JPH09180939A - 積層型コイル部品 - Google Patents
積層型コイル部品Info
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- JPH09180939A JPH09180939A JP35014695A JP35014695A JPH09180939A JP H09180939 A JPH09180939 A JP H09180939A JP 35014695 A JP35014695 A JP 35014695A JP 35014695 A JP35014695 A JP 35014695A JP H09180939 A JPH09180939 A JP H09180939A
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業工数の増大を招くことなく、小型で、必
要な特性を得ることが可能な積層型コイル部品を提供す
る。 【解決手段】 その表面に、外側又は内側に向って一回
以上周回する第1のコイルパターン1aが形成された第
1のセラミックグリーンシート2aと、その表面に、第
1のコイルパターン1aと周回方向が同一で、かつ、第
1のコイルパターン1aが外側に向って形成されていれ
ば内側、また、第1のコイルパターン1aが内側に向っ
て形成されていれば外側に向って1回以上周回する第2
のコイルパターン1bが形成された第2のセラミックグ
リーンシート2bとを交互に積層するとともに、第1の
コイルパターン1aと第2のコイルパターン1bを所定
の位置で接続することにより、交互に配設された第1及
び第2のコイルパターン1a,1bからコイルを形成す
る。
要な特性を得ることが可能な積層型コイル部品を提供す
る。 【解決手段】 その表面に、外側又は内側に向って一回
以上周回する第1のコイルパターン1aが形成された第
1のセラミックグリーンシート2aと、その表面に、第
1のコイルパターン1aと周回方向が同一で、かつ、第
1のコイルパターン1aが外側に向って形成されていれ
ば内側、また、第1のコイルパターン1aが内側に向っ
て形成されていれば外側に向って1回以上周回する第2
のコイルパターン1bが形成された第2のセラミックグ
リーンシート2bとを交互に積層するとともに、第1の
コイルパターン1aと第2のコイルパターン1bを所定
の位置で接続することにより、交互に配設された第1及
び第2のコイルパターン1a,1bからコイルを形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インダクタや、積
層LC複合部品などのコイル部品に関し、詳しくは、素
子中に積層型のコイルを配設してなる積層型コイル部品
に関する。
層LC複合部品などのコイル部品に関し、詳しくは、素
子中に積層型のコイルを配設してなる積層型コイル部品
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の積層型コイル部品は、そのコイル
の形成方法から、概略以下の2つに大別される。 (1)一つは、いわゆるビアホール方式により形成された
積層型コイルを有するものであり、この積層型コイル部
品は、コイルパターンが印刷されたグリーンシートを積
層し、ビアホールにより各層のコイルパターンを接続す
ることによって積層型のコイルを形成したものである。 (2)他の一つは、セラミックペーストとコイルパターン
を交互に半分ずつ、印刷、乾燥しながら積み重ねてい
く、いわゆる印刷積み重ね方式により形成されたコイル
を有するものである。
の形成方法から、概略以下の2つに大別される。 (1)一つは、いわゆるビアホール方式により形成された
積層型コイルを有するものであり、この積層型コイル部
品は、コイルパターンが印刷されたグリーンシートを積
層し、ビアホールにより各層のコイルパターンを接続す
ることによって積層型のコイルを形成したものである。 (2)他の一つは、セラミックペーストとコイルパターン
を交互に半分ずつ、印刷、乾燥しながら積み重ねてい
く、いわゆる印刷積み重ね方式により形成されたコイル
を有するものである。
【0003】図5は、上記(1)のビアホール方式による
コイルの形成方法を示している。この方法においては、
1/2ターンの第1のコイルパターン51aが形成され
た第1のグリーンシート52a(図5(a),(c),
(e))と、同じく1/2ターンの第2のコイルパターン
51b(図5(b),(d))が形成された第2のグリーン
シート52bを積層し、ビアホール53により、第1及
び第2のコイルパターン51a,51bの終端部を接続
することにより積層型コイルを形成している。なお、最
上層となる第1のコイルパターン51a(図5(a))及
び最下層となるコイルパターン51a(図5(e))は、
各グリーンシート52a,52bなどを積層、圧着した
後、これを焼成することにより得られる素子の外周面に
形成される外部電極との接続のために、引出し電極部5
1cによってグリーンシート52aの端部に引き出され
ている。
コイルの形成方法を示している。この方法においては、
1/2ターンの第1のコイルパターン51aが形成され
た第1のグリーンシート52a(図5(a),(c),
(e))と、同じく1/2ターンの第2のコイルパターン
51b(図5(b),(d))が形成された第2のグリーン
シート52bを積層し、ビアホール53により、第1及
び第2のコイルパターン51a,51bの終端部を接続
することにより積層型コイルを形成している。なお、最
上層となる第1のコイルパターン51a(図5(a))及
び最下層となるコイルパターン51a(図5(e))は、
各グリーンシート52a,52bなどを積層、圧着した
後、これを焼成することにより得られる素子の外周面に
形成される外部電極との接続のために、引出し電極部5
1cによってグリーンシート52aの端部に引き出され
ている。
【0004】また、図6は、上記(2)の印刷積み重ね方
式による積層型コイル部品の製造方法を示す図である。
