JPH09174077A - 生物ろ過方法およびその装置 - Google Patents
生物ろ過方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH09174077A JPH09174077A JP7340772A JP34077295A JPH09174077A JP H09174077 A JPH09174077 A JP H09174077A JP 7340772 A JP7340772 A JP 7340772A JP 34077295 A JP34077295 A JP 34077295A JP H09174077 A JPH09174077 A JP H09174077A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filtration
- raw water
- biological
- filter
- filter medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000001914 filtration Methods 0.000 title claims abstract description 130
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 89
- 244000005700 microbiome Species 0.000 claims abstract description 33
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 19
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 18
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims abstract description 18
- 239000003245 coal Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 9
- 238000000197 pyrolysis Methods 0.000 claims abstract description 7
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims abstract description 5
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 14
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 9
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 3
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 11
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 abstract description 11
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 abstract description 11
- 239000010802 sludge Substances 0.000 abstract description 10
- 238000000746 purification Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010411 cooking Methods 0.000 abstract 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 abstract 1
- 230000000813 microbial effect Effects 0.000 description 19
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 10
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 10
- 239000000701 coagulant Substances 0.000 description 7
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N Ammonia Chemical compound N QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 4
- 238000011001 backwashing Methods 0.000 description 4
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 4
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 3
- 229910021529 ammonia Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 3
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 241000700141 Rotifera Species 0.000 description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 239000000706 filtrate Substances 0.000 description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 230000003100 immobilizing effect Effects 0.000 description 2
- 241000195493 Cryptophyta Species 0.000 description 1
- 241000233866 Fungi Species 0.000 description 1
- 230000004931 aggregating effect Effects 0.000 description 1
