JPH09180663A - 電子銃及び該電子銃を備えた電子線転写装置 - Google Patents

電子銃及び該電子銃を備えた電子線転写装置

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JPH09180663A
JPH09180663A JP7338373A JP33837395A JPH09180663A JP H09180663 A JPH09180663 A JP H09180663A JP 7338373 A JP7338373 A JP 7338373A JP 33837395 A JP33837395 A JP 33837395A JP H09180663 A JPH09180663 A JP H09180663A
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electron gun
electron beam
anode
electron
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JP7338373A
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Mamoru Nakasuji
護 中筋
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement or ion-optical arrangement
    • H01J37/06Electron sources; Electron guns
    • H01J37/065Construction of guns or parts thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/30Electron or ion beam tubes for processing objects
    • H01J2237/317Processing objects on a microscale
    • H01J2237/3175Lithography

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い視野に均一な強度分布の電子線を照射で
きると共に、必要に応じて輝度の可変範囲を広く取れる
電子銃を提供する。 【解決手段】 カソード31の電子ビームEBの放出面
31aを円形の平面に加工する。カソード31から光軸
AXに沿って順にウェーネルト34、アノード35、及
びアース電極36を配置する。ウェーネルト34は、先
端部34cの上面34aを開き半角θ1が67.5°の
円錐面となるように加工し、アノード35は、先端部3
5dの上面35aをカソード31に対して凸の円錐面と
なるように加工し、底面35bをカソード31に対して
凹の円錐面として、アノード35にはカソード31の電
位より100V〜10kV高い可変電位を印加する。ア
ース電極36の底面36bをアノード35に対して凸の
円錐面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子銃、及びこの
電子銃を用いた電子線転写装置に関し、特に例えば4G
ビットDRAM以降の半導体デバイスを製造するための
リソグラフィ工程でマスク上の広い視野のパターンを転
写対象の基板上に一括して転写する場合等に使用して好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路等の原版としてのマスク
パターンを半導体ウエハ等の基板上に転写するような場
合に、電子銃から放出される電子ビームをマスクパター
ンに照射し、マスクパターンを通過した電子ビームを電
子光学鏡筒内で制御してその基板上に導き、その基板上
にそのマスクパターンの縮小像を転写する電子線縮小転
写装置が使用されている。特に、4GビットDRAM以
降の半導体デバイスを製造するためのリソグラフィ工程
では、電子線縮小転写装置が有望であると考えられてい
る。
【0003】最近は、マスクパターンを高い解像度で転
写すると共に、高いスループット(生産性)で転写する
ことが求められているため、マスクパターンを複数個の
副視野に分割し、これらの副視野を単位としてマスクパ
ターンを順次基板上に転写する所謂分割転写方式の電子
線縮小転写装置も開発されている。このような分割転写
方式でスループットをより高めるためには、転写単位で
ある各副視野の面積を広くすればよいが、そのためには
広い視野に均一な強度分布の電子ビームを照射できる電
子銃が必要となる。また、分割転写方式では、マスクに
よって副視野の大きさや形状が変化することがあるた
め、1つの視野に対する電子ビームの照射電流密度を規
定する電子銃の輝度を比較的広い範囲で制御できる必要
がある。
【0004】斯かる電子銃の特性を表すパラメータとし
て、図3に示すように、当該電子銃から放出される電子
ビームEBによる電子線源の像であるクロスオーバCO
