JPH09170411A - 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置 - Google Patents
内燃機関の吸排気弁駆動制御装置Info
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- JPH09170411A JPH09170411A JP33007195A JP33007195A JPH09170411A JP H09170411 A JPH09170411 A JP H09170411A JP 33007195 A JP33007195 A JP 33007195A JP 33007195 A JP33007195 A JP 33007195A JP H09170411 A JPH09170411 A JP H09170411A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を少なくするとともに、偏心カム2
1の回転に伴う制御環10の動作を円滑なものとする。 【解決手段】 機関と同期回転する駆動軸2の外周に、
気筒毎に分割した円筒状カムシャフト3が配設され、環
状ディスク9の偏心位置に応じてカムシャフト3が不等
速回転する。環状ディスク9は制御環10により回転自
在に保持される。偏心ブッシュ22と偏心カム21とに
よって制御環10が支持されており、偏心カム21の回
転に伴って環状ディスク9が偏心する。偏心ブッシュ2
2を支持する固定シャフト17は、カムシャフト3を支
持するカムブラケット5に固定され、偏心カム21を備
えた制御シャフト18はカムブラケット5の軸受孔に保
持される。
1の回転に伴う制御環10の動作を円滑なものとする。 【解決手段】 機関と同期回転する駆動軸2の外周に、
気筒毎に分割した円筒状カムシャフト3が配設され、環
状ディスク9の偏心位置に応じてカムシャフト3が不等
速回転する。環状ディスク9は制御環10により回転自
在に保持される。偏心ブッシュ22と偏心カム21とに
よって制御環10が支持されており、偏心カム21の回
転に伴って環状ディスク9が偏心する。偏心ブッシュ2
2を支持する固定シャフト17は、カムシャフト3を支
持するカムブラケット5に固定され、偏心カム21を備
えた制御シャフト18はカムブラケット5の軸受孔に保
持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駆動軸外周に配
置した円筒状カムシャフトを、駆動軸に対し不等速回転
させることで、内燃機関の運転状態に応じて吸気弁・排
気弁の開閉時期や作動角を可変制御する吸排気弁駆動制
御装置に関し、特に、各気筒毎に設けられる環状ディス
クの中心を、偏心カムを備えた制御シャフトでもって軸
直角方向に偏心させるようにした内燃機関の吸排気弁駆
動制御装置に関する。
置した円筒状カムシャフトを、駆動軸に対し不等速回転
させることで、内燃機関の運転状態に応じて吸気弁・排
気弁の開閉時期や作動角を可変制御する吸排気弁駆動制
御装置に関し、特に、各気筒毎に設けられる環状ディス
クの中心を、偏心カムを備えた制御シャフトでもって軸
直角方向に偏心させるようにした内燃機関の吸排気弁駆
動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吸気弁・排気弁の開閉時期や作動角を可
変制御する装置は、従来から種々の形式のものが提供さ
れているが、その一つとして例えば実開昭57−198
306号公報や特開平6−185321号公報に記載さ
れているように、不等速軸継手の原理を応用したものが
知られている。これは、機関の回転に同期して回転する
駆動軸の外周に、各気筒毎に分割した円筒状のカムシャ
フトを設け、かつ該カムシャフトの端部のフランジ部と
駆動軸側のフランジ部とにそれぞれ半径方向に沿った係
合溝を形成するとともに、両フランジ部間に介在する環
状ディスクに各係合溝に係合する一対のピンを設けた構