- RHZUVFJBSILHOK-UHFFFAOYSA-N anthracen-1-ylmethanolate Chemical compound C1=CC=C2C=C3C(C[O-])=CC=CC3=CC2=C1 RHZUVFJBSILHOK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003830 anthracite Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000011049 filling Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 230000001546 nitrifying effect Effects 0.000 description 1
- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 1
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原水を長時間にわたり、かつ高能率でろ過処
理することを可能ならしめる生物ろ過装置を提供する。 【解決手段】 処理槽5のろ過層6を形成するろ材14
として、粘結炭を主成分とする原料石炭を1000〜1
300℃で乾留して得られた固定炭素80〜95wt
%、灰分5〜20wt%で、内径50〜500μmの多
数の貫通気孔14aを有する平均粒径1〜5mmの微生
物担体を用いれば、表面及び貫通気孔14aを含む比表
面積が大きく、下等微生物を始め、水質浄化に好ましい
輪虫等の高等微生物をも強固に付着固定化することがで
き、粒径が小さくても灰分の焼結化により高強度で、長
時間にわたってろ過層の空隙を維持し続けることができ
るため、長時間にわたって安定的に、かつ高能率で原水
2中のSS、BOD、COD、燐、有機物質等を分離除
去すると共に、汚泥も分解し続けることができる。
理することを可能ならしめる生物ろ過装置を提供する。 【解決手段】 処理槽5のろ過層6を形成するろ材14
として、粘結炭を主成分とする原料石炭を1000〜1
300℃で乾留して得られた固定炭素80〜95wt
%、灰分5〜20wt%で、内径50〜500μmの多
数の貫通気孔14aを有する平均粒径1〜5mmの微生
物担体を用いれば、表面及び貫通気孔14aを含む比表
面積が大きく、下等微生物を始め、水質浄化に好ましい
輪虫等の高等微生物をも強固に付着固定化することがで
き、粒径が小さくても灰分の焼結化により高強度で、長
時間にわたってろ過層の空隙を維持し続けることができ
るため、長時間にわたって安定的に、かつ高能率で原水
2中のSS、BOD、COD、燐、有機物質等を分離除
去すると共に、汚泥も分解し続けることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上水、下水、廃
水、汚水等の原水を微生物により有機物質等を分解しな
がらろ過処理する生物ろ過方法および生物ろ過装置の技
術分野に属する。
水、汚水等の原水を微生物により有機物質等を分解しな
がらろ過処理する生物ろ過方法および生物ろ過装置の技
術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている一般的な生物ろ
過装置のろ材となる微生物を固定化する微生物担体とし
ては、ウレタンフォーム等のプラスチック材、セラミッ
ク、粒状活性炭、アルミナ、硅砂、アンスラサイトある
いは砂等表面に微生物の膜を形成させていた。従って、
これら微生物担体からなるろ過層に原水を通水して、そ
の原水中に含まれている浮遊物質(以下、SSとい
う。)を分離除去すると共に、溶解性の有機物質等を微
生物によって分解除去して処理水を得るものである。
過装置のろ材となる微生物を固定化する微生物担体とし
ては、ウレタンフォーム等のプラスチック材、セラミッ
ク、粒状活性炭、アルミナ、硅砂、アンスラサイトある
いは砂等表面に微生物の膜を形成させていた。従って、
これら微生物担体からなるろ過層に原水を通水して、そ
の原水中に含まれている浮遊物質(以下、SSとい
う。)を分離除去すると共に、溶解性の有機物質等を微
生物によって分解除去して処理水を得るものである。
【0003】そして、ろ過処理の継続によりろ過層で捕
捉されたSSの量が多くなると圧力損失が大きくなって
ろ過処理能率が低下するので、ろ過層の下側から逆洗水
を供給して微生物担体からSSを除去してろ過機能を復
元させると共に、除去したSSを汚泥として系外へ排出
している。
捉されたSSの量が多くなると圧力損失が大きくなって
ろ過処理能率が低下するので、ろ過層の下側から逆洗水
を供給して微生物担体からSSを除去してろ過機能を復
元させると共に、除去したSSを汚泥として系外へ排出
している。
【0004】しかしながら、上記のような従来から用い
られている一般的な生物ろ過装置では、下記に説明する
ような解決すべき課題があった。 ろ材である微生物担体に対する微生物の付着性が弱
く、逆洗による微生物担体同士の衝突、流動等によって
微生物担体に付着している微生物膜が剥離し、十分な微
生物を保持し得なくなりBOD(生物学的酸素要求
量)、COD(化学的酸素要求量)、窒素等の処理機能
が低下するばかりでなく、SSの分解効率も低下するの
で、汚泥の発生量も多くなる。 粒状活性炭や砂からなるろ材では、その粒径が小さ
いので圧力損失が大きく、ろ過速度を大きくすることが
できないだけでなく、目詰まりし易いので長時間のろ過
継続ができず、ろ過処理能力が低いという欠点がある。
勿論、粒径を大きくすれば長時間のろ過の継続が可能に
なるが、必然的にろ材の表面積が小さくなり、十分な量
の微生物を保持することができなくなってしまうので、
ろ材の粒径を大きくすることができない。 ウレタンフォーム等のプラスチック材、粒状活性
炭、アルミナ等の微生物担体からなるろ材は強度が弱く
破壊し易いので一定の粒径を維持することができず、ろ
材の全体量の60%が通過する篩目の大きさに相当する
粒径と、ろ材の全体量の10%が通過する篩目の大きさ
に相当する粒径である有効径との比と定義される均等係
数(1に近い方が良いといわれている。)が大きくな
る。そのため、ろ過層内における空隙確保が困難にな
り、圧力損失が大きくなると共に、ろ材の頻繁な入り替
えを要するので原水のろ過処理コストが嵩み、不経済で
ある。
られている一般的な生物ろ過装置では、下記に説明する
ような解決すべき課題があった。 ろ材である微生物担体に対する微生物の付着性が弱
く、逆洗による微生物担体同士の衝突、流動等によって
微生物担体に付着している微生物膜が剥離し、十分な微
生物を保持し得なくなりBOD(生物学的酸素要求
量)、COD(化学的酸素要求量)、窒素等の処理機能
が低下するばかりでなく、SSの分解効率も低下するの
で、汚泥の発生量も多くなる。 粒状活性炭や砂からなるろ材では、その粒径が小さ
いので圧力損失が大きく、ろ過速度を大きくすることが
できないだけでなく、目詰まりし易いので長時間のろ過