の直径dgと、そのクロスオーバCOから放出される電
子ビームの強度が最大値の99%となるときの電子ビー
ムの開口全角2・αg(αgは開口半角)との積である
エミッタンスがある。即ち、次式が成立している。
【0005】エミッタンス=dg・2αg (1) 一般に、エミッタンスの値が大きい程、より広い視野に
均一な強度分布の電子線を照射することができる。そし
て、後続の電子光学系で開口半角αgを大きくすると、
クロスオーバの直径dgが小さくなるため、(1)式の
エミッタンスの値は電子銃によって決定され、後続の電
子光学系によっては大きくすることができない。従来の
電子線縮小転写装置用の電子銃のエミッタンスは、一例
として40〜50μm・mrad程度であった。この場
合の電子銃としては、例えば凸面形状のカソードと、カ
ソード電位よりはるかに低い電位のウェーネルト(集束
電極)と、アース電極を持つアノードとから成る3極電
子銃が知られている。
【0006】これとは別に、カソードの電子ビームの放
出面を平面とした電子銃を温度制限電流の範囲(カソー
ドの温度が低く、電子ビームの電流がほぼカソードの温
度だけで決まる範囲)で使用し、且つクリティカル照明
条件で使用するようにした電子線縮小転写装置も知られ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来の技術
において、凸面形状のカソードを有する電子銃では、エ
ミッタンスをあまり大きくできないために、広い視野の
マスクパターンを均一な強度分布で照射するのが困難で
あるという不都合があった。更に、例えば分割転写方式
の電子線縮小転写装置では、電子銃の輝度を小さくし
て、しかも、その輝度の可変範囲を広くすることが求め
られているが、その凸面形状のカソードを有する電子銃
では、低輝度にするのが困難であり、また輝度の可変範
囲が狭いという不都合もあった。
【0008】また、電子ビームの放出面を平面としたカ
ソードを備えた電子銃を温度制限電流の範囲で、且つク
リティカル照明条件で使用する場合には、先ず電子ビー
ムの放出面とマスク面とを光学的に共役にする必要性が
あると言われている。そのため、レンズを1段余計に設
ける必要があり、電子光学系が複雑化するという不都合
がある。更に、カソードの電子ビームの放出面の像をマ
スク面に投影しているため、カソード表面の仕事関数の
ばらつきによってマスク面を照射する電子ビームの電流
密度がばらつき、マスク上の各副視野の全体を一様な電
流密度で転写することが困難で、線幅精度にばらつきが
生じるという不都合があった。また、電子銃を温度制限
電流の範囲で使用しているため、カソード温度が変動す
ると、電子銃電流、輝度、及びビーム電流等が変動し
て、安定な転写ができない恐れもあって、実用性の点で
も不安が残っていた。
【0009】本発明は斯かる点に鑑み、広い視野に均一
な強度分布の電子線を照射できると共に、必要に応じて
輝度の可変範囲を広く取れる電子銃を提供することを目
的とする。更に本発明は、そのような電子銃を備えた電
子線転写装置を提供することをも目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による電子銃は、
電子線の放出面(31a)が円形状の平面に形成された
カソード(31)から電子線の放出方向に順次、そのカ
ソード以下の電位が印加された集束電極(34)と、そ
のカソードより高い電位が印加されたアノード(35)
と、接地された接地電極(36)と、を配置したもので
ある。
【0011】斯かる本発明の電子銃によれば、カソード
(31)の電子線の放出面(31a)は円形状の平面で
あるため、その放出面(31a)での電界強度分布は一
様であり、カソード電流密度はその放出面(31a)の
全面でほぼ一定になる。従って、その放出面(31a)
から放出される電子線を後続のコンデンサレンズ等で集
束或いは発散させたときの、電子線の強度の角度依存性
が小さくなり、一様な強度の電子線の開き角である開口
全角2・αg(αgは開口半角)が大きくなる。また、
この電子線を集束させたときのクロスオーバ径dgは、
カソード(31)の放出面(31a)での電子の初速度
の角度依存性で決まり、カソード温度が一定であればほ
ぼ一定の値となる。従って、電子線の開口全角が大きく
なった分だけエミッタンス(=dg・2αg)が大きく
なり、広い視野に均一な強度分布の電子線を照射でき
る。
【0012】この場合、アノード(35)の電位を可変
として、アノード(35)の電位を変化させることによ
って電子銃としての特性(カソード電流、ビーム電流密
度、輝度、又はビーム電流等)を制御することが望まし
い。このとき、カソード(35)の電位を変えてカソー
ド電流密度を調整することによって輝度を調整できるた
め、輝度の可変範囲を広く取れる。
【0013】また、アノード(35)の接地電極(3
6)に対向する面(35a)は、接地電極(36)に対
して凹の円錐面状であることが望ましい。これによっ
て、アノード(35)は凹レンズとして作用するため、
カソード(31)から放出された電子線がすぐに集束す
