JPH09169241A - 自動車用前照灯光軸制御装置 - Google Patents
自動車用前照灯光軸制御装置Info
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- JPH09169241A JPH09169241A JP7332299A JP33229995A JPH09169241A JP H09169241 A JPH09169241 A JP H09169241A JP 7332299 A JP7332299 A JP 7332299A JP 33229995 A JP33229995 A JP 33229995A JP H09169241 A JPH09169241 A JP H09169241A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体の傾きにより傾いた前照灯光軸をワンタ
ッチスイッチ操作により簡単かつ適正に復帰させ、かつ
路面が水平面に対して大きく傾いているときの誤った光
軸調整をなくし、安全性の確保を図る。 【解決手段】 前照灯光軸13の水平面に対する角度に
応じた信号を出力するもので光軸が水平面に対して初期
設定角度(通常はほぼ0゜)になっているときにその中
心軸と鉛直軸とのなす角度θがほぼ0゜となるよう取り
付けられた重力依存の角度検出器11と、光軸を上下方
向に傾動制御可能なランプアクチュエータ15と、ワン
タッチスイッチ操作により作動開始し角度検出器からの
信号の値が、前記角度θがほぼ0゜となっているときの
値と一致せず、かつ、前記初期設定角度を基準として+
3゜以下、−3゜以上の範囲内のときの値である場合に
それらを一致させるべくランプアクチュエータを駆動す
る制御回路17とを設ける。
ッチスイッチ操作により簡単かつ適正に復帰させ、かつ
路面が水平面に対して大きく傾いているときの誤った光
軸調整をなくし、安全性の確保を図る。 【解決手段】 前照灯光軸13の水平面に対する角度に
応じた信号を出力するもので光軸が水平面に対して初期
設定角度(通常はほぼ0゜)になっているときにその中
心軸と鉛直軸とのなす角度θがほぼ0゜となるよう取り
付けられた重力依存の角度検出器11と、光軸を上下方
向に傾動制御可能なランプアクチュエータ15と、ワン
タッチスイッチ操作により作動開始し角度検出器からの
信号の値が、前記角度θがほぼ0゜となっているときの
値と一致せず、かつ、前記初期設定角度を基準として+
3゜以下、−3゜以上の範囲内のときの値である場合に
それらを一致させるべくランプアクチュエータを駆動す
る制御回路17とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体が傾いて前照
灯の光軸の向きが上下方向に変化してもワンタッチスイ
ッチ操作により初期設定角度(通常は水平方向)に復帰
させ得る自動車用前照灯光軸制御装置の改良に関するも
のである。
灯の光軸の向きが上下方向に変化してもワンタッチスイ
ッチ操作により初期設定角度(通常は水平方向)に復帰
させ得る自動車用前照灯光軸制御装置の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車用前照灯の光軸の向きは、所定の
方向、上下方向の角度についていえば通常、水平面に対
してほぼ平行であることが要求される。そこで前照灯
(前照灯を備えたリフレクタ又はハウジングを含む。以
下同じ。)は、上記光軸の向きが凡そ水平方向に向くよ
う調整されつつ車体側へ取り付けられるが、細かな調整
は前照灯と車体側(静止部)との間に設けられた光軸角
度微調整機構によりなされる。前照灯光軸は光軸角度微
調整機構により、自動車出荷検査時に適正に調整され、
また出荷後、ユーザーへの引渡し前においても適時修正
調整される。したがって通常は、ユーザーへの自動車引
渡し時にはその前照灯の光軸の向きは適正に調整されて
いる。
方向、上下方向の角度についていえば通常、水平面に対
してほぼ平行であることが要求される。そこで前照灯
(前照灯を備えたリフレクタ又はハウジングを含む。以
下同じ。)は、上記光軸の向きが凡そ水平方向に向くよ
う調整されつつ車体側へ取り付けられるが、細かな調整
は前照灯と車体側(静止部)との間に設けられた光軸角
度微調整機構によりなされる。前照灯光軸は光軸角度微
調整機構により、自動車出荷検査時に適正に調整され、
また出荷後、ユーザーへの引渡し前においても適時修正
調整される。したがって通常は、ユーザーへの自動車引
渡し時にはその前照灯の光軸の向きは適正に調整されて
いる。
【0003】ところで、自動車の路面(水平面)に対す
る角度は、その自動車に乗車する人数や積載する荷物の
多寡あるいはそれらの分布状態等に伴って変化し、これ
により前照灯の光軸の向きも変化する。このことは、知
らずして自車の前照灯で対向車を眩惑していたり、前照
灯光軸が下方に向き過ぎていることがあることを意味
し、したがって、前照灯の光軸を運転者側にて適正に修
正調整できることは自車及び対向車の安全性確保に極め
て有用である。そこで、前照灯の光軸の上下方向の向き
を、例えば上、中、下と3段階に切換える切換スイッチ
を備え、通常は「中」に、光軸が下方に向き過ぎている
ときには「上」に、上方に向き過ぎているときには
「下」に、上記切換スイッチを切換操作し、光軸修正調
整を運転者側にて行えるようにした自動車用前照灯光軸
制御装置が出現している。
る角度は、その自動車に乗車する人数や積載する荷物の
多寡あるいはそれらの分布状態等に伴って変化し、これ
により前照灯の光軸の向きも変化する。このことは、知
らずして自車の前照灯で対向車を眩惑していたり、前照
灯光軸が下方に向き過ぎていることがあることを意味
し、したがって、前照灯の光軸を運転者側にて適正に修
正調整できることは自車及び対向車の安全性確保に極め
て有用である。そこで、前照灯の光軸の上下方向の向き
を、例えば上、中、下と3段階に切換える切換スイッチ
を備え、通常は「中」に、光軸が下方に向き過ぎている
ときには「上」に、上方に向き過ぎているときには
「下」に、上記切換スイッチを切換操作し、光軸修正調
整を運転者側にて行えるようにした自動車用前照灯光軸
制御装置が出現している。
【0004】しかしながら上記従来装置では、切換スイ
ッチの操作さえすれば前照灯の光軸の向きはほぼ適正に
自動調整されるにも拘わらず、スイッチボタンが複数あ
り、その中から1つを選択しなければならず、あるいは
スイッチボタンは1つであるが押圧操作回数により光軸
の向きの選択をしなければならない。このため操作が面
倒になり、運転者が切換スイッチの操作をしなかった
り、操作はしたが、上、中、下の操作位置の選択を誤る
ことが少なくなく、装置本来の機能,効果が発揮できな
い。したがって、実際上は従来装置が無駄な装備に終わ
ってしまい、知らぬ間に自車の前照灯で対向車を眩惑し
ていたり、前照灯光軸が下方に向き過ぎていること等に
対する根本的な解決になり得ないという問題点があっ
た。また、仮に操作されたスイッチボタンが他のスイッ
チボタンの選択に比べて適正であったとしても、基本的
には所定数、ここでは上、中、下の3段階の中からの選
択であるので、上記のように前照灯の光軸の向きは「ほ
ぼ」適正に自動調整されるに過ぎず、より適正に自動調
整されることが要望されていた。
ッチの操作さえすれば前照灯の光軸の向きはほぼ適正に
自動調整されるにも拘わらず、スイッチボタンが複数あ
