/cm
3程度ドープした半導体材料からなる半導体層、2は半
導体層1を直列に接続する金属薄膜でTiSi、Ti、
PtあるいはPtSiなどからなり、半導体層1と金属
薄膜2との接続部5及び6の界面はS=4μm×4μm
の面積を有する電位障壁(以下、ショットキー障壁と称
する)を形成している。本発明の実施例の説明において
は、複数の半導体層1を金属薄膜2で直列に接続した構
成あるいはこの構成に準ずる構成をチェーンと称するこ
とにする。4は各半導体層1間及び各金属薄膜2の接合
部5、6以外の部分と半導体層との間を絶縁する絶縁体
でSiO2などの絶縁物からなるものである。
【0044】本実施例において、半導体層1を6個連結
したものについて、その特性を物性値を入れて計算した
ところ、最終の抵抗が27kΩ、TCRが1.9%/k
と見積もられた。
【0045】ショットキー障壁の高さを大きくするほど
TCRは増加し、赤外線検出器としての感度は増加する
が、感度の増加とともに抵抗も増加して信号読みだし回
路とのの整合性が得られなくなる。本実施例によれば、
これを解決するために、適切な抵抗値になるように金属
薄膜2の種類、半導体層1の連結数N及びバイアス電圧
を選ぶとともに、最大のショットキー障壁の高さが得ら
れるように、最適条件に設定することによって、信号読
みだし回路との整合性を得るとともに、赤外線検出器の
感度を向上することができる。
【0046】また、接合部5及び6の面積Sを増加させ
れば、同じTCRでも抵抗値を小さくでき、また、TC
Rを大きくするとともに、接合部5及び6の面積Sを増
加させることによって抵抗値を一定の範囲まで低減する
こともできる。図2は本実施例の特徴部分を示す平面図
(a)及び断面図(b)で、金属薄膜2にTiSi、半
導体層1に不純物濃度を1017/cm3としたp型シリ
コンを選び(ショットキー障壁の高さVbは0.5e
V)、接合部5及び6の面積Sを9.0×10-7cm2
(30μm×3μm)として、半導体層1を直列に10
個連結させた構成を示す。バイアス電圧VBを5Vとし
たとき、最終の抵抗は26KΩ、TCRは−3.2%/
kと見積もられた。
【0047】図3は本発明の一実施例になる製造方法を
示す工程断面図で、同図に従って製造方法を説明する。
まず、図3(a)に示すように、シリコンなどからなる
基板7上に多結晶シリコンあるいは非晶質シリコンなど
で台座8を形成する。
【0048】次に、図3(b)に示すように、台座8を
覆う厚さ200nmのSiO2からなる絶縁薄膜3をC
VD法で成膜した後、図3(c)に示すように半導体層
−金属薄膜のチェーン9を形成する。
【0049】図3(d)〜(g)はチェーン9の製造方
法を説明する拡大図で、図3(d)に示すように絶縁薄
膜3上にP、Bなどの不純物を例えば、1017/cm3
程度ドープした多結晶シリコンまたは非晶質シリコンか
らなる半導体層膜10をスッパタ法あるいはCVD法で
成膜し、次に、図3(e)に示すように、半導体層膜1
0をレジストを用いた写真製版技術で複数個の半導体層
1に形成した後、さらに、SiO2をCVD法で堆積
し、図3(f)に示すように、半導体層1上にレジスト
を用いた写真製版技術でコンタクトホール11を形成す
る。さらに、レジストを除去した後、Tiをスパッタ法
で堆積してTi膜を形成し、このTi膜をパターニング
して金属薄膜2を形成し、図3(g)に示すように、金
属薄膜2が半導体層1を直列に接続するように形成す
る。
【0050】次に、図3(h)に示すように、チェーン
9とこの外部の信号読みだし回路(図示せず)とを電気
的に接続するリード12を形成し、さらに、図3(i)
に示すように、窒化シリコンなどからなる保護膜13を
成膜した後、シリコン台座8に到達するホール14を形
成し、ホール14を介してKOH(水酸化カリウム)な
どのエッチャントで台座8をエッチング除去し、図3
(j)に示すように空隙部15を形成する。
【0051】実施例2.図4は本発明の他の実施例を示
す平面図(a)及び断面図(b)である。図において、
1は半導体層、2は金属薄膜、3は絶縁薄膜、4は絶縁
体、5及び6は半導体層1と金属薄膜2とを接合した接
合部でそれぞれの材料構成及び製造方法は実施例1と同
様である。16は接合部5と接合部6との間で半導体層
1にPあるいはBなどの不純物を1019/cm3以上イ
オン注入した不純物高濃度領域であり、図3(a)〜図
3(e)の工程の後、半導体層1の中間部にイオン注入
によって形成する。この後、図3(f)〜(i)の工程
を経て製造される。
【0052】本実施例によれば、半導体層1中に不純物
高濃度領域16を設けることによって、半導体層1の抵
抗を下げ、この抵抗の低下分ショットキー障壁抵抗を上
げて、全抵抗は変えることなくTCRを大きくすること
ができるので、赤外線検出器の性能を向上させることが
できる。
【0053】また、半導体層1中に不純物高濃度領域1
6を設けることによって、半導体層1の抵抗に起因する
