JPH091766A - 天然石調複合成形体及びその製造方法 - Google Patents
天然石調複合成形体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH091766A JPH091766A JP17409795A JP17409795A JPH091766A JP H091766 A JPH091766 A JP H091766A JP 17409795 A JP17409795 A JP 17409795A JP 17409795 A JP17409795 A JP 17409795A JP H091766 A JPH091766 A JP H091766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- composite molded
- composition
- backing material
- natural stone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 意匠性、耐久性に優れ、形状の自由度に富ん
だ天然石調複合成形体及びその製造方法を提供する。 【構成】 有機フィラー及び/又は無機フィラーを含有
する樹脂成形品よりなる表装材の裏面に、表装材とは異
なる組成の樹脂よりなる裏打ち材を接着一体化せしめた
天然石調複合成形体。
だ天然石調複合成形体及びその製造方法を提供する。 【構成】 有機フィラー及び/又は無機フィラーを含有
する樹脂成形品よりなる表装材の裏面に、表装材とは異
なる組成の樹脂よりなる裏打ち材を接着一体化せしめた
天然石調複合成形体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天然石調複合成形体及び
その製造方法に関する。さらに詳しく述べると樹脂成形
品よりなる表装材の裏面が、接着剤を介することなく、
表装材とは異なる組成の樹脂よりなる裏打ち材と接着一
体化した、意匠性、耐久性、形状の自由度に富んだ天然
石調複合成形体及びその製造方法に関する。
その製造方法に関する。さらに詳しく述べると樹脂成形
品よりなる表装材の裏面が、接着剤を介することなく、
表装材とは異なる組成の樹脂よりなる裏打ち材と接着一
体化した、意匠性、耐久性、形状の自由度に富んだ天然
石調複合成形体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建材、内装材、住設品、調度品
等の分野では有機及び/又は無機フィラーを含有する各
種の樹脂成形品が使用されており、必要な強度を確保し
たり、厚みからくる重厚感を確保したりするため成形品
の厚みを厚くすることを要求されることが多い。このよ
うなものとして、大理石調、御影石調等、天然石のよう
な外観を有する樹脂成形品も知られている。同一材料で
前記の厚みを確保すると、該材料が高価な場合には成形
品の価格が上り経済的でなく、該材料の比重が高い場合
には成形品の重量が重くなり、また該材料に強度がない
場合には厚みを厚くしても成形品が必要な強度を保持し
えない等の問題があった。
等の分野では有機及び/又は無機フィラーを含有する各
種の樹脂成形品が使用されており、必要な強度を確保し
たり、厚みからくる重厚感を確保したりするため成形品
の厚みを厚くすることを要求されることが多い。このよ
うなものとして、大理石調、御影石調等、天然石のよう
な外観を有する樹脂成形品も知られている。同一材料で
前記の厚みを確保すると、該材料が高価な場合には成形
品の価格が上り経済的でなく、該材料の比重が高い場合
には成形品の重量が重くなり、また該材料に強度がない
場合には厚みを厚くしても成形品が必要な強度を保持し
えない等の問題があった。
【0003】このような問題を解決する為、薄い樹脂成
形品を表装材として成形し、これと予め作っておいた基
板となる裏打ち材を、接着剤を用いて接着一体化するこ
とにより複合成形品とする方法も知られている。
形品を表装材として成形し、これと予め作っておいた基
板となる裏打ち材を、接着剤を用いて接着一体化するこ
とにより複合成形品とする方法も知られている。
【0004】しかしながらこの方法では、表装材と裏打
ち材を別に成形するため両者の形状を完全に一致させる
ことが困難であったり、これらを接着する場合、両者の
接着位置を合わせることが困難であり作業が煩雑であっ
たりするばかりでなく、接着面に両者の形状不適合によ
る隙間の生ずることが多く、衝撃強度の低下を引き起こ
すことが多い等、品質上の問題が多かった。しかも得ら
れた複合成形品は接着剤を介して表装材と裏打ち材とが
接着されている為、例えば加熱と冷却が繰り返えされる
様な過酷な環境下で使用する場合、耐久性の不足する傾
向があるという問題があった。また前記のような事情か
ら複雑な形状を有する複合成形品を作ることは困難であ
り、形状の自由度を制限されやすいという問題もあっ
た。
ち材を別に成形するため両者の形状を完全に一致させる
ことが困難であったり、これらを接着する場合、両者の
接着位置を合わせることが困難であり作業が煩雑であっ
たりするばかりでなく、接着面に両者の形状不適合によ
る隙間の生ずることが多く、衝撃強度の低下を引き起こ
すことが多い等、品質上の問題が多かった。しかも得ら
れた複合成形品は接着剤を介して表装材と裏打ち材とが
接着されている為、例えば加熱と冷却が繰り返えされる
様な過酷な環境下で使用する場合、耐久性の不足する傾
向があるという問題があった。また前記のような事情か
ら複雑な形状を有する複合成形品を作ることは困難であ
り、形状の自由度を制限されやすいという問題もあっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、か
かる従来技術の有する種々の問題を解決して、意匠性、
耐久性に優れ、形状の自由度に富んだ天然石調複合成形
体及びその製造方法を提供することを目的とする。
かる従来技術の有する種々の問題を解決して、意匠性、
耐久性に優れ、形状の自由度に富んだ天然石調複合成形
体及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記解決
すべき課題について鋭意検討した結果、各用途に必要な
意匠性、性能を有する樹脂成形品を表装材として成形
し、該表装材の裏面に表装材とは異なる組成の樹脂組成
物を配し、該組成物を硬化せしめるとともに表装材と接
着一体化させることにより、複雑な形状であっても表装
材と裏打ち材との隙間を生じない天然石調複合成形体が
簡便容易に得られることを見出し、本発明を完成した。
