JPH09173566A - 遊技機のコーナー止め具 - Google Patents

遊技機のコーナー止め具

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JPH09173566A
JPH09173566A JP7334703A JP33470395A JPH09173566A JP H09173566 A JPH09173566 A JP H09173566A JP 7334703 A JP7334703 A JP 7334703A JP 33470395 A JP33470395 A JP 33470395A JP H09173566 A JPH09173566 A JP H09173566A
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screw
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃や騒音及び振動等の防止を図る大掛かり
付帯設備を用いることなく、外枠の横板部と縦板部との
結合を図る一方、使用済み遊技機のセメントプラントへ
の活用も図れる。 【解決手段】 外枠1の角部で横板部2,3と縦板部
4,5とを結合する止め具10〜13の横壁と縦壁とが
合成樹脂により一体に形成してある。この止め具10〜
13の合成樹脂を、遊技店から使用済み遊技機として破
棄された廃棄台をセメントプラントに利用する際の圧縮
減容時の温度遷移が所定範囲に入る熱可塑性合成樹脂と
すれば、減容固化体のロータリキルンへの投入に際する
ばらけを阻止してセメントプラントを健全に運転するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は遊技球を使用する
パチンコ機やメダルを使用するスロットマシーン等のよ
うな遊技機の外枠に用いられるコーナー止め具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の外枠は上下に相対峙する一
対のブナ材のような木材からなる横板部と、左右に相対
峙する一対のブナ材のような木材からなる縦板部とで、
遊技板を取り込むための収容空間を角形に形成してお
り、前枠が組みつけられた状態でパチンコ店の島にはめ
込まれて釘で取り付けられる。この外枠の各角部にはコ
ーナー止め具が用いられている。このコーナー止め具は
外枠の横板部の内側面と外枠の縦板部の内側面との双方
に跨がってあてがわれており、ねじが外側より横板部や
縦板部を貫通して止め具に締結されることにより、止め
具が横板部と縦板部とを直交した突き合わせ状態で一体
に結合している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、外枠には、遊
技板に多数の遊技釘や入賞口及び役物等を有するゲージ
盤、発光表示部や役物を制御する電気回路ユニット、賞
球機構、上皿セット、下皿セット、玉発射装置等の各種
機能部品の全部が組みつけられており、その組みつけ総
重量は18〜20kg程度になるのが一般的である。こ
のようなことから、コーナー止め具としては、板厚1.
2mmの鉄板に金型を押し付けるプレス加工を施すこと
で、所定のコーナ形状に形成されている。このため、金
属製の止め具を製作するには、プレス加工時に発生する
衝撃や騒音及び振動が付近住民に公害を与えないように
する大掛かりな付帯設備を必要とし、コストダウンを図
るにも限度がある。
【0004】そこで、この発明は衝撃や騒音及び振動等
の防止を図る大掛かり付帯設備を用いることなく、外枠
の横板部と縦板部との結合を図り、品質信頼性を向上す
ることができる遊技機のコーナー止め具を提供しようと
するものである。また、遊技機が使用済みとなった場合
に、その遊技機をセメントプラントに有効に活用し得る
遊技機のコーナー止め具を提供しようとする目的も有す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のコーナ止め具
は、遊技板の収容空間を形成する外枠の角部で、外枠の
横板部に取り付けられる横壁と、この横壁の一端より側
方に延設されて外枠の縦板部に取り付けられる縦壁とが