成であって、上記環状ディスクを制御環でもって回転自
在に保持するとともに、該制御環を介して環状ディスク
をカムシャフトに対し偏心させることができるように
し、その偏心量を制御することにより、バルブリフト特
性が変化するようになっている。
変制御する装置は、従来から種々の形式のものが提供さ
れているが、その一つとして例えば実開昭57−198
306号公報や特開平6−185321号公報に記載さ
れているように、不等速軸継手の原理を応用したものが
知られている。これは、機関の回転に同期して回転する
駆動軸の外周に、各気筒毎に分割した円筒状のカムシャ
フトを設け、かつ該カムシャフトの端部のフランジ部と
駆動軸側のフランジ部とにそれぞれ半径方向に沿った係
合溝を形成するとともに、両フランジ部間に介在する環
状ディスクに各係合溝に係合する一対のピンを設けた構
成であって、上記環状ディスクを制御環でもって回転自
在に保持するとともに、該制御環を介して環状ディスク
をカムシャフトに対し偏心させることができるように
し、その偏心量を制御することにより、バルブリフト特
性が変化するようになっている。
【0003】また、上記特開平6−185321号公報
には、制御環を軸直角方向に移動させるために、偏心カ
ムを用いた構成が開示されている。すなわち、制御環に
円形のカム嵌合孔が開口形成されており、制御シャフト
に形成された偏心カムがこのカム嵌合孔に回転可能に嵌
合している。そして、制御シャフトの回転位置をアクチ
ュエータにより制御することにより、制御環を移動させ
る構成となっている。このものでは、上記制御シャフト
は、カムシャフトの軸受部分とは別に設けたフレーム状
の枠体によって回転可能に支持されている。
には、制御環を軸直角方向に移動させるために、偏心カ
ムを用いた構成が開示されている。すなわち、制御環に
円形のカム嵌合孔が開口形成されており、制御シャフト
に形成された偏心カムがこのカム嵌合孔に回転可能に嵌
合している。そして、制御シャフトの回転位置をアクチ
ュエータにより制御することにより、制御環を移動させ
る構成となっている。このものでは、上記制御シャフト
は、カムシャフトの軸受部分とは別に設けたフレーム状
の枠体によって回転可能に支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置にあっては、シリンダヘッド上部の構成が複雑
となり、部品点数も増加してしまう。また、偏心カムに
よって動かされる制御環を、偏心カムに類似した偏心ブ
ッシュを介して移動可能に支持しようとした場合には、
偏心ブッシュを支持する固定シャフトと、上記偏心カム
を有する制御シャフトとの相対的な位置関係が精度よく
保たれていないと、制御環の円滑な動作が得られない。
来の装置にあっては、シリンダヘッド上部の構成が複雑
となり、部品点数も増加してしまう。また、偏心カムに
よって動かされる制御環を、偏心カムに類似した偏心ブ
ッシュを介して移動可能に支持しようとした場合には、
偏心ブッシュを支持する固定シャフトと、上記偏心カム
を有する制御シャフトとの相対的な位置関係が精度よく
保たれていないと、制御環の円滑な動作が得られない。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、複数
気筒に亙って配設され、かつ機関の回転に同期して回転
する駆動軸と、この駆動軸の外周に相対回転可能に嵌合
し、かつ各気筒毎に分割されているとともに、それぞれ
が吸排気弁を駆動するカムを外周に有する円筒状のカム
シャフトと、各カムシャフトの端部に鍔状に設けられ、
かつ半径方向に沿って係合溝が形成された第1フランジ
部と、上記第1フランジ部にそれぞれ対向するように上
記駆動軸側に設けられ、かつ半径方向に沿って係合溝が
形成された第2フランジ部と、上記両フランジ部の間に
それぞれ配設された環状ディスクと、この環状ディスク
の両側部に互いに反対方向に突設されて、上記両フラン
ジ部の各係合溝内に夫々係合する各一対のピンと、上記
環状ディスクを回転自在に保持するとともに、円形のカ