この方法においては、 グリーンシート62aに、引出し電極(電極パター
ン)61aを配設し(図6(a))、 その上に、グリーンシート62bを、引出し電極61
aの上部が露出するように積み重ね(図6(b))、 次に、グリーンシート62b上に、1/2ターンのコ
イルパターン61bを、引出し電極61aと導通するよ
うに配設し(図6(c))、 さらに、その上にグリーンシート62cを、コイルパ
ターン61bの下部が露出するように積み重ね(図6
(d))、 その上に、1/2ターンのコイルパターン61cを、
コイルパターン61bの端部と導通するように配設し
(図6(e))、 さらに、その上にグリーンシート62dを、コイルパ
ターン61cの上部が露出するように積み重ね(図6
(f))、 その上に、1/2ターンのコイルパターン61dを、
コイルパターン61cの端部と導通するように配設し
(図6(g))、 さらに、その上にグリーンシート62eを、コイルパ
ターン61dの下部が露出するように積み重ね(図6
(h))、 その上に、引出し電極61eを、コイルパターン61
dの端部と導通するように配設し(図6(i))、さら
にその上に電極パターンの形成されていない外層用のグ
リーンシート(図示せず)を積層することにより積層型
コイルを形成している。
式による積層型コイル部品の製造方法を示す図である。
この方法においては、 グリーンシート62aに、引出し電極(電極パター
ン)61aを配設し(図6(a))、 その上に、グリーンシート62bを、引出し電極61
aの上部が露出するように積み重ね(図6(b))、 次に、グリーンシート62b上に、1/2ターンのコ
イルパターン61bを、引出し電極61aと導通するよ
うに配設し(図6(c))、 さらに、その上にグリーンシート62cを、コイルパ
ターン61bの下部が露出するように積み重ね(図6
(d))、 その上に、1/2ターンのコイルパターン61cを、
コイルパターン61bの端部と導通するように配設し
(図6(e))、 さらに、その上にグリーンシート62dを、コイルパ
ターン61cの上部が露出するように積み重ね(図6
(f))、 その上に、1/2ターンのコイルパターン61dを、
コイルパターン61cの端部と導通するように配設し
(図6(g))、 さらに、その上にグリーンシート62eを、コイルパ
ターン61dの下部が露出するように積み重ね(図6
(h))、 その上に、引出し電極61eを、コイルパターン61
dの端部と導通するように配設し(図6(i))、さら
にその上に電極パターンの形成されていない外層用のグ
リーンシート(図示せず)を積層することにより積層型
コイルを形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記(1)及
び(2)の方式でコイルを形成する場合、いずれの方法に
おいても、1/2ターン又は3/4ターン程度の1ター
ン未満のコイルパターンが形成されたグリーンシートを
積層することにより、各コイルパターンから積層型のコ
イルを形成している。
び(2)の方式でコイルを形成する場合、いずれの方法に
おいても、1/2ターン又は3/4ターン程度の1ター
ン未満のコイルパターンが形成されたグリーンシートを
積層することにより、各コイルパターンから積層型のコ
イルを形成している。
【0006】したがって、例えば、1/2ターンのコイ
ルパターンが形成されたグリーンシートを積層して12
ターンのコイルを形成しようとすると、グリーンシート
の積層数が24層となり、また、3/4ターンのコイル
パターンが形成されたグリーンシートを積層して12タ
ーンのコイルを形成しようとすると、グリーンシートの
積層数が16層となり、コイルのターン数よりも多くの
グリーンシートを積層することが必要になる。
ルパターンが形成されたグリーンシートを積層して12
ターンのコイルを形成しようとすると、グリーンシート
の積層数が24層となり、また、3/4ターンのコイル
パターンが形成されたグリーンシートを積層して12タ
ーンのコイルを形成しようとすると、グリーンシートの
積層数が16層となり、コイルのターン数よりも多くの
グリーンシートを積層することが必要になる。
【0007】その結果、次のような問題点が発生する。 大きなインダクタンスを得ようとすると、製品の厚み
が大きくなり、小型化が制約される。 一方、製品の厚みを所定の範囲内に抑えようとすると
ターン数が減少し、取得可能なインダクタンスの値が小
さくなる。 コイルパターンを形成したグリーンシートの積層数が
多くなると、それだけ、グリーンシートを積層したりグ
リーンシートにビアホールを設けたりする作業が増え
て、作業工数が増大し、コストの上昇を招く。 また、図7に示すように、隣接するコイルパターンが
平面的に重なる位置に形成されている場合、層間浮遊容
量により特性の低下が生じることがある。
が大きくなり、小型化が制約される。 一方、製品の厚みを所定の範囲内に抑えようとすると
ターン数が減少し、取得可能なインダクタンスの値が小
さくなる。 コイルパターンを形成したグリーンシートの積層数が
多くなると、それだけ、グリーンシートを積層したりグ
リーンシートにビアホールを設けたりする作業が増え
て、作業工数が増大し、コストの上昇を招く。 また、図7に示すように、隣接するコイルパターンが
平面的に重なる位置に形成されている場合、層間浮遊容
量により特性の低下が生じることがある。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、作業工数の増大を招くことなく、小型で、必要な特
性を得ることが可能な積層型コイル部品を提供すること
を目的とする。
り、作業工数の増大を招くことなく、小型で、必要な特
性を得ることが可能な積層型コイル部品を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の積層型コイル部品は、素子中に積層型のコ
イルが配設された積層型コイル部品において、素子内の
一つの仮想平面に配設された、外側又は内側に向って一
回以上周回する第1のコイルパターンと、前記仮想平面