1/fノイズを低減することができる。
【0054】実施例3.図5は本発明の他の実施例を示
す平面図(a)及び断面図(b)である。図において、
1は半導体層、2は金属薄膜、3は絶縁薄膜、4は絶縁
体、5及び6は半導体層1と金属薄膜2とを接合した接
合部でそれぞれの材料構成及び製造方法は実施例1と同
様である。17は接合部5または接合部6のいずれかの
側の半導体層1に不純物を1019/cm3以上イオン注
入した不純物高濃度領域であり、一方の接合部側の半導
体層1にイオン注入することによって形成される。
【0055】本実施例の赤外線検出器は、図3(a)〜
図3(e)の工程の後、不純物高濃度領域17をP、B
などのイオン注入によって形成した後、図3(f)〜
(i)の工程を経て製造される。
【0056】バイアス電圧を印加したとき、接合部5ま
たは接合部6の一方が逆バイアス特性となり、高抵抗に
なることがあるが、本実施例によれば、接合部5または
接合部6のいずれかの側の半導体層1を高濃度の接合部
17とすることによってオーミック接合になり、逆バイ
アス特性となる側の接合部5または6の抵抗を大きく下
げることができる。
【0057】また、実施例2と同様、半導体層1中に不
純物高濃度領域16を設けることによって、半導体層1
の抵抗を下げ、全抵抗は変えずにTCRを大きくすると
ともに、1/fノイズを低減することができる。
【0058】実施例4.図6は本発明の特徴部分を示す
他の実施例の平面図(a)及び断面図(b)である。図
において、3は絶縁薄膜、19は多結晶シリコン、ある
いは非晶質シリコンなどからなり不純物を1017/cm
3程度ドープした半導体層膜、1は半導体層、18は半
導体層膜19中にイオン注入によって形成したTiSi
からなる金属電極部で、半導体層膜19中に埋設された
金属電極部18によって分割された半導体層1を0.5
μm×30μmの面積を有する界面20及び21(接合
部)を介して直列に接続した構成になり、界面20及び
21がショットキー障壁となる。
【0059】半導体層1を8個連結したとき、全抵抗は
24KΩ、TCRは2.6%/kと見積もられた。
【0060】図7は、図6に示した構成を製造する方法
を説明する断面図で、同図(a)に示すように、半導体
層膜19上に有機レジストなどストッパー材のレジスト
パターン22を形成して半導体層1になる部分をマスキ
ングし、Tiイオン23を注入した後、同図(b)に示
すように、レジストパターン22を除去する。
【0061】本実施例の赤外線検出器は、図3(a)〜
(d)の後にTiをイオン注入して金属電極部18の形
成を行い、この後図3(h)〜(j)を経て製造され
る。
【0062】本実施例によれば、小型でかつ界面20及
び21の面積を大きくすることができるので、小型でT
CRが大きな赤外線検出器が得られるとともに、製造工
程が減少し、半導体層1及びショットキー障壁の形成が
極めて簡単な工程でできるようになる。
【0063】なお、本実施例において、界面20または
界面21の間の半導体層1に不純物を注入し、界面20
または界面21の間の半導体層1の不純物濃度を、界面
20または界面21近傍の半導体層1の不純物濃度より
高くし、半導体層1の抵抗を下げることによって、全抵
抗は変えずにTCRを大きくできるとともに、1/fノ
イズを低減することができる。
【0064】また、本実施例において、図8に示すよう
に、界面20または界面21のいずれか一方の側の半導
体層1に不純物を高濃度にイオン注入し、半導体層1に
不純物高濃度領域24を形成することによって界面20
または界面21のいずれか一方がオーミック接合にな
り、逆バイアス特性となる側の界面20または21の抵
抗を大きく下げることができ、半導体層1の抵抗を下げ
るので、全抵抗は変えずにTCRを大きくできるととも
に、1/fノイズを低減することができる。
【0065】なお、本実施例において、Tiイオンをイ
オン注入する例を示したが、これに限られるものではな
くPt、Al、Co、Wなど種々の金属イオンを適用す
ることができる。
【0066】実施例5.図9は、本発明の他の構成にな
る赤外線検出器およびその製造方法を示す工程断面図
で、同図に従って製造方法を説明する。
【0067】まず、図9(a)に示すように、SOI
(Semiconductor OnInsulato
r)基板25を準備する。SOI基板25は、シリコン
板26上に順次、SiO2からなる絶縁薄膜27、単結
晶のSi層28が予め形成されたものである。
【0068】次に、SOI基板25の半導体層28を実
施例1ないし4で示したものと同様にして、図9(b)
に示すように、チェーン9を形成する。チェーン9は図
1、図2、図4、図5及び図6に示した構成の内いずれ
かの構成を選択する。
【0069】次に、図9(c)に示すように、チェーン
9とこの外部の信号読みだし回路(図示せず)とを電気
的に接続するリード12を形成し、さらに、図9(d)