り、その中から1つを選択しなければならず、あるいは
スイッチボタンは1つであるが押圧操作回数により光軸
の向きの選択をしなければならない。このため操作が面
倒になり、運転者が切換スイッチの操作をしなかった
り、操作はしたが、上、中、下の操作位置の選択を誤る
ことが少なくなく、装置本来の機能,効果が発揮できな
い。したがって、実際上は従来装置が無駄な装備に終わ
ってしまい、知らぬ間に自車の前照灯で対向車を眩惑し
ていたり、前照灯光軸が下方に向き過ぎていること等に
対する根本的な解決になり得ないという問題点があっ
た。また、仮に操作されたスイッチボタンが他のスイッ
チボタンの選択に比べて適正であったとしても、基本的
には所定数、ここでは上、中、下の3段階の中からの選
択であるので、上記のように前照灯の光軸の向きは「ほ
ぼ」適正に自動調整されるに過ぎず、より適正に自動調
整されることが要望されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、乗車する人や
積載する荷物の分布状態等に伴って変化する前照灯の光
軸の向きを、ワンタッチスイッチ操作により初期設定角
度に復帰させることができ、また調整結果が従来装置に
比べてより適正になし得る自動車用前照灯光軸制御装置
が考えられた。これは、自動車に取り付けられた前照灯
の光軸の水平面に対する角度に応じた信号を出力するも
ので前記光軸が水平面に対して予め設定された所定の角
度になっているときにその中心軸と鉛直軸とのなす角度
がほぼ0゜となるよう取り付けられた重力依存の角度検
出器と、前記光軸を上下方向に傾動制御可能なランプア
クチュエータと、ワンタッチスイッチ操作により作動開
始し前記角度検出器からの信号の値が、その角度検出器
中心軸と鉛直軸とのなす角度がほぼ0゜となっていると
きの値と異なるときはそれらを一致させるべく前記ラン
プアクチュエータを駆動する制御回路とを具備してなる
ものである。
積載する荷物の分布状態等に伴って変化する前照灯の光
軸の向きを、ワンタッチスイッチ操作により初期設定角
度に復帰させることができ、また調整結果が従来装置に
比べてより適正になし得る自動車用前照灯光軸制御装置
が考えられた。これは、自動車に取り付けられた前照灯
の光軸の水平面に対する角度に応じた信号を出力するも
ので前記光軸が水平面に対して予め設定された所定の角
度になっているときにその中心軸と鉛直軸とのなす角度
がほぼ0゜となるよう取り付けられた重力依存の角度検
出器と、前記光軸を上下方向に傾動制御可能なランプア
クチュエータと、ワンタッチスイッチ操作により作動開
始し前記角度検出器からの信号の値が、その角度検出器
中心軸と鉛直軸とのなす角度がほぼ0゜となっていると
きの値と異なるときはそれらを一致させるべく前記ラン
プアクチュエータを駆動する制御回路とを具備してなる
ものである。
【0006】しかしこのような自動車用前照灯光軸制御
装置では、路面が水平面に対して大きく傾いている場合
に、角度検出器は主として鉛直軸に対する路面の傾斜を
検出することになってしまい、その路面の傾斜を元に光
軸制御が行われるので、誤った光軸調整がなされてしま
うという問題点があった。特に、急な坂道を走行中にス
イッチ操作して光軸調整した後に水平な路面走行に移っ
た場合には、光軸誤差が著しく危険な程、大きくなって
しまうという問題点があった。
装置では、路面が水平面に対して大きく傾いている場合
に、角度検出器は主として鉛直軸に対する路面の傾斜を
検出することになってしまい、その路面の傾斜を元に光
軸制御が行われるので、誤った光軸調整がなされてしま
うという問題点があった。特に、急な坂道を走行中にス
イッチ操作して光軸調整した後に水平な路面走行に移っ
た場合には、光軸誤差が著しく危険な程、大きくなって
しまうという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、乗車する人や積載する荷
物の分布状態等に伴って変化する前照灯の光軸の向き
を、ワンタッチスイッチ操作により初期設定角度に復帰
させることができ、したがって、装置本来の機能,効果
を発揮させ得ると共に、調整結果が従来装置に比べてよ
り適正になし得、しかも、路面が水平面に対して大きく
傾いている場合でも、誤った光軸調整がなされず、安全
性が確保できる自動車用前照灯光軸制御装置を提供する
ことにある。
物の分布状態等に伴って変化する前照灯の光軸の向き
を、ワンタッチスイッチ操作により初期設定角度に復帰
させることができ、したがって、装置本来の機能,効果
を発揮させ得ると共に、調整結果が従来装置に比べてよ
り適正になし得、しかも、路面が水平面に対して大きく
傾いている場合でも、誤った光軸調整がなされず、安全
性が確保できる自動車用前照灯光軸制御装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、自動車に取
り付けられた前照灯の光軸の水平面に対する角度に応じ
た信号を出力するもので前記光軸が水平面に対して予め
設定された所定の角度になっているときにその中心軸と
鉛直軸とのなす角度がほぼ0゜となるよう取り付けられ
た重力依存の角度検出器と、前記光軸を上下方向に傾動
制御可能なランプアクチュエータと、ワンタッチスイッ
チ操作により作動開始し前記角度検出器からの信号の値
が、その角度検出器中心軸と鉛直軸とのなす角度がほぼ
0゜のときの値と一致せず、かつ、前記所定の角度を基
準として+3゜以下、−3゜以上の範囲内のときの値で
ある場合にそれらを一致させるべく前記ランプアクチュ
エータを駆動する制御回路とを設けることにより達成さ
れる。
り付けられた前照灯の光軸の水平面に対する角度に応じ
た信号を出力するもので前記光軸が水平面に対して予め
設定された所定の角度になっているときにその中心軸と
鉛直軸とのなす角度がほぼ0゜となるよう取り付けられ
た重力依存の角度検出器と、前記光軸を上下方向に傾動
制御可能なランプアクチュエータと、ワンタッチスイッ
チ操作により作動開始し前記角度検出器からの信号の値
が、その角度検出器中心軸と鉛直軸とのなす角度がほぼ
0゜のときの値と一致せず、かつ、前記所定の角度を基
準として+3゜以下、−3゜以上の範囲内のときの値で
ある場合にそれらを一致させるべく前記ランプアクチュ
エータを駆動する制御回路とを設けることにより達成さ
れる。
【0009】角度検出器は、重力に依存して動作するも
ので、前照灯の光軸の水平面に対する角度(向きを含
む)に応じた信号を出力し前記光軸が水平面に対して予
め設定された所定の角度になっているときにその中心軸
と鉛直軸とのなす角度がほぼ0゜となるよう取り付けら
れている。制御回路は、ワンタッチスイッチ操作により
作動開始し前記角度検出器からの信号の値が、その角度
検出器中心軸と鉛直軸とのなす角度がほぼ0゜のときの
値と一致せず、かつ、前記所定の角度を基準(±0)と
して+3゜以下、−3゜以上(+3゜〜−3゜)の範囲
内のときの値である場合にそれらを一致させるべく前記
ランプアクチュエータを駆動する。
ので、前照灯の光軸の水平面に対する角度(向きを含
む)に応じた信号を出力し前記光軸が水平面に対して予
め設定された所定の角度になっているときにその中心軸
と鉛直軸とのなす角度がほぼ0゜となるよう取り付けら
れている。制御回路は、ワンタッチスイッチ操作により
作動開始し前記角度検出器からの信号の値が、その角度
検出器中心軸と鉛直軸とのなす角度がほぼ0゜のときの
