JPH0917009A - 光ヘッド装置 - Google Patents
光ヘッド装置Info
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- JPH0917009A JPH0917009A JP7158992A JP15899295A JPH0917009A JP H0917009 A JPH0917009 A JP H0917009A JP 7158992 A JP7158992 A JP 7158992A JP 15899295 A JP15899295 A JP 15899295A JP H0917009 A JPH0917009 A JP H0917009A
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- Japan
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- objective lens
- light
- head device
- optical head
- light beam
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 動作性能が安定かつ高速で小型・軽量化が可
能な光ヘッド装置を提供する。 【構成】 対物レンズ22の射出面の略中心部に半導体
レーザ21を設置し、底部に設置された反射ミラーでに
より対物レンズ22へ入射させ記録面Sへ光束を集光さ
せる。また前記記録面Sからの反射戻り光を対物レンズ
22の底部に設置したホログラム素子26によって光検
出器25の方へ分離する。
能な光ヘッド装置を提供する。 【構成】 対物レンズ22の射出面の略中心部に半導体
レーザ21を設置し、底部に設置された反射ミラーでに
より対物レンズ22へ入射させ記録面Sへ光束を集光さ
せる。また前記記録面Sからの反射戻り光を対物レンズ
22の底部に設置したホログラム素子26によって光検
出器25の方へ分離する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光によって光ディスク
等の光記録媒体に情報を記録、又は再生する光ヘッド装
置に関するものである。
等の光記録媒体に情報を記録、又は再生する光ヘッド装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光を利用して情報の記録や再生を
行う技術はめざましい進歩を遂げている。媒体にあらか
じめディジタルコードで記録されている音声や文字、画
像データを読み出す再生専用の光学装置としては、例え
ばコンパクトディスク(CD)、CD−ROM、レーザ
ディスク(LD)などと呼ばれる光ディスクを用いるも
のが従来知られており、その基本的な技術は成熟期にあ
る。また、データの消去や再書き込みあるいはデータ書
換えが可能な光学装置としては、光磁気ディスク装置や
相変化型ディスク装置などが知られており、その応用範
囲もコンピュータの2次記憶装置や、リライタブルファ
イリング装置などに急速に拡大しつつある。これらの光
学装置の技術的発展は、半導体製造におけるレーザ技
術、光学技術、媒体製造技術、信号処理技術、精密加工
技術などの周辺技術によるところが大きい。これらの光
ディスク装置は、今後の技術発展、市場規模の拡大にと
もない、情報記憶装置としてその重要性がますます高ま
っていくものと考えられる。
行う技術はめざましい進歩を遂げている。媒体にあらか
じめディジタルコードで記録されている音声や文字、画
像データを読み出す再生専用の光学装置としては、例え
ばコンパクトディスク(CD)、CD−ROM、レーザ
ディスク(LD)などと呼ばれる光ディスクを用いるも
のが従来知られており、その基本的な技術は成熟期にあ
る。また、データの消去や再書き込みあるいはデータ書
換えが可能な光学装置としては、光磁気ディスク装置や
相変化型ディスク装置などが知られており、その応用範
囲もコンピュータの2次記憶装置や、リライタブルファ
イリング装置などに急速に拡大しつつある。これらの光
学装置の技術的発展は、半導体製造におけるレーザ技
術、光学技術、媒体製造技術、信号処理技術、精密加工
技術などの周辺技術によるところが大きい。これらの光
ディスク装置は、今後の技術発展、市場規模の拡大にと
もない、情報記憶装置としてその重要性がますます高ま
っていくものと考えられる。
【0003】以下に図を参照しながら従来の光ディスク
装置、特に、光を用いて光ディスク等に情報を記録、又
は再生する光ヘッド装置について説明を行う。
装置、特に、光を用いて光ディスク等に情報を記録、又
は再生する光ヘッド装置について説明を行う。
【0004】図6に、従来例の一例である光ヘッド装置
の構成を示す。図に示すように、この光ヘッド装置20
1は、半導体レーザ1Aと、回折格子2と、半透ミラー
3と、対物レンズ4Aと、トラッキングコイル7aと、
フォーカシングコイル7bと、永久磁石7cと、光検出
器6を備えて構成されている。半導体レーザ1Aは、こ
の光ヘッド装置201の光源である。回折格子2は、こ
の光ヘッド装置201におけるトラッキング制御動作に
必要な回折光を発生させる。対物レンズ4Aは光束を集
光させる。半透ミラー3は、任意の厚みを持つ平行平板
からなり、入射する光の一部を透過させ、残りを反射す
るが、その内部を光束が透過する際に光束に非点収差と
呼ばれる軸上の収差を与える。トラッキングコイル7a
と、フォーカシングコイル7bと、永久磁石7cは、対
物レンズ4Aを駆動するアクチュエータを構成してい
る。
の構成を示す。図に示すように、この光ヘッド装置20
1は、半導体レーザ1Aと、回折格子2と、半透ミラー
3と、対物レンズ4Aと、トラッキングコイル7aと、
フォーカシングコイル7bと、永久磁石7cと、光検出
器6を備えて構成されている。半導体レーザ1Aは、こ
の光ヘッド装置201の光源である。回折格子2は、こ
の光ヘッド装置201におけるトラッキング制御動作に
必要な回折光を発生させる。対物レンズ4Aは光束を集
光させる。半透ミラー3は、任意の厚みを持つ平行平板
からなり、入射する光の一部を透過させ、残りを反射す
るが、その内部を光束が透過する際に光束に非点収差と
呼ばれる軸上の収差を与える。トラッキングコイル7a
と、フォーカシングコイル7bと、永久磁石7cは、対
物レンズ4Aを駆動するアクチュエータを構成してい
る。
【0005】半導体レーザ1Aから射出されたレーザ光