ることがなくなる。また、接地電極(36)のアノード
(35)に対向する面(36a)は、アノード(35)
に対して凸の円錐面状であることが望ましい。これによ
って、接地電極(36)は凸レンズとして作用するた
め、その電子銃から放出される電子線が発散することが
防止される。
【0014】また、アノード(35)のカソード(3
1)に対向する面(35b)は、カソード(31)に対
して凹の円錐面状であることが望ましい。これによっ
て、アノード(35)の凹レンズとして負の屈折力が更
に強くなる。更に、カソード(31)の温度を加熱し
て、空間電荷制限電流の範囲(カソードの温度を高めて
熱電子の放出量を増すことによって空間電荷を多くし
て、ビーム電流の大きさが空間電荷層によって支配され
るような条件であり、このときのビーム電流は、ほぼア
ノードの電圧によって決定される)でその電子銃を使用
することが望ましい。これによって、カソード(31)
の温度が少しぐらい変動しても輝度等は変化しない。ま
た、カソード(31)の放出面(31a)で仕事関数の
変動があっても、方向による電子線の強度の一様性が損
なわれない。
【0015】次に、本発明の電子線転写装置は、上述の
本発明の何れかの電子銃(1)と、この電子銃からの電
子線を平行ビームに変換してマスクパターン(M)に照
射する照射系(2)と、マスクパターン(M)を通過し
た電子線を転写対象の基板(W)上に集束して、この基
板上にそのマスクパターンを転写する結像レンズ系(1
1,12)と、を有するものである。本発明の電子銃
(1)を使用することによって、広い視野のマスクパタ
ーンを一括して基板上に転写できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明による電子銃の実施の形態の一
例につき図1を参照して説明する。図1は本例の電子銃
を示す縦断面図を示し、この図1において、カソード3
1は、円柱状の六ホウ化ランタン(LaB6 )の単結晶
の先端、即ち電子ビームの放出面31aを平面に研磨し
て形成した。また、カソード31の側面に対向するよう
に平坦な切り欠き部31b及び31cを設け、これらの
切り欠き部31b及び31cをそれぞれ加熱用グラファ
イト32A,32Bを介して支持金具を兼ねる電極33
A,33Bで挟持している。以下では、カソード31の
放出面31aの中心を通り、その放出面31aに垂直な
軸を光軸AXとして説明する。
【0017】本例では、カソード31から電子ビームが
放出される方向に、光軸AXに沿って順にウェーネルト
(集束電極)34、アノード35、及びアース電極36
を配置している。先ず、ウェーネルト34は、金属製の
円筒状の側面部34bの上端に輪帯状の先端部34cを
形成し、この先端部34cの上面(カソード31側の面
と反対側の面)34aを開き半角θ1が67.5°の円
錐面となるようにしたものである。また、その上面34
aを通る円錐面が、点線で示すようにカソード31の放
出面31aの円形の輪郭部と交差するように、ウェーネ
ルト34の位置を設定し、ウェーネルト34の電位は、
カソード31の電位と同じか、あるいは少し低い電位と
した。
【0018】また、アノード35は、カソード31の方
向で支持されている金属製の円筒状の側面部35cの上
端に輪帯状の先端部35dを形成し、この先端部35d
の上面35aを開き半角θ2が80°でカソード31に
対して凸の円錐面となるようにしたものである。また、
アノード35の先端部35dのカソード31に対向する
底面35bをカソード31に対して凹の円錐面として、
アノード35にはカソード31の電位より100V〜1
0kV高い可変の電位を印加する。本例では、アノード
35の電位を変化させることによって、カソード電流を
調整する。このカソード電流の調整によって、電子銃電
流、輝度、ビーム電流、及びビーム電流密度等が調整で
きる。
【0019】また、アース電極36は、金属板の光軸A
Xを中心とする領域に電子ビーム通過用の貫通孔36a
を形成し、アノード35に対向する底面36bをアノー
ド35に対して凸の円錐面としたものである。そして、
アース電極36を接地し、貫通孔36aでの放電を避け
るため、貫通孔36aにおける電子ビームの入射口及び
射出口を球面状に加工した。
【0020】次に、本例の電子銃の動作につき説明す
る。先ず、本例では電子銃を空間電荷制限領域(カソー
ド31の温度を高めて熱電子の放出量を増すことによっ
て空間電荷を多くして、ビーム電流の大きさが空間電荷
層によって支配されるような領域)で動作させる。その
ため、アノード35の電位を一定値にしてカソード31
の加熱電流を変えて電子銃電流を測定し、電子銃電流が
加熱電流の急激な増加関数から緩やかな増加関数に変化
する際の加熱電流を求めることによって、本例の電子銃
が空間電荷制限領域にあることを確かめる。この空間電
荷制限領域では、ビーム電流は、ほぼアノード35の電
圧によって決定される。
【0021】そして、カソード31の放出面31aから
放出される電子ビームEBは、ウェーネルト34の上面