ム嵌合孔およびブッシュ嵌合孔が開口形成された制御環
と、内周面が固定シャフトの外周に回転可能に嵌合する
とともに、外周面が上記制御環のブッシュ嵌合孔に回転
可能に嵌合し、上記制御環を軸直角方向に沿って移動可
能に支持する偏心ブッシュと、上記制御環のカム嵌合孔
に回転可能に嵌合した偏心カムを有し、その回転によっ
て上記制御環を軸直角方向に沿って移動させる制御シャ
フトと、を備えてなる内燃機関の吸排気弁駆動制御装置
において、上記カムシャフトをシリンダヘッド側の半円
形軸受部と該軸受部に対向して取り付けられるカムブラ
ケットとの間で回転可能に支持するとともに、上記固定
シャフトを上記カムブラケットに固定し、かつ上記制御
シャフトを上記カムブラケットの軸受孔によって回転可
能に支持したことを特徴としている。
気筒に亙って配設され、かつ機関の回転に同期して回転
する駆動軸と、この駆動軸の外周に相対回転可能に嵌合
し、かつ各気筒毎に分割されているとともに、それぞれ
が吸排気弁を駆動するカムを外周に有する円筒状のカム
シャフトと、各カムシャフトの端部に鍔状に設けられ、
かつ半径方向に沿って係合溝が形成された第1フランジ
部と、上記第1フランジ部にそれぞれ対向するように上
記駆動軸側に設けられ、かつ半径方向に沿って係合溝が
形成された第2フランジ部と、上記両フランジ部の間に
それぞれ配設された環状ディスクと、この環状ディスク
の両側部に互いに反対方向に突設されて、上記両フラン
ジ部の各係合溝内に夫々係合する各一対のピンと、上記
環状ディスクを回転自在に保持するとともに、円形のカ
ム嵌合孔およびブッシュ嵌合孔が開口形成された制御環
と、内周面が固定シャフトの外周に回転可能に嵌合する
とともに、外周面が上記制御環のブッシュ嵌合孔に回転
可能に嵌合し、上記制御環を軸直角方向に沿って移動可
能に支持する偏心ブッシュと、上記制御環のカム嵌合孔
に回転可能に嵌合した偏心カムを有し、その回転によっ
て上記制御環を軸直角方向に沿って移動させる制御シャ
フトと、を備えてなる内燃機関の吸排気弁駆動制御装置
において、上記カムシャフトをシリンダヘッド側の半円
形軸受部と該軸受部に対向して取り付けられるカムブラ
ケットとの間で回転可能に支持するとともに、上記固定
シャフトを上記カムブラケットに固定し、かつ上記制御
シャフトを上記カムブラケットの軸受孔によって回転可
能に支持したことを特徴としている。
【0006】この構成においては、カムシャフトを回転
可能に支持するカムブラケットを利用して、制御シャフ
トおよび固定シャフトが支持されることになり、シリン
ダヘッド上部の構成が簡素となる。また、制御シャフト
と固定シャフトとが同一の部材に支持されるので、両者
の相対的な位置関係が精度よく得られる。
可能に支持するカムブラケットを利用して、制御シャフ
トおよび固定シャフトが支持されることになり、シリン
ダヘッド上部の構成が簡素となる。また、制御シャフト
と固定シャフトとが同一の部材に支持されるので、両者
の相対的な位置関係が精度よく得られる。
【0007】また、請求項2においては、上記固定シャ
フトが複数のカムブラケットを互いに連結している。
フトが複数のカムブラケットを互いに連結している。
【0008】これにより各カムブラケットのカムシャフ
ト軸方向への倒れ変形が抑制される。
ト軸方向への倒れ変形が抑制される。
【0009】また、請求項3においては、上記固定シャ
フトおよびカムブラケットが、共通のボルトでもってシ
リンダヘッドに固定されている。つまり、カムブラケッ
トをシリンダヘッドに固定するボルトでもって、固定シ
ャフトがカムブラケットに固定されている。
フトおよびカムブラケットが、共通のボルトでもってシ
リンダヘッドに固定されている。つまり、カムブラケッ
トをシリンダヘッドに固定するボルトでもって、固定シ
ャフトがカムブラケットに固定されている。
【0010】さらに、請求項4においては、上記固定シ
ャフトが、シリンダヘッドのプラグポスト側となるカム
ブラケット側部に固定されている。これによりカムシャ