束は、回折格子2を透過し、半透ミラー3で反射された
のち対物レンズ4Aへと入射する。対物レンズ4Aによ
り集光された光束は、光ディスクDの記録面Sへ微小な
光スポットとなって結像する。光ディスクDへの情報デ
ータの書込みは、半導体レーザ1Aの光強度変調等を行
って微小光スポットの長さ等を制御し、記録面Sにピッ
トを形成させることによって行う。一方、情報再生時に
は、記録面Sで反射した光束は対物レンズ4Aへ戻って
透過した後、半透ミラー3を透過し光検出器6へ入射す
る。光検出器6では、回折格子2で発生させた回折光
(±1次回折光)を利用してトラッキング制御用のトラ
ッキングエラー信号を検出する。この場合には、記録面
S上に形成されたピット列、又は案内溝に対して±1次
回折光をそれぞれ僅かにずらして光検出器の受光部に結
像させることにより、トラック直角方向、すなわち光デ
ィスクDの半径方向の偏位を±1次回折光の差動信号と
して検出する。
束は、回折格子2を透過し、半透ミラー3で反射された
のち対物レンズ4Aへと入射する。対物レンズ4Aによ
り集光された光束は、光ディスクDの記録面Sへ微小な
光スポットとなって結像する。光ディスクDへの情報デ
ータの書込みは、半導体レーザ1Aの光強度変調等を行
って微小光スポットの長さ等を制御し、記録面Sにピッ
トを形成させることによって行う。一方、情報再生時に
は、記録面Sで反射した光束は対物レンズ4Aへ戻って
透過した後、半透ミラー3を透過し光検出器6へ入射す
る。光検出器6では、回折格子2で発生させた回折光
(±1次回折光)を利用してトラッキング制御用のトラ
ッキングエラー信号を検出する。この場合には、記録面
S上に形成されたピット列、又は案内溝に対して±1次
回折光をそれぞれ僅かにずらして光検出器の受光部に結
像させることにより、トラック直角方向、すなわち光デ
ィスクDの半径方向の偏位を±1次回折光の差動信号と
して検出する。
【0006】また、光検出器6により、フォーカス制御
用のフォーカスエラー信号を検出することができる。こ
の場合には、図6において、対物レンズ4Aからの戻り
光束が半透ミラー3を透過する際に非点収差が与えられ
ることを利用し、収斂光の最小錯乱円の位置に多分割さ
れた受光部を有する光検出器6を配置し、その出力信号
を処理することによってフォーカスエラー信号を得る。
このようにして得られたトラッキングエラー信号及びフ
ォーカスエラー信号を、それぞれの対物レンズ駆動アク
チュエータであるトラッキングコイル7a及びフォーカ
シングコイル7bにフィードバックすることにより、記
録面Sのピット列に対して光ディスクの半径方向及び鉛
直方向へ光スポットを追従させることができる。
用のフォーカスエラー信号を検出することができる。こ
の場合には、図6において、対物レンズ4Aからの戻り
光束が半透ミラー3を透過する際に非点収差が与えられ
ることを利用し、収斂光の最小錯乱円の位置に多分割さ
れた受光部を有する光検出器6を配置し、その出力信号
を処理することによってフォーカスエラー信号を得る。
このようにして得られたトラッキングエラー信号及びフ
ォーカスエラー信号を、それぞれの対物レンズ駆動アク
チュエータであるトラッキングコイル7a及びフォーカ
シングコイル7bにフィードバックすることにより、記
録面Sのピット列に対して光ディスクの半径方向及び鉛
直方向へ光スポットを追従させることができる。
【0007】次に、従来の光ヘッド装置の他の例である
分離型光ヘッド装置について図7を参照しつつ説明を行
う。一般に、分離型光ヘッド装置は、対物レンズ、はね
上げミラー、及び対物レンズアクチュエータ等から構成
されディスクに対するアクセス動作を行う可動部と、半
導体レーザ、光学プリズム、及び光検出部等からなる固
定光学部とに分離して構成される。このため、分離型光
ヘッド装置は、半導体レーザなどの構成要素をすべて組
み入れて構成する一体型の光ヘッド装置に比べ、移動す
るヘッド部分の重量を軽減することができ、ディスク上
の目標トラックに対して、一体型光ヘッド装置よりも高
速のアクセス動作を行うことができる。
分離型光ヘッド装置について図7を参照しつつ説明を行
う。一般に、分離型光ヘッド装置は、対物レンズ、はね
上げミラー、及び対物レンズアクチュエータ等から構成
されディスクに対するアクセス動作を行う可動部と、半
導体レーザ、光学プリズム、及び光検出部等からなる固
定光学部とに分離して構成される。このため、分離型光
ヘッド装置は、半導体レーザなどの構成要素をすべて組
み入れて構成する一体型の光ヘッド装置に比べ、移動す
るヘッド部分の重量を軽減することができ、ディスク上
の目標トラックに対して、一体型光ヘッド装置よりも高
速のアクセス動作を行うことができる。
【0008】図7に示すように、この光ヘッド装置20
2は、固定光学部11と移動光学部12を備えて構成さ
れている。また、固定光学部11は、半導体レーザ1B
と、コリメータレンズ8と、プリズム9と、集光レンズ
17と、シリンドリカルレンズ18と、光検出器16を
有している。そして、移動光学部12は、はね上げミラ
ー14Aと、対物レンズ4Bと、対物レンズアクチュエ
ータ19を有している。
2は、固定光学部11と移動光学部12を備えて構成さ
れている。また、固定光学部11は、半導体レーザ1B
と、コリメータレンズ8と、プリズム9と、集光レンズ
17と、シリンドリカルレンズ18と、光検出器16を
有している。そして、移動光学部12は、はね上げミラ
ー14Aと、対物レンズ4Bと、対物レンズアクチュエ
ータ19を有している。
【0009】半導体レーザ1Bは、この光ヘッド装置2
02の光源であり、楕円断面を持つ発散光束を射出す
る。コリメータレンズ8は、発散光束を平行光束に変換
する。プリズム9の入射面10は、半導体レーザ1Bか
らの楕円断面光束を円断面光束に変換するため入射光に
対して傾斜した面が設けられている。また、このプリズ
ム9の内部には、光分離面15が形成されている。光検
出器16は、図7に示すように、4分割された受光部を
有するフォトダイオードからなる。
02の光源であり、楕円断面を持つ発散光束を射出す
る。コリメータレンズ8は、発散光束を平行光束に変換
する。プリズム9の入射面10は、半導体レーザ1Bか
らの楕円断面光束を円断面光束に変換するため入射光に
対して傾斜した面が設けられている。また、このプリズ
ム9の内部には、光分離面15が形成されている。光検
出器16は、図7に示すように、4分割された受光部を
有するフォトダイオードからなる。