合成樹脂により一体に形成されたことを特徴としてい
る。この請求項1の構成によれば、コーナー止め具の横
壁と縦壁が合成樹脂により一体に形成されたことによ
り、コーナー止め具で外枠の横板部と縦板部とを強固に
結合することができる。しかも、止め具を型を用いて合
成樹脂成形すれば、プレス加工で製作する場合のような
衝撃や騒音及び振動が付近住民に公害を与えないように
する大掛かりな付帯設備が不要となり、コストダウンが
図れる。請求項2のコーナ止め具は、請求項1に記載の
合成樹脂を、遊技店から使用済み遊技機として破棄され
た廃棄台をセメントプラントに利用する際の圧縮減容時
の温度遷移が所定範囲に入る熱可塑性合成樹脂としたこ
とを特徴としている。この請求項2の構成によれば、コ
ーナー止め具をセメントプラントへの利用に際する圧縮
減容時の温度遷移が所定の範囲に入る熱可塑性合成樹脂
により形成したことにより、枠体を含む遊技機が使用済
みとして破棄された場合に、その破棄された遊技機とし
ての廃棄台をセメントプラントに有効に活用することが
できる。また、止め具の横壁と縦壁との双方にわたりリ
ブを延設すれば、止め具の形状保持力が向上して、枠体
の組みつけ剛性をより一層高くすることができる。ま
た、前記リブを設けた場合に、当該リブの部分におい
て、止め具の横壁と縦壁とに貫通するように取付用孔を
形成すれば、止め具の横壁や縦壁の厚さを薄くして軽量
化を図っても、ねじ等のような固定具に対する止めしろ
を十分に確保することができる。更に、止め具の横壁と
縦壁とを外側壁と内側壁と背壁とで形成された曲溝で形
成すれば、止め具の横壁と縦壁とが外枠の横板部と縦板
部とを包持した状態で強固に結合することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は遊技機の外枠の第1実施形
態の例としてパチンコ機の外枠を示している。この図に
おいて、外枠1は上下一対の横板部2,3と、左右一対
の縦板部4,5と、前板6とを有している。これらの横
板部2,3、縦板部4,5及び前板6は、ブナ材のよう
な木材より製材された板が用いられている。横板部2,
3の前後幅L1と縦板部4,5の前後幅L2とは、ほぼ
同一寸法に形成してある。上下一対の横板部2,3が所
定間隔を以て平行に相対峙して上下に配置されており、
これらの横板部2,3間には各縦板部4,5を挿入配置
してあり、更に、下側の横板部3と各縦板部4,5との
前面側には前板6を配置してある。
【0007】この実施形態では、一方の縦板部4の上下
端が横板部2,3の右端内側に突き合わせてあると共
に、他方の縦板部5の上下端が横板部2,3の左端に突
き合わせてあり、更には前板6が縦板部4,5の下部前
側に形成された切欠部7,8に組み込ませられたことに
より、前板6よりも上部において、各横板部2,3と各
縦板部4,5とがその内側に角形の収容空間9を形成し
ている。この収容空間9は、前板6側の下部に図2に示
す下皿セット33や図外の玉発射装置を収容し、その上
部に図5に示すゲージ盤42bを収容する大きさになっ
ている。
【0008】外枠1の4つの角部にはコーナー止め具
(以下、止め具と称する)10,11,12,13を木
ねじのようなねじ14により内側に固定してある。各ね
じ14の頭部は横板部2,3及び縦板部4,5の外側面
に座繰り加工された窪み15に収納されていて、横板部
2,3及び縦板部4,5の外側面より外側に未突出な状
態になっている。各ねじ14の頭部と窪み15の底面と
の間には図外のワッシャを介在させてあり、各ねじ14
を締結した際に、ねじ14の頭部が窪み15の底面に食
い込むことを防止している。止め具10〜13の中で、
上側の2つの止め具10,11は互いに同一形状になっ
ており、左側の止め具11は右側の止め具10を90度
左回転して取り付けられている。また、下側の止め具1
2,13は互いに同一形状に形成してあり、左側の止め
具13は右側の止め具12を90度右回転して取り付け
られている。各止め具10〜13は後述するセメントプ
ラントへの利用に際する圧縮減容時の温度遷移が所定の
範囲に入る例えばABSやポリカボネート等の熱可塑性
合成樹脂により形成されている。
【0009】上側に用いられる止め具10,11では図
