JPH09175990A - 油性化粧料 - Google Patents

油性化粧料

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JPH09175990A
JPH09175990A JP35365395A JP35365395A JPH09175990A JP H09175990 A JPH09175990 A JP H09175990A JP 35365395 A JP35365395 A JP 35365395A JP 35365395 A JP35365395 A JP 35365395A JP H09175990 A JPH09175990 A JP H09175990A
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sio
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用性、使用感(潤い感)に優れ化粧崩れ防止
機能(耐色移り性)が高く、また、仕上がり膜のきれい
さ(化粧膜のつや)、安全性・安定性にも優れた新規な
油性化粧料を得ることに関する。 【解決手段】(a)R1 3SiO1/2単位(R1は炭素数1
〜6までの炭化水素基又はフェニル基)とSiO2単位
との比が0.5/1〜1.5/1の範囲に存在する、R
1 3SiO1/2単位及びSiO2単位からなる有機シリコー
ン樹脂、(b)揮発性シリコーン、(c)固形ワック
ス、(d)ペースト状シリコーン組成物を含有すること
を特徴とする油性化粧料を提供するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は口紅等の油性化粧料
に関するものであり、更に詳しくは、使用性、使用感
(潤い感)に優れ化粧崩れ防止機能(耐色移り性)が高
く、また、仕上がり膜のきれいさ(化粧膜のつや)、安
全性・安定性にも優れた新規な油性化粧料を提供するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、油性化粧料は、固形状油分、半固
形状油分、液状油分、及び着色剤を中心に構成されてお
り、化粧品としての快適な使用性・使用感を得るため
に、種々の形状、性質を持つ油分や着色剤の配合検討が
なされてきた。特に油性化粧料の化粧持ちをよくする方
法として特開昭61−65809号に示されるような有
機シリコーン樹脂と揮発性シリコーン油を用い、塗布後
の揮発性シリコーン油の揮散により、残存成分を着色剤
と樹脂成分のみとしたものなどがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように有機シリコーン樹脂と揮発性シリコーン油を用い
たものは化粧崩れ防止機能に優れているものの、揮発成
分が揮散後、使用部位の潤いが不足し、また化粧膜のつ
やもなくなるといった使用性・使用感の点で満足のいく
ものではなかった。使用後の潤い感を演出する方法とし
てエモリエント性の高い液状油剤の配合が考えられる
が、液状油剤の配合は化粧崩れ防止機能の低下をまねく
ため、多量に配合することができないといった問題点が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な油性化粧料の抱える問題点に鑑み、特に使用性、使用
感(潤い感)、化粧崩れ防止機能(耐色移り性)、仕上
がり膜のきれいさ(化粧膜のつや)を同時に満足するも
のを得んと鋭意検討を重ねた結果、有機シリコーン樹
脂、揮発性シリコーン、固形ワックス、及びペースト状
シリコーン組成物を必須成分として配合したものが、化
粧崩れ防止効果、形状保持性、及び使用性・使用感、特
に使用後の潤い感に優れ、化粧膜のつやも高いことを見
いだし本発明の完成に至った。すなわち、本発明は次の
(a)成分〜(d)成分; (a)R1 3SiO1/2単位(R1は炭素数1〜6までの炭
化水素基又はフェニル基)とSiO2単位との比が0.
