JPH09169206A - 車両懸架装置 - Google Patents
車両懸架装置Info
- Publication number
- JPH09169206A JPH09169206A JP33140295A JP33140295A JPH09169206A JP H09169206 A JPH09169206 A JP H09169206A JP 33140295 A JP33140295 A JP 33140295A JP 33140295 A JP33140295 A JP 33140295A JP H09169206 A JPH09169206 A JP H09169206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damping force
- characteristic
- control signal
- control
- force characteristic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】減衰力増加方向と減少方向とでは油圧応答性が
相違することによって生じる減衰力特性可変速度のずれ
を修正し、車両の乗り心地悪化を改善できる車両懸架装
置の提供。 【解決手段】車両挙動検出手段cで検出された車両挙動
信号に基づいて制御信号を作成する制御信号作成手段d
と、制御信号作成手段dで作成された制御信号から所定
の減衰力可変特性に基づいて各ショックアブソーバbの
減衰力特性を可変制御する減衰力特性制御手段eと、制
御信号作成手段dで作成された制御信号に基づくショッ
クアブソーバbの減衰力特性制御方向が減衰力を減少さ
せる方向か増加させる方向かを判断する制御方向判断手
段fと、制御方向判断手段fで判断されたショックアブ
ソーバbの減衰力特性制御方向に応じてそれぞれ独立に
設定された制御信号に対する減衰力可変特性の切り換え
を行なう可変特性切換手段gとを備える。
相違することによって生じる減衰力特性可変速度のずれ
を修正し、車両の乗り心地悪化を改善できる車両懸架装
置の提供。 【解決手段】車両挙動検出手段cで検出された車両挙動
信号に基づいて制御信号を作成する制御信号作成手段d
と、制御信号作成手段dで作成された制御信号から所定
の減衰力可変特性に基づいて各ショックアブソーバbの
減衰力特性を可変制御する減衰力特性制御手段eと、制
御信号作成手段dで作成された制御信号に基づくショッ
クアブソーバbの減衰力特性制御方向が減衰力を減少さ
せる方向か増加させる方向かを判断する制御方向判断手
段fと、制御方向判断手段fで判断されたショックアブ
ソーバbの減衰力特性制御方向に応じてそれぞれ独立に
設定された制御信号に対する減衰力可変特性の切り換え
を行なう可変特性切換手段gとを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショックアブソー
バの減衰力特性を最適制御する車両の懸架装置に関す
る。
バの減衰力特性を最適制御する車両の懸架装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ショックアブソーバの減衰力特性
制御を行う車両懸架装置としては、例えば、特開平4−
2517号公報に記載されたものが知られている。
制御を行う車両懸架装置としては、例えば、特開平4−
2517号公報に記載されたものが知られている。
【0003】この従来の車両懸架装置は、各車輪のショ
ックアブソーバ位置のばね上絶対速度(またはばね下絶
対速度)とばね上ばね下間相対速度を検出すると共に、
両信号の積が所定値以上の時(方向判別符号が一致する
時)には、そのショックアブソーバの減衰力特性をハー
ドとし、両信号の積が所定値以下の時(方向判別符号が
不一致の時)には、ソフトにするといったスカイフック
理論に基づく減衰力特性制御を4輪独立に行なうように
したものであった。
ックアブソーバ位置のばね上絶対速度(またはばね下絶
対速度)とばね上ばね下間相対速度を検出すると共に、
両信号の積が所定値以上の時(方向判別符号が一致する
時)には、そのショックアブソーバの減衰力特性をハー
ドとし、両信号の積が所定値以下の時(方向判別符号が
不一致の時)には、ソフトにするといったスカイフック
理論に基づく減衰力特性制御を4輪独立に行なうように
したものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置にあっては、以下に述べるような問題点があった。即
ち、一般に減衰力特性の切り換えを行なう場合、ハード
特性側への切り換えとソフト特性側への切り換えとで
は、ショックアブソーバにおける油圧の応答性が異な
り、油路を閉じる方向であるハード特性側への切り換え
時よりも油路を開く方向であるソフト特性側への切り換
え時の方が速い応答性を示す。このため、ハード特性側
への切り換えが応答遅れのないように設定すると、ソフ
ト特性側への切り換え時であって、特にアクチュエータ
の最小切換ステップ中の減衰力特性変化率が大きいステ
ップ間においては、油圧応答性が速過ぎてしまうので急
激に減衰力特性が低下し、また、その際のサスペンショ
ンスプリングに蓄積された力も急激に開放されるため、
図21(イ) に示すようにスカイフック理論に基づく制御
信号V(=減衰係数C=ばね上上下速度/相対速度)の
急激な変化部分(斜線部分)では、図21(ロ) の斜線部
分で示すようにばね上上下速度(およびばね上上下加速
度)のレベルも急激に変化し、これにより、車両の乗り
心地悪化を招くことになる。 本発明は、上述の従来の
問題点に着目してなされたもので、減衰力特性を減少さ
せる方向と増加させる方向とで減衰力の可変特性をそれ
ぞれ独立に設定可能とし、これにより、油圧応答性の違
いによって生じる車両の乗り心地悪化を改善することが
できる車両懸架装置を提供することを目的とするもので
ある。
置にあっては、以下に述べるような問題点があった。即
ち、一般に減衰力特性の切り換えを行なう場合、ハード
特性側への切り換えとソフト特性側への切り換えとで
は、ショックアブソーバにおける油圧の応答性が異な
り、油路を閉じる方向であるハード特性側への切り換え
時よりも油路を開く方向であるソフト特性側への切り換
え時の方が速い応答性を示す。このため、ハード特性側
への切り換えが応答遅れのないように設定すると、ソフ
ト特性側への切り換え時であって、特にアクチュエータ
の最小切換ステップ中の減衰力特性変化率が大きいステ
ップ間においては、油圧応答性が速過ぎてしまうので急
激に減衰力特性が低下し、また、その際のサスペンショ
ンスプリングに蓄積された力も急激に開放されるため、
図21(イ) に示すようにスカイフック理論に基づく制御
信号V(=減衰係数C=ばね上上下速度/相対速度)の
急激な変化部分(斜線部分)では、図21(ロ) の斜線部
分で示すようにばね上上下速度(およびばね上上下加速
度)のレベルも急激に変化し、これにより、車両の乗り
心地悪化を招くことになる。 本発明は、上述の従来の
問題点に着目してなされたもので、減衰力特性を減少さ
せる方向と増加させる方向とで減衰力の可変特性をそれ
ぞれ独立に設定可能とし、これにより、油圧応答性の違
いによって生じる車両の乗り心地悪化を改善することが
できる車両懸架装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明請求項1記載の車両懸架装置は、図1のク
レーム対応図に示すように、車体側と各車輪側の間に介
在されていて減衰力特性変更手段aにより減衰力特性を
変更可能なショックアブソーバbと、車両挙動を検出す
る車両挙動検出手段cと、該車両挙動検出手段cで検出
された車両挙動信号に基づいて制御信号を作成する制御
信号作成手段dと、該制御信号作成手段dで作成された
制御信号から所定の減衰力可変特性に基づいて各ショッ
クアブソーバbの減衰力特性を可変制御する減衰力特性
制御手段eと、該減衰力特性制御手段eに設けられてい
て前記制御信号作成手段dで作成された制御信号に基づ
くショックアブソーバbの減衰力特性制御方向が減衰力
を減少させる方向か増加させる方向かを判断する制御方
向判断手段fと、前記減衰力特性制御手段eに設けられ
ていて前記制御方向判断手段fで判断されたショックア
ブソーバbの減衰力特性制御方向に応じてそれぞれ独立
に設定された制御信号に対する減衰力可変特性の切り換
えを行なう可変特性切換手段gと、を備えている手段と
した。また、請求項2に記載の車両懸架装置は、前記制
御方向判断手段fを、前記ショックアブソーバbの減衰
力特性制御方向を制御信号の増・減方向で判断するよう
に構成した。また、請求項3に記載の車両懸架装置は、
前記可変特性切換手段gを、前記制御方向判断手段fで
判断された減衰力特性制御方向が減衰力を減少させる方
向である時は制御信号の減少に対する減衰力特性の減少
率を低下させる方向に補正された減衰力可変特性に切り
換えるように構成した。また、請求項4に記載の車両懸
架装置は、前記制御信号に対する減衰力可変特性を補正
関数に基づいて設定するように構成した。また、請求項
5に記載の車両懸架装置は、前記車両挙動検出手段cに
は少なくともばね上上下速度を検出するばね上上下速度
検出手段hを含み、前記ショックアブソーバbは、一方
の行程側の減衰力特性を可変制御する時はその逆行程側
が低減衰力特性となる減衰力特性変更手段aを有し、前
記減衰力特性制御手段eにおいて、前記ばね上上下速度
検出手段hで検出されたばね上上下速度の方向判別符号
が上向きである時はショックアブソーバbの伸行程側の
減衰力特性を、下向きである時は圧行程側の減衰力特性
を、前記制御信号作成手段dで作成された制御信号に基
づいて可変制御するようにした。
めに、本発明請求項1記載の車両懸架装置は、図1のク
レーム対応図に示すように、車体側と各車輪側の間に介
在されていて減衰力特性変更手段aにより減衰力特性を
変更可能なショックアブソーバbと、車両挙動を検出す
る車両挙動検出手段cと、該車両挙動検出手段cで検出
された車両挙動信号に基づいて制御信号を作成する制御
信号作成手段dと、該制御信号作成手段dで作成された
