JPH09176834A - 製品表面への多色模様形成法 - Google Patents

製品表面への多色模様形成法

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JPH09176834A
JPH09176834A JP35148495A JP35148495A JPH09176834A JP H09176834 A JPH09176834 A JP H09176834A JP 35148495 A JP35148495 A JP 35148495A JP 35148495 A JP35148495 A JP 35148495A JP H09176834 A JPH09176834 A JP H09176834A
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JP
Japan
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masking
film
ion plating
product
plating film
Prior art date
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Application number
JP35148495A
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English (en)
Inventor
Yoichi Murayama
洋一 村山
Hiroyuki Sato
弘之 佐藤
Shinji Sawada
信治 沢田
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Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオンプレーティング技術を用いて製品の表
面に多色模様を形成するとき、マスキングの回数を色の
種類より少なくして工程数を減らし、コストダウンを図
る。 【解決手段】 ステンレス製品10の表面上に、まず色
の種類に応じて組成の異なる複数色のイオンプレーティ
ング膜11・12・13を積層形成する。次いで、その
最上層の膜13の一部に第1のマスキング14を行い、
膜13のみを溶解除去する溶剤に漬けてマスキング14
部分を除いて最上層の膜13を除去し、その後マスキン
グ14を取り除く。次に、最上層の膜13とともに上か
ら2層目の膜12上の一部に第2のマスキングを行い、
同様に今度は膜12のみを溶解除去する溶剤に漬けて第
2のマスキング部分を除いて2層目の膜12のみを除去
し、その後マスキングを取り除く。これにより、製品の
表面にイオンプレーティング膜による多色模様を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば装飾品
・装身具・文房具・家庭用品・玩具などの製品の表面
に、イオンプレーティング技術を用い、装飾や表示ある
いは趣味感を高める目的で多色の模様を形成する製品表
面への多色模様形成法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製品の表面にイオンプレーティン
グ膜による色模様を形成するとき、まず製品の表面にイ
オンプレーティング膜を形成し、次いでそのイオンプレ
ーティング膜上の一部にマスキングを行い、それから溶
剤に漬けてマスキング部分を除いてイオンプレーティン
グ膜を除去し、その後マスキングを取り除きしていた。
製品の表面に複数色のイオンプレーティング膜による多
色模様を形成するときは、色の種類に応じてこれを繰り
返していた。
【0003】また、従来の他の多色模様形成法として
は、まず製品の表面にマスキングを行い、次いでイオン
プレーティング膜を形成し、それからマスキングを取り
除きし、色の種類に応じてこれを繰り返していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の多色模様形成法では、3色であれば3回のマスキ
ングを、4色であれば4回のマスキングを必要とし、色
の種類に応じてマスキングを行わなければならなかっ
た。
【0005】そこで、この発明の目的は、イオンプレー
ティング技術を用いて装飾品等の製品の表面に多色模様
を形成するとき、マスキングの回数を色の種類より少な
くして工程数を減らし、コストダウンを図ることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の製品表面への多色模様形成法は、たとえば以下の図
1ないし3に示す実施の形態のように、ステンレス製品
10等の製品の表面上に、色の種類に応じ、TiO2
11・TiN膜12・Al23膜13等の組成の異なる
複数色のイオンプレーティング膜を積層形成し、次い
で、その最上層のイオンプレーティング膜である、たと
えばAl23膜13上の一部に第1のマスキング14を
行い、それから、該最上層のイオンプレーティング膜は
溶解除去するが、上から2層目のイオンプレーティング
膜である、TiN膜12は溶解除去しない、たとえばカ
セイソーダ溶液等の溶剤に漬け、前記第1のマスキング
14部分を除いて前記最上層のイオンプレーティング膜
を除去し、その後、前記第1のマスキング14を取り除
き、次に、前記最上層のイオンプレーティング膜ととも
に前記上から2層目のイオンプレーティング膜上の一部
に今度は第2のマスキング15を行い、それから、該上
から2層目のイオンプレーティング膜は溶解除去する
が、上から3層目のイオンプレーティング膜である、T
iO2膜11は溶解除去しない、たとえば日本表面化学
(株)製のチタニック94などの溶剤に漬け、前記第2
のマスキング15部分を除いて前記上から2層目のイオ
ンプレーティング膜を除去し、その後、前記第2のマス
キング15を取り除き、続いて、4色以上のときは、同
