JPH09178006A - 温度膨張弁 - Google Patents
温度膨張弁Info
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- JPH09178006A JPH09178006A JP7338974A JP33897495A JPH09178006A JP H09178006 A JPH09178006 A JP H09178006A JP 7338974 A JP7338974 A JP 7338974A JP 33897495 A JP33897495 A JP 33897495A JP H09178006 A JPH09178006 A JP H09178006A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/30—Expansion means; Dispositions thereof
- F25B41/31—Expansion valves
- F25B41/33—Expansion valves with the valve member being actuated by the fluid pressure, e.g. by the pressure of the refrigerant
- F25B41/335—Expansion valves with the valve member being actuated by the fluid pressure, e.g. by the pressure of the refrigerant via diaphragms
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B47/00—Arrangements for preventing or removing deposits or corrosion, not provided for in another subclass
- F25B47/003—Arrangements for preventing or removing deposits or corrosion, not provided for in another subclass for preventing corrosion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空調装置に使用する膨張弁の軽量化を図る。
【解決手段】 膨張弁の主要構成部材である弁本体12
1はアルミ合金材にて構成されており、他の主要構成部
材であるパワーエレメント120、ダイアフラム変位規
制部材(ストッパ部材)130、作動棒110、弁体1
06及びバイアスバネ104等は、黄銅、ステンレス等
の材料でつくられる。弁本体121にアルミ合金材を構
成するので、ステンレス鋼を用いて構成するパワーエレ
メント部120を弁本体121の上部にネジ部105を
用いて弁部100の弁本体121の内部に取付けて装着
する際にシールパッキン123を用いて固着する。かか
る温度膨張弁によれば、もっとも重量のある部材となる
弁本体をアルミニウム合金としたので、弁の軽量化が達
成される。さらには、異種金属の接触を避けるため、シ
ールパッキンを用いたので、電食による腐蝕環境の形成
を阻止し、耐腐蝕性を向上することができる。
1はアルミ合金材にて構成されており、他の主要構成部
材であるパワーエレメント120、ダイアフラム変位規
制部材(ストッパ部材)130、作動棒110、弁体1
06及びバイアスバネ104等は、黄銅、ステンレス等
の材料でつくられる。弁本体121にアルミ合金材を構
成するので、ステンレス鋼を用いて構成するパワーエレ
メント部120を弁本体121の上部にネジ部105を
用いて弁部100の弁本体121の内部に取付けて装着
する際にシールパッキン123を用いて固着する。かか
る温度膨張弁によれば、もっとも重量のある部材となる
弁本体をアルミニウム合金としたので、弁の軽量化が達
成される。さらには、異種金属の接触を避けるため、シ
ールパッキンを用いたので、電食による腐蝕環境の形成
を阻止し、耐腐蝕性を向上することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は膨張弁、特に車両用
空調装置に用いられる冷凍サイクルにおいて蒸発器に冷
媒量を供給する温度膨張弁に関する。
空調装置に用いられる冷凍サイクルにおいて蒸発器に冷
媒量を供給する温度膨張弁に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置に用いられる冷凍システ
ムにおいて、外界と熱交換を行ない、熱を外界から奪う
ための熱交換機(蒸発器)の能力を充分に発揮させるた
め温度膨張弁が広く用いられている。従来の温度膨張弁
として代表的なものの一つは、その中央縦断面を示す図
3の如き構造をとり、全体を符号10で示す略円筒形状
の冷媒用膨張弁は、高圧の液冷媒を減圧するための弁部
100と、この弁部の弁開度を制御するためのパワーエ
レメント120からなる。
ムにおいて、外界と熱交換を行ない、熱を外界から奪う
ための熱交換機(蒸発器)の能力を充分に発揮させるた
め温度膨張弁が広く用いられている。従来の温度膨張弁
として代表的なものの一つは、その中央縦断面を示す図
3の如き構造をとり、全体を符号10で示す略円筒形状
の冷媒用膨張弁は、高圧の液冷媒を減圧するための弁部
100と、この弁部の弁開度を制御するためのパワーエ
レメント120からなる。
【0003】パワーエレメント120は、上蓋部122
と下支持部124の外周縁に挾持して溶接したダイアフ
ラム126を包含し、前記上蓋部122とダイアフラム
126でパワーエレメント圧力空間となるダイアフラム
の上部の第1の圧力空間127が形成される。これらの
圧力空間を有するパワーエレメント120は弁本体10
2とネジ部105により弁本体102の外側に固着し、
金属同志の接触により気密が保持される。この第1の圧
力空間は導管150を介して感温筒152の内部と連通
している。この感温筒152は蒸発器の出口部分に取付
けられ、蒸発器出口近傍の冷媒温度を感知し、この温度
を圧力P1に変換して、パワーエレメントの第1の圧力
空間に加える。前記圧力P1は、それが増加するときダ
イアフラム126を下方に押して、弁体106の開弁方
向の力となる。
と下支持部124の外周縁に挾持して溶接したダイアフ
ラム126を包含し、前記上蓋部122とダイアフラム
126でパワーエレメント圧力空間となるダイアフラム
の上部の第1の圧力空間127が形成される。これらの
圧力空間を有するパワーエレメント120は弁本体10
2とネジ部105により弁本体102の外側に固着し、
金属同志の接触により気密が保持される。この第1の圧
力空間は導管150を介して感温筒152の内部と連通
している。この感温筒152は蒸発器の出口部分に取付
けられ、蒸発器出口近傍の冷媒温度を感知し、この温度
を圧力P1に変換して、パワーエレメントの第1の圧力
空間に加える。前記圧力P1は、それが増加するときダ
イアフラム126を下方に押して、弁体106の開弁方
向の力となる。
【0004】一方、ダイアフラム126の下部の第2の
圧力空間128は弁本体102の内部空間となり、この
第2の圧力空間には、導管160を介して蒸発器出口の
冷媒圧力P2が配管取付部162から直接導かれる。こ
の圧力P2はダイアフラム126の下部に形成される第
2の空間128に供給され、バイアスバネ104の力と
共に弁体106の閉弁方向に働く。すなわち過熱度(冷
媒の蒸発器出口温度と蒸発温度との差:これは力として
取出すため上記P1−P2となっている)の大きいとき
弁を大きく開き、小さいときは弁を閉まり気味にして、
蒸発器に流れ込む冷媒の量を制御する。
圧力空間128は弁本体102の内部空間となり、この
第2の圧力空間には、導管160を介して蒸発器出口の
冷媒圧力P2が配管取付部162から直接導かれる。こ
の圧力P2はダイアフラム126の下部に形成される第
2の空間128に供給され、バイアスバネ104の力と
共に弁体106の閉弁方向に働く。すなわち過熱度(冷
媒の蒸発器出口温度と蒸発温度との差:これは力として
取出すため上記P1−P2となっている)の大きいとき
弁を大きく開き、小さいときは弁を閉まり気味にして、
蒸発器に流れ込む冷媒の量を制御する。
【0005】弁の基本構造部(弁部100)は、高圧冷
媒の入口107と低圧冷媒の出口109及び均圧導管1
60を接続するための均圧口103を有する弁本体10
2を外郭とする。なお、従来の膨張弁としては、均圧口
を具備しないものもある。この外郭としての弁本体10
2は、ダイアフラム126の下方の変位を規制する黄銅
又はアルミ製のストッパ部材(変位規制部材)130
と、ダイアフラム126の変位を下方に伝達する作動棒
110(この作動棒110には、その動きに一定の拘束
を与えるための拘束部材116,118を配置すること
が多い)と、弁座(符号省略)に接離する弁体106
(図ではボール弁を示している)と、上述したバイアス
バネ104とが、このバネのバイアス力を調整するため
の調節部材108と共に組込まれている。
媒の入口107と低圧冷媒の出口109及び均圧導管1
60を接続するための均圧口103を有する弁本体10
2を外郭とする。なお、従来の膨張弁としては、均圧口
を具備しないものもある。この外郭としての弁本体10
2は、ダイアフラム126の下方の変位を規制する黄銅
又はアルミ製のストッパ部材(変位規制部材)130
と、ダイアフラム126の変位を下方に伝達する作動棒
110(この作動棒110には、その動きに一定の拘束
を与えるための拘束部材116,118を配置すること
が多い)と、弁座(符号省略)に接離する弁体106
(図ではボール弁を示している)と、上述したバイアス
バネ104とが、このバネのバイアス力を調整するため
の調節部材108と共に組込まれている。
【0006】前記弁部100の主構成部材は弁体10
2、ストッパ部材130、作動棒110、弁体106、
バイアスバネ104である。望ましい構成として更に調
節部材108、作動棒110の拘束部材116,118
が追加される。かかる膨張弁を構成する主要部材のう
ち、パワーエレメント120の上蓋部122及び下支持
部124の材質を例えばステンレス鋼を用い、ダイアフ
ラム126をステンレス鋼とし、この三者を溶接によっ
て結合することによって、パワーエレメント120には
漏れがなく信頼性の高い構成にでき、更に弁の基本構造
部である弁本体102は黄銅材の鍛造品とし、作動棒1
10や弁体106のような部材をステンレス鋼とするこ
とにより、信頼性の高いものにしている。
2、ストッパ部材130、作動棒110、弁体106、
バイアスバネ104である。望ましい構成として更に調
節部材108、作動棒110の拘束部材116,118
が追加される。かかる膨張弁を構成する主要部材のう
ち、パワーエレメント120の上蓋部122及び下支持
部124の材質を例えばステンレス鋼を用い、ダイアフ
ラム126をステンレス鋼とし、この三者を溶接によっ
て結合することによって、パワーエレメント120には
漏れがなく信頼性の高い構成にでき、更に弁の基本構造
部である弁本体102は黄銅材の鍛造品とし、作動棒1
10や弁体106のような部材をステンレス鋼とするこ
とにより、信頼性の高いものにしている。
【0007】さらに、従来の膨張弁として図4に示すも
のがある。図4において、全体を符号20で示す略円筒
形状の冷媒用膨張弁は、金属として黄銅材を用いた弁本
体21と、この弁本体21内に備えられた高圧側冷媒通
路23、この通路23の長手方向軸線に対し、概ね直角
の長手方向軸線を有する低圧側冷媒通路25とを有し、
この通路25に対し共軸線関係に配備されたオリフィス
31が設けられ、このオリフィス31は高圧側冷媒通路
23に開口する上流端及び低圧側冷媒通路25に開口す
る下流端を有していて、それら両通路23及び25を互
いに連通せしめている。
のがある。図4において、全体を符号20で示す略円筒
形状の冷媒用膨張弁は、金属として黄銅材を用いた弁本
体21と、この弁本体21内に備えられた高圧側冷媒通
路23、この通路23の長手方向軸線に対し、概ね直角
の長手方向軸線を有する低圧側冷媒通路25とを有し、
この通路25に対し共軸線関係に配備されたオリフィス
31が設けられ、このオリフィス31は高圧側冷媒通路
23に開口する上流端及び低圧側冷媒通路25に開口す
る下流端を有していて、それら両通路23及び25を互
いに連通せしめている。
【0008】オリフィス31の下流端には、それと連続
して弁座33が備えられ、その弁座33には低圧側冷媒
通路25内に配置された弁部材35によってステンレス
製の弁体37が着座されるように構成され、弁部材35
は、弁体37と溶接により固着された受け部39によっ
て弁体37を着座せしめる。弁部材35には低圧側冷媒
通路25内に螺合させられた環状のナット部材41との
間に間装された圧縮コイルばね43が関連せしめられて
いて、受け部39を有する弁部材35をオリフィス31
に近付ける方向に押圧している。そして、コイルばね4
3の弁部材35に対する押圧力は、ナット部材41の位
置を変えることにより調節され、弁部材35の開弁方向
はオリフィス31を流れる高圧の冷媒流れ方向と同一方
向になっている。弁本体21の上端部には、パワーエレ
メント部45が螺合により取付けられ、パワーエレメン
ト部45は、ステンレス製の上蓋部22と下支持部24
の外周縁に挾持して溶接したステンレス製のダイアフラ
ム49を包含し、上蓋部22とダイアフラム49とでパ
ワーエレメント圧力空間となる上部第1の圧力空間51
が形成される。
して弁座33が備えられ、その弁座33には低圧側冷媒
通路25内に配置された弁部材35によってステンレス
製の弁体37が着座されるように構成され、弁部材35
は、弁体37と溶接により固着された受け部39によっ
て弁体37を着座せしめる。弁部材35には低圧側冷媒
通路25内に螺合させられた環状のナット部材41との
間に間装された圧縮コイルばね43が関連せしめられて
いて、受け部39を有する弁部材35をオリフィス31
に近付ける方向に押圧している。そして、コイルばね4
3の弁部材35に対する押圧力は、ナット部材41の位
置を変えることにより調節され、弁部材35の開弁方向
はオリフィス31を流れる高圧の冷媒流れ方向と同一方
向になっている。弁本体21の上端部には、パワーエレ
メント部45が螺合により取付けられ、パワーエレメン
ト部45は、ステンレス製の上蓋部22と下支持部24
の外周縁に挾持して溶接したステンレス製のダイアフラ
ム49を包含し、上蓋部22とダイアフラム49とでパ
ワーエレメント圧力空間となる上部第1の圧力空間51
が形成される。
【0009】この第1の圧力空間51は、上蓋部22に
取付けられた導管12を通って温度を圧力に変換する手
段である感温筒11からの蒸発器(図示せず)出口側で
の冷媒温度を感知して得られる圧力信号が導入されるよ
うに構成されている。一方、ダイアフラム49の下部の
弁本体21の内部空間となる第2の圧力空間52は弁本
体21に設けられた図示しない通路を介して低圧側冷媒
通路25に連通されていて、その低圧側冷媒通路内の圧
力即ち蒸発圧力が圧力空間52に導入されるよう構成さ
れている。さらに、パワーエレメント部45内には、ダ
イアフラム49に当接してダイアフラム49の下方への
変位を規制する黄銅又はアルミ製のストッパ部材50が
備えられ、そのストッパ部材には3本のステンレス製の
作動棒53(図ではそのうちの2本のみを示しており、
1本は点線で示している)の上端部が当接している。こ
れら作動棒は弁本体21内に設けられた孔に摺動可能に
嵌合せしめられていると共に、それら作動棒の下端部は
弁部材35の頂面部に当接している。
取付けられた導管12を通って温度を圧力に変換する手
段である感温筒11からの蒸発器(図示せず)出口側で
の冷媒温度を感知して得られる圧力信号が導入されるよ
うに構成されている。一方、ダイアフラム49の下部の
弁本体21の内部空間となる第2の圧力空間52は弁本
体21に設けられた図示しない通路を介して低圧側冷媒
通路25に連通されていて、その低圧側冷媒通路内の圧
力即ち蒸発圧力が圧力空間52に導入されるよう構成さ
れている。さらに、パワーエレメント部45内には、ダ
イアフラム49に当接してダイアフラム49の下方への
変位を規制する黄銅又はアルミ製のストッパ部材50が
備えられ、そのストッパ部材には3本のステンレス製の
作動棒53(図ではそのうちの2本のみを示しており、
1本は点線で示している)の上端部が当接している。こ
れら作動棒は弁本体21内に設けられた孔に摺動可能に
嵌合せしめられていると共に、それら作動棒の下端部は
弁部材35の頂面部に当接している。
【0010】かかる膨張弁の動作の概略は次のようにな
る。即ち、感温筒11は、蒸発器の出口側での冷媒温度
に対応した圧力信号を発し、その圧力信号は導管12を
通って第1の圧力空間51内に入り、ダイアフラム49
の一方の面(上面)に作用し、ダイアフラム49の他方
の面(下面)には図示しない通路を介して低圧側冷媒通
路25内の圧力が作用せしめられており、この結果、ダ
イアフラム49はその上下両面に作用している圧力差に
よって変位する。このダイアフラムの変位はストッパ部
材50及びこれに当接した作動棒53を介して弁部材3
5に伝えられ、弁座33に対する弁体37の位置が調整
されることとなり、弁座33と弁体37との間の絞り部
の間隙が調整され、オリフィス31を通る冷媒の流量が
調節される。
る。即ち、感温筒11は、蒸発器の出口側での冷媒温度
に対応した圧力信号を発し、その圧力信号は導管12を
通って第1の圧力空間51内に入り、ダイアフラム49
の一方の面(上面)に作用し、ダイアフラム49の他方
の面(下面)には図示しない通路を介して低圧側冷媒通
路25内の圧力が作用せしめられており、この結果、ダ
イアフラム49はその上下両面に作用している圧力差に
よって変位する。このダイアフラムの変位はストッパ部
材50及びこれに当接した作動棒53を介して弁部材3
5に伝えられ、弁座33に対する弁体37の位置が調整
されることとなり、弁座33と弁体37との間の絞り部
の間隙が調整され、オリフィス31を通る冷媒の流量が
調節される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この種従来の膨張弁に
おいては、弁の基本構造部である弁本体を構成する金属
に黄銅材質を用いている。しかしながら、弁本体に黄銅
材を用いるので、弁本体は膨張弁において最も重量のあ
る構成部分となり、さらには省エネの要請に反するとい
う問題を生ずる恐れもある。しかも、黄銅材は、周知の
ように銅と鉛の合金であるため、自然環境に対する配慮
から鉛の使用を軽減することが望ましい。本発明はこの
ような問題に鑑みなされたものであって、その目的とす
るところは、材質の変更により重量低減を図り、しかも
自然環境に配慮した膨張弁を提供することである。
おいては、弁の基本構造部である弁本体を構成する金属
に黄銅材質を用いている。しかしながら、弁本体に黄銅
材を用いるので、弁本体は膨張弁において最も重量のあ
る構成部分となり、さらには省エネの要請に反するとい
う問題を生ずる恐れもある。しかも、黄銅材は、周知の
ように銅と鉛の合金であるため、自然環境に対する配慮
から鉛の使用を軽減することが望ましい。本発明はこの
ような問題に鑑みなされたものであって、その目的とす
るところは、材質の変更により重量低減を図り、しかも
自然環境に配慮した膨張弁を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係る膨張弁は、上記従来の膨張弁の基本構成部
材であり、最も重量のある弁本体の材質にアルミ合金材
を用いることを特徴とする。さらに、本発明の膨張弁の
他の態様としては、上記膨張弁を構成する主要構成部材
のうちパワーエレメントの上蓋部及び下支持部の材質に
ステンレス鋼を用い、かつアルミ合金材を用いた弁本体
との接触部にシール材としてパッキンシールを用いたこ
とを特徴とする。
本発明に係る膨張弁は、上記従来の膨張弁の基本構成部
材であり、最も重量のある弁本体の材質にアルミ合金材
を用いることを特徴とする。さらに、本発明の膨張弁の
他の態様としては、上記膨張弁を構成する主要構成部材
のうちパワーエレメントの上蓋部及び下支持部の材質に
ステンレス鋼を用い、かつアルミ合金材を用いた弁本体
との接触部にシール材としてパッキンシールを用いたこ
とを特徴とする。
【0013】前述の如く構成された本発明に係る膨張弁
は、弁本体にアルミ合金材を用いているので弁の基本構
成部材が軽量化されていることとなり、弁の重量低減が
達成される。さらに異種金属同志の接触を避ける構造と
してパッキンシールを採用しているので、電食の形成が
阻止される。
は、弁本体にアルミ合金材を用いているので弁の基本構
成部材が軽量化されていることとなり、弁の重量低減が
達成される。さらに異種金属同志の接触を避ける構造と
してパッキンシールを採用しているので、電食の形成が
阻止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
の形態を説明する。図1は本実施の形態の膨張弁の中央
縦断面図である。図において、弁の主要構成部材である
弁本体121はアルミ合金材にて構成されており、他の
主要構成部材であるパワーエレメント120、ダイアフ
ラム変位規制部材(ストッパ部材)130、作動棒11
0、弁体106及びバイアスバネ104等は図3に示す
従来の膨張弁と同一であり、さらに図3と同一符号は、
同一又は均等部分を示す。したがって、図1の温度膨張
弁の作用も図3と同一である。ただし、図1の膨張弁に
おいては、弁本体121にアルミ合金材を構成するの
で、ステンレス鋼を用いて構成するパワーエレメント部
120を弁本体121の上部にネジ部105を用いて弁
部100の弁本体121の内部に取付けて装着する際に
シールパッキン123を用いて固着する。なお、図1の
膨張弁において、弁部100の弁本体121に形成され
た均圧穴133には、導管160に溶接された銅管13
1がアルミ合金材を用いたナット132により接続され
ている。
の形態を説明する。図1は本実施の形態の膨張弁の中央
縦断面図である。図において、弁の主要構成部材である
弁本体121はアルミ合金材にて構成されており、他の
主要構成部材であるパワーエレメント120、ダイアフ
ラム変位規制部材(ストッパ部材)130、作動棒11
0、弁体106及びバイアスバネ104等は図3に示す
従来の膨張弁と同一であり、さらに図3と同一符号は、
同一又は均等部分を示す。したがって、図1の温度膨張
弁の作用も図3と同一である。ただし、図1の膨張弁に
おいては、弁本体121にアルミ合金材を構成するの
で、ステンレス鋼を用いて構成するパワーエレメント部
120を弁本体121の上部にネジ部105を用いて弁
部100の弁本体121の内部に取付けて装着する際に
シールパッキン123を用いて固着する。なお、図1の
膨張弁において、弁部100の弁本体121に形成され
た均圧穴133には、導管160に溶接された銅管13
1がアルミ合金材を用いたナット132により接続され
ている。
【0015】また、図1においては、感温筒及び配管取
付部は省略してある。かかる温度膨張弁によれば、もっ
とも重量のある部材となる弁本体をアルミニウム合金と
したので、弁の軽量化が達成される。さらには、異種金
属の接触を避けるため、シールパッキンを用いたので、
電食による腐蝕環境の形成を阻止し、耐腐蝕性を向上す
ることができる。なお、図1においては、膨張弁として
均圧口を設ける場合を示したが、本発明は均圧口を設け
ない膨張弁に適用できるのは勿論である。
付部は省略してある。かかる温度膨張弁によれば、もっ
とも重量のある部材となる弁本体をアルミニウム合金と
したので、弁の軽量化が達成される。さらには、異種金
属の接触を避けるため、シールパッキンを用いたので、
電食による腐蝕環境の形成を阻止し、耐腐蝕性を向上す
ることができる。なお、図1においては、膨張弁として
均圧口を設ける場合を示したが、本発明は均圧口を設け
ない膨張弁に適用できるのは勿論である。
【0016】図2は本実施の他の形態の膨張弁の中央縦
断面図であり、図4に示した従来の膨張弁に本発明を適
用した場合の実施の形態を示す。図において、弁の主要
構成部材である弁本体211は、アルミ合金材で構成さ
れており、他の主要構成部材であるパワーエレメント部
45、ダイアフラム変位規制部材(ストッパ部材)5
1、作動棒53、弁体37、弁体受け部39、弁部材3
5及びバイアスばね43等は図4に示す従来の膨張弁と
同一であり、図4と同一符号は同一又は均等部分を示
す。なお、図1の実施の形態の膨張弁においては、弁本
体211の上部内部側にパワーエレメント部45を取付
けて装置する際、弁本体211を構成するアルミ合金材
とパワーエレメント45を構成するステンレス鋼との異
種金属との接触を避けるため、シールパッキン212を
用いて固着している。
断面図であり、図4に示した従来の膨張弁に本発明を適
用した場合の実施の形態を示す。図において、弁の主要
構成部材である弁本体211は、アルミ合金材で構成さ
れており、他の主要構成部材であるパワーエレメント部
45、ダイアフラム変位規制部材(ストッパ部材)5
1、作動棒53、弁体37、弁体受け部39、弁部材3
5及びバイアスばね43等は図4に示す従来の膨張弁と
同一であり、図4と同一符号は同一又は均等部分を示
す。なお、図1の実施の形態の膨張弁においては、弁本
体211の上部内部側にパワーエレメント部45を取付
けて装置する際、弁本体211を構成するアルミ合金材
とパワーエレメント45を構成するステンレス鋼との異
種金属との接触を避けるため、シールパッキン212を
用いて固着している。
【0017】かかる図2に示す膨張弁においては、図4
の従来の膨張弁とは用いる金属材が異なるのであり、そ
の作用は同じである。但し、図2の膨張弁においては感
温筒を省略して示している。また、図2の膨張弁におい
ては、均圧口を弁本体に設けない場合の実施の形態を示
したが、本発明は弁本体211に第2の圧力空間52に
連通する均圧口を形成してもよいのは勿論である。かく
の如く構成された本発明の膨張弁は、弁本体にアルミ合
金材を用いているので、弁の基本構成部材が軽量化され
ていることとなり、膨張弁の重量軽減に資することがで
きる。さらに、軽量化に際して、異種金属同志の接触を
回避し、電食環境の生成が阻止される。
の従来の膨張弁とは用いる金属材が異なるのであり、そ
の作用は同じである。但し、図2の膨張弁においては感
温筒を省略して示している。また、図2の膨張弁におい
ては、均圧口を弁本体に設けない場合の実施の形態を示
したが、本発明は弁本体211に第2の圧力空間52に
連通する均圧口を形成してもよいのは勿論である。かく
の如く構成された本発明の膨張弁は、弁本体にアルミ合
金材を用いているので、弁の基本構成部材が軽量化され
ていることとなり、膨張弁の重量軽減に資することがで
きる。さらに、軽量化に際して、異種金属同志の接触を
回避し、電食環境の生成が阻止される。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明による温度膨張弁は重量軽減が達成され、さらに腐蝕
環境の発生を阻止して、耐腐蝕性を向上することができ
る。
明による温度膨張弁は重量軽減が達成され、さらに腐蝕
環境の発生を阻止して、耐腐蝕性を向上することができ
る。
【図1】本発明の一実施の形態の温度膨張弁の中央縦断
面図。
面図。
【図2】本発明の他の実施の形態の温度膨張弁の中央縦
断面図。
断面図。
【図3】従来の温度膨張弁の中央縦断面図。
【図4】従来の温度膨張弁の中央縦断面図。
10 温度膨張弁 106 高圧冷媒の入口 109 低圧冷媒の出口 110 作動棒 120 パワーエレメント 121 弁本体
Claims (3)
- 【請求項1】 冷媒の流れる第1の流路及びこれとオリ
フィスを介して連通する第2の流路を有する弁本体と、 上記オリフィスを流れる冷媒流量を調整する弁体と、上
記弁体の変位を調整するバイアスバネと、温度を圧力に
より変換する感温手段からの圧力により変位するダイア
フラムを有するパワーエレメントと、 上記ダイアフラムにその一端が接し、その他端にて上記
弁体を変位させる作動棒とからなり、上記弁本体にアル
ミニウム合金材を用いて構成したことを特徴とする温度
膨張弁。 - 【請求項2】 冷媒の流れる第1の流路及びこれとオリ
フィスを介して連通する第2の流路を有するアルミ合金
材からなる弁本体と、 上記弁体の変位を調整するバイアスバネと、温度を圧力
により変換する感温手段からの圧力により変位するダイ
アフラムを有するステンレス材からなるパワーエレメン
トと、 上記ダイアフラムにその一端が接し、その他端にて上記
弁体を変位させる作動棒とからなり、上記弁本体に上記
パワーエレメントをシール材を介して装着したことを特
徴とする温度膨張弁。 - 【請求項3】 冷媒の流れる第1の流路及びこれとオリ
フィスを介して連通する第2の流路を有するアルミ合金
材で構成した弁本体と、 上記オリフィスを流れる冷媒流量を調整する弁体と、上
記弁体の変位を調整するバイアスバネと、温度を圧力に
より変換する感温手段と、この感温手段からの圧力が導
管により伝達されるステンレス鋼からなるパワーエレメ
ントと、上記パワーエレメント内に具備されて上記圧力
により変位するダイアフラムと、このダイアフラムにそ
の一端が接し、その他端にて上記弁体を変位させる作動
棒とからなり、上記弁本体にパワーエレメントがシール
材を介して固着されたことを特徴とする温度膨張弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7338974A JPH09178006A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 温度膨張弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7338974A JPH09178006A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 温度膨張弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09178006A true JPH09178006A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18323090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7338974A Pending JPH09178006A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 温度膨張弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09178006A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3770536A4 (en) * | 2018-03-20 | 2021-12-01 | Fujikoki Corporation | POWER ELEMENT AND EXPANSION VALVE WITH IT |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP7338974A patent/JPH09178006A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3770536A4 (en) * | 2018-03-20 | 2021-12-01 | Fujikoki Corporation | POWER ELEMENT AND EXPANSION VALVE WITH IT |
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