継続ができず、ろ過処理能力が低いという欠点がある。
勿論、粒径を大きくすれば長時間のろ過の継続が可能に
なるが、必然的にろ材の表面積が小さくなり、十分な量
の微生物を保持することができなくなってしまうので、
ろ材の粒径を大きくすることができない。 ウレタンフォーム等のプラスチック材、粒状活性
炭、アルミナ等の微生物担体からなるろ材は強度が弱く
破壊し易いので一定の粒径を維持することができず、ろ
材の全体量の60%が通過する篩目の大きさに相当する
粒径と、ろ材の全体量の10%が通過する篩目の大きさ
に相当する粒径である有効径との比と定義される均等係
数(1に近い方が良いといわれている。)が大きくな
る。そのため、ろ過層内における空隙確保が困難にな
り、圧力損失が大きくなると共に、ろ材の頻繁な入り替
えを要するので原水のろ過処理コストが嵩み、不経済で
ある。
【0005】ところで、上記のような欠点のうち幾つか
を解決し得るようにした微生物ろ過装置が、例えば特開
平3−123687号公報、特開平2−152596号
公報、特開平5−253587号公報等において提案さ
れている。先ず、特開平3−123687号公報におい
て開示されてなる従来例2に係る「生物接触ろ過装置」
の概要を紹介すると、これは、ろ過層を構成するろ材と
して、直径2.0〜4.0mmの円柱形の粒状活性炭か
らなる微生物担体の表面に微生物を固定化したものを用
いたものである。この微生物担体の寸法、形状は表面
積、ろ過継続時間および強度を考慮して決定されてい
る。
を解決し得るようにした微生物ろ過装置が、例えば特開
平3−123687号公報、特開平2−152596号
公報、特開平5−253587号公報等において提案さ
れている。先ず、特開平3−123687号公報におい
て開示されてなる従来例2に係る「生物接触ろ過装置」
の概要を紹介すると、これは、ろ過層を構成するろ材と
して、直径2.0〜4.0mmの円柱形の粒状活性炭か
らなる微生物担体の表面に微生物を固定化したものを用
いたものである。この微生物担体の寸法、形状は表面
積、ろ過継続時間および強度を考慮して決定されてい
る。
【0006】特開平2−152596号公報において開
示されてなる従来例3に係る「原水の固定床式生物学的
処理方法」の概要を紹介すると、これは、微生物担体の
表面積を考慮したもので、微生物を付着させた粒状ろ材
を処理槽内に充填してろ過層を構成し、この処理槽の下
部から酸素含有ガスを吹き込み、好気条件下で有機性廃
水を処理するものである。なお、ろ過層は、粒径が15
〜25mmの多孔質の大径ろ材と、粒径が4〜6mmの
多孔質の小径ろ材とが混合充填されている。
示されてなる従来例3に係る「原水の固定床式生物学的
処理方法」の概要を紹介すると、これは、微生物担体の
表面積を考慮したもので、微生物を付着させた粒状ろ材
を処理槽内に充填してろ過層を構成し、この処理槽の下
部から酸素含有ガスを吹き込み、好気条件下で有機性廃
水を処理するものである。なお、ろ過層は、粒径が15
〜25mmの多孔質の大径ろ材と、粒径が4〜6mmの
多孔質の小径ろ材とが混合充填されている。
【0007】また、特開平5−253587号公報にお
いて開示されてなる従来例4に係る「汚水処理用ろ材」
の概要を紹介すると、これはろ過層のろ過閉塞をなくす
るようにしたもので、5〜50μmの微細孔を有し、か
つ開放気孔率が40〜50%の多孔質セラミックスから
なるろ材でろ過層を形成するものである。なお、ろ過層
は、粒径が4〜20mmの多孔質のろ材が混合充填され
てなるものである。
いて開示されてなる従来例4に係る「汚水処理用ろ材」
の概要を紹介すると、これはろ過層のろ過閉塞をなくす
るようにしたもので、5〜50μmの微細孔を有し、か
つ開放気孔率が40〜50%の多孔質セラミックスから
なるろ材でろ過層を形成するものである。なお、ろ過層
は、粒径が4〜20mmの多孔質のろ材が混合充填され
てなるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例2乃至4に
係るものは、それぞれの目的を達成しているのでそれな
りに優れているが、上記のとおり、解決すべき課題〜
のうちの全てを解決し得るものではない。即ち、従来
例2に係る「生物接触ろ過装置」は、ろ材として用いる
粒状活性炭からなる微生物担体の強度が弱く、ろ材を頻
繁に入れ替えなくてはならないのに加えて、この微生物
担体の再生作業を頻繁に行わなければならないので不経
済である。
係るものは、それぞれの目的を達成しているのでそれな
りに優れているが、上記のとおり、解決すべき課題〜
のうちの全てを解決し得るものではない。即ち、従来
例2に係る「生物接触ろ過装置」は、ろ材として用いる
粒状活性炭からなる微生物担体の強度が弱く、ろ材を頻
繁に入れ替えなくてはならないのに加えて、この微生物
担体の再生作業を頻繁に行わなければならないので不経
済である。
【0009】従来例3に係る「原水の固定床式生物学的
処理方法」は、逆洗に際し、大小2種のろ材の沈降速度
の差により、小径のろ材が次第にろ過層の上層部に移行
し、ろ過層上部の空隙確保が次第に困難になるので、長
時間にわたるろ過処理の継続が難しいという解決すべき
課題がある。
処理方法」は、逆洗に際し、大小2種のろ材の沈降速度
の差により、小径のろ材が次第にろ過層の上層部に移行
し、ろ過層上部の空隙確保が次第に困難になるので、長
時間にわたるろ過処理の継続が難しいという解決すべき
課題がある。
【0010】従来例4に係る「汚水処理用ろ材」は、ろ
材の微細孔が5〜50μmと小さいので、生態系の関係
から比較的下等なバクテリア等の微生物は高濃度に固定
化することができるものの、比較的高等な原生生物や後
生生物等の微生物の付着固定が不十分にならざるを得な
いため、汚泥の分解性能が劣り、汚泥の発生量を減少さ
せることができないという解決すべき課題がある。
材の微細孔が5〜50μmと小さいので、生態系の関係
から比較的下等なバクテリア等の微生物は高濃度に固定
化することができるものの、比較的高等な原生生物や後
生生物等の微生物の付着固定が不十分にならざるを得な
いため、汚泥の分解性能が劣り、汚泥の発生量を減少さ
せることができないという解決すべき課題がある。
【0011】従って、本発明は、従来から用いられてい
る一般的な生物ろ過装置が持つ課題を解決し、微生物を
強固に固定化することができ、長時間の安定的なろ過継
続を可能ならしめると共に、入れ替え頻度を少なくし得
る微生物担体からなるろ材を用いる生物ろ過方法および
生物ろ過装置の提供を目的とする。
る一般的な生物ろ過装置が持つ課題を解決し、微生物を
強固に固定化することができ、長時間の安定的なろ過継
続を可能ならしめると共に、入れ替え頻度を少なくし得