値と一致せず、かつ、前記所定の角度を基準(±0)と
して+3゜以下、−3゜以上(+3゜〜−3゜)の範囲
内のときの値である場合にそれらを一致させるべく前記
ランプアクチュエータを駆動する。
【0010】これにより、乗車する人や積載する荷物の
分布状態等に伴って変化する前照灯の光軸の向きを、ワ
ンタッチスイッチ操作により初期設定角度(通常は水平
面に対してほぼ平行(0゜))に復帰させることがで
き、したがって、装置本来の機能,効果を発揮させ得る
と共に、調整結果が従来装置に比べてより適正になし
得、しかも、路面が水平面に対して大きく傾いている場
合でも、誤った光軸調整がなされず、安全性が確保され
る。
分布状態等に伴って変化する前照灯の光軸の向きを、ワ
ンタッチスイッチ操作により初期設定角度(通常は水平
面に対してほぼ平行(0゜))に復帰させることがで
き、したがって、装置本来の機能,効果を発揮させ得る
と共に、調整結果が従来装置に比べてより適正になし
得、しかも、路面が水平面に対して大きく傾いている場
合でも、誤った光軸調整がなされず、安全性が確保され
る。
【0011】ここで、前記制御回路において、角度検出
器からの信号の値が、所定の角度を基準として+3゜〜
−3゜の範囲内のときの値である場合は、その角度検出
器からの信号の値を、角度検出器中心軸と鉛直軸とのな
す角度がほぼ0゜のときの値と一致させるためのランプ
アクチュエータの駆動を行わないこととしたのは、次の
理由による。自動車に乗車する人数や積載する荷物の多
寡あるいはそれらの分布状態等に伴った自動車の路面
(水平面)に対する角度の変化に起因する前照灯の光軸
の向きの変化は、発明者の実験,研究等によれば、通
常、上方に2゜、下方に2゜が限界、すなわち+2゜〜
−2゜の範囲内にあることが確認されたが、本発明で
は、それに±1゜の誤差を見込んで+3゜〜−3゜の範
囲内にあると設定したものである。すなわち、+3゜を
超える角度にあっては上り坂と、−3゜未満の角度にあ
っては下り坂と、各々判断し、そのような場合にはたと
え角度検出器からの信号の値(角度検出器による検出角
度)が、その角度検出器中心軸と鉛直軸とのなす角度が
ほぼ0゜のときの値(予め設定された水平面に対する光
軸の角度)と一致しない場合でも光軸制御をしないこと
とした。これによれば、前述したような坂道において光
軸制御したために起こる誤った光軸調整がなくなり、特
に、急な坂道を走行中に光軸調整した後、水平な路面走
行に移った場合に起こる著しい光軸誤差発生が皆無にな
り、安全性が十分に確保される。
器からの信号の値が、所定の角度を基準として+3゜〜
−3゜の範囲内のときの値である場合は、その角度検出
器からの信号の値を、角度検出器中心軸と鉛直軸とのな
す角度がほぼ0゜のときの値と一致させるためのランプ
アクチュエータの駆動を行わないこととしたのは、次の
理由による。自動車に乗車する人数や積載する荷物の多
寡あるいはそれらの分布状態等に伴った自動車の路面
(水平面)に対する角度の変化に起因する前照灯の光軸
の向きの変化は、発明者の実験,研究等によれば、通
常、上方に2゜、下方に2゜が限界、すなわち+2゜〜
−2゜の範囲内にあることが確認されたが、本発明で
は、それに±1゜の誤差を見込んで+3゜〜−3゜の範
囲内にあると設定したものである。すなわち、+3゜を
超える角度にあっては上り坂と、−3゜未満の角度にあ
っては下り坂と、各々判断し、そのような場合にはたと
え角度検出器からの信号の値(角度検出器による検出角
度)が、その角度検出器中心軸と鉛直軸とのなす角度が
ほぼ0゜のときの値(予め設定された水平面に対する光
軸の角度)と一致しない場合でも光軸制御をしないこと
とした。これによれば、前述したような坂道において光
軸制御したために起こる誤った光軸調整がなくなり、特
に、急な坂道を走行中に光軸調整した後、水平な路面走
行に移った場合に起こる著しい光軸誤差発生が皆無にな
り、安全性が十分に確保される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明による自動車用前照
灯光軸制御装置の一実施形態を示す全体構成図である。
11は振り子型等、重力依存の角度検出器、ここでは振
り子型角度検出器で、自動車(図示せず)に取り付けら
れた前照灯(前照灯を備えたリフレクタ又はハウジング
を含む。ここでは前照灯を備えたリフレクタを指す。以
下同じ。)12の光軸13の水平面に対する角度に応じ
た信号を出力するものである。この振り子型角度検出器
11は、前記光軸13が水平面に対して予め設定された
所定の角度θn、通常は水平面に対してほぼ平行(0
゜)になっているときにその中心軸と鉛直軸とのなす角
度θがほぼ0゜となるよう光軸角度微調整機構14を介
して前照灯12に取り付けられている。ここでは、角度
検出器11の中心軸と鉛直軸とのなす角度θがほぼ0
゜、換言すれば前照灯光軸13が水平面に対してほぼ平
行(0゜)になっていることを視覚的に容易に判定でき
るように、角度検出器11の例えば上端面に水準器(図
示せず)を付加したものが用いられている。
施形態を説明する。図1は、本発明による自動車用前照
灯光軸制御装置の一実施形態を示す全体構成図である。
11は振り子型等、重力依存の角度検出器、ここでは振
り子型角度検出器で、自動車(図示せず)に取り付けら
れた前照灯(前照灯を備えたリフレクタ又はハウジング
を含む。ここでは前照灯を備えたリフレクタを指す。以
下同じ。)12の光軸13の水平面に対する角度に応じ
た信号を出力するものである。この振り子型角度検出器
11は、前記光軸13が水平面に対して予め設定された
所定の角度θn、通常は水平面に対してほぼ平行(0
゜)になっているときにその中心軸と鉛直軸とのなす角
度θがほぼ0゜となるよう光軸角度微調整機構14を介
して前照灯12に取り付けられている。ここでは、角度
検出器11の中心軸と鉛直軸とのなす角度θがほぼ0
゜、換言すれば前照灯光軸13が水平面に対してほぼ平
行(0゜)になっていることを視覚的に容易に判定でき
るように、角度検出器11の例えば上端面に水準器(図
示せず)を付加したものが用いられている。
【0013】図2,図3は上記振り子型角度検出器11
の説明図である。この角度検出器11は、鉛直軸21に
対する検出器中心軸22のなす角度θ(図2参照)に応
じて図3に示すように変化する信号を出力する。図3の
特性図中の縦軸、換言すれば出力信号の種別は電圧
(V)、電流(I)、抵抗(R)又は周波数(f)等の
うち、いずれでもよく、ここでは電圧とされている。出
力信号の種別は角度検出器11の回路構成等により設定
できる。図3から分かるように、ここでは角度検出器中
心軸22と鉛直軸21とのなす角度θが0゜であるとき
所定電圧、例えば±0V又は(Vcc/2)V、ここで
は(Vcc/2)Vの電圧信号が角度検出器11から出
力される。
の説明図である。この角度検出器11は、鉛直軸21に
対する検出器中心軸22のなす角度θ(図2参照)に応
じて図3に示すように変化する信号を出力する。図3の
特性図中の縦軸、換言すれば出力信号の種別は電圧
(V)、電流(I)、抵抗(R)又は周波数(f)等の
うち、いずれでもよく、ここでは電圧とされている。出
力信号の種別は角度検出器11の回路構成等により設定
できる。図3から分かるように、ここでは角度検出器中
心軸22と鉛直軸21とのなす角度θが0゜であるとき
所定電圧、例えば±0V又は(Vcc/2)V、ここで