制御信号から所定の減衰力可変特性に基づいて各ショッ
クアブソーバbの減衰力特性を可変制御する減衰力特性
制御手段eと、該減衰力特性制御手段eに設けられてい
て前記制御信号作成手段dで作成された制御信号に基づ
くショックアブソーバbの減衰力特性制御方向が減衰力
を減少させる方向か増加させる方向かを判断する制御方
向判断手段fと、前記減衰力特性制御手段eに設けられ
ていて前記制御方向判断手段fで判断されたショックア
ブソーバbの減衰力特性制御方向に応じてそれぞれ独立
に設定された制御信号に対する減衰力可変特性の切り換
えを行なう可変特性切換手段gと、を備えている手段と
した。また、請求項2に記載の車両懸架装置は、前記制
御方向判断手段fを、前記ショックアブソーバbの減衰
力特性制御方向を制御信号の増・減方向で判断するよう
に構成した。また、請求項3に記載の車両懸架装置は、
前記可変特性切換手段gを、前記制御方向判断手段fで
判断された減衰力特性制御方向が減衰力を減少させる方
向である時は制御信号の減少に対する減衰力特性の減少
率を低下させる方向に補正された減衰力可変特性に切り
換えるように構成した。また、請求項4に記載の車両懸
架装置は、前記制御信号に対する減衰力可変特性を補正
関数に基づいて設定するように構成した。また、請求項
5に記載の車両懸架装置は、前記車両挙動検出手段cに
は少なくともばね上上下速度を検出するばね上上下速度
検出手段hを含み、前記ショックアブソーバbは、一方
の行程側の減衰力特性を可変制御する時はその逆行程側
が低減衰力特性となる減衰力特性変更手段aを有し、前
記減衰力特性制御手段eにおいて、前記ばね上上下速度
検出手段hで検出されたばね上上下速度の方向判別符号
が上向きである時はショックアブソーバbの伸行程側の
減衰力特性を、下向きである時は圧行程側の減衰力特性
を、前記制御信号作成手段dで作成された制御信号に基
づいて可変制御するようにした。
【0006】
【作用】本発明請求項1記載の車両懸架装置では、上述
のように、制御方向判断手段fにおいて、制御信号作成
手段dで作成された制御信号に基づくショックアブソー
バbの減衰力特性制御方向が減衰力を減少させる方向か
増加させる方向かの判断が行なわれると共に、可変特性
切換手段gでは、制御方向判断手段fで判断されたショ
ックアブソーバbの減衰力特性制御方向に応じてそれぞ
れ独立に設定された制御信号に対する減衰力可変特性の
切り換えが行なわれる。
のように、制御方向判断手段fにおいて、制御信号作成
手段dで作成された制御信号に基づくショックアブソー
バbの減衰力特性制御方向が減衰力を減少させる方向か
増加させる方向かの判断が行なわれると共に、可変特性
切換手段gでは、制御方向判断手段fで判断されたショ
ックアブソーバbの減衰力特性制御方向に応じてそれぞ
れ独立に設定された制御信号に対する減衰力可変特性の
切り換えが行なわれる。
【0007】即ち、ショックアブソーバbの減衰力特性
を減少させる方向と増加させる方向とで制御信号に対す
る減衰力の可変特性をそれぞれ独立に設定することによ
って、油圧応答性の違いによって生じる減衰力特性可変
速度のずれを修正することができ、これにより、車両の
乗り心地悪化を改善することができる。
を減少させる方向と増加させる方向とで制御信号に対す
る減衰力の可変特性をそれぞれ独立に設定することによ
って、油圧応答性の違いによって生じる減衰力特性可変
速度のずれを修正することができ、これにより、車両の
乗り心地悪化を改善することができる。
【0008】また、請求項3記載の車両懸架装置では、
ショックアブソーバの減衰力特性制御方向が減衰力を減
少させる方向である時は、制御信号の減少に対する減衰
力特性の減少率を低下させる方向に補正された減衰力可
変特性に切り換えることにより、油圧応答性が速いこと
から急激に減衰力特性が低下する現象が修正され、これ
により、ばね上上下速度(およびばね上上下加速度)の
レベルの急激な変化による車両の乗り心地悪化を防止す
ることができる。
ショックアブソーバの減衰力特性制御方向が減衰力を減
少させる方向である時は、制御信号の減少に対する減衰
力特性の減少率を低下させる方向に補正された減衰力可
変特性に切り換えることにより、油圧応答性が速いこと
から急激に減衰力特性が低下する現象が修正され、これ
により、ばね上上下速度(およびばね上上下加速度)の
レベルの急激な変化による車両の乗り心地悪化を防止す
ることができる。
【0009】また、請求項5記載の車両懸架装置では、
減衰力特性制御手段eにおいて、ばね上上下速度の方向
判別符号が上向きである時はショックアブソーバbの伸
行程側の減衰力特性が、下向きである時は圧行程側の減
衰力特性が、制御信号作成手段dで作成された制御信号
に基づいて可変制御される一方で、その逆行程側はそれ
ぞれ低減衰力特性に固定制御された状態となるものであ
り、このため、ばね上上下速度とばね上ばね下間相対速
度の方向判別符号が一致する制振域においては、その時
のショックアブソーバbの行程側を高減衰力特性側で可
変制御することで車両の制振力を高めると共に、両者の
方向判別符号が不一致となる加振域においては、その時
のショックアブソーバbの行程側を低減衰力特性にする
ことで車両の加振力を弱める、といったスカイフック理
論に基づいた基本的な減衰力特性の切り換え制御が行な
われることになる。
減衰力特性制御手段eにおいて、ばね上上下速度の方向
判別符号が上向きである時はショックアブソーバbの伸
行程側の減衰力特性が、下向きである時は圧行程側の減
衰力特性が、制御信号作成手段dで作成された制御信号
に基づいて可変制御される一方で、その逆行程側はそれ
ぞれ低減衰力特性に固定制御された状態となるものであ
り、このため、ばね上上下速度とばね上ばね下間相対速
度の方向判別符号が一致する制振域においては、その時
のショックアブソーバbの行程側を高減衰力特性側で可
変制御することで車両の制振力を高めると共に、両者の
方向判別符号が不一致となる加振域においては、その時
のショックアブソーバbの行程側を低減衰力特性にする
ことで車両の加振力を弱める、といったスカイフック理
論に基づいた基本的な減衰力特性の切り換え制御が行な
われることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。 (発明の実施の形態1)図2は、本発明の実施の形態1
の車両懸架装置を示す構成説明図であり、車体と4つの
車輪との間に介在されて、4つのショックアブソーバS
AFL,SAFR,SARL,SARR(なお、ショックアブソ
ーバを説明するにあたり、これら4つをまとめて指す場
合、およびこれらの共通の構成を説明する時にはただ単
にSAと表示する。また、右下の符号は車輪位置を示す
もので、FLは前輪左,FRは前輪右,RLは後輪左,RRは後
輪右をそれぞれ示している。)が設けられている。そし
て、前輪左右と後輪右側の各ショックアブソーバS
AFL,SAFR,SARRの近傍位置の車体には、上下方向
の加速度Gを検出する上下加速度センサ(以後、上下G
センサという)1FL,1FR,1RRが設けられ、また、運
転席の近傍位置には、各上下Gセンサ1(1FL,1FR,
1RR)からの信号を入力して、各ショックアブソーバS
Aのパルスモータ3に駆動制御信号を出力するコントロ
ールユニット4が設けられている。
いて説明する。 (発明の実施の形態1)図2は、本発明の実施の形態1
の車両懸架装置を示す構成説明図であり、車体と4つの
車輪との間に介在されて、4つのショックアブソーバS
AFL,SAFR,SARL,SARR(なお、ショックアブソ
ーバを説明するにあたり、これら4つをまとめて指す場
合、およびこれらの共通の構成を説明する時にはただ単
にSAと表示する。また、右下の符号は車輪位置を示す
もので、FLは前輪左,FRは前輪右,RLは後輪左,RRは後
輪右をそれぞれ示している。)が設けられている。そし
て、前輪左右と後輪右側の各ショックアブソーバS
AFL,SAFR,SARRの近傍位置の車体には、上下方向
の加速度Gを検出する上下加速度センサ(以後、上下G
センサという)1FL,1FR,1RRが設けられ、また、運
転席の近傍位置には、各上下Gセンサ1(1FL,1FR,
1RR)からの信号を入力して、各ショックアブソーバS
Aのパルスモータ3に駆動制御信号を出力するコントロ
ールユニット4が設けられている。
【0011】以上の構成を示すのが図3のシステムブロ
ック図であって、コントロールユニット4は、インタフ
ェース回路4a,CPU4b,駆動回路4cを備え、前
記インタフェース回路4aに、前記各上下Gセンサ1か
らのばね上上下加速度G信号が入力され、コントロール
ユニット4では、このばね上側に設けられる3つの各上
下Gセンサ1FL,1FR,1RRからのばね上上下加速度G
信号のみに基づいて各ショックアブソーバSAの減衰力
特性制御を行なうための制御信号Vが求められる。な
お、この制御信号Vを求める信号処理回路の具体的内容
については後に詳述する。
ック図であって、コントロールユニット4は、インタフ
ェース回路4a,CPU4b,駆動回路4cを備え、前
記インタフェース回路4aに、前記各上下Gセンサ1か
らのばね上上下加速度G信号が入力され、コントロール
ユニット4では、このばね上側に設けられる3つの各上
下Gセンサ1FL,1FR,1RRからのばね上上下加速度G
信号のみに基づいて各ショックアブソーバSAの減衰力
特性制御を行なうための制御信号Vが求められる。な
お、この制御信号Vを求める信号処理回路の具体的内容
については後に詳述する。
【0012】次に、図4は、ショックアブソーバSAの
構成を示す断面図であって、このショックアブソーバS
Aは、シリンダ30と、シリンダ30を上部室Aと下部
室Bとに画成したピストン31と、シリンダ30の外周
にリザーバ室32を形成した外筒33と、下部室Bとリ
ザーバ室32とを画成したベース34と、ピストン31
に連結されたピストンロッド7の摺動をガイドするガイ
ド部材35と、外筒33と車体との間に介在されたサス
ペンションスプリング36と、バンパラバー37とを備
えている。
構成を示す断面図であって、このショックアブソーバS