る微生物担体からなるろ材を用いる生物ろ過方法および
生物ろ過装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記実情に鑑
みてなされたものであって、従って本発明の請求項1に
係る生物ろ過方法の要旨は、粘結炭を主成分とする原料
石炭を1000〜1300℃で乾留して得られた固定炭
素80〜95wt%、灰分5〜20wt%で、かつ内径
50〜500μmの多数の貫通気孔を有する微生物担体
に微生物を固定化し、この微生物を固定化した微生物担
体からなるろ過層で原水をろ過処理することを特徴とす
る。
みてなされたものであって、従って本発明の請求項1に
係る生物ろ過方法の要旨は、粘結炭を主成分とする原料
石炭を1000〜1300℃で乾留して得られた固定炭
素80〜95wt%、灰分5〜20wt%で、かつ内径
50〜500μmの多数の貫通気孔を有する微生物担体
に微生物を固定化し、この微生物を固定化した微生物担
体からなるろ過層で原水をろ過処理することを特徴とす
る。
【0013】本発明の請求項2に係る生物ろ過方法の要
旨は、請求項1に記載の生物ろ過方法において、原水中
に含まれている溶存酸素濃度が4mg/l未満のときに
は、ろ過層の下部からろ過層に向かって酸素含有ガスを
吹き込みながら、原水をろ過処理することを特徴とす
る。
旨は、請求項1に記載の生物ろ過方法において、原水中
に含まれている溶存酸素濃度が4mg/l未満のときに
は、ろ過層の下部からろ過層に向かって酸素含有ガスを
吹き込みながら、原水をろ過処理することを特徴とす
る。
【0014】本発明の請求項3に係る生物ろ過方法の要
旨は、請求項1または2に記載の生物ろ過方法におい
て、原水中に凝集剤を添加・混和することを特徴とす
る。
旨は、請求項1または2に記載の生物ろ過方法におい
て、原水中に凝集剤を添加・混和することを特徴とす
る。
【0015】本発明の請求項4に係る生物ろ過装置が採
用した主たる手段は、処理槽内に微生物を固定化したろ
材からなるろ過層が設けられ、ろ過層の下側に、酸素含
有ガスをろ過層に向かって吹き出す散気装置が設けられ
てなる生物ろ過装置において、前記ろ材が、平均粒子径
が1〜5mmであって、粘結炭を主成分とする原料石炭
を1000〜1300℃で乾留して得られた固定炭素8
0〜95wt%、灰分5〜20wt%で、かつ内径50
〜500μmの多数の貫通気孔を有する微生物担体であ
ることを特徴とする。
用した主たる手段は、処理槽内に微生物を固定化したろ
材からなるろ過層が設けられ、ろ過層の下側に、酸素含
有ガスをろ過層に向かって吹き出す散気装置が設けられ
てなる生物ろ過装置において、前記ろ材が、平均粒子径
が1〜5mmであって、粘結炭を主成分とする原料石炭
を1000〜1300℃で乾留して得られた固定炭素8
0〜95wt%、灰分5〜20wt%で、かつ内径50
〜500μmの多数の貫通気孔を有する微生物担体であ
ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1を、
生物ろ過方法を実施する生物ろ過装置の模式的構成説明
図の図1(a)と、ろ過層を構成するろ材となる微生物
担体の構成説明図の図1(b)とを参照しながら説明す
る。
生物ろ過方法を実施する生物ろ過装置の模式的構成説明
図の図1(a)と、ろ過層を構成するろ材となる微生物
担体の構成説明図の図1(b)とを参照しながら説明す
る。
【0017】即ち、図1(a)に示す符号1は生物ろ過
装置であって、この生物ろ過装置1は、原水2と、この
原水2に添加される無機質の凝集剤3(原水2の水質の
善し悪しによって添加されるもので、原水2の水質が比
較的良い場合には添加する必要がないものである。)と
を混和する混和ミキサー4と、この混和ミキサー4によ
り凝集剤3が混和された原水が流入し、内部に後述する
微生物担体からなるろ材14が充填されて形成されるろ
過層6が配設され、このろ過層6の下側に、このろ過層
6に向かって酸素含有ガスである空気を気泡として噴出
させる散気装置7が設けられ、またろ材で捕捉されたS
S等を逆洗して除去するための空気を吹き込む逆洗ブロ
ア12が設けられると共に、最下部から逆洗水の供給を
受ける処理槽5と、ポンプPの鼓動によりこの処理槽5
へ逆洗水11として供給され、かつ処理水10として系
外に排水される生物ろ過処理水8を貯水する処理水槽9
とから構成されている。なお、符号13は、逆洗により
ろ材から分離されて系外へ排出される汚泥である。
装置であって、この生物ろ過装置1は、原水2と、この
原水2に添加される無機質の凝集剤3(原水2の水質の
善し悪しによって添加されるもので、原水2の水質が比
較的良い場合には添加する必要がないものである。)と
を混和する混和ミキサー4と、この混和ミキサー4によ
り凝集剤3が混和された原水が流入し、内部に後述する
微生物担体からなるろ材14が充填されて形成されるろ
過層6が配設され、このろ過層6の下側に、このろ過層
6に向かって酸素含有ガスである空気を気泡として噴出
させる散気装置7が設けられ、またろ材で捕捉されたS
S等を逆洗して除去するための空気を吹き込む逆洗ブロ
ア12が設けられると共に、最下部から逆洗水の供給を
受ける処理槽5と、ポンプPの鼓動によりこの処理槽5
へ逆洗水11として供給され、かつ処理水10として系
外に排水される生物ろ過処理水8を貯水する処理水槽9
とから構成されている。なお、符号13は、逆洗により
ろ材から分離されて系外へ排出される汚泥である。
【0018】前記ろ材14は、図1(b)に示すよう
に、平均粒子径が1〜5mmの不定形で、多数の貫通気
孔14aを有する微生物担体である。より詳しくは、こ
のろ材14は、粘結炭を主成分とする原料石炭を100
0〜1300℃で乾留して得られた固定炭素80〜95
wt%、灰分5〜20wt%で、かつ比較的下等な硝化
菌等のバクテリア、菌類、藻類は勿論のこと、原生生物
や後生生物の高濃度に付着固定するに相応しい50〜5
00μmの内径の多数の貫通気孔14aを有する微生物
担体である。
に、平均粒子径が1〜5mmの不定形で、多数の貫通気
孔14aを有する微生物担体である。より詳しくは、こ
のろ材14は、粘結炭を主成分とする原料石炭を100
0〜1300℃で乾留して得られた固定炭素80〜95
wt%、灰分5〜20wt%で、かつ比較的下等な硝化
菌等のバクテリア、菌類、藻類は勿論のこと、原生生物
や後生生物の高濃度に付着固定するに相応しい50〜5
00μmの内径の多数の貫通気孔14aを有する微生物
担体である。
【0019】従って、このろ材14の貫通気孔14a
に、例えば水質浄化にとって極めて重要な役割を担う輪
虫類をも付着固定化することができるので、原水3の水
質浄化に多大な機能を発揮することができる。因みに、