フトよりもプラグポスト側に固定シャフトが配置され
る。
ャフトが、シリンダヘッドのプラグポスト側となるカム
ブラケット側部に固定されている。これによりカムシャ
フトよりもプラグポスト側に固定シャフトが配置され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る吸排気弁駆
動制御装置の好ましい実施の形態を図1〜図3に基づい
て説明する。
動制御装置の好ましい実施の形態を図1〜図3に基づい
て説明する。
【0012】この実施例は直列多気筒内燃気筒の吸気弁
に適用した例であり、図1に示すように、シリンダヘッ
ド1の上部に、全気筒に亙って伸びる1本の駆動軸2が
配設されている。この駆動軸2は、一端に図示せぬスプ
ロケットを有し、タイミングチェーンを介してクランク
シャフトに連動している。駆動軸2の外周には、各気筒
毎に分割されたカムシャフト3が相対回転可能に嵌合し
ており、各カムシャフト3の端部に、第1フランジ部4
が設けられている。各カムシャフト3は、図示せぬ吸気
弁を駆動する一対のカム3aを有し、かつその一対のカ
ム3aの中間位置においてシリンダヘッド1のカムブラ
ケット5によって回転自在に支持されている。詳しく
は、図2に示すように、シリンダヘッド1側の半円形軸
受部6と該軸受部6に対向して取り付けられたカムブラ
ケット5との間でカムシャフト3が支持されている。そ
して、駆動軸2には、短いスリーブ7が固定されてお
り、各スリーブ7の端部に、それぞれ第1フランジ部4
と対向するように、第2フランジ部8が形成されてい
る。両フランジ部4,8の間には、円環状をなす環状デ
ィスク9が介装されており、この環状ディスク9は、制
御環10の円形の開口部10a内に回転自在に嵌合保持
されている。
に適用した例であり、図1に示すように、シリンダヘッ
ド1の上部に、全気筒に亙って伸びる1本の駆動軸2が
配設されている。この駆動軸2は、一端に図示せぬスプ
ロケットを有し、タイミングチェーンを介してクランク
シャフトに連動している。駆動軸2の外周には、各気筒
毎に分割されたカムシャフト3が相対回転可能に嵌合し
ており、各カムシャフト3の端部に、第1フランジ部4
が設けられている。各カムシャフト3は、図示せぬ吸気
弁を駆動する一対のカム3aを有し、かつその一対のカ
ム3aの中間位置においてシリンダヘッド1のカムブラ
ケット5によって回転自在に支持されている。詳しく
は、図2に示すように、シリンダヘッド1側の半円形軸
受部6と該軸受部6に対向して取り付けられたカムブラ
ケット5との間でカムシャフト3が支持されている。そ
して、駆動軸2には、短いスリーブ7が固定されてお
り、各スリーブ7の端部に、それぞれ第1フランジ部4
と対向するように、第2フランジ部8が形成されてい
る。両フランジ部4,8の間には、円環状をなす環状デ
ィスク9が介装されており、この環状ディスク9は、制
御環10の円形の開口部10a内に回転自在に嵌合保持
されている。
【0013】上記第1フランジ部4および第2フランジ
部8には、それぞれ半径方向に沿った係合溝11,12
が形成されている。両係合溝11,12は、互いに18
0゜異なる位置に配置されている。そして、環状ディス
ク9には、互いに180゜異なる位置にそれぞれ保持孔
13,14が貫通形成されているとともに、それぞれ
に、第1ピン15,第2ピン16が回転可能に嵌合して
いる。これらのピン15,16は、互いに逆向きに突出
しており、第1ピン15の先端部が第1フランジ部4の
係合溝11に摺動可能に係合しているとともに、第2ピ
ン16の先端部が第2フランジ部8の係合溝12に摺動
可能に係合している。なお、係合溝11,12に摺接す
る各ピン15,16の先端部の側面は、平行な一対の平
面に加工されている。
部8には、それぞれ半径方向に沿った係合溝11,12
が形成されている。両係合溝11,12は、互いに18
0゜異なる位置に配置されている。そして、環状ディス
ク9には、互いに180゜異なる位置にそれぞれ保持孔