すべき課題について鋭意検討した結果、各用途に必要な
意匠性、性能を有する樹脂成形品を表装材として成形
し、該表装材の裏面に表装材とは異なる組成の樹脂組成
物を配し、該組成物を硬化せしめるとともに表装材と接
着一体化させることにより、複雑な形状であっても表装
材と裏打ち材との隙間を生じない天然石調複合成形体が
簡便容易に得られることを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、上記目的は本発明によれば、有
機フィラー及び/又は無機フィラーを含有する樹脂成形
品よりなる表装材の裏面に、表装材とは異なる組成の樹
脂よりなる裏打ち材を接着一体化している天然石調複合
成形体により達成される。
機フィラー及び/又は無機フィラーを含有する樹脂成形
品よりなる表装材の裏面に、表装材とは異なる組成の樹
脂よりなる裏打ち材を接着一体化している天然石調複合
成形体により達成される。
【0008】また、上記目的は本発明によれば、有機フ
ィラー及び/又は無機フィラーを含有する樹脂成形品よ
りなる表装材の裏面に、表装材とは異なる組成の樹脂組
成物を配し、該組成物を硬化せしめて裏打ち材を形成せ
しめるとともに、表装材と裏打ち材とを接着一体化させ
る天然石調複合成形体の製造方法により達成される。
ィラー及び/又は無機フィラーを含有する樹脂成形品よ
りなる表装材の裏面に、表装材とは異なる組成の樹脂組
成物を配し、該組成物を硬化せしめて裏打ち材を形成せ
しめるとともに、表装材と裏打ち材とを接着一体化させ
る天然石調複合成形体の製造方法により達成される。
【0009】さらにまた、上記目的は本発明によれば、
表装材とは異なる組成の裏打ち材の表面に、表装材を形
成する有機フィラー及び/又は無機フィラーを含有する
樹脂組成物を配し、該組成物を硬化せしめて表装材を形
成せしめるとともに、表装材と裏打ち材とを接着一体化
させることを天然石調複合成形体の製造方法によっても
達成することができる。
表装材とは異なる組成の裏打ち材の表面に、表装材を形
成する有機フィラー及び/又は無機フィラーを含有する
樹脂組成物を配し、該組成物を硬化せしめて表装材を形
成せしめるとともに、表装材と裏打ち材とを接着一体化
させることを天然石調複合成形体の製造方法によっても
達成することができる。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明に用いられる表装材の樹脂成分とし
ては、種々の樹脂を使用することが可能であるが、得ら
れる複合成形体を建材、内装材、住設品、調度品等の分
野で使用する場合に要求される美麗性、耐久性等の点、
アクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステ
ル樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂が好ましく、
これらの樹脂を組合わせて使うことも可能である。
ては、種々の樹脂を使用することが可能であるが、得ら
れる複合成形体を建材、内装材、住設品、調度品等の分
野で使用する場合に要求される美麗性、耐久性等の点、
アクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステ
ル樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂が好ましく、
これらの樹脂を組合わせて使うことも可能である。
【0012】上記樹脂に配合される有機フィラーにおよ
び無機フィラーは、成形を阻害しないものであれば特に
制限はないが、例えば樹脂製粒子、合成繊維片等の有機
フィラー、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、
シリカ、アルミナ、炭酸カルシム、硫酸バリウム、岩石
粉、ガラス粉、陶磁器粉、雲母、タルク、ガラス繊維等
の無機フィラーを挙げることができ、これら幾つかのフ
ィラーを組み合わせて使用することによってより天然石
に近い外観とすることができる。
び無機フィラーは、成形を阻害しないものであれば特に
制限はないが、例えば樹脂製粒子、合成繊維片等の有機
フィラー、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、
シリカ、アルミナ、炭酸カルシム、硫酸バリウム、岩石
粉、ガラス粉、陶磁器粉、雲母、タルク、ガラス繊維等
の無機フィラーを挙げることができ、これら幾つかのフ
ィラーを組み合わせて使用することによってより天然石
に近い外観とすることができる。
【0013】有機フィラー及び/又は無機フィラーの添
加量は、樹脂100重量部に対して通常30〜800重
量部、好ましくは50〜300重量部である。
加量は、樹脂100重量部に対して通常30〜800重
量部、好ましくは50〜300重量部である。
【0014】本発明においては、有機フィラー及び/又
は無機フィラーを含有する樹脂を成形し、得られた成形
品を表装材として用いうるが、該樹脂には、各種染顔
料、紫外線吸収剤、光安定剤等の各種添加剤を含むこと
ができるし、さらに表装材の表面にハードコート層、塗
膜等の被覆層を施してもよい。
は無機フィラーを含有する樹脂を成形し、得られた成形
品を表装材として用いうるが、該樹脂には、各種染顔
料、紫外線吸収剤、光安定剤等の各種添加剤を含むこと
ができるし、さらに表装材の表面にハードコート層、塗
膜等の被覆層を施してもよい。
【0015】本発明に用いる表装材は、例えば平板、2
次曲面や3次曲面を有する異形品などその形状、形態に
特に制限はなく、これらは種々の方法で成形することが
できるが、例えば 前記樹脂成分の原料となる重合性モノマー類、シラッ
プ等に前記有機フィラー及び/又は無機フィラー、その
他添加剤、重合開始剤等を混合してスラリー状にした
後、所定の形状を有する鋳型に注入・加熱して重合・硬
化する方法、 熱可塑性の樹脂成分を溶融し、これに有機フィラー及
び/又は無機フィラー、その他添加剤等を混合・混練し
た後、所定の形状を有する型に投入・冷却にて硬化する
方法(射出成形、プレス成形等)、 樹脂成分原料となる重合性モノマー類、シラップ類、
部分架橋ゲル状重合体から選ばれた少なくとも1つに、
有機フィラー及び/又は無機フィラー、その他添加剤、
重合開始剤等を混合・混練して得られる粘性の高い熱重
合性の樹脂組成物(以下コンパウンドということがあ
る)を金型等に投入し加圧加熱して重合・硬化する方法
等を挙げることができる。また板状の成形品を前記各方
法で一旦成形した後、これを例えば真空成形や加圧成形