輪虫類の大きさは、ほとんどが100〜500μmであ
る。
に、例えば水質浄化にとって極めて重要な役割を担う輪
虫類をも付着固定化することができるので、原水3の水
質浄化に多大な機能を発揮することができる。因みに、
輪虫類の大きさは、ほとんどが100〜500μmであ
る。
【0020】このような微生物担体からなるろ材14
は、下記に説明するとおりの優れた利点を持っている。 このろ材14は、各種の微生物との親和性が優れる
と共に、多数の微細な貫通気孔14aを有する多孔質体
であるために、多種類の微生物を高濃度に保持すること
ができ、またその表面および貫通気孔14aを含めた比
表面積が1g当たり0.5〜5m2 と広いので原水との
接触面積が大きいので、溶解性BOD、CODの除去性
能やアンモニアの硝化性能が優れると共に、その表面並
びに貫通気孔14aの内部に多種類の微生物が豊富に付
着固定化されているため、SSの分解が促進され、汚泥
の発生量を少なくすることができる。 このろ材14の形状は、不定形の粒状であり、また
1000〜1300℃の乾留により灰分が焼結化されて
いて強固な多孔質体になっているため、ろ過処理を長時
間継続しても壊れにくい。従って、たとえこのろ材14
の粒径が1〜5mmと小さくても、ろ過層6内の空隙が
安定的に確保され続け、ろ過処理中の圧力損失が大きく
ならないので、ろ過速度を大きくすることができ、しか
も長時間にわたって原水2をろ過処理し続けることがで
きる。 このろ材14は、上記のとおり強固なため表面や貫
通気孔14aが壊れにくく、粒状活性炭のように再生の
必要がない。そのため、ろ材の入れ替え頻度が少なくて
済み、原水2のろ過処理コストを低減することができ
る。
は、下記に説明するとおりの優れた利点を持っている。 このろ材14は、各種の微生物との親和性が優れる
と共に、多数の微細な貫通気孔14aを有する多孔質体
であるために、多種類の微生物を高濃度に保持すること
ができ、またその表面および貫通気孔14aを含めた比
表面積が1g当たり0.5〜5m2 と広いので原水との
接触面積が大きいので、溶解性BOD、CODの除去性
能やアンモニアの硝化性能が優れると共に、その表面並
びに貫通気孔14aの内部に多種類の微生物が豊富に付
着固定化されているため、SSの分解が促進され、汚泥
の発生量を少なくすることができる。 このろ材14の形状は、不定形の粒状であり、また
1000〜1300℃の乾留により灰分が焼結化されて
いて強固な多孔質体になっているため、ろ過処理を長時
間継続しても壊れにくい。従って、たとえこのろ材14
の粒径が1〜5mmと小さくても、ろ過層6内の空隙が
安定的に確保され続け、ろ過処理中の圧力損失が大きく
ならないので、ろ過速度を大きくすることができ、しか
も長時間にわたって原水2をろ過処理し続けることがで
きる。 このろ材14は、上記のとおり強固なため表面や貫
通気孔14aが壊れにくく、粒状活性炭のように再生の
必要がない。そのため、ろ材の入れ替え頻度が少なくて
済み、原水2のろ過処理コストを低減することができ
る。
【0021】以下、上記構成になる生物ろ過装置1で原
水をろ過処理する場合を説明する。原水2に無機質の凝
集剤3が添加され、そして直後の混和ミキサー4によっ
て混和され、SS、燐、溶解性有機物質等が凝集され
る。そして、凝集したSS、燐、溶解性有機物質等の凝
集物を含む原水を処理槽5に流入させ、散気装置7から
酸素含有ガス(空気)を気泡状態で吹き込みながらろ過
層6を通過させると、ろ材14により残存しているS
S、凝集したSS、燐、有機物質等が分離除去されると
共に、溶解性BOD、COD等の分解除去およびアンモ
ニア等の硝化等が行われ、水質の優れた生物ろ過処理水
8が得られる。
水をろ過処理する場合を説明する。原水2に無機質の凝
集剤3が添加され、そして直後の混和ミキサー4によっ
て混和され、SS、燐、溶解性有機物質等が凝集され
る。そして、凝集したSS、燐、溶解性有機物質等の凝
集物を含む原水を処理槽5に流入させ、散気装置7から
酸素含有ガス(空気)を気泡状態で吹き込みながらろ過
層6を通過させると、ろ材14により残存しているS
S、凝集したSS、燐、有機物質等が分離除去されると
共に、溶解性BOD、COD等の分解除去およびアンモ
ニア等の硝化等が行われ、水質の優れた生物ろ過処理水
8が得られる。
【0022】なお、原水2中の溶存酸素濃度が4mg/
l以上である場合には、この原水2は好気状態にあるの
で散気装置7から酸素含有ガスを吹き込む必要がなく、
また凝集剤3を添加するのは、SS、燐、溶解性有機物
質等を凝集させて、ろ過工程においてSSの除去率を向
上させると共に、燐、BOD、COD、色度等を短時間
に効果的に除去処理するためで、原水の水質によっては
必ずしも凝集剤3を添加する必要がないものである。
l以上である場合には、この原水2は好気状態にあるの
で散気装置7から酸素含有ガスを吹き込む必要がなく、
また凝集剤3を添加するのは、SS、燐、溶解性有機物
質等を凝集させて、ろ過工程においてSSの除去率を向
上させると共に、燐、BOD、COD、色度等を短時間
に効果的に除去処理するためで、原水の水質によっては
必ずしも凝集剤3を添加する必要がないものである。
【0023】
【実施例】以下、上記実施の形態1に係る実施例を説明
する。この実施例では、原水2として、一般に標準活性
汚泥法により処理される平均的な二次処理水よりもかな
り水質が悪い(極度にバルキング等が生じる水質)を用
い、これを165m/日のろ過速度でろ過処理した。こ
の場合、ろ材14の平均粒子径は1〜5mmと小径であ
るが、ろ過層6内に空隙が安定的に確保され、そして原
水2に接触し、かつ微生物固定化のための比表面積が広
いので、原水2を長時間にわたって安定的にろ過処理す
ることができ、下記の表1に示すとおりの水質が優れた
処理水10を得ることができた。なお、上記のとおり、
本実施例では過速度を165m/日としたが、原水2の
水質によっては165m/日以上のろ過速度でろ過処理
することが可能である。このようにろ過処理して得られ
た処理水10の水質を、原水2の水質と対比して示す
と、下記表1のとおりである。
する。この実施例では、原水2として、一般に標準活性
汚泥法により処理される平均的な二次処理水よりもかな
り水質が悪い(極度にバルキング等が生じる水質)を用
い、これを165m/日のろ過速度でろ過処理した。こ
の場合、ろ材14の平均粒子径は1〜5mmと小径であ
るが、ろ過層6内に空隙が安定的に確保され、そして原
水2に接触し、かつ微生物固定化のための比表面積が広
いので、原水2を長時間にわたって安定的にろ過処理す
ることができ、下記の表1に示すとおりの水質が優れた
処理水10を得ることができた。なお、上記のとおり、
本実施例では過速度を165m/日としたが、原水2の