【0010】図7において、半導体レーザ1Bから射出
された光束は、コリメータレンズ8によって平行光束に
変換されプリズム9に入射する。プリズム9の入射面1
0の法線と入射光軸とで規定される平面に対して直角を
為す方向の入射光束の幅は、入射面10を透過した後も
変化はないが、これと直角の方向をなす光束の幅は入射
光のそれに対して拡大され、これにより光束の断面形状
はほぼ円形となる。このような作用は一般にアナモルフ
ィック作用と呼ばれ、光束の断面の一方向のみを任意の
大きさに変倍することができる。この変倍率は、単純な
平面入射の場合、入射出角度それぞれの余弦の比によっ
て求めることができる。このように、楕円光束を円形断
面光束に変換すると、対物レンズ4Bに入射する光束の
強度分布の均質化と光量の有効利用を図ることができ
る。
された光束は、コリメータレンズ8によって平行光束に
変換されプリズム9に入射する。プリズム9の入射面1
0の法線と入射光軸とで規定される平面に対して直角を
為す方向の入射光束の幅は、入射面10を透過した後も
変化はないが、これと直角の方向をなす光束の幅は入射
光のそれに対して拡大され、これにより光束の断面形状
はほぼ円形となる。このような作用は一般にアナモルフ
ィック作用と呼ばれ、光束の断面の一方向のみを任意の
大きさに変倍することができる。この変倍率は、単純な
平面入射の場合、入射出角度それぞれの余弦の比によっ
て求めることができる。このように、楕円光束を円形断
面光束に変換すると、対物レンズ4Bに入射する光束の
強度分布の均質化と光量の有効利用を図ることができ
る。
【0011】上記のようにして、光束はほぼ円形の断面
のままプリズム9を透過し、固定光学部11から移動光
学部12に入射する。移動光学部12に入射した光束
は、光ディスクDに対してはね上げミラー14Aによっ
てディスクDの鉛直方向へ折り曲げられ、対物レンズ4
Bへ入射する。対物レンズ4Bにより集光されてディス
ク面に入射した平行光束は、記録面Sに微小光スポット
として結像する。これにより、強度が変調された光束等
を用いて、情報データをピット等のかたちで記録面Sに
記録することができる。
のままプリズム9を透過し、固定光学部11から移動光
学部12に入射する。移動光学部12に入射した光束
は、光ディスクDに対してはね上げミラー14Aによっ
てディスクDの鉛直方向へ折り曲げられ、対物レンズ4
Bへ入射する。対物レンズ4Bにより集光されてディス
ク面に入射した平行光束は、記録面Sに微小光スポット
として結像する。これにより、強度が変調された光束等
を用いて、情報データをピット等のかたちで記録面Sに
記録することができる。
【0012】一方、上記のようにして書込まれた情報の
再生を行ったり、フォーカス追従制御やトラッキング追
従制御を行う場合には、上記のようにして記録面Sに結
像された光スポットを用いて、記録面Sにピット等の形
であらかじめ記録されていた情報信号と、トラッキング
エラー信号と、フォーカスエラー信号をピックアップす
る。このような光信号成分を含んだ反射戻り光は、再び
対物レンズ4Bに入射し、はね上げミラー14を経て固
定光学部11側へ導かれる。固定光学部11へ入射した
光束は、再びプリズム9へ入射し、プリズム9内の光分
離面15により光束の一部は光検出器16へ分離され
る。分離された光束は、集光レンズ17及びシリンドリ
カルレンズ18を透過し、収斂されつつ光検出器16へ
入射する。光検出器16へ入射した光束を処理すること
により、光ディスクDに記録された情報信号を再生する
とともに、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー
信号を検出することができる。これらの検出方法につい
ては、いくつかの方法が知られているが、ここではフォ
ーカスエラー信号の検出について「非点収差法」を、ト
ラッキングエラー信号の検出について「プッシュプル
法」を用いた光ディスク装置を説明する。
再生を行ったり、フォーカス追従制御やトラッキング追
従制御を行う場合には、上記のようにして記録面Sに結
像された光スポットを用いて、記録面Sにピット等の形
であらかじめ記録されていた情報信号と、トラッキング
エラー信号と、フォーカスエラー信号をピックアップす
る。このような光信号成分を含んだ反射戻り光は、再び
対物レンズ4Bに入射し、はね上げミラー14を経て固
定光学部11側へ導かれる。固定光学部11へ入射した
光束は、再びプリズム9へ入射し、プリズム9内の光分
離面15により光束の一部は光検出器16へ分離され
る。分離された光束は、集光レンズ17及びシリンドリ
カルレンズ18を透過し、収斂されつつ光検出器16へ
入射する。光検出器16へ入射した光束を処理すること
により、光ディスクDに記録された情報信号を再生する
とともに、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー
信号を検出することができる。これらの検出方法につい
ては、いくつかの方法が知られているが、ここではフォ
ーカスエラー信号の検出について「非点収差法」を、ト
ラッキングエラー信号の検出について「プッシュプル
法」を用いた光ディスク装置を説明する。
【0013】まず、フォーカスエラー信号の検出に関わ
る動作について説明を行う。図7において、記録面Sか
らの戻り光束は、上述したようにプリズム9内の光分離
面15によって光検出器16側へ分離される。光検出器
16への光路の途中に集光レンズ17及びシリンドリカ
ルレンズ18が配置されており、集光レンズ17によっ
て略平行な戻り光束は光検出器16へと集光され、同時
にシリンドリカルレンズ18によって光軸上の収差であ
る非点収差が発生させられる。この非点収差のより、対
物レンズ4Bの記録面Sへのフォーカス(合焦)、デフ
ォーカス(焦点ズレ)に応じて、光検出器16の受光部
上の光パターンが、楕円パターン、真円パターン(最小
錯乱円)、前記の楕円パターンと直角方向の母線を持つ
楕円パターンの3パターンに変化する。
る動作について説明を行う。図7において、記録面Sか
らの戻り光束は、上述したようにプリズム9内の光分離
面15によって光検出器16側へ分離される。光検出器
16への光路の途中に集光レンズ17及びシリンドリカ
ルレンズ18が配置されており、集光レンズ17によっ
て略平行な戻り光束は光検出器16へと集光され、同時
にシリンドリカルレンズ18によって光軸上の収差であ
る非点収差が発生させられる。この非点収差のより、対