Aは、シリンダ30と、シリンダ30を上部室Aと下部
室Bとに画成したピストン31と、シリンダ30の外周
にリザーバ室32を形成した外筒33と、下部室Bとリ
ザーバ室32とを画成したベース34と、ピストン31
に連結されたピストンロッド7の摺動をガイドするガイ
ド部材35と、外筒33と車体との間に介在されたサス
ペンションスプリング36と、バンパラバー37とを備
えている。
【0013】次に、図5は前記ピストン31の部分を示
す拡大断面図であって、この図に示すように、ピストン
31には、貫通孔31a,31bが形成されていると共
に、各貫通孔31a,31bをそれぞれ開閉する圧側減
衰バルブ20および伸側減衰バルブ12が設けられてい
る。また、ピストンロッド7の先端に螺合されたバウン
ドストッパ41には、ピストン31を貫通したスタッド
38が螺合して固定されていて、このスタッド38に
は、貫通孔31a,31bをバイパスして上部室Aと下
部室Bとを連通する流路(後述の伸側第2流路E,伸側
第3流路F,バイパス流路G,圧側第2流路J)を形成
するための連通孔39が形成されていて、この連通孔3
9内には前記流路の流路断面積を変更するための調整子
40が回動自在に設けられている。また、スタッド38
の外周部には、流体の流通の方向に応じて前記連通孔3
9で形成される流路側の流通を許容・遮断する伸側チェ
ックバルブ17と圧側チェックバルブ22とが設けられ
ている。なお、この調整子40は、前記パルスモータ3
によりコントロールロッド70を介して回転されるよう
になっている(図4参照)。また、スタッド38には、
上から順に第1ポート21,第2ポート13,第3ポー
ト18,第4ポート14,第5ポート16が形成されて
いる。
す拡大断面図であって、この図に示すように、ピストン
31には、貫通孔31a,31bが形成されていると共
に、各貫通孔31a,31bをそれぞれ開閉する圧側減
衰バルブ20および伸側減衰バルブ12が設けられてい
る。また、ピストンロッド7の先端に螺合されたバウン
ドストッパ41には、ピストン31を貫通したスタッド
38が螺合して固定されていて、このスタッド38に
は、貫通孔31a,31bをバイパスして上部室Aと下
部室Bとを連通する流路(後述の伸側第2流路E,伸側
第3流路F,バイパス流路G,圧側第2流路J)を形成
するための連通孔39が形成されていて、この連通孔3
9内には前記流路の流路断面積を変更するための調整子
40が回動自在に設けられている。また、スタッド38
の外周部には、流体の流通の方向に応じて前記連通孔3
9で形成される流路側の流通を許容・遮断する伸側チェ
ックバルブ17と圧側チェックバルブ22とが設けられ
ている。なお、この調整子40は、前記パルスモータ3
によりコントロールロッド70を介して回転されるよう
になっている(図4参照)。また、スタッド38には、
上から順に第1ポート21,第2ポート13,第3ポー
ト18,第4ポート14,第5ポート16が形成されて
いる。
【0014】一方、調整子40は、中空部19が形成さ
れると共に、内外を連通する第1横孔24および第2横
孔25が形成され、さらに、外周部に縦溝23が形成さ
れている。
れると共に、内外を連通する第1横孔24および第2横
孔25が形成され、さらに、外周部に縦溝23が形成さ
れている。
【0015】従って、前記上部室Aと下部室Bとの間に
は、伸行程で流体が流通可能な流路として、貫通孔31
bを通り伸側減衰バルブ12の内側を開弁して下部室B
に至る伸側第1流路Dと、第2ポート13,縦溝23,
第4ポート14を経由して伸側減衰バルブ12の外周側
を開弁して下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2ポー
ト13,縦溝23,第5ポート16を経由して伸側チェ
ックバルブ17を開弁して下部室Bに至る伸側第3流路
Fと、第3ポート18,第2横孔25,中空部19を経
由して下部室Bに至るバイパス流路Gの4つの流路があ
る。また、圧行程で流体が流通可能な流路として、貫通
孔31aを通り圧側減衰バルブ20を開弁する圧側第1
流路Hと、中空部19,第1横孔24,第1ポート21
を経由し圧側チェックバルブ22を開弁して上部室Aに
至る圧側第2流路Jと、中空部19,第2横孔25,第
3ポート18を経由して上部室Aに至るバイパス流路G
との3つの流路がある。
は、伸行程で流体が流通可能な流路として、貫通孔31
bを通り伸側減衰バルブ12の内側を開弁して下部室B
に至る伸側第1流路Dと、第2ポート13,縦溝23,
第4ポート14を経由して伸側減衰バルブ12の外周側
を開弁して下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2ポー
ト13,縦溝23,第5ポート16を経由して伸側チェ
ックバルブ17を開弁して下部室Bに至る伸側第3流路
Fと、第3ポート18,第2横孔25,中空部19を経
由して下部室Bに至るバイパス流路Gの4つの流路があ
る。また、圧行程で流体が流通可能な流路として、貫通
孔31aを通り圧側減衰バルブ20を開弁する圧側第1
流路Hと、中空部19,第1横孔24,第1ポート21
を経由し圧側チェックバルブ22を開弁して上部室Aに
至る圧側第2流路Jと、中空部19,第2横孔25,第
3ポート18を経由して上部室Aに至るバイパス流路G
との3つの流路がある。
【0016】即ち、ショックアブソーバSAは、調整子
40を回動させることにより、伸側・圧側のいずれとも
図6に示すような特性で減衰力特性を多段階に変更可能
に構成されている。つまり、図7に示すように、伸側・
圧側いずれもソフトとした状態(以後、ソフト領域SS
という)から調整子40を反時計方向に回動させると、
伸側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で圧側が低減衰
力特性に固定の領域(以後、伸側ハード領域HSとい
う)となり、逆に、調整子40を時計方向に回動させる
と、圧側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で伸側が低
減衰力特性に固定の領域(以後、圧側ハード領域SHと
いう)となる構造となっている。
40を回動させることにより、伸側・圧側のいずれとも
図6に示すような特性で減衰力特性を多段階に変更可能
に構成されている。つまり、図7に示すように、伸側・
圧側いずれもソフトとした状態(以後、ソフト領域SS
という)から調整子40を反時計方向に回動させると、
伸側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で圧側が低減衰
力特性に固定の領域(以後、伸側ハード領域HSとい
う)となり、逆に、調整子40を時計方向に回動させる
と、圧側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で伸側が低
減衰力特性に固定の領域(以後、圧側ハード領域SHと
いう)となる構造となっている。
【0017】ちなみに、図7において、調整子40を
,,のポジションに配置した時の、図5における
K−K断面,L−L断面およびM−M断面,N−N断面
を、それぞれ、図8,図9,図10に示し、また、各ポ
ジションの減衰力特性を図11,12,13に示してい
る。
,,のポジションに配置した時の、図5における
K−K断面,L−L断面およびM−M断面,N−N断面
を、それぞれ、図8,図9,図10に示し、また、各ポ
ジションの減衰力特性を図11,12,13に示してい
る。
【0018】次に、コントロールユニット4の減衰力特
性制御作動のうち、ばね下共振周波数には応答できない
比較的応答性の低いパルスモータ3を用いても、ばね上
上下速度Δxと相対速度(Δx−Δx0 )による理想の
スカイフック理論に基づいた制御力の発生が可能な制御
信号Vを作成するための信号処理回路の構成を、図14
のブロック図に基づいて説明する。なお、この信号処理
回路は請求の範囲の制御信号作成手段および減衰力特性
制御手段を構成している。
性制御作動のうち、ばね下共振周波数には応答できない
比較的応答性の低いパルスモータ3を用いても、ばね上
上下速度Δxと相対速度(Δx−Δx0 )による理想の
スカイフック理論に基づいた制御力の発生が可能な制御
信号Vを作成するための信号処理回路の構成を、図14
のブロック図に基づいて説明する。なお、この信号処理
回路は請求の範囲の制御信号作成手段および減衰力特性
制御手段を構成している。
【0019】まず、B1(各輪タワー上位置補正部)で
は、各上下Gセンサ1FL,1FR,1RRで検出された前輪
左右と後輪右側の各ショックアブソーバSAFL,S
AFR,SARRの近傍位置の上下方向の加速度に基づき、
4輪各タワー上の上下方向加速度GFL,GFR,GRL,G
RRを算出する。
は、各上下Gセンサ1FL,1FR,1RRで検出された前輪
左右と後輪右側の各ショックアブソーバSAFL,S
AFR,SARRの近傍位置の上下方向の加速度に基づき、
4輪各タワー上の上下方向加速度GFL,GFR,GRL,G
RRを算出する。
【0020】続くB2(B・P・R成分演算部)では、
前記4輪各タワー上の上下方向加速度GFL,GFR,
GRL,GRRを各タワー位置のバウンス成分GB
(GFL-B,GFR-B,GRL-B,GRR-B)とすると共に、次
式(1),(2) に基づいて、車両のピッチ成分GP およびロ
ール成分GR を求める。
前記4輪各タワー上の上下方向加速度GFL,GFR,
GRL,GRRを各タワー位置のバウンス成分GB
(GFL-B,GFR-B,GRL-B,GRR-B)とすると共に、次
式(1),(2) に基づいて、車両のピッチ成分GP およびロ
ール成分GR を求める。
【0021】 GP =((GFL+GFR)−(GRL+GRR))/2 ・・・・・・・・・・(1) GR =(GFR−GFL)/2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) 続くB3(速度変換部)では、前記ばね上上下加速度に
よるバウンス成分GFL -B,GFR-B,GRL-B,GRR-B、ピ
ッチ成分GP 、ロール成分GR をそれぞれ積分しもしく