と所定の間隔をおいて隣り合う他の仮想平面に配設され
た、前記第1のコイルパターンと周回方向が同一で、か
つ、前記第1のコイルパターンが外側に向って形成され
ていれば内側に、また、前記第1のコイルパターンが内
側に向って形成されていれば外側に向って1回以上周回
する第2のコイルパターンが交互に配設され、かつ、交
互に配設された前記第1のコイルパターンと前記第2の
コイルパターンが所定の位置で接続されることにより、
前記第1及び第2のコイルパターンからコイルが形成さ
れていることを特徴としている。
に、本発明の積層型コイル部品は、素子中に積層型のコ
イルが配設された積層型コイル部品において、素子内の
一つの仮想平面に配設された、外側又は内側に向って一
回以上周回する第1のコイルパターンと、前記仮想平面
と所定の間隔をおいて隣り合う他の仮想平面に配設され
た、前記第1のコイルパターンと周回方向が同一で、か
つ、前記第1のコイルパターンが外側に向って形成され
ていれば内側に、また、前記第1のコイルパターンが内
側に向って形成されていれば外側に向って1回以上周回
する第2のコイルパターンが交互に配設され、かつ、交
互に配設された前記第1のコイルパターンと前記第2の
コイルパターンが所定の位置で接続されることにより、
前記第1及び第2のコイルパターンからコイルが形成さ
れていることを特徴としている。
【0010】また、素子中に配設されたコイルを、素子
の外周面に形成される外部電極と接続することができる
ように、最上層及び最下層のコイルパターンの自由端
が、同一仮想平面又は異なる仮想平面から素子の外周面
に引き出されていることを特徴としている。
の外周面に形成される外部電極と接続することができる
ように、最上層及び最下層のコイルパターンの自由端
が、同一仮想平面又は異なる仮想平面から素子の外周面
に引き出されていることを特徴としている。
【0011】また、前記隣り合う仮想平面に配設された
コイルパターンの主要部が、平面的に互いに重ならない
位置に配設されていることを特徴としている。
コイルパターンの主要部が、平面的に互いに重ならない
位置に配設されていることを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明の積層型コイル部品においては、素子中
に、ターン数が1以上の第1のコイルパターンと、第1
のコイルパターンと周回方向が同一で、かつ、第1のコ
イルパターンが外側に向って形成されていれば内側に、
また、第1のコイルパターンが内側に向って形成されて
いれば外側に向って周回する、ターン数が1以上の第2
のコイルパターンを交互に配設し、かつ、第1のコイル
パターンと第2のコイルパターンを所定の位置で接続し
て、第1及び第2のコイルパターンからコイルを形成す
るようにしているので、グリーンシートの積層数をコイ
ルのターン数よりも少なくして、製品の小型化、製造時
の作業工数の低減を図ることが可能になる。なお、第1
のコイルパターンと第2のコイルパターンを接続する方
式としては、例えば、ビアホール方式や印刷積み重ね方
式、さらには、接続用の開口部を設けておき、この開口
部を介して各コイルパターンを接続する方式など、種々
の方式を用いることが可能である。
に、ターン数が1以上の第1のコイルパターンと、第1
のコイルパターンと周回方向が同一で、かつ、第1のコ
イルパターンが外側に向って形成されていれば内側に、
また、第1のコイルパターンが内側に向って形成されて
いれば外側に向って周回する、ターン数が1以上の第2
のコイルパターンを交互に配設し、かつ、第1のコイル
パターンと第2のコイルパターンを所定の位置で接続し
て、第1及び第2のコイルパターンからコイルを形成す
るようにしているので、グリーンシートの積層数をコイ
ルのターン数よりも少なくして、製品の小型化、製造時
の作業工数の低減を図ることが可能になる。なお、第1
のコイルパターンと第2のコイルパターンを接続する方
式としては、例えば、ビアホール方式や印刷積み重ね方
式、さらには、接続用の開口部を設けておき、この開口
部を介して各コイルパターンを接続する方式など、種々
の方式を用いることが可能である。
【0013】また、最上層及び最下層のコイルパターン
の終端部を、同一仮想平面又は異なる仮想平面から素子
の外周面に引き出すことにより、素子中に形成されるコ
イルを外部電極と確実に接続することが可能になり、本
発明をより実効あらしめることができるようになる。
の終端部を、同一仮想平面又は異なる仮想平面から素子
の外周面に引き出すことにより、素子中に形成されるコ
イルを外部電極と確実に接続することが可能になり、本
発明をより実効あらしめることができるようになる。
【0014】また、隣り合う仮想平面に配設されるコイ
ルパターンを、その主要部が、平面的に互いに重ならな
いように配設することにより、層間に発生する浮遊容量
を極めて小さくすることが可能になり、自己共振周波数
を高くして高周波特性を向上させることができる。
ルパターンを、その主要部が、平面的に互いに重ならな
いように配設することにより、層間に発生する浮遊容量
を極めて小さくすることが可能になり、自己共振周波数
を高くして高周波特性を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しつつ説明する。なお、以下の発明の実施の形態に
おいては、誘電体セラミック中にコイルを配設してなる
高周波積層型コイル部品を製造する場合を例にとって説
明する。
参照しつつ説明する。なお、以下の発明の実施の形態に
おいては、誘電体セラミック中にコイルを配設してなる
高周波積層型コイル部品を製造する場合を例にとって説
明する。
【0016】[実施形態1] (1)図1(a)に示すように、まず、第1のグリーンシー
ト(セラミックグリーンシート)2aの表面上に外側か
ら内側に向ったスパイラル状(ターン数=1.5)の第
1のコイルパターン1aを、スクリーン印刷などの方法
により形成する。なお、コイルパターン1aの形成方法
は、スクリーン印刷の方法に限られるものではなく、ス