13,14が貫通形成されているとともに、それぞれ
に、第1ピン15,第2ピン16が回転可能に嵌合して
いる。これらのピン15,16は、互いに逆向きに突出
しており、第1ピン15の先端部が第1フランジ部4の
係合溝11に摺動可能に係合しているとともに、第2ピ
ン16の先端部が第2フランジ部8の係合溝12に摺動
可能に係合している。なお、係合溝11,12に摺接す
る各ピン15,16の先端部の側面は、平行な一対の平
面に加工されている。
【0014】上記環状ディスク9を保持する制御環10
は、駆動軸2と直交する面に沿った板状をなしており、
駆動軸2に平行に配置された固定シャフト17および制
御シャフト18によって軸直角方向に沿って移動可能な
ように支持されている。すなわち、制御環10の開口部
10aの上部に、図3に示すように、それぞれ円形をな
すカム嵌合孔19とブッシュ嵌合孔20とが開口形成さ
れており、カム嵌合孔19に制御シャフト18が、ブッ
シュ嵌合孔20に固定シャフト17がそれぞれ挿通され
ている。そして、制御シャフト18には、円形の偏心カ
ム21が各気筒毎に固設されており、この偏心カム21
の外周面が上記カム嵌合孔19に摺動可能に嵌合してい
る。また、固定シャフト17とブッシュ嵌合孔20との
間には、偏心ブッシュ22が介装されている。この偏心
ブッシュ22は、互いに真円形をなす外周面と内周面と
が偏心しているものであって、その内周面が固定シャフ
ト17に回転可能に嵌合し、かつ外周面が上記ブッシュ
嵌合孔20に回転可能に嵌合している。従って、偏心カ
ム21を備えた制御シャフト18が回転すると、制御環
10が図の上下に揺動し、環状ディスク9の中心が駆動
軸2およびカムシャフト3の中心から偏心するようにな
っている。
は、駆動軸2と直交する面に沿った板状をなしており、
駆動軸2に平行に配置された固定シャフト17および制
御シャフト18によって軸直角方向に沿って移動可能な
ように支持されている。すなわち、制御環10の開口部
10aの上部に、図3に示すように、それぞれ円形をな
すカム嵌合孔19とブッシュ嵌合孔20とが開口形成さ
れており、カム嵌合孔19に制御シャフト18が、ブッ
シュ嵌合孔20に固定シャフト17がそれぞれ挿通され
ている。そして、制御シャフト18には、円形の偏心カ
ム21が各気筒毎に固設されており、この偏心カム21
の外周面が上記カム嵌合孔19に摺動可能に嵌合してい
る。また、固定シャフト17とブッシュ嵌合孔20との
間には、偏心ブッシュ22が介装されている。この偏心
ブッシュ22は、互いに真円形をなす外周面と内周面と
が偏心しているものであって、その内周面が固定シャフ
ト17に回転可能に嵌合し、かつ外周面が上記ブッシュ
嵌合孔20に回転可能に嵌合している。従って、偏心カ
ム21を備えた制御シャフト18が回転すると、制御環
10が図の上下に揺動し、環状ディスク9の中心が駆動
軸2およびカムシャフト3の中心から偏心するようにな
っている。
【0015】上記制御シャフト18は、図1に示すよう
に、駆動軸2と平行に配設され、かつ全気筒に亙って連
続しており、その一端が油圧モータ等の図示せぬアクチ
ュエータに連結されている。そして、この制御シャフト
18は、図1および図2に示すように、カムブラケット
5の上部に設けた軸受孔23によって回転可能に支持さ
れている。詳しくは、上記カムブラケット5は、上記軸
受孔23の中心を通る平面に沿って上部ブラケット5a
と下部ブラケット5bとに分割されており、両者間に上
記軸受孔23が形成されている。これらの上部ブラケッ
ト5aおよび下部ブラケット5bは、それぞれの両側部
を通る一対のボルト24,24によってシリンダヘッド
1に共締めされている。
に、駆動軸2と平行に配設され、かつ全気筒に亙って連
続しており、その一端が油圧モータ等の図示せぬアクチ
ュエータに連結されている。そして、この制御シャフト
18は、図1および図2に示すように、カムブラケット
5の上部に設けた軸受孔23によって回転可能に支持さ
れている。詳しくは、上記カムブラケット5は、上記軸