は(Vcc/2)Vの電圧信号が角度検出器11から出
力される。
【0014】上記光軸角度微調整機構14は、前照灯光
軸13の向きの細かな調整を行うもので、前照灯12と
車体側(静止部)との間に設けられている。また上記角
度検出器11は、光軸角度微調整機構14による光軸調
整角度に応じてその中心軸22が同一方向に同一角度だ
け傾斜するように光軸角度微調整機構14の動きと関係
付けて設けられている。上述したように通常は、光軸角
度微調整機構14による光軸調整は光軸13が水平面に
対してほぼ0゜になるようになされ、このとき、角度検
出器11の中心軸22と鉛直軸21とのなす角度θがほ
ぼ0゜となるよう設定されている。
軸13の向きの細かな調整を行うもので、前照灯12と
車体側(静止部)との間に設けられている。また上記角
度検出器11は、光軸角度微調整機構14による光軸調
整角度に応じてその中心軸22が同一方向に同一角度だ
け傾斜するように光軸角度微調整機構14の動きと関係
付けて設けられている。上述したように通常は、光軸角
度微調整機構14による光軸調整は光軸13が水平面に
対してほぼ0゜になるようになされ、このとき、角度検
出器11の中心軸22と鉛直軸21とのなす角度θがほ
ぼ0゜となるよう設定されている。
【0015】15は光軸13を上下方向に傾動制御可能
なランプアクチュエータで、出力軸15a、出力軸駆動
機構及びその駆動機構の動力源のみからなり、出力軸1
5aの位置検出センサ等は備えていない。光軸13の上
下方向の傾動制御とは、ここでは前照灯12の上下方向
への傾動制御をいうもので、図示例のように上部のリフ
レクタ回転軸16にて上下方向に傾動自在に支持された
前照灯12にあっては、光軸13と同方向に向けられた
ランプアクチュエータ15の出力軸15a先端を前照灯
12の下部に連結することにより、ランプアクチュエー
タ15の出力軸15aの進退駆動により光軸13の上下
方向傾動制御が可能となる。
なランプアクチュエータで、出力軸15a、出力軸駆動
機構及びその駆動機構の動力源のみからなり、出力軸1
5aの位置検出センサ等は備えていない。光軸13の上
下方向の傾動制御とは、ここでは前照灯12の上下方向
への傾動制御をいうもので、図示例のように上部のリフ
レクタ回転軸16にて上下方向に傾動自在に支持された
前照灯12にあっては、光軸13と同方向に向けられた
ランプアクチュエータ15の出力軸15a先端を前照灯
12の下部に連結することにより、ランプアクチュエー
タ15の出力軸15aの進退駆動により光軸13の上下
方向傾動制御が可能となる。
【0016】17は制御回路で、ワンタッチスイッチ操
作により作動開始し、前記角度検出器11からの信号の
値が、その角度検出器中心軸22と鉛直軸21とのなす
角度θがほぼ0゜のときの値と一致せず、かつ、光軸1
3が水平面に対して予め設定された所定の角度θnを基
準(±0)として+3゜以下、−3゜以上(θn+3゜
〜θn−3゜)の範囲内のときの値、例えば光軸13が
水平面に対してほぼ平行(θn=0゜)になっていると
きには+3゜〜−3゜の範囲内のときの値、である場合
に、それらを一致させるべく前記ランプアクチュエータ
15を駆動するものである。18は上記ワンタッチスイ
ッチ操作を行う操作用押釦スイッチ、19はバッテリ電
源、20は前照灯ON,OFFスイッチである。なお図
1では、−接地の場合を例示しているが、+接地であっ
てもよい。この場合は、極性をもつ各回路素子につい
て、その極性を逆にすればよい。
作により作動開始し、前記角度検出器11からの信号の
値が、その角度検出器中心軸22と鉛直軸21とのなす
角度θがほぼ0゜のときの値と一致せず、かつ、光軸1
3が水平面に対して予め設定された所定の角度θnを基
準(±0)として+3゜以下、−3゜以上(θn+3゜
〜θn−3゜)の範囲内のときの値、例えば光軸13が
水平面に対してほぼ平行(θn=0゜)になっていると
きには+3゜〜−3゜の範囲内のときの値、である場合
に、それらを一致させるべく前記ランプアクチュエータ
15を駆動するものである。18は上記ワンタッチスイ
ッチ操作を行う操作用押釦スイッチ、19はバッテリ電
源、20は前照灯ON,OFFスイッチである。なお図
1では、−接地の場合を例示しているが、+接地であっ
てもよい。この場合は、極性をもつ各回路素子につい
て、その極性を逆にすればよい。
【0017】次に上述本発明装置の動作について説明す
る。まず、予め前照灯光軸13が光軸角度微調整機構1
4により適正に、ここでは水平面に対して平行(θn=
0゜)に調整され、またこのとき、角度検出器11の中
心軸22と鉛直軸21とのなす角度θが0゜になってい
るものとする。いまこの状態から、自動車の路面(水平
面)に対する角度が当該自動車への人の乗車や荷物の積
載の多寡あるいはそれらの分布状態等に伴って変化し、
これにより前照灯光軸13の向きが上方(又は下方)に
変化したものとする。この場合、光軸13の向きの変化
は振り子型角度検出器11で検出される。すなわち角度
検出器11は、光軸13の向きの変化につき、その方向
(上方か下方か)と角度を検出し、それらに応じた極性
と値又は値、ここでは値の電圧信号を出力する。
る。まず、予め前照灯光軸13が光軸角度微調整機構1
4により適正に、ここでは水平面に対して平行(θn=
0゜)に調整され、またこのとき、角度検出器11の中
心軸22と鉛直軸21とのなす角度θが0゜になってい
るものとする。いまこの状態から、自動車の路面(水平
面)に対する角度が当該自動車への人の乗車や荷物の積
載の多寡あるいはそれらの分布状態等に伴って変化し、
これにより前照灯光軸13の向きが上方(又は下方)に
変化したものとする。この場合、光軸13の向きの変化
は振り子型角度検出器11で検出される。すなわち角度
検出器11は、光軸13の向きの変化につき、その方向
(上方か下方か)と角度を検出し、それらに応じた極性
と値又は値、ここでは値の電圧信号を出力する。
【0018】運転者が光軸13の向きの変化に気付き、
あるいは変化の有無に拘わらず適時に、押釦スイッチ1
8を1回押圧すると、制御回路17は作動開始する。制
御回路17は、角度検出器11からの信号の値が、その
角度検出器中心軸22と鉛直軸21とのなす角度θがほ
ぼ0゜のときの値と一致せず、かつ、所定の角度(予め
設定された水平面に対する光軸13の角度)θn、ここ
では0゜を基準として+3゜〜−3゜の範囲内のときの
値である場合にそれらを一致させるべくランプアクチュ
エータ15を駆動する。すなわち制御回路17は、角度
検出器11からの電圧信号の値に応じてランプアクチュ
エータ15の出力軸15aを前進又は後退させる。例え
ば、光軸13の向きが上方(3゜以下)に変化すると、
角度検出器11からはその光軸13の向きと角度に応じ
た電圧信号が出力され、ランプアクチュエータ15の出
力軸15aを後退(図中右方向移動)させる制御を行
う。ランプアクチュエータ15の出力軸15aが後退さ
れると前照灯光軸13の向きも徐々に下方に変化してゆ
く。この変化は同時に角度検出器11によって検出され
るもので、この動作は角度検出器中心軸22と鉛直軸2
1とのなす角度θが0゜になるまで継続される。0゜に
なると角度検出器11からの電圧信号は所定値、例えば
±0V又は(Vcc/2)V、ここでは(Vcc/2)
Vになり、制御回路17はその動作を終了する ここで、角度検出器中心軸22と鉛直軸21とのなす角
