JPH09174166A - フランジ付きカップの再絞り方法及びその金型 - Google Patents
フランジ付きカップの再絞り方法及びその金型Info
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- JPH09174166A JPH09174166A JP7351401A JP35140195A JPH09174166A JP H09174166 A JPH09174166 A JP H09174166A JP 7351401 A JP7351401 A JP 7351401A JP 35140195 A JP35140195 A JP 35140195A JP H09174166 A JPH09174166 A JP H09174166A
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- Japan
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- redrawing
- cup
- holding plate
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】再絞りにおける絞り比を上げること、換言すれ
ば、絞り比を上げることによって、再絞り回数を減らす
ことが可能な再絞り技術を提供する。 【解決手段】再絞り加工に先立って、カップ部の最終的
な径よりも大きな径のカップ状部材を準備し、カップ状
部材のフランジ部の外周を拘束しておき、所定の絞りダ
イとパンチを用いて再絞りを行う。
ば、絞り比を上げることによって、再絞り回数を減らす
ことが可能な再絞り技術を提供する。 【解決手段】再絞り加工に先立って、カップ部の最終的
な径よりも大きな径のカップ状部材を準備し、カップ状
部材のフランジ部の外周を拘束しておき、所定の絞りダ
イとパンチを用いて再絞りを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般の鋼板、すな
わち、金属板を絞り加工してカップ状部材を得る、所謂
塑性加工方法の技術分野に属するものである。
わち、金属板を絞り加工してカップ状部材を得る、所謂
塑性加工方法の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】絞り加工においては、その絞り性の程度
を示すものとして、絞り率、あるいはその逆数の絞り比
が用いられる。再絞りに関する限界絞り率は、昭和50
年10月25日、丸善株式会社発行の「プレス加工便
覧」によると、0.75〜0.80である旨記載されて
いる。これを絞り比に換算すれば、1.25〜1.33
になる。そこで、再絞り比を例えば、1.4にすると、
絞り成形品が壊われる恐れがあったり、カップ部の底の
コーナが薄くなると言う問題があって、安定して所望の
形状寸法の製品が得られないと言うことになる。
を示すものとして、絞り率、あるいはその逆数の絞り比
が用いられる。再絞りに関する限界絞り率は、昭和50
年10月25日、丸善株式会社発行の「プレス加工便
覧」によると、0.75〜0.80である旨記載されて
いる。これを絞り比に換算すれば、1.25〜1.33
になる。そこで、再絞り比を例えば、1.4にすると、
絞り成形品が壊われる恐れがあったり、カップ部の底の
コーナが薄くなると言う問題があって、安定して所望の
形状寸法の製品が得られないと言うことになる。
【0003】このような理由から、従来技術において
は、絞り比を1.4以上に上げる再絞りは、不可能とさ
れていた。
は、絞り比を1.4以上に上げる再絞りは、不可能とさ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、再絞
りにおける絞り比を上げること、換言すれば、絞り比を
上げることによって再絞り回数を減らすことが可能な再
絞り技術を提供することである。
りにおける絞り比を上げること、換言すれば、絞り比を
上げることによって再絞り回数を減らすことが可能な再
絞り技術を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】再絞り加工に先立って、
カップ部の最終的な径よりも大きな径のカップ状部材を
準備し、カップ状部材のフランジ部の外周を拘束してお
き、所定の絞りダイとパンチを用いて再絞りを行う。
カップ部の最終的な径よりも大きな径のカップ状部材を
準備し、カップ状部材のフランジ部の外周を拘束してお
き、所定の絞りダイとパンチを用いて再絞りを行う。
【0006】パンチの外径と先端のコーナは、再絞り加
工で得られるカップ状部材のカップ部の内径と底部のコ
ーナにそれぞれ対応する形状寸法になっている。絞りダ
イは、準備されたカップ状部材のフランジ部とカップ部
の一部を押圧するに足る形状寸法で、内径は成形後のカ
ップ状部材のカップ部の外径に相当している。
工で得られるカップ状部材のカップ部の内径と底部のコ
ーナにそれぞれ対応する形状寸法になっている。絞りダ
イは、準備されたカップ状部材のフランジ部とカップ部
の一部を押圧するに足る形状寸法で、内径は成形後のカ
ップ状部材のカップ部の外径に相当している。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例の工程を
示している。円板状のワークW0を絞り成形してカップ
状のワークW1にする。次に、カップ状のワークW1を
再絞り加工してカップ状のワークW2にする。
示している。円板状のワークW0を絞り成形してカップ
状のワークW1にする。次に、カップ状のワークW1を
再絞り加工してカップ状のワークW2にする。
【0008】図2には、再絞り加工直前の状態が示され
ている。上型プレート9は、通常プレス機械のスライド
に固定され、他方、下型プレート1はボルスタに固定さ
れるものである。上型プレート9には、上型ブロック8
と絞りダイ5が固定されている。絞りダイ5に嵌合され