パッタや蒸着などの種々の方法で形成することが可能で
ある。そして、この第1のコイルパターン1aの内側終
端部に設けたビアホール3内に電極材料(図示せず)を
充填し裏面側に引き出す。なお、ビアホール3内への電
極材料の充填は、コイルパターン1a,1bの形成と同
時に行ってもよくまた、別工程で行ってもよい。また、
図1(a)に示す第1のコイルパターン1aは、最外層
(最上層)となるものであり、その外側終端部は、外部
電極(図示せず)に接続することができるように、引出
し電極部1cにより第1のグリーンシート2aの端部に
引き出されている。なお、最外層とはならない第1のコ
イルパターン1aは、図1(d)に示すように、その終端
部をグリーンシート2aの端部に引き出すことはされて
いない。
ト(セラミックグリーンシート)2aの表面上に外側か
ら内側に向ったスパイラル状(ターン数=1.5)の第
1のコイルパターン1aを、スクリーン印刷などの方法
により形成する。なお、コイルパターン1aの形成方法
は、スクリーン印刷の方法に限られるものではなく、ス
パッタや蒸着などの種々の方法で形成することが可能で
ある。そして、この第1のコイルパターン1aの内側終
端部に設けたビアホール3内に電極材料(図示せず)を
充填し裏面側に引き出す。なお、ビアホール3内への電
極材料の充填は、コイルパターン1a,1bの形成と同
時に行ってもよくまた、別工程で行ってもよい。また、
図1(a)に示す第1のコイルパターン1aは、最外層
(最上層)となるものであり、その外側終端部は、外部
電極(図示せず)に接続することができるように、引出
し電極部1cにより第1のグリーンシート2aの端部に
引き出されている。なお、最外層とはならない第1のコ
イルパターン1aは、図1(d)に示すように、その終端
部をグリーンシート2aの端部に引き出すことはされて
いない。
【0017】(2)次に、図1(b)に示すように、第2の
グリーンシート(セラミックグリーンシート)2bの表
面上に、第1のコイルパターン1aと同じ周回方向(コ
イルとしての磁界を打ち消さない方向)に、内側から外
側に向ったスパイラル状(ターン数=1.5)の第2の
コイルパターン1bを、スクリーン印刷などの方法によ
り形成する。そして、この第2のコイルパターン1bの
外側終端部に設けたビアホール3内に電極材料(図示せ
ず)を充填し裏面側に引き出す。
グリーンシート(セラミックグリーンシート)2bの表
面上に、第1のコイルパターン1aと同じ周回方向(コ
イルとしての磁界を打ち消さない方向)に、内側から外
側に向ったスパイラル状(ターン数=1.5)の第2の
コイルパターン1bを、スクリーン印刷などの方法によ
り形成する。そして、この第2のコイルパターン1bの
外側終端部に設けたビアホール3内に電極材料(図示せ
ず)を充填し裏面側に引き出す。
【0018】(3)それから、第1のグリーンシート2a
の下に第2のグリーンシート2bを積み重ね、第1のコ
イルパターン1aと第2のコイルパターン1bを電気的
に接続する(図1(c))。
の下に第2のグリーンシート2bを積み重ね、第1のコ
イルパターン1aと第2のコイルパターン1bを電気的
に接続する(図1(c))。
【0019】(4)その後同様にして、第1のグリーンシ
ート2aと第2のグリーンシート2bを交互に積層す
る。そして、第1のコイルパターン1aが形成された
(n−1)枚目の第1のグリーンシート2a(図1
(d))の下面側に、外部電極に接続するための電極パタ
ーン(広義のコイルパターン)1dが形成されたn枚目
のグリーンシート2cを積層する(図1(e))。これに
より、(n−1)枚目の第1のグリーンシート2aのコ
イルパターン1aの内側終端部に形成されたビアホール
3及びn枚目のグリーンシート2cの電極パターン1d
を介して、コイルパターン1aを外部電極に接続するこ
とが可能になる。
ート2aと第2のグリーンシート2bを交互に積層す
る。そして、第1のコイルパターン1aが形成された
(n−1)枚目の第1のグリーンシート2a(図1
(d))の下面側に、外部電極に接続するための電極パタ
ーン(広義のコイルパターン)1dが形成されたn枚目
のグリーンシート2cを積層する(図1(e))。これに
より、(n−1)枚目の第1のグリーンシート2aのコ
イルパターン1aの内側終端部に形成されたビアホール
3及びn枚目のグリーンシート2cの電極パターン1d
を介して、コイルパターン1aを外部電極に接続するこ
とが可能になる。
【0020】なお、上記実施形態では、n枚目のグリー
ンシート2cに、周回していない電極パターン1dを形
成した場合について説明したが、例えば、図2に示すよ
うに、周回するコイルパターン1eを形成し、その外側
の終端部を引出し電極部1fによりグリーンシート2c
の端部に引き出すように構成することも可能である。こ
の場合、コイルの形成に寄与するコイルパターンが配設
された面に、外部電極への接続用の引出し電極部が形成
されることになるため、積層方向の寸法を大きくするこ
となく、素子中に形成されるコイルを外部電極と確実に
接続することが可能になり、本発明をより実効あらしめ
ることができる。なお、いうまでもないが、各グリーン
シート2a,2b,2cが積層された積層体の上下面
に、さらにコイルパターンなどが形成されていないグリ
ーンシートを積層するようなことは必要により行われ
る。
ンシート2cに、周回していない電極パターン1dを形
成した場合について説明したが、例えば、図2に示すよ
うに、周回するコイルパターン1eを形成し、その外側
の終端部を引出し電極部1fによりグリーンシート2c
の端部に引き出すように構成することも可能である。こ
の場合、コイルの形成に寄与するコイルパターンが配設
された面に、外部電極への接続用の引出し電極部が形成
されることになるため、積層方向の寸法を大きくするこ
となく、素子中に形成されるコイルを外部電極と確実に
接続することが可能になり、本発明をより実効あらしめ
ることができる。なお、いうまでもないが、各グリーン
シート2a,2b,2cが積層された積層体の上下面