に示すように、窒化シリコンなどからなる保護膜13を
成膜した後、シリコン板26に到達するホール14を形
成し、ホール14を介してKOH(水酸化カリウム)な
どのエッチャントでシリコン板26をエッチング除去
し、図9(e)に示すように空隙部15を形成する。
【0070】チェーン9を複数個形成する場合、隣合う
チェーン9の空隙部15が分離して形成されるようにす
るため、図10に示すように、シリコン板26のチェー
ン9間の領域をBを高濃度にドープしたp+領域29と
する。p+領域29はエッチングによる空隙部15の形
成において、シリコン板26が横方法にエッチングされ
るのを抑制するものである。
【0071】本実施例によれば、チェーン9を構成する
半導体層に結晶性のよい単結晶を使用するので、良好な
ショットキー障壁を形成し極めて安定した特性でかつ1
/fノイズを大幅に低減した赤外線検出器が得られる。
【0072】実施例6.図11は本発明の他の実施例を
示す断面図である。図において、3はSiO2などの絶
縁物からなる絶縁薄膜、1は絶縁薄膜3上に島状に複数
個形成され、多結晶シリコンあるいは非晶質シリコンな
どの半導体材料からなる半導体層、2は半導体層1を直
列に接続し、TiSi、Ti、AlあるいはAlSiな
どからなる金属薄膜、4は各半導体層1間及び各金属薄
膜2の接合部5、6以外の部分と半導体層との間を絶縁
する絶縁体でSiO2などの絶縁物からなる。半導体層
1は、接合部5側の領域がBなどの不純物を1019/c
3以上ドープしたp+領域30、接合部6側の領域がP
などの不純物を1019/cm3以上ドープしたn+領域3
1でpn接合32が形成されている。
【0073】pn接合32は接合が形成されたときの内
部電位が存在する。この内部電位の大きさは、p+領域
30およびn+領域31それぞれの不純物濃度に依存す
るものの、1eV程度と大きな値を示し、外部からのバ
イアス電圧によって適当な大きさに低下させることがで
きるものであり、pn接合32は実施例1において示し
た接合部界面のショットキー障壁と同様の効果が生じる
電位障壁である。
【0074】pn接合32を形成するためには、図3
(a)〜(e)に示した工程の後、図12に示すよう
に、レジスト膜をn+領域となる領域に成膜し、p+領域
となる領域にBなどの不純物をイオン注入してp+領域
30を形成する。さらに、レジスト膜を除去した後、逆
に、レジスト膜をp+領域30に成膜し、n+領域となる
領域にPなどの不純物をイオン注入してn+領域31を
形成する。レジストを除去した後、図3(f)〜図3
(j)の工程を経て赤外線検出器が製造される。
【0075】本実施例によれば、電位障壁の高いpn接
合32を形成した複数個の半導体層を金属薄膜2で直列
に連結する構成とすることによって、適切な抵抗値にな
るように半導体層1の連結数及びバイアス電圧を選ぶと
ともに、最大の電位障壁が得られるように、最適条件に
設定することによって、信号読みだし回路との整合性が
得られるとともに、高感度特性の赤外線検出器が得られ
る。
【0076】半導体層1に高濃度に不純物をドープする
ので半導体層の抵抗を小さくすることができ、半導体層
1の抵抗に起因する1/fノイズを極めて小さくするこ
とができる。
【0077】なお、本実施例において、SOI基板を用
いてもよく、SOI基板を用いることによって結晶性の
よいpn接合を形成することができ、電位障壁の特性が
安定するとともに、1/fノイズがさらに小さい赤外線
検出器が得られる。この場合は、図9(b)のチェーン
9形成において、図12において説明した工程を組み込
むことによって得られる。
【0078】また、実施例1〜6は半導体層が多結晶シ
リコンあるいは非晶質シリコンからなる例を示したが、
これに限られるものではなく、半導体ラインで使用さ
れ、電位障壁を形成することができるものであれば、S
iCあるいはGeなど種々の半導体材料を使用できる。
【0079】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、適切な抵
抗値になるように金属薄膜の種類、半導体層の連結数N
及びバイアス電圧VBを選ぶとともに、最大のVb´が得
られるように、最適条件に設定することによって、信号
読みだし回路との整合性を得るとともに、赤外線検出器
の感度を向上することができる。
【0080】請求項2及び5に係る発明によれば、接合
部の面積を増加させることによって、同じTCRでも抵
抗値を小さくでき、また、接合部の面積を増加させるこ
とによって抵抗値を下げ、この抵抗の低下分ショットキ
ー障壁抵抗を上げて、全抵抗は変えずにTCRを大きく
することができるので、信号読みだし回路との整合性を
得るとともに、赤外線検出器の感度を向上することがで
きる。
【0081】請求項3に係る発明によれば、半導体層の
厚さ方向及び長さ方向の寸法を適切に選び、界面の面積
を大きくすることによって、TCRを大きくしてし、か