て昇降自在のノックアウト6が設けられている。ノック
アウト6は、ノックアウト用スプリング7で下方に付勢
されている。
ている。上型プレート9は、通常プレス機械のスライド
に固定され、他方、下型プレート1はボルスタに固定さ
れるものである。上型プレート9には、上型ブロック8
と絞りダイ5が固定されている。絞りダイ5に嵌合され
て昇降自在のノックアウト6が設けられている。ノック
アウト6は、ノックアウト用スプリング7で下方に付勢
されている。
【0009】下型プレート1には、保持プレート4と絞
りパンチ10が固定されている。保持プレート4は、カ
ップ状ワークW1のフランジ部外周を拘束する段部14
と、該フランジ部を収納可能な凹部11を有している。
段部14には、フランジ部の外周が段部14にスムーズ
にセット出来るようにするためのガイド部12が設けて
ある。
りパンチ10が固定されている。保持プレート4は、カ
ップ状ワークW1のフランジ部外周を拘束する段部14
と、該フランジ部を収納可能な凹部11を有している。
段部14には、フランジ部の外周が段部14にスムーズ
にセット出来るようにするためのガイド部12が設けて
ある。
【0010】絞りパンチ10の外径と先端部のコーナ
は、絞り加工後のカップ状ワークW2の内径とカップ部
に底のコーナに相当する形状寸法になっている。絞りパ
ンチ10が凹部11の上面から突出する高さは、カップ
状ワークW1のカップ部の深さ、すなわち、被加工材の
あらかじめの絞り高さよりもわずかに低くしたものにな
っている。この関係は、図2において、Hで示されてい
る。
は、絞り加工後のカップ状ワークW2の内径とカップ部
に底のコーナに相当する形状寸法になっている。絞りパ
ンチ10が凹部11の上面から突出する高さは、カップ
状ワークW1のカップ部の深さ、すなわち、被加工材の
あらかじめの絞り高さよりもわずかに低くしたものにな
っている。この関係は、図2において、Hで示されてい
る。
【0011】保持プレート4には、複数のエジェクトピ
ン3が昇降自在に設けてある。エジェクトピン3は、エ
ジェクト用スプリング2で上方に付勢されている。
ン3が昇降自在に設けてある。エジェクトピン3は、エ
ジェクト用スプリング2で上方に付勢されている。
【0012】図2において、カップ状ワークW1が保持
プレート4に供給され、フランジ部の外周が段部14で
拘束された状態で、プレス機械のスライドが下降する
と、絞りダイ5が下降する。絞りダイ5とノックアウト
6がカップ状ワークW1に接触してから、さらに絞りダ
イ5が下降すると、カップ状ワークW1が図3に示すよ
うに再絞り加工される。
プレート4に供給され、フランジ部の外周が段部14で
拘束された状態で、プレス機械のスライドが下降する
と、絞りダイ5が下降する。絞りダイ5とノックアウト
6がカップ状ワークW1に接触してから、さらに絞りダ
イ5が下降すると、カップ状ワークW1が図3に示すよ
うに再絞り加工される。
【0013】プレス機械のスライドが下死点位置を過ぎ
て上昇すると、絞りダイ5等が上昇する。カップ状ワー
クW2は、ノックアウト6によって、絞りダイ5から押
し出され、エジェクトピン3によって、保持プレート4
からエジェクトされて取り出される。
て上昇すると、絞りダイ5等が上昇する。カップ状ワー
クW2は、ノックアウト6によって、絞りダイ5から押
し出され、エジェクトピン3によって、保持プレート4
からエジェクトされて取り出される。
【0014】本実施例においては、絞りダイ5が上で、
保持プレート4が下になっているが、これらの部材の上
下関係は逆でも、あるいは上下が左右になっても特別な
違いは無いと考えられる。
保持プレート4が下になっているが、これらの部材の上
下関係は逆でも、あるいは上下が左右になっても特別な
違いは無いと考えられる。
【0015】本発明を、試験的に実施して得られた製品
の例として、図1を用いて若干具体的な数値を挙げる。
ワークW0の厚さは4.52mm、カップ状ワークW2
のフランジ部の外径は、147.5mm、カップ状部の
内径は33.1mm、そして絞り比は2.4である。
の例として、図1を用いて若干具体的な数値を挙げる。
ワークW0の厚さは4.52mm、カップ状ワークW2
のフランジ部の外径は、147.5mm、カップ状部の
内径は33.1mm、そして絞り比は2.4である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、再絞り比を上げること
が出来るため、再絞り工程を減らすことが出来る。よっ
て、再絞り工程が合理的なものになるから、生産性が向
上し、設備費が削減出来る。
が出来るため、再絞り工程を減らすことが出来る。よっ
て、再絞り工程が合理的なものになるから、生産性が向
上し、設備費が削減出来る。
【図1】絞り加工の工程を示す図
【図2】再絞り加工直前の状態を示す金型の縦断面図
【図3】再絞り加工直後の状態を示す金型の縦断面図
1は下型プレート、2はエジェクトピン用スプリング、
3はエジェクトピン、4は保持プレート、5は絞りダ
イ、6はノックアウト、7はノックアウト用スプリン
グ、8は上型ブロック、9は上型プレート、10は絞り
パンチ、11は凹部、12はガイド部、13はコーナ
部、14は段部、である。
3はエジェクトピン、4は保持プレート、5は絞りダ
イ、6はノックアウト、7はノックアウト用スプリン
グ、8は上型ブロック、9は上型プレート、10は絞り
パンチ、11は凹部、12はガイド部、13はコーナ
部、14は段部、である。
Claims (4)
- 【請求項1】金属板からフランジ付きカップ状製品を複
数の絞り工程を経て得るフランジ付きカップの再絞り方
法において、被加工材を、絞りダイに対向する保持プレ
ートに設けた被加工材のフランジ外径とその厚さにほぼ
等しい径と深さの凹部にセットして、該被加工材を、前
記保持プレートに突出させるとともに前記絞りダイに対
向させて設けた絞りパンチと該絞りダイとにより絞り加
工することを特徴とするフランジ付きカップの再絞り方
法。 - 【請求項2】金属板からフランジ付きカップ状製品を複