に、さらにコイルパターンなどが形成されていないグリ
ーンシートを積層するようなことは必要により行われ
る。
【0021】[実施形態2] (1)図3(a)に示すように、まず、第1のグリーンシー
ト12aの表面上に外側から内側に向ったスパイラル状
(ターン数=1.5)の第1のコイルパターン11a
を、スクリーン印刷などの方法により形成する。そし
て、この第1のコイルパターン11aの内側終端部に設
けたビアホール13内に電極材料(図示せず)を充填し
裏面側に引き出す。なお、図3(a)に示す第1のコイル
パターン11aは、最外層(最上層)となるものであ
り、その外側終端部は、外部電極(図示せず)に接続す
ることができるように、引出し電極部11cにより第1
のグリーンシート12aの端部に引き出されている。な
お、最外層とはならない第1のコイルパターン11a
は、図3(d)に示すように、その終端部をグリーンシー
ト12aの端部に引き出すことはされていない。
ト12aの表面上に外側から内側に向ったスパイラル状
(ターン数=1.5)の第1のコイルパターン11a
を、スクリーン印刷などの方法により形成する。そし
て、この第1のコイルパターン11aの内側終端部に設
けたビアホール13内に電極材料(図示せず)を充填し
裏面側に引き出す。なお、図3(a)に示す第1のコイル
パターン11aは、最外層(最上層)となるものであ
り、その外側終端部は、外部電極(図示せず)に接続す
ることができるように、引出し電極部11cにより第1
のグリーンシート12aの端部に引き出されている。な
お、最外層とはならない第1のコイルパターン11a
は、図3(d)に示すように、その終端部をグリーンシー
ト12aの端部に引き出すことはされていない。
【0022】(2)次に、図3(b)に示すように、第2の
グリーンシート12bの表面上に、第1のコイルパター
ン11aと同じ周回方向(コイルとしての磁界を打ち消
さない方向)に、内側から外側に向ったスパイラル状
(ターン数=1.5)の第2のコイルパターン11b
を、スクリーン印刷などの方法により形成する。そし
て、この第2のコイルパターン11bの外側終端部に設
けたビアホール13内に電極材料(図示せず)を充填し
裏面側に引き出す。
グリーンシート12bの表面上に、第1のコイルパター
ン11aと同じ周回方向(コイルとしての磁界を打ち消
さない方向)に、内側から外側に向ったスパイラル状
(ターン数=1.5)の第2のコイルパターン11b
を、スクリーン印刷などの方法により形成する。そし
て、この第2のコイルパターン11bの外側終端部に設
けたビアホール13内に電極材料(図示せず)を充填し
裏面側に引き出す。
【0023】この第2のコイルパターン11bは、図3
(c)及び図4に示すように、上記の第1のコイルパター
ン11aとは、ライン幅Wだけ平面的に位置をずらすこ
とにより、グリーンシートを介して対向するラインの面
積が極力小さくなるように形成されている。
(c)及び図4に示すように、上記の第1のコイルパター
ン11aとは、ライン幅Wだけ平面的に位置をずらすこ
とにより、グリーンシートを介して対向するラインの面
積が極力小さくなるように形成されている。
【0024】(3)そして、第1のグリーンシート12a
の下に第2のグリーンシート12bを積み重ね、第1の
コイルパターン11aと第2のコイルパターン11bを
電気的に接続する(図3(c))。このとき、第1のコイ
ルパターン11aと第2のコイルパターン11bの平面
的な位置がずれているため、層間に発生する浮遊容量を
極めて小さくすることが可能になり、自己共振周波数を
高くして高周波特性を向上させることが可能になる。
の下に第2のグリーンシート12bを積み重ね、第1の
コイルパターン11aと第2のコイルパターン11bを
電気的に接続する(図3(c))。このとき、第1のコイ
ルパターン11aと第2のコイルパターン11bの平面
的な位置がずれているため、層間に発生する浮遊容量を
極めて小さくすることが可能になり、自己共振周波数を
高くして高周波特性を向上させることが可能になる。
【0025】(4)その後同様にして、第1のグリーンシ
ート12aと第2のグリーンシート12bを交互に積層
する。そして、第1のコイルパターン11aが形成され
た第1のグリーンシート12a(図3(d))の下面側
に、外部電極に接続するための電極パターン(広義のコ
イルパターン)11dが形成されたn枚目のグリーンシ
ート12c(図3(e))を積層する。これにより、(n
−1)枚目の第1のグリーンシート12aのコイルパタ
ーン11aの内側終端部に形成されたビアホール13及
びn枚目のグリーンシート12cの電極パターン11d
を介して、コイルパターン11aを外部電極に接続する
ことが可能になる。
ート12aと第2のグリーンシート12bを交互に積層
する。そして、第1のコイルパターン11aが形成され
た第1のグリーンシート12a(図3(d))の下面側
に、外部電極に接続するための電極パターン(広義のコ
イルパターン)11dが形成されたn枚目のグリーンシ
ート12c(図3(e))を積層する。これにより、(n
−1)枚目の第1のグリーンシート12aのコイルパタ
ーン11aの内側終端部に形成されたビアホール13及
びn枚目のグリーンシート12cの電極パターン11d
を介して、コイルパターン11aを外部電極に接続する
ことが可能になる。
【0026】上記の実施形態1及び2の方法により製造
された積層型コイル部品においては、いずれも、一つの
グリーンシートに1ターン以上のコイルパターンが形成
されているため、前述の従来の積層型コイル部品に比べ
て同一寸法でより多くのターン数を確保することが可能
になり、取得インダクタンスを大きくすることができ
る。
された積層型コイル部品においては、いずれも、一つの
グリーンシートに1ターン以上のコイルパターンが形成
されているため、前述の従来の積層型コイル部品に比べ
て同一寸法でより多くのターン数を確保することが可能
になり、取得インダクタンスを大きくすることができ
る。
【0027】例えば、従来の1/2ターンずつコイルパ