度θが0゜になったことは、自動車への荷重の分布状態
等に伴って当該自動車の路面(水平面)に対する角度が
変化し、前照灯光軸13の向きが上方又は下方(3゜以
下)、ここでは上方に変化したにも拘わらず、水平方向
に自動修正されたことを意味するもので、これにより、
知らずして自車の前照灯12で対向車を眩惑すること等
が防止され、自動車用前照灯光軸制御装置本来の機能,
効果が発揮される。また、その際の調整結果は、角度検
出器中心軸22と鉛直軸21とのなす角度θが0゜にな
るまで制御動作が継続されるので、段階的に調整される
従来装置に比べてより適正になる。
あるいは変化の有無に拘わらず適時に、押釦スイッチ1
8を1回押圧すると、制御回路17は作動開始する。制
御回路17は、角度検出器11からの信号の値が、その
角度検出器中心軸22と鉛直軸21とのなす角度θがほ
ぼ0゜のときの値と一致せず、かつ、所定の角度(予め
設定された水平面に対する光軸13の角度)θn、ここ
では0゜を基準として+3゜〜−3゜の範囲内のときの
値である場合にそれらを一致させるべくランプアクチュ
エータ15を駆動する。すなわち制御回路17は、角度
検出器11からの電圧信号の値に応じてランプアクチュ
エータ15の出力軸15aを前進又は後退させる。例え
ば、光軸13の向きが上方(3゜以下)に変化すると、
角度検出器11からはその光軸13の向きと角度に応じ
た電圧信号が出力され、ランプアクチュエータ15の出
力軸15aを後退(図中右方向移動)させる制御を行
う。ランプアクチュエータ15の出力軸15aが後退さ
れると前照灯光軸13の向きも徐々に下方に変化してゆ
く。この変化は同時に角度検出器11によって検出され
るもので、この動作は角度検出器中心軸22と鉛直軸2
1とのなす角度θが0゜になるまで継続される。0゜に
なると角度検出器11からの電圧信号は所定値、例えば
±0V又は(Vcc/2)V、ここでは(Vcc/2)
Vになり、制御回路17はその動作を終了する ここで、角度検出器中心軸22と鉛直軸21とのなす角
度θが0゜になったことは、自動車への荷重の分布状態
等に伴って当該自動車の路面(水平面)に対する角度が
変化し、前照灯光軸13の向きが上方又は下方(3゜以
下)、ここでは上方に変化したにも拘わらず、水平方向
に自動修正されたことを意味するもので、これにより、
知らずして自車の前照灯12で対向車を眩惑すること等
が防止され、自動車用前照灯光軸制御装置本来の機能,
効果が発揮される。また、その際の調整結果は、角度検
出器中心軸22と鉛直軸21とのなす角度θが0゜にな
るまで制御動作が継続されるので、段階的に調整される
従来装置に比べてより適正になる。
【0019】角度検出器11からの信号の値が、予め設
定された水平面に対する光軸13の角度θn、ここでは
0゜、を基準として+3゜〜−3゜の範囲外のときの値
である場合には、その角度検出器11からの信号の値
が、その角度検出器中心軸22と鉛直軸21とのなす角
度θがほぼ0゜のときの値と一致していないときでも制
御回路17は作動せず、光軸制御されることはない。す
なわち、角度検出器11からの信号の値が+3゜〜−3
゜の範囲外のときの値である場合には、制御回路17は
現在坂道を走行しているものと判断して以後の動作を停
止し、光軸制御をしない。これは、走行路面が水平面に
対して大きく傾いている場合には、角度検出器11は主
として鉛直軸に対する路面の傾斜を検出することになっ
てしまい、その路面の傾斜を元に光軸制御が行われるの
で、誤った光軸調整がなされてしまうということを配慮
したものである。
定された水平面に対する光軸13の角度θn、ここでは
0゜、を基準として+3゜〜−3゜の範囲外のときの値
である場合には、その角度検出器11からの信号の値
が、その角度検出器中心軸22と鉛直軸21とのなす角
度θがほぼ0゜のときの値と一致していないときでも制
御回路17は作動せず、光軸制御されることはない。す
なわち、角度検出器11からの信号の値が+3゜〜−3
゜の範囲外のときの値である場合には、制御回路17は
現在坂道を走行しているものと判断して以後の動作を停
止し、光軸制御をしない。これは、走行路面が水平面に
対して大きく傾いている場合には、角度検出器11は主
として鉛直軸に対する路面の傾斜を検出することになっ
てしまい、その路面の傾斜を元に光軸制御が行われるの
で、誤った光軸調整がなされてしまうということを配慮
したものである。
【0020】ここで本発明では、自動車に乗車する人数
や積載する荷物の多寡あるいはそれらの分布状態等に伴
った自動車の路面(水平面)に対する角度の変化に起因
する前照灯の光軸の向きの変化は、通常、+2゜〜−2
゜の範囲内にあり、それに±1゜の誤差を見込んで+3
゜〜−3゜の範囲内にあると設定したものである。すな
わち、+3゜を超える角度にあっては上り坂と、−3゜
未満の角度にあっては下り坂と、各々判断し、そのよう
な場合には常に光軸制御をしないこととした。これによ
れば、坂道において光軸制御したために起こる誤った光
軸調整がなくなり、特に、急な坂道を走行中に光軸調整
した後、水平な路面走行に移った場合に起こる著しい光
軸誤差発生が皆無になり、安全性が十分に確保される。
や積載する荷物の多寡あるいはそれらの分布状態等に伴
った自動車の路面(水平面)に対する角度の変化に起因
する前照灯の光軸の向きの変化は、通常、+2゜〜−2
゜の範囲内にあり、それに±1゜の誤差を見込んで+3
゜〜−3゜の範囲内にあると設定したものである。すな
わち、+3゜を超える角度にあっては上り坂と、−3゜
未満の角度にあっては下り坂と、各々判断し、そのよう
な場合には常に光軸制御をしないこととした。これによ
れば、坂道において光軸制御したために起こる誤った光
軸調整がなくなり、特に、急な坂道を走行中に光軸調整
した後、水平な路面走行に移った場合に起こる著しい光
軸誤差発生が皆無になり、安全性が十分に確保される。
【0021】なお上述実施例では、角度検出器11を、
前照灯12の光軸13が水平面に対してほぼ0゜(平
行)になっているときにその中心軸22と鉛直軸21と
のなす角度θがほぼ0゜となるよう前照灯12に取り付
けた場合について説明したが、前照灯12の光軸13が
水平面に対して0゜よりも僅かに小さく、又は大きくな
っているときにその中心軸22と鉛直軸21とのなす角
度θがほぼ0゜となるよう前照灯12に取り付けてもよ
い。0゜よりも僅かに小さくなっているときに角度θが
ほぼ0゜となるよう取り付けた場合には、前照灯12の
光軸13が僅かに下向き加減の場合に±0V又は(Vc
c/2)V、ここでは(Vcc/2)Vの電圧信号が角
度検出器11から出力され、また0゜よりも僅かに大き
くなっているときに角度θがほぼ0゜となるよう取り付
けた場合には、前照灯12の光軸13が僅かに上向き加
減の場合に±0V又は(Vcc/2)V、ここでは(V
cc/2)Vの電圧信号が角度検出器11から出力され
るようになり、この状態を基準として、ワンタッチスイ
ッチ操作により上述傾動制御動作が行われ、前照灯12
の光軸13が初期設定角度、すなわち僅かに下向き加減
又は上向き加減の角度に復帰される。
前照灯12の光軸13が水平面に対してほぼ0゜(平
行)になっているときにその中心軸22と鉛直軸21と
のなす角度θがほぼ0゜となるよう前照灯12に取り付
けた場合について説明したが、前照灯12の光軸13が
水平面に対して0゜よりも僅かに小さく、又は大きくな