物レンズ4Bの記録面Sへのフォーカス(合焦)、デフ
ォーカス(焦点ズレ)に応じて、光検出器16の受光部
上の光パターンが、楕円パターン、真円パターン(最小
錯乱円)、前記の楕円パターンと直角方向の母線を持つ
楕円パターンの3パターンに変化する。
【0014】光検出器16は、記録面Sに対して光スポ
ットが合焦位置にあるときに、光検出器16の受光部に
最小錯乱円が生じる位置に配置される。また、光検出器
16は、焦点位置ズレを起こしたときに生じる上記の楕
円パターンの母線方向に対し45゜だけ相対的に回転さ
せた軸上に4分割の線の一つがくるように設置される。
この4分割型光検出器16の対角線方向の受光部の光出
力の和どうしの差動出力をとることによって、図8に示
すような対物レンズ4Bの焦点ズレすなわちデフォーカ
スに伴うフォーカスエラー信号の特性が得られる。この
フォーカスエラー信号を、対物レンズアクチュエータ1
9にフィードバックすることにより、フォーカスサーボ
制御を行う。
ットが合焦位置にあるときに、光検出器16の受光部に
最小錯乱円が生じる位置に配置される。また、光検出器
16は、焦点位置ズレを起こしたときに生じる上記の楕
円パターンの母線方向に対し45゜だけ相対的に回転さ
せた軸上に4分割の線の一つがくるように設置される。
この4分割型光検出器16の対角線方向の受光部の光出
力の和どうしの差動出力をとることによって、図8に示
すような対物レンズ4Bの焦点ズレすなわちデフォーカ
スに伴うフォーカスエラー信号の特性が得られる。この
フォーカスエラー信号を、対物レンズアクチュエータ1
9にフィードバックすることにより、フォーカスサーボ
制御を行う。
【0015】次に、1ビームによるプッシュプル法を用
いたトラッキング制御動作について説明する。記録面S
へ結像した光スポットは、ディスクの案内トラック又は
記録ピット(図示せず)により+1次及び−1次の回折
光を発生する。この回折光と正反射光である0次回折光
が、光検出器の4分割受光部上において相互にその一部
が干渉を起こし、干渉が生じたエリアでは光強度が減少
する。
いたトラッキング制御動作について説明する。記録面S
へ結像した光スポットは、ディスクの案内トラック又は
記録ピット(図示せず)により+1次及び−1次の回折
光を発生する。この回折光と正反射光である0次回折光
が、光検出器の4分割受光部上において相互にその一部
が干渉を起こし、干渉が生じたエリアでは光強度が減少
する。
【0016】結像光スポットが光ディスクの記録トラッ
ク上又は記録ピットの中心に位置している場合には、受
光部における干渉部分の強度は均衡し、前述した線対称
軸を境とする2つのエリアにおけるそれぞれの光強度の
和は等しくなる。また結像光スポットが前述した中心位
置からズレを生じた場合には、前述した受光部における
2つのエリアの光強度の和のバランスが崩れ、このバラ
ンスの崩れ量すなわち光強度の差動信号がトラッキング
エラー信号となる。
ク上又は記録ピットの中心に位置している場合には、受
光部における干渉部分の強度は均衡し、前述した線対称
軸を境とする2つのエリアにおけるそれぞれの光強度の
和は等しくなる。また結像光スポットが前述した中心位
置からズレを生じた場合には、前述した受光部における
2つのエリアの光強度の和のバランスが崩れ、このバラ
ンスの崩れ量すなわち光強度の差動信号がトラッキング
エラー信号となる。
【0017】このトラックずれに伴うトラッキングエラ
ー信号の特性を図9に示す。図に示すように、光検出器
から得られたトラッキングエラー信号の極性や大きさに
応じて図6及び図7に示す対物レンズ駆動用コイルに電
流が流される。この電流により、対向する永久磁石との
間に「フレミングの左手の法則」に従った電磁力が作用
し、対物レンズ4A又は4Bを記録面Sのピット列又は
案内溝に追従できるように駆動させる。この場合、対物
レンズ4A又は4Bは、光束方向及びピット列進行方向
に対して直角方向に駆動され、この駆動量に応じて記録
面S上の結像光スポットが動き、ピット列の中心位置に
追従することができる。またトラックアクセスのための
トラックカウント信号もこのトラッキングエラー信号か
ら得ることができる。
ー信号の特性を図9に示す。図に示すように、光検出器
から得られたトラッキングエラー信号の極性や大きさに
応じて図6及び図7に示す対物レンズ駆動用コイルに電
流が流される。この電流により、対向する永久磁石との
間に「フレミングの左手の法則」に従った電磁力が作用
し、対物レンズ4A又は4Bを記録面Sのピット列又は
案内溝に追従できるように駆動させる。この場合、対物
レンズ4A又は4Bは、光束方向及びピット列進行方向
に対して直角方向に駆動され、この駆動量に応じて記録
面S上の結像光スポットが動き、ピット列の中心位置に
追従することができる。またトラックアクセスのための
トラックカウント信号もこのトラッキングエラー信号か
ら得ることができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た光ヘッド装置においては、光ディスクの記録面におけ
る結像光スポットの挙動は光検出器上の光像の挙動によ
り判断されるため、十分なダイナミックレンジ及び感度
でフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を
得るためには、対物レンズの焦点距離に対して十分長い
バックフォーカス(余裕代)を取る必要があった。バッ
クフォーカスを長く取ると、倍率が高くなり、感度の高
いフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を
得ることができ、光検出器自体も小型化できるが、対物
レンズの後方のスペースを大きく取る必要があり、光ヘ
ッド装置全体の寸法を小さくすることができなかった。
た光ヘッド装置においては、光ディスクの記録面におけ
る結像光スポットの挙動は光検出器上の光像の挙動によ
り判断されるため、十分なダイナミックレンジ及び感度
でフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を
得るためには、対物レンズの焦点距離に対して十分長い
バックフォーカス(余裕代)を取る必要があった。バッ
クフォーカスを長く取ると、倍率が高くなり、感度の高
いフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を
得ることができ、光検出器自体も小型化できるが、対物
レンズの後方のスペースを大きく取る必要があり、光ヘ