水質によっては165m/日以上のろ過速度でろ過処理
することが可能である。このようにろ過処理して得られ
た処理水10の水質を、原水2の水質と対比して示す
と、下記表1のとおりである。
【0024】
【表1】 上記表1によれば、BOD、COD、SSについては、
5mg/l以下が、アンモニア性窒素については1mg
/l以下が、燐については0.5mg/l以下が達成さ
れており、特にアンモニア性窒素の硝化能力が優れてい
ることが良く示されている。
5mg/l以下が、アンモニア性窒素については1mg
/l以下が、燐については0.5mg/l以下が達成さ
れており、特にアンモニア性窒素の硝化能力が優れてい
ることが良く示されている。
【0025】また、発生汚泥量を逆洗排水中のSS量を
測定して求めたところ、処理槽5において全SS量の3
0〜40%程度が分解されており、汚泥発生量の減量に
優れた機能を発揮することが判った。さらに、圧力損失
は小さく、24時間継続してろ過処理することができ、
しかもろ材14の形状、貫通気孔14aについては長期
間の運転経過後においてもほとんど変化が見られず、こ
のろ材14が極めて高強度であることを確認することが
できた。
測定して求めたところ、処理槽5において全SS量の3
0〜40%程度が分解されており、汚泥発生量の減量に
優れた機能を発揮することが判った。さらに、圧力損失
は小さく、24時間継続してろ過処理することができ、
しかもろ材14の形状、貫通気孔14aについては長期
間の運転経過後においてもほとんど変化が見られず、こ
のろ材14が極めて高強度であることを確認することが
できた。
【0026】本発明の実施の形態2に係る生物ろ過装置
を、混和ミキサー、散気装置、処理水槽、および逆洗ブ
ロア等を省略して示すその模式的構成説明図の図2を参
照しながら説明すると、この生物ろ過装置1は、同図か
ら良く理解されるように、処理槽を2段構成としたもの
である。
を、混和ミキサー、散気装置、処理水槽、および逆洗ブ
ロア等を省略して示すその模式的構成説明図の図2を参
照しながら説明すると、この生物ろ過装置1は、同図か
ら良く理解されるように、処理槽を2段構成としたもの
である。
【0027】より詳しくは、原水2は、大粒径のろ材が
充填されてなる初段ろ過層6aを有する初段処理槽5a
に供給され、次いで初段ろ過層6aでろ過された一次生
物ろ過処理水8′は小粒径のろ材が充填されてなる終段
ろ過層6bを有する終段処理槽5bに供給され、この一
次生物ろ過処理水8′は終段ろ過層6bでろ過された生
物ろ過処理水8として終段処理槽5bから図示しない処
理水槽に排水されるように構成されている。
充填されてなる初段ろ過層6aを有する初段処理槽5a
に供給され、次いで初段ろ過層6aでろ過された一次生
物ろ過処理水8′は小粒径のろ材が充填されてなる終段
ろ過層6bを有する終段処理槽5bに供給され、この一
次生物ろ過処理水8′は終段ろ過層6bでろ過された生
物ろ過処理水8として終段処理槽5bから図示しない処
理水槽に排水されるように構成されている。
【0028】従って、原水2は初段ろ過層6aと終段ろ
過層6bとによって2段階にろ過処理されるので、S
S、燐、BOD、COD、色度等の分解・除去処理性能
が上記実施の形態1に比較して優れている。なお、この
実施の形態2においては、一次生物ろ過処理水8′に無
機質の凝集剤を添加することもできる。
過層6bとによって2段階にろ過処理されるので、S
S、燐、BOD、COD、色度等の分解・除去処理性能
が上記実施の形態1に比較して優れている。なお、この
実施の形態2においては、一次生物ろ過処理水8′に無
機質の凝集剤を添加することもできる。
【0029】本発明の実施の形態3に係る生物ろ過装置
を、混和ミキサー、散気装置、処理水槽、および逆洗ブ
ロア等を省略して示すその模式的構成説明図の図3を参
照しながら説明すると、この生物ろ過装置1は、同図か
ら良く理解されるように、処理槽に2段のろ過層を設け
てなる構成としたものである。
を、混和ミキサー、散気装置、処理水槽、および逆洗ブ
ロア等を省略して示すその模式的構成説明図の図3を参
照しながら説明すると、この生物ろ過装置1は、同図か
ら良く理解されるように、処理槽に2段のろ過層を設け
てなる構成としたものである。
【0030】より詳しくは、原水2は処理槽5内の大粒
径のろ材が充填されてなる上段ろ過層6aに供給され、
次いで上段ろ過層6aでろ過された一次生物ろ過処理水
は小粒径のろ材が充填されてなる下段ろ過層6bでさら
にろ過処理されて生物ろ過処理水8として図示しない処
理水槽に排水されるように構成されている。なお、これ
ら上段ろ過層6aと下段ろ過層6bとに充填されている
ろ材は、それぞれ上段ろ過層6aと下段ろ過層6b内に
おいてのみ移動し得るもので、相互に移動し得ないよう
に構成されている。
径のろ材が充填されてなる上段ろ過層6aに供給され、
次いで上段ろ過層6aでろ過された一次生物ろ過処理水
は小粒径のろ材が充填されてなる下段ろ過層6bでさら
にろ過処理されて生物ろ過処理水8として図示しない処
理水槽に排水されるように構成されている。なお、これ
ら上段ろ過層6aと下段ろ過層6bとに充填されている
ろ材は、それぞれ上段ろ過層6aと下段ろ過層6b内に
おいてのみ移動し得るもので、相互に移動し得ないよう
に構成されている。
【0031】従って、処理槽5に流入する原水2は、上
段ろ過層6aと下段ろ過層6bとによって2段階にろ過
処理されるので、本実施の形態3は上記実施の形態2と
同効である。なお、この実施の形態3においては、上段
ろ過層6aと下段ろ過層6bとが密接しているが、この
上段ろ過層6aと下段ろ過層6bとの間にある間隔が設
けられていても良い。
段ろ過層6aと下段ろ過層6bとによって2段階にろ過
処理されるので、本実施の形態3は上記実施の形態2と
同効である。なお、この実施の形態3においては、上段
ろ過層6aと下段ろ過層6bとが密接しているが、この
上段ろ過層6aと下段ろ過層6bとの間にある間隔が設
けられていても良い。
【0032】本発明の実施の形態4に係る生物ろ過装置
を、その模式的構成説明図の図4を参照しながら説明す
ると、図4から良く理解されるように、本実施の形態4
が実施の形態1と相違するところは、原水2を処理槽5
の下部側から供給して、生物ろ過処理水8を上側から処
理水槽9に排出する点と、ろ過層が上段ろ過層6aと下
段ろ過層6bとからなる2段構成になっている点とにあ
り、他は全く上記実施の形態1と同構成になるものであ
る。
を、その模式的構成説明図の図4を参照しながら説明す
ると、図4から良く理解されるように、本実施の形態4
が実施の形態1と相違するところは、原水2を処理槽5
の下部側から供給して、生物ろ過処理水8を上側から処