3にも示したように、一側壁16と、この一側壁16の
一端より側方に延設された他側壁17とが一体に形成さ
れている。一側壁16の外側面16aと他側壁17の外
側面17aとは直角に交差している。一側壁16の内側
面と他側壁17の内側面とが半円弧面のアーチ部18に
より連接されており、その内側面にはリブ19を複数条
突設してある。各リブ19は一側壁16の端面からアー
チ部18を経由して他側壁17の端面まで延びており、
リブ19間には溝20を有する。
【0010】各リブ19の部分において、複数のねじ用
孔21が一側壁16及び他側壁17に貫通するように形
成してある。各ねじ用孔21の孔径はねじ14のねじ部
の先端外形より大きな寸法で、かつ当該ねじ部の中間側
外形より小さな寸法になっており、つまり、各ねじ用孔
21はねじ14のねじ部の先端が挿入された状態でねじ
14を締結することにより、ねじ14のねじ部がねじ用
孔21の孔壁面にねじ切りを行って食い込むような形状
に形成されている。
【0011】この図3での止め具10を図1の外枠1の
右上角部に使用する場合は、一側壁16を横壁として外
枠1の横板部2にねじ14で締結すると共に、他側壁1
7を縦壁として外枠1の縦板部4にねじ14で締結する
ようになっている。
【0012】また、図3での止め具11を図1の外枠1
の左上角部に使用する場合は、一側壁16を縦壁として
外枠1の縦板部5にねじ14で締結すると共に、他側壁
17を横壁として外枠1の横板部2にねじ14で締結す
るようになっている。
【0013】一方、下側に用いられる止め具12,13
では図4にも示したように、一側壁22と、この一側壁
22の一端より側方に延設された他側壁23と、これら
の一側壁22の前側縁及び他側壁23の前側縁相互に連
接された前側壁24とが一体に形成されている。一側壁
22の外側面22aと他側壁23の外側面23aとは直
角に交差している。一側壁22の内側面と他側壁23の
内側面とが半円弧面のアーチ部25により連接されてお
り、その内側面にはリブ26を複数条突設してある。こ
のリブ26は一側壁22の端面からアーチ部25を経由
して他側壁23の端面まで延びており、リブ26と前側
壁24との間には溝27を有する。各リブ26の部分に
おいて、複数のねじ用孔28が一側壁22及び他側壁2
3に貫通するように形成してある。各ねじ用孔28の孔
径はねじ14のねじ部の先端外形より大きな寸法で、か
つ当該ねじ部の中間側外形より小さな寸法になってお
り、つまり、各ねじ用孔28はねじ14のねじ部の先端
が挿入された状態でねじ14を締結することにより、ね
じ14のねじ部がねじ用孔28の孔壁面にねじ切りを行
って食い込むような形状に形成されている。
【0014】この図4での止め具12を図1の外枠1の
右下角部に使用する場合は、一側壁22を横壁として外
枠1の横板部3にねじ14で締結すると共に、他側壁2
3を縦壁として外枠1の縦板部4にねじ14で締結する
ようになっている。
【0015】また、図4での止め具13を図1の外枠1
の左下角部に使用する場合は、一側壁22を縦壁として
外枠1の縦板部5にねじ14で締結すると共に、他側壁
23を横壁として外枠1の横板部3にねじ14で締結す
るようになっている。
【0016】また、前記止め具12,13の他側壁23
にはねじ用孔29を形成してあり、当該ねじ用孔29は
外枠1の前板6を止め具12,13に締結するためのね
じ14を食い込ませるような孔径を有する。
【0017】この実施形態の外枠1を組み立てるには、
一対の横板部2,3を上下に所定間隔を以て平行に相対
峙して配置して、当該一対の横板部2,3間に各縦板部
4,5を挿入配置すると共に、縦板部4の上下端を横板
部2,3の右端内側に突き合わせる一方、縦板部5の上
下端を横板部2,3の左端に突き合わせた状態におい
て、建具用の万力のような押さえ治具で一対の横板部
2,3を外側より内側に向けて締め付けて仮組を行う。
【0018】この状態において、図3に示した止め具1
0を図1の外枠1の右上角部の内側にあてがう。このと
き、止め具10の一側壁16を横壁として外枠1の横板
部2にあてがうと共に、他側壁17を縦壁として外枠1
の縦板部4にあてがう。そして、ねじ14を横板部2の