はローパスフィルタを通過させることで、ばね上上下速
度によるバウンス成分VB (VFL-B,VFR-B,VRL-B,
VRR-B)、ピッチ成分VP 、ロール成分VR に変換す
る。
よるバウンス成分GFL -B,GFR-B,GRL-B,GRR-B、ピ
ッチ成分GP 、ロール成分GR をそれぞれ積分しもしく
はローパスフィルタを通過させることで、ばね上上下速
度によるバウンス成分VB (VFL-B,VFR-B,VRL-B,
VRR-B)、ピッチ成分VP 、ロール成分VR に変換す
る。
【0022】続くB4(不要周波数成分除去部)では、
制御を行なう目標周波数帯以外の信号の絶縁性を高める
ためのバンドパスフィルタBPF処理を行なう。なお、
前記各成分信号は、上向が正の値で、下向が負の値で与
えられる。
制御を行なう目標周波数帯以外の信号の絶縁性を高める
ためのバンドパスフィルタBPF処理を行なう。なお、
前記各成分信号は、上向が正の値で、下向が負の値で与
えられる。
【0023】続くB5(ばね上上下速度成分信号形成
部)では、前輪側と後輪側とでそれぞれ独立したバウン
スゲインαf ,αr 、ピッチゲインβf ,βr 、ロール
ゲインrf ,rr を設定すると共に、次式 (3),(4),
(5),(6)に示すように、各タワー位置におけるばね上上
下速度成分信号VU (VFR-RH ,VFR-LH ,VRR-RH ,
VRR -LH )を求める演算処理が行なわれる。
部)では、前輪側と後輪側とでそれぞれ独立したバウン
スゲインαf ,αr 、ピッチゲインβf ,βr 、ロール
ゲインrf ,rr を設定すると共に、次式 (3),(4),
(5),(6)に示すように、各タワー位置におけるばね上上
下速度成分信号VU (VFR-RH ,VFR-LH ,VRR-RH ,
VRR -LH )を求める演算処理が行なわれる。
【0024】 前輪右 VFR-RH =αf・VFR-B+βf・VP +rf・VR ・・・・・・・(3) 前輪左 VFR-LH =αf・VFL-B+βf・VP −rf・VR ・・・・・・・(4) 後輪右 VRR-RH =αf・VRR-B−βf・VP +rr・VR ・・・・・・・(5) 後輪左 VRR-LH =αf・VRL-B−βf・VP −rr・VR ・・・・・・・(6) 一方、B6(相対速度検出部)では、次式(7) に示すよ
うに、ばね上上下加速度に対するばね上ばね下間相対速
度の伝達関数GU(S)を用い、前記B1で算出された4輪
各タワー上の上下方向加速度GFL,GFR,GRL,GRR信
号から、4輪各タワー位置のばね上ばね下間の相対速度
(Δx−Δx0 )[(Δx−Δx0 )FL,(Δx−Δx
0 )FR,(Δx−Δx0 )RL,(Δx−Δx0 )RR]信
号を求める。
うに、ばね上上下加速度に対するばね上ばね下間相対速
度の伝達関数GU(S)を用い、前記B1で算出された4輪
各タワー上の上下方向加速度GFL,GFR,GRL,GRR信
号から、4輪各タワー位置のばね上ばね下間の相対速度
(Δx−Δx0 )[(Δx−Δx0 )FL,(Δx−Δx
0 )FR,(Δx−Δx0 )RL,(Δx−Δx0 )RR]信
号を求める。
【0025】GU(S)=RS/(DS+E)・・・・・・・・(7) なお、R=−m1 D=c1 E=k1 そして、図15は伝達関数算出モデルを示す説明図であ
り、この図にも示すように、前記x1 はばね上マス入
力、x2 はばね下マス入力、x3 は路面入力、m1はば
ね上マス、m2 はばね下マス、c1 はサスペンションの
減衰係数、c2 はタイヤの減衰係数、k1 はサスペンシ
ョンのばね定数、k2 はタイヤのばね定数である。
り、この図にも示すように、前記x1 はばね上マス入
力、x2 はばね下マス入力、x3 は路面入力、m1はば
ね上マス、m2 はばね下マス、c1 はサスペンションの
減衰係数、c2 はタイヤの減衰係数、k1 はサスペンシ
ョンのばね定数、k2 はタイヤのばね定数である。
【0026】なお、B10(補正値算出部)では、後述
のB9(目標減衰力特性ポジション算出部)で最終的に
算出された、各ショックアブソーバSAの目標減衰力特
性ポジションP(=各ショックアブソーバSAの制御減
衰係数C)を、データとして取り込んでおき、このデー
タをフィードバック信号として前記B6に出力するもの
で、B6ではこの減衰係数Cを前記伝達関数式(10)にお
けるサスペンションの減衰係数c1 の項に代入する。
のB9(目標減衰力特性ポジション算出部)で最終的に
算出された、各ショックアブソーバSAの目標減衰力特
性ポジションP(=各ショックアブソーバSAの制御減
衰係数C)を、データとして取り込んでおき、このデー
タをフィードバック信号として前記B6に出力するもの
で、B6ではこの減衰係数Cを前記伝達関数式(10)にお
けるサスペンションの減衰係数c1 の項に代入する。
【0027】即ち、図16は、相対速度(Δx−Δx
0 )の演算に用いられる前記式(10)で示す伝達関数G
U(S)のゲイン・位相特性を示す図であり、この特性図に
示すように、その時のサスペンションの減衰係数(DA
TA1〜10)の違いによる特性差が発生するが、以上
のように、各ショックアブソーバSAの制御減衰係数C
をフィードバックすることで、特性差を補正することが
でき、これにより、ばね上側の上下Gセンサ1のみで
も、正確な相対速度(Δx−Δx0 )信号を得ることが
できる。
0 )の演算に用いられる前記式(10)で示す伝達関数G
U(S)のゲイン・位相特性を示す図であり、この特性図に
示すように、その時のサスペンションの減衰係数(DA
TA1〜10)の違いによる特性差が発生するが、以上
のように、各ショックアブソーバSAの制御減衰係数C
をフィードバックすることで、特性差を補正することが
でき、これにより、ばね上側の上下Gセンサ1のみで
も、正確な相対速度(Δx−Δx0 )信号を得ることが
できる。
【0028】続くB7(相対速度補正部)では、ピーク
値検出処理と平均化処理による相対速度補正値算出処理
が行なわれる。まず、ピーク値検出処理部では、図17
の(ハ) に示すように、相対速度(Δx−Δx0 )の方向
判別符号(伸行程側がプラス、圧行程側がマイナス)に
より、相対速度(Δx−Δx0 )の伸側のピーク値XPT
と圧側のピーク値XPC とをそれぞれ検出すると共に、伸
側のピーク値XPT と圧側のピーク値XPC をそれぞれ次の
ピーク値が検出されるまでの間は保持させた伸側処理信
号XP'Tと圧側処理信号XP'Cとをそれぞれ作成する。
値検出処理と平均化処理による相対速度補正値算出処理
が行なわれる。まず、ピーク値検出処理部では、図17
の(ハ) に示すように、相対速度(Δx−Δx0 )の方向
判別符号(伸行程側がプラス、圧行程側がマイナス)に
より、相対速度(Δx−Δx0 )の伸側のピーク値XPT
と圧側のピーク値XPC とをそれぞれ検出すると共に、伸
側のピーク値XPT と圧側のピーク値XPC をそれぞれ次の
ピーク値が検出されるまでの間は保持させた伸側処理信
号XP'Tと圧側処理信号XP'Cとをそれぞれ作成する。
【0029】次に、平均化処理部では、前記伸側処理信
号XP'Tおよび圧側処理信号XP'Cを移動平均化処理するこ
とにより、平均化処理された伸側処理信号KXP'-T (K
XP'- FR-T,KXP'-FL-T,KXP'-RR-T,KXP'-RL-T)およ
び圧側処理信号KXP'-C (KXP'-FR-C,KXP'-FL-C,K
XP'-RR-C,KXP'-RL-C)を求める。
号XP'Tおよび圧側処理信号XP'Cを移動平均化処理するこ
とにより、平均化処理された伸側処理信号KXP'-T (K
XP'- FR-T,KXP'-FL-T,KXP'-RR-T,KXP'-RL-T)およ
び圧側処理信号KXP'-C (KXP'-FR-C,KXP'-FL-C,K
XP'-RR-C,KXP'-RL-C)を求める。
【0030】続くB8(制御信号算出部)においては、
まず、前記B1〜B5で形成されたばね上上下速度Δx
に基づくばね上成分信号VU (VFR-RH ,VFR-LH ,V
RR-R H ,VRR-LH )と、B6,B7で形成された相対速
度(Δx−Δx0 )に基づく平均化された伸側処理信号
KXP'-T および圧側処理信号KXP'-C から、次式(8a)〜
(11a) および(8b)〜(11b) に基づいて制御信号V(伸側
制御信号VFR-T,VFL -T,VRR-T,VRL-T、および、圧
側制御信号VFR-C,VFL-C,VRR-C,VRL-C)を求め
る。
まず、前記B1〜B5で形成されたばね上上下速度Δx
に基づくばね上成分信号VU (VFR-RH ,VFR-LH ,V
RR-R H ,VRR-LH )と、B6,B7で形成された相対速
度(Δx−Δx0 )に基づく平均化された伸側処理信号
KXP'-T および圧側処理信号KXP'-C から、次式(8a)〜
(11a) および(8b)〜(11b) に基づいて制御信号V(伸側
制御信号VFR-T,VFL -T,VRR-T,VRL-T、および、圧
側制御信号VFR-C,VFL-C,VRR-C,VRL-C)を求め
る。
【0031】 前輪右 VFR-T=gf ・VFR-RH /KXP'-FR-T ・・・・・・・・・・・・・(8a) VFR-C=gf ・VFR-RH /KXP'-FR-C ・・・・・・・・・・・・・(8b) 前輪左 VFL-T=gf ・VFR-LH /KXP'-FL-T ・・・・・・・・・・・・・(9a) VFL-C=gf ・VFR-LH /KXP'-FL-C ・・・・・・・・・・・・・(9b) 後輪右 VRR-T=gr ・VRR-RH /KXP'-RR-T ・・・・・・・・・・・・(10a) VRR-C=gr ・VRR-RH /KXP'-RR-C ・・・・・・・・・・・・(10b) 後輪左 VRL-T=gr ・VRR-LH /KXP'-RL-T ・・・・・・・・・・・・(11a) VRL-C=gr ・VRR-LH /KXP'-RL-C ・・・・・・・・・・・・(11b) なお、gf は伸側のトータルゲイン,gr は圧側のトー
タルゲインである。
タルゲインである。