34aの開き半角θ1が67.5°であるため、ほぼそ
の放出面31aの法線方向、即ち光軸AXに平行に放出
される。この際に、その放出面31aの全面で電界強度
はほぼ一様であり、カソード電流密度はその放出面31
aの全面でほぼ一定になる。これは、その電子ビームE
Bを電子レンズによって集束、又は発散させたときの電
子ビームEBのビーム強度の角度依存性が小さく、一様
な強度の電子ビームの開き角である開口全角2・αgを
大きくできることを意味する。
【0022】その後、ウェーネルト34を通過した電子
ビームEBは、アノード35の先端部35dの開口を通
過してアース電極36に向かう。この際に、アノード3
5の先端部35dの上面35a及び底面35bはそれぞ
れカソード31に対して凸及び凹の円錐面であるため、
アノード35は屈折力の強い凹レンズとして作用し、空
間電荷効果による凹レンズ作用との相乗効果によって、
電子ビームEBは集束することなくほぼ平行な状態で光
軸AXに沿って進行する。そして、アース電極36の貫
通孔36aを通過した電子ビームEBは後続の光学系に
向かう。この際に、アース電極36の底面36bはカソ
ード31に対して凸の円錐面、即ち、その底面36bは
アノード35に対して凸の円錐面であるため、アース電
極36は凸レンズとして作用し、電子ビームEBの発散
が抑制される。
【0023】これによって、ほぼ一様な強度分布の円形
断面の電子ビームEBが得られた。そして、その電子ビ
ームEBを後続のレンズで集束したときのエミッタンス
として、200μm・mrad程度の値が得られた。こ
れは従来の電子銃のエミッタンスの4倍〜5倍程度の値
であり、本例の電子銃を使用することによって、従来よ
りも4倍〜5倍程度の視野のマスクパターンを一様な強
度の電子ビームで照射できることになる。また、アノー
ド35の電位を変化させることによって、輝度はほぼ1
×103 〜2×104 A/cm2 の広い範囲で変化させ
ることができた。
【0024】次に、図1の電子銃を用いた電子線縮小転
写装置の一例につき図2を参照して説明する。図2は、
本例の分割転写方式の電子線縮小転写装置を示し、この
図2において、光学系(電子光学系)の光軸AXに垂直
にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内で図2の紙面に垂直
にX軸を、図2の紙面に平行にY軸を取って説明する。
電子銃1は、図1の電子銃と同一の電子銃であり、カソ
ード31、ウェーネルト34、アノード35、及びアー
ス電極36等から構成されている。
【0025】そして、電子銃1から放出された電子ビー
ムEBは一度クロスオーバを結んだ後、コンデンサレン
ズ2で平行ビームとされ、視野選択偏向器3によりXY
平面(X軸及びY軸に平行な平面)内で偏向されてマス
クMの1つの副視野に導かれる。視野選択偏向器3にお
ける偏向量は、装置全体の動作を統轄制御する主制御系
5が偏向量設定部4を介して設定する。
【0026】マスクMを通過して光軸AXに平行に進む
電子ビームEBは、第1の主偏向器9及び第1の副偏向
器10により偏向されて光軸AXに沿って進む。その
後、電子ビームEBは、投影レンズ11により一度光軸
AX上でクロスオーバCOを結んだ後、対物レンズ12
を介して縮小倍率β(βは例えば1/4)で反転縮小さ
れる。
【0027】その後、電子ビームEBは、第2の主偏向
器13、及び第2の副偏向器14により光軸AXから偏
向されて電子線レジストが塗布されたウエハW上の1つ
の副転写領域に入射し、この副転写領域にマスクMの1
つの副視野のパターンをβ倍した反転縮小像が転写され
る。第1の主偏向器9、副偏向器10における電子ビー
ムの偏向量は、主制御系5が偏向量設定部16を介して
設定し、第2の主偏向器13、及び副偏向器14におけ
る電子ビームの偏向量も、主制御系5が偏向量設定部1
7を介して設定する。
【0028】また、マスクMはマスクステージ6内にX
Y平面と平行に取り付けられ、マスクステージ6は、マ
スクベース7上で内部の駆動装置によりX方向に連続移
動し、Y方向にステップ移動できるように構成されてい
る。マスクステージ6の位置はレーザ干渉計8で検出さ
れ主制御系5に出力される。一方、ウエハWは、可動ス
テージ19上の試料台18上にXY平面と平行に保持さ
れている。試料台18は、可動ステージ19の内部の駆
動装置によりX方向に連続移動できると共に、Y方向に
ステップ移動できるように構成されている。試料台18
のY方向の位置は、レーザ干渉計20で検出されて主制
御系5に出力される。
【0029】本例では、マスクMのパターンはX方向に
所定ピッチで複数の主視野に分割され、各主視野はそれ
ぞれY方向に所定ピッチで複数の副視野に分割されてい
る。そして、本例では、転写時にマスクMを例えば+X
方向に走査するのと同期して、ウエハWを−X方向に走
査する。走査方向が逆であるのは反転像が転写されるか
らである。そして、マスクM上でほぼ光軸AXを横切る
位置にある1つの主視野について、視野選択偏向器3、
