JPH09175441A - 車両におけるタイダウンフック取付構造 - Google Patents
車両におけるタイダウンフック取付構造Info
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- JPH09175441A JPH09175441A JP34346795A JP34346795A JPH09175441A JP H09175441 A JPH09175441 A JP H09175441A JP 34346795 A JP34346795 A JP 34346795A JP 34346795 A JP34346795 A JP 34346795A JP H09175441 A JPH09175441 A JP H09175441A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タイダウンフックに作用する引張力に対して
のタイダウンフック取付部の強度を高くすることができ
る上に、部品点数の削減が可能な構成の車両におけるタ
イダウンフック取付構造を提供する。 【解決手段】 車両の荷室2内のフロアパネル3上にフ
ック取付部材9を配置すると共に、フック取付部材9
と、フロアパネル3と、フロアパネル3の裏面に接合さ
れるサイドメンバ8のフランジ部8b,8cとを一体に
結合し、フック取付部材9にタイダウンフック4を取付
ける。
のタイダウンフック取付部の強度を高くすることができ
る上に、部品点数の削減が可能な構成の車両におけるタ
イダウンフック取付構造を提供する。 【解決手段】 車両の荷室2内のフロアパネル3上にフ
ック取付部材9を配置すると共に、フック取付部材9
と、フロアパネル3と、フロアパネル3の裏面に接合さ
れるサイドメンバ8のフランジ部8b,8cとを一体に
結合し、フック取付部材9にタイダウンフック4を取付
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪自動車等の荷
室の床面上に配設される荷物拘束用のタイダウンフック
の取付構造に関するものである。
室の床面上に配設される荷物拘束用のタイダウンフック
の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8は、四輪自動車の後部に設
けられる荷室内における従来のタイダウンフックの取付
構造をそれぞれ示すものであって、これらの従来例は、
四輪自動車のフロアパネル30が荷室の床面となされて
いる場合に、タイダウンフック31をこのフロアパネル
30上に直接的に取付けるようにした例である。各々の
従来例について簡単に述べると、図7に示す従来例の場
合には、フロアパネル30の上面30a上の適宜箇所に
板材から成るフック取付部材32が配置されると共に、
フロアパネル30の下面30bの側に平坦板状のリーン
フォースメント部材33がフック取付部材32に対応す
る箇所に配置され、リーンフォースメント部材33に予
め溶接結合されたナット34にボルト35を螺着するこ
とにより、フック取付部材32及びリーンフォースメン
ト部材33がフロアパネル30に共締固定されている。
そして、フック取付部材32の中央部に屈曲成形された
湾曲状係着部36とフロアパネル30との間にループ形
状のタイダウンフック31の下辺部分31aが、その軸
線を中心に回動可能な状態で取付けられようになってい
る。
けられる荷室内における従来のタイダウンフックの取付
構造をそれぞれ示すものであって、これらの従来例は、
四輪自動車のフロアパネル30が荷室の床面となされて
いる場合に、タイダウンフック31をこのフロアパネル
30上に直接的に取付けるようにした例である。各々の
従来例について簡単に述べると、図7に示す従来例の場
合には、フロアパネル30の上面30a上の適宜箇所に
板材から成るフック取付部材32が配置されると共に、
フロアパネル30の下面30bの側に平坦板状のリーン
フォースメント部材33がフック取付部材32に対応す
る箇所に配置され、リーンフォースメント部材33に予
め溶接結合されたナット34にボルト35を螺着するこ
とにより、フック取付部材32及びリーンフォースメン
ト部材33がフロアパネル30に共締固定されている。
そして、フック取付部材32の中央部に屈曲成形された
湾曲状係着部36とフロアパネル30との間にループ形
状のタイダウンフック31の下辺部分31aが、その軸
線を中心に回動可能な状態で取付けられようになってい
る。
【0003】また、図8に示す従来例の場合には、フロ
アパネル30の上面30a上に断面ハット形状のブラケ