理水槽9に排出する点と、ろ過層が上段ろ過層6aと下
段ろ過層6bとからなる2段構成になっている点とにあ
り、他は全く上記実施の形態1と同構成になるものであ
る。
【0033】なお、この実施の形態4における上段ろ過
層6aと下段ろ過層6bとを構成するろ材の粒径の大小
は、上記実施の形態3の場合と全く逆である。つまり、
上段ろ過層6aには小粒径のろ材が、下段ろ過層6bに
は大粒径のろ材がそれぞれ充填されている。
層6aと下段ろ過層6bとを構成するろ材の粒径の大小
は、上記実施の形態3の場合と全く逆である。つまり、
上段ろ過層6aには小粒径のろ材が、下段ろ過層6bに
は大粒径のろ材がそれぞれ充填されている。
【0034】従って、原水2に無機質の凝集剤3が添加
され、そして直後の混和ミキサー4によって混和され、
SS、燐、溶解性有機物質等が凝集される。そして、凝
集したSS、燐、溶解性有機物質等の凝集物を含む原水
を処理槽5に上向流として流入させ、散気装置7から酸
素含有ガス(空気)を気泡として吹き込みながら、下段
ろ過層6bと上段ろ過層6aの順に通過させると、残存
しているSS、凝集したSS、燐、有機物質等を分離除
去されると共に、溶解性BOD、COD等の分解除去お
よびアンモニア等の硝化等が行われ、生物ろ過処理水8
が得られるので、本実施例は上記実施の形態と同効であ
る。
され、そして直後の混和ミキサー4によって混和され、
SS、燐、溶解性有機物質等が凝集される。そして、凝
集したSS、燐、溶解性有機物質等の凝集物を含む原水
を処理槽5に上向流として流入させ、散気装置7から酸
素含有ガス(空気)を気泡として吹き込みながら、下段
ろ過層6bと上段ろ過層6aの順に通過させると、残存
しているSS、凝集したSS、燐、有機物質等を分離除
去されると共に、溶解性BOD、COD等の分解除去お
よびアンモニア等の硝化等が行われ、生物ろ過処理水8
が得られるので、本実施例は上記実施の形態と同効であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明請求項1乃
至4に係る生物ろ過方法および生物ろ過装置によれば、
ろ材として用いる微生物担体が、高等微生物や後生微生
物の付着固定にとって好ましい50〜500μmの多数
の貫通気孔を備えていて比表面積が広く、平均粒径がた
とえ1〜5mmであってもろ過層中に広い空隙を確保さ
せ得るだけでなく、1000〜1300℃の乾留時の温
度により灰分が焼結状態となって高強度であるため、外
径および貫通気孔を初期の状態のまま維持することがで
きるので、微生物を強固に固定化することができ、長時
間の安定的なろ過継続が可能になると共に、微生物担体
の入れ替え頻度が少なくなるという極めて優れた効果が
ある。
至4に係る生物ろ過方法および生物ろ過装置によれば、
ろ材として用いる微生物担体が、高等微生物や後生微生
物の付着固定にとって好ましい50〜500μmの多数
の貫通気孔を備えていて比表面積が広く、平均粒径がた
とえ1〜5mmであってもろ過層中に広い空隙を確保さ
せ得るだけでなく、1000〜1300℃の乾留時の温
度により灰分が焼結状態となって高強度であるため、外
径および貫通気孔を初期の状態のまま維持することがで
きるので、微生物を強固に固定化することができ、長時
間の安定的なろ過継続が可能になると共に、微生物担体
の入れ替え頻度が少なくなるという極めて優れた効果が
ある。
【図1】図1(a)は本発明の実施の形態1に係る生物
ろ過装置の模式的構成説明図、図1(b)はろ過層を構
成するろ材となる微生物担体の構成説明図である。
ろ過装置の模式的構成説明図、図1(b)はろ過層を構
成するろ材となる微生物担体の構成説明図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係り、混和ミキサー、
散気装置、処理水槽、および逆洗ブロア等を省略して示
す生物ろ過装置の模式的構成説明図である。
散気装置、処理水槽、および逆洗ブロア等を省略して示
す生物ろ過装置の模式的構成説明図である。
【図3】本発明の実施の形態3に係り、混和ミキサー、
散気装置、処理水槽、および逆洗ブロア等を省略して示
す生物ろ過装置の模式的構成説明図である。
散気装置、処理水槽、および逆洗ブロア等を省略して示
す生物ろ過装置の模式的構成説明図である。
【図4】本発明の実施の形態4に係る生物ろ過装置の模
式的構成説明図である。
式的構成説明図である。
【符号の説明】 1…生物ろ過装置,2…原水,3…凝集剤,4…混和ミ
キサー,5…処理槽,5a…初段処理槽,5b…終段処
理槽,6…ろ過層,6a…初段ろ過層または上段ろ過
層,6b…終段ろ過層または下段ろ過層,7…散気装
置,8…生物ろ過処理水,8′…一次生物ろ過処理水,
9…処理水槽,10…処理水,11…逆洗水,12…逆
洗ブロア,13…逆洗排水.14…ろ材、14a…貫通
気孔。
キサー,5…処理槽,5a…初段処理槽,5b…終段処
理槽,6…ろ過層,6a…初段ろ過層または上段ろ過
層,6b…終段ろ過層または下段ろ過層,7…散気装
置,8…生物ろ過処理水,8′…一次生物ろ過処理水,
9…処理水槽,10…処理水,11…逆洗水,12…逆
洗ブロア,13…逆洗排水.14…ろ材、14a…貫通
気孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 信太郎 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式会社神戸製鋼所神戸本社内 (72)発明者 藤沼 一信 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 早瀬 伸樹 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 谷村 博司 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 粘結炭を主成分とする原料石炭を100
0〜1300℃で乾留して得られた固定炭素80〜95
wt%、灰分5〜20wt%で、かつ内径50〜500
μmの多数の貫通気孔を有する微生物担体に微生物を固
定化し、この微生物を固定化した微生物担体からなるろ
過層で原水をろ過処理することを特徴とする生物ろ過方
法。 - 【請求項2】 原水中に含まれている溶存酸素濃度が4
mg/l未満のときには、ろ過層の下部からろ過層に向
かって酸素含有ガスを吹き込みながら、原水をろ過処理
することを特徴とする請求項1に記載の生物ろ過方法。 - 【請求項3】 原水中に凝集剤を添加・混和することを
特徴とする請求項1または2に記載の生物ろ過方法。 - 【請求項4】 処理槽内に微生物を固定化したろ材から
なるろ過層が設けられ、ろ過層の下側に、酸素含有ガス