っているときにその中心軸22と鉛直軸21とのなす角
度θがほぼ0゜となるよう前照灯12に取り付けてもよ
い。0゜よりも僅かに小さくなっているときに角度θが
ほぼ0゜となるよう取り付けた場合には、前照灯12の
光軸13が僅かに下向き加減の場合に±0V又は(Vc
c/2)V、ここでは(Vcc/2)Vの電圧信号が角
度検出器11から出力され、また0゜よりも僅かに大き
くなっているときに角度θがほぼ0゜となるよう取り付
けた場合には、前照灯12の光軸13が僅かに上向き加
減の場合に±0V又は(Vcc/2)V、ここでは(V
cc/2)Vの電圧信号が角度検出器11から出力され
るようになり、この状態を基準として、ワンタッチスイ
ッチ操作により上述傾動制御動作が行われ、前照灯12
の光軸13が初期設定角度、すなわち僅かに下向き加減
又は上向き加減の角度に復帰される。
【0022】図4は本発明による自動車用前照灯光軸制
御装置の具体例を示す回路図である。この図4におい
て、11、15、18及び19は、各々図1と同様に、
角度検出器、ランプアクチュエータ、操作用押釦スイッ
チ及びバッテリ電源を示す。17も図1と同様に制御回
路を示すもので、ここでは、増幅回路17a、比較回路
17b、論理回路17c、RSフリップフロップ回路1
7d、スイッチング回路17e、モータドライブ回路1
7f及びプルアップ抵抗RP5からなる。この場合、増幅
回路17aは増幅器A1及び抵抗R1〜R8,R15を備
え、比較回路17bは比較器COM1〜COM4、抵抗R
9〜R13及びプルアップ抵抗RP1〜RP4を備え、論理回
路17cはアンド回路AND及びオア回路ORA,ORB
を備え、スイッチング回路17eはPNPトランジスタ
Tr及び抵抗R14を備え、モータドライブ回路17fは
リレーRYA,RYBを備え、各回路17a〜17f内、
及び各回路17a〜17f,プルアップ抵抗RP5相互が
図示するように結線されてなる。なお、15bはランプ
アクチュエータ15の出力軸駆動用モータ、41はバッ
テリ電源19の+電圧を+Vccに変換する電圧変換回
路、必要なければ省略可能である。
御装置の具体例を示す回路図である。この図4におい
て、11、15、18及び19は、各々図1と同様に、
角度検出器、ランプアクチュエータ、操作用押釦スイッ
チ及びバッテリ電源を示す。17も図1と同様に制御回
路を示すもので、ここでは、増幅回路17a、比較回路
17b、論理回路17c、RSフリップフロップ回路1
7d、スイッチング回路17e、モータドライブ回路1
7f及びプルアップ抵抗RP5からなる。この場合、増幅
回路17aは増幅器A1及び抵抗R1〜R8,R15を備
え、比較回路17bは比較器COM1〜COM4、抵抗R
9〜R13及びプルアップ抵抗RP1〜RP4を備え、論理回
路17cはアンド回路AND及びオア回路ORA,ORB
を備え、スイッチング回路17eはPNPトランジスタ
Tr及び抵抗R14を備え、モータドライブ回路17fは
リレーRYA,RYBを備え、各回路17a〜17f内、
及び各回路17a〜17f,プルアップ抵抗RP5相互が
図示するように結線されてなる。なお、15bはランプ
アクチュエータ15の出力軸駆動用モータ、41はバッ
テリ電源19の+電圧を+Vccに変換する電圧変換回
路、必要なければ省略可能である。
【0023】次に図4に示す回路の動作を説明する。角
度検出器11の出力電圧は、図2,図3で説明したよう
に検出器中心軸22と鉛直軸21のなす角度θに比例し
て変化する。いま、角度検出器11の中心軸22と鉛直
軸21のなす角度がθのときに角度検出器11が出力す
る電圧をVs(θ)とする。Vaは上記角度θn=0゜の
ときに角度検出器11が出力する電圧Vs(0゜)に等しく
なる(Va=Vs(0゜))よう抵抗R3と抵抗R4で設定され
た電圧である。Vbは増幅器A1の出力電圧Vsを任意の
レベルにオフセットさせるための電圧であるが、ここで
は説明の便宜上、増幅器A1の出力電圧Vs=角度検出
器11の出力電圧Vsに設定されているものとする。VA
は比較器COM1への基準電圧、VBは比較器COM2へ
の基準電圧、VA´は比較器COM3への基準電圧、VB
´は比較器COM4への基準電圧、VOAは比較器COM1
の出力電圧、VOBは比較器COM2の出力電圧、VOA´
は比較器COM3の出力電圧、VOB´は比較器COM4の
出力電圧、VONはアンド回路ANDの出力電圧である。
なお、VA´はVs(θ+Δθ)、ここでは0+3゜=+3
゜に相当する電圧が、VB´はVs(θ−Δθ)、ここでは
0−3゜=−3゜に相当する電圧が、各々設定されてい
る。
度検出器11の出力電圧は、図2,図3で説明したよう
に検出器中心軸22と鉛直軸21のなす角度θに比例し
て変化する。いま、角度検出器11の中心軸22と鉛直
軸21のなす角度がθのときに角度検出器11が出力す
る電圧をVs(θ)とする。Vaは上記角度θn=0゜の
ときに角度検出器11が出力する電圧Vs(0゜)に等しく
なる(Va=Vs(0゜))よう抵抗R3と抵抗R4で設定され
た電圧である。Vbは増幅器A1の出力電圧Vsを任意の
レベルにオフセットさせるための電圧であるが、ここで
は説明の便宜上、増幅器A1の出力電圧Vs=角度検出
器11の出力電圧Vsに設定されているものとする。VA
は比較器COM1への基準電圧、VBは比較器COM2へ
の基準電圧、VA´は比較器COM3への基準電圧、VB
´は比較器COM4への基準電圧、VOAは比較器COM1
の出力電圧、VOBは比較器COM2の出力電圧、VOA´
は比較器COM3の出力電圧、VOB´は比較器COM4の
出力電圧、VONはアンド回路ANDの出力電圧である。
なお、VA´はVs(θ+Δθ)、ここでは0+3゜=+3
゜に相当する電圧が、VB´はVs(θ−Δθ)、ここでは
0−3゜=−3゜に相当する電圧が、各々設定されてい
る。
【0024】また、以下の説明において“L”は低レベ
ル電圧、“H”は高レベル電圧を指し、リレーRY(R
YA,RYB)につきONとはリレーコイルL(LA,L
B)が励磁され可動接点cが固定接点aから固定接点b
に切換接続されることを、またOFFとはリレーコイル
L(LA,LB)が励磁されず可動接点cが固定接点aに
接続されたままになっていること(図示状態)をいう。
ル電圧、“H”は高レベル電圧を指し、リレーRY(R
YA,RYB)につきONとはリレーコイルL(LA,L
B)が励磁され可動接点cが固定接点aから固定接点b
に切換接続されることを、またOFFとはリレーコイル
L(LA,LB)が励磁されず可動接点cが固定接点aに
接続されたままになっていること(図示状態)をいう。
【0025】いま、角度検出器11の中心軸22と鉛直
軸21のなす角度θが0゜(θn=0゜)のとき、Vs(0
゜)=(Vcc/2)V(図5参照)であるとすると、 Vs(θ)>VAのとき、 VOA=“L”,VOB=“H” VA>Vs(θ)>VBのとき、 VOA=“H”,VOB=“H” VB>Vs(θ)のとき、 VOA=“H”,VOB=“L” となる。
軸21のなす角度θが0゜(θn=0゜)のとき、Vs(0
゜)=(Vcc/2)V(図5参照)であるとすると、 Vs(θ)>VAのとき、 VOA=“L”,VOB=“H” VA>Vs(θ)>VBのとき、 VOA=“H”,VOB=“H” VB>Vs(θ)のとき、 VOA=“H”,VOB=“L” となる。
【0026】したがって、トランジスタTrがON(エ
ミッタ,コレクタ間が導通)していれば、Vs(θ)>VA