5/1〜1.5/1の範囲に存在する、R1 3SiO1 /2
単位及びSiO2単位からなる有機シリコーン樹脂 (b)揮発性シリコーン (c)固形ワックス (d)ペースト状シリコーン組成物 を含有することを特徴とする油性化粧料に関するもので
ある。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
使用される(a)成分である有機シリコーン樹脂として
は、R1 3SiO1/2単位(R1は炭素数1〜6までの炭化
水素基又はフェニル基)とSiO2単位との比が0.5
/1〜1.5/1の範囲に存在する、R1 3SiO1/2
位及びSiO2単位からなる有機シリコーン樹脂で、対
応する既知のシラン類を加水分解することによって得ら
れるものである。市販品では、例えば、シリコーンオイ
ルKF−7312J(揮発性シリコーン溶液)、シリコ
ーンオイルKF−9001(揮発性シリコーン溶液)、
シリコーンオイルKF−9002(揮発性シリコーン溶
液)、シリコーンオイルX−21−5250(揮発性シ
リコーン溶液)(以上、信越化学工業社製)等を挙げる
ことができる。
【0006】本発明の有機シリコーン樹脂の配合量は、
好ましくは3〜30重量%(以下、単に「%」で示
す。)の範囲である。この範囲であれば、良好な使用感
と柔軟性に富んだ化粧膜が得られ、良好な化粧持ち機能
が得られる。
【0007】本発明に使用される(b)成分である揮発
性シリコーンとしては、例えば一般式(1)
【0008】
【化1】
【0009】(式中mは0〜3の整数を示す)で示され
る低分子量の直鎖の有機シリコーンであるジメチルシロ
キサンや、一般式(2)
【0010】
【化2】
【0011】(式中nは4〜6の整数を示す)で示され
る環状シリコーンであるオクタメチルシクロテトラシロ
キサン、デカメチルシクロペンタシロキサンが挙げられ
る。
【0012】本発明に使用される揮発性シリコーンの配
合量は、10〜60%の範囲である。この範囲であれば
良好な使用感と良好な化粧持ち機能が得られる。
【0013】本発明に使用される(c)成分である固形
ワックスとしては、通常油性化粧料に使用されるワック
ス類であり、例えば、キャンデリラワックス、ビーズワ
ックス、カルナウバワックス、モクロウ、モンタンワッ
クス、セレシンワックス、パラフィンワックス、マイク
ロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワッ
クス、ポリエチレンワックス、ポリエチレンポリプロピ
レンコポリマー等が挙げられる。特にこれらのもののう
ち、融点が80〜105℃のワックスを用いると高温で
の安定性が保たれ、より好ましい。特に好ましい高融点
ワックスとしては、マイクロクリスタリンワックス、パ
ラフィンワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャ
ートロプシュワックス、ポリエチレンポリプロピレンコ
ポリマー等が挙げられる。
【0014】本発明の固形ワックスの配合量は3〜30
%の範囲である。この範囲であれば、充分な形状保持性
が得られ、良好な使用感と柔軟な化粧膜が得られる。
【0015】本発明に使用される(d)成分であるペー
スト状シリコーン組成物は、下記一般式(3) R2 a3 bcSiO(4-a-b-c)/2 …(3) {式中、R2は同種又は異種の炭素数1〜18の非置
換、又は置換のアルキル基、アリール基、アラルキル基
又はハロゲン化炭化水素基、R3は一般式Cn2nO(C
24O)d(C36O)e4〔ここにR4は水素原子又は
炭素数1〜10の飽和脂肪族炭化水素基もしくは−(C
O)−R5(R5は炭素数1〜5の飽和脂肪族炭化水素
基)で示される基、dは2〜200の整数、eは0〜2
00の整数、d+eは3〜200の整数、nは2〜6を
それぞれ示す〕で示されるポリオキシアルキレン基、a
は1.0≦a≦2.5、bは0.001≦b≦1.0、
cは0.001≦c≦1.0をそれぞれ示す}で表わさ
れるオルガノハイドロジェンポリシロキサン及び/又は
一般式(4) R2 fgSiO(4-f-g)/2 …(4) (式中、R2は上記と同じ、fは1.0≦f≦3.0、
gは0.001≦g≦1.5をそれぞれ示す)で表わさ
