JPH09176934A - レピア織機に用いるスプロケットホイール及びレピアバンド並びにレピア織機における緯入れ装置 - Google Patents
レピア織機に用いるスプロケットホイール及びレピアバンド並びにレピア織機における緯入れ装置Info
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- D03D47/271—Rapiers
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- Textile Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】レピア織機に用いるレピアバンドの寿命を延ば
す。 【解決手段】レピアバンド22のスプロケット孔23は
台形の形状である。スプロケットホイール21の歯26
の壁面27,28は、伸縮しない伸縮不変層Cより上側
の非干渉形状部位272,282と、不変層Cより下側
の干渉形状部位271,281とからなる。非干渉形状
部位272,282は、歯26の壁面27,28に接触
せず、干渉形状部位271,281は巻き掛け状態のレ
ピアバンド22の壁面24,25に接合する。非干渉形
状部位272,282の曲面はインボリュート曲線から
生成されており、干渉形状部位271,281の曲面は
巻き掛け状態のレピアバンド22の壁面24,25に一
致させてある。
す。 【解決手段】レピアバンド22のスプロケット孔23は
台形の形状である。スプロケットホイール21の歯26
の壁面27,28は、伸縮しない伸縮不変層Cより上側
の非干渉形状部位272,282と、不変層Cより下側
の干渉形状部位271,281とからなる。非干渉形状
部位272,282は、歯26の壁面27,28に接触
せず、干渉形状部位271,281は巻き掛け状態のレ
ピアバンド22の壁面24,25に接合する。非干渉形
状部位272,282の曲面はインボリュート曲線から
生成されており、干渉形状部位271,281の曲面は
巻き掛け状態のレピアバンド22の壁面24,25に一
致させてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レピア織機に用い
るスプロケットホイール及びレピアバンド並びにレピア
織機における緯入れ装置に関するものである。
るスプロケットホイール及びレピアバンド並びにレピア
織機における緯入れ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レピア織機では、図17に示すようにス
プロケットホイール11にレピアバンド12を巻き掛
け、レピアバンド12の先端に取り付けられたレピアヘ
ッド13をスプロケットホイール11の往復回動によっ
て経糸開口内へ挿入するとともに、経糸開口内から退避
させて緯糸を緯入れする。13は緯糸をキャッチして経
糸開口内へ引き入れる受け渡し用レピアヘッドであり、
14は受け渡し用レピアヘッド11から緯糸を受け取る
受け取り用レピアヘッドである。両レピアヘッド11,
14は織布の織幅の中央部で出会い、緯糸が受け渡し用
レピアヘッド11から受け取り用レピアヘッド14へ受
け渡される。この種の緯入れ装置は例えば特開昭59−
216946号公報に開示されている。
プロケットホイール11にレピアバンド12を巻き掛
け、レピアバンド12の先端に取り付けられたレピアヘ
ッド13をスプロケットホイール11の往復回動によっ
て経糸開口内へ挿入するとともに、経糸開口内から退避
させて緯糸を緯入れする。13は緯糸をキャッチして経
糸開口内へ引き入れる受け渡し用レピアヘッドであり、
14は受け渡し用レピアヘッド11から緯糸を受け取る
受け取り用レピアヘッドである。両レピアヘッド11,
14は織布の織幅の中央部で出会い、緯糸が受け渡し用
レピアヘッド11から受け取り用レピアヘッド14へ受
け渡される。この種の緯入れ装置は例えば特開昭59−
216946号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図18(a)に示すよ
うにスプロケットホイール11に巻き掛けられるレピア
バンド12の孔121はスプロケットホイール11の歯
111に噛合する。しかし、時間が経つにつれて孔12
1の壁面122が図18(b)に示すように摩耗する。
P1点ではレピアバンド12の孔121の壁面122と
スプロケットホイール11の歯111の壁面112とが
接触せず、レピアバンド12の巻き掛け部位では力の伝
達が行われない。レピアバンド12を前進させる力はス
プロケットホイール11の歯111がレピアバンド12
の孔121から抜けるP2点で伝達される。
うにスプロケットホイール11に巻き掛けられるレピア
バンド12の孔121はスプロケットホイール11の歯
111に噛合する。しかし、時間が経つにつれて孔12
1の壁面122が図18(b)に示すように摩耗する。
P1点ではレピアバンド12の孔121の壁面122と
スプロケットホイール11の歯111の壁面112とが
接触せず、レピアバンド12の巻き掛け部位では力の伝
達が行われない。レピアバンド12を前進させる力はス
プロケットホイール11の歯111がレピアバンド12
の孔121から抜けるP2点で伝達される。
【0004】図18(c)は孔121の壁面122が摩
耗する理由を説明するための図である。112で示す線
は壁面122に対向する歯111の壁面とする。歯11
1の壁面112の基端が孔121の壁面122の基端に
接触しているとすると、スプロケットホイール11が角
度αだけ右回りに回転すると壁面122の基端123は
x軸方向へRαだけ移動する。Rはスプロケットホイー
ル11の半径である。また、レピアバンド12は鎖線で
示す壁面122の位置からx軸方向へスプロケットホイ
ール11の歯底円115から離間していくとしている。
歯111の壁面112の先端114はスプロケットホイ
ール11の角度αだけの回転によってP(x,y)で示
す位置まで移動する。この移動位置P(x,y)は移動
後の実線の壁面122よりも右側に入り込んでいる。曲
線Mは位置P(x,y)の軌跡を表し、曲線Mは孔12
1の壁面122の摩耗を表している。
耗する理由を説明するための図である。112で示す線
は壁面122に対向する歯111の壁面とする。歯11
1の壁面112の基端が孔121の壁面122の基端に
接触しているとすると、スプロケットホイール11が角
度αだけ右回りに回転すると壁面122の基端123は
x軸方向へRαだけ移動する。Rはスプロケットホイー
ル11の半径である。また、レピアバンド12は鎖線で
示す壁面122の位置からx軸方向へスプロケットホイ
ール11の歯底円115から離間していくとしている。
歯111の壁面112の先端114はスプロケットホイ
ール11の角度αだけの回転によってP(x,y)で示
す位置まで移動する。この移動位置P(x,y)は移動
後の実線の壁面122よりも右側に入り込んでいる。曲
線Mは位置P(x,y)の軌跡を表し、曲線Mは孔12
1の壁面122の摩耗を表している。
【0005】レピアバンド12の厚みをh、壁面112
の傾きをβ すると、摩耗曲線Mは次式(1)で表され
る。 x≒−Rα+(R+h) sinα−h・ tanβ・ cosα y≒−R+(R+h) cosα+h・ tanβ・ sinα ・・・(1) 従来、スプロケットホイール11の歯111は孔121
から抜ける時にP2点で滑りながらレピアバンド12に
駆動力を与えていた。摩耗という現象は圧力と速度とが
同時に加わったときに発生する。孔121の壁面122
の摩耗はレピアバンド12の寿命の低下をもたらす。
の傾きをβ すると、摩耗曲線Mは次式(1)で表され
る。 x≒−Rα+(R+h) sinα−h・ tanβ・ cosα y≒−R+(R+h) cosα+h・ tanβ・ sinα ・・・(1) 従来、スプロケットホイール11の歯111は孔121
から抜ける時にP2点で滑りながらレピアバンド12に
駆動力を与えていた。摩耗という現象は圧力と速度とが
同時に加わったときに発生する。孔121の壁面122
の摩耗はレピアバンド12の寿命の低下をもたらす。
【0006】本発明は、レピアバンドの寿命を延ばすこ
とを目的とする。
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】その為に請求項1の発明
では、スプロケットホイールの歯の前後の壁面における
形状を歯の高さ方向の上下で異ならせ、前記壁面の下側
の形状を前記レピアバンドの巻き掛け部位ではその孔の
前後の壁面に接し、かつ前記歯との干渉から外れる非巻
き掛け部位と巻き掛け部位との間の遷移部位では接しな
い形状とし、前記歯の壁面の上側の形状を前記レピアバ
ンドの遷移部位でも接しない形状としたスプロケットホ
イールを構成した。
では、スプロケットホイールの歯の前後の壁面における
形状を歯の高さ方向の上下で異ならせ、前記壁面の下側
の形状を前記レピアバンドの巻き掛け部位ではその孔の
前後の壁面に接し、かつ前記歯との干渉から外れる非巻
き掛け部位と巻き掛け部位との間の遷移部位では接しな
い形状とし、前記歯の壁面の上側の形状を前記レピアバ
ンドの遷移部位でも接しない形状としたスプロケットホ
イールを構成した。
【0008】請求項2の発明では、請求項1におけるス
プロケットホイールに対するレピアバンドの巻き掛けに
よってスプロケットホイールの周方向に伸縮しないレピ
アバンドの伸縮不変層が対応するスプロケットホイール
の歯の高さ位置を前記接する形状と接しない形状との境
としたスプロケットホイールを構成した。
プロケットホイールに対するレピアバンドの巻き掛けに
よってスプロケットホイールの周方向に伸縮しないレピ
アバンドの伸縮不変層が対応するスプロケットホイール
の歯の高さ位置を前記接する形状と接しない形状との境
としたスプロケットホイールを構成した。
【0009】請求項1又は請求項2の発明によれば、ス
プロケットホイールの歯はレピアバンドの巻き掛け部位
でレピアバンドに駆動力を与え、スプロケットホイール
の歯が遷移部位でレピアバンドの孔から抜けるときには
駆動力の伝達は行われない。摩耗という現象は圧力と速
度とが同時に加わったときに発生するが、本発明ではス
プロケットホイールの歯がレピアバンドの孔に対して圧
力と速度とを同時に加えることはなく、レピアバンドの
孔の前後の壁面の摩耗は理論上生じない。
プロケットホイールの歯はレピアバンドの巻き掛け部位
でレピアバンドに駆動力を与え、スプロケットホイール
の歯が遷移部位でレピアバンドの孔から抜けるときには
駆動力の伝達は行われない。摩耗という現象は圧力と速
度とが同時に加わったときに発生するが、本発明ではス
プロケットホイールの歯がレピアバンドの孔に対して圧
力と速度とを同時に加えることはなく、レピアバンドの
孔の前後の壁面の摩耗は理論上生じない。
【0010】請求項3の発明では、レピアバンドの非巻
き掛け状態における孔の前後の壁面をレピアバンドの厚
み方向におけるスプロケットホイールの外側ほど互いに
接近する傾斜面とした。
き掛け状態における孔の前後の壁面をレピアバンドの厚
み方向におけるスプロケットホイールの外側ほど互いに
接近する傾斜面とした。
【0011】請求項4の発明では、請求項1又は請求項
2のスプロケットホイールと請求項3のレピアバンドと
を用いたレピア織機における緯入れ装置を構成した。請
求項1又は請求項2のスプロケットホイールと請求項3
のレピアバンドとを用いた緯入れ装置によれば、スプロ
ケットホイールに対するレピアバンドの巻き掛け部位で
は伸縮不変層より下側の干渉形状が孔の前後の壁面に接
する。スプロケットホイールに対するレピアバンドの遷
移部位では前記干渉形状の孔の前後の壁面に食い込まな
い。従って、スプロケットホイールの回転によってスプ
ロケットホイールの歯が孔の前後の壁面を擦ることはな
い。
2のスプロケットホイールと請求項3のレピアバンドと
を用いたレピア織機における緯入れ装置を構成した。請
求項1又は請求項2のスプロケットホイールと請求項3
のレピアバンドとを用いた緯入れ装置によれば、スプロ
ケットホイールに対するレピアバンドの巻き掛け部位で
は伸縮不変層より下側の干渉形状が孔の前後の壁面に接
する。スプロケットホイールに対するレピアバンドの遷
移部位では前記干渉形状の孔の前後の壁面に食い込まな
い。従って、スプロケットホイールの回転によってスプ
ロケットホイールの歯が孔の前後の壁面を擦ることはな
い。
【0012】請求項5の発明では、請求項1又は請求項
2におけるスプロケットホイールの歯の高さ方向におけ
る下側の形状を請求項3における巻き掛け部位のレピア
バンドの伸縮不変層より下側の変形形状とした。
2におけるスプロケットホイールの歯の高さ方向におけ
る下側の形状を請求項3における巻き掛け部位のレピア
バンドの伸縮不変層より下側の変形形状とした。
【0013】請求項5の発明によれば、スプロケットホ
イールに対するレピアバンドの巻き掛け部位では、レピ
アバンドの伸縮不変層より下側の前記の壁面がスプロケ
ットホイールの歯の前後の壁面にぴったりと接合する。
イールに対するレピアバンドの巻き掛け部位では、レピ
アバンドの伸縮不変層より下側の前記の壁面がスプロケ
ットホイールの歯の前後の壁面にぴったりと接合する。
【0014】請求項6の発明では、請求項1又は請求項
2におけるスプロケットホイールの歯における前記伸縮
不変層より下側の干渉形状を請求項5の形状に近似する
傾斜平面とした。
2におけるスプロケットホイールの歯における前記伸縮
不変層より下側の干渉形状を請求項5の形状に近似する
傾斜平面とした。
【0015】請求項6の発明によれば、スプロケットホ
イールに対するレピアバンドの巻き掛け部位では、レピ
アバンドの伸縮不変層より下側の形状がスプロケットホ
イールの歯の傾斜平面にほぼ接合する。
イールに対するレピアバンドの巻き掛け部位では、レピ
アバンドの伸縮不変層より下側の形状がスプロケットホ
イールの歯の傾斜平面にほぼ接合する。
【0016】請求項7の発明では、請求項1又は請求項
2におけるスプロケットホイールの歯の前後の壁面にお
ける上側の形状として、前記上側の形状と下側の形状と
の境界位置でレピアバンドの孔の非巻き掛け状態の傾き
角度と等しいか、それより大きい圧力角を持つインボリ
ュート曲線に基づいて生成した曲面を用いた。
2におけるスプロケットホイールの歯の前後の壁面にお
ける上側の形状として、前記上側の形状と下側の形状と
の境界位置でレピアバンドの孔の非巻き掛け状態の傾き
角度と等しいか、それより大きい圧力角を持つインボリ
ュート曲線に基づいて生成した曲面を用いた。
【0017】請求項7の発明によれば、歯の前後の壁面
の形状は前記インボリュート曲線をスプロケットホイー
ルの板厚方向へ例えば平行移動して生成される。インボ
リュート曲線を用いて生成した歯の前後の壁面は、遷移
部位において孔が歯底円から離れていくにつれて孔の前
後の壁面から離れていく。この離脱状態では歯の前後の
壁面が孔の前後の壁面を擦ることはない。
の形状は前記インボリュート曲線をスプロケットホイー
ルの板厚方向へ例えば平行移動して生成される。インボ
リュート曲線を用いて生成した歯の前後の壁面は、遷移
部位において孔が歯底円から離れていくにつれて孔の前
後の壁面から離れていく。この離脱状態では歯の前後の
壁面が孔の前後の壁面を擦ることはない。
【0018】請求項8の発明では、請求項7におけるイ
ンボリュート曲線の基礎円の半径をスプロケットホイー
ルの歯底円の半径よりも小さくした。請求項8の発明に
よれば、インボリュート曲線はスプロケットホイールの
半径中心上に中心を持つ基礎円に基づいて生成される。
スプロケットホイールの歯底円の半径よりも小さい半径
の基礎円からインボリュート曲線を生成した発明では、
歯と孔との間の受圧面積を増やせる。
ンボリュート曲線の基礎円の半径をスプロケットホイー
ルの歯底円の半径よりも小さくした。請求項8の発明に
よれば、インボリュート曲線はスプロケットホイールの
半径中心上に中心を持つ基礎円に基づいて生成される。
スプロケットホイールの歯底円の半径よりも小さい半径
の基礎円からインボリュート曲線を生成した発明では、
歯と孔との間の受圧面積を増やせる。
【0019】請求項9の発明では、請求項7におけるイ
ンボリュート曲線の基礎円の半径をスプロケットホイー
ルの歯底円の半径に等しくした。請求項9の発明によれ
ば、歯の壁面と孔の壁面とは巻き掛け部位では互いに基
端部で接する。
ンボリュート曲線の基礎円の半径をスプロケットホイー
ルの歯底円の半径に等しくした。請求項9の発明によれ
ば、歯の壁面と孔の壁面とは巻き掛け部位では互いに基
端部で接する。
【0020】請求項10の発明では、請求項1又は請求
項2におけるスプロケットホイールの歯の前後の壁面に
おける形状として、この壁面の基端をインボリュート曲
線上にとり、基端以外の壁面部位を前記インボリュート
曲線より内側に控えた曲線に基づいて生成した曲面を用
いた。
項2におけるスプロケットホイールの歯の前後の壁面に
おける形状として、この壁面の基端をインボリュート曲
線上にとり、基端以外の壁面部位を前記インボリュート
曲線より内側に控えた曲線に基づいて生成した曲面を用
いた。
【0021】請求項11の発明では、請求項7乃至請求
項10のスプロケットホイールと共に用いるレピアバン
ドにおいて、レピアバンドの孔を垂直孔とし、巻き掛け
部位におけるレピアバンドの孔の前後幅はスプロケット
ホイールの歯の基端の前後幅以下とした。
項10のスプロケットホイールと共に用いるレピアバン
ドにおいて、レピアバンドの孔を垂直孔とし、巻き掛け
部位におけるレピアバンドの孔の前後幅はスプロケット
ホイールの歯の基端の前後幅以下とした。
【0022】請求項12の発明では、請求項7乃至請求
項10のスプロケットホイールと共に用いるレピアバン
ドにおいて、前記伸縮不変層よりも下側の前記壁面の一
部をレピアバンドの巻き掛け部位ではスプロケットホイ
ールの歯の下端部に接するように拡開形成した。
項10のスプロケットホイールと共に用いるレピアバン
ドにおいて、前記伸縮不変層よりも下側の前記壁面の一
部をレピアバンドの巻き掛け部位ではスプロケットホイ
ールの歯の下端部に接するように拡開形成した。
【0023】請求項7乃至請求項10のスプロケットホ
イールと請求項11又は請求項12のレピアバンドとを
用いた緯入れ装置によれば、少なくともスプロケットホ
イールの歯の基端と孔の前後の壁面の基端とが接する。
請求項11の発明によれば、垂直孔形状のレピアバンド
の孔の基端部付近が弾性変形あるいは面圧破壊によって
スプロケットホイールの歯に接する。請求項12の発明
によれば、垂直孔形状のレピアバンドの孔の基端部付近
が弾性変形あるいは面圧破壊することなくスプロケット
ホイールの歯に接する。
イールと請求項11又は請求項12のレピアバンドとを
用いた緯入れ装置によれば、少なくともスプロケットホ
イールの歯の基端と孔の前後の壁面の基端とが接する。
請求項11の発明によれば、垂直孔形状のレピアバンド
の孔の基端部付近が弾性変形あるいは面圧破壊によって
スプロケットホイールの歯に接する。請求項12の発明
によれば、垂直孔形状のレピアバンドの孔の基端部付近
が弾性変形あるいは面圧破壊することなくスプロケット
ホイールの歯に接する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
【0025】図1はスプロケットホイール21に対する
レピアバンド22の巻き掛け状態を示す。211はスプ
ロケットホイール21の半径線を表し、鎖線Zはスプロ
ケットホイール21の歯先円を表す。半径線211の右
側の矢印Aで示すレピアバンド22の部位はスプロケッ
トホイール21の歯26と干渉しない非巻き掛け部位で
あり、半径線211の左側の矢印Bで示すレピアバンド
22の部位は巻き掛け部位である。Dで示すレピアバン
ド22の部位は、巻き掛け部位と非巻き掛け部位との間
で歯26と干渉する遷移部位である。鎖線Cはレピアバ
ンド22の厚み方向の真ん中の線であり、鎖線Cはレピ
アバンド22の湾曲及び非湾曲のいずれの状態において
も伸縮しない伸縮不変層となる。
レピアバンド22の巻き掛け状態を示す。211はスプ
ロケットホイール21の半径線を表し、鎖線Zはスプロ
ケットホイール21の歯先円を表す。半径線211の右
側の矢印Aで示すレピアバンド22の部位はスプロケッ
トホイール21の歯26と干渉しない非巻き掛け部位で
あり、半径線211の左側の矢印Bで示すレピアバンド
22の部位は巻き掛け部位である。Dで示すレピアバン
ド22の部位は、巻き掛け部位と非巻き掛け部位との間
で歯26と干渉する遷移部位である。鎖線Cはレピアバ
ンド22の厚み方向の真ん中の線であり、鎖線Cはレピ
アバンド22の湾曲及び非湾曲のいずれの状態において
も伸縮しない伸縮不変層となる。
【0026】図2(a)はスプロケットホイール21に
対する非巻き掛け部位のレピアバンド22を示す。図2
(b)はスプロケットホイール21に対する巻き掛け部
位のレピアバンド22を示す。図2(a)に示すように
レピアバンド22の孔23は台形の形状に形成されてい
る。図2(b)に示すようにレピアバンド22が巻き掛
け部位となった場合、孔23の前後の壁面24,25の
基端241,251同士は接近し、壁面24,25の先
端242,252同士は離間する。しかし、壁面24,
25間の伸縮不変層Cの長さは変化しない。
対する非巻き掛け部位のレピアバンド22を示す。図2
(b)はスプロケットホイール21に対する巻き掛け部
位のレピアバンド22を示す。図2(a)に示すように
レピアバンド22の孔23は台形の形状に形成されてい
る。図2(b)に示すようにレピアバンド22が巻き掛
け部位となった場合、孔23の前後の壁面24,25の
基端241,251同士は接近し、壁面24,25の先
端242,252同士は離間する。しかし、壁面24,
25間の伸縮不変層Cの長さは変化しない。
【0027】図2(c)は、レピアバンド22を湾曲し
た場合の孔23の変形状態を説明する図である。点A
(x,y)は非巻き掛け部位における孔23の壁面25
上の1点を示し、点B(v,w)は巻き掛け部位に移行
したときの点A(x,y)の移動位置を示す。直線状態
の伸縮不変層Cに対する壁面25の傾きをθとすると、
壁面25はx−y座標系上で次式(2)で表される。
た場合の孔23の変形状態を説明する図である。点A
(x,y)は非巻き掛け部位における孔23の壁面25
上の1点を示し、点B(v,w)は巻き掛け部位に移行
したときの点A(x,y)の移動位置を示す。直線状態
の伸縮不変層Cに対する壁面25の傾きをθとすると、
壁面25はx−y座標系上で次式(2)で表される。
【0028】 y=(x−a) tan(π/2−θ)・・・(2) スプロケットホイール21の半径をR、レピアバンド2
2の厚みをhとすると、レピアバンド22が巻き掛け部
位にある場合には、壁面25はv−w座標系上で次式
(3)のように表される。
2の厚みをhとすると、レピアバンド22が巻き掛け部
位にある場合には、壁面25はv−w座標系上で次式
(3)のように表される。
【0029】 v=(R+h/2+y) sin〔x/(R+h/2+y)−a/(R+h/2) 〕 w=(R+h/2+y) cos〔x/(R+h/2+y)−a/(R+h/2)〕−R-h/2 ・・・(3) 図3は非巻き掛け部位におけるレピアバンド22の孔2
3にスプロケットホイール21の歯26を仮に入り込ま
せた状態を表す。図4は巻き掛け部位のレピアバンド2
2の孔23とスプロケットホイール21の歯との噛合状
態を表す。図3の状態では歯26の前後の壁面261,
262は伸縮不変層C上で孔23の壁面24,25に接
する。図4では歯26の高さ方向における伸縮不変層C
よりも下側の壁面27,28の部位271,281が孔
23の壁面24,25に接合する。
3にスプロケットホイール21の歯26を仮に入り込ま
せた状態を表す。図4は巻き掛け部位のレピアバンド2
2の孔23とスプロケットホイール21の歯との噛合状
態を表す。図3の状態では歯26の前後の壁面261,
262は伸縮不変層C上で孔23の壁面24,25に接
する。図4では歯26の高さ方向における伸縮不変層C
よりも下側の壁面27,28の部位271,281が孔
23の壁面24,25に接合する。
【0030】歯26の壁面27,28は、歯26の高さ
方向における伸縮不変層Cよりも上側の部位272,2
82ではインボリュート曲線を用いて生成された曲面と
なっている。伸縮不変層Cよりも下側の壁面27,28
の部位271,281は図2(c)に示す孔23の壁面
24,25の形状に一致させてある。このような壁面2
7,28の形状設定により伸縮不変層Cよりも下側の壁
面27,28の部位271,281のみが巻き掛け部位
のレピアバンド22の孔23の壁面24,25に接合
し、且つ非巻き掛け湾形状態のレピアバンド22の孔2
3の壁面24,25と歯26の壁面27,28とは接触
しない。すなわち、壁面27,28の伸縮不変層Cより
も下側の部位271,281は、レピアバンド22の巻
き掛け部位では孔23の壁面24,25に接し、且つ非
巻き掛け部位では壁面24,25に接しない干渉形状と
なる。また、壁面27,28の伸縮不変層Cよりも上側
の部位272,282は、孔23の壁面24,25に接
しない非干渉形状になる。
方向における伸縮不変層Cよりも上側の部位272,2
82ではインボリュート曲線を用いて生成された曲面と
なっている。伸縮不変層Cよりも下側の壁面27,28
の部位271,281は図2(c)に示す孔23の壁面
24,25の形状に一致させてある。このような壁面2
7,28の形状設定により伸縮不変層Cよりも下側の壁
面27,28の部位271,281のみが巻き掛け部位
のレピアバンド22の孔23の壁面24,25に接合
し、且つ非巻き掛け湾形状態のレピアバンド22の孔2
3の壁面24,25と歯26の壁面27,28とは接触
しない。すなわち、壁面27,28の伸縮不変層Cより
も下側の部位271,281は、レピアバンド22の巻
き掛け部位では孔23の壁面24,25に接し、且つ非
巻き掛け部位では壁面24,25に接しない干渉形状と
なる。また、壁面27,28の伸縮不変層Cよりも上側
の部位272,282は、孔23の壁面24,25に接
しない非干渉形状になる。
【0031】図5は壁面27,28における非干渉形状
部位272,282の曲面の設定の仕方を説明する図で
ある。位置Qはスプロケットホイール21の歯底円21
2の半径中心であり、E1は位置Qを中心とするインボ
リュート曲線基礎円である。基礎円E1の半径は歯底円
212の半径よりも小さくしてある。線分S1は基礎円
E1に巻き付けた糸を接線方向に伸ばしたもので、円弧
と同一の長さを持つ。この直線S1の先端の軌跡がイン
ボリュート曲線F1で表される。基礎円E1の半径線H
から角度θだけ移動した半径線H1に対応する直線S1
の先端は伸縮不変層C上にある。このように生成された
インボリュート曲線F1をスプロケットホイール21の
板厚方向へ平行移動して得られる曲面が壁面27の非干
渉形状部位272として用いられる。曲線F2はインボ
リュート曲線F1に対して逆向きに生成されたインボリ
ュート曲線であり、壁面28の非干渉形状部位282が
インボリュート曲線F2を歯26の厚み方向へ平行移動
して形成された曲面の一部となる。鎖線で示す直線L1
は巻き掛け部位におけるレピアバンド22の孔23の壁
面24を表す。インボリュート曲線F1は伸縮不変層C
上で直線L1に接する。
部位272,282の曲面の設定の仕方を説明する図で
ある。位置Qはスプロケットホイール21の歯底円21
2の半径中心であり、E1は位置Qを中心とするインボ
リュート曲線基礎円である。基礎円E1の半径は歯底円
212の半径よりも小さくしてある。線分S1は基礎円
E1に巻き付けた糸を接線方向に伸ばしたもので、円弧
と同一の長さを持つ。この直線S1の先端の軌跡がイン
ボリュート曲線F1で表される。基礎円E1の半径線H
から角度θだけ移動した半径線H1に対応する直線S1
の先端は伸縮不変層C上にある。このように生成された
インボリュート曲線F1をスプロケットホイール21の
板厚方向へ平行移動して得られる曲面が壁面27の非干
渉形状部位272として用いられる。曲線F2はインボ
リュート曲線F1に対して逆向きに生成されたインボリ
ュート曲線であり、壁面28の非干渉形状部位282が
インボリュート曲線F2を歯26の厚み方向へ平行移動
して形成された曲面の一部となる。鎖線で示す直線L1
は巻き掛け部位におけるレピアバンド22の孔23の壁
面24を表す。インボリュート曲線F1は伸縮不変層C
上で直線L1に接する。
【0032】図4に示すようにレピアバンド22が巻き
掛け部位にある場合には、孔23の壁面24,25の基
端241,251同士が接近し、且つ壁面24,25の
先端242,252同士が遠ざかる。この状態では壁面
24,25がインボリュート曲線F1,F2よりも内側
に入り込む。そこで、壁面27,28の干渉形状部位2
71,281が巻き掛け部位における孔23の壁面2
4,25の変形形状に一致させてある。干渉形状部位2
71,281のこのような形状設定により、レピアバン
ド22の巻き掛け部位では孔23の壁面24,25が干
渉形状部位271,281にぴったりと接合する。しか
も、図3に示すようにレピアバンド22の非巻き掛け部
位では孔23の壁面24,25が伸縮不変層C上でのみ
歯26の壁面27,28に接する。従って、図1におい
てスプロケットホイール21が右方向へ回転すると、歯
26が半径線211から矢印A方向へ離れるにつれて歯
26が遷移部位Dでは孔23の壁面24,25を擦るこ
となく孔23から離脱していく。その結果、孔23の壁
面24,25が歯26の擦りによる摩耗を受けることは
なく、レピアバンド22の寿命が従来よりも格段に長く
なる。
掛け部位にある場合には、孔23の壁面24,25の基
端241,251同士が接近し、且つ壁面24,25の
先端242,252同士が遠ざかる。この状態では壁面
24,25がインボリュート曲線F1,F2よりも内側
に入り込む。そこで、壁面27,28の干渉形状部位2
71,281が巻き掛け部位における孔23の壁面2
4,25の変形形状に一致させてある。干渉形状部位2
71,281のこのような形状設定により、レピアバン
ド22の巻き掛け部位では孔23の壁面24,25が干
渉形状部位271,281にぴったりと接合する。しか
も、図3に示すようにレピアバンド22の非巻き掛け部
位では孔23の壁面24,25が伸縮不変層C上でのみ
歯26の壁面27,28に接する。従って、図1におい
てスプロケットホイール21が右方向へ回転すると、歯
26が半径線211から矢印A方向へ離れるにつれて歯
26が遷移部位Dでは孔23の壁面24,25を擦るこ
となく孔23から離脱していく。その結果、孔23の壁
面24,25が歯26の擦りによる摩耗を受けることは
なく、レピアバンド22の寿命が従来よりも格段に長く
なる。
【0033】次に、図6の第2の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。図6はレピアバンド22の非巻き掛け部位の場
合を示す。歯26の壁面29,30の非干渉形状部位2
92,302はインボリュート曲線から生成した曲面で
あるが、孔23の壁面24,25に接するインボリュー
ト曲線F1,F2よりもわずかに内側に控えてある。第
1の実施の形態では、上側の非干渉形状部位272,2
82と下側の干渉形状部位271,281との境界位置
でレピアバンドの孔の非巻き掛け状態の傾き角度θと等
しい圧力角を持つインボリュート曲線が用いられたが、
第2の実施の形態では、傾き角度θより大きい圧力角を
持つインボリュート曲線が上側の非干渉形状部位29
2,302の生成に用いられている。壁面29,30の
干渉形状部位291,301は第1の実施の形態の干渉
形状部位271,281に近似した傾斜平面にしてあ
る。
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。図6はレピアバンド22の非巻き掛け部位の場
合を示す。歯26の壁面29,30の非干渉形状部位2
92,302はインボリュート曲線から生成した曲面で
あるが、孔23の壁面24,25に接するインボリュー
ト曲線F1,F2よりもわずかに内側に控えてある。第
1の実施の形態では、上側の非干渉形状部位272,2
82と下側の干渉形状部位271,281との境界位置
でレピアバンドの孔の非巻き掛け状態の傾き角度θと等
しい圧力角を持つインボリュート曲線が用いられたが、
第2の実施の形態では、傾き角度θより大きい圧力角を
持つインボリュート曲線が上側の非干渉形状部位29
2,302の生成に用いられている。壁面29,30の
干渉形状部位291,301は第1の実施の形態の干渉
形状部位271,281に近似した傾斜平面にしてあ
る。
【0034】この実施の形態においても第1の実施の形
態と同様の効果が得られる。第1の実施の形態の非干渉
形状部位272,282よりも内側に非干渉形状部位2
92,302を控えた構成は、孔23と歯26との噛合
の円滑性を高める。また、干渉形状部位291,301
を傾斜平面とした構成は壁面29,30の形成の容易化
に寄与する。
態と同様の効果が得られる。第1の実施の形態の非干渉
形状部位272,282よりも内側に非干渉形状部位2
92,302を控えた構成は、孔23と歯26との噛合
の円滑性を高める。また、干渉形状部位291,301
を傾斜平面とした構成は壁面29,30の形成の容易化
に寄与する。
【0035】次に、図7〜図10の第3の実施の形態を
説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号
が付してある。図8はレピアバンド22の非巻き掛け部
位を示し、図9はレピアバンド22の巻き掛け部位を示
す。図8では非巻き掛け状態のレピアバンド22の孔3
1に歯34を仮に入り込ませてある。非巻き掛け部位で
は孔31は長方形状の垂直孔であり、孔31の壁面3
2,33は伸縮不変層Cに対して直交している。
説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号
が付してある。図8はレピアバンド22の非巻き掛け部
位を示し、図9はレピアバンド22の巻き掛け部位を示
す。図8では非巻き掛け状態のレピアバンド22の孔3
1に歯34を仮に入り込ませてある。非巻き掛け部位で
は孔31は長方形状の垂直孔であり、孔31の壁面3
2,33は伸縮不変層Cに対して直交している。
【0036】スプロケットホイール21の歯34の前後
の壁面35,36はインボリュート曲線を歯34の厚み
方向へ平行移動して生成した曲面である。図10は壁面
35,36を形成するためのインボリュート曲線F3,
F4を生成するための説明図である。位置Qはスプロケ
ットホイール21の歯底円212の半径中心であり、E
2は位置Qを中心とする基礎円である。S2は基礎円E
2上の円弧を接線方向に伸開した線分であり、直線S2
は半径線H2に直交する。鎖線直線L2は孔31の壁面
32を表す。インボリュート曲線F3の始端は基礎円E
2と半径線Hとの交点である。同様に、インボリュート
曲線F4はインボリュート曲線F3に対して逆向きに生
成される。
の壁面35,36はインボリュート曲線を歯34の厚み
方向へ平行移動して生成した曲面である。図10は壁面
35,36を形成するためのインボリュート曲線F3,
F4を生成するための説明図である。位置Qはスプロケ
ットホイール21の歯底円212の半径中心であり、E
2は位置Qを中心とする基礎円である。S2は基礎円E
2上の円弧を接線方向に伸開した線分であり、直線S2
は半径線H2に直交する。鎖線直線L2は孔31の壁面
32を表す。インボリュート曲線F3の始端は基礎円E
2と半径線Hとの交点である。同様に、インボリュート
曲線F4はインボリュート曲線F3に対して逆向きに生
成される。
【0037】インボリュート曲線F3,F4から生成さ
れた壁面35,36の基端351,361の間隔は、レ
ピアバンド22の巻き掛け部位において孔31の壁面3
2,33の基端に接するように設定されている。歯34
の壁面35,36のこのような形状設定により、孔31
の壁面32,33が歯34によって擦られることはな
い。従って、この実施の形態のおいても第1の実施の形
態と同様にレピアバンド22の寿命が延びる。孔31の
壁面32,33と歯34の壁面35,36との間の面圧
は第1の実施の形態よりも増加する。しかし、巻き掛け
部位における多数の歯34で負荷を分散することと、負
荷及び滑りを同時に受けることがないこととのため、従
来技術と比較すれば孔31の壁面32,33の摩耗は改
善できる。
れた壁面35,36の基端351,361の間隔は、レ
ピアバンド22の巻き掛け部位において孔31の壁面3
2,33の基端に接するように設定されている。歯34
の壁面35,36のこのような形状設定により、孔31
の壁面32,33が歯34によって擦られることはな
い。従って、この実施の形態のおいても第1の実施の形
態と同様にレピアバンド22の寿命が延びる。孔31の
壁面32,33と歯34の壁面35,36との間の面圧
は第1の実施の形態よりも増加する。しかし、巻き掛け
部位における多数の歯34で負荷を分散することと、負
荷及び滑りを同時に受けることがないこととのため、従
来技術と比較すれば孔31の壁面32,33の摩耗は改
善できる。
【0038】次に、図11の第4の実施の形態を説明す
る。第3の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態におけるスプロケットホイ−ル
21の歯37の壁面38,39は第3の実施の形態の壁
面35,36よりも内側に控えてある。ただし、壁面3
8,39の基端381,391の間隔は第3の実施の形
態と同じようにしてある。この実施の形態のおいても孔
31の壁面32,33が歯37によって擦られることは
なく、第1の実施の形態と同様にレピアバンド22の寿
命が延びる。孔31の壁面32,33と歯37の壁面3
8,39との間の面圧は第3の実施の形態よりも増加す
る。しかし、巻き掛け部位における多数の歯37で負荷
を分散することと、負荷及び滑りを同時に受けることが
ないこととのため、従来技術と比較すれば孔31の壁面
32,33の摩耗は改善できる。
る。第3の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態におけるスプロケットホイ−ル
21の歯37の壁面38,39は第3の実施の形態の壁
面35,36よりも内側に控えてある。ただし、壁面3
8,39の基端381,391の間隔は第3の実施の形
態と同じようにしてある。この実施の形態のおいても孔
31の壁面32,33が歯37によって擦られることは
なく、第1の実施の形態と同様にレピアバンド22の寿
命が延びる。孔31の壁面32,33と歯37の壁面3
8,39との間の面圧は第3の実施の形態よりも増加す
る。しかし、巻き掛け部位における多数の歯37で負荷
を分散することと、負荷及び滑りを同時に受けることが
ないこととのため、従来技術と比較すれば孔31の壁面
32,33の摩耗は改善できる。
【0039】次に、図12〜図14の第5の実施の形態
を説明する。第3の実施の形態と同じ構成部には同じ符
号が付してある。図13はレピアバンド22の非巻き掛
け状態を示し、図14はレピアバンド22の巻き掛け状
態を示す。図13では非巻き掛け状態のレピアバンド2
2の孔31に歯40を仮に入り込ませてある。歯40の
壁面41,42の基端411,421の間隔は、非巻き
掛け状態のレピアバンド22の孔31の壁面32,33
の間隔に一致させてある。従って、図14に示すように
レピアバンド22の巻き掛け状態では歯40の壁面4
1,42の基端411,421側が孔31の壁面32,
33の基端321,331付近で壁面32,33の内側
へくい込む。しかし、このくい込みは僅かであり、レピ
アバンド22が非巻き掛け状態になれば歯40の壁面4
1,42の基端411,421が孔31の壁面32,3
3の基端321,331に接するのみである。従って、
図12においてスプロケットホイール21の右方向の回
転に伴って歯40が半径線211から離れていくと、壁
面41,42が遷移部位Dでは孔31の壁面32,33
を擦ることなく歯40が孔31から離脱していく。その
結果、歯40の擦りによる孔31の壁面32,33の摩
耗は発生せず、レピアバンド22の寿命が延びる。
を説明する。第3の実施の形態と同じ構成部には同じ符
号が付してある。図13はレピアバンド22の非巻き掛
け状態を示し、図14はレピアバンド22の巻き掛け状
態を示す。図13では非巻き掛け状態のレピアバンド2
2の孔31に歯40を仮に入り込ませてある。歯40の
壁面41,42の基端411,421の間隔は、非巻き
掛け状態のレピアバンド22の孔31の壁面32,33
の間隔に一致させてある。従って、図14に示すように
レピアバンド22の巻き掛け状態では歯40の壁面4
1,42の基端411,421側が孔31の壁面32,
33の基端321,331付近で壁面32,33の内側
へくい込む。しかし、このくい込みは僅かであり、レピ
アバンド22が非巻き掛け状態になれば歯40の壁面4
1,42の基端411,421が孔31の壁面32,3
3の基端321,331に接するのみである。従って、
図12においてスプロケットホイール21の右方向の回
転に伴って歯40が半径線211から離れていくと、壁
面41,42が遷移部位Dでは孔31の壁面32,33
を擦ることなく歯40が孔31から離脱していく。その
結果、歯40の擦りによる孔31の壁面32,33の摩
耗は発生せず、レピアバンド22の寿命が延びる。
【0040】なお、第5の実施の形態では孔31の壁面
32,33の基端321,331が弾性変形あるいは面
圧破壊して歯40の壁面41,42に接するが、孔31
の壁面32,33の基端321,331の形状を弾性変
形あるいは面圧破壊することなく歯40の壁面41,4
2に接するように形成しておいてもよい。この場合、レ
ピアバンドの孔の前後の壁面は、レピアバンドの巻き掛
け部位では前記伸縮不変層よりも下側の前記壁面の少な
くとも一部が変形することなくスプロケットホイールの
歯に接し、かつ残りの前後の壁面の部位がレピアバンド
の非巻き掛け部位では平行となり、非巻き掛け部位では
レピアバンドの孔の平行部位の前後幅がスプロケットホ
イールの歯の基端の前後幅以下となる。
32,33の基端321,331が弾性変形あるいは面
圧破壊して歯40の壁面41,42に接するが、孔31
の壁面32,33の基端321,331の形状を弾性変
形あるいは面圧破壊することなく歯40の壁面41,4
2に接するように形成しておいてもよい。この場合、レ
ピアバンドの孔の前後の壁面は、レピアバンドの巻き掛
け部位では前記伸縮不変層よりも下側の前記壁面の少な
くとも一部が変形することなくスプロケットホイールの
歯に接し、かつ残りの前後の壁面の部位がレピアバンド
の非巻き掛け部位では平行となり、非巻き掛け部位では
レピアバンドの孔の平行部位の前後幅がスプロケットホ
イールの歯の基端の前後幅以下となる。
【0041】次に、図15の第6の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態におけるスプロケットホイール
21の歯43は、第1の実施の形態における歯26から
伸縮不変層Cよりも上側の部分を削除した形状にしてあ
る。この実施の形態においても第1の実施の形態と同様
に孔23の壁面24,25の摩耗が防止される。しか
も、歯43の干渉形状部位である44,45の形成加工
のみを考慮すればよいため、歯43の加工は第1の実施
の形態における歯26の加工よりも容易である。
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態におけるスプロケットホイール
21の歯43は、第1の実施の形態における歯26から
伸縮不変層Cよりも上側の部分を削除した形状にしてあ
る。この実施の形態においても第1の実施の形態と同様
に孔23の壁面24,25の摩耗が防止される。しか
も、歯43の干渉形状部位である44,45の形成加工
のみを考慮すればよいため、歯43の加工は第1の実施
の形態における歯26の加工よりも容易である。
【0042】なお、スプロケットホイール21の歯の高
さを第6の実施の形態の歯43の高さよりも高く、かつ
第1の実施の形態の歯26の高さよりも低くした実施の
形態も可能である。この場合の歯の壁面の非干渉形状部
位は干渉形状部位に滑らかに接続するようにしてある。
第6の実施の形態では歯43の壁面44,45の先端4
41,451が孔23の壁面24,25に線接触する形
となる。しかし、歯の高さを伸縮不変層Cよりも上側に
した実施の形態では歯の壁面が孔の壁面に面接触するた
め、線接触による孔の壁面上の凹み発生のような恐れは
生じない。
さを第6の実施の形態の歯43の高さよりも高く、かつ
第1の実施の形態の歯26の高さよりも低くした実施の
形態も可能である。この場合の歯の壁面の非干渉形状部
位は干渉形状部位に滑らかに接続するようにしてある。
第6の実施の形態では歯43の壁面44,45の先端4
41,451が孔23の壁面24,25に線接触する形
となる。しかし、歯の高さを伸縮不変層Cよりも上側に
した実施の形態では歯の壁面が孔の壁面に面接触するた
め、線接触による孔の壁面上の凹み発生のような恐れは
生じない。
【0043】次に、図16の第7の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態におけるスプロケットホイール
21の歯46の高さは第1の実施の形態の歯26の高さ
よりも高くしてある。歯46の壁面47,48の非干渉
形状部位471,481は干渉形状部位472,482
に滑らかに接続するようにしてある。第1の実施の形態
では歯26の高さがレピアバンド22の厚みと同一にな
っているが、歯46が孔23から突出しても、この突出
部分がレピアバンド22の孔23の壁面24,25に接
触しないため、問題は生じない。レピアバンド22は図
示しないガイドによってスプロケットホイール21から
外れないように位置規制されているが、このガイドによ
る位置規制精度が悪い場合にも本実施の形態ではレピア
バンド22がスプロケットホイール21から外れにくい
という利点がある。
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態におけるスプロケットホイール
21の歯46の高さは第1の実施の形態の歯26の高さ
よりも高くしてある。歯46の壁面47,48の非干渉
形状部位471,481は干渉形状部位472,482
に滑らかに接続するようにしてある。第1の実施の形態
では歯26の高さがレピアバンド22の厚みと同一にな
っているが、歯46が孔23から突出しても、この突出
部分がレピアバンド22の孔23の壁面24,25に接
触しないため、問題は生じない。レピアバンド22は図
示しないガイドによってスプロケットホイール21から
外れないように位置規制されているが、このガイドによ
る位置規制精度が悪い場合にも本実施の形態ではレピア
バンド22がスプロケットホイール21から外れにくい
という利点がある。
【0044】なお、前記した各実施の形態の説明では、
レピアバンドがスプロケットホイールへの巻き付き状態
から接線方向へ引き出されることを前提にしてきたが、
実際にはレピアバンドのガイド方式にも依るがレピアバ
ンドの引き出し形状(即ち、非巻き掛け部位)は曲線と
なる。この曲線の前記接線に対するずれは僅かであり、
このようなずれの発生している場合にも本発明は問題な
く適用される。
レピアバンドがスプロケットホイールへの巻き付き状態
から接線方向へ引き出されることを前提にしてきたが、
実際にはレピアバンドのガイド方式にも依るがレピアバ
ンドの引き出し形状(即ち、非巻き掛け部位)は曲線と
なる。この曲線の前記接線に対するずれは僅かであり、
このようなずれの発生している場合にも本発明は問題な
く適用される。
【0045】前記した実施の形態から把握できる請求項
記載以外の発明について以下にその効果とともに記載す
る。 (1)請求項1又は請求項2において、スプロケットホ
イールの歯の高さをレピアバンドの孔の高さよりも低く
するとともに、伸縮不変層の高さ位置以上としたレピア
織機に用いるスプロケットホイール。
記載以外の発明について以下にその効果とともに記載す
る。 (1)請求項1又は請求項2において、スプロケットホ
イールの歯の高さをレピアバンドの孔の高さよりも低く
するとともに、伸縮不変層の高さ位置以上としたレピア
織機に用いるスプロケットホイール。
【0046】スプロケットホイールの歯の加工が容易と
なる。 (2)請求項1乃至請求項12において、スプロケット
ホイールの歯の高さをレピアバンドの厚みよりも大きく
したレピア織機に用いるスプロケットホイール。
なる。 (2)請求項1乃至請求項12において、スプロケット
ホイールの歯の高さをレピアバンドの厚みよりも大きく
したレピア織機に用いるスプロケットホイール。
【0047】レピアバンドがスプロケットホイールから
外れにくくなる。 (3)請求項7乃至請求項9における基礎円の半径中心
は、スプロケットホイールの歯底円の半径中心上に設定
した。
外れにくくなる。 (3)請求項7乃至請求項9における基礎円の半径中心
は、スプロケットホイールの歯底円の半径中心上に設定
した。
【0048】歯の壁面の形状設定が行ない易い。以下
に、実施の形態の効果を記載する。 (1)非干渉形状部位の曲面をインボリュート曲線から
生成した実施の形態では、スプロケットホイールの歯に
よる孔の壁面の擦れが確実に回避される。 (2)非干渉形状部位の曲面をインボリュート曲線から
生成した曲面よりも内側に控えると共に、巻き掛け部位
におけるレピアバンドの孔の壁面の変形形状よりも内側
に干渉形状部位の曲面を控えた実施の形態では、スプロ
ケットホイールの歯による孔の壁面の擦れが確実に回避
される。 (3)干渉形状部位を傾斜平面とした実施の形態では、
歯の壁面の形成が容易となる。 (4)スプロケットホイールの歯の高さを伸縮不変層の
高さ位置以上かつレピアバンドの厚みよりも小さくし、
非干渉形状部位と干渉形状部位とを滑らかに接続した実
施の形態では、孔の壁面に凹み発生のような恐れは少な
い。
に、実施の形態の効果を記載する。 (1)非干渉形状部位の曲面をインボリュート曲線から
生成した実施の形態では、スプロケットホイールの歯に
よる孔の壁面の擦れが確実に回避される。 (2)非干渉形状部位の曲面をインボリュート曲線から
生成した曲面よりも内側に控えると共に、巻き掛け部位
におけるレピアバンドの孔の壁面の変形形状よりも内側
に干渉形状部位の曲面を控えた実施の形態では、スプロ
ケットホイールの歯による孔の壁面の擦れが確実に回避
される。 (3)干渉形状部位を傾斜平面とした実施の形態では、
歯の壁面の形成が容易となる。 (4)スプロケットホイールの歯の高さを伸縮不変層の
高さ位置以上かつレピアバンドの厚みよりも小さくし、
非干渉形状部位と干渉形状部位とを滑らかに接続した実
施の形態では、孔の壁面に凹み発生のような恐れは少な
い。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のスプロケ
ットホイール及びレピアバンドを用いたレピア織機にお
ける緯入れ装置によれば、レピアバンドの孔の壁面の摩
耗を防止してレピアバンドの寿命を長くできるという優
れた効果を奏する。
ットホイール及びレピアバンドを用いたレピア織機にお
ける緯入れ装置によれば、レピアバンドの孔の壁面の摩
耗を防止してレピアバンドの寿命を長くできるという優
れた効果を奏する。
【図1】本発明を具体化した第1の実施の形態を示す要
部側断面図。
部側断面図。
【図2】(a)はレピアバンドの非巻き掛け状態を示す
要部側断面図。(b)はレピアバンドの巻き掛け状態を
示す要部側断面図。(c)はレピアバンドの巻き掛けに
伴う孔の変形を説明する説明図。
要部側断面図。(b)はレピアバンドの巻き掛け状態を
示す要部側断面図。(c)はレピアバンドの巻き掛けに
伴う孔の変形を説明する説明図。
【図3】レピアバンドの非巻き掛け状態を示す要部拡大
側断面図。
側断面図。
【図4】レピアバンドの巻き掛け状態を示す要部拡大側
断面図。
断面図。
【図5】歯の壁面の形状の設定を説明するための説明
図。
図。
【図6】第2の実施の形態を示す要部拡大側断面図。
【図7】第3の実施の形態を示す要部側断面図。
【図8】レピアバンドの非巻き掛け状態を示す要部拡大
側断面図。
側断面図。
【図9】レピアバンドの巻き掛け状態を示す要部拡大側
断面図。
断面図。
【図10】歯の壁面の形状設定を説明するための説明
図。
図。
【図11】第4の実施の形態を示す要部拡大側断面図。
【図12】第5の実施の形態を示す要部側断面図。
【図13】レピアバンドの非巻き掛け状態を示す要部拡
大側断面図。
大側断面図。
【図14】レピアバンドの巻き掛け状態を示す要部拡大
側断面図。
側断面図。
【図15】第6の実施の形態を示す要部拡大側断面図。
【図16】第7の実施の形態を示す要部拡大側断面図。
【図17】レピア織機における緯入れ装置を示す一部省
略側面図。
略側面図。
【図18】(a)は従来のスプロケットホイールを示す
要部側断面図。(b)は孔の壁面の摩耗を示す要部側断
面図。(c)は孔の壁面の摩耗発生を説明するための説
明図。
要部側断面図。(b)は孔の壁面の摩耗を示す要部側断
面図。(c)は孔の壁面の摩耗発生を説明するための説
明図。
21…スプロケットホイール、22…レピアバンド、2
3,31…孔、24,25…孔の壁面、26…歯、2
7,28…歯の壁面、271,281…干渉形状部位、
272,282…非干渉形状部位、29,30…歯の壁
面、291、301…干渉形状部位、292,302…
非干渉形状部位、32,33…孔の壁面、35,36…
歯の壁面、38,39…歯の壁面、41,42…歯の壁
面、44,45…歯の壁面、47,48…歯の壁面、4
71,481…非干渉形状部位、472,482…干渉
形状部位、F1,F2,F3,F4…インボリュート曲
線。
3,31…孔、24,25…孔の壁面、26…歯、2
7,28…歯の壁面、271,281…干渉形状部位、
272,282…非干渉形状部位、29,30…歯の壁
面、291、301…干渉形状部位、292,302…
非干渉形状部位、32,33…孔の壁面、35,36…
歯の壁面、38,39…歯の壁面、41,42…歯の壁
面、44,45…歯の壁面、47,48…歯の壁面、4
71,481…非干渉形状部位、472,482…干渉
形状部位、F1,F2,F3,F4…インボリュート曲
線。
Claims (12)
- 【請求項1】スプロケットホイールにレピアバンドを巻
き掛けてスプロケットホイールの歯とレピアバンドの孔
とを噛み合わせ、レピアバンドの先端に取り付けられた
レピアヘッドをスプロケットホイールの往復回動によっ
て経糸開口内へ挿入すると共に、経糸開口内から退避さ
せて緯糸を緯入れするレピア織機に用いるスプロケット
ホイールにおいて、 前記スプロケットホイールの歯の前後の壁面における形
状を歯の高さ方向の上下で異ならせ、前記壁面の下側の
形状を前記レピアバンドの巻き掛け部位ではその孔の前
後の壁面に接し、かつ前記歯との干渉から外れる非巻き
掛け部位と巻き掛け部位との間の遷移部位では接しない
形状とし、前記歯の壁面の上側の形状を前記レピアバン
ドの遷移部位でも接しない形状としたレピア織機に用い
るスプロケットホイール。 - 【請求項2】請求項1において、前記スプロケットホイ
ールに対するレピアバンドの巻き掛けによってスプロケ
ットホイールの周方向に伸縮しないレピアバンドの伸縮
不変層が対応するスプロケットホイールの歯の高さ位置
を前記接する形状と接しない形状との境としたレピア織
機に用いるスプロケットホイール。 - 【請求項3】スプロケットホイールにレピアバンドを巻
き掛け、レピアバンドの先端に取り付けられたレピアヘ
ッドをスプロケットホイールの往復回動によって経糸開
口内へ挿入すると共に、経糸開口内から退避させて緯糸
を緯入れするレピア織機に用いるレピアバンドにおい
て、 レピアバンドの非巻き掛け状態における孔の前後の壁面
をレピアバンドの厚み方向におけるスプロケットホイー
ルの外側ほど互いに接近する傾斜面としたレピア織機に
用いるレピアバンド。 - 【請求項4】請求項1又は請求項2のスプロケットホイ
ールと請求項3のレピアバンドとを用いたレピア織機に
おける緯入れ装置。 - 【請求項5】請求項1又は請求項2において、スプロケ
ットホイールの歯の高さ方向における下側の形状を請求
項3における巻き掛け部位のレピアバンドの伸縮不変層
より下側の変形形状に合わせたレピア織機に用いるスプ
ロケットホイール。 - 【請求項6】請求項1又は請求項2において、スプロケ
ットホイールの歯における前記伸縮不変層より下側の干
渉形状を請求項5の形状に近似する傾斜平面としたレピ
ア織機に用いるスプロケットホイール。 - 【請求項7】請求項1又は請求項2において、前記スプ
ロケットホイールの歯の前後の壁面における上側の形状
として、前記上側の形状と下側の形状との境界位置でレ
ピアバンドの孔の非巻き掛け状態の傾き角度と等しい
か、それより大きい圧力角を持つインボリュート曲線に
基づいて生成した曲面としたレピア織機に用いるスプロ
ケットホイール。 - 【請求項8】請求項7において、前記インボリュート曲
線の基礎円の半径がスプロケットホイールの歯底円の半
径よりも小さいレピア織機に用いるスプロケットホイー
ル。 - 【請求項9】請求項7において、前記インボリュート曲
線の基礎円の半径がスプロケットホイールの歯底円の半
径に等しいレピア織機に用いるスプロケットホイール。 - 【請求項10】請求項1又は請求項2において、前記ス
プロケットホイールの歯の前後の壁面における形状とし
て、この壁面の基端をインボリュート曲線上にとり、基
端以外の壁面部位を前記インボリュート曲線より内側に
控えた曲線に基づいて生成した曲面を用いたレピア織機
に用いるスプロケットホイール。 - 【請求項11】請求項7乃至請求項10のスプロケット
ホイールと共に用いるレピアバンドにおいて、 レピアバンドの孔は垂直孔であり、巻き掛け部位におけ
るレピアバンドの孔の前後幅はスプロケットホイールの
歯の基端の前後幅以下であるレピア織機に用いるレピア
バンド。 - 【請求項12】請求項7乃至請求項10のスプロケット
ホイールと共に用いるレピアバンドにおいて、 前記伸縮不変層よりも下側の前記壁面の一部がレピアバ
ンドの巻き掛け部位ではスプロケットホイールの歯の下
端部に接するように拡開形成されているレピア織機に用
いるレピアバンド。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7341387A JPH09176934A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | レピア織機に用いるスプロケットホイール及びレピアバンド並びにレピア織機における緯入れ装置 |
| TW088209144U TW420160U (en) | 1995-12-27 | 1996-09-06 | Sprocket wheel and rapier band used on rapier loom and the weft insertion apparatus on the rapier loom |
| KR1019960061455A KR100252730B1 (ko) | 1995-12-27 | 1996-11-28 | 레피어 직기에 이용되는 스프로켓 휠과 레피어 밴드 및 레피어 직기의 위사넣음장치 |
| EP96120252A EP0781879A1 (en) | 1995-12-27 | 1996-12-17 | Sprocket wheel and rapier band used in rapier loom |
| US08/769,953 US5785095A (en) | 1995-12-27 | 1996-12-19 | Sprocket wheel and rapier band used in rapier loom |
| CN96123191A CN1042153C (zh) | 1995-12-27 | 1996-12-26 | 剑杆织机中的链轮和剑杆带 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7341387A JPH09176934A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | レピア織機に用いるスプロケットホイール及びレピアバンド並びにレピア織機における緯入れ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09176934A true JPH09176934A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18345674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7341387A Pending JPH09176934A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | レピア織機に用いるスプロケットホイール及びレピアバンド並びにレピア織機における緯入れ装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5785095A (ja) |
| EP (1) | EP0781879A1 (ja) |
| JP (1) | JPH09176934A (ja) |
| KR (1) | KR100252730B1 (ja) |
| CN (1) | CN1042153C (ja) |
| TW (1) | TW420160U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE1014950A3 (nl) * | 2001-08-29 | 2004-07-06 | Wiele Michel Van De Nv | Inrichting voor het aandrijven en geleiden van een grijper van een weefmachine. |
| BE1016298A4 (nl) * | 2004-11-04 | 2006-07-04 | Wiele Michel Van De Nv | Aandrijftandwiel voor het aandrijven van een grijperstang in een weefmachine. |
| BE1016506A3 (nl) * | 2005-04-25 | 2006-12-05 | Wiele Michel Van De Nv | Inrichting voor het aandrijven van een grjperbeweging in een weefmachine. |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| LU58543A1 (ja) * | 1969-04-30 | 1971-06-22 | ||
| BE896771A (nl) * | 1983-05-18 | 1983-11-18 | Picanol Nv | Grijperaandrijving voor weefmachines. |
| DE3527202C1 (de) * | 1985-07-30 | 1986-10-09 | Lindauer Dornier Gmbh, 8990 Lindau | Greiferstange fuer schuetzenlose Webmaschinen |
| IT1230810B (it) * | 1989-08-09 | 1991-10-29 | Vamatex Spa | Nastro portapinza a spessore variabile per telai di tessitura a pinze. |
| BE1004622A3 (nl) * | 1990-10-26 | 1992-12-22 | Wiele Michel Van De Nv | Grijpergeleiding voor dubbelgrijperweefmachines. |
| IT1275004B (it) * | 1994-09-05 | 1997-07-29 | Vamatex Nuova Spa | Nastro per il trasporto di pinze portatrama attraverso il passo di telai di tessitura e procedimento per la produzione di esso |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP7341387A patent/JPH09176934A/ja active Pending
-
1996
- 1996-09-06 TW TW088209144U patent/TW420160U/zh unknown
- 1996-11-28 KR KR1019960061455A patent/KR100252730B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1996-12-17 EP EP96120252A patent/EP0781879A1/en not_active Ceased
- 1996-12-19 US US08/769,953 patent/US5785095A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-12-26 CN CN96123191A patent/CN1042153C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1158919A (zh) | 1997-09-10 |
| TW420160U (en) | 2001-01-21 |
| KR970043446A (ko) | 1997-07-26 |
| CN1042153C (zh) | 1999-02-17 |
| US5785095A (en) | 1998-07-28 |
| EP0781879A1 (en) | 1997-07-02 |
| KR100252730B1 (ko) | 2000-04-15 |
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