のとき、リレーRYAはON、リレーRYBはOFFとな
ってモータ15bは正転、VA>Vs(θ)>VBのとき、
リレーRYAはOFF、リレーRYBはOFFとなってモ
ータ15bは制動(停止)、VB>Vs(θ)のとき、リレ
ーRYAはOFF、リレーRYBはONとなってモータ1
5bは逆転、される。すなわちトランジスタTrのON
により、モータ15bは正転、制動(停止)、逆転なる
制御を受ける。
ミッタ,コレクタ間が導通)していれば、Vs(θ)>VA
のとき、リレーRYAはON、リレーRYBはOFFとな
ってモータ15bは正転、VA>Vs(θ)>VBのとき、
リレーRYAはOFF、リレーRYBはOFFとなってモ
ータ15bは制動(停止)、VB>Vs(θ)のとき、リレ
ーRYAはOFF、リレーRYBはONとなってモータ1
5bは逆転、される。すなわちトランジスタTrのON
により、モータ15bは正転、制動(停止)、逆転なる
制御を受ける。
【0027】上記のように、VA,VBに対してVs(θ)
が種々の値をとったとき、それらとVOA,VOB、RY
A,RYB及びモータ15bとの関係をまとめて示せば、
下表1のようになる。
が種々の値をとったとき、それらとVOA,VOB、RY
A,RYB及びモータ15bとの関係をまとめて示せば、
下表1のようになる。
【0028】
【表1】
【0029】また、VA´,VB´に対してVs(θ)が種
々の値をとったとき、それらとVOA´,VOB´との関係
を示せば、下表2のようになる。
々の値をとったとき、それらとVOA´,VOB´との関係
を示せば、下表2のようになる。
【0030】
【表2】
【0031】したがって、オア回路ORAについては、
VOA´、VOB´及びフリップフロップ回路17dのQ反
転出力の3入力のうちのいずれか1つでも“H”であれ
ば、出力電圧VRAは“H”となってトランジスタTrは
ONせず、それ以外の入力条件では、出力電圧VRAは全
て“L”となってトランジスタTrはONする。
VOA´、VOB´及びフリップフロップ回路17dのQ反
転出力の3入力のうちのいずれか1つでも“H”であれ
ば、出力電圧VRAは“H”となってトランジスタTrは
ONせず、それ以外の入力条件では、出力電圧VRAは全
て“L”となってトランジスタTrはONする。
【0032】オア回路ORBについては、VOA´、VOB
´及びVONの3入力のうちのいずれか1つでも“H”で
あれば、出力電圧VRBは“H”となってフリップフロッ
プ回路17dがリセットされ、Q反転出力は“H”とな
り、それ以外の入力条件では、出力電圧VRBは全て
“L”となってフリップフロップ回路17dのQ反転出
力は出力内容保持状態となる。
´及びVONの3入力のうちのいずれか1つでも“H”で
あれば、出力電圧VRBは“H”となってフリップフロッ
プ回路17dがリセットされ、Q反転出力は“H”とな
り、それ以外の入力条件では、出力電圧VRBは全て
“L”となってフリップフロップ回路17dのQ反転出
力は出力内容保持状態となる。
【0033】上記のような制御回路17の動作条件にお
いて、図4に示す回路全体の動作につき図1,図2を併
用して述べると、次の通りである。いま、自動車が水平
路面にあり、その自動車の路面(水平面)に対する角度
が当該自動車への人の乗車や荷物の積載の分布状態等に
伴って変化し、これにより前照灯光軸13の向きが上方
又は下方に変化したとすると、前照灯(リフレクタ)1
2に光軸角度微調整機構14を介して取り付けられた振
り子型角度検出器11が傾き、光軸13の向きの変化が
検出される。これにより、Vs(θ)>VA又はVB>Vs
(θ)となり、リレーRYA又はRYBのどちらか一方がO
Nした状態となる。
いて、図4に示す回路全体の動作につき図1,図2を併
用して述べると、次の通りである。いま、自動車が水平
路面にあり、その自動車の路面(水平面)に対する角度
が当該自動車への人の乗車や荷物の積載の分布状態等に
伴って変化し、これにより前照灯光軸13の向きが上方
又は下方に変化したとすると、前照灯(リフレクタ)1
2に光軸角度微調整機構14を介して取り付けられた振
り子型角度検出器11が傾き、光軸13の向きの変化が
検出される。これにより、Vs(θ)>VA又はVB>Vs
(θ)となり、リレーRYA又はRYBのどちらか一方がO
Nした状態となる。
【0034】この状態で押釦スイッチ18を1回押圧操
作すると、フリップフロップ回路17dのQ反転出力が
“L”になり、トランジスタTrがONして、リレーR
YA又はRYBどちらがONしているかで決定される方向
にモータ15bが回転する。これにより、ランプアクチ
ュエータ15の出力軸15aが軸周り方向に回転して前
進又は後退し、前照灯12、換言すれば光軸13をリフ
レクタ回転軸16を中心に上方又は下方に傾動させる。
前照灯12が上方又は下方に傾動されると角度検出器1
1の傾きも初期設定角度(中心軸22と鉛直軸21のな
す角度θが0゜)に戻されてゆく。
作すると、フリップフロップ回路17dのQ反転出力が
“L”になり、トランジスタTrがONして、リレーR
YA又はRYBどちらがONしているかで決定される方向
にモータ15bが回転する。これにより、ランプアクチ
ュエータ15の出力軸15aが軸周り方向に回転して前
進又は後退し、前照灯12、換言すれば光軸13をリフ
レクタ回転軸16を中心に上方又は下方に傾動させる。
前照灯12が上方又は下方に傾動されると角度検出器1
1の傾きも初期設定角度(中心軸22と鉛直軸21のな
す角度θが0゜)に戻されてゆく。
【0035】上記動作は角度検出器11が初期設定角度
に戻るまで、すなわちVA>Vs(0゜)>VBになるまで継
続され、VA>Vs(0゜)>VBになった時点でモータ15
bは停止する(制動状態となる)。その結果、自動車へ
の荷重の分布状態等に伴って当該自動車の路面(水平
面)に対する角度が変化し、前照灯光軸13の向きが上
方又は下方に変化したにも拘わらず、その光軸13が適
正な方向、ここでは水平方向に自動修正されたことにな
る。
に戻るまで、すなわちVA>Vs(0゜)>VBになるまで継
続され、VA>Vs(0゜)>VBになった時点でモータ15
bは停止する(制動状態となる)。その結果、自動車へ
の荷重の分布状態等に伴って当該自動車の路面(水平
面)に対する角度が変化し、前照灯光軸13の向きが上
方又は下方に変化したにも拘わらず、その光軸13が適
正な方向、ここでは水平方向に自動修正されたことにな
る。
【0036】このとき、自動車が水平路面ではなく、Δ
θ傾いた路面上にあったとすると、角度検出器11の中
心軸は鉛直軸に対して(θ+Δθ)をなす。したがっ
て、角度検出器11の出力電圧はVs(θ+Δθ)とな
る(ここでは角度検出器11の出力電圧Vs=増幅器A1
の出力電圧Vsとする)。上記Δθが大きくなると、前
述したように角度検出器11は主として鉛直軸に対する
路面の傾斜を検出することになってしまい、誤った光軸
調整がなされることになる。
θ傾いた路面上にあったとすると、角度検出器11の中
心軸は鉛直軸に対して(θ+Δθ)をなす。したがっ
て、角度検出器11の出力電圧はVs(θ+Δθ)とな
る(ここでは角度検出器11の出力電圧Vs=増幅器A1
の出力電圧Vsとする)。上記Δθが大きくなると、前
述したように角度検出器11は主として鉛直軸に対する
路面の傾斜を検出することになってしまい、誤った光軸
調整がなされることになる。