ット38がスポット溶接等にて固着され、このブラケッ
ト38の裏面側に予め溶接結合されたナット39にボル
ト40を螺着することによりフック取付部材41が取付
けられている。そして、フック取付部材41にて形成さ
れたループ部42内にタイダウンフック31の下辺部分
31aが、その軸線を中心に回動可能な状態で取付けら
れるようになっている。
アパネル30の上面30a上に断面ハット形状のブラケ
ット38がスポット溶接等にて固着され、このブラケッ
ト38の裏面側に予め溶接結合されたナット39にボル
ト40を螺着することによりフック取付部材41が取付
けられている。そして、フック取付部材41にて形成さ
れたループ部42内にタイダウンフック31の下辺部分
31aが、その軸線を中心に回動可能な状態で取付けら
れるようになっている。
【0004】また、図9及び図10は、別の従来のタイ
ダウンフックの取付構造を示すものであって、四輪自動
車のフロアパネル30の上部に間隔を置いて荷室床面パ
ネル44が配設されて荷室の床面が嵩上げされている場
合におけるタイダウンフック31の取付構造の従来例を
示すものである。この場合には、フロアパネル30と、
このフロアパネル30の左右両側部の下方に配設された
断面ハット形状のサイドメンバ45のフランジ部45a
と、フロアパネル30上に配置された断面ハット形状の
一対のブラケット46のフランジ部46aとが、重ね合
わされた状態でスポット溶接等にて三者一体に結合(共
打ち)され、これらのブラケット46の頂面46b上に
断面ハット形状のナット付ブラケット47のフランジ部
47aがそれぞれボルト締めにて結合されている。さら
に、荷室床面パネル44には、前記ブラケット47の頂
面47bに対応する開口48が形成され、この開口48
に臨んだブラケット47の頂面47b上にフック取付部
材41がボルト締めにて取付けられている。そして、図
8の従来例の場合と同様に、フック取付部材41にて形
成されたループ部42内にタイダウンフック31の下辺
部分31aが、その軸線を中心に回動可能に取付けられ
るようになっている。
ダウンフックの取付構造を示すものであって、四輪自動
車のフロアパネル30の上部に間隔を置いて荷室床面パ
ネル44が配設されて荷室の床面が嵩上げされている場
合におけるタイダウンフック31の取付構造の従来例を
示すものである。この場合には、フロアパネル30と、
このフロアパネル30の左右両側部の下方に配設された
断面ハット形状のサイドメンバ45のフランジ部45a
と、フロアパネル30上に配置された断面ハット形状の
一対のブラケット46のフランジ部46aとが、重ね合
わされた状態でスポット溶接等にて三者一体に結合(共
打ち)され、これらのブラケット46の頂面46b上に
断面ハット形状のナット付ブラケット47のフランジ部
47aがそれぞれボルト締めにて結合されている。さら
に、荷室床面パネル44には、前記ブラケット47の頂
面47bに対応する開口48が形成され、この開口48
に臨んだブラケット47の頂面47b上にフック取付部
材41がボルト締めにて取付けられている。そして、図
8の従来例の場合と同様に、フック取付部材41にて形
成されたループ部42内にタイダウンフック31の下辺
部分31aが、その軸線を中心に回動可能に取付けられ
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のタイダウンフック取付構造では、次ぎのよう
な問題点がある。すなわち、図7及び図8にそれぞれ示
す従来の取付構造にあっては、タイダウンフック31を
フロアパネル30に直接的に又はブラケット38を介し
て直接的に取付けただけの構造であるため、タイダウン
フック31に大きな引張力が作用した場合には車体(フ
ロアパネル30等)が変形し易く、構造的に弱いところ
がある。さらに、図7の従来例の場合には、リーンフォ
ースメント部材33を必要とするため、部品点数が多く
てコスト高になるという不具合がある。
如き従来のタイダウンフック取付構造では、次ぎのよう
な問題点がある。すなわち、図7及び図8にそれぞれ示
す従来の取付構造にあっては、タイダウンフック31を
フロアパネル30に直接的に又はブラケット38を介し
て直接的に取付けただけの構造であるため、タイダウン
フック31に大きな引張力が作用した場合には車体(フ
ロアパネル30等)が変形し易く、構造的に弱いところ
がある。さらに、図7の従来例の場合には、リーンフォ
ースメント部材33を必要とするため、部品点数が多く
てコスト高になるという不具合がある。
【0006】また、図9及び図10に示す従来の取付構
