JPH09179435A - 画像形成装置及び定着装置 - Google Patents

画像形成装置及び定着装置

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JPH09179435A
JPH09179435A JP7335090A JP33509095A JPH09179435A JP H09179435 A JPH09179435 A JP H09179435A JP 7335090 A JP7335090 A JP 7335090A JP 33509095 A JP33509095 A JP 33509095A JP H09179435 A JPH09179435 A JP H09179435A
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JP
Japan
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pressure
fixing
heating member
paper
fixing device
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JP7335090A
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Inventor
Junji Nakai
順二 中井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、定着不良や被定着材搬送不良が発
生しフォーミング時間がかかり除湿装置や加湿装置を用
いるという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、熱源12を有し回転する加
熱部材11と、この加熱部材に圧接して摺動する加圧部
材13と、この加圧部材を加熱部材に圧接させる圧接手
段14〜18とを有する定着装置を具備する画像形成装
置において、定着装置に通される被定着材をカウントす
るカウント手段と、このカウント手段のカウント値に応
じて加圧部材の加熱部材に対する加圧力を減圧させる加
圧力減圧手段とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像形成装置及び定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画
像形成装置においては、給紙手段から給紙された被定着
材に画像形成部でトナー像を担持させ、この被定着材の
担持したトナー像を定着装置により被定着材に定着させ
ている。定着装置は、ハロゲンヒータや赤外線ヒータな
どの熱源を有し回転する定着ローラからなる加熱部材
と、この加熱部材に圧接して摺動する加圧ローラからな
る加圧部材と、この加圧部材を加熱部材に圧接させる圧
接手段とを有し、加熱部材と圧接部材との圧接部に未定
着トナー像を担持した被定着材を通して未定着トナー像
を被定着材に定着させるものがある。給紙部は、給紙ト
レイなどから所定サイズの転写紙からなる被定着材を給
紙するものや、給紙トレイなどからロール紙を給紙して
所定のサイズにカットして被定着材として使用するもの
などがある。また、給紙トレイからロール紙としてトレ
ーシングペーパーを給紙する場合に除湿装置や加湿装置
を設けてこれらを給紙トレイ内の湿度が一定に保たれる
ように制御する方式がある。
【0003】定着装置では、定着ローラ及び加圧ローラ
は、その圧接部を通過する被定着材によって熱が持ち去
られるので、軸方向の被定着材が通過した所と、その外
側部分とでは、表面温度に差が生ずる。これは被定着材
の連続通過枚数が多くなればなる程大きくなり、特に小
サイズの被定着材が通過したときにその温度差が大きく
なる。
【0004】このように定着ローラ及び加圧ローラの軸
方向において温度差が生ずると、定着ローラ及び加圧ロ
ーラは、その温度変化による熱膨張により軸方向につい
て径に差が生じ、定着ローラ及び加圧ローラの圧接部
(ニップ部)の軸方向分布が不良になり、定着不良を起
こしたり被定着材の搬送不良による定着皺や画像こすれ
が発生したりする。これらを防止する方式としては以下
のような緒方式が公知になっている。
【0005】先ず、定着ローラ、加圧ローラ及び圧接手
段を有する定着装置において、定着ローラである加熱ロ
ーラにヒートパイプを内蔵させる方式がある。この方
式は、内部に熱伝導率の高い液体を入れた密閉管であ
るヒートパイプを加熱ローラの軸方向に沿って配置し、
加熱ローラの軸方向の熱伝導性を向上させて温度ムラの
発生を防止する方式である。
【0006】次に、定着ローラ、加圧ローラ及び圧接手
段を有する定着装置において、定着ローラである加熱ロ
ーラの内部の熱源を、使用する被定着材のサイズ毎に分
割し、被定着材の通過しない部分の温度が上昇しないよ
うに熱源を制御することにより、加熱ローラの温度ムラ
を防止する方式がある。
【0007】また、定着ローラ、加圧ローラ及び圧接手
段を有する定着装置において、冷却手段若しくは冷却フ
ァンを設けることにより、熱源を有する定着ローラにお
いて被定着材が通らない部分を冷却する方式が実開昭
58−105561号公報及び特開昭61−11774
号公報に記載されている。
【0008】更に、定着ローラ、加圧ローラ及び圧接手
段を有する定着装置において、小サイズの用紙が定着ロ
ーラ及び加圧ローラの圧接部を通過する通紙時に定着ロ
ーラ若しくは加圧ローラの周面のうち用紙が通らない非
通紙部に対応して熱伝導率の高い放熱部材を接触させて
配置して放熱させる方式が特開昭61−90178号
公報に記載されている。
【0009】また、特開昭57−79977号公報に
は、定着ローラの周面温度の低下に応動して定着ローラ
の回転速度を低下させると共に、定着ローラと加圧ロー
ラとの間に与える圧力を増大させるようにした定着装置
が記載されている。特開昭59−95577号公報に
は、互いに平行に設けられた加熱用ローラと加圧用ロー
ラとから成る一対の定着ローラと、その一方のローラを
他方のローラに対して押圧付勢することにより両ローラ
間に定着に適した加圧力を発生させる第1付勢機構と、
前記一対のローラ間に転写済み用紙が押入される以前に
一方のローラを他方のローラに対して更に押圧付勢する
ことにより両ローラ間に前記定常圧よりも高い過剰圧を
発生させ、かつ、前記一対の定着ローラ間を転写済み用
紙が通過するときには前記更なる押圧付勢を解除するこ
とにより両ローラ間の加圧力を前記過剰圧から定常圧に
復帰させるように自動切替可能な第2付勢機構とから成
ることを特徴とする静電写真複写機における定着装置が
記載されている。
【0010】また、定着ローラ、加圧ローラ及び圧接手
段を有する定着装置において、被定着材を定着ローラお
よび加圧ローラにより搬送するときに被定着材の皺が発
生しないように定着ローラは中央部の直径が最小となっ
て中央部から両端に向かって順次に直径が大きくなる鼓
状に形成したものが提案されている。このように定着ロ
ーラを鼓状に形成したのは、定着ローラの両端部の線速
度を定着ローラの中央部の線速度より速くすることによ
り、被定着材に押し広げようとする力を作用させて所謂
鼓効果によって被定着材の皺の発生を防止するためであ
る。
【0011】また、定着ローラ、加圧ローラ及び圧接手
段を有する定着装置では、定着ローラの方は熱源を有す
るが、加圧ローラの方は熱源が無いので、定着立ち上が
り直後には定着ローラの方は最適温度に達しているが、
加圧ローラの方はまだ温度が低い状態であり、この時の
定着性が良くない。そこで、定着立ち上がり直後に定着
ローラと加圧ローラとを駆動手段により回転させて加圧
ローラの温度を上昇させて定着性が良好な状態にフォー
ミングしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記方式では、定着
ローラである加熱ローラにヒートパイプを内蔵させるの
で、加圧ローラ側の温度ムラを防止することができな
い。上記方式では、定着ローラである加熱ローラの内
部の熱源を、使用する被定着材のサイズ毎に分割し、被
定着材の通過しない部分の温度が上昇しないように熱源
を制御することにより、加熱ローラの温度ムラを防止す
るので、加圧ローラの温度ムラの発生を防止することは
できず、加圧ローラの中央部と端部との間の温度差によ
る熱膨張差により、定着不良や被定着材の搬送不良が発
生する。
【0013】上記方式では、冷却手段若しくは冷却フ
ァンを設けることにより、熱源を有する定着ローラにお
いて被定着材が通らない部分を冷却するので、加圧ロー
ラを冷却しないことにより、加圧ローラの温度ムラの発
生を防止することはできず、加圧ローラの中央部と端部
との間の温度差による熱膨張差により、定着不良や被定
着材の搬送不良が発生する。そして、どのモードでも定
着ローラにおいて被定着材が通らない部分を一様に冷却
するので、被定着材上のトナー像や被定着材の種類によ
って被定着材の持ち去る熱量に差が生じた時に定着ロー
ラの冷却に過不足が生ずるという不具合がある。
【0014】さらに、上記方式では、小サイズの用紙
が定着ローラ及び加圧ローラの圧接部を通過する通紙時
に定着ローラ若しくは加圧ローラの周面のうち用紙が通
らない非通紙部に対応して熱伝導率の高い放熱部材を接
触させて配置して放熱させるので、定着ローラ若しくは
加圧ローラの非通紙部を一様に冷却することにより、定
着ローラ若しくは加圧ローラの冷却に過不足が生ずると
いう不具合がある。
【0015】また、上述した定着ローラを鼓状に形成し
た定着装置では、鼓効果が出過ぎて定着ローラの中央部
と両端部との線速度の差が大きくなり過ぎると、特に被
定着材が幅の広いものである場合には、図12に示すよ
うに定着ローラ1と加圧ローラ2との圧接部の手前で被
定着材3が膨らみ、この膨らみ部5が定着ローラ1の表
面に接触して被定着材3上の画像(トナー像)のこすれ
や画像チリが発生し、また、この膨らみ部5が定着ロー
ラ1と加圧ローラ2との圧接部で圧接されて肋骨状の皺
4が発生する。
【0016】また、上記定着装置では、定着立ち上がり
直後に定着ローラと加圧ローラとを駆動手段により回転
させて加圧ローラの温度を上昇させて定着性が良好な状
態にフォーミングしているが、このフォーミングが終了
するまでに時間がかかるという問題がある。
【0017】上記定着装置では、ロール紙をカットして
被定着材として使用する場合には、ロール紙がその特性
上巻き癖が生じてしまうので、被定着材は、ロール紙の
外径が大きい部分からカットされてものである場合(使
い始めのロール紙等の場合)には比較的フラットな状態
で搬送されて定着装置に進入するが、ロール紙の巻芯近
くの外径が小さいからカットしたものである場合には巻
き癖が強く、先端部のカールが強くなった状態で定着装
置に搬送されてくる。
【0018】この場合に問題となるのが、ロール紙のカ
ールが強い巻芯近くの部分からカットした被定着材に定
着皺(定着装置による皺)が発生し易いことである。つ
まり、被定着材のカールが強いと、被定着材は定着ロー
ラと加圧ローラとのニップ部に進入するまでガイド板等
の搬送抵抗により中央部より両サイドが遅れて定着ロー
ラと加圧ローラとのニップ部に進入するので、被定着材
が皺になり易い。
【0019】そこで、定着装置は、被定着材の皺をのば
すように定着ローラを鼓状に形成して被定着材両サイド
の線速を被定着材中央部の線速より大きくしているもの
がある。しかし、この定着装置では、ロール紙の巻芯近
くの部分からカットした被定着材に対して皺に余裕があ
るように定着ローラの鼓形状等を設定すると、逆に被定
着材がロール紙の外径が大きい部分からカットしたもの
である場合に比較的フラットな状態で定着装置に搬送さ
れてきた被定着材に対して鼓効果が大きくなり過ぎて図
12に示すように定着ローラ1と加圧ローラ2との圧接
部の手前で被定着材3が大きく膨らみ、この膨らみ部5
が定着ローラ1の表面に接触して被定着材3上の画像
(トナー像)のぶれやチリが発生する。
【0020】また、ロール紙としてトレーシングペーパ
ーを使用して給紙トレイ内で放置すると、その環境によ
り被定着材に伸縮が発生する。特にパルプ繊維を細かく
砕いて凝縮して作ったナチュラルトレーシングペーパー
は、そのセルロース繊維の特性上、湿度が高いと空気中
の水分子がセルロース繊維に付いて繊維が脹らみ、湿度
に応じて伸びる。また、ナチュラルトレーシングペーパ
ーは、湿度が低いと、逆にセルロース繊維に付いていた
水分子が空気中に移行して繊維が収縮し、湿度に応じて
縮む。
【0021】このように被定着材に伸縮が発生すると、
被定着材の先端が波打ち、定着装置で皺が発生する。そ
こで、給紙トレイからトレーシングペーパーを給紙する
場合には除湿装置や加湿装置を設けてこれらを給紙トレ
イ内の湿度が一定に保たれるように制御する方式があ
る。しかし、この方式では、機械を使用していない時に
も除湿装置や加湿装置を制御する必要があり、省エネル
ギーを計ることができない。
【0022】本発明は、鼓効果を最適な状態に保つこと
ができて画像品質及び搬送品質を向上させることがで
き、短時間でフォーミングを終了させることができ、さ
らにロール紙を使用する場合に画像品質及び搬送品質を
向上させることができて除湿装置や加湿装置を用いる必
要が無い画像形成装置及び定着装置を提供することを目
的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、熱源を有し回転する加熱部
材と、この加熱部材に圧接して摺動する加圧部材と、こ
の加圧部材を前記加熱部材に圧接させる圧接手段とを有
し、前記加熱部材と前記圧接部材との圧接部に未定着ト
ナー像を担持した被定着材を通して未定着トナー像を被
定着材に定着させる定着装置を具備する画像形成装置に
おいて、前記定着装置に通される被定着材をカウントす
るカウント手段と、このカウント手段のカウント値に応
じて前記加圧部材の前記加熱部材に対する加圧力を減圧
させる加圧力減圧手段とを備えたものであり、被定着材
が加熱部材と圧接部材との圧接部に連続的に通される時
には、加熱部材と圧接部材との圧接部における被定着材
が通らない部分の温度上昇により鼓効果が増大しても圧
接手段の加圧力の減圧により鼓効果が緩和され、鼓効果
が有り過ぎる場合の画像こすれや画像チリの発生が防止
されて画像品質及び搬送品質が向上する。
【0024】請求項2記載の発明は、熱源を有し回転す
る加熱部材と、この加熱部材に圧接して摺動する加圧部
材と、この加圧部材を前記加熱部材に圧接させる圧接手
段とを有し、前記加熱部材と前記加圧部材との圧接部に
未定着トナー像を担持した被定着材を通して未定着トナ
ー像を被定着材に定着させる定着装置を具備する画像形
成装置において、前記被定着材のサイズ及び/又は種類
を認識する被定着材サイズ/種類認識手段と、前記定着
装置に通される被定着材をカウントするカウント手段
と、このカウント手段のカウント値に応じて前記加圧部
材の前記加熱部材に対する加圧力を所定の減圧量減圧さ
せ、前記加圧部材の前記加熱部材に対する加圧力と、前
記所定の減圧量と、前記加圧部材の前記加熱部材に対す
る加圧力を減圧させるまでの前記定着装置を通る前記被
定着材の数との少なくとも1つを前記被定着材サイズ/
種類認識手段で認識した前記被定着材のサイズ及び/又
は種類により可変する可変手段とを備えたものであり、
被定着材のサイズ及び/又は種類が変わってもそれに対
応して加圧部材の加熱部材に対する加圧力と、前記所定
の減圧量と、加圧部材の加熱部材に対する加圧力を減圧
させるまでの定着装置を通る被定着材の数との少なくと
も1つが可変されてどんな状態になっても鼓効果が変動
することなく、搬送品質が向上する。
【0025】請求項3記載の発明は、熱源を有し回転す
る加熱部材と、この加熱部材に圧接して摺動する加圧部
材と、この加圧部材を前記加熱部材に圧接させる圧接手
段とを有し、前記加熱部材と前記加圧部材との圧接部に
未定着トナー像を担持した被定着材を通して未定着トナ
ー像を被定着材に定着させる定着装置において、前記加
熱部材と前記加圧部材との圧接部に小サイズの被定着材
を通した後に大サイズの被定着材を通す場合に前記加圧
部材の前記加熱部材に対する加圧力を減圧させる加圧力
減圧手段を備えたものであり、加熱部材と加圧部材との
圧接部に小サイズの被定着材を通した後に大サイズの被
定着材を通す場合に加圧部材の加熱部材に対する加圧力
が減圧して適切な鼓効果が得られ、画像品質及び搬送品
質が向上する。
【0026】請求項4記載の発明は、熱源を有し回転す
る加熱部材と、この加熱部材に圧接して摺動する加圧部
材と、この加圧部材を前記加熱部材に圧接させる圧接手
段とを有し、前記加熱部材と前記加圧部材との圧接部に
未定着トナー像を担持した被定着材を通して未定着トナ
ー像を被定着材に定着させる定着装置において、前記加
熱部材を回転させて前記加圧部材の温度を上昇させる時
に前記加圧部材の前記加熱部材に対する加圧力の設定を
最大加圧力の設定とする設定手段を備えたものであり、
加熱部材を回転させて加圧部材の温度を上昇させる時に
加圧部材の加圧力の設定が最大加圧力に設定となって加
熱部材と加圧部材とのニップ幅が増えて加熱部材から加
圧部材への熱の伝達量が多くなり、加圧部材の温度上昇
が速くなってフォーミングが短時間で終了する。
【0027】請求項5記載の発明は、ロール紙を給紙す
る給紙手段と、この給紙手段から給紙されたロール紙を
カットした転写紙にトナー像を担持させる画像形成手段
と、この画像形成手段からの転写紙の担持するトナー像
を熱と圧力により定着させる定着装置とを具備し、この
定着装置が、熱源を有し回転する加熱部材と、この加熱
部材に圧接して摺動する加圧部材と、この加圧部材を前
記加熱部材に圧接させる圧接手段とを有する画像形成装
置において、前記ロール紙の外径を検出するロール紙外
径検出手段と、このロール紙外径検出手段の検出した前
記ロール紙の外径に応じて前記加圧部材の前記加熱部材
に対する加圧力を可変する加圧力可変手段とを備えたも
のであり、ロール紙の巻き癖に応じて鼓効果が制御さ
れ、転写紙の皺及び画像のこすれの発生が防止され、搬
送品質が向上する。
【0028】請求項6記載の発明は、ロール紙を給紙す
る給紙手段と、この給紙手段から給紙されたロール紙を
カットした転写紙にトナー像を担持させる画像形成手段
と、この画像形成手段からの転写紙の担持するトナー像
を熱と圧力により定着させる定着装置とを具備し、この
定着装置が、熱源を有し回転する加熱部材と、この加熱
部材に圧接して摺動する加圧部材と、この加圧部材を前
記加熱部材に圧接させる圧接手段とを有する画像形成装
置において、前記給紙手段の付近の湿度を検出する湿度
検出手段と、前記給紙手段の前回の給紙終了から今回の
給紙開始までの時間を検出する待機時間検出手段と、こ
の待機時間検出手段の検出時間と前記湿度検出手段の検
出湿度との少なくとも一方により前記加圧部材の前記加
熱部材に対する加圧力を可変する加圧力可変手段とを備
えたものであり、給紙手段の前回の給紙終了から今回の
給紙開始までの時間と湿度との少なくとも一方により加
圧部材の加熱部材に対する加圧力が可変されて鼓効果が
制御され、転写紙の皺の発生が防止され、搬送品質が向
上する。
【0029】
【発明の実施の形態】図1及び図2は請求項1記載の発
明の一実施形態における定着装置を示す。この実施形態
は、複写装置からなる画像形成装置の一実施形態であ
り、給紙手段から給紙された転写紙からなる被定着材に
画像形成部でトナー像を担持させてこの被定着材の担持
したトナー像を定着装置10により被定着材に定着させ
る。給紙手段及び画像形成部は周知のものであり、画像
形成部は画像担持体上に原稿の画像に応じてトナー像を
形成して担持させた後に該画像担持体上の画像を被定着
材に転写して担持させる。
【0030】定着装置10においては、定着ローラから
なる加熱部材11は、中央部の直径が最小となって中央
部から両端に向かって順次に直径が大きくなる鼓状に形
成したものであり、図示しない駆動源によって駆動され
て図示矢印で示す反時計方向に回転する。定着ローラ1
1の内部にはハロゲンヒータ又は赤外線ヒータからなる
定着ヒータにより構成された熱源12が配置され、この
熱源12により定着ローラ11が所定の温度に加熱され
る。加圧ローラからなる加圧部材13は、芯金の外周に
耐熱性ゴムが被覆されて構成され、その軸端が上加圧レ
バー14によって支持されている。この加圧ローラ13
は定着ローラ11に圧接して摺動する。
【0031】上加圧レバー14の一端は定着装置10の
機枠に固定された軸15に回転自在に支持され、軸15
には下加圧レバー16の一端が同様に回転可能に支持さ
れている。上加圧レバー14の他端と下加圧レバー16
の他端との間には圧縮バネ17が配置されている。上加
圧レバー14の他端には調整ネジ18が螺着され、上加
圧レバー14、軸15、下加圧レバー16、圧縮バネ1
7及び調整ネジ18は加圧ローラ13を定着ローラ11
に圧接させる圧接手段を構成する。
【0032】この圧接手段は調整ネジ18を回動させて
圧縮バネ17のバネ長を調整することにより、上加圧レ
バー14の加圧ローラ13に対する加圧力を調整して加
圧ローラ13の定着ローラ11に対する圧接力を調整す
るようになっている。下加圧レバー16の下側には加圧
カム19が設けられており、この加圧カム19は円形
(もしくはほぼ楕円形)となっている。加圧カム19は
偏心位置に位置する回転軸20に一体に取り付けられ、
この回転軸20が図示しないカム軸駆動用モータからな
る駆動源により回転駆動されて加圧カム19が回転す
る。
【0033】上記画像形成部にて画像担持体からトナー
像が転写されてこれを担持した転写紙は、定着装置10
に搬送され、排紙部21により搬送されてガイド板22
により案内される。排紙部21の直後にはフォトインタ
ラプタ等の検出手段により構成される転写紙検出部23
が配置され、この転写紙検出部23は定着ローラ11及
び加圧ローラ13の手前で定着装置10に進入した転写
紙を検出する。
【0034】図3に示すように転写紙検出部23からの
転写紙検出信号は制御手段としてのマイクロコンピュー
タ(CPU)からなる制御装置24に入力され、また、
カム軸駆動回路25は加圧カム19の回転軸20を回転
させるためのカム軸駆動用モータを駆動する。このカム
軸駆動回路25は、電源26から電源電圧が印加され、
制御装置24により制御される。
【0035】制御装置24は、転写紙検出部23からの
転写紙検出信号をカウントすることで、定着装置10に
通される転写紙の枚数をカウントし、このカウント結果
によりカム軸駆動回路25を定着装置10の連続通紙時
に定着ローラ11と加圧ローラ13との圧接部における
非通紙部の温度上昇により鼓効果が増大しても定着ロー
ラ11に対する加圧ローラ13の加圧力の減圧により鼓
効果が緩和されて鼓効果が最適な状態に保たれるように
制御する。
【0036】例えば、制御装置24は、同一サイズの1
00枚の転写紙に連続して原稿画像を複写する場合に
は、転写紙検出部23からの転写紙検出信号をカウント
することで、定着装置10に通される転写紙の枚数をカ
ウントし、このカウント値が50になるまではカム軸駆
動回路25を介してカム軸駆動用モータに加圧カム19
の回転軸20を回転させて下加圧レバー16及び圧縮バ
ネ17を介して上加圧レバー14を押し上げさせること
により、図1に示すように加圧ローラ13を定着ローラ
11に大きな第1加圧力で加圧する第1加圧状態にす
る。
【0037】制御装置24は、上記カウント値が50に
達すると、カム軸駆動回路25を介してカム軸駆動用モ
ータに加圧カム19の回転軸20を図2に示す如く加圧
ローラ13の定着ローラ11に対する加圧力を第1加圧
力から第2加圧力に減圧した第2加圧状態になるように
回転させる。このため、上加圧レバー14が下降して圧
縮バネ17が伸長し、その圧縮力が小さくなって加圧ロ
ーラ13の定着ローラ11に対する加圧力が減少する。
この時、加圧ローラ13の定着ローラ11に対する加圧
力は第2加圧力とし、この状態を第2加圧状態とする。
【0038】したがって、定着装置10に通される転写
紙の枚数が51枚から100枚になるまでは定着装置1
0が第2加圧状態で転写紙上のトナー像を定着させる。
図4(a)(b)は第1加圧状態と第2加圧状態におけ
る加圧ローラ13と定着ローラ11とのニップ幅の圧力
分布を示す。図4においてψは加圧ローラ13及び定着
ローラ11の軸方向中央を示す。
【0039】このような動作により、定着ローラ11と
加圧ローラ13との圧接部における転写紙が通らない非
通紙部の温度上昇により鼓効果が増大しても加圧ローラ
13の定着ローラ11に対する加圧力の減圧によるタワ
ミによる圧力分布変化により鼓効果が緩和されて鼓効果
が有り過ぎる場合の画像こすれや画像チリの発生を防止
することができ、画像品質及び搬送品質を向上させるこ
とができる。
【0040】このように、この請求項1記載の発明の一
実施形態では、熱源12を有し回転する加熱部材として
の定着ローラ11と、この加熱部材11に圧接して摺動
する加圧部材としての加圧ローラ13と、この加圧部材
13を加熱部材11に圧接させる上加圧レバー14、軸
15、下加圧レバー16、圧縮バネ17及び調整ネジ1
8からなる圧接手段とを有し、加熱部材11と圧接部材
13との圧接部に未定着トナー像を担持した被定着材を
通して未定着トナー像を被定着材に定着させる定着装置
10を具備する画像形成装置において、定着装置10に
通される被定着材をカウントするカウント手段としての
転写紙検出部23及び制御装置24と、このカウント手
段23、24のカウント値に応じて加圧部材13の加熱
部材11に対する加圧力を減圧させる加圧力減圧手段と
しての制御装置24、カム軸駆動回路及びカム軸駆動用
モータとを備えたので、被定着材が加熱部材と圧接部材
との圧接部に連続的に通される時には、加熱部材と加圧
部材との圧接部における被定着材が通らない部分の温度
上昇により鼓効果が増大しても加圧部材の加熱部材に対
する加圧力の減圧により鼓効果が緩和されて鼓効果を定
着の状況(被定着材が加熱部材と加圧部材との圧接部に
連続的に通されるかどうか)に対応して適切な状態に保
つことができ、鼓効果が有り過ぎる場合の画像こすれや
画像チリの発生を防止することができて画像品質及び搬
送品質を向上させることができる。
【0041】次に、請求項2記載の発明の一実施形態に
ついて説明する。通常、被定着材のサイズが異なると、
幅が広い被定着材は中央部と両端部との線速度の差が一
定値以上になって鼓効果が発生するのに対して、幅が狭
い被定着材は中央部と両端部との線速度の差が出にくく
なって鼓効果が発生しにくくなるので、幅が広い被定着
材と幅が狭い被定着材とに対して加圧ローラの定着ロー
ラに対する加圧条件として同一の加圧条件を適用したの
では同一の効果を期待することができない。
【0042】また、被定着材の種類が異なると、被定着
材の表面と定着ローラの表面との摩擦係数が異なり、被
定着材のスリップ率が違うので、種類の異なる被定着材
は中央部と両端部との線速度の差が異なって同様に加圧
ローラの定着ローラに対する加圧条件として同一の加圧
条件を適用したのでは同一の効果を期待することができ
ない。
【0043】そこで、請求項2記載の発明の一実施形態
は、転写紙からなる被定着材のサイズ及び種類に応じて
被定着材のサイズ及び種類が変わってもそれに対応して
加圧ローラの定着ローラに対する加圧力と、その減圧量
と、加圧ローラの定着ローラに対する加圧力を減圧させ
るまでの定着装置を通る被定着材の数を可変してどんな
状態になっても鼓効果を変動させることなく最適な状態
に保つようにしたものである。
【0044】図5は、この実施形態の一部を示す。この
実施形態では、上記請求項1記載の発明の一実施形態に
おいて、サイズ検知手段27と紙種検知手段28が設け
られ、紙種検知手段28は転写紙からなる被定着材の種
類を検知し、例えば普通紙とトレーシングペーパーとを
判別する。制御手段としてのCPUからなる制御装置2
9は、サイズ検知手段27と紙種検知手段28からの検
知信号によってカム軸駆動回路25を制御することによ
り、第1加圧力と第2加圧力とを切り換え、かつ、第1
加圧力から第2加圧力へ切り換える時の通紙枚数を調整
する。
【0045】サイズ検知手段27としては、給紙手段が
カセットから給紙する場合に予めカセットに入っている
転写紙のサイズに対応した遮蔽板をカセットに設けてお
いてその遮蔽板を複写装置内のカセット挿入部に設けた
フォトインタラプタで読み取って転写紙のサイズ信号を
出力するものや、図6に示すようなサイズ検知手段を用
いることができる。
【0046】図6に示すサイズ検知手段は転写紙が画像
形成部から定着装置10へ搬送される搬送路に転写紙の
各サイズに応じて幅方向に配置された複数個のフォトセ
ンサからなる検知手段30−1〜30−4を有し、この
フォトセンサ30−1〜30−4は画像形成部から定着
装置10へ搬送される各種サイズの転写紙31−1〜3
1−4を検知してサイズ信号を制御装置29へ出力す
る。
【0047】このフォトセンサ30−1〜30−4の転
写紙検知状態(オン/オフ状態)と各転写紙サイズとの
関係は図7に示すようになる。また、サイズ検知手段2
7としては、予め給紙手段にて給紙トレイから給紙され
る転写紙のサイズを入力手段により制御装置29に入力
し、給紙トレイが選択されるとその給紙トレイ内の転写
紙のサイズが分かるようなシステムを使用してもよい。
【0048】紙種検知手段28としては、各給紙手段に
転写紙の紙種に応じて(転写紙が普通紙であるかトレー
シングペーパーであるかに応じて)切り換えるスイッチ
を設けて各給紙手段に転写紙をセットした時にその転写
紙の紙種に応じてそのスイッチを手動で切り換える手動
検知手段や、各給紙手段に反射型フォトセンサを設けて
各給紙手段内の転写紙の反射率によってその反射型フォ
トセンサにより各給紙手段内の転写紙の紙種を検知する
自動検知手段等を使用することができる。
【0049】図8は上記加圧カム19を駆動する駆動手
段の例を示す。この例では、加圧カム19の回転軸20
にウォームホイール32が取り付けられ、このウォーム
ホイール32がウォームホイール33と噛み合ってい
る。このウォームホイール33はカム軸駆動回路25に
より駆動されるカム軸駆動用モータ34に連結され、加
圧カム19の回転軸20はカム軸駆動用モータ34によ
りウォームホイール32、33を介して回転駆動され
る。
【0050】回転軸20の端部にはエンコーダ35が取
り付けられ、加圧ローラ13の定着ローラ11に対する
加圧力が加圧力F1〜F3となる加圧位置(回転軸20
の位置)を検知するためのセンサ36、37がエンコー
ダ35に対向して設けられている。センサ36はエンコ
ーダ35のホームポジションの切り欠きを検知してホー
ムポジション信号を発生し、センサ37はエンコーダ3
5のスリットを読み取ることでパルスを発生する。制御
装置29はセンサ36からホームポジション信号が入力
されてからセンサ37からのパルスをカウントしてその
数により回転軸20の回転位置を検知する。
【0051】この実施形態では、例えば幅297mmの
普通紙からなる転写紙が定着装置10に搬入されると、
その転写紙によりフォトセンサ30−1がオンしてフォ
トセンサ30−2〜30−4がオフとなる。制御装置2
9は、検知手段30−1〜30−4から出力されたサイ
ズ信号と、紙種検知手段28から出力された紙種信号
(普通紙検知信号)を取り込んでこれらのサイズ信号及
び紙種信号に応じて図10に示すパターンで加圧ローラ
13の定着ローラ11に対する第1加圧力をF2、第2
加圧力をF3に決定すると共に、定着装置10の第1加
圧力F2での通紙枚数をN3に決定し、これらに基づい
てカム軸駆動回路25を制御する。
【0052】すなわち、制御装置29は、転写紙検出部
23からの転写紙検出信号をカウントすることで定着装
置10の通紙枚数をカウントしてそのカウント値がN3
になるまではカム軸駆動回路25を介してカム軸駆動用
モータに加圧カム19の回転軸20を回転させて下加圧
レバー16及び圧縮バネ17を介して上加圧レバー14
を押し上げさせることにより、図9(B)に示すように
加圧ローラ13を定着ローラ11に大きな第1加圧力F
2で加圧する第1加圧状態にする。
【0053】制御装置24は、上記カウント値がN3に
達すると、カム軸駆動回路25を介してカム軸駆動用モ
ータに加圧カム19の回転軸20を図9(C)に示す如
く加圧ローラ13の定着ローラ11に対する加圧力を第
1加圧力F2から第2加圧力F3に減圧した第2加圧状
態になるように回転させる。このため、上加圧レバー1
4が下降して圧縮バネ17が伸長し、その圧縮力が小さ
くなって加圧ローラ13の定着ローラ11に対する加圧
力が第1加圧力F2から第2加圧力F3に減少する。
【0054】制御装置29は、検知手段30−1〜30
−4からのサイズ信号と紙種検知手段28からの紙種信
号により、幅420mmの普通紙からなる転写紙が定着
装置10に搬入された場合に図10に示すパターンで加
圧ローラ13の定着ローラ11に対する第1加圧力をF
2、第2加圧力をF3に決定すると共に、定着装置10
の第1加圧力F2での通紙枚数をN3に決定し、これら
に基づいてカム軸駆動回路25を同様に制御する。
【0055】また、制御装置29は、検知手段30−1
〜30−4からのサイズ信号と紙種検知手段28からの
紙種信号により、幅594mmの普通紙からなる転写紙
や幅841mmの普通紙からなる転写紙が定着装置10
に搬入された場合に図10に示すパターンで加圧ローラ
13の定着ローラ11に対する第1加圧力をF2、第2
加圧力をF3に決定すると共に、定着装置10の第1加
圧力F2での通紙枚数をN2に決定し、これらに基づい
てカム軸駆動回路25を同様に制御する。ここに、加圧
力F1〜F3及び通紙枚数N1〜N3の大きさはF1>
F2>F3、N1>N2>N3となっている。
【0056】また、制御装置29は、検知手段30−1
〜30−4からのサイズ信号と紙種検知手段28からの
紙種信号により、幅297mmのトレーシングペーパー
からなる転写紙や幅420mmのトレーシングペーパー
からなる転写紙が定着装置10に搬入された場合に図1
0に示すパターンで加圧ローラ13の定着ローラ11に
対する第1加圧力をF1、第2加圧力をF3に決定する
と共に、定着装置10の第1加圧力F1での通紙枚数を
N3に決定し、これらに基づいてカム軸駆動回路25を
同様に制御する。このときは、第1加圧状態では図9
(A)に示すように加圧ローラ13が定着ローラ11に
大きな第1加圧力F1で加圧される。
【0057】制御装置29は、検知手段30−1〜30
−4からのサイズ信号と紙種検知手段28からの紙種信
号により、幅594mmのトレーシングペーパーからな
る転写紙や幅841mmのトレーシングペーパーからな
る転写紙が定着装置10に搬入された場合に図10に示
すパターンで加圧ローラ13の定着ローラ11に対する
第1加圧力をF2、第2加圧力をF3に決定すると共
に、定着装置10の第1加圧力F1での通紙枚数をN1
に決定し、これらに基づいてカム軸駆動回路25を同様
に制御する。
【0058】このように、この請求項2記載の発明の一
実施形態では、熱源12を有し回転する加熱部材として
の定着ローラ11と、この加熱部材11に圧接して摺動
する加圧部材としての加圧ローラ13と、この加圧部材
13を加熱部材11に圧接させる上加圧レバー14、軸
15、下加圧レバー16、圧縮バネ17及び調整ネジ1
8からなる圧接手段とを有し、加熱部材11と加圧部材
13との圧接部に未定着トナー像を担持した被定着材を
通して未定着トナー像を被定着材に定着させる定着装置
10を具備する画像形成装置において、被定着材のサイ
ズ及び種類を認識する被定着材サイズ/種類認識手段と
してのサイズ検知手段27及び紙種検知手段28と、定
着装置10に通される被定着材をカウントするカウント
手段としての転写紙検出部23及び制御装置29と、こ
のカウント手段23、29のカウント値に応じて加圧部
材13の加熱部材11に対する加圧力を所定の減圧量減
圧させ、加圧部材13の加熱部材11に対する加圧力
と、前記所定の減圧量と、加圧部材13の加熱部材11
に対する加圧力を減圧させるまでの定着装置10を通る
被定着材の数を被定着材サイズ/種類認識手段27、2
8で認識した被定着材のサイズ及び種類により可変する
可変手段としての制御装置29とを備えたので、定着装
置がどんな通紙状態になっても定着装置での鼓効果を変
動させることなく搬送品質を向上させることができる。
【0059】なお、この請求項2記載の発明の一実施形
態において、被定着材サイズ/種類認識手段としてサイ
ズ検知手段27及び紙種検知手段28のいずれか一方を
用いて被定着材のサイズ及び種類のいずれか一方を認識
し、可変手段としての制御装置29がカウント手段2
3、29のカウント値に応じて加圧部材13の加熱部材
11に対する加圧力を所定の減圧量減圧させ、加圧部材
13の加熱部材11に対する加圧力と、前記所定の減圧
量と、加圧部材13の加熱部材11に対する加圧力を減
圧させるまでの定着装置10を通る被定着材の数との少
なくとも1つを被定着材サイズ/種類認識手段で認識し
た被定着材のサイズ及び種類のいずれか一方により可変
するようにしてもよい。
【0060】次に、請求項3記載の発明の一実施形態に
ついて説明する。通常、定着ローラ11は金属ローラで
形成されているために軸方向の熱拡散が良好であるが、
加圧ローラ13は5〜20mmのゴム層からなる表層を
有するために熱伝達率が悪く熱傍聴率も金属に比べて大
きい。従って、定着装置に小サイズの転写紙を連続して
通紙すると、加圧ローラの通紙部は転写紙によって熱が
奪われるが、加圧ローラの非通紙部は定着ローラによる
供給熱によって温度が膨張して熱膨張する。
【0061】この結果、加圧ローラは、非通紙部の直径
が大きくなり、定着ローラに対する加圧力が非通紙部に
集中する。このような状態で上記小サイズの転写紙より
も幅が広い転写紙を定着装置に通紙すると、転写紙の両
端部の線速度が大きくなり過ぎるので、小サイズの転写
紙とこれよりも幅が広い転写紙とで同一の加圧条件を定
着装置に適用したのでは幅が広い転写紙は鼓効果が大き
過ぎて肋骨状の皺が発生したり画像こすれや画像チリが
発生したりする。
【0062】そこで、請求項3記載の発明の一実施形態
は、小サイズの転写紙やこれよりも幅が広い転写紙に対
して肋骨状の皺の発生や画像こすれ及び画像チリの発生
を防止することができるようにしたものである。図11
はこの実施形態の動作フローを示す。この実施形態で
は、上記請求項2記載の発明の一実施形態において、複
写作業をする場合、ユーザはそれぞれの原稿に対して転
写紙のサイズ、原稿の複写枚数、転写紙の紙種を図示し
ない操作部により入力して複写条件を設定してからコピ
ースタートスイッチをオンさせて複写開始を指示する。
【0063】先ず、ユーザが第1原稿に対しては転写紙
のサイズX1、原稿の複写枚数Y1、転写紙の紙種Z1
図示しない操作部により入力して複写条件を設定した
ものとする。制御装置29は、操作部から入力された転
写紙のサイズX1、原稿の複写枚数Y1、転写紙の紙種Z
1のデータをメモリに格納し、コピースタートスイッチ
(SW)からの入力信号をチェックしてコピースタート
スイッチがオンした時に本実施形態の各部を制御して複
写動作を複写条件で実行させる。
【0064】この場合、制御装置29は、サイズX1
び紙種Z1の転写紙が収納されている給紙手段から転写
紙を給紙させ、原稿の複写を複写枚数Y1だけ行なわせ
る。制御装置29は第1原稿に対する複写動作が終了し
た時にタイマーをスタートさせて計時させ、第1原稿に
対する複写動作が終了した後に次の原稿(第2原稿)に
対する複写条件を操作部から取り込む。
【0065】ここに、ユーザが第2原稿に対しては転写
紙のサイズX2、原稿の複写枚数Y2、転写紙の紙種Z2
を操作部から入力して複写条件を設定したものとす
る。制御装置29は、操作部から入力された転写紙のサ
イズX2、原稿の複写枚数Y2、転写紙の紙種Z2のデー
タをメモリに格納し、コピースタートスイッチ(SW)
からの入力信号をチェックしてコピースタートスイッチ
がオンした時に上記タイマーの計時した時間T1が所定
の時間T0以上であるか否かを判断する。
【0066】制御装置29は、T1がT0以上であれば本
実施形態の各部を制御して複写動作を複写条件で実行
させ、第2原稿に対する複写動作が終了した時にタイマ
ーをスタートさせて計時させる。この場合、制御装置2
9は、サイズX2及び紙種Z2の転写紙が収納されている
給紙手段から転写紙を給紙させ、原稿の複写を複写枚数
2だけ行なわせる。
【0067】また、制御装置29は、T1がT0以上でな
ければ今回使用する転写紙のサイズX2が前回使用した
転写紙のサイズX1より大きいか否かを判断し、X2がX
1より大きくない場合には本実施形態の各部を制御して
複写動作を複写条件で実行させ、第2原稿に対する複
写動作が終了した時にタイマーをスタートさせて計時さ
せる。
【0068】また、制御装置29は、T1がT0以上でな
くてX2がX1より大きい場合には上述した定着装置に対
して小サイズの転写紙を通紙した後に幅が広い転写紙を
通紙した場合であると判定し、メモリに格納してあるX
1、Y1、Z1、Z2より加圧ローラ13の定着ローラ11
に対する加圧力G2を決定してカム軸駆動回路25を加
圧ローラ13の定着ローラ11に対する加圧力がG2
なるように制御する。
【0069】ここに、T0は、定着装置に対して小サイ
ズの転写紙を通紙した後に幅が広い転写紙を通紙するこ
とにより鼓効果が大き過ぎて肋骨状の皺が発生したり画
像こすれや画像チリが発生したりするという不具合が出
ない十分に長い時間、例えば120秒に設定している。
また、G2は、通常の場合、つまり、定着装置に対して
小サイズの転写紙を通紙した後に幅が広い転写紙を通紙
する場合ではない場合における加圧ローラ13の定着ロ
ーラ11に対する加圧力G1とはG1>G2なる関係があ
る。
【0070】制御装置29は、カム軸駆動回路25を加
圧ローラ13の定着ローラ11に対する加圧力がG2
なるように制御した後に、本実施形態の各部を制御して
複写動作を複写条件で実行させ、第2原稿に対する複
写動作が終了した時にタイマーをスタートさせて計時さ
せる。従って、通常の原稿複写時や前の原稿複写終了か
らT0秒経過した後に次の原稿複写を行なう時には加圧
ローラ13の定着ローラ11に対する加圧力がG1とな
り、定着装置に対して小サイズの転写紙を通紙した後に
幅が広い転写紙を通紙する場合には鼓効果が増大し過ぎ
て肋骨状の皺が発生したり画像こすれによる画像ぶれや
画像チリが発生したりするという副作用は、加圧ローラ
13の定着ローラ11に対する加圧力がG1からG2に減
圧されて鼓効果が減らされることにより無くなり、画像
品質(画像ぶれ)及び搬送品質(肋骨状の皺)が向上す
る。
【0071】このように、この請求項3記載の発明の一
実施形態では、熱源12を有し回転する加熱部材として
の定着ローラ11と、この加熱部材11に圧接して摺動
する加圧部材としての加圧ローラ13と、この加圧部材
13を加熱部材11に圧接させる上加圧レバー14、軸
15、下加圧レバー16、圧縮バネ17及び調整ネジ1
8からなる圧接手段とを有し、加熱部材11と加圧部材
13との圧接部に未定着トナー像を担持した被定着材を
通して未定着トナー像を被定着材に定着させる定着装置
10において、加熱部材11と加圧部材13との圧接部
に小サイズの被定着材を通した後に大サイズの被定着材
を通す場合に加圧部材13の加熱部材11に対する加圧
力を減圧させる加圧力減圧手段としての制御装置29を
備えたので、加熱部材と加圧部材との圧接部に小サイズ
の被定着材を通した後に大サイズの被定着材を通す場合
に鼓効果を減らして適切な鼓効果を与えることができ、
画像品質及び搬送品質を向上させることができる。
【0072】なお、上記請求項1記載の発明の一実施形
態において、請求項3記載の発明を上記請求項3記載の
発明の一実施形態と同様に実施して制御装置24が図1
1に示すような動作フローを実行するように各部を制御
するようにしてもよい。
【0073】次に、請求項4記載の発明の一実施形態に
ついて説明する。上記各実施形態では、加熱部材として
の定着ローラ11の方にはハロゲンヒータまたは赤外線
ヒータからなる定着ヒータにより構成された熱源12を
有するが、加圧部材としての加圧ローラ13の方には熱
源が無い。従って、機械の電源が投入されて定着装置が
立ち上がった直後には、定着ローラ11の方は被定着材
上の未定着トナー像の定着に最適な温度に達している
が、加圧ローラ13の方はまだ温度が低い状態であり、
この時の定着装置の定着性は良くない。
【0074】このため、定着ローラ11と加圧ローラ1
3とが回転し(定着ローラ11が駆動源による駆動で回
転することにより加圧ローラ13がフリクションで定着
ローラ11に連れ回りし)、加圧ローラ13の表面温度
が上昇して定着性が良好な状態にフォーミングする。し
かし、この時、フォーミングが終了するまでに時間がか
かるという問題がある。
【0075】上述した実施形態では、定着ローラ11に
加圧ローラ13を圧接させる上加圧レバー14、軸1
5、下加圧レバー16、圧縮バネ17及び調整ネジ18
からなる圧接手段は制御装置24、29による加圧力可
変機構の制御で加圧ローラ13を定着ローラ11に対し
て複数の加圧力で圧接させることができる。加圧力可変
機構は、カム軸駆動回路25、カム軸駆動用モータ及び
加圧カム19を有し、カム軸駆動用モータがカム軸駆動
回路25により駆動されて加圧カム19の回転軸20を
回転させることで加圧カム19の位置を変えて加圧ロー
ラ13の定着ローラ11に対する加圧力を切り換える。
【0076】そこで、請求項4記載の発明の一実施形態
は、上記請求項1記載の発明の一実施形態において、図
13に示すような動作フローを実行するようにしたもの
である。すなわち、当該複写装置の電源が投入される
と、定着ヒータからなる熱源12が定着ヒータ駆動部に
より通電されてオンし、定着ローラ11の表面温度tが
温度検知手段により測定される。
【0077】制御装置24は、その温度検知手段からの
検知信号により定着ローラ11の表面温度tが設定温度
0に達したか否かを判断し、定着ローラ11の表面温
度tが設定温度t0に達した時には定着ヒータ駆動部に
定着ヒータ12をオフさせてカム軸駆動回路25を加圧
ローラ13の定着ローラ11に対する加圧力が最大加圧
力となるように制御して設定した後に、駆動源に定着ロ
ーラ11を回転駆動させることにより加圧ローラ13を
回転させてフォーミングを開始すると共に、上記温度検
知手段からの検知信号により定着ローラ11の表面温度
tが設定温度t0になるように定着ヒータ駆動部を介し
て定着ヒータ12をオン/オフさせる。
【0078】このフォーミング時には、加圧ローラ13
の定着ローラ11に対する加圧力が最大加圧力となるこ
とにより、加圧ローラ13と定着ローラ11とのニップ
幅が増えて定着ローラ11から加圧ローラ13への熱の
伝達量が多くなり、加圧ローラ13の温度上昇が速くな
る。このため、フォーミングにかかる時間が短縮され
る。
【0079】例えば、加圧ローラ13の定着ローラ11
に対する加圧力が設定加圧力から最大加圧力となること
により、加圧ローラ13と定着ローラ11とのニップ幅
が2倍になると、定着ローラ11から加圧ローラ13へ
の熱の伝達量が2倍に増え、フォーミング時間が半分に
短縮される。このため、機械の立ち上げ時間が短縮す
る。
【0080】制御装置24は、加圧ローラ13の温度が
上昇して定着性が良好な状態にフォーミングすると、カ
ム軸駆動回路25を加圧ローラ13の定着ローラ11に
対する加圧力を最大加圧力から設定加圧力に戻るように
制御して設定し、コピー可信号を出力して原稿の複写が
可能な状態とする。
【0081】このように、請求項4記載の発明の一実施
形態では、熱源12を有し回転する加熱部材としての定
着ローラ11と、この加熱部材11に圧接して摺動する
加圧部材としての加圧ローラ13と、この加圧部材13
を加熱部材11に圧接させる上加圧レバー14、軸1
5、下加圧レバー16、圧縮バネ17及び調整ネジ18
からなる圧接手段とを有し、加熱部材11と加圧部材1
3との圧接部に未定着トナー像を担持した被定着材を通
して未定着トナー像を被定着材に定着させる定着装置に
おいて、加熱部材11を回転させて加圧部材13の温度
を上昇させる時に加圧部材13の加熱部材11に対する
加圧力の設定を最大加圧力の設定とする設定手段として
の制御装置24を備えたので、フォーミング時に加圧部
材と加熱部材とのニップ幅を増やして加熱部材から加圧
部材への熱の伝達量を多くすることができ、加圧部材の
温度上昇を速くすることができて短時間でフォーミング
を終了させることができる。
【0082】なお、請求項4記載の発明は、上記請求項
2記載の発明の一実施形態や上記請求項3記載の発明の
一実施形態に適用して図13に示すような動作フローを
実行するようにしてもよい。
【0083】次に、請求項5記載の発明の一実施形態に
ついて説明する。この実施形態では、上記請求項1記載
の発明の一実施形態において、制御装置24が転写紙検
出部23からの転写紙検出信号をカウントしてそのカウ
ント値に応じて加圧部材13の加熱部材11に対する加
圧力を減圧させるという制御を行わず、給紙手段はロー
ル紙を給紙してカットし被定着材とするものであり、ロ
ール紙の外径がロール紙外径検出手段により検出され
る。
【0084】図14は給紙手段及びロール紙外径検出手
段を示す。ロール紙38はその中心部にスプール39が
セットされてスプール39が給紙手段の図示しない側板
に軸支され、ロール紙38はスプール39を中心に回動
する。ロール紙38は、給紙コロ40により搬送され、
所定の転写紙サイズの長さ分が送出された後にカッター
41によりカットされて転写紙からなる被定着材として
画像形成部へ送られる。
【0085】このロール紙外径検出レバー42は、回転
支軸により揺動自在に設けられ、一端がスプリング43
によりロール紙38の外周に当接される。ロール紙外径
検出手段としての複数個のフォトインタラプタからなる
ロール紙外径検出素子44はロール紙外径検出レバー4
2の他端の傾きを検出してロール紙外径検出レバー42
の他端の変位量を検出することによりロール紙の外径を
検出する。
【0086】定着装置10において、定着ローラ11は
転写紙を搬送する場合に転写紙に皺が発生しないように
中央部の直径が最小となって両端側に向かって順次に直
径が大きくなる鼓状に形成されている。これは、定着ロ
ーラの両端部の線速度を定着ローラの中央部の線速度よ
り速くすることにより、転写紙に押し広げようとする力
を作用させて鼓効果によって転写紙の皺の発生を防止す
るためである。
【0087】ところで、このような鼓効果が大きくなり
過ぎて定着ローラと加圧ローラとの線速度の差が大きく
なり過ぎると、特に幅の広い転写紙のような場合には定
着ローラと加圧ローラとの圧接部の手前で転写紙が大き
く膨らみ、この膨らみ部が定着ローラの表面に接触して
転写紙上の画像(トナー像)のこすれによる画像のぶれ
や画像チリが発生する。また、その膨らみ部が定着ロー
ラと加圧ローラとの圧接部で圧接されて肋骨状の皺にな
る。
【0088】また、このような鼓効果は、定着ローラの
形状だけによって生ずるものではなく、加圧ローラの定
着ローラに対する加圧力の軸方向の分布を変えることに
よっても変えることができる。これは、図15に示すよ
うに加圧ローラ13の定着ローラ11に対する加圧力が
増大すると、加圧ローラ13と定着ローラ11に回転軸
方向のたわみが発生し、加圧ローラ13の定着ローラ1
1に対する加圧力が図16(a)に示すように軸方向に
ついて中央部で小さくて両端部で大きくなり、従って、
転写紙の加圧ローラ13及び定着ローラ11による搬送
速度は加圧ローラ13及び定着ローラ11の軸方向の両
端部で大きくなって中央部で小さくなるからである。
【0089】この請求項5記載の発明の一実施形態で
は、図17に示すように制御装置24はロール紙外径検
出素子44からの検出信号でカム軸駆動回路25を制御
することにより加圧ローラ13の定着ローラ11に対す
る加圧力の増減による鼓効果の加減を制御する。すなわ
ち、制御装置24は、ロール紙外径検出素子44からの
検出信号でロール紙38の外径が一定の外径以上である
か否かを判断し、ロール紙38の外径が一定の外径以上
であると判断した場合にはカム軸駆動回路25を定着装
置10が第2図に示すような加圧ローラ13の定着ロー
ラ11に対する加圧力が小さい第2加圧状態となるよう
に制御する。従って、定着装置10は第2加圧状態で転
写紙上のトナー像の定着を行う。
【0090】また、ロール紙38を使っていってロール
紙38の外径が一定の外径以上でなくなった場合には転
写紙の巻き癖が強くなり、転写紙の皺の発生が多くな
る。そこで、制御装置24は、ロール紙外径検出素子4
4からの検出信号によりロール紙38の外径が一定の外
径以上でなくなったと判断した場合にはカム軸駆動回路
25を定着装置10が第1図に示すような加圧ローラ1
3の定着ローラ11に対する加圧力が第2加圧状態より
大きい第1加圧状態となるように制御する。従って、定
着装置10は第1加圧状態で転写紙上のトナー像の定着
を行うことになる。図16(a)は第1加圧状態におけ
る加圧ローラ13と定着ローラ11とのニップ幅の圧力
分布を示し、図16(b)は第2加圧状態における加圧
ローラ13と定着ローラ11とのニップ幅の圧力分布を
示す。
【0091】このような加圧ローラ13の定着ローラ1
1に対する加圧力の切り換えにより、巻き癖の比較的少
ないフラットな転写紙は鼓効果の少ない第2加圧状態で
トナー像が定着される。また、ロール紙38の巻芯近く
のカールの大きな部分からカットした転写紙は、皺が発
生しやすいので、加圧ローラ13の定着ローラ11に対
する加圧力が増大した第1加圧状態でトナー像が定着さ
れ、加圧ローラ13及び定着ローラ11のたるみによる
圧力分布の変化で鼓効果が増大して皺の発生が防止され
る。
【0092】このように、請求項5記載の発明の一実施
形態は、ロール紙38を給紙する給紙コロ40などから
なる給紙手段と、この給紙手段から給紙されたロール紙
をカットした転写紙にトナー像を担持させる画像形成手
段としての画像形成部と、この画像形成手段からの転写
紙の担持するトナー像を熱と圧力により定着させる定着
装置10とを具備し、この定着装置10が、熱源12を
有し回転する加熱部材としての定着ローラ11と、この
加熱部材11に圧接して摺動する加圧部材としての加圧
ローラ13と、この加圧部材13を加熱部材11に圧接
させる上加圧レバー14、軸15、下加圧レバー16、
圧縮バネ17及び調整ネジ18からなる圧接手段とを有
する画像形成装置において、ロール紙38の外径を検出
するロール紙外径検出手段としてのロール紙外径検出素
子44と、このロール紙外径検出手段44の検出したロ
ール紙38の外径に応じて加圧部材13の加熱部材11
に対する加圧力を可変する加圧力可変手段としての制御
装置24とを備えたので、ロール紙の巻き癖に応じて鼓
効果を制御することができ、転写紙の皺及び画像のこす
れの発生を防止することができ、搬送品質を向上させる
ことができる。
【0093】次に、請求項6記載の発明の一実施形態に
ついて説明する。ロール紙をカットしたトレーシングペ
ーパー等の転写紙を給紙トレイ内に放置すると、そこの
湿度により転写紙の伸縮が発生する。通常、湿度が50
%RH〜60%RHである環境下では転写紙の伸縮は無
いが、湿度がそれより低下すると転写紙が収縮し、湿度
が60%RHより高くなると転写紙が伸びる。
【0094】ロール紙の伸縮が発生すると、ロール紙の
外周部(湿度に影響され易い部分)と内部(湿度に影響
されにくい部分)との間でその伸縮が異なってくるの
で、転写紙が搬送方向に直角な方向に波打ちが発生す
る。この波打ちが発生した転写紙が給紙されて定着装置
に進入すると、転写紙の皺の発生率が極端に大きくな
る。また、転写紙の波打ちは、湿度により異なり、か
つ、その環境下で放置されている放置時間によって異な
る。
【0095】そこで、請求項6記載の発明の一実施形態
では、上記請求項5記載の発明の一実施形態において、
その湿度と放置時間を検出してそれに対応した鼓効果を
出すように設定する。すなわち、図18に示すように湿
度検出手段45が給紙手段の付近の湿度、例えば給紙ト
レイ内の湿度を検出し、放置時間(待機時間)検出手段
46が給紙手段の前回の給紙終了から今回の給紙開始ま
での放置時間(待機時間)を内部タイマーでカウントし
て検出する。また、この実施形態では、加圧カム19を
駆動する駆動手段として前述した図8に示す駆動手段を
用いている。
【0096】図9(A)は鼓効果が最も大きくなる加圧
カム19の位置を示し、図9(B)は鼓効果が中くらい
となる加圧カム19の位置を示し、図9(C)は鼓効果
が最も小さくなる加圧カム19の位置を示す。制御装置
24は、湿度検出手段45からの湿度検出信号及び放置
時間検出手段46からの放置時間検出信号によりカム軸
駆動回路25を給紙手段の付近の湿度及び給紙手段の前
回の給紙終了から今回の給紙開始までの放置時間(待機
時間)と加圧カム19の位置との関係が図19に示す関
係となるように制御する。
【0097】図19において、Aは図9(A)の鼓効果
が最も大きくなる加圧カム19の位置を示し、Bは図9
(B)の鼓効果が中くらいとなる加圧カム19の位置を
示し、Cは図9(C)の鼓効果が最も小さくなる加圧カ
ム19の位置を示す。制御装置24は、湿度検出手段4
5からの湿度検出信号及び放置時間検出手段46からの
放置時間検出信号により、給紙手段の付近の湿度が所定
の範囲(30%RH〜60%RH)より低い場合には、
前回の給紙終了から今回の給紙開始までの放置時間(待
機時間)が設定時間(5分〜20分)以下であればカム
軸駆動回路25を加圧カム19の位置が図9(C)に示
す位置になるように制御し、前回の給紙終了から今回の
給紙開始までの放置時間(待機時間)が設定時間(5分
〜20分)であればカム軸駆動回路25を加圧カム19
の位置が図9(B)に示す位置になるように制御し、前
回の給紙終了から今回の給紙開始までの放置時間(待機
時間)が20分以上であればカム軸駆動回路25を加圧
カム19の位置が図9(A)に示す位置になるように制
御する。
【0098】また、制御装置24は、湿度検出手段45
からの湿度検出信号及び放置時間検出手段46からの放
置時間検出信号により、給紙手段の付近の湿度が30%
RH〜70%RHである場合には、前回の給紙終了から
今回の給紙開始までの放置時間(待機時間)がどのよう
な放置時間であってもカム軸駆動回路25を加圧カム1
9の位置が図9(C)に示す位置になるように制御す
る。
【0099】また、制御装置24は、湿度検出手段45
からの湿度検出信号及び放置時間検出手段46からの放
置時間検出信号により、給紙手段の付近の湿度が70%
RHより高い場合には、前回の給紙終了から今回の給紙
開始までの放置時間(待機時間)が5分以下であればカ
ム軸駆動回路25を加圧カム19の位置が図9(C)に
示す位置になるように制御し、前回の給紙終了から今回
の給紙開始までの放置時間(待機時間)が5分〜20分
であればカム軸駆動回路25を加圧カム19の位置が図
9(B)に示す位置になるように制御し、前回の給紙終
了から今回の給紙開始までの放置時間(待機時間)が2
0分以上であればカム軸駆動回路25を加圧カム19の
位置が図9(A)に示す位置になるように制御する。
【0100】このように、この請求項6記載の発明の一
実施形態は、ロール紙38を給紙する給紙コロ40など
の給紙手段と、この給紙手段から給紙されたロール紙3
8をカットした転写紙にトナー像を担持させる画像形成
手段としての画像形成部と、この画像形成手段からの転
写紙の担持するトナー像を熱と圧力により定着させる定
着装置10とを具備し、この定着装置10が、熱源12
を有し回転する加熱部材としての定着ローラと、この加
熱部材11に圧接して摺動する加圧部材としての加圧ロ
ーラ13と、この加圧部材13を加熱部材11に圧接さ
せる上加圧レバー14、軸15、下加圧レバー16、圧
縮バネ17及び調整ネジ18からなる圧接手段とを有す
る画像形成装置において、給紙手段の付近の湿度を検出
する湿度検出手段45と、給紙手段の前回の給紙終了か
ら今回の給紙開始までの時間を検出する待機時間検出手
段46と、この待機時間検出手段46の検出時間と湿度
検出手段45の検出湿度とにより加圧部材13の加熱部
材11に対する加圧力を可変する加圧力可変手段として
の制御装置24とを備えたので、給紙手段の前回の給紙
終了から今回の給紙開始までの時間と湿度とにより加圧
部材の加熱部材に対する加圧力を可変して鼓効果を制御
することができ、転写紙の皺の発生を防止することがで
き、搬送品質を向上させることができる。
【0101】なお、請求項6記載の発明の一実施形態に
おいて、制御装置24が待機時間検出手段46の検出時
間と湿度検出手段45の検出湿度とのいずれか一方によ
り加圧部材13の加熱部材11に対する加圧力を可変す
るようにしてもよい。また、請求項1〜6記載の発明
は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば加
熱部材は定着ローラ以外のものを用いてもよく、加圧部
材は加圧ローラ以外のものを用いてもよい。
【0102】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、熱源を有し回転する加熱部材と、この加熱部材に圧
接して摺動する加圧部材と、この加圧部材を前記加熱部
材に圧接させる圧接手段とを有し、前記加熱部材と前記
圧接部材との圧接部に未定着トナー像を担持した被定着
材を通して未定着トナー像を被定着材に定着させる定着
装置を具備する画像形成装置において、前記定着装置に
通される被定着材をカウントするカウント手段と、この
カウント手段のカウント値に応じて前記加圧部材の前記
加熱部材に対する加圧力を減圧させる加圧力減圧手段と
を備えたので、被定着材が加熱部材と加圧部材との圧接
部に連続的に通される時には、加熱部材と加圧部材との
圧接部における被定着材が通らない部分の温度上昇によ
り鼓効果が増大しても加圧手段の加熱部材に対する加圧
力の減圧により鼓効果が緩和されて鼓効果を適切な状態
に保つことができ、鼓効果が有り過ぎる場合の画像こす
れや画像チリの発生を防止することができて画像品質及
び搬送品質を向上させることができる。
【0103】請求項2記載の発明によれば、熱源を有し
回転する加熱部材と、この加熱部材に圧接して摺動する
加圧部材と、この加圧部材を前記加熱部材に圧接させる
圧接手段とを有し、前記加熱部材と前記加圧部材との圧
接部に未定着トナー像を担持した被定着材を通して未定
着トナー像を被定着材に定着させる定着装置を具備する
画像形成装置において、前記被定着材のサイズ及び/又
は種類を認識する被定着材サイズ/種類認識手段と、前
記定着装置に通される被定着材をカウントするカウント
手段と、このカウント手段のカウント値に応じて前記加
圧部材の前記加熱部材に対する加圧力を所定の減圧量減
圧させ、前記加圧部材の前記加熱部材に対する加圧力
と、前記所定の減圧量と、前記加圧部材の前記加熱部材
に対する加圧力を減圧させるまでの前記定着装置を通る
前記被定着材の数との少なくとも1つを前記被定着材サ
イズ/種類認識手段で認識した前記被定着材のサイズ及
び/又は種類により可変する可変手段とを備えたので、
定着装置がどんな通紙状態になっても定着装置での鼓効
果を変動させることなく搬送品質を向上させることがで
きる。
【0104】請求項3記載の発明によれば、熱源を有し
回転する加熱部材と、この加熱部材に圧接して摺動する
加圧部材と、この加圧部材を前記加熱部材に圧接させる
圧接手段とを有し、前記加熱部材と前記加圧部材との圧
接部に未定着トナー像を担持した被定着材を通して未定
着トナー像を被定着材に定着させる定着装置において、
前記加熱部材と前記加圧部材との圧接部に小サイズの被
定着材を通した後に大サイズの被定着材を通す場合に前
記加圧部材の前記加熱部材に対する加圧力を減圧させる
加圧力減圧手段を備えたので、加熱部材と加圧部材との
圧接部に小サイズの被定着材を通した後に大サイズの被
定着材を通す場合に鼓効果を減らして適切な鼓効果を与
えることができ、画像品質及び搬送品質を向上させるこ
とができる。
【0105】請求項4記載の発明によれば、熱源を有し
回転する加熱部材と、この加熱部材に圧接して摺動する
加圧部材と、この加圧部材を前記加熱部材に圧接させる
圧接手段とを有し、前記加熱部材と前記加圧部材との圧
接部に未定着トナー像を担持した被定着材を通して未定
着トナー像を被定着材に定着させる定着装置において、
前記加熱部材を回転させて前記加圧部材の温度を上昇さ
せる時に前記加圧部材の前記加熱部材に対する加圧力の
設定を最大加圧力の設定とする設定手段を備えたので、
フォーミング時に加圧部材と加熱部材とのニップ幅を増
やして加熱部材から加圧部材への熱の伝達量を多くする
ことができ、加圧部材の温度上昇を速くすることができ
て短時間でフォーミングを終了させることができる。
【0106】請求項5記載の発明によれば、ロール紙を
給紙する給紙手段と、この給紙手段から給紙されたロー
ル紙をカットした転写紙にトナー像を担持させる画像形
成手段と、この画像形成手段からの転写紙の担持するト
ナー像を熱と圧力により定着させる定着装置とを具備
し、この定着装置が、熱源を有し回転する加熱部材と、
この加熱部材に圧接して摺動する加圧部材と、この加圧
部材を前記加熱部材に圧接させる圧接手段とを有する画
像形成装置において、前記ロール紙の外径を検出するロ
ール紙外径検出手段と、このロール紙外径検出手段の検
出した前記ロール紙の外径に応じて前記加圧部材の前記
加熱部材に対する加圧力を可変する加圧力可変手段とを
備えたので、ロール紙の巻き癖に応じて鼓効果を制御す
ることができ、転写紙の皺及び画像のこすれの発生を防
止することができ、搬送品質を向上させることができ
る。
【0107】請求項6記載の発明によれば、ロール紙を
給紙する給紙手段と、この給紙手段から給紙されたロー
ル紙をカットした転写紙にトナー像を担持させる画像形
成手段と、この画像形成手段からの転写紙の担持するト
ナー像を熱と圧力により定着させる定着装置とを具備
し、この定着装置が、熱源を有し回転する加熱部材と、
この加熱部材に圧接して摺動する加圧部材と、この加圧
部材を前記加熱部材に圧接させる圧接手段とを有する画
像形成装置において、前記給紙手段の付近の湿度を検出
する湿度検出手段と、前記給紙手段の前回の給紙終了か
ら今回の給紙開始までの時間を検出する待機時間検出手
段と、この待機時間検出手段の検出時間と前記湿度検出
手段の検出湿度との少なくとも一方により前記加圧部材
の前記加熱部材に対する加圧力を可変する加圧力可変手
段とを備えたので、給紙手段の前回の給紙終了から今回
の給紙開始までの時間と湿度との少なくとも一方により
加圧部材の加熱部材に対する加圧力を可変して鼓効果を
制御することができ、転写紙の皺の発生を防止すること
ができ、搬送品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施形態における定着
装置の第1加圧状態を示す側面図である。
【図2】同定着装置の第2加圧状態を示す側面図であ
る。
【図3】上記実施形態の一部を示すブロック図である。
【図4】上記実施形態の第1加圧状態及び第2加圧状態
における定着ローラと加圧ローラとのニップ幅の圧力分
布を示す図である。
【図5】請求項2記載の発明の一実施形態の一部を示す
ブロック図である。
【図6】同実施形態のサイズ検知手段を示す概略図であ
る。
【図7】同実施形態におけるサイズ検知手段の転写紙検
知状態と各転写紙サイズとの関係を示す図である。
【図8】同実施形態の加圧カムを駆動する駆動手段を示
す斜視図である。
【図9】同実施形態の各加圧カム位置を示す正面図であ
る。
【図10】同実施形態の制御パターンを示す図である。
【図11】請求項3記載の発明の一実施形態の動作フロ
ーを示すフローチャートである。
【図12】従来の定着装置を示す斜視図である。
【図13】請求項4記載の発明の一実施形態の動作フロ
ーを示すフローチャートである。
【図14】同実施形態の給紙手段及びロール紙外径検出
手段を示す正面図である。
【図15】定着ローラ及び加圧ローラのたわみを説明す
るための図である。
【図16】同実施形態の第1加圧状態と第2加圧状態に
おける加圧ローラと定着ローラとのニップ幅の圧力分布
を示す図である。
【図17】請求項5記載の発明の一実施形態の一部を示
すブロック図である。
【図18】請求項6記載の発明の一実施形態の一部を示
すブロック図である。
【図19】同実施形態の制御パターンを示す図である。
【符号の説明】
11 定着ローラ 12 熱源 13 加圧ローラ 14 上加圧レバー 15 軸 16 下加圧レバー 17 圧縮バネ 18 調整ネジ 19 加圧カム 20 回転軸 23 転写紙検出部 24、29 制御装置 25 カム軸駆動回路 27 サイズ検知手段 28 紙種検知手段 38 ロール紙 40 給紙コロ 41 カッター 42 ロール紙外径検出レバー 43 スプリング 44 ロール紙外径検出素子 45 湿度検知手段 46 放置時間検出手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源を有し回転する加熱部材と、この加熱
    部材に圧接して摺動する加圧部材と、この加圧部材を前
    記加熱部材に圧接させる圧接手段とを有し、前記加熱部
    材と前記圧接部材との圧接部に未定着トナー像を担持し
    た被定着材を通して未定着トナー像を被定着材に定着さ
    せる定着装置を具備する画像形成装置において、前記定
    着装置に通される被定着材をカウントするカウント手段
    と、このカウント手段のカウント値に応じて前記加圧部
    材の前記加熱部材に対する加圧力を減圧させる加圧力減
    圧手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】熱源を有し回転する加熱部材と、この加熱
    部材に圧接して摺動する加圧部材と、この加圧部材を前
    記加熱部材に圧接させる圧接手段とを有し、前記加熱部
    材と前記加圧部材との圧接部に未定着トナー像を担持し
    た被定着材を通して未定着トナー像を被定着材に定着さ
    せる定着装置を具備する画像形成装置において、前記被
    定着材のサイズ及び/又は種類を認識する被定着材サイ
    ズ/種類認識手段と、前記定着装置に通される被定着材
    をカウントするカウント手段と、このカウント手段のカ
    ウント値に応じて前記加圧部材の前記加熱部材に対する
    加圧力を所定の減圧量減圧させ、前記加圧部材の前記加
    熱部材に対する加圧力と、前記所定の減圧量と、前記加
    圧部材の前記加熱部材に対する加圧力を減圧させるまで
    の前記定着装置を通る前記被定着材の数との少なくとも
    1つを前記被定着材サイズ/種類認識手段で認識した前
    記被定着材のサイズ及び/又は種類により可変する可変
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】熱源を有し回転する加熱部材と、この加熱
    部材に圧接して摺動する加圧部材と、この加圧部材を前
    記加熱部材に圧接させる圧接手段とを有し、前記加熱部
    材と前記加圧部材との圧接部に未定着トナー像を担持し
    た被定着材を通して未定着トナー像を被定着材に定着さ
    せる定着装置において、前記加熱部材と前記加圧部材と
    の圧接部に小サイズの被定着材を通した後に大サイズの
    被定着材を通す場合に前記加圧部材の前記加熱部材に対
    する加圧力を減圧させる加圧力減圧手段を備えたことを
    特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】熱源を有し回転する加熱部材と、この加熱
    部材に圧接して摺動する加圧部材と、この加圧部材を前
    記加熱部材に圧接させる圧接手段とを有し、前記加熱部
    材と前記加圧部材との圧接部に未定着トナー像を担持し
    た被定着材を通して未定着トナー像を被定着材に定着さ
    せる定着装置において、前記加熱部材を回転させて前記
    加圧部材の温度を上昇させる時に前記加圧部材の前記加
    熱部材に対する加圧力の設定を最大加圧力の設定とする
    設定手段を備えたことを特徴とする定着装置。
  5. 【請求項5】ロール紙を給紙する給紙手段と、この給紙
    手段から給紙されたロール紙をカットした転写紙にトナ
    ー像を担持させる画像形成手段と、この画像形成手段か
    らの転写紙の担持するトナー像を熱と圧力により定着さ
    せる定着装置とを具備し、この定着装置が、熱源を有し
    回転する加熱部材と、この加熱部材に圧接して摺動する
    加圧部材と、この加圧部材を前記加熱部材に圧接させる
    圧接手段とを有する画像形成装置において、前記ロール
    紙の外径を検出するロール紙外径検出手段と、このロー
    ル紙外径検出手段の検出した前記ロール紙の外径に応じ
    て前記加圧部材の前記加熱部材に対する加圧力を可変す
    る加圧力可変手段とを備えたことを特徴とする定着装
    置。
  6. 【請求項6】ロール紙を給紙する給紙手段と、この給紙
    手段から給紙されたロール紙をカットした転写紙にトナ
    ー像を担持させる画像形成手段と、この画像形成手段か
    らの転写紙の担持するトナー像を熱と圧力により定着さ
    せる定着装置とを具備し、この定着装置が、熱源を有し
    回転する加熱部材と、この加熱部材に圧接して摺動する
    加圧部材と、この加圧部材を前記加熱部材に圧接させる
    圧接手段とを有する画像形成装置において、前記給紙手
    段の付近の湿度を検出する湿度検出手段と、前記給紙手
    段の前回の給紙終了から今回の給紙開始までの時間を検
    出する待機時間検出手段と、この待機時間検出手段の検
    出時間と前記湿度検出手段の検出湿度との少なくとも一
    方により前記加圧部材の前記加熱部材に対する加圧力を
    可変する加圧力可変手段とを備えたことを特徴とする定
    着装置。
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