受孔23の中心を通る平面に沿って上部ブラケット5a
と下部ブラケット5bとに分割されており、両者間に上
記軸受孔23が形成されている。これらの上部ブラケッ
ト5aおよび下部ブラケット5bは、それぞれの両側部
を通る一対のボルト24,24によってシリンダヘッド
1に共締めされている。
【0016】また固定シャフト17は、この実施例では
やはり全気筒に亙って連続しており、各カムブラケット
5に対応する部位に、図2に示すように、平行な一対の
平面を備えた平面部17aが形成されている。そして、
この平面部17aを貫通するボルト26によって各カム
ブラケット5に固定されている。詳しくは、カムブラケ
ット5の下部ブラケット5bに、該下部ブラケット5b
上面より一段低く形成されたシャフト支持部25が側方
に延長形成されており、その上面に上記固定シャフト1
7が固定されている。また、この実施例では、上記ボル
ト26は、固定シャフト17を貫通し、下部ブラケット
5bに螺合している。
やはり全気筒に亙って連続しており、各カムブラケット
5に対応する部位に、図2に示すように、平行な一対の
平面を備えた平面部17aが形成されている。そして、
この平面部17aを貫通するボルト26によって各カム
ブラケット5に固定されている。詳しくは、カムブラケ
ット5の下部ブラケット5bに、該下部ブラケット5b
上面より一段低く形成されたシャフト支持部25が側方
に延長形成されており、その上面に上記固定シャフト1
7が固定されている。また、この実施例では、上記ボル
ト26は、固定シャフト17を貫通し、下部ブラケット
5bに螺合している。
【0017】従って、この実施例においては、カムシャ
フト3をシリンダヘッド1との間で支持するカムブラケ
ット5によって、制御シャフト18および固定シャフト
17の双方が同時に支持されるので、部品点数が少なく
なり、シリンダヘッド1の構成を簡素化できる。また、
固定シャフト17と制御シャフト18とが共通の部品つ
まり同じカムブラケット5に支持されるので、両者の相
対的な位置関係の精度が高くなり、偏心カム21の回転
に伴う制御環10の偏心動作を円滑なものとすることが
できる。さらに、複数のカムブラケット5同士が固定シ
ャフト17でもってカムシャフト3軸方向に連結される
形となるため、カムブラケット5がカムシャフト3軸方
向に倒れようと変形する所謂倒れ振動を抑制でき、機関
の騒音低減の上で有利となる。
フト3をシリンダヘッド1との間で支持するカムブラケ
ット5によって、制御シャフト18および固定シャフト
17の双方が同時に支持されるので、部品点数が少なく
なり、シリンダヘッド1の構成を簡素化できる。また、
固定シャフト17と制御シャフト18とが共通の部品つ
まり同じカムブラケット5に支持されるので、両者の相
対的な位置関係の精度が高くなり、偏心カム21の回転
に伴う制御環10の偏心動作を円滑なものとすることが
できる。さらに、複数のカムブラケット5同士が固定シ
ャフト17でもってカムシャフト3軸方向に連結される
形となるため、カムブラケット5がカムシャフト3軸方
向に倒れようと変形する所謂倒れ振動を抑制でき、機関
の騒音低減の上で有利となる。
【0018】次に、図4に基づいて異なる実施例を説明
する。
する。
【0019】この図4の実施例においては、固定シャフ
ト17の平面部17aがボルト26によって各カムブラ
ケット5に固定されているが、特に、上記ボルト26が
固定シャフト17とともにシャフト支持部25を貫通し
ており、その先端部がシリンダヘッド1に螺合してい
る。つまり、固定シャフト17およびカムブラケット5
がボルト26によってシリンダヘッド1に共締めされて
いる。
ト17の平面部17aがボルト26によって各カムブラ
ケット5に固定されているが、特に、上記ボルト26が
固定シャフト17とともにシャフト支持部25を貫通し
ており、その先端部がシリンダヘッド1に螺合してい
る。つまり、固定シャフト17およびカムブラケット5
がボルト26によってシリンダヘッド1に共締めされて