つ小型にすることができるとともに、構造が簡単になり
製造工程を減少させることができる。
【0082】請求項4に係る発明によれば、pn接合部
はショットキー障壁と同様、電位障壁として作用し、大
きなTCRが得られ、また、p+領域及びn+領域は高濃
度に不純物をドープするので、接合部はオーミック接合
になり、また、p+領域及びn+領域は低抵抗になるの
で、半導体層の抵抗に起因する1/fノイズが低減され
るとともに、信号読みだし回路との整合性が得られ易く
なり、大きなTCRによって高性能の赤外線検出器が得
られる。
【0083】請求項6に係る発明によれば、半導体層と
してSOI基板に設けた単結晶からなる結晶性のよい半
導体層を利用することによって、安定したショットキー
障壁あるいはpn接合が得られるので、赤外線検出器の
特性を安定したものとすることができるとともに、1/
fノイズをきわめて小さくすることができる。
【0084】請求項7に係る発明によれば、不純物高濃
度領域を形成することによって、半導体層の抵抗を下げ
ることができ、この抵抗の低下分ショットキー障壁抵抗
を上げることができるので、全抵抗は変えずにTCRを
大きくすることができるとともに、半導体層の抵抗に起
因する1/fノイズを低減できる。
【0085】請求項8に係る発明によれば、逆バイアス
接合部は高抵抗になる可能性があるが、逆バイアス接合
部に不純物高濃度領域を形成することによって、半導体
層の抵抗を下げるとともに、逆バイアス接合部をオーミ
ック接合とすることができるので、全抵抗は変えずにT
CRを大きくできるとともに、半導体層の抵抗に起因す
る1/fノイズを低減することができる。
【0086】請求項9に係る発明によれば、半導体層の
厚さ方向の寸法及び長さ方向の寸法を適切に選び、ショ
ットキー障壁の面積を大きくすることによって、TCR
を大きくしてし、かつ小型にすることができるととも
に、構造が簡単になり製造工程を減少させることができ
る。
【0087】請求項10に係る発明によれば、結晶性の
よいSOI基板を利用することよって、安定したショッ
トキー障壁が得られ、赤外線検出器を安定したものとす
ることができるとともに、複数の半導体層を結晶性のよ
いもので構成できるので1/fを低減することができ、
さらに、製造工程を簡略化できる。
【0088】請求項11に係る発明によれば、複数の半
導体層に不純物を注入し、界面間の半導体層の不純物濃
度を金属薄膜近傍の半導体層の不純物濃度より高くする
ことによって半導体層の抵抗を下げ、この抵抗の低下分
ショットキー障壁抵抗を上げ、TCRを大きくすること
ができるので、赤外線検出器を高性能にすることができ
る。
【0089】請求項12に係る発明によれば、一方の界
面側領域における複数の半導体層の不純物濃度を、他方
の界面近傍における複数の半導体層の不純物濃度より高
くすることによって、高抵抗になる可能性がある逆バイ
アス接合部をオーミック接合とし、さらに、半導体層の
抵抗を下げることができるので、全抵抗は変えずにTC
Rを大きくできるとともに、半導体層の抵抗に起因する
1/fノイズを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の特徴部分の一実施例を示す図であ
る。
【図2】 本発明の他の実施例を示す図である。
【図3】 本発明の一実施例になる製造方法を示す断面
図である。
【図4】 本発明の特徴部分の他の実施例を示す図であ
る。
【図5】 本発明の特徴部分の他の実施例を示す図であ
る。
【図6】 本発明の特徴部分の他の実施例を示す図であ
る。
【図7】 本発明の他の実施例になる製造方法を示す断
面図である。
【図8】 本発明の特徴部分の他の実施例を示す図であ
る。
【図9】 本発明の他の実施例になる製造方法を示す断
面図である。
【図10】 本発明の他の実施例になる製造方法を示す
断面図である。
【図11】 本発明の特徴部分の他の実施例を示す図で
ある。
【図12】 本発明の他の実施例になる製造方法を示す
断面図である。
【図13】 従来の赤外線検出器の検出素子を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体層、2及び18 金属薄膜、3及び27 絶
縁薄膜、4 絶縁体、5及び6 接合部、7 基板、8
台座、9 チェーン、10、19及び28 半導体層
膜、11 コンタクトホール、12 リード、13 保
護膜、14 ホール、15 空隙部、16、17及び2
4 不純物高濃度領域、20及び21 界面(接合
部)、22 レジスト、23 金属イオン、25 SO
I基板、26シリコン板、29及び30 p+領域、3
1 n+領域、32 pn接合、33抵抗体、VB バイ
アス電圧、RSi 半導体層の抵抗、Rsch ショットキ
ー障壁抵抗、Rm 金属薄膜の抵抗

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁物からなる絶縁薄膜、この絶縁薄膜