等の2次加工で所定の形状に曲げる等の後加工すること
も可能である。
次曲面や3次曲面を有する異形品などその形状、形態に
特に制限はなく、これらは種々の方法で成形することが
できるが、例えば 前記樹脂成分の原料となる重合性モノマー類、シラッ
プ等に前記有機フィラー及び/又は無機フィラー、その
他添加剤、重合開始剤等を混合してスラリー状にした
後、所定の形状を有する鋳型に注入・加熱して重合・硬
化する方法、 熱可塑性の樹脂成分を溶融し、これに有機フィラー及
び/又は無機フィラー、その他添加剤等を混合・混練し
た後、所定の形状を有する型に投入・冷却にて硬化する
方法(射出成形、プレス成形等)、 樹脂成分原料となる重合性モノマー類、シラップ類、
部分架橋ゲル状重合体から選ばれた少なくとも1つに、
有機フィラー及び/又は無機フィラー、その他添加剤、
重合開始剤等を混合・混練して得られる粘性の高い熱重
合性の樹脂組成物(以下コンパウンドということがあ
る)を金型等に投入し加圧加熱して重合・硬化する方法
等を挙げることができる。また板状の成形品を前記各方
法で一旦成形した後、これを例えば真空成形や加圧成形
等の2次加工で所定の形状に曲げる等の後加工すること
も可能である。
【0016】前記コンパウンドには、種々の樹脂の使用
が可能であるが、アクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、ビニルエステル樹脂が好ましい。このようなコンパ
ウンドとして、例えば(メタ)アクリル酸エステル系重
合体と架橋性単量体を含んでいてもよい(メタ)アクリ
ル酸エステル系単量体を必須成分とする樹脂シラップと
有機フィラー及び/又は無機フィラー、重合開始剤等を
混合・混練したアクリル系コンパウンド、(メタ)アク
リル酸エステル系重合体を含んでいてもよい(メタ)ア
クリル酸エステル系単量体と架橋性単量体を必須成分と
する樹脂液を重合させ、該重合を途中で停止することに
より得られるアクリル系部分架橋ゲル状重合体に有機フ
ィラー及び/又は無機フィラー、重合開始剤等を配合・
混練したアクリル系コンパウンド、(メタ)アクリル酸
エステル系重合体を含んでいてもよい(メタ)アクリル
酸エステル系単量体と架橋性単量体を必須成分とする樹
脂液に少なくとも有機フィラー及び/又は無機フィラー
を配合して重合させ、該重合を途中で停止することによ
り得られるフィラー入りのアクリル系部分架橋ゲル状重
合体を混練したアクリル系コンパウンド、液状又はBス
テージの不飽和ポリエステル樹脂又はビニルエステル樹
脂を必須成分とする樹脂組成物に有機フィラー及び/又
は無機フィラー、重合開始剤等を混合・混練した不飽和
ポリエステル系コンパウンド又はビニルエステル系コン
パウンド等を挙げることができる。
が可能であるが、アクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、ビニルエステル樹脂が好ましい。このようなコンパ
ウンドとして、例えば(メタ)アクリル酸エステル系重
合体と架橋性単量体を含んでいてもよい(メタ)アクリ
ル酸エステル系単量体を必須成分とする樹脂シラップと
有機フィラー及び/又は無機フィラー、重合開始剤等を
混合・混練したアクリル系コンパウンド、(メタ)アク
リル酸エステル系重合体を含んでいてもよい(メタ)ア
クリル酸エステル系単量体と架橋性単量体を必須成分と
する樹脂液を重合させ、該重合を途中で停止することに
より得られるアクリル系部分架橋ゲル状重合体に有機フ
ィラー及び/又は無機フィラー、重合開始剤等を配合・
混練したアクリル系コンパウンド、(メタ)アクリル酸
エステル系重合体を含んでいてもよい(メタ)アクリル
酸エステル系単量体と架橋性単量体を必須成分とする樹
脂液に少なくとも有機フィラー及び/又は無機フィラー
を配合して重合させ、該重合を途中で停止することによ
り得られるフィラー入りのアクリル系部分架橋ゲル状重
合体を混練したアクリル系コンパウンド、液状又はBス
テージの不飽和ポリエステル樹脂又はビニルエステル樹
脂を必須成分とする樹脂組成物に有機フィラー及び/又
は無機フィラー、重合開始剤等を混合・混練した不飽和
ポリエステル系コンパウンド又はビニルエステル系コン
パウンド等を挙げることができる。
【0017】特に好ましい態様に使用するアクリル系部
分架橋ゲル状重合体としては、特開昭60−20212
8号公報、特開昭62−1705号公報、特開平2−2
94311号公報、特開平3−54217号公報等に記
載されている、部分架橋ゲル状重合体や多官能単量体を
変更する等これを改良した組成物等が用いられる。これ
らのうち、例えば架橋性単量体1〜60重量%およびア
ルキルメタクリレートを主体としその重合体を溶融含有
していてもよい不飽和単量体99〜40重量%よりなる
混合物を部分重合して得られる組成物であって、該組成
物が80重量%を越えない範囲で重合体を含有し、かつ
前記混合物中の重合体含有率よりも4〜62重量%増加
させた部分架橋ゲル状重合体や、これらを破砕混練した
組成物や、前記重合体または破砕混練した組成物100
重量部に対して、架橋性単量体を含有していてもよいア
ルキルメタクリレートを主体とする不飽和単量体又はそ
の重合体を溶解含有しているシラップ1〜100重量部
を添加し、実質的に均一に混練し、流動性、浸透性等を
改良した組成物等が好ましく用いられる。
分架橋ゲル状重合体としては、特開昭60−20212
8号公報、特開昭62−1705号公報、特開平2−2
94311号公報、特開平3−54217号公報等に記
載されている、部分架橋ゲル状重合体や多官能単量体を
変更する等これを改良した組成物等が用いられる。これ
らのうち、例えば架橋性単量体1〜60重量%およびア
ルキルメタクリレートを主体としその重合体を溶融含有
していてもよい不飽和単量体99〜40重量%よりなる
混合物を部分重合して得られる組成物であって、該組成
物が80重量%を越えない範囲で重合体を含有し、かつ
前記混合物中の重合体含有率よりも4〜62重量%増加
させた部分架橋ゲル状重合体や、これらを破砕混練した
組成物や、前記重合体または破砕混練した組成物100
重量部に対して、架橋性単量体を含有していてもよいア
ルキルメタクリレートを主体とする不飽和単量体又はそ
の重合体を溶解含有しているシラップ1〜100重量部
を添加し、実質的に均一に混練し、流動性、浸透性等を
改良した組成物等が好ましく用いられる。
【0018】以上のようにして種々の表装材が得られる
が、大理石、御影石、オパール等の天然石調の外観を有
する、アクリル系、不飽和ポリエステル系、ビニルエス
テル系、ポリブチレンテレフタレート系の樹脂成形品
(以下、人工大理石という)を好ましい例として挙げる
ことができる。
が、大理石、御影石、オパール等の天然石調の外観を有
する、アクリル系、不飽和ポリエステル系、ビニルエス
テル系、ポリブチレンテレフタレート系の樹脂成形品
(以下、人工大理石という)を好ましい例として挙げる
ことができる。
【0019】人工大理石は意匠性等に優れ、近年内装
材、建材、住設機器等の分野で多く使われているが、高
価であるとともに高比重で重く、これを改良する為、薄
くすると脆弱となり割れ易くなる傾向があることから、
本発明の方法で、人工大理石の薄い表装材を成形し裏面
に例えばポリウレタン樹脂の発泡成形等で裏打ち材を成
形し表装材と接着一体化して複合成形体とすることによ
り、安価で軽く所望の強度を有する意匠性の高い成形品
を得ることができる。
材、建材、住設機器等の分野で多く使われているが、高
価であるとともに高比重で重く、これを改良する為、薄
くすると脆弱となり割れ易くなる傾向があることから、
本発明の方法で、人工大理石の薄い表装材を成形し裏面
に例えばポリウレタン樹脂の発泡成形等で裏打ち材を成
形し表装材と接着一体化して複合成形体とすることによ
り、安価で軽く所望の強度を有する意匠性の高い成形品
を得ることができる。
【0020】表装材の厚みは、最終的に得られる複合成
形体の表面外観を損なわない厚みであれが特に制限はな
いが、本発明の目的から薄い方が有利であり、0.5〜
10mmが好ましく、経済性、成形性の点から1〜5m
mが特に好ましい。
形体の表面外観を損なわない厚みであれが特に制限はな
いが、本発明の目的から薄い方が有利であり、0.5〜
10mmが好ましく、経済性、成形性の点から1〜5m
mが特に好ましい。
【0021】また本発明の裏打ち材に用いられる樹脂
は、表装材との接着性が良く、最終的に得られる複合成
形品の要求する性能、即ち複合成形する事により単一材
料で厚い成形品を作った場合の、例えば経済性、重量、
強度等の欠点を改良する性能を有するものであれば特に
制限はないが、例えばアクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、
ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂を挙げる
ことができ、表装材の樹脂と目的に合わせて適宜選択す
ることが可能である。
は、表装材との接着性が良く、最終的に得られる複合成
形品の要求する性能、即ち複合成形する事により単一材
料で厚い成形品を作った場合の、例えば経済性、重量、
強度等の欠点を改良する性能を有するものであれば特に
制限はないが、例えばアクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、
ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂を挙げる
ことができ、表装材の樹脂と目的に合わせて適宜選択す
ることが可能である。
【0022】本発明は裏打ち材の使用により、例えば強
度、重量、経済性等に関する表装材の欠点等を補うこと
を目的とするものであるから、裏打ち材の樹脂は、表装
材と異なる種類の樹脂、または表装材と同じ種類であっ
ても配合や添加剤が異なるもの等、表装材とは異なる組
成の樹脂が用いられる。
度、重量、経済性等に関する表装材の欠点等を補うこと
を目的とするものであるから、裏打ち材の樹脂は、表装
材と異なる種類の樹脂、または表装材と同じ種類であっ
ても配合や添加剤が異なるもの等、表装材とは異なる組
成の樹脂が用いられる。
【0023】また裏打ち材には、各種フィラーや各種添
加剤等を配合することも可能であり、これにより、例え
ば表装材と熱膨脹率を近似させて複合成形体の熱的耐久
性を向上させたり、裏打ち材の伝熱性を改良して複合成
形体全体の熱拡散性を向上させて耐熱性を改良する等、
各種の機能を付与することも可能である。
加剤等を配合することも可能であり、これにより、例え
ば表装材と熱膨脹率を近似させて複合成形体の熱的耐久
性を向上させたり、裏打ち材の伝熱性を改良して複合成
形体全体の熱拡散性を向上させて耐熱性を改良する等、
各種の機能を付与することも可能である。
【0024】さらにまた裏打ち材の樹脂と表装材との接
着力が不足する場合、表装材の裏面に、プライマーを塗
布する等して接着性を改良することも可能である。
着力が不足する場合、表装材の裏面に、プライマーを塗
布する等して接着性を改良することも可能である。
【0025】例えば裏打ち材に本発明の好ましい態様の
1つであるポリウレタン樹脂を使用する発泡成形の場合
には、該樹脂により表装材の強度補強が可能になるばか
りでなく、多種用途により要求される強度を損なわない
範囲でポリウレタン樹脂の発泡倍率を変えることにより
軽量化することも可能であるし、断熱性能を持たせるこ
とも可能である。
1つであるポリウレタン樹脂を使用する発泡成形の場合
には、該樹脂により表装材の強度補強が可能になるばか
りでなく、多種用途により要求される強度を損なわない
範囲でポリウレタン樹脂の発泡倍率を変えることにより
軽量化することも可能であるし、断熱性能を持たせるこ
とも可能である。
【0026】本発明の複合成形体に種々の方法で作るこ
とができるが、例えば表装材の裏面(製品面と反対側の
成形面)に、接着剤を介することなしに、前記のように
表装材とは異なる組成の樹脂組成物を配し、該組成物を
硬化せしめて裏打ち材を形成させるととも、表装材と裏
打ち材とを接着一体化させることにより本発明の複合成
形体を製造することができる。これを具体的に実現する
方法には種々あるが、例えば(i)表装材と他の型材と
で成形用型を構成させ、該型内に重合性の樹脂組成物を
注入又は投入し、重合・硬化させて裏打ち材を成形する
と同時に表装材と接着一体化する方法、(ii)成形用型
の片面に表装材を配した後、該表装材の裏面に重合性の
樹脂組成物を注入又は投入し、重合・硬化させて裏打ち
材を成形すると同時に表装材と接着一体化する方法、
(iii)成形用型の片面に表装材を配した後、該表装材の
裏面に溶融した熱可塑性樹脂を配し冷却・硬化させて裏
打ち材を成形すると同時に表装材と接着一体化する方法
等を挙げることができる。これらの方法では、通常の注
型重合法、射出成形法、圧縮成形法、RIM成形法等で
採用される成形条件の下で行うことができる。
とができるが、例えば表装材の裏面(製品面と反対側の
成形面)に、接着剤を介することなしに、前記のように
表装材とは異なる組成の樹脂組成物を配し、該組成物を
硬化せしめて裏打ち材を形成させるととも、表装材と裏
打ち材とを接着一体化させることにより本発明の複合成
形体を製造することができる。これを具体的に実現する
方法には種々あるが、例えば(i)表装材と他の型材と
で成形用型を構成させ、該型内に重合性の樹脂組成物を
注入又は投入し、重合・硬化させて裏打ち材を成形する
と同時に表装材と接着一体化する方法、(ii)成形用型
の片面に表装材を配した後、該表装材の裏面に重合性の
樹脂組成物を注入又は投入し、重合・硬化させて裏打ち
材を成形すると同時に表装材と接着一体化する方法、
(iii)成形用型の片面に表装材を配した後、該表装材の
裏面に溶融した熱可塑性樹脂を配し冷却・硬化させて裏
打ち材を成形すると同時に表装材と接着一体化する方法
等を挙げることができる。これらの方法では、通常の注
型重合法、射出成形法、圧縮成形法、RIM成形法等で
採用される成形条件の下で行うことができる。
【0027】また裏打ち材の成形に際して、最終的に得
られる複合成形体を使用場所などに取付ける為の治具や
補強用リブ等の付属物をインサート成形することも可能
であるし、裏打ち材側の表装材とは反対側の面に補強用
のリブ構造とか、取付けに便利な構造等を付与した成形
体を作ることも可能であり、複合成形体の使用に際して
の利便性を向上することが可能である。
られる複合成形体を使用場所などに取付ける為の治具や
補強用リブ等の付属物をインサート成形することも可能
であるし、裏打ち材側の表装材とは反対側の面に補強用
のリブ構造とか、取付けに便利な構造等を付与した成形
体を作ることも可能であり、複合成形体の使用に際して
の利便性を向上することが可能である。
【0028】本発明の裏打ち材の成形に好ましい態様の
1つとして、ポリウレタンの発泡成形を挙げることが出
来る。この場合、例えば表装材と他の型材とで構成され
る成形用型の空間部に、各種ポリオール、ポリイソシア
ネート、発泡剤、硬化剤、その他添加剤等よりなる反応
液を通常用いられる種々の方法で注入し、重合・硬化さ
せることにより、裏打ち材の成形と同時に表装材と裏打
ち材とを接着一体化させた複合成形体を得ることが出来
る。
1つとして、ポリウレタンの発泡成形を挙げることが出
来る。この場合、例えば表装材と他の型材とで構成され
る成形用型の空間部に、各種ポリオール、ポリイソシア
ネート、発泡剤、硬化剤、その他添加剤等よりなる反応
液を通常用いられる種々の方法で注入し、重合・硬化さ
せることにより、裏打ち材の成形と同時に表装材と裏打
ち材とを接着一体化させた複合成形体を得ることが出来
る。
【0029】前記の注入に当っては、成形用型を開いた
状態で注入することも可能であるし、密閉した状態で注
入することも可能であり、通常ポリウレタンの成形に用
いる低圧注入機、高圧注入機等を適宜使用することが可
能である。密閉した成形用型等に高圧注入機(高圧発泡
機という場合もある)を用いて射出注入して成形する場
合は、一般にRIM成形と呼ばれる成形性とほぼ同じ概
念となる。
状態で注入することも可能であるし、密閉した状態で注
入することも可能であり、通常ポリウレタンの成形に用
いる低圧注入機、高圧注入機等を適宜使用することが可
能である。密閉した成形用型等に高圧注入機(高圧発泡
機という場合もある)を用いて射出注入して成形する場
合は、一般にRIM成形と呼ばれる成形性とほぼ同じ概
念となる。
【0030】またポリウレタンの発泡成形の1つとして
知られているスプレー発泡法の使用も可能であるが、該
発泡法は表装材の裏面に一定の厚みで平滑な表面を有す
る裏打ち材を形成させる必要がある場合には必ずしも好
ましい方法とはならない。
知られているスプレー発泡法の使用も可能であるが、該
発泡法は表装材の裏面に一定の厚みで平滑な表面を有す
る裏打ち材を形成させる必要がある場合には必ずしも好
ましい方法とはならない。
【0031】ポリウレタンの場合、反応液の組成や発泡
倍率等を変えることにより、硬度、強度、密度等の諸物
性を変えることが出来るとともに、重合硬化に際しての
発熱量が過度に高くならない為、高温下にさらすことが
適当でない表装材の裏打ち成形には特に有利である。
倍率等を変えることにより、硬度、強度、密度等の諸物
性を変えることが出来るとともに、重合硬化に際しての
発熱量が過度に高くならない為、高温下にさらすことが
適当でない表装材の裏打ち成形には特に有利である。
【0032】また本発明の複合成形体は、一旦裏打ち材
を成形した後、該裏打ち材の表面に例えば前記樹脂組成
物(コンパウンド)を配し、該組成物を硬化せしめて表
装材を形成せしめるとともに、表装材と裏打ち材とを接
着一体化させることによっても製造することができる。
を成形した後、該裏打ち材の表面に例えば前記樹脂組成
物(コンパウンド)を配し、該組成物を硬化せしめて表
装材を形成せしめるとともに、表装材と裏打ち材とを接
着一体化させることによっても製造することができる。
【0033】以上のようにして、本発明においては表装
材と裏打ち材とが隙間なく接着一体化した複合成形体を
簡便容易に製造することができるので複雑な形状を有す
る表装材にも適用可能であり形状の自由度を広げること
ができる。
材と裏打ち材とが隙間なく接着一体化した複合成形体を
簡便容易に製造することができるので複雑な形状を有す
る表装材にも適用可能であり形状の自由度を広げること
ができる。
【0034】また、本発明の天然石調複合成形体は、表
装材と裏打ち材が隙間なく接着一体化しているので、隙
間が原因となって発生する表装材の耐衝撃性低下を回避
することができるとともに、例えば加熱と冷却が繰り返
されるような過酷な環境下でも接着面の耐久性は優れた
ものとなる。
装材と裏打ち材が隙間なく接着一体化しているので、隙
間が原因となって発生する表装材の耐衝撃性低下を回避
することができるとともに、例えば加熱と冷却が繰り返
されるような過酷な環境下でも接着面の耐久性は優れた
ものとなる。
【0035】このように本発明の天然石調複合成形体
は、優れた特性を有するとともに簡便容易に製造するこ
とが可能であるので、壁材、床材、天井材等の建材・内
装材分野、カウンター、洗面化粧台天板等の住設機器分
野、テーブルトップ、家具表面材等の調度品分野等で有
利に使用することが可能であり有用である。
は、優れた特性を有するとともに簡便容易に製造するこ
とが可能であるので、壁材、床材、天井材等の建材・内
装材分野、カウンター、洗面化粧台天板等の住設機器分
野、テーブルトップ、家具表面材等の調度品分野等で有
利に使用することが可能であり有用である。
【0036】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明するが、これに制限されるものではない。 実施例1 長さ400mm、巾300mm、厚み2mmのメタクリ
ル樹脂と水酸化アルミニウムを主成分とするアクリル系
人工大理石板(株式会社クラレ製 エルドール)を14
0℃に加熱した後、木型にはさみ込み、加圧賦形して、
図1に示す如く、R曲げ部が内径18mm、外径20m
mmの前垂部を有し、該前垂部が長さ400mm、高さ
20mmの形状を有する表装材を得た。
説明するが、これに制限されるものではない。 実施例1 長さ400mm、巾300mm、厚み2mmのメタクリ
ル樹脂と水酸化アルミニウムを主成分とするアクリル系
人工大理石板(株式会社クラレ製 エルドール)を14
0℃に加熱した後、木型にはさみ込み、加圧賦形して、
図1に示す如く、R曲げ部が内径18mm、外径20m
mmの前垂部を有し、該前垂部が長さ400mm、高さ
20mmの形状を有する表装材を得た。
【0037】表装材を図2に示すように金型にセット
し、空間部に分子量500〜600のポリエーテル系ポ
リオール、分子量300〜400のポリメチレンポリフ
ェニルポリイソシアネート、発泡剤(水)、硬化剤(ト
リエタノールアミン)を主成分とする混合液を注入し、
型温40℃、10kg/cm2 の加圧下で25分間放置
した後、型より成形品を取り出し、発泡ポリウレタン部
が密度0.56g/cm3 の硬度ポリウレタンである図
3の複合成形体を得た。表装材と、裏打ち材である発泡
ポリウレタンとは隙間なく接着しており、複合成形体の
平面部および曲がり部に28gの鋼球を90cmの高さ
より落下させても割れは発生しなかった。
し、空間部に分子量500〜600のポリエーテル系ポ
リオール、分子量300〜400のポリメチレンポリフ
ェニルポリイソシアネート、発泡剤(水)、硬化剤(ト
リエタノールアミン)を主成分とする混合液を注入し、
型温40℃、10kg/cm2 の加圧下で25分間放置
した後、型より成形品を取り出し、発泡ポリウレタン部
が密度0.56g/cm3 の硬度ポリウレタンである図
3の複合成形体を得た。表装材と、裏打ち材である発泡
ポリウレタンとは隙間なく接着しており、複合成形体の
平面部および曲がり部に28gの鋼球を90cmの高さ
より落下させても割れは発生しなかった。
【0038】実施例2 重合度1500のポリメチルメタクリレート20%を溶
解したメチルメタクリレートシラップ80重量部、ネオ
ペンチルグリコールジメタクリレート20重量部、1,
4(8)−P−メンタジエン0.01重量部、2,2′
−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルパレロニ
トリル)0.003重量部及び2,2′ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)ブタン0.1重量部、ジ−t−ブチルパ
ーオキサイド0.3重量部、ジーt−ブチルパーオキシ
ヘキサヒドロテレフタレート0.05重量部を混合溶解
し、2枚のガラス板及びガスケットで10mm間隔にな
るように組立てられたセルに注入し、60℃で1時間重
合して部分架橋ゲル状重合体を得た。
解したメチルメタクリレートシラップ80重量部、ネオ
ペンチルグリコールジメタクリレート20重量部、1,
4(8)−P−メンタジエン0.01重量部、2,2′
−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルパレロニ
トリル)0.003重量部及び2,2′ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)ブタン0.1重量部、ジ−t−ブチルパ
ーオキサイド0.3重量部、ジーt−ブチルパーオキシ
ヘキサヒドロテレフタレート0.05重量部を混合溶解
し、2枚のガラス板及びガスケットで10mm間隔にな
るように組立てられたセルに注入し、60℃で1時間重
合して部分架橋ゲル状重合体を得た。
【0039】部分架橋ゲル状重合体40重量%と水酸化
アルミニウム60重量%を混練して得られたコンパウン
ドを予め135℃に加熱した金型内に投入し、100k
g/cm2 で20分間保圧した後、金型を100℃まで
冷却してから成形品を取り出し、図1の形状を有する成
形品を得た。
アルミニウム60重量%を混練して得られたコンパウン
ドを予め135℃に加熱した金型内に投入し、100k
g/cm2 で20分間保圧した後、金型を100℃まで
冷却してから成形品を取り出し、図1の形状を有する成
形品を得た。
【0040】前記成形品を表装材とすることを除き、実
施例1と同様の方法で成形し図3の複合成形体を得た。
表装材と、裏打ち材である発泡ポリウレタンとは隙間な
く接着しており、複合成形体の外観は良好であった。
施例1と同様の方法で成形し図3の複合成形体を得た。
表装材と、裏打ち材である発泡ポリウレタンとは隙間な
く接着しており、複合成形体の外観は良好であった。
【0041】実施例3 長さ250mm、巾200mm、厚み3mmの実施例1
と同様のアクリル系人工大理石板を型温40℃の長さ2
55mm、巾205mmの平板金型内にセットし、該人
工大理石板の裏面に、200℃の溶融した分子量150
0のポリメチルメタクリレート約628gを載せた後、
金型を閉じ、100kg/cm2 で10分間保圧してプ
レス成形を行い複合成形体を得た。得られた複合成形体
の人工大理石と裏打ち材は隙間なく接着し、外観は良好
であった。
と同様のアクリル系人工大理石板を型温40℃の長さ2
55mm、巾205mmの平板金型内にセットし、該人
工大理石板の裏面に、200℃の溶融した分子量150
0のポリメチルメタクリレート約628gを載せた後、
金型を閉じ、100kg/cm2 で10分間保圧してプ
レス成形を行い複合成形体を得た。得られた複合成形体
の人工大理石と裏打ち材は隙間なく接着し、外観は良好
であった。
【0042】実施例4 長さ250mm、巾200mm、厚み10mmのメタク
リル樹脂板を型温130℃、長さ255mm、巾205
mmの平金型にセットし、該メタクリル樹脂板の表面
に、実施例2と同じコンパウンド265gを投入し、1
00kg/cm2で20分間保圧した後、金型を100
℃まで冷却してから成形品を取り出した。得られた複合
複合成形体は、メタクリル樹脂板を裏打ち材とし、天然
石調の外観を有する厚さ約3mmの表装材より構成さ
れ、外観は良好であった。
リル樹脂板を型温130℃、長さ255mm、巾205
mmの平金型にセットし、該メタクリル樹脂板の表面
に、実施例2と同じコンパウンド265gを投入し、1
00kg/cm2で20分間保圧した後、金型を100
℃まで冷却してから成形品を取り出した。得られた複合
複合成形体は、メタクリル樹脂板を裏打ち材とし、天然
石調の外観を有する厚さ約3mmの表装材より構成さ
れ、外観は良好であった。
【0043】比較例1 厚さ18mmの合板を使用して図4の形状を有する基板
(長さ400mm、底辺290mm、高さ18mm、R
曲げ部半径18mm)を作成した。この基板上に実施例
1を表装材を両者の曲がり部を一致させるようにしてゴ
ム系接着剤で接着して、複合成形品を得た。
(長さ400mm、底辺290mm、高さ18mm、R
曲げ部半径18mm)を作成した。この基板上に実施例
1を表装材を両者の曲がり部を一致させるようにしてゴ
ム系接着剤で接着して、複合成形品を得た。
【0044】複合成形品の曲がり部に、表装材と基板と
の隙間が観察され、28gの鋼球を90cmの高さより
曲がり部に落下させると、割れの発生する箇所があっ
た。
の隙間が観察され、28gの鋼球を90cmの高さより
曲がり部に落下させると、割れの発生する箇所があっ
た。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、有機及び/
又は無機フィラーを含む樹脂成形品よりなる表装材の裏
面に、接着剤を介することなしに、表装材とは異なる組
成の樹脂よりなる裏打ち材を接着一体化している複合成
形体であるから、複雑な形状を有する複合成形体であっ
ても表装材と裏打ち材とは隙間なく接着一体化している
ので、隙間に起因する衝撃強度の低下等もなく、また過
酷な環境下で使用しても耐久性は良好である。
又は無機フィラーを含む樹脂成形品よりなる表装材の裏
面に、接着剤を介することなしに、表装材とは異なる組
成の樹脂よりなる裏打ち材を接着一体化している複合成
形体であるから、複雑な形状を有する複合成形体であっ
ても表装材と裏打ち材とは隙間なく接着一体化している
ので、隙間に起因する衝撃強度の低下等もなく、また過
酷な環境下で使用しても耐久性は良好である。
【0046】必要な強度を確保したり、厚みからくる重
厚感を確保する等の為、厚い成形品を要求されることも
多いが、このような場合本発明の複合成形体では、薄い
表装材で所望の意匠性や機能等を発現し、例えば表装材
材料が高価な場合には安価な材料で裏打ち材を形成して
コストダウンを計ったり、表装材材料の比重が高い場合
には低比重の材料で裏打ち材を形成して軽量化を計った
り、表装材の材料を薄くすると強度が不足する場合には
裏打ち材で強度補強を計ったり、また前記のような各種
の目的を幾つか同時に発現させることを計る等、表装材
の材質や最終的に得られる複合成形体の用途や、複合化
の目的に応じて適宜裏打ち材を選定することにより表装
材材料の欠点を補い種々の要望を満たす複合成形体を得
ることができるし、表装材と裏打ち材の組合わせにより
種々の機能を付与することもできる。
厚感を確保する等の為、厚い成形品を要求されることも
多いが、このような場合本発明の複合成形体では、薄い
表装材で所望の意匠性や機能等を発現し、例えば表装材
材料が高価な場合には安価な材料で裏打ち材を形成して
コストダウンを計ったり、表装材材料の比重が高い場合
には低比重の材料で裏打ち材を形成して軽量化を計った
り、表装材の材料を薄くすると強度が不足する場合には
裏打ち材で強度補強を計ったり、また前記のような各種
の目的を幾つか同時に発現させることを計る等、表装材
の材質や最終的に得られる複合成形体の用途や、複合化
の目的に応じて適宜裏打ち材を選定することにより表装
材材料の欠点を補い種々の要望を満たす複合成形体を得
ることができるし、表装材と裏打ち材の組合わせにより
種々の機能を付与することもできる。
【0047】また本発明は、有機フィラー及び/又は無
機フィラーを含む薄い樹脂成形品よりなる表装材の裏面
に、接着剤を介することなしに、表装材とは異なる組成
の樹脂組成物を配し、該組成物を硬化せしめ裏打ち材を
成形するとともに、表装材と接着一体化させることを特
徴とする複合成形体の製造方法、及び表装材とは異なる
組成の裏打ち材の表面に、表装材を形成する有機フィラ
ー及び/又は無機フィラーを含有する樹脂組成物を配
し、該組成物を硬化せしめて表装材を形成せしめるとと
もに、表装材と裏打ち材とを接着一体化させることを特
徴とする複合成形体の製造方法であるから、複雑な形状
であっても表装材と裏打ち材との間に隙間を生ずること
なく、前述のような高品質の複合成形体を簡便容易に製
造することができ、形状の自由度も大きい。
機フィラーを含む薄い樹脂成形品よりなる表装材の裏面
に、接着剤を介することなしに、表装材とは異なる組成
の樹脂組成物を配し、該組成物を硬化せしめ裏打ち材を
成形するとともに、表装材と接着一体化させることを特
徴とする複合成形体の製造方法、及び表装材とは異なる
組成の裏打ち材の表面に、表装材を形成する有機フィラ
ー及び/又は無機フィラーを含有する樹脂組成物を配
し、該組成物を硬化せしめて表装材を形成せしめるとと
もに、表装材と裏打ち材とを接着一体化させることを特
徴とする複合成形体の製造方法であるから、複雑な形状
であっても表装材と裏打ち材との間に隙間を生ずること
なく、前述のような高品質の複合成形体を簡便容易に製
造することができ、形状の自由度も大きい。
【0048】以上のように、本発明によれば一種の材料
で成形した場合に発生する種々の欠点を補う、意匠性、
耐久性、形状の自由度に富んだ複合成形体が提供され、
しかも簡便容易に製造することが可能であり産業上有用
である。
で成形した場合に発生する種々の欠点を補う、意匠性、
耐久性、形状の自由度に富んだ複合成形体が提供され、
しかも簡便容易に製造することが可能であり産業上有用
である。
【図1】本発明に用いる表装材の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明に用いる金型に表装材をセットした状態
の一例を示す断面図である。
の一例を示す断面図である。
【図3】本発明の天然石調複合成形体の一例を示す斜視
図である。
図である。
【図4】従来の表装材接着用基板の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
1 上型 2 下型 3 表装材 4 空間部
Claims (3)
- 【請求項1】 有機フィラー及び/又は無機フィラーを
含有する樹脂成形品よりなる表装材の裏面に、表装材と
は異なる組成の樹脂よりなる裏打ち材を接着一体化して