をろ過層に向かって吹き出す散気装置が設けられてなる
生物ろ過装置において、前記ろ材が、平均粒子径が1〜
5mmであって、粘結炭を主成分とする原料石炭を10
00〜1300℃で乾留して得られた固定炭素80〜9
5wt%、灰分5〜20wt%で、かつ内径50〜50
0μmの多数の貫通気孔を有する微生物担体であること
を特徴とする生物ろ過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7340772A JPH09174077A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 生物ろ過方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7340772A JPH09174077A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 生物ろ過方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09174077A true JPH09174077A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18340164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7340772A Withdrawn JPH09174077A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 生物ろ過方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09174077A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015062868A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 三菱重工業株式会社 | 生物膜濾過装置及び生物膜濾過装置の逆洗方法 |
| CN104671326A (zh) * | 2015-01-27 | 2015-06-03 | 北京神州瑞霖环保科技有限公司 | 一种去除水中抗生素的装置及方法 |
| CN117717837A (zh) * | 2023-12-20 | 2024-03-19 | 华电电力科学研究院有限公司 | 一种微生物-粉煤灰多孔材料、其制备方法及应用 |
| US12110243B2 (en) * | 2018-01-29 | 2024-10-08 | Veolia Water Solutions & Technologies Support | Biofilm carrier media in moving bed biofilm reactor processes |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP7340772A patent/JPH09174077A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015062868A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 三菱重工業株式会社 | 生物膜濾過装置及び生物膜濾過装置の逆洗方法 |
| CN104671326A (zh) * | 2015-01-27 | 2015-06-03 | 北京神州瑞霖环保科技有限公司 | 一种去除水中抗生素的装置及方法 |
| US12110243B2 (en) * | 2018-01-29 | 2024-10-08 | Veolia Water Solutions & Technologies Support | Biofilm carrier media in moving bed biofilm reactor processes |
| CN117717837A (zh) * | 2023-12-20 | 2024-03-19 | 华电电力科学研究院有限公司 | 一种微生物-粉煤灰多孔材料、其制备方法及应用 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06285496A (ja) | 有機性排水の中空糸膜分離生物処理方法および装置 | |
| Chang et al. | Low-cost membranes for use in a submerged MBR | |
| JP4492268B2 (ja) | 生物処理装置 | |
| WO2003043941A1 (en) | Apparatus and method for treating organic waste water | |
| JP2007244979A (ja) | 水処理方法および水処理装置 | |
| JPH11104698A (ja) | 排水処理方法 | |
| JPH10249170A (ja) | 炭素系吸着剤を用いる廃水処理方法及び装置 | |
| JPH0647399A (ja) | 浄水処理方法 | |
| JPH02191594A (ja) | 汚水処理装置 | |
| JPH10314554A (ja) | 膜分離活性汚泥法 | |
| JPH03275197A (ja) | し尿系汚水の処理方法 | |
| JPH0418988A (ja) | 有機性汚水の生物膜濾過装置 | |
| JPH11319865A (ja) | 生物ろ過設備 | |
| JP4104806B2 (ja) | 有機性排水処理の固液分離方法及び装置 | |
| JP2003170185A (ja) | ろ過装置を備えた浄化槽及びろ材による被処理水の浄化方法 | |
| JPS61287494A (ja) | 水の連続濾過方法 | |
| JPH05208200A (ja) | 有機性排水の処理方法 | |
| JP2000301197A (ja) | 廃水の処理方法および装置 | |
| JP2539315B2 (ja) | 有機性汚水の生物処理方法および生物処理装置 | |
| JPH07112191A (ja) | 生物濾過装置 | |
| JP2001104980A (ja) | 有機性汚水の処理方法及び処理装置 | |
| JP2894894B2 (ja) | 水処理方法 | |
| JP2006000828A (ja) | 有機性排水の処理方法 | |
| JPH0138557B2 (ja) | ||
| JPH09122673A (ja) | 廃水処理方法およびその装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |