JPH09169405A - 自動走行体の逸走防止装置 - Google Patents

自動走行体の逸走防止装置

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JPH09169405A
JPH09169405A JP33228895A JP33228895A JPH09169405A JP H09169405 A JPH09169405 A JP H09169405A JP 33228895 A JP33228895 A JP 33228895A JP 33228895 A JP33228895 A JP 33228895A JP H09169405 A JPH09169405 A JP H09169405A
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traveling
traverser
travel
rail
traveling rail
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雅典 吉田
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芳治 冨岡
Minoru Inatani
実 稲谷
Haruo Shimizu
春雄 清水
Tsuyoshi Masuda
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自動走行体用の走行レール列から任意に選択
された走行レールに対応する位置にトラバーサが停止し
たときにのみ、自動走行体用の走行レール側に設置され
た走行終端限ストッパを自動走行体の規制を解除する方
向に操作し得る自動走行体の逸走防止装置を提供する。 【解決手段】 走行レール1におけるトラバース用の走
行レール2側の近傍に、トラバーサ4の位置決め用ガイ
ド7を設置選択された走行レール1にトラバーサ4の位
置決め装置8を取り付け、走行レール1側には走行終端
限ストッパ12を設置し、走行終端限ストッパ12に掛
け外し操作機構14を連接し、掛け外し操作機構14の
一端部を位置決め用ガイド7に挿入し、位置決め装置8
と走行終端限ストッパ12の掛け外し操作機構14と
を、位置決め装置8が位置決め用ガイド7内に進出した
とき、走行終端限ストッパ12が自動走行体の規制を解
除する方向に作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫のスタッ
カクレーンや、自動走行台車等の逸走防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫のスタッカクレーンや、自動走
行台車等のいわゆる自動走行体の逸走防止装置の従来技
術としては、例えば特開平4−243727号公報に記
載の技術がある。
【0003】この特開平4−243727号公報に記載
の技術では、台車用の複数組の走行レールと、これら台
車用の走行レール列と直交する方向に敷設されたトラバ
ーサ用の走行レールとを備えている。前記台車用の複数
組の走行レール列の選択された走行レールには、台車が
走行可能に設置され、トラバーサ用の走行レール上に
は、受け渡しレールを有するトラバーサが走行可能に設
置されている。
【0004】前記台車用の走行レール列の下方には、枠
体が架設されている。台車用の各走行レールにおけるト
ラバーサ用の走行レール側の端部において、枠体の上部
には台車用のストッパ部材が回動可能に取り付けられて
いる。このストッパ部材の下面は、カム面に形成されて
いる。また、ストッパ部材は引っ張りばねにより、当該
走行レール上を走行する台車から常時外れる方向に付勢
されている。さらに、ストッパ部材の下方において、枠
体の上面にはガイド板が取り付けられている。
【0005】前記ストッパ部材とガイド板間には、進退
ロッドが軸方向に移動可能に配置されている。この進退
ロッドは、一端部がスリーブ内に嵌挿されており、この
スリーブ内に設けられた圧縮ばねによりトラバーサ用の
走行レール側に進出付勢されており、しかも進退ロッド