ッド装置全体の寸法を小さくすることができなかった。
【0019】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、動作性能が安定かつ高速で小型・軽量化
が可能な光ヘッド装置を提供することを目的とする。
たものであり、動作性能が安定かつ高速で小型・軽量化
が可能な光ヘッド装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る光ヘッド装置は、半導体レーザと、こ
の半導体レーザからの射出光束を反射させる反射手段
と、この反射手段からの反射光束を記録媒体の記録面に
集光する対物レンズと、前記記録面で反射されて戻り前
記対物レンズを透過し前記反射手段で反射された戻り光
束を分離する戻り光束分離手段と、前記戻り光束分離手
段により分離された光束を電気信号に変換する光検出器
と、を備え、前記半導体レーザが前記対物レンズの光軸
上でかつ前記記録面に面した射出面上に配置されたこと
を特徴とする。
め、本発明に係る光ヘッド装置は、半導体レーザと、こ
の半導体レーザからの射出光束を反射させる反射手段
と、この反射手段からの反射光束を記録媒体の記録面に
集光する対物レンズと、前記記録面で反射されて戻り前
記対物レンズを透過し前記反射手段で反射された戻り光
束を分離する戻り光束分離手段と、前記戻り光束分離手
段により分離された光束を電気信号に変換する光検出器
と、を備え、前記半導体レーザが前記対物レンズの光軸
上でかつ前記記録面に面した射出面上に配置されたこと
を特徴とする。
【0021】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、光源である
半導体レーザと戻り光分離手段の配置に工夫を加え、半
導体レーザを対物レンズの光軸上でかつ記録媒体の録面
に面した射出面上に配置したので、光ヘッド装置の構成
をコンパクトにしつつ、フォーカシング、及びトラッキ
ング動作に必要な対物レンズの倍率を保つことができ
る。
半導体レーザと戻り光分離手段の配置に工夫を加え、半
導体レーザを対物レンズの光軸上でかつ記録媒体の録面
に面した射出面上に配置したので、光ヘッド装置の構成
をコンパクトにしつつ、フォーカシング、及びトラッキ
ング動作に必要な対物レンズの倍率を保つことができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら説明する。図1は、本発明の第1実施例である光ヘ
ッド装置の構成を示すものである。図に示すように、こ
の光ヘッド装置101は、半導体レーザ21Aと、反射
手段である反射ミラー23Aと、対物レンズ22Aと、
戻り光束分離手段であるホログラム素子26Aと、フォ
ーカスコイル27Aと、トラッキングコイル28Aと、
光検出器25Aを備えて構成されている。
がら説明する。図1は、本発明の第1実施例である光ヘ
ッド装置の構成を示すものである。図に示すように、こ
の光ヘッド装置101は、半導体レーザ21Aと、反射
手段である反射ミラー23Aと、対物レンズ22Aと、
戻り光束分離手段であるホログラム素子26Aと、フォ
ーカスコイル27Aと、トラッキングコイル28Aと、
光検出器25Aを備えて構成されている。
【0023】半導体レーザ21Aから射出された光束
は、対物レンズ22Aの内部を光軸に沿って透過し、対
物レンズ22Aの底部の光軸近傍の一部に設けられたホ
ログラム素子26Aを透過して射出される。この光束
は、対物レンズ22Aの光軸に略直角の面を持つ反射ミ
ラー23Aで反射され、折り返された後、再び対物レン
ズ22Aへと光束径を広げつつ回帰し、対物レンズ22
Aの集光作用を受けて光ディスクDの記録面Sへと微小
スポットとして結像させられる。
は、対物レンズ22Aの内部を光軸に沿って透過し、対
物レンズ22Aの底部の光軸近傍の一部に設けられたホ
ログラム素子26Aを透過して射出される。この光束
は、対物レンズ22Aの光軸に略直角の面を持つ反射ミ
ラー23Aで反射され、折り返された後、再び対物レン
ズ22Aへと光束径を広げつつ回帰し、対物レンズ22
Aの集光作用を受けて光ディスクDの記録面Sへと微小
スポットとして結像させられる。
【0024】記録面Sで反射した戻り光束は、往路と同
様な経路をたどり対物レンズ22Aを透過し、反射ミラ
ー23Aで折り返され対物レンズ22Aの底部に到達す
る。対物レンズ22Aの底部にはホログラム素子26A
が設けられており、記録面Sからの反射戻り光の一部を
反射ミラー23Aの面と同一面上の一部に設置されてい
る光検出器25Aの方へ反射して導く。このホログラム
素子26Aを構成している面は、略平面、又は光源を中
心とする球面などからなる。また、ホログラム素子26
Aの面は、必ずしも対物レンズ22Aの設計曲率に沿う
必要はない。
様な経路をたどり対物レンズ22Aを透過し、反射ミラ
ー23Aで折り返され対物レンズ22Aの底部に到達す
る。対物レンズ22Aの底部にはホログラム素子26A
が設けられており、記録面Sからの反射戻り光の一部を
反射ミラー23Aの面と同一面上の一部に設置されてい
る光検出器25Aの方へ反射して導く。このホログラム
素子26Aを構成している面は、略平面、又は光源を中
心とする球面などからなる。また、ホログラム素子26
Aの面は、必ずしも対物レンズ22Aの設計曲率に沿う
必要はない。
【0025】光の往路中のこのホログラム面によって作
用を受ける回折光は結像へ寄与する光としては利用され
ないので、0次回折光のみの作用を考える。また、光の
復路ではホログラム素子26Aによる光検出器25Aへ
と導かれる回折光は、記録面Sの情報を得るため、又は
フォーカシングやトラッキングなどの追従動作に必要な
誤差信号を得るために利用されている。
用を受ける回折光は結像へ寄与する光としては利用され
ないので、0次回折光のみの作用を考える。また、光の
復路ではホログラム素子26Aによる光検出器25Aへ
と導かれる回折光は、記録面Sの情報を得るため、又は
フォーカシングやトラッキングなどの追従動作に必要な
誤差信号を得るために利用されている。
【0026】図2の平面図は、対物レンズ22Aの中心
に半導体レーザ21A、および円形状をしたホログラム
素子26Aが設置されていることを示すものである。対
物レンズ22Aの周縁にはフォーカスコイル27A、さ
らに外側にトラッキングコイル28Aが設置され、各コ
イルに流される駆動電流による磁界と永久磁石(図示せ
ず)との相互作用によってフォーカス、トラッキング各