主偏向器9,13及び副偏向器10,14により電子ビ
ームEBをY方向に偏向して、内部の複数の副視野のパ
ターンの縮小像を順次ウエハW上に転写する。これを各
主視野について繰り返すことに依って、マスクM上の全
部のパターンの縮小像がウエハW上に転写される。
【0030】この際に、本例の電子銃1はエミッタンス
が大きいため、マスクM上の複数の副視野のそれぞれを
大きくできる。従って、マスクパターンをウエハ上に転
写する際のスループット(生産性)を高めることができ
る。なお、本発明は上述の実施の形態に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得るこ
とは勿論である。
【0031】
【発明の効果】本発明の電子銃によれば、電子線の放出
面が円形上の平面とされたカソードを使用しているた
め、一様な強度の電子線が放出される開口全角を大きく
でき、エミッタンスを大きくできる。そのため、広い視
野に均一な強度分布の電子線を照射できる利点がある。
【0032】この場合、アノードの電位を可変として、
そのアノードの電位を変化させることによって電子銃と
しての特性を制御する場合には、そのアノードの電位を
変化させることによって、輝度を広い可変範囲で変化さ
せることができる利点がある。また、アノードの接地電
極に対向する面を、接地電極に対して凹の円錐面状とし
た場合には、アノードは凹レンズとして作用するため、
カソードから放出された電子線がすぐに集束することが
なくなる。
【0033】また、接地電極のアノードに対向する面
を、アノードに対して凸の円錐面状とした場合には、接
地電極は凸レンズとして作用するため、その電子銃から
放出される電子線が発散することが防止される。また、
アノードのカソードに対向する面を、カソードに対して
凹の円錐面状とした場合には、アノードの凹レンズとし
て負の屈折力が更に強くなり、更にエミッタンスを大き
くできる。
【0034】次に、本発明の電子線転写装置によれば、
本発明の電子銃を使用しているため、広い視野のマスク
パターンを一括して転写でき、高いスループットでマス
クパターンを転写できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子銃の実施の形態の一例を示す
縦断面に沿う端面図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の電子線縮小転写装
置を示す概略構成図である。
【図3】電子線のエミッタンスの説明図である。
【符号の説明】
31 カソード 32A,32B 加熱用グラファイト 33A,33B 電極 34 ウェーネルト 35 アノード 36 アース電極 M マスク W ウエハ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子線の放出面が円形状の平面に形成さ
    れたカソードから電子線の放出方向に順次、前記カソー
    ド以下の電位が印加された集束電極と、前記カソードよ
    り高い電位が印加されたアノードと、接地された接地電
    極と、を配置したことを特徴とする電子銃。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子銃であって、 前記アノードの電位は可変であり、前記アノードの電位
    を変化させることによって電子銃としての特性を制御す
    ることを特徴とする電子銃。
  3. 【請求項3】 請求項1、又は2記載の電子銃であっ
    て、 前記アノードの前記接地電極に対向する面は、前記接地
    電極に対して凹の円錐面状であることを特徴とする電子
    銃。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、又は3記載の電子銃であ
    って、 前記接地電極の前記アノードに対向する面は、前記アノ
    ードに対して凸の円錐面状であることを特徴とする電子
    銃。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3、又は4記載の電子銃
    であって、 前記アノードの前記カソードに対向する面は、前記カソ
    ードに対して凹の円錐面状であることを特徴とする電子
    銃。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか一項記載の電子銃
    と、 該電子銃からの電子線を平行ビームに変換してマスクパ
    ターンに照射する照射系と、 前記マスクパターンを通過した電子線を転写対象の基板
    上に集束して、該基板上に前記マスクパターンを転写す
    る結像レンズ系と、を有することを特徴とする電子線転
    写装置。
JP7338373A 1995-12-26 1995-12-26 電子銃及び該電子銃を備えた電子線転写装置 Pending JPH09180663A (ja)

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