ターンを印刷したグリーンシートを積層する方式の場
合、3ターンの巻数を確保するためには、6枚のグリー
ンシートを積層することが必要になるが、上記実施形態
1の積層型コイル部品の場合、2枚のシートを積み重ね
ることで3ターンの巻数を確保することが可能になる。
また、グリーンシートを同じ枚数だけ積層した場合、従
来の3倍のインダクタンスを取得することが可能にな
る。なお、従来の3/4ターンずつコイルパターンを印
刷したグリーンシートを積層する場合に比べても、同じ
巻数を確保するのにグリーンシートの積層数を1/2に
することが可能になる。また、同じ積層数の場合、取得
インダクタンスを2倍にすることが可能になる。
ターンを印刷したグリーンシートを積層する方式の場
合、3ターンの巻数を確保するためには、6枚のグリー
ンシートを積層することが必要になるが、上記実施形態
1の積層型コイル部品の場合、2枚のシートを積み重ね
ることで3ターンの巻数を確保することが可能になる。
また、グリーンシートを同じ枚数だけ積層した場合、従
来の3倍のインダクタンスを取得することが可能にな
る。なお、従来の3/4ターンずつコイルパターンを印
刷したグリーンシートを積層する場合に比べても、同じ
巻数を確保するのにグリーンシートの積層数を1/2に
することが可能になる。また、同じ積層数の場合、取得
インダクタンスを2倍にすることが可能になる。
【0028】また、同一のインダクタンスを確保するの
に必要なグリーンシートの積層枚数を減らすことが可能
になるため、グリーンシートの使用量が減少するととも
に、積層のための作業工数が減少し、大幅なコストの低
減を図ることが可能になる。また、グリーンシートの必
要枚数が減少すると形成すべきビアホールの数も少なく
なり、その分だけ製造工程を簡略化してコストの低減を
図ることが可能になる。また、ビアホールの数が減った
分だけ層間接続箇所が少なくなり接続信頼性も高くな
る。
に必要なグリーンシートの積層枚数を減らすことが可能
になるため、グリーンシートの使用量が減少するととも
に、積層のための作業工数が減少し、大幅なコストの低
減を図ることが可能になる。また、グリーンシートの必
要枚数が減少すると形成すべきビアホールの数も少なく
なり、その分だけ製造工程を簡略化してコストの低減を
図ることが可能になる。また、ビアホールの数が減った
分だけ層間接続箇所が少なくなり接続信頼性も高くな
る。
【0029】また、従来は、インダクタンスを大きくし
ようとすると、積み重ね枚数を多くしなければならず、
グリーンシートの厚みをできるだけ薄くすることが必要
になり、そのために、各工程での作業精度を高く維持す
ることが必要になって工程管理コストの上昇を招くこと
になるが、本発明によれば、同一のインダクタンスを得
るために必要なグリーンシートの積層数を減らすことが
可能になるため、グリーンシートの厚みを薄くすること
なく、製造工程での取扱を容易にすることが可能にな
る。
ようとすると、積み重ね枚数を多くしなければならず、
グリーンシートの厚みをできるだけ薄くすることが必要
になり、そのために、各工程での作業精度を高く維持す
ることが必要になって工程管理コストの上昇を招くこと
になるが、本発明によれば、同一のインダクタンスを得
るために必要なグリーンシートの積層数を減らすことが
可能になるため、グリーンシートの厚みを薄くすること
なく、製造工程での取扱を容易にすることが可能にな
る。
【0030】また、上記の実施形態2の場合、図4に示
すように、層間でコイルパターン11a,11bの配設
位置をコイルパターン11a,11bのライン幅Wだけ
ずらすようにしているので、セラミックを介して直接に
対向するラインがなくなる。その結果、層間に発生する
浮遊容量を極小化することが可能になり、自己共振周波
数を高くして、高周波特性の良好な積層型コイル部品を
得ることが可能になる。
すように、層間でコイルパターン11a,11bの配設
位置をコイルパターン11a,11bのライン幅Wだけ
ずらすようにしているので、セラミックを介して直接に
対向するラインがなくなる。その結果、層間に発生する
浮遊容量を極小化することが可能になり、自己共振周波
数を高くして、高周波特性の良好な積層型コイル部品を
得ることが可能になる。
【0031】なお、上記の発明の実施の形態において
は、誘電体セラミック中にコイルを配設してなる高周波
積層型コイル部品を製造する場合を例にとって説明した
が、本発明は、誘電体セラミック系の積層型コイル部品
に限らず、フェライト系の積層型コイル部品など他の積
層型コイル部品にも適用することが可能であり、その場
合にも、上記の実施形態の場合と同様の効果を得ること
が可能である。
は、誘電体セラミック中にコイルを配設してなる高周波
積層型コイル部品を製造する場合を例にとって説明した
が、本発明は、誘電体セラミック系の積層型コイル部品
に限らず、フェライト系の積層型コイル部品など他の積
層型コイル部品にも適用することが可能であり、その場
合にも、上記の実施形態の場合と同様の効果を得ること
が可能である。
【0032】また、上記の実施形態では、いわゆるビア
ホール方式で積層型コイル部品を製造する場合について
説明したが、本発明は、セラミックペースト(グリーン
シート)とコイルパターンを交互に積み重ねていく、い
わゆる印刷積み重ね方式によりコイルを製造する場合に
も適用することが可能であり、その場合にも、同様の効
果を得ることができる。
ホール方式で積層型コイル部品を製造する場合について
説明したが、本発明は、セラミックペースト(グリーン
シート)とコイルパターンを交互に積み重ねていく、い
わゆる印刷積み重ね方式によりコイルを製造する場合に
も適用することが可能であり、その場合にも、同様の効
果を得ることができる。
【0033】本発明はさらにその他の点においても上記
の実施形態に限定されるものではなく、各コイルパター
ンの具体的な形状や、グリーンシートの積層数などに関
し、発明の要旨の範囲内において、種々の応用、変形を
加えることが可能である。