外側より窪み15、窪み15の底部に形成された図外の
貫通孔を経由して止め具10の横壁としての一側壁16
のねじ用孔21に締結すると共に、上記とは別のねじ1
4を縦板部4の外側より窪み15、窪み15の底部に形
成された図外の貫通孔を経由して止め具10の縦壁とし
ての他側壁17のねじ用孔21に締結することにより、
止め具10で外枠1の横板部2と縦板部4とを一体に結
合する。
【0019】また、図3に示した止め具11を図1の外
枠1の左上角部の内側にあてがう。このとき、止め具1
1の一側壁16を縦壁として外枠1の縦板部5にあてが
うと共に、他側壁17を横壁として外枠1の横板部2に
あてがう。そして、ねじ14を横板部2の外側より窪み
15、窪み15の底部に形成された図外の貫通孔を経由
して止め具10の横壁としての他側壁17のねじ用孔2
1に締結すると共に、上記とは別のねじ14を縦板部5
の外側より窪み15、窪み15の底部に形成された図外
の貫通孔を経由して止め具10の縦壁としての一側壁1
6のねじ用孔21に締結することにより、止め具10で
外枠1の横板部2と縦板部5とを一体に結合する。
【0020】また、図4に示した止め具12を図1の外
枠1の右下角部の内側にあてがう。このとき、止め具1
2の前側壁24を外枠1の切欠部7の縦縁に沿わせて配
置する一方、止め具12の一側壁22を横壁として外枠
1の横板部3にあてがうと共に、他側壁23を縦壁とし
て外枠1の縦板部4にあてがう。そして、ねじ14を横
板部3の外側より窪み15、窪み15の底部に形成され
た図外の貫通孔を経由して止め具12の横壁としての一
側壁22のねじ用孔28に締結すると共に、上記とは別
のねじ14を縦板部4の外側より窪み15、窪み15の
底部に形成された図外の貫通孔を経由して止め具12の
縦壁としての他側壁23のねじ用孔28に締結すること
により、止め具12で外枠1の横板部3と縦板部4とを
一体に結合する。
【0021】また、図4に示した止め具13を図1の外
枠1の左下角部の内側にあてがう。このとき、止め具1
3の前側壁24を外枠1の切欠部8の縦縁に沿わせて配
置する一方、止め具13の一側壁22を縦壁として外枠
1の縦板部5にあてがうと共に、他側壁23を横壁とし
て外枠1の横板部3にあてがう。そして、ねじ14を横
板部3の外側より窪み15、窪み15の底部に形成され
た図外の貫通孔を経由して止め具13の横壁としての他
側壁23のねじ用孔28に締結すると共に、上記とは別
のねじ14を縦板部5の外側より窪み15、窪み15の
底部に形成された図外の貫通孔を経由して止め具13の
縦壁としての一側壁22のねじ用孔28に締結すること
により、止め具13で外枠1の横板部3と縦板部5とを
一体に結合する。
【0022】更に、外枠1の前板6の左右端部を左右一
対の縦板部4,5の切欠部7,8に挿入すると共に、前
板6の下端面を外枠1の横板部3の前側内面上に搭載す
る。この状態において、ねじ14を前板6の外側より当
該前板6の左右端部の前面に形成された図外の窪み、当
該窪みの底部に形成された図外の貫通孔を経由して止め
具12,13の前側壁24のねじ用孔29に締結するす
ることにより、止め具12,13で外枠1の前板6と横
板部3と縦板部5とを一体に結合する。
【0023】要するに、この実施形態の構造によれば、
止め具10〜13が図外の遊技板の収容空間9を形成す
る外枠1の角部で、外枠1の横板部2,3に取り付けら
れる横壁16,22又は17,23と、この横壁16,
22又は17,23の一端より側方に延設されて外枠1
の縦板部4,5に取り付けられる縦壁17,23又は1
6,22とを合成樹脂により一体に形成された形状にな
っているので、止め具10〜13が外枠1の横板部2,
3と縦板部4,5とを強固に結合することができる。
【0024】しかも、止め具10〜13を型を用いて合
成樹脂成形できるので、従来のような金属製の止め具を
プレス加工で製作する場合のような、衝撃や騒音及び振
動が付近住民に公害を与えないようにする大掛かりな付
帯設備が不要となり、コストダウンを図ることができ
る。
【0025】とりわけ、この実施形態の構造によれば、
図3〜4に示すように、止め具10〜13がリブ19,
26を備えており、各リブ19,26が一側壁16,2
