JPH09174621A - 型内ゲートカットにおけるスプルー部エジェクタピン構造 - Google Patents

型内ゲートカットにおけるスプルー部エジェクタピン構造

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JPH09174621A
JPH09174621A JP34902195A JP34902195A JPH09174621A JP H09174621 A JPH09174621 A JP H09174621A JP 34902195 A JP34902195 A JP 34902195A JP 34902195 A JP34902195 A JP 34902195A JP H09174621 A JPH09174621 A JP H09174621A
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ejector
sprue
plate
ejector pin
pin
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JP34902195A
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Kikuo Watanabe
菊夫 渡邊
Koji Senda
浩司 千田
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプルーランナの固定側金型への残留を防止
することのできるスプルー部エジェクタピン構造を提供
すること。 【解決手段】 エジェクタプレート1の中央部に位置す
るスプルー部エジェクタピン5の基部に鍔部26を設
け、エジェクタプレート1内に空間27を形成して鍔部
26を型開き方向に対し移動自在に内嵌する。更に、鍔
部26と一体の支持部材28をエジェクタプレート1を
貫通させて可動側取付け板4の表面に当接させてスプル
ー部エジェクタピン5を支える。エジェクタプレート1
の後退完了位置において鍔部26の裏面とエジェクタプ
レート1のボトム部分30との間に間隙が形成されるの
で、エジェクタロッド6を突出させてゲートカットピン
7の突出を開始させてもスプルー部エジェクタピン5は
後退完了位置に保持される。従って、型閉じ中にゲート
カット操作を行ってもスプルーランナ8が固定側型板9
に押し込まれることはなく、スプルーランナ8の固定側
残留が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、型内ゲートカット
におけるスプルー部エジェクタピン構造の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エジェクタプレートとランナ部または製
品部のエジェクタピンとの間に差動機構を設け、エジェ
クタピンの動作に影響を与えることなく、射出成形機側
のエジェクタロッドの突出動作によってゲートカット操
作のみを独立して行えるようにした型内ゲートカット構
造が本出願人らにより特願平7−138907号として
既に提案されている。
【0003】しかし、ランナ部または製品部のエジェク
タピンに用いられる差動機構は、図3に示すように、エ
ジェクタプレート1の後退完了時にエジェクタピン2の
基部側端部3を可動側取付け板4の表面で支える構造で
あるため、この差動機構をエジェクタプレート1の中心
部に位置するスプルー部エジェクタピン5に対してその
まま適用するわけにはいかない。
【0004】それは、エジェクタプレート1の裏面から
スプルー部エジェクタピン5の基部側端部を突出させ、
これを射出成形機側のエジェクタロッド6の先端で支え
てしまうと、エジェクタロッド6の突出開始と同時にス
プルー部エジェクタピン5の突出動作が開始されてしま
い、差動機構としての用をなさなくなってしまうからで
ある。
【0005】スプルー部エジェクタピン5を備えた金型
の場合、ゲートカットピン7の動作、つまり、エジェク
タプレート1の突出動作と同時にスプルー部エジェクタ
ピン5の突出動作が開始されてしまうと、スプルーラン
ナ8が固定側型板9に押し込まれ、可動側型板10の離
型動作時にスプルーランナ8やランナ11が固定側金型
9に残留するといった危険がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スプ
ルー部エジェクタピンを備えた金型において、スプルー
ランナの固定側金型への残留を確実に防止することので
きる型内ゲートカットにおけるスプルー部エジェクタピ
ン構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ムービングプ
ラテンの中央部に設けられたエジェクタロッドで駆動さ
れるエジェクタプレートとランナ部または製品部のエジ
ェクタピンとを差動機構を介して連動させ、前記エジェ
クタプレートに取り付けられたゲートカットピンの動作
に遅延させて前記エジェクタピンを突出させるようにし
た型内ゲートカットにおけるスプルー部エジェクタピン
構造において、前記エジェクタプレートの中央部に位置
するスプルー部エジェクタピンと前記エジェクタプレー
トとの間に差動機構を設け、前記エジェクタプレートの
動作に遅延させて前記スプルー部エジェクタピンを突出
させるようにしたことを特徴とする構成により前記目的
を達成した。
【0008】この、エジェクタプレートの動作に遅延さ
せてスプルー部エジェクタピンを突出させるための差動
機構として、前記エジェクタプレートの中央部に位置す
るスプルー部エジェクタピンの基部に鍔部を設けると共
に、該鍔部の厚みよりも型開き方向に長い空間を前記エ
ジェクタプレート内に形成して前記スプルー部エジェク
タピンの鍔部を型開き方向に対し移動自在に内嵌し、前
記鍔部の裏面もしくは可動側取付け板の表面のいずれか
一方に一端を固着され、その他端を他方に対して接離自
在とされた支持部材を、前記鍔部の裏面と前記可動側取
付け板の表面との間に、前記エジェクタロッドを径方向
に跨ぎ、かつ、前記エジェクタプレートを貫通するよう
にして固設し、エジェクタプレート後退完了時には前記
支持部材を介して前記可動側取付け板で前記鍔部の裏面
を保持する一方、エジェクタプレート前進時には前記エ
ジェクタプレートを介して前記エジェクタロッドの先端
部で前記鍔部の裏面を押圧する構造を提案する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明のスプルー部エジェク
タピン構造を適用した金型12の一実施形態を示す側断
面図である。
【0010】金型12は、従来のスプルー部エジェクタ
ピン付き金型と同様、固定側取付け板を兼ねる固定側型
板9と可動側型板10、および、可動側型板10に対し
て摺動自在に設けられたゲートカットピン7、ならび
に、エジェクタプレート1と製品部のエジェクタピン2
との間に設けられた差動機構14、更に、スペーサブロ
ック15と可動側取付け板4を備える。
【0011】可動側型板10にはキャビティ16がパー
ティング面の側から彫り込まれて一体的に形成され、更
に、キャビティ16の側部にはランナ溝11′の空間の
一部によって構成されるゲート17が設けられている。
但し、ゲートカット完了の状態を示した図1ではゲート
カットピン7がゲート17の空間に完全に突入している
ためゲート17の部分を見ることはできない。
【0012】その先端部が角ピンによって形成されるゲ
ートカットピン7は、可動側型板10の裏面からゲート
17の位置を貫通するようにして可動側型板10内に摺
動自在に設けられ、その基部がエジェクタプレート1に
固着されている。ゲート17のゲート幅は紙面厚み方向
のゲートカットピン7の幅に、また、ゲート17のゲー
ト深さはエジェクタプレート1が完全に後退したときの
ゲートカットピン7の先端から可動側金板9の表面まで
の距離に相当する。
【0013】エジェクタプレート1の後退限度、つま
り、後退完了位置は、スペーサブロック15を介して可
動側型板10に固着された可動側取付板4により規制さ
れ、可動側取付板4の四隅は、クランプを介して射出成
形機のムービングプラテン13に固定されている。可動
側取付板4の中央部には従来と同様に貫通口が設けら
れ、ムービングプラテン13を貫通して射出成形機側か
ら突出/縮退するエジェクタロッド6の動作によりエジ
ェクタプレート1が前進/後退駆動されるようになって
いる。
【0014】製品部のエジェクタピン2は、その先端側
から大部分を占める本体部18と基部側端部3およびそ
の連絡部分に位置する鍔部19により構成される。エジ
ェクタプレート1の表裏には、エジェクタピン2の本体
部18を通すための孔20と基部側端部3を通すための
孔21とが穿設され、更に、孔20と孔21との間には
エジェクタピン2の鍔部19の外径に見合った柱状空間
22が形成されている。柱状空間22の軸方向長さはエ
ジェクタピン2の鍔部19の肉厚に比べて前述のゲート
深さの分だけ長く、また、エジェクタプレート1および
エジェクタピン2が後退完了位置にある状態で、図1に
おいて、鍔部19の右端面が、柱状空間22に臨む孔2
0の左端面と当接するようになっている。従って、エジ
ェクタプレート1およびエジェクタピン2の後退完了位
置では、鍔部19の左端面と柱状空間22に臨む孔21
の右端面との間に前述のゲート深さに相当する間隙が形
成されることになり、この位置からエジェクタプレート
1をゲート深さ以上に前進させない限り、エジェクタピ
ン2の突出動作は開始されない。これが、エジェクタプ
