JPH09180285A - 光磁気ディスク装置 - Google Patents

光磁気ディスク装置

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JPH09180285A
JPH09180285A JP35073895A JP35073895A JPH09180285A JP H09180285 A JPH09180285 A JP H09180285A JP 35073895 A JP35073895 A JP 35073895A JP 35073895 A JP35073895 A JP 35073895A JP H09180285 A JPH09180285 A JP H09180285A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイアスコイルをディスクカートリッジ内に
対して出し入れする機構の部品点数及び組立て工数を大
幅に削減すること。 【解決手段】 板バネ材で構成された支持部材61をシ
ャーシ12に回転自在に取り付け、この支持部材61で
バイアスコイル52を支持し、カートリッジトレー17
によってカートリッジ挿入位置からカートリッジ装着位
置に装着されるディスクカートリッジ内に対してバイア
スコイル52を上方から出し入れするように構成したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MO等の光磁気デ
ィスクを記録(書き込み)、(読み取り)するようにし
た光学ピックアップ及び外部磁界手段を備えた光磁気デ
ィスク装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、例えば、特願平5−
89432号等の先願例によって、この種光磁気ディス
ク装置を既に出願している。
【0003】この先願例は、外部磁界手段を構成するバ
イアスコイルをホルダー内に装着し、一端をカートリッ
ジトレーの天板上に回転自在に取り付けた支持レバーの
他端に上記ホルダーを回転自在に取り付け、その支持レ
バーを回転駆動するスライド板を上記カートリッジトレ
ーの天板上にスライド自在に取り付け、そのスライド板
に形成したスライドカムと支持レバーに設けたカム従動
ピンとによってカム機構を構成し、そのカム機構のカム
従動ピンをスライドカムに押圧する第1の捩りコイルバ
ネを設け、上記ホルダーを支持レバーに対して上記カー
トリッジトレーの天板と平行な状態にバランスさせる第
2の捩りコイルバネを設けている。
【0004】そして、上記カートリッジトレーをディス
クカートリッジが挿入されるカートリッジ挿入位置と、
そのディスクカートリッジ内の光磁気ディスクを記録、
再生するためのカートリッジ装着位置との間で、カート
リッジ挿入方向に対して直角な方向に往復動自在に構成
し、そのカートリッジトレーを往復動駆動するカートリ
ッジトレーローディング機構で、上記スライド板をスラ
イド駆動することによって、上記カートリッジ装着位置
に装着される上記ディスクカートリッジ内に対して上記
バイアスコイルを上記カートリッジトレーの天板を通し
て平行に出し入れするように構成したものである。
【0005】そして、この先願例によれば、カートリッ
ジ装着位置に装着されるディスクカートリッジ内に対し
てバイアスコイルを平行に出し入れする動作を安定して
行える効果がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この先願例で
は、部品点数及び組立て工数が多くて、コスト高につい
ている。また、カートリッジトレーをカートリッジ挿入
位置から一度水平に引き込んだ後にカートリッジ装着位
置へ垂直に下降させるように、カートリッジトレーをほ
ぼL型の移動軌跡に沿って往復動させる方式には適用し
にくい等の問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、部品点数及び組立て工数を大幅に
削減できる光磁気ディスク装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の光磁気ディスク装置は、板バネ材で構成さ
れた支持部材をシャーシに回転自在に取り付け、この支
持部材で外部磁界手段を支持し、カートリッジトレーに
よってカートリッジ挿入位置からカートリッジ装着位置
に装着されるディスクカートリッジ内に対して外部磁界
手段を出し入れするように構成したものである。
【0009】上記のように構成された本発明の光磁気デ