様にマスキングとイオンプレーティング膜の溶解除去と
マスキングの取り除きとを繰り返すことにより、製品の
表面に複数色のイオンプレーティング膜による多色模様
を形成してなる、ことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の製品表面への多色模様形
成法は、たとえば以下の図4ないし6に示す実施の形態
のように、プラスチック製品20等の製品の表面に反射
面20aを形成し、次いで、その反射面20aの一部に
第1のマスキング21を行い、それから、イオンプレー
ティングにより第1透明膜である、たとえばTiO2
22を形成し、その後、前記第1のマスキング21を取
り除き、次に、前記第1透明膜および前記反射面20a
上の全体の一部に今度は第2のマスキング23を行い、
それから、同様にイオンプレーティングにより第2透明
膜である、たとえば同じTiO2膜24を形成し、その
後、前記第2のマスキング23を取り除き、続いて、4
色以上のときは、同様にマスキングと透明膜の形成とマ
スキングの取り除きとを繰り返すことにより、製品の表
面に場所によって膜厚の異なる透明膜を設けて多色模様
を形成してなる、ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。請求項1に記載の製品
表面への多色模様形成法では、たとえば図1(A)に示
すように、まずはじめにステンレス製品10の表面に、
イオンプレーティングによりTiO2膜11をt1の厚さ
に形成する。
【0009】続いてその上に、図1(B)に示すよう
に、同じくイオンプレーティングにより今度はTiN膜
12をt2の厚さに形成する。さらにその上に、図1
(C)に示すように、同じくイオンプレーティングによ
りAl23膜13をt3の厚さに形成する。これによ
り、ステンレス製品10の表面上に組成の異なる3色の
イオンプレーティング膜11・12・13を積層形成す
る。
【0010】次いで、その最上層のイオンプレーティン
グ膜であるAl23膜13上の一部に、図2(A)に示
すように第1のマスキング14を行う。それから、該最
上層のイオンプレーティング膜であるAl23膜13は
溶解除去するが、上から2層目のイオンプレーティング
膜であるTiN膜12は溶解除去しない溶剤であるカセ
イソーダ溶液に漬け、図2(B)に示すように第1のマ
スキング14部分を除いてAl23膜13を除去する。
その後、図2(C)に示すように、第1のマスキング1
4を取り除く。
【0011】次に、Al23膜13とともにTiN膜1
2上の一部に、今度は図3(A)に示すように第2のマ
スキング15を行う。それから、該上から2層目のイオ
ンプレーティング膜であるTiN膜12は溶解除去する
が、上から3層目のイオンプレーティング膜であるTi
2膜11は溶解除去しない溶剤である、日本表面化学
(株)製のチタニック94に漬け、図3(B)に示すよ
うに第2のマスキング15部分を除いてTiN膜12を
除去する。その後、図3(C)に示すように、第2のマ
スキング15を取り除く。
【0012】これにより、図3(C)のa・b・cでそ
れぞれ異なる色を呈し、ステンレス製品10の表面に3
色の色模様を形成することとなる。上から2層目のイオ
ンプレーティング膜をTiN膜12としたが、それに代
えてTixNy膜としてもよく、また最上層のイオンプレ
ーティング膜はAl23膜13としたが、SiO2膜と
してもよい。
【0013】そして、請求項1に記載の多色模様形成法
では、2回のマスキングで3色の色模様を形成すること
となるから、ステンレス製品10の表面に多色模様を形
成するとき、マスキングの回数を色の種類より少なくし
て工程数を減らし、コストダウンを図ることができる。
【0014】なお、4色以上のときは、同様にステンレ
ス製品10の表面上に組成の異なる4色以上のイオンプ
レーティング膜を積層形成し、同じくマスキングとイオ
ンプレーティング膜の溶解除去とマスキングの取り除き
とを繰り返すことにより、ステンレス製品10の表面に
4色以上のイオンプレーティング膜による多色模様を形
成することができる。
【0015】次に、請求項2に記載の製品表面への多色
模様形成法では、たとえば図4(A)に示すように、ま
ずはじめにプラスチック製品20の表面に、反射面20
aを形成する。
【0016】次いで、図5(A)のように、その反射面
20aの一部に第1のマスキング21を行う。それか
ら、図5(B)に示すように、イオンプレーティングに
より第1透明膜であるTiO2膜22をt4の厚さに形成
する。その後、図5(C)に示すように、第1のマスキ
ング21を取り除く。
【0017】次に、図6(A)に示すように、第1透明
膜であるTiO2膜22の一部に、今度は第2のマスキ
ング23を行う。それから、図6(B)に示すように、
同様にイオンプレーティングにより第2透明膜であるT
iO2膜24をt5の厚さに形成する。その後、図6
(C)に示すように、第2のマスキング23を取り除
く。
【0018】これにより、図6(C)のdの範囲ではT
iO2膜22の厚さがt4となり、eの範囲では(t4
5)となり、fの範囲ではt5となって、反射面20a
の反射で膜厚の違いによりそれぞれ異なる強い干渉色を
呈し、プラスチック製品20の表面に3色の色模様を形
成することとなる。このとき、膜厚t4・t5を変えるこ
とにより、適宜干渉色を変化させることができる。
【0019】そして、請求項2に記載の多色模様形成法
でも、2回のマスキングで3色の色模様を形成すること
となるから、プラスチック製品20の表面に多色模様を
形成するとき、マスキングの回数を色の種類より少なく
して工程数を減らし、コストダウンを図ることができ
る。
【0020】なお、4色以上のときは、続けて同様にマ
スキングと透明膜の形成とマスキングの取り除きとを繰
り返すことにより、プラスチック製品20の表面に場所
によって膜厚の異なる透明膜を設けて多色模様を形成す
ることができる。