【0032】続くB9(目標減衰力特性ポジション算出
部)では、各制御信号V(VFR-T,VFL-T,VRR-T,V
RL-T、および、VFR-C,VFL-C,VRR-C,VRL-C)か
ら、図18に示すフローチャートに基づいて各ショック
アブソーバSAの目標減衰力特性ポジションP(PT ,
PC )(=各ショックアブソーバSAの制御減衰係数
C)が算出される。
部)では、各制御信号V(VFR-T,VFL-T,VRR-T,V
RL-T、および、VFR-C,VFL-C,VRR-C,VRL-C)か
ら、図18に示すフローチャートに基づいて各ショック
アブソーバSAの目標減衰力特性ポジションP(PT ,
PC )(=各ショックアブソーバSAの制御減衰係数
C)が算出される。
【0033】まず、ステップ101では、制御信号Vが
正の値であるか否か(ショックアブソーバSAの行程が
伸行程側であるか否か)を判定し、YESであれば各シ
ョックアブソーバSAを伸側ハード領域HS側に制御す
べくステップ102へ進み、NOであればステップ10
5へ進む。
正の値であるか否か(ショックアブソーバSAの行程が
伸行程側であるか否か)を判定し、YESであれば各シ
ョックアブソーバSAを伸側ハード領域HS側に制御す
べくステップ102へ進み、NOであればステップ10
5へ進む。
【0034】ステップ102に続くステップ103で
は、次式(12)により求められる制御方向判断信号Dが正
の値(減衰力特性を増加させる方向)であるか否かを判
定し、YES(増加方向)であれば、ステップ104に
進み、また、NO(減少方向)であれば、ステップ10
5に進む。
は、次式(12)により求められる制御方向判断信号Dが正
の値(減衰力特性を増加させる方向)であるか否かを判
定し、YES(増加方向)であれば、ステップ104に
進み、また、NO(減少方向)であれば、ステップ10
5に進む。
【0035】D=V(n) −V(n-1) ・・・・・・・・・・・・(12) 即ち、ステップ104では、図19の伸側補正関数のう
ち、実線で示す増加側補正関数Iに基づいて、ショック
アブソーバSAにおける伸側の目標減衰力特性ポジショ
ンPT が求められ、また、ステップ105では、点線で
示す減少側補正関数IIに基づいて、ショックアブソーバ
SAにおける伸側の目標減衰力特性ポジションPT が求
められる。
ち、実線で示す増加側補正関数Iに基づいて、ショック
アブソーバSAにおける伸側の目標減衰力特性ポジショ
ンPT が求められ、また、ステップ105では、点線で
示す減少側補正関数IIに基づいて、ショックアブソーバ
SAにおける伸側の目標減衰力特性ポジションPT が求
められる。
【0036】つまり、ショックアブソーバSAにおける
減衰力特性制御方向による油圧応答性の違いを考慮し、
減衰力特性を増加させる方向では油圧応答性は速くない
ため、増加側補正関数Iは、図7に示すステップモータ
3の駆動ステップ角(調整子40の変位)に対する減衰
力可変特性の非直線性を補正するような特性とする一方
で、減衰力特性を減少させる方向では油圧応答性が速
く、減衰力特性が急激に減少することによる弊害を防止
するため、減少側補正関数IIとしては、油路が絞られた
高減衰力特性側において制御信号Vの減少に対する伸側
目標減衰力特性ポジションPT の減少率を低下させる方
向に補正した特性としている。
減衰力特性制御方向による油圧応答性の違いを考慮し、
減衰力特性を増加させる方向では油圧応答性は速くない
ため、増加側補正関数Iは、図7に示すステップモータ
3の駆動ステップ角(調整子40の変位)に対する減衰
力可変特性の非直線性を補正するような特性とする一方
で、減衰力特性を減少させる方向では油圧応答性が速
く、減衰力特性が急激に減少することによる弊害を防止
するため、減少側補正関数IIとしては、油路が絞られた
高減衰力特性側において制御信号Vの減少に対する伸側
目標減衰力特性ポジションPT の減少率を低下させる方
向に補正した特性としている。
【0037】ステップ106では、制御信号Vが負の値
であるか否か(ショックアブソーバSAの行程が圧行程
側であるか否か)を判定し、YESであれば各ショック
アブソーバSAを圧側ハード領域SHに制御すべくステ
ップ107へ進み、NOであればステップ111へ進
む。
であるか否か(ショックアブソーバSAの行程が圧行程
側であるか否か)を判定し、YESであれば各ショック
アブソーバSAを圧側ハード領域SHに制御すべくステ
ップ107へ進み、NOであればステップ111へ進
む。
【0038】ステップ107に続くステップ108で
は、前記式(12)により求められる制御方向判断信号Dが
正の値(減衰力特性を減少させる方向)であるか否かを
判定し、YES(減少方向)であれば、ステップ109
に進み、また、NO(増加方向)であれば、ステップ1
10に進む。
は、前記式(12)により求められる制御方向判断信号Dが
正の値(減衰力特性を減少させる方向)であるか否かを
判定し、YES(減少方向)であれば、ステップ109
に進み、また、NO(増加方向)であれば、ステップ1
10に進む。
【0039】即ち、ステップ109では、図20の圧側
補正関数のうち、点線IVで示す減少側補正関数に基づい
て、ショックアブソーバSAにおける圧側の目標減衰力
特性ポジションPC が求められ、また、ステップ110
では、実線III で示す増加側補正関数に基づいて、ショ
ックアブソーバSAにおける圧側の目標減衰力特性ポジ
ションPC が求められる。
補正関数のうち、点線IVで示す減少側補正関数に基づい
て、ショックアブソーバSAにおける圧側の目標減衰力
特性ポジションPC が求められ、また、ステップ110
では、実線III で示す増加側補正関数に基づいて、ショ
ックアブソーバSAにおける圧側の目標減衰力特性ポジ
ションPC が求められる。
【0040】つまり、ショックアブソーバSAにおける
減衰力特性制御方向による油圧応答性の違いを考慮し、
減衰力特性を増加させる方向では油圧応答性は速くない
ため、増加側補正関数III は、図7に示すステップモー
タ3の駆動ステップ角(調整子40の変位)に対する減
衰力可変特性の非直線性を補正するような特性とする一
方で、減衰力特性を減少させる方向では油圧応答性が速
く、減衰力特性が急激に減少することによる弊害を防止
するため、減少側補正関数IVとしては、油路が絞られた
高減衰力特性側において制御信号Vの増加(減衰力低下
方向)に対する圧側目標減衰力特性ポジションPC の減
少率を低下させる方向に補正した特性としている。
減衰力特性制御方向による油圧応答性の違いを考慮し、
減衰力特性を増加させる方向では油圧応答性は速くない
ため、増加側補正関数III は、図7に示すステップモー
タ3の駆動ステップ角(調整子40の変位)に対する減
衰力可変特性の非直線性を補正するような特性とする一
方で、減衰力特性を減少させる方向では油圧応答性が速
く、減衰力特性が急激に減少することによる弊害を防止
するため、減少側補正関数IVとしては、油路が絞られた
高減衰力特性側において制御信号Vの増加(減衰力低下
方向)に対する圧側目標減衰力特性ポジションPC の減
少率を低下させる方向に補正した特性としている。
【0041】ステップ111は、前記ステップ101お
よびステップ106でNOと判断された時、即ち、制御
信号Vの値が0である時の処理ステップであり、この時
は、各ショックアブソーバSAをソフト領域SSに制御
する。
よびステップ106でNOと判断された時、即ち、制御
信号Vの値が0である時の処理ステップであり、この時
は、各ショックアブソーバSAをソフト領域SSに制御
する。
【0042】最後にB11(パルスモータ駆動回路)で
は、パルスモータ3に駆動信号が出力されることによ
り、各ショックアブソーバSAが目標減衰力特性ポジシ
ョンP(PT ,PC )に駆動制御される。
は、パルスモータ3に駆動信号が出力されることによ
り、各ショックアブソーバSAが目標減衰力特性ポジシ
ョンP(PT ,PC )に駆動制御される。
【0043】以上のように、この発明の実施の形態で
は、制御信号Vの形成に際し、前記B7において、相対
速度(Δx−Δx0 )信号のピーク値を伸行程側と圧行
程側とで別々に検出すると共に、ばね上上下速度Δxの
方向判別符号と一致する行程側のピーク値XPT ,XPC を
用いるようにすることで、図17の(ハ) に示すように、
低周波状態の伸側処理信号XP'Tおよび圧側処理信号XP'C
を得ることができるもので、これにより、図17の(ニ)
に示すように、低周波状態の制御信号Vを形成すること
ができる。
は、制御信号Vの形成に際し、前記B7において、相対
速度(Δx−Δx0 )信号のピーク値を伸行程側と圧行
程側とで別々に検出すると共に、ばね上上下速度Δxの
方向判別符号と一致する行程側のピーク値XPT ,XPC を
用いるようにすることで、図17の(ハ) に示すように、
低周波状態の伸側処理信号XP'Tおよび圧側処理信号XP'C
を得ることができるもので、これにより、図17の(ニ)
に示すように、低周波状態の制御信号Vを形成すること
ができる。
【0044】また、前記B7において、伸側処理信号X
P'Tおよび圧側処理信号XP'Cを平均化処理した伸側処理
信号KUS-Tおよび圧側処理信号KUS-Cを求めることによ
り、さらに低周波状態の制御信号Vを形成することがで
きる。
P'Tおよび圧側処理信号XP'Cを平均化処理した伸側処理
信号KUS-Tおよび圧側処理信号KUS-Cを求めることによ
り、さらに低周波状態の制御信号Vを形成することがで
きる。
【0045】さらに、前記B7において、減衰力を減少
させる方向に可変制御する時は、油路が絞られた高減衰
力特性側において制御信号Vの変化(増加もしくは減
少)に対する目標減衰力特性ポジションPT ,PC の減
少率を低下させる方向に補正した可変特性の減少側補正
関数II、IVを用いることにより、図22(イ) の点線で示
すように制御信号Vの急激な変化部分(斜線部分)を、
実線で示すように補正したような状態とすることができ
るため、減衰力特性の急激な低下を抑制し、これによ
り、図22の(ロ) に示すように、ばね上上下速度の急激