ィスク装置は、板バネ材で構成された支持部材だけの単
一部品で外部磁界手段を支持して、ディスクカートリッ
ジ内に対するその外部磁界手段の出し入れを行うことが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した光磁気デ
ィスク装置の実施の形態を図を参照して説明する。
【0011】「光磁気ディスク装置の概要説明」まず、
図10〜図16によって、光磁気ディスク装置の概要を
説明する。
【0012】まず、図15及び図16に示すように、M
O等の光磁気ディスク1がディスクカートリッジ2内に
回転自在に収納されていて、このディスクカートリッジ
2には中央部から前端2aの中央にかけて横長形状の上
下一対の開口3、4(図3及び図4参照)が形成されて
いる。そして、これら上下一対の開口3、4を上下両側
から開閉できるようにほぼコ字状に形成されたシャッタ
ー5がディスクカートリッジ2の前端2aに沿って矢印
a、b方向にスライド自在に取り付けられている。な
お、ディスクカートリッジ2の非使用時には、シャッタ
ー5は内蔵されたシャッターバネ(図示せず)によって
矢印a方向の閉蓋位置までスライド付勢されている。
【0013】次に、光磁気ディスク装置11の外筐は、
シャーシ12と、その上部を覆う断面形状がほぼコ字状
の上カバー13と、これらの前端を覆うフロントパネル
14とによって構成されている。そして、フロントパネ
ル14の上縁側には横長のカートリッジ挿入口5が水平
に形成されていて、下縁側にはイジェクト釦16等が取
り付けられている。
【0014】そして、この光磁気ディスク装置11の内
部で、シャーシ12の上部にはカートリッジトレー17
が水平に配置されていて、このカートリッジトレー17
は水平な基準面である天板17aと、その天板17aの
左右両側縁の下部に一体に形成されたほぼコ字状で相対
向された左右一対のカートリッジ挿入部17bとを有し
ている。そして、天板17aの中央部からその天板17
の後端17aaの中央部にかけて横長形状のバイアスコ
イル挿入用切欠き18が形成されていて、そのバイアス
コイル挿入用切欠き18の前側近傍位置にはディスク押
え挿入用円形穴19が形成されている。
【0015】そして、カートリッジトレー17の左右両
側位置で、シャーシ12上に左右一対のトレー支持板2
0が垂直に配置されていて、これらのトレー支持板21
にそれぞれ形成された各一対、合計4つのL型ガイド溝
22内に、カートリッジトレー17の左右両側面に水平
に取り付けられた各一対、合計4つのガイドピン23が
摺動自在に係合されている。
【0016】そして、シャーシ12上に取り付けられた
ローディングモータ24によって駆動されるトレーロー
ディング機構(図示せず)によってカートリッジトレー
17がL型ガイド溝22に沿って駆動されて、そのディ
スクカートリッジ17が後述するカートリッジ挿入位置
と、その後方のカートリッジ引込み位置との間での水平
移動軌跡と、そのカートリッジ引込み位置と、その下方
のカートリッジ装着位置との間での垂直移動軌跡とから
なるL型移動軌跡に沿って、カートリッジ挿入位置とカ
ートリッジ装着位置との間で、カートリッジ引込み位置
を経由して往復動されるように構成されている。
【0017】「ディスクカートリッジのローディング及
びイジェクト動作の説明」次に、図10〜図16によっ
て、ディスクカートリッジ2のローディング及びイジェ
クト動作を説明する。
【0018】まず、ローディング開始前の状態では、図
10に示すように光磁気ディスク装置11内のカートリ
ッジトレー17がトレーローディング機構によってカー
トリッジ挿入口15に最も近いカートリッジ挿入位置P
1 まで矢印c方向に移動されている。
【0019】そこで、ローディング時には、図10に示
すように、ディスクカートリッジ2をその前端2a側か
らカートリッジ挿入口15を通してカートリッジトレー
17内の左右一対のカートリッジ挿入部17b内におけ
る所定位置まで矢印d方向に手で水平に挿入する。
【0020】すると、図15及び図16に示したディス
クカートリッジ2のシャッター5がシャッター開閉機構
(図示せず)によって矢印b方向の開蓋位置まで開蓋さ
れると共に、そのディスクカートリッジ2がカートリッ
ジトレー17内に係止される。そして、ローディングモ
ータ24によってディスクローディング機構が作動され
て、カートリッジトレー17が図10に示すカートリッ
ジ挿入位置P1 から図11及び図12に示すカートリッ
ジ引込み位置P2 まで矢印d方向に水平に引き込まれた
後、そのカートリッジトレー17が図12に示すカート
リッジ引込み位置から図13及び図14に示すカートリ
ッジ装着位置P3 まで矢印e方向に垂直に下降される。
【0021】そして、図13及び図14に示すように、
カートリッジトレー17によってディスクカートリッジ
2がカートリッジ装着位置P3 に水平に装着されて、そ
のディスクカートリッジ2がシャーシ12上に取り付け
られている左右一対の位置決めピン25及び位置決め台
25上に上方(矢印e方向)すら水平に載置されて位置
決めされる。
【0022】そして、シャーシ12上に取り付けられて
いるスピンドルモータ27のスピンドル28及びディス
クテーブル29がディスクカートリッジ2の一側方であ
る下側開口4内に下方(矢印f方向)から相対的に挿入
されて、これらスピンドル28及びディスクテーブル2
9に光磁気ディスク1がセンターコア1aによって上方
(矢印e方向)から水平にマグネットチャッキングされ
て、この光磁気ディスク1がディスクカートリッジ2内
の上下中間位置に浮上される。
【0023】そして、シャーシ12上に取り付けられて
いる光学ピックアップ30のキャリッジ31上の対物レ
ンズ32がディスクカートリッジ2の下側開口4内に下
方(矢印f方向)から相対的に挿入されて、光磁気ディ
スク1の一側面である下面に近接される。
【0024】そして、後述するように、シャーシ12上
に取り付けられているバイアスコイル52がディスクカ
ートリッジ2の他側方である上側開口3内に上方(矢印
e方向)から水平に挿入されて、光磁気ディスク1の他
側面である上面に近接される。
【0025】そして、このローディング完了後に、ホス
トコンピュータ(CPU)からの指令信号等によって、
スピンドルモータ27によって光磁気ディスク1をディ
スクカートリッジ2内で高速で回転駆動すると共に、光
学ピックアップ30のシャーシ12に固定されている光
学ブロック33内のレーザーダイオード34から発振さ
れるレーザービームLBをコリメータレンズ35、ビー
ムスプリッター36及び立上げミラー37を通して対物
レンズ32に照射し、その対物レンズ32によってレー
ザービームLBのスポット光を光磁気ディスク1に下面
から焦集する。
【0026】なお、光磁気ディスク1で反射されたレー
ザービームLBの反射光を立上げミラー37、ビームス
プリッター36、マルチレンズ38を通して読取用フォ
トディテクター39やモニター用フォトダイオード40
で受光する。
【0027】そして、シャーシ12に水平に取り付けら
れている左右一対のガイド軸41に沿ってキャリッジ3
1をキャリッジ駆動機構42によって矢印c、d方向に
駆動して、対物レンズ32を光磁気ディスク1の中心か
らの放射線P11に沿って矢印c、d方向にシークさせ
る。
【0028】そして、バイアスコイル52によって光磁
気ディスク1の磁界を変調しながら、光学ピックアップ
30によって光磁気ディスク1のデータの記録(書き込
み)及び/又は再生(読み取り)を行うように構成され
ている。
【0029】なお、光磁気ディスク1に対するデータの
記録及び再生について詳細に説明すると、再生(読み取
り)時には、レーザービームLBを対物レンズ32によ
って光磁気ディスク1の記録膜面に下方から焦集させ、
その記録膜面で反射したデータを含む光信号を読取用フ
ォトディテクター39で検知して、光電変換により電気
信号に変換して信号処理回路へ送る。
【0030】一方、記録(書き込み)時には、レーザー
ダイオード34から照射するレーザービームLBの光出
力強度を強くして、その光出力強度の強いレーザービー
ムLBを対物レンズ32によって光磁気ディスク1の記
録膜面に焦集するパワーで、その記録膜面の温度を上昇
させて、その記録膜面の磁性を失わせる。そして、バイ
アスコイル52によってその記録膜面に磁界をかけて、
その記録膜面の温度が降下した際に、バイアスコイル5
2でかけていた磁極の方向に記録膜面が再度磁化される
ことを利用してデータを記録する。
【0031】また、キャリッジ駆動機構42は、シャー
シ12に取り付けられた左右各一対、合計4つのヨーク
及び左右一対のマグネットによって閉磁路に構成された
左右一対の磁気回路43と、キャリッジ31の左右両端
に固着されて、左右一対の磁気回路43によって駆動さ
れる筒型のボイスコイル44とからなるいわゆるリニア
モータによって構成されている。
【0032】次に、光磁気ディスク1の記録及び/又は
再生後のイジェクト時には、ホストコンピュータからの
指令信号やイジェクト釦16を押すことによって、ロー
ディングモータ24によってディスクローディング機構
が作動されて、カートリッジトレー17が図13に示す
カートリッジ装着位置P3 から図12及び図11に示す
カートリッジ引込み位置P2 まで矢印f方向に垂直に上
昇されて、ディスクカートリッジ2内の光磁気ディスク
1がスピンドルモータ27及び対物レンズ32に対して
上方(矢印f方向)に離脱されると共に、バイアスコイ
ル52がディスクカートリッジ2内からカートリッジト
レー17の上方に水平に上昇される。
【0033】そして、引き続きカートリッジトレー17
が図11に示すカートリッジ引込み位置P2 から図10
に示すカートリッジ挿入位置P1 まで矢印c方向に水平
に移動されて、ディスクカートリッジ2の後端2bがカ
ートリッジ挿入口15外に矢印c方向に突出される。
【0034】そこで、そのディスクカートリッジ2の後
端を手でつまんで、そのディスクカートリッジ2を光磁
気ディスク装置11外に矢印c方向に引き抜くと、シャ
ッター4が矢印a方向の閉蓋位置へ移動されて、上下一
対の開口3a、3bがシャッター4によって閉塞され
る。
【0035】「バイアスコイル支持機構の説明」次に、
図1〜図13によって、バイアスコイル支持機構51に
ついて説明する。
【0036】まず、図3、図4、図6及び図17に示す
ように、外部磁界手段を構成しているバイアスコイル5
2は鉄芯53の外周に巻回されて、板金等で形成された
ホルダー54の扁平で、長方形状のケース54a内に水
平に装着されている。そして、このケース54aの下面
でバイアスコイル51の下部相当位置には開口55が形
成されている。
【0037】そして、ホルダー54のケース54aの水
平な天板54bがそのケース54aの前後両端から前後
方向である矢印c、d方向に延出されていて、その天板
54bの前端54cの下面には合成樹脂等によって円板
状に成形されたディスク押え56がビス止めされてい
る。そして、その天板54bの後端54dの左右両側部
には左右一対の突片57が水平状に一体に形成されてい
て、天板54bがカートリッジトレー17の天板17a
上への当接部に構成されている。
【0038】そして、ホルダー54のケース54aの左
右両側面で、前後方向(矢印c、d方向)のほぼ中央位
置には左右一対の支点ピン58がその前後方向に対して
直角状で、かつ、水平に取り付けられている。なお、ケ
ース54aの前端の両側面で、かつ、下側に偏位された
位置に左右一対の突片59が水平状に一体に形成されて
いて、天板54aの後端で、ケース54aと左右一対の
突片57との間で、かつ、ケース54a側に偏位された
位置に左右一対の凹部60が一体に形成されている。
【0039】次に、図1、図2、図5、図8及び図9に
示すように、このバイアスコイル支持機構51には、ホ
ルダー54をディスクカートリッジ2内に対して出し入
れ自在に支持する支持部材61が使用されている。そし
て、この支持部材61はステンレス薄板等の板バネ材で
構成されていて、この支持部材61は、水平な基部底板
62aと、その左右両端縁から上方に垂直に折り曲げら
れた左右一対の基部両側板62bとによって断面形状が
上向きのほぼコ字状に形成された基部62と、その基部
62の左右両側板62bの上端縁から左右両側方に水平
に折り曲げられて前方である矢印c方向に水平に延出さ
れた左右一対のバネ作用部63と、これら左右一対のバ
ネ作用部63の前端の内側縁から上方に垂直に折り曲げ
られて前方である矢印c方向に延出された左右一対の支
持アーム64とによって構成されている。
【0040】そして、左右一対の基部両側板62bの後
端と、左右一対の支持アーム64の前端とにそれぞれ左
右一対の支点ピン挿通穴65、66が形成されている。
そして、左右一対の基部両側板62bの前端で、かつ、
下側に偏位された位置から左右一対の突片67が左右両
側方に向って垂直状に折り曲げられていて、これら左右
一対の突片67がカートリッジトレー17に対する係合
部に構成されている。そして、左右一対のバネ作用部6
3の前端から左右一対の傾斜片68が前方、上方に向っ
て斜めに折り曲げられていて、左右一対の支持アーム6
4の後端側の上端縁から左右一対の突片69が内側に向
って水平に折り曲げられている。そして、この左右一対
の突片69がホルダー54を自重を利用してカートリッ
ジトレー17と平行にバランスさせる手段を構成してい
る。なお、左右一対の基部両側板62bの前後方向のほ
ぼ中央部の下端側に左右一対のバネ係止穴70が形成さ
れていて、これら左右一対の基部両側板62bの後端面
が左右一対のストッパー面71に形成されている。ま
た、左右一対のバネ作用部63の内側縁にはホルダー5
4の左右一対の突片57に対応された左右一対の切欠き
72が形成されている。
【0041】そして、図1、図2、図5、図8、図10
〜図13に示すように、光磁気ディスク装置11内の後
端で、シャーシ12上の左右方向の中央位置に取付台7
3がビス止めされていて、この取付台73には支点ピン
74が矢印c、d方向に対して直角で、かつ、水平状に
架設されている。そして、支持部材61がその基部62
の左右一対の支点ピン挿通穴65によってその支点ピン
74に挿通されて、支持部材61が支点ピン74を中心
に上下方向である矢印g、h方向に回転自在に取り付け
られている。
【0042】そして、その支点ピン74の外周に付勢手
段である左右一対で、対称状の捩りコイルバネ75が挿
入されていて、これら捩りコイルバネ75の両端75
a、75bが取付台71と支持部材61の左右一対のバ
ネ係止穴70とにそれぞれ係止され、これら左右一対の
捩りコイルバネ75によって、支持部材61が上方であ
る矢印g方向に回転付勢されている。
【0043】そして、支持部材61の左右一対の支持ア
ーム64間にホルダー54が水平に挿入されて、その支
持アーム64の左右一対の支点ピン挿通穴66がホルダ
ー54の左右一対の支点ピン58に挿通されて、ホルダ
ー54が支持部材61に対して左右一対の支点ピン58
を中心に矢印i、j方向に回転自在に取り付けられてい
る。
【0044】「バイアスコイルの昇降動作の説明」次
に、図1〜図13によって、バイアスコイル52をディ
スクカートリッジ2内に対して出し入れするための昇降
動作を説明する。
【0045】まず、図10に示すように、カートリッジ
トレー17がカートリッジ挿入位置P1 まで矢印c方向
に移動されている時には、そのカートリッジトレー17
の天板17aのバイアスコイル挿入用切欠き18及びデ
ィスク押え挿入用切欠き19がバイアスコイル52及び
ディスク押え56に対して矢印c方向に偏位されてい
る。
【0046】そして、この時には、図2、図4、図5及
び図12に示すように、支持部材61が左右一対の捩り
コイルバネ75によって支点ピン73を中心に上方であ
る矢印g方向に回転付勢されて、その支持部材61の左
右一対の支持アーム64によって、ホルダー54全体が
上方である矢印f方向に上昇されて、ホルダー54と一
体のバイアスコイル52及びディスク押え56がカート
リッジトレー17の天板17aより上方位置まで矢印f
方向に水平に上昇されている。
【0047】なお、この時、図8に示した支持部材61
の左右一対の基部両側板62bの後端面であるストッパ
ー面71が取付台72に当接することで、支持部材61
が取付台72に対して水平となった位置で停止される。
【0048】そして、この上昇位置にて、ホルダー54
と一体にバイアスコイル52及びディスク押え56が、
これらの自重によってカートリッジトレー17の天板1
7aに対してほぼ平行となる水平状態に安定良くバラン
スされる。
【0049】即ち、図2及び図12に示すように、ホル
ダー54は左右一対の支点ピン58を中心にして、前端
54c側が重く、後端54d側が軽いような重量配分に
設計されている。従って、ホルダー54はその自重によ
る回転モーメントによって支点ピン58を中心として支
持部材61に対して矢印i方向に回転し、支持部材61
の左右一対の突片69にホルダー54の天板54bの左
右一対の凹部60が矢印i方向から当接して、ホルダー
54が水平状態で安定良くバランスされる。
【0050】次に、図2、図11及び図12に示すよう
に、前述した光磁気ディスク1のローディング時に、カ
ートリッジトレー17がカートリッジ挿入位置P1 から
カートリッジ引込み位置P2 まで矢印d方向に水平に引
き込まれると、カートリッジトレー17の天板17aの
バイアスコイル挿入用切欠き18及びディスク押え挿入
用切欠き19がバイアスコイル52及びディスク押え5
6の真下位置まで矢印d方向に移動される。
【0051】そして、カートリッジトレー17のバイア
スコイル挿入用切欠き18の左右両側縁18aで、矢印
c方向側の端部から上方に垂直に折り曲げられているほ
ぼL型の左右一対の係止片81がホルダー54の左右一
対の突片59の上部に係合されると共に、そのバイアス
コイル挿入用切欠き18の左右側端縁18aの矢印d方
向側の端部で構成されている左右一対の係合部82が支
持部材61の左右一対のバネ作用部63の下部で、左右
一対の突片67の上部に係合される。
【0052】次に、図1、図3、図12及び図13に示
すように、カートリッジトレー17がカートリッジ引込
み位置からカートリッジ装着位置まで矢印e方向に垂直
に下降されると、カートリッジトレー17の左右一対の
係止片81がホルダー54の左右一対の突片59を下方
である矢印e方向に押し下げると共に、カートリッジト
レー17の左右一対の係合部82が支持部材61の左右
一対の突片67を下方である矢印e方向に押し下げる。
【0053】この結果、カートリッジトレー17によっ
て支持部材61が支点ピン74を中心に左右一対の捩り
コイルバネ75に抗して矢印h方向に回転駆動されて、
支持部材61の左右一対の支持アーム64によって、ホ
ルダー54全体が矢印e方向に下降される。そして、図
3に示すように、ホルダー54のケース54a及びバイ
アスコイル52と、ディスク押え56とがカートリッジ
トレー17のバイアスコイル挿通用切欠き18及びディ
スク押え挿通用円形穴19を挿通して、ディスクカート
リッジ2の上側開口3内に上方から矢印e方向に挿入さ
れて、バイアスコイル52が光磁気ディスク1の上面に
近接される。
【0054】この際、ホルダー54の先端54c側が後
端54a側に対して先行するように下降されて、ディス
ク押え56が光磁気ディスク1のセンターコア1aを上
方から軽く叩く挙動を行い、そのセンターコア1aのス
ピンドル28及びディスクテーブル29へのマグネット
チャッキング動作を開始する。
【0055】そして、ホルダー54の引き続いての矢印
e方向への下降によって、図1、図3及び図11に示す
ように、その天板54bの前端54c側がカートリッジ
トレー17の天板17aのバイアスコイル挿入用切欠き
18の前端縁18bの上面上に矢印e方向から当接さ
れ、ホルダー54が支持部材61に対して左右一対の支
点ピン58を中心に矢印j方向に回転して、その天板5
4bの後端54d側の左右一対の突片57が支持部材6
1の左右一対の切欠き72を挿通して、カートリッジト
レー17の天板17aのバイアスコイル挿通用切欠き1
8の左右両側縁18aの上面上に矢印e方向から当接さ
れる。
【0056】そして、ホルダー54の天板54aがカー
トリッジトレー17の天板17a上に当接されたこと
で、バイアスコイル52及びディスク押え56のディス
クカートリッジ2内への矢印e方向の挿入動作は終了す
るが、カートリッジトレー17はこの後も引き続き矢印
e方向に下降する。
【0057】従って、カートリッジトレー17の左右一
対の係合部82が支持部材61の左右一対の突片67を
矢印e方向に引き続き押し下げて、図1に示すように、
支持部材61が引き続き矢印h方向に回転駆動されて、
その左右一対のバネ作用部63がこれらの弾性に抗して
下向きに凸となる円弧状に撓む。
【0058】そして、カートリッジトレー17が図13
に示すカートリッジ装着位置P3 まで矢印e方向に完全
に下降されて、スピントル28及びディスクテーブル2
9への光磁気ディスク1のローディング動作が完了した
状態では、支持部材61の左右一対のバネ作用部63の
撓み反力であるバネ力によって、ホルダー54の天板5
4bがカートリッジトレー17の天板17a上に矢印e
方向から強く平行状に圧着されて、ホルダー54がカー
トリッジトレー17の基準面である天板17a上に平行
で、かつ、安定した水平姿勢に載置されることになる。
【0059】以上の結果、図3に示すように、光磁気デ
ィスク1のローディング完了状態では、バイアスコイル
52と光磁気ディスク1との間のクリアランスG1 が設
計値通りに正確に設定されると共に、カートリッジトレ
ー17上に載置されたホルダー54の水平姿勢を安定し
て維持し続けることができることから、光磁気ディスク
1の記録、再生の動作中に光磁気ディスク装置11に外
部振動等の外乱が加えられても、バイアスコイル52と
光磁気ディスク1との間のクリアランスG1 に変化が生
じることがなく、その光磁気ディスク1の記録、再生の
高い特性を安定して得ることができる。
【0060】なお、図3に示すように、ホルダー54の
天板54bがカートリッジトレー17の天板17a上に
平行に圧着された時点で、ディスク押え56と光磁気デ
ィスク1のセンターコア1aとの間にはクリアランスG
2 が確保される。従って、光磁気ディスク1の記録、再
生の動作中は、光磁気ディスク1のセンターコア1aが
ディスク押え56に接触されることがなく、光磁気ディ
スク1は安定良く回転できる。
【0061】なお、前述した光磁気ディスク1のイジェ
クト時には、図2、図11及び図12に示すように、カ
ートリッジトレー17がカートリッジ装着位置P3 から
カートリッジ引込み位置P2 まで矢印f方向に上昇され
ることによって、支持部材61が支点ピン74を中心に
左右一対の捩りコイルバネ75によって矢印g方向に回
転駆動されて、ホルダー54と一体にバイアスコイル5
2及びディスク押え56がディスクカートリッジ2の上
側開口3から上方である矢印f方向に引き出されて、カ
ートリッジトレー17の天板17aより上方の上昇位置
まで矢印f方向に上昇されて、水平状態にバランスされ
る。
【0062】そして、図10に示すように、カートリッ
ジトレー17がカートリッジ引込位置P2 からカートリ
ッジ挿入位置P1 まで矢印c方向に移動されると、その
カートリッジトレー17の天板17aのバイアスコイル
挿入用切欠き18及びディスク押え挿入用切欠き19が
バイアスコイル52及びディスク押え56に対して矢印
c方向に偏位され、左右一対の係止片81及び係合部8
2が左右一対の突片59及び67から矢印c方向に離脱
される。
【0063】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。
【0064】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の光磁気
ディスク装置は、次のような効果を奏する。
【0065】請求項1は、板バネ材で構成された支持部
材だけの単一部品で外部磁界手段を支持して、ディスク
カートリッジ内に対する外部磁界手段の出し入れを行う
ことができるように構成したので、部品点数及び組立て
工数を大幅に削減することができて、著しいコストダウ
ンを図ることができる。
【0066】請求項2は、外部磁界手段のホルダーに一
体に形成されて、このホルダーをカートリッジトレーの
天板上に平行に当接する当接部と、支持部材に一体に形
成されてカートリッジトレーに係合される係合部と、支
持部材に一体に形成されて、ホルダーをカートリッジト
レーの天板上に弾性的に押圧するバネ作用部とを備えた
ので、カートリッジトレーをカートリッジ装着位置へ移
動させた時に、支持部材のバネ作用部の撓み反力によっ
て、ホルダーをカートリッジトレーの天板上に平行状に
圧着して、外部磁界手段の安定した姿勢を確保すること
ができる。従って、外部振動等の外乱が加えられても、
外部磁界手段を光磁気ディスクとの間のクリアランスを
安定して維持することができて、外乱に対して強い光磁
気ディスク装置を実現することができる。
【0067】請求項3は、支持部材をカートリッジ装着
位置に装着されるディスクカートリッジに対して離間す
る方向に回転付勢する付勢手段を備えたので、カートリ
ッジトレーをカートリッジ挿入位置から一度水平に引き
込んだ後にカートリッジ装着位置へ垂直に下降するよう
に、カートリッジトレーをほぼL型の移動軌跡に沿って
往復動させる方式の光磁気ディスク装置において、ディ
スクカートリッジ内に対する外部磁界手段の出し入れを
スムーズに行うことができる。
【0068】請求項4は、カートリッジ装着位置へのデ
ィスクカートリッジの装着以前では、外部磁界手段を支
持部材に対して自重を利用してカートリッジトレーとほ
ぼ平行な状態にバランスさせる手段を備えたので、カー
トリッジトレーをカートリッジ挿入位置から一度水平に
引き込んだ後にカートリッジ装着位置へ垂直に下降する
ように、カートリッジトレーをほぼL型の移動軌跡に沿
って往復動させる方式の光磁気ディスク装置において、
ディスクカートリッジ内に対する外部磁界手段の出し入
れをスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光磁気ディスク装置の実施の
形態におけるバイアスコイル支持機構のディスクカート
リッジ内へのバイアスコイルの挿入状態を示した斜視図
である。
【図2】同上のバイアスコイル支持機構のディスクカー
トリッジ外へのバイアスコイルの引き出し状態を示した
斜視図である。
【図3】図1のA−A矢視での断面側面図である。
【図4】図2のB−B矢視での断面側面図である。
【図5】支持部材とホルダーとの組付け状態を示した斜
視図である。
【図6】ホルダーの斜視図である。
【図7】ホルダーの平面図及び側面図である。
【図8】支持部材と取付台の分解斜視図である。
【図9】支持部材の平面図及び2方向の側面図である。
【図10】カートリッジトレーのカートリッジ挿入位置
を説明する光磁気ディスク装置全体の一部切欠き概略平
面図である。
【図11】カートリッジトレーのカートリッジ引込み位
置を説明する光磁気ディスク装置全体の一部切欠き概略
平面図である。
【図12】図11の一部切欠き概略側面図である。
【図13】カートリッジトレーのカートリッジ装着位置
を説明する光磁気ディスク装置全体の一部切欠き概略側
面図である。
【図14】図13の一部切欠き概略平面図である。
【図15】上カバーを取り外した光磁気ディスク装置全
体とディスクカートリッジとを示した斜視図である。
【図16】光磁気ディスク装置全体とディスクカートリ
ッジとを示した斜視図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 2 ディスクカートリッジ 3 ディスクカートリッジの上側開口 4 ディスクカートリッジの下側開口 11 光磁気ディスク装置 12 シャーシ 17 カートリッジトレー 17a カートリッジトレーの天板 17b カートリッジトレーのカートリッジ挿入部 18 バイアスコイル挿入用切欠き 27 スピンドルモータ 30 光学ピックアップ 32 対物レンズ 51 バイアスコイル支持機構 52 バイアスコイル(外部磁界手段) 54 ホルダー 54a ホルダーのケース 54b ホルダーの天板(当接部) 54c ホルダーの天板の前端 54d ホルダーの天板の後端 61 支持部材 62 支持部材の基部 63 支持部材のバネ作用部 64 支持部材の支持アーム 67 支持部材の突片(係合部) 69 支持部材の突片(平行バランス手段) 73 取付台 74 取付台の支点ピン 75 捩りコイルバネ(付勢手段) 82 カートリッジトレーの係合部 P1 カートリッジトレーのカートリッジ挿入位置 P2 カートリッジトレーのカートリッジ引込み位置 P3 カートリッジトレーのカートリッジ装着位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に光磁気ディスクが収納されたディス
    クカートリッジを挿入するカートリッジ挿入位置と、上
    記光磁気ディスクを記録、再生するためのカートリッジ
    装着位置との間で往復動されるカートリッジトレーと、 上記カートリッジ装着位置に装着された上記ディスクカ
    ートリッジ内に一側方から相対的に挿入されて上記光磁
    気ディスクの一側面に近接される対物レンズを有する光
    学ピックアップと、 上記カートリッジ装着位置に装着された上記ディスクカ
    ートリッジ内に他側方から挿入されて上記光磁気ディス
    クの他側面に近接される外部磁界手段と、 板バネ材で構成されてシャーシに回転自在に取り付けら
    れ、上記外部磁界手段を支持して上記ディスクカートリ
    ッジ内に対してその外部磁界手段を出し入れする支持部
    材とを備えたことを特徴とする光磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】上記外部磁界手段のホルダーに一体に形成
    されて、このホルダーを上記カートリッジトレーの天板
    上に平行に当接する当接部と、 上記支持部材に一体に形成されて上記カートリッジトレ
    ーに係合される係合部と、 上記支持部材に一体に形成されて、上記ホルダーを上記
    カートリッジトレーの天板上に弾性的に押圧するバネ作
    用部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の光磁気
    ディスク装置。
  3. 【請求項3】上記支持部材を上記カートリッジ装着位置
    に装着される上記ディスクカートリッジに対して離間す
    る方向に回転付勢する付勢手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の光磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】上記カートリッジ装着位置への上記ディス
    クカートリッジの装着以前では、上記外部磁界手段を上
    記支持部材に対して自重を利用して上記カートリッジト
    レーとほぼ平行な状態にバランスさせる手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載
    の光磁気ディスク装置。
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