2と他側壁17,23との双方にわたり延設してあるの
で、止め具10〜13の形状保持力が向上して、枠体1
の組みつけ剛性を一段と高くすることができる。
【0026】また、この実施形態の構造によれば、図3
〜4に示すように、ねじ用孔21,28がリブ19,2
6の部分において止め具10〜13の一側壁16,22
と他側壁17,23とに貫通するように形成してあるの
で、当該一側壁16,22の厚さと他側壁17,23の
厚さとを薄くして軽量化を図っても、ねじ14に対する
止めしろを十分に確保することができて、ねじ14によ
る止め具10〜13と枠体1とを適切に締結することが
できる。
【0027】一方、前記のように止め具10〜13を用
いて組み立てられた外枠1には、図2に示すように、前
枠30が開閉可能に装着される。この前枠30には上皿
セット31、玉発射装置のグリップ32を有する下皿セ
ット33、トップランプカバー等のような前飾り34及
びガラス35を取り付けてあり、前枠30を閉じること
により、前枠30が外枠1の前板6よりも上方の収容空
間9を閉鎖、被覆する。また、上皿セット31とガラス
35とを前枠30より前方に開いて、図外のゲージ盤を
前枠30に形成された窓30aより前枠30の内部に挿
入して、前枠30に組みつけられたバックプレート36
に装着する。そして、上皿セット31とガラス35とを
前枠30に対して閉じると共に、前枠30を外枠1に対
して閉じて、上皿セット31に図外の遊技球を入れ、グ
リップを遊技者が一方向に回転操作することにより、パ
チンコ遊技を行うことが可能となる。また、外枠1の前
板6の前面には化粧板37が取り付けられている。この
化粧板37は前板6の前面及び横板部3の前端面に重ね
合わされた状態において、ねじ14と同様な図外のねじ
を枠体1の裏側より止め具12,13の前側壁24及び
前板6を貫通して化粧板37に締結することにより、枠
体1に固定されている。この化粧板37を締結したねじ
の先端は化粧板37の前面に未突出な状態になってい
る。
【0028】また、この実施形態の構造によれば、止め
具10〜13をセメントプラントへの利用に際する圧縮
減容時の温度遷移が所定の範囲に入る熱可塑性合成樹脂
により形成してあるので、枠体1を含む遊技機が使用済
みとして破棄された場合に、その破棄された遊技機とし
ての廃棄台をセメントプラントに有効に活用することが
できる。
【0029】この遊技機のセメントプラントを利用した
リサイクルは、図5に示すように、各地の遊技店41か
ら使用済み遊技機として破棄された廃棄台42をトラッ
ク43で集荷場44に運搬して集荷する。
【0030】この集荷された廃棄台42は機枠42a
(図2の前枠30、上皿セット31、グリップ32、下
皿セット33、前飾り34、ガラス35、バックプレー
ト36及び化粧板37等が取り付けられた外枠1に相当
する)にゲージ盤42bが組み込まれたままの状態のも
のと、機枠42aからゲージ盤42bが取り外された状
態のものとがある。
【0031】このように機枠42a単体、ゲージ盤42
b単体、ゲージ盤42bを含む機枠42a等の各種形態
を有して集荷された廃棄台42は、集荷場44におい
て、電線42c、ガラス42d(図2のガラス35に相
当する)、電子タイプや機械タイプのセンタ役物と呼ば
れる表示器や打球ユニット及びアタッカーユニット等の
機能部品42eを廃棄台42から取り外す。
【0032】この図5の例では、電線42c、ガラス4
2d、機能部品42e等が取り外された廃棄台42を所
定のトレー45に規則的に積載した状態でトラック46
に積み込んでセメントプラント47に運搬して廃棄台置
き場47aにトレー45ごと荷下ろしする。
【0033】そして、セメントプラント47に荷下ろし
されたトレー45をフォークリフト48で破砕機49の
受入口を構成するホッパ49a上に持ち上げた状態で持
ち込み、その状態において、フォークリフト48のトレ
ー45を掛け止め支持していたアタッチメント48aを
操作して前傾状態とし、トレー45から廃棄台42をホ
ッパ49aの内部に落下投入する。
【0034】このホッパ49aに廃棄台42を投入する
ことにより、破砕機49が廃棄台42を細かな片42f