の一端部に取り付けられたストッパがスリーブの端面に
当接することによって、トラバーサ用の走行レール側へ
の進出位置が規制されている。また、進退ロッドのほぼ
中間部にはローラが取り付けられている。このローラ
は、進退ロッドが移動したとき、前記ガイド板に沿って
転動する。そして、ローラは進退ロッドがトラバーサ用
の走行レール側に最も突出された位置で、前記ストッパ
部材の下面に形成されたカム面を介してストッパ部材を
最も高い位置、つまり当該走行レール上の台車を停止さ
せ得る位置まで押し上げ、その位置に保持するようにな
っている。さらに、進退ロッドの他端部、つまりトラバ
ーサ用の走行レール側の端部にはカムフォロアが設けら
れている。
【0006】一方、前記トラバーサには台車用の走行レ
ール側に、山形のカムが固定されている。このカムに
は、台車用の走行レール列のうちから任意に選択された
走行レールに対応する位置にトラバーサが停止すると
き、当該走行レール側に配置されている進退ロッドに設
けられたカムフォロアを介して、進退ロッドを押し込む
ようになっている。
【0007】さらに、前記台車用の各走行レールに対応
させて設けられた台車用のストッパ部材の近傍には、セ
ンサが設けられている。このセンサは、当該ストッパ部
材が下方に向かって回動したとき、これを検知し、アラ
ームを発し、当該走行レール上の台車がトラバーサ用の
走行レール側のピットへ落下する危険性があることを表
示するように構成されている。
【0008】そして、この従来技術ではトラバーサが台
車用の走行レール列のうちから任意に選択された走行レ
ールに接近したとき、トラバーサに固定された山形のカ
ムにより、台車用の当該走行レールに配置されている進
退ロッドに設けられたカムフォロアを介して進退ロッド
を押す。この進退ロッドが押されると、スリーブ内に設
けられた圧縮ばねのばね力に抗して進退ロッドがトラバ
ーサから離れる方向に移動する。進退ロッドがトラバー
サから離れる方向に移動すると、進退ロッドと一緒にロ
ーラが移動し、ストッパ部材の下面に形成されたカム面
の最下面から外れる。進退ロッドに設けられたローラが
ストッパ部材に形成されたカム面の最下面から外れて行
くと、引っ張りばねの働きによりストッパ部材が下方に
向かって回動する。ストッパ部材が最下限まで回動し下
降すると、当該走行レール上の台車がトラバーサ用の走
行レール側に移動可能となり、台車は走行レール上を走
行し、待機中のトラバーサ上に設置された受け渡しレー
ル上に乗り移る。
【0009】その後、台車を受け取ったトラバーサが移
動すると、進退ロッドはスリーブ内に設けられた圧縮ば
ねのばね力によりトラバーサ用の走行レール側に押され
て移動する。進退ロッドがトラバーサ用の走行レール側
に移動すると、これと一緒にローラが移動し、当該スト
ッパ部材のカム面を介してストッパ部材を押し上げる方
向に回動させ、やがてストッパ部材をあらかじめ決めら
れた最上限の位置まで押し上げ、その位置に保持する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術では台車用の各走行レール側に、カム面を有するスト
ッパ部材と、前記カム面を介してストッパ部材を操作す
るローラとカムフォロアとを有する進退ロッドと、スト
ッパ部材を引き上げる引っ張りばねと、進退ロッドを定
位置に押し込む圧縮ばねとを設け、トラバーサにおける
台車用の走行レール側の面には山形のカムを固定し、こ
のカムによりカムフォロアを介して進退ロッドを押し込
み、ローラとカム面と引っ張りばねの作用でストッパ部
材を台車から外れる方向に操作するようにしている。し
たがって、従来技術では台車用の走行レールが3組以上
敷設された設備では、台車用の中間の走行レール側に設
けられた進退ロッドが、トラバーサが通過するごとに押
し込まれ、その進退ロッドに連携されたストッパ部材が
一時的に解除されてしまうという問題があった。
【0011】また、従来技術ではストッパ部材が下向き
に回動したとき、これを検知しアラームを発するセンサ
も、台車用の中間の走行レール側に設けられたものは、
トラバーサが通過するごとにストッパ部材が下向きに回
動するのでその都度ストッパ部材の下向きの回動を検知
し、アラームを発してしまうという問題もある。
【0012】さらに、従来技術では前述のごとくトラバ
ーサが通過するごとに、台車用の走行レール側に設けら
れたストッパ部材とこれを操作する部材や、トラバーサ
の機械的検出機構が動作してしまうため、トラバーサの
通過速度を低速に抑えるか、前記部材を機械的強度の大
きい材料で形成する必要があった。
【0013】本発明の目的は、前記従来技術の問題を解
決し、自動走行体用の複数条の走行レールのうちから任
意に選択された走行レールに対応する位置にトラバーサ
が停止したときにのみ、自動走行体用の走行レール側に
設置された走行終端限ストッパを自動走行体の規制を解
除する方向に操作し得る自動走行体の逸走防止装置を提
供することにある。
【0014】また、本発明の他の目的は自動走行体用の
走行レール列のうちから任意に選択された走行レールに
対応する位置にトラバーサが停止したときにのみ、自動
走行体用の走行終端限ストッパと走行極限停止センサ用
検出体の組を、自動走行体から外れる方向に操作し得る
自動走行体の逸走防止装置を提供することにある。
【0015】さらに、本発明の他の目的は自動走行体用
の走行終端限ストッパ等を、自動走行体用の走行レール
列のうちから任意に選択された走行レールにトラバーサ
が停止したときにのみ、より一層的確に自動走行体から
外れる方向に操作し得る自動走行体の逸走防止装置を提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的は、平面上に所
定の間隔をおいて第1の走行レールを複数条平行に敷設
し、前記第1の走行レール列の少なくとも一方の端部側
に、第1の走行レール列と直交する方向に第2の走行レ
ールを敷設し、第1の走行レール列のうちから任意に選
択された第1の走行レールに沿って自動走行体を走行さ
せ、前記第2の走行レール上にはトラバーサを走行可能
に設置し、このトラバーサで第1の走行レールから自動
走行体を受け取り、そのトラバーサを第1の走行レール
列のうちから任意に選択された第1の走行レールに引き
渡し、その第1の走行レールに沿って自動走行体を走行
させる装置において、前記各第1の走行レールにおける
第2の走行レール側の近傍に、トラバーサの位置決め用
ガイドを設置し、前記トラバーサには前記位置決め用ガ
イド内に進出し嵌合することによって選択された第1の
走行レールにトラバーサを位置決めする位置決め装置を
取り付け、前記各第1の走行レール側には自動走行体用
の走行終端限ストッパを設置し、各走行終端限ストッパ
に掛け外し操作機構を連接するとともに、この掛け外し
操作機構の一端部を前記位置決め用ガイドに挿入し、ト
ラバーサの位置決め装置と各走行終端限ストッパの掛け
外し操作機構とを、トラバーサの位置決め装置が位置決
め用ガイド内に進出して来たとき、走行終端限ストッパ
が自動走行体の規制を解除する方向に作動するように連
携したことにより、達成される。
【0017】また、前記目的は前記各第1の走行レール
側には自動走行体用の走行終端限ストッパと走行極限停
止センサ用検出体とを設置し、各走行終端限ストッパと
走行極限停止センサ用検出体の組に掛け外し操作機構を
連接するとともに、この掛け外し操作機構の一端部を前
記位置決め用ガイドに挿入し、トラバーサの位置決め装
置と、各走行終端限ストッパと走行極限停止センサ用検
出体の組の掛け外し操作機構とを、トラバーサの位置決
め装置が位置決め用ガイド内に進出して来たとき、走行
終端限ストッパと走行極限停止センサ用検出体の組の掛
け外し操作機構が自動走行体から外れる方向に作動する
ように連携したことにより、達成される。
【0018】さらに、前記目的は前記トラバーサの位置
決め装置を、アクチュエータと、前記位置決め用ガイド
に挿脱可能に配置されかつ前記アクチュエータに進退可
能に連結された位置決め用ロッドとにより構成し、前記
走行終端限ストッパ等の掛け外し操作機構を、一端部を
前記位置決め用ガイド内に摺動可能に嵌合されたガイド
部材と、走行終端限ストッパ側に連結されたレバーと、
前記ガイド部材とレバーとを接続しているリンクと、走
行終端限ストッパ等を作用位置に復帰させる復帰手段と
を備えて構成したことにより、達成される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面によ
り説明する。
【0020】図1〜図5は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は要部の平面図、図2は自動走行体用の走行終
端限ストッパと走行極限停止センサ用検出体が自動走行
体に対する作用位置にセットされている状態の拡大側面
図、図3は同走行終端限ストッパと走行極限停止センサ
用検出体が自動走行体から外れる位置にセットされてい
る状態の拡大側面図、図4は本発明を適用する装置の一
例である自動倉庫の平面図、図5は図4の側面図であ
る。
【0021】これらの図に示す実施例では、自動走行体
の逸走防止装置を自動倉庫に適用している。
【0022】その自動倉庫は、図4および図5に示すよ
うに、自動走行体用の複数条の第1の走行レール1と、
トラバーサ用の第2の走行レール2と、自動走行体であ
るスタッカクレーン3と、トラバーサ4と、ラック6と
を配備している。
【0023】前記第1の走行レール1は、平面上に所定
の間隔をおいて複数条(図4に示す例では5条)、平行
に敷設されている。
【0024】前記第2の走行レール2は、前記第1の走
行レール列の一方の端部側に、第1の走行レール列と直
交する方向に敷設されている。
【0025】前記スタッカクレーン3は、第1の走行レ
ール列のうちから任意に選択された第1の走行レールに
沿って往復走行可能に設置されている。
【0026】前記トラバーサ4の上面には、受け渡しレ
ール5と、センサ用検出体20とが取り付けられてい
る。また、トラバーサ4は第2の走行レール2に沿っ
て、第1の走行レール列のうちから任意に選択された第
1の走行レール1に対応する位置に移動し、受け渡しレ
ール5と当該第1の走行レール1との間で、スタッカク
レーン3の受け渡しを行うようになっている。
【0027】なお、第2の走行レール2とトラバーサ4
は、第1の走行レール列の一方の端部側と他方の端部側
とに配置される場合もある。
【0028】前記ラック6は、第1の走行レール1の両
側に架設されている。
【0029】前記スタッカクレーン用の第1の走行レー
ル1における第2の走行レール2側の近傍には、図1〜
図3に示すように、トラバーサ4の位置決め用ガイド7
と、スタッカクレーン用の走行終端限ストッパ12およ
び走行極限停止センサ用検出体13と、これらの掛け外
し操作機構14とが設置されている。
【0030】一方、トラバーサ3側にはこのトラバーサ
用の位置決め装置8が取り付けられている。
【0031】前記トラバーサ3の位置決め用ガイド7
は、図1に示すように、第2の走行レール2側に向かっ
て拡開する開口部7′を有するシリンダ型に形成されて
おり、各第1の走行レール1における第2の走行レール
2側の近傍に固定されている。
【0032】前記スタッカクレーン用の走行終端限スト
ッパ12と走行極限停止センサ用検出体13とは、この
実施例では一組にまとめられ、各第1の走行レール1の
近傍に設置されており、図2および図3から分かるよう
に、スタッカクレーン3に対する作用位置と、スタッカ
クレーン3から外れる位置とに移動可能に設けられてい
る。
【0033】前記走行終端限ストッパ12と走行極限停
止センサ用検出体13の掛け外し操作機構14は、倒T
字型のガイド部材15と、リンク16と、L字型のレバ
ー17と、走行終端限ストッパ12と走行極限停止セン
サ用検出体13の組の復帰手段である圧縮ばね19とを
備えて構成されている。前記ガイド部材15は、前記ト
ラバーサ用の位置決め用ガイド7内に摺動可能に嵌合さ
れている。前記レバー17は、ほぼ中間部に設けられた
ピン18を支点として回動可能に取り付けられている。
また、レバー17はスタッカクレーン用の走行終端限ス
トッパ12と走行極限停止センサ用検出体13の組に連
結されている。前記リンク16は、ガイド部材15とレ
バー17とを接続している。前記走行終端限ストッパ1
2と走行極限停止センサ用検出体13の組の復帰手段で
ある圧縮ばね19は、前記トラバーサ用の位置決め用ガ
イド7内に縮設されていて、この位置決め用ガイド7内
に嵌合されているガイド部材15を戻す方向に押してい
る。そして、この掛け外し操作機構14はガイド部材1
5が図3に示す矢印a方向に押し込まれたとき、リンク
16によりレバー17の一端部を押し、レバー17がピ
ン18を支点として同図3の矢印b方向に回動し、スタ
ッカクレーン用の走行終端限ストッパ12と走行極限停
止センサ用検出体13の組を作用位置からスタッカクレ
ーン3から外れる位置に移動操作するように構成されて
いる。さらに、前記走行終端限ストッパ12と走行極限
停止センサ用検出体13の組の復帰手段である圧縮ばね
19は、ガイド部材15に対する押し込み力が解除され
たとき、ガイド部材15を押し戻し、リンク16および
レバー17を通じて走行終端限ストッパ12と走行極限
停止センサ用検出体13の組をスタッカクレーン3に対
する作用位置に復帰させるようになっている。
【0034】前記位置決め装置8は、アクチュエータ9
と、位置決め用ロッド10とを備えて構成されている。
前記アクチュエータ9には、例えば流体圧シリンダまた
は電動シリンダが用いられる。このアクチュエータ9
は、トラバーサ4に搭載されている。前記位置決め用ロ
ッド10は、前記アクチュエータ9に進退可能に連結さ
れている。また、位置決め用ロッド10の先端部には、
フォロア11が設けられている。而して、この位置決め
装置8は第1の走行レール列のうちから任意に選択され
た第1の走行レール1に対応する位置にトラバーサ4が
停止したとき、アクチュエータ9がアプローチ側に制御
され、これにより位置決め用ロッド10が進出操作さ
れ、この位置決め用ロッド10が当該第1の走行レール
1の近傍に設置された位置決め用ガイド7内に進出し、
嵌合することによって、当該第1の走行レール1に対し
てトラバーサ4上に設置された受け渡しレール5が一直
線状に接続されるように位置決めする。そして、このと
き位置決め用ロッド10のフォロア11により走行終端
限ストッパ12と走行極限停止センサ用検出体13の組
の掛け外し操作機構14のガイド部材15を図3の矢印
a方向に押し込むようになっている。ついで、当該第1
の走行レール1と受け渡しレール5とでスタッカクレー
ン3の受け渡しを行った後、アクチュエータ9がリター
ン側に制御され、位置決め用ロッド10が後退操作さ
れ、位置決め用ガイド7から引き抜かれ、これにより走
行終端限ストッパ12と走行極限停止センサ用検出体1
3の組の掛け外し操作機構14のガイド部材15に対す
る押し込み力が解除されるようになっている。
【0035】前記トラバーサ4に取り付けられたセンサ
用検出体20は、スタッカクレーン3に付設されている
センサ(図示せず)を検出したとき、これを表示するよ
うになっている。
【0036】次に、前記実施例にかかる自動走行体の逸
走防止装置の動作を説明する。
【0037】第1の走行レール1とトラバーサ4間で自
動走行体であるスタッカクレーン3の受け渡しを行って
いない状態では、走行終端限ストッパ12と走行極限停
止センサ用検出体13の組の復帰手段である圧縮ばね1
9のばね力により、走行終端限ストッパ12と走行極限
停止センサ用検出体13の組の掛け外し操作機構14の
ガイド部材15を図3の矢印aの反対方向に押し、リン
ク16を介してL字型のレバー17を図3の矢印bの反
対方向にけん引し、走行終端限ストッパ12と走行極限
停止センサ用検出体13の組を図2に示すように、スタ
ッカクレーン3に対する作用位置にセットする。したが
って、図2に示す状態では走行終端限ストッパ12によ
りスタッカクレーン3の逸走が防止される。また、スタ
ッカクレーン3が走行終端限に接近したとき、スタッカ
クレーン3に設けられている走行極限停止センサ(図示
せず)を、走行極限停止センサ用検出体13が検出し、
かつ検出したことを表示する。
【0038】第1の走行レール列のうちから選択された
第1の走行レール1よりトラバーサ4へ、反対にトラバ
ーサ4より選択された第1の走行レール1へスタッカク
レーン3を移すときは、選択された第1の走行レール1
に対応する位置にトラバーサ4を移動させ、その位置に
停止させる。ここで、トラバーサ4に取り付けられた位
置決め装置8のアクチュエータ9をアプローチ側に制御
し、位置決め用ロッド10を伸長させ、この位置決め用
ロッド10を第1の走行レール1における第2の走行レ
ール2側の近傍に設置された位置決め用ガイド7内に進
出させ、嵌合させて、当該第1の走行レール1とトラバ
ーサ4上に敷設された受け渡しレール5とが一直線状に
継ながるように位置決めする。
【0039】当該第1の走行レール1とトラバーサ4と
を位置決めすると同時に、前記位置決め装置8の位置決
め用ロッド10の先端部に設けられたフォロア11によ
り、走行終端限ストッパ12と走行極限停止センサ用検
出体13の組の掛け外し操作機構14のガイド部材15
を図3の矢印a方向に押し込む。前記ガイド部材15が
図3の矢印a方向に押されると、リンク16を介してL
字型のレバー17の一端部を押し、レバー17が図3の
矢印b方向に回動し、走行終端限ストッパ12と走行極
限停止センサ用検出体13の組が図3に示すように、ス
タッカクレーン3に対する作用位置から外れた位置へ移
動し、その位置にセットされる。したがって、この状態
では当該第1の走行レール1からトラバーサ4へ、反対
にトラバーサ4から選択された第1の走行レール1へス
タッカクレーン3を移すことができる。
【0040】しかも、この実施例では第1の走行レール
列のうちから任意に選択された第1の走行レール1とト
ラバーサ4との間でスタッカクレーン3の受け渡しを行
うときにのみ、走行終端限ストッパ12と走行極限停止
センサ用検出体13の組の掛け外し操作機構14を作動
させ、走行終端限ストッパ12と走行極限停止センサ用
検出体13の組をスタッカクレーン3に対する作用位置
から外れる位置へ移動させるようにしており、トラバー
サ4が単に通過するだけの第1の走行レール1に対応す
る位置に設置された走行終端限ストッパ12と走行極限
停止センサ用検出体13の組の掛け外し操作機構14に
は全く関与せず、したがってトラバーサ4が通過するだ
けの第1の走行レール1側に設置されている走行終端限
ストッパ12と走行極限停止センサ用検出体13の組は
スタッカクレーン3から外れる方向には作動しない。
【0041】前記当該第1の走行レール1とトラバーサ
4との間でスタッカクレーン3の受け渡しを行った後、
トラバーサ4の位置決め装置8のアクチュエータ9をリ
ターン側に制御し、位置決め用ロッド10を縮小させ、
位置決め用ガイド7から位置決め用ロッド10を引き抜
き、当該第1の走行レール1からトラバーサ4を切り離
す。
【0042】前述のごとく、位置決め用ガイド7から位
置決め用ロッド10を引き抜いたとき、走行終端限スト
ッパ12と走行極限停止センサ用検出体13の組の復帰
手段である圧縮ばね19のばね力により、走行終端限ス
トッパ12と走行極限停止センサ用検出体13の組の掛
け外し操作機構14のガイド部材15が押し戻され、リ
ンク16を介してレバー17が図3の矢印b方向の反対
方向に回動操作され、走行終端限ストッパ12と走行極
限停止センサ用検出体13の組が図2に示すように、ス
タッカクレーン3に対する作用位置に復帰する。
【0043】なお、本発明では走行終端限ストッパ12
と走行極限停止センサ用検出体13とを一組にまとめ、
走行終端限ストッパ12と走行極限停止センサ用検出体
13とを単一の掛け外し操作機構14により操作するよ
うにしているが、走行終端限ストッパ12だけを設ける
装置にも適用することができる。
【0044】また、本発明は第1の走行レール1に沿っ
てスタッカクレーン3を走行させる自動倉庫に限らず、
自動走行台車等のいわゆる自動走行体をトラバーサ4に
載せ、任意に選択された自動走行体用の走行レール上に
移す型式の装置の全般に適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1記載の発
明によれば、自動走行体用の各第1の走行レールにおけ
るトラバース用の第2の走行レール側の近傍に、トラバ
ーサの位置決め用ガイドを設置し、トラバーサには前記
位置決め用ガイド内に進出し嵌合することによって選択
された第1の走行レールにトラバーサを位置決めする位
置決め装置を取り付け、前記各第1の走行レール側には
自動走行体用の走行終端限ストッパを設置し、各走行終
端限ストッパに掛け外し操作機構を連接するとともに、
この掛け外し操作機構の一端部を前記位置決め用ガイド
に挿入し、トラバーサの位置決め装置と各走行終端限ス
トッパの掛け外し操作機構とを、トラバーサの位置決め
装置が位置決め用ガイド内に進出して来たとき、走行終
端限ストッパが自動走行体の規制を解除する方向に作動
するように連携しているので、自動走行体用の複数条の
第1の走行レールのうちから任意に選択された第1の走
行レールに対応する位置にトラバーサが停止したときに
のみ、当該第1の走行レール側に設置されている走行終
端限ストッパを自動走行体の規制を解除する方向に作動
させ得る効果があり、したがってトラバーサが通過する
ごとに自動走行体用の走行終端限ストッパが一時的に解
除する方向に作動してしまうことによる不具合をすべて
解消し得る効果がある。
【0046】また、本発明の請求項2記載の発明によれ
ば、前記各第1の走行レール側には自動走行体用の走行
終端限ストッパと走行極限停止センサ用検出体とを設置
し、各走行終端限ストッパと走行極限停止センサ用検出
体の組に掛け外し操作機構を連接するとともに、この掛
け外し操作機構の一端部を前記位置決め用ガイドに挿入
し、トラバーサの位置決め装置と、各走行終端限ストッ
パと走行極限停止センサ用検出体の組の掛け外し操作機
構とを、トラバーサの位置決め装置が位置決め用ガイド
内に進出して来たとき、走行終端限ストッパと走行極限
停止センサ用検出体の組の掛け外し操作機構が自動走行
体から外れる方向に作動するように連携しているので、
自動走行体用の複数条の第1の走行レールのうちから任
意に選択された第1の走行レールに対応する位置にトラ
バーサが停止したときにのみ、自動走行体用の第1の走
行レール側に設置された走行終端限ストッパと走行極限
停止センサ用検出体の組を自動走行体から外れる方向に
操作し得る効果がある。
【0047】さらに、本発明の請求項3記載の発明によ
れば、前記トラバーサの位置決め装置を、アクチュエー
タと、前記位置決め用ガイドに挿脱可能に配置されかつ
前記アクチュエータに進退可能に連結された位置決め用
ロッドとにより構成し、前記走行終端限ストッパ等の掛
け外し操作機構を、前記位置決め用ガイド内に摺動可能
に嵌合されたガイド部材と、走行終端限ストッパ側に連
結されたレバーと、前記ガイド部材とレバーとを接続し
ているリンクと、走行終端限ストッパ等を作用位置に復
帰させる復帰手段とを備えて構成しているので、自動走
行体用の走行終端限ストッパ等を、自動走行体用の第1
の走行レール列のうちから任意に選択された第1の走行
レールにトラバーサが停止したときにのみ、より一層的
確に自動走行体から外れる方向に操作し得る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、要部の平面図
である。
【図2】同実施例において、自動走行体であるスタッカ
クレーン用の走行終端限ストッパと走行極限停止センサ
用検出体がスタッカクレーンに対する作用位置にセット
されている状態の拡大側面図である。
【図3】同実施例において、スタッカクレーン用の走行
終端限ストッパと走行極限停止センサ用検出体がスタッ
カクレーンに対する作用位置から外れた位置にセットさ
れている状態の拡大側面図である。
【図4】本発明を適用する装置の一例である自動倉庫の
平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【符号の説明】
1…スタッカクレーン用の第1の走行レール、2…トラ
バーサ用の第2の走行レール、3…自動走行体であるス
タッカクレーン、4…トラバーサ、7…トラバーサの位
置決め用ガイド、8…トラバーサ用の位置決め装置、9
…位置決め装置のアクチュエータ、10…同位置決め用
ロッド、12…スタッカクレーンの走行終端限ストッ
パ、13…同走行極限停止センサ用検出体、14…走行
終端限ストッパと走行極限停止センサ用検出体の組の掛
け外し操作機構、15…同掛け外し操作機構のガイド部
材、16…同リンク、17…同レバー、19…走行終端
限ストッパと走行極限停止センサ用検出体の組の復帰手
段である圧縮ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲谷 実 神奈川県横須賀市内川2丁目3番地1号 日本ニユクリア・フユエル 株式会社内 (72)発明者 清水 春雄 神奈川県横須賀市内川2丁目3番地1号 日本ニユクリア・フユエル 株式会社内 (72)発明者 増田 剛志 茨城県土浦市神立町603番地 日立土浦エ ンジニアリング 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】 走行極限停止センサ用検出体
  1. 【請求項1】 平面上に所定の間隔をおいて第1の走行
    レールを複数条平行に敷設し、前記第1の走行レール列
    の少なくとも一方の端部側に、第1の走行レール列と直
    交する方向に第2の走行レールを敷設し、第1の走行レ
    ール列のうちから任意に選択された第1の走行レールに
    沿って自動走行体を走行させ、前記第2の走行レール上
    にはトラバーサを走行可能に設置し、このトラバーサで
    第1の走行レールから自動走行体を受け取り、そのトラ
    バーサを第1の走行レール列のうちから任意に選択され
    た第1の走行レールに引き渡し、その第1の走行レール
    に沿って自動走行体を走行させる装置において、前記各
    第1の走行レールにおける第2の走行レール側の近傍
    に、トラバーサの位置決め用ガイドを設置し、前記トラ
    バーサには前記位置決め用ガイド内に進出し嵌合するこ
    とによって選択された第1の走行レールにトラバーサを
    位置決めする位置決め装置を取り付け、前記各第1の走
    行レール側には自動走行体用の走行終端限ストッパを設
    置し、各走行終端限ストッパに掛け外し操作機構を連接
    するとともに、この掛け外し操作機構の一端部を前記位
    置決め用ガイドに挿入し、トラバーサの位置決め装置と
    各走行終端限ストッパの掛け外し操作機構とを、トラバ
    ーサの位置決め装置が位置決め用ガイド内に進出して来
    たとき、走行終端限ストッパが自動走行体の規制を解除
    する方向に作動するように連携したことを特徴とする自
    動走行体の逸走防止装置。
  2. 【請求項2】 前記各第1の走行レール側には自動走行
    体用の走行終端限ストッパと走行極限停止センサ用検出
    体とを設置し、各走行終端限ストッパと走行極限停止セ
    ンサ用検出体の組に掛け外し操作機構を連接するととも
    に、この掛け外し操作機構の一端部を前記位置決め用ガ
    イドに挿入し、トラバーサの位置決め装置と、各走行終
    端限ストッパと走行極限停止センサ用検出体の組の掛け
    外し操作機構とを、トラバーサの位置決め装置が位置決
    め用ガイド内に進出して来たとき、走行終端限ストッパ
    と走行極限停止センサ用検出体の組の掛け外し操作機構
    が自動走行体から外れる方向に作動するように連携した
    ことを特徴とする請求項1記載の自動走行体の逸走防止
    装置。
  3. 【請求項3】 前記トラバーサの位置決め装置を、アク
    チュエータと、前記位置決め用ガイドに挿脱可能に配置
    されかつ前記アクチュエータに進退可能に連結された位
    置決め用ロッドとにより構成し、前記走行終端限ストッ
    パ等の掛け外し操作機構を、一端部を前記位置決め用ガ
    イド内に摺動可能に嵌合されたガイド部材と、走行終端
    限ストッパ側に連結されたレバーと、前記ガイド部材と
    レバーとを接続しているリンクと、走行終端限ストッパ
    等を作用位置に復帰させる復帰手段とを備えて構成した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の自動走行体の
    逸走防止装置。
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