    上に形成された複数の半導体層、この半導体層それぞれ
    に設けられ、外部バイアス電圧に対して順バイアスの接
    合部と逆バイアスの接合部、この接合部を介して上記複
    数の半導体層を直列に連結する金属薄膜を備えたことを
    特徴とする赤外線検出器。
  2. 【請求項2】 半導体層が島状に形成され、この半導体
    層上面に接合部が設けられたことを特徴とする請求項1
    に記載の赤外線検出器。
  3. 【請求項3】 金属薄膜が複数の半導体層間に埋設され
    て接合部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の
    赤外線検出器。
  4. 【請求項4】 順バイアスの接合部側及び逆バイアスの
    接合部側における半導体層の一方をp+領域とし他方を
    +領域とし、上記半導体層にpn接合を形成したこと
    を特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載の
    赤外線検出器。
  5. 【請求項5】 接合部がショットキー障壁であることを
    特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載の赤
    外線検出器。
  6. 【請求項6】 半導体層がSOI基板に設けたものであ
    ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載
    の赤外線検出器。
  7. 【請求項7】 接合部間の半導体層の不純物濃度を、接
    合部近傍の半導体層の不純物濃度より高くしたことを特
    徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載の赤外
    線検出器。
  8. 【請求項8】 逆バイアスの接合部側における半導体層
    の不純物濃度を、順バイアスの接合部近傍における半導
    体層の不純物濃度より高くしたことを特徴とする請求項
    1、2または3のいずれかに記載の赤外線検出器。
  9. 【請求項9】 絶縁薄膜上に半導体層を形成する工程、
    この半導体層に金属イオンを注入して注入部を金属薄膜
    とし、上記半導体層を、複数の半導体層に分割するとと
    もにこの複数の半導体層と上記金属薄膜との界面を介し
    て直列に連結する工程を備えたことを特徴とする赤外線
    検出器の製造方法。
  10. 【請求項10】 SOI基板上の半導体層に金属イオン
    を注入して注入部を金属薄膜とし、上記半導体層を、複
    数の半導体層に分割するとともにこの複数の半導体層と
    上記金属薄膜との界面を介して直列に連結する工程を備
    えたことを特徴とする赤外線検出器の製造方法。
  11. 【請求項11】 複数の半導体層に不純物を注入し、界
    面間の半導体層の不純物濃度を金属薄膜近傍の半導体層
    の不純物濃度より高くすることを特徴とする請求項9ま
    たは10に記載の赤外線検出器の製造方法。
  12. 【請求項12】 一方の界面側領域における複数の半導
    体層の不純物濃度を、他方の界面近傍における複数の半
    導体層の不純物濃度より高くすることを特徴とする請求
    項9または10に記載の赤外線検出器の製造方法。
JP32867295A 1995-12-18 1995-12-18 赤外線検出器及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3608858B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32867295A JP3608858B2 (ja) 1995-12-18 1995-12-18 赤外線検出器及びその製造方法
CA002182041A CA2182041C (en) 1995-12-18 1996-07-25 Infrared detector and fabrication method thereof
AU60743/96A AU683045B2 (en) 1995-12-18 1996-07-26 Infrared detector and fabrication method thereof
US08/693,602 US5977603A (en) 1995-12-18 1996-08-07 Infrared detector and fabrication method thereof
DE19633849A DE19633849B4 (de) 1995-12-18 1996-08-15 Infrarotdetektor und Herstellungsverfahren für diesen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32867295A JP3608858B2 (ja) 1995-12-18 1995-12-18 赤外線検出器及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09166497A true JPH09166497A (ja) 1997-06-24