いることを特徴とする天然石調複合成形体。 - 【請求項2】 有機フィラー及び/又は無機フィラーを
含有する樹脂成形品よりなる表装材の裏面に、表装材と
は異なる組成の樹脂組成物を配し、該組成物を硬化せし
めて裏打ち材を形成せしめるとともに、表装材と裏打ち
材とを接着一体化させることを特徴とする天然石調複合
成形体の製造方法。 - 【請求項3】 表装材とは異なる組成の裏打ち材の表面
に、表装材を形成する有機フィラー及び/又は無機フィ
ラーを含有する樹脂組成物を配し、該組成物を硬化せし
めて表装材を形成せしめるとともに、表装材と裏打ち材
とを接着一体化させることを特徴とする複合成形体の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17409795A JPH091766A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 天然石調複合成形体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17409795A JPH091766A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 天然石調複合成形体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH091766A true JPH091766A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15972604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17409795A Pending JPH091766A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 天然石調複合成形体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH091766A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001088146A (ja) * | 1999-09-27 | 2001-04-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 人造大理石の製造方法 |
| JPWO2018034249A1 (ja) * | 2016-08-15 | 2019-06-20 | Agc株式会社 | 化粧板 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP17409795A patent/JPH091766A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001088146A (ja) * | 1999-09-27 | 2001-04-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 人造大理石の製造方法 |
| JPWO2018034249A1 (ja) * | 2016-08-15 | 2019-06-20 | Agc株式会社 | 化粧板 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5885503A (en) | Mold process for producing a finished solid surface countertop | |
| KR850000298B1 (ko) | 성형부품의 제조방법 | |
| US6548157B2 (en) | Stone-like laminates | |
| EP0064396B1 (en) | A method of producing shaped resinous articles and casting moulds for use in the method | |
| JP2000007718A (ja) | 揮発性モノマー含有熱硬化性成形用組成物およびその成形方法 | |
| KR100246937B1 (ko) | 폴리에스테르 백킹 아크릴계 복합체 성형구조물 및 그 제조방법 | |
| GB2264083A (en) | Composite foam-filled articles | |
| US5688602A (en) | Method for producing laminated articles | |
| EP2594541A2 (en) | Artificial marble including plate-shaped chips of waste glass, and method for fabricating same | |
| US20110204540A1 (en) | Cast polymer and recycled glass composite article | |
| CZ282690B6 (cs) | Polymerní kompozitní struktura a způsob její výroby | |
| JPS63501940A (ja) | 層状材料をもとにして得られる部材およびその製造方法 | |
| CN101056751A (zh) | 树脂模塑制品和树脂模塑制品的制造方法 | |
| US5414037A (en) | Composition for molding of vehicle body panels | |
| JPH0339830B2 (ja) | ||
| KR100621477B1 (ko) | 인공 석재의 제조 방법 | |
| JP2001510750A (ja) | パネル形状の材料 | |
| TWI399275B (zh) | 厚固體表面層壓產品及其製法 | |
| JPH07223231A (ja) | 型内被覆成形品の製造方法 | |
| JPH0368661A (ja) | 斑模様を有する大理石様プラスチックス成形品およびその製造方法 | |
| JPH04280886A (ja) | 人造石 | |
| JP2006230625A (ja) | 浴槽成形品 | |
| CZ238599A3 (cs) | Tuhý barevný předmět a způsob jeho výroby | |
| JP2001088146A (ja) | 人造大理石の製造方法 | |
| JPH068378A (ja) | 人造石積層板及びその製造方法 |