れるオルガノハイドロジェンポリシロキサンと一般式
(A) Cm2m-1O(C24O)h(C36O)im2m-1 …(A) (式中、hは2〜200の整数、iは0〜200の整
数、h+iは3〜200の整数、mは2〜6をそれぞれ
示す)で表わされるポリオキシアルキレン及び/又は一
般式(B) R2 j6 kSiO(4-j-k)/2 …(B) (式中、R2は前記に同じ、R6は末端に脂肪族不飽和基
を有する炭素数2〜10の1価炭化水素基、jは1.0
≦j≦3.0、kは0.001≦k≦1.5をそれぞれ
示す)で表わされるオルガノポリシロキサンとの組合せ
において、上記一般式(3)及び/又は一般式(A)で
表わされる成分を必須成分とする合計量100重量部の
組成物を、25℃における粘度が100cSt以下であ
る低粘度のシリコーン油及び/又は多価アルコール3〜
200重量部の存在又は不存在下に付加重合させて得ら
れるシリコーン重合体100重量部と低粘度シリコーン
油5〜1,000重量部とを剪断力下で混練して得られ
るものを指称する。
【0016】本発明に使用のペースト状シリコーン組成
物を構成する上記シリコーン重合体は、オルガノハイド
ロジェンポリシロキサンと脂肪族不飽和基含有化合物と
を25℃における粘度が100cSt以下であるシリコ
ーン油及び/又は多価アルコールの存在又は不存在下で
付加重合させたものであるが、オルガノハイドロジェン
ポリシロキサン及び脂肪族不飽和基含有化合物の少なく
とも一方がポリオキシアルキレン基を含有することを要
する。
【0017】オルガノハイドロジェンポリシロキサンと
脂肪族不飽和基含有化合物との組合せとしては、例え
ば、まず一方がポリオキシアルキレン基を含有する上記
一般式(3)で表わされるオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンであって、R2がメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基などのアルキル基、フェニル基、トリ
ル基などのアリール基、ベンジル基、フェネチル基など
のアラルキル基、又はこれらの基の炭素原子に結合して
いる水素原子の一部又は全部をハロゲン原子で置換した
クロロメチル基、トリフルオロプロピル基などから選択
される同一又は異種の炭素数1〜18の非置換又は置換
のアルキル基、アリール基、アラルキル基又はハロゲン
化炭化水素基、R3が前記一般式 Cn2nO(C24O)d(C36O)e−R4 で表わされ、かつR4が水素原子又はメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、オクチル基などの炭素数1〜10の飽和脂
肪族炭化水素基もしくは式−(CO)−R5(R5は炭素
数1〜5の飽和脂肪族炭化水素基)、dが2〜200の
整数、eが0〜200の整数、d+eは3〜200の整
数、さらにnが2〜6をそれぞれ示すものが挙げられ
る。さらに、得られた重合体をシリコーン油と剪断力下
で混練処理して得られたペースト状組成物に水を十分に
分散させるためにはd/e≧1であることが好ましい。
【0018】なお、aは、1.0未満では得られた重合
体がシリコーン油に対して十分に膨潤せず、2.5より
大きいと得られる重合体をシリコーン油と剪断力下で混
練処理して得られるペースト状組成物に水分を十分に分
散させることができないので1.0≦a≦2.5、好ま
しくは1.0〜2.0とし、bは、0.001未満では
得られる重合体をシリコーン油と剪断力下で混練処理し
て得たペースト状組成物に水が十分に分散せず、1.0
より大きいと得られる重合体のシリコーン油への膨潤性
が十分でなくなるので0.001≦b≦1.0、好まし
くは0.005〜1.0とし、さらにcが、0.001
未満では付加重合により得られる重合体において3次元
構造体の形成が困難となるため、シリコーン油が増粘性
に乏しいものとなり、1.0より大きいと付加重合によ
り形成される3次元構造体の架橋密度が高くなりすぎる
ため、シリコーン油を安定に保持することができないの
で0.001≦c≦1.0、好ましくは0.005〜
1.0とする。
【0019】上記一般式(3)で表わされるオルガノハ
イドロジェンポリシロキサンと組合わされるものとして
は前記一般式(B)で表わされるオルガノポリシロキサ