【0037】そこで、θ+Δθ≧θ≧θ−Δθなる光軸
制御対象角度領域を設定し、この光軸制御対象角度領域
外ではトランジスタTrがOFF状態となって、モータ
15bが停止状態となるようにすれば、誤った光軸調整
がなされることが回避される。図4に示す制御回路17
においては、その比較回路17bにて光軸制御対象角度
領域θ+Δθ≧θ≧θ−ΔθをVA´=Vs(θ+Δ
θ),VB´=Vs(θ−Δθ)とすることにより設定
し、この光軸制御対象角度領域外ではトランジスタTr
をOFFし、モータ15bを停止して、誤った光軸調整
の回避を実現している。更に本発明では、このときの
(θ+Δθ)を+3゜、(θ−Δθ)を−3゜と設定
し、VA´が+3゜、VB´が−3゜に各々相当する電圧
を設定したもので、この範囲内においてのみ上述光軸自
動修正が行われ、実用上の適正光軸が保持される。
制御対象角度領域を設定し、この光軸制御対象角度領域
外ではトランジスタTrがOFF状態となって、モータ
15bが停止状態となるようにすれば、誤った光軸調整
がなされることが回避される。図4に示す制御回路17
においては、その比較回路17bにて光軸制御対象角度
領域θ+Δθ≧θ≧θ−ΔθをVA´=Vs(θ+Δ
θ),VB´=Vs(θ−Δθ)とすることにより設定
し、この光軸制御対象角度領域外ではトランジスタTr
をOFFし、モータ15bを停止して、誤った光軸調整
の回避を実現している。更に本発明では、このときの
(θ+Δθ)を+3゜、(θ−Δθ)を−3゜と設定
し、VA´が+3゜、VB´が−3゜に各々相当する電圧
を設定したもので、この範囲内においてのみ上述光軸自
動修正が行われ、実用上の適正光軸が保持される。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、乗
車する人や積載する荷物の多寡あるいはそれらの分布状
態等に伴って変化する前照灯の光軸の向きを、ワンタッ
チスイッチ操作により初期設定角度、通常は水平面に対
してほぼ平行(0゜)に復帰させることができ、したが
って、装置本来の機能,効果(知らぬ間に自車の前照灯
で対向車を眩惑していたり、前照灯光軸が下方に向き過
ぎていること等を解決する機能,効果)を発揮させ得る
と共に、調整結果が従来装置に比べてより適正になし
得、しかも、路面が水平面に対して大きく傾いている場
合でも、誤った光軸調整がなされず、安全性が確保でき
るという効果がある。
車する人や積載する荷物の多寡あるいはそれらの分布状
態等に伴って変化する前照灯の光軸の向きを、ワンタッ
チスイッチ操作により初期設定角度、通常は水平面に対
してほぼ平行(0゜)に復帰させることができ、したが
って、装置本来の機能,効果(知らぬ間に自車の前照灯
で対向車を眩惑していたり、前照灯光軸が下方に向き過
ぎていること等を解決する機能,効果)を発揮させ得る
と共に、調整結果が従来装置に比べてより適正になし
得、しかも、路面が水平面に対して大きく傾いている場
合でも、誤った光軸調整がなされず、安全性が確保でき
るという効果がある。
【図1】本発明装置の一実施形態を示す全体構成図であ
る。
る。
【図2】図1中の振り子型角度検出器の説明図である。
【図3】図1中の振り子型角度検出器の中心軸と鉛直軸
のなす角度θに対する検出器出力信号の変化を示すグラ
フである。
のなす角度θに対する検出器出力信号の変化を示すグラ
フである。
【図4】本発明装置の具体例を示す回路図である。
【図5】図4中の角度検出器の中心軸と鉛直軸のなす角
度θと電圧Vccとの関係を示すグラフである。
度θと電圧Vccとの関係を示すグラフである。
11…振り子型角度検出器、12…前照灯、13…光
軸、14…光軸角度微調整機構、15…ランプアクチュ
エータ、15a…ランプアクチュエータ出力軸、16…
リフレクタ回転軸、17…制御回路、18…操作用押釦
スイッチ、19…バッテリ電源、20…前照灯ON,O
FFスイッチ。
軸、14…光軸角度微調整機構、15…ランプアクチュ
エータ、15a…ランプアクチュエータ出力軸、16…
リフレクタ回転軸、17…制御回路、18…操作用押釦
スイッチ、19…バッテリ電源、20…前照灯ON,O
FFスイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車に取り付けられた前照灯の光軸の
水平面に対する角度に応じた信号を出力するもので前記
光軸が水平面に対して予め設定された所定の角度になっ
ているときにその中心軸と鉛直軸とのなす角度がほぼ0
゜となるよう取り付けられた重力依存の角度検出器と、
前記光軸を上下方向に傾動制御可能なランプアクチュエ
ータと、ワンタッチスイッチ操作により作動開始し前記
角度検出器からの信号の値が、その角度検出器中心軸と
鉛直軸とのなす角度がほぼ0゜のときの値と一致せず、
かつ、前記所定の角度を基準として+3゜以下、−3゜
以上の範囲内のときの値である場合にそれらを一致させ
るべく前記ランプアクチュエータを駆動する制御回路と
を具備することを特徴とする自動車用前照灯光軸制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7332299A JPH09169241A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 自動車用前照灯光軸制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7332299A JPH09169241A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 自動車用前照灯光軸制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09169241A true JPH09169241A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18253415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7332299A Pending JPH09169241A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 自動車用前照灯光軸制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09169241A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013209061A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Fuji Heavy Ind Ltd | ヘッドランプの光軸制御装置 |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP7332299A patent/JPH09169241A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013209061A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Fuji Heavy Ind Ltd | ヘッドランプの光軸制御装置 |
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