なレベル変化を抑制して滑らかな特性とすることができ
る。
させる方向に可変制御する時は、油路が絞られた高減衰
力特性側において制御信号Vの変化(増加もしくは減
少)に対する目標減衰力特性ポジションPT ,PC の減
少率を低下させる方向に補正した可変特性の減少側補正
関数II、IVを用いることにより、図22(イ) の点線で示
すように制御信号Vの急激な変化部分(斜線部分)を、
実線で示すように補正したような状態とすることができ
るため、減衰力特性の急激な低下を抑制し、これによ
り、図22の(ロ) に示すように、ばね上上下速度の急激
なレベル変化を抑制して滑らかな特性とすることができ
る。
【0046】従って、油圧応答性が速いことから急激に
減衰力特性が低下する現象が修正され、これにより、ば
ね上上下速度(およびばね上上下加速度)のレベルの急
激な変化による乗り心地悪化を防止することができるよ
うになる。
減衰力特性が低下する現象が修正され、これにより、ば
ね上上下速度(およびばね上上下加速度)のレベルの急
激な変化による乗り心地悪化を防止することができるよ
うになる。
【0047】次に、図17は、前記信号処理回路におけ
る制御信号Vの形成状態を示すタイムチャートであり、
同図(イ) に示すようなばね上上下速度Δxの低周波変動
に対し、同図(ロ) に示すように、相対速度(Δx−Δx
0 )が高周波で変動した場合を示している。
る制御信号Vの形成状態を示すタイムチャートであり、
同図(イ) に示すようなばね上上下速度Δxの低周波変動
に対し、同図(ロ) に示すように、相対速度(Δx−Δx
0 )が高周波で変動した場合を示している。
【0048】そして、同図(ハ) の黒点で示すように、相
対速度(Δx−Δx0 )における伸側のピーク値XPT と
圧側のピーク値XPC とがそれぞれ検出されると共に、同
図(ハ) の実線で示すように、伸側のピーク値XPT と圧側
のピーク値XPC をそれぞれ次のピーク値が検出されるま
での間は保持させる信号処理を行なうことにより、高周
波の相対速度(Δx−Δx0 )信号を、伸側処理信号X
P'Tと圧側処理信号XP'Cの低周波信号に変形させること
ができる。
対速度(Δx−Δx0 )における伸側のピーク値XPT と
圧側のピーク値XPC とがそれぞれ検出されると共に、同
図(ハ) の実線で示すように、伸側のピーク値XPT と圧側
のピーク値XPC をそれぞれ次のピーク値が検出されるま
での間は保持させる信号処理を行なうことにより、高周
波の相対速度(Δx−Δx0 )信号を、伸側処理信号X
P'Tと圧側処理信号XP'Cの低周波信号に変形させること
ができる。
【0049】従って、前式(8a)〜(11a) および(8b)〜(1
1b) に示すように、低周波信号に基づいて演算される制
御信号Vの変動波形も、同図(ニ) に示すように低周波状
態で得られることになり、これにより、パルスモータ3
の応答性がそれほど高くなくても、同図(ホ) に示すよう
に目標減衰力特性ポジションPの切り換えを、制御信号
Vの変化に追従させることが可能となる。
1b) に示すように、低周波信号に基づいて演算される制
御信号Vの変動波形も、同図(ニ) に示すように低周波状
態で得られることになり、これにより、パルスモータ3
の応答性がそれほど高くなくても、同図(ホ) に示すよう
に目標減衰力特性ポジションPの切り換えを、制御信号
Vの変化に追従させることが可能となる。
【0050】次に、コントロールユニット4の減衰力特
性制御作動のうち、主にショックアブソーバSAの制御
領域の切り換え作動状態を図23のタイムチャートに基
づいて説明する。
性制御作動のうち、主にショックアブソーバSAの制御
領域の切り換え作動状態を図23のタイムチャートに基
づいて説明する。
【0051】図23のタイムチャートにおいて、領域a
は、ばね上上下速度Δxおよび相対速度(Δx−Δx
0 )に基づく制御信号Vが負の値(下向き)から正の値
(上向き)に逆転した状態である、この時はまだ相対速
度(Δx−Δx0 )は負の値(ショックアブソーバSA
の行程は圧行程側)となっている領域であるため、この
時は、制御信号Vの方向に基づいてショックアブソーバ
SAは伸側ハード領域HSに制御されており、従って、
この領域ではその時のショックアブソーバSAの行程で
ある圧行程側がソフト特性となる。
は、ばね上上下速度Δxおよび相対速度(Δx−Δx
0 )に基づく制御信号Vが負の値(下向き)から正の値
(上向き)に逆転した状態である、この時はまだ相対速
度(Δx−Δx0 )は負の値(ショックアブソーバSA
の行程は圧行程側)となっている領域であるため、この
時は、制御信号Vの方向に基づいてショックアブソーバ
SAは伸側ハード領域HSに制御されており、従って、
この領域ではその時のショックアブソーバSAの行程で
ある圧行程側がソフト特性となる。
【0052】また、領域bは、制御信号Vが正の値(上
向き)のままで、相対速度(Δx−Δx0 )は負の値か
ら正の値(ショックアブソーバSAの行程は伸行程側)
に切り換わった領域であるため、この時は、制御信号V
の方向に基づいてショックアブソーバSAは伸側ハード
領域HSに制御されており、かつ、ショックアブソーバ
の行程も伸行程であり、従って、この領域ではその時の
ショックアブソーバSAの行程である伸行程側が、制御
信号Vの値に比例したハード特性となる。
向き)のままで、相対速度(Δx−Δx0 )は負の値か
ら正の値(ショックアブソーバSAの行程は伸行程側)
に切り換わった領域であるため、この時は、制御信号V
の方向に基づいてショックアブソーバSAは伸側ハード
領域HSに制御されており、かつ、ショックアブソーバ
の行程も伸行程であり、従って、この領域ではその時の
ショックアブソーバSAの行程である伸行程側が、制御
信号Vの値に比例したハード特性となる。
【0053】また、領域cは、制御信号Vが正の値(上
向き)から負の値(下向き)に逆転した状態であるが、
この時はまだ相対速度(Δx−Δx0 )は正の値(ショ
ックアブソーバSAの行程は伸行程側)となっている領
域であるため、この時は、制御信号Vの方向に基づいて
ショックアブソーバSAは圧側ハード領域SHに制御さ
れており、従って、この領域ではその時のショックアブ
ソーバSAの行程である伸行程側がソフト特性となる。
向き)から負の値(下向き)に逆転した状態であるが、
この時はまだ相対速度(Δx−Δx0 )は正の値(ショ
ックアブソーバSAの行程は伸行程側)となっている領
域であるため、この時は、制御信号Vの方向に基づいて
ショックアブソーバSAは圧側ハード領域SHに制御さ
れており、従って、この領域ではその時のショックアブ
ソーバSAの行程である伸行程側がソフト特性となる。
【0054】また、領域dは、制御信号Vが負の値(下
向き)のままで、相対速度(Δx−Δx0 )は正の値か
ら負の値(ショックアブソーバSAの行程は伸行程側)
になる領域であるため、この時は、制御信号Vの方向に
基づいてショックアブソーバSAは圧側ハード領域SH
に制御されており、かつ、ショックアブソーバの行程も
圧行程であり、従って、この領域ではその時のショック
アブソーバSAの行程である圧行程側が、制御信号Vの
値に比例したハード特性となる。
向き)のままで、相対速度(Δx−Δx0 )は正の値か
ら負の値(ショックアブソーバSAの行程は伸行程側)
になる領域であるため、この時は、制御信号Vの方向に
基づいてショックアブソーバSAは圧側ハード領域SH
に制御されており、かつ、ショックアブソーバの行程も
圧行程であり、従って、この領域ではその時のショック
アブソーバSAの行程である圧行程側が、制御信号Vの
値に比例したハード特性となる。
【0055】以上のように、この発明の実施の形態1で
は、ばね上上下速度Δxおよび相対速度(Δx−Δx
0 )に基づく制御信号Vと相対速度(Δx−Δx0 )と
が同符号の時(領域b,領域d)は、その時のショック
アブソーバSAの行程側をハード特性に制御し、異符号
の時(領域a,領域c)は、その時のショックアブソー
バSAの行程側をソフト特性に制御するという、スカイ
フック理論に基づいた減衰力特性制御と同一の制御が行
なわれることになる。そして、さらに、この発明の実施
の形態1では、ショックアブソーバSAの行程が切り換
わった時点、即ち、領域aから領域b,および領域cか
ら領域d(ソフト特性からハード特性)へ移行する時に
は、切り換わる行程側の減衰力特性ポジションは前の領
域a,cで既にハード特性側への切り換えが行なわれて
いるため、ソフト特性からハード特性への切り換えが時
間遅れなく行なわれることになる。
は、ばね上上下速度Δxおよび相対速度(Δx−Δx
0 )に基づく制御信号Vと相対速度(Δx−Δx0 )と
が同符号の時(領域b,領域d)は、その時のショック
アブソーバSAの行程側をハード特性に制御し、異符号
の時(領域a,領域c)は、その時のショックアブソー
バSAの行程側をソフト特性に制御するという、スカイ
フック理論に基づいた減衰力特性制御と同一の制御が行
なわれることになる。そして、さらに、この発明の実施
の形態1では、ショックアブソーバSAの行程が切り換
わった時点、即ち、領域aから領域b,および領域cか
ら領域d(ソフト特性からハード特性)へ移行する時に
は、切り換わる行程側の減衰力特性ポジションは前の領
域a,cで既にハード特性側への切り換えが行なわれて
いるため、ソフト特性からハード特性への切り換えが時
間遅れなく行なわれることになる。
【0056】以上説明してきたように、この発明の実施
の形態の車両懸架装置では、以下に列挙する効果が得ら
れる。 ショックアブソーバSAの減衰力特性制御方向が減
衰力を減少させる方向である時は制御信号Vの減少に対
する減衰力特性の減少率を低下させる減衰力可変特性に
切り換えることにより、油圧応答性が速いことから急激
に減衰力特性が低下する現象が修正され、これにより、
ばね上上下速度(およびばね上上下加速度)のレベルの
急激な変化による車両の乗り心地悪化を防止することが
できるようになる。
の形態の車両懸架装置では、以下に列挙する効果が得ら
れる。 ショックアブソーバSAの減衰力特性制御方向が減
衰力を減少させる方向である時は制御信号Vの減少に対
する減衰力特性の減少率を低下させる減衰力可変特性に
切り換えることにより、油圧応答性が速いことから急激
に減衰力特性が低下する現象が修正され、これにより、
ばね上上下速度(およびばね上上下加速度)のレベルの
急激な変化による車両の乗り心地悪化を防止することが
できるようになる。
【0057】 ばね上ばね下間相対速度(Δx−Δx
0 )信号を検出するためにストロークセンサ等のばね下
側へのセンサの設置を省略することできるため、システ
ム構成の簡略化による車載性の向上とシステムコストの
低減化を図ることができるようになる。
0 )信号を検出するためにストロークセンサ等のばね下
側へのセンサの設置を省略することできるため、システ
ム構成の簡略化による車載性の向上とシステムコストの
低減化を図ることができるようになる。
【0058】 ばね上ばね下間相対速度(Δx−Δx
0 )を求める伝達関数GU(S)におけるショックアブソー
バSAの減衰係数c1 の項を、制御信号Vから得られる
減衰係数C値に基づいて可変設定するようにしたこと
で、減衰係数の違いにより発生する伝達関数GU(S)のゲ
イン・位相特性の特性差が補正され、これにより、ばね
上側に設置される上下Gセンサ1のみでも正確なばね上
ばね下相対速度(Δx−Δx0 )信号を得ることができ
るようになる。
0 )を求める伝達関数GU(S)におけるショックアブソー
バSAの減衰係数c1 の項を、制御信号Vから得られる
減衰係数C値に基づいて可変設定するようにしたこと
で、減衰係数の違いにより発生する伝達関数GU(S)のゲ
イン・位相特性の特性差が補正され、これにより、ばね
上側に設置される上下Gセンサ1のみでも正確なばね上
ばね下相対速度(Δx−Δx0 )信号を得ることができ
るようになる。
【0059】 ばね下共振周波数には応答できない比
較的応答性の低い安価なパルスモータ3を用いても、理
想のスカイフック理論に基づいた制御力を発生させるこ
とが可能になる。
較的応答性の低い安価なパルスモータ3を用いても、理
想のスカイフック理論に基づいた制御力を発生させるこ
とが可能になる。
【0060】(発明の実施の形態2)次に、本発明の実
施の形態2について説明する。なお、この発明の実施の
形態2の車両懸架装置は、前記発明の実施の形態1とは
コントロールユニット4における制御信号を形成するた
めの信号処理回路の内容を一部異にするもので、その他
の構成は前記発明の実施の形態1と同様であるため、相
違点についてのみ説明する。
施の形態2について説明する。なお、この発明の実施の
形態2の車両懸架装置は、前記発明の実施の形態1とは
コントロールユニット4における制御信号を形成するた
めの信号処理回路の内容を一部異にするもので、その他
の構成は前記発明の実施の形態1と同様であるため、相
違点についてのみ説明する。
【0061】即ち、この発明の実施の形態2車両懸架装
置では、そのコントロールユニット4の信号処理回路
(図14)において、前記発明の実施の形態1と同様
に、B6で相対速度(Δx−Δx0 )信号を求めると共
に、以後は、B7で相対速度(Δx−Δx0 )のピーク
値の絶対値XPT,C を検出し該ピーク値の絶対値XPT,C を
次のピーク値の絶対値が検出されるまでの間は保持させ
た処理信号XP'T,Cを作成すると共に、次式(13)に示すよ
うに、その時のばね上成分信号VU を処理信号XP'T ,Cで
除算した値に比例した制御信号Vを形成するようにした
ものである。
置では、そのコントロールユニット4の信号処理回路
(図14)において、前記発明の実施の形態1と同様
に、B6で相対速度(Δx−Δx0 )信号を求めると共
に、以後は、B7で相対速度(Δx−Δx0 )のピーク
値の絶対値XPT,C を検出し該ピーク値の絶対値XPT,C を
次のピーク値の絶対値が検出されるまでの間は保持させ
た処理信号XP'T,Cを作成すると共に、次式(13)に示すよ
うに、その時のばね上成分信号VU を処理信号XP'T ,Cで
除算した値に比例した制御信号Vを形成するようにした
ものである。
【0062】V=g・VU /XP'T,C ・・・・・・・・・・・・(13) 即ち、図16(イ) のゲイン特性に示すように、極低周波
成分が大きくカットされていることで、相対速度(Δx
−Δx0 )信号は低周波数分がほとんど出てこないた
め、伸側と圧側を分離しないこのような制御も可能であ
る。
成分が大きくカットされていることで、相対速度(Δx
−Δx0 )信号は低周波数分がほとんど出てこないた
め、伸側と圧側を分離しないこのような制御も可能であ
る。
【0063】以上、発明の実施の形態について説明して
きたが具体的な構成はこの発明の実施の形態に限られる
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本発明に含まれる。
きたが具体的な構成はこの発明の実施の形態に限られる
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本発明に含まれる。
【0064】例えば、発明の実施の形態では、上下Gセ
ンサを前輪左右と後輪右の3個所に設ける場合を示した
がその設置個数は任意であり、上下Gセンサが全車輪に
設けられた場合はもちろん、前輪側に2個もしくは1個
だけのシステムにも適用することができる。
ンサを前輪左右と後輪右の3個所に設ける場合を示した
がその設置個数は任意であり、上下Gセンサが全車輪に
設けられた場合はもちろん、前輪側に2個もしくは1個
だけのシステムにも適用することができる。
【0065】また、発明の実施の形態では、車両挙動検
出手段で検出される車両挙動としてばね上上下速度とば
ね上ばね下間相対速度を用いる場合を示したが、ばね上
上下速度、ばね上上下加速度、ばね下上下速度、ばね下
上下加速度、ばね上ばね下間相対速度、ばね上ばね下間
相対加速度を単独でもしくは任意に組み合わせた状態で
用いることができる。
出手段で検出される車両挙動としてばね上上下速度とば
ね上ばね下間相対速度を用いる場合を示したが、ばね上
上下速度、ばね上上下加速度、ばね下上下速度、ばね下
上下加速度、ばね上ばね下間相対速度、ばね上ばね下間
相対加速度を単独でもしくは任意に組み合わせた状態で
用いることができる。
【0066】また、発明の実施の形態では、ばね上上下
加速度から伝達関数により相対速度(Δx−Δx0 )信
号を求めるようにしたが、ストロークセンサで検出する
ようにしてもよい。
加速度から伝達関数により相対速度(Δx−Δx0 )信
号を求めるようにしたが、ストロークセンサで検出する
ようにしてもよい。
【0067】また、制御信号Vを求める前記式(8a)〜(1
1a) および(8b)〜(11b) のゲインgf ,gr を車速によ
って変化させるようにしてもよい。
1a) および(8b)〜(11b) のゲインgf ,gr を車速によ
って変化させるようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明請求項1
記載の車両懸架装置では、上述のように、制御信号作成
手段で作成された制御信号から所定の減衰力可変特性に
基づいて各ショックアブソーバの減衰力特性を可変制御
する減衰力特性制御手段と、該減衰力特性制御手段に設
けられていて前記制御信号作成手段で作成された制御信
号に基づくショックアブソーバの減衰力特性制御方向が
減衰力を減少させる方向か増加させる方向かを判断する
制御方向判断手段と、前記減衰力特性制御手段に設けら
れていて前記制御方向判断手段で判断されたショックア
ブソーバの減衰力特性制御方向に応じてそれぞれ独立に
設定された制御信号に対する減衰力可変特性の切り換え
を行なう可変特性切換手段と、を備えている構成とした
ことで、減衰力増加方向と減少方向とでは油圧応答性が
相違することによって生じる減衰力特性可変速度のずれ
を修正することができ、これにより、車両の乗り心地悪
化を改善することができるようになるという効果が得ら
れる。
記載の車両懸架装置では、上述のように、制御信号作成
手段で作成された制御信号から所定の減衰力可変特性に
基づいて各ショックアブソーバの減衰力特性を可変制御
する減衰力特性制御手段と、該減衰力特性制御手段に設
けられていて前記制御信号作成手段で作成された制御信
号に基づくショックアブソーバの減衰力特性制御方向が
減衰力を減少させる方向か増加させる方向かを判断する
制御方向判断手段と、前記減衰力特性制御手段に設けら
れていて前記制御方向判断手段で判断されたショックア
ブソーバの減衰力特性制御方向に応じてそれぞれ独立に
設定された制御信号に対する減衰力可変特性の切り換え
を行なう可変特性切換手段と、を備えている構成とした
ことで、減衰力増加方向と減少方向とでは油圧応答性が
相違することによって生じる減衰力特性可変速度のずれ
を修正することができ、これにより、車両の乗り心地悪
化を改善することができるようになるという効果が得ら
れる。
【0069】また、請求項3記載の車両懸架装置では、
前記可変特性切換手段として、前記制御方向判断手段で
判断された減衰力特性制御方向が減衰力を減少させる方
向である時は制御信号の減少に対する減衰力特性の減少
率を低下させる方向に補正された減衰力可変特性に切り
換えるように構成したことで、特に、減衰力を減少させ
る方向では油圧応答性が速いことから急激に減衰力特性
が低下する現象が修正され、これにより、ばね上上下速
度(およびばね上上下加速度)のレベルの急激な変化に
よる車両の乗り心地悪化を防止することができるように
なるという効果が得られる。
前記可変特性切換手段として、前記制御方向判断手段で
判断された減衰力特性制御方向が減衰力を減少させる方
向である時は制御信号の減少に対する減衰力特性の減少
率を低下させる方向に補正された減衰力可変特性に切り
換えるように構成したことで、特に、減衰力を減少させ
る方向では油圧応答性が速いことから急激に減衰力特性
が低下する現象が修正され、これにより、ばね上上下速
度(およびばね上上下加速度)のレベルの急激な変化に
よる車両の乗り心地悪化を防止することができるように
なるという効果が得られる。