に破砕し、その破砕片42fを破砕機49の排出口49
bからその下に敷設されたベルトコンベア50に排出す
る。
【0035】このベルトコンベア50が破砕片42fを
後述の減容圧縮機53側に搬送する過程で、その途中に
設置された電磁石51aを備えた磁力選別機51がベル
トコンベア50に乗って搬送される破砕片42f中の鉄
系金属42gを吸着して当該破砕片42f中から除去す
る。
【0036】この磁力選別機51は電磁石51aの外側
を囲むゴムのような非磁性の無端帯51bを有してお
り、その無端帯51bを通して電磁石51aの磁力で鉄
系金属42gを無端帯51bの外側面に吸着し、無端帯
51bの一方向への移動に伴い、その上に乗った鉄系金
属42gが電磁石51aから離れるのに従って、無端帯
51b上の鉄系金属42gに作用する磁力が減少して最
後に全く作用しなくなり、無端帯51bが鉄系金属42
gを屑置き場52に運搬して落下排出する。
【0037】上記磁力選別機51で吸着されなかった破
砕片42fはベルトコンベア50で減容圧縮機53のチ
ップサイロ53aにその上方より落下投入される。
【0038】この減容圧縮機53はチップサイロ53a
の下部に連接された截頭円錐形のケーシングの内部に螺
旋状のスクリューコンベアを有する減容圧縮部53bを
備えており、この減容圧縮部53bのスクリューコンベ
アがその駆動回転でチップサイロ53aより減容圧縮部
53bのケーシングの内径の大きな後端の内部に破砕片
42fを取り込むと共に、この取り込んだ破砕片42f
をケーシングの内径の小さな先端側に搬送する過程にお
いて、スクリューコンベアとケーシングとで破砕片42
fを圧縮することにより、その圧縮工程で発生する熱で
破砕片42f中の熱可塑性合成樹脂を軟化させると共に
破砕片42fの容積を圧縮して塊状の減容固化体54を
形成する。
【0039】そして、減容圧縮機53で塊状に固められ
た減容固化体54をセメント原料の焼成炉を構成するロ
ータリキルン55の後端に形成された入口55aよりロ
ータリキルン55の内部に投入する。
【0040】つまり、前記実施形態の構成によれば、図
1に示す止め具10〜13を、図5に示す減容圧縮機5
3で破砕片42fを圧縮減容する時の温度遷移が所定範
囲に入る、ABSやポリカーボネート等の熱可塑性合成
樹脂にて形成してあるので、破砕片42f中の止め具1
0〜13がほぼ一様の温度遷移で固相から液相に変化し
て、減容固化体54をロータリキルン55に投入した際
のばらけを阻止する安定な状態に形成して、セメントプ
ラントを健全に運転することができる。
【0041】図6は第2実施形態を示し、この図におい
て、止め具60は外側壁61と、この外側壁61に所定
間隔を以て相対峙した内側壁62と、これらの外側壁6
1と内側壁62とが互いに連結された背壁63とを前述
の熱可塑性合成樹脂にて一体に形成してあって、外側壁
61と内側壁62と背壁63とが断面コ字形の曲溝64
を形成している。この曲溝64の屈曲部分において、外
側壁61の内側面は90度になっており、内側壁の内側
面はアーチ部分65を形成している。
【0042】この曲溝64の一方の溝64aを形成する
外側壁61、内側壁62及び背壁63の部分が第1実施
形態の一側壁16,22を構成し、他方の溝64bを形
成する外側壁61、内側壁62及び背壁63の部分が第
1実施形態の他側壁17,23を構成している。
【0043】外側壁61の両端部の外側面には複数の窪
み66を座繰り加工してあり、各窪み66がねじ67の
頭部を外側壁61の外側面より外側に未突出な状態に収
容するようになっている。各窪み66の底面にはねじ6
7のねじ部を未接触に挿入し得る大きさの貫通孔68を
形成してある。
【0044】内側壁62の両端部には複数のねじ用孔6
9を前記貫通孔68と同軸上に形成してあって、各ねじ
用孔69はねじ67のねじ部の先端が挿入された状態で
ねじ67を締結することにより、ねじ67のねじ部がね
じ用孔69の孔壁面にねじ切りを行って食い込むような
形状に形成されている。
【0045】前記曲溝64に直交した状態で挿入される
外枠1の横板部70の端部の外側面と縦板部71の端部
の外側面とには、切欠部72,73を有段形成してある
が、各切欠部72,73は止め具60の外側壁61の厚