造にあっては、タイダウンフック31が取付けられるブ
ラケット47が車体側のサイドメンバ45に連結されて
いるため、強度は高いが、部品点数が多くなるという不
具合がある。しかも、図11において矢印で示す方向に
大きな引張力Fがタイダウンフック31に作用した場合
に、各構成部材が図11に示すように大きく変形してし
まうおそれがある。
造にあっては、タイダウンフック31が取付けられるブ
ラケット47が車体側のサイドメンバ45に連結されて
いるため、強度は高いが、部品点数が多くなるという不
具合がある。しかも、図11において矢印で示す方向に
大きな引張力Fがタイダウンフック31に作用した場合
に、各構成部材が図11に示すように大きく変形してし
まうおそれがある。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、タイダウンフックに作
用する引張力に対してのタイダウンフック取付部の強度
を高くすることができる上に、部品点数の削減が可能な
構成の車両におけるタイダウンフック取付構造を提供す
ることにある。
れたものであって、その目的は、タイダウンフックに作
用する引張力に対してのタイダウンフック取付部の強度
を高くすることができる上に、部品点数の削減が可能な
構成の車両におけるタイダウンフック取付構造を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、車両の荷室内のフロアパネル上にフ
ック取付部材を配置すると共に、前記フック取付部材
と、前記フロアパネルと、前記フロアパネルの裏面に接
合されるサイドメンバのフランジ部とを一体に結合し、
前記フック取付部材にタイダウンフックを取付けるよう
にしている。
めに、本発明では、車両の荷室内のフロアパネル上にフ
ック取付部材を配置すると共に、前記フック取付部材
と、前記フロアパネルと、前記フロアパネルの裏面に接
合されるサイドメンバのフランジ部とを一体に結合し、
前記フック取付部材にタイダウンフックを取付けるよう
にしている。
【0009】また、本発明では、車両の荷室内のフロア
パネルに対して上方側に間隔を隔てた高さ位置に荷室床
面を構成する床面パネルを配置し、この床面パネル上に
タイダウンフックを取付ける場合の車両におけるタイダ
ウンフック取付構造において、前記フロアパネルの下方
側に配設される断面ハット形状のサイドメンバに対して
断面ハット形状のブラケットが交差するように前記フロ
アパネル上に配設し、前記サイドメンバ及びブラケット
のフランジ部の間に前記フロアパネルを挟み込んだ状態
でこれらを共締固定すると共に、前記ブラケットの頂面
部を前記床面パネルの下面に接合してこの頂面部に対応
する前記床面パネルの上面部分にフック取付部材を配置
してこれらを一体に結合し、前記フック取付部材にタイ
ダウンフックを取付けるようにしている。
パネルに対して上方側に間隔を隔てた高さ位置に荷室床
面を構成する床面パネルを配置し、この床面パネル上に
タイダウンフックを取付ける場合の車両におけるタイダ
ウンフック取付構造において、前記フロアパネルの下方
側に配設される断面ハット形状のサイドメンバに対して
断面ハット形状のブラケットが交差するように前記フロ
アパネル上に配設し、前記サイドメンバ及びブラケット
のフランジ部の間に前記フロアパネルを挟み込んだ状態
でこれらを共締固定すると共に、前記ブラケットの頂面
部を前記床面パネルの下面に接合してこの頂面部に対応
する前記床面パネルの上面部分にフック取付部材を配置
してこれらを一体に結合し、前記フック取付部材にタイ
ダウンフックを取付けるようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
1〜図6を参照して説明する。
1〜図6を参照して説明する。
【0011】図1及び図4は、本発明に係るタイダウン
フック取付構造を備えた四輪自動車1の荷室2をそれぞ
れ示すものであって、同図において、3は荷室2内の床
面を構成するフロアパネル、4はこのフロアパネル3上
に取付けられた4つのタイダウンフック、5はこれらの
タイダウンフック4に引っ掛けられて荷物(図示せず)
をフロアパネル3上に拘束するネット、6はリヤシート
のシートバック、7はサイドパネルである。
フック取付構造を備えた四輪自動車1の荷室2をそれぞ
れ示すものであって、同図において、3は荷室2内の床
面を構成するフロアパネル、4はこのフロアパネル3上
に取付けられた4つのタイダウンフック、5はこれらの
タイダウンフック4に引っ掛けられて荷物(図示せず)
をフロアパネル3上に拘束するネット、6はリヤシート