追従動作を実現できるようにしたものである。また対物
レンズ22Aの中心から図上右側に4分割された受光部
を持つ光検出器25Aが設けられている。
に半導体レーザ21A、および円形状をしたホログラム
素子26Aが設置されていることを示すものである。対
物レンズ22Aの周縁にはフォーカスコイル27A、さ
らに外側にトラッキングコイル28Aが設置され、各コ
イルに流される駆動電流による磁界と永久磁石(図示せ
ず)との相互作用によってフォーカス、トラッキング各
追従動作を実現できるようにしたものである。また対物
レンズ22Aの中心から図上右側に4分割された受光部
を持つ光検出器25Aが設けられている。
【0027】本実施例の特徴は、半導体レーザ21Aを
対物レンズ22Aの光軸上の射出面又はこの射出面のご
く近傍に配置し、ホログラム素子26Aにより光束を導
くようにした点にある。このように構成することによ
り、光学系全体をコンパクトに折り曲げることができ、
容積的に小さな光ヘッド装置を実現することができる。
また対物レンズ22A、反射ミラー23A、及び光検出
器25Aを含む光学系全体を一体として図に示したフォ
ーカシング及びトラッキングアクチュエータによって、
従来にないバランスのとれた追従動作を実現できる。
対物レンズ22Aの光軸上の射出面又はこの射出面のご
く近傍に配置し、ホログラム素子26Aにより光束を導
くようにした点にある。このように構成することによ
り、光学系全体をコンパクトに折り曲げることができ、
容積的に小さな光ヘッド装置を実現することができる。
また対物レンズ22A、反射ミラー23A、及び光検出
器25Aを含む光学系全体を一体として図に示したフォ
ーカシング及びトラッキングアクチュエータによって、
従来にないバランスのとれた追従動作を実現できる。
【0028】次に図3を用いて、この第1実施例におけ
る光検出、及びフォーカシング、トラッキングの各サー
ボ制御のための誤差信号の検出について説明する。図3
は、光検出器25Aの表面の拡大図を示すもので、4つ
に分割された光検出部は細長い長方形のエリアを持つそ
れぞれの長辺方向を接触させて並べられたフォトダイオ
ード群によって形成されている。このフォトダイオード
により、再生信号やサーボ用エラー信号を検出する。4
つのフォトダイオードを、図示のように便宜的に、S
1、S2、S3、及びS4とし、各フォとダイオードの
出力を、P1、P2、P3、及びP4とする。
る光検出、及びフォーカシング、トラッキングの各サー
ボ制御のための誤差信号の検出について説明する。図3
は、光検出器25Aの表面の拡大図を示すもので、4つ
に分割された光検出部は細長い長方形のエリアを持つそ
れぞれの長辺方向を接触させて並べられたフォトダイオ
ード群によって形成されている。このフォトダイオード
により、再生信号やサーボ用エラー信号を検出する。4
つのフォトダイオードを、図示のように便宜的に、S
1、S2、S3、及びS4とし、各フォとダイオードの
出力を、P1、P2、P3、及びP4とする。
【0029】この場合、再生信号は、4つの受光部の全
エリアの総和出力、すなわち(P1+P2+P3+P
4)が用いられる。サーボ用信号のうち、フォーカスエ
ラー信号(FE)は、外側に配置されているエリアS
1、S4出力の和(P1+P4)と、内側に配置されて
いるエリアS2、S3出力(P2+P3)の和どうしの
差信号(P1+P4)−(P2+P3)が用いられる。
これは、デフォーカスに伴う光検出器上での集光スポッ
トの大きさを比較するビームサイズ法によるものであ
る。
エリアの総和出力、すなわち(P1+P2+P3+P
4)が用いられる。サーボ用信号のうち、フォーカスエ
ラー信号(FE)は、外側に配置されているエリアS
1、S4出力の和(P1+P4)と、内側に配置されて
いるエリアS2、S3出力(P2+P3)の和どうしの
差信号(P1+P4)−(P2+P3)が用いられる。
これは、デフォーカスに伴う光検出器上での集光スポッ
トの大きさを比較するビームサイズ法によるものであ
る。
【0030】また、トラッキングエラー信号(TE)
は、エリアS1、S2出力の和(P1+P2)とエリア
S3、S4出力の和(P3+P4)どうしの差信号(P
1+P2)−(P3+P4)が用いられる。これは、記
録ピットにより発生した±1次回折光と0次回折光との
干渉部分の光強度のバランスを比較する1ビームプッシ
ュプル法によるものである。
は、エリアS1、S2出力の和(P1+P2)とエリア
S3、S4出力の和(P3+P4)どうしの差信号(P
1+P2)−(P3+P4)が用いられる。これは、記
録ピットにより発生した±1次回折光と0次回折光との
干渉部分の光強度のバランスを比較する1ビームプッシ
ュプル法によるものである。
【0031】また、フォーカシング制御又はトラッキン
グ制御を行う場合、それぞれの目標位置からの偏差量と
差動信号との関係をとると、S字に似た曲線となること
から、「S字カーブ特性」と呼ばれる。本実施例でも同
様な特性(不図示)が得られるが、この誤差信号の極性
によってどの方向へ移動させればよいかがわかり、出力
量から変位させるべき量を求めることができる。この情
報をもとに対物レンズ駆動アクチュエータへ電流が流さ
れ、フォーカシング及びトラッキングそれぞれのサーボ
制御動作を実現することができる。
グ制御を行う場合、それぞれの目標位置からの偏差量と
差動信号との関係をとると、S字に似た曲線となること
から、「S字カーブ特性」と呼ばれる。本実施例でも同
様な特性(不図示)が得られるが、この誤差信号の極性
によってどの方向へ移動させればよいかがわかり、出力
量から変位させるべき量を求めることができる。この情
報をもとに対物レンズ駆動アクチュエータへ電流が流さ
れ、フォーカシング及びトラッキングそれぞれのサーボ
制御動作を実現することができる。
【0032】次に本発明の第2実施例について、図4を
もちいて説明する。図に示すように、この光ヘッド装置
102は、半導体レーザ21Bと、反射手段である反射
ミラー23Bと、対物レンズ22Bと、戻り光束分離手
段であるホログラム素子26Bと、フォーカスコイル2
7Bと、トラッキングコイル28Bと、光検出器25B
を備えて構成されている。この第2実施例の光ヘッド装
置102が、上記した第1実施例の光ヘッド装置101
と異なる点は、反射型のホログラム素子のかわりに透過
型ホログラム素子26Bを備えた点である。
もちいて説明する。図に示すように、この光ヘッド装置