レート1と製品部のエジェクタピン2との間の差動機構
14である。エジェクタピン2は製品の離型特性等に合
わせてキャビティ16の任意位置に配備すればよい。
【0015】なお、エジェクタプレート1は表裏2枚の
プレート材をボルト等で締結して一体化したものであ
り、エジェクタピン2やゲートカットピン7の取り付
け、および、柱状空間22の彫込み作業には何らの問題
もない。また、エジェクタピン2の基部側端部3をエジ
ェクタピン2と分離して可動側取付板4の側にサポータ
として固設することも可能である。更に、エジェクタプ
レート1およびエジェクタピン2が後退完了位置にある
状態で、鍔部19の右端面が柱状空間22に臨む孔20
の左端面と完全に当接せず、エジェクタピン2に軸方向
のガタツキがある程度残るとしても、最終的には、射出
時の樹脂圧力によってエジェクタピン2を所定位置にま
で後退させることが可能であり、ある程度のガタツキは
問題とならない。
【0016】また、固定側取付板を兼ねる固定側型板9
は、可動側取付板4の場合と同様、その四隅にクランプ
等を取り付けて射出成形機のステーショナリープラテン
23に固定されている。なお、符号24はステーショナ
リープラテン23を貫通して可動側取付板4のスプルー
穴8′に当接する射出シリンダのノズルである。
【0017】以上の構成によれば、溶融樹脂の充填完了
後、型閉じのままの状態でエジェクタロッド6を突出さ
せても、エジェクタプレート1をゲート深さ以上に前進
させない限り、エジェクタピン2の突出動作は開始され
ない。これにより、型閉じ状態のままエジェクタロッド
6を突出させてエジェクタプレート1およびゲートカッ
トピン7を前進させ、ゲート17の部分の樹脂を切断
し、更に、型開き動作を行ってからエジェクタロッド6
を大きく突出させて製品部のエジェクタピン2を前進さ
せて製品を可動側金板10から離型させるといったこと
が可能になるのである。
【0018】しかし、抜きテーパが設けられているとは
いうものの、スプルー穴8′とスプルーランナ8との喰
い付きは相当に大きく、不適当な設計を行うと、型開き
時にスプルーランナ8が固定側型板9の側に残留してし
まい、正常な離型作業が行えなくなる場合がある。この
ような問題を解消するため、可動側型板10の中央部に
はスプルーランナ8を強制的に引き抜くためのアンダー
カットを設けたコールドスラグウェル25が配備されて
いる。当然、このようなコールドスラグウェル25を設
けた場合では可動側型板10に対するスプルーランナ8
の喰い付きが激しくなるので、これを可動側型板10か
ら離型させるためのスプルー部エジェクタピン5が必要
となる。また、スプルー部エジェクタピン5の先端部に
Z型の切り込みを設けてアンダーカットを形成させ、こ
のアンダーカットにスプルーランナ8の先端を引っ掛け
て固定側型板9からスプルーランナ8を強制的に引き抜
くようにする場合もあるが(いわゆるZピン)、いずれ
にせよ、可動側型板10からスプルーランナ8を離型さ
せる手段としてのスプルー部エジェクタピン5が必要で
ある。
【0019】従来の技術の項でも述べた通り、スプルー
部エジェクタピン5を備えた金型の場合、ゲートカット
ピン7の動作、つまり、エジェクタプレート1の突出動
作と同時にスプルー部エジェクタピン5の突出動作が開
始されてしまうと、型閉じ状態のままスプルーランナ8
が固定側型板9に押し込まれ、スプルーランナ8やラン
ナ11が固定側金型9に残留するといった危険がある。
【0020】製品部のエジェクタピン2をエジェクタプ
レート1に直付けした場合もキャビティ16の部分にお
いてこれと同じ問題が生じるわけだが、この点に関して
は、既に差動機構14によって解消されている。
【0021】しかし、差動機構14と同じ構成をエジェ
クタプレート1とスプルー部エジェクタピン5との間に
適用した所で、スプルー部エジェクタピン5の突出動作
をエジェクタプレート1の前進動作に遅らせることはで
きない。エジェクタプレート1の裏面からスプルー部エ
ジェクタピン5の基部側端部を突出させ、これを射出成
形機側のエジェクタロッド6の先端で支えてしまうと、
エジェクタロッド6の突出開始と同時にスプルー部エジ
ェクタピン5の突出動作が開始されてしまい、差動機構
としての用をなさなくなってしまうからである(図3の
従来技術を参照のこと)。
【0022】そこで、本実施形態においては、エジェク
タプレート1の中央部に位置するスプルー部エジェクタ
ピン5の基部に鍔部26を設けると共に、鍔部26の厚
みよりも型開き方向に長い空間27をエジェクタプレー
ト1内に形成してスプルー部エジェクタピン5の鍔部2
6を型開き方向に対し移動自在に内嵌し、更に、鍔部2
6の裏面の両側に支持部材28を突出させて設け、この
支持部材28をエジェクタプレート1の孔29を介して
エジェクタプレート1の裏面側に貫通させ、可動側取付
け板4の表面でスプルー部エジェクタピン5の後退限度
位置を規制するようにしている。
【0023】この実施形態においてはスプルー部エジェ
クタピン5の本体部分と鍔部26および支持部材28を
完全な一体構造としているが、スプルー部エジェクタピ
ン5の支持部材28をスプルー部エジェクタピン5の鍔
部26と分離して可動側取付板4の側にサポータとして
固設することも可能である。
【0024】空間27の型開き方向の長さは鍔部26の
厚みに前述のゲート深さを加えた長さであり、支持部材
28の長さはボトム部分30の厚みに前述のゲート深さ
を加えた長さであって、エジェクタプレート1とスプル
ー部エジェクタピン5が後退完了位置にある状態で、鍔
部26の裏面とエジェクタプレート1のボトム部分30
との間に前述のゲート深さに相当する間隙が形成される
ようになっている。
【0025】従って、エジェクタプレート1とスプルー
部エジェクタピン5が後退完了位置にある状態からエジ
ェクタプレート1をゲート深さ以上に前進させない限
り、スプルー部エジェクタピン5の突出動作は開始され
ない。これが、エジェクタプレート1とスプルー部エジ
ェクタピン5との間の差動機構31である。
【0026】図2(a)はスプルー部エジェクタピン5
の形状をその中心軸に沿って正面側から見た時の概略形
状を示す図、また、図2(b)は鍔部26を内嵌するエ
ジェクタプレート1の空間27を図2(a)と同じ方向
から示す概略図であるが、鍔部26や支持部材28、お
よび、これらを内嵌する空間27や孔29の形状はなに
もこのような構成に限定されるわけではない。例えば、
鍔部26の裏面両側の支持部材28をスプルー部エジェ
クタピン5の本体部を中心とする半円弧状の周壁のよう
にして繋げてしまい、これに対応して孔29の側を半円
弧状のスリットのようにしてもよい。無論、図2(a)
に示す片側の鍔部26や支持部材28および孔29等を
スプルー部エジェクタピン5の本体部を中心として放射
線状に配備するといったことも可能である。要するに、
エジェクタロッド6が当たるボトム部30とエジェクタ
プレート1の本体部との接合部分の機械的強度さえ確保
されればよいのである。
【0027】また、スプルー部エジェクタピン5の鍔部
26に偏心した荷重が加わると支持部材28と孔29と
の間にカジリが発生してエジェクタプレート1の前進開
始時からスプルー部エジェクタピン5の突出が開始され
てしまう危険もあるので、2以上の支持部材28または
周壁状に形成された支持部材28がエジェクタロッド6
を直径方向に跨ぐような構成が望ましい。図2(a)お
よび図2(b)に示したのは、その最も簡単な構成例で
ある。
【0028】また、図1の例のようにリターンスプリン
グ等を用いてスプルー部エジェクタピン5の強制復帰を
行わせない構成であれば、エジェクタプレート1の薄肉
部32はスプルー部エジェクタピン5の強制復帰のため
に必要であるが、可動側型板10の裏面と鍔部26との
間でスプルー部エジェクタピン5の周りにリターンスプ
リングを巻回して可動側型板10の裏面から離間する方
向に鍔部26を付勢するような構成では、この薄肉部3
2は不要である。従って、このような構成では、エジェ
クタプレート1に形成された鍔部26の厚みよりも型開
き方向に長い空間27とはいっても、その実態は、エジ
ェクタプレート1の表面側から開けられた矩形状の盲穴
のようなものでよい。この場合、エジェクタプレート1
が必ずしも鍔部26よりも厚くある必要はなく、従っ
て、当然、エジェクタプレート1の空間27が鍔部26
の厚みよりも厚くある必要もない。鍔部26がエジェク
タプレート1の表面側から突出したとしても何等の問題
もないのである。
【0029】以上の構成において、溶融樹脂の充填完了
後、型閉じのままの状態でエジェクタロッド6を突出さ
せると、まず、エジェクタプレート1とこれに直付けさ
れたゲートカットピン7が前進を始め、ゲートカットピ
ン7がゲート17の部分の樹脂を切断する。既に述べた
通り、製品部のエジェクタピン2とエジェクタプレート
1との間には差動機構14があり、また、スプルー部エ
ジェクタピン5とエジェクタプレート1との間には差動
機構31があるため、製品部のエジェクタピン2とスプ
ルー部エジェクタピン5は、エジェクタプレート1をゲ
ート深さ以上に前進させない限り、後退限度位置に保持
される。
【0030】スプルー部エジェクタピン5が前進しない
のでスプルーランナ8が固定側型板9に押し込まれるこ
ともなく、型開きのときには、コールドスラグウェル2
5のアンダーカット部分またはスプルー部エジェクタピ
ン5の切り込み部分(Zピンの場合)で、スプルーラン
ナ8の先端部を確実に保持して固定側型板9から引き抜
くことができる。
【0031】そして、型開きを行ってからエジェクタロ
ッド6を更に突出させれば、その突出量が前述のゲート
深さを越えた時点で鍔部19および26の左端面がエジ
ェクタプレート1に接触し、製品部のエジェクタピン2
とスプルー部エジェクタピン5とがゲートカットピン7
と共に前進を開始し、可動側型板10からスプルーラン
ナ8とランナ11および製品を引き剥がして離型させ
る。
【0032】なお、図1で示す例ではエジェクタロッド
6にエジェクタプレート1を直に固定しているのでエジ
ェクタプレート1を強制復帰させるリターンスプリング
は必要ないが、単にエジェクタロッド6でエジェクタプ
レート1を押すだけの構成においては、エジェクタプレ
ート1を強制復帰させるためのリターンスプリングが必
要である。更に、エジェクタプレート1に薄肉部32を
設けない場合はエジェクタプレート1を強制復帰させる
ためのリターンスプリングに加えてスプルー部エジェク
タピン5を強制復帰させるリターンスプリングが必要と
なるが、このような場合においては、構造上、スプルー
部エジェクタピン5を強制復帰させるためのリターンス
プリングによってエジェクタプレート1を強制復帰させ
るリターンスプリングを兼ねさせることが可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、射出成形機側のエジェ
クタロッドの軸線上にスプルー部エジェクタピンを備え
た金型構造においても、ゲートカットピンの動作に遅延
させてスプルー部エジェクタピンの突出動作を行わせる
ことができるので、型閉じ中におけるスプルー部エジェ
クタピンの突出しによるスプルーランナの固定側金型へ
の突入を確実に防止して固定側残留のないスムーズな離
型操作を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプルー部エジェクタピン構造を適用
した金型の一実施形態を示す側断面図である。
【図2】同実施形態の金型の要部を示す正面図である。
【図3】従来のスプルー部エジェクタピン構造を適用し
た金型の一実施形態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 エジェクタプレート 2 エジェクタピン 2a 本体部 3 基部側端部 4 可動側取付け坂 5 スプルー部エジェクタピン 6 エジェクタロッド 7 ゲートカットピン 8 スプルーランナ 8′ スプルー穴 9 固定側型板 10 可動側型板 11 ランナ 11′ ランナ溝 12 金型 13 ムービングプラテン 14 エジェクタプレートと製品部のエジェクタピンと
の間の差動機構 15 スペーサブロック 16 キャビティ 17 ゲート 18 本体部 19 鍔部 20 孔 21 孔 22 柱状空間 23 ステーショナリープラテン 24 ノズル 25 コールドスラグウェル 26 鍔部 27 空間 28 支持部材 29 孔 30 エジェクタプレートのボトム部分 31 エジェクタプレートとスプルー部エジェクタピン
との間の差動機構 32 薄肉部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ムービングプラテンの中央部に設けられ
    たエジェクタロッドで駆動されるエジェクタプレートと
    ランナ部または製品部のエジェクタピンとを差動機構を
    介して連動させ、前記エジェクタプレートに取り付けら
    れたゲートカットピンの動作に遅延させて前記エジェク
    タピンを突出させるようにした型内ゲートカットにおけ
    るスプルー部エジェクタピン構造において、 前記エジェクタプレートの中央部に位置するスプルー部
    エジェクタピンの基部に鍔部を設けると共に、 該鍔部の厚みよりも型開き方向に長い空間を前記エジェ
    クタプレート内に形成して前記スプルー部エジェクタピ
    ンの鍔部を型開き方向に対し移動自在に内嵌し、 前記鍔部の裏面もしくは可動側取付け板の表面のいずれ
    か一方に一端を固着され、その他端を他方に対して接離
    自在とされた支持部材を、 前記鍔部の裏面と前記可動側取付け板の表面との間に、
    前記エジェクタロッドを径方向に跨ぎ、かつ、前記エジ
    ェクタプレートを貫通するようにして固設し、 エジェクタプレート後退完了時には前記支持部材を介し
    て前記可動側取付け板で前記鍔部の裏面を保持する一
    方、エジェクタプレート前進時には前記エジェクタプレ
    ートを介して前記エジェクタロッドの先端部で前記鍔部
    の裏面を押圧するようにしたことを特徴とする型内ゲー
    トカットにおけるスプルー部エジェクタピン構造。
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