JP3608858B2 JP3608858B2 (ja) 2005-01-12

Family

ID=18212881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32867295A Expired - Fee Related JP3608858B2 (ja) 1995-12-18 1995-12-18 赤外線検出器及びその製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5977603A (ja)
JP (1) JP3608858B2 (ja)
AU (1) AU683045B2 (ja)
CA (1) CA2182041C (ja)
DE (1) DE19633849B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6483111B1 (en) 1998-09-14 2002-11-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Thermal infrared-detector array and method of fabrication thereof

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999031471A1 (fr) * 1997-12-18 1999-06-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif a semi-conducteur de prise d'image infrarouge
US7057256B2 (en) 2001-05-25 2006-06-06 President & Fellows Of Harvard College Silicon-based visible and near-infrared optoelectric devices
US7442629B2 (en) 2004-09-24 2008-10-28 President & Fellows Of Harvard College Femtosecond laser-induced formation of submicrometer spikes on a semiconductor substrate
JP3959480B2 (ja) 2001-06-15 2007-08-15 三菱電機株式会社 赤外線検出器
US6838669B1 (en) * 2002-04-25 2005-01-04 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Wide operational range thermal sensor
JP3944465B2 (ja) 2003-04-11 2007-07-11 三菱電機株式会社 熱型赤外線検出器及び赤外線フォーカルプレーンアレイ
US20050033194A1 (en) * 2003-08-09 2005-02-10 Fischer Nathan R. Method and apparatus for sampling and collection of cervical cells
KR20060130045A (ko) 2003-11-20 2006-12-18 시옵티컬 인코포레이티드 실리콘계열 쇼트키 장벽 적외선 광검출기
US8901699B2 (en) 2005-05-11 2014-12-02 Cree, Inc. Silicon carbide junction barrier Schottky diodes with suppressed minority carrier injection
US8058615B2 (en) * 2008-02-29 2011-11-15 Sionyx, Inc. Wide spectral range hybrid image detector
WO2009149721A1 (de) * 2008-06-09 2009-12-17 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Diodenbolometer und ein verfahren zur herstellung eines diodenbolometers
WO2010019161A1 (en) * 2008-08-15 2010-02-18 Sionyx, Inc. Wideband semiconducting light detector