102は、半導体レーザ21Bと、反射手段である反射
ミラー23Bと、対物レンズ22Bと、戻り光束分離手
段であるホログラム素子26Bと、フォーカスコイル2
7Bと、トラッキングコイル28Bと、光検出器25B
を備えて構成されている。この第2実施例の光ヘッド装
置102が、上記した第1実施例の光ヘッド装置101
と異なる点は、反射型のホログラム素子のかわりに透過
型ホログラム素子26Bを備えた点である。
【0033】対物レンズ22Bの射出面の略中央に設置
された半導体レーザ21Bから射出された光束は、対物
レンズ22Bの内部を透過し、対物レンズ22Bの底部
の光軸近傍の一部に設けられたホログラム素子26Bを
透過して射出される。この光束は、反射ミラーで折り返
され、再び対物レンズ22Bへと入射し、光ディスクD
の記録面Sに集光させられる。
された半導体レーザ21Bから射出された光束は、対物
レンズ22Bの内部を透過し、対物レンズ22Bの底部
の光軸近傍の一部に設けられたホログラム素子26Bを
透過して射出される。この光束は、反射ミラーで折り返
され、再び対物レンズ22Bへと入射し、光ディスクD
の記録面Sに集光させられる。
【0034】記録面Sで反射された光束は、対物レンズ
22B、反射ミラー23Bを経て、対物レンズ22Bの
底部に到達する。対物レンズ22Bの底部にはホログラ
ム素子26Bが設けられており、記録面Sからの反射戻
り光の一部を光検出器25Bの方へ透過させて導く。本
実施例の場合は、上記の第1実施例の場合と比べて、透
過型のホログラム素子26Bによって、光検出器25B
へ到達する光強度が多少強くなり、さらに、半導体レー
ザ21Bと光検出器25Bとの物理的距離が近接するこ
とによって信号配線処理、バランス面での改善が期待で
きる。光検出器25Bの表面分割パターンと、その作
用、及びフォーカシング、トラッキングの動作について
は上記の第1実施例と同様である。
22B、反射ミラー23Bを経て、対物レンズ22Bの
底部に到達する。対物レンズ22Bの底部にはホログラ
ム素子26Bが設けられており、記録面Sからの反射戻
り光の一部を光検出器25Bの方へ透過させて導く。本
実施例の場合は、上記の第1実施例の場合と比べて、透
過型のホログラム素子26Bによって、光検出器25B
へ到達する光強度が多少強くなり、さらに、半導体レー
ザ21Bと光検出器25Bとの物理的距離が近接するこ
とによって信号配線処理、バランス面での改善が期待で
きる。光検出器25Bの表面分割パターンと、その作
用、及びフォーカシング、トラッキングの動作について
は上記の第1実施例と同様である。
【0035】次に本発明の第3実施例について図5を用
いて説明する。図に示すように、この光ヘッド装置10
3は、半導体レーザ21Cと、反射手段である反射ミラ
ー23Cと、対物レンズ22Cと、戻り光束分離手段で
あるホログラム素子26Cと、フォーカスコイル27C
と、トラッキングコイル28Cと、光検出器25Cと、
誘電体プリズム32を備えて構成されている。この第3
実施例の光ヘッド装置103が、上記した第1実施例の
光ヘッド装置101と異なる点は、対物レンズ22Cを
マイクロフレネルレンズによって構成し、誘電体プリズ
ム32を備えた点である。誘電体プリズム32は2層の
誘電体プレートからなり、その中間に反射型のホログラ
ム素子26Cが設けられている。
いて説明する。図に示すように、この光ヘッド装置10
3は、半導体レーザ21Cと、反射手段である反射ミラ
ー23Cと、対物レンズ22Cと、戻り光束分離手段で
あるホログラム素子26Cと、フォーカスコイル27C
と、トラッキングコイル28Cと、光検出器25Cと、
誘電体プリズム32を備えて構成されている。この第3
実施例の光ヘッド装置103が、上記した第1実施例の
光ヘッド装置101と異なる点は、対物レンズ22Cを
マイクロフレネルレンズによって構成し、誘電体プリズ
ム32を備えた点である。誘電体プリズム32は2層の
誘電体プレートからなり、その中間に反射型のホログラ
ム素子26Cが設けられている。
【0036】対物レンズ22Cの略中央に設置された半
導体レーザ21Cから射出された光束は、2層の誘電体
プレートで構成された誘電体プリズム32の底面に設置
された反射ミラー23Cよって対物レンズ22Cへと折
り返され、対物レンズ22Cの集光作用によって光ディ
スクDの記録面Sへ微小スポットとして結像する。
導体レーザ21Cから射出された光束は、2層の誘電体
プレートで構成された誘電体プリズム32の底面に設置
された反射ミラー23Cよって対物レンズ22Cへと折
り返され、対物レンズ22Cの集光作用によって光ディ
スクDの記録面Sへ微小スポットとして結像する。
【0037】記録面Sで反射した光束は、対物レンズ2
2Cを透過し、反射ミラー23Cで折り返されたのち、
2層の誘電体プリズム32の境界に設置されているホロ
グラム素子26Cによって反射され、反射ミラー23C
と同一面に設置されている光検出器25Cへ導かれる。
2Cを透過し、反射ミラー23Cで折り返されたのち、
2層の誘電体プリズム32の境界に設置されているホロ
グラム素子26Cによって反射され、反射ミラー23C
と同一面に設置されている光検出器25Cへ導かれる。
【0038】この分離された記録面Sからの戻り光によ
って先の2つの実施例で説明したように、記録面Sの情
報再生と、フォーカシング、トラッキングの各サーボ用
エラー信号を得ることができ、駆動電流としてフォーカ
スコイル27Cとトラッキングコイル28Cへそれぞれ
へフィードバックすることによってサーボ動作を実現す
ることができる。
って先の2つの実施例で説明したように、記録面Sの情
報再生と、フォーカシング、トラッキングの各サーボ用
エラー信号を得ることができ、駆動電流としてフォーカ
スコイル27Cとトラッキングコイル28Cへそれぞれ
へフィードバックすることによってサーボ動作を実現す
ることができる。
【0039】本実施例では、マイクロフレネルレンズに
よる対物レンズ22Cと2層の誘電体プリズム32とそ
の間に設置されたホログラム素子26Cとにより光ヘッ
ド装置が構成されたもので、小型軽量であり、特に薄型
の光ヘッド装置に応用可能なものである。
よる対物レンズ22Cと2層の誘電体プリズム32とそ
の間に設置されたホログラム素子26Cとにより光ヘッ
ド装置が構成されたもので、小型軽量であり、特に薄型
の光ヘッド装置に応用可能なものである。
【0040】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、光源である半導体レーザと戻り光分離手段