さとほぼ同一の段差を形成している。
【0046】横板部70の切欠部72の長さは、横板部
70の端部を曲溝64の一方の溝64aに挿入した際、
仮想線L3で示すように横板部70の端面70aが外側
壁61の内面に突き当たる寸法になっている。
【0047】また、縦板部71の切欠部73の長さは、
縦板部71の端部を曲溝64の他方の溝64bに挿入し
た際、仮想線L4で示すように縦板部71の端面71a
が前記曲溝64の一方の溝64aに収納された横板部7
0の内側面に突き当たる寸法になっている。
【0048】前記切欠部72,73において、横板部7
0と縦板部71には、ねじ67を挿入するため貫通孔7
4,75が止め具60のねじ用孔69と位置を対応する
ように形成されている。
【0049】この実施形態の構造によれば、横板部70
の端部を曲溝64の一方の溝64aに挿入すると共に、
縦板部71の端部を曲溝64の他方の溝64bに挿入し
て、横板部70の端部に縦板部71の端面71aを突き
合わせることにより、図7に示すように横板部70と縦
板部71とが枠体1の互いに直交した1つの角部を形成
することができる。
【0050】この状態において、ねじ67を止め具60
の外側壁61の外側より窪み66及び貫通孔68を経由
して横板部70及び縦板部71の貫通孔74,75に挿
入して止め具60の内側壁62のねじ用孔69に締結す
ることにより、止め具60の外側壁61と内側壁62及
び背壁63が外枠1の横板部70と縦板部71とを包持
して強固に結合することができる。
【0051】なお、図6において、止め具60の内側壁
62の開口縁にわたり図4に示す前側壁24に相当する
前側壁を形成すれば、当該前側壁で図1に示す前板6を
ねじで固定することもできる。
【0052】前記各実施形態では、ねじ14,67をね
じ用孔21,28,29,69にねじ切りするように取
り付ける場合を図例して説明したが、止め具10〜1
3,60をボルト・ナットで締結しても同様に適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の組み立てられた外枠を示す斜
視図。
【図2】 第1実施形態の前枠等が組みつけられた外枠
を示す斜視図。
【図3】 第1実施形態の上側の止め具を示す斜視図。
【図4】 第1実施形態の下側の止め具を示す斜視図。
【図5】 第1実施形態のリサイクルの工程図。
【図6】 第2実施形態を示す分解斜視図。
【図7】 第2実施形態の組み立てられた状態を示す斜
視図。
【符号の説明】
1 外枠 2,3,70 横板部 4,5,71 縦板部 10〜13,60 止め具 16,22 横壁又は縦壁を構成する一側壁 17,23 縦壁又は横壁を構成する他側壁 61 横壁又は縦壁を構成する外側壁 62 横壁又は縦壁を構成する内側壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技板の収容空間を形成する外枠の角部
    で、外枠の横板部に取り付けられる横壁と、この横壁の
    一端より側方に延設されて外枠の縦板部に取り付けられ
    る縦壁とが合成樹脂により一体に形成されたことを特徴
    とする遊技機のコーナー止め具。
  2. 【請求項2】 合成樹脂を遊技店から使用済み遊技機と
    して破棄された廃棄台をセメントプラントに利用する際
    の圧縮減容時の温度遷移が所定範囲に入る熱可塑性合成
    樹脂としたことを特徴とする請求項1記載の遊技機のコ
    ーナー止め具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09215834A (ja) * 1996-02-13 1997-08-19 Usuda Shokai:Kk パチンコ機の外枠
JP2010119834A (ja) * 2008-09-25 2010-06-03 Iwasaki:Kk 遊技機の外枠
JP2011193908A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Moriso:Kk パチンコ遊技機用外枠

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