数の絞り工程を経て得るフランジ付きカップの再絞り用
の金型において、絞りダイに対向する保持プレートに被
加工材のフランジ外径とその厚さにほぼ等しい径と深さ
の凹部を設け、前記保持プレートに突出させるとともに
前記絞りダイに対向させて絞りパンチを設け、前記被加
工材を前記保持プレートの凹部にセットして絞り加工す
る構造としたことを特徴とするフランジ付きカップの再
絞り用金型。 - 【請求項3】絞りパンチが保持プレートから突出する高
さを、被加工材のあらかじめの絞り高さよりもわずかに
低くしたことを特徴とする請求項1に記載のフランジ付
きカップの再絞り方法。 - 【請求項4】絞りパンチが保持プレートから突出する高
さを、被加工材のあらかじめの絞り高さよりもわずかに
低くしたことを特徴とする請求項2に記載のフランジ付
きカップの再絞り用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7351401A JPH09174166A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | フランジ付きカップの再絞り方法及びその金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7351401A JPH09174166A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | フランジ付きカップの再絞り方法及びその金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09174166A true JPH09174166A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18417043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7351401A Pending JPH09174166A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | フランジ付きカップの再絞り方法及びその金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09174166A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6588087B1 (en) * | 2001-10-02 | 2003-07-08 | Fisher Dynamics Corporation | Method of forming a side plate with integral boss |
| CN105234287A (zh) * | 2015-11-11 | 2016-01-13 | 贵州航天精工制造有限公司 | 单耳气密螺母高罩翻边模 |
| JP2019141911A (ja) * | 2015-04-28 | 2019-08-29 | 日本製鉄株式会社 | プレス加工装置、およびプレス加工方法 |
| WO2021125293A1 (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 日本製鉄株式会社 | プレス成形品の製造方法およびプレス成形装置、プレス成形ライン |
| CN114985570A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-09-02 | 沈阳飞机工业(集团)有限公司 | 变高度半圆筒形防锈铝零件成形工装及其使用方法 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP7351401A patent/JPH09174166A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6588087B1 (en) * | 2001-10-02 | 2003-07-08 | Fisher Dynamics Corporation | Method of forming a side plate with integral boss |
| JP2019141911A (ja) * | 2015-04-28 | 2019-08-29 | 日本製鉄株式会社 | プレス加工装置、およびプレス加工方法 |
| US10857583B2 (en) | 2015-04-28 | 2020-12-08 | Nippon Steel Corporation | Press-working apparatus, press-working method, and press-molded product |
| CN105234287A (zh) * | 2015-11-11 | 2016-01-13 | 贵州航天精工制造有限公司 | 单耳气密螺母高罩翻边模 |
| WO2021125293A1 (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 日本製鉄株式会社 | プレス成形品の製造方法およびプレス成形装置、プレス成形ライン |
| JPWO2021125293A1 (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | ||
| CN114845822A (zh) * | 2019-12-18 | 2022-08-02 | 日本制铁株式会社 | 冲压成形品的制造方法、冲压成形装置及冲压成形生产线 |
| CN114985570A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-09-02 | 沈阳飞机工业(集团)有限公司 | 变高度半圆筒形防锈铝零件成形工装及其使用方法 |
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