ンであって、R2は前記と同じ、R6は末端にビニル基、
アリル基などのような脂肪族不飽和基を有する炭素数が
2〜10の1価炭化水素基であり、jは1.0未満では
付加重合により形成される3次元構造体の架橋密度が高
くなりすぎてシリコーン油を安定に保持する重合体が得
られず、3.0より大きいと付加重合により得られる重
合体中における3次元構造体の形成が不十分となり、シ
リコーン油が増粘性に乏しいものとなるので、1.0≦
j≦3.0、好ましくは1.0〜2.5とし、kは、
0.001未満であると目的とする重合体中における3
次元構造体の形成が困難となるためシリコーン油が増粘
性に乏しいものとなり、1.5より大きいと付加重合に
より形成される3次元構造体の架橋密度が高くなりすぎ
るため、シリコーン油を安定に保持することができる重
合体を得ることができなくなるので0.001≦k≦
1.5、好ましくは0.005〜1.0とする脂肪族不
飽和基を含有するものが挙げられる。この一般式(3)
で表わされるオルガノハイドロジェンポリシロキサンと
一般式(B)で表わされるオルガノポリシロキサンとの
混合物を以下混合物−Iと略記する。
【0020】なお、一般式(3)で表わされるオルガノ
ハイドロジェンポリシロキサンと一般式(A)で表わさ
れるポリオキシアルキレンとの組合せを用いることもで
きる。
【0021】また、一般式(3)で表わされるオルガノ
ハイドロジェンポリシロキサンと脂肪族不飽和基含有化
合物との他の組合せとしては、例えば一般式(4)で表
わされるオルガノハイドロジェンポリシロキサンであっ
て、R2が前記と同じで、fは1.0未満では得られた
重合体のシリコーン油への膨潤性が十分に得られず、
3.0より大きいと付加重合により得られる重合体中に
3次元構造を形成することが困難となるため、シリコー
ン油が増粘性に乏しいものとなるので1.0≦f≦3.
0、好ましくは1.0〜2.5とし、gは0.001未
満であると付加重合により得られる重合体中に3次元構
造を形成することが困難となるため、シリコーン油が増
粘性に乏しいものとなり、1.5より大きいと付加重合
により形成される3次元構造の架橋密度が高くなりすぎ
て得られる重合体がシリコーン油を安定して保持しなく
なるので0.001≦g≦1.5、好ましくは0.00
5〜1.0とするものと一般式(A)で表わされるポリ
オキシアルキレンであって、hは2〜200、好ましく
は5〜100、iは0〜200、好ましくは0〜100
であり、得られる重合体に水を十分に分散させるために
好ましくはh/i≧1であり、mは2〜6、好ましくは
3〜6であるものとの混合物(以下混合物−IIと略記
する)が挙げられる。
【0022】本発明において、混合物−I又は混合物−
IIを付加重合する際に使用される25℃における粘度
が100cSt以下である低粘度シリコーン油として
は、直鎖状又は分岐状のメチルポリシロキサン、メチル
フェニルポリシロキサン、エチルポリシロキサン、エチ
ルメチルポリシロキサン、エチルフェニルポリシロキサ
ン、またオクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメ
チルシクロペンタシロキサン等の環状ジメチルポリシロ
キサンなどが挙げられる。これらの25℃における粘度
は100cSt以下であればよく、とくに50cSt以
下とすることが好ましい。これらは単独で用いても2種
以上の混合物であってもよい。
【0023】多価アルコールとしてはエチレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリ
ンなどが例示されるが、これらは単独で使用しても2種
以上を併用してもよい。
【0024】低粘度シリコーン油及び/又は多価アルコ
ールの量は、上記混合物−I又は混合物−IIを100
重量部としたとき3〜200重量部が好ましい。低粘度
シリコーン油及び/又は多価アルコールの存在下に付加
重合を行うと、これらを含有した重合体が得られるが、
このものはこれらの不存在下に付加重合して得られるも
のに比較して、シリコーン油に対し高い膨潤性を示し、
かつ優れた増粘性を示す。
【0025】なお、混合物−I又は混合物−IIの付加
重合は、例えば塩化白金酸、アルコール変性塩化白金酸
又は塩化白金酸−ビニルシロキサン錯体などのような公
知の白金化合物触媒又はロジウム化合物触媒の存在下
に、室温又は50〜150℃の加温下に反応させて行え
ばよい。
【0026】この場合には必要に応じ有機溶剤を使用し
てもよく、例えばメタノール、エタノール、2−プロパ
ノール、ブタノールなどの脂肪族アルコール、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、n−ペ
ンタン、n−ヘキサン、シクロヘキサンなどの脂肪族又
は脂環式炭化水素、ジクロロメタン、クロロホルム、四
塩化炭素、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、フ
ッ化塩化炭化水素などのハロゲン化炭化水素が使用でき
る。
【0027】このようにして得られたシリコーン重合体
100重量部に、低粘度シリコーン油5〜1,000重
量部、好ましくは20〜500重量部を分散混合したの
ち、剪断力下で混練処理するとペースト状の均一なシリ
コーン組成物が得られる。
【0028】シリコーン重合体の量が上記範囲よりも少
ないと安定で良好なゲル構造を維持できず、逆に上記範
囲を超えると肌上で重さを感じ、使用性、使用感等が悪
化するため好ましくない。
【0029】ここで用いられるシリコーン油は直鎖状、
分岐状のいずれであってもよく、例えばメチルポリシロ
キサン、メチルフェニルポリシロキサン、エチルポリシ
ロキサン、エチルメチルポリシロキサン、エチルフェニ
ルポリシロキサン、またオクタメチルシクロテトラシロ
キサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等の環状の
ジメチルポリシロキサンなどが挙げられ、これらは単独
でも2種以上の混合物であってもよい。
【0030】本発明に用いられるペースト状シリコーン
組成物の配合量は0.1〜10%の範囲である。この範
囲であれば良好な使用性、使用感及びつやのあるきれい
な化粧膜が得られる。
【0031】本発明の油性化粧料には、上記必須成分の
他に通常化粧料に使用される、例えば、スクワラン、流
動パラフィン、ヒマシ油、液状ラノリン等の液状油分、
ワセリン、ラノリン等の半固形状油分、有機粉末、パー
ル剤、白色顔料、体質顔料、無機あるいは有機の着色顔
料、これら粉体の処理物(シリコーン、テフロン等)、
染料、界面活性剤、高分子化合物、ゲル化剤、紫外線吸
収剤、酸化防止剤、防腐剤、多価アルコール類、水、香
料、美容成分、マイクロカプセルなどの本発明の効果を
損なわない範囲で適宜使用することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の油性化粧料としては、口
紅、油性アイシャドウ、油性ファンデーション等が挙げ
られる。
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
【0034】製造例 ペースト状シリコーン 反応器中に、平均組成式(5)
【0035】
【化3】
【0036】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン100g、エタノール62g、平均組成式が
CH2=CHCH2O(C24O)10CH2CH=CH2
(6) で示されるポリオキシアルキレン23.6g及び塩化白
金酸3重量%のエタノール溶液0.3gを仕込み、内温
を70〜80℃に維持して2時間撹拌した後、減圧下で
溶媒を除去し、粒状の重合体を得た。得られた重合体3
3重量部と、ジメチルポリシロキサン(粘度6cSt)
67重量部とを分散混合した後、三本ロールミルにより
剪断力下で十分混練し、膨潤させてペースト状シリコー
ン組成物を作製した。
【0037】実施例1〜6及び比較例1〜3 (口紅) 表1に示す組成の口紅を調製し、使用性、使用感(潤い
感)、化粧崩れ防止機能(耐色移り性)、仕上がり膜の
きれいさ(化粧膜のつや)に付いて下記の方法によりに
評価を行った。その結果も併せて表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】(製造方法) A.成分(1)〜(15)を均一に加熱溶解する。 B.Aに成分(16)〜(24)を加えて均一混合し、
その後成分(25)を添加し均一混合する。 C.容器に充填し口紅とする。
【0040】(評価方法)化粧歴10年以上の女性50
名をパネルとし、使用性、使用感(潤い感)、耐色移り
性、化粧膜のつやについて、それぞれの評価項目につい
て良いとした人数により以下の基準に従い評価した。
【0041】(基準) 良いとした人数 40名以上:◎ 30〜39名:○ 20〜29名:△ 10〜19名:× 9名以下:××
【0042】表1の結果から明かなように、本発明品に
係わる実施例1〜6の口紅は、比較例1〜3の口紅に比
較して、使用性、使用感(潤い感)、耐色移り性、化粧
膜のつやの全てにおいて優れたものであった。
【0043】実施例7 (アイシャドウ) (成分) (%) 1.キャンデリラワックス 5 2.マイクロクリスタリンワックス 3 3.ビーズワックス 2 4.トリオクタン酸グリセリル 3 5.流動パラフィン 3.3 6.有機シリコーン樹脂 5 ((CH33SiO1/2:SiO2=1.5:1) 7.オクタメチルシクロテトラシロキサン 60 8.製造例のペースト状シリコーン組成物 5 9.マイカ 5 10.タルク 5 11.ナイロンパウダー 1 12.赤色226号 1 13.酸化鉄 1 14.紫外線吸収剤 0.5 15.香料 0.2
【0044】(製造方法) A.成分(1)〜(8)を均一に加熱溶解する。 B.成分(9)〜(13)を加え、均一に混合する。そ
の後、成分(14)〜(15)を添加し均一に混合す
る。 C.容器に充填し、アイシャドウを得る。 以上のように得られたアイシャドウは、使用性、使用感
(潤い感)、耐色移り性、化粧膜のつやに優れたもので
あった。
【0045】実施例8 ファンデーション (成分) (%) 1.カルナウバワックス 3 2.ポリエチレンポリプロピレンコポリマー 3 3.ワセリン 5 4.フラクトオリゴ糖脂肪酸エステル 3 5.トリオクタン酸セチル 5 6.流動パラフィン 2.3 7.有機シリコーン樹脂 10 ((CH33SiO1/2:SiO2=0.5:1) 8.オクタメチルシクロテトラシロキサン 15 9.製造例のペースト状シリコーン組成物 5 10.二酸化チタン 10 11.微粒子二酸化チタン 15 12.酸化鉄 5 13.マイカ 10 14.タルク 5 15.無水ケイ酸 3 16.美容成分 0.1 17.紫外線吸収剤 0.5 18.香料 0.1
【0046】(製造方法) A.成分(1)〜(9)を均一に加熱溶解する。 B.成分(10)〜(15)を加え均一に混合する。そ
の後、成分(16)〜(18)を添加し均一に混合す
る。 C.容器に充填してファンデーションを得る。 以上のようにして得られたファンデーションは、使用
性、使用感(潤い感)、耐色移り性、化粧膜のつやに優
れたものであった。
【0047】
【発明の効果】本発明の油性化粧料は使用性、使用感
(潤い感)、化粧崩れ防止機能(耐色移り性)、仕上が
り膜のきれいさ(化粧膜のつや)に優れ、また安全性、
安定性も良好な化粧料である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/032 A61K 7/032

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(a)成分〜(d)成分; (a)R1 3SiO1/2単位(R1は炭素数1〜6までの炭
    化水素基又はフェニル基)とSiO2単位との比が0.
    5/1〜1.5/1の範囲に存在する、R1 3SiO1 /2
    単位及びSiO2単位からなる有機シリコーン樹脂 (b)揮発性シリコーン (c)固形ワックス (d)ペースト状シリコーン組成物 を含有することを特徴とする油性化粧料。
  2. 【請求項2】 (a)成分を3〜30重量%、(b)成
    分を10〜60重量%、(c)成分を3〜30重量%、
    (d)成分を0.1〜10重量%配合することを特徴と
    する請求項1記載の油性化粧料。
  3. 【請求項3】 (c)成分が融点80℃〜105℃の高
    融点ワックスであることを特徴とする請求項1又は2記
    載の油性化粧料。
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