のシートバック、7はサイドパネルである。
【0012】本発明の第1実施例においては、図1〜図
3に示すように、荷室2の床面はフロアパネル3にて構
成されており、このフロアパネル3上にタイダウンフッ
ク4が直接に取付けられている。具体的には、図2及び
図3に示すように、車体の側部を構成する断面ハット形
状のサイドメンバ8と、フロアパネル3と、フック取付
部材9とが下方から順次重ね合わされた状態の下でこれ
らの3部材がボルト締めにて共締めされている。さらに
詳述すると、上述のサイドメンバ8は、図2に明示する
ように、断面コ字状の基体部8aと、この基体部8aの
両側において互いに反対方向に屈曲成形された一対のフ
ランジ部8b,8cとから成り、基体部8aの開放端側
が上方に向けられかつフランジ部8b,8cが車体水平
方向にほぼ沿って配置された状態で、サイドメンバ8が
車体の左右両側部において車体前後方向に沿って延びる
ように固定配置されている。そして、このサイドメンバ
8のフランジ部8b,8c上にフロアパネル3の側縁部
3aが載置されて溶接結合等の手段にてフロアパネル3
がサイドメンバ8に固着されている。
3に示すように、荷室2の床面はフロアパネル3にて構
成されており、このフロアパネル3上にタイダウンフッ
ク4が直接に取付けられている。具体的には、図2及び
図3に示すように、車体の側部を構成する断面ハット形
状のサイドメンバ8と、フロアパネル3と、フック取付
部材9とが下方から順次重ね合わされた状態の下でこれ
らの3部材がボルト締めにて共締めされている。さらに
詳述すると、上述のサイドメンバ8は、図2に明示する
ように、断面コ字状の基体部8aと、この基体部8aの
両側において互いに反対方向に屈曲成形された一対のフ
ランジ部8b,8cとから成り、基体部8aの開放端側
が上方に向けられかつフランジ部8b,8cが車体水平
方向にほぼ沿って配置された状態で、サイドメンバ8が
車体の左右両側部において車体前後方向に沿って延びる
ように固定配置されている。そして、このサイドメンバ
8のフランジ部8b,8c上にフロアパネル3の側縁部
3aが載置されて溶接結合等の手段にてフロアパネル3
がサイドメンバ8に固着されている。
【0013】さらに、フロアパネル3の側縁部3a上に
は、サイドメンバ8の一方側のフランジ部8bに対応す
る箇所にフック取付部材9が取付けられている。すなわ
ち、このフック取付部材9は、図3に示すように1枚の
矩形の金属板の中央箇所に半円筒形状のフック係止部9
aを屈曲成形して成るものであり、そのフック係止部9
aの両側の平坦部分9b,9cがサイドメンバ8の一方
のフランジ部8bに対応するようにフロアパネル3の側
縁部3a上に配置された状態でこれらの3部材が2箇所
においてボルト10及びナット11によりそれぞれ共締
固定されている。なお、サイドメンバ8の他方のフラン
ジ部8cはフロアパネル3の側縁部3aにスポット溶接
されている。そして、前記フック取付部材9のフック係
止部9aとフロアパネル3の側縁部3aとによって囲ま
れた箇所に、ループ状のタイダウンフック4の下辺部分
4aがその軸線を中心に回動可能な状態で係着されてお
り、従ってタイダウンフック4は下辺部分4aを中心に
回動自在にフロアパネル3上に取付けられている。
は、サイドメンバ8の一方側のフランジ部8bに対応す
る箇所にフック取付部材9が取付けられている。すなわ
ち、このフック取付部材9は、図3に示すように1枚の
矩形の金属板の中央箇所に半円筒形状のフック係止部9
aを屈曲成形して成るものであり、そのフック係止部9
aの両側の平坦部分9b,9cがサイドメンバ8の一方
のフランジ部8bに対応するようにフロアパネル3の側
縁部3a上に配置された状態でこれらの3部材が2箇所
においてボルト10及びナット11によりそれぞれ共締
固定されている。なお、サイドメンバ8の他方のフラン
ジ部8cはフロアパネル3の側縁部3aにスポット溶接
されている。そして、前記フック取付部材9のフック係
止部9aとフロアパネル3の側縁部3aとによって囲ま
れた箇所に、ループ状のタイダウンフック4の下辺部分
4aがその軸線を中心に回動可能な状態で係着されてお
り、従ってタイダウンフック4は下辺部分4aを中心に
回動自在にフロアパネル3上に取付けられている。
【0014】このような構成のタイダウンフック取付構
造によれば、タイダウンフック4はフロアパネル3のみ
ならず、強固な車体部材であるサイドメンバ8にも結合
されることとなるため、タイダウンフック4の取付部の
強度を大幅に向上させることができる。従って、タイダ
ウンフック4に大きな引張力が作用しても、タイダウン
フック4の取付部に変形を来すような不具合の発生を回
避することができる。しかも、本例のタイダウンフック
取付構造によれば、上述のような実用的な作用効果を奏
し得る上に、サイドメンバ8のフランジ部8bがタイダ
ウンフック4の取付部の補強部材としての役目を果たす
ため、従来のように専用のリーンフォースメント部材を
用いる必要がなくなり、部品点数の削減を図ることがで
きる。
造によれば、タイダウンフック4はフロアパネル3のみ
ならず、強固な車体部材であるサイドメンバ8にも結合
されることとなるため、タイダウンフック4の取付部の
強度を大幅に向上させることができる。従って、タイダ
ウンフック4に大きな引張力が作用しても、タイダウン
フック4の取付部に変形を来すような不具合の発生を回
避することができる。しかも、本例のタイダウンフック
取付構造によれば、上述のような実用的な作用効果を奏
し得る上に、サイドメンバ8のフランジ部8bがタイダ
ウンフック4の取付部の補強部材としての役目を果たす
ため、従来のように専用のリーンフォースメント部材を
用いる必要がなくなり、部品点数の削減を図ることがで
きる。
【0015】また、図4〜図6は本発明の第2実施例を
示すものであって、本例は、車両の荷室2内のフロアパ
ネル3に対して上方側に間隔を隔てた高さ位置に荷室床
面を構成する床面パネル13を配置し、この床面パネル
13上にタイダウンフック4を取付ける場合の車両にお
けるタイダウンフック取付構造を示すものである。本例
においては、フロアパネル3と床面パネル13との間に
断面ハット形状のブラケット14が介在されており、こ
のブラケット14に関連してタイダウンフック4がフロ
アパネル3上に取付けられている。
示すものであって、本例は、車両の荷室2内のフロアパ
ネル3に対して上方側に間隔を隔てた高さ位置に荷室床
面を構成する床面パネル13を配置し、この床面パネル
13上にタイダウンフック4を取付ける場合の車両にお
けるタイダウンフック取付構造を示すものである。本例
においては、フロアパネル3と床面パネル13との間に
断面ハット形状のブラケット14が介在されており、こ
のブラケット14に関連してタイダウンフック4がフロ
アパネル3上に取付けられている。
【0016】さらに具体的に述べると、上述のブラケッ
ト14は、フロアパネル3と同様に一枚の金属板を断面
ハット形状に屈曲成形して成るものであって、断面コ字
状の基体部14aと、この基体部14aの両側において
互いに反対方向に屈曲成形された一対のフランジ部14
b,14cとを有している。しかして、ブラケット14
の基体部14aの開放端側が下方に向けられかつそのフ
ランジ部14b,14cが車体左右方向にほぼ沿って配
置された状態でフロアパネル3の上面に載置されると共
に、ブラケット14の頂面14dが床面パネル13の下
面に当接された状態で配置されている。従って、ブラケ
ット14の向きは、サイドメンバ8の向きに対して交差
(ほぼ直交)するように配置され、車体左右方向にほぼ
沿って延びるように配置されている。この配置状態の下
で、ブラケット14の一対のフランジ部14b,14c
と、フロアパネル3の側縁部3aと、サイドメンバ8の
フランジ部8bとが、前記フランジ部8bに予め溶接結
合されたナット15にボルト16を螺着することにより
互いに共締固定されている。さらに、前記床面パネル1
3上にはブラケット14の頂面14dに対応する箇所に
フック取付部材9が載置され、ブラケット14の頂面1
4dと、床面パネル13と、フック取付部材9とが、前
記頂面14dに予め溶接結合されたナット17にボルト
18を螺着することにより互いに一体に共締固定されて
いる。そして、フック取付部材9のフック係止部9aと
床面パネル13とによって囲まれた箇所に、ループ状の
タイダウンフック4の下辺部分4aがその軸線を中心に
回動可能な状態で係着されており、従ってタイダウンフ
ック4は下辺部分4aを中心に回動自在に床面パネル1
3上に取付けられている。
ト14は、フロアパネル3と同様に一枚の金属板を断面
ハット形状に屈曲成形して成るものであって、断面コ字
状の基体部14aと、この基体部14aの両側において
互いに反対方向に屈曲成形された一対のフランジ部14
b,14cとを有している。しかして、ブラケット14
の基体部14aの開放端側が下方に向けられかつそのフ
ランジ部14b,14cが車体左右方向にほぼ沿って配
置された状態でフロアパネル3の上面に載置されると共
に、ブラケット14の頂面14dが床面パネル13の下
面に当接された状態で配置されている。従って、ブラケ
ット14の向きは、サイドメンバ8の向きに対して交差
(ほぼ直交)するように配置され、車体左右方向にほぼ
沿って延びるように配置されている。この配置状態の下
で、ブラケット14の一対のフランジ部14b,14c
と、フロアパネル3の側縁部3aと、サイドメンバ8の
フランジ部8bとが、前記フランジ部8bに予め溶接結
合されたナット15にボルト16を螺着することにより
互いに共締固定されている。さらに、前記床面パネル1
3上にはブラケット14の頂面14dに対応する箇所に
フック取付部材9が載置され、ブラケット14の頂面1
4dと、床面パネル13と、フック取付部材9とが、前
記頂面14dに予め溶接結合されたナット17にボルト
18を螺着することにより互いに一体に共締固定されて
いる。そして、フック取付部材9のフック係止部9aと
床面パネル13とによって囲まれた箇所に、ループ状の
タイダウンフック4の下辺部分4aがその軸線を中心に
回動可能な状態で係着されており、従ってタイダウンフ
ック4は下辺部分4aを中心に回動自在に床面パネル1
3上に取付けられている。
【0017】本例のタイダウンフック取付構造によれ
ば、荷室の床面を嵩上げした場合における従来のタイダ
ウンフック取付構造(図9及び図10参照)に比べてブ
ラケット数の削減ひいては部品点数の削減を図ることが
でき、構造の簡素化及びコストダウンを図ることが可能
となる。その上、タイダウンフック4がサイドメンバ8
のフランジ部8b(すなわち、高強度の車体部分)に取
付けられるので、タイダウンフック4に作用する引張力
に対する耐力が十分にあり、タイダウンフック4に大き
な引張力が作用した場合にも従来の場合のような変形
(図11参照)を来すような不具合を防止できる。さら
に、床面を嵩上げするために使用される床面パネル13
はブラケット14等を介してサイドメンバ8のフランジ
部8bに取付けられるので、床面パネル13自体の取付
剛性も大幅に向上されることとなる。
ば、荷室の床面を嵩上げした場合における従来のタイダ
ウンフック取付構造(図9及び図10参照)に比べてブ
ラケット数の削減ひいては部品点数の削減を図ることが
でき、構造の簡素化及びコストダウンを図ることが可能
となる。その上、タイダウンフック4がサイドメンバ8
のフランジ部8b(すなわち、高強度の車体部分)に取
付けられるので、タイダウンフック4に作用する引張力
に対する耐力が十分にあり、タイダウンフック4に大き
な引張力が作用した場合にも従来の場合のような変形
(図11参照)を来すような不具合を防止できる。さら
に、床面を嵩上げするために使用される床面パネル13
はブラケット14等を介してサイドメンバ8のフランジ
部8bに取付けられるので、床面パネル13自体の取付
剛性も大幅に向上されることとなる。
【0018】以上、本発明の実施例につき述べたが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能で
ある。例えば、既述の実施例では、ボルト締め(共締固
定)による結合構造を介してサイドメンバ8のフランジ
部8bへのタイダウンフック4の取付けを行なうように
したが、ボルト締めに代えて溶接等による結合手段を採
用するようにしても良い。また、フック取付部材9又は
ブラケット14をサイドメンバ8の他方側のフランジ部
8cに取付けるようにしても良く、さらに両方のフラン
ジ部8b,8cに取付けるようにしても良い。また、図
1及び図4に示す第1及び第2実施例の場合には、タイ
ダウンフック4の配置方向が異なるが、必要に応じてタ
イダウンフック4をフロアパネル3又は床面パネル13
上に何れの方向にも配置することが可能である。
発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能で
ある。例えば、既述の実施例では、ボルト締め(共締固
定)による結合構造を介してサイドメンバ8のフランジ
部8bへのタイダウンフック4の取付けを行なうように
したが、ボルト締めに代えて溶接等による結合手段を採
用するようにしても良い。また、フック取付部材9又は
ブラケット14をサイドメンバ8の他方側のフランジ部
8cに取付けるようにしても良く、さらに両方のフラン
ジ部8b,8cに取付けるようにしても良い。また、図
1及び図4に示す第1及び第2実施例の場合には、タイ
ダウンフック4の配置方向が異なるが、必要に応じてタ
イダウンフック4をフロアパネル3又は床面パネル13
上に何れの方向にも配置することが可能である。
【0019】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、車両の荷室内の
フロアパネル上にフック取付部材を配置すると共に、前
記フック取付部材の両端部と、前記フロアパネルと、前
記フロアパネルの裏面に接合されるサイドメンバのフラ
ンジ部とを一体に結合し、前記フック取付部材の両端部
間の中間部にタイダウンフックを取付けるようにしたも
のであるから、タイダウンフックは車体の一部を構成す
る強度の高いサイドメンバのフランジ部に結合されるこ
ととなり、これによりタイダウンフックに作用する引張
力に対して十分な強度を得ることができてタイダウンフ
ック取付部の変形を防止できる。しかも、サイドメンバ
をタイダウンフック取付部の補強部材として利用した構
造となるため、従来のように専用のリーンフォースメン
ト部材を別個に用いる必要がなくなり、従って部品点数
の削減並びにコストダウンを図ることができる。
フロアパネル上にフック取付部材を配置すると共に、前
記フック取付部材の両端部と、前記フロアパネルと、前
記フロアパネルの裏面に接合されるサイドメンバのフラ
ンジ部とを一体に結合し、前記フック取付部材の両端部
間の中間部にタイダウンフックを取付けるようにしたも
のであるから、タイダウンフックは車体の一部を構成す
る強度の高いサイドメンバのフランジ部に結合されるこ
ととなり、これによりタイダウンフックに作用する引張
力に対して十分な強度を得ることができてタイダウンフ
ック取付部の変形を防止できる。しかも、サイドメンバ
をタイダウンフック取付部の補強部材として利用した構
造となるため、従来のように専用のリーンフォースメン
ト部材を別個に用いる必要がなくなり、従って部品点数
の削減並びにコストダウンを図ることができる。
【0020】また、本発明は、フロアパネルの上方に床
面パネルを配置して荷室の床面を嵩上げする場合に、断
面ハット形状のサイドメンバに対して交差するように配
置された断面ハット形状のブラケットを介して、タイダ
ウンフックをサイドメンバのフランジ部に取付けるよう
にしたものであるから、この場合にも、部品点数が少な
くて済む上に、タイダウンフックに作用する引張力に対
して十分な強度を得ることができてタイダウンフック取
付部の変形を防止できる。しかも、嵩上げした荷室床面
を構成する床面パネルもタイダウンフックと共にサイド
メンバに一体に結合(例えば、共締固定)されるため、
床面パネルの取付剛性及び取付強度の向上を図ることが
できる。
面パネルを配置して荷室の床面を嵩上げする場合に、断
面ハット形状のサイドメンバに対して交差するように配
置された断面ハット形状のブラケットを介して、タイダ
ウンフックをサイドメンバのフランジ部に取付けるよう
にしたものであるから、この場合にも、部品点数が少な
くて済む上に、タイダウンフックに作用する引張力に対
して十分な強度を得ることができてタイダウンフック取
付部の変形を防止できる。しかも、嵩上げした荷室床面
を構成する床面パネルもタイダウンフックと共にサイド
メンバに一体に結合(例えば、共締固定)されるため、
床面パネルの取付剛性及び取付強度の向上を図ることが
できる。
【図1】本発明の第1実施例を示すものであって、本発
明に係るタイダウンフック取付構造を備えた四輪自動車
の荷室の斜視図である。
明に係るタイダウンフック取付構造を備えた四輪自動車
の荷室の斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図である。
【図3】図2において矢印Xで示す方向から見た側面図
である。
である。
【図4】本発明の第2実施例を示すものであって、本発
明に係るタイダウンフック取付構造を備えた四輪自動車
の荷室の斜視図である。
明に係るタイダウンフック取付構造を備えた四輪自動車
の荷室の斜視図である。
【図5】図4におけるB−B線拡大断面図である。
【図6】図5において矢印Yで示す方向から見た側面図
である。
である。
【図7】従来におけるタイダウンフック取付構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図8】別の従来におけるタイダウンフック取付構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】荷室の床面を嵩上げした場合の従来のタイダウ
ンフック取付構造の断面図である。
ンフック取付構造の断面図である。
【図10】図9において矢印Zで示す方向から見た側面
図である。。
図である。。
【図11】従来のタイダウンフック取付構造の変形状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【符号の説明】 1 四輪自動車 2 荷室 3 フロアパネル 4 タイダウンフック 8 サイドメンバ 8a 基体部 8b,8c フランジ部 9 フック取付部材 13 床面パネル 14 ブラケット 14b,14c フランジ部 10,16,18 ボルト 11,15,17 ナット
Claims (2)
- 【請求項1】 車両の荷室内のフロアパネル上にフック
取付部材を配置すると共に、前記フック取付部材と、前
記フロアパネルと、前記フロアパネルの裏面に接合され
るサイドメンバのフランジ部とを一体に結合し、前記フ
ック取付部材にタイダウンフックを取付けるようにした
ことを特徴とする車両におけるタイダウンフック取付構
造。 - 【請求項2】 車両の荷室内のフロアパネルに対して上
方側に間隔を隔てた高さ位置に荷室床面を構成する床面
パネルを配置し、この床面パネル上にタイダウンフック
を取付ける場合の車両におけるタイダウンフック取付構
造において、前記フロアパネルの下方側に配設される断
面ハット形状のサイドメンバに対して断面ハット形状の
ブラケットが交差するように前記フロアパネル上に配設
し、前記サイドメンバ及びブラケットのフランジ部の間
に前記フロアパネルを挟み込んだ状態でこれらを共締固
定すると共に、前記ブラケットの頂面部を前記床面パネ
ルの下面に接合してこの頂面部に対応する前記床面パネ
ルの上面部分にフック取付部材を配置してこれらを一体
に結合し、前記フック取付部材にタイダウンフックを取
付けるようにしたことを特徴とする車両におけるタイダ
ウンフック取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34346795A JPH09175441A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 車両におけるタイダウンフック取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34346795A JPH09175441A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 車両におけるタイダウンフック取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09175441A true JPH09175441A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18361756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34346795A Pending JPH09175441A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 車両におけるタイダウンフック取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09175441A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009202658A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Daifuku Co Ltd | 車両用昇降装置 |
| WO2016021055A1 (ja) * | 2014-08-08 | 2016-02-11 | 本田技研工業株式会社 | 車体後部構造 |
| CN114802478A (zh) * | 2021-01-21 | 2022-07-29 | 丰田自动车株式会社 | 车辆地板结构 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP34346795A patent/JPH09175441A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009202658A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Daifuku Co Ltd | 車両用昇降装置 |
| WO2016021055A1 (ja) * | 2014-08-08 | 2016-02-11 | 本田技研工業株式会社 | 車体後部構造 |
| CN114802478A (zh) * | 2021-01-21 | 2022-07-29 | 丰田自动车株式会社 | 车辆地板结构 |
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