US9673243B2 (en) 2009-09-17 2017-06-06 Sionyx, Llc Photosensitive imaging devices and associated methods
JP5961332B2 (ja) 2009-09-17 2016-08-02 サイオニクス、エルエルシー 感光撮像素子および関連方法
US9911781B2 (en) 2009-09-17 2018-03-06 Sionyx, Llc Photosensitive imaging devices and associated methods
US8692198B2 (en) 2010-04-21 2014-04-08 Sionyx, Inc. Photosensitive imaging devices and associated methods
CN103081128B (zh) 2010-06-18 2016-11-02 西奥尼克斯公司 高速光敏设备及相关方法
US9496308B2 (en) 2011-06-09 2016-11-15 Sionyx, Llc Process module for increasing the response of backside illuminated photosensitive imagers and associated methods
JP2014525091A (ja) 2011-07-13 2014-09-25 サイオニクス、インク. 生体撮像装置および関連方法
US9064764B2 (en) 2012-03-22 2015-06-23 Sionyx, Inc. Pixel isolation elements, devices, and associated methods
WO2014127376A2 (en) 2013-02-15 2014-08-21 Sionyx, Inc. High dynamic range cmos image sensor having anti-blooming properties and associated methods
US9939251B2 (en) 2013-03-15 2018-04-10 Sionyx, Llc Three dimensional imaging utilizing stacked imager devices and associated methods
WO2014209421A1 (en) 2013-06-29 2014-12-31 Sionyx, Inc. Shallow trench textured regions and associated methods

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2588254A (en) * 1950-05-09 1952-03-04 Purdue Research Foundation Photoelectric and thermoelectric device utilizing semiconducting material
DE2247962C3 (de) * 1972-09-29 1979-03-01 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen Thermoelementanordnung auf Halbleiterbasis
DE2733071A1 (de) * 1977-07-21 1979-02-08 Siemens Ag Anordnung mit mehreren thermoelementen in reihenschaltung
FR2432770A1 (fr) * 1978-08-02 1980-02-29 Commissariat Energie Atomique Generateur photovoltaique
US4499122A (en) * 1983-08-31 1985-02-12 International Business Machines Corporation Process for finishing surfaces achieving improved magnetic disk performance
US5300915A (en) * 1986-07-16 1994-04-05 Honeywell Inc. Thermal sensor
US4826777A (en) * 1987-04-17 1989-05-02 The Standard Oil Company Making a photoresponsive array
US5010251A (en) * 1988-08-04 1991-04-23 Hughes Aircraft Company Radiation detector array using radiation sensitive bridges