の実施形態に限定されるものではなく、各コイルパター
ンの具体的な形状や、グリーンシートの積層数などに関
し、発明の要旨の範囲内において、種々の応用、変形を
加えることが可能である。
【0034】
【発明の効果】上述のように、本発明の積層型コイル部
品においては、素子中に、ターン数が1以上の第1のコ
イルパターンと、第1のコイルパターンと周回方向が同
一で、かつ、第1のコイルパターンが外側に向って形成
されていれば内側に、また、第1のコイルパターンが内
側に向って形成されていれば外側に向って周回する、タ
ーン数が1以上の第2のコイルパターンを交互に配設
し、かつ、第1のコイルパターンと第2のコイルパター
ンを所定の位置で接続して、第1及び第2のコイルパタ
ーンからコイルを形成するようにしているので、グリー
ンシートの積層数をコイルのターン数よりも少なくし
て、製品の小型化、製造時の作業工数の低減を図ること
ができる。また、従来と同じ寸法にした場合には、従来
よりも特性に優れた積層型コイル部品を得ることが可能
になる(例えば、インダクタの場合、従来と同じ寸法に
すると、従来よりも大きなインダクタンスを取得するこ
とが可能になる)。
品においては、素子中に、ターン数が1以上の第1のコ
イルパターンと、第1のコイルパターンと周回方向が同
一で、かつ、第1のコイルパターンが外側に向って形成
されていれば内側に、また、第1のコイルパターンが内
側に向って形成されていれば外側に向って周回する、タ
ーン数が1以上の第2のコイルパターンを交互に配設
し、かつ、第1のコイルパターンと第2のコイルパター
ンを所定の位置で接続して、第1及び第2のコイルパタ
ーンからコイルを形成するようにしているので、グリー
ンシートの積層数をコイルのターン数よりも少なくし
て、製品の小型化、製造時の作業工数の低減を図ること
ができる。また、従来と同じ寸法にした場合には、従来
よりも特性に優れた積層型コイル部品を得ることが可能
になる(例えば、インダクタの場合、従来と同じ寸法に
すると、従来よりも大きなインダクタンスを取得するこ
とが可能になる)。
【0035】また、最上層及び最下層のコイルパターン
の終端部を、同一仮想平面又は異なる仮想平面から素子
の外周面に引き出すことにより、素子中に形成されるコ
イルを外部電極と確実に接続することが可能になり、本
発明をより実効あらしめることができる。
の終端部を、同一仮想平面又は異なる仮想平面から素子
の外周面に引き出すことにより、素子中に形成されるコ
イルを外部電極と確実に接続することが可能になり、本
発明をより実効あらしめることができる。
【0036】また、隣り合う仮想平面に配設されるコイ
ルパターンを、その主要部が、平面的に互いに重ならな
いように配設することにより、層間に発生する浮遊容量
を極めて小さくすることが可能になり、自己共振周波数
を高くして高周波特性を向上させることができる。
ルパターンを、その主要部が、平面的に互いに重ならな
いように配設することにより、層間に発生する浮遊容量
を極めて小さくすることが可能になり、自己共振周波数
を高くして高周波特性を向上させることができる。
【図1】本発明の実施の形態にかかる積層型コイル部品
の製造方法を示す図である。
の製造方法を示す図である。
【図2】本発明の積層型コイル部品の変形例を示す図で
ある。
ある。
【図3】本発明の他の実施の形態にかかる積層型コイル
部品の製造方法を示す図である。
部品の製造方法を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例にかかる積層型コイル部品
のコイルパターンの位置関係を示す断面図である。
のコイルパターンの位置関係を示す断面図である。
【図5】従来の積層型コイル部品の製造方法を示す図で
ある。
ある。
【図6】従来の積層型コイル部品の他の製造方法を示す
図である。
図である。
【図7】従来の積層型コイル部品のコイルパターンの位
置関係を示す断面図である。
置関係を示す断面図である。
1a,11a 第1のコイルパターン 1b,11b 第2のコイルパターン 1c,11c 引出し電極部 1d,11d 外部電極に接続するための電極パタ
ーン 1e コイルパターン 1f 引出し電極部 2a,12a 第1のグリーンシート 2b,12b 第2のグリーンシート 2c,12c n枚目のグリーンシート 3,13 ビアホール W コイルパターンの位置ずれの大きさ
ーン 1e コイルパターン 1f 引出し電極部 2a,12a 第1のグリーンシート 2b,12b 第2のグリーンシート 2c,12c n枚目のグリーンシート 3,13 ビアホール W コイルパターンの位置ずれの大きさ
Claims (3)
- 【請求項1】 素子中に積層型のコイルが配設された積
層型コイル部品において、 素子内の一つの仮想平面に配設された、外側又は内側に
向って一回以上周回する第1のコイルパターンと、前記
仮想平面と所定の間隔をおいて隣り合う他の仮想平面に
配設された、前記第1のコイルパターンと周回方向が同
一で、かつ、前記第1のコイルパターンが外側に向って
形成されていれば内側に、また、前記第1のコイルパタ
ーンが内側に向って形成されていれば外側に向って1回
以上周回する第2のコイルパターンが交互に配設され、
かつ、交互に配設された前記第1のコイルパターンと前
記第2のコイルパターンが所定の位置で接続されること
により、前記第1及び第2のコイルパターンからコイル
が形成されていることを特徴とする積層型コイル部品。 - 【請求項2】 素子中に配設されたコイルを、素子の外
周面に形成される外部電極と接続することができるよう
に、最上層及び最下層のコイルパターンの自由端が、同
一仮想平面又は異なる仮想平面から素子の外周面に引き
出されていることを特徴とする請求項1記載の積層型コ
イル部品。 - 【請求項3】 前記隣り合う仮想平面に配設されたコイ
ルパターンの主要部が、平面的に互いに重ならない位置
に配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載