【0070】また、請求項4記載の車両懸架装置では、
前記制御信号に対する減衰力可変特性を補正関数に基づ
いて設定するように構成したことで、減衰力特性可変領
域全体にわたってきめ細かな修正を行なうことができる
ようになる。
前記制御信号に対する減衰力可変特性を補正関数に基づ
いて設定するように構成したことで、減衰力特性可変領
域全体にわたってきめ細かな修正を行なうことができる
ようになる。
【0071】また、請求項5記載の車両懸架装置では、
一方の行程側の減衰力特性を可変制御する時はその逆行
程側が低減衰力特性となる減衰力特性変更手段を有ショ
ックアブソーバを用いると共に、減衰力特性制御手段に
おいて、ばね上上下速度検出手段で検出されたばね上上
下速度の方向判別符号が上向きである時はショックアブ
ソーバの伸行程側の減衰力特性を、下向きである時は圧
行程側の減衰力特性を、制御信号作成手段で作成された
制御信号に基づいて可変制御するようにしたことで、ば
ね上上下速度とばね上ばね下間相対速度の方向判別符号
が一致する制振域においては、その時のショックアブソ
ーバの行程側を高減衰力特性側で可変制御することで車
両の制振力を高めると共に、両者の方向判別符号が不一
致となる加振域においては、その時のショックアブソー
バの行程側を低減衰力特性にすることで車両の加振力を
弱める、といったスカイフック理論に基づいた基本的な
減衰力特性の切り換え制御を行なうことができるように
なる。
一方の行程側の減衰力特性を可変制御する時はその逆行
程側が低減衰力特性となる減衰力特性変更手段を有ショ
ックアブソーバを用いると共に、減衰力特性制御手段に
おいて、ばね上上下速度検出手段で検出されたばね上上
下速度の方向判別符号が上向きである時はショックアブ
ソーバの伸行程側の減衰力特性を、下向きである時は圧
行程側の減衰力特性を、制御信号作成手段で作成された
制御信号に基づいて可変制御するようにしたことで、ば
ね上上下速度とばね上ばね下間相対速度の方向判別符号
が一致する制振域においては、その時のショックアブソ
ーバの行程側を高減衰力特性側で可変制御することで車
両の制振力を高めると共に、両者の方向判別符号が不一
致となる加振域においては、その時のショックアブソー
バの行程側を低減衰力特性にすることで車両の加振力を
弱める、といったスカイフック理論に基づいた基本的な
減衰力特性の切り換え制御を行なうことができるように
なる。
【図1】本発明の車両懸架装置を示すクレーム対応図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施の形態の車両懸架装置を示す構成
説明図である。
説明図である。
【図3】発明の実施の形態1の車両懸架装置を示すシス
テムブロック図である。
テムブロック図である。
【図4】発明の実施の形態1に適用したショックアブソ
ーバを示す断面図である。
ーバを示す断面図である。
【図5】前記ショックアブソーバの要部を示す拡大断面
図である。
図である。
【図6】前記ショックアブソーバのピストン速度に対応
した減衰力特性図である。
した減衰力特性図である。
【図7】前記ショックアブソーバのパルスモータのステ
ップ位置に対応した減衰力特性図である。
ップ位置に対応した減衰力特性図である。
【図8】前記ショックアブソーバの要部を示す図5のK
−K断面図である。
−K断面図である。
【図9】前記ショックアブソーバの要部を示す図5のL
−L断面およびM−M断面図である。
−L断面およびM−M断面図である。
【図10】前記ショックアブソーバの要部を示す図5の
N−N断面図である。
N−N断面図である。
【図11】前記ショックアブソーバの伸側ハード時の減
衰力特性図である。
衰力特性図である。
【図12】前記ショックアブソーバの伸側・圧側ソフト
状態の減衰力特性図である。
状態の減衰力特性図である。
【図13】前記ショックアブソーバの圧側ハード状態の
減衰力特性図である。
減衰力特性図である。
【図14】発明の実施の形態1における信号処理回路を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図15】発明の実施の形態1における伝達関数算出モ
デルを示す説明図である。
デルを示す説明図である。
【図16】発明の実施の形態1における相対速度演算用
伝達関数のゲイン・位相特性である。
伝達関数のゲイン・位相特性である。
【図17】発明の実施の形態1における信号処理回路に
おける制御信号の形成状態を示すタイムチャートであ
る。
おける制御信号の形成状態を示すタイムチャートであ
る。
【図18】発明の実施の形態1におけるコントロールユ
ニットの減衰力特性制御作動を示すフローチャートであ
る。
ニットの減衰力特性制御作動を示すフローチャートであ
る。
【図19】発明の実施の形態1における制御信号に対す
る目標減衰力特性ポジションの関係を示す伸側補正関数
である。
る目標減衰力特性ポジションの関係を示す伸側補正関数
である。
【図20】発明の実施の形態1における制御信号に対す
る目標減衰力特性ポジションの関係を示す圧側補正関数
である。
る目標減衰力特性ポジションの関係を示す圧側補正関数
である。
【図21】従来例における制御信号(イ) およびばね上上
下速度(ロ) を示すタイムチャートである。
下速度(ロ) を示すタイムチャートである。
【図22】発明の実施の形態1における制御信号(イ) お
よびばね上上下速度(ロ) を示すタイムチャートである。
よびばね上上下速度(ロ) を示すタイムチャートである。
【図23】発明の実施の形態1におけるコントロールユ
ニットの減衰力特性制御作動を示すタイムチャートであ
る。
ニットの減衰力特性制御作動を示すタイムチャートであ
る。
a 減衰力特性変更手段 b ショックアブソーバ c 車両挙動検出手段 d 制御信号作成手段 e 減衰力特性制御手段 f 制御方向判断手段 g 可変特性切換手段 h ばね上上下速度検出手段(車両挙動検出手段)
Claims (5)
- 【請求項1】車体側と各車輪側の間に介在されていて減
衰力特性変更手段により減衰力特性を変更可能なショッ
クアブソーバと、 車両挙動を検出する車両挙動検出手段と、 該車両挙動検出手段で検出された車両挙動信号に基づい
て制御信号を作成する制御信号作成手段と、 該制御信号作成手段で作成された制御信号から所定の減
衰力可変特性に基づいて各ショックアブソーバの減衰力
特性を可変制御する減衰力特性制御手段と、 該減衰力特性制御手段に設けられていて前記制御信号作
成手段で作成された制御信号に基づくショックアブソー
バの減衰力特性制御方向が減衰力を減少させる方向か増
加させる方向かを判断する制御方向判断手段と、 前記減衰力特性制御手段に設けられていて前記制御方向
判断手段で判断されたショックアブソーバの減衰力特性
制御方向に応じてそれぞれ独立に設定された制御信号に
対する減衰力可変特性の切り換えを行なう可変特性切換
手段と、を備えていることを特徴とする車両懸架装置。 - 【請求項2】前記制御方向判断手段が、前記ショックア
ブソーバの減衰力特性制御方向を制御信号の増・減方向
で判断するように構成されていることを特徴とする請求
項1に記載の車両懸架装置。 - 【請求項3】前記可変特性切換手段が、前記制御方向判
断手段で判断された減衰力特性制御方向が減衰力を減少
させる方向である時は制御信号の減少に対する減衰力特
性の減少率を低下させる方向に補正された減衰力可変特
性に切り換えるように構成されていることを特徴とする
請求項1または2に記載の車両懸架装置。 - 【請求項4】前記制御信号に対する減衰力可変特性が補
正関数に基づいて設定されるように構成されていること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両懸架
装置。 - 【請求項5】前記車両挙動検出手段には少なくともばね
上上下速度を検出するばね上上下速度検出手段を含み、 前記ショックアブソーバは、一方の行程側の減衰力特性
を可変制御する時はその逆行程側が低減衰力特性となる
減衰力特性変更手段を有し、 前記減衰力特性制御手段において、前記ばね上上下速度
検出手段で検出されたばね上上下速度の方向判別符号が
上向きである時はショックアブソーバの伸行程側の減衰
力特性を、下向きである時は圧行程側の減衰力特性を、
前記制御信号作成手段で作成された制御信号に基づいて
可変制御するようにしたことを特徴とする請求項1〜4
のいずれかに記載の車両懸架装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33140295A JPH09169206A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 車両懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33140295A JPH09169206A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 車両懸架装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09169206A true JPH09169206A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18243297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33140295A Pending JPH09169206A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 車両懸架装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09169206A (ja) |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP33140295A patent/JPH09169206A/ja active Pending
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