いる。
【0020】従って、この実施例においては、カムシャ
フト3両側のボルト24に加えて固定シャフト17固定
用のボルト26がカムブラケット5をシリンダヘッド1
に固定支持するため、カムシャフト3の支持剛性が向上
し、吸排気弁の運動性が向上する。
フト3両側のボルト24に加えて固定シャフト17固定
用のボルト26がカムブラケット5をシリンダヘッド1
に固定支持するため、カムシャフト3の支持剛性が向上
し、吸排気弁の運動性が向上する。
【0021】図5は、この発明のさらに異なる実施例を
示したもので、各気筒の中心に略相当するシリンダヘッ
ド1の中央部に、点火栓が挿入される筒状のプラグポス
ト27が形成されており、上記固定シャフト17は、こ
のプラグポスト27側となるカムブラケット5側部に固
定されている。従って、シリンダヘッド1の幅を比較的
狭くすることができる。
示したもので、各気筒の中心に略相当するシリンダヘッ
ド1の中央部に、点火栓が挿入される筒状のプラグポス
ト27が形成されており、上記固定シャフト17は、こ
のプラグポスト27側となるカムブラケット5側部に固
定されている。従って、シリンダヘッド1の幅を比較的
狭くすることができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
に係る内燃機関の吸排気弁駆動制御装置によれば、カム
シャフトを支持するカムブラケットを利用して、制御シ
ャフトおよび固定シャフトの双方が支持されるので、部
品点数が少なくなり、シリンダヘッドの構成を簡素化で
きる。また、偏心ブッシュを支持する固定シャフトと偏
心カムを備えた制御シャフトとが同じカムブラケットに
支持されるので、両者の相対的な位置関係の精度が高く
なり、偏心カムの回転に伴う制御環の偏心動作を円滑な
ものとすることができる。
に係る内燃機関の吸排気弁駆動制御装置によれば、カム
シャフトを支持するカムブラケットを利用して、制御シ
ャフトおよび固定シャフトの双方が支持されるので、部
品点数が少なくなり、シリンダヘッドの構成を簡素化で
きる。また、偏心ブッシュを支持する固定シャフトと偏
心カムを備えた制御シャフトとが同じカムブラケットに
支持されるので、両者の相対的な位置関係の精度が高く
なり、偏心カムの回転に伴う制御環の偏心動作を円滑な
ものとすることができる。
【0023】また請求項2の構成においては、複数のカ
ムブラケット同士を連結することにより、カムブラケッ
トがカムシャフト軸方向に倒れようと変形する所謂倒れ
振動を抑制でき、機関の騒音低減の上で有利となる。
ムブラケット同士を連結することにより、カムブラケッ
トがカムシャフト軸方向に倒れようと変形する所謂倒れ
振動を抑制でき、機関の騒音低減の上で有利となる。
【0024】また請求項3の構成においては、固定シャ
フトを固定するためのボルトによってカムブラケットが
同時にシリンダヘッドに対し締結されるので、それだけ
カムシャフトの支持剛性が向上し、吸排気弁の運動性が
向上する。
フトを固定するためのボルトによってカムブラケットが
同時にシリンダヘッドに対し締結されるので、それだけ
カムシャフトの支持剛性が向上し、吸排気弁の運動性が
向上する。
【0025】さらに請求項4の構成によれば、シリンダ
ヘッドの幅が大きくなることを抑制できる。
ヘッドの幅が大きくなることを抑制できる。
【図1】本発明の一実施例を示す要部の断面図。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図。
【図3】図1のB−B線に沿った断面図。
【図4】本発明の異なる実施例を示す要部の切欠断面
図。
図。
【図5】本発明のさらに異なる実施例を示す要部の断面
図。
図。
1…シリンダヘッド 2…駆動軸 3…カムシャフト 4…第1フランジ部 5…カムブラケット 6…軸受部 8…第2フランジ部 9…環状ディスク 10…制御環 17…固定シャフト 18…制御シャフト 21…偏心カム 22…偏心ブッシュ 23…軸受孔 27…プラグポスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 吉彦 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内