JPH0278273A (ja) * 1988-09-14 1990-03-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示デバイス用非線形抵抗素子
US5260225A (en) * 1991-12-20 1993-11-09 Honeywell Inc. Integrated infrared sensitive bolometers
JP3287173B2 (ja) * 1995-04-07 2002-05-27 三菱電機株式会社 赤外線検出素子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6483111B1 (en) 1998-09-14 2002-11-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Thermal infrared-detector array and method of fabrication thereof

Also Published As

Publication number Publication date
US5977603A (en) 1999-11-02
DE19633849A1 (de) 1997-06-19
AU6074396A (en) 1997-06-26
DE19633849B4 (de) 2005-02-24
AU683045B2 (en) 1997-10-30
CA2182041C (en) 2000-12-05
CA2182041A1 (en) 1997-06-19
JP3608858B2 (ja) 2005-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09166497A (ja) 赤外線検出器及びその製造方法
US7045785B2 (en) Method for manufacturing an infrared sensor device
JP3287173B2 (ja) 赤外線検出素子
JP3484354B2 (ja) 熱型赤外線検出器アレイおよびその製造方法
JP2004317152A (ja) 熱型赤外線検出器及び赤外線フォーカルプレーンアレイ
JP3196823B2 (ja) 半導体装置
US20040129882A1 (en) Thermal infrared detector and infrared image sensor using the same
US6292089B1 (en) Structures for temperature sensors and infrared detectors
JPH10107246A (ja) センサデバイス、センサアレイ、並びに基板及びアレイ回路を含む製品
US20020043672A1 (en) Semiconductor device with a thin-film sensing area and device fabrication method
JP3108528B2 (ja) 光位置検出半導体装置
US4499654A (en) Method for fabricating semiconductor photodetector
JPS62160776A (ja) 光起電検知器およびその製造方法
JPH09289285A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2560824B2 (ja) 赤外線センサの製造方法
JP2734226B2 (ja) 赤外線センサ
JP3422150B2 (ja) 赤外線検知素子
JP2576259B2 (ja) 赤外線センサ
KR102471714B1 (ko) 실리콘 나노와이어를 이용한 적외선 센서 및 그 제조방법
JP2773698B2 (ja) 静電容量型加速度センサおよびその製造方法
JPH0755557A (ja) 熱型赤外線センサ
JPH03212979A (ja) 赤外線センサ
JP3681113B2 (ja) 熱型赤外線検出器アレイ
JP2558967B2 (ja) 赤外線検出装置
JPH09280957A (ja) 熱型温度センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040708

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071022

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081022

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101022

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111022

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees