JPH09180642A - 進行波管 - Google Patents

進行波管

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JPH09180642A
JPH09180642A JP33664095A JP33664095A JPH09180642A JP H09180642 A JPH09180642 A JP H09180642A JP 33664095 A JP33664095 A JP 33664095A JP 33664095 A JP33664095 A JP 33664095A JP H09180642 A JPH09180642 A JP H09180642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron gun
electron beam
flange
high frequency
electron
Prior art date
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Pending
Application number
JP33664095A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Taoka
浩之 田岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 突入電流の発生を少なくし、効率を向上させ
た進行波管を提供すること 【解決手段】 電子銃を収納し端部に第1フランジ16
が形成された電子銃筐体と、一方の面が第1フランジ1
6に接合された第2フランジ21と、最端のポールピー
ス17が第2フランジ21の他方の面に接合され、複数
のポールピース17aおよびこの複数のポールピース間
に配置されるスペーサ18や磁石19で構成される電子
ビーム集束装置と、電子ビームを捕捉するコレクタ部R
3と、一端が高周波入力部21に結合され、他端が高周
波出力部22に結合された遅波回路23とを具備した進
行波管において、第2フランジの内径21を、最端のポ
ールピース17の内径より大きくしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば突入電流の
発生を少なくし、効率を向上させた進行波管に関する。
【0002】
【従来の技術】進行波管は、電子ビームと高周波との相
互作用を利用して高周波を増幅する電子管で、宇宙通信
などいろいろな分野で利用されている。ここで、従来の
進行波管について図2で説明する。
【0003】R1は、電子ビームを発生する電子銃部で
ある。電子銃部R1が発生した電子ビームは、電子ビー
ム集束装置が形成された領域R2を通りコレクタ部R3
で捕捉される。なお、電子ビーム集束装置は、強磁性体
リングのポールピース21と非磁性体リングのスペーサ
22が交互に配列され、また、ポールピース21間には
永久磁石23が配置され、周期磁界を構成している。
【0004】また、電子ビーム集束装置が形成された領
域R2には、高周波が入力する入力部24や高周波を出
力する出力部25が設けられ、入力部24と出力部25
間は、遅波回路を構成するヘリックス26で結合されて
いる。なお、ヘリックス26は、複数の誘電体支持棒2
7によって支持固定されている。
【0005】上記した構成において、入力部24から入
力した高周波はヘリックス26に沿って伝送し、この
間、電子ビームとの相互作用で増幅され、出力部25か
ら出力される。
【0006】ここで、電子ビームを発生する電子銃部R
1と電子ビーム集束装置との接合部分の構造について、
図3を参照して説明する。なお、図3のR1、R2、R
3は、図2と同様に電子銃部、電子ビーム集束装置が形
成された領域、コレクタ部である。
【0007】電子銃部R1は、電子銃31や電子銃31
を収納する電子銃筐体32から構成されている。そし
て、電子銃31は、カソード33やウエネルト電極3
4、アノード35などから構成され、アノード35は電
子銃筐体32で支持されている。また、電子銃筐体32
はセラミックスなどで構成され、電子銃筐体32の端部
には電子銃側フランジ36が形成されている。
【0008】また、領域R2を構成する電子ビーム集束
装置は、強磁性体リングのポールピース37と非磁性体
リングのスペーサ38が交互に配列され、また、ポール
ピース37間には永久磁石39が配置されている。ま
た、40は高周波の入力部で、入力部40はヘリックス
41に結合され、ヘリックス41は出力部42に結合さ
れている。なお、ヘリックス41は誘電体支持棒43で
支持固定されている。そして、電子銃31側の最端に位
置するポールピース37は高周波側フランジ44にろう
付けされている。
【0009】ところで、進行波管を製造する場合、電子
銃部R1と電子ビーム集束装置が形成された領域R2を
別々に組み立て、その後、電子銃部R1の電子銃側フラ
ンジ36と領域R2の高周波側フランジ44のフランジ
同士を溶接などで接合し一体化している。なお、高周波
側フランジ44の内径Aは、例えば、最端に位置するポ
ールピース37の内径と、通常、同じ寸法に構成されて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の進行波
管は、高周波側フランジ44の内径Aはポールピース3
7の内径と同じ大きさになっている。このため、高周波
側フランジ44の内径部分が電子銃31のアノード35
の近くに位置し、これが電子ビームに対し大きなレンズ
効果を与える。例えば、進行波管のアノード35に電源
電圧を投入した際に、電子銃31から出た電子ビームは
レンズ効果で収縮し拡散する。このとき、レンズ効果に
よって電子ビームの振れが大きくなり、コレクタ部R3
に到達する前にヘリックス41などに衝突する、いわゆ
る突入電流が発生する。また、電子ビームがヘリックス
41などに衝突すると、ガスが発生し、また、最悪の場
合はヘリックス41を溶断させる。
【0011】このような問題を解決するために、電子銃
31のアノード35と高周波側フランジ44の距離Cを
離すことが考えられる。しかし、電子銃31のアノード
35と高周波側フランジ44の距離Cを大きくすると、
最初の磁界のピークがビームウエスト(磁界がない場合
に、電子銃から発せられた電子ビーム径が最小になる
点)より電子銃31側に位置しなくなり、ビーム透過特
性が悪くなる。このため、アノード35と高周波側フラ
ンジ44の距離Cを離すには限界がある。
【0012】また、高周波側フランジ44の肉厚tを薄
くすることが考えられる。この場合、高周波側フランジ
44とポールピース37に熱膨脹の差があるため、両者
をろう付する際などに高周波側フランジ44が変形す
る。このため、電子銃側フランジ36と高周波側フラン
ジ44を接合した場合に、電子銃31が偏心したり、位
置出しに誤差が生じたりする。また、組立性の点でも問
題がある。
【0013】また、高周波側フランジ44を強磁性体で
製作し、高周波側フランジ44にポールピース37の機
能を持たせる方法もある。しかし、ポールピース37
は、その外径寸法によって電子銃部R1への漏洩磁界値
を制御しているが、この方法では、漏洩磁界値を制御で
きなくなる。
【0014】本発明は、上記した欠点を解決するもの
で、効率を向上させた進行波管を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子ビームを
発生する電子銃、およびこの電子銃を収納し端部に第1
フランジが形成された電子銃筐体を有する電子銃部と、
一方の面が前記第1フランジに接合された第2フランジ
と、最端のポールピースが前記第2フランジの他方の面
に接合され、複数のポールピースおよびこの複数のポー
ルピース間に配置されるスペーサや磁石を有する電子ビ
ーム集束装置と、この電子ビーム集束装置を通った電子
ビームを捕捉するコレクタ部と、前記電子ビームの進路
に沿って形成され、一端が高周波入力部に結合され、他
端が高周波出力部に結合された遅波回路とを具備した進
行波管において、前記第2フランジの内径を、前記最端
のポールピースの内径より大きく、かつ、前記最端のポ
ールピースの外径より小さくしている。
【0016】上記した構成によれば、第2フランジの内
径を、この第2フランジに接合される最端のポールピー
スの内径より大きくし、そして、最端のポールピースの
外径より小さくしている。この場合、第2フランジの内
径部分が電子銃のアノードから離れ、電子ビームの振れ
を小さくでき突入電流の発生を抑えることができる。し
たがって、進行波管の効率が向上する。このとき、電子
銃部から数えて1番目の磁界のピーク値が電子銃部から
遠ざかることもなく、ビーム透過特性は良好である。ま
た、ポールピースによる電子銃部への漏洩磁界値の制御
機能も損なわれない。
【0017】また、突入電流の発生が抑えられるため、
効率の向上とともにビーム調整時間を短縮できる。ま
た、ビーム透過率が向上し、進行波管の信頼性の向上、
価格低減を実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、一
部を断面で示した図1を参照して説明する。R1は、電
子ビームを発生する電子銃部、R2は、電子銃部R1が
発生した電子ビームを集束する電子ビーム集束装置が形
成された領域、そして、R3は、領域R2を通過した電
子ビームを捕捉するコレクタ部である。
【0019】電子銃部R1は、電子ビームを発生する電
子銃11や電子銃11を収納する電子銃部の真空容器で
ある筐体12で構成され、電子銃11は、カソード13
やウエネルト電極14、アノード15などから構成され
ている。また、電子銃筐体12はセラミックで形成さ
れ、その端部にはコパール(商品名)からなる電子銃側
フランジ16が形成されている。
【0020】電子ビーム集束装置が形成された領域R2
は電子銃11が発生した電子ビームを集束する機能を有
し、強磁性体円板のポールピース17aと非磁性体リン
グのスペーサ18が交互に配列され、また、隣り合うポ
ールピース17aの間には永久磁石19が配置され、周
期磁界を構成している。また、電子銃11側の最端に位
置するポールピース17にはステンレス鋼からなる高周
波側フランジ20が接合されている。高周波側フランジ
20の中央には電子ビームが通る透孔が設けられてお
り、透孔が設けられた部分の内径Aは、ポールピース1
7の透孔部分の内径より大きく、そして、最端のポール
ピース17の外径寸法Bよりも少し小さめになってい
る。なお、最端のポールピース17の外径寸法Bは、周
期磁界部のポールピース17aの外径寸法よりも大きく
設定されている。