の配置に工夫を加え、半導体レーザを対物レンズの光軸
上でかつ記録媒体の録面に面した射出面上に配置したの
で、光ヘッド装置の構成をコンパクトにしつつ、フォー
カシング、及びトラッキング動作に必要な対物レンズの
倍率を保つことができる。したがって、光ヘッド装置を
小型軽量に、しかもバランス良く構成することができ
る。また、光ヘッド装置のアクセススピードを高速化
し、動作特性を向上させることができる。
明によれば、光源である半導体レーザと戻り光分離手段
の配置に工夫を加え、半導体レーザを対物レンズの光軸
上でかつ記録媒体の録面に面した射出面上に配置したの
で、光ヘッド装置の構成をコンパクトにしつつ、フォー
カシング、及びトラッキング動作に必要な対物レンズの
倍率を保つことができる。したがって、光ヘッド装置を
小型軽量に、しかもバランス良く構成することができ
る。また、光ヘッド装置のアクセススピードを高速化
し、動作特性を向上させることができる。
【図1】本発明の第1実施例である光ヘッド装置の構成
を示す側断面図
を示す側断面図
【図2】図1に示す光ヘッド装置の構成を示す平面図
【図3】図1に示す光ヘッド装置における信号生成部の
構成を示す図
構成を示す図
【図4】本発明の第2実施例を説明した光ヘッド装置の
構成側面図
構成側面図
【図5】本発明の第3の実施例を説明した光ヘッド装置
の構成側面図
の構成側面図
【図6】従来の光ヘッド装置の構成を示す図(1)
【図7】従来の光ヘッド装置の構成を示す図(2)
【図8】図7に示す従来の光ヘッド装置における非点収
差法によるフォーカスエラー信号の特性を示す図
差法によるフォーカスエラー信号の特性を示す図
【図9】図7に示す従来の光ヘッド装置におけるプッシ
ュプル法によるトラッキング制御動作説明する図
ュプル法によるトラッキング制御動作説明する図
21A〜21C 半導体レーザ 22A〜22C 対物レンズ 23A〜23C 反射ミラー 25A〜25C 光検出器 26A〜26C ホログラム素子 27A〜28C フォーカスコイル 28A〜28C トラッキングコイル 101〜103 光ヘッド装置 201,202 光ヘッド装置 D 光ディスク S 記録面
Claims (5)
- 【請求項1】半導体レーザと、この半導体レーザからの
射出光束を反射させる反射手段と、この反射手段からの
反射光束を記録媒体の記録面に集光する対物レンズと、
前記記録面で反射されて戻り前記対物レンズを透過し前
記反射手段で反射された戻り光束を分離する戻り光束分
離手段と、前記戻り光束分離手段により分離された光束
を電気信号に変換する光検出器と、を備え、前記半導体
レーザが前記対物レンズの光軸上でかつ前記記録面に面
した射出面上に配置されたことを特徴とする光ヘッド装
置。 - 【請求項2】前記戻り光束分離手段は、ホログラム素子
により形成され、前記ホログラム素子が前記対物レンズ
の入射面の光軸近傍の一部、又は前記反射手段の光軸近
傍の一部に設置されたことを特徴とする請求項1記載の
光ヘッド装置。 - 【請求項3】前記反射手段は、前記対物レンズの光軸に
対し直交する反射面を有することを特徴とする前記請求
項1又は請求項2記載の光ヘッド装置。 - 【請求項4】前記対物レンズは、光の回折作用を利用し
たマイクロフレネルレンズからなるとともに、前記マイ
クロフレネルレンズは前記反射手段の前記記録面に面し
た射出面上に配置されたことを特徴とする前記請求項1
ないし請求項3のいずれかに記載の光ヘッド装置。 - 【請求項5】前記反射手段は、2層の誘電体プレートの
一面に設けられ、かつこれら2層の境界に前記戻り光束
分離手段が設置されたことを特徴とする前記請求項1な
いし請求項4のいずれかに記載の光ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158992A JPH0917009A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 光ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158992A JPH0917009A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 光ヘッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0917009A true JPH0917009A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15683862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7158992A Pending JPH0917009A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 光ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0917009A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000051115A1 (en) * | 1999-02-25 | 2000-08-31 | Hitachi, Ltd. | Optical information processor |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP7158992A patent/JPH0917009A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000051115A1 (en) * | 1999-02-25 | 2000-08-31 | Hitachi, Ltd. | Optical information processor |
| US6781944B1 (en) * | 1999-02-25 | 2004-08-24 | Hitachi, Ltd. | Optical information processor with monolithically integrated light emitting device, light receiving devices and optics |
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