【0021】ところで、図4ないし6に示す実施の形態
では、第2のマスキング23を行うとき、図6(A)に
示すように第1透明膜であるTiO2膜22の一部に設
けた。しかし、第2以降のマスキングは、最上層の透明
膜だけではなく、反射面20a上や上から2層目以下の
透明膜上に設けてもよい。
【0022】
【発明の効果】したがって、請求項1および2に記載の
発明によれば、イオンプレーティング技術を用いて製品
の表面に多色模様を形成するとき、マスキングの回数を
色の種類より少なくして工程数を減らし、コストダウン
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の実施の一形態である多
色模様形成法で、(A)は製品の表面上に第1のイオン
プレーティング膜を、(B)はその上に第2のイオンプ
レーティング膜を、(C)はさらにその上に第3のイオ
ンプレーティング膜をそれぞれ形成後の製品の中央縦断
面図である。
【図2】(A)はその最上層のイオンプレーティング膜
上の一部に第1のマスキングを行って後、(B)はそれ
から溶剤に漬けて第1のマスキング部分を除いて最上層
のイオンプレーティング膜の一部を除去して後、(C)
はその後第1のマスキングを取り除いて後のそれぞれ同
中央縦断面図である。
【図3】(A)は次に第2のマスキングを行って後、
(B)はそれから溶剤に漬けて第2のマスキング部分を
除いて上から2層目のイオンプレーティング膜の一部を
除去して後、(C)はその後第2のマスキングを取り除
いて後のそれぞれ同中央縦断面図である。
【図4】請求項2に記載の発明の実施の一形態である多
色模様形成法で、製品の表面に反射面を形成して後の中
央縦断面図である。
【図5】(A)は次いでその反射面の一部に第1のマス
キングを行って後、(B)はそれからその上にイオンプ
レーティングにより第1透明膜を形成して後、(C)は
その後第1のマスキングを取り除いて後のそれぞれ同中
央縦断面図である。
【図6】(A)は次に第1透明膜の一部に今度は第2の
マスキングを行って後、(B)はそれから同様にイオン
プレーティングにより第2透明膜を形成して後、(C)
はその後第2のマスキングを取り除いて後のそれぞれ同
中央縦断面図である。
【符号の説明】
10 ステンレス製品 11 TiO2膜(イオンプレーティング膜) 12 TiN膜(イオンプレーティング膜) 13 Al23膜(イオンプレーティング膜) 14 第1のマスキング 15 第2のマスキング 20 プラスチック製品 20a 反射面 21 第1のマスキング 22 TiO2膜(第1透明膜) 23 第2のマスキング 24 TiO2膜(第2透明膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沢田 信治 愛知県名古屋市東区泉二丁目28番24号 リ コーエレメックス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の表面上に色の種類に応じて組成の
    異なる複数色のイオンプレーティング膜を積層形成し、 次いで、その最上層のイオンプレーティング膜上の一部
    に第1のマスキングを行い、 それから、該最上層のイオンプレーティング膜は溶解除
    去するが、上から2層目のイオンプレーティング膜は溶
    解除去しない溶剤に漬け、前記第1のマスキング部分を
    除いて前記最上層のイオンプレーティング膜を除去し、 その後、前記第1のマスキングを取り除き、 次に、前記最上層のイオンプレーティング膜とともに前
    記上から2層目のイオンプレーティング膜上の一部に今
    度は第2のマスキングを行い、 それから、該上から2層目のイオンプレーティング膜は
    溶解除去するが、上から3層目のイオンプレーティング
    膜は溶解除去しない溶剤に漬け、前記第2のマスキング
    部分を除いて前記上から2層目のイオンプレーティング
    膜を除去し、 その後、前記第2のマスキングを取り除き、 続いて、4色以上のときは、同様にマスキングとイオン
    プレーティング膜の溶解除去とマスキングの取り除きと
    を繰り返すことにより、製品の表面に複数色のイオンプ
    レーティング膜による多色模様を形成してなる、製品表
    面への多色模様形成法。
  2. 【請求項2】 製品の表面に反射面を形成し、 次いで、その反射面の一部に第1のマスキングを行い、 それから、イオンプレーティングにより第1透明膜を形
    成し、 その後、前記第1のマスキングを取り除き、 次に、前記第1透明膜および前記反射面上の全体の一部
    に今度は第2のマスキングを行い、 それから、同様にイオンプレーティングにより第2透明
    膜を形成し、 その後、前記第2のマスキングを取り除き、 続いて、4色以上のときは、同様にマスキングと透明膜
    の形成とマスキングの取り除きとを繰り返すことによ
    り、製品の表面に場所によって膜厚の異なる透明膜を設
    けて多色模様を形成してなる、製品表面への多色模様形
    成法。
JP35148495A 1995-12-26 1995-12-26 製品表面への多色模様形成法 Pending JPH09176834A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102491038B1 (ko) * 2022-09-23 2023-01-20 주식회사 한에스티 티타늄 증착을 이용한 다색 금속 플레이트 제조방법

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KR102491038B1 (ko) * 2022-09-23 2023-01-20 주식회사 한에스티 티타늄 증착을 이용한 다색 금속 플레이트 제조방법

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