の積層型コイル部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35014695A JPH09180939A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 積層型コイル部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35014695A JPH09180939A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 積層型コイル部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09180939A true JPH09180939A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18408540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35014695A Pending JPH09180939A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 積層型コイル部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09180939A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002026617A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-25 | Murata Mfg Co Ltd | 伝送線路 |
| JP2005005595A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Murata Mfg Co Ltd | コイル部品 |
| JP2005158920A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Murata Mfg Co Ltd | 積層コイル部品 |
| JP2005166791A (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-23 | Taiyo Yuden Co Ltd | 積層チップコモンモードチョークコイル |
| JP2005294486A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Tdk Corp | 積層型電子部品 |
| JP2007027586A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Fdk Corp | 積層インダクタ |
| JP2008071880A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Tdk Corp | 積層型電子部品の製造方法 |
| JP2009021453A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Toko Inc | 積層型トランス |
| JP2010003957A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品及びその製造方法 |
| KR20160138526A (ko) * | 2015-02-19 | 2016-12-05 | 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 | 공통 모드 노이즈 필터 |
-
1995
- 1995-12-22 JP JP35014695A patent/JPH09180939A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002026617A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-25 | Murata Mfg Co Ltd | 伝送線路 |
| JP2005005595A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Murata Mfg Co Ltd | コイル部品 |
| JP2005158920A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Murata Mfg Co Ltd | 積層コイル部品 |
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| JP2008071880A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Tdk Corp | 積層型電子部品の製造方法 |
| JP2009021453A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Toko Inc | 積層型トランス |
| JP2010003957A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品及びその製造方法 |
| KR20160138526A (ko) * | 2015-02-19 | 2016-12-05 | 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 | 공통 모드 노이즈 필터 |
| US10636561B2 (en) | 2015-02-19 | 2020-04-28 | Panasonic Intellectual Property Management, Co., Ltd. | Common mode noise filter |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030715 |