Claims (4)
- 【請求項1】 複数気筒に亙って配設され、かつ機関の
回転に同期して回転する駆動軸と、 この駆動軸の外周に相対回転可能に嵌合し、かつ各気筒
毎に分割されているとともに、それぞれが吸排気弁を駆
動するカムを外周に有する円筒状のカムシャフトと、 各カムシャフトの端部に鍔状に設けられ、かつ半径方向
に沿って係合溝が形成された第1フランジ部と、 上記第1フランジ部にそれぞれ対向するように上記駆動
軸側に設けられ、かつ半径方向に沿って係合溝が形成さ
れた第2フランジ部と、 上記両フランジ部の間にそれぞれ配設された環状ディス
クと、 この環状ディスクの両側部に互いに反対方向に突設され
て、上記両フランジ部の各係合溝内に夫々係合する各一
対のピンと、 上記環状ディスクを回転自在に保持するとともに、円形
のカム嵌合孔およびブッシュ嵌合孔が開口形成された制
御環と、 内周面が固定シャフトの外周に回転可能に嵌合するとと
もに、外周面が上記制御環のブッシュ嵌合孔に回転可能
に嵌合し、上記制御環を軸直角方向に沿って移動可能に
支持する偏心ブッシュと、 上記制御環のカム嵌合孔に回転可能に嵌合した偏心カム
を有し、その回転によって上記制御環を軸直角方向に沿
って移動させる制御シャフトと、 を備えてなる内燃機関の吸排気弁駆動制御装置におい
て、 上記カムシャフトをシリンダヘッド側の半円形軸受部と
該軸受部に対向して取り付けられるカムブラケットとの
間で回転可能に支持するとともに、上記固定シャフトを
上記カムブラケットに固定し、かつ上記制御シャフトを
上記カムブラケットの軸受孔によって回転可能に支持し
たことを特徴とする内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。 - 【請求項2】 上記固定シャフトが複数のカムブラケッ
トを互いに連結していることを特徴とする請求項1記載
の内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。 - 【請求項3】 上記固定シャフトおよびカムブラケット
が、共通のボルトでもってシリンダヘッドに固定されて
いることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機
関の吸排気弁駆動制御装置。 - 【請求項4】 上記固定シャフトが、シリンダヘッドの
プラグポスト側となるカムブラケット側部に固定されて
いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33007195A JPH09170411A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33007195A JPH09170411A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09170411A true JPH09170411A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18228463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33007195A Pending JPH09170411A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09170411A (ja) |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP33007195A patent/JPH09170411A/ja active Pending
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