JPH09178703A - 塩基配列決定装置 - Google Patents

塩基配列決定装置

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JPH09178703A
JPH09178703A JP7339573A JP33957395A JPH09178703A JP H09178703 A JPH09178703 A JP H09178703A JP 7339573 A JP7339573 A JP 7339573A JP 33957395 A JP33957395 A JP 33957395A JP H09178703 A JPH09178703 A JP H09178703A
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JP
Japan
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migration
nucleic acid
acid fragment
electrophoretic
band
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Pending
Application number
JP7339573A
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English (en)
Inventor
Naoki Morita
直樹 森田
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 核酸断片を常に等間隔で泳動させる塩基配列
決定装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 サンガー法により処理された蛍光標識核
酸断片をサンプル投入スロット5に投入し、泳動電圧を
印加して泳動方向7に泳動させ、アルゴンレーザ18か
らの励起光が集光レンズ9とミラー10によって照射す
る。励起光ビームが当たった泳動バンド6から発せられ
た蛍光を対物レンズ11で集め、干渉フィルタ12、集
光レンズ13から光ファイバ束14を経て光電子増倍管
15で検出し、順次泳動バンド6の間隔を決定する。決
定した泳動バンドの間隔応じて、マイクロコンピュータ
18により泳動電源4から出力される例えば泳動電圧を
変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核酸断片試料を電
気泳動ゲルに泳動させて分離する塩基配列決定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】核酸の塩基配列を決定するため、従来よ
りサンガー法で得られた数から約千塩基に及ぶ核酸断片
をポリアクリルアミドゲルなどの電気泳動ゲルに置き、
ゲル両端に高電圧を印加して泳動させることが行われて
いる。泳動中の各核酸断片の移動度は、その塩基鎖長が
短い程大きく(即ち泳動速度が速い)、塩基鎖長が長い
程小さくなる。塩基配列の決定を行うには、これらに鑑
み、1塩基の長さの違いがその移動度の違いに反映され
る泳動条件を採用する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
塩基配列決定装置では、1塩基の長さの違いがその移動
度の違いに反映される泳動条件であるが、その泳動条件
は一定電圧、一定電流もしくは一定電力に固定されてあ
る。従って、これでは塩基鎖長の短い核酸断片では泳動
速度が速いので短い間隔で1塩基長さの違う核酸断片が
泳動してき、1塩基違いによる移動度の差が小さくな
り、逆に長い塩基鎖長(700塩基以上)では、泳動速
度が遅いので長い間隔で1塩基長さの違う核酸断片が泳
動してき、1塩基違いによる移動度の差が大きくなる。
すなわち、核酸断片の塩基鎖長の長短により、泳動間隔
が異なってくることになる(塩基鎖長の短い核酸断片間
は間隔が狭く、塩基鎖長の長い核酸断片間は間隔が長
い)。
【0004】塩基配列の決定は、泳動してくる核酸断片
の順序に基づいているため、前記のように塩基鎖長の長
さにより泳動してくる核酸断片の間隔が異なっていたの
では、複数レーンで同時に泳動を行えば、核酸断片の順
序を読み誤ることがあった。そこで、本発明は、核酸断
片を常に等間隔で泳動させる新規な塩基配列決定装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、電気泳動ゲルの一端に核酸断片試料を置
き、所望の泳動条件で核酸断片試料を前記ゲル中に泳動
させて分離する塩基配列決定装置において、泳動中の核
酸断片試料の間隔を測定する測定部と、該測定部の測定
結果に基づき泳動条件を可変させる可変部とを備えたこ
とを特徴とする。ここで、電気泳動ゲルは、従来より公
知のポリアクリルアミドゲル、アガロースゲル、ロング
レンジャーゲルを用いることができ、ゲルの一端にコー
ムを差し込みサンプルスロットを形成する。
【0006】核酸断片試料は、サンガー法により末端に
アデニン(A)、グアニン(G)、チミン(T)、シト
シン(C)のそれぞれがくるように処理されており、そ
の末端は標識物質により標識される。標識物質として
は、フルオレセインイソチオシアネート(FITC)、
テトラメチルローダミンイソチオシアネート(TRIT
C)などの蛍光物質、32Pなどの放射線物質などを用い
ることができるが、これらに限定されない。
【0007】泳動条件とは、核酸断片試料をゲル中で泳
動させるためのあらゆる条件をいい、一般には泳動電
圧、電流、電力値を指す。泳動されてくる核酸断片試料
は、検出器で検出され、その検出される核酸断片試料の
末端塩基の種類により塩基配列が決定される。検出器は
前記標識物質の種類により異なり、標識物質として蛍光
物質を用いる場合は蛍光検出器、放射線物質を用いる場
合はオートラジオグラフィーが使用される。
【0008】泳動中の核酸断片試料の間隔を測定する測
定部は、前記の検出器と併用することが好ましいが、別
途同様のものを配置してもよい。測定部の出力により1
塩基長さの異なる核酸断片試料がどのような間隔で泳動
してくるかモニターができる。泳動条件可変部は、測定
部からの出力に応じて、1塩基長さの異なる核酸断片試
料が等間隔で泳動するように泳動電圧等を変化させるも
ので、例えば電圧コントローラなどを用いることができ
る。可変部の作動はコンピュータにより自動的に行われ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の塩基配列決定装置の一実
施例を表すもので、1はスラブ状泳動ゲルであり、一対
の透明ガラス基板の間にポリアクリルアミドゲルが充填
されている。泳動ゲル1の両端は電極槽2、3に浸さ
れ、電極槽2、3には電解液が収容されている。また、
電極槽2、3の電解液には一対の電極(図示せず)が入
っており、電極間には泳動電源4によって泳動電圧が印
加される。
【0010】泳動ゲル1の一端には試料を注入するため
のサンプル投入スロット5が設けられており、サンプル
投入スロット5の各々の所定の場所には末端塩基別の核
酸断片試料が投入される。核酸断片試料は蛍光物質であ
るFITCにより既知の方法で標識化され、サンガー法
により末端にA,G,T,Cのそれぞれがくるように処
理された4種類の核酸断片である。FITCは488n
mの波長のアルゴンレーザーで励起され、520nmの
波長の蛍光を発する。
【0011】泳動電源4が印加されると、試料は泳動バ
ンド6となって泳動方向7に時間とともに泳動ゲル1中
を泳動して分離されていき、測定部に達する。測定部に
は488nmのレーザー光を発するアルゴンレーザ18
からの励起光を集光レンズ9とミラー10によって照射
する励起系と、その励起光ビームが当たった所に泳動バ
ンド6があればその泳動バンド6の蛍光物質から発せら
れた蛍光を対物レンズ11で集め、520nmの干渉フ
ィルタ12、集光レンズ13から光ファイバ束14を経
て光電子増倍管15で検出する検出系とが設けられてい
る。
【0012】集光レンズ9、ミラー10、対物レンズ1
1、干渉フィルタ12、集光レンズ13、光ファイバ束
14を含む励起・検出系には、励起光ビーム照射位置が
泳動方向6と直光する方向(走査方向19)の測定ライ
ン上を一定時間ごとに走査するように機械的に移動する
走査ステージ16が備えられている。
【0013】光電子増倍管15の検出信号(蛍光信号)
は増幅器及びA/D変換器17を経てデータ処理装置で
ある信号処理マイクロコンピュータ18に取り込まれ
る。蛍光は泳動バンド6が励起系の励起箇所に来たとき
のみ発せられるので、検出信号を取り込むことにより泳
動バンド間隔がわかる。
【0014】泳動電源4から出力される泳動電圧又は泳
動電力はマイクロコンピュータ18に取り込まれた泳動
バンド間隔のデータに応じて変化するようにマイクロコ
ンピュータ18により制御される。
【0015】以上の構成により、本発明の動作は次のよ
うに行われる。サンガー法により処理された蛍光標識核
酸断片をサンプル投入スロット5に投入し、泳動電圧を
印加して泳動方向7に泳動させる。測定部に達した泳動
バンド6には、アルゴンレーザ18からの励起光が集光
レンズ9とミラー10によって照射される。励起光ビー
ムが当たった泳動バンド6から発せられた蛍光を対物レ
ンズ11で集め、520nmの干渉フィルタ12、集光
レンズ13から光ファイバ束14を経て光電子増倍管1
5で検出する。光電子増倍管15の検出信号を増幅器及
びA/D変換器17を経てマイクロコンピュータ18に
取り込み、順次泳動バンド6の間隔を決定する。
【0016】一般に最初の核酸断片は、塩基鎖長が短い
ので、泳動速度が速くなり泳動バンドの間隔が短くなる
が、徐々に泳動バンドの間隔が長くなる。従って、泳動
バンド間隔を等しくするため、マイクロコンピュータ1
8により泳動電源4から出力される泳動電圧を徐々に上
げていく。なお、泳動バンド間隔を等しくするためには
泳動電圧ではなく、泳動電流、電力のいずれかを制御し
てもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、核酸断片の泳動中に泳
動条件を変化させることにより、泳動バンド間隔を等し
くすることができる。そのため、複数レーンで同時に泳
動を行っても、核酸断片の順序を読み誤ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塩基配列決定装置の一実施例図
【符号の説明】
1:泳動ゲル 4:泳動電源 8:アルゴンレーザ 15:光電子増倍管 18:マイクロコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気泳動ゲルの一端に核酸断片試料を置
    き、所望の泳動条件で核酸断片試料を前記ゲル中に泳動
    させて分離する塩基配列決定装置において、泳動中の核
    酸断片試料の間隔を測定する測定部と、該測定部の測定
    結果に基づき泳動条件を可変させる可変部とを備えた塩
    基配列決定装置。
JP7339573A 1995-12-26 1995-12-26 塩基配列決定装置 Pending JPH09178703A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003505693A (ja) * 1999-07-26 2003-02-12 ピーイー コーポレイション (エヌワイ) 電場の確立に付随したピークの広幅化を少なくする方法および装置

Cited By (3)

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JP2003505693A (ja) * 1999-07-26 2003-02-12 ピーイー コーポレイション (エヌワイ) 電場の確立に付随したピークの広幅化を少なくする方法および装置
JP2011141297A (ja) * 1999-07-26 2011-07-21 Applied Biosystems Llc 電場の確立に付随したピークの広幅化を少なくする方法および装置
JP2011174951A (ja) * 1999-07-26 2011-09-08 Applied Biosystems Llc 電場の確立に付随したピークの広幅化を少なくする方法および装置

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