【0021】また、電子ビーム集束装置が形成された領
域R2には、高周波が入力する入力部21や高周波を出
力する出力部22が設けられ、入力部21と出力部22
間は、入力された高周波に対する遅波回路を構成するヘ
リックス23で結合されている。なお、ヘリックス23
は、複数の誘電体支持棒24で支持固定されている。
【0022】そして、電子ビーム集束装置が形成された
領域R2を通過した電子ビームはコレクタ部R3で捕捉
される。
【0023】ところで、進行波管を製造する場合、電子
銃部R1と領域R2を別々に組み立て、その後、電子銃
部R1の電子銃側フランジ16と領域R2の高周波側フ
ランジ20のフランジ同士を溶接によって接合し一体化
している。
【0024】上記した構成において、入力部21から入
力した高周波はヘリックス23に沿って伝送し、この
間、電子ビームとの相互作用で増幅され、出力部22か
ら出力される。
【0025】上記した構造の進行波管によれば、高周波
側フランジ20の内径Aが最端ポールピース17の内径
より大きくなっている。したがって、電子銃11のアノ
ード15と電子ビーム集束装置が形成された領域R2と
の距離は実質的にCとなり、高周波側フランジ20の厚
さtだけ離れる。このため、アノード電圧を投入した際
に、アノード15と領域R2間の電位勾配が緩和され、
レンズ効果による電子ビームの集束が緩和される。この
結果、電子の空間電荷による電子ビーム径の拡大が小さ
くなり、電子ビームのヘリックスなどへの衝突が少なく
なる。したがって、アノード電圧投入時の突入電流が減
少し、効率が向上し、また、ビーム調整時間を短縮でき
る。また、ビーム透過率が向上することから、進行波管
の信頼性が向上し、価格低減が図られる。
【0026】また、本発明によれば、高周波側フランジ
と最端に位置するポールピースの接触面積が小さくなっ
ている。このため、ろう付時の熱膨脹差による高周波側
フランジの変形が抑制され、電子銃部との偏心が少なく
なり、また、位置出しが容易になり、組立性が向上す
る。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、効率の向上した進行波
管を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様を示す一部断面図である。
【図2】従来例を示す概略断面図である。
【図3】従来例を説明する概略断面図である。
【符号の説明】
11…電子銃 12…電子銃筐体 13…カソード 14…ウエネルト電極 15…アノード 16…電子銃側フランジ 17…最端ポールピース 17a…ポールピース 18…スペーサ 19…永久磁石 20…高周波側フランジ 21…入力部 22…出力部 23…ヘリックス 24…誘電体支持棒 R1…電子銃部 R2…電子ビーム集束装置が形成された領域 R3…コレクタ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームを発生する電子銃およびこの
    電子銃を収納し端部に第1フランジが形成された電子銃
    筐体を有する電子銃部と、一方の面が前記第1フランジ
    に接合された第2フランジと、最端のポールピースが前
    記第2フランジの他方の面に接合され、複数のポールピ
    ースおよびこの複数のポールピース間に配置されるスペ
    ーサや磁石を有する電子ビーム集束装置と、この電子ビ
    ーム集束装置を通った電子ビームを捕捉するコレクタ部
    と、前記電子ビームの進路に沿って形成され、一端が高
    周波入力部に結合され、他端が高周波出力部に結合され
    た遅波回路とを具備した進行波管において、前記第2フ
    ランジの内径を、前記最端のポールピースの内径より大
    きく、かつ、前記最端のポールピースの外径より小さく
    したことを特徴とする進行波管。
JP33664095A 1995-12-25 1995-12-25 進行波管 Pending JPH09180642A (ja)

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JP33664095A JPH09180642A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 進行波管

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JP33664095A JPH09180642A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 進行波管

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115091187A (zh) * 2022-07-28 2022-09-23 南京三乐集团有限公司 一种太赫兹行波管高精度对准工装及对准装配方法

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CN115091187A (zh) * 2022-07-28 2022-09-23 南京三乐集团有限公司 一种太赫兹行